待 機 児 解 消 に 向 けた 保 育 施 設 の 新 規 開 設 ラッシュにより 都 内 及 び 隣 接 県 の 自 治 体 での 保 育 士 の 需 要 が 急 増 しております これを 受 け 大 田 区 では 保 育 人 材 の 確 保 定 着 及 び 離 職 防 止 を 図 り 安 定 的 な 保 育 所 の 運 営 を 可 能 にするため 平 成 27 年 4 月 より 大 田 区 保 育 従 事 職 員 宿 舎 借 り 上 げ 支 援 事 業 を 開 始 いたします 補 助 対 象 職 員 補 助 対 象 となる 職 員 は 以 下 の 要 件 を 全 て 満 たす 必 要 があります 平 成 23 年 度 以 降 に 雇 用 した 常 勤 職 員 ( 1)であること( 経 験 年 数 は 問 いません ) 区 内 の 保 育 施 設 等 ( 2)に 勤 務 している 職 員 であること 原 則 として 区 内 に 住 所 を 有 する 職 員 であること 世 帯 主 もしくはこれに 準 ずる 職 員 であること 以 下 の 条 件 のいずれにも 当 たらない 職 員 であること (1) 平 成 25 年 度 より 前 に 法 人 が 借 り 上 げる 宿 舎 に 入 居 している 者 (2) 法 人 から 住 居 手 当 等 を 支 給 されている 者 (3) 補 助 対 象 期 間 もしくは 補 助 対 象 期 間 より1 年 以 内 に 他 の 法 人 が 運 営 する 区 内 の 保 育 施 設 等 での 勤 務 実 績 のある 者 (4) 補 助 対 象 施 設 に 入 居 している 者 で 特 段 の 事 情 なく 転 居 した 者 ( 1) 保 育 施 設 等 の 施 設 長 保 育 士 ( 保 育 士 資 格 取 得 見 込 み 者 を 含 む) 看 護 師 ( 2) 認 可 保 育 所 ( 私 立 ( 認 可 ) 保 育 園 に 限 る ) 認 証 保 育 所 小 規 模 保 育 所 定 期 利 用 保 育 室 補 助 対 象 施 設 法 人 が 借 り 上 げる 区 内 の 施 設 ( 但 し 法 人 もしくは 職 員 等 が 所 有 する 物 件 は 対 象 外 ) 補 助 内 容 対 象 経 費 賃 借 料 共 益 費 ( 管 理 費 ) 礼 金 補 助 基 準 額 月 額 82,000 円 補 助 率 7/8( 国 都 3/4 区 1/8 事 業 者 1/8) 補 助 期 間 雇 用 する 保 育 従 事 職 員 の 入 居 日 から 平 成 28 年 3 月 31 日 まで 1
大 田 区 保 育 従 事 職 員 宿 舎 借 り 上 げ 支 援 事 業 Q&A 目 次 Ⅰ 補 助 事 業 全 般 について P3~P4 Ⅱ 補 助 対 象 施 設 について P5 Ⅲ 補 助 対 象 職 員 について P6~P10 Ⅳ 補 助 対 象 経 費 について P11~P13 2
Ⅰ 補 助 事 業 全 般 について Q1 本 補 助 事 業 の 対 象 期 間 は? A. 平 成 28 年 3 月 31 日 までになります 翌 年 度 の 実 施 については 未 定 です Q2 補 助 対 象 職 員 は なぜ 採 用 後 5 年 間 とされているのか? A. 本 事 業 は 安 心 こども 基 金 ( 第 二 十 次 改 正 雇 児 発 0529 第 35 号 平 成 26 年 5 月 29 日 ) 別 表 7 保 育 士 研 修 等 事 業 に 基 づいて 行 われる 事 業 であり 安 心 こども 基 金 管 理 運 営 要 領 において 補 助 対 象 とされる 職 員 が 次 のように 定 められているため 当 該 保 育 所 等 に 新 規 ( 平 成 25 年 度 以 降 ) 採 用 された 者 当 該 保 育 所 等 に 採 用 されてから5 年 以 内 の 者 ( 平 成 25 年 度 より 前 に 当 該 保 育 所 等 が 借 り 上 げる 宿 舎 に 入 居 している 者 を 除 く ) Q3 平 成 25 年 度 より 前 に 当 該 保 育 所 等 が 借 り 上 げる 宿 舎 に 入 居 している 者 が 対 象 外 とされているのはなぜか? A. 安 心 こども 基 金 による 補 助 の 適 用 を 受 ける 要 件 として 自 治 体 が 待 機 児 解 消 加 速 化 プランに 参 加 する 事 が 要 件 とされており 当 該 プランが 平 成 25 年 度 から 実 施 され ているものであるため Q4 平 成 27 年 度 以 降 本 補 助 事 業 は 継 続 されるのか? A. 安 心 こども 基 金 及 び 東 京 都 保 育 従 事 職 員 宿 舎 借 り 上 げ 支 援 事 業 が 平 成 27 年 度 以 降 も 継 続 して 行 われる 場 合 には 本 補 助 事 業 の 継 続 実 施 を 検 討 いたします Q5 補 助 対 象 期 間 及 び 補 助 対 象 期 間 より1 年 以 内 に 他 の 法 人 が 運 営 する 区 内 の 保 育 施 設 等 での 勤 務 実 績 のある 者 は 対 象 外 とされているが ここでいう 保 育 施 設 等 とは 何 か? A. 認 可 保 育 所 認 証 保 育 所 小 規 模 保 育 所 及 び 定 期 利 用 保 育 室 とします 3
Q6 本 補 助 事 業 の 全 体 的 なスキームを 教 えてほしい A. 以 下 のとおりになります 留 意 事 項 賃 貸 借 契 約 は 法 人 と 貸 主 間 で 締 結 すること 上 記 契 約 に 基 づき 賃 料 の 支 払 いは 法 人 から 行 うこと 職 員 からの 徴 収 額 は 補 助 対 象 基 準 額 から 減 額 する 4
Ⅱ 補 助 対 象 施 設 について Q1 法 人 が 借 り 上 げれば 全 て 補 助 対 象 となるのか? A. 法 人 が 宿 舎 を 借 り 上 げることが 前 提 となりますが 保 育 従 事 職 員 ( 以 下 職 員 と いう )の 入 居 日 からが 補 助 対 象 となります よって 空 室 の 場 合 には 補 助 対 象 となり ません Q2 一 法 人 につき 補 助 対 象 職 員 は 何 名 までといった 制 限 はあるのか? A. 制 限 はありません Q3 区 内 の 施 設 であれば 1 棟 でも1 戸 でも 問 題 ないか? A.どちらでも 補 助 対 象 となります しかし 1 棟 の 場 合 は 入 居 している 戸 数 のみが 補 助 対 象 となります Q4 現 在 職 員 が 個 人 で 借 りている 施 設 を 補 助 対 象 施 設 とすることは 可 能 か? A. 補 助 対 象 施 設 の 要 件 は 保 育 施 設 の 法 人 が 区 内 の 保 育 施 設 に 従 事 する 職 員 のため に 借 り 上 げる 施 設 となっており 法 人 が 直 接 借 り 上 げている 事 が 要 件 となります そ のため 職 員 と 貸 主 間 の 賃 貸 借 契 約 になっている 施 設 は 補 助 対 象 外 となります こうした 施 設 の 場 合 は 法 人 と 貸 主 間 の 賃 貸 借 契 約 書 に 契 約 変 更 をすることで 補 助 対 象 施 設 とすることができます ただし 変 更 契 約 締 結 日 が 補 助 対 象 の 起 算 日 となります のでご 注 意 ください Q5 シェアハウスなど 複 数 人 で 居 住 していた 場 合 補 助 上 限 額 はどのようになるの か? A. 補 助 金 の 基 準 は 戸 数 単 位 になりますので この 場 合 も 補 助 上 限 額 は 82,000 円 にな ります 5
Ⅲ 補 助 対 象 職 員 について Q1 調 理 士 栄 養 士 は 対 象 とならないのか? A. 対 象 となりません Q2 採 用 後 5 年 以 上 の 保 育 士 資 格 を 有 しない 職 員 は 資 格 取 得 後 に 補 助 対 象 となる のか? A. 平 成 23 年 度 以 前 に 採 用 した 職 員 については 補 助 対 象 となりません Q3 保 育 士 資 格 取 得 見 込 み 者 の 取 り 扱 いとして 試 験 による 資 格 取 得 を 行 う 者 も 補 助 対 象 とすることができるか? A. 養 成 施 設 を 卒 業 することにより 平 成 27 年 度 中 に 保 育 士 資 格 の 取 得 が 見 込 まれる 職 員 のみを 対 象 としています ( 要 綱 第 5 条 2 項 ) Q4 職 員 の 要 件 に 平 成 23 年 度 以 降 に 雇 用 した 常 勤 職 員 とあるが 平 成 23 年 度 以 降 に 雇 用 した 職 員 であれば 職 員 の 経 験 年 数 は 何 年 でも 対 象 になるのか? A. 経 験 年 数 については 問 いません Q5 保 育 士 資 格 を 有 する 常 勤 の 者 であれば パートでも 補 助 対 象 となるのか? A. 平 成 27 年 度 大 田 区 保 育 従 事 職 員 宿 舎 借 り 上 げ 支 援 事 業 補 助 金 交 付 要 綱 に 定 める 常 勤 職 員 としての 要 件 を 満 たす 職 員 は 補 助 対 象 となります Q6 職 員 の 要 件 に 区 内 の 保 育 施 設 等 に 勤 務 している 職 員 とあるが 区 内 の 宿 舎 に 居 住 している 職 員 で 区 外 の 保 育 施 設 等 に 勤 務 している 者 は 補 助 対 象 となるか? A. 対 象 となりません 区 内 の 保 育 施 設 等 に 勤 務 する 職 員 のみが 補 助 対 象 となります Q7 区 内 の 保 育 施 設 に 配 属 された 職 員 で 派 遣 等 で 一 定 期 間 区 外 の 保 育 施 設 で 常 勤 勤 務 する 事 となった 場 合 の 取 り 扱 いは? 6
A. 勤 務 の 実 態 が 区 外 となる 場 合 は その 時 点 で 補 助 対 象 外 となります そのような 場 合 は 速 やかに 区 へ 報 告 してください 勤 務 の 実 態 が 確 認 できない 職 員 についても 同 様 の 取 扱 いとさせていただきます Q8 職 員 の 要 件 に 原 則 として 区 内 に 住 所 を 有 する 職 員 であること とあるが 区 内 の 保 育 施 設 に 従 事 する 職 員 で 区 外 の 宿 舎 に 居 住 する 者 は 対 象 となるか? A. 原 則 として 区 内 に 住 所 を 有 する 職 員 のみが 補 助 対 象 となります しかしながら 区 長 が 必 要 と 認 める 特 段 の 事 情 ( 例 示 参 照 )がある 場 合 は この 限 りではありません その 場 合 理 由 書 やそれを 証 明 する 書 類 の 提 出 を 求 める 場 合 がございます ( 例 示 ) 保 育 士 資 格 取 得 見 込 みの 者 で 通 学 の 関 係 上 区 内 の 在 住 が 難 しい 場 合 介 護 や 通 院 などの 事 情 から 区 内 在 住 が 難 しい 場 合 etc Q9 職 員 の 要 件 に 世 帯 主 もしくはこれに 準 ずる 職 員 であること とあるが 世 帯 主 の 要 件 はどのようになるのか? A. 以 下 の 要 件 を 全 て 満 たしている 必 要 がございます (1) 独 立 した 世 帯 ( 生 計 を 一 にする 生 活 単 位 )を 形 成 していることとする (2) 主 としてその 収 入 によって 当 該 世 帯 の 生 計 を 支 えていること( ) (3) 住 民 票 上 の 世 帯 主 であること なお 住 民 票 上 の 世 帯 主 でなくとも 上 記 要 件 のうち(1) 及 び(2)を 満 たす 場 合 には 世 帯 主 に 準 ずる 者 として 取 り 扱 います ( ) 収 入 とは 現 在 及 び 将 来 にわたる 総 収 入 金 額 をいい 勤 労 収 入, 事 業 収 入, 資 産 収 入,その 他 公 的 年 金 等 あらゆる 収 入 について 総 収 入 金 額 でとらえる 主 とし て 生 計 を 支 えている とは 本 人 の 収 入 が 世 帯 総 収 入 の 50%を 超 えている 場 合 をいう Q10 平 成 26 年 度 に 法 人 が 借 り 上 げる 宿 舎 に 入 居 した 職 員 は 対 象 となるのか? A. 平 成 27 年 4 月 1 日 からの 賃 借 料 は 補 助 対 象 となります Q11 補 助 対 象 となる 職 員 は 単 身 者 に 限 るのか? A. 単 身 者 であることを 要 件 としておりませんが( 家 族 と 同 居 も 可 ) 対 象 となる 職 員 は 世 帯 主 もしくはこれに 準 ずる 者 となっています Q12 産 休 中 や 育 休 中 の 職 員 は 対 象 となるのか? 7
A. 雇 用 が 継 続 されている 場 合 は 補 助 対 象 とすることができます Q13 休 職 中 の 職 員 は 対 象 となるのか? A. 雇 用 期 間 中 ならば 対 象 とすることができます Q14 区 外 の 保 育 施 設 に 勤 務 する 職 員 と 区 内 の 保 育 施 設 に 勤 務 する 職 員 が 同 じ 部 屋 で 暮 らしている 場 合 はどうするのか? A. 区 内 保 育 所 に 勤 務 する 職 員 が 補 助 条 件 に 合 致 する 場 合 は 補 助 対 象 となります Q15 既 に 区 外 の 物 件 に 入 居 を 決 めてしまった 職 員 で 平 成 27 年 4 月 1 付 で 採 用 する 者 についての 取 り 扱 いは? A. 区 外 の 施 設 であれば 補 助 対 象 外 となります Q16 特 段 の 事 情 なく 採 用 日 時 点 で 居 住 していた 借 り 上 げ 宿 舎 から 別 の 借 り 上 げ 宿 舎 へ 転 居 した 場 合 新 たな 宿 舎 においても 補 助 対 象 となるのか? A. 特 段 の 事 情 なく 転 居 した 職 員 は 原 則 としては 対 象 になりません ( 要 綱 第 5 条 第 1 項 4 号 ) 特 段 の 事 情 とは 本 人 の 責 めに 期 さない 事 情 により 入 居 が 困 難 な 状 態 になっ た 場 合 などに 限 ります Q17 年 度 途 中 で 退 職 もしくは 宿 舎 を 出 る 場 合 はどうなるのか? A. 退 職 日 までの 日 割 り 賃 料 のみが 補 助 対 象 となります Q18 補 助 対 象 となる 職 員 について 具 体 的 に 示 してください A. 以 下 のとおりとなります 8
(1) 年 度 毎 の 異 動 (2) 補 助 対 象 期 間 中 の 異 動 Q19 同 一 法 人 内 の 異 動 は 補 助 対 象 となるのか? A. 原 則 として 補 助 対 象 となります ただし 区 外 の 園 に 異 動 した 場 合 は 区 内 の 園 に 再 び 配 置 されても 補 助 対 象 とはなりません 9
Q20 平 成 22 年 4 月 に 採 用 され 区 外 の 保 育 施 設 に 配 属 された 職 員 が 平 成 24 年 4 月 に 区 内 の 保 育 施 設 に 異 動 した 場 合 は? A. 平 成 23 年 度 以 前 に 雇 用 された 職 員 は 補 助 対 象 外 となります Q21 職 員 が 特 段 の 事 情 ( 介 護 等 )により 一 度 退 職 し 改 めて 同 法 人 の 同 施 設 に 再 就 職 した 場 合 の 取 扱 いは? A. 補 助 対 象 外 となります なお 休 職 という 取 扱 いであれば 対 象 となります 10
Ⅳ 補 助 対 象 経 費 について Q1 補 助 金 の 交 付 スケジュールについては? A. 以 下 のスケジュールで 行 う 予 定 です 4 月 事 前 協 議 10 月 交 付 申 請 11 月 交 付 額 決 定 12 月 概 算 払 い 4 月 実 績 報 告 5 月 精 算 Q2 平 成 27 年 4 月 から 入 居 する 場 合 賃 料 の 支 払 いは 通 常 3 月 中 に 支 払 われるこ となりますが 補 助 対 象 とはならないのか? A.4 月 分 の 賃 料 であることが 領 収 書 等 で 確 認 できれば 対 象 となります Q3 平 成 27 年 4 月 からの 入 居 をする 場 合 礼 金 の 支 払 いは 通 常 3 月 中 に 支 払 われ ることとなりますが 補 助 対 象 とはならないのか? A. 礼 金 についての 取 扱 いは 以 下 のとおりです 4 月 から 雇 用 開 始 する 場 合 には 通 常 3 月 からの 入 居 が 想 定 されます この 場 合 礼 金 については3 月 中 の 支 払 いになること から 3 月 中 に 支 払 われた 礼 金 に 限 り 補 助 対 象 とします 但 し 3 月 分 の 日 割 り 賃 料 は 補 助 対 象 外 となります 例 賃 借 料 ( 共 益 費 等 含 む)が7 万 円 の 物 件 を 借 り 上 げ 礼 金 24 万 円 を3 月 中 に 支 払 った 場 合 ( 保 育 士 負 担 がないものとする ) 賃 借 料 70,000 円 礼 金 240,000 円 実 支 出 額 310,000 円 補 助 基 準 額 と 比 較 し 実 支 出 額 の 方 が 高 いため 82,000 円 が 補 助 対 象 経 費 となる 82,000 7/8=71,000 円 ( 補 助 金 交 付 額 )( ) 82,000-71,000=11,000 円 ( 事 業 者 負 担 額 ) 11
Q4 職 員 が 賃 料 の 一 部 を 支 払 っている 場 合 の 補 助 額 はどうなるのか? A. 補 助 対 象 経 費 は 月 額 賃 借 料 ( 共 益 費 等 含 む)から 保 育 士 負 担 額 を 差 し 引 いた 額 と 補 助 基 準 額 (82,000 円 )を 比 較 して いずれか 少 ない 額 になります 例 1 賃 借 料 ( 共 益 費 等 含 む)が6 万 円 の 物 件 を 借 り 上 げる 場 合 で 保 育 士 負 担 額 を2 万 円 とする 場 合 賃 借 料 60,000 円 保 育 士 負 担 20,000 円 この 金 額 は 保 育 士 負 担 にすることは 可 能 です 実 支 出 額 40,000 円 補 助 基 準 額 と 比 較 し 実 支 出 額 の 方 が 少 ないため 40,000 円 が 補 助 対 象 経 費 となる 40,000 7/8=35,000 円 ( 補 助 金 交 付 額 )( ) 40,000-35,000=5,000 円 ( 事 業 者 負 担 額 ) この 金 額 は 保 育 士 負 担 に 出 来 ません 例 2 賃 借 料 ( 共 益 費 等 含 む)が 10 万 円 の 物 件 を 借 り 上 げる 場 合 で 補 助 基 準 額 (82,000 円 )を 上 回 る 部 分 (18,000 円 )について 保 育 士 負 担 とする 場 合 賃 借 料 100,000 円 保 育 士 負 担 18,000 円 この 金 額 は 保 育 士 負 担 にすることは 可 能 です 実 支 出 額 82,000 円 補 助 基 準 額 と 比 較 し 実 支 出 額 の 方 が 高 いため 82,000 円 が 補 助 対 象 経 費 となる 82,000 7/8=71,000 円 ( 補 助 金 交 付 額 )( ) 82,000-71,000=11,000 円 ( 事 業 者 負 担 額 ) この 金 額 は 保 育 士 負 担 に 出 来 ません 千 円 未 満 は 端 数 処 理 を 行 う Q5 宿 舎 を 貸 すという 現 物 給 付 になるが 本 来 は 本 人 が 賃 借 料 等 を 支 出 しなけれ ばならないところ 支 出 がないという 点 について 所 得 税 の 関 係 はどうなるのか? A. 職 員 について 職 員 に 対 して 社 宅 や 寮 などを 貸 与 する 場 合 には 職 員 から1ヶ 月 当 たり 一 定 額 の 賃 借 料 ( 以 下 賃 借 料 相 当 額 ( ) という ) 以 上 を 受 け 取 っていれば 給 与 として 課 税 されません 職 員 に 無 償 で 貸 与 する 場 合 には この 賃 借 料 相 当 額 が 給 与 として 課 税 されます 12
職 員 から 賃 借 料 相 当 額 より 低 い 賃 借 料 を 受 け 取 っている 場 合 には 受 け 取 っている 賃 借 料 と 賃 借 料 相 当 額 との 差 額 が 給 与 として 課 税 されます しかし 職 員 から 受 け 取 っている 賃 借 料 が 賃 借 料 相 当 額 の 50% 以 上 であれば 受 け 取 っている 賃 借 料 と 賃 借 料 等 総 額 との 差 額 は 給 与 として 課 税 されません 会 社 等 が 所 有 している 社 宅 や 寮 などを 貸 与 する 場 合 に 限 らず 他 から 借 りて 貸 与 す る 場 合 でも 同 様 です 賃 料 相 当 額 とは 次 の(1)から(3)の 合 計 額 を 言 います (1) (その 年 度 の 建 物 の 固 定 資 産 税 の 課 税 標 準 額 ) 0.2% (2) 12 円 (その 建 物 の 総 床 面 積 (m2)) 3.3 m2 (3) (その 年 度 の 敷 地 の 固 定 資 産 税 の 課 税 標 準 額 ) 0.22% 法 人 について 法 人 に 対 しては 1 戸 あたり 上 限 82,000 円 7/8 の 補 助 金 が 支 払 われます 補 助 金 の 制 度 によりますが 当 該 補 助 金 に 課 税 されることはないと 考 えられます 13