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頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

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2 積 極 的 な 接 種 勧 奨 の 差 し 控 え 国 は 平 成 25 年 4 月 から 定 期 接 種 化 したが ワクチン 接 種 との 関 連 を 否 定 できない 持 続 的 な 痛 みなどの 症 状 が 接 種 後 に 見 られたことから 平 成 25 年 6 月 定 期 接 種 と

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要 な 指 示 をさせることができる ( 検 査 ) 第 8 条 甲 は 乙 の 業 務 にかかる 契 約 履 行 状 況 について 作 業 完 了 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする ( 発 生 した 著 作 権 等 の 帰 属 ) 第 9 条 業 務 によって 甲 が 乙 に

3 保 険 料 ( 掛 金 )を 納 めていること 原 則 として 初 診 日 月 前 々 月 まで 国 民 年 金 加 入 期 間 全 体 うち 3 分 2 以 上 きち んと 納 めている( 保 険 料 免 除 期 間 も 含 む)ことが 必 要 です 現 在 は 特 例 として 初 診 日 が

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(2) 特 別 障 害 給 付 金 国 民 年 金 に 任 意 加 入 していなかったことにより 障 害 基 礎 年 金 等 を 受 給 していない 障 がい 者 の 方 に 対 し 福 祉 的 措 置 として 給 付 金 の 支 給 を 行 う 制 度 です 支 給 対 象 者 平 成 3 年 3

目 次 1. 社 会 保 障 分 野 でできること 1 1 高 額 医 療 高 額 介 護 合 算 制 度 の 改 善 2 保 険 証 機 能 の 一 元 化 3 自 己 診 療 情 報 の 活 用 4 給 付 可 能 サービスの 行 政 側 からの 通 知 2. 年 金 分 野 でできること 5

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想 像 思 行 ず 消 毒 擦 む 薄 血 混 じ 滲 み ぶ 痂 ぶ 取 下 薄 来 経 験 沢 山 お 思 健 常 人 間 元 々 備 能 力 中 具 的 何 起 ょ 簡 単 説 明 ず 人 間 負 部 リ ン パ 球 血 小 板 マ ク ロ フ ァ ジ 悪 食 べ 集 死 溶 食 べ 清 浄

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保 険 料 の 軽 減 措 置 均 等 割 額 の 軽 減 1 以 下 の 基 準 によって 均 等 割 額 が 軽 減 されます 軽 減 割 合 は 被 保 険 者 と 世 帯 主 の 総 所 得 金 額 等 の 合 計 額 によって 判 定 します 軽 減 割 合 同 一 世 帯 内 の 被 保

2 1.ヒアリング 対 象 (1) 対 象 範 囲 分 類 年 金 医 療 保 険 雇 用 保 険 税 備 考 厚 生 年 金 の 資 格 喪 失 国 民 年 金 の 加 入 老 齢 給 付 裁 定 請 求 など 健 康 保 険 の 資 格 喪 失 国 民 健 康 保 険 の 加 入 健 康 保 険

75 歳 以 上 の 方 の 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 75 歳 になると 全 ての 方 が 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 に 加 入 して 医 療 を 受 けます 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 は 東 京 都 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 が 主 体 となり 区

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平成21年9月29日

共 通 認 識 1 官 民 較 差 調 整 後 は 退 職 給 付 全 体 でみて 民 間 企 業 の 事 業 主 負 担 と 均 衡 する 水 準 で あれば 最 終 的 な 税 負 担 は 変 わらず 公 務 員 を 優 遇 するものとはならないものであ ること 2 民 間 の 実 態 を 考

これらを 踏 まえ 当 健 保 組 合 では 被 保 険 者 の QOL 向 上 および 医 療 費 適 正 化 に 向 け 生 活 習 慣 病 予 防 対 策 の 追 加 的 な 取 り 組 みを 開 始 した 平 成 23 年 度 は 対 象 疾 病 として 糖 尿 病 にフォーカスする ことと

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17 外 国 人 看 護 師 候 補 者 就 労 研 修 支 援 18 看 護 職 員 の 就 労 環 境 改 善 運 動 推 進 特 別 20 歯 科 医 療 安 全 管 理 体 制 推 進 特 別 21 在 宅 歯 科 医 療 連 携 室 整 備 22 地 域 災 害 拠 点 病

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ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

監 修 北 辰 会 有 澤 総 合 病 院 内 科 大 八 木 秀 和 1 時 間 目 子 宮 内 膜 症 名 古 屋 大 学 大 学 院 医 学 系 研 究 科 産 婦 人 科 中 原 辰 夫 NAKAHARA Tatsuo 月 経 困 腎 難 不 を 全 訴 とはどのような えて 来 院 される

Ⅶ 東 海 地 震 に 関 して 注 意 情 報 発 表 時 及 び 警 戒 宣 言 発 令 時 の 対 応 大 規 模 地 震 対 策 特 別 措 置 法 第 6 条 の 規 定 に 基 づき 本 県 の 東 海 地 震 に 係 る 地 震 防 災 対 策 強 化 地 域 において 東 海 地 震

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

( 運 用 制 限 ) 第 5 条 労 働 基 準 局 は 本 システムの 維 持 補 修 の 必 要 があるとき 天 災 地 変 その 他 の 事 由 によりシステムに 障 害 又 は 遅 延 の 生 じたとき その 他 理 由 の 如 何 を 問 わず その 裁 量 により システム 利 用 者

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減 少 率 ) と 平 均 余 命 の 伸 びを 勘 案 した 一 定 率 (0.3%) の 合 計 である スライド 調 整 率 を 差 し 引 いて 年 金 額 の 改 定 が 行 われる( 図 表 ) ただし マクロ 経 済 スライドが 完 全 に 実 施 されるのは 賃 金 や 物 価 があ

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2 出 願 資 格 審 査 前 記 1の 出 願 資 格 (5) 又 は(6) により 出 願 を 希 望 する 者 には, 出 願 に 先 立 ち 出 願 資 格 審 査 を 行 いますので, 次 の 書 類 を 以 下 の 期 間 に 岡 山 大 学 大 学 院 自 然 科 学 研 究 科 等

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毎 月 の 給 与 等 ( )を 一 定 の 等 級 区 分 にあてはめた 標 準 月 額 の 上 限 が 現 行 の47 等 級 から50 等 級 に 改 正 されます ( 別 紙 健 康 保 険 料 額 表 参 照 ) なお 法 改 正 に 伴 い 標 準 月 額 が 改 定 される 方 につい

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公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

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( 減 免 の 根 拠 等 ) 第 1 条 こ の 要 綱 は, 地 方 税 法 第 条 の 規 定 に 基 づ く 市 税 条 例 第 6 9 条 の 2 の 規 定 を 根 拠 と す る 身 体 障 害 者 等 に 対 す る 軽 自 動 車 税 の 減 免 の 具 体 的 な 対


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Transcription:

歯 並 びが 気 になる これでわかる! 矯 正 治 療 歯 並 びを 治 すには 色 々な 方 法 があります 歯 を 削 らず デコボコがなくなって 自 分 の 歯 でずっと 噛 めるのが 矯 正 治 療! 初 めての 矯 正 わからないことだらけ 少 しの 不 安 もなくなるように 日 々のカウンセリングの 中 で 質 問 が 多 かったことや 基 本 的 なことについてまとめてみました 目 次 なんで 矯 正 治 療 が 必 要 なの? 子 供 の 矯 正 治 療 はいつから 始 めればいいの? 大 人 でも 矯 正 治 療 はできるの? 矯 正 治 療 のながれ 矯 正 装 置 は 大 変? 矯 正 治 療 の 費 用 保 険 診 療 はできないの? どこの 歯 科 医 院 で 治 療 をすればいいの? 監 修 日 本 矯 正 歯 科 学 会 認 定 医 矯 正 担 当 医 小 林 英 範 1

なぜ 矯 正 治 療 が 必 要 か? ~ 歯 並 びを 治 したい!~ ほとんどの 方 は 見 た 目 が 気 になるから 歯 並 びを 治 したいと 思 ったのがきっかけではないでしょうか? 審 美 的 な 見 た 目 ももちろん 大 切 ですが 一 番 大 切 なことは 正 しい 位 置 でしっかり 噛 めるということです ~ 悪 い 歯 並 びを 放 っておくと 下 記 のような 症 状 が 起 こることがあります~ 食 事 の 効 率 が 悪 い 上 手 にかめていないと 大 きいままの 食 べ 物 が 胃 腸 に 入 るので 負 担 がかかる むし 歯 や 歯 肉 炎 歯 周 病 になりやすい デコボコの 歯 並 びは 食 べ 物 がはさまりやすく 歯 磨 きがしにくいため 磨 き 残 しが 残 る よくかめないと 口 の 中 をきれいにする 唾 液 も 出 にくい 唾 液 が 出 ないと 口 の 中 が 乾 燥 しやすく むし 歯 菌 や 歯 周 病 菌 の 繁 殖 が 増 える 悪 条 件 が 揃 う 口 が 閉 じづらいと 歯 ブラシで 完 全 に 汚 れを 取 り 除 いても 口 の 中 が 乾 燥 するため いつまでも 歯 ぐきの 腫 れが 治 らない 発 音 に 影 響 がでる 場 合 がある 特 に 受 け 口 や 開 咬 の 人 は サ 行 タ 行 ラ 行 がクリアーに 発 音 できない 息 が 漏 れるような 発 音 になる 口 元 や 顔 の 形 やあごの 成 長 にも 影 響 する あごのあたりに 痛 みを 感 じたりすると 口 を 大 きく 開 けられなかったり 顎 関 節 症 にもなりやすい 出 っ 歯 や 受 け 口 は 口 元 顔 の 形 など 見 た 目 にも 影 響 が 及 びます あごの 発 育 方 向 がずれ 歪 んだ 顔 の 形 になることがある 悪 い 歯 並 びが 心 理 的 にも 悪 い 影 響 を 与 える 場 合 がある 口 元 にコンプレックスがあるため 口 を 大 きく 開 けて 笑 えない 人 前 で 話 をしたがらない 内 気 になる かみ 合 わせが 悪 いとお 口 の 中 に 限 らず 倦 怠 感 偏 頭 痛 肩 こり 腰 痛 など 体 の 様 々な 部 分 に 影 響 が 出 ることがあります 2

子 供 の 治 療 開 始 時 期 ~いつから 治 療 を 始 めたらいいの?~ お 子 様 の 矯 正 治 療 は 初 期 治 療 ( 骨 格 矯 正 )と 最 終 的 なかみ 合 わせを 作 る 本 格 治 療 ( 歯 列 矯 正 )からなる2 段 階 治 療 が 一 般 的 です 初 期 治 療 は 5~12 歳 ごろまでの 永 久 歯 と 乳 歯 の 混 ざり 合 った 時 期 が 中 心 の 治 療 で 本 格 治 療 ( 大 人 の 矯 正 )は 乳 歯 が 抜 けた 終 わった10 歳 ごろ~ 成 人 までの 治 療 です 検 査 の 結 果 すぐに 治 療 を 始 めることができる 人 もいれば 年 齢 や 症 状 などによっては 少 し 待 ったほうがよい 人 もいます 早 期 に 始 めればごく 簡 単 な 治 療 で 済 む 人 もいれば 大 人 になってからの 矯 正 だけでも 問 題 のない 人 もいます まずは 乳 歯 が 生 えそろう 頃 に 相 談 することをお 勧 めします 3 歳 児 健 診 などでかみ 合 わせを 指 摘 されたお 子 様 の 中 で 受 け 口 ( 反 対 咬 合 )のお 子 様 に 限 り 早 期 初 期 治 療 として3 歳 頃 から 治 療 を 開 始 する 場 合 があります 初 期 治 療 ( 骨 格 矯 正 )について 初 期 治 療 ( 骨 格 矯 正 )とは 歯 をきれいに 並 べるというよりはむしろ 成 長 が 活 発 な 時 期 に 上 下 個 々のあごの 大 きさを 調 整 し 上 下 間 のあごのズレを 整 え 正 常 なあごの 発 育 ラインに 乗 せることです お 子 様 だからこそ 可 能 な 矯 正 治 療 です 例 えば あごを 電 車 などの 横 長 の 椅 子 歯 を 座 る 人 だと 考 えてください 4 人 掛 けの 椅 子 に4 人 は 座 れますが5 人 は 当 然 座 れません 大 きくて 十 分 なスペースのある 椅 子 を 用 意 する 必 要 があります 成 長 期 には 発 育 を 利 用 して4 人 掛 けの 狭 い 椅 子 を5 人 座 れるように 伸 ばすことができます (あごを 歯 に 合 わせ 大 きくする) 成 長 期 を 過 ぎた 場 合 は 発 育 を 利 用 して 椅 子 を 伸 ばすことが 難 しいので 椅 子 の 大 きさに 合 わせて 座 る 人 数 を 決 める 必 要 があります 4 人 掛 けの 椅 子 に5 人 座 る 場 合 には 1 人 に 遠 慮 してもらわねばなりません ( 歯 を 抜 く 必 要 性 が 出 てきます) 成 長 に 合 わせ あごにすき 間 を 作 っていくことは とても 自 然 な 作 業 で 本 人 の 負 担 は 少 なく 効 果 も 高 くなります 子 供 の 段 階 から 矯 正 治 療 をスタートすることによって 永 久 歯 が 萌 出 できるスペースを 確 保 しやすく なるべく 歯 を 抜 かないで 治 療 できるようになります また 出 っ 歯 や 受 け 口 といったあごのバランスが 悪 い 場 合 も やはり 早 期 に 矯 正 治 療 を 始 めることが 大 きな 悪 化 を 防 ぐことにつながります あごのズレを 放 っておくと 将 来 的 に 矯 正 治 療 だけでは 治 すことが 難 しくなり 手 術 を 併 用 した 矯 正 治 療 が 必 要 になってくる 場 合 もあります 美 しい 歯 並 び 正 しいかみ 合 わせを 作 るためには 早 い 時 期 から 成 長 を 見 守 ることが 大 切 です 3

大 人 の 矯 正 治 療 開 始 時 期 ~ 大 人 でも 矯 正 治 療 が 可 能 でしょうか?~ 年 齢 的 な 問 題 で 矯 正 治 療 に 踏 み 込 めない 患 者 さんもいらっしゃいますが たとえ 50 歳 60 歳 であってもお 口 の 中 の 骨 と 歯 がしっかりしていれば 矯 正 治 療 は 可 能 です ( 歯 の 神 経 の 有 無 に 関 与 されません ) しかし 20 歳 でも 骨 と 歯 の 状 態 が 著 しく 悪 い 場 合 には 治 療 をすることが 難 しくなってきます 矯 正 治 療 は 年 齢 に 関 わらずできます 早 い 段 階 で 矯 正 治 療 を 始 めたほうが 効 果 を 得 るのは 早 いです また 装 置 の 種 類 として 目 立 たないクリア-タイプ 歯 の 色 調 に 合 わせた 白 色 のものや 表 からは 見 えない 歯 の 裏 側 につけるタイプなど 患 者 さんのライフスタイルにあわせて 多 種 多 様 です 当 院 では 矯 正 治 療 期 間 中 少 しでも 快 適 に 過 ごしていただくために 子 供 大 人 を 問 わず 目 立 つ 装 置 ( 金 属 の 矯 正 装 置 )は 使 用 しておりません 通 常 の 矯 正 装 置 白 い 矯 正 装 置 マウスピース 状 の 矯 正 装 置 裏 側 装 着 の 矯 正 装 置 4

矯 正 治 療 の 一 般 的 な 流 れ ~どうやって 治 療 するの?~ 初 期 治 療 から 本 格 治 療 までの 一 般 的 な 治 療 のながれを 例 に 1 初 診 相 談 気 になる 部 分 についてご 相 談 をさせていただきます 2 精 密 検 査 お 口 の 型 レントゲン 写 真 を 撮 ります 1ヶ 月 後 に 検 査 結 果 がでます 3 検 査 結 果 診 断 治 療 方 法 期 間 費 用 など 具 体 的 な 説 明 をします 4 初 期 治 療 月 1 回 の 来 院 間 隔 で1 年 半 の 期 間 であごを 大 きくしたり 骨 格 的 なずれを 治 したりします 初 期 治 療 終 了 後 経 過 観 察 に 入 ります 5 経 過 観 察 あごの 発 育 歯 の 生 え 変 わり 12 歳 臼 歯 が 生 え 揃 うまでだいたい 中 学 生 くらいまで 半 年 に1 度 の 間 隔 で 来 院 します 6 精 密 検 査 再 診 断 成 長 発 育 が 落 ち 着 いたところで 歯 並 びを 再 評 価 します 7 矯 正 治 療 終 了 or 本 格 矯 正 に 移 行 半 数 近 くのお 子 さんがここで 終 了 必 要 な 場 合 に 本 格 矯 正 へ 移 行 します 8 本 格 矯 正 ( 大 人 の 矯 正 ) 第 二 期 治 療 は 月 1 回 の 来 院 間 隔 で1 年 半 ~2 年 位 の 期 間 で 最 終 的 なかみ 合 わせを 作 ります 9 保 定 矯 正 装 置 を 外 し 元 に 戻 らないようにリテーナーという 取 り 外 しのできる 装 置 を2~3ヵ 月 に1 回 の 来 院 間 隔 で1 年 半 ~2 年 位 使 います 5

矯 正 装 置 は 大 変? ~ 矯 正 装 置 って 痛 くないの?~ 最 初 は 慣 れるのに 大 変 だった という 声 をよく 耳 にします 元 々 自 分 の 体 にはないものを 歯 に 装 着 するわけですから 違 和 感 は 当 然 でてきます 最 初 は 口 内 炎 ができたり 歯 磨 きに 時 間 がかかったり また 多 少 なりとも 痛 みも 出 てくるとは 思 いますが 装 置 を 装 着 している 間 ずっと 痛 いわけではありません 徐 々に 慣 れていき1 週 間 もすれば 自 分 の 体 の 一 部 のように 違 和 感 はなくなります 不 慣 れのために 途 中 でやめる 人 はいないので 日 常 生 活 には 支 障 はありません どうして 治 療 期 間 が 長 いの? ~もっと 早 く 治 療 したい~ 矯 正 治 療 は 歯 があごの 骨 の 中 を 長 時 間 かけて 少 しずつゆっくり 動 いていくのでスピードを 速 めて 治 療 することはできないのです 装 置 (ブラケット)に 力 を 加 えて 歯 が 動 くのにだいたい1ヵ 月 くらいかかります ですから 治 療 は1ヶ 月 に1 度 くらいのペースが 丁 度 よいのです 逆 に 治 療 のスピードを 速 めたりすると 歯 やあごの 骨 に 必 要 以 上 の 力 がかかり よく 動 かないばかりか 歯 骨 歯 肉 にダメージを 与 えます また 治 療 後 の 後 戻 りの 原 因 の 一 つにもなります 矯 正 治 療 にはどうしても 年 単 位 の 治 療 期 間 がかかってしまいます 治 療 中 は 大 変 でもその 後 の 長 い 人 生 を 美 しい 歯 並 び 口 元 で 過 ごせるのです 機 能 的 で 審 美 的 にきれいな 歯 並 びは 一 生 の 財 産 になります 6

矯 正 治 療 にかかる 費 用 ~ 保 険 治 療 はできないの?~ 矯 正 治 療 にかかる 費 用 は 基 本 的 には 保 険 が 適 用 されません 厚 生 労 働 省 が 指 定 する 疾 患 で 口 唇 口 蓋 裂 などの 先 天 的 な 咬 合 機 能 異 常 外 科 的 な 治 療 が 必 要 な 顎 変 形 症 などが 保 険 治 療 の 対 象 となります ですので 治 療 費 としては 少 し 高 い 金 額 になっているのが 現 状 です それぞれの 医 院 により 費 用 の 差 はありますが 当 院 の 基 本 矯 正 料 金 は 子 供 の 治 療 が30 万 円 ( 税 別 ) 大 人 の 治 療 が70 万 円 ( 税 別 )となります その 他 検 査 診 断 代 30000 円 ( 税 別 ) 来 院 時 処 置 料 が 月 1 回 5000 円 ( 税 別 ) 掛 かります 子 供 の 治 療 から 始 めて 大 人 の 治 療 が 必 要 となった 場 合 でも 差 額 の 金 額 です いつから 始 めても 基 本 矯 正 料 金 は 変 わらないので 安 心 して 治 療 を 受 けられます どこの 歯 科 で 矯 正 治 療 をすればいいの? ~ 矯 正 歯 科 の 選 び 方 ~ 治 療 を 受 診 する 医 院 の 判 断 基 準 として 担 当 の 医 師 が 矯 正 専 門 かつ 日 本 矯 正 歯 科 学 会 認 定 医 の 資 格 があるかどうか 医 院 との 相 性 雰 囲 気 どうしても 期 間 が 掛 かる 治 療 なので 通 いやすい 場 所 かどうかなどが 挙 げられます 当 医 院 でも 日 本 矯 正 歯 科 学 会 の 認 定 医 の 資 格 を 持 った 症 例 経 験 数 が 豊 富 な 矯 正 専 門 の 医 師 が 治 療 にあたっていますので 安 心 して 治 療 が 受 けられます 7