215 年 3 月 期 第 2 四 半 期 決 算 説 明 会 214 年 11 月 1 日 扶 桑 化 学 工 業 株 式 会 社 1 目 次 Ⅰ.215 年 3 月 期 第 2 四 半 期 決 算 概 要 Ⅱ. 事 業 の 概 況 ライフサイエンス 事 業 電 材 料 および 機 能 性 化 学 品 事 業 Ⅲ.215 年 3 月 期 業 績 予 想 2
Ⅰ.215 年 3 月 期 第 2 四 半 期 決 算 概 要 3 215 年 3 月 期 第 2 四 半 期 ( 累 計 ) 決 算 概 要 ( 単 位 : 百 万 円 ) 当 期 実 績 前 年 同 期 実 績 7/11 公 表 修 正 計 画 前 年 同 期 計 画 増 減 額 増 減 率 乖 離 額 乖 離 率 売 上 高 14,359 14,311 14,6 +47 +.3% 24 1.7% 営 業 利 益 2,27 1,429 2,15 +84 +58.8% +12 +5.6% 経 常 利 益 2,299 1,444 2,15 +855 +59.2% +149 +7.% 当 期 純 利 益 1,441 828 1,3 +613 +74.% +141 +1.9% 償 却 前 営 業 利 益 3,221 2,197 3,131 +1,24 +46.6% +89 +2.9% 一 株 当 たり 四 半 期 純 利 益 228.7 円 131.4 円 26.3 円 +97.3 円 +22.5 円 上 半 期 として 過 去 最 高 益 を 達 成 ( 営 業 利 益 経 常 利 益 ) 4
(ご 参 考 )215 年 3 月 期 第 2 四 半 期 決 算 - 当 初 計 画 との 較 当 期 実 績 当 初 計 画 ( 単 位 : 百 万 円 ) 計 画 乖 離 額 乖 離 率 売 上 高 14,359 14,4 41.3% 営 業 利 益 2,27 1,85 +42 +22.7% 経 常 利 益 2,299 1,85 +449 +24.3% 当 期 純 利 益 1,441 1,1 +341 +31.% 償 却 前 営 業 利 益 3,221 2,83 +391 +13.8% 一 株 当 たり 四 半 期 純 利 益 228.7 円 174.5 円 +54.2 円 5 セグメント 別 売 上 高 営 業 利 益 前 期 売 上 高 営 業 利 益 ( 単 位 : 百 万 円 ) 前 期 ('14/3 期 ) 当 期 ('15/3 期 ) 前 年 同 期 前 期 当 期 前 年 同 期 ('14/3 期 ) ('15/3 期 ) 増 減 額 増 減 率 増 減 額 増 減 率 ライフサイエンス 事 業 9,887 9,255 632 6.4% 969 1,25 +55 +5.8% 電 材 料 および 機 能 性 化 学 品 事 業 4,423 5,13 +679 +15.4% 826 1,624 +798 +96.6% ( 調 整 額 ) ー ー ー ー 366 38 13 ー 計 14,311 14,359 +47 +.3% 1,429 2,27 +84 +58.8% 6
215 年 3 月 期 四 半 期 別 の 業 績 ( 単 位 : 百 万 円 ) 第 1 四 半 期 (4-6 月 ) 第 2 四 半 期 (7-9 月 ) '15/3 期 1Q 前 年 同 期 前 年 同 期 '15/3 期 2Q 増 減 額 増 減 率 増 減 額 増 減 率 売 上 高 7,51 +48 +6.9% 6,857 433 5.9% 営 業 利 益 1,324 +56 +73.5% 945 +279 +42.% 経 常 利 益 1,328 +538 +68.2% 971 +316 +48.4% 四 半 期 純 利 益 795 +39 +96.2% 646 +223 +52.7% 償 却 前 営 業 利 益 1,798 +656 +57.5% 1,423 +367 +34.8% 一 株 当 たり 四 半 期 純 利 益 126.2 円 +61.9 円 12.5 円 +35.4 円 7 215 年 3 月 期 四 半 期 別 セグメント 別 業 績 推 移 1Q (4-6 月 ) ( 単 位 : 百 万 円 ) 215 年 3 月 期 通 期 ( 予 想 ) 2Q (4-9 月 ) (4-3 月 ) (7-9 月 ) 売 上 高 ライフサイエンス 事 業 電 材 料 および 機 能 性 化 学 品 事 業 当 期 7,51 6,857 14,358 32, 前 期 7,2 7,29 14,31 29,327 当 期 4,787 4,467 9,255 21,8 前 期 4,939 4,948 9,887 2,9 当 期 2,713 2,389 5,13 1,2 前 期 2,81 2,342 4,423 9,237 営 業 利 益 ライフサイエンス 事 業 電 材 料 および 機 能 性 化 学 品 事 業 当 期 1,324 945 2,269 4,15 前 期 763 666 1,429 3,539 当 期 567 458 1,25 2,2 前 期 537 431 968 2,313 当 期 951 673 1,624 2,75 前 期 418 48 826 1,949 ( 調 整 額 ) 当 期 194 185 38 8 8
セグメント 別 売 上 高 推 移 ( 百 万 円 ) 18, 16, 14, 当 期 12, 1, 8, 6, 4, 2, '11/3 期 '11/3 期 '12/3 期 '12/3 期 13/3 期 '13/3 期 14/3 期 '14/3 期 15/3 期 ライフサイエンス 事 業 9,398 1,127 9,541 9,631 9,65 9,72 9,887 1,22 9,255 電 材 料 および 5,437 5,288 4,875 4,199 4,675 3,894 4,423 4,813 5,13 機 能 性 化 学 品 事 業 9 セグメント 別 営 業 利 益 推 移 ( 百 万 円 ) 3,5 3, 当 期 2,5 2, 1,5 1, 5 (5) '11/3 期 '11/3 期 '12/3 期 '12/3 期 13/3 期 '13/3 期 14/3 期 '14/3 期 15/3 期 ライフサイエンス 事 業 1,119 1,732 1,392 1,464 1,177 1,268 969 1,343 1,25 電 材 料 および 1,47 1,154 1,136 65 1,43 489 826 1,122 1,624 機 能 性 化 学 品 事 業 ( 調 整 額 ) (383) (379) (397) (338) (357) (397) (366) (356) (38) 1
資 産 の 状 況 ( 百 万 円 ) 4, 35, 3, 25, 2, 33,854 18,492 35,653 19,984 流 動 資 産 固 定 資 産 流 動 資 産 ( 前 期 末 +1,492 百 万 円 ) 現 預 の 増 加 ( 税 等 調 整 前 四 半 期 純 利 益 の 計 上 ) 棚 卸 資 産 増 加 ( 定 期 修 繕 等 を 越 した 在 庫 積 み 増 し) 受 取 形 及 び 売 掛 減 少 原 材 料 及 び 貯 蔵 品 減 少 15, 固 定 資 産 ( 前 期 末 +37 百 万 円 ) 1, 5, 15,361 15,668 214/3 末 214/9 末 有 形 固 定 資 産 の 取 得 ( 大 部 分 は9 月 末 時 点 で 未 稼 働 のため 建 設 仮 勘 定 に 計 上 ) 減 価 償 却 による 減 少 11 負 債 純 資 産 の 状 況 ( 百 万 円 ) 4, 35, 3, 25, 2, 15, 1, 5, 35,653 33,854 5,895 5,446 1,832 2,255 27,925 26,152 214/3 末 214/9 末 流 動 負 債 固 定 負 債 純 資 産 流 動 負 債 ( 前 期 末 +449 百 万 円 ) 短 期 借 返 済 (1 年 以 内 返 済 予 定 期 借 含 む) 払 形 及 び 買 掛 等 の 仕 債 務 の 増 加 未 払 法 人 税 等 の 増 加 固 定 負 債 ( 前 期 末 423 百 万 円 ) 期 借 減 少 短 期 への 振 替 純 資 産 ( 前 期 末 +1,773 百 万 円 ) 利 益 剰 余 の 増 加 為 替 換 算 調 整 勘 定 の 増 加 ( 円 安 に 伴 うもの) 12
キャッシュフロー 計 算 書 営 業 活 動 による キャッシュ フロー 投 資 活 動 による キャッシュ フロー 財 務 活 動 による キャッシュ フロー 現 及 び 現 同 等 物 に 係 る 換 算 差 額 現 及 び 現 同 等 物 の 増 加 額 現 及 び 現 同 等 物 の 期 首 残 高 現 及 び 現 同 等 物 の 期 末 残 高 前 期 ('14/3) '13/3 期 1Q ( 百 万 円 ) 当 期 ('15/3) '13/3 期 2Q 1,24 3,37 455 1,48 1,69 936 75 11 748 1,486 4,66 3,242 3,857 4,728 営 業 活 動 によるキャッシュフロー 税 等 調 整 前 四 半 期 純 利 益 の 増 加 (+857 百 万 円 ) 減 価 償 却 費 の 増 加 (+183 百 万 円 ) 売 上 債 権 の 減 少 による 資 の 増 加 (+26 百 万 円 ) 仕 債 務 の 増 加 による 資 の 増 加 ( 21 百 万 円 ) 投 資 活 動 によるキャッシュフロー 有 形 固 定 資 産 の 取 得 による 出 の 増 加 ( 663 百 万 円 ) 財 務 活 動 によるキャッシュフロー 期 借 の 返 済 による 出 の 減 少 ( 完 済 した 契 約 があり 返 済 額 が 減 少 ) (+76 百 万 円 ) 13 設 備 投 資 減 価 償 却 費 研 究 開 発 費 推 移 ( 百 万 円 ) 3, 2,5 2, 1,5 1, 5 1/3 期 通 期 11/3 期 通 期 12/3 期 通 期 13/3 期 通 期 14/3 期 通 期 14/9 期 上 半 期 設 備 投 資 1,92 39 1,736 625 2,288 ( 未 開 示 ) 減 価 償 却 費 2,77 2,17 1,734 1,627 1,845 951 研 究 開 発 費 32 375 424 489 471 281 14
有 利 負 債 残 高 推 移 ( 百 万 円 ) 2, 18, 16, 14, 12, 1, 8, 6, 4, 2, 8/3 期 9/3 期 1/3 期 11/3 期 12/3 期 13/3 期 14/3 期 14/9 末 有 利 負 債 残 高 14,44 18,165 15,857 11,928 8,259 4,822 2,174 1,371 15 Ⅱ. 事 業 の 概 況 16
事 業 内 容 ライフサイエンス 事 業 リンゴ 酸 類 214 年 度 クエン 酸 類 より 当 社 名 での グルコン 酸 類 販 売 を 開 始 乳 酸 類 無 水 マレイン 酸 イタコン 酸 フマル 酸 類 ビタミンC 類 食 品 製 剤 類 化 成 品 および 製 剤 海 苔 活 性 処 理 剤 その 他 果 実 酸 電 材 料 および 機 能 性 化 学 品 事 業 シリカ 関 連 誘 導 品 超 純 度 コロイダルシリカ 純 度 オルガノシリカゾル 微 粉 球 状 シリカ アルキルシリケート 純 度 果 実 酸 ファインケミカル その 他 機 能 性 化 学 品 17 ライフサイエンス 事 業 18
セグメント 別 売 上 高 営 業 利 益 ライフサイエンス 事 業 ( 単 位 : 百 万 円 ) 前 期 ('14/3 期 ) 当 期 ('15/3 期 ) 前 年 同 期 増 減 額 増 減 率 売 上 高 9,887 9,255 632 6.4% 営 業 利 益 969 1,25 +55 +5.8% 売 上 高 < 増 加 要 因 > リンゴ 酸 国 内 輸 出 販 売 好 調 ビタミン 類 物 量 増 円 安 による 為 替 換 算 増 販 売 価 格 改 定 ( 値 上 げ) < 減 少 要 因 > 連 結 会 社 の 売 却 夏 場 の 天 候 不 順 による 飲 料 途 への 販 売 減 営 業 利 益 < 増 加 要 因 > 売 上 増 に 伴 う 増 加 円 安 による 為 替 換 算 増 一 部 製 商 品 の 販 売 価 格 改 定 ( 値 上 げ) コスト 削 減 < 減 少 要 因 > 円 安 の 影 響 による 輸 原 材 料 価 格 の 上 昇 一 部 製 商 品 の 販 売 価 格 改 定 ( 値 上 げ)の 遅 れ 水 道 光 熱 費 等 の 上 昇 による 製 造 コスト 増 19 ライフサイエンス 事 業 当 社 製 品 に 対 する 安 心 年 の 実 績 に 対 する 信 頼 FUSO ブランドの 確 国 内 食 品 市 場 縮 小 加 工 食 品 保 存 食 品 需 要 グローバル 展 開 原 料 の 安 定 的 な 確 保 効 率 的 な 産 体 制 果 実 酸 コンビナートの 構 築 ph 調 整 剤 日 持 ち 向 上 剤 酸 化 防 止 剤 飼 料 添 加 物 混 合 飼 料 壌 改 良 剤 海 苔 活 性 処 理 剤 ジュース 炭 酸 飲 料 菓 明 太 たらこ 食 品 分 野 麺 製 剤 豆 腐 製 剤 水 溶 性 防 錆 剤 研 削 切 削 油 工 業 分 野 属 封 止 剤 洗 浄 剤 洗 剤 磨 き 粉 健 康 食 品 コンクリート 混 和 ( 高 純 度 グルコ 剤 ワイヤーソー サミン 等 ) クーラント 高 純 度 有 機 酸 2
FUSO ブランドの 確 国 内 唯 一 のメーカーとして 確 固 たる 地 位 を 確 [リンゴ 酸 とその 応 製 品 群 ] 自 然 界 では 果 実 や 野 菜 に 広 く 存 在 し 特 にリンゴの 中 に 多 く 含 まれる 高 度 な 精 製 技 術 を 活 かした リンゴ 酸 に 続 く 主 製 品 [クエン 酸 とその 応 製 品 群 ] 主 に 各 種 炭 酸 飲 料 果 汁 飲 料 ゼリー キャンデー ガム 等 の 酸 味 料 や 各 種 食 品 の 日 持 ち 減 塩 機 能 付 加 目 的 等 で 幅 広 く 使 工 業 分 野 においては 化 粧 品 消 臭 剤 洗 剤 として また 酸 洗 浄 染 色 無 電 解 メッキ 等 の 途 等 でも 使 日 本 だけでなく 米 国 でも 高 いシェアを 確 [グルコン 酸 とその 応 製 品 群 ] 特 に 柑 橘 類 に 多 く 含 まれ 爽 快 な 酸 味 が 特 徴 の 果 実 酸 主 に 清 涼 飲 料 水 キャンデー ゼリー ジャム 冷 菓 等 の 酸 味 料 として 使 工 業 分 野 においては 医 薬 化 粧 品 洗 浄 剤 中 和 剤 等 に また 超 高 純 度 クエン 酸 溶 液 は 電 部 品 の 洗 浄 剤 としても 広 く 使 ハチミツ ローヤルゼリー ワインや 醸 造 酢 等 に 多 く 含 まれている 難 消 化 性 有 機 酸 で ハチミツ 中 の 有 機 酸 の 約 7%がグルコン 酸 酸 味 料 やpH 調 整 剤 として 米 飯 餅 等 の 米 加 工 品 ハム ソーセージ かまぼこ 等 また 豆 腐 チーズ 等 の 凝 固 剤 に 使 工 業 分 野 においては コンクリート 途 洗 浄 剤 属 表 処 理 剤 として 使 21 グローバル 展 開 (アジア3 拠 点 での 産 ) 東 南 アジア 市 場 でのビジネスチャンス 拡 大 日 系 食 品 メーカーの 東 南 アジア 市 場 へのシフト 食 への 関 心 の 高 まりによる 現 地 需 要 拡 大 アジア3 拠 点 でのハラル 認 証 取 得 1 日 本 :リンゴ 酸 ( 扶 桑 化 学 工 業 大 阪 工 場 ) 2 中 国 :クエン 酸 類 ( 島 扶 桑 精 製 加 工 有 限 公 司 ) 3タイ : 食 品 添 加 物 製 剤 (Fuso (Thailand) Co., Ltd.) 製 品 扶 桑 化 学 工 業 信 頼 FUSO ブランド * 合 理 的 な 産 体 制 整 備 (213 年 中 型 設 備 本 格 稼 動 ) * 島 に 製 造 研 究 開 発 拠 点 * 果 実 酸 誘 導 体 品 の 多 品 種 製 造 * 上 海 に 営 業 拠 点 島 扶 桑 精 製 加 工 有 限 公 司 確 技 術 FUSO (THAILAND) CO., LTD. 213 年 7 月 *タイの 機 関 でハラル 認 証 取 得 * 産 能 3トン/ 年 へ 増 強 215 年 * 産 能 6トン/ 年 へ 拡 張 予 定 22
グローバル 展 開 ( 島 扶 桑 設 2 周 年 ) < 島 扶 桑 精 製 加 工 有 限 公 司 > 設 :1994 年 7 月 従 業 員 数 :248 名 214 年 3 月 末 時 点 ( 内 日 本 人 出 向 者 :4 名 ) 取 得 認 証 等 :ISO91, ISO141 OHSAS181, HALAL 2 年 にわたり 東 省 島 市 での 地 域 に 根 差 した 事 業 活 動 安 心 信 頼 設 当 初 からの 人 材 幹 部 社 員 として 活 躍 グループの 連 帯 感 一 体 感 日 本 で 蓄 積 した 技 術 やノウハウを 活 かした 日 本 基 準 の 品 質 保 証 実 績 213 年 新 規 中 型 設 備 本 格 稼 働 大 型 中 型 小 型 設 備 による 合 理 的 な 産 体 制 を 整 備 し ユーザーのニーズに 柔 軟 に 対 応 取 扱 商 品 : 精 製 クエン 酸 他 各 種 果 実 酸 食 品 添 加 物 ( 日 本 食 品 添 加 物 規 格 合 格 品 ) 医 薬 品 原 料 の 精 製 アルコール 製 剤 23 グローバル 展 開 ( 北 米 ) PMP Fermentation Products, Inc. 23 年 ( 平 成 15 年 )12 月 扶 桑 化 学 工 業 1% 会 社 に 211 年 ( 平 成 23 年 )5 月 固 定 資 産 を 一 部 売 却 コアビジネスであるグルコン 酸 ナトリウム の 製 造 販 売 に 注 1 年 の 歩 み 北 米 市 場 での 確 実 なビジネス 展 開 により 強 固 な 経 営 基 盤 を 確 米 国 国 産 メーカーとしての 信 頼 と 安 心 を 獲 得 高 度 な 発 酵 技 術 をベースに 高 品 質 な 製 品 を 安 定 的 に 供 給 選 択 と 集 中 グルコン 酸 類 をコアにしたビジネス 競 争 のある 製 品 群 高 いマーケットシェア 24
果 実 酸 コンビナートの 構 築 ライフサイエンス 事 業 基 盤 の 強 化 -リンゴ 酸 原 料 プラント 取 得 産 拠 点 : 三 井 化 学 島 工 場 内 ( 茨 城 県 神 栖 市 ) 産 能 ( 年 間 ): 無 水 マレイン 酸 3.2 万 t フマル 酸 1.5 万 t 年 間 売 上 高 : 約 5 億 円 事 業 承 継 日 : < 営 業 権 > 214 年 1 月 1 日 営 業 権 の 譲 受 を 完 了 し 販 売 を 開 始 < 産 設 備 > TDI 設 備 等 の 撤 去 工 事 終 了 後 (217 年 度 中 を 目 途 ) 産 設 備 承 継 までの 間 は 三 井 化 学 が 製 造 受 託 し 当 社 に 供 給 今 後 の 展 開 ( 検 討 事 項 ) 無 水 マレイン 酸 を 原 料 にした 果 実 酸 及 び 誘 導 品 の 産 設 備 建 設 大 阪 工 場 より 果 実 酸 産 設 備 を 島 工 場 に 移 設 有 機 酸 を 軸 にした 果 実 酸 コンビナートを 構 築 コスト 競 争 の 抜 本 的 強 化 を 図 る 25 電 材 料 および 機 能 性 化 学 品 事 業 26
セグメント 別 売 上 高 営 業 利 益 電 材 料 および 機 能 性 化 学 品 事 業 前 期 ('14/3 期 ) 当 期 ('15/3 期 ) ( 単 位 : 百 万 円 ) 前 年 同 期 増 減 額 増 減 率 売 上 高 4,423 5,13 +679 +15.4% 営 業 利 益 826 1,624 +798 +96.6% 売 上 高 < 増 加 要 因 > パソコン 需 要 持 ち 直 しや 新 型 スマート フォン 等 による 半 導 体 需 要 旺 盛 CMP 分 野 での 当 社 製 品 への 切 替 円 安 による 為 替 換 算 増 < 減 少 要 因 > シリコンウェハの 研 磨 技 術 向 上 に 伴 う 使 量 の 減 少 営 業 利 益 < 増 加 要 因 > 売 上 増 による 増 加 稼 働 率 向 上 による 原 価 単 価 の 低 減 円 安 による 為 替 換 算 増 < 減 少 要 因 > 原 材 料 価 格 の 上 昇 設 備 投 資 による 減 価 償 却 費 増 27 電 材 料 および 機 能 性 化 学 品 事 業 粒 度 粒 径 をコントロール 表 修 飾 の 自 在 性 積 み 重 ねてきた 技 術 研 磨 精 度 の 要 求 の 厳 格 化 当 社 への 業 界 からの 要 求 ニーズに 合 った 製 品 開 発 コロイダルシリカの 可 能 性 半 導 体 研 磨 以 外 の 新 分 野 への 挑 戦 半 導 体 CMPスラリー 酸 化 膜 (SiO₂) 層 間 絶 縁 膜 (ILD) 素 分 離 (STI) メタル (W, AL, Cu ) ポリシリコン 低 誘 電 率 膜 (Low-k) 半 導 体 CMP スラリー 超 高 純 度 コロイダルシリカ シリコンウエハ ファイナル ポリッシング 向 け シリコンウエハポリッシング 最 終 研 磨 途 向 け 世 界 市 場 8% 以 上 のシェア 一 次 二 次 研 磨 向 けにも 展 開 ナノパウダー トナー 途 他 ナノパウダー 新 規 途 への 開 発 新 規 途 への 開 発 フォトマスクブランクス 研 磨 ナノフィラー 添 加 剤 28
半 導 体 業 界 の 動 向 214 年 度 は 在 庫 調 整 一 段 落 し 堅 調 に 推 移 WSTS( 世 界 半 導 体 市 場 統 計 )は 214 年 半 導 体 市 場 213 年 6.5% 増 と 予 測 スマホ/ 載 が 牽 引 Intelが214Q3 決 算 過 去 最 高 PC 事 業 回 復 半 導 体 大 (Intel/Samsung/TSMC)の 状 況 2nmプロセス 量 産 化 確 し 214 年 末 215 年 に 1Xnm 世 代 へ 突 最 先 端 ノードへの 積 極 投 資 継 続 ( 各 社 1 兆 円 規 模 ) 45mmウエハへの 移 は 不 透 明 ( 最 先 端 ノードの 歩 留 まり 改 善 が 最 優 先 課 題 ) Samsungはモバイル 事 業 で 失 速 も メモリ 関 係 は 好 調 29 半 導 体 市 場 ( 基 盤 ウエハ)と 微 細 化 の 推 移 7 6 5 4 3 2 1 DRAM フラッシュ MPU ITRS 技 術 ロードマップ * 国 際 半 導 体 技 術 ロードマップ ( 出 典 : ITRS 213) (International Technology Roadmap for Semiconductors ITRS) 今 後 も 半 導 体 の 微 細 化 は 進 む 半 導 体 市 場 も 横 ばいから 穏 やかながら 拡 大 傾 向 CMP 市 場 途 も 拡 大 半 導 体 市 場 ( 基 板 ウエハ)の 推 移 予 測 7, 出 荷 面 積 6, 5, 4, 3, 2, 1, 21 年 23 年 25 年 27 年 29 年 211 年 213 年 215 年 ( 出 典 :SEMI) 3
超 高 純 度 コロイダルシリカ (PLシリーズ) グ レード 名 PL-6 PL-1 PL-2 PL-3 PL-7 PL-1 PL-2 一 次 粒 子 径 (d1) [nm] 6 15 25 35 7 1 2 シリカ 濃 度 [wt% ] 6% 12% 2% 2% 23% 23% 2% シリカ 粒 子 形 状 真 球 型 状 PL-6L PL-2L PL-3L PL-2 まゆ 型 PL-2 PL-3 PL-7 会 合 型 PL-1H PL-1 PL-3H PL-7H PL-1H 31 粒 制 御 技 術 <コア 技 術 > 1. 会 合 度 制 御 技 術 真 球 型 まゆ 型 会 合 型 低 1.6 2. 会 合 度 2.7 2. 形 状 制 御 技 術 3. 表 改 質 技 術 (A) 平 糖 状 (B) 紐 状 (C) 塊 状 32
扶 桑 化 学 ( 島 )の 役 割 原 材 料 の 安 定 供 給 属 ケイ 素 を 安 定 的 に 調 達 可 能 に 粉 砕 設 備 が 本 格 的 に 稼 働 京 都 工 場 での 原 料 として 供 給 コロイダルシリカの 中 国 市 場 での 市 場 開 拓 工 場 外 観 属 ケイ 素 粉 砕 設 備 33 新 分 野 への 挑 戦 1. 東 京 研 究 所 半 導 体 研 磨 分 野 以 外 向 け 中 期 販 売 目 標 2 億 円 213 年 7 月 かながわサイエンスパーク 内 に 設 超 高 純 度 コロイダルシリカの 合 成 技 術 を 応 したナノパウダー オルガノゾル 等 半 導 体 研 磨 分 野 以 外 への 製 品 開 発 2. 増 産 体 制 の 確 214 年 京 都 第 一 工 場 のナノパウダーの 産 能 を 増 強 解 砕 設 備 を 設 置 し 量 産 体 制 を 確 34
Ⅲ. 215 年 3 月 期 業 績 予 想 35 215 年 3 月 期 通 期 業 績 予 想 ( 単 位 : 百 万 円 ) '14/3 期 ( 実 績 ) '14/3 期 通 期 ( 実 績 ) '15/3 期 ( 実 績 ) '15/3 期 通 期 (7/11 公 表 修 正 計 画 ) 売 上 高 14,311 29,327 14,359 32, ライフサイエンス 事 業 9,887 2,9 9,255 21,8 電 材 料 および 機 能 性 化 学 品 事 業 4,423 9,237 5,13 1,2 営 業 利 益 1,429 3,539 2,27 4,15 ライフサイエンス 事 業 969 2,313 1,25 2,2 電 材 料 および 機 能 性 化 学 品 事 業 826 1,949 1,624 2,75 ( 調 整 額 ) 366 723 38 8 経 常 利 益 当 期 純 利 益 一 株 当 たり 当 期 純 利 益 1,444 3,586 2,299 4,15 828 2,258 1,441 2,55 131.4 円 358.4 円 228.7 円 44.7 円 36
セグメント 別 売 上 高 推 移 2, 18, 計 画 16, 14, 12, 1, 8, 6, 4, 2, '11/3 期 '11/3 期 '12/3 期 '12/3 期 13/3 期 '13/3 期 14/3 期 '14/3 期 15/3 期 '15/3 期 ライフサイエンス 事 業 9,398 1,127 9,541 9,631 9,65 9,72 9,887 1,22 9,255 12,544 電 材 料 および 機 能 性 化 学 品 事 業 5,437 5,288 4,875 4,199 4,675 3,894 4,423 4,813 5,13 5,96 37 セグメント 別 営 業 利 益 推 移 3,5 3, 2,5 計 画 2, 1,5 1, 5 (5) '11/3 期 '11/3 期 '12/3 期 '12/3 期 13/3 期 '13/3 期 14/3 期 '14/3 期 15/3 期 '15/3 期 ライフサイエンス 事 業 1,119 1,732 1,392 1,464 1,177 1,268 969 1,343 1,25 1,174 電 材 料 および 機 能 性 化 学 品 事 業 1,47 1,154 1,136 65 1,43 489 826 1,122 1,624 1,125 ( 調 整 額 ) (383) (379) (397) (338) (357) (397) (366) (356) (38) (419) 38
株 主 還 元 I. 株 式 分 割 < 目 的 > 当 社 株 式 の 投 資 単 位 当 たりの 額 を 引 き 下 げることにより 投 資 しやすい 環 境 を 整 え 株 式 の 流 動 性 の 向 上 と 投 資 家 層 の 拡 大 を 目 的 として 実 施 < 概 要 > 平 成 26 年 9 月 3 日 を 基 準 日 として 同 日 最 終 の 株 主 名 簿 に 記 載 または 記 録 された 株 主 の 所 有 する 普 通 株 式 を 1 株 につき5 株 の 割 合 をもって 分 割 効 発 日 : 平 成 26 年 1 月 1 日 < 分 割 により 増 加 する 株 式 数 > 株 式 分 割 前 の 発 済 株 式 総 数 今 回 の 分 割 により 増 加 する 株 式 数 株 式 分 割 後 の 発 済 株 式 総 数 株 式 分 割 後 の 発 可 能 株 式 総 数 6,32,2 株 25,28,8 株 31,511, 株 95,, 株 39 株 主 還 元 Ⅱ. 増 配 年 間 配 当 は 倍 増 の 一 株 につき8 円 ( 円 ) 9 8 7 6 5 4 3 2 1 1/3 期 11/3 期 12/3 期 13/3 期 14/3 期 修 正 予 想 当 初 予 想 15/3 期 15/3 期 当 初 予 想 修 正 予 想 期 末 配 当 2 15 15 15 2 2 4 中 間 配 当 5 15 15 15 15 2 4 15/3 期 修 正 予 想 の 期 末 配 当 については 214 年 1 月 1 日 を 効 発 日 として 実 施 した 株 式 分 割 考 慮 前 で 計 算 4
この 資 料 の 中 で 将 来 の 通 しに 関 する 数 値 につきましては グループ 各 社 の 現 時 点 での 可 能 な 情 報 に 基 づいており この 中 にはリスクや 不 確 定 な 要 因 も 含 まれております 従 いまして 実 際 の 業 績 は 事 業 を 取 り 巻 く 経 済 環 境 需 要 動 向 為 替 動 向 等 により これらの 業 績 通 しと 大 きく 異 なる 可 能 性 があ ります 41