国 立 病 院 機 構 佐 賀 病 院 医 師 臨 床 研 修 プログラム (1) 研 修 目 的 及 び 目 標 医 療 という 社 会 的 重 要 性 又 公 共 性 の 高 い 職 域 の 中 で 臨 床 研 修 は 個 人 のみならず 社 会 的 必 要 性 の 強 いものである その 社

独 立 行 政 法 人 国 立 病 院 機 構 佐 賀 病 院 医 師 臨 床 研 修 プ ログラ ム 平 成 25 年 度 版 国 立 病 院 機 構 佐 賀 病 院 臨 床 研 修 管 理 委 員 会

国 立 病 院 機 構 佐 賀 病 院 医 師 臨 床 研 修 プログラム (1) 研 修 目 的 及 び 目 標 医 療 という 社 会 的 重 要 性 又 公 共 性 の 高 い 職 域 の 中 で 臨 床 研 修 は 個 人 のみならず 社 会 的 必 要 性 の 強 いものである その 社 会 的 必 要 性 に 答 えるべく 医 師 個 人 の 技 術 向 上 ということを 超 えてすべての 臨 床 医 に 求 められる 基 本 的 診 療 に 必 要 な 知 識 技 能 を 修 得 し チーム 医 療 の 一 員 として 小 児 から 高 齢 者 まで 患 者 の 持 つ 問 題 を 心 理 的 社 会 的 側 面 を 含 めて 全 人 的 に 捉 えて 解 決 する 能 力 を 身 につけることを 目 標 とする 国 立 病 院 機 構 佐 賀 病 院 の 概 況 当 院 は 佐 賀 市 の 中 心 部 より 北 西 約 2km JR 佐 賀 駅 より 北 方 約 1kmの 国 道 34 号 線 に 面 した 位 置 にあり 292 床 15 標 榜 診 療 科 定 員 医 師 現 員 38 名 レジデント 現 員 2 名 の 急 性 期 型 総 合 病 院 で がんおよび 成 育 専 門 医 療 施 設 として 位 置 づけられて いる 他 年 間 6000 人 以 上 の 救 急 患 者 と800 人 以 上 の 救 急 車 搬 送 患 者 を 受 け 入 れ 2 次 救 急 病 院 としての 機 能 を 担 っています 国 立 病 院 機 構 佐 賀 病 院 の 基 本 理 念 - 赤 ちゃんからお 年 寄 りまで 患 者 さんにやさしい 病 院 家 族 に 対 しても 思 いやりのあ る 病 院 そして 質 の 良 い 医 療 が 提 供 できる 病 院 を 目 指 します 初 期 臨 床 研 修 における 当 院 の 特 徴 日 常 診 療 で 遭 遇 することの 多 い 疾 患 が 数 多 く 経 験 でき かつそのほとんどが 院 内 で 解 決 できる 診 療 体 制 をとっていることが 当 院 の 特 徴 です 中 規 模 病 院 で 各 診 療 科 が 有 機 的 に 機 能 しながら 診 療 していますので 何 でも 相 談 でき 又 問 題 解 決 が 早 く 例 えば 内 科 の 研 修 をしながら 外 科 手 術 を 学 んだり 小 児 科 を 研 修 しながら 産 科 を 学 ぶ といった 診 療 科 を 横 断 するような 実 地 医 療 を 経 験 することにより 実 践 的 医 療 とチー ム 医 療 の 心 がけを 身 につけることができます また 24 時 間 救 急 患 者 搬 送 を 受 け 入 れる 体 制 をとっており 救 急 医 療 も 年 間 を 通 じて 研 修 診 療 科 を 問 わず 研 修 でき 将 来 の 志 望 科 の 研 修 に 十 分 備 えられる 様 選 択 科 目 の 期 間 を 比 較 的 長 く 設 定 しまし たので 3 年 目 以 降 の 研 鑽 に 大 いに 役 立 てる 事 ができます (2) 研 修 方 式 1 研 修 期 間 は 原 則 として2 年 間 とする 必 修 科 目 : 内 科 ( 救 急 循 環 器 内 科 を 含 む)6ヶ 月 救 急 3ヶ 月 外 科 3ヶ 月 精 神 1ヶ 月 地 域 医 療 1ヶ 月 とする 2

選 択 科 目 : 内 科 外 科 精 神 科 放 射 線 科 麻 酔 科 小 児 科 産 婦 人 科 循 環 器 科 整 形 外 科 形 成 外 科 泌 尿 器 科 皮 膚 科 眼 科 地 域 医 療 より 選 択 し 合 計 10ヶ 月 研 修 する 選 択 科 目 のうち 到 達 目 標 に 掲 げている 症 例 等 の 研 修 分 野 を 選 択 し なかった 場 合 は 選 択 に 関 わらず 研 修 期 間 中 に 到 達 目 標 を 達 成 する よう 適 宜 研 修 を 行 う 2 主 病 院 以 外 での 研 修 独 立 行 政 法 人 国 立 病 院 機 構 肥 前 精 神 医 療 センター( 必 修 選 択 ) 必 修 科 目 の 精 神 科 を1ヶ 月 及 び 選 択 科 目 で 精 神 科 を1ヶ 月 以 上 選 択 し 併 せて 2ヶ 月 以 上 の 研 修 が 望 ましい 長 崎 県 離 島 医 療 圏 組 合 奈 留 病 院 ( 必 修 選 択 ) 必 修 科 目 の 地 域 医 療 を1ヶ 月 及 び 選 択 科 目 で 地 域 医 療 を 選 択 した 場 合 佐 賀 大 学 医 学 部 附 属 病 院 ( 選 択 ) 必 修 科 目 の 救 急 ( 麻 酔 科 )3ヶ 月 においては 期 間 内 に 一 定 期 間 研 修 可 能 選 択 科 目 においては 全 ての 診 療 科 において 研 修 可 能 地 方 独 立 行 政 法 人 佐 賀 県 立 病 院 好 生 館 ( 選 択 ) 救 急 救 命 センター 小 児 外 科 緩 和 ケアを1ヶ 月 以 上 研 修 することもできる 医 療 法 人 天 神 会 新 古 賀 病 院 久 留 米 市 ( 選 択 ) 循 環 器 科 を1 年 目 の 内 科 研 修 中 に2 週 間 の 見 学 ( 希 望 者 ) 選 択 科 目 において 循 環 器 を 選 択 した 場 合 1ヶ 月 以 上 研 修 することもできる 独 立 行 政 法 人 国 立 病 院 機 構 別 府 医 療 センター( 選 択 ) 消 化 器 内 科 消 化 器 外 科 救 急 科 を 合 計 2ヶ 月 間 研 修 することもできる 独 立 行 政 法 人 国 立 病 院 機 構 長 崎 川 棚 医 療 センター( 選 択 ) 呼 吸 器 疾 患 神 経 難 病 疾 患 を1ヶ 月 以 上 研 修 することもできる 以 上 スーパーローテート 方 式 とし ローテート 方 法 は 研 修 医 本 人 の 希 望 を 考 慮 のうえ 臨 床 研 修 委 員 会 で 決 定 する 国 立 病 院 機 構 佐 賀 病 院 医 師 臨 床 研 修 プログラム プログラム 責 任 者 円 城 寺 昭 人 内 科 ( 救 急 循 環 器 内 科 を 含 む)6ヶ 月 救 急 3ヶ 月 外 科 3ヶ 月 精 神 科 1ヶ 月 地 域 医 療 1 ヶ 月 選 択 科 目 10ヶ 月 3

研 修 スケジュールを 例 示 例 1) 基 本 コース 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 1 年 目 内 科 内 科 内 科 内 科 内 科 内 科 外 科 外 科 外 科 救 ( 外 科 ) 救 ( 外 科 ) 救 ( 外 科 ) 2 年 目 地 域 選 択 精 神 選 択 選 択 選 択 選 択 選 択 選 択 選 択 選 択 選 択 例 2) 成 育 重 視 コース 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 1 年 目 成 育 成 育 成 育 内 科 内 科 内 科 内 科 内 科 内 科 救 ( 外 科 ) 救 ( 外 科 ) 救 ( 外 科 ) 2 年 目 地 域 選 択 精 神 外 科 外 科 外 科 成 育 成 育 成 育 成 育 成 育 成 育 成 育 は 産 科 もしくは 小 児 科 ( 必 ず 産 科 もしくは 小 児 科 を 3 ヶ 月 以 上 研 修 ) 例 3) 総 合 医 / 家 庭 医 重 視 コース 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 1 年 目 内 科 内 科 内 科 内 科 内 科 内 科 救 ( 外 科 ) 救 ( 外 科 ) 救 ( 外 科 ) 外 科 外 科 外 科 2 年 目 地 域 選 択 精 神 整 形 整 形 整 形 放 射 線 放 射 線 放 射 線 選 択 成 育 成 育 成 育 は 産 科 もしくは 小 児 科 ( 必 ず 産 科 もしくは 小 児 科 を 3 ヶ 月 以 上 研 修 ) なお 救 急 医 療 については 本 院 での 研 修 期 間 中 はローテート 科 を 問 わず 年 間 を 通 じ 常 に 研 修 することが 可 能 です 5 他 の 臨 床 研 修 病 院 での 研 修 との 関 連 大 学 病 院 など 他 の 臨 床 研 修 病 院 での 研 修 を 行 っている 研 修 医 においても 本 プロ グラムの 中 に 組 み 入 れることが 可 能 です 6プログラム 内 の 変 更 について 研 修 する 科 や 期 間 を 変 更 することは 原 則 としてできませんが 研 修 医 が 希 望 し た 場 合 は 選 択 科 目 の 期 間 内 であれば 研 修 医 の 習 得 度 や 適 正 を 勘 案 し 臨 床 研 修 管 理 委 員 会 の 合 意 の 上 で 可 能 です 7 各 診 療 科 の 主 な 研 修 内 容 内 科 : 一 般 臨 床 医 として 必 要 な 基 本 的 面 接 法 病 歴 聴 取 身 体 所 見 の 取 り 方 及 びその 記 載 方 法 を 学 び 病 棟 においては 患 者 の 検 査 処 方 栄 養 管 理 等 を 含 め 頻 度 の 高 い 疾 患 を 中 心 に 診 断 と 治 療 法 を 学 ぶ 外 科 : 各 種 疾 患 ( 平 成 17 年 度 手 術 症 例 :378 例 )に 対 する 診 断 手 術 適 応 および 周 術 期 の 全 身 管 理 を 習 得 する すなわち 輸 血 量 法 各 種 ドレー 4

ン 管 理 皮 膚 切 開 結 紮 縫 合 消 化 管 吻 合 といった 基 本 的 は 手 術 手 技 を 習 得 する 救 急 医 療 : 当 院 では 一 次 二 次 救 急 の 体 制 をとっているが その 中 で 基 本 的 な 知 識 や 手 技 の 習 得 のための 研 修 を 行 う 即 ち 静 脈 確 保 心 マッサージ 救 急 薬 剤 の 投 与 法 除 細 動 呼 吸 管 理 などのプライマリケアを 研 修 する 麻 酔 科 : 麻 酔 に 関 する 呼 吸 循 環 管 理 を 中 心 とした 技 術 と 知 識 の 習 得 腰 椎 麻 酔 硬 膜 外 麻 酔 全 身 麻 酔 の 実 際 で 気 管 内 挿 管 の 手 技 を 含 め 麻 酔 の 導 入 維 持 覚 醒 法 を 研 修 する 小 児 科 : 一 般 小 児 医 療 に 際 し 家 族 ( 母 親 )の 話 を 誠 実 に 聴 取 するマナーを 身 に つけ 頻 度 の 高 い 呼 吸 器 消 化 器 の 感 染 症 気 管 支 喘 息 熱 生 痙 攣 等 を 数 多 く 経 験 し 小 児 疾 患 の 特 性 を 理 解 し 病 歴 や 身 体 所 見 の 評 価 を 的 確 に 行 い 初 期 治 療 を 習 得 するとともに トリアージのトレーニングを 行 う 新 生 児 医 療 : 正 常 分 娩 異 常 分 娩 に 数 多 く 立 ち 会 い 新 生 児 仮 死 などの 病 態 を 知 り 適 切 な 蘇 生 術 を 習 得 する また 正 常 新 生 児 を 定 期 的 に 診 察 し 足 底 か ら 採 血 を 行 い 成 熟 新 生 児 にしばしば 合 併 する 新 生 児 黄 疸 低 血 糖 症 多 血 症 の 診 断 と 治 療 方 針 について 習 得 する 循 環 器 科 : 指 導 医 の 下 で 循 環 器 疾 患 の 受 け 持 ち 医 となって 基 本 的 な 診 察 と 検 査 を 自 ら 行 い 診 断 と 治 療 に 必 要 な 知 識 と 技 能 を 修 得 する 2 年 目 に 希 望 者 は 選 択 科 目 循 環 器 科 として 新 古 賀 病 院 にて 侵 襲 的 な 検 査 治 療 及 び 心 臓 血 管 外 科 手 術 に 参 加 し 心 疾 患 の 診 療 に 十 分 対 応 できるように 診 断 治 療 救 急 処 置 についての 必 要 な 知 識 と 技 能 を 研 修 する 精 神 科 : 将 来 の 専 門 性 にかかわらず 医 学 医 療 の 社 会 的 ニーズを 認 識 しつつ 日 常 診 療 で 頻 繁 に 遭 遇 する 精 神 科 関 連 の 病 気 や 病 態 に 適 切 に 対 応 でき るよう プライマリケアの 基 本 的 な 診 療 能 力 ( 態 度 知 識 技 能 )を 身 につける 形 成 外 科 : 顔 面 手 の 基 本 的 知 識 や 診 察 法 X 線 の 読 影 の 習 得 軽 度 の 外 傷 に 対 する 局 所 麻 酔 や 伝 達 麻 酔 と 創 傷 処 置 の 手 技 及 び 熱 傷 の 診 断 と 処 置 法 の 研 修 また 創 部 の 消 毒 やガーゼ 交 換 包 帯 法 の 実 際 さらに 皮 膚 腫 瘍 や 軟 部 腫 瘍 皮 膚 潰 瘍 に 対 する 知 識 と 外 科 的 治 療 を 学 ぶ 泌 尿 器 科 : 泌 尿 器 科 一 般 の 外 来 が 出 来 るような 診 察 法 とカルテ 記 載 法 を 学 ぶ 頻 度 の 高 い 代 表 的 な 泌 尿 器 科 疾 患 ( 膀 胱 炎 前 立 腺 炎 尿 路 結 石 前 立 腺 肥 大 症 膀 胱 癌 腎 癌 前 立 腺 癌 など)についての 診 断 法 治 療 法 につい て 学 び 泌 尿 器 科 の 一 般 的 な 処 置 ( 導 尿 腹 部 エコー 検 尿 など)が 行 える 事 を 目 的 とする 整 形 外 科 : 運 動 器 救 急 疾 患 外 傷 ( 骨 折 に 伴 う 全 身 的 局 所 的 症 状 等 )に 対 応 でき る 基 本 的 診 療 能 力 を 修 得 する 運 動 器 疾 患 の 正 確 な 診 断 と 治 療 を 行 うた めにその 身 体 所 見 をとりX 線 写 真 の 読 影 等 基 本 的 手 技 を 修 得 し 必 要 事 項 ( 病 歴 身 体 所 見 検 査 結 果 画 像 インフォームド コンセントの 内 容 等 )を 診 療 録 に 正 確 に 記 載 できる 能 力 を 修 得 する 産 科 : 正 常 妊 娠 の 診 断 及 び 妊 婦 検 診 を 習 得 し 正 常 分 娩 の 管 理 介 助 を 修 得 す 5

る また 産 科 手 術 の 助 手 が 出 来 るようになり 産 科 救 急 疾 患 の 特 殊 性 を 理 解 する 事 を 目 標 とする 婦 人 科 : 女 性 内 外 性 器 の 解 剖 性 機 能 に 関 する 女 性 ホルモン 動 態 を 理 解 し 婦 人 科 特 有 の 診 察 法 を 修 得 する また 婦 人 科 手 術 の 助 手 ができるようにな る 事 を 目 標 とする 皮 膚 科 : 皮 膚 病 変 の 形 態 的 な 分 類 と 症 状 に 応 じた 適 切 な 外 用 薬 の 選 択 実 際 の 外 科 の 手 技 を 習 得 する 湿 疹 病 変 と 感 染 症 病 変 の 鑑 別 に 要 する 最 も 基 本 的 な 検 査 である 真 菌 検 査 の 手 技 も 習 得 する 眼 科 : 眼 科 臨 床 に 必 要 な 基 礎 知 識 を 習 得 し 眼 科 一 般 検 査 と 点 眼 洗 眼 などの 処 置 および 外 眼 部 手 術 を 指 導 医 のもとで 習 得 する 放 射 線 科 : 各 種 検 査 法 ( 超 音 波 検 査 CT 検 査 MRI 検 査 RI 検 査 消 化 管 造 影 検 査 血 管 造 影 検 査 等 )の 適 応 手 技 の 習 得 や 使 用 装 置 の 原 理 使 用 法 検 査 に 用 いる 薬 剤 による 副 作 用 発 言 時 の 処 置 検 査 結 果 の 評 価 (フ ィルムの 読 影 法 )を 習 得 する 地 域 医 療 : 僻 地 離 島 医 療 について その 医 療 の 実 態 のみならず 社 会 的 側 面 につい ても 十 分 理 解 し 特 に 病 病 病 診 連 携 についてそのシステム 等 を 十 分 理 解 し 実 践 する また 地 域 保 健 健 康 増 進 等 社 会 福 祉 の 面 についても 十 分 理 解 し 習 得 する 別 府 医 療 センター 消 化 器 内 科 : 胃 癌 消 化 器 潰 瘍 食 道 静 脈 瘤 等 の 主 な 消 化 器 疾 患 の 病 態 生 理 と 診 断 について 理 解 を 深 め 診 断 に 必 要 な 検 査 法 を 経 験 理 解 する 消 化 器 外 科 : 無 菌 操 作 に 必 要 な 各 種 の 滅 菌 消 毒 法 簡 単 な 局 所 麻 酔 と 外 科 手 技 が 安 全 にできるために 必 要 な 基 本 的 知 識 技 術 態 度 を 身 につける と 同 時 に 外 科 手 術 に 第 2 3 助 手 として 参 加 することにより 手 術 の 合 理 性 及 び 結 果 を 評 価 できる 基 本 的 知 識 技 術 態 度 を 身 につけ る 救 急 科 : 救 急 諸 症 の 病 態 を 理 解 し 適 切 ですみやかな 処 置 を 講 じるために 必 要 な 基 本 的 知 識 技 術 態 度 を 身 につける 更 に 二 次 救 急 処 置 に 関 する 理 解 を ACLS BLSを 通 じ 深 める (3) 管 理 運 営 臨 床 研 修 プログラムは 臨 床 研 修 管 理 委 員 会 によって 管 理 運 営 される プログラムの 責 任 者 は 外 科 医 長 とし プログラム 参 加 施 設 は 下 記 の 通 りである 基 幹 型 臨 床 研 修 病 院 : 独 立 行 政 法 人 国 立 病 院 機 構 佐 賀 病 院 大 学 病 院 ( 共 同 臨 床 研 修 ): 佐 賀 大 学 医 学 部 附 属 病 院 協 力 型 臨 床 研 修 病 院 : 独 立 行 政 法 人 国 立 病 院 機 構 肥 前 精 神 医 療 センター : 医 療 法 人 天 神 会 新 古 賀 病 院 6

臨 床 研 修 協 力 施 設 : 地 方 独 立 行 政 法 人 佐 賀 県 立 病 院 好 生 館 : 独 立 行 政 法 人 国 立 病 院 機 構 長 崎 川 棚 医 療 センター : 長 崎 県 離 島 医 療 圏 組 合 奈 留 病 院 : 独 立 行 政 法 人 国 立 病 院 機 構 別 府 医 療 センター 臨 床 研 修 管 理 委 員 会 臨 床 研 修 管 理 委 員 会 は 研 修 医 の 臨 床 研 修 目 標 の 達 成 に 責 任 を 持 つ 研 修 医 の 採 用 選 考 研 修 カリキュラムの 検 討 指 導 医 の 決 定 を 行 う 臨 床 研 修 に 関 する 各 施 設 診 療 科 への 連 絡 等 を 行 う 臨 床 結 果 の 評 価 と 認 定 の 指 導 を 行 う 臨 床 研 修 管 理 委 員 会 の 構 成 委 員 長 : 島 正 義 佐 賀 病 院 院 長 内 科 長 崎 大 学 医 学 部 昭 和 54 年 卒 副 委 員 長 : 山 口 淳 三 佐 賀 病 院 副 院 長 外 科 長 崎 大 学 医 学 部 昭 和 57 年 卒 フ ロク ラム 責 任 者 : 円 城 寺 昭 人 佐 賀 病 院 外 科 医 長 長 崎 大 学 医 学 部 昭 和 60 年 卒 委 員 : 髙 栁 俊 光 佐 賀 病 院 第 一 診 療 部 長 長 崎 大 学 医 学 部 昭 和 58 年 卒 委 員 : 江 島 英 理 佐 賀 病 院 第 二 診 療 部 長 長 崎 大 学 医 学 部 昭 和 60 年 卒 委 員 : 加 藤 浩 之 佐 賀 病 院 内 科 医 長 長 崎 大 学 医 学 部 平 成 元 年 卒 委 員 : 尾 関 伸 一 郎 佐 賀 病 院 循 環 器 科 医 長 長 崎 大 学 医 学 部 昭 和 59 年 卒 委 員 : 原 真 一 郎 佐 賀 病 院 整 形 外 科 医 長 長 崎 大 学 医 学 部 昭 和 60 年 卒 委 員 : 鈴 木 裕 一 佐 賀 病 院 形 成 外 科 医 長 産 業 医 科 大 学 医 学 部 平 成 6 年 卒 委 員 : 高 木 紀 人 佐 賀 病 院 泌 尿 器 科 医 長 佐 賀 医 科 大 学 医 学 部 平 成 2 年 卒 委 員 : 野 見 山 亮 佐 賀 病 院 第 三 診 療 部 長 長 崎 大 学 医 学 部 昭 和 57 年 卒 委 員 : 上 田 直 行 佐 賀 病 院 第 四 診 療 部 長 久 留 米 大 学 医 学 部 昭 和 52 年 卒 委 員 : 岡 田 秀 樹 佐 賀 病 院 放 射 線 科 医 長 長 崎 大 学 医 学 部 昭 和 63 年 卒 委 員 : 大 坪 貴 子 佐 賀 病 院 眼 科 医 長 佐 賀 医 科 大 学 医 学 部 平 成 8 年 卒 委 員 : 金 子 龍 也 佐 賀 病 院 管 理 課 長 委 員 : 平 川 奈 緒 美 佐 賀 大 学 医 学 部 附 属 病 院 麻 酔 蘇 生 学 准 教 授 委 員 : 川 崎 友 裕 新 古 賀 病 院 循 環 器 部 長 大 分 医 科 大 学 昭 和 63 年 卒 委 員 : 橋 本 喜 次 郎 肥 前 精 神 医 療 センター 副 院 長 九 州 大 学 医 学 部 昭 和 60 年 卒 委 員 : 権 藤 久 司 佐 賀 県 立 病 院 好 生 館 副 館 長 委 員 : 宮 下 光 世 長 崎 川 棚 医 療 センター 院 長 委 員 : 津 田 俊 彦 奈 留 病 院 院 長 自 治 医 科 大 学 医 学 部 昭 和 54 年 卒 委 員 : 武 藤 庸 一 別 府 医 療 センター 院 長 委 員 : 下 川 功 長 崎 大 学 大 学 院 教 授 長 崎 大 学 医 学 部 昭 和 57 年 卒 委 員 : 鶴 田 満 浩 鶴 田 内 科 院 長 長 崎 大 学 医 学 部 昭 和 53 年 卒 7

指 導 体 制 原 則 として 研 修 開 始 時 に 臨 床 研 修 管 理 委 員 会 において 各 研 修 医 に 対 する 各 診 療 科 の 研 修 指 導 責 任 者 を 決 定 し 一 貫 した 指 導 評 価 を 行 う ローテート 方 法 は 研 修 医 本 人 の 希 望 も 考 慮 し 決 定 されるが 各 科 研 修 開 始 時 に 各 科 研 修 指 導 医 (あるいはそれに 相 当 する 臨 床 経 験 を 有 する 医 師 )が 責 任 を 持 って 実 地 指 導 を 行 う 指 導 医 リスト 1 独 立 行 政 法 人 国 立 病 院 機 構 佐 賀 病 院 指 導 医 リスト 島 正 義 院 長 長 崎 大 学 (S54) 消 化 器 内 科 一 般 日 本 内 科 学 会 認 定 医 日 本 消 化 器 病 学 会 専 門 医 日 本 消 化 器 内 視 鏡 学 会 認 定 医 日 本 肝 臓 学 会 専 門 医 山 口 淳 三 副 院 長 長 崎 大 学 (S57) 内 分 泌 乳 腺 外 科 消 化 器 外 科 日 本 外 科 学 会 指 導 医 日 本 消 化 器 外 科 学 会 認 定 医 江 島 英 理 第 二 診 療 部 長 長 崎 大 学 (S60) 内 分 泌 代 謝 内 科 日 本 内 科 学 会 認 定 総 合 内 科 専 門 医 日 本 内 分 泌 学 会 内 分 泌 代 謝 科 専 門 医 加 藤 浩 之 内 科 医 長 長 崎 大 学 (H1) 肝 臓 消 化 器 日 本 内 科 学 会 認 定 医 日 本 肝 臓 病 学 会 専 門 医 日 本 消 化 器 病 学 会 専 門 医 日 本 消 化 器 内 視 鏡 学 会 専 門 医 尾 関 伸 一 郎 循 環 器 科 医 長 長 崎 大 学 (S59) 循 環 器 一 般 日 本 循 環 器 学 会 専 門 医 日 本 内 科 学 会 認 定 医 髙 栁 俊 光 第 一 診 療 部 長 長 崎 大 学 (S58) 新 生 児 小 児 科 一 般 日 本 小 児 科 学 会 専 門 医 円 城 寺 昭 人 外 科 医 長 長 崎 大 学 (S60) 外 科 一 般 日 本 外 科 学 会 専 門 医 指 導 医 日 本 消 化 器 外 科 学 会 専 門 医 指 導 医 日 本 消 化 器 病 学 会 専 門 医 指 導 医 日 本 消 化 器 内 視 鏡 学 会 専 門 医 指 導 医 原 真 一 郎 整 形 外 科 医 長 長 崎 大 学 (S60) 脊 椎 整 形 外 科 一 般 日 本 整 形 外 科 学 会 専 門 医 日 本 整 形 外 科 学 会 脊 椎 脊 髄 病 医 日 本 脊 椎 脊 髄 病 学 会 指 導 医 鈴 木 裕 一 形 成 外 科 医 長 産 業 医 大 (H6) 形 成 外 科 一 般 日 本 形 成 外 科 学 会 認 定 医 高 木 紀 人 泌 尿 器 科 医 長 佐 賀 医 科 大 学 (H2) 泌 尿 器 科 一 般 日 本 泌 尿 器 科 学 会 指 導 医 専 門 医 野 見 山 亮 第 三 診 療 部 長 長 崎 大 学 (S57) 産 婦 人 科 一 般 周 産 期 医 療 日 本 産 婦 人 科 学 会 専 門 医 日 本 超 音 波 学 会 専 門 医 上 田 直 行 岡 田 秀 樹 第 四 診 療 部 長 久 留 米 大 学 (S52) 麻 酔 科 麻 酔 科 指 導 医 専 門 医 認 定 医 放 射 線 科 医 長 長 崎 大 学 (S63) 放 射 線 一 般 及 び 治 療 8

大 坪 貴 子 阿 比 留 一 堀 江 一 郎 篠 田 洋 介 日 本 医 学 放 射 線 学 会 専 門 医 眼 科 医 長 佐 賀 医 科 大 学 (H8) 眼 科 一 般 日 本 眼 科 学 会 専 門 医 放 射 線 科 医 師 福 岡 大 学 (H2) 放 射 線 科 一 般 日 本 医 学 放 射 線 学 会 専 門 医 内 科 医 師 長 崎 大 学 (H15) 内 科 一 般 日 本 内 科 学 会 総 合 内 科 専 門 医 日 本 糖 尿 病 学 会 専 門 医 日 本 内 分 泌 学 会 内 分 泌 代 謝 科 専 門 医 日 本 甲 状 腺 学 会 専 門 医 皮 膚 科 医 師 福 岡 大 学 (H15) 皮 膚 科 一 般 2 協 力 型 臨 床 研 修 病 院 ( 大 学 病 院 ) 及 び 研 修 協 力 施 設 指 導 医 リスト 佐 賀 大 学 医 学 部 附 属 病 院 平 川 奈 緒 美 麻 酔 蘇 生 学 准 教 授 ( 麻 酔 指 導 医 ペインクリニック 認 定 医 ) 独 立 行 政 法 人 国 立 病 院 機 構 肥 前 精 神 医 療 センター 橋 本 喜 次 郎 副 院 長 九 州 大 学 (S60) 精 神 科 三 好 紀 子 精 神 科 医 師 佐 賀 医 科 大 学 (H7) 精 神 科 木 下 直 俊 精 神 科 医 師 大 阪 大 学 (H7) 精 神 科 中 川 伸 明 精 神 科 医 師 金 沢 大 学 (H12) 精 神 科 森 崇 洋 精 神 科 医 師 九 州 大 学 (H4) 精 神 科 医 療 法 人 天 神 会 新 古 賀 病 院 吉 戒 勝 副 院 長 佐 賀 医 科 大 学 (S60) 循 環 器 科 川 崎 友 裕 循 環 器 科 内 科 部 長 大 分 医 科 大 学 (S63) 循 環 器 科 地 方 独 立 行 政 法 人 佐 賀 県 立 病 院 好 生 館 権 藤 久 司 副 館 長 ( 日 本 血 液 学 会 指 導 医 認 定 医 日 本 内 科 学 会 認 定 内 科 医 ) 藤 田 尚 宏 救 命 救 急 センター 医 長 ( 日 本 救 急 医 学 会 認 定 医 専 門 医 日 本 麻 酔 科 学 会 標 榜 医 ) 生 野 猛 小 児 外 科 部 長 ( 日 本 小 児 外 科 学 会 認 定 医 専 門 医 指 導 医 日 本 小 児 泌 尿 器 科 学 会 認 定 医 日 本 外 科 学 会 認 定 医 専 門 医 ) 独 立 行 政 法 人 国 立 病 院 機 構 長 崎 川 棚 医 療 センター 宮 下 光 世 院 長 ( 日 本 外 科 学 会 専 門 医 ) 川 上 健 司 統 括 診 療 部 長 ( 日 本 呼 吸 器 学 会 専 門 医 ) 福 留 隆 泰 神 経 内 科 部 長 ( 日 本 神 経 学 会 専 門 医 ) 山 領 豪 呼 吸 器 科 医 長 ( 日 本 内 科 学 会 認 定 医 ) 9

長 崎 県 離 島 医 療 圏 組 合 奈 留 病 院 津 田 俊 彦 院 長 自 治 医 科 大 学 (S54) 内 科 独 立 行 政 法 人 国 立 病 院 機 構 別 府 医 療 センター 松 本 敏 文 良 永 雅 弘 鶴 田 悟 消 化 器 外 科 医 長 ( 日 本 外 科 学 会 専 門 医 日 本 消 化 器 外 科 学 会 専 門 医 日 本 消 化 器 内 視 鏡 学 会 専 門 医 ) 消 化 器 内 科 医 長 ( 日 本 消 化 器 病 学 会 専 門 医 日 本 消 化 器 内 視 鏡 学 会 指 導 医 専 門 医 ) 消 化 器 内 科 医 師 ( 日 本 内 科 学 会 専 門 医 日 本 消 化 器 病 学 会 専 門 医 日 本 肝 臓 病 学 会 専 門 医 ) 鳴 海 篤 志 救 急 科 医 長 ( 日 本 救 急 医 学 会 専 門 医 日 本 熱 傷 学 会 専 門 医 日 本 形 成 外 科 学 会 専 門 医 ) 3 協 力 型 臨 床 研 修 病 院 及 び 研 修 協 力 施 設 研 修 実 施 責 任 者 佐 賀 大 学 医 学 部 附 属 病 院 平 川 奈 緒 美 麻 酔 蘇 生 学 准 教 授 独 立 行 政 法 人 国 立 病 院 機 構 肥 前 精 神 医 療 センター 橋 本 喜 次 郎 副 院 長 医 療 法 人 天 神 会 新 古 賀 病 院 川 崎 友 裕 循 環 器 科 内 科 部 長 地 方 独 立 行 政 法 人 佐 賀 県 立 病 院 好 生 館 権 藤 久 司 副 館 長 独 立 行 政 法 人 国 立 病 院 機 構 長 崎 川 棚 医 療 センター 宮 下 光 世 院 長 長 崎 県 離 島 医 療 圏 組 合 奈 留 病 院 津 田 俊 彦 院 長 独 立 行 政 法 人 国 立 病 院 機 構 別 府 医 療 センター 武 藤 庸 一 院 長 10

(4) 募 集 要 項 1 研 修 医 定 員 数 : 各 年 次 3 名 計 6 名 とする (ただし 国 立 病 院 機 構 佐 賀 病 院 を 研 修 協 力 病 院 として 研 修 するものは 除 く) 2 研 修 医 の 募 集 方 法 ; 原 則 として 公 募 とし マッチング 方 式 にて 募 集 する 3 研 修 医 の 応 募 手 続 き 応 募 先 必 要 書 類 1 願 書 ( 当 院 所 定 用 紙 ) 2 履 歴 書 ( 市 販 のもの) 3 卒 業 見 込 み 証 明 書 または 卒 業 証 明 書 ( 写 しでも 可 ) 4 国 家 試 験 合 格 証 書 の 写 し 5 医 師 免 許 証 の 写 し 6 健 康 診 断 書 ( 官 公 立 の 病 院 で 受 検 したもの) ただし 3 月 卒 業 見 込 みの 者 は4 5は 不 要 選 考 方 法 : 面 接 及 びマッチング 方 式 応 募 期 間 : 平 成 24 年 7 月 1 日 より (5) 研 修 医 の 処 遇 1 身 分 : 臨 床 研 修 医 ( 非 常 勤 職 員 ) 2 勤 務 時 間 : 月 ~ 金 曜 日 8 時 30 分 から15 時 00 分 3 休 日 : 土 日 祝 日 年 末 年 始 4 時 間 外 勤 務 : 原 則 なし 5 当 直 : 月 2 回 程 度 6 給 与 :31 万 円 / 月 程 度 7 社 会 保 険 : 健 康 保 険 厚 生 年 金 雇 用 保 険 に 加 入 する 8 院 内 宿 舎 : 病 院 宿 舎 に 空 室 がある 場 合 は 入 居 可 9 院 内 の 研 修 医 室 :1 室 5 健 康 管 理 : 年 2 回 健 康 診 断 あり 6 医 師 賠 償 責 任 保 険 : 任 意 で 加 入 7 学 会 研 究 会 : 出 席 可 費 用 は 原 則 として 自 己 負 担 (6) 研 修 修 了 の 認 定 及 び 証 書 の 交 付 2 年 間 の 研 修 終 了 時 に 臨 床 研 修 委 員 会 においてカリキュラム 目 標 の 達 成 度 を 判 定 し 研 修 修 了 と 目 標 達 成 について 最 終 判 定 を 行 い 臨 床 研 修 管 理 委 員 会 委 員 長 が 研 修 修 了 書 を 交 付 する (なお その 結 果 について 臨 床 研 修 委 員 会 委 員 長 は 厚 生 労 働 大 臣 に 報 告 す る ) 委 員 長 は 臨 床 研 修 管 理 委 員 会 による 評 価 の 結 果 研 修 医 が 臨 床 研 修 を 修 了 していると 認 めないときは 当 該 研 修 医 に 対 して その 理 由 を 付 して その 旨 を 文 書 で 通 知 する 11