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目 次 市 民 税 の 減 免 に つ い て 1 減 免 の 一 般 的 な 留 意 事 項 2 減 免 の 範 囲 お よ び 減 免 割 合 3 1 生 活 保 護 法 の 規 定 に よ る 保 護 を 受 け る 者 3 2 当 該 年 に お い て 所 得 が 皆 無 と な っ た

入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

( 補 助 金 等 交 付 決 定 通 知 に 加 える 条 件 ) 第 7 条 市 長 は 交 付 規 則 第 11 条 に 規 定 するところにより 補 助 金 の 交 付 決 定 に 際 し 次 に 掲 げる 条 件 を 付 するものとする (1) 事 業 完 了 後 に 消 費 税 及 び

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(3) 育 児 休 業 (この 号 の 規 定 に 該 当 したことにより 当 該 育 児 休 業 に 係 る 子 について 既 にし たものを 除 く )の 終 了 後 3 月 以 上 の 期 間 を 経 過 した 場 合 ( 当 該 育 児 休 業 をした 教 職 員 が 当 該 育 児 休 業

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は 共 有 名 義 )で 所 有 権 保 存 登 記 又 は 所 有 権 移 転 登 記 を された も の で あ る こと (3) 居 室 便 所 台 所 及 び 風 呂 を 備 え 居 住 の ために 使 用 す る 部 分 の 延 べ 床 面 積 が 5 0 平 方 メ ー ト ル 以 上

2 前 項 に 定 める 日 に 支 給 する 給 与 は 総 額 給 与 を12 分 割 した 額 ( 以 下 給 与 月 額 という ) 扶 養 手 当 住 居 手 当 通 勤 手 当 単 身 赴 任 手 当 寒 冷 地 手 当 及 び 業 績 手 当 並 びに 前 月 分 の 超 過 勤 務

とする ( 減 免 額 の 納 付 ) 第 6 条 市 長 は 減 免 を 受 け た 者 が 偽 り そ の 他 不 正 な 方 法 に よ り 減 免 の 決 定 を 受 け た こ と を 知 っ た と き 前 の 申 告 が あ っ た と き 又 は 同 条 第 2 項 の 規 定 によ

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目 次 事 例 法 別 5 法 別 5 70 歳 以 上 ( 患 者 負 担 割 ) 誕 生 が 昭 和 9 年 月 以 降 の 者 3 法 別 5 70 歳 以 上 ( 患 者 負 担 割 ) 特 例 措 置 対 象 者 法 別 歳 以 上 ( 患 者 負 担 割 ) 特 例 措 置

目  次

定款

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(2) 特 別 障 害 給 付 金 国 民 年 金 に 任 意 加 入 していなかったことにより 障 害 基 礎 年 金 等 を 受 給 していない 障 がい 者 の 方 に 対 し 福 祉 的 措 置 として 給 付 金 の 支 給 を 行 う 制 度 です 支 給 対 象 者 平 成 3 年 3

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老発第    第 号

(2) 本 人 本 人 の 配 偶 者 及 び 扶 養 義 務 者 の 前 年 (1 月 から3 月 までの 間 に 申 請 する ときは 前 々 年 )の 所 得 を 確 認 できる 書 類 (3) その 他 市 長 が 必 要 と 認 めた 書 類 2 市 長 は 前 項 の 申 請 書 に 添

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2 前 項 前 段 の 規 定 にかかわらず 年 俸 制 教 職 員 から 申 し 出 があった 場 合 においては 労 使 協 定 に 基 づき その 者 に 対 する 給 与 の 全 額 又 は 一 部 を 年 俸 制 教 職 員 が 希 望 する 金 融 機 関 等 の 本 人 名 義 の 口

3 地 震 保 険 の 割 引 地 震 保 険 に 加 入 されている 場 合 耐 震 改 修 後 保 険 料 の 割 引 (10%)が 受 けられる 場 合 があ ります ご 加 入 の 保 険 会 社 にお 問 合 せになり 宅 耐 震 改 修 証 明 書 の 写 し あるいは 固 定 資 産

2 条 ) ア 育 児 休 業 の 対 象 とならない 職 員 ( 法 第 2 条 及 び 条 例 第 2 条 関 係 ) (ア) 臨 時 的 に 任 用 される 職 員 (イ) 育 児 休 業 に 係 る 期 間 を 任 期 と 定 めて 採 用 された 職 員 (ウ) 勤 務 延 長 職 員 (

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平 成 34 年 4 月 1 日 から 平 成 37 年 3 月 31 日 まで 64 歳 第 2 章 労 働 契 約 ( 再 雇 用 希 望 の 申 出 ) 第 3 条 再 雇 用 職 員 として 継 続 して 雇 用 されることを 希 望 する 者 は 定 年 退 職 日 の3か 月 前 まで

施 設 利 用 に 伴 う 設 営 物 物 販 の 確 認 業 務 災 害 時 の 対 応 急 病 等 への 対 応 遺 失 物 拾 得 物 の 対 応 事 件 事 故 への 対 応 ( 2 ) 公 園 の 使 用 料 の 徴 収 に 関 す る 業 務 一 般 利 用 者 予 約 等 対 応 業

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育児・介護休業等に関する規則

の 購 入 費 又 は 賃 借 料 (2) 専 用 ポール 等 機 器 の 設 置 工 事 費 (3) ケーブル 設 置 工 事 費 (4) 防 犯 カメラの 設 置 を 示 す 看 板 等 の 設 置 費 (5) その 他 設 置 に 必 要 な 経 費 ( 補 助 金 の 額 ) 第 6 条 補

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

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有 料 老 ホーム ( ) ( 主 として 要 介 護 状 態 にある を 入 居 させるも のに 限 る ) 第 29 条 ( 届 出 等 ) 第 二 十 九 条 有 料 老 ホーム( 老 を 入 居 させ 入 浴 排 せつ 若 しくは 食 事 の 介 護 食 事 の 提 供 又 はその 他 の

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頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

毎 月 の 給 与 等 ( )を 一 定 の 等 級 区 分 にあてはめた 標 準 月 額 の 上 限 が 現 行 の47 等 級 から50 等 級 に 改 正 されます ( 別 紙 健 康 保 険 料 額 表 参 照 ) なお 法 改 正 に 伴 い 標 準 月 額 が 改 定 される 方 につい

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第 8 条 乙 は 甲 に 対 し 仕 様 書 に 定 める 期 日 までに 所 定 の 成 果 物 を 検 収 依 頼 書 と 共 に 納 入 する 2 甲 は 前 項 に 定 める 納 入 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする 3 検 査 不 合 格 となった 場 合 甲 は

答申第585号

公平委員会設置条例

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平成16年度

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3 職 員 の 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 ( ベース) 43.7 歳 32, , ,321

別記

弁護士報酬規定(抜粋)

平 均 賃 金 を 支 払 わなければならない この 予 告 日 数 は 平 均 賃 金 を 支 払 った 日 数 分 短 縮 される( 労 基 法 20 条 ) 3 試 用 期 間 中 の 労 働 者 であっても 14 日 を 超 えて 雇 用 された 場 合 は 上 記 2の 予 告 の 手 続

接 支 払 制 度 を 活 用 するか 意 思 を 確 認 する 確 認 に 当 たっては 次 の 各 号 に 掲 げる 事 項 について 書 面 により 世 帯 主 の 合 意 を 得 て 代 理 契 約 を 締 結 するものとする (1) 医 療 機 関 等 が 本 市 に 対 し 世 帯 主

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Transcription:

生 活 保 護 法 及 び 中 国 残 留 邦 人 等 支 援 法 指 定 施 術 者 のしおり 平 成 2 8 年 1 月 東 京 都 福 祉 保 健 局 生 活 福 祉 部

目 次 第 1 生 活 保 護 法 のあらまし 1 1 生 活 保 護 法 の 目 的 と 基 本 原 理 1 2 保 護 の 種 類 と 方 法 1 3 保 護 を 決 定 し 実 施 する 機 関 1 4 指 定 施 術 機 関 ( 指 定 施 術 者 ) 1 第 2 中 国 残 留 邦 人 等 の 円 滑 な 帰 国 の 促 進 並 びに 永 住 帰 国 した 中 国 残 留 邦 人 等 及 び 特 定 配 偶 者 の 自 立 の 支 援 に 関 する 法 律 のあらまし 2 1 支 援 給 付 の 概 要 2 2 支 援 給 付 の 対 象 者 2 3 支 援 給 付 の 種 類 3 4 支 援 給 付 を 決 定 し 実 施 する 機 関 3 5 指 定 施 術 機 関 ( 指 定 施 術 者 ) 3 第 3 施 術 者 の 指 定 等 4 1 施 術 者 の 申 請 4 2 指 定 の 基 準 4 3 指 定 を 受 けるにあたっての 留 意 点 4 4 指 定 年 月 日 の 取 り 扱 い 5 5 指 定 通 知 5 6 その 他 の 届 出 5 7 指 定 施 術 者 の 届 出 事 項 一 覧 6 8 指 定 申 請 の 流 れ 7 第 4 指 定 施 術 者 の 義 務 8 第 5 施 術 の 給 付 基 準 9 柔 道 整 復 協 定 書 10 あん 摩 マッサージ 協 定 書 19 はり きゅう 協 定 書 23

第 6 医 療 扶 助 又 は 医 療 支 援 給 付 の 申 請 から 決 定 支 払 まで 25 1 医 療 扶 助 決 定 の 流 れ 25 2 医 療 支 援 給 付 決 定 の 流 れ 25 3 療 養 費 の 支 払 いの 流 れ 25 4 医 療 扶 助 又 は 医 療 支 援 給 付 の 申 請 26 5 施 術 の 給 付 に 係 る 要 否 の 確 認 26 6 施 術 給 付 に 関 する 医 師 の 同 意 27 7 医 療 扶 助 又 は 医 療 支 援 給 付 の 決 定 28 8 施 術 券 の 発 行 28 第 7 被 保 護 者 ( 生 活 保 護 ) 受 療 時 の 注 意 事 項 29 1 被 保 護 者 が 施 術 券 を 提 出 して 受 療 する 場 合 29 2 被 保 護 者 が 施 術 券 を 持 たずに 受 療 する 場 合 29 第 8 被 支 援 者 ( 医 療 支 援 給 付 ) 受 療 時 の 注 意 事 項 30 1 被 支 援 者 が 本 人 確 認 証 を 提 示 して 受 療 する 場 合 30 2 患 者 が 何 も 持 たずに 受 療 する 場 合 30 第 9 施 術 料 金 の 請 求 手 続 き 31 1 都 知 事 と 協 定 締 結 している 施 術 団 体 に 加 入 している 場 合 31 2 都 知 事 と 協 定 締 結 している 施 術 団 体 に 加 入 していない 場 合 31 3 施 術 料 の 支 払 い 31 4 施 術 料 の 算 定 基 準 31 第 10 指 導 と 検 査 32 1 指 導 32 2 検 査 32 3 施 術 者 の 取 り 扱 い 33 第 11 生 活 保 護 法 の 改 正 について 34 1 改 正 法 における 指 定 施 術 機 関 制 度 の 見 直 し 34 2 第 三 者 行 為 求 償 規 定 の 創 設 について 36

資 料 編 37 指 定 医 療 機 関 医 療 担 当 規 程 38 柔 道 整 復 師 の 施 術 に 係 る 療 養 費 の 算 定 基 準 の 実 施 上 の 留 意 事 項 等 について 40 はり 師 きゅう 師 及 びあん 摩 マッサージ 指 圧 師 の 施 術 に 係 る 療 養 費 の 支 給 の 留 意 事 項 等 について 41 指 定 施 術 者 の 順 守 事 項 43 指 定 申 請 書 等 45 給 付 要 否 意 見 書 (あん 摩 マッサージ はり きゅう) 59 給 付 要 否 意 見 書 ( 柔 道 整 復 ) 60 施 術 券 及 び 施 術 報 酬 請 求 明 細 書 (あん 摩 マッサージ) 61 施 術 券 及 び 施 術 報 酬 請 求 明 細 書 (はり きゅう) 63 施 術 券 及 び 施 術 報 酬 請 求 明 細 書 ( 柔 道 整 復 ) 65 初 検 料 請 求 書 67 本 人 確 認 証 68 福 祉 事 務 所 一 覧 表 69 支 援 給 付 実 施 機 関 一 覧 表 73

第 1 生 活 保 護 法 のあらまし 1 生 活 保 護 法 の 目 的 と 基 本 原 理 憲 法 第 25 条 には すべて 国 民 は 健 康 で 文 化 的 な 最 低 限 度 の 生 活 を 営 む 権 利 を 有 する 国 は すべての 生 活 部 面 について 社 会 福 祉 社 会 保 障 及 び 公 衆 衛 生 の 向 上 及 び 増 進 に 努 めなければならない と 規 定 されています 生 活 保 護 法 は この 憲 法 の 理 念 に 基 づいて 国 が 生 活 に 困 窮 するすべての 国 民 に 対 し 困 窮 の 程 度 に 応 じて 必 要 な 保 護 を 行 い 最 低 限 度 の 生 活 を 保 障 するとともに その 自 立 を 助 長 することを 目 的 として 昭 和 25 年 5 月 に 制 定 された 制 度 であります この 目 的 を 達 成 するため 生 活 保 護 法 ( 生 活 保 護 法 ( 以 下 法 という )は 次 の3つの 基 本 原 理 によってささえられています (1) 保 護 を 受 ける 原 因 は 生 活 に 困 窮 している 事 実 によってであり 生 活 保 護 法 に 定 め る 要 件 を 満 たす 限 り その 機 会 内 容 において 一 切 差 別 をつけないという 無 差 別 平 等 の 原 理 ( 法 第 2 条 ) (2) 保 護 を 受 ける 者 には 必 ず 最 低 限 度 の 需 要 を 満 たすことのできる 程 度 の 生 活 を 保 障 する 最 低 生 活 保 障 の 原 理 ( 法 第 3 条 ) (3) 要 保 護 者 がその 利 用 しうる 資 産 能 力 その 他 あらゆる 社 会 資 源 をその 生 活 の 維 持 の ために 活 用 することを 要 件 として 行 われるという 補 足 性 の 原 理 ( 法 第 4 条 ) 2 保 護 の 種 類 と 方 法 保 護 の 種 類 は 生 活 教 育 住 宅 医 療 介 護 出 産 生 業 及 び 葬 祭 の8 種 の 扶 助 に 分 けられ それぞれの 扶 助 は 最 低 生 活 を 充 足 するに 必 要 とされる 限 度 において 要 保 護 者 の 必 要 に 応 じて 単 給 又 は 併 給 として 行 われます ( 法 第 11 条 ) また 扶 助 の 支 給 方 法 は 金 銭 給 付 を 原 則 としていますが 医 療 扶 助 及 び 介 護 扶 助 は 給 付 の 性 質 上 現 物 給 付 を 原 則 としています 3 保 護 を 決 定 し 実 施 する 機 関 保 護 は 都 道 府 県 知 事 区 長 市 長 及 び 福 祉 事 務 所 を 設 置 する 町 村 の 長 が 保 護 の 実 施 機 関 として その 所 管 区 域 内 に 居 住 地 又 は 現 在 地 を 有 する 要 保 護 者 に 対 して 保 護 を 決 定 し 実 施 する 義 務 を 負 っています ( 法 第 19 条 ) 東 京 都 においては これらの 保 護 の 決 定 実 施 に 関 する 事 務 は 福 祉 事 務 所 及 び 支 庁 ( 以 下 福 祉 事 務 所 等 という )において 行 っています 4 指 定 施 術 機 関 ( 指 定 施 術 者 ) 医 療 扶 助 のための 施 術 を 担 当 する あん 摩 マッサージ 指 圧 師 はり 師 きゅう 師 若 しくは 柔 道 整 復 師 は 申 請 により 指 定 施 術 機 関 ( 指 定 施 術 者 )として 都 道 府 県 知 事 の 指 定 を 受 け ることとされています ( 法 第 55 条 ) - 1 -

第 2 中 国 残 留 邦 人 等 の 円 滑 な 帰 国 の 促 進 並 びに 永 住 帰 国 した 中 国 残 留 邦 人 等 及 び 特 定 配 偶 者 の 自 立 の 支 援 に 関 する 法 律 のあらまし 1 支 援 給 付 の 概 要 支 援 給 付 制 度 は 今 次 の 大 戦 に 起 因 して 生 じた 混 乱 等 により 本 邦 に 引 き 揚 げることが できず 引 き 続 き 本 邦 以 外 の 地 域 に 居 住 することを 余 儀 なくされた 中 国 残 留 邦 人 等 の 置 か れた 特 別 の 事 情 に 鑑 み 平 成 20 年 4 月 1 日 から 実 施 されることになった 生 活 保 護 とは 異 なる 新 たな 制 度 です 中 国 残 留 邦 人 等 に 対 して 老 齢 基 礎 年 金 を 満 額 支 給 してもなお 生 活 の 安 定 が 十 分 に 図 れな い 場 合 に その 中 国 残 留 邦 人 等 及 びその 配 偶 者 に 支 給 されるものです 支 援 給 付 は 中 国 残 留 邦 人 等 の 円 滑 な 帰 国 の 促 進 並 びに 永 住 帰 国 した 中 国 残 留 邦 人 等 及 び 特 定 配 偶 者 の 自 立 の 支 援 に 関 する 法 律 ( 以 下 中 国 残 留 邦 人 等 支 援 法 という ) 第 1 4 条 第 4 項 により 同 法 に 特 別 の 定 めがある 場 合 のほか 生 活 保 護 法 の 規 定 の 例 によるこ ととされています 2 支 援 給 付 の 対 象 者 (1) 特 定 中 国 残 留 邦 人 等 ( 老 齢 基 礎 年 金 の 満 額 支 給 の 対 象 となる 方 1)で 世 帯 の 収 入 が 一 定 の 基 準 に 満 たない 方 及 びその 特 定 配 偶 者 (2) 中 国 残 留 邦 人 等 支 援 法 施 行 ( 平 成 20 年 4 月 1 日 ) 前 に60 歳 以 上 で 死 亡 した 中 国 残 留 邦 人 等 の 配 偶 者 で 法 施 行 の 際 現 に 生 活 保 護 を 受 給 している 方 ( 1) 老 齢 基 礎 年 金 の 満 額 支 給 の 対 象 となるのは 次 の 要 件 のいずれにも 該 当 する 中 国 残 留 邦 人 等 です 1 明 治 44 年 4 月 2 日 以 後 に 生 まれた 方 2 昭 和 21 年 12 月 31 日 以 前 に 生 まれた 方 ( 昭 和 22 年 1 月 1 日 以 後 に 生 ま れ 昭 和 21 年 12 月 31 日 以 前 に 生 まれた 永 住 帰 国 した 中 国 残 留 邦 人 等 に 準 ず る 事 情 にあるものとして 厚 生 労 働 大 臣 が 認 める60 歳 以 上 の 方 を 含 みます ) 3 永 住 帰 国 した 日 から 引 き 続 き1 年 以 上 本 邦 に 住 所 を 有 している 方 4 昭 和 36 年 4 月 1 日 以 後 に 初 めて 永 住 帰 国 した 方 * 対 象 者 となるためには 厚 生 労 働 省 への 申 請 が 必 要 となります ( 2) 特 定 配 偶 者 とは 特 定 中 国 残 留 邦 人 等 ( 老 齢 基 礎 年 金 の 満 額 支 給 の 対 象 となる 方 )が 永 住 帰 国 する 前 から 継 続 して 特 定 中 国 残 留 邦 人 等 の 配 偶 者 ( 事 実 婚 を 含 む)である 方 を 指 します 特 定 配 偶 者 以 外 の 配 偶 者 は 非 特 定 配 偶 者 と なります 注 1 老 齢 基 礎 年 金 の 満 額 支 給 の 対 象 となる 方 に は 60 歳 以 上 65 歳 未 満 で まだ 老 齢 基 礎 年 金 を 受 給 していない 方 も 含 みます 注 2 支 援 給 付 を 受 給 中 の 特 定 中 国 残 留 邦 人 等 ( 老 齢 基 礎 年 金 の 満 額 支 給 の 対 象 となる 方 )ご 本 人 が 死 亡 した 場 合 には 特 定 配 偶 者 が 継 続 して 支 援 給 付 を 受 給 することができます 注 3 特 定 中 国 残 留 邦 人 等 ( 老 齢 基 礎 年 金 の 満 額 支 給 の 対 象 となる 方 )の 非 特 定 配 偶 者 は 給 付 対 象 外 ですが 改 正 法 施 行 ( 平 成 26 年 10 月 1 日 ) 時 に 支 援 給 付 を 受 給 している 場 合 は 経 過 措 置 として 支 給 継 続 となります - 2 -

3 支 援 給 付 の 種 類 生 活 住 宅 医 療 介 護 出 産 生 業 及 び 葬 祭 の7 種 類 です 教 育 扶 助 に 相 当 するもの がない 点 で 生 活 保 護 と 異 なります 生 活 保 護 同 様 金 銭 給 付 が 原 則 ですが 医 療 支 援 給 付 及 び 介 護 支 援 給 付 は 給 付 の 性 質 上 現 物 給 付 を 原 則 としています 4 支 援 給 付 を 決 定 し 実 施 する 機 関 都 道 府 県 知 事 区 長 市 長 及 び 福 祉 事 務 所 を 設 置 する 町 村 の 長 が 支 援 給 付 の 実 施 機 関 となります ( 以 下 実 施 機 関 という ) 5 指 定 施 術 機 関 ( 指 定 施 術 者 ) 医 療 支 援 給 付 のための 施 術 を 担 当 する 機 関 は 生 活 保 護 同 様 指 定 を 受 けることとされて います 手 続 きは 生 活 保 護 法 と 同 様 です ( 生 活 保 護 法 指 定 申 請 書 は 支 援 給 付 の 申 請 書 と 兼 ねています ) 平 成 19 年 度 までに 生 活 保 護 法 による 指 定 を 受 けている 施 術 者 は 支 援 給 付 の 指 定 を 受 けたものとみなします - 3 -

第 3 施 術 者 の 指 定 等 1 施 術 者 の 申 請 指 定 をうけようとする 施 術 者 は 住 所 地 ( 施 術 所 を 開 設 している 施 術 者 にあっては 当 該 施 術 所 の 所 在 地 )を 管 轄 する 福 祉 事 務 所 等 に 指 定 申 請 書 を 提 出 してください 申 請 する 場 合 は 欠 格 事 由 に 該 当 しない 旨 の 誓 約 書 及 び 指 定 を 受 けようとする すべての 業 務 の 種 類 の 免 許 証 の 写 し を 必 ず 添 付 してください 2 指 定 の 基 準 指 定 は 施 術 者 の 申 請 により 行 います ア 指 定 の 要 件 法 第 55 条 第 2 項 において 読 み 替 えて 準 用 する 法 第 49 条 の2 第 2 項 各 号 ( 欠 格 事 由 ) ( 第 1 号 第 4 号 ただし 書 第 7 号 及 び 第 9 号 を 除 く ) のいずれかに 該 当 するときは 都 道 府 県 知 事 は 指 定 施 術 機 関 の 指 定 をしてはならないことになっています また 法 第 5 5 条 第 2 項 において 読 み 替 えて 準 用 する 法 第 49 条 の2 第 3 項 各 号 ( 指 定 除 外 要 件 )のい ずれかに 該 当 するときは 都 道 府 県 知 事 は 指 定 施 術 機 関 の 指 定 をしないことができます ( 欠 格 事 由 の 例 ) 申 請 者 が 禁 錮 以 上 の 刑 に 処 せられ その 執 行 を 終 わり 又 は 執 行 を 受 けることが なくなるまでの 者 であるとき 申 請 者 が 指 定 施 術 機 関 の 指 定 を 取 り 消 され その 取 消 しの 日 から 起 算 して5 年 を 経 過 しないものであるとき 申 請 者 が 指 定 の 取 消 しの 処 分 に 係 る 通 知 があった 日 から 当 該 処 分 をする 日 までの 間 に 指 定 の 辞 退 の 申 出 をした 者 で 当 該 申 出 の 日 から 起 算 して5 年 を 経 過 しないもの であるとき ( 指 定 除 外 要 件 の 例 ) 被 保 護 者 の 施 術 について その 内 容 の 適 切 さを 欠 くおそれがあるとして 重 ねて 指 導 を 受 けたものであるとき イ 指 定 の 取 消 要 件 指 定 施 術 機 関 が 法 第 55 条 第 2 項 において 読 み 替 えて 準 用 する 法 第 51 条 第 2 項 各 号 ( 第 4 号 第 6 号 ただし 書 及 び 第 10 号 を 除 く ) のいずれかに 該 当 するときは 都 道 府 県 知 事 は その 指 定 を 取 り 消 し 又 は 期 間 を 定 めてその 指 定 の 全 部 若 しくは 一 部 の 効 力 を 停 止 することができます ( 取 消 要 件 の 例 ) 指 定 施 術 機 関 が 禁 錮 以 上 の 刑 に 処 せられたとき 指 定 施 術 機 関 が 不 正 の 手 段 により 指 定 施 術 機 関 の 指 定 を 受 けたとき 3 指 定 を 受 けるにあたっての 留 意 点 (1) 都 知 事 と 協 定 している 施 術 団 体 に 加 入 していない 場 合 施 術 を 行 うにあたり 都 知 事 と 協 定 している 施 術 団 体 に 属 していない 生 活 保 護 法 及 び 中 国 残 留 邦 人 等 支 援 法 に 基 づく 指 定 施 術 者 の 遵 守 事 項 を 遵 守 してください (2) 都 知 事 と 協 定 している 施 術 団 体 に 加 入 している 場 合 施 術 を 行 うにあたり 加 入 施 術 団 体 が 都 知 事 と 協 定 した 協 定 書 を 遵 守 してください - 4 -

都 知 事 と 協 定 を 締 結 し て い る 団 体 柔 道 整 復 あん 摩 マッサージ はり きゅう 公 益 社 団 法 人 東 京 都 柔 道 整 復 師 会 公 益 社 団 法 人 東 京 都 はり きゅう あん 摩 マッサージ 指 圧 師 会 公 益 社 団 法 人 東 京 都 盲 人 福 祉 協 会 株 式 会 社 東 京 在 宅 サービス 公 益 社 団 法 人 東 京 都 鍼 灸 師 会 公 益 社 団 法 人 東 京 都 はり きゅう あん 摩 マッサージ 指 圧 師 会 公 益 社 団 法 人 東 京 都 盲 人 福 祉 協 会 東 京 鍼 灸 マッサージ 協 同 組 合 特 定 非 営 利 活 動 法 人 全 国 鍼 灸 マッサージ 協 会 東 京 支 部 一 般 社 団 法 人 東 京 都 はり 灸 マッサージ 師 会 一 般 社 団 法 人 鍼 灸 マッサージ 師 会 株 式 会 社 保 険 鍼 灸 マッサージ 協 会 株 式 会 社 東 京 在 宅 サービス 4 指 定 年 月 日 の 取 り 扱 い 指 定 日 については 原 則 福 祉 事 務 所 が 指 定 申 請 書 を 受 理 した 月 の1 日 になります ただし 他 県 市 ですでに 生 活 保 護 法 の 指 定 を 受 けてい る 施 術 者 が 都 内 へ 転 入 した 場 合 ( 施 術 所 を 開 設 している 者 は 当 該 施 術 所 が 都 内 に 移 転 した 場 合 )で 引 き 続 き 患 者 に 施 術 を 行 っている 場 合 は 指 定 日 の 遡 及 が 認 められる 場 合 があります 例 申 請 書 受 理 日 : 平 成 26 年 7 月 20 日 指 定 日 : 平 成 26 年 7 月 1 日 ( 例 外 ) 指 定 施 術 者 の 住 所 変 更 により 以 前 の 指 定 を 廃 止 し 新 たに 申 請 する 住 所 変 更 による 廃 止 : 平 成 26 年 4 月 19 日 ( 転 出 日 = 廃 止 日 ) 新 住 所 で 新 たに 申 請 : 平 成 26 年 4 月 20 日 ( 転 入 日 = 指 定 日 ) 5 指 定 通 知 都 知 事 は 施 術 者 を 指 定 したときは 申 請 者 に 指 定 通 知 書 を 交 付 するとともに その 旨 を 東 京 都 告 示 により 公 示 します 指 定 通 知 書 は 申 請 手 続 きを 行 った 福 祉 事 務 所 から 送 付 されます 6 その 他 の 届 出 届 出 事 項 に 変 更 があった 場 合 業 務 を 廃 止 休 止 及 び 再 開 した 際 は 住 所 地 ( 施 術 所 を 開 設 している 施 術 者 にあっては 当 該 施 術 所 の 所 在 地 )を 管 轄 する 福 祉 事 務 所 等 に 届 出 書 を 提 出 してください 指 定 申 請 変 更 廃 止 休 止 届 出 等 については 事 項 別 に 整 理 してありま すので 次 ページを 参 照 してください 各 様 式 は 資 料 編 に 掲 載 があります 指 定 申 請 等 の 様 式 について 生 活 保 護 法 及 び 中 国 残 留 邦 人 等 支 援 法 による 指 定 申 請 用 紙 等 は 各 福 祉 事 務 所 に 備 えてあるもののほか 東 京 都 福 祉 保 健 局 のホームページからダウン ロードすることができます なお 東 京 都 福 祉 保 健 局 のホームページアドレスは 下 記 のとおりです http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/seikatsu/hogo/iryokikan/i ndex.html - 5 -

7 指 定 施 術 者 の 届 出 事 項 一 覧 届 出 を 要 する 事 項 提 出 書 類 指 定 申 請 書 誓 約 書 変 更 届 廃 止 届 休 止 届 再 開 届 辞 退 届 添 付 書 類 新 規 申 請 施 術 者 (あん 摩 マッサージ 指 圧 師 はり きゅう 師 柔 道 整 復 師 )が 初 めて 指 定 を 受 ける 場 合 施 術 所 を 開 設 している 場 合 施 術 者 氏 名 施 術 所 名 称 施 術 所 所 在 地 開 設 者 施 術 所 を 開 設 していない 場 合 施 術 者 氏 名 施 術 者 住 所 免 許 証 ( 写 し) 施 術 者 の 氏 名 の 変 更 同 一 人 物 で ある こと が 確 認 できる 公 的 証 明 書 施 術 所 を 開 設 している 場 合 施 術 所 の 名 称 変 更 施 術 所 の 所 在 地 の 変 更 ( 都 内 での 移 転 ) 既 に 指 定 を 受 け て い る 場 合 施 術 所 の 所 在 地 の 変 更 ( 都 外 への 移 転 ) 別 に 施 術 所 を 開 設 した 場 合 ( 都 内 での 開 設 ) 施 術 所 を 廃 止 した 場 合 施 術 所 を 開 設 していない 場 合 施 術 者 の 住 所 地 変 更 ( 都 内 での 転 居 ) 施 術 者 の 住 所 地 変 更 ( 都 外 へ 転 出 する 場 合 ) 施 術 所 を 開 設 した 場 合 施 術 者 が 自 己 の 意 思 により 当 該 業 務 を 廃 止 したとき 施 術 者 が 自 己 の 意 思 により 当 該 業 務 を 休 止 したとき 業 務 を 休 止 した 施 術 者 が 業 務 を 再 開 した 場 合 生 活 保 護 法 による 指 定 のみを 辞 退 する 場 合 ( 業 務 は 継 続 ) 医 療 機 関 又 は 施 術 者 は 任 意 に 辞 退 を 行 うことができるが 30 日 以 上 の 予 告 期 間 が 必 要 - 6 -

8 指 定 申 請 等 の 流 れ 指 定 医 療 機 関 等 1 福 祉 事 務 所 2 東 京 都 の 業 務 委 託 先 ( 公 財 ) 東 京 都 福 祉 保 健 財 団 施 術 者 等 助 産 柔 道 整 復 あん 摩 マッサージ はり きゅう 申 請 書, 誓 約 書 廃 止 届 書 辞 退 届 書 変 更 届 書 等 を 福 祉 事 務 所 に 提 出 6 指 定 通 知 書 の 送 付 指 定 施 術 者 のし おり の 送 付 ( 案 内 ) 等 管 轄 する 施 術 者 ( )か らの 申 請 及 び 届 出 書 類 を 受 理 ( 収 受 印 押 印 ) 施 術 所 を 開 設 している 場 合 は 施 術 所 所 在 地 を 管 轄 する 福 祉 事 務 所 開 設 していない 場 合 は 施 術 者 の 住 所 地 を 管 轄 する 福 祉 事 務 所 申 請 書 及 び 届 出 書 類 の 記 載 内 容 の 確 認 申 請 書 及 び 届 出 書 類 の 必 要 添 付 書 類 の 確 認 福 祉 事 務 所 から 財 団 へ 進 達 ( 毎 月 5 日 締 め) 5 指 定 通 知 書 処 理 名 簿 ( 紙 )の 発 送 ( 毎 月 月 末 予 定 ) 指 定 機 関 名 簿 送 信 ( 翌 月 上 旬 ) 〇 申 請 書 等 の 収 受 内 容 審 査 〇 データ 入 力 〇 処 理 名 簿 の 作 成 〇 福 祉 事 務 所 等 への 指 定 通 知 書 等 の 作 成 封 入 発 送 〇 告 示 原 稿 の 作 成 3 指 定 等 決 定 ( 都 ) 4 7 指 定 等 処 理 名 簿 の 送 付 決 定 内 容 の 送 付 告 示 原 稿 指 定 機 関 名 簿 送 付 東 京 都 福 祉 保 健 局 〇 指 定 等 処 理 名 簿 審 査 〇 指 定 等 決 定 〇 公 報 への 告 示 - 7 -

第 4 指 定 施 術 者 の 義 務 生 活 保 護 法 及 び 中 国 残 留 邦 人 等 支 援 法 により 指 定 された 施 術 者 は 次 の 事 項 を 守 ってい ただきます 1 医 療 担 当 義 務 指 定 施 術 者 について 準 用 (1) 福 祉 事 務 所 長 等 から 委 託 を 受 けた 患 者 について 誠 実 かつ 適 切 にその 施 術 を 担 当 するこ と (2) 指 定 医 療 機 関 医 療 担 当 規 程 の 規 定 に 従 うこと 2 指 導 等 に 従 う 義 務 指 定 施 術 者 について 準 用 被 保 護 者 の 医 療 について 厚 生 労 働 大 臣 又 は 都 道 府 県 知 事 の 行 う 指 導 に 従 わなければなら ない ( 法 第 55 条 第 2 項 ( 法 第 50 条 第 2 項 の 準 用 )) 3 届 出 の 義 務 指 定 施 術 者 は 生 活 保 護 法 施 行 規 則 第 14 条 及 び 第 15 条 の 規 定 に 基 づき 前 届 出 事 項 一 覧 のような 事 由 が 生 じた 場 合 には 同 表 に 記 載 されている 所 定 用 紙 により 届 出 を 速 やか に 行 ってください 4 標 示 の 義 務 指 定 施 術 者 は その 業 務 を 行 う 場 合 の 見 やすい 所 に 標 示 ( 縦 12.5 センチ 横 5.5 センチ 程 度 の 硬 質 材 を 用 い その 中 央 に 生 活 保 護 法 指 定 ( 医 ) と 表 示 する )を 掲 示 してくだ さい ( 生 活 保 護 法 施 行 規 則 第 13 条 ) - 8 -

第 5 施 術 の 給 付 基 準 必 要 最 小 限 の 施 術 を 原 則 として 現 物 給 付 する 療 養 上 必 要 な 範 囲 及 び 限 度 でおこない みだりに 患 者 の 希 望 のままに 行 わない 柔 道 整 復 あ ん 摩 マ ッサージ は り き ゅ う 支 給 対 象 疾 病 等 急 性 又 は 亜 急 性 の 外 傷 性 の 骨 折 不 全 骨 折 脱 臼 打 撲 及 び 捻 挫 等 急 性 又 は 亜 急 性 の 介 達 外 力 に よ る 筋 腱 の 断 裂 ( い わゆる 肉 ばなれをいい 挫 傷 を 伴 う 場 合 も あ る )に つ いては 打 撲 の 部 位 の 所 定 料 金 により 算 定 して 差 し 支 えない 柔 道 整 復 の 治 療 を 完 了 し て 単 に あ ん ま( 指 圧 及 び マ ッ サ ー ジ を 含 む )の み の 治 療 又 は 単 な る 肩 こ り 筋 肉 疲 労 に 対 する 施 術 は 支 給 対 象 外 主 と し て 外 科 的 手 術 の 後 治 療 に 効 果 があるものと 考 え ら れ て お り 患 者 の 症 状 が 投 薬 その 他 の 治 療 に よ っ て も 効 果 が な く あ ん 摩 マッサージの 施 術 が 絶 対 不 可 欠 の 場 合 に 限 り 認 められる 慢 性 病 であって 医 師 による 適 正 な 治 療 手 段 がないもの 主 として 神 経 痛 リウマチ 頸 腕 症 候 群 五 十 肩 腰 痛 症 及 び 頚 椎 捻 挫 後 遺 症 等 で 慢 性 的 疼 痛 を 主 症 と する 疾 患 等 医 療 上 マッサージが 必 要 な 指 定 医 療 機 関 の 医 療 の 給 場 合 で 筋 麻 痺 関 節 拘 縮 等 付 が 行 わ れ て い る 期 間 は その 疾 病 に 係 る 施 術 は 給 単 なる 肩 こり 又 は 慰 安 のた 付 の 対 象 と な ら な い めの 施 術 は 認 められない 医 師 の 同 意 医 師 同 意 欄 の 記 載 方 法 継 続 時 の 場 合 の 取 扱 打 撲 又 は 捻 挫 ( 挫 傷 も 含 む ) は 不 要 脱 臼 又 は 骨 折 は 必 要 た だ し 脱 臼 又 は 骨 折 の 応 急 手 当 の 場 合 は 不 要 医 師 同 意 欄 に 医 師 の 記 名 押 印 又 は 署 名 も しく は 施 術 者 が1 医 師 の 同 意 を 得 た 旨 2 指 定 医 療 機 関 名 3 所 在 地 4 同 意 医 師 名 5 同 意 年 月 日 を 記 載 することで も 足 りる 上 記 新 規 の 場 合 と 同 じ 全 て の 場 合 に つ い て 医 師 の 同 意 が 必 要 変 形 徒 手 矯 正 術 に 係 る 医 師 の 同 意 書 の 有 効 期 間 は 1ヶ 月 と し 医 療 上 1ヶ 月 を 超 え る 場 合 は 改 めて 同 意 書 の 添 付 が 必 要 医 師 同 意 欄 に 医 師 の 記 名 及 び 押 印 又 は 署 名 を 要 す る 脱 臼 又 は 骨 折 の 患 部 以 外 に 施 術 する 場 合 は 当 該 施 術 の 要 否 の 判 断 が 出 来 る 診 断 書 ( 医 師 の 署 名 でも 可 )を もって 同 意 書 に 代 えること ができる 施 術 者 が 同 意 を 得 た 指 定 医 療 機 関 名 同 所 在 地 医 師 名 同 意 年 月 日 を 記 載 した も の で 足 り る 当 該 施 術 の 要 否 の 判 断 が 出 来 る 診 断 書 ( 医 師 の 署 名 でも 可 ) をもって 同 意 書 に 代 え る こ と ができる 施 術 者 が 同 意 を 得 た 指 定 医 療 機 関 名 同 所 在 地 医 師 名 同 意 年 月 日 を 記 載 したも の で 足 りる 承 認 期 間 等 3 ヶ 月 ご と に 給 付 要 否 意 見 書 を と り 継 続 の 要 否 を 検 討 往 療 料 片 道 2キロメートルを 超 え8キロメートルまでの 場 合 については 2キロメートル 又 はその 端 数 を 増 すごとに 所 定 金 額 に800 円 を 加 算 し 片 道 8キロメートルを 超 えた 場 合 について は 一 律 2,400 円 を 加 算 する 片 道 16キロメートルを 超 える 場 合 の 往 療 料 は 往 療 を 必 要 と す る 絶 対 的 な 理 由 が あ る 場 合 以 外 は 認 め ら れ な い こ と 下 肢 の 骨 折 又 は 不 全 骨 折 股 関 節 脱 臼 腰 部 捻 挫 等 に よ る 歩 行 困 難 等 真 に 安 静 を 必 要 とす るやむ を 得 ない 理 由 により 患 家 の 求 め に 応 じ て 患 家 に 赴 き 施 術 を 行 っ た 場 合 に 算 定 で き る も の で あ り 単 に 患 者 の 希 望 の み に よ り 又 は 定 期 的 若 し く は 計 画 的 に 患 家 に 赴 い て 施 術 を 行 っ た 場 合 に は 算 定 で き な い 歩 行 困 難 等 真 に 安 静 を 必 要 とするやむを 得 ない 理 由 等 によ り 通 所 して 治 療 を 受 けるこ と が 困 難 な 場 合 に 患 家 の 求 め に 応 じ て 患 家 に 赴 き 施 術 を 行 っ た 場 合 治 療 上 真 に 必 要 が あ る と 認 め ら れ る 場 合 に 支 給 で き る も の で あ り こ れ に よ ら ず 定 期 的 若 し く は 計 画 的 に 患 家 に 赴 い て 施 術 を 行 っ た 場 合 は 支 給 で き な い こ と 詳 しくは 次 頁 以 降 掲 載 の 協 定 書 を 参 照 のこと - 9 -

柔 道 整 復 協 定 書 生 活 保 護 法 ( 以 下 法 という ) 及 び 中 国 残 留 邦 人 等 の 円 滑 な 帰 国 の 促 進 及 び 永 住 帰 国 後 の 自 立 の 支 援 に 関 する 法 律 ( 以 下 中 国 残 留 邦 人 等 支 援 法 という )による 指 定 施 術 者 が 法 及 び 中 国 残 留 邦 人 等 支 援 法 に 基 いて 医 療 を 必 要 とする 被 保 護 者 及 び 被 支 援 者 ( 以 下 患 者 という ) に 施 術 を 行 うことについて 東 京 都 知 事 ( 以 下 甲 という )と 社 団 法 人 東 京 都 柔 道 接 骨 師 会 ( 以 下 乙 という )との 間 に 次 のとおり 協 定 を 締 結 する 第 1 条 乙 は 法 及 び 中 国 残 留 邦 人 等 支 援 法 による 指 定 施 術 者 である 会 員 ( 以 下 会 員 とい う )が 患 者 の 施 術 を 担 当 するときは 指 定 医 療 機 関 医 療 担 当 規 程 ( 昭 和 25 年 厚 生 告 示 第 222 号 ) に 定 めるところによるほか この 協 定 に 定 めるところによらせるものとする 第 2 条 乙 は この 協 定 の 義 務 履 行 につき 会 員 を 指 導 し 次 の 事 項 を 遵 守 させるものとする 1 施 術 は 療 養 上 必 要 な 範 囲 及 び 限 度 で 行 い みだりに 患 者 の 希 望 のままに 行 わないこと 2 現 に 医 師 が 療 養 中 の 負 傷 については 施 術 を 行 わないこと 3 次 の 場 合 は 法 第 38 条 に 規 定 する 医 療 保 護 施 設 または 法 第 49 条 及 び 中 国 残 留 邦 人 等 支 援 法 第 14 条 第 4 項 の 規 定 により 指 定 された 指 定 医 療 機 関 の 医 師 について 診 療 をうけさせるよう 指 示 を すること (1) 頭 骨 骨 折 脊 髄 骨 折 その 他 単 純 でない 骨 折 (2) 肋 骨 骨 折 で 喀 血 し または 皮 下 気 泡 を 触 知 するとき (3) 骨 折 で 外 傷 を 伴 うもの( 開 放 骨 折 )または 重 症 のもの (4) 陳 旧 骨 折 及 び 外 傷 が 原 因 でない 骨 関 節 障 害 のあるとき (5) 負 傷 により 特 に 精 神 障 害 を 伴 うとき (6) 観 血 手 術 を 要 するとき (7) 臓 器 出 血 を 認 め またはその 疑 いがあるとき (8) その 他 医 師 の 診 察 を 受 ける 必 要 があると 認 められるとき 第 3 条 施 術 料 金 の 算 定 方 法 は 別 表 のとおりとする 第 4 条 施 術 録 は 別 記 第 1 号 様 式 による 第 5 条 乙 は 会 員 が 患 者 に 対 して 施 術 を 行 ったときは 施 術 報 酬 請 求 明 細 書 に 報 酬 請 求 書 ( 別 記 第 2 号 又 は 別 記 第 2-1 号 )を 添 付 のうえ 乙 に 提 出 させるものとする 乙 は 毎 月 前 項 の 規 定 により 提 出 のあった 書 類 をとりまとめ 翌 月 20 日 までに 報 酬 請 求 明 細 書 を 発 行 した 当 該 保 護 及 び 支 援 給 付 の 実 施 機 関 に 提 出 するものとする 第 6 条 保 護 及 び 支 援 給 付 の 実 施 機 関 は 前 条 第 2 項 の 規 定 により 提 出 のあった 請 求 書 の 内 容 を 審 査 して 施 術 料 金 を 決 定 し これを 請 求 者 に 支 払 うものとする 第 7 条 甲 は 施 術 内 容 及 び 施 術 料 金 の 適 否 を 調 査 するため 必 要 があるときは 乙 または 会 員 に 対 して 必 要 と 認 める 事 項 の 報 告 を 命 じ または 当 該 吏 員 に 当 該 会 員 について 実 地 に 施 術 録 等 を 検 査 させることができる 第 8 条 甲 は 乙 がこの 協 定 による 義 務 を 履 行 せず 施 術 等 について 支 障 を 来 たし またはきた すおそれがあると 認 めるときは いつでもこの 協 定 を 解 除 することがで きる 第 9 条 この 協 定 の 有 効 期 間 は 昭 和 35 年 5 月 1 日 から 昭 和 36 年 4 月 30 日 までとする ただし この 協 定 の 期 間 終 了 1ヵ 月 前 までに 甲 乙 いずれか 一 方 から 解 除 の 意 思 表 示 をしないと きは 終 期 の 翌 月 から1 年 間 この 協 定 を 更 新 したものとする - 10 -

第 10 条 昭 和 28 年 10 月 26 日 東 京 都 知 事 と 東 京 都 柔 道 接 骨 師 会 との 間 に 締 結 した 協 定 は 昭 和 35 年 4 月 30 日 限 りその 効 力 を 失 うものとする この 協 定 の 確 実 を 証 するため 本 書 2 通 を 作 成 し 双 方 署 名 押 印 の 上 各 1 通 を 所 持 する 昭 和 35 年 5 月 10 日 甲 東 京 都 知 事 東 龍 太 郎 乙 社 団 法 人 東 京 都 柔 道 接 骨 師 会 代 表 者 会 長 関 根 源 内 - 11 -

別 表 柔 道 整 復 師 の 施 術 料 金 の 算 定 方 法 (26.4 改 正 ) 柔 道 整 復 師 の 施 術 に 係 る 費 用 の 額 は 次 に 定 める 額 により 算 定 するものとする 1 初 検 往 療 及 び 再 検 初 検 料 1,450 円 初 検 時 相 談 支 援 料 50 円 往 療 料 1,860 円 再 検 料 320 円 注 (1) 当 該 施 術 所 が 表 示 する 施 術 時 間 以 外 の 時 間 ( 休 日 を 除 く ) 又 は 休 日 において 初 検 を 行 った 場 合 は それぞれ 所 定 金 額 に 540 円 又 は 1,560 円 を 加 算 する ただし 午 後 10 時 から 午 前 6 時 までの 間 にあっての 加 算 金 額 は 3,120 円 とする (2) 初 検 時 相 談 支 援 料 は 初 検 時 において 患 者 に 対 し 施 術 に 伴 う 日 常 生 活 等 で 留 意 すべき 事 項 等 をきめ 細 やかに 説 明 し その 旨 を 施 術 録 に 記 載 した 場 合 に 算 定 する (3) 往 療 距 離 が 片 道 2キロメートルを 超 え8キロメートルまでの 場 合 については 2 キロメートル 又 はその 端 数 を 増 すごとに 所 定 金 額 に 800 円 を 加 算 し 片 道 8キロ メートルを 超 えた 場 合 については 一 律 2,400 円 を 加 算 する (4) 夜 間 難 路 又 は 暴 風 雨 時 若 しくは 暴 風 雪 時 の 往 療 については 所 定 金 額 ( 注 (3) による 加 算 金 額 を 含 む )のそれぞれ 100 分 の 100 に 相 当 する 金 額 を 加 算 する (5) 2 戸 以 上 の 患 家 に 対 して 引 続 いて 往 療 した 場 合 の 往 療 順 位 第 2 位 以 下 の 患 家 に 対 する 往 療 距 離 の 計 算 は 当 該 施 術 所 の 所 在 地 を 起 点 とせず それぞれ 先 順 位 の 患 家 の 所 在 地 を 起 点 とする (6) 片 道 16キロメートルを 超 える 場 合 の 往 療 料 は 往 療 を 必 要 とする 絶 対 的 な 理 由 がある 場 合 以 外 は 認 められないこと (7) 往 療 料 は 下 肢 の 骨 折 又 は 不 全 骨 折 股 関 節 脱 臼 腰 部 捻 挫 等 による 歩 行 困 難 等 真 に 安 静 を 必 要 とするやむを 得 ない 理 由 により 患 家 の 求 めに 応 じて 患 家 に 赴 き 施 術 を 行 った 場 合 に 算 定 できるものであり 単 に 患 者 の 希 望 のみにより 又 は 定 期 的 若 しくは 計 画 的 に 患 家 に 赴 いて 施 術 を 行 った 場 合 には 算 定 できないこと (8) 再 検 料 の 算 定 は 初 回 後 療 日 に 限 る - 12 -

2 骨 折 骨 折 整 復 料 後 療 料 1 鎖 骨 4,100 円 2 肋 骨 4,100 3 上 腕 骨 9,000 4 前 腕 骨 9,000 5 大 腿 骨 9,000 630 円 6 下 腿 骨 7 手 根 骨 足 根 骨 8 中 手 骨 中 足 骨 指 ( 手 足 ) 骨 9,000 4,100 4,100 注 (1) 関 節 骨 折 又 は 脱 臼 骨 折 は 骨 折 の 部 に 準 ず る (2) 医 師 に よ り 後 療 を 依 頼 さ れ た 場 合 で 拘 縮 が 2 関 節 以 上 に 及 ぶ 場 合 後 療 料 は 850 円 と す る 3 不 全 骨 折 不 全 骨 折 固 定 料 後 療 料 1 鎖 骨 胸 骨 肋 骨 3,000 円 2 骨 盤 7,200 3 上 腕 骨 前 腕 骨 5,500 4 大 腿 骨 7,200 5 下 腿 骨 5,500 530 円 6 膝 蓋 骨 5,500 7 手 根 骨 足 根 骨 中 手 骨 中 足 骨 指 ( 手 2,800 足 ) 注 医 師 に よ り 後 療 を 依 頼 さ れ た 場 合 で 拘 縮 が 2 関 節 以 上 に 及 ぶ 場 合 の 後 療 料 は 750 円 とする 4 脱 臼 脱 臼 整 復 料 後 療 料 1 顎 関 節 2 肩 関 節 1,800 円 6,200 3 肘 関 節 2,800 4 股 関 節 7,000 530 円 5 膝 関 節 6 手 関 節 足 関 節 指 ( 手 足 ) 関 節 2,800 2,800 注 脱 臼 の 際 不 全 骨 折 を 伴 っ た 場 合 は 脱 臼 の 部 に 準 ず る 5 打 撲 及 び 捻 挫 打 撲 及 び 捻 挫 施 療 料 後 療 料 1 打 撲 2 捻 挫 760 円 505 円 注 (1) 不 全 脱 臼 は 捻 挫 の 部 に 準 ずる (2) 施 術 料 は 次 に 掲 げる 部 位 を 単 位 として 算 定 する - 13 -

( 打 撲 の 部 分 ) 頭 部 顔 面 部 頸 部 胸 部 背 部 ( 肩 部 を 含 む) 上 腕 部 肘 部 前 腕 部 手 根 中 手 部 指 部 腰 臀 部 大 腿 部 膝 部 下 腿 部 足 根 中 足 部 趾 部 ( 捻 挫 の 部 分 ) 頸 部 肩 関 節 肘 関 節 手 関 節 中 手 指 指 関 節 腰 部 股 関 節 膝 関 節 足 関 節 中 足 趾 趾 関 節 備 考 1 後 療 において 強 直 緩 解 等 のため 温 罨 法 を 併 施 した 場 合 には 1 回 につき75 円 を また 施 術 効 果 を 促 進 するため 柔 道 整 復 の 業 務 の 範 囲 内 において 人 の 健 康 に 危 害 を 及 ぼすおそれのない 電 気 光 線 器 具 を 使 用 した 場 合 には 電 療 料 として 1 回 につき30 円 を 加 算 する ただし いずれ の 場 合 であっても 骨 折 又 は 不 全 骨 折 の 場 合 にあっては その 受 傷 の 日 から 起 算 して7 日 間 脱 臼 打 撲 不 全 脱 臼 又 は 捻 挫 の 場 合 にあっては その 受 傷 の 日 から 起 算 して5 日 間 については 当 該 加 算 を 行 わないものとする 2 冷 罨 法 を 併 施 した 場 合 ( 骨 折 又 は 不 全 骨 折 の 場 合 にあっては その 受 傷 の 日 から 起 算 して7 日 間 に 限 り 脱 臼 の 場 合 にあっては その 受 傷 の 日 から 起 算 して5 日 間 に 限 り 打 撲 又 は 捻 挫 の 場 合 にあっては 受 傷 の 日 又 はその 翌 日 の 初 検 の 日 に 限 るものとする )は 1 回 につき80 円 を 加 算 する 3 施 術 部 位 が3 部 位 以 上 の 場 合 は 後 療 料 温 罨 法 料 冷 罨 法 料 及 び 電 療 料 について3 部 位 目 は 所 定 料 金 の100 分 の60に 相 当 する 額 により 算 定 する なお 4 部 位 目 以 降 に 係 る 費 用 につい ては 3 部 位 目 までの 料 金 に 含 まれる 4 初 検 日 を 含 む 月 (ただし 初 検 の 日 が 月 の16 日 以 降 の 場 合 にあっては 当 該 月 の 翌 月 )から 起 算 して5か 月 を 超 える 月 における 施 術 ( 骨 折 又 は 不 全 骨 折 に 係 るものを 除 く )については 後 療 料 温 罨 法 料 冷 罨 法 料 及 び 電 療 料 について 所 定 料 金 ( 備 考 3により 算 定 されたものを 含 む ) の100 分 の80 相 当 する 額 により 算 定 する 5 初 検 日 を 含 む 月 (ただし 初 検 の 日 が 月 の16 日 以 降 の 場 合 にあっては 当 該 月 の 翌 月 )から 起 算 して5か 月 を 超 えて 継 続 して3 部 位 以 上 の 施 術 ( 骨 折 又 は 不 全 骨 折 に 係 るものを 含 む )を 行 った 場 合 は 備 考 3 及 び 備 考 4による 方 法 に 代 えて あらかじめ 都 道 府 県 知 事 に 届 け 出 た 施 術 所 において 施 術 を 行 う 柔 道 整 復 師 に 限 り 施 術 部 位 数 に 関 係 なく 後 療 料 温 罨 法 料 冷 罨 法 料 及 び 電 療 料 として 1 回 につき1,200 円 を 算 定 する 6 骨 折 脱 臼 の 整 復 又 は 不 全 骨 折 の 固 定 に 当 たり 特 に 施 療 上 金 属 副 子 合 成 樹 脂 副 子 又 は 副 木 厚 紙 副 子 ( 以 下 金 属 副 子 等 という )を 必 要 とし これを 使 用 した 場 合 は 整 復 料 又 は 固 定 料 に 次 の 額 を 加 算 する (1) 大 型 金 属 副 子 等 の 場 合 1,030 円 (2) 中 型 金 属 副 子 等 の 場 合 910 円 (3) 小 型 金 属 副 子 等 の 場 合 680 円 7 骨 折 不 全 骨 折 又 は 脱 臼 に 係 る 応 急 施 術 を 行 った 後 に 保 険 医 療 機 関 に 対 して 施 術 の 状 況 を 示 す 文 書 を 添 えて 患 者 の 紹 介 を 行 った 場 合 は 施 術 情 報 提 供 料 として1,OOO 円 を 算 定 する 実 施 上 の 留 意 事 項 その 他 実 施 に 当 たっての 細 目 については 国 民 健 康 保 険 の 例 によること - 14 -

別 記 第 1 号 様 式 生 活 保 護 及 び 支 援 給 付 施 術 録 施 術 を 受 け る 者 氏 名 住 所 生 年 月 日 明 治 大 正 年 日 昭 和 平 成 月 世 帯 主 の 氏 名 福 祉 事 務 所 名 支 援 給 付 実 施 機 関 名 同 上 所 在 地 性 別 男 女 続 柄 社 保 負 担 健 共 船 負 傷 名 負 傷 年 月 日 施 開 始 日 術 終 了 日 日 数 回 数 転 帰 負 傷 歴 負 傷 部 位 傷 病 の 原 因 現 症 及 び 経 過 同 意 した 医 師 の 住 所 氏 名 年 月 日 - 15 -

( 別 記 第 1 号 様 式 裏 面 ) 施 術 表 月 月 月 料 金 日 料 金 料 金 日 施 術 の 種 類 施 術 の 種 類 日 施 術 の 種 類 1 2 1 2 1 2 1 1 1 2 2 2 3 3 3 4 4 4 5 5 5 6 6 6 7 7 7 8 8 8 9 9 9 10 10 10 11 11 11 12 12 12 13 13 13 14 14 14 15 15 15 16 16 16 17 17 17 18 18 18 19 19 19 20 20 20 21 21 21 22 22 22 23 23 23 24 24 24 25 25 25 26 26 26 27 27 27 28 28 28 29 29 29 30 30 30 31 31 31 請 求 期 間 回 数 社 保 負 担 本 人 支 払 額 請 求 額 請 求 年 月 日 領 収 年 月 日 1 回 自 年 月 日 日 間 至 年 月 日 回 円 円 円 年 月 日 年 月 日 2 回 自 年 月 日 日 間 至 年 月 日 回 円 円 円 年 月 日 年 月 日 3 回 自 年 月 日 日 間 至 年 月 日 回 円 円 円 年 月 日 年 月 日 4 回 自 年 月 日 日 間 至 年 月 日 回 円 円 円 年 月 日 年 月 日 5 回 自 年 月 日 日 間 至 年 月 日 回 円 円 円 年 月 日 年 月 日 - 16 -

別 記 第 2 号 様 式 平 成 年 月 取 扱 分 生 活 保 護 法 施 術 報 酬 請 求 書 ( 柔 道 整 復 ) * 上 記 の 金 額 を 請 求 します 殿 平 成 年 月 日 福 祉 事 務 所 分 指 定 施 術 者 住 所 氏 名 印 区 分 件 数 日 数 金 額 他 法 及 び 本 人 支 払 額 差 引 金 額 摘 要 請 求 額 * 査 定 額 * 支 払 決 定 額 請 求 内 訳 書 患 者 氏 名 傷 病 名 月 別 当 初 請 求 額 金 額 他 法 及 び 本 人 支 払 額 差 引 金 額 * 増 減 額 * 支 払 決 定 額 注 * 箇 所 は 記 入 しないこと - 17 -

別 記 第 2-1 号 様 式 平 成 年 月 取 扱 分 中 国 残 留 邦 人 等 支 援 法 施 術 報 酬 請 求 書 ( 柔 道 整 復 ) * 上 記 の 金 額 を 請 求 します 殿 平 成 年 月 日 指 定 施 術 者 住 所 氏 名 印 ( 支 援 給 付 実 施 機 関 名 ) 分 区 分 件 数 日 数 金 額 他 法 及 び 本 人 支 払 額 差 引 金 額 摘 要 請 求 額 * 査 定 額 * 支 払 決 定 額 請 求 内 訳 書 患 者 氏 名 傷 病 名 月 別 当 初 請 求 額 金 額 他 法 及 び 本 人 支 払 額 差 引 金 額 * 増 減 額 * 支 払 決 定 額 注 * 箇 所 は 記 入 しないこと - 18 -

あん 摩 マッサージ 協 定 書 生 活 保 護 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 144 号 ( 以 下 法 という ) 及 び 中 国 残 留 邦 人 等 の 円 滑 な 帰 国 の 促 進 及 び 永 住 帰 国 後 の 自 立 の 支 援 に 関 する 法 律 ( 平 成 6 年 法 律 第 30 号 ( 以 下 中 国 残 留 邦 人 等 支 援 法 という )による 指 定 施 術 者 が 法 及 び 中 国 残 留 邦 人 等 支 援 法 に 基 づいて 医 療 を 必 要 とす る 被 保 護 者 及 び 被 支 援 者 ( 以 下 患 者 という )に 施 術 を 行 うことについて 東 京 都 知 事 ( 以 下 甲 という )と 社 団 法 人 東 京 都 鍼 灸 按 マッサージ 師 会 ( 以 下 乙 という )との 間 に 次 のとおり 協 定 を 締 結 する 第 1 条 乙 は 法 及 び 中 国 残 留 邦 人 等 支 援 法 による 指 定 施 術 者 である 社 団 法 人 東 京 都 鍼 灸 按 マッ サージ 師 会 の 会 員 ( 以 下 会 員 という )が 患 者 の 施 術 を 担 当 するときは 指 定 医 療 機 医 療 担 当 規 程 ( 昭 和 25 年 厚 生 省 告 示 第 222 号 )に 定 めるところによるほか この 協 定 に 定 めるところ によらせるものとする 第 2 条 乙 は この 協 定 の 義 務 履 行 について 会 員 を 指 導 し 次 の 事 項 を 遵 守 させるものとする 1 施 術 は 療 養 上 必 要 な 範 囲 及 び 限 度 で 行 い みだりに 患 者 の 希 望 のままに 施 術 を 行 わない こと 2 施 術 は 必 ず 医 師 の 同 意 に 基 づき 実 施 すること 第 3 条 施 術 料 金 の 算 定 方 法 は 別 表 のとおりとする 第 4 条 乙 は 会 員 が 患 者 に 対 して 施 術 を 行 ったときは 施 術 報 酬 明 細 書 に 施 術 報 酬 請 求 書 ( 別 記 第 1 号 様 式 又 は 別 記 第 1-1 号 様 式 )を 添 付 のうえ 乙 に 提 出 させるものとする 2 乙 は 毎 月 前 項 の 規 定 により 提 出 のあった 書 類 をとりまとめ 翌 月 20 日 までに 施 術 報 酬 請 求 明 細 書 を 発 行 した 当 該 保 護 及 び 支 援 給 付 の 実 施 機 関 に 提 出 するものとする 第 5 条 保 護 及 び 支 援 給 付 の 実 施 機 関 は 前 条 第 2 項 の 規 定 により 提 出 のあった 請 求 書 の 内 容 を 審 査 して 施 術 料 金 を 決 定 し これを 請 求 者 に 支 払 うものとする 第 6 条 甲 は 施 術 内 容 及 び 施 術 料 金 請 求 の 適 否 を 調 査 するため 必 要 があるときは 乙 または 会 員 に 対 して 必 要 と 認 める 事 項 の 報 告 を 命 じ また 東 京 都 職 員 に 当 該 会 員 について 実 地 に 施 術 録 等 を 検 査 させることができる 第 7 条 甲 は 乙 がこの 協 定 による 義 務 を 履 行 せず 施 術 等 について 著 しく 支 障 をきたし また はきたすおそれがあると 認 めるときは いつでもこの 協 定 を 解 除 することができる 第 8 条 この 協 定 の 有 効 期 間 は 昭 和 36 年 8 月 1 日 から 昭 和 37 年 7 月 31 日 までとする た だし この 期 間 終 了 1か 月 前 までに 甲 乙 いずれか 一 方 から 解 約 の 意 思 表 示 をしないときは 終 期 の 翌 日 から1カ 年 間 この 協 定 を 更 新 したものとする 以 後 この 例 による 第 9 条 昭 和 35 年 5 月 23 日 東 京 都 知 事 と 東 京 都 鍼 灸 按 マッサージ 師 会 との 間 に 締 結 した 協 定 は 昭 和 36 年 7 月 31 日 限 りその 効 力 を 失 うものとする この 協 定 の 確 実 を 証 するため 本 書 2 通 を 作 成 し 双 方 署 名 押 印 のうえ 各 1 通 を 所 持 する 昭 和 36 年 9 月 22 日 甲 東 京 都 知 事 代 理 副 知 事 鈴 木 俊 一 乙 社 団 法 人 東 京 都 鍼 灸 按 マッサージ 師 会 会 長 小 安 良 勝 ( 注 ) 社 団 法 人 東 京 都 鍼 灸 按 マッサージ 師 会 ( 現 在 の 社 団 法 人 東 京 都 はり きゅう あん 摩 マッサージ 師 会 ) - 19 -

別 表 あん 摩 マッサージの 施 術 料 金 の 算 定 方 法 あん 摩 マッサージ 師 の 施 術 に 係 る 費 用 の 額 は 次 に 定 める 額 により 算 定 するものとする 1 施 術 (1) マッサージを 行 った 場 合 1 局 所 につき 275 円 (2) 温 罨 法 を 併 施 した 場 合 1 回 につき 80 円 加 算 (3) 変 形 徒 手 矯 正 術 を 行 った 場 合 1 肢 につき 565 円 注 1 マッサージの 1 局 所 につき とは 上 肢 の 左 右 下 肢 の 左 右 及 び 頭 より 尾 頭 ま での 軀 幹 をそれぞれ1 局 所 として 全 身 を5 局 所 とするものである 2 温 罨 法 と 併 せて 施 術 効 果 を 促 進 するため あん 摩 マッサージの 業 務 の 範 囲 内 において 人 の 健 康 に 危 害 を 及 ぼすおそれのない 電 気 光 線 器 具 を 使 用 した 場 合 にあっ ては 110 円 とするものである 3 変 形 徒 手 矯 正 術 に 係 る 医 師 の 同 意 書 の 有 効 期 間 は1 月 以 内 とし 医 療 上 1 月 を 超 える 場 合 は 改 めて 同 意 書 の 添 付 を 必 要 とするものである 2 往 療 患 者 1 人 1 回 につき 1,800 円 (1) 往 療 距 離 が 片 道 2キロメートルを 超 え8キロメートルまでの 場 合 については 2キロ メートル 又 はその 端 数 を 増 すごとに 所 定 金 額 に 800 円 を 加 算 し 片 道 8キロメートル を 超 えた 場 合 については 一 律 2,400 円 を 加 算 する (2) 2 戸 以 上 の 患 家 に 対 して 引 き 続 いて 往 療 した 場 合 の 往 療 順 位 第 2 位 以 下 の 患 家 に 対 する 往 療 距 離 の 計 算 は 当 該 施 術 所 の 所 在 地 を 起 点 とせず それぞれ 先 順 位 の 患 家 の 所 在 地 を 起 点 とする (3) 片 道 16キロメートルを 超 える 場 合 の 往 療 料 は 往 療 を 必 要 とする 絶 対 的 な 理 由 があ る 場 合 以 外 は 認 められないこと (4) 往 療 料 は 歩 行 困 難 等 真 に 安 静 を 必 要 とするやむを 得 ない 理 由 等 により 通 所 して 治 療 を 受 けることが 困 難 な 場 合 に 患 家 の 求 めに 応 じて 患 家 に 赴 き 施 術 を 行 った 場 合 に 支 給 できること (5) 往 療 料 は 治 療 上 真 に 必 要 があると 認 められる 場 合 に 支 給 できるものであり これに よらず 定 期 的 若 しくは 計 画 的 に 患 家 に 赴 いて 施 術 を 行 った 場 合 には 支 給 できないこ と 3 実 施 上 の 留 意 事 項 その 他 実 施 にあたっての 細 目 については 国 民 健 康 保 険 の 例 によること - 20 -

別 記 第 1 号 様 式 平 成 年 月 取 扱 分 生 活 保 護 法 施 術 報 酬 請 求 書 (あん 摩 マッサージ) * 上 記 の 金 額 を 請 求 します 殿 平 成 年 月 日 福 祉 事 務 所 分 指 定 施 術 者 住 所 氏 名 印 区 分 件 数 日 数 金 額 他 法 及 び 本 人 支 払 額 差 引 金 額 摘 要 請 求 額 * 査 定 額 * 支 払 決 定 額 請 求 内 訳 書 患 者 氏 名 傷 病 名 月 別 金 当 初 請 求 額 額 他 法 及 び 本 人 支 払 額 差 引 金 額 * 増 減 額 * 支 払 決 定 額 注 * 箇 所 は 記 入 しないこと - 21 -

別 記 第 1-1 号 様 式 平 成 年 月 取 扱 分 中 国 残 留 邦 人 等 支 援 法 施 術 報 酬 請 求 書 (あん 摩 マッサージ) * 上 記 の 金 額 を 請 求 します 殿 平 成 年 月 日 指 定 施 術 者 住 所 氏 名 印 ( 支 援 給 付 実 施 機 関 名 ) 分 区 分 件 数 日 数 金 額 他 法 及 び 本 人 支 払 額 差 引 金 額 摘 要 請 求 額 * 査 定 額 * 支 払 決 定 額 請 求 内 訳 書 患 者 氏 名 傷 病 名 月 別 当 初 請 求 額 金 額 他 法 及 び 本 人 支 払 額 差 引 金 額 * 増 減 額 * 支 払 決 定 額 注 * 箇 所 は 記 入 しないこと - 22 -

はり きゅう 協 定 書 生 活 保 護 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 144 号 ( 以 下 法 という ) 及 び 中 国 残 留 邦 人 等 の 円 滑 な 帰 国 の 促 進 及 び 永 住 帰 国 後 の 自 立 の 支 援 に 関 する 法 律 ( 平 成 6 年 法 律 第 30 号 ( 以 下 中 国 残 留 邦 人 等 支 援 法 という )による 指 定 施 術 者 が 法 及 び 中 国 残 留 邦 人 等 支 援 法 に 基 づいて 医 療 を 必 要 とす る 被 保 護 者 及 び 被 支 援 者 ( 以 下 患 者 という )に 施 術 を 行 うことについて 東 京 都 知 事 ( 以 下 甲 という )と 公 益 社 団 法 人 東 京 都 鍼 灸 師 会 ( 以 下 乙 という )との 間 に 次 のとお り 協 定 を 締 結 する 第 1 条 乙 は 法 及 び 中 国 残 留 邦 人 等 支 援 法 による 指 定 施 術 者 である 公 益 社 団 法 人 東 京 都 鍼 灸 師 会 の 会 員 ( 以 下 丙 という )が 患 者 の 施 術 を 担 当 するときは 指 定 医 療 機 関 医 療 担 当 規 程 ( 昭 和 25 年 厚 生 省 告 示 第 222 号 )に 定 めるところによるほか この 協 定 に 定 めるところによらせ るものとする 第 2 条 乙 は この 協 定 の 義 務 履 行 について 会 員 を 指 導 し 次 の 事 項 を 遵 守 させるものとする 1 施 術 は 療 養 上 必 要 な 範 囲 及 び 限 度 で 行 い みだりに 患 者 の 希 望 のままに 施 術 を 行 わない こと 2 施 術 は 必 ず 医 師 の 同 意 に 基 づき 実 施 すること 第 3 条 施 術 料 金 の 算 定 方 法 は 別 表 のとおりとする 第 4 条 丙 は 前 条 の 規 定 による 患 者 の 施 術 料 金 を 施 術 券 及 び 施 術 報 酬 請 求 明 細 書 ( 様 式 第 26 号 の3)により 保 護 及 び 支 援 給 付 の 実 施 機 関 に 対 して 請 求 するものとする 2 丙 が 前 項 に 規 定 する 施 術 料 金 の 受 領 を 乙 に 委 任 したときは 乙 は 保 護 及 び 支 援 給 付 の 実 施 機 関 に 対 し 施 術 料 金 を 請 求 するものとする 第 5 条 保 護 及 び 支 援 給 付 の 実 施 機 関 は 前 条 第 2 項 の 規 定 により 提 出 のあった 請 求 書 の 内 容 を 審 査 して 施 術 料 金 を 決 定 し これを 請 求 者 に 支 払 うものとする 第 6 条 甲 は 施 術 内 容 及 び 施 術 料 金 請 求 の 適 否 を 調 査 するため 必 要 があるときは 乙 または 会 員 に 対 して 必 要 と 認 める 事 項 の 報 告 を 命 じ また 東 京 都 職 員 に 当 該 会 員 について 実 地 に 施 術 録 等 を 検 査 させることができる 第 7 条 甲 は 乙 がこの 協 定 による 義 務 を 履 行 せず 施 術 等 について 著 しく 支 障 をきたし また はきたすおそれがあると 認 めるときは いつでもこの 協 定 を 解 除 することができる 第 8 条 この 協 定 の 有 効 期 間 は 平 成 26 年 7 月 1 日 から 平 成 27 年 6 月 30 日 までとする た だし この 期 間 終 了 1か 月 前 までに 甲 乙 いずれか 一 方 から 解 約 の 意 思 表 示 をしないときは 終 期 の 翌 日 から1カ 年 間 この 協 定 を 更 新 したものとする 以 後 この 例 による 第 9 条 昭 和 48 年 4 月 21 日 東 京 都 知 事 と 公 益 社 団 法 人 東 京 都 鍼 灸 師 会 との 間 に 締 結 した 協 定 は 平 成 26 年 6 月 30 日 限 りその 効 力 を 失 うものとする この 協 定 の 確 実 を 証 するため 本 書 2 通 を 作 成 し 双 方 記 名 押 印 のうえ 各 1 通 を 所 持 する 平 成 26 年 7 月 1 日 甲 東 京 都 知 事 舛 添 要 一 乙 公 益 社 団 法 人 東 京 都 鍼 灸 師 会 会 長 高 田 常 雄 - 23 -

別 紙 3 はり きゅうの 施 術 料 金 の 算 定 方 法 1 施 術 (1) 初 検 料 11 術 (はり 又 はきゅうのいずれか 一 方 ) の 場 合 1,610 円 22 術 (はり きゅう 併 用 )の 場 合 1,660 円 (2) 施 術 料 11 術 (はり 又 はきゅうのいずれか 一 方 ) の 場 合 1 回 につき 1,270 円 22 術 (はり きゅう 併 用 )の 場 合 1 回 につき 1,510 円 ( 注 ) はり 又 はきゅうと 併 せて 施 術 効 果 を 促 進 するため それぞれ はり 又 はきゅうの 業 務 の 範 囲 内 において 人 の 健 康 に 危 害 を 及 ぼすおそれのない 電 気 針 電 気 温 灸 器 又 は 電 気 光 線 器 具 を 使 用 した 場 合 は 電 療 料 として1 回 につき30 円 を 加 算 する 2 往 療 患 者 1 人 1 回 につき 1,800 円 注 (1) 往 療 距 離 が 片 道 2キロメートルを 超 え8キロメートルまでの 場 合 に ついては 2 キロメートル 又 はその 端 数 を 増 すごとに 所 定 金 額 に 800 円 を 加 算 し 片 道 8キロ メートルを 超 えた 場 合 については 一 律 2,400 円 を 加 算 する (2) 2 戸 以 上 の 患 家 に 対 して 引 き 続 いて 往 療 した 場 合 の 往 療 順 位 第 2 位 以 下 の 患 家 に 対 する 往 療 距 離 の 計 算 は 当 該 施 術 所 の 所 在 地 を 起 点 とせず それぞれ 先 順 位 の 患 家 の 所 在 地 を 起 点 とする (3) 片 道 16キロメートルを 超 える 場 合 の 往 療 料 は 往 療 を 必 要 とする 絶 対 的 な 理 由 が ある 場 合 以 外 は 認 められないこと (4) 往 療 料 は 歩 行 困 難 等 真 に 安 静 を 必 要 とするやむを 得 ない 理 由 等 により 通 所 し て 治 療 を 受 けることが 困 難 な 場 合 に 患 家 の 求 めに 応 じて 患 家 に 赴 き 施 術 を 行 った 場 合 に 支 給 できること (5) 往 療 料 は 治 療 上 真 に 必 要 があると 認 められる 場 合 に 支 給 できるものであり こ れによらず 定 期 的 若 しくは 計 画 的 に 患 家 に 赴 いて 施 術 を 行 った 場 合 には 支 給 で きないこと 3 実 施 上 の 留 意 事 項 その 他 実 施 にあたっての 細 目 については 国 民 健 康 保 険 の 例 によること - 24 -

第 6 医 療 扶 助 医 療 支 援 給 付 の 申 請 から 決 定 支 払 まで 医 療 扶 助 又 は 医 療 支 援 給 付 の 申 請 から 決 定 支 払 いまでの 基 本 的 な 事 務 手 続 きは 次 のとお りです 1 医 療 扶 助 決 定 の 流 れ 施 術 者 3 要 否 意 見 書 を 提 出 4 要 否 意 見 書 を 渡 す 7 施 術 券 提 出 受 療 要 保 護 者 1 医 療 扶 助 施 術 の 申 請 2 要 否 意 見 書 を 求 める 5 要 否 意 見 書 を 提 出 6 決 定 通 知 施 術 券 交 付 福 祉 事 務 所 施 術 を 行 うには 福 祉 事 務 所 への 要 否 意 見 書 の 提 出 が 必 要 です! 2 医 療 支 援 給 付 決 定 の 流 れ 施 術 者 6 本 人 確 認 証 持 参 受 療 要 支 援 者 2 要 否 意 見 書 を 求 める 3 要 否 意 見 書 を 提 出 する 5 施 術 券 を 送 付 する 1 医 療 扶 助 施 術 の 申 請 4 決 定 通 知 福 祉 事 務 所 3 療 養 費 の 支 払 の 流 れ 施 術 者 1 施 術 料 の 請 求 2 施 術 料 の 審 査 支 払 福 祉 事 務 所 - 25 -

4 医 療 扶 助 又 は 医 療 支 援 給 付 の 申 請 医 療 扶 助 又 は 医 療 支 援 給 付 を 受 ける 者 は まずその 者 の 住 所 地 を 所 管 する 福 祉 事 務 所 等 に 対 して 保 護 等 の 申 請 を 行 います 5 施 術 の 給 付 に 係 る 要 否 の 確 認 医 療 扶 助 又 は 医 療 支 援 給 付 を 受 ける 者 から 申 請 を 受 けた 福 祉 事 務 所 長 等 は 施 術 を 行 う 必 要 があるか 否 かを 判 断 する 資 料 にするため 給 付 要 否 意 見 書 を 申 請 者 に 対 し 発 行 し 指 定 施 術 機 関 及 び 指 定 医 療 機 関 から 所 要 事 項 の 記 入 を 受 け 施 術 の 要 否 を 確 認 します なお 申 請 者 の 事 情 により 指 定 施 術 機 関 及 び 指 定 医 療 機 関 から 直 接 提 出 していただく 場 合 もあります 医 療 支 援 給 付 の 場 合 は 申 請 者 を 介 さず 実 施 機 関 から 直 接 指 定 施 術 機 関 へ 給 付 要 否 意 見 書 等 を 送 付 し 意 見 を 徴 します 医 療 扶 助 又 は 医 療 支 援 給 付 を 継 続 する 場 合 は 3ヶ 月 ごとに 給 付 要 否 意 見 書 を 福 祉 事 務 所 等 に 提 出 する 必 要 があります 施 術 を 行 う 場 合 は 全 て 給 付 要 否 意 見 書 の 提 出 が 必 要 となります のでご 注 意 ください! - 26 -

6 施 術 の 給 付 に 関 する 医 師 の 同 意 あん 摩 マッサージ 指 圧 師 はり きゅう 師 については 生 活 保 護 法 による 医 療 扶 助 運 営 要 領 第 3 7 施 術 の 給 付 により 必 ず 医 師 の 同 意 に 基 づき 実 施 することとされてい るので すべて 医 師 の 同 意 が 必 要 となります < 医 師 の 同 意 の 必 要 性 の 有 無 > 医 師 の 同 意 備 考 あ ん 摩 マ ッ サ ー ジ 師 は り き ゅ う 師 必 要 ただし 3ヶ 月 を 超 えて 施 術 を 必 要 とする 場 合 は 施 術 者 が 同 意 を 得 た 指 定 医 療 機 関 名 医 師 名 所 在 地 及 び 同 意 年 月 日 の 記 載 したものでも 差 し 支 えない 変 形 徒 手 矯 正 術 の 場 合 は 有 効 期 間 は1ヶ 月 とし 1ヶ 月 を 超 える 場 合 は 同 意 書 の 添 付 が 必 要 柔 道 整 復 師 法 第 17 条 には 柔 道 整 復 師 は 医 師 の 同 意 を 得 た 場 合 のほか 脱 臼 又 は 骨 折 の 患 部 に 施 術 をしてはならない ただし 応 急 手 当 をする 場 合 は この 限 りではない と 規 定 されており 生 活 保 護 法 による 医 療 扶 助 運 営 要 領 第 3 7 施 術 の 給 付 において も 柔 道 整 復 師 が 打 撲 又 は 捻 挫 の 患 部 に 手 当 をする 場 合 及 び 脱 臼 又 は 骨 折 の 患 部 に 応 急 手 当 をする 場 合 は 医 師 の 同 意 は 不 要 であるが 応 急 手 当 以 外 の 脱 臼 又 は 骨 折 の 患 部 に 手 当 を する 場 合 は 医 師 の 同 意 が 必 要 とされています < 医 師 の 同 意 の 必 要 性 の 有 無 > 柔 道 整 復 必 要 不 要 脱 臼 又 は 骨 折 ( 応 急 手 当 を 除 く) (ただし 施 術 者 が 同 意 を 得 た 指 定 医 療 機 関 名 医 師 名 所 在 地 及 び 同 意 年 月 日 を 記 載 し た も の で も 差 し 支 え な い ) 打 撲 又 は 捻 挫 脱 臼 又 は 骨 折 の 患 部 に 対 す る 応 急 手 当 た だ し 応 急 手 当 後 の 施 術 は 医 師 の 同 意 が 必 要 あん 摩 はり きゅう 柔 道 整 復 等 営 業 法 運 営 に 関 しての 疑 義 について ( 昭 和 24 年 6 月 8 日 医 収 第 662 号 岡 山 県 知 事 あて 厚 生 省 医 務 局 長 回 答 ) 抜 粋 医 師 の 同 意 は 個 々の 患 者 が 医 師 から 得 てもよく 又 施 術 者 が 直 接 医 師 から 得 てもよい が 何 れの 場 合 でも 医 師 の 同 意 は 患 者 を 診 察 した 上 で 与 えられることを 要 する - 27 -

7 医 療 扶 助 又 は 医 療 支 援 給 付 の 決 定 福 祉 事 務 所 長 等 は 提 出 された 各 給 付 要 否 意 見 書 を 検 討 し 施 術 の 要 否 について 確 認 の うえ さらに 要 保 護 者 の 生 活 状 況 などを 総 合 的 に 判 断 して 医 療 扶 助 又 は 医 療 支 援 給 付 の 決 定 を 行 います 本 人 支 払 額 の 決 定 は 以 下 のとおりです 最 低 生 活 基 準 額 所 要 医 療 費 収 入 認 定 額 生 活 扶 助 額 等 医 療 扶 助 額 例 1 収 入 認 定 額 医 療 扶 助 額 例 2 収 入 認 定 額 例 3 本 人 支 払 額 医 療 扶 助 額 収 入 認 定 額 例 4 例 1 生 活 扶 助 と 医 療 扶 助 との 併 給 例 2 本 人 支 払 額 のない 医 療 扶 助 単 給 例 3 本 人 支 払 額 のある 医 療 扶 助 単 給 例 4 生 活 保 護 法 の 対 象 外 医 療 扶 助 のみの 場 合 本 人 支 払 額 = 収 入 充 当 額 - 最 低 生 活 費 ( 生 活 + 住 宅 + 教 育 + 介 護 ) 本 人 支 払 額 の 充 当 順 位 1 診 療 2 調 剤 3 治 療 材 料 4 施 術 5 移 送 8 施 術 券 の 発 行 給 付 要 否 意 見 書 により 給 付 が 決 定 された 場 合 は その 施 術 の 種 類 に 応 じて 施 術 券 が 発 行 されます 施 術 券 は 暦 月 を 単 位 として 発 行 され 有 効 期 間 が 記 入 されています なお 次 頁 以 降 の 第 7 被 保 護 者 ( 生 活 保 護 ) 受 療 時 の 注 意 事 項 及 び 第 8 被 支 援 者 ( 支 援 給 付 ) 受 療 時 の 注 意 事 項 に 従 い 施 術 券 を 取 り 扱 ってください - 28 -

第 7 被 保 護 者 ( 生 活 保 護 ) 受 療 時 の 注 意 事 項 被 保 護 者 の 施 術 を 行 う 場 合 施 術 券 を 必 ず 確 認 してください 1 被 保 護 者 が 施 術 券 を 提 出 して 受 療 する 場 合 被 保 護 者 は 福 祉 事 務 所 等 から 施 術 券 の 交 付 を 受 け 指 定 施 術 機 関 の 窓 口 にこの 施 術 券 を 提 出 して 受 療 することとなっています また 施 術 券 には 暦 月 を 単 位 として 有 効 期 間 が 記 入 されていますので この 点 にも 御 注 意 ください 2 被 保 護 者 が 施 術 券 を 持 たずに 受 療 する 場 合 (1) 被 保 護 者 が 給 付 要 否 意 見 書 を 持 って 受 療 する 場 合 指 定 施 術 者 の 意 見 を 基 に 施 術 の 給 付 要 否 の 決 定 ( 施 術 の 給 付 を 行 う 必 要 が あるかどう か)を 行 いますので 被 保 護 者 が 持 参 した 給 付 要 否 意 見 書 に 所 要 事 項 を 記 入 の 上 速 やかに 福 祉 事 務 所 等 に 御 返 送 ください 給 付 要 否 意 見 書 の 記 入 に 際 し 医 師 同 意 が 必 要 な 場 合 があります 施 術 券 は 給 付 要 否 意 見 書 に 記 載 された 意 見 を 基 に 施 術 の 給 付 が 決 定 され 次 第 福 祉 事 務 所 等 から 指 定 施 術 機 関 に 直 接 送 付 します (2) 被 保 護 者 が 何 も 持 たずに 受 療 する 場 合 緊 急 を 要 する 場 合 等 で 施 術 券 を 持 たない 患 者 が 福 祉 事 務 所 等 からの 連 絡 なしに 受 療 した 場 合 には その 患 者 の 保 護 を 行 っている 福 祉 事 務 所 に 連 絡 し 施 術 券 を 受 領 し てください 生 活 保 護 を 受 けている 方 が 何 も 持 たずに 来 られた 場 合 には 本 人 に 確 認 をして 所 管 する 福 祉 事 務 所 へ 連 絡 してください! 給 付 要 否 意 見 書 の 提 出 が 著 しく 遅 れた 場 合 は 福 祉 事 務 所 から 指 導 する 場 合 があります! - 29 -

第 8 被 支 援 者 ( 医 療 支 援 給 付 ) 受 療 時 の 注 意 事 項 被 支 援 者 の 施 術 を 行 う 場 合 には 本 人 確 認 証 と 施 術 券 との 確 認 をしてください 1 被 支 援 者 が 本 人 確 認 証 を 提 示 して 受 療 する 場 合 被 支 援 者 は 医 療 支 援 給 付 の 実 施 機 関 から 本 人 確 認 証 の 交 付 を 受 け 指 定 施 術 機 関 の 窓 口 に 提 示 して 受 療 することになっています 本 人 の 負 担 を 軽 減 するため 施 術 券 は 実 施 機 関 から 直 接 指 定 施 術 機 関 に 送 付 しま す 施 術 券 が 送 付 されていない 場 合 は 実 施 機 関 にお 問 い 合 わせください 実 施 機 関 の 名 称 は 本 人 確 認 証 に 記 載 されています 2 患 者 が 何 も 持 たずに 受 療 する 場 合 被 支 援 者 であることが 明 らかな 方 が 緊 急 を 要 する 場 合 等 で 本 人 確 認 証 を 持 たずに 受 療 した 場 合 は その 患 者 の 支 援 を 行 っている 実 施 機 関 に 連 絡 し 施 術 券 を 受 領 してく ださい 支 援 給 付 を 受 けている 方 が 何 も 持 たずに 来 られた 場 合 には 本 人 に 確 認 のうえ 所 管 する 実 施 機 関 へ 速 やかに 連 絡 してください! 給 付 要 否 意 見 書 の 提 出 が 著 しく 遅 れた 場 合 実 施 機 関 から 指 導 する 場 合 があります - 30 -

第 9 施 術 料 金 の 請 求 手 続 き 1 都 知 事 と 協 定 締 結 している 施 術 団 体 に 加 入 している 場 合 ア 協 定 書 の 定 めるところにより 施 術 を 行 ったときは 施 術 報 酬 請 求 書 ( 様 式 第 26 号 の 2) に 施 術 報 酬 請 求 書 ( 別 記 第 2 号 様 式 又 は 別 記 第 2-1 号 様 式 ) 正 副 2 通 を 添 付 して 福 祉 事 務 所 長 等 ごとに 調 整 のうえ 施 術 者 団 体 の 長 に 提 出 してください イ 施 術 者 団 体 の 長 は 各 施 術 者 から 提 出 のあった 関 係 書 類 を 点 検 のうえ 翌 月 20 日 ま でに 施 術 報 酬 請 求 書 を 発 行 した 各 福 祉 事 務 所 長 等 に 提 出 します 2 都 知 事 と 協 定 締 結 している 施 術 団 体 に 加 入 していない 場 合 施 術 報 酬 請 求 書 ( 様 式 第 26 号 の1) に 施 術 報 酬 請 求 書 ( 別 記 第 1 号 様 式 又 は 別 記 第 1-1 号 様 式 ) を 添 付 して 翌 月 20 日 までに 福 祉 事 務 所 長 等 に 提 出 してください 施 術 団 体 に 加 入 していない 施 術 者 に つ い て は 東 京 都 知 事 と 協 定 し て い る 施 術 団 体 に 属 していない 生 活 保 護 法 及 び 中 国 残 留 邦 人 等 の 円 滑 な 帰 国 の 促 進 及 び 永 住 帰 国 後 の 自 立 の 支 援 に 関 する 法 律 に 基 づく 指 定 施 術 者 の 遵 守 事 項 により 取 り 扱 ってください 3 施 術 料 の 支 払 い 福 祉 事 務 所 等 は 提 出 のあった 書 類 を 審 査 して 施 術 料 金 を 決 定 しこれを 請 求 者 に 支 払 います 施 術 料 金 の 請 求 権 の 消 滅 時 効 は 次 のとおりです 債 権 の 種 類 時 効 期 間 根 拠 法 令 時 効 の 起 算 点 医 療 機 関 等 の 診 療 報 酬 請 求 権 3 年 民 法 第 170 条 第 1 項 診 療 日 の 翌 月 1 日 4 施 術 料 の 算 定 基 準 施 術 料 金 の 算 定 方 法 は 各 協 定 書 別 紙 をご 確 認 ください ( 詳 細 は 資 料 編 を 参 照 ) - 31 -

第 10 指 導 と 検 査 1 指 導 ( 1 ) 目 的 指 定 医 療 機 関 に 対 す る 指 導 は 被 保 護 者 に 対 す る 援 助 の 充 実 と 自 立 助 長 に 資 す る た め 法 に よ る 医 療 の 給 付 が 適 正 に 行 な わ れ る よ う 制 度 の 趣 旨 医 療 扶 助 に 関 す る 事 務 取 扱 等 の 周 知 徹 底 を 図 る こ と を 目 的 と し て います ( 2 ) 形 態 指 導 の 形 態 は 一 般 指 導 と 個 別 指 導 の 2 種 で す ア 一 般 指 導 一 般 指 導 は 都 道 府 県 知 事 が 法 並 び に こ れ に 基 づ く 命 令 告 示 及 び 通 知 に 定 め る 事 項 に つ い て そ の 周 知 徹 底 を 図 る た め 講 習 会 広 報 文 書 等 の 方 法 に よ り 行 う も の と す る こ と イ 個 別 指 導 個 別 指 導 は 厚 生 労 働 大 臣 又 は 都 道 府 県 知 事 が 次 の い ず れ か に よ り 指 導 の 対 象 と な る 指 定 医 療 機 関 に お い て 個 別 に 面 接 懇 談 方 式 に よ り 行 う も の と す る こ と た だ し 必 要 に 応 じ 指 定 医 療 機 関 の 管 理 者 又 は そ の 他 の 関 係 者 を 一 定 の 場 所 に 集 合 さ せ て 行 っ て も 差 し 支 え な い こ と ( ア ) 厚 生 労 働 大 臣 又 は 都 道 府 県 知 事 が 単 独 で 行 う 指 導 ( イ ) 厚 生 労 働 大 臣 及 び 都 道 府 県 知 事 が 共 同 で 行 う 指 導 ( 3 ) 方 法 ア 一 般 指 導 周 知 徹 底 を 図 る 内 容 に 応 じ 以 下 の 方 法 等 に よ り 行 い ま す a 講 習 会 方 式 に よ る 講 習 講 演 b 全 て の 指 定 医 療 機 関 に 対 す る 広 報 及 び 関 係 機 関 関 係 団 体 等 を 通 じ た 周 知 c 新 規 指 定 医 療 機 関 に 対 す る 制 度 理 解 の た め の 文 書 配 布 イ 個 別 指 導 個 別 指 導 は 被 保 護 者 の 医 療 給 付 に 関 す る 事 務 及 び 診 療 状 況 等 に つ い て 診 療 録 そ の 他 の 帳 簿 書 類 等 を 閲 覧 す る と と も に 関 係 者 か ら 説 明 を 求 め 面 接 懇 談 方 式 で 行 い ま す な お 個 別 指 導 を 行 う 前 に 被 保 護 者 か ら 受 療 状 況 等 の 聴 取 が 必 要 と 考 え ら れ る と き は 福 祉 事 務 所 の 協 力 を 得 な が ら 速 や か に 聴 取 を 行 い そ の 結 果 を 基 に 当 該 指 定 医 療 機 関 の 指 導 を 行 い ま す 2 検 査 ( 1 ) 目 的 指 定 医 療 機 関 に 対 す る 検 査 は 被 保 護 者 に か か る 診 療 内 容 お よ び 診 療 報 酬 の 請 求 の 適 否 を 調 査 し て 診 療 方 針 を 徹 底 せ し め も っ て 医 療 扶 助 の 適 正 な 実 施 を 図 る こ と を 目 的 と し て い ま す ( 2 ) 方 法 検 査 は 被 保 護 者 の 診 療 内 容 及 び 診 療 報 酬 請 求 の 適 否 そ の 他 医 療 扶 助 の 実 施 に - 32 -

関 し て 診 療 報 酬 明 細 書 ( 調 剤 報 酬 明 細 書 を 含 む ) と 診 療 録 ( 調 剤 録 を 含 む ) そ の 他 の 帳 簿 書 類 の 照 合 設 備 等 の 調 査 に よ り 実 地 に 行 い ま す な お 必 要 に 応 じ 被 保 護 者 に つ い て の 調 査 を あ わ せ て 行 い ま す 3 施 術 者 の 取 り 扱 い 上 記 1 及 び2に 定 めるところは 指 定 施 術 者 について 準 用 されます また 中 国 残 留 邦 人 等 支 援 法 においても 同 様 の 取 り 扱 いとなります - 33 -

第 11 生 活 保 護 法 の 改 正 について 1 改 正 法 における 指 定 施 術 機 関 制 度 の 見 直 し 改 正 法 では 医 療 機 関 の 指 定 制 度 に 係 る 規 定 を 準 用 し 指 定 施 術 機 関 制 度 についても 見 直 しを 行 っていますが その 内 容 は 主 に 次 のとおりです (1) 指 定 施 術 機 関 の 指 定 要 件 及 び 指 定 取 消 要 件 の 明 確 化 ア 指 定 の 要 件 法 第 55 条 第 2 項 において 読 み 替 えて 準 用 する 法 第 49 条 の2 第 2 項 各 号 ( 欠 格 事 由 ) ( 第 1 号 第 4 号 ただし 書 第 7 号 及 び 第 9 号 を 除 く )のいずれかに 該 当 するときは 都 道 府 県 知 事 ( 指 定 都 市 市 長 及 び 中 核 市 市 長 を 含 む 以 下 同 じ )は 指 定 施 術 機 関 の 指 定 をしてはならないものとされました また 法 第 55 条 第 2 項 において 読 み 替 えて 準 用 する 法 第 49 条 の2 第 3 項 各 号 ( 指 定 除 外 要 件 )のいずれかに 該 当 するときは 都 道 府 県 知 事 は 指 定 施 術 機 関 の 指 定 をしないことができ るものとされました ( 欠 格 事 由 の 例 ) 申 請 者 が 禁 錮 以 上 の 刑 に 処 せられ その 執 行 を 終 わり 又 は 執 行 を 受 けること がなくなるまでの 者 であるとき 申 請 者 が 指 定 施 術 機 関 の 指 定 を 取 り 消 され その 取 消 しの 日 から 起 算 して5 年 を 経 過 しない 者 であるとき 申 請 者 が 指 定 の 取 消 しの 処 分 に 係 る 通 知 があった 日 から 当 該 処 分 をする 日 まで の 間 に 指 定 の 辞 退 の 申 出 をした 者 で 当 該 申 出 の 日 から 起 算 して5 年 を 経 過 しない 者 であるとき ( 指 定 除 外 要 件 の 例 ) 被 保 護 者 の 施 術 について その 内 容 の 適 切 さを 欠 くおそれがあるとして 重 ねて 指 導 を 受 けたものであるとき イ 指 定 の 取 消 要 件 指 定 施 術 機 関 が 法 第 55 条 第 2 項 において 読 み 替 えて 準 用 する 改 正 法 第 51 条 第 2 項 各 号 ( 第 4 号 第 6 号 ただし 書 及 び 第 10 号 を 除 く )のいずれかに 該 当 するときは 都 道 府 県 知 事 は その 指 定 を 取 り 消 し 又 は 期 間 を 定 めてその 指 定 の 全 部 若 しくは 一 部 の 効 力 を 停 止 することができるものとされました ( 取 消 要 件 の 例 ) 指 定 施 術 機 関 が 禁 錮 以 上 の 刑 に 処 せられたとき 指 定 施 術 機 関 が 不 正 の 手 段 により 指 定 施 術 機 関 の 指 定 を 受 けたとき (2) 不 適 切 な 事 案 等 への 対 応 の 強 化 ア 過 去 の 不 正 事 案 への 対 応 旧 法 では 対 象 となっていない 指 定 施 術 機 関 であった 者 についても 都 道 府 県 知 事 は 必 要 と 認 める 事 項 の 報 告 若 しくは 施 術 録 等 の 提 出 を 命 じ 又 は 当 該 職 員 に 実 地 に 検 査 等 させることができるものとされました ( 法 第 55 条 第 2 項 において 読 み 替 えて 準 用 する 法 第 54 条 関 係 ) - 34 -

イ 不 正 利 得 の 徴 収 金 偽 りその 他 不 正 な 手 段 により 助 産 又 は 施 術 の 給 付 に 要 する 費 用 の 支 払 を 受 けた 指 定 施 術 機 関 があるときは 都 道 府 県 知 事 又 は 市 町 村 長 は 当 該 指 定 施 術 機 関 から その 返 還 させるべき 額 のほか 100 分 の40を 乗 じて 得 た 額 以 下 の 金 額 を 徴 収 することができ るものとされました ( 法 第 78 条 第 2 項 関 係 ) ウ 指 定 施 術 機 関 への 指 導 体 制 の 強 化 指 定 施 術 機 関 に 対 する 指 導 等 の 実 施 に 当 たっては 都 道 府 県 知 事 が 指 定 した 指 定 施 術 機 関 については 一 義 的 には 指 定 権 者 である 都 道 府 県 知 事 が 行 うべきものですが 一 部 の 指 定 施 術 機 関 における 不 適 切 な 事 案 に 効 率 的 効 果 的 に 対 処 できるよう 都 道 府 県 知 事 が 指 定 した 指 定 施 術 機 関 への 報 告 等 について 被 保 護 者 の 利 益 を 保 護 する 緊 急 の 必 要 があると 厚 生 労 働 大 臣 が 判 断 した 場 合 には 厚 生 労 働 大 臣 も 実 施 できるものとされまし た ( 法 第 55 条 第 2 項 において 読 み 替 えて 準 用 する 法 第 84 条 の4 関 係 ) (3) 改 正 法 の 施 行 に 伴 う 指 定 事 務 に 係 る 留 意 事 項 ア 改 正 法 による 医 療 扶 助 のための 施 術 を 担 当 させる 施 術 機 関 については あん 摩 マッサ ージ 指 圧 師 及 び 柔 道 整 復 師 に 加 え はり 師 及 びきゅう 師 についても 都 道 府 県 知 事 が 指 定 するものとされました ( 法 第 55 条 第 1 項 関 係 ) イ 旧 法 の 指 定 を 受 けている 助 産 師 あん 摩 マッサージ 指 圧 師 及 び 柔 道 整 復 師 は 施 行 日 において 法 第 55 条 第 1 項 の 規 定 による 指 定 を 受 けたものとみなされるものとされまし た ( 法 附 則 第 7 条 関 係 )また 指 定 施 術 機 関 については 施 行 日 から1 年 以 内 の 申 請 や 6 年 毎 の 更 新 は 要 しないものとされました ウ 旧 法 では 運 営 要 領 の 規 定 により 施 術 (はり きゅう)を 担 当 するはり 師 及 びきゅう 師 として 登 録 されている 者 が 施 行 日 後 においても 改 正 法 の 規 定 による 施 術 (はり きゅ う)を 引 き 続 き 担 う 場 合 には 新 たに 法 第 55 条 第 1 項 の 規 定 による 指 定 を 受 ける 必 要 があることとされました エ 法 改 正 に 伴 い 運 営 要 領 についても 見 直 しを 行 い 協 定 書 (はり きゅう) は 他 の 施 術 (あん 摩 マッサージ 指 圧 柔 道 整 復 )の 協 定 書 と 統 合 し はり き ゅう 給 付 の 担 当 規 程 及 び はり きゅう 給 付 の 施 術 方 針 は 廃 止 することとされました オ はり きゅうの 施 術 にかかる 費 用 の 請 求 様 式 が 別 添 の 様 式 第 26 号 の3 施 術 券 及 び 施 術 報 酬 請 求 明 細 書 (はり きゅう) に 変 更 されました カ 改 正 後 の 生 活 保 護 法 施 行 規 則 第 10 条 の8において 指 定 の 申 請 を 受 けようとする 施 術 者 は 申 請 書 及 び 改 正 法 に 規 定 する 指 定 の 欠 格 事 由 に 該 当 しないことの 誓 約 書 を 当 該 施 術 者 の 住 所 地 ( 施 術 所 を 開 設 している 施 術 者 にあっては 当 該 施 術 所 の 所 在 地 )を 管 轄 する 都 道 府 県 知 事 に 提 出 することとされました - 35 -

申 請 書 及 び 誓 約 書 の 提 出 先 施 術 者 の 住 所 地 施 術 所 の 所 在 地 開 設 者 提 出 先 東 京 都 内 他 県 市 開 設 者 である 他 県 市 東 京 都 内 他 県 市 開 設 者 ではない 東 京 都 他 県 市 東 京 都 内 開 設 者 である 東 京 都 他 県 市 東 京 都 内 開 設 者 ではない 他 県 市 施 術 の 届 出 の 種 類 施 術 者 の 住 所 地 及 び 開 設 している 施 術 所 の 所 在 地 に 変 更 があった 場 合 変 更 前 変 更 後 提 出 書 類 提 出 先 東 京 都 内 東 京 都 内 変 更 届 東 京 都 廃 止 届 東 京 都 東 京 都 内 他 県 市 新 規 申 請 書 他 県 市 2 第 三 者 行 為 求 償 規 定 の 創 設 について 施 行 日 ( 平 成 26 年 7 月 1 日 ) 以 降 に 発 生 した 第 三 者 行 為 ( 交 通 事 故 等 )について 医 療 扶 助 又 は 介 護 扶 助 を 給 付 した 場 合 地 方 自 治 体 は 給 付 した 限 度 において 被 保 護 者 が 当 該 第 三 者 に 対 して 有 する 損 害 賠 償 請 求 権 を 取 得 することとなりました これは 医 療 保 険 制 度 における 規 定 と 同 様 のものです - 36 -

資 料 編 - 37 -

指 定 医 療 機 関 医 療 担 当 規 程 制 定 : 昭 和 25 年 8 月 23 日 改 正 : 平 成 26 年 4 月 18 日 厚 生 省 告 示 第 222 号 厚 生 労 働 省 告 示 第 2 2 3 号 生 活 保 護 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 144 号 ) 第 50 条 第 1 項 の 規 定 により 指 定 医 療 機 関 医 療 担 当 規 程 を 次 の と お り 定 め る ( 指 定 医 療 機 関 の 義 務 ) 第 1 条 指 定 医 療 機 関 は 生 活 保 護 法 ( 以 下 法 と い う ) に 定 め る と こ ろ に よ る の ほ か こ の 規 程 の 定 め る と こ ろ に よ り 医 療 を 必 要 と す る 被 保 護 者 ( 以 下 患 者 と い う )の 医 療 を 担 当 し な け れ ば な ら な い ( 医 療 券 及 び 初 診 券 ) 第 2 条 指 定 医 療 機 関 は 保 護 の 実 施 機 関 の 発 給 し た 有 効 な 医 療 券 ( 初 診 券 を 含 む 以 下 同 じ ) を 所 持 す る 患 者 の 診 療 を 正 当 な 事 由 が な く 拒 ん で は な ら な い 第 3 条 指 定 医 療 機 関 は 患 者 か ら 医 療 券 を 提 出 し て 診 療 を 求 め ら れ た と き は そ の 医 療 券 が そ の 者 に つ い て 発 給 さ れ た も の で あ る こ と 及 び そ の 医 療 券 が 有 効 で あ る こ と を た し か め た 後 で な け れ ば 診 療 を し て は な ら な い ( 診 療 時 間 ) 第 4 条 指 定 医 療 機 関 は 自 己 の 定 め た 診 療 時 間 に お い て 診 療 す る ほ か 患 者 が や む を 得 な い 事 情 に よ り そ の 診 療 時 間 に 診 療 を 受 け る こ と が で き な い と き は 患 者 の た め に 便 宜 な 時 間 を 定 め て 診 療 し な け れ ば な ら な い ( 援 助 ) 第 5 条 指 定 医 療 機 関 が 患 者 に 対 し 次 に 掲 げ る 範 囲 の 医 療 の 行 わ れ る こ と を 必 要 と 認 め た と き は 速 や か に 患 者 が 所 定 の 手 続 き を す る こ と が で き る よ う 患 者 に 対 し 必 要 な 援 助 を 与 え な け れ ば な ら な い 一 居 宅 に お け る 療 養 上 の 管 理 及 び そ の 療 養 に 伴 う 世 話 そ の 他 の 看 護 二 病 院 又 は 診 療 所 へ の 入 院 及 び そ の 療 養 に 伴 う 世 話 そ の 他 の 看 護 三 移 送 四 歯 科 の 補 て つ ( 後 発 医 薬 品 ) 第 6 条 指 定 医 療 機 関 の 医 師 又 は 歯 科 医 師 ( 指 定 医 療 機 関 で あ る 医 師 又 は 歯 科 医 師 を 含 む ) は 投 薬 又 は 注 射 を 行 う に 当 た り 後 発 医 薬 品 ( 法 第 3 4 条 第 3 項 に 規 定 す る 後 発 医 薬 品 を い う 以 下 同 じ )の 使 用 を 考 慮 す る よ う 努 め る と と も に 投 薬 を 行 う に 当 た つ て は 医 学 的 知 見 に 基 づ き 後 発 医 薬 品 を 使 用 す る こ と が で き る と 認 め た 場 合 に は 可 能 な 限 り 患 者 に そ の 使 用 を 促 す よ う 努 め な け れ ば な ら な い 2 指 定 医 療 機 関 で あ る 薬 局 は 後 発 医 薬 品 の 備 蓄 に 関 す る 体 制 そ の 他 の 後 発 医 薬 品 の 調 剤 に 必 要 な 体 制 の 確 保 に 努 め な け れ ば な ら な い 3 指 定 医 療 機 関 で あ る 薬 局 の 薬 剤 師 は 処 方 せ ん に 記 載 さ れ た 医 薬 品 に 係 る 後 発 医 薬 品 が 保 険 薬 局 及 び 保 険 薬 剤 師 療 養 担 当 規 則 ( 昭 和 3 2 年 厚 生 省 令 第 1 6 号 ) 第 9 条 の 規 定 に よ る 厚 生 労 働 大 臣 の 定 め る 医 薬 品 で あ る 場 合 で あ っ て 当 該 処 方 せ ん を 発 行 し た 医 師 が 後 発 医 薬 品 へ の 変 更 を 認 め て い る と き は 患 者 に 対 し て - 38 -

後 発 医 薬 品 に 関 す る 説 明 を 適 切 に 行 わ な け れ ば な ら な い こ の 場 合 に お い て 指 定 医 療 機 関 で あ る 薬 局 の 薬 剤 師 は 後 発 医 薬 品 を 調 剤 す る よ う 努 め な け れ ば な ら な い ( 証 明 書 等 の 交 付 ) 第 7 条 指 定 医 療 機 関 は そ の 診 療 中 の 患 者 及 び 保 護 の 実 施 機 関 か ら 法 に よ る 保 護 に つ き 必 要 な 証 明 書 又 は 意 見 書 等 の 交 付 を 求 め ら れ た と き は 無 償 で こ れ を 交 付 し な け れ ば な ら な い ( 診 療 録 ) 第 8 条 指 定 医 療 機 関 は 患 者 に 関 す る 診 療 録 に 国 民 健 康 保 険 の 例 に よ っ て 医 療 の 担 当 に 関 し 必 要 な 事 項 を 記 載 し こ れ を 他 の 診 療 録 と 区 別 し て 整 備 し な け れ ば な ら な い ( 帳 簿 ) 第 9 条 指 定 医 療 機 関 は 診 療 及 び 診 療 報 酬 の 請 求 に 関 す る 帳 簿 及 び 書 類 を 完 結 の 日 か ら 5 年 間 保 存 し な け れ ば な ら な い ( 通 知 ) 第 10 条 指 定 医 療 機 関 が 患 者 に つ い て 左 の 各 号 の 一 に 該 当 す る 事 実 の あ る こ と を 知 っ た 場 合 に は す み や か に 意 見 を 附 し て 医 療 券 を 発 給 し た 保 護 の 実 施 機 関 に 通 知 し な け れ ば な ら な い 一 患 者 が 正 当 な 理 由 な く し て 診 療 に 関 す る 指 導 に 従 わ な い と き 二 患 者 が 詐 偽 そ の 他 不 正 な 手 段 に よ り 診 療 を 受 け 又 は 受 け よ う と し た と き ( 指 定 訪 問 看 護 事 業 者 等 に 関 す る 特 例 ) 第 11 条 指 定 医 療 機 関 で あ る 健 康 保 険 法 ( 大 正 11 年 法 律 第 70 号 ) 第 88 条 第 1 項 に 規 定 す る 指 定 訪 問 看 護 事 業 者 又 は 介 護 保 険 法 ( 平 成 9 年 法 律 第 123 号 ) 第 41 条 第 1 項 に 規 定 す る 指 定 居 宅 サ ー ビ ス 事 業 者 ( 同 法 第 8 条 第 4 項 に 規 定 す る 訪 問 看 護 を 行 う 者 に 限 る ) 若 し く は 同 法 第 53 条 第 1 項 に 規 定 す る 指 定 介 護 予 防 サ ー ビ ス 事 業 者 ( 同 法 第 8 条 の 2 第 4 項 に 規 定 す る 介 護 予 防 訪 問 看 護 を 行 う 者 に 限 る )に あ っ て は 第 5 条 の 規 定 は 適 用 せ ず 第 8 条 中 関 す る 診 療 録 と あ る の は 対 す る 指 定 訪 問 看 護 の 提 供 に 関 す る 諸 記 録 と 国 民 健 康 保 険 の 例 に よ っ て と あ る の は 国 民 健 康 保 険 又 は 後 期 高 齢 者 医 療 の 例 に よ っ て と 診 療 録 と と あ る の は 諸 記 録 と と そ れ ぞ れ 読 み 替 え て 適 用 す る も の と す る ( 薬 局 に 関 す る 特 例 ) 第 12 条 指 定 医 療 機 関 で あ る 薬 局 に あ っ て は 第 5 条 の 規 定 は 適 用 せ ず 第 8 条 中 診 療 録 と あ る の は 調 剤 録 と 読 み 替 え 適 用 す る も の と す る ( 準 用 ) 第 13 条 第 1 条 から 第 10 条 までの 規 定 は 医 療 保 護 施 設 が 患 者 の 診 療 を 担 当 する 場 合 に 第 1 条 から 第 5 条 まで 及 び 第 7 条 から 第 10 条 までの 規 定 は 指 定 助 産 機 関 又 は 指 定 施 術 機 関 が 被 保 護 者 の 助 産 又 は 施 術 を 担 当 する 場 合 に それぞれ 準 用 する - 39 -

柔 道 整 復 師 の 施 術 に 係 る 療 養 費 の 算 定 基 準 の 実 施 上 の 留 意 事 項 等 について 別 紙 柔 道 整 復 師 の 施 術 に 係 る 算 定 基 準 の 実 施 上 の 留 意 事 項 ( 平 成 25 年 4 月 24 日 保 医 発 第 0424 1 号 ) 第 1~ 第 2 ( 略 ) 第 3 往 療 料 1 往 療 は 往 療 の 必 要 がある 場 合 に 限 り 行 うものであること 2 往 療 料 は 下 肢 の 骨 折 又 は 不 全 骨 折 股 関 節 脱 臼 腰 部 捻 挫 等 による 歩 行 困 難 等 真 に 安 静 を 必 要 とするやむを 得 ない 理 由 により 患 家 の 求 めに 応 じて 患 家 に 赴 き 施 術 を 行 った 場 合 に 算 定 できるものであり 単 に 患 者 の 希 望 のみにより 又 は 定 期 的 若 しくは 計 画 的 に 患 家 に 赴 いて 施 術 を 行 った 場 合 には 算 定 できないこと 3 2 戸 以 上 の 患 家 に 対 して 引 き 続 き 往 療 を 行 った 場 合 の 往 療 順 位 第 2 位 以 下 の 患 家 に 対 する 往 療 距 離 の 計 算 は 柔 道 整 復 師 の 所 在 地 を 起 点 とせず それぞれ 先 順 位 の 患 家 の 所 在 地 を 起 点 とするものであること ただし 先 順 位 の 患 家 から 次 順 位 の 患 家 へ 行 く 途 中 で その 施 術 所 を 経 由 するときは 第 2 患 家 への 往 療 距 離 は その 施 術 所 からの 距 離 で 計 算 すること この 場 合 往 療 距 離 の 計 算 は 最 短 距 離 となるように 計 算 すること 4 往 療 の 距 離 は 施 術 所 の 所 在 地 と 患 家 の 直 線 距 離 によって 算 定 すること 5 片 道 16kmを 超 える 往 療 については 当 該 施 術 所 からの 往 療 を 必 要 とする 絶 対 的 な 理 由 がある 場 合 に 認 められるものであるが かかる 理 由 がなく 患 家 の 希 望 により16kmを 超 える 往 療 をした 場 合 の 往 療 料 は 全 額 患 者 負 担 とすること 6 同 一 家 屋 内 の2 人 目 以 降 の 患 者 を 施 術 した 場 合 の 往 療 料 は 別 々に 算 定 できないこと 7~9 略 10 往 療 に 要 した 交 通 費 については 患 家 の 負 担 とすること 往 療 時 に 要 したバス タクシー 鉄 道 船 等 の 交 通 費 は その 実 費 とすること 自 転 車 スクーター 等 の 場 合 は 土 地 の 慣 例 当 事 者 間 の 合 議 によるべきであるが 通 例 は 交 通 費 に 該 当 しない - 40 -

はり 師 きゅう 師 及 びあん 摩 マッサージ 指 圧 師 の 施 術 に 係 る 療 養 費 の 支 給 の 留 意 事 項 等 について ( 平 成 25 年 4 月 24 日 保 医 発 第 0424 2 号 ) 別 添 2 マッサージの 施 術 に 係 る 療 養 費 の 取 扱 いに 関 する 留 意 事 項 等 第 1 章 ~ 第 4 章 ( 略 ) 第 5 章 往 療 料 1 往 療 料 は 歩 行 困 難 等 真 に 安 静 を 必 要 とするやむを 得 ない 理 由 等 により 通 所 して 治 療 をうけ ることが 困 難 な 場 合 に 患 者 の 求 めに 応 じて 患 家 に 赴 き 施 術 を 行 った 場 合 に 支 給 できること 2 往 療 料 は 治 療 上 真 に 必 要 があると 認 められる 場 合 に 支 給 できるものであり これによらず 定 期 的 若 しくは 計 画 的 に 患 家 に 赴 いて 施 術 を 行 った 場 合 には 支 給 できないこと 3 往 療 料 を 支 給 しようとする 場 合 は 施 術 の 同 意 をおこなった 医 師 の 往 療 に 関 する 同 意 が 必 要 で あること ただし 同 意 を 求 めることができないやむを 得 ない 自 由 がある 場 合 はこの 限 りでないこと 4 はり 師 きゅう 師 及 びあん 摩 マッサージ 指 圧 師 の 施 術 に 係 る 療 養 費 の 支 給 について ( 平 成 4 年 5 月 22 日 保 発 第 57 号 )により 2 戸 以 上 の 患 家 に 対 して 引 き 続 き 往 療 を 行 った 場 合 の 往 療 順 位 第 2 位 以 降 の 患 家 に 対 する 往 療 距 離 の 計 算 は 第 7 章 2に 掲 げる 施 術 所 の 所 在 地 又 は 届 け 出 た 住 所 地 を 起 点 とせず それぞれ 先 順 位 の 患 家 の 所 在 地 を 起 点 とするものとされているところ であるが 先 順 位 の 患 家 から 次 順 位 の 患 家 への 距 離 が 第 7 章 2に 掲 げる 施 術 所 の 所 在 地 又 は 届 け 出 た 住 所 地 から 次 順 位 の 患 家 への 距 離 に 比 べ 遠 距 離 になる 場 合 は 第 7 章 2に 掲 げる 施 術 所 の 所 在 地 又 は 届 け 出 た 住 所 地 からの 距 離 により 往 療 を 支 給 すること 5 往 療 の 距 離 は 第 7 章 2に 掲 げる 施 術 所 の 所 在 地 又 は 届 け 出 た 住 所 地 と 患 家 の 直 線 距 離 を 原 則 として 支 給 すること ただし 直 線 距 離 による 支 給 が 実 態 に 比 べ 著 しく 不 合 理 と 考 えられる 場 合 は 合 理 的 な 方 法 により 算 出 した 距 離 によって 差 し 支 えないこと 6 片 道 16kmを 超 える 往 療 については 第 7 章 2に 掲 げる 施 術 所 の 所 在 地 又 は 届 け 出 た 住 所 地 か らの 往 療 を 必 要 とする 絶 対 的 な 理 由 がある 場 合 に 認 められるものであるが かかる 理 由 がなく 患 家 の 希 望 により16kmを 超 える 往 療 をした 場 合 往 療 料 の 支 給 は 認 められないこと この 場 合 の 往 療 料 は 16kmを 超 えた 分 のみではなく 全 額 が 認 められないこと なお 片 道 16kmを 超 える 往 療 とは 2 戸 以 上 の 患 家 に 対 して 引 き 続 き 往 療 を 行 った 場 合 の 往 療 順 位 第 2 位 以 下 の 患 家 に 対 する 往 療 距 離 の 計 算 ではなく 第 7 章 2に 掲 げる 施 術 所 の 所 在 地 又 は 届 け 出 た 住 所 地 と 患 家 の 直 線 距 離 であること 7 同 一 家 屋 内 ( 介 護 老 人 福 祉 施 設 等 の 施 設 を 含 む)で 複 数 の 患 者 が 施 術 をうけた 場 合 の 往 療 料 は 別 々に 支 給 できないこと 8 往 療 に 要 した 交 通 費 については 患 家 の 負 担 とすること 往 療 時 に 要 したバス タクシー 鉄 道 船 等 の 交 通 費 は その 実 費 とすること 自 転 車 スクーター 等 の 場 合 は 土 地 の 慣 例 当 事 者 間 の 合 議 によるべきであるが 通 例 は 交 通 費 に 該 当 しない 第 7 章 2 保 健 所 等 に 開 設 の 届 けを 行 っている 施 術 所 の 所 在 地 とする なお 専 ら 出 張 のみによっ てその 業 務 に 従 事 することとして 保 健 所 等 へ 届 けを 行 っている 施 術 者 にあっては 届 け 出 た 住 所 地 - 41 -

はり 師 きゅう 師 及 びあん 摩 マッサージ 指 圧 師 の 施 術 に 係 る 療 養 費 の 支 給 の 留 意 事 項 等 について 別 添 1 はり きゅうの 施 術 に 係 る 療 養 費 の 取 扱 いに 関 する 留 意 事 項 等 第 1 章 ~ 第 5 章 ( 略 ) ( 平 成 25 年 4 月 24 日 保 医 発 第 0424 2 号 ) 第 6 章 往 療 料 1 往 療 料 は 歩 行 困 難 等 真 に 安 静 を 必 要 とするやむを 得 ない 理 由 等 により 通 所 して 治 療 をうけ ることが 困 難 な 場 合 に 患 者 の 求 めに 応 じて 患 家 に 赴 き 施 術 を 行 った 場 合 に 支 給 できること 2 往 療 料 は 治 療 上 真 に 必 要 があると 認 められる 場 合 に 支 給 できるものであり これによらず 定 期 的 若 しくは 計 画 的 に 患 家 に 赴 いて 施 術 を 行 った 場 合 には 支 給 できないこと 3 はり 師 きゅう 師 及 びあん 摩 マッサージ 指 圧 師 の 施 術 に 係 る 療 養 費 の 支 給 について ( 平 成 4 年 5 月 22 日 保 発 第 57 号 )により 2 戸 以 上 の 患 家 に 対 して 引 き 続 き 往 療 を 行 った 場 合 の 往 療 順 位 第 2 位 以 降 の 患 家 に 対 する 往 療 距 離 の 計 算 は 第 8 章 2に 掲 げる 施 術 所 の 所 在 地 又 は 届 け 出 た 住 所 地 を 起 点 とせず それぞれ 先 順 位 の 患 家 の 所 在 地 を 起 点 とするものとされているところ であるが 先 順 位 の 患 家 から 次 順 位 の 患 家 への 距 離 が 第 8 章 2に 掲 げる 施 術 所 の 所 在 地 又 は 届 け 出 た 住 所 地 から 次 順 位 の 患 家 への 距 離 に 比 べ 遠 距 離 になる 場 合 は 第 8 章 2に 掲 げる 施 術 所 の 所 在 地 又 は 届 け 出 た 住 所 地 からの 距 離 により 往 療 を 支 給 すること 4 往 療 の 距 離 は 第 8 章 2に 掲 げる 施 術 所 の 所 在 地 又 は 届 け 出 た 住 所 地 と 患 家 の 直 線 距 離 を 原 則 として 支 給 すること ただし 直 線 距 離 による 支 給 が 実 態 に 比 べ 著 しく 不 合 理 と 考 えられる 場 合 は 合 理 的 な 方 法 により 算 出 した 距 離 によって 差 し 支 えないこと 5 片 道 16kmを 超 える 往 療 については 第 8 章 2に 掲 げる 施 術 所 の 所 在 地 又 は 届 け 出 た 住 所 地 か らの 往 療 を 必 要 とする 絶 対 的 な 理 由 がある 場 合 に 認 められるものであるが かかる 理 由 がなく 患 家 の 希 望 により16kmを 超 える 往 療 をした 場 合 往 療 料 の 支 給 は 認 められないこと この 場 合 の 往 療 料 は 16kmを 超 えた 分 のみではなく 全 額 が 認 められないこと なお 片 道 16kmを 超 える 往 療 とは 2 戸 以 上 の 患 家 に 対 して 引 き 続 き 往 療 を 行 った 場 合 の 往 療 順 位 第 2 位 以 下 の 患 家 に 対 する 往 療 距 離 の 計 算 ではなく 第 8 章 2に 掲 げる 施 術 所 の 所 在 地 又 は 届 け 出 た 住 所 地 と 患 家 の 直 線 距 離 であること 6 同 一 家 屋 内 ( 介 護 老 人 福 祉 施 設 等 の 施 設 を 含 む)で 複 数 の 患 者 が 施 術 をうけた 場 合 の 往 療 料 は 別 々に 支 給 できないこと 7 略 8 往 療 に 要 した 交 通 費 については 患 家 の 負 担 とすること 往 療 時 に 要 したバス タクシー 鉄 道 船 等 の 交 通 費 は その 実 費 とすること 自 転 車 スクーター 等 の 場 合 は 土 地 の 慣 例 当 事 者 間 の 合 議 によるべきであるが 通 例 は 交 通 費 に 該 当 しない 第 8 章 2 保 健 所 等 に 開 設 の 届 けを 行 っている 施 術 所 の 所 在 地 とする なお 専 ら 出 張 のみによって その 業 務 に 従 事 することとして 保 健 所 等 へ 届 けを 行 っている 施 術 者 にあっては 届 け 出 た 住 所 地 - 42 -