Teams の利用について Teams( チームス ) は マイクロソフト社が提供するクラウド型コミュニケーション支援ツールです Skype や LINE 等と似た機能を持ちますが 会社等での業務支援に耐えるセキュリティとスケーラビリティを持ちます Teams はアカウント管理まで一元的に行うサービスであり 個人ではなく 名古屋大学が組織的に管理を行っています 注意事項 Teams には強力な検索機能があるため 他のユーザーのアカウント情報なども簡単に検索できます 使い方を誤ると 大学全体のセキュリティを損なったり 他者のプライバシーを侵害したりするような事態も招きかねません このため本学においては 利用申請のあった教職員のみに Teams のライセンスを付与し 利用を許可することを原則としています ゼミ活動等で学生に Teams を使わせたい等のご要望については 個別に事情をお聞きし 指導教員が責任を持ってご指導頂くことを条件としてお認めします なお 授業担当教員が Teams の利用権を持っていれば その教員が主催するビデオ会議 ( オンライン講義 ) に Teams 利用権を持たない学生を参加させることができます オンライン講義の実施に Teams を利用する場合 学生の Teams 利用権について御心配頂く必要はありません Teams の利用申請と準備 O365@icts.nagoya-u.ac.jp まで 利用者のお名前 所属とともに全学メールアドレスをお知らせください 複数の方の情報をまとめてお送りいただいても構いません 担当者が Teams のライセンスを付与し 確認のメールを返送します Teams を利用するためには 専用の無料アプリをご準備頂くか ブラウザ上で Teams の利用ページにアクセスして頂く必要があります いずれの場合も最初にサインインが求められますので 大学の Office 365 アカウントでサインインしてください ブラウザでは機能が制限されることがあります 専用アプリの利用を強くお勧めします
専用アプリのダウンロード (PC): https://products.office.com/ja-jp/microsoft-teams/download-app スマートフォン版アプリ : AppStore や Google Store から入手ブラウザによる利用 :https://teams.microsoft.com/ なお Office 365 アカウントや Teams 以外の Office 365 サービスについては 下記の案内ページもご参照ください 名古屋大学における Office 365 Education の利用について : http://www.icts.nagoya-u.ac.jp/ja/services/office365/ Teams の利用法 Teams は多くの機能を持つため その利用法を簡単に紹介することは困難です ここでは 利用されることの多い基本的な操作のみを紹介します 操作手順や画面構成等は 令和 2 年 4 月現在のものです 詳細な操作方法やここで紹介していない機能等については マイクロソフトが提供している情報をご確認ください Microsoft Teams 日本語マニュアル クイックガイド ビデオ : https://blogs.windows.com/japan/2020/03/09/teamsguide/ チームを作る 1. Teams の画面左側のメニュータブから チーム を選んでください 2. チームに参加/ チームを作成 をクリックし チームを作成 を選びます 3. チームの種類を選択します 慣れないうちは 汎用性の高い その他 を選択頂くのが良いと思います 4. チームの名称と説明を記入します チームをプライベートにするかパブリックにするか選択できますが 必ず プライベート を選んでください パブリック を選ぶと チーム所有者の許可を得ずに誰でもチームに参加することが可能となるため 意図しない目的でチームを利用される可能性があります 5. チームに登録するユーザーを入力してください ここでの登録はスキップし あとで追加することも可能です
作成したチームのセットアップがクラウド上で完了するまで 少し時間がかかります セ ットアップが完了するまでは チームの機能の一部が利用できません オンライン会議等を 作成できるようになるまで 30 分近くかかることもあります チームを管理するチームを作成した人は そのチームの 所有者 になります チームの所有者は 他のユーザーをチームの メンバー として追加したり チームの中に チャネル を作成したりすることができます チャネルについて : チャネルは そのチームの中で特定の話題について会話する場所です たとえば 研究室としてチームを作成した場合 勉強会 レクリエーション 事務連絡 等のチャネルを作成し チャットやファイルを整理して共有する等の対応が考えられます チャネルを プライベート に設定すれば そのチャネルの情報にアクセスできるメンバーを制限することもできます
メンバーの管理について : チームの所有者は 他のユーザーを自分のチームにメンバーとして追加したり 既にチームに参加しているメンバーを削除したりすることができます 多数のメンバーを追加したい場合は チームに参加するための URL やコードを発行して該当者に伝え 個々のユーザーから参加申請をしてもらう仕組みもあります また チームの所有者は 一般のメンバーの権限を所有者に変更し チーム内に複数の所有者を設けることも可能です 所有者がチームから脱退するときは 必ず他のメンバーを所有者に指定し チーム内から所有者がいなくなる事態を避けてください 一連の操作は Teams 画面左側の チーム メニュータブから該当するチームを選び チーム名やチャネル名の右側に表示される をクリックして行います チームやチャネルに対する詳細な設定も からたどることができます なお 本学では 学外ユーザーをチームメンバーとすることを認めていません 学内情報が不用意に学外に漏洩することを防ぐための対応です また 活動のない状態で 1 年を経過したチームは 所有者への注意喚起の後に自動削除する設定としていますので あわせてご了解ください ビデオ会議を行う Teams のビデオ会議は チーム内でのコミュニケーションを支援するツールの一つという位置づけです チームのメンバー以外 ( ゲストと呼びます ) をビデオ会議に参加させることもできますが 必ず 土台となるチームの存在が必要です 標準的な ( ゲストのいない ) 会議開催の手順 1. 前述の手順に従いチームを作成してください ( 既に作成したチームがある場合 このステップは省略可能です ) チームを作成してからビデオ会議の予定を作成できるようになるまで,30 分近く必要となることもあります 2. 左側のメニュータブから 予定表 を選び 新しい会議 ボタンをクリックするか 予定表中の適当な日時をクリックして新しい会議の作成画面に移ってください 3. 会議のタイトルを記入し 画面中段にある チャネルを追加 の部分に 1 で作成したチームのチャネル名を入力します チャネルを指定しないと ビデオ会議 ( ネット会議 ) にはなりません すべての入力の完了後に 送信 ボタンをクリックし 会議の予約を完了してください 4. 会議の開催時刻が近づくと 会議の予定に 参加 ボタンが表示されます 誰かが 参
加 ボタンをクリックした時点で会議がスタートします ゲストのいる会議開催の手順 Teams ライセンスを持たないゲスト ( 学生 ) をビデオ会議に参加させるには 標準的なビデオ会議の開催準備をしたうえで 会議の URL をゲストに伝える必要があります 会議 URL を直接確認する手段は用意されていませんので 下記の手順で URL を取得し ゲストに伝えてください 1. 予定表で会議をクリックすると 参加者を招待するためのメールテンプレートが表示されます テンプレートの Join Microsoft Teams Meeting の文字列に会議の URL が設定されていますので 右クリックしてクリップボードにコピーしてください 2. コピーした URL をゲストにお伝え下さい 本学の講義として Teams の会議を実施する場合は NUCT に URL を掲載することをお勧めします
チャットを使いこなす 簡単な情報交換には チャットが役に立ちます Teams には 2 種類のチャット方法があ ります チャネル単位のチャット : 画面左側の チーム メニュータブから該当するチームとチャネルを選び 画面上部の 投稿 タブを選択してください 相手を指定してのチャット : 画面左側の チャット メニューを選ぶと 最近のチャット履歴が表示されます チャット履歴を選択して同じ相手とチャットを行うか 画面上部から新しいチャットを選択し チャット相手を指定してください 複数のユーザーを指定するとグループチャットになります どちらの場合も チャットの操作はほぼ同一です 他の人のメッセージに返信したり 画面下部のテキストボックスにメッセージを入力して新しい会話を開始したりできます テキストの送受信だけでなく ドラッグ & ドロップでファイルを送ることも可能です チャネル単位のチャットであれば その場でビデオ会議に切り替えることも可能です ファイルを共有する Teams では ファイルの共有も簡単に行えます チームのチャネルを表示させ 画面上部の ファイル を選んでください ここにファイルをドラッグすると チーム ( チャネル ) のメンバーで共有することができます Word, Excel, PowerPoint 等のファイルであれば Teams の中で共同編集することも可能です Office アプリのインストールされていないスマートフォンやタブレットでもファイル編集ができますので 出張の移動中等にはとくに
重宝する機能です ここで紹介した以外にも Teams には多くの機能があります 外部のサービスとの連携機能も豊富に用意されており 工夫次第で どんどん使いやすいものにカスタマイズしていくことが可能です 興味本位で構いませんので いろいろ試してみるのが Teams を使いこなす最大のコツです ぜひ 自分だけの使い方 を発見し 周りの人に教えてあげてください