1 個 人 の 市 民 税 個 人 の 市 民 税 は 前 年 1 年 間 の 給 与 商 店 経 営 による 売 上 げ アパート 等 の 賃 貸 料 株 式 等 の 譲 渡 益 などの 所 得 に 対 して 課 される 税 であり 原 則 として1 月 1 日 現 在 の 住 所 地 で 課 税

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賦課の根拠となった法律及び条例(その2)

給 与 所 得 控 除 所 得 税 の 簡 易 給 与 所 得 表 により 給 与 所 得 の 金 額 を 求 めますが 控 除 額 の 計 算 については 次 のとおりです 給 与 等 の 収 入 金 額 給 与 所 得 控 除 額 180 万 円 以 下 の 場 合 180 万 円 を 超 え

給 与 所 得 控 除 控 除 額 の 計 算 については 次 のとおりです 給 与 等 の 収 入 金 額 給 与 所 得 控 除 額 180 万 円 以 下 の 場 合 180 万 円 を 超 え 360 万 円 以 下 の 場 合 360 万 円 を 超 え 660 万 円 以 下 の 場 合


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平成16年度

種 類 控 除 額 小 規 模 企 業 共 済 等 掛 金 控 除 生 命 保 険 料 控 除 地 震 保 険 料 控 除 支 払 った 小 規 模 共 済 心 身 障 害 者 扶 養 共 済 の 掛 金 の 金 額 生 命 保 険 料 控 除 額 = 一 般 生 命 保 険 料 控 除 額 + 個

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平成28年度 特別区民税・都民税(住民税)の算出方法

豆 知 識 2 やまがた 緑 環 境 税 について ~やまがた 緑 環 境 税 とは?~ やまがた 緑 環 境 税 は 荒 廃 が 進 む 森 林 の 整 備 や 県 民 参 加 による 森 づくり 活 動 に 取 り 組 むことなどを 目 的 として 県 民 の 皆 様 から 広 く ご 負 担

情 報 通 信 機 器 等 に 係 る 繰 越 税 額 控 除 限 度 超 過 額 の 計 算 上 控 除 される 金 額 に 関 する 明 細 書 ( 付 表 ) 政 党 等 寄 附 金 特 別 控 除 額 の 計 算 明 細 書 国 庫 補 助 金 等 の 総 収 入 金 額 不 算 入 に 関

所 得 の 種 類 と 所 得 金 額 の 計 算 方 法 所 得 の 種 類 要 件 計 算 方 法 事 業 雑 営 業 等 農 業 小 売 業 製 造 業 飲 食 業 理 容 業 保 険 外 交 員 大 工 集 金 人 ピアノ 講 師 など 農 産 物 の 生 産 果 樹 の 栽 培 家 畜 の

<95CA8E86315F8A6D92E8905C8D908F9182C98AD682B782E B8B4C985E8D8096DA2E786C7378>

不 動 産 所 得 の 赤 字 < 土 地 等 の 取 得 の 負 債 利 子 なら 300 万 500 万 不 動 産 所 得 の 赤 字 300 万 のうち 利 子 分 の500 万 は 通 算 できない = 赤 字 分 の300 万 は 全 額 通 算 できないことになる = 損 益 通 算

(Microsoft Word - \220\305\220\247\211\374\220\263.doc)

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c. 投 資 口 の 譲 渡 に 係 る 税 務 個 人 投 資 主 が 投 資 口 を 譲 渡 した 際 の 譲 渡 益 は 株 式 等 に 係 る 譲 渡 所 得 等 として 原 則 20%( 所 得 税 15% 住 民 税 5%)の 税 率 による 申 告 分 離 課 税 の 対 象 となりま

[ 組 合 員 期 間 等 の 特 例 ] 組 合 員 期 間 等 については 年 齢 職 種 などにより 過 去 の 制 度 からの 経 過 措 置 が 設 けられ ており 被 用 者 年 制 度 の 加 入 期 間 ( 各 共 済 組 合 の 組 合 員 期 間 など)については 生 年 月 日

後期高齢者医療制度

住宅税制について

も く じ 1 税 源 移 譲 1 2 何 が 変 わったのか 改 正 の 3 つ の ポイント ポイント1 国 から 地 方 へ 3 兆 円 規 模 の 税 源 が 移 譲 される 2 ポイント2 個 人 住 民 税 の 税 率 構 造 が 一 律 10%に 変 わる 3 ポイント3 個 々の 納

国税連携ファイル記録項目一覧

第一部【証券情報】

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法 人 の 県 民 税 利 子 割 交 付 金 均 等 割 均 等 割 額 資 本 金 等 の 額 による 法 人 等 の 区 分 ( 年 額 ) 1,000 万 円 以 下 の 法 人 等 2 万 円 1,000 万 円 を 超 え1 億 円 以 下 である 法 人 5 万 円 1 億 円 を 超

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固 定 資 産 税 について( 市 税 ) 1 固 定 資 産 税 の 概 要 固 定 資 産 税 とは その 年 の1 月 1 日 (これを 賦 課 期 日 といいます ) 現 在 で 土 地 家 屋 及 び 償 却 資 産 (これらを 固 定 資 産 といいます )を 所 有 している 人 が

65 発 送 管 理 2 賦 課 期 日 情 報 66 発 送 管 理 3 賦 課 期 日 情 報 67 発 送 管 理 4 賦 課 期 日 情 報 68 発 送 管 理 5 賦 課 期 日 情 報 69 発 送 管 理 6 賦 課 期 日 情 報 70 発 送 管 理 7 賦 課 期 日 情 報

所令要綱


内 において 管 理 されている 上 場 株 式 等 のうち 非 課 税 管 理 勘 定 に 係 るもの( 新 規 投 資 額 で 毎 年 80 万 円 を 上 限 とします )に 係 る 配 当 等 で 未 成 年 者 口 座 に 非 課 税 管 理 勘 定 を 設 けた 日 から 同 日 の 属

年 支 給 開 始 年 齢 図 特 別 支 給 の 老 齢 厚 生 年 ( 給 料 比 例 部 分 ) 昭 和 29 年 10 月 1 日 生 まれ 以 前 ~ 特 別 支 給 の 退 職 共 済 年 老 齢 厚 生 年 昭 和 25 年 10 月 1 日 生 まれ 以 前 ~ 退 職 共 済 年

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平成22年分 給与所得の源泉徴収票等の法定調書の作成と提出の手引

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平成21年10月30日

月 収 額 算 出 のながれ 給 与 所 得 者 の 場 合 年 金 所 得 者 の 場 合 その 他 の 所 得 者 の 場 合 前 年 中 の 年 間 総 収 入 を 確 かめてください 前 年 中 の 年 間 総 収 入 を 確 かめてください 前 年 中 の 年 間 総 所 得 を 確 かめ

Microsoft PowerPoint - 税制上の特例.pptx

損 益 計 算 書 自. 平 成 26 年 4 月 1 日 至. 平 成 27 年 3 月 31 日 科 目 内 訳 金 額 千 円 千 円 営 業 収 益 6,167,402 委 託 者 報 酬 4,328,295 運 用 受 託 報 酬 1,839,106 営 業 費 用 3,911,389 一

(ⅴ) 平 成 28 年 4 月 1 日 から 平 成 35 年 12 月 31 日 までの 期 間 未 成 年 者 に 係 る 少 額 上 場 株 式 等 の 非 課 税 口 座 制 度 に 基 づき 証 券 会 社 等 の 金 融 商 品 取 引 業 者 等 に 開 設 した 未 成 年 者 口

給 与 所 得 金 額 の 速 算 表 B=A 4( 千 未 満 の 端 数 切 捨 て) 給 与 等 の 収 入 金 額 A 給 与 所 得 の 金 額 給 与 等 の 収 入 金 額 A 給 与 所 得 の 金 額 ~650,999 0,628,000 ~,799,999 B ,00

個 人 所 得 課 税 ~ 住 宅 ローン 控 除 等 の 適 用 期 限 の 延 長 2 4. 既 存 住 宅 に 係 る 特 定 の 改 修 工 事 をした 場 合 の 所 得 税 額 の 特 別 控 除 居 住 年 省 エネ 改 修 工 事 控 除 限 度 額 バリアフリー 改 修 工 事 平

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

平 成 19 年 分 以 降 の 所 得 税 において 住 宅 ローン 控 除 の 適 用 がある 方 平 成 11 年 1 月 1 日 から 平 成 18 年 12 月 31 日 までに 入 居 した 方 平 成 19 年 以 降 に 入 居 した 方 については 住 民 税 の 住 宅 ローン

[Q1] 復 興 特 別 所 得 税 の 源 泉 徴 収 はいつから 行 う 必 要 があるのですか 平 成 25 年 1 月 1 日 から 平 成 49 年 12 月 31 日 までの 間 に 生 ずる 所 得 について 源 泉 所 得 税 を 徴 収 する 際 復 興 特 別 所 得 税 を 併

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事務連絡

空 き 家 を 売 却 した 場 合 の,000 万 円 控 除 特 例 の 創 設 被 相 続 人 が 住 んでいた 家 屋 及 びその 敷 地 を 相 続 があった 日 から 年 を 経 過 する 年 の 月 日 までに 耐 震 工 事 をしてから あるいは 家 を 除 却 し てから 売 却

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Q7 従 業 員 に 対 する 現 物 給 付 は 報 酬 給 与 額 に 含 まれます A7 法 人 が 役 員 又 は 使 用 人 のために 給 付 する 金 銭 以 外 の 物 又 は 権 利 その 他 経 済 的 利 益 (いわ ゆる 現 物 給 与 )については 所 得 税 において 給

Ⅲ 相 続 財 産 の 分 割 に 関 する 確 認 事 項 1 遺 言 がありますか? 有 遺 言 公 正 証 書 又 は 家 公 証 人 役 場 等 要 月 日 無 庭 裁 判 所 の 検 認 を 受 否 ( 通 ) けた 遺 言 書 2 死 因 贈 与 があります 有 贈 与 契 約 書 要

目 次 1 個 人 基 本 情 報 個 人 基 本 情 報 入 力 画 面 の 分 散 4 申 告 区 分 および 申 告 種 類 の 選 択 方 法 5 繰 越 損 失 入 力 年 別 の 繰 越 損 失 額 入 力 に 対 応 6 作 成 手 順 作 成 手 順 の 流 れを 提 供 7 所 得

税金読本(8-5)特定口座と確定申告

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保 険 料 は 個 人 ごとに 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 では 被 保 険 者 一 人 ひとりに 保 険 料 を 負 担 していただくことになります 新 たに75 歳 になられた 方 (65 歳 以 上 75 歳 未 満 で 一 定 以 上 の 障 害 があり 認 定 を 受 けた 方 を

記 入 してく また 事 業 所 得 不 動 産 所 得 譲 渡 所 得 などのある 方 は 申 告 書 裏 面 27 年 分 営 業 等 所 得 計 算 書 欄 により 必 要 経 費 等 を 計 算 してく 4 1 世 帯 状 況 の 収 入 欄 の に された 方 については 申 告 書 裏

給 与 所 得 者 の 住 民 税 は 特 別 徴 収 されますが 退 職 で 給 与 が 支 払 われなくなった 場 合 給 与 からの 天 引 きを することができなくなります この 場 合 特 別 徴 収 ができなくなる 残 額 について 普 通 徴 収 の 方 法 で 納 付 していた だく

奨学資金の受領から返還までの手続

 

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林 業 用 機 軽 油 引 取 林 業 素 材 生 産 業 ( 年 間 素 材 生 産 量 1,000 税 率 :32.1 円 /リットル 械 施 設 税 ( 道 府 m 3 以 上 )に 係 る 一 定 の 機 械 ( 集 材 機 等 )の 等 の 取 得 県 税 ) 動 力 源 のための 軽 油

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給 与 所 得 者 の 場 合 年 金 所 得 者 の 場 合 その 他 の 所 得 者 の 場 合 前 年 中 の 年 間 総 収 入 を 確 か 1 年 間 の 年 金 額 を 確 かめて 前 年 中 の 年 間 総 所 得 金 額 めてください ください を 確 かめてください 計 算 のしか

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年 間 収 入 が 130 万 円 未 満 (60 歳 以 上 75 歳 未 満 の 人 や 一 定 障 害 者 の 場 合 は 180 万 円 未 満 )であって かつ 被 保 険 者 の 年 間 収 入 の 2 分 の 1 未 満 である 場 合 は 被 扶 養 者 となります ( 同 居 の

平成10年第4回市議会定例会

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3 地 方 率 等 推 移 -2- 昭 和 30 年 昭 和 31 年 昭 和 32 年 昭 和 33 年 昭 和 34 年 昭 和 35 年 第 1 課 方 式 率 引 下 標 準 率 100 分 15 制 限 率 第 2 課 方 式 及 び 第 3 課 方 式 について 準 拠 率 を 法 制

不 動 産 所 得 収 入 金 ウ 欄 所 得 金 3 欄 土 地 や 建 物 など 不 動 産 の 貸 し 付 けから 生 ずる 所 得 をいい ます 収 入 金 から 必 要 経 費 を 差 し 引 いた 金 が 所 得 金 とな ります( 申 告 書 裏 面 の 7 事 業 不 動 産 所 得

1 ガス 供 給 業 を 行 う 法 人 の 事 業 税 の 課 税 について ガス 供 給 業 を 行 う 法 人 は 収 入 金 額 を 課 税 標 準 として 収 入 割 の 申 告 となります ( 法 72 条 の2 72 条 の 12 第 2 号 ) ガス 供 給 業 とその 他 の 事

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(2) 懲 戒 については 戒 告 は 3 ヵ 月 減 給 は 6 ヵ 月 停 職 は 9 ヵ 月 4 病 気 休 暇 休 職 欠 勤 により 勤 務 しなかった 職 員 が 再 び 勤 務 するに 至 った 場 合 において 他 の 職 員 との 均 衡 上 必 要 があると 認 められるときは

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退職手当とは

第 2 問 問 4 問 5 1ロ 2チ 3ヲ 4ホ ⅰ)Aさんは 今 年 の 誕 生 日 で 40 歳 となるので 公 的 介 護 保 険 の(1 第 2 号 ) 被 保 険 者 資 格 を 取 得 し 介 護 保 険 料 を 負 担 することになる 40 歳 以 上 65 歳 未 満 の 医 療

N 一 般 の 住 宅 について 控 除 の 対 象 となる 借 入 金 は 平 成 26 年 4 月 平 成 31 年 6 月 30 日 までの 入 居 の 場 合 は4,000 万 円 ( 平 成 26 年 3 月 までの 入 居 の 場 合 は2,000 万 円 )までとなります 建 物 や

3 地 震 保 険 の 割 引 地 震 保 険 に 加 入 されている 場 合 耐 震 改 修 後 保 険 料 の 割 引 (10%)が 受 けられる 場 合 があ ります ご 加 入 の 保 険 会 社 にお 問 合 せになり 宅 耐 震 改 修 証 明 書 の 写 し あるいは 固 定 資 産

申 告 書 の 提 出 相 談 窓 口 次 の 窓 口 に 提 出 してください また ご 不 明 な 点 がありましたら 相 談 してください 提 出 相 談 窓 口 粕 屋 町 役 場 申 告 会 場 又 は 総 務 部 税 務 課 住 民 税 係 郵 送 の 場 合 の 送 付 先 811-2

( 補 助 金 等 交 付 決 定 通 知 に 加 える 条 件 ) 第 7 条 市 長 は 交 付 規 則 第 11 条 に 規 定 するところにより 補 助 金 の 交 付 決 定 に 際 し 次 に 掲 げる 条 件 を 付 するものとする (1) 事 業 完 了 後 に 消 費 税 及 び

制 度 の 概 要 H 以 前 H 以 降 H 以 降 H 以 降 に よる 課 9.6% 7.2% 0.48% 0.2% % 0.48% 0.2% 4.3% 0.48% 0.2% 基 準 : 外 形 基 準

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2 前 項 前 段 の 規 定 にかかわらず 年 俸 制 教 職 員 から 申 し 出 があった 場 合 においては 労 使 協 定 に 基 づき その 者 に 対 する 給 与 の 全 額 又 は 一 部 を 年 俸 制 教 職 員 が 希 望 する 金 融 機 関 等 の 本 人 名 義 の 口

[ 特 別 控 除 の 一 覧 ] 控 除 の 内 容 特 定 扶 養 親 族 控 除 ( 税 法 上 の 扶 養 親 族 で 満 16 才 以 上 23 才 未 満 の 扶 養 親 族 ) 老 人 扶 養 親 族 配 偶 者 控 除 ( 税 法 上 の 扶 養 親 族 で 満 70 才 以 上 の

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雑 所 得 ( 公 的 年 金 収 入 )がある 方 源 泉 徴 収 票 の 写 しを 添 付 してください () 収 入 金 額 等 の 公 的 年 金 等 キ の 欄 に 受 け 取 った( 税 等 天 引 き 前 の) 年 金 額 を 記 入 します () 所 得 金 額 の 雑 7 の 欄

Transcription:

- 横 浜 市 の 市 税 4 横 浜 市 の 市 税 横 浜 市 の 税 金 には 現 在 8つの 税 があります そのうち 税 収 の 割 合 も 大 きく 市 民 になじみの 深 い 税 として 市 民 税 と 固 定 資 産 税 があります 市 民 税 は 個 人 にかかる 個 人 の 市 民 税 と 会 社 等 の 法 人 にかかる 法 人 の 市 民 税 があります 個 人 の 市 民 税 は 県 民 税 と 併 せて 課 税 収 納 され 所 得 税 と 同 じく 所 得 に 対 して 課 税 されます 所 得 税 とその 内 容 が 似 ていますが 個 人 の 市 民 税 は 前 年 の 所 得 を 基 礎 としていることや 一 律 に 均 等 割 がかかることなど 所 得 税 と 異 なる 点 もあります 固 定 資 産 税 は 所 得 の 有 無 にかかわりなく 土 地 や 家 屋 などの 資 産 価 値 に 応 じて 資 産 を 持 っている 人 にかかる 税 です その 他 の 税 も 軽 自 動 車 税 や 市 たばこ 税 のように 市 民 生 活 に 身 近 なものが 多 くあります 横 浜 市 の 市 税 と 税 率 税 目 税 率 市 民 税 個 人 の 市 民 税 均 等 割 所 得 割 ( - ページ 参 照 ) 法 人 の 市 民 税 ( -11 ページ 参 照 ) 均 等 割 法 人 税 割 年 額 3,900 円 6% ( 参 考 ) 県 民 税 1,300 円 ( 参 考 ) 県 民 税 4.05% 平 成 19 年 度 から 個 人 県 民 税 の 超 過 課 税 の 実 施 に 伴 い 県 民 税 均 等 割 に 300 円 所 得 割 に 0.05%が 上 乗 せされています 平 成 1 年 度 から 横 浜 みどり 税 ( -13 ページ 参 照 )の 実 施 に 伴 い 市 民 税 均 等 割 に 900 円 上 乗 せされています 法 人 の 資 本 金 等 の 額 従 業 員 数 50 人 超 50 人 以 下 下 記 以 外 130,800 円 54,500 円 1 千 万 円 超 1 億 円 以 下 163,500 円 141,700 円 1 億 円 超 10 億 円 以 下 436,000 円 174,400 円 10 億 円 超 50 億 円 以 下 1,907,500 円 446,900 円 50 億 円 超 3,70,000 円 平 成 1 年 度 から 横 浜 みどり 税 の 実 施 に 伴 い 法 人 市 民 税 均 等 割 に9%が 上 乗 せされています 横 浜 みどり 税 が 課 され ない 場 合 等 詳 しくは -14 ページをご 覧 下 さい 法 人 の 資 本 金 の 額 又 は 出 資 金 の 額 税 率 10 億 円 以 上 14.7% 5 億 円 以 上 10 億 円 未 満 13.5% 5 億 円 未 満 1.3% 固 定 資 産 税 ( - ページ 参 照 ) 1.4% 軽 自 動 車 税 ( -30 ページ 参 照 ) 年 額 原 動 機 付 自 転 車 1,000 円 ~,500 円 軽 自 動 車,400 円 ~7,00 円 小 型 特 殊 自 動 車 1,600 円 4,000 円 輪 の 小 型 自 動 車 4,000 円 市 たばこ 税 ( -31 ページ 参 照 ) 1,000 本 につき 5,6 円 ( 旧 3 級 品 は,495 円 )) 特 別 土 地 保 有 税 ( -31 ページ 参 照 ) 平 成 15 年 度 以 降 新 たな 課 税 停 止 保 有 分 :1.4% 取 得 分 :3.0% 入 湯 税 ( -31 ページ 参 照 ) 入 湯 客 1 人 1 日 100 円 事 業 所 税 ( -31 ページ 参 照 ) 都 市 計 画 税 ( - ページ 参 照 ) 0.3% 資 産 割 1 mにつき 600 円 従 業 者 割 従 業 者 給 与 総 額 の 0.5% -1

1 個 人 の 市 民 税 個 人 の 市 民 税 は 前 年 1 年 間 の 給 与 商 店 経 営 による 売 上 げ アパート 等 の 賃 貸 料 株 式 等 の 譲 渡 益 などの 所 得 に 対 して 課 される 税 であり 原 則 として1 月 1 日 現 在 の 住 所 地 で 課 税 されます 個 人 の 所 得 に 対 して 課 する 税 は 国 税 では 所 得 税 があり 個 人 の 市 民 税 の 税 額 計 算 の 基 本 的 な 仕 組 み はこの 所 得 税 と 同 じですが 所 得 税 は1 年 間 の 所 得 に 対 してその 年 に 課 税 されるのに 対 し 個 人 の 市 民 税 は 前 年 1 年 間 の 所 得 に 対 して 課 税 されるなど 異 なる 面 もあります このような 個 人 の 市 民 税 は 所 得 に 応 じて 負 担 する 所 得 割 のほか 広 く 均 等 に 負 担 する 均 等 割 があり これらを 併 せて 納 めていただくものですが いずれか 一 方 だけを 負 担 する 場 合 もあります 主 な 内 容 納 税 義 務 者 1 均 等 割 所 得 割 の 納 税 義 務 者 ( -3 ページ) 参 照 1 月 1 日 に 住 所 のある 人 が 住 所 地 の 市 町 村 に 納 税 義 務 を 負 います その 市 町 村 に 住 所 がなくても 事 務 所 事 業 所 家 屋 敷 のある 人 は 均 等 割 のみの 納 税 義 務 を 負 います 均 等 割 均 等 割 は 地 域 社 会 の 費 用 の 一 部 を 広 く 均 等 に 市 民 の 方 に 負 担 していただく 趣 旨 で 設 けら れているものです 市 民 税 年 額 3,900 円 県 民 税 年 額 1,300 円 所 得 割 の 税 率 市 民 税 6% 県 民 税 4.05% 税 率 国 から 地 方 への 税 源 移 譲 に 伴 う 税 制 改 正 により 平 成 19 年 度 市 民 税 県 民 税 から 所 得 割 の 税 率 が 一 律 10%( 市 6% 県 4%)の 比 例 税 率 に 変 わりました 平 成 19 年 度 から 神 奈 川 県 では 水 源 環 境 の 保 全 再 生 に 継 続 的 に 取 り 組 むため 県 民 税 均 等 割 額 に300 円 県 民 税 所 得 割 の 税 率 に0.05%を 上 乗 せする 超 過 課 税 を 実 施 しています 平 成 1 年 度 から 横 浜 市 では 横 浜 の 緑 の 保 全 創 造 のために 安 定 した 財 源 を 確 保 するた め 市 民 税 均 等 割 に900 円 上 乗 せする 横 浜 みどり 税 ( -13ページ 参 照 )を 実 施 していま す 次 のア 又 はイにあてはまる 人 は 市 民 税 の 均 等 割 が 3,900 円 から 1,500 円 に 軽 減 されます ア 均 等 割 を 納 付 する 義 務 のある 控 除 対 象 配 偶 者 又 は 扶 養 親 族 イ アに 掲 げる 人 を 人 以 上 有 する 納 税 者 課 税 対 象 前 年 の 所 得 10 種 類 の 所 得 に 分 類 されています 所 得 ( -3 ページ) 参 照 所 得 割 の 課 税 標 準 所 得 ( -3 ページ) 参 照 3 必 要 経 費 ( -4 ページ) 参 照 給 与 所 得 控 除 ( -4 ページ) 参 照 公 的 年 金 等 控 除 ( -4 ページ) 参 照 4 所 得 控 除 ( -4 ページ) 参 照 課 税 標 準 額 所 得 割 の 税 率 を 乗 じる 対 象 となる 金 額 = 収 入 金 額 - 必 要 経 費 - 所 得 控 除 ( 給 与 収 入 は 給 与 所 得 控 除 ) ( 年 金 収 入 は 公 的 年 金 等 控 除 ) 収 入 金 額 必 要 経 費 所 得 金 額 収 入 を 得 るために 直 接 必 要 とされる 経 費 のこと (サラリーマンは 給 与 所 得 控 除 ) ( 年 金 受 給 者 は 公 的 年 金 等 控 除 ) -3 ページの 所 得 の 種 類 の 表 のように 10 種 類 に 分 類 されま す 所 得 金 額 所 得 控 除 課 税 標 準 額 具 体 的 な 生 計 の 内 容 によって 異 なります ( -4ページ 参 照 ) 税 率 をかける 元 に なる 金 額 です 所 得 割 の 税 額 計 算 課 税 の 特 例 6 課 税 の 特 例 ( -7 ページ) 参 照 納 期 7 申 告 と 納 税 の 方 法 ( -8 ページ) 参 照 課 税 標 準 額 ( 所 得 金 額 - 所 得 控 除 ) 税 率 - 税 額 控 除 = 税 額 5 税 額 控 除 ( -6 ページ) 参 照 退 職 所 得 にかかる 市 民 税 県 民 税 は 退 職 時 に 特 別 徴 収 されます また 土 地 建 物 等 の 譲 渡 にかかる 市 民 税 県 民 税 は 税 額 計 算 を 他 の 所 得 と 分 離 して 行 うなど 特 例 が 定 められて います 普 通 徴 収 ( 事 業 所 得 者 等 ) 6 月 8 月 10 月 翌 年 1 月 特 別 徴 収 ( 給 与 所 得 者 ) 6 月 から 翌 年 5 月 まで 年 1 回 ( 年 金 所 得 者 ) 4 月 6 月 8 月 ( 仮 徴 収 期 間 ) 10 月 1 月 翌 年 月 ( 本 徴 収 期 間 ) -

1 均 等 割 所 得 割 の 納 税 義 務 者 その 要 件 に 応 じてつに 区 分 され 均 等 割 所 得 割 を 負 担 する 関 係 は 次 のとおりです 納 税 義 務 者 納 め る 市 民 税 均 等 割 所 得 割 区 内 に 住 所 を 有 する 個 人 区 内 に 事 務 所 事 業 所 又 は 家 屋 敷 を 有 する 個 人 で その 区 内 に 住 所 を 有 しない 個 人 非 課 税 となる 人 ( 均 等 割 や 所 得 割 がかからない 人 ) 1 均 等 割 所 得 割 ともに 非 課 税 となる 人 生 活 保 護 法 により 生 活 扶 助 を 受 けている 人 障 害 者 未 成 年 者 寡 婦 又 は 寡 夫 で 前 年 の 合 計 所 得 金 額 が15 万 円 以 下 の 人 均 等 割 が 非 課 税 となる 人 扶 養 家 族 のない 人 前 年 の 合 計 所 得 金 額 が35 万 円 以 下 の 人 扶 養 家 族 のある 人 前 年 の 合 計 所 得 金 額 が35 万 円 ( 本 人 + 控 除 対 象 配 偶 者 + 扶 養 親 族 数 )+1 万 円 以 下 の 人 3 所 得 割 が 非 課 税 となる 人 扶 養 家 族 のない 人 前 年 の 総 所 得 金 額 等 が35 万 円 以 下 の 人 扶 養 家 族 のある 人 前 年 の 総 所 得 金 額 等 が35 万 円 ( 本 人 + 控 除 対 象 配 偶 者 + 扶 養 親 族 数 )+3 万 円 以 下 の 人 用 語 * 総 所 得 金 額 : 給 与 所 得 事 業 所 得 利 子 所 得 配 当 所 得 不 動 産 所 得 譲 渡 所 得 一 時 所 得 雑 所 得 の 金 額 の 合 計 額 (ただし 分 離 課 税 とされるものを 除 く) * 総 所 得 金 額 等 : 純 損 失 居 住 用 財 産 の 買 換 え 等 の 場 合 の 譲 渡 損 失 特 定 居 住 用 財 産 の 譲 渡 損 失 又 は 雑 損 失 の 繰 越 控 除 後 の 総 所 得 金 額 土 地 の 譲 渡 等 に 係 る 事 業 所 得 等 の 金 額 土 地 建 物 等 に 係 る 譲 渡 所 得 等 の 金 額 ( 1) 株 式 等 に 係 る 譲 渡 所 得 等 の 金 額 ( ) 申 告 分 離 課 税 を 選 択 した 上 場 株 式 等 に 係 る 配 当 所 得 の 金 額 ( ) 先 物 取 引 に 係 る 雑 所 得 等 の 金 額 退 職 所 得 金 額 ( 分 の1 後 ) 及 び 山 林 所 得 金 額 ( 特 別 控 除 後 )の 合 計 額 1 分 離 譲 渡 所 得 の 特 別 控 除 を 適 用 する 前 の 金 額 県 民 税 配 当 割 及 び 県 民 税 株 式 等 譲 渡 所 得 割 の 課 税 対 象 となるもので 申 告 しないことを 選 択 したもの を 除 く * 合 計 所 得 金 額 : 純 損 失 居 住 用 財 産 の 買 換 え 等 の 場 合 の 譲 渡 損 失 特 定 居 住 用 財 産 の 譲 渡 損 失 又 は 雑 損 失 の 繰 越 控 除 を しないで 計 算 した 総 所 得 金 額 上 場 株 式 等 の 譲 渡 損 失 特 定 株 式 等 の 譲 渡 損 失 及 び 先 物 取 引 の 差 金 等 決 済 に 係 る 損 失 の 繰 越 控 除 並 びに 分 離 譲 渡 所 得 の 特 別 控 除 を 適 用 しないで 計 算 した 金 額 退 職 所 得 金 額 ( 分 の1 後 ) 及 び 山 林 所 得 金 額 ( 特 別 控 除 後 )の 合 計 額 所 得 所 得 の 種 類 給 与 所 得 ( 給 料 賃 金 賞 与 ) 事 業 所 得 事 業 所 得 農 業 漁 業 製 造 業 卸 売 業 小 売 業 サービス 業 医 師 その 他 の 事 業 から 生 じる 所 得 利 子 所 得 ( 公 債 社 債 預 貯 金 などの 利 子 ) 配 当 所 得 ( 株 式 や 出 資 の 配 当 など) 不 動 産 所 得 ( 家 賃 地 代 権 利 金 船 舶 の 貸 付 料 など) 譲 渡 所 得 ( 土 地 などの 財 産 を 売 った 場 合 に 生 じる 所 得 ) 退 職 所 得 ( 退 職 金 一 時 恩 給 など) 所 得 金 額 の 計 算 方 法 収 入 金 額 - 給 与 所 得 控 除 額 = 給 与 所 得 の 金 額 収 入 金 額 - 必 要 経 費 = 事 業 所 得 の 金 額 収 入 金 額 = 利 子 所 得 の 金 額 収 入 金 額 - 元 本 取 得 のために 要 した 負 債 の 利 子 = 配 当 所 得 の 金 額 収 入 金 額 - 必 要 経 費 = 不 動 産 所 得 の 金 額 収 入 金 額 - 資 産 の 取 得 価 額 などの 経 費 - 特 別 控 除 額 = 譲 渡 所 得 の 金 額 ( 収 入 金 額 - 退 職 所 得 控 除 額 ) 1/ = 退 職 所 得 の 金 額 ( 詳 細 は -7 ページ 退 職 所 得 の 課 税 の 特 例 をご 覧 ください ) 山 林 所 得 収 入 金 額 - 必 要 経 費 - 特 別 控 除 額 = 山 林 所 得 の 金 額 ( 山 林 < 土 地 を 除 く>の 伐 採 譲 渡 による 所 得 ) 一 時 所 得 収 入 金 額 -その 収 入 を 得 るために 支 出 した 金 額 - 特 別 控 除 額 (50 万 円 ) ( 競 輪 競 馬 の 払 戻 金 クイズの 賞 金 立 退 料 など) = 一 時 所 得 の 金 額 次 のアとイの 合 計 額 雑 所 得 ア 公 的 年 金 等 の 収 入 金 額 - 公 的 年 金 等 控 除 額 ( 年 金 恩 給 など 上 記 以 外 の 所 得 ) イ 収 入 金 額 ( 公 的 年 金 等 に 係 るものを 除 く)- 必 要 経 費 総 所 得 金 額 を 計 算 する 場 合 には 譲 渡 所 得 のうち 総 合 課 税 の 長 期 のもの 及 び 一 時 所 得 は 上 記 の 計 算 式 により 求 めた 所 得 金 額 を 分 の1にした 額 とします -3

3 必 要 経 費 たとえば 商 店 経 営 による 事 業 所 得 では 商 品 の 仕 入 れ 代 金 事 業 用 資 産 の 減 価 償 却 費 及 び 従 業 者 の 給 料 などが 収 入 を 得 るための 経 費 となり このような 経 費 を 必 要 経 費 といいます また 事 業 経 営 が 家 族 的 企 業 によって 営 まれている 場 合 には そこに 働 く 家 族 などに 対 して 支 払 う 給 与 相 当 額 を 経 費 として 所 得 税 で 青 色 申 告 をした 人 については 支 払 った 金 額 ( 青 色 事 業 専 従 者 給 与 額 ) が 青 色 申 告 以 外 の 人 には50 万 円 ( 事 業 専 従 者 控 除 額 : 配 偶 者 については86 万 円 )がそれぞれ 必 要 経 費 とされて 収 入 金 額 から 控 除 されます - 給 与 所 得 における 必 要 経 費 ( 給 与 所 得 控 除 ) サラリーマン 等 の 給 与 所 得 者 については 必 要 経 費 にかわるものとして 次 のとおり 収 入 金 額 に 応 じ 控 除 額 を 計 算 します 収 入 金 額 給 与 所 得 控 除 額 16 万 5 千 円 まで 65 万 円 ( 注 ) 16 万 5 千 円 超 180 万 円 まで 収 入 金 額 40%( 注 ) 180 万 円 超 360 万 円 まで 収 入 金 額 30%+18 万 円 ( 注 ) 360 万 円 超 660 万 円 まで 収 入 金 額 0%+54 万 円 ( 注 ) 660 万 円 超 1,000 万 円 まで 収 入 金 額 10%+10 万 円 1,000 万 円 超 収 入 金 額 5%+170 万 円 ( 注 ) 収 入 金 額 が 660 万 円 未 満 の 場 合 の 実 際 の 控 除 額 は 所 得 税 法 別 表 5の 表 によって 求 め た 額 となります - 特 定 支 出 控 除 給 与 所 得 者 について 通 勤 費 などの 特 定 支 出 に 該 当 するものが 上 記 の 給 与 所 得 控 除 の 額 を 超 える 場 合 には その 超 える 部 分 について 申 告 することによりさらに 控 除 することができます( 支 出 した 金 額 を 証 する 書 類 が 必 要 ) - 公 的 年 金 等 における 必 要 経 費 ( 公 的 年 金 等 控 除 ) 厚 生 年 金 や 公 務 員 共 済 年 金 などの 公 的 年 金 等 については 必 要 経 費 にかわるものとして 次 のとおり 年 齢 及 び 収 入 金 額 に 応 じ 控 除 額 を 計 算 します 65 歳 未 満 収 入 金 額 控 除 額 収 入 金 額 控 除 額 130 万 円 未 満 70 万 円 65 330 万 円 未 満 10 万 円 130 万 円 以 上 410 万 円 未 満 収 入 金 額 5%+37 万 5 千 円 歳 330 万 円 以 上 410 万 円 未 満 収 入 金 額 5%+37 万 5 千 円 410 万 円 以 上 770 万 円 未 満 収 入 金 額 15%+78 万 5 千 円 以 410 万 円 以 上 770 万 円 未 満 収 入 金 額 15%+78 万 5 千 円 770 万 円 以 上 収 入 金 額 5%+155 万 5 千 円 上 770 万 円 以 上 収 入 金 額 5%+155 万 5 千 円 65 歳 以 上 とは 昭 和 3 年 1 月 1 日 以 前 に 生 まれた 方 です 4 所 得 控 除 種 類 要 件 控 除 額 雑 損 控 除 前 年 中 に 災 害 などにより 資 産 に ついて 損 失 を 受 けた 人 医 療 費 控 除 前 年 中 に 医 療 費 を 支 払 った 人 社 会 保 険 料 控 除 小 規 模 企 業 共 済 等 掛 金 控 除 生 命 保 険 料 控 除 1 平 成 3 年 1 月 31 日 以 前 に 締 結 した 保 険 契 約 等 に 基 づく 旧 生 命 保 険 料 と 旧 個 人 年 金 保 険 料 平 成 4 年 1 月 1 日 以 後 に 締 結 した 保 険 契 約 等 に 基 づ く 新 生 命 保 険 料 介 護 医 療 保 険 料 新 個 人 年 金 保 険 料 {( 損 失 額 - 保 険 等 により 補 てんされた 額 )-( 総 所 得 金 額 等 1 / 10 )} 又 は( 災 害 関 連 支 出 の 金 額 - 5 万 円 )のいずれか 多 い 額 ( 支 払 った 医 療 費 - 保 険 等 により 補 てんされた 額 )-{( 総 所 得 金 額 等 5/100 ) 又 は 10 万 円 のい ずれか 低 い 額 }( 最 高 00 万 円 ) 前 年 中 に 社 会 保 険 料 ( 健 康 保 険 介 護 保 険 厚 生 年 金 国 支 払 った 金 額 民 年 金 等 )を 支 払 った 人 前 年 中 に 小 規 模 企 業 共 済 制 度 又 は 心 身 障 害 者 扶 養 共 済 制 度 支 払 った 金 額 に 基 づき 掛 金 を 支 払 った 人 15,000 円 以 下 支 払 保 険 料 等 の 全 額 15,000 円 超 40,000 円 以 下 支 払 保 険 料 等 1/+ 7,500 円 40,000 円 超 70,000 円 以 下 支 払 保 険 料 等 1/4+17,500 円 70,000 円 超 一 律 35,000 円 1,000 円 以 下 支 払 保 険 料 等 の 全 額 1,000 円 超 3,000 円 以 下 支 払 保 険 料 等 1/+ 6,000 円 3,000 円 超 56,000 円 以 下 支 払 保 険 料 等 1/4+14,000 円 56,000 円 超 一 律 8,000 円 一 般 生 命 保 険 料 介 護 医 療 保 険 料 及 び 個 人 年 金 保 険 料 について それぞれ 上 の 算 式 により 計 算 した 控 除 額 の 合 計 額 ( 限 度 額 70,000 円 ) 一 般 生 命 保 険 料 及 び 個 人 年 金 保 険 料 については 新 契 約 と 旧 契 約 の 双 方 について 控 除 の 適 用 を 受 ける 場 合 新 契 約 と 旧 契 約 それぞれの 上 の 算 式 により 計 算 した 控 除 額 の 合 計 額 ( 限 度 額 8,000 円 ) -4

種 類 要 件 控 除 額 所 得 税 との 人 的 控 除 額 の 差 額 ( 注 1) 地 震 保 険 料 控 除 1 地 震 保 険 料 に かかる 部 分 旧 長 期 損 害 保 険 料 にかかる 部 分 (1に 該 当 するもの を 除 く) 3 1との 両 方 の 場 合 障 害 者 控 除 50,000 円 まで 支 払 保 険 料 1/ 50,000 円 を 超 える 場 合 5,000 円 ( 限 度 額 ) 5,000 円 まで 全 額 5,000 円 を 超 え 15,000 円 まで 支 払 保 険 料 1/+,500 円 15,000 円 を 超 える 場 合 10,000 円 ( 限 度 額 ) < 旧 長 期 損 害 保 険 料 とは 平 成 18 年 1 月 31 日 までに 契 約 した 損 害 保 険 料 のうち 満 期 返 戻 金 があり 保 険 期 間 が 10 年 以 上 のもので 地 震 保 険 料 に 該 当 しないものをいいます > 1との 合 計 額 5,000 円 ( 限 度 額 ) 本 人 控 除 対 象 配 偶 者 又 は 扶 養 親 族 が 障 害 者 である 場 合 1 人 につき 6 万 円 ( 特 別 障 害 者 は 30 万 円 ) < 特 別 障 害 者 とは 身 体 障 害 者 手 帳 1 級 若 しくは 級 精 神 障 害 者 手 帳 1 級 又 は 愛 の 手 帳 A1 若 しくは A 該 当 の 方 等 です > ( 控 除 対 象 配 偶 者 又 は 扶 養 親 族 が 同 居 の 特 別 障 害 者 である 場 合 は 上 記 の 金 額 に 3 万 円 が 加 算 されます ) 1 万 円 特 別 障 害 の 場 合 10 万 円 同 居 特 別 障 害 の 場 合 1 万 円 寡 婦 ( 寡 夫 ) 控 除 寡 婦 次 のどちらかに 該 当 する 人 1 夫 と 死 別 ( 離 別 ) 後 婚 姻 していない 人 で 扶 養 親 族 又 は 総 所 得 金 額 等 が 38 万 円 以 下 の 生 計 を 一 にする 子 がある 人 夫 と 死 別 後 婚 姻 していない 人 で 合 計 所 得 金 額 が 500 万 円 以 下 の 人 寡 夫 妻 と 死 別 ( 離 別 ) 後 婚 姻 していない 人 で 次 の 全 てに 該 当 する 人 1 合 計 所 得 金 額 500 万 円 以 下 の 人 総 所 得 金 額 等 が 38 万 円 以 下 の 生 計 を 一 にする 子 がある 人 6 万 円 (ただし 合 計 所 得 金 額 が 500 万 円 以 下 で 扶 養 親 族 である 子 を 有 する 寡 婦 < 寡 婦 ( 特 別 )> である 場 合 30 万 円 ) 寡 婦 ( 夫 ) 1 万 円 寡 婦 特 別 5 万 円 勤 労 学 生 控 除 勤 労 学 生 で 合 計 所 得 金 額 が 65 万 円 以 下 (このうち 給 与 所 得 等 以 外 の 所 得 が 10 万 円 以 下 )の 人 6 万 円 1 万 円 配 偶 者 控 除 扶 養 する 配 偶 者 の 前 年 の 合 計 所 得 金 額 が 38 万 円 ( 給 与 所 得 者 の 場 合 は 収 入 金 額 が 103 万 円 ) 以 下 の 人 1 一 般 の 配 偶 者 33 万 円 老 人 控 除 対 象 配 偶 者 38 万 円 (70 歳 以 上 の 人 < 昭 和 18 年 1 月 1 日 以 前 に 生 ま れた 人 >) 15 万 円 10 万 円 扶 養 控 除 扶 養 する 者 の 前 年 の 合 計 所 得 金 額 が 38 万 円 ( 給 与 所 得 者 の 場 合 は 収 入 金 額 が 103 万 円 ) 以 下 の 人 1 一 般 の 扶 養 親 族 ( 配 偶 者 を 除 く) 33 万 円 ( 扶 養 親 族 のうち 年 齢 16 歳 以 上 19 歳 未 満 の 人 < 平 成 6 年 1 月 日 から 平 成 9 年 1 月 1 日 まで に 生 まれた 人 >および 年 齢 3 歳 以 上 70 歳 未 満 の 人 < 昭 和 18 年 1 月 日 から 平 成 年 1 月 1 日 までに 生 まれた 人 >) 特 定 扶 養 親 族 45 万 円 ( 扶 養 親 族 のうち 年 齢 19 歳 以 上 3 歳 未 満 の 人 < 平 成 年 1 月 日 以 降 平 成 6 年 1 月 1 日 以 前 に 生 まれた 人 >) 3 老 人 扶 養 親 族 38 万 円 (70 歳 以 上 の 人 < 昭 和 18 年 1 月 1 日 以 前 に 生 ま れた 人 >) 4 同 居 老 親 等 扶 養 親 族 45 万 円 ( 老 人 扶 養 親 族 で 同 居 している 本 人 又 は 配 偶 者 の 直 系 尊 属 に 該 当 する 人 ) 15 万 円 18 万 円 310 万 円 413 万 円 配 偶 者 特 別 控 除 本 人 の 合 計 所 得 金 額 が 1,000 万 円 ( 給 与 収 入 で 約 1,31 万 円 ) 以 下 の 人 で 配 偶 者 ( 青 色 事 業 専 従 者 事 業 専 従 者 及 び 他 の 納 税 義 務 者 の 扶 養 親 族 は 除 く)の 前 年 の 合 計 所 得 金 額 が 38 万 円 超 76 万 円 未 満 である 人 前 年 の 配 偶 者 の 合 計 所 得 金 額 が 38 万 円 超 45 万 円 未 満 の 場 合 33 万 円 45 万 円 以 上 75 万 円 未 満 の 場 合 38 万 円 -{ ( 合 計 所 得 金 額 -40 万 円 ) 5 万 円 5 万 円 + 万 円 } 75 万 円 以 上 76 万 円 未 満 の 場 合 3 万 円 部 分 は 小 数 点 以 下 切 捨 て 38 万 円 超 40 万 円 未 満 5 万 円 40 万 円 以 上 45 万 円 未 満 3 万 円 基 礎 控 除 全 ての 納 税 義 務 者 33 万 円 5 万 円 ( 注 1) 個 人 の 市 民 税 と 所 得 税 との 人 的 控 除 額 の 差 額 で 調 整 控 除 ( -6 ページ 参 照 ) 算 出 時 等 に 使 用 します -5

5 税 額 控 除 調 整 控 除 税 源 移 譲 に 伴 う 税 制 改 正 によって 個 々の 納 税 者 の 負 担 が 変 わらないよう 平 成 19 年 度 以 降 の 個 人 住 民 税 において 所 得 税 と 住 民 税 の 人 的 控 除 額 の 差 に 基 づく 負 担 増 を 調 整 する 減 額 措 置 が 講 じられています 調 整 控 除 算 出 方 法 1 個 人 住 民 税 の 合 計 課 税 所 得 金 額 が 00 万 円 以 下 の 方 次 のアとイのいずれか 小 さい 金 額 の5%( 市 民 税 3% 県 民 税 %) ア 所 得 税 との 人 的 控 除 額 の 差 ( -5 ページ 参 照 )の 合 計 額 イ 個 人 住 民 税 の 合 計 課 税 所 得 金 額 個 人 住 民 税 の 合 計 課 税 所 得 金 額 が 00 万 円 を 超 える 方 次 のアからイを 控 除 した 金 額 (5 万 円 を 下 回 る 場 合 には 5 万 円 )の5%( 市 民 税 3% 県 民 税 %) ア 所 得 税 との 人 的 控 除 額 の 差 ( -5 ページ 参 照 )の 合 計 額 イ 個 人 住 民 税 の 合 計 課 税 所 得 金 額 から 00 万 円 を 控 除 した 金 額 住 宅 借 入 金 等 特 別 税 額 控 除 ( 住 宅 ローン 控 除 ) 所 得 税 で 住 宅 ローン 控 除 の 適 用 を 受 けていて かつ 所 得 税 において 住 宅 ローン 控 除 可 能 額 が 控 除 し きれなかった 人 のうち 平 成 11 年 から 平 成 18 年 平 成 1 年 から 平 成 5 年 までの 入 居 者 が 対 象 となり ます 住 宅 借 入 金 等 特 別 税 額 控 除 額 算 出 方 法 次 のいずれか 小 さい 額 が 住 民 税 から 控 除 されます 所 得 税 の 住 宅 ローン 控 除 可 能 額 のうち 所 得 税 において 控 除 しきれなかった 額 所 得 税 の 課 税 総 所 得 金 額 等 の 額 に5%を 乗 じて 得 た 金 額 ( 上 限 97,500 円 ) (3:の 割 合 で 市 民 税 県 民 税 にあん 分 されます ) 寄 附 金 税 額 控 除 1 都 道 府 県 市 区 町 村 に 対 する 寄 附 金 住 所 地 の 共 同 募 金 会 または 日 本 赤 十 字 社 の 支 部 に 対 する 一 定 の 寄 附 金 3 神 奈 川 県 が 条 例 により 指 定 した 寄 附 金 4 横 浜 市 が 条 例 により 指 定 した 寄 附 金 を 支 出 した 場 合 に 市 民 税 県 民 税 それぞれから 以 下 の 方 法 で 算 出 した 一 般 分 と 特 例 分 の 合 計 額 を 控 除 します < 一 般 分 > 県 民 税 ( 上 記 1++3 か 総 所 得 金 額 等 の 30% のいずれか 小 さい 金 額 -,000 円 ) 4% 市 民 税 ( 上 記 1++4 か 総 所 得 金 額 等 の 30% のいずれか 小 さい 金 額 -,000 円 ) 6% < 特 例 分 > 県 民 税 ( 上 記 1-,000 円 ) 控 除 割 合 /5 か 県 民 税 所 得 割 額 10% のいずれか 小 さい 金 額 市 民 税 ( 上 記 1-,000 円 ) 控 除 割 合 3/5 か 市 民 税 所 得 割 額 10% のいずれか 小 さい 金 額 課 税 総 所 得 金 額 - 人 的 控 除 の 差 の 合 計 額 控 除 割 合 課 税 総 所 得 金 額 - 人 的 控 除 の 差 の 合 計 額 控 除 割 合 ~1,950,000 0.85 6,950,001~ 9,000,000 0.67 1,950,001~3,300,000 0.80 9,000,001~18,000,000 0.57 3,300,001~6,950,000 0.70 18,000,001~ 0.50 この 控 除 割 合 表 は ( 課 税 総 所 得 金 額 - 人 的 控 除 の 差 の 合 計 額 ) 0 の 方 用 です それ 以 外 の 方 の 割 合 は 区 役 所 税 務 課 にお 問 い 合 わせください 二 重 負 担 の 調 整 のためのもの 種 類 要 件 及 び 控 除 額 区 分 利 益 の 配 当 等 配 当 控 除 ( ) 外 国 税 額 控 除 配 当 割 額 控 除 株 式 等 譲 渡 所 得 割 額 控 除 -6 証 券 投 資 信 託 等 外 貨 建 等 証 券 投 資 信 託 以 外 外 貨 建 等 証 券 投 資 信 託 課 税 総 所 得 金 額 の 1,000 万 円 以 下 の 部 分 に 含 まれる 配 当 所 得 1.6% 0.8% 0.4% 課 税 総 所 得 金 額 の 1,000 万 円 を 超 える 部 分 に 含 まれる 配 当 所 得 0.8% 0.4% 0.% 外 国 で 所 得 税 及 び 県 民 税 市 民 税 に 相 当 する 税 を 課 された 場 合 で 所 得 税 及 び 県 民 税 所 得 割 から 控 除 しきれなかった 額 は 所 得 税 の 外 国 税 額 控 除 限 度 額 の 18%を 限 度 として 市 民 税 所 得 割 額 から 控 除 します 特 定 配 当 等 について 申 告 があった 場 合 は 所 得 割 額 ( 調 整 控 除 額 配 当 控 除 額 住 宅 借 入 金 等 特 別 税 額 控 除 額 寄 附 金 税 額 控 除 額 外 国 税 額 控 除 額 所 得 割 の 調 整 措 置 控 除 後 )から 配 当 割 額 を 控 除 し 控 除 しきれないものについ ては 還 付 又 は 充 当 します 源 泉 徴 収 口 座 内 の 上 場 株 式 等 の 譲 渡 益 等 について 申 告 があった 場 合 は 所 得 割 額 ( 調 整 控 除 額 配 当 控 除 額 住 宅 借 入 金 等 特 別 税 額 控 除 額 寄 附 金 税 額 控 除 額 外 国 税 額 控 除 額 所 得 割 の 調 整 措 置 控 除 後 )から 株 式 等 譲 渡 所 得 割 額 を 控 除 し 控 除 しきれないものについては 還 付 又 は 充 当 します 申 告 分 離 課 税 を 選 択 した 場 合 には 配 当 控 除 は 適 用 されません

6 課 税 の 特 例 (1) 退 職 所 得 の 課 税 の 特 例 退 職 所 得 にかかる 税 金 は 退 職 金 等 の 支 払 を 受 けるときに 特 別 徴 収 されます 税 率 は 一 律 市 民 税 6% 県 民 税 4%となります( 個 人 県 民 税 の 超 過 課 税 は 適 用 されません) ( 収 入 金 額 - 退 職 所 得 控 除 額 ) 1/ 1 税 率 = 退 職 所 得 の 所 得 割 額 1 勤 続 年 数 が5 年 以 下 の 法 人 役 員 等 が 支 払 を 受 ける 退 職 手 当 等 ( 特 定 役 員 退 職 手 当 等 )については 平 成 5 年 1 月 1 日 以 後 の 支 払 確 定 分 から 1/ 課 税 が 廃 止 されました すべての 退 職 手 当 等 について 平 成 5 年 1 月 1 日 以 後 の 支 払 確 定 分 から 10%の 税 額 控 除 が 廃 止 されました なお 平 成 4 年 1 月 31 日 以 前 の 支 払 確 定 分 については 改 正 前 の 規 定 により 税 額 の 10%に 相 当 する 額 が 控 除 されます - 退 職 所 得 控 除 勤 続 年 数 退 職 所 得 控 除 額 0 年 以 下 のとき 40 万 円 勤 続 年 数 ( 最 低 80 万 円 ) 0 年 を 超 えるとき 70 万 円 [ 勤 続 年 数 -0 年 ]+800 万 円 勤 続 年 数 に1 年 未 満 の 端 数 がある 場 合 は 1 年 に 切 り 上 げになります () 土 地 建 物 等 の 譲 渡 所 得 等 の 課 税 の 特 例 土 地 や 建 物 株 式 などの 資 産 を 譲 渡 した 場 合 の 所 得 や 先 物 取 引 に 係 る 所 得 は 給 与 所 得 や 事 業 所 得 等 の 他 の 所 得 と 分 離 して 税 額 計 算 を 行 うことになっています これは 国 税 である 所 得 税 と 同 じで す 土 地 建 物 の 譲 渡 においては 譲 渡 した 資 産 の 所 有 期 間 ( 譲 渡 した 年 の1 月 1 日 を 基 準 に 判 定 し ます )によって 長 期 又 は 短 期 の 譲 渡 所 得 に 区 分 され 税 額 の 計 算 方 法 などが 異 なります 1 課 税 譲 渡 所 得 金 額 収 入 金 額 - 譲 渡 した 資 産 の 取 得 費 用 + 譲 渡 経 費 - 特 別 控 除 額 特 別 控 除 額 : 居 住 用 財 産 の 譲 渡 の 場 合 には 一 定 の 要 件 のもとに 3,000 万 円 を 限 度 と する 特 別 控 除 があり その 他 収 用 等 に 係 る 譲 渡 の 場 合 などにも 特 別 控 除 があります 長 期 譲 渡 所 得 と 短 期 譲 渡 所 得 の 区 分 所 有 期 間 長 期 短 期 の 区 分 5 年 超 長 期 譲 渡 所 得 土 地 建 物 等 5 年 以 下 短 期 譲 渡 所 得 3 土 地 建 物 等 の 譲 渡 所 得 等 の 税 率 短 期 譲 渡 所 得 ( 一 般 分 ) 短 期 譲 渡 所 得 ( 軽 減 所 得 分 ) 長 期 譲 渡 所 得 ( 一 般 分 ) 長 期 譲 渡 所 得 ( 優 良 住 宅 地 等 に 係 る 部 分 ) 長 期 譲 渡 所 得 ( 居 住 用 財 産 に 係 る 部 分 ) 株 式 等 に 係 る 譲 渡 所 得 等 申 告 分 離 課 税 を 選 択 した 上 場 株 式 等 に 係 る 配 当 所 得 区 分 及 び 算 式 課 税 譲 渡 所 得 金 額 税 率 ( 市 民 税 5.4% 県 民 税 3.6% 所 得 税 30%) 課 税 譲 渡 所 得 金 額 税 率 ( 市 民 税 3.0% 県 民 税.0% 所 得 税 15%) 軽 減 所 得 とは 租 税 特 別 措 置 法 8 条 の4 3 項 1 号 から 3 号 に 規 定 する 国 地 方 公 共 団 体 等 に 対 する 譲 渡 などをいいます 課 税 譲 渡 所 得 金 額 税 率 ( 市 民 税 3.0% 県 民 税.0% 所 得 税 15%) <,000 万 円 以 下 > 課 税 譲 渡 所 得 金 額 税 率 ( 市 民 税.4% 県 民 税 1.6% 所 得 税 10%) <,000 万 円 超 > 市 民 税 48 万 円 +( 課 税 譲 渡 所 得 金 額 -,000 万 円 ) 3.0% 県 民 税 3 万 円 +( 課 税 譲 渡 所 得 金 額 -,000 万 円 ).0% 所 得 税 00 万 円 +( 課 税 譲 渡 所 得 金 額 -,000 万 円 ) 15% <6,000 万 円 以 下 > 課 税 譲 渡 所 得 金 額 税 率 ( 市 民 税.4% 県 民 税 1.6% 所 得 税 10%) <6,000 万 円 超 > 市 民 税 144 万 円 +( 課 税 譲 渡 所 得 金 額 -6,000 万 円 ) 3.0% 県 民 税 96 万 円 +( 課 税 譲 渡 所 得 金 額 -6,000 万 円 ).0% 所 得 税 600 万 円 +( 課 税 譲 渡 所 得 金 額 -6,000 万 円 ) 15% < 未 公 開 株 式 等 > 課 税 譲 渡 所 得 金 額 等 税 率 ( 市 民 税 3.0% 県 民 税.0% 所 得 税 15%) < 上 場 株 式 等 > 課 税 譲 渡 所 得 金 額 等 税 率 ( 市 民 税 1.8% 県 民 税 1.% 所 得 税 7%) 課 税 配 当 所 得 金 額 税 率 ( 市 民 税 1.8% 県 民 税 1.% 所 得 税 7%) 先 物 取 引 に 係 る 雑 所 得 等 課 税 雑 所 得 金 額 等 税 率 ( 市 民 税 3.0% 県 民 税.0% 所 得 税 15%) -7

- 平 成 5 年 度 市 民 税 県 民 税 の 計 算 ( 例 ) Aさんの 場 合 ( 夫 婦 子 ども 人 (17 歳 13 歳 )の4 人 家 族 ) 収 入 金 額 : 給 与 給 与 所 得 控 除 額 : 5,500,000 円 5,500,000 円 0%+540,000 円 =1,640,000 円 給 与 所 得 : 5,500,000 円 -1,640,000 円 = 3,860,000 円 1 社 会 保 険 料 控 除 額 : 395,000 円 支 払 った 一 般 生 命 保 険 料 ( 新 契 約 ): 90,000 円 支 払 った 地 震 保 険 料 : 0,000 円 社 会 保 険 料 控 除 額 395,000 円 ( 全 額 ) 生 命 保 険 料 控 除 額 8,000 円 ( 限 度 額 ) 3 地 震 保 険 料 控 除 額 10,000 円 4 配 偶 者 控 除 額 330,000 円 5 扶 養 控 除 額 330,000 円 6 基 礎 控 除 額 330,000 円 7 控 除 額 =+3+4+5+6+7=1,43,000 円 8 7 申 告 と 納 税 の 方 法 (1) 申 告 市 内 に 住 所 を 有 する 人 は 次 の1から3の 人 を 除 き 毎 年 3 月 15 日 までに 賦 課 期 日 (1 月 1 日 ) 現 在 における 住 所 地 の 区 役 所 へ 申 告 しなければなりません 1 所 得 税 の 確 定 申 告 をした 人 給 与 所 得 のみで 会 社 から 給 与 支 払 報 告 書 が 提 出 され ている 人 3 年 金 恩 給 などの 公 的 年 金 等 のみで 年 金 支 払 者 から 公 的 年 金 等 支 払 報 告 書 が 提 出 されている 人 ただし 3の 人 で 各 支 払 者 からの 支 払 報 告 書 に 記 載 されてない 医 療 費 控 除 等 の 各 種 所 得 控 除 を 受 ける 場 合 には 申 告 が 必 要 になります 個 人 の 県 民 税 は 納 税 者 や 課 税 標 準 など 個 人 の 市 民 税 と 同 じで あり 個 人 の 市 民 税 と 併 せて 課 税 されます また 県 民 税 部 分 は 併 せて 納 税 された 後 市 から 県 へ 払 い 込 みます 課 税 標 準 額 :1-8 3,860,000 円 -1,43,000 円 =,437,000 円 市 民 税 算 出 所 得 割 額,437,000 円 6%=146,0 円 9 ( 市 民 税 の 税 率 ) 県 民 税 算 出 所 得 割 額,437,000 円 4.05%=98,089.5 円 98,089 円 10 ( 県 民 税 の 税 率 ) ( 一 円 未 満 切 捨 ) 調 整 控 除 額 ( -6ページ 参 照 ) Aさんの 合 計 課 税 所 得 金 額 は00 万 円 を 超 えるので 次 のアからイ を 控 除 した 金 額 (5 万 円 を 下 回 る 場 合 には 5 万 円 )の5%( 市 民 税 3% 県 民 税 %)が 調 整 控 除 となります ア 所 得 税 との 人 的 控 除 額 の 差 の 合 計 額 50,000 円 +50,000 円 +50,000 円 =150,000 円 イ 合 計 課 税 所 得 金 額 から00 万 円 を 控 除 した 額,437,000 円 -,000,000 円 =437,000 円 ア-イ<50,000 円 なので 市 民 税 調 整 控 除 額 50,000 円 3%=1,500 円 11 県 民 税 調 整 控 除 額 50,000 円 %=1,000 円 1 控 除 後 市 民 税 所 得 割 額 :9-11 146,0 円 -1,500 円 =144,70 円 144,700 円 13 ( 百 円 未 満 切 捨 ) 控 除 後 県 民 税 所 得 割 額 :10-1 98,089 円 -1,000 円 =97,089 円 97,000 円 14 ( 百 円 未 満 切 捨 ) 控 除 後 所 得 割 額 :13+14=41,700 円 A 均 等 割 額 3,900 円 ( 市 民 税 )+1,300 円 ( 県 民 税 )=5,00 円 B 平 成 5 年 度 の 年 税 額 : 41,700 円 +5,00 円 =46,900 円 A + B -あなたの 個 人 市 民 税 県 民 税 がいくらになるか 試 算 できます 源 泉 徴 収 票 などから インターネットであなたの 個 人 市 民 税 県 民 税 の 税 額 を 試 算 し 市 民 税 県 民 税 の 申 告 書 を 作 成 することがで きます URL http://www.city.yokohama.lg.jp/zaisei/citytax/shizei/kojin/ simulation.html () 普 通 徴 収 事 業 所 得 者 などの 市 民 税 は 前 述 の 申 告 に 基 づき 計 算 さ れた 税 額 を 区 役 所 から6 月 初 旬 に 送 られる 税 額 決 定 納 税 通 知 書 によって 各 人 が6 月 8 月 10 月 翌 年 の1 月 の 4 回 の 納 期 に 分 けて 納 める 方 法 ( 普 通 徴 収 )により 納 税 し ていただきます (3) 特 別 徴 収 1 サラリーマン 等 の 給 与 所 得 者 の 市 民 税 は 給 与 支 払 者 ( 会 社 等 )から 提 出 される 給 与 支 払 報 告 書 に 基 づき 各 人 ごとに 税 額 を 計 算 し その 税 額 を 会 社 等 に 通 知 し 会 社 等 が 毎 年 6 月 から 翌 年 5 月 まで 年 1 回 に 分 けて 毎 月 の 給 与 の 支 払 の 際 に 差 し 引 いて 納 める 方 法 ( 特 別 徴 収 )によ り 納 税 します 毎 月 の 給 与 から 市 民 税 を 特 別 徴 収 されていた 納 税 者 が 退 職 により 給 与 の 支 払 を 受 けなくなった 場 合 は 次 に 該 当 する 人 を 除 き その 翌 月 以 降 の 残 税 額 を 普 通 徴 収 の 方 法 によって 納 税 します ア 退 職 金 などから 一 括 して 差 し 引 きされることを 申 し 出 た 人 (ただし 退 職 月 日 が1 月 1 日 から4 月 30 日 ま での 場 合 は 申 出 の 有 無 にかかわらず 退 職 金 などから 一 括 して 差 し 引 きされることになります ) イ 新 しい 会 社 に 再 就 職 し その 再 就 職 先 で 引 き 続 き 特 別 徴 収 されることを 申 し 出 た 人 3 公 的 年 金 を 受 給 されている 65 歳 以 上 の 方 の 市 民 税 は 年 金 の 支 払 者 が 年 6 回 の 年 金 給 付 の 際 に 差 し 引 いて 納 める 方 法 ( 特 別 徴 収 )により 納 税 します 4 月 6 月 8 月 は 仮 徴 収 期 間 とし 10 月 1 月 翌 年 月 を 本 徴 収 期 間 とします 特 別 徴 収 の 開 始 年 度 については 仮 徴 収 期 間 の 徴 収 は 無 く 普 通 徴 収 の 方 法 により 納 税 します -8

公 的 年 金 からの 特 別 徴 収 について 制 度 の 内 容 老 齢 基 礎 年 金 等 を 受 給 されていて 市 民 税 県 民 税 の 納 税 義 務 がある 65 歳 以 上 の 人 は 老 齢 基 礎 年 金 等 及 び 厚 生 年 金 共 済 年 金 に 対 する 市 民 税 県 民 税 額 ( 年 金 の 所 得 に 対 する 市 民 税 県 民 税 額 )を 老 齢 基 礎 年 金 等 の 年 金 給 付 の 際 に 差 し 引 いて 徴 収 ( 特 別 徴 収 )します ただし 特 別 徴 収 開 始 1 年 目 の 人 は 特 別 徴 収 の 開 始 が 10 月 からとなり 公 的 年 金 等 から 算 出 した 税 額 の 分 の1 相 当 額 を 公 的 年 金 等 から 差 し 引 きます 公 的 年 金 等 から 算 出 した 税 額 から 公 的 年 金 からの 特 別 徴 収 する 税 額 を 差 し 引 いた 額 は 普 通 徴 収 ( 1 期 及 び 期 )による 納 付 となります なお 特 別 徴 収 税 額 につきましては 口 座 振 替 による 納 付 を 選 択 することはできません 障 害 年 金 遺 族 年 金 からは 特 別 徴 収 されません 対 象 となる 人 介 護 保 険 料 が 年 金 から 特 別 徴 収 される 人 ( 当 該 年 度 の4 月 1 日 に 老 齢 基 礎 年 金 等 を 受 給 している 65 歳 以 上 の 人 )が 対 象 です ただし 次 のような 人 は 対 象 となりません (1) 老 齢 基 礎 年 金 等 の 金 額 が 年 間 18 万 円 未 満 の 人 () 老 齢 基 礎 年 金 等 から 所 得 税 介 護 保 険 料 後 期 高 齢 者 医 療 保 険 料 を 差 し 引 いた 金 額 が 年 金 の 所 得 に 対 する 市 民 税 県 民 税 額 を 下 回 ると 見 込 まれる 人 ( 年 金 の 所 得 に 対 する 市 民 税 県 民 税 額 が 老 齢 基 礎 年 金 等 の 分 の1を 超 える 人 ) 前 年 の 所 得 に 対 して 市 民 税 県 民 税 の 計 算 をした 結 果 納 税 額 が 発 生 しなかった 人 は 公 的 年 金 からの 市 民 税 県 民 税 の 特 別 徴 収 を 行 いません 特 別 徴 収 税 額 の 変 更 があった 場 合 や 市 外 への 転 出 等 により 介 護 保 険 料 の 特 別 徴 収 が 中 止 された 場 合 は 公 的 年 金 からの 特 別 徴 収 は 中 止 され 普 通 徴 収 による 納 付 に 切 り 替 わります 年 金 以 外 の 所 得 ( 不 動 産 や 給 与 等 )に 対 する 市 民 税 県 民 税 は 年 金 から 差 し 引 く 税 額 に 含 めることが できませんので 従 来 どおりの 方 法 ( 普 通 徴 収 給 与 からの 特 別 徴 収 )により 納 付 いただくことになり ます 特 別 徴 収 の 具 体 例 特 別 徴 収 開 始 1 年 目 と 年 目 以 降 とでは 徴 収 方 法 が 異 なります ( 例 ) 公 的 年 金 からの 特 別 徴 収 税 額 が 年 51,800 円 の 方 の 場 合 < 特 別 徴 収 1 年 目 の 場 合 > 特 別 徴 収 開 始 1 年 目 徴 収 方 法 普 通 徴 収 特 別 徴 収 ( 本 徴 収 ) 月 6 月 8 月 10 月 1 月 月 税 額 13,900 円 1,000 円 8,700 円 8,600 円 8,600 円 特 別 徴 収 開 始 1 年 目 は 公 的 年 金 からの 特 別 徴 収 税 額 の 分 の1を 10 月 1 月 月 の3 回 にあん 分 して それぞれの 月 の 年 金 給 付 の 際 に 差 し 引 きます 残 りの 分 の1の 額 は 普 通 徴 収 ( 納 付 書 又 は 口 座 振 替 )によ り6 月 及 び8 月 の 回 にあん 分 して 納 付 していただきます < 特 別 徴 収 年 目 の 場 合 > 特 別 徴 収 徴 収 方 法 特 別 徴 収 ( 仮 徴 収 ) 特 別 徴 収 ( 本 徴 収 ) 開 始 月 4 月 6 月 8 月 10 月 1 月 月 年 目 税 額 8,600 円 8,600 円 8,600 円 8,800 円 8,600 円 8,600 円 4 月 6 月 8 月 は 前 年 度 の 月 の 税 額 と 同 額 を 特 別 徴 収 します ( 仮 徴 収 ) 10 月 1 月 月 は 公 的 年 金 からの 特 別 徴 収 税 額 から 仮 徴 収 税 額 を 差 し 引 いた 額 を3 回 にあん 分 した 額 をそれぞれ 特 別 徴 収 します ( 本 徴 収 ) -9

平 成 5 年 か ら 適 用 さ れ る 個 人 住 民 税 の 改 正 に つ い て 生 命 保 険 料 控 除 が 改 正 さ れ ま し た 平 成 4 年 1 月 1 日 以 後 に 契 約 した 保 険 契 約 等 ( 新 契 約 )について 生 命 保 険 料 控 除 が 次 のとおり 改 正 されました 1 新 たに 介 護 医 療 保 険 料 控 除 ( 適 用 限 度 額 万 8 千 円 )が 設 けられました 一 般 の 生 命 保 険 料 控 除 個 人 年 金 保 険 料 控 除 それぞれの 適 用 限 度 額 が 万 8 千 円 となりました 改 正 のイメージ 控 除 額 [ 適 用 限 度 額 7 万 円 ] 新 契 約 ( 平 成 4 年 1 月 1 日 以 後 締 結 分 ) 支 払 金 額 控 除 額 新 契 約 一 般 生 命 保 険 料 控 除.8 万 円 ( 遺 族 補 償 等 ) 介 護 医 療 保 険 料 控 除.8 万 円 ( 介 護 保 障 医 療 保 障 ) 個 人 年 金 保 険 料 控 除.8 万 円 ( 老 後 保 障 等 ) 1,000 円 以 下 支 払 金 額 の 全 額 1,000 円 超 3,000 円 以 下 支 払 金 額 1/+ 6,000 円 新 契 約 と 旧 契 約 の 両 方 について 控 除 を 適 用 を 受 ける 場 合 は.8 万 円 を 限 度 3,000 円 超 56,000 円 以 下 支 払 金 額 1/4+14,000 円 56,000 円 超 8,000 円 旧 契 約 ( 平 成 3 年 1 月 31 日 以 前 締 結 分 ) 旧 契 約 一 般 生 命 保 険 料 控 除 3.5 万 円 ( 遺 族 補 償 等 ) 個 人 年 金 保 険 料 控 除 3.5 万 円 ( 老 後 保 障 等 ) 支 払 った 保 険 料 控 除 額 15,000 円 以 下 支 払 金 額 の 全 額 平 成 3 年 1 月 31 日 以 前 に 締 結 した 保 険 契 約 等 ( 旧 契 約 )に 係 る 生 命 保 険 料 控 除 は 従 前 と 同 様 の 取 扱 いとなります 15,000 円 超 40,000 円 以 下 支 払 金 額 1/+ 7,500 円 40,000 円 超 70,000 円 以 下 支 払 金 額 1/4+17,500 円 70,000 円 超 35,000 円 退 職 手 当 等 に 対 す る 所 得 割 の 課 税 の 見 直 し 1 退 職 所 得 に 係 る 10% 税 額 控 除 の 廃 止 平 成 5 年 1 月 1 日 以 降 に 支 払 われるべき 退 職 手 当 等 について 税 率 適 用 後 の 所 得 割 額 から 10%を 控 除 する(90%を 乗 じる) 措 置 が 廃 止 されました 退 職 所 得 に 係 る 所 得 割 の 計 算 方 法 改 正 前 退 職 所 得 に 係 る 所 得 割 の 額 = 退 職 所 得 金 額 税 率 -( 退 職 所 得 金 額 税 率 1/10) 改 正 後 退 職 所 得 に 係 る 所 得 割 の 額 = 退 職 所 得 金 額 税 率 役 員 等 としての 勤 続 年 数 が5 年 以 下 である 人 が 支 払 いを 受 ける 退 職 手 当 等 について 分 の1 課 税 が 廃 止 されました 役 員 等 としての 勤 続 年 数 が5 年 以 下 である 人 が 支 払 いを 受 ける 当 該 役 員 等 勤 続 年 数 に 対 応 する 退 職 手 当 等 ( 特 定 役 員 退 職 手 当 等 )について 退 職 所 得 金 額 を 退 職 手 当 等 の 収 入 金 額 から 退 職 所 得 控 除 額 を 控 除 した 残 額 の 分 の 1 とする 措 置 が 廃 止 されました ここでいう 役 員 等 とは 次 に 掲 げる 人 をいいます (1) 法 人 税 法 条 15 号 { 定 義 }に 規 定 する 役 員 () 国 会 議 員 及 び 地 方 公 共 団 体 の 議 会 の 議 員 (3) 国 家 公 務 員 及 び 地 方 公 務 員 特 定 役 員 退 職 手 当 等 に 係 る 退 職 所 得 の 計 算 方 法 改 正 前 退 職 所 得 金 額 = ( 退 職 手 当 等 の 収 入 金 額 - 退 職 所 得 控 除 額 ) 1/ 改 正 後 退 職 所 得 金 額 = 退 職 手 当 等 の 収 入 金 額 - 退 職 所 得 控 除 額 -10

法 人 の 市 民 税 区 内 に 事 務 所 や 事 業 所 がある 法 人 に 対 しては 個 人 の 市 民 税 と 同 様 に 均 等 割 と 法 人 の 所 得 に 応 じ て 課 される 法 人 税 額 をもとに 課 する 法 人 税 割 とが あります 課 税 のしくみは 次 のようになります なお 横 浜 市 では 市 域 の 緑 の 減 少 に 歯 止 めを かけ 緑 豊 かなまち 横 浜 を 次 世 代 に 継 承 するため に 横 浜 みどりアップ 計 画 の 新 規 拡 充 施 策 に 取 り 組 みます そのための 財 源 の 一 部 として 平 成 1 年 度 から 横 浜 みどり 税 が 実 施 されました 法 人 市 民 税 では 法 人 市 民 税 均 等 割 額 の9% 相 当 額 を 上 乗 せする 形 で ご 負 担 をお 願 いしていま す ( 横 浜 みどり 税 について -13ページ) 1 納 税 義 務 者 法 人 市 民 税 の 納 税 義 務 者 及 び 均 等 割 と 法 人 税 割 を 負 担 する 関 係 は 次 のようになります 納 税 義 務 者 区 内 に 事 務 所 や 事 業 所 がある 法 人 区 内 に 事 務 所 や 事 業 所 はないが 寮 保 養 所 等 がある 法 人 区 内 に 事 務 所 や 事 業 所 がある 法 人 課 税 信 託 の 受 託 者 納 めるべき 税 額 均 等 割 額 法 人 税 割 額 法 人 には 人 格 のない 社 団 等 ( 収 益 事 業 を 行 うもの)を 含 む 均 等 割 均 等 割 は 資 本 金 等 の 額 により 次 のようになります なお 平 成 1 年 4 月 1 日 から 平 成 6 年 3 月 31 日 までの 間 に 開 始 する 事 業 年 度 分 の 均 等 割 に 対 しては 横 浜 みどり 税 として 年 間 均 等 割 額 の9% 相 当 額 が 上 乗 せになります ただし 平 成 1 年 4 月 1 日 から 平 成 6 年 3 月 31 日 まで( 3)に 開 始 する 事 業 年 度 分 で 法 人 税 割 が 課 税 されない 場 合 ( 4の 金 額 が0 円 の 場 合 )は 標 準 税 率 が 適 用 されます 資 本 金 等 の 額 による 法 人 の 区 分 均 等 割 額 ( 年 額 ) 横 浜 みどり 税 上 乗 せ 後 の 均 等 割 額 標 準 税 率 の 均 等 割 額 従 業 者 数 50 人 超 従 業 者 数 50 人 以 下 従 業 者 数 50 人 超 従 業 者 数 50 人 以 下 下 記 以 外 の 法 人 130,800 円 54,500 円 10,000 円 50,000 円 1 千 万 円 を 超 え 1 億 円 以 下 である 法 人 163,500 円 141,700 円 150,000 円 130,000 円 1 億 円 を 超 え 10 億 円 以 下 である 法 人 436,000 円 174,400 円 400,000 円 160,000 円 10 億 円 を 超 え 1,907,500 円 1,750,000 円 50 億 円 以 下 である 法 人 446,900 円 410,000 円 50 億 円 を 超 える 法 人 3,70,000 円 3,000,000 円 1 市 内 の 複 数 の 区 に 事 務 所 等 がある 場 合 ( 各 区 内 の) 従 業 者 数 に 応 じ 区 ごとに 判 定 した 均 等 割 額 を 合 算 同 一 区 内 に 複 数 の 事 務 所 等 がある 場 合 従 業 者 数 を 合 算 して 均 等 割 額 を 判 定 3 平 成 4 年 1 月 市 会 において 法 人 市 民 税 に 係 る 横 浜 みどり 税 の 軽 減 期 間 が 平 成 1 年 4 月 1 日 から 平 成 5 年 3 月 31 日 ま で から 平 成 1 年 4 月 1 日 から 平 成 6 年 3 月 31 日 まで に 延 長 されました 4 0 号 様 式 6 又 は7 法 人 税 割 額 - 8 外 国 の 法 人 税 等 の 額 の 控 除 額 - 9 仮 装 経 理 に 基 づく 法 人 税 割 額 の 控 除 額 - 1 租 税 条 約 の 実 施 に 係 る 法 人 税 割 額 の 控 除 額 0 号 の3 様 式 予 定 申 告 税 額 1 号 様 式 6 又 は7 法 人 税 割 額 - 8 外 国 の 法 人 税 等 の 額 の 控 除 額 号 様 式 3 又 は4 法 人 税 割 額 - 5 既 に 納 付 の 確 定 した 法 人 税 割 額 更 正 決 定 等 : 上 記 に 相 当 する 金 額 -11

3 法 人 税 割 法 人 税 割 額 は 法 人 税 額 税 率 によって 求 めますが 税 率 は 次 のとおりです 法 人 の 区 分 資 本 金 の 額 若 しくは 出 資 金 の 額 が 10 億 円 以 上 の 法 人 又 は 法 人 課 税 信 託 の 受 託 者 資 本 金 の 額 又 は 出 資 金 の 額 が 5 億 円 以 上 10 億 円 未 満 の 法 人 資 本 金 の 額 又 は 出 資 金 の 額 が 5 億 円 未 満 の 法 人 税 率 14.7% 13.5% 1.3% 横 浜 市 と 他 の 市 町 村 に 事 務 所 等 を 設 けている 法 人 は 各 市 町 村 ごとの 従 業 者 数 であん 分 して 法 人 税 割 額 を 納 めることになります 4 申 告 と 納 付 各 々の 法 人 が 定 める 事 業 年 度 終 了 後 か 月 以 内 に 法 人 が 自 ら 税 額 を 計 算 し 申 告 してその 税 額 を 納 めます 申 告 書 設 立 開 設 届 等 提 出 先 : 財 政 局 法 人 課 税 課 法 人 市 民 税 等 担 当 収 納 業 務 : 主 たる 事 務 所 の 所 在 する 区 の 区 役 所 法 人 市 民 税 の 納 税 証 明 の 発 行 : 主 たる 事 務 所 の 所 在 する 区 の 区 役 所 行 政 サービスコーナー 法 人 市 民 税 納 付 書 が ダウンロードできるようになりました 一 部 を 除 く 申 告 書 等 の 様 式 手 引 きについて は ホームページからダウンロードできます 横 浜 市 法 人 市 民 税 検 索 URL:www.city.yokohama.lg.jp/zaisei/ citytax/shizei/houjin.html 法 人 市 民 税 の 申 告 はインターネットでもできます!! 詳 しい 申 告 の 方 法 は eltax ホームページをご 覧 ください エルタックス URL:www.eltax.jp/ 検 索 電 子 申 告 で 申 告 書 の 提 出 先 をご 選 択 いただく 場 合 主 たる 事 務 所 のある 区 をご 選 択 いただいてお ります 例 : 主 たる 事 務 所 のある 区 が 中 区 の 場 合 は ( 中 区 分 ) 横 浜 市 法 人 課 税 課 をご 選 択 いただきます 法 人 市 民 税 の 超 過 課 税 は 快 適 な 都 市 づくりに 役 立 っています! < 法 人 税 割 > 本 市 では 資 本 金 5 億 円 以 上 の 法 人 について 資 本 金 の 額 等 の 規 模 に 応 じて 標 準 税 率 (1.3%)を 超 えた 税 率 (13.5%または14.7%)により 納 税 していただいており 主 要 な 道 路 などの 都 市 基 盤 整 備 や 落 橋 防 止 など 地 震 防 災 対 策 の 貴 重 な 財 源 として 活 用 させていただいております 法 人 税 割 超 過 課 税 分 の 収 入 額 44 億 円 ( 平 成 5 年 度 予 算 額 ) < 均 等 割 ( 横 浜 みどり 税 )> 本 市 では 平 成 1 年 4 月 1 日 から 平 成 6 年 3 月 31 日 までの 間 に 開 始 する 事 業 年 度 分 の 均 等 割 に 対 しては 横 浜 みどり 税 として 年 間 均 等 割 額 の9% 相 当 額 を 上 乗 せ 分 として 納 税 していただいております 市 域 の 緑 の 減 少 に 歯 止 めをかけ 緑 豊 かなまち 横 浜 を 次 世 代 に 継 承 することを 目 的 とした 横 浜 みどりアップ 計 画 の 推 進 のための 貴 重 な 財 源 として 活 用 させていただきます 横 浜 みどり 税 の 詳 細 については 次 ページをご 覧 ください 均 等 割 超 過 課 税 分 の 収 入 額 5 億 円 ( 平 成 5 年 度 予 算 額 ) -1

3 横浜みどり税 緑豊かなまち横浜を次世代に 横浜みどり税 を実施しています 横浜みどりアップ計画 新規 拡充施策 について 横浜の緑の移りかわり 横浜の緑の現状 約 40 年前(昭和 45 年) 緑被率 約 50 緑に対する市民意識 横 浜 の緑 は年 々減 少 していますが あ なたは横 浜 市 全 体 の緑 の 総 量 につ い て どのようにすべ きとお考えですか 緑の量は減っても やむを得ない 1. 緑被率は 調査年度によって調査手法や精度が異なるため おおむねの傾向をお示ししたものです 山林や農地の面積推移 単位はヘクタール 無回答 0.6 4,000 山林 市街化区域 市街化調整区域 3,500 今の量を 維持して 今の量より ほしい 増やして ほしい 40.0% 平成 1 年当時 緑被率 約 9.8 約 30 年前(昭和 55 年) 緑被率 約 40 2 2 横浜市は 急速な都市化の進展により 緑(樹林地 農地)が大きく失われてきまし た 緑は一度失われると 回復が困難であ り その保全は緊急に取り組まなければな らない課題です 平成 0 年5月に実施した 横浜の緑に 関する市民意識調査 では 緑の増加や維 持を求める声が多くなっていますが 一方 で 市域の樹林地や農地の多くは民有地で あり 所有者には維持管理や相続税など大 きな負担がかかっています 58.% 3,000,500,000,840 1,081,73 1,001,619 98 813,17 664 3,000 1,731 500 1,691 1,634 1,508 H16 H1 農地 市街化区域 市街化調整区域 3,766 3,667 3,568 3,40 1,018 949 875 780,748,718,693,640,536 H9 H11 H13 H16 H1,500 3,19 656,000 1,500 1,759 1,000 500 0 0 H9 平成 0 年5月 横浜の緑に関する市民意識調査 より 4,000 3,500,447 1,500 1,000 4,500 H11 H13 固定資産概要調書等をもとに集計(農地面積については 生産緑地地区 市街化調整区 域内の農地を対象に集計) 緑の保全や創造のためには 土地所有者が樹林地や農地を持ち続けられるよう支援をしながら 不測の事 態による買取りの希望などに対応して保全していくとともに 市街地の緑化にも取り組んでいくことが必要 です そこで 緑豊かなまち横浜 を次世代に継承するために 従来すすめている 横浜みどりアップ計 画 の施策に加え 平成 1 年度から横浜みどり税を財源の一部としながら 新規 拡充施策 樹林地を守 る 農地を守る 緑をつくる に取り組んでいます 5 年 間 の 目 標 樹林地を守る 緑地保全制度による指定を 計画策定時の2倍以上に大幅に拡大 保全した樹林地の維持管理と利活用を市民協働等により推進 農地を守る 農地の維持継続の支援等を行い 従来の取組に加え約 50ha の農地を保全 市民農園整備等により農への市民参加の促進 緑をつくる 市民協働による地域ぐるみの緑化の展開 民有地の緑化や 公共施設の緑化 5年で約 10ha の推進 横浜みどりアップ計画 新規 拡充施策 の平成 5 年度の主な取組内容 樹林地を守る 緑地 保 全制 度の地区 指 定を積極 的に進めるとともに 不 測の事 態による買取りの希望 などに対応し 樹林地を保全します 買取り予定面積 約 36ha また 市民の皆様との協働による維持管理の推進 樹 林地の魅力や保全の意義を市民の皆様に伝えていく取組を進めます 農地を守る 都 市 における 貴 重 な 緑 の 一 つである農 地 の 保 全 を 引 き 続 き 進 める とと もに 水 田 保 全 予 定 面 積 約 10ha 市民の皆様が身近なところで地産地消を実感できる取組を進めます また 農地の担い手への支 援 育成に取り組みます 緑をつくる 地域ぐるみで作成した計画に基づき 地域にふさわしい緑のまちづくりに取り組みます 民有地緑化や公 共施設緑化の拡充予定地区 16 地区 また 公共施設での緑化を進めるとともに 維持管理の向上によ る緑の質の向上を図ります 横浜みどりアップ計画市民推進会議 市民の意見を反映しています 横浜みどりアップ計画 新規 拡充施策 について 市民参加の組織により評価 提案等に取り組んでいます また 市民の皆様へ 横浜みどりアップ計画 新規 拡充施策 などの情報提供を行うため ニュースレター 濱RY OKU を発行しています 横浜みどりアップ計画 新規 拡充施策 についてのお問合せ等 環境創造局みどりアップ推進課 TEL 045-671-71 FAX 045-4-667) ホームページ URL http://www.city.yokohama.lg.jp/kankyo/etc/jyorei/keikaku/midori-up/midori-up-plan/ 個人 企業 団体等の緑化などの取組を登録する みどりアップ しています 宣言の登録を募集しています URL http://www.city.yokohama.lg.jp/kankyo/etc/jyorei/keikaku/midori-up/midori-up-plan/sengen/ 13

横浜みどりアップ計画(新規 拡充施策)に必要な安定的な財源確保のため 横浜みどり税 を実施しています みどり保全創造事業費会計の財源について 1 2 2 横浜みどりアップ計画 新規 拡充施策 の財 源の一部として 平成 1 年度から 横浜みどり 税 を導入し ご負担をお願いすることとしまし た 引き続き 皆様のご理解 ご協力をお願いい たします 横浜みどり税 の税収相当額は 横浜市みど り基金 に積み立て 他の財源から分けることで 使途を明確にするとともに 年度間の財源調整 をしています また 基金とあわせて 横浜みどりアップ計画 新規 拡充施策 の全事業を対象とした特別会 計 みどり保全創造事業費会計 を設置し 計画 全体の事業費等を他の一般会計事業とは分け て明確にお示しすることで 事業の進捗状況に ついても明らかにしています 横浜みどり税 の概要 課税方式と税率 実施期間 市民税 個人 法人 均等割超過課税方式で 平成 1 年度から5年間実施 個人 市民税の均等割に年間 900 円を上乗せ 平成 1 年度分から平成 5 年度分まで 個人市民税 - ページ 平成 0 年度 平成 1 年度から平成 5 年度 ただし 所 得が一 定 金 額 以 下 で市 民 税 均 等 割が課税されない方を除きます 市民税 3,000 円 3,900 円 法人 地方税法に規定される均等割額の9 相当額を上乗せ 法人市民税 -11ページ 平成 1 年4月1日から平成 6 年3月 31 日までの間に開始 ただし 法人税割が課税されない法人を除き ます する事業年度分 平 成 4 年 1 月 市 会 に お い て 軽 減 期 間 が 当 初 4 年 度 間 から 当初5年度間 に延長されました 市民税均等割への超過課税とは 市民税では 地域社会の費用の一部を広く均等に市民の方に負担していただく趣旨で 均等割 標準税率 個人 3,000 円 法人5万円 300 万円 を課税しています 超過課税はその均等割に一定額 率 を上乗せする方法です 税収規模 約 1 億円 平成 4 年度予算額 個人 約 16 億円 法人 約5億円 基金への積み立て 税収相当額を横浜市みどり基金に積み立てます 固定資産税 都市計画税の 軽減措置 使 途 横 浜 みどり ア ッ プ計 画 新 規 拡 充 施 策 のうち ①公有地化等樹林地 農地の保全 ②身近な緑化の推進 ③維持管理の充実による緑の質の向上 ④市民参画の促進 などの施策 事業に充てます 横浜みどり税 により安定的な財源確保を図るほか さらに緑化の誘導 農地の保全を図るため 基準以上の緑化を行った建築物の敷地や農家の敷地内等にある農業用施設用地について 固定 資産税 都市計画税の軽減措置を新たに設けました -15 ページ 横浜みどり税 についてのQ A Q1 経済状況が厳しい中 なぜ 横浜みどり税 を実施したのか A1 緑は一旦失われると元に戻すことが非常に困難で 将来の緑の保全 創造には早期に 着実に取り組んでいかなけ ればなりません また 経済状況を踏まえ上乗せ分の税率を 個人は当初案の 1,100 円から 900 円 法人は 11 から 9 に引き下げるとともに 法人税割が課税されない法人にご負担いただかないこととしました Q2 行財政改革をさらに進め 緑の保全 創造の財源を確保すべきではないのか A2 横浜市では 人件費をはじめとする市役所内部経費の削減や 積極的な歳入確保など 可能な限りの取組を進めて きました 今後も 更なる改革 改善に向けた努力を続けていきますが そのことだけで 緑の保全 創造のために必要な 財源を確保することは難しい状況にあることから 横浜みどり税 を実施することとしたものです Q3 開発を規制すれば 緑は保全できるのではないのか A3 都市計画法による開発許可制度では 市街化区域で一定基準を満たす計画は許可しなければなりません 市街化 調整区域では 立地できる施設を限定していますが 全ての土地利用を規制することはできません このため本市では緑 を確実に担保するための手法である特別緑地保全地区など様々な制度を活用し緑の保全を図ってきましたが 市内の 緑の多くは民有地に依存しており 保全する上で維持管理や相続税等の負担が大きく 緑は減少し続けています そこ で 横浜みどりアップ計画 新規 拡充施策 では 特別緑地保全地区などの大幅な拡大や新たな 緑化地域制度 によ る緑化の義務付け等を推進し 緑の保全 創造を図っていきます 横浜みどり税 についてのお問い合わせ 個人市民税は 各区役所税務課または財政局税務課 TEL045-671-53 FAX045-641-775 法人市民税は 財政局法人課税課法人市民税等担当 財政局法人課税課のご案内 その他-9 ページ これまでの検討経過や市民意見募集の結果等は 市ホームページ 分野別インデックス 税金 よこはま市税のページ みど りアップ計画関連 http://www.city.yokohama.lg.jp/zaisei/citytax/midori-up/ でご覧になれます 14

基 準 以 上 の 緑 化 に 対 する 固 定 資 産 税 都 市 計 画 税 の 軽 減 措 置 のご 案 内 横 浜 みどり 税 条 例 の 施 行 ( 平 成 1 年 4 月 1 日 )に 伴 い 500 m 以 上 の 建 築 物 敷 地 で 一 定 基 準 以 上 の 緑 化 を 行 い その 緑 地 を 横 浜 市 と 10 年 間 保 全 する 契 約 を 締 結 すると 建 築 物 の 敷 地 に 対 する 固 定 資 産 税 都 市 計 画 税 が 軽 減 される 制 度 ができました 1 条 件 1 建 築 確 認 の 敷 地 面 積 が 500 m 以 上 の 建 築 物 敷 地 であること( 集 合 住 宅 や 企 業 も 対 象 となります) 敷 地 面 積 に 占 める 緑 化 面 積 の 部 分 が 基 準 となる 緑 化 率 ( 1)に 加 え さらに5% 以 上 緑 化 されてい る 敷 地 であること ( ) 3 平 成 5 年 1 月 31 日 までの 間 に 緑 化 部 分 全 体 を 10 年 間 保 全 する 契 約 を 本 市 と 締 結 すること ( 3) 1 基 準 となる 緑 化 率 は 建 築 物 の 用 途 により 異 なります なお 一 般 的 な 個 人 宅 共 同 住 宅 の 基 準 は5~10%です 緑 化 を 証 明 する 横 浜 市 建 築 物 緑 化 認 定 証 を 取 得 していただきます 3 契 約 できるのは 建 物 の 所 有 者 又 は 管 理 者 です 軽 減 内 容 基 準 を 超 えて 緑 化 している 部 分 ( 上 乗 せ 緑 化 部 分 )の 税 額 の4 分 の1が 軽 減 されます 3 軽 減 期 間 当 該 契 約 を 締 結 した 日 の 属 する 年 の 翌 年 の1 月 1 日 を 賦 課 期 日 とする 年 度 から 10 年 度 分 (5 年 中 に 契 約 いただいた 場 合 6 年 度 から 税 が 軽 減 されます 契 約 締 結 は 5 年 1 月 末 で 終 了 となり ます ) 4 参 考 事 例 : 敷 地 面 積 500 m/ 緑 化 基 準 10%/ 実 際 の 緑 化 面 積 75 m 基 準 緑 化 部 分 (50m) 上 乗 せ 緑 化 部 分 (5m) < 主 な 要 件 > 基 準 緑 化 部 分 :50m( 敷 地 の10%) 上 乗 せ 緑 化 部 分 :5m(5% 以 上 に 適 合 ) 緑 化 部 分 全 体 :10 年 間 の 保 全 契 約 締 結 < 軽 減 対 象 面 積 > 5m( 全 体 緑 化 75m- 基 準 緑 化 50m) < 軽 減 額 > 5 mに 相 当 する 税 額 の4 分 の1が 軽 減 対 象 となります 対 象 となる 緑 化 は 地 上 部 のみで 屋 上 壁 面 等 は 対 象 と なりません 相 談 窓 口 お 問 い 合 わせ 相 談 受 付 は 平 日 の 午 前 中 となっています 予 約 制 となっていますので あらかじめご 予 約 ください 横 浜 市 環 境 創 造 局 みどりアップ 推 進 課 電 話 :671-3447 31-0017 横 浜 市 中 区 港 町 1-1 関 内 中 央 ビル6 階 (JR 横 浜 市 営 地 下 鉄 関 内 駅 ) -15

指 定 された 農 業 用 施 設 用 地 に 対 する 固 定 資 産 税 都 市 計 画 税 の 軽 減 措 置 のご 案 内 横 浜 みどり 税 条 例 の 施 行 ( 平 成 1 年 4 月 1 日 )に 伴 い 農 地 の 保 全 を 図 るため 一 定 の 条 件 を 満 たす 場 合 農 家 の 敷 地 内 等 にある 農 業 用 施 設 用 地 に 対 する 固 定 資 産 税 都 市 計 画 税 が 軽 減 され ます 対 象 農 家 の 敷 地 内 等 にあり 農 業 経 営 上 不 可 欠 な 農 業 用 施 設 ( 注 ) 用 地 注 農 業 用 施 設 の 例 耕 作 又 は 養 畜 の 業 務 のために 必 要 な 農 業 用 施 設 (1) 農 産 物 集 出 荷 施 設 農 産 物 貯 蔵 施 設 畜 舎 蚕 室 温 室 農 産 物 調 製 施 設 その 他 これらに 類 す る 農 畜 産 物 の 生 産 集 荷 調 製 貯 蔵 又 は 出 荷 の 用 に 供 する 施 設 () 種 苗 貯 蔵 施 設 農 機 具 収 納 施 設 たい 肥 舎 その 他 これらに 類 する 農 業 生 産 資 材 の 貯 蔵 又 は 保 管 ( 農 業 生 産 資 材 の 販 売 の 事 業 のための 貯 蔵 又 は 保 管 を 除 く )の 用 に 供 する 施 設 など 条 件 農 業 用 施 設 が 他 の 用 途 と 明 確 に 区 分 され 自 らの 農 業 用 に 使 用 されていること 農 業 用 施 設 の 一 部 が 農 業 以 外 の 用 途 に 使 用 されているときは 次 に 掲 げる 要 件 すべてを 満 た すこと 農 業 専 用 部 分 と 非 農 業 専 用 部 分 が 壁 などで 明 確 に 仕 切 られていること 農 業 専 用 部 分 の 床 面 積 の 合 計 が 延 床 面 積 の 分 の1 以 上 であること 二 階 建 て 以 上 の 場 合 1 階 はすべて 農 業 専 用 であること 農 業 用 施 設 を 所 有 している 農 家 が 市 内 に1,000m 以 上 の 農 地 を 耕 作 していること (1,000m 以 上 の 農 地 に 含 まれるのは 市 街 化 調 整 区 域 の 農 地 と 生 産 緑 地 です なお 家 庭 菜 園 や 農 地 転 用 手 続 き 済 みの 農 地 は 対 象 となりません ) 平 成 1 年 4 月 1 日 から 平 成 5 年 1 月 31 日 までの 間 に 所 有 農 地 等 を10 年 以 上 耕 作 する 契 約 当 該 農 業 用 施 設 用 地 を10 年 間 継 続 して 利 用 する 契 約 を 本 市 と 締 結 していただき 指 定 された 場 合 土 地 の 固 定 資 産 税 等 が 軽 減 されます なお 詳 細 については 下 記 お 問 い 合 わせ 先 にご 確 認 ください 軽 減 期 間 当 該 契 約 を 締 結 した 日 の 属 する 年 の 翌 年 の1 月 1 日 を 賦 課 期 日 とする 年 度 から10 年 度 分 5 年 中 に 契 約 いただき 指 定 された 場 合 6 年 度 から 税 が 軽 減 されます 軽 減 内 容 一 般 の 農 業 用 施 設 用 地 の 税 額 との 差 額 相 当 分 宅 地 課 税 から 敷 地 外 にある 一 般 の 農 業 用 施 設 用 地 並 みの 課 税 となります お 問 い 合 わせ 横 浜 市 環 境 創 造 局 農 地 保 全 課 電 話 :671-630 FAX:664-445 31-0017 横 浜 市 中 区 港 町 1-1 関 内 中 央 ビル4 階 (JR 横 浜 市 営 地 下 鉄 関 内 駅 ) -16

Q &A 質 問 と 答 え Q 横 浜 市 の 住 民 税 は 高 いのですか? 私 は 平 成 4 年 6 月 に 横 浜 市 に 引 越 して きた 者 ですが 横 浜 市 の 住 民 税 は 他 の 都 市 と 比 べて 高 いのでしょうか 住 民 税 ( 市 民 税 県 民 税 )は 他 の 市 A 町 村 と 比 べて 高 くなります 住 民 税 は 1 月 1 日 現 在 住 所 のある 市 町 村 において 前 年 中 の 所 得 に 対 して 課 税 されるもので す 平 成 4 年 6 月 から 横 浜 市 にお 住 まいの 場 合 には 平 成 5 年 度 から 横 浜 市 で 住 民 税 が 課 税 されます 横 浜 市 では 平 成 1 年 度 から 条 例 に 定 めるとこ ろにより 緑 豊 かなまち 横 浜 を 次 世 代 に 継 承 することを 目 的 とした 横 浜 みどりアップ 計 画 ( 新 規 拡 充 施 策 )を 推 進 するための 安 定 的 な 財 源 として 横 浜 みどり 税 を 実 施 しています ( 横 浜 みどり 税 の 詳 細 については -13 14 ページをご 覧 ください) このため 他 の 市 町 村 よりも 市 民 税 の 税 額 は 年 間 で900 円 高 くなります また 神 奈 川 県 では 平 成 19 年 度 から 条 例 に 定 めるところにより 水 源 環 境 保 全 再 生 のための 県 民 税 に 対 する 超 過 課 税 が 実 施 されています こ のため 神 奈 川 県 下 の 市 町 村 は 超 過 課 税 をして いない 他 の 都 道 府 県 下 の 都 市 よりも 県 民 税 の 税 額 は 高 くなります(なお 県 民 税 は 法 律 で 市 町 村 が 市 民 税 にあわせ 賦 課 徴 収 をすることとされていま す ) 住 民 税 の 税 率 については -ページをご 覧 くだ さい 住 民 税 の 計 算 方 法 や 税 率 などはすべて 地 方 税 法 という 法 律 で 定 められています しかし 地 方 団 体 は 財 政 上 の 特 別 な 必 要 がある 場 合 には 条 例 によって 地 方 税 法 に 定 める 標 準 税 率 を 超 え た 超 過 税 率 により 課 税 することができます 給 与 以 外 に 副 収 入 がある 場 合 に 住 民 税 の 申 告 は 必 要 ですか? 私 は 会 社 勤 めをしていますが ある 雑 誌 Q に 原 稿 を 書 いたところ 出 版 社 から 原 稿 料 を 受 け 取 りました このため 給 与 所 得 以 外 に 原 稿 料 の 所 得 が15 万 円 ほどあります この 場 合 区 役 所 に 住 民 税 の 申 告 をする 必 要 があるでしょうか に 給 与 所 得 と 合 算 して 税 額 を 計 算 し 直 すことにな っています ただし 年 間 の 給 与 の 収 入 金 額 が,000 万 円 以 下 で 給 与 所 得 以 外 の 所 得 ( 原 稿 料 外 交 員 報 酬 など)の 年 間 合 計 額 が0 万 円 以 下 の 人 については 確 定 申 告 をしなくてもよいことになっています しかし 住 民 税 の 場 合 は 所 得 税 と 異 なり 所 得 の 多 少 にかかわらず 給 与 所 得 と 合 算 して 税 額 を 計 算 することになっています あなたの 場 合 原 稿 料 について 所 得 税 の 確 定 申 告 をした 場 合 は 住 民 税 の 申 告 がされたとみなさ れ 住 民 税 の 申 告 は 不 要 ですが 確 定 申 告 をしな かった 場 合 は 住 民 税 の 申 告 をする 必 要 がありま す 退 職 後 にも 住 民 税 を 支 払 うのでしょうか? 私 は 平 成 4 年 11 月 に 会 社 を 退 職 し Q その 後 無 職 です 退 職 時 に 支 払 われた 給 与 から 一 括 して 納 めた 住 民 税 ですべて 納 税 済 みと 思 っていたところ 平 成 5 年 6 月 に 税 額 決 定 納 税 通 知 書 が 送 られてきました これは 二 度 払 いとならないでしょうか お 支 払 いをお 願 いします A 会 社 勤 めの 方 の 住 民 税 は 前 年 の 所 得 を 基 準 に 算 出 された 住 民 税 の 年 税 額 を 所 得 の 生 じた 年 の 翌 年 の6 月 からそのまた 翌 年 の 5 月 まで 年 1 回 に 分 けて 毎 月 の 給 与 の 支 払 い の 際 に 納 めていただく 特 別 徴 収 の 方 法 によってい ます あなたから 退 職 時 に 一 括 して 納 めていただいた 住 民 税 は 平 成 3 年 中 の 所 得 に 対 して 課 され 平 成 4 年 6 月 から 毎 月 徴 収 された 住 民 税 の 残 税 額 で あって この 分 については 退 職 のため 会 社 の 給 与 から 差 し 引 かれなくなるため 退 職 時 の 給 与 から 一 括 して 納 めていただいたものです ところで あなたの 場 合 平 成 4 年 1 月 から11 月 まで 勤 務 していた 会 社 から 支 払 いをうけた 給 与 がありますのでその 間 の 所 得 に 対 して 翌 年 に 住 民 税 がかかります そこで 平 成 5 年 の6 月 から 納 めていただくため 税 額 決 定 納 税 通 知 書 が 送 られ てきたものであって 重 複 して 課 税 されたもので はありません ケースによっては 申 告 をしていただく A 必 要 があります 所 得 税 の 場 合 原 稿 料 や 外 交 員 報 酬 に ついては 支 払 の 際 に 源 泉 徴 収 し 確 定 申 告 の 際 -17

Q &A 質 問 と 答 え 亡 くなった 夫 の 住 民 税 は 支 払 わなくてはならない? 私 の 夫 は 平 成 5 年 3 月 に 亡 くなりました Q が 6 月 に 市 民 税 県 民 税 の 税 額 決 定 納 税 通 知 書 が 送 られてきました 私 は 既 に 亡 くなった 夫 の 税 金 を 支 払 わなければならないので しょうか お 支 払 いをお 願 いします A 市 民 税 県 民 税 は 毎 年 1 月 1 日 現 在 市 内 に 住 んでいる 人 に 対 して 前 年 中 (1 月 1 日 ~1 月 31 日 )の 所 得 に 基 づいて 課 税 さ れます したがって 平 成 5 年 1 月 日 以 降 に 亡 くなられた 方 に 対 しても 平 成 5 年 度 の 市 民 税 県 民 税 が 課 税 され 財 産 の 相 続 人 が 納 税 義 務 を 引 き 継 ぐことになります なお 平 成 6 年 度 からは 課 税 されません パート 収 入 と 税 金 は どのように 関 わっているのでしょうか? 私 はサラリーマンですが 妻 が 平 成 4 年 Q から 近 所 の 花 屋 へパートに 出 るようになり ました 妻 のパートが 私 たち 夫 婦 の 税 金 にどんなふうにかかわってくるのでしょうか 妻 のパート 収 入 は10 万 円 私 の 年 収 は 給 与 収 入 で 500 万 円 です まず 妻 のパート 収 入 に 税 金 がかかるか A どうか 次 に あなた 自 身 の 税 金 計 算 上 所 得 から 控 除 される 配 偶 者 控 除 や 配 偶 者 特 別 控 除 の 適 用 があるかどうかについてみてみまし ょう 税 金 はどのくらいの 収 入 から 収 入 や 所 得 に 対 する 税 金 として 所 得 税 と 住 民 税 があります 1 所 得 税 パート 収 入 は 所 得 税 法 では 給 与 所 得 とされ 一 般 のサラリーマンと 同 じように 税 金 を 計 算 す ることになりますが 給 与 収 入 額 から 給 与 所 得 控 除 額 を 差 し 引 いた 残 額 が 基 礎 控 除 額 (38 万 円 ) 以 下 の 場 合 所 得 税 はかかりません つまり 所 得 税 における 給 与 所 得 者 の 課 税 最 低 限 は 次 のようになります ( 給 与 所 得 控 除 額 )( 基 礎 控 除 額 )( 課 税 最 低 限 ) 65 万 円 + 38 万 円 = 103 万 円 ご 質 問 のケースでは 収 入 金 額 が103 万 円 以 下 ですので 所 得 税 はかかりません 住 民 税 一 方 住 民 税 には 非 課 税 制 度 があり その 限 度 額 は35 万 円 となっています つまり 給 与 収 入 額 が 給 与 所 得 控 除 額 と 非 課 税 限 度 額 (35 万 円 )を 合 計 した 金 額 (100 万 円 ) 以 下 の 場 合 住 民 税 は 課 税 されません ( 給 与 所 得 控 除 額 )( 非 課 税 限 度 額 ) 65 万 円 + 35 万 円 = 100 万 円 ご 質 問 のケースでは 収 入 金 額 が100 万 円 を 超 えるため 住 民 税 は 課 税 されます この 場 合 住 民 税 は 所 得 のあった 年 の 翌 年 に 課 税 されますので このケースでは 平 成 5 年 度 の 住 民 税 として 課 税 されます -19ページ 表 1 参 照 配 偶 者 控 除 の 対 象 となるのは 給 与 所 得 が38 万 円 ( 給 与 収 入 金 額 で103 万 円 ) 以 下 であれば 所 得 税 住 民 税 ともにあなたの 所 得 から 控 除 できる 配 偶 者 控 除 の 対 象 となります あなたの 妻 の 所 得 は37 万 円 ( 給 与 収 入 金 額 10 万 円 - 給 与 所 得 控 除 額 65 万 円 )ですから あなた の 所 得 税 住 民 税 の 計 算 上 配 偶 者 控 除 ( 所 得 税 38 万 円 住 民 税 33 万 円 )を 受 けることができます -19ページ 表 1 参 照 配 偶 者 特 別 控 除 の 対 象 となるのは 配 偶 者 特 別 控 除 は パート 収 入 が103 万 円 を 超 える 配 偶 者 には 配 偶 者 控 除 の 適 用 がなくなり 控 除 が 激 変 するのを 緩 和 し また 所 得 の 稼 得 に 対 す る 配 偶 者 の 貢 献 を 考 慮 して 昭 和 6 年 9 月 の 税 制 改 正 により 設 けられたものです しかし 女 性 の 就 業 状 況 が 世 帯 主 の 補 助 的 な 就 労 から 本 格 的 な 就 労 への 移 行 傾 向 が 見 られるよ うになっていることなど 経 済 社 会 の 変 化 を 踏 まえ 平 成 15 年 度 の 税 制 改 正 で 配 偶 者 特 別 控 除 のうち 配 偶 者 控 除 に 上 乗 せして 適 用 される 部 分 の 控 除 が 廃 止 されました ( 所 得 税 は 平 成 16 年 分 から 住 民 税 は 平 成 17 年 度 分 から 廃 止 されています ) -19ページ 図 1 参 照 配 偶 者 特 別 控 除 は 配 偶 者 の 所 得 の 額 に 応 じて 控 除 額 が 逓 減 する 仕 組 みとなっています ( 所 得 税 で 最 高 38 万 円 住 民 税 で 最 高 33 万 円 ) なお この 特 別 控 除 の 適 用 が 受 けられるのは 控 除 を 受 ける 本 人 の 所 得 が1,000 万 円 ( 給 与 収 入 金 額 で 約 1,31 万 円 ) 以 下 であることが 要 件 とさ れています あなたの 妻 の 平 成 4 年 中 のパート 収 入 は10 万 円 ですので -19ページ 表 から 4 年 分 の 所 得 税 及 び5 年 度 の 住 民 税 について それぞれ 配 偶 者 控 除 が 適 用 されます -18

表 1 所 得 税 住 民 税 及 び 配 偶 者 控 除 に 関 する 収 入 金 額 の 目 安 4 年 中 の 給 与 収 入 金 額 配 偶 者 ( 妻 ) 自 身 に 税 金 がかかるかどうか 配 偶 者 控 除 の 対 象 となるかどうか 給 与 所 得 金 額 所 得 税 住 民 税 所 得 税 住 民 税 100 万 円 以 下 35 万 円 以 下 かからない かからない なる 100 万 円 超 103 万 円 以 下 35 万 円 超 38 万 円 以 下 かからない かかる なる 103 万 円 超 38 万 円 超 かかる かかる ならない 納 税 者 本 人 の 受 ける 控 除 額 図 1 配 偶 者 控 除 配 偶 者 特 別 控 除 の 仕 組 み( 住 民 税 ) ( 配 偶 者 が 給 与 所 得 者 の 場 合 ) 66 万 円 配 偶 者 特 別 控 除 ( 上 乗 せ 部 分 ) 平 成 17 年 度 分 から 廃 止 33 万 円 配 偶 者 特 別 控 除 配 偶 者 控 除 配 偶 者 の 給 与 収 入 103 万 円 以 下 最 高 33 万 円 配 偶 者 の 給 与 収 入 103 万 円 超 141 万 円 未 満 控 除 額 33~3 万 円 控 除 額 33 万 円 0 103 万 円 141 万 円 配 偶 者 の 給 与 収 入 表 パート 収 入 等 に 係 る 配 偶 者 控 除 配 偶 者 特 別 控 除 額 早 見 表 収 入 金 額 平 成 4 年 分 所 得 税 配 偶 者 控 除 配 偶 者 特 別 控 除 合 計 平 成 5 年 度 住 民 税 配 偶 者 控 除 配 偶 者 特 別 控 除 合 計 0~1,030,000 円 38 万 円 0 万 円 38 万 円 33 万 円 0 万 円 33 万 円 1,030,001~1,049,999 0 38 38 0 33 33 1,050,000~1,099,999 0 36 36 0 33 33 1,100,000~1,149,999 0 31 31 0 31 31 1,150,000~1,199,999 0 6 6 0 6 6 1,00,000~1,49,999 0 1 1 0 1 1 1,50,000~1,99,999 0 16 16 0 16 16 1,300,000~1,349,999 0 11 11 0 11 11 1,350,000~1,399,999 0 6 6 0 6 6 1,400,000~1,409,999 0 3 3 0 3 3 1,410,000~ 0 0 0 0 0 0-19

お 父 さんの 年 金 に 対 する 税 法 上 の 取 扱 いはどうなっているのでしょうか? 私 の 父 (68 歳 )は 会 社 を 辞 めてから 生 Q 計 費 等 は 私 の 負 担 で 一 緒 に 生 活 しています が 父 は 厚 生 年 金 の 支 給 を 受 けています ( 平 成 4 年 中 の 支 給 額 は0 万 円 でした ) この 場 合 父 は 扶 養 控 除 の 対 象 となることができるで しょうか また 父 の 年 金 には 税 金 はかかります か 父 に 年 金 以 外 の 収 入 はなく 国 民 健 康 保 険 料 を 年 10 万 円 支 払 っています 厚 生 年 金 などの 公 的 年 金 等 は 税 法 上 雑 A 所 得 として 課 税 の 対 象 となるものですが その 所 得 金 額 は 年 金 支 給 額 から 次 の 公 的 年 金 等 控 除 額 を 控 除 して 求 めます 公 的 年 金 等 控 除 したがって あなたのお 父 さんの 雑 所 得 金 額 は 0 万 円 -10 万 円 =100 万 円 ( 年 金 収 入 ) 公 的 年 金 雑 所 得 等 控 除 額 金 額 Q &A 質 問 と 答 え となります そこで まず お 父 さんが 扶 養 控 除 の 対 象 とな るかどうかですが 平 成 4 年 中 の 所 得 に 対 して 課 される 平 成 4 年 分 の 所 得 税 平 成 5 年 度 の 住 民 税 では 扶 養 控 除 の 対 象 となる 所 得 要 件 は ともに 38 万 円 (65 歳 以 上 の 方 の 年 金 受 給 額 にして158 万 円 ) 以 下 ですから あなたのお 父 さんは 扶 養 控 除 の 対 象 となることができません 次 に お 父 さんの 平 成 4 年 中 の 年 金 に 対 する 課 税 上 の 取 扱 いですが 税 額 は 所 得 金 額 から 基 礎 控 除 などの 所 得 控 除 を 差 し 引 いた 金 額 に 税 率 を 乗 じ て 計 算 しますので 次 のようになります 65 歳 未 満 65 歳 以 上 収 入 金 額 控 除 額 130 万 円 未 満 70 万 円 130 万 円 以 上 410 万 円 未 満 収 入 金 額 5%+37.5 万 円 410 万 円 以 上 770 万 円 未 満 収 入 金 額 15%+78.5 万 円 770 万 円 以 上 収 入 金 額 5%+155.5 万 円 330 万 円 未 満 10 万 円 330 万 円 以 上 410 万 円 未 満 収 入 金 額 5%+37.5 万 円 410 万 円 以 上 770 万 円 未 満 収 入 金 額 15%+78.5 万 円 770 万 円 以 上 収 入 金 額 5%+155.5 万 円 所 得 税 : 平 成 4 年 分 お 父 さんの( 雑 ) 所 得 金 額 100 万 円 から 社 会 保 険 料 (10 万 円 ) 基 礎 控 除 額 (38 万 円 )を 差 し 引 いた 金 額 (5 万 円 )に 所 得 税 の 税 率 ( 課 税 所 得 金 額 195 万 円 まで5%)を 乗 じ 計 算 します {100 万 円 -(10 万 円 +38 万 円 )} 5%=6,000 円 となります 住 民 税 : 平 成 5 年 度 お 父 さんの( 雑 ) 所 得 金 額 100 万 円 から 社 会 保 険 料 (10 万 円 )と 基 礎 控 除 額 (33 万 円 )を 差 し 引 いた 金 額 (57 万 円 )に 住 民 税 の 税 率 ( 市 民 税 6% 県 民 税 4.05%)を 乗 じ さらに 調 整 控 除 を 差 し 引 き 均 等 割 額 を 加 えて 計 算 します 市 民 税 所 得 割 額 ( 差 引 前 ) 57 万 円 6%=34,00 円 県 民 税 所 得 割 額 ( 差 引 前 ) 57 万 円 4.05%=,94.5 円 市 民 税 所 得 割 額 ( 差 引 後 ) 34,00-1,500( 調 整 控 除 )=3,700 円 県 民 税 所 得 割 額 ( 差 引 後 ),94.5-1,000( 調 整 控 除 ) 1,900 円 100 円 未 満 切 り 捨 て 市 民 税 3,700( 所 得 割 額 )+3,900( 均 等 割 額 )=36,600 円 県 民 税 1,900( 所 得 割 額 )+1,300( 均 等 割 額 )=3,00 円 年 税 額 59,800 円 となります 調 整 控 除 税 源 移 譲 によって 個 々の 納 税 者 の 負 担 が 変 わらないよう 平 成 19 年 度 から 個 人 住 民 税 において 所 得 税 と 住 民 税 の 人 的 控 除 額 の 差 に 基 づく 負 担 増 を 調 整 する 減 額 措 置 が 講 じられました ( 計 算 方 法 については -6ページ 参 照 ) -0

Q &A 質 問 と 答 え Q 金 融 証 券 税 制 のしくみ 上 場 株 式 等 の 譲 渡 益 や 配 当 に 係 る 税 金 の しくみは どのようになっていますか 個 人 投 資 家 の 積 極 的 な 市 場 参 加 を 促 す 観 点 から 1 平 成 5 年 1 月 31 日 までの 上 場 株 式 等 の 譲 渡 益 ( 証 券 会 社 に 特 定 口 座 をお 持 ちの 方 で 源 泉 徴 収 を 希 望 された 場 合 ) 平 成 5 年 1 月 31 日 ま でに 支 払 いを 受 ける 上 場 株 式 等 の 配 当 3 平 成 5 年 1 月 31 日 までに 支 払 いを 受 ける 公 募 株 式 投 資 信 託 の 収 益 分 配 金 については 10%( 所 得 税 7% 住 民 税 3%)の 優 遇 税 率 が 適 用 されます また 平 成 0 年 度 税 制 改 正 により 株 式 の 譲 渡 損 失 と 配 当 の 利 益 を 通 算 する 仕 組 み( 損 益 通 算 )が 設 けられ 平 成 1 年 分 以 後 の 所 得 税 及 び 平 成 年 度 分 以 後 の 住 民 税 に 適 用 されることになっておりま す これらを 図 で 表 しますと 次 のようになります A * 上 場 株 式 等 とは 国 内 国 外 証 券 取 引 所 に 上 場 されている 株 式 等 であり 上 場 ETF( 株 価 指 数 連 動 型 投 資 信 託 ) 上 場 REIT( 不 動 産 投 資 信 託 ) 等 も 含 まれ ます * 上 場 株 式 等 の 譲 渡 益 について 源 泉 徴 収 あ りの 特 定 口 座 以 外 で 生 じた 譲 渡 益 は 確 定 申 告 が 必 要 です 1 上 場 株 式 等 の 譲 渡 益 上 場 株 式 等 の 配 当 0 年 5 年 6 年 1 月 ~ 1 月 ~ 10% 優 遇 税 率 ~1 月 ( 所 得 税 7% 住 民 税 3%) 損 益 通 算 可 能 (1 年 1 月 から 適 用 ) 10% 優 遇 税 率 ~1 月 ( 所 得 税 7% 住 民 税 3%) 1 月 ~ 0% ( 所 得 税 15% 住 民 税 5%) 1 月 ~ 0% ( 所 得 税 15% 住 民 税 5%) 3 公 募 株 式 投 資 信 託 の 収 益 分 配 金 1 月 ~ 10% 優 遇 税 率 ( 所 得 税 7% 住 民 税 3%) ~1 月 0% 1 月 ~ ( 所 得 税 15% 住 民 税 5%) Q 特 定 口 座 とはどのようなものですか 投 資 家 が 上 場 株 式 等 を 売 却 した 場 合 証 券 会 社 等 が 投 資 家 の 代 わりにその 所 得 金 額 の 計 算 等 を A 行 う 口 座 のことです しかも 特 定 口 座 のうち 源 泉 徴 収 あり を 選 択 した 場 合 には 上 記 所 得 金 額 について 投 資 家 は 税 務 署 へ 確 定 申 告 する 必 要 はありません( 証 券 会 社 等 が 代 わりに 納 付 手 続 を 行 います) 特 定 口 座 のうち 源 泉 徴 収 なし を 選 択 した 場 合 には 証 券 会 社 等 から 送 られてくる 特 定 口 座 年 間 取 引 報 告 書 により 簡 便 に 申 告 を 行 うことができます なお 一 般 の 口 座 で 取 引 された 場 合 には ご 自 分 で 年 間 の 譲 渡 益 を 計 算 し 計 算 明 細 書 を 作 成 の 上 確 定 申 告 をしていただく 必 要 があります 特 定 口 座 投 資 家 選 択 源 泉 徴 収 あ り 選 択 申 告 不 要 源 泉 徴 収 な し 確 定 申 告 -1

4 固 定 資 産 税 都 市 計 画 税 固 定 資 産 税 固 定 資 産 税 は 土 地 家 屋 ( 住 宅 店 舗 工 場 事 務 所 等 ) 償 却 資 産 ( 事 業 のために 用 いている 構 築 物 機 械 等 )を 対 象 として 毎 年 1 月 1 日 現 在 に 所 有 する 方 に その 価 格 に 応 じて 納 めていただく 税 金 です 主 な 内 容 原 則 : 毎 年 1 月 1 日 現 在 の 所 有 者 で 具 体 的 には 次 のとおりです 土 地 家 屋 : 不 動 産 登 記 簿 又 は 固 定 資 産 課 税 台 帳 に 所 有 者 として 登 記 又 は 登 録 されて 納 税 義 務 者 いる 人 償 却 資 産 : 償 却 資 産 課 税 台 帳 に 所 有 者 として 登 録 されている 人 税 率 1.4% 課 税 対 象 課 税 標 準 額 土 地 家 屋 償 却 資 産 ( 会 社 や 個 人 が 事 業 のために 用 いている 構 築 物 機 械 工 具 器 具 備 品 等 の 固 定 資 産 ) 主 な 償 却 資 産 の 例 駐 車 場 の 舗 装 路 面 駐 車 装 置 (ターンテーブル 機 械 部 分 ) 屋 外 給 排 水 設 備 緑 化 施 設 受 変 電 設 備 外 灯 フォークリフト 等 の 大 型 特 殊 自 動 車 応 接 セット ロッカー 金 庫 パソコン 看 板 ネオンサイン レジスター ルームエアコン 冷 蔵 庫 厨 房 設 備 等 固 定 資 産 税 を 計 算 するための 基 礎 となる 価 格 です 固 定 資 産 の 価 格 の 決 め 方 ( -3 ページ) 参 照 平 成 5 年 度 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 ( 土 地 )の 税 額 計 算 の 仕 組 み( -5 ページ) 参 照 土 地 についての 特 例 (1) 住 宅 用 地 の 課 税 標 準 の 特 例 ( -4 ページ) 参 照 () 市 街 化 区 域 農 地 の 課 税 標 準 の 特 例 ( -4 ページ) 参 照 税 額 の 計 算 方 法 税 額 = 課 税 標 準 額 税 率 (1.4%) 新 築 住 宅 の 減 額 新 築 住 宅 については 一 定 の 要 件 を 満 たす 場 合 に 税 額 が 減 額 されます 新 築 住 宅 に 対 する 固 定 資 産 税 都 市 計 画 税 の 減 額 措 置 ( -6 ページ) 参 照 免 税 同 一 区 内 で 同 一 の 人 が 所 有 する 固 定 資 産 に 係 る 固 定 資 産 税 の 課 税 標 準 額 の 合 計 が 次 に 掲 げ 点 る 額 未 満 の 場 合 には 固 定 資 産 税 がかかりません 土 地 :30 万 円 家 屋 :0 万 円 償 却 資 産 :150 万 円 納 期 1 期 4 月 期 7 月 3 期 1 月 4 期 翌 年 月 都 市 計 画 税 都 市 計 画 税 は 公 園 道 路 下 水 道 等 の 都 市 施 設 の 建 設 整 備 などの 都 市 計 画 事 業 に 充 てるため 都 市 計 画 法 による 市 街 化 区 域 ( 平 成 年 4 月 1 日 現 在 で 横 浜 市 の 市 域 の 約 76%) 内 に 所 在 する 土 地 及 び 家 屋 を 対 象 として 毎 年 1 月 1 日 現 在 に 所 有 する 方 に 土 地 及 び 家 屋 の 価 格 に 応 じ て 固 定 資 産 税 とあわせて 納 めていただく 税 金 です 税 額 の 計 算 方 法 税 額 = 課 税 標 準 額 税 率 (0.3%) ( 課 税 標 準 額 の 求 め 方 については -3~6 ページ 参 照 ) 都 市 計 画 税 の 収 入 と 使 いみちは 横 浜 市 の 平 成 5 年 度 予 算 でみますと 都 市 計 画 税 の 収 入 額 は 都 市 計 画 施 設 の 整 備 など 都 市 計 画 事 業 に 充 てられています 平 成 5 年 度 都 市 計 画 税 収 入 額 550 億 円 ( 予 算 額 ) -

- 固 定 資 産 の 価 格 の 決 め 方 固 定 資 産 の 価 格 は 総 務 大 臣 が 定 めた 固 定 資 産 評 価 基 準 に 基 づいて 評 価 され 市 長 がその 価 格 を 決 定 し 固 定 資 産 課 税 台 帳 に 登 録 します 土 地 家 屋 の 価 格 は3 年 ごとに 見 直 すこととされ これを 評 価 替 えといいます 最 近 の 評 価 替 えは 平 成 4 年 度 に 行 われました 事 業 用 の 資 産 である 償 却 資 産 の 評 価 については 毎 年 1 月 1 日 現 在 の 状 況 を1 月 31 日 までに 申 告 して いただき それに 基 づいて 毎 年 度 価 格 を 算 出 することとされています (1) 土 地 の 評 価 土 地 の 価 格 は 固 定 資 産 評 価 基 準 に 基 づき 売 買 実 例 価 額 を 基 に 算 定 した 正 常 売 買 価 格 を 基 礎 として 求 めます ただし 宅 地 及 び 宅 地 に 比 準 する 土 地 の 価 格 については 平 成 6 年 度 の 評 価 替 えか ら 地 価 公 示 価 格 の7 割 を 目 途 に 評 価 の 均 衡 化 適 正 化 を 図 っており 平 成 4 年 度 評 価 替 えにおいて も 引 き 続 き 評 価 の 均 衡 化 適 正 化 を 推 進 しています 宅 地 の 評 価 方 法 街 路 の 状 況 公 共 施 設 等 からの 接 近 の 状 況 家 屋 の 疎 密 度 その 他 宅 地 の 利 用 上 の 便 等 を 考 慮 して 地 区 地 域 を 区 分 標 準 宅 地 ( 奥 行 間 口 形 状 等 が 標 準 的 な もの)の 選 定 主 要 な 街 路 標 準 宅 地 そ の 他 の 街 路 各 筆 の 土 地 主 要 な 街 路 の 路 線 価 の 付 設 主 要 な 街 路 とその 他 の 街 路 の 状 況 等 を 総 合 的 に 考 慮 して 付 設 します 地 価 公 示 価 格 都 道 府 県 地 価 調 査 価 格 及 び 鑑 定 評 価 価 格 の 活 用 その 他 の 街 路 の 路 線 価 の 付 設 評 価 替 え 年 度 以 外 でも 評 価 決 定 各 筆 の 評 価 額 の 算 出 横 浜 市 内 の 固 定 資 産 税 路 線 価 は 横 浜 市 のホーム ページ( 行 政 地 図 情 報 提 供 システム)でご 覧 いた だけます ホームページアドレス http://wwwm.city.yokohama.lg.jp/ また 区 役 所 税 務 課 の 窓 口 でも 区 内 の 路 線 価 をご 覧 いただけます(そのほか 市 役 所 1 階 市 民 情 報 センターでもご 覧 いただけます ) 市 長 の 価 格 決 定 () 家 屋 の 評 価 家 屋 の 評 価 は 固 定 資 産 評 価 基 準 で 再 建 築 価 額 を 基 準 とした 方 法 で 行 うこととされています これは 評 価 する 家 屋 と 同 様 の 家 屋 を 新 築 した 場 合 に 必 要 とされる 建 築 費 ( 再 建 築 価 額 )を 基 礎 に 新 築 時 からの 経 過 年 数 に 応 じた 減 価 率 ( 経 年 減 点 補 正 率 )を 乗 じて 価 格 を 求 める 方 法 です 具 体 的 な 価 格 の 求 め 方 は 次 のとおりです 1 新 増 築 家 屋 の 評 価 新 増 築 家 屋 の 調 査 新 増 築 家 屋 の 場 合 は 屋 根 外 壁 各 部 屋 の 内 装 等 に 使 わ れている 資 材 や 設 備 の 状 況 を 実 地 調 査 し( 注 1) それらの 資 材 について 固 定 資 産 評 価 基 準 に 定 める 単 価 を 適 用 して 再 再 建 築 価 額 の 算 出 建 築 価 額 を 求 めます 求 めた 再 建 築 価 額 に1 年 分 の 時 の 経 過 による 減 価 率 ( 経 年 減 点 補 正 率 )を 乗 じて 価 格 を 算 出 します ( 注 ) 評 価 額 の 算 出 ( 注 1) 区 役 所 税 務 課 の 職 員 が 実 地 調 査 に 伺 います ( 注 ) 新 築 家 屋 は 新 築 した 年 の 翌 年 度 から 課 税 されます -3