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ウェストミンスター 大 教 理 問 答 書 ウェストミンスター 信 仰 基 準 日 本 基 督 改 革 派 教 会 大 会 出 版 委 員 会 編,1994, 新 教 出 版 社 1963 年 訳 日 本 基 督 改 革 派 教 会 信 条 翻 訳 委 員 会 * 聖 書 の 表 記 は 口 語 訳 聖 書 で 表 記 しています 新 共 同 訳 訳 聖 書 で 異 なる 部 分 は 括 弧 内 に 表 記 しています *コメントは 編 者 ( 辻 幸 宏 )が 個 人 的 に 付 加 したもので 本 文 にはありません なお 1648 年 版 とは "THE WESTMINSTER STANDARDS An Original Facsimile by The Assenbly of Divines"(ISBN 1-889058-05-X)の 本 文 のことです * 訂 正 履 歴 問 87 証 拠 聖 句 3 Ⅰコリント15:21-13 Ⅰコリント15:21-23 私 の 編 集 ミスでした お 詫 びして 訂 正 致 します 問 90 証 拠 聖 句 3 Ⅰコリント6:23 Ⅰコリント6:2,3 同 上 (2006.9.1) 問 90 証 拠 聖 句 2 マタイ10:31 マタイ10:32 私 の 編 集 ミスでした お 詫 びして 訂 正 いたします(2012.1.23) 1 序 説 人 生 と 聖 書 1 人 生 の 目 的 問 1 人 間 のおもな 最 高 の 目 的 は 何 であるか 答 人 間 のおもな 最 高 の 目 的 は 神 の 栄 光 をあらわし(1) 永 遠 に 神 を 全 く 喜 ぶことである( 2) 1 ロマ11:36 Ⅰコリント10:31 2 詩 73:24-28 ヨハネ17:21-23 2 神 を 知 る 道 としての 聖 書 問 2 神 の 存 在 は どのようにしてわかるか 答 人 間 のうちの 本 性 の 光 そのものと 神 のみわざが 神 の 存 在 を 明 らかに 示 す(1) しかし 神 のみ 言 葉 とみたまのみが 人 間 の 救 いのために 十 分 に また 有 効 に 神 を 啓 示 する(2) 1 ロマ1:19,20 詩 19:1-3(2-4) 行 伝 17:28 2 Ⅰコリント2:9,10 Ⅱテモテ3:15-17 イザヤ59:21 3 聖 書 とは 何 か 問 3 神 のみ 言 葉 とは 何 であるか 答 旧 新 約 聖 書 が 神 のみ 言 葉 (1) 信 仰 と 服 従 のただ 一 つの 規 準 である(2) 1 Ⅱテモテ3:16 Ⅱペテロ1:19-21 - 1 -

2 エペソ2:20 黙 示 22:18,19 イザヤ8:20 ルカ16:29,31 ガラテヤ1:8,9 Ⅱテモテ3:15,16 第 二 問 2を 見 よ (*) * Ⅱテモテ3:15,16,17が 正 しい(1648 年 版 より) 内 は 英 語 版 が 聖 書 が 直 接 引 用 されていたため 記 されていたが ここでは 必 要 ない 問 4 聖 書 が 神 のみ 言 葉 であるということは どのようにしてわかるか 答 聖 書 は その 威 厳 (1)と 純 正 さ(2) すべての 栄 光 を 神 に 帰 する(3) 全 部 分 の 一 致 (4)と 全 体 の 視 野 罪 人 に 罪 を 自 覚 させ 回 心 させ 信 者 を 慰 め 強 くして 救 いにいたらせる(5) その 光 と 力 によって 自 ら 神 のみ 言 葉 であることを 示 す しかし 聖 書 によって 聖 書 と 共 に 人 間 の 心 のうちにあかしされる 神 のみたまのみが それが 神 の 真 のみ 言 葉 であることを 十 分 に 納 得 させ ることができる 1 ホセア8:12 Ⅰコリント2:6 7 13 詩 119:18 129 2 詩 12:6(7) 119:140 3 行 伝 10:43 26:22 4 ロマ3:19 27 5 行 伝 18:28 ヘブル4:12 ヤコブ1:18 詩 19:7-9 ロマ15:4 行 伝 20:32 6 ヨハネ16:13 14 Ⅰヨハネ2:20 27 ヨハネ20:31 問 5 聖 書 はおもに 何 を 教 えるか 答 聖 書 はおもに 人 間 が 神 について 何 を 信 じなければならないか また 神 が 人 間 に 求 められ る 義 務 は 何 であるか を 教 える(1) 1 Ⅱテモテ1:13 2 信 仰 篇 ( 使 徒 信 条 ) 人 間 は 神 について 何 を 信 じなければならないか 1 総 説 問 6 聖 書 は 神 について 何 を 知 らせるか 答 聖 書 は 神 とはどのような 方 であるか(1) 神 における 人 格 (2) 神 の 聖 定 (3) また 聖 定 の 遂 行 (4)を 知 らせる 1 ヘブル11:6 2 Ⅰヨハネ5:17(*) *Ⅰヨハネ5:7が 正 しい 3 行 伝 15:14 15 18 4 行 伝 4:27 28 2 神 と 三 位 一 体 問 7 神 は どのような 方 であるか 答 神 は 霊 であり(1) 存 在 (2) 栄 光 (3) 祝 福 (4) 完 全 (5) において 自 存 無 限 充 足 (6) 永 遠 - 2 -

(7) 不 変 (8) 知 り 尽 せない(9) どこにもおられる(10) 全 能 (11) 全 知 (12) 最 も 賢 く(13) 最 もきよく(14) 最 も 正 しく(15) 最 もあわれみあり 恵 みあり 怒 ることおそく いつくしみとま こととの 豊 かな 方 (16)である 1 ヨハネ4:24 2 出 エジプト3:14 ヤコブ11:7-9(*) *ヨブ11:7-9が 正 しい 3 行 伝 7:2 4 Ⅰテモテ6:15 5 マタイ5:48 6 創 世 17:1 7 詩 90:2 8 マラキ3:6 ヤコブ1:17 9 列 王 上 8:27 10 詩 139:1-13 11 黙 示 4:8 12 ヘブル4:13 詩 147:5 13 ロマ16:27 14 イザヤ6:3 黙 示 15:4 15 申 命 32:4 16 出 エジプト34:6 問 8 ひとりの 神 のほかにも 神 々があるか 答 ひとりの 神 のみがおられる それは 生 けるまことの 神 である(1) 1 申 命 6:4 Ⅰコリント8:4 6 エレミヤ10:10 問 9 神 には いくつの 人 格 があるか 答 神 には 三 つの 人 格 がある それは 父 と 子 と 聖 霊 であって これらの 三 つは 人 格 的 固 有 性 によって 区 別 されるけれども 本 質 において 同 一 であり 力 と 栄 光 において 同 等 な ひとり の まことの 永 遠 の 神 である(1) 1 Ⅰヨハネ5:7 マタイ3:16-17 28:19 Ⅱコリント13:14(*) ヨハネ10:30 * 欽 定 訳 が Ⅱコリント13:14であり 日 本 語 訳 ではⅡコリント13:13 問 10 神 の 三 人 格 の 人 格 的 固 有 性 は 何 であるか 答 子 を 生 むことは 父 に 固 有 であり(1) 父 から 生 まれることは 子 に 固 有 であり(2) 永 遠 か ら 父 と 子 から 出 ることは 聖 霊 に 固 有 である(3) 1 ヘブル1:5 6 8 2 ヨハネ1:14 18 3 ヨハネ15:26 ガラテヤ4:6 問 11 子 と 聖 霊 が 父 と 等 しい 神 であることは どのようにしてわかるか 答 聖 書 が 神 のみに 固 有 であるみ 名 (1) 属 性 (2) みわざ(3) 礼 拝 を(4) 子 と 聖 霊 に 帰 し て 彼 らが 父 と 等 しい 神 であることを 表 わしている 1 イザヤ6:3 5 8 (ヨハネ12:41 行 伝 28:25と 比 較 )(*) - 3 -

Ⅰヨハネ5:20 行 伝 5:3 4 *ヨハネ6:3,5,8をヨハネ12:41 行 伝 28:25と 比 較 2 ヨハネ1:1 イザヤ9:6 ヨハネ2:24 25 Ⅰコリント2:10 11 3 コロサイ1:16 創 世 1:2 4 マタイ28:19 Ⅱコリント13:14(*) * 欽 定 訳 が Ⅱコリント13:14であり 日 本 語 訳 ではⅡコリント13:13 3 神 の 聖 定 問 12 神 の 聖 定 とは 何 であるか 答 神 の 聖 定 とは 神 のみ 旨 の 計 画 (1)の 賢 く 自 由 な きよい 決 定 であり それによって 神 は 永 遠 から ご 自 身 の 栄 光 のために なにごとによらず 時 間 の 中 に 起 こってくるすべてのこと (2) 特 に み 使 と 人 間 に 関 することを 不 変 に 予 定 された 1 エペソ1:11 ロマ11:33 9:14 15 18 2 エペソ1:4 11 ロマ9:22 23 詩 33:11 問 13 神 は み 使 と 人 間 について 特 に 何 を 聖 定 されたか 答 神 は 永 遠 不 変 の 聖 定 によって 彼 の 全 くの 愛 から その 栄 光 ある 恵 みがたたえられるた め 定 められた 時 に 現 わされるように あるみ 使 を 栄 光 に 選 び(1) またキリストにあって ある 人 間 を 永 遠 の 生 命 と それへの 手 段 に 選 ばれた(2) また 彼 の 主 権 的 み 力 と (それによってみ 心 のままに 愛 顧 を 施 したり 差 控 えたりなさる)ご 自 身 のみ 旨 の 測 り 知 れない 計 画 に 従 って そ の 正 義 の 栄 光 がたたえられるように 残 りの 者 を 見 捨 て 彼 らの 罪 に 対 して 加 えられる 恥 と 怒 り にあらかじめ 定 められた(3) 1 Ⅰテモテ5:21 2 エペソ1:4-6 Ⅱテサロニケ2:13 14 3 ロマ9:17 18 21 22 マタイ11:25 26 Ⅱテモテ2:20 ユダ4 Ⅰペテロ2:8 問 14 神 は どのようにその 聖 定 を 実 行 されるか 答 神 は その 誤 ることのない 予 知 と ご 自 身 のみ 旨 の 自 由 で 不 変 な 計 画 に 従 い 創 造 と 摂 理 のわざにおいて その 聖 定 を 実 行 される(1) 1 エペソ1:11 4 創 造 問 15 創 造 のわざとは 何 であるか 答 創 造 のわざとは 神 がはじめに その 力 あるみ 言 葉 によって 無 から 世 界 とその 中 にある すべてのものを ご 自 身 のために 六 日 間 に すべてはなはだ 良 く 造 られたことである(1) 1 [ 創 世 1 章 ](*) ヘブル11:3 箴 言 16:4 * 括 弧 は 不 要 - 4 -

問 16 神 は どのようにみ 使 を 創 造 されたか 答 神 は すべてのみ 使 を(1) 死 ぬことなく(2) きよく(3) 知 識 においてすぐれ(4) 力 におい て 強 い(5) 霊 (6)として 神 の 命 令 を 実 行 し み 名 を 賛 美 し(7) しかも 変 化 しうるように(8) 造 られた 1 コロサイ1:16 2 マタイ22:30 3 マタイ25:31 4 サムエル 下 14:17 マタイ24:36 5 Ⅱテサロニケ1:7 6 詩 104:4 7 詩 103:20 21 8 Ⅱペテロ2:4 問 17 神 は どのように 人 間 を 創 造 されたか 答 神 は 他 のすべての 被 造 物 を 造 られたのちに 人 間 を 男 と 女 に 創 造 された(1) すなわち 男 の 体 を 土 のちりから(2) 女 を 男 の 肋 骨 から 形 づくり(3) 彼 らに 生 ける 理 性 のある 不 死 の 霊 魂 を 賦 与 し(4) 知 識 (5)と 義 と 聖 (6)とにおいてご 自 身 の 形 にかたどり(7) 彼 らの 心 にしるされ た 神 の 律 法 と(8) それを 成 就 する 力 とともに(9) 被 造 物 を 治 める 権 を 与 え(10) しかも 堕 落 しう るものに(11) 造 られた 1 創 世 1:27 2 創 世 2:7 3 創 世 2:22 4 創 世 2:7(ヨブ35:11 伝 道 12:7 マタイ10:28 ルカ23:43と 比 較 )(*) * 創 世 2:7を ヨブ35:11 伝 道 12:7 マタイ10:28 ルカ23:43と 比 較 5 コロサイ3:10 6 エペソ4:24 7 創 世 1:27 8 ロマ2:14 15 9 伝 道 7:29 10 創 世 1:28 11 創 世 3:6 伝 道 7:29 5 摂 理 問 18 神 の 摂 理 のわざとは 何 であるか 答 神 の 摂 理 のわざとは すべての 被 造 物 に 対 する 神 の 最 もきよい(1) 賢 い(2) 力 強 い 保 持 (3) と 統 治 (4)であり 全 被 造 物 とその 全 行 動 (5)を ご 自 身 の 栄 光 のために(6) 秩 序 づけられること である 1 詩 145:17 2 詩 104:24 イザヤ28:29 3 ヘブル1:3 4 詩 103:19 5 マタイ10:29-31 創 世 45:7-5 -

6 ロマ11:36 イザヤ63:14 問 19 み 使 に 対 する 神 の 摂 理 とは 何 であるか 答 神 はその 摂 理 によって ご 自 身 の 栄 光 のために あるみ 使 らが 自 ら 好 んで 回 復 できない ほどに 罪 と 滅 びに 陥 ること(1)を 許 し そのことと 彼 らのすべての 罪 を 限 定 し 配 置 された(2) ま た 残 りのみ 使 らを 聖 潔 と 幸 福 とに 確 立 された(3) そして み 心 のままに 彼 らすべてを 神 の 力 あわれみ 正 義 を 行 なうのに(4) 用 いられる(5) 1 ユダ6 Ⅱペテロ2:4 ヘブル12:16 ヨハネ8:44 2 ヨブ1:12 マタイ8:31 3 Ⅰテモテ5:21 マルコ8:38 ヘブル12:22 4 列 王 下 19:35 ヘブル1:14 5 詩 104:4 問 20 創 造 されたままの 状 態 の 人 間 に 対 する 神 の 摂 理 は 何 であったか 答 創 造 されたままの 状 態 の 人 間 に 対 する 神 の 摂 理 は 彼 を 楽 園 に 置 き それを 耕 すことを 命 じ 地 の 実 を 食 べる 自 由 を 与 え(1) 被 造 物 を 彼 の 支 配 下 におき(2) 彼 の 助 けのために 結 婚 を 定 め(3) 彼 にご 自 身 との 交 わりを 与 え(4) 安 息 日 を 制 定 し(5) 個 人 的 な 完 全 な 不 断 の 服 従 を 条 件 として 彼 と 命 の 契 約 を 立 て(6) 命 の 木 をその 保 証 とし(7) 死 を 罰 則 として 善 悪 を 知 る 木 から 取 って 食 べることを 禁 じられた(8)ことであった 1 創 世 2:8 15 16 2 創 世 1:28 3 創 世 2:18 4 創 世 1:26-29 3:8 5 創 世 2:3 6 ガラテヤ3:12 ロマ10:5 7 創 世 2:9 8 創 世 2:17 6 人 間 の 罪 と 罰 問 21 人 間 は 神 が 最 初 に 彼 を 創 造 されたその 状 態 を 続 けたか 答 わたしたちの 始 祖 は 彼 ら 自 身 の 意 志 の 自 由 にまかされていて サタンの 誘 惑 により 禁 じられた 木 の 実 を 食 べて 神 の 命 令 にそむき それによって 彼 らが 創 造 された 無 罪 の 状 態 から 堕 落 した(1) 1 創 世 3:6-8 13 伝 道 7:29 Ⅱコリント11:3 問 22 全 人 類 は その 最 初 の 違 反 において 堕 落 したか 答 公 人 としてのアダムと 結 ばれた 契 約 は 彼 自 身 だけでなく 彼 の 子 孫 のためにも 結 ばれて いて 普 通 の 出 生 によって 彼 から 出 る 全 人 類 は(1) その 最 初 の 違 反 において 彼 にあって 罪 を 犯 し 彼 と 共 に 堕 落 した(2) 1 行 伝 17:26-6 -

2 創 世 2:16 17(ロマ5:12-20 Ⅰコリント15:21 22と 比 較 )(*) * 創 世 2:16 17をロマ5:12-20 Ⅰコリント15:21 22と 比 較 問 23 堕 落 は 人 類 をどのような 状 態 にしたか 答 堕 落 は 人 類 を 罪 と 悲 惨 の 状 態 にした 1 ロマ5:12 3:23(*) * RCJ 訳 のロマ3:28は 間 違 い 問 24 罪 とは 何 であるか 答 罪 とは 理 性 的 被 造 者 に 規 準 として 与 えられた 神 のどの 律 法 にでも 少 しでもかなわない こと またそれを 犯 すことである(1) 1 Ⅰヨハネ3:4 ガラテヤ3:10 12 問 25 人 間 が 堕 落 したその 状 態 の 罪 性 は どの 点 にあるか 答 人 間 が 堕 落 したその 状 態 の 罪 性 とは アダムの 最 初 の 罪 のとがと(1) 彼 が 創 造 されたその 義 を 失 っていることと それによって 彼 が 霊 的 に 善 であるすべてのものに 全 く 嫌 気 がさし 不 能 となり 逆 らうものとなり すべての 悪 に 全 く それも 絶 えず 傾 いている 本 性 の 腐 敗 であ る(2) これは 普 通 に 原 罪 と 呼 ばれ すべての 現 実 の 違 反 がそれから 生 ずるのである(3) 1 ロマ5:12 19 2 ロマ3:10-20(*) エペソ2:1-3 ロマ5:6 8:7 8 創 世 6:5 * RCJ 訳 のロマ3:10-19は 間 違 い 3 ヤコブ1:14 15 マタイ15:19 問 26 原 罪 は どのようにしてわたしたちの 始 祖 からその 子 孫 に 伝 えられるか 答 原 罪 は わたしたちの 始 祖 からその 子 孫 に 自 然 的 出 生 によって 伝 えられる それゆえ に この 仕 方 で 彼 らから 生 まれ 出 るすべての 者 に 罪 のうちにはらまれ また 生 まれるのである (1) 1 詩 51:5(7) ヨブ14:4 15:14 ヨハネ3:6 問 27 堕 落 は 人 類 にどのような 悲 惨 をもたらしたか 答 堕 落 は 人 類 に 神 との 交 わりの 喪 失 と(1) 神 の 憤 りとのろいとをもたらした それゆえ に わたしたちは 生 まれながらにして 怒 りの 子 (2) サタンの 奴 隷 であり(3) この 世 と 来 世 とにお けるすべての 刑 罰 を 正 当 に 受 けるのである(4) 1 創 世 3:8 10 24 2 エペソ2:2 3 3 Ⅱテモテ2:26 4 創 世 2:17 哀 歌 3:39 ロマ6:23 マタイ25:41 46 ユダ7 問 28 この 世 における 罪 の 刑 罰 とは 何 であるか 答 この 世 における 罪 の 刑 罰 とは 内 的 には 心 の 硬 化 (1) 正 しからぬ 思 い(2) 迷 わす 力 (3) - 7 -

心 情 のかたくな(4) 良 心 の 恐 怖 (5) 恥 ずべき 情 欲 (6)であり 外 的 には わたしたちのために 被 造 物 に 下 された 神 ののろい(7) また わたしたちの 体 名 声 身 分 関 係 職 業 においてわたし たちに 降 りかかる 他 のすべての 害 悪 (8) また 死 そのものである(9) 1 エペソ4:18 2 ロマ1:28 3 Ⅱテサロニケ2:11 4 ロマ2:5 5 イザヤ33:14 創 世 4:13 マタイ27:4 6 ロマ1:26 7 創 世 3:17 8 申 命 28:15-68(*) *RCJ 訳 の 申 命 28:15-18は 間 違 い 9 ロマ6:21 23 問 29 来 世 における 罪 の 刑 罰 とは 何 であるか 答 来 世 における 罪 の 刑 罰 とは 楽 しい 神 のご 臨 在 からの 永 久 的 隔 離 と 永 遠 に 地 獄 の 火 の 中 で 間 断 なく 受 ける 魂 と 体 との 最 も 悲 痛 な 苦 悶 である(1) 1 Ⅱテサロニケ1:9 マルコ9:44 46 48(*) ルカ16:24 * RCJ 訳 のマルコ9:43,44,46,48は 間 違 い 7 神 の 救 い 問 30 神 は 全 人 類 を 罪 と 悲 惨 の 状 態 のうちに 滅 びるままにしておかれるか 答 神 はすべての 人 を 普 通 にわざの 契 約 (1)と 呼 ばれる 最 初 の 契 約 の 違 反 によって 陥 った 罪 と 悲 惨 の 状 態 のうちに 滅 びるままにしておかれず(2) その 全 くの 愛 とあわれみのゆえに 選 民 をそ こから 救 い 出 し 普 通 に 恵 みの 契 約 と 呼 ばれる 第 二 の 契 約 によって 救 いの 状 態 に 入 れられる( 3) 1 ガラテヤ3:10 12 2 Ⅰテサロニケ5:9 3 テトス3:4-7 ガラテヤ3:21 ロマ3:20-22 問 31 恵 みの 契 約 は だれと 結 ばれたか 答 恵 みの 契 約 は 第 二 のアダムとしてのキリスト また 彼 にあって 彼 の 子 孫 としてのすべ ての 選 民 と 結 ばれた(1) 1 ガラテヤ3:16 [ロマ5:15-21](*) イザヤ53:10 11 * RCJ 訳 の 括 弧 は 不 要 問 32 神 の 恵 みは 第 二 の 契 約 のうちに どのように 現 われているか 答 神 の 恵 みは 第 二 の 契 約 のうちに 次 のように 現 われている すなわち 神 は 罪 人 に 価 なしに 仲 保 者 と(1) 彼 による 命 と 救 いと(2)を 備 え 提 供 される また 彼 らを 彼 に 関 係 づける 条 件 として 信 仰 を 要 求 しながらも(3) すべての 選 民 に 聖 霊 (4)を 約 束 し 与 えて 他 のすべての 救 いの 恵 みと 共 に(5) その 信 仰 を 彼 らのうちに 造 り 出 させ(6) また 彼 らの 信 仰 (7)と 神 への 感 謝 (8) との 真 実 の 証 拠 であり 神 が 救 いのために 指 定 された 道 (9)でもあるすべての 清 い 従 順 (10)を 可 能 - 8 -

ならしめる 1 創 世 3:15 イザヤ42:6 ヨハネ6:27 2 Ⅰヨハネ5:11 12 3 ヨハネ3:16 1:12 4 箴 言 1:23 5 ガラテヤ5:22,23 6 Ⅱコリント4:13 7 ヤコブ2:18 22 8 Ⅱコリント5:14 15 9 エペソ2:18(*) *エペソ2:10が 正 しい 10 エゼキエル36:27 問 33 恵 みの 契 約 は 常 に 同 じやり 方 で 施 行 されたか 答 恵 みの 契 約 は 常 に 同 じやり 方 で 施 行 されたのではなく 旧 約 の 下 での 施 行 は 新 約 の 下 で のそれとは 違 っていた(1) 1 Ⅱコリント3:6-9 問 34 恵 みの 契 約 は 旧 約 の 下 では どのようにして 施 行 されたか 答 恵 みの 契 約 は 旧 約 の 下 では 約 束 (1) 預 言 (2) いけにえ(3) 割 礼 (4) 過 越 (5) その 他 の 型 や 規 定 によって 施 行 された それはみな やがて 来 たるべきキリストを 予 兆 したものであ り 選 民 を 約 束 のメシヤを 信 ずる 信 仰 に 教 育 するのに その 時 代 のために 十 分 であった(6) 彼 ら も 当 時 このメシヤによって 完 全 な 罪 のゆるしと 永 遠 の 救 いをえていた(7) 1 ロマ15:8 2 行 伝 3:20 24 3 ヘブル10:1 4 ロマ4:11 5 Ⅰコリント5:7 6 [ヘブル8,9,10 章 ](*) 11:13 * 括 弧 は 不 要 7 ガラテヤ3:7-9 14 問 35 恵 みの 契 約 は 新 約 の 下 では どのようにして 施 行 されたか 答 本 体 であるキリストが 現 われた 新 約 の 下 では この 同 じ 恵 みの 契 約 は 昔 も 今 も み 言 葉 の 宣 教 (1)と 洗 礼 (2)と 主 の 晩 餐 (3)の 礼 典 の 執 行 によって 施 行 されねばならない ここでは 恵 みと 救 いが 一 層 完 全 明 確 効 果 的 に 万 国 民 に 提 供 されている(4) 1 マルコ16:15 2 マタイ28:19 20 3 Ⅰコリント11:23-25 4 Ⅱコリント3:6-18 ヘブル8:6 10 11 マタイ28:19 等 (*) * 等 は 不 要 8 仲 保 者 - 9 -

問 36 恵 みの 契 約 の 仲 保 者 は だれであるか 答 恵 みの 契 約 の 唯 一 の 仲 保 者 は 主 イエス キリストである(1) 彼 は 神 の 永 遠 のみ 子 み 父 と 同 質 同 等 でありながら(2) 時 満 ちて 人 となられた(3) それで 昔 も 今 も 引 き 続 き 永 遠 に 二 つ の 完 全 な 異 なった 性 質 と 一 つの 人 格 をもつ 神 にして 人 であられる(4) 1 Ⅰテモテ2:5 2 ヨハネ1:1 14 10:30 ピリピ2:6 3 ガラテヤ4:4 4 ルカ1:35 ロマ9:5 コロサイ2:9 ヘブル7:24 25 問 37 キリストは どのようにして 神 のみ 子 でありながら 人 となられたか 答 神 のみ 子 キリストは 聖 霊 の 力 により 処 女 マリヤの 本 質 をとって 彼 女 の 胎 に 宿 り 彼 女 から 生 まれて(1) 真 実 の 体 と 理 性 的 霊 魂 をとることによって(2) 人 となられた しかも 罪 がな かった(3) 1 ルカ1:27 31 35 42(*) *RCJ 訳 は ガラテヤ4:4が 抜 けている 2 ヨハネ1:14 マタイ26:38 3 ヘブル4:15 7:26 問 38 仲 保 者 は なぜ 神 でなくてはならなかったのか 答 仲 保 者 は 人 間 の 本 性 を 神 の 無 限 の 怒 りと 死 の 力 の 下 に 沈 み 切 らぬように 支 え 防 ぐため( 1) ご 自 身 の 苦 難 と 服 従 と 執 成 しを 価 値 あり 効 果 あるものとするため(2) また 神 の 正 義 を 満 足 さ せ(3) 神 の 好 意 を 獲 得 し(4) 特 選 の 民 を 買 いとり(5) 彼 らにみたまを 与 え(6) 彼 らのすべての 敵 を 征 服 し(7) 彼 らを 永 遠 の 救 いに 導 くために(8) 神 でなくてはならなかったのである 1 行 伝 2:24 25 ロマ1:4 (ロマ4:25と 比 較 )(*) ヘブル9:14 *ロマ1:4とロマ4:25を 比 較 2 行 伝 20:28 ヘブル9:14 7:25-28 3 ロマ3:24-26 4 エペソ1:6 マタイ3:17 5 テトス2:13 14 6 ガラテヤ4:6 7 ルカ1:68 69 71 74 8 ヘブル5:8 9 9:11-15(*) *1648 年 版 は 9:11-16と 表 記 されている 問 39 仲 保 者 は なぜ 人 でなくてはならなかったのか 答 仲 保 者 は わたしたちの 本 性 を 向 上 させ(1) わたしたちのために 人 間 性 において 律 法 へ の 服 従 をなしとげ(2) 苦 しみを 受 け 執 成 しをなし(3) わたしたちの 弱 さを 思 いやるために( 4) また わたしたちが 神 の 子 たる 身 分 を 授 けられ(5) 慰 められ はばかることなく 恵 みのみ 座 に 近 づくために(6) 人 でなくてはならなかったのである 1 ヘブル2:16 2 ガラテヤ4:4 3 ヘブル2:14 7:24 25 4 ヘブル4:15 5 ガラテヤ4:5-10 -

6 ヘブル4:16 問 40 仲 保 者 は なぜ 一 人 格 において 神 でも 人 でもなければならなかったのか 答 神 と 人 を 和 解 させる 仲 保 者 は それぞれの 性 質 の 固 有 のわざが 全 人 格 のわざとして わた したちのために 受 け 入 れられ(1) また わたしたちからより 頼 まれるために 自 ら 神 でも 人 でも あり しかも 一 人 格 においてそうでなければならなかったのである(2) 1 マタイ1:21 23 3:17 ヘブル9:14 2 Ⅰペテロ2:6 問 41 わたしたちの 仲 保 者 は なぜイエスと 名 づけられたのか 答 わたしたちの 仲 保 者 がイエスと 名 づけられたのは ご 自 分 の 民 をそのもろもろの 罪 から 救 うからであった(1) 1 マタイ1:21 問 42 わたしたちの 仲 保 者 は なぜキリストと 名 づけられたのか 答 わたしたちの 仲 保 者 がキリストと 名 づけられたのは 聖 霊 を 限 りなく 注 がれて(1) 低 い 状 態 においても 高 い 状 態 においても その 教 会 の 預 言 者 (2) 祭 司 (3) 王 (4)の 職 務 を 果 たすために 聖 別 され すべての 権 威 と 力 を 完 全 に 与 えられたからである(5) 1 ヨハネ3:34 詩 45:7 2 行 伝 3:21 22 ルカ4:18 21 3 ヘブル5:5-7 4:14,15 4 詩 2:6 マタイ21:5 イザヤ9:6 7 ピリピ2:8-11 5 ヨハネ6:27 マタイ28:18-20 問 43 キリストは どのようにして 預 言 者 の 職 務 を 果 たされるか 答 キリストは すべての 時 代 に 彼 のみたまとみ 言 葉 によって(1) いろいろの 施 行 方 法 で( 2) 教 会 員 の 建 徳 と 救 いについてのすべての 事 柄 において(3) 神 のあますところのないみ 旨 (4)を 教 会 に 示 す(5)ことによって 預 言 者 の 職 務 を 果 たされる 1 Ⅰペテロ1:10-12 2 ヘブル1:1 2 3 行 伝 20:32 エペソ4:11-13 ヨハネ20:31 4 ヨハネ15:15 5 ヨハネ1:18 問 44 キリストは どのようにして 祭 司 の 職 務 を 果 たされるか 答 キリストは ご 自 身 を 傷 のないいけにえとして 一 度 だけ 神 にささげて(1) 彼 の 民 の 罪 のた めの 和 解 となる(2)ことにより また 彼 らのために 絶 えず 執 成 しをする(3)ことによって 祭 司 の 職 務 を 果 たされる 1 ヘブル9:14 28 2 ヘブル2:17 3 ヘブル7:25-11 -

問 45 キリストは どのようにして 王 の 職 務 を 果 たされるか 答 キリストは 世 から 一 つの 民 をご 自 身 のもとに 召 し 出 すこと(1) 彼 が 彼 らを 可 見 的 に 支 配 する(2) 手 段 である 役 員 (3)と 律 法 (4)と 戒 規 とを 彼 らに 与 えることにより その 選 民 に 救 いの 恵 み を 授 けること(5) 彼 らの 服 従 に 報 いること(6) 彼 らを 罪 のために 正 すこと(7) 彼 らのすべての 誘 惑 と 苦 難 の 下 で 彼 らを 守 り 支 えること(8) 彼 らのすべての 敵 を 抑 制 し 征 服 すること(9) ご 自 身 の 栄 光 (10)と 彼 らの 益 (11)のためにすべての 事 柄 を 力 強 く 統 御 することにより また 神 を 認 め ず 福 音 に 従 わないその 他 の 人 々に 報 復 する(12)ことによって 王 の 職 務 を 果 たされる 1 行 伝 15:14-16 イザヤ55:4 5 創 世 49:10 詩 110:3 2 マタイ18:17 18 Ⅰコリント5:4 5 3 エペソ4:11 12 Ⅰコリント12:28 4 イザヤ32:22 5 行 伝 5:31 6 黙 示 22:12 2:10 7 黙 示 3:19 8 イザヤ63:9 9 Ⅰコリント15:25 詩 110 篇 10 ロマ14:10 11 11 ロマ8:28 12 Ⅱテサロニケ1:8 9 詩 2:8 9 問 46 キリストの 低 い 状 態 とは 何 であったか 答 キリストの 低 い 状 態 とは 彼 がわたしたちのために 自 らその 栄 光 をむなしくし 胎 に 宿 ら れたこと 出 生 生 涯 死 において またその 死 後 も 復 活 まで 自 分 の 上 にしもべの 形 をとっ た あのいやしい 状 態 であった(1) 1 ピリピ2:6-8 ルカ1:31 Ⅱコリント8:9 行 伝 2:24 問 47 キリストは 胎 に 宿 られたことと 出 生 において どのようにしてご 自 身 を 低 くされた か 答 キリストは 胎 に 宿 られたことと 出 生 において 彼 は 全 くの 永 遠 からみ 父 のふところにい る 神 のみ 子 でありながら 時 満 ちて 低 い 身 分 の 女 によって 成 り 彼 女 から 生 まれ そして 普 通 以 上 の 屈 辱 的 ないろいろな 境 遇 をすごす 人 の 子 となることをよしとされたことによって ご 自 身 を 低 くされた(1) 1 ヨハネ1:14 18 ガラテヤ4:4 ルカ2:7 問 48 キリストは その 生 涯 において どのようにしてご 自 身 を 低 くされたか 答 キリストは その 生 涯 において 律 法 に 服 従 して(1) それを 完 全 に 成 就 した(2)ことによ り また 人 間 性 に 共 通 なものであれ 特 に 彼 のあの 低 い 状 態 に 伴 うものであれ(3) この 世 のはず かしめ(4) サタンの 誘 惑 (5) 肉 の 弱 さと 戦 うことによって ご 自 身 を 低 くされた 1 ガラテヤ4:4 2 マタイ5:17 ロマ5:19 3 ヘブル2:17 18 4:15 イザヤ52:13 14-12 -

4 詩 22:6 ヘブル12:2 3 5 マタイ4:1-12 ルカ4:13 問 49 キリストは その 死 において どのようにしてご 自 身 を 低 くされたか 答 キリストは その 死 において ユダに 裏 切 られ(1) 弟 子 たちに 捨 てられ(2) 世 から 軽 べつ 拒 絶 され(3) ピラトによって 罪 に 定 められ 迫 害 者 たちに 虐 待 された(4) 後 また 死 の 恐 れや 暗 黒 の 力 と 戦 い 神 のみ 怒 りの 重 さを 感 じ 耐 えた(5) 後 罪 のための 供 え 物 として(6) 十 字 架 の 苦 しい 恥 ずかしい のろわれた 死 を 耐 え 忍 んでその 命 を 捨 てた(7)ことによって ご 自 身 を 低 くさ れた 1 マタイ27:4 2 マタイ26:56 3 イザヤ53:2 3 4 マタイ27:26-50 ヨハネ19:34 5 ルカ22:44 マタイ27:46 6 イザヤ53:10 7 ピリピ2:8 ヘブル12:2 ガラテヤ3:13 問 50 キリストの 死 後 の 低 い 状 態 は どの 点 にあったか 答 キリストの 死 後 の 低 い 状 態 は 彼 が 葬 られたこと(1)と 三 日 目 まで 死 者 の 状 態 にあって 死 の 力 の 下 にとどまっていたこと(2) すなわち 陰 府 に 下 った という 言 葉 で 従 来 表 明 されていたこ とであった 1 Ⅰコリント15:3 4 2 詩 16:10 行 伝 2:24-27 31(*) ロマ6:9 マタイ12:40 * 詩 16:10を 行 伝 2:24-27 31と 比 較 のこと 問 51 キリストの 高 い 状 態 とは 何 であったか 答 キリストの 高 い 状 態 は 彼 の 復 活 (1) 昇 天 (2) み 父 の 右 に 座 していること(3) 世 をさばく ための 再 臨 (4)を 含 んでいる 1 Ⅰコリント15:4 2 マルコ16:19 3 エペソ1:20 4 行 伝 1:11 17:31 問 52 キリストは その 復 活 において どのようにして 高 くされたか 答 キリストは その 復 活 において 次 のように 高 くされた すなわち キリストは 死 において 朽 ち 果 てず( 彼 が 死 に 支 配 されているはずはなかったからである(1)) 彼 が 受 難 したのと 全 く 同 じ 本 質 的 属 性 をもったままの(2)(しかしこの 生 涯 に 属 する 死 滅 性 や 他 の 共 通 の 弱 さはもたない) 体 が 真 実 に 彼 の 霊 魂 に 結 合 されて(3) ご 自 身 の 力 により 三 日 目 に 死 人 の 中 から 甦 えられた (4) そのことによって 彼 は ご 自 分 を 神 の 子 であり(5) 神 の 義 を 満 足 させており(6) 死 と 死 の 力 をもつ 者 とに 打 ち 勝 っており(7) また 生 者 と 死 者 の 主 である と 宣 言 された(8) 彼 はこれら すべてのことを その 教 会 の 首 (かしら)(9)としての 公 人 (10)として 教 会 員 を 義 とし(1 1) 恵 みに 生 かし(12) 敵 から 守 り(13) また 彼 らが 終 りの 日 に 死 人 の 中 から 復 活 することを 保 証 する(14)ために なされたのである - 13 -

1 行 伝 2:24 27 2 ルカ24:39 3 ロマ6:9 黙 示 1:18 4 ヨハネ10:18 5 ロマ1:4 6 ロマ8:34 7 ヘブル2:14 8 ロマ14:9 9 エペソ1:20 22 23 コロサイ1:18 10 Ⅰコリント15:21 22 11 ロマ4:25 12 エペソ2:1 5:6 コロサイ2:12 13 Ⅰコリント15:25-27 14 Ⅰコリント15:20 問 53 キリストは その 昇 天 において どのように 高 くされたか 答 キリストは その 昇 天 において 次 のように 高 くされた すなわち 復 活 の 後 たびたび 使 徒 たちに 現 われて 交 わり 彼 らに 神 の 国 にかかわることを 語 り(1) 万 国 民 に 福 音 を 宣 べ 伝 える べき 命 令 を 与 え(2) 復 活 後 四 十 日 たって 人 間 性 において わたしたちの 首 (かしら)として (3) 敵 に 打 ち 勝 って(4) 可 見 的 に 最 高 の 天 にのぼられた そこで 人 々のために 賜 物 を 受 け(5) そ こへわたしたちの 心 をひき 上 げ(6) わたしたちのために 場 所 を 用 意 する(7)ためである 彼 ご 自 身 今 そこにおられ 世 の 終 りの 再 臨 までい 続 けられる(8) 1 行 伝 1:2 3 2 マタイ28:19 20 3 ヘブル6:20 4 エペソ4:8 5 行 伝 1:9-11 エペソ4:10 詩 68:18(19) 6 コロサイ3:1 2 7 ヨハネ14:3 8 行 伝 3:21 問 54 キリストは 神 の 右 に 座 していることにおいて どのようにして 高 くされているか 答 キリストは 神 の 右 に 座 していることにおいて 次 のように 高 くされている すなわち 彼 は 神 人 として 満 ちあふれる 喜 び(1) 栄 光 (2) また 天 地 のすべてのものを 治 める 権 威 (3)を もって 父 なる 神 の 最 高 の 愛 顧 に 入 れられ(4) 彼 の 教 会 を 集 め 守 り 彼 らの 敵 を 征 服 し その 役 員 と 民 に 賜 物 と 恵 みを 与 え(5) また 彼 らのために 執 り 成 される(6) 1 行 伝 2:28( 詩 16:11と 比 較 )(*) * 行 伝 2:28と 詩 16:11を 比 較 2 ヨハネ17:5 3 エペソ1:22 Ⅰペテロ3:22 4 ピリピ2:9 5 エペソ4:10-12 詩 110 篇 6 ロマ8:34-14 -

問 55 キリストは どのようにして 執 り 成 されるか 答 キリストは 次 のようにして 執 り 成 される すなわち 地 上 での 彼 の 従 順 と 犠 牲 のいさお しによって(1) わたしたちの 性 質 において 絶 えず 天 にいますみ 父 の 前 に 出 ること(2) そのいさお しをすべての 信 者 に 適 用 するという 彼 のみ 心 を 宣 言 すること(3) 彼 らに 対 するすべての 訴 えに 答 えること(4) 彼 らのために 日 ごとの 失 敗 にもかかわらず 平 和 な 良 心 (5)と はばかることなく 恵 みのみ 座 に 近 づくこと(6)と 彼 ら 自 身 (7)とその 奉 仕 (8)が 受 け 入 れられることを 獲 得 して 下 さる ことによってである 1 ヘブル1:3 2 ヘブル9:12 24 3 ヨハネ3:16 17:9 20 24 4 ロマ8:33 34 5 ロマ5:1 2 Ⅰヨハネ2:1 2 6 ヘブル4:16 7 エペソ1:6 8 Ⅰペテロ2:5 問 56 キリストは 世 をさばくための 再 臨 において どのようにして 高 くされるか 答 キリストは 世 をさばくための 再 臨 において 次 のように 高 くされる すなわち よこしま な 人 々によって 不 正 にさばかれ 罪 に 定 められた(1) 彼 が 終 りの 日 に 大 いなる 力 をもち(2) ご 自 身 とみ 父 との 栄 光 の 全 き 現 われをもって 聖 なるすべてのみ 使 たちと 共 に(3) 叫 びと 天 使 のか しらの 声 と 神 のラッパの 鳴 り 響 くうちに(4) 義 をもってこの 世 界 をさばくために(5) 再 臨 される 1 行 伝 3:14 15 2 マタイ24:30 3 ルカ9:26 マタイ25:31 4 Ⅰテサロニケ4:16 5 行 伝 17:31 問 57 キリストは 彼 の 仲 保 によって どのような 利 益 を 獲 得 されたか 答 キリストは 彼 の 仲 保 によって あがない(1)と 恵 みの 契 約 の 他 のすべての 利 益 (2)とを 獲 得 された 1 ヘブル9:12 2 Ⅱコリント1:20 9 贖 罪 の 適 用 問 58 わたしたちは どのようにして キリストが 獲 得 された 利 益 にあずかる 者 とされるよう になるか 答 わたしたちは キリストが 獲 得 された 利 益 を わたしたちに 適 用 されることによって(1) それにあずかる 者 とされる それは 特 に 聖 霊 なる 神 のみわざである(2) 1 ヨハネ1:11 12 2 テトス3:5 6-15 -

1 外 的 召 命 と 可 見 教 会 問 59 だれが キリストのあがないにあずかる 者 とされるか 答 あがないは キリストがそれを 買 いとられたすべての 人 々に 確 実 に 適 用 され 有 効 に 伝 達 される(1) 彼 らは 時 が 来 て 聖 霊 により 福 音 に 従 って キリストを 信 じることができるよ うにされる(2) 1 エペソ1:13,14 ヨハネ6:37,39 10:15,16 2 エペソ2:8 Ⅱコリント4:13 問 60 福 音 を 聞 いたことがなく 従 ってイエス キリストを 知 らず 彼 を 信 じない 人 々は 本 性 の 光 による 彼 らの 生 活 によって 救 われることができるか 答 福 音 を 聞 いたことがなく(1) イエス キリストを 知 らず(2) 彼 を 信 じない 人 々は 本 性 の 光 (3)や 自 分 の 告 白 するその 宗 教 のおきて(4)に 従 って 生 活 を 形 成 するのに どれほど 熱 心 であっ ても 救 われることはできない(5) また キリストおひとりのほか 他 の 何 物 にも 彼 らの 救 いは ない(6) キリストはその 体 なる 教 会 のみの 救 い 主 であられる(7) 1 ロマ10:14 2 Ⅱテサロニケ1:8,9 エペソ2:12 ヨハネ1:10-12 3 Ⅰコリント1:20-24 4 ヨハネ4:22 ロマ9:31,32 ピリピ3:4-9 5 ヨハネ8:24 マルコ16:16 6 行 伝 4:12 7 エペソ5:23 問 61 福 音 を 聞 き 教 会 生 活 をする 者 は みな 救 われるか 答 福 音 を 聞 き 見 える 教 会 の 生 活 をする 者 が みな 救 われるのではない ただ 見 えない 教 会 の 真 の 会 員 である 者 のみが 救 われる(1) 1 ヨハネ12:38-40 ロマ9:6 マタイ22:14 7:21 ロマ11:7 問 62 見 える 教 会 とは 何 であるか 答 見 える 教 会 とは 世 のすべての 時 代 すべての 場 所 にあって 真 の 宗 教 を 告 白 するすべて の 者 と(1) 彼 らの 子 供 たち(2)とから 成 る 一 つの 社 会 である 1 Ⅰコリント1:2 12:13 ロマ15:9-12 黙 示 7:9 詩 2:8 22:27-31(28-32) 45:17(18) マタイ28:19 20 イザヤ59:21 2 Ⅰコリント7:14 行 伝 2:39 ロマ11:16 創 世 17:7 問 63 見 える 教 会 の 特 別 な 特 権 とは 何 であるか 答 見 える 教 会 は 神 の 特 別 な 配 慮 と 統 治 の 下 にあること(1) すべての 敵 の 反 抗 にもかかわら ず すべての 時 代 に 保 護 され 保 存 されること(2) 聖 徒 の 交 わりと 救 いの 普 通 の 手 段 (3)と だ れでもキリストを 信 ずる 者 は 救 われ(4) 彼 にくる 者 は 一 人 も 除 外 されないということ(5)を 証 しす - 16 -

る 福 音 の 奉 仕 における 全 会 員 へのキリストによる 恵 みの 提 供 とを 受 けることの 特 権 をもってい る 1 イザヤ4:5 6 Ⅰテモテ4:10 2 詩 115 篇 イザヤ31:4,5 ゼカリヤ12:2-4,8,9 3 行 伝 2:39,42 4 詩 147:19,20 ロマ9:4 エペソ4:11,12 マルコ16:15,16 5 ヨハネ6:37 問 64 見 えない 教 会 とは 何 であるか 答 見 えない 教 会 とは 首 (かしら)なるキリストの 下 に 過 去 現 在 未 来 を 通 して 一 つ に 集 められる 選 民 の 全 員 である(1) 1 エペソ1:10,22,23 ヨハネ10:16 11:52 2 不 可 見 教 会 と 聖 霊 の 恵 み 問 65 見 えない 教 会 の 会 員 は キリストによって どんな 特 別 の 利 益 を 受 けるか 答 見 えない 教 会 の 会 員 は キリストによって 恵 みと 栄 光 とにおいて 彼 との 結 合 と 交 わりを 受 ける(1) 1 ヨハネ17:21 エペソ2:5,6 ヨハネ17:24 問 66 選 民 がえるキリストとの 結 合 とは 何 であるか 答 選 民 がえるキリストとの 結 合 とは 神 の 恵 みのみわざであって(1) それによって 彼 らは 首 (かしら)であり 夫 であるキリストに 霊 的 に 神 秘 的 に しかも 現 実 に 分 離 できないよう に 結 合 されるのである(2) それは 彼 らの 有 効 召 命 においてなされる(3) 1 エペソ1:22 2:6-8 2 Ⅰコリント6:17 ヨハネ10:28 エペソ5:23,30 3 Ⅰペテロ5:10 Ⅰコリント1:9 問 67 有 効 召 命 とは 何 であるか 答 有 効 召 命 とは 神 の 全 能 の 力 と 恵 みのみわざであって(1) それによって 神 は( 選 民 に 対 す る 自 由 な 特 別 な 愛 からであって 神 をその 方 へ 動 かす 彼 らのうちにある 何 ものからでもない)( 2) よしとせられる 時 に み 言 葉 とみたまによって イエス キリストヘ 彼 らを 招 き 寄 せ(3) 彼 らの 心 を 救 うように 啓 蒙 し(4) 彼 らの 意 志 を 新 たにして 力 強 く 決 定 し(5) このようにして 彼 ら が( 自 ら 罪 によって 死 んだ 者 だけれども) 彼 の 召 命 に 自 由 に 答 え そこに 提 供 され 伝 達 される 恵 みを 受 け 奉 じることを 欲 し またできるようにされるのである(6) 1 ヨハネ5:25 エペソ1:18-20 Ⅱテモテ1:8,9 2 テトス3:4,5 エペソ2:4,5,7-9 ロマ9:11 3 Ⅱコリント5:20(Ⅱコリント6:1 2と 比 較 ) ヨハネ6:44 Ⅱテサロニケ2:13,14 4 行 伝 26:18 Ⅰコリント2:10,12 5 エゼキエル11:19 36:26,27 ヨハネ6:45 6 エペソ2:5 ピリピ2:13 申 命 30:6-17 -

問 68 選 民 のみが 有 効 に 召 命 されるのか 答 すべての 選 民 そして 選 民 のみが 有 効 に 召 命 される(1) 他 の 者 でも み 言 葉 の 奉 仕 に よって 外 的 に 召 命 され(2) みたまのある 程 度 の 一 般 的 働 きをうけられるし またしばしばうける けれども(3) 彼 らは 提 供 された 恵 みを 故 意 に 無 視 し 軽 蔑 するために 彼 らの 不 信 仰 の 中 に 当 然 捨 ておかれて 決 して 真 実 にイエス キリストにくることをしないのである(4) 1 行 伝 13:48 2 マタイ22:14 3 マタイ7:22 13:20,21 ヘブル6:4-6(*) * ヘブル6:4-5が 正 しい 4 ヨハネ12:38-40 行 伝 28:25-27 ヨハネ6:6465 詩 81:1112 問 69 見 えない 教 会 の 会 員 がキリストともつ 恵 みの 交 わりとは 何 であるか 答 見 えない 教 会 の 会 員 がキリストともつ 恵 みの 交 わりとは 彼 らが 義 とされること(1) 子 と されること(2) 聖 とされること またその 他 この 世 でキリストとの 結 合 を 示 すすべてのものにお いて(3) キリストの 仲 保 の 力 にあずかることである 1 ロマ8:30 2 エペソ1:5 3 Ⅰコリント1:30 問 70 義 とされることとは 何 であるか 答 義 とされることとは 罪 人 に 対 して 価 なしに 与 えられる 神 の 恵 みの 行 為 であって(1) 神 は それによって 彼 らのすべての 罪 をゆるし 彼 らの 人 格 をみ 前 に 義 として 受 け 認 められる(2) そ れは 彼 らのうちに 生 じたり 彼 らによってなされる 何 かのためではなく(3) ただ 神 によって 彼 らに 転 嫁 され またただ 信 仰 によって 受 けられる(4)キリストの 完 全 な 服 従 と 十 分 な 賠 償 のためで ある(5) 1 ロマ3:22,24,25(*) ロマ4:5(**) * ロマ3:23-25が 正 しい ** 松 谷 好 明 訳 にはなし 2 Ⅱコリント5:19,21 ロマ3:22,24,25,27,28 3 テトス3:5,7 エペソ1:7 4 行 伝 10:43 ガラテヤ2:16 ピリピ3:9 4 ロマ5:17-19 ロマ4:6-8 問 71 義 とされることは どのようにして 価 なしに 与 えられる 神 の 恵 みの 行 為 なのか 答 キリストは 義 とされる 者 のために その 服 従 と 死 によって 神 の 義 に 対 してふさわしく 真 実 で 十 分 な 賠 償 をされたけれども(1) しかし 神 は 彼 らから 要 求 したはずの 賠 償 を 保 証 人 から 受 け しかもこの 保 証 人 として 神 ご 自 身 のひとり 子 を 備 えて(2) 彼 の 義 を 彼 らに 転 嫁 し(3) 彼 らを 義 とするためには それもまた 神 の 賜 物 (4)である 信 仰 以 外 の 何 ものをも 彼 らからは 要 求 なさ らない(5)のだから 彼 らが 義 とされることは 彼 らにとって 価 なしに 与 えられる 恵 みによるの である(6) 1 ロマ5:8-10,19 2 Ⅰテモテ2:5 6 ヘブル10:10 マタイ20:28 ダニエル9:24,26-18 -

イザヤ53:4-6,10-12 ヘブル7:22 ロマ8:32 Ⅰペテロ1:18,19 3 Ⅱコリント5:21 4 エペソ2:8 5 ロマ3:24,25 6 エペソ1:7 問 72 義 とする 信 仰 とは 何 であるか 答 義 とする 信 仰 とは 神 のみ 霊 (1)とみ 言 葉 (2)とによって 罪 人 の 心 情 に 働 く 一 つの 救 いの 恵 み である(3) それによって 彼 は 自 分 の 罪 と 悲 惨 について また 失 われた 状 態 から 回 復 する 力 が 自 らの 中 にも 他 のすべての 被 造 物 の 中 にもないことについて 確 信 させられ(4) 福 音 の 約 束 の 真 理 に 同 意 するのみではなく(5) 罪 のゆるしのため(6) また 救 いのために 神 のみ 前 に 自 分 の 人 格 を 義 として 受 け 認 められるために(7) 福 音 の 中 に 提 示 されているキリストとその 義 を 受 け 入 れ より 頼 むのである 1 Ⅱコリント4:13 エペソ1:17-19 2 ロマ10:14 17 3 ヘブル10:39 4 行 伝 2:37 16:30 ヨハネ16:8,9 ロマ5:6 エペソ2:1 行 伝 4:12 5 エペソ1:13 6 ヨハネ1:12 行 伝 16:31 10:43 7 ピリピ3:9 行 伝 15:11 問 73 信 仰 は どのようにして 罪 人 を 神 のみ 前 に 義 とするか 答 信 仰 が 罪 人 を 神 のみ 前 に 義 とするのは 信 仰 に 常 に 伴 う 他 の 恵 みのゆえにでもなく 信 仰 の 実 である 善 行 のゆえにでもなく(1) また 信 仰 の 恵 みとか 信 仰 による 何 らかの 行 為 とかが 彼 を 義 とするために 彼 に 転 嫁 されるというのでもなく(2) 信 仰 は 罪 人 がキリストとその 義 とを 受 け 適 用 される 手 段 だからにすぎない(3) 1 ガラテヤ3:11 ロマ3:28 2 ロマ4:5(ロマ10:10と 比 較 )(*) * ロマ4:5とロマ10:10を 比 較 3 ヨハネ1:12 ピリピ3:9 ガラテヤ2:16 問 74 子 とすることとは 何 であるか 答 子 とすることとは 神 のひとり 子 イエス キリストにおいて またキリストのゆえに(1) 価 なしに 与 えられる 神 の 恵 みの 行 為 であって(2) それによって 義 とされた 者 はみな 神 の 子 の 数 に 入 れられ(3) み 名 を 記 され(4) 神 のみ 子 の 霊 を 与 えられ(5) 父 としての 神 の 保 護 と 配 慮 の 下 に 置 かれ(6) 神 の 子 の 自 由 と 特 権 をことごとく 許 され すべての 約 束 をつぐ 者 また 栄 光 の 中 にキリストと 共 同 の 相 続 人 とされるのである(7) 1 エペソ1:5 ガラテヤ4:4,5 2 Ⅰヨハネ3:1 3 ヨハネ1:12 4 Ⅱコリント6:18 黙 示 3:12 5 ガラテヤ4:6 6 詩 103:13 箴 言 14:26 マタイ6:32-19 -

7 ヘブル6:12 ロマ8:17 問 75 聖 とすることとは 何 であるか 答 聖 とすることとは 神 の 恵 みのみわざであって それによって きよくなるようにと 神 が 世 の 造 られる 前 から 選 んでおられた 者 たちが 時 至 って キリストの 死 と 復 活 を 彼 らに 適 用 する(1) みたまの 力 強 い 働 きにより(2) 神 の 形 に 従 い 全 人 を 新 たにされる(3) それは 命 に 至 る 悔 改 めの 種 と 他 のすべての 救 いの 恵 みを 彼 らの 心 に 入 れ(4) 彼 らがますます 罪 に 死 に 新 しい 命 に 生 き かえって 行 くように(5) これらの 恵 みをかき 立 て 増 し 加 え 強 めるのである(6) 1 ロマ6:4-6 2 エペソ1:4 Ⅰコリント6:11 Ⅱテサロニケ2:13 3 エペソ4:23,24 4 行 伝 11:18 Ⅰヨハネ3:9 5 ロマ6:4,6,14 ガラテヤ5:24 6 ユダ20 ヘブル6:11,12 エペソ3:16-19 コロサイ1:10,11 問 76 命 に 至 る 悔 改 めとは 何 であるか 答 命 に 至 る 悔 改 めとは 神 のみたま(1)とみ 言 葉 (2)によって 罪 人 の 心 情 に 働 く 一 つの 救 いの 恵 みである(3) それによって 彼 は 自 分 の 罪 について その 危 険 さばかりでなく(4) その 汚 らわし さやいとわしさを 知 り 自 覚 し(5) また 後 悔 している 者 へのキリストにある 神 のあわれみをも 悟 っ て(6) 大 いに 罪 を 悲 しみ(7) 憎 む(8)ので 全 くそれを 捨 てて 神 に 帰 り(9) 新 しい 服 従 の 道 をいつ も 神 と 共 に 歩 むように 目 差 し 努 力 するのである(10) 1 ゼカリヤ12:10 2 行 伝 11:18,20,21 3 Ⅱテモテ2:25 4 エゼキエル18:28,30,32 ルカ15:17,18 ホセア2:6,7(2:8,9) 5 エゼキエル36:31 イザヤ30:22 6 ヨエル2:12,13 7 エレミヤ31:18,19 8 Ⅱコリント7:11 9 行 伝 26:18(*) エゼキエル14:6 列 王 上 8:47,48 * 1648 年 版 の26:28は 誤 植 10 詩 119:6,59,128 ルカ1:6 列 王 下 23:25 問 77 義 とすることと 聖 とすることとは どこが 違 っているか 答 聖 とすることは 義 とすることと 分 かつことのできないように 結 合 しているが(1) それで も 次 の 点 で 違 っている 義 とすることにおいて 神 はキリストの 義 を 転 嫁 するのであるが(2) 聖 とすることにおいては みたまが 恵 みを 注 いで それを 用 いることができるようにする(3) 前 者 では 罪 がゆるされるのであるが(4) 後 者 では 罪 が 征 服 される(5) 一 方 は すべての 信 者 を 神 の 報 復 的 怒 りから 一 様 に 解 放 するのであり しかもこの 世 でそれを 完 全 になし 決 して 彼 らが 罪 に 定 められないようにする(6) ところが 他 方 は すべての 人 に 同 様 にでなく(7) まただれの 場 合 でも この 世 では 完 成 しないで(8) ただ 完 成 へと 成 長 するのである(9) 1 Ⅰコリント6:11 1:30 2 ロマ4:6,8-20 -

3 エゼキエル36:27 4 ロマ3:24,25 5 ロマ6:6,14 6 ロマ8:33,34 7 Ⅰヨハネ2:12-14 ヘブル5:12-14 8 Ⅰヨハネ1:8,10 9 Ⅱコリント7:1(*) ピリピ3:12-14 * 1658 年 版 による 1648 年 版 の7:2は 誤 り 問 78 信 者 の 聖 とされることの 未 完 成 は どこからくるのであるか 答 信 者 の 聖 とされることの 未 完 成 は 彼 らのすべての 部 分 に 宿 っている 罪 の 残 根 と みたま に 反 する 肉 の 絶 えざる 欲 情 とからくる それによって 彼 らは しばしば 誘 惑 に 迷 わされ 多 くの 罪 に 陥 り(1) あらゆる 彼 らの 霊 的 奉 仕 において 妨 げられ(2) 彼 らの 最 上 のわざでさえも 神 の み 前 には 不 完 全 であり 汚 れたものである(3) 1 ロマ7:18,23 マルコ14:66-72 ガラテヤ2:11,12 2 ヘブル12:1 3 イザヤ64:6(64:5) 出 エジプト28:38 問 79 真 の 信 者 は その 未 完 成 や 多 くの 誘 惑 と 罪 に 襲 われることによって 恵 みの 状 態 から 落 ちることはないだろうか 答 真 の 信 者 は 神 の 変 わらぬ 愛 と(1) 彼 らに 堅 忍 を 与 えるという 聖 定 と 契 約 (2) 彼 らをキリ ストから 引 き 離 すことのできぬ 結 合 (3) 彼 らのためのキリストの 絶 えざる 執 成 し(4) また 彼 らの うちに 宿 るみたまと 神 の 種 によって(5) 恵 みの 状 態 から 全 く あるいは 最 後 的 に 落 ちるなどとい うようなことはありえないばかりか(6) 神 のみ 力 によって 信 仰 により 救 いに 至 るまで 守 られ る(7) 1 エレミヤ31:3 2 Ⅱテモテ2:19 ヘブル13:20,21 サムエル 下 23:5 3 Ⅰコリント1:8,9 4 ヘブル7:25 ルカ22:32 5 Ⅰヨハネ3:9 2:27 6 エレミヤ32:40 ヨハネ10:28 7 Ⅰペテロ1:5 問 80 真 の 信 者 は 恵 みの 状 態 にあること およびその 状 態 で 救 いに 至 るまで 保 たれるという ことを 間 違 いなく 確 信 できるか 答 真 実 にキリストを 信 じ そのみ 前 に 全 き 良 心 をもって 歩 むことを 務 めるほどの 者 は(1) 特 別 な 啓 示 がなくても 神 の 約 束 の 真 理 に 基 づく 信 仰 により また 命 の 約 束 が 与 えられたそれら の 恵 みを 自 分 のうちでわきまえることができるようにし(2) 彼 らの 霊 と 共 に 彼 らが 神 の 子 であ ることを 証 しする(3)ところのみたまによって 彼 らが 恵 みの 状 態 にあり またその 状 態 で 救 いに 至 るまで 保 たれることを 間 違 いなく 確 信 される(4) 1 Ⅰヨハネ2:3 2 Ⅰコリント2:12 Ⅰヨハネ3:14,18,19,21,24 4:13,16 ヘブル6:11,12 3 ロマ8:16-21 -

4 Ⅰヨハネ5:13 問 81 すべての 真 の 信 者 は いつでも 彼 らが 現 に 恵 みの 状 態 にあり 救 われるのだというこ とを 確 信 しているか 答 恵 みと 救 いの 確 信 は 信 仰 の 本 質 ではないので(1) 真 の 信 者 もそれをえるまでには 長 い 間 かかるかもしれない(2) また それを 与 えられてからでも 種 々の 病 的 不 安 や 罪 や 誘 惑 や 一 時 的 な 遺 棄 によって 弱 められ とぎれたりすることはあろうが(3) 神 のみたまの 臨 在 と 支 えなし に 捨 ておかれることはないので 全 き 絶 望 に 沈 むことからは 守 られる(4) 1 エペソ1:13 2 イザヤ50:10 詩 88 篇 3 詩 77:1-12(77:2-13) 雅 歌 5:2,3,6 詩 51:8,12(51:10,14) 31:22(31:23) 22:1(22:2) 4 Ⅰヨハネ3:9 ヨブ13:15 詩 73:15,23 イザヤ54:7-10 問 82 見 えない 教 会 の 会 員 がキリストと 共 にもつ 栄 光 における 交 わりとは 何 であるか 答 見 えない 教 会 の 会 員 がキリストと 共 にもつ 栄 光 における 交 わりとは この 世 にあり(1) 死 の 直 後 からあり(2) そしてついに 復 活 と 審 判 の 日 に 完 成 されるものである(3) 1 Ⅱコリント3:18 2 ルカ23:43 3 Ⅰテサロニケ4:17 問 83 見 えない 教 会 の 会 員 がこの 世 で 享 受 する キリストと 共 にもつ 栄 光 における 交 わりと は 何 であるか 答 見 えない 教 会 の 会 員 は 首 (かしら)なるキリストの 肢 体 であり それゆえ 彼 にあって 彼 が 完 全 に 所 有 しておられる 栄 光 に 関 与 しているので この 世 で キリストと 共 なる 栄 光 の 初 穂 を 分 有 している(1) またその 保 証 として 神 の 愛 の 自 覚 (2) 良 心 の 平 和 聖 霊 による 喜 び 栄 光 の 望 みを 享 受 する(3) 反 対 に 神 の 報 復 的 み 怒 りの 自 覚 良 心 の 恐 れ 審 判 の 恐 るべき 予 想 が 悪 人 たちにとって 死 後 受 ける 苦 痛 の 始 まりであるのと 同 様 である(4) 1 エペソ2:5 6 2 ロマ5:5(Ⅱコリント1:22と 比 較 )(*) * ロマ5:5を2コリント1:22と 比 較 3 ロマ5:1,2 14:17 4 創 世 4:13 マタイ27:4 ヘブル10:27 ロマ2:9 マルコ9:44 10 死 と 終 末 問 84 すべての 人 が 死 ぬか 答 死 は 罪 が 支 払 う 報 酬 として 威 嚇 されているので(1) 一 度 だけ 死 ぬことがすべての 人 に 定 まっている(2) それは すべての 人 が 罪 を 犯 したからである(3) 1 ロマ6:23 2 ヘブル9:27-22 -

3 ロマ5:12 問 85 死 が 罪 の 支 払 う 報 酬 であるのなら なぜ 義 人 は そのすべての 罪 がキリストにおいて 許 されているのに 死 から 解 放 されていないのか 答 義 人 は 終 りの 日 に 死 そのものから 解 放 されるし 死 にあっても 死 のとげとのろいから 解 放 されている(1) それゆえ 彼 らは 死 にはするが それは 神 の 愛 から 出 るのであって(2) 罪 と 悲 惨 から 彼 らを 全 く 自 由 にするため(3) また 栄 光 におけるさらに 深 いキリストとの 交 わりを 可 能 にするためであり 彼 らは 死 に 際 して それにはいるのである(4) 1 Ⅰコリント15:26,55,57(*) ヘブル2:15 * Ⅰコリント15:26,56が 正 しい 2 イザヤ57:1,2 列 王 下 22:20 3 黙 示 14:13 エペソ5:27 4 ルカ23:43 ピリピ1:23 問 86 見 えない 教 会 の 会 員 が 死 の 直 後 に 享 受 する 栄 光 におけるキリストとの 交 わりとは 何 であるか 答 見 えない 教 会 の 会 員 が 死 の 直 後 に 享 受 する キリストと 共 にもつ 栄 光 における 交 わりと は 次 のことにある すなわち 彼 らの 魂 は その 時 全 く 聖 くされて(1) 最 高 の 天 に 受 け 入 れられ (2) そこで 光 と 栄 光 のうちにいます 神 のみ 顔 を 仰 ぎ(3) 彼 らの 体 の 完 全 なあがないを 待 ってい る(4) その 体 は 死 にあってもなお 続 いてキリストに 結 合 され(5) 終 りの 日 に 彼 らの 魂 に 再 び 結 合 されるまで(6) 床 にあるようにその 墓 に 休 息 する(7) これと 反 対 に 悪 人 の 魂 は その 死 の 時 に 地 獄 に 投 げ 入 れられ そこで 激 しい 苦 痛 と 全 くの 暗 黒 の 中 にとどまり また 彼 らの 体 は 大 いなる 日 の 復 活 と 審 判 まで 獄 屋 にあるように 閉 じ 込 められる(8) 1 ヘブル12:23 2 Ⅱコリント5:1,6,8 ピリピ1:23( 行 伝 3:21 エペソ4:10と 比 較 )(*) * ピリピ1:23を 行 伝 3:21 エペソ4:10と 比 較 3 Ⅰヨハネ3:2 Ⅰコリント13:12 4 ロマ8:23 詩 16:9(*) * 1658 年 版 による 1648 年 版 の19:6は 誤 り 5 Ⅰテサロニケ4:14 6 ヨブ19:26,27 7 イザヤ57:2 8 ルカ16:23,24 行 伝 1:25 ユダ6,7 問 87 復 活 について わたしたちは 何 を 信 じなければならないか 答 わたしたちは 次 の 点 を 信 じなければならない すなわち 終 りの 日 には 正 しい 者 も 正 しくない 者 も 同 様 に 一 般 的 な 死 人 の 復 活 がある(1) その 時 生 きながらえている 人 々は 一 瞬 に して 変 えられる また 死 人 については 墓 に 置 かれた 同 じ 体 が その 時 再 び 永 遠 にその 魂 に 結 合 されて キリストのみ 力 によって よみがえらせられる(2) 正 しい 者 の 体 は キリストのみたま により また 彼 らの 首 (かしら)であるキリストの 復 活 の 力 によって 強 いもの 霊 のもの 朽 ちないものによみがえらせられ キリストの 栄 光 の 体 に 似 たものとされる(3) また 悪 人 の 体 は 彼 らにそむかれた 審 判 者 キリストによって 恥 辱 によみがえらせられる(4) 1 行 伝 24:15-23 -

2 Ⅰコリント15:51-53 Ⅰテサロニケ4:15-17 ヨハネ5:28,29 3 Ⅰコリント15:21-23,42-44 ピリピ3:21 4 ヨハネ5:27-29 マタイ25:33 問 88 復 活 後 直 ちに 何 が 続 くか 答 復 活 後 直 ちに み 使 と 人 間 への 一 般 的 な また 最 後 の 審 判 が 続 く(1) その 日 その 時 を だ れも 知 らない それは すべての 人 が 目 をさまして 祈 り 主 の 来 臨 のために 常 に 備 えをするため である(2) 1 Ⅱペテロ2:4 ユダ6,7,14,15 マタイ25:46 2 マタイ24:36,42,44 ルカ21:35,36 問 89 審 判 の 日 に 悪 人 には 何 がなされるか 答 審 判 の 日 に 悪 人 は キリストの 左 側 に 置 かれ(1) 明 白 な 証 拠 と 彼 ら 自 身 の 良 心 の 十 分 な 納 得 に 基 づいて(2) 彼 らに 対 して 判 決 された 恐 ろしいが 正 当 な 定 罪 の 宣 告 を 受 け(3) そこで 神 の 好 意 あるみ 前 と キリスト 聖 徒 全 天 使 の 栄 光 に 輝 く 交 わりとから 捨 てられ 地 獄 に 投 げ 入 れ られて 永 遠 に 悪 魔 とその 使 たちと 共 に 体 と 魂 との 両 方 の 言 い 尽 しえない 苦 痛 をもって 罰 せ られる(4) 1 マタイ25:33 2 ロマ2:15,16 3 マタイ25:41-43 4 ルカ16:26 Ⅱテサロニケ1:8,9 問 90 審 判 の 日 に 義 人 には 何 がなされるか 答 審 判 の 日 に 義 人 は 雲 に 包 まれてキリストのもとに 引 き 上 げられて(1) キリストの 右 側 に 置 かれ そこで 公 に 受 け 入 れられ 無 罪 を 宣 言 されて(2) 捨 てられたみ 使 や 人 間 をキリストと 共 に さばき(3) また 天 に 受 け 入 れられる(4) そこで 彼 らは 完 全 永 遠 にすべての 罪 と 悲 惨 から 解 放 され(5) 考 えも 及 ばぬ 喜 びに 満 たされ(6) 体 と 魂 の 両 方 において 無 数 の 聖 徒 やみ 使 と 共 にな ることにおいて(7) 特 に 父 なる 神 と 主 イエス キリストと 聖 霊 を 永 遠 に 直 接 見 て 喜 ぶことにおい て 完 全 に 聖 (きよ)く 幸 いにされる(8) これこそ 見 えない 教 会 の 会 員 が 復 活 と 審 判 の 日 に 栄 光 のうちにキリストと 共 に 享 受 する 十 全 で 十 分 な 交 わりである 1 Ⅰテサロニケ4:17 2 マタイ25:33 10:32 3 Ⅰコリント6:2,3 4 マタイ25:34,46 5 エペソ5:27 黙 示 14:13 6 詩 16:11 7 ヘブル12:22,23 8 Ⅰヨハネ3:2 Ⅰコリント13:12 Ⅰテサロニケ4:17,18 3 生 活 篇 - 24 -

聖 書 が 主 に 神 について 信 ずるよう わたしたちに 教 えているところを 見 たので 次 に 聖 書 が 人 間 の 義 務 として 求 めるところを 考 察 する 1 十 誡 問 91 神 が 人 間 に 求 められる 義 務 は 何 であるか 答 神 が 人 間 に 求 められる 義 務 は 啓 示 されたみ 心 に 服 従 することである(1) 1 ロマ12:1,2 ミカ6:8 サムエル 上 15:22 問 92 神 は 人 間 に 服 従 の 規 準 として 最 初 何 を 啓 示 されたか 答 無 罪 の 状 態 のアダムに またアダムにおいて 全 人 類 に 啓 示 された 服 従 の 規 準 は 善 悪 を 知 る 木 の 実 を 食 べてはならないという 特 別 な 命 令 の 外 には 道 徳 律 法 であった(1) 1 創 世 1:26,27 ロマ2:14,15 10:5 創 世 2:17 問 93 道 徳 律 法 とは 何 であるか 答 道 徳 律 法 とは 身 も 魂 も 人 間 全 体 の 状 態 と 性 向 において(1) また 神 と 人 とに 負 うている 聖 と 義 のすべての 義 務 の 遂 行 において(2) それに 対 する 人 格 的 な 完 全 な 不 断 の 一 致 服 従 を 各 人 に 命 じ 拘 束 し またそれを 守 れば 命 を 与 えることを 約 束 し 破 れば 死 を 報 いると 威 嚇 している(3) 人 類 に 対 する 神 のみ 心 の 宣 言 である 1 申 命 5:1-3,31,33(*) ルカ10:26,27 ガラテヤ3:10 Ⅰテサロニケ5:23 * 松 谷 訳 は 申 命 5:1,21,32,33とする 1648 年 版 が 読 みずらくなっている 2 ルカ1:75 行 伝 24:16 3 ロマ10:5 ガラテヤ3:10,12 問 94 道 徳 律 法 は 堕 落 以 後 の 人 間 にとっても 何 かの 効 用 があるか 答 堕 落 以 後 だれも 道 徳 律 法 によって 義 と 命 に 至 ることはできないとはいえ(1) それには すべての 人 間 に 共 通 な 大 きな 効 用 があると 同 様 に 再 生 しない 者 または 再 生 した 者 に それぞれ 特 有 の 大 きな 効 用 がある(2) 1 ロマ8:3 ガラテヤ2:16 2 Ⅰテモテ1:8 問 95 道 徳 律 法 は すべての 人 間 に どのような 効 用 があるか 答 道 徳 律 法 は すべての 人 間 に 次 のような 効 用 がある すなわち 彼 らに 神 のきよい 性 質 とみ 心 と(1) それらに 従 って 歩 むよう 彼 らを 拘 束 する 義 務 とを 教 え(2) それを 守 れない 彼 らの 無 能 力 と 性 質 心 情 生 活 の 罪 深 い 汚 れとを 悟 らせ(3) 彼 らを 罪 と 悲 惨 の 自 覚 においてへり くだらせ(4) またそれによって 彼 らに キリストを 必 要 としていることと(5) その 服 従 の 完 全 性 を 一 層 明 らかに 認 めさせるのである(6) 1 レビ11:44,45 20:7,8 ロマ7:12 2 ミカ6:8 ヤコブ2:10,11 3 詩 19:11,12 ロマ3:20 7:7 4 ロマ3:9,23-25 -

5 ガラテヤ3:21,22 6 ロマ10:4 問 96 道 徳 律 法 は 再 生 しない 者 にとって どのような 特 有 の 効 用 があるか 答 道 徳 律 法 は 再 生 しない 者 にとって 次 の 効 用 がある すなわち 来 たるべき 神 のみ 怒 り からのがれるように 彼 らの 良 心 を 呼 びさまし(1) 彼 らをキリストに 追 いやる(2) あるいは 彼 ら が 罪 の 状 態 と 習 慣 を 続 けるならば 彼 らを 弁 解 の 余 地 なき 者 とし(3) 罪 ののろいにまかせる( 4) 1 Ⅰテモテ1:9,10 2 ガラテヤ3:24 3 ロマ1:20(ロマ2:15と 比 較 )(*) * ロマ1:20とロマ2:15を 比 較 4 ガラテヤ3:10 問 97 道 徳 律 法 は 再 生 した 者 にとって どのような 特 有 の 効 用 があるか 答 再 生 してキリストを 信 ずる 者 たちは わざの 契 約 としての 道 徳 律 法 から 解 放 されており( 1) 従 って それによって 義 とされもせず(2) 罪 に 定 められもしない(3)とはいえ すべての 人 間 と 彼 らとに 共 通 な 道 徳 律 法 の 一 般 的 効 用 の 外 に 次 のような 特 有 の 効 用 がある すなわち 彼 ら の 代 りに また 彼 らの 益 のために キリストが 律 法 を 成 就 し 律 法 ののろいを 受 けられたことの ゆえに 彼 らがどれほど 多 くキリストに 負 うているかを 示 し(4) またそれによって 彼 らを 一 層 の 感 謝 にかり 立 て(5) 彼 らの 服 従 の 規 準 としての 道 徳 律 法 に 自 分 をかなわせるよう 一 層 意 を 用 い ることにおいて その 感 謝 を 表 わさせる(6) 1 ロマ6:14 7:4,6 ガラテヤ4:4,5 2 ロマ3:20 3 ガラテヤ5:23 ロマ8:1 4 ロマ7:24,25 ガラテヤ3:13,14 ロマ8:3,4 5 ルカ1:68,69,74,75 コロサイ1:12-14 6 ロマ7:22 12:2 テトス2:11-14 問 98 道 徳 律 法 は どこに 要 約 的 に 包 含 されているか 答 道 徳 律 法 は 十 誡 のうちに 要 約 的 に 包 含 されている これは シナイ 山 で 神 のみ 声 によっ て 申 し 渡 され 神 によって 二 枚 の 石 の 板 に 書 きつけられ(1) 出 エジプト 記 第 二 〇 章 に 記 録 されて いる その 初 めの 四 つの 戒 めは 神 に 対 するわたしたちの 義 務 を ほかの 六 つの 戒 めは 人 に 対 するわたしたちの 義 務 を 含 んでいる(2) 1 申 命 10:4 出 エジプト34:1-4 2 マタイ22:37-40 問 99 十 誡 の 正 しい 理 解 のためには どのような 規 則 が 守 られなければならないか 答 十 誡 の 正 しい 理 解 のためには 次 の 規 則 が 守 られなければならない すなわち 1 律 法 は 完 全 であり 全 人 においてその 義 に 全 く 一 致 し またいつまでも 完 全 な 服 従 をす るように すべての 人 間 を 拘 束 する 従 って すべての 義 務 に 対 する 最 高 度 の 完 全 さを 要 求 し - 26 -

またすべての 罪 の 最 少 度 をも 禁 ずる(1) 1 詩 19:7(8) ヤコブ2:10 マタイ5:21-48 2 律 法 は 霊 的 であり 従 って 言 葉 わざ 挙 動 と 同 様 に 理 性 意 志 感 情 霊 魂 の 他 のあ らゆる 働 きにも 及 ぶ(1) 1 ロマ7:14 申 命 6:5 マタイ22:37-39と 比 較 せよ (*)(**) * 申 命 6:5とマタイ22:37-39と 比 較 ** マタイ5:21,22,27,28,36-48 3 同 一 のことが さまざまの 関 係 で いくつかの 戒 めの 中 に 命 じられ あるいは 禁 じられて いる 1 コロサイ3:5 アモス8:5 箴 言 1:9 Ⅰテモテ6:10 4 義 務 が 命 じられている 場 合 には 反 対 の 罪 が 禁 じられており(1) また 罪 が 禁 じられている 場 合 には 反 対 の 義 務 が 命 じられている(2) そのように 約 束 が 付 加 されている 場 合 には 反 対 の 威 嚇 が 含 まれており(3) また 威 嚇 が 付 加 されている 場 合 には 反 対 の 約 束 が 含 まれている( 4) 1 イザヤ58:13 申 命 6:13 マタイ4:9,10 マタイ15:4-6と 比 較 せよ (*) * 申 命 6:13とマタイ4:9,10を 比 較 マタイ15:4-6 2 マタイ5:21-24(**) エペソ4:28 ** マタイ5:21-25が 正 しい 3 出 エジプト20:12( 箴 言 30:17と 比 較 )(***) *** 出 エジプト20:12と 箴 言 30:17を 比 較 4 エレミヤ18:7,8 出 エジプト20:7( 詩 15:1,4,5 24:4,5と 比 較 ) (****) **** 出 エジプト20:7を 詩 15:1,4,5と 詩 24:4,5とを 比 較 5 神 が 禁 じられることは してよい 時 はない(1) 神 が 命 じられることは いつでもわたし たちの 義 務 である(2) しかし すべての 特 殊 な 義 務 は いつでもしなけわばならないのではない (3) 1 ヨブ13:7,8 ロマ3:8 ヨブ36:21 ヘブル11:25 2 申 命 4:8,9 3 マタイ12:7 6 一 つの 罪 あるいは 義 務 のもとに 同 じ 種 類 のすべての 罪 あるいは 義 務 が そのすべての 原 因 手 段 機 会 その 情 況 それへの 挑 発 と 共 に 禁 じられ あるいは 命 じられている(1) 1 マタイ5:21,22,27,28 15:4-6 ヘブル10:24,25 Ⅰテサロニケ5:22 ユダ23 ガラテヤ5:26(*) コロサイ3:21 * ガラテヤ5:16が 正 しい 1648 年 版 の 印 刷 が 読 みにくいことから 生 じたエラー 7 わたしたち 自 身 に 対 して 禁 じられ あるいは 命 じられていることは 他 の 人 々が 彼 らの 立 場 の 義 務 に 従 ってそれを 避 け あるいは 実 行 することができるように わたしたちの 立 場 から 努 力 しなければならない(1) 1 出 エジプト20:10 レビ19:17 創 世 18:19 ヨシュア24:5 申 命 6:6,7 8 他 の 人 々に 命 じられることにおいては わたしたちは 自 分 の 立 場 と 職 分 に 従 って 彼 らの 助 けとならなければならない(1) また 他 の 人 々に 禁 じられていることにおいては わたしたち - 27 -

は 彼 らに 加 わらないように 用 心 しなければならない(2) 1 Ⅱコリント1:24 2 Ⅰテモテ5:22 エペソ5:11 問 100 十 誡 においてわたしたちは どのような 特 別 な 事 柄 を 考 えなければならないか 答 わたしたちは 十 誡 において 序 言 戒 めそのものの 内 容 それを 一 層 強 く 主 張 するため に そのあるものに 付 加 されているいくつかの 理 由 を 考 えなければならない 問 101 十 誡 の 序 言 は 何 であるか 答 十 誡 の 序 言 は わたしはあなたの 神 主 であって あなたをエジプトの 地 奴 隷 の 家 から 導 き 出 した 者 である というみ 言 葉 に 含 まれている(1) ここで 神 は 次 のようにその 主 権 をお 示 し になる すなわち 神 はエホバ 永 遠 不 変 全 能 の 神 (2) 自 律 自 存 し(3) すべてのみ 言 葉 (4) とみわざ(5)に 存 在 を 与 える 者 また 昔 のイスラエルにとってのように すべての 神 の 民 にとって の 契 約 の 神 (6) 彼 らをエジプトの 奴 隷 の 鎖 から 導 き 出 されたように 霊 的 隷 属 から 救 い 出 される 神 であり(7) 従 ってわたしたちは 彼 をわたしたちのただひとりの 神 として そのすべての 戒 め を 守 らなければならないのである(8) 1 出 エジプト20:2 2 イザヤ44:6 3 出 エジプト3:14 4 出 エジプト6:3 5 行 伝 17:24,28 6 創 世 17:7(ロマ3:29と 比 較 )(*) * 創 世 17:7とローマ3:29を 比 較 7 ルカ1:74,75 8 Ⅰペテロ1:15-18 レビ18:30 19:37 問 102 神 に 対 するわたしたちの 義 務 を 含 む 四 つの 戒 めの 要 約 は 何 であるか 答 神 に 対 するわたしたちの 義 務 を 含 む 四 つの 戒 めの 要 約 は 心 をつくし 精 神 をつくし 力 をつくし 思 いをつくして 主 なるわたしたちの 神 を 愛 することである(1) 1 ルカ10:27 問 103 第 一 戒 は 何 であるか 答 第 一 戒 は あなたは わたしのほかに(またに わたしの 前 に) なにものをも 神 としては ならない である(1) 1 出 エジプト20:3 問 104 第 一 戒 で 求 められている 義 務 は 何 であるか 答 第 一 戒 で 求 められている 義 務 は 次 の 通 りである すなわち 神 が 唯 一 のまことの 神 わ たしたちの 神 であることを 知 り 認 めること(1) それにふさわしく 神 を 礼 拝 し 栄 光 を 帰 すること であって(2) それは 神 を 心 に 留 め(3) 深 く 思 い(4) 覚 え(5) 大 いに 尊 び(6) 敬 い(7) たたえ (8) 選 び(9) 愛 し(10) 慕 い(11) 恐 れること(12) 神 を 信 ずることで(13) 神 に 信 頼 し(14) 望 - 28 -

み(15) 喜 び(16) 楽 しむこと(17) 神 のために 熱 心 になること(18) 神 を 呼 んですべての 賛 美 と 感 謝 をささげ(19) 全 人 において 全 き 服 従 をささげること(20) 神 に 喜 ばれるよう すべてのこ とに 注 意 し(21) 何 事 によらず 神 にそむくことのある 時 は 心 を 痛 めること(22) また 神 と 共 に へりくだって 歩 むことによる(23) 1 歴 代 上 28:9 申 命 26:17 イザヤ43:10 エレミヤ14:22 2 詩 95:6,7 マタイ4:10 詩 29:2 3 マラキ3:16 4 詩 63:6(7) 5 伝 道 12:1 6 詩 71:19 7 マラキ1:6 8 イザヤ45:23 9 ヨシュア24:15,22 10 申 命 6:5 11 詩 73:25 12 イザヤ8:13 13 出 エジプト14:31 14 イザヤ26:4 15 詩 130:7 16 詩 37:4 17 詩 32:11 18 ロマ12:11( 民 数 25:11と 比 較 )(*) * ロマ12:11と 民 数 25:11を 比 較 19 ピリピ4:6 20 エレミヤ7:23 ヤコブ4:7 21 Ⅰヨハネ3:22 22 エレミヤ31:18 詩 119:15(*) * 1658 年 版 は15を136に 変 更 以 後 の 版 は136となる 23 ミカ6:8 問 105 第 一 戒 で 禁 じられている 罪 は 何 であるか 答 第 一 戒 で 禁 じられている 罪 は 次 の 通 りである すなわち 神 を 否 定 したり 神 を 持 たな い 無 神 論 (1) 一 つ 以 上 の 多 くの 神 々を またはまことの 神 と 同 時 に あるいはその 代 りに 他 の 神 を 持 ち 礼 拝 する 偶 像 礼 拝 (2) 神 を 神 として また 自 分 の 神 として 持 たず 証 ししないこと( 3) この 戒 めで 求 められている 神 に 対 する 何 らかの 義 務 を 省 いたり 無 視 すること(4) 神 につい ての 無 知 (5) 忘 却 (6) 誤 解 (7) 謬 見 (8) ふさわしくない 悪 い 考 え(9) 神 の 神 秘 に 対 する 無 謀 で 物 好 きなせんさく(10) すべての 卑 俗 (11) 神 への 憎 しみ(12) 自 己 愛 (13) 自 己 追 求 (14) その 他 すべての 無 軌 道 不 節 制 に 知 情 意 を 外 のものに 向 けて 全 体 的 または 部 分 的 に 神 からそらすこと (15) むなしい 軽 率 (16) 不 信 仰 (17) 異 端 (18) 誤 信 (19) 不 信 頼 (20) 絶 望 (21) 審 判 に 対 し 性 こりせず(22) 不 感 症 であること(23) かたくなな 心 (24) 高 慢 (25) 自 惚 れ(26) 肉 的 安 心 (27) 神 を 試 みること(28) 不 正 手 段 の 利 用 (29) 正 当 な 手 段 そのものに 信 頼 し 切 ること(30) 肉 の 楽 しみと 喜 び(31) 汚 れた 盲 目 な 無 分 別 な 熱 心 (32) 神 のことについてのなまぬるさ(33)と 冷 淡 (34) 神 からの 離 反 と 背 教 (35) 聖 人 天 使 その 他 の 被 造 物 に 祈 ったり 宗 教 的 礼 拝 をささ げること(36) すべて 悪 魔 と 同 盟 したり 相 談 したり(37) その 指 図 に 耳 をかすこと(38) 人 間 た ちを 自 分 の 信 仰 や 良 心 の 主 とすること(39) 神 とその 戒 めを 軽 蔑 すること(40) 神 のみたまを 拒 - 29 -

み 嘆 かせること(41) 神 の 配 剤 に 不 満 を 持 ち 忍 耐 せず 神 がわたしたちの 上 に 下 される 災 い のゆえに 愚 かにも 神 を 非 難 すること(42) わたしたちがそうであり それを 持 っており それを することができるどんな 善 いことの 賞 賛 であれ それを 運 命 (43)や 偶 像 (44)や 自 分 自 身 や(45) そ の 他 どんな 被 造 物 にでも 帰 すること(46)である 1 詩 14:1 エペソ2:12 2 エレミヤ2:27,28(Ⅰテサロニケ1:9と 比 較 )(*) * エレミヤ2:27,28と1テサロニケ1:9を 比 較 3 詩 81:11(12) 4 イザヤ43:22-24 5 エレミヤ4:22 ホセア4:1,6 6 エレミヤ2:32 7 行 伝 17:23,29 8 イザヤ40:18 9 詩 50:21 10 申 命 29:29(28) 11 テトス1:16 ヘブル12:16 12 ロマ1:30 13 Ⅱテモテ3:2 14 ピリピ2:21 15 Ⅰヨハネ2:15,16 サムエル 上 2:29 コロサイ3:2,5 16 Ⅰヨハネ4:1 17 (*) ヘブル3:12 * RCJ 訳 は 申 命 9:6,24が 抜 けている 1648 年 版 の 申 命 10:6,24は 間 違 い 18 ガラテヤ5:20(*) テトス3:10 * 1648 年 版 の5:21は 間 違 い 19 行 伝 26:9 20 詩 78:22 21 創 世 4:13 22 エレミヤ5:3 23 イザヤ42:25 24 ロマ2:5 25 エレミヤ13:15 26 詩 19:13(14) 27 ゼパニヤ1:12 28 マタイ4:7 29 ロマ3:8 30 エレミヤ17:5 31 Ⅱテモテ3:4 32 ガラテヤ4:17 ヨハネ16:2 ロマ10:2 ルカ9:54,55 33 黙 示 3:16 34 黙 示 3:1 35 エゼキエル14:5 イザヤ1:4,5 36 ロマ10:13,14 ホセア4:12 行 伝 10:25,26 黙 示 19:10 マタイ4:10 コロサイ2:18 ロマ1:25 37 レビ20:6 サムエル 上 28:7,11( 歴 代 上 10:13,14と 比 較 )(*) * サムエル 上 28:7,11と 歴 代 上 10:13,14を 比 較 - 30 -

38 行 伝 5:3 39 Ⅱコリント1:24 マタイ23:9 40 申 命 32:15 サムエル 下 12:9 箴 言 13:13 41 行 伝 7:51 エペソ4:30 42 詩 73:2,3,13-15,22(*) ヨブ1:22 * 詩 73:2,3,14,15,22が 正 しい 43 サムエル 上 6:7-9 44 ダニエル5:23 45 申 命 8:17 ダニエル4:30(27 46 ハバクク1:16 問 106 第 一 戒 の わたしの 前 に という 言 葉 で わたしたちは 特 に 何 を 教 えられるか 答 第 一 戒 の わたしの 前 に または わたしの 顔 の 前 に という 言 葉 は わたしたちに 次 のこ とを 教 える すなわち すべてのことを 見 ておられる 神 は 他 のどのような 神 をでも 持 つことの 罪 に 特 別 に 目 を 注 ぎ それをはなはだしく 嫌 っておられること だからこれが 最 も 無 礼 に 神 の み 怒 りを 挑 発 するものとして この 罪 を 思 いとどまらせ 憎 ませ(1) また わたしたちが 神 への 奉 仕 においてすることは 何 でも 神 のみ 前 であるかのようにするよう 説 得 するための 論 証 となる ことである(2) 1 エゼキエル8:5,6-18(*) 詩 44:20,21(21,22) * エゼキエル8:5-18 2 歴 代 上 28:9 問 107 第 二 戒 は 何 であるか 答 第 二 戒 は あなたは 自 分 のために 刻 んだ 像 を 造 ってはならない 上 は 天 にあるもの 下 は 地 にあるもの また 地 の 下 の 水 のなかにあるものの どんな 形 をも 造 ってはならない それに ひれ 伏 してはならない それに 仕 えてはならない あなたの 神 主 であるわたしは ねたむ 神 で あるから わたしを 憎 むものには 父 の 罪 を 子 に 報 いて 三 四 代 に 及 ぼし わたしを 愛 し わた しの 求 めを 守 るものには 恵 みを 施 して 千 代 に 至 るであろう である(1) 1 出 エジプト20:4-6 問 108 第 二 戒 で 求 められている 義 務 は 何 であるか 答 第 二 戒 で 求 められている 義 務 は 次 の 通 りである すなわち 神 がみ 言 葉 のうちに 定 めら れたすべての 宗 教 的 礼 拝 と 規 定 を 純 粋 完 全 に 受 け 入 れ 守 り 保 つこと(1) 特 にキリストのみ 名 による 祈 りと 感 謝 (2) み 言 葉 の 朗 読 説 教 傾 聴 (3) 礼 典 の 執 行 と 受 領 (4) 教 会 政 治 と 戒 規 (5) 教 職 とその 維 持 (6) 宗 教 的 断 食 (7) 神 のみ 名 による 誓 約 (8) 神 への 誓 願 (9) すべての 偽 り の 礼 拝 を 非 難 憎 悪 反 対 すること(10) 各 自 の 地 位 と 職 責 に 応 じて 偽 りの 礼 拝 とすべての 偶 像 礼 拝 の 記 念 物 を 除 くことである(11) 1 申 命 32:46,47 マタイ28:20 行 伝 2:42 Ⅰテモテ6:13,14 2 ピリピ4:6 エペソ5:20 3 申 命 17:18,19 行 伝 15:21 Ⅱテモテ4:2 ヤコブ1:21,22 行 伝 10:33 4 マタイ28:19 Ⅰコリント11:23-30 5 マタイ18:15-17 16:19 Ⅰコリント5 章 12:28 6 エペソ4:11,12 Ⅰテモテ5:17,18(*) - 31 -

* 1648 年 版 の5:17,16は 誤 記 7 ヨエル2:12,13 Ⅰコリント7:5 8 申 命 6:13 9 イザヤ19:21 詩 76:11(12) 10 行 伝 17:16,17 詩 16:4 11 申 命 7:5 イザヤ30:22 問 109 第 二 戒 で 禁 じられている 罪 は 何 であるか 答 第 二 戒 で 禁 じられている 罪 は 次 の 通 りである すなわち 神 ご 自 身 によって 定 められた のではないどんな 宗 教 的 礼 拝 でも すべて 案 出 したり(1) 相 談 したり(2) 命 令 したり(3) 使 用 したり(4) とにかく 承 認 する(5)こと 偽 りの 宗 教 を 大 目 にみること(6) 三 位 一 体 の 全 部 につ いても どの 人 格 についても 内 面 的 に 心 の 中 ででも 外 面 的 にどんな 被 造 物 のどんな 種 類 の 像 や 似 姿 ででも 神 の 描 写 をすること(7) すべてそれを 礼 拝 したり(8) それにおいて あるいはそ れによって 神 を 礼 拝 すること(9) どんなものでも 偽 りの 神 を 表 わすものを 作 り(10) すべてそれ を 礼 拝 したり それに 属 する 奉 仕 をすること(11) 自 分 自 身 で 発 明 して 採 用 したにしろ(12) 他 人 からの 伝 承 によって 受 け 継 いだにしろ(13) たとえ 大 昔 からのものだという 名 目 (14) 習 慣 (1 5) 敬 けん(16) 善 意 その 他 どんな 口 実 によるにせよ(17) 神 礼 拝 を 腐 敗 させ(18) それに 対 し て 付 加 または 削 除 する(19) すべての 迷 信 的 考 案 (20) 僧 職 売 買 (21) 聖 物 俗 用 (22) すべて 神 が 定 められた 礼 拝 と 規 定 への 無 視 (23) 軽 蔑 (24) 妨 害 (25) 反 対 (26)である 1 民 数 15:39 2 申 命 13:6-8 3 ホセア5:11 ミカ6:16 4 列 王 上 11:33 12:33(*) * 1648 年 版 では 12:33のみ 1658 年 版 以 降 は 11:33となる 松 谷 訳 は 11:33とする 12:33が 正 しいと 考 えられる 5 申 命 32:30-32 6 申 命 13:6-12 ゼカリヤ13:2,3 黙 示 2:2,4,15,20(*) 17:12,16,17 * 黙 示 2:2,14,15,20が 正 しい 7 申 命 4:15-19 行 伝 17:29 ロマ1:21-23,25 8 ダニエル3:18 ガラテヤ4:8 9 出 エジプト32:5 10 出 エジプト32:8 11 列 王 上 18:26,28 イザヤ65:11 12 詩 106:39 13 マタイ15:9 14 Ⅰペテロ1:18 15 エレミヤ44:17 16 イザヤ65:3-5 ガラテヤ1:13,14 17 サムエル 上 13:11,12 15:21 18 マラキ1:7,8,14 19 申 命 4:2 20 行 伝 17:22 コロサイ2:21-23 21 行 伝 8:18 22 ロマ2:22 マラキ3:8 23 出 エジプト4:24-26 - 32 -

24 マタイ22:5 マラキ1:7,13 25 マタイ23:13 26 行 伝 13:44,45 Ⅰテサロニケ2:15,16 問 110 第 二 戒 を 一 層 強 く 主 張 するために 付 加 されている 理 由 は 何 であるか 答 第 二 戒 を 一 層 強 く 主 張 するために あなたの 神 主 であるわたしは ねたむ 神 であるから わたしを 憎 むものには 父 の 罪 を 子 に 報 いて 三 四 代 に 及 ぼし わたしを 愛 し わたしの 戒 めを 守 るものには 恵 みを 施 して 千 代 に 至 るであろう という 言 葉 に 含 まれて 付 加 されている 理 由 は(1) 次 の 通 りである すなわち わたしたちの 上 にある 神 の 主 権 と わたしたちのうちにある 神 の 所 有 権 の 外 (2) ご 自 身 への 礼 拝 に 対 する 燃 えるような 熱 心 (3) すべての 偽 りの 礼 拝 を 霊 的 姦 淫 として 執 念 深 く 憤 られること(4) この 求 めを 破 る 者 を 神 を 憎 む 者 と 認 めて 数 代 までも 罰 す ると 威 嚇 すること(5) この 戒 めに 従 う 者 を 神 を 愛 してその 戒 めを 守 る 者 と 認 めて 末 長 くあわれ みを 約 束 するということである 1 出 エジプト20:5,6 2 詩 45:11(12) 黙 示 15:3,4 3 出 エジプト34:13,14 4 Ⅰコリント10:20-22 エレミヤ7:18-20 エゼキエル16:2627 申 命 32:16-20 5 ホセア2:2-4 6 申 命 5:29 問 111 第 三 戒 は 何 であるか 答 第 三 戒 は あなたは あなたの 神 主 の 名 を みだりに 唱 えてはならない 主 は み 名 をみ だりに 唱 えるものを 罰 しないでは 置 かないであろう である(1) 1 出 エジプト20:7 問 112 第 三 戒 で 何 が 求 められているか 答 第 三 戒 が 求 めていることは 次 の 通 りである すなわち 神 のみ 名 称 号 属 性 (1) 規 定 (2) み 言 葉 (3) 礼 典 (4) 祈 り(5) 宣 誓 (6) 誓 願 (7) くじ(8) みわざ(9) その 他 神 がそれに よってご 自 分 を 知 らせようとされるどんなことがあるとしても それらが 思 想 (10)とめい 想 (11) と 言 葉 (12)と 文 書 (13)において きよい 告 白 (14)と 責 任 のある 行 動 (15)とにより 神 の 栄 光 (16)と わたしたち 自 身 (17)や 他 の 人 々の 福 祉 (18)のために きよく 敬 けんに 用 いられることである 1 マタイ6:9 申 命 28:58 詩 29:2 68:4 黙 示 15:3,4 2 マラキ1:14 伝 道 5:1(4:17) 3 詩 138:2 4 Ⅰコリント11:24,25,28,29 5 Ⅰテモテ2:8 6 エレミヤ4:2 7 伝 道 5:2,4-6(5:1,3-5) 8 行 伝 1:24,26 9 ヨブ36:24 10 マラキ3:16 11 詩 8:1,3,4,9(*) * 詩 8 篇 が 正 しい 上 記 の 表 記 となったのは Fee Presbyterian Publications 版 - 33 -

で 詩 8:1,3,4,9のみ 聖 句 と 共 に 記 されており 最 後 に 括 弧 書 きで 詩 編 全 体 よ 見 よ となっていることからの 誤 用 だと 考 えられる 12 コロサイ3:17 詩 105:2,5 13 詩 102:18(19) 14 Ⅰペテロ3:15 ミカ4:5 15 ピリピ1:27 16 Ⅰコリント10:31 17 エレミヤ32:39 18 Ⅰペテロ2:12 問 113 第 三 戒 で 禁 じられている 罪 は 何 であるか 答 第 三 戒 で 禁 じられている 罪 は 次 の 通 りである すなわち 求 められているように 神 のみ 名 を 用 いないこと(1) 神 の 称 号 属 性 (2) 規 定 (3) みわざ(4)の 無 知 な(5) 空 しい(6) 不 敬 け んな 汚 らわしい(7) 迷 信 的 な(8) 悪 意 ある 言 及 その 他 の 用 い 方 によってみ 名 を 乱 用 するこ とであって それは 冒 とく(9) 偽 誓 (10) すべての 罪 深 いのろい(11) 宣 誓 (12) 誓 願 (13) く じ(14) 正 しい 場 合 の 宣 誓 や 誓 願 の 破 棄 (15) 不 正 な 事 柄 についてのそれらの 成 就 (16) 神 の 聖 定 (17)と 摂 理 (18)へのつぶやきや 抗 弁 (19) 猟 奇 的 なせんさく(20) 誤 った 適 用 み 言 葉 またはそ の 一 部 でも 卑 しい 冗 談 (21) 猟 奇 的 で 無 益 な 疑 問 空 しいおしゃべり 偽 りの 教 理 の 支 持 (22)の ために 誤 り 解 釈 し(23) 誤 り 適 用 し(24) またはどのような 方 法 ででも 曲 げること(25) み 名 と 被 造 物 と 神 のみ 名 に 含 まれている 何 ものをでも 呪 文 (26) 罪 深 い 欲 望 と 習 慣 (27)のために 誤 用 す ること 神 の 真 理 恵 み 手 段 に 対 する 悪 意 (28) あざけり(29) ののしり(30) またはどのよう な 方 法 ででも 反 対 すること(31) 偽 善 的 に あるいは 悪 い 目 的 に 宗 教 を 告 白 すること(32) 不 快 で(33) 愚 かな(34) 稔 りのない(35) つまずきとなる 歩 み(36)なり 背 教 (37)によって み 名 を 恥 じたり(38) はずかしめることによる 1 マラキ2:2 2 列 王 下 18:30,35 出 エジプト5:2 詩 139:20(*) * 1648 年 版 の139:10は 誤 植 3 詩 50:16,17 4 イザヤ5:12 5 行 伝 17:23 6 箴 言 30:9 7 マラキ1:6,7,12 3:14 8 サムエル 上 4:3,4,5 エレミヤ7:4,910,14,31 コロサイ2:20-22 9 列 王 下 19:22 レビ24:11 10 ゼカリヤ5:4 8:17 11 サムエル 上 17:43 サムエル 下 16:5 12 エレミヤ5:7 23:10 13 申 命 23:18(19) 行 伝 23:12,14 14 エステル3:7 9:24 詩 22:18(19) 15 詩 24:4 エゼキエル17:16,18,19 16 マルコ6:26 サムエル 上 25:22,32-34 17 ロマ3:5,7 6:1,2(*) * ローマ3:5,7 6:1が 正 しい 18 伝 道 8:11 9:3 詩 39 篇 - 34 -

19 ロマ9:14,19,20 20 申 命 29:29(28) 21 イザヤ22:13 エレミヤ23:34,36,38 等 (*) * 等 は 不 要 22 Ⅰテモテ1:4,6,7 6:4,5,20 Ⅱテモテ2:14 テトス3:9 23 マタイ5:21-48 24 エゼキエル13:22 25 Ⅱペテロ3:16 マタイ22:24-31 26 申 命 18:10-14 行 伝 19:13 27 Ⅱテモテ4:3,4 ロマ13:13,14 列 王 上 21:9,10 ユダ4 28 行 伝 13:45(*) Ⅰヨハネ3:12 * 1648 年 版 の13:16は 誤 記 と 考 えられる 29 詩 1:1 Ⅱペテロ3:3 30 Ⅰペテロ4:4 31 行 伝 13:45,46,50 4:18 19:9 Ⅰテサロニケ2:16 ヘブル10:29 32 Ⅱテモテ3:5 マタイ23:14 6:1,2,5,16 33 詩 73:14,15 34 Ⅰコリント6:5,6 エペソ5:15-17 35 イザヤ5:4 Ⅱペテロ1:8,9 36 ロマ2:23,24 37 ガラテヤ3:1,3 ヘブル6:6 38 マルコ8:38 問 114 第 三 戒 には どんな 理 由 が 付 加 されているか 答 あなたの 神 主 また 主 は み 名 をみだりに 唱 えるものを 罰 しないでは 置 かないであろ う という 言 葉 で 第 三 戒 に 付 加 されている 理 由 は(1) 彼 が 主 またわたしたちの 神 であり 従 ってそのみ 名 が わたしたちによって 汚 されたり どのような 方 法 ででも 誤 用 されてはならな いということ(2) 特 に 彼 はこの 戒 めの 違 反 者 を 放 免 したり 見 逃 すどころか たとえ 多 くの 違 反 者 が 人 々の 非 難 と 刑 罰 を 逃 れようとも(3) 彼 の 正 しいさばきを 逃 れることは 許 されないということ である(4) 1 出 エジプト20:7 2 レビ19:12 3 サムエル 上 2:12,17,22,24(サムエル 上 3:13と 比 較 )(*) * サムエル 上 2:12,17,22,24とサムエル 上 3:13とを 比 較 4 エゼキエル36:21-23 申 命 28:58,59 ゼカリヤ5:2-4 問 115 第 四 戒 は 何 であるか 答 第 四 戒 は 安 息 日 を 覚 えて これを 聖 とせよ 六 日 のあいだ 働 いてあなたのすべてのわざを せよ 七 日 目 はあなたの 神 主 の 安 息 であるから なんのわざをもしてはならない あなたもあ なたのむすこ 娘 しもべ はしため 家 畜 またあなたの 門 のうちにいる 他 国 の 人 もそうであ る 主 は 六 日 のうちに 天 と 地 と 海 と その 中 のすべてのものを 造 って 七 日 目 に 休 まれたから である それで 主 は 安 息 日 を 祝 福 して 聖 とされた である(1) 1 出 エジプト20:8-11 - 35 -

問 116 第 四 戒 では 何 が 求 められているか 答 第 四 戒 はすべての 人 々に 神 がそのみ 言 葉 の 中 で 命 じられた 一 定 の 時 すなわち 明 らかに 七 日 のうちの 丸 一 日 を 神 に 対 して 聖 別 すること またはきよく 守 ることを 求 めている それ は 世 の 初 めからキリストの 復 活 までは 週 の 第 七 日 であったが それ 以 後 引 き 続 き 世 の 終 りまで は 週 の 第 一 日 である これがキリスト 教 の 安 息 日 であって(1) 新 約 聖 書 では 主 の 日 と 呼 ばれ る(2) 1 申 命 5:12-14 創 世 2:2,3 Ⅰコリント16:12 行 伝 20:7 マタイ5:17,18 イザヤ56:2,4,6,7 2 黙 示 1:10 問 117 安 息 日 すなわち 主 の 日 は どのように 聖 別 されなければならないか 答 安 息 日 すなわち 主 の 日 は 次 のようにして 聖 別 されなければならない すなわち いつで も 有 罪 であるようなわざからばかりでなく 他 の 日 なら 合 法 的 であるような 世 俗 の 職 や 娯 楽 から さえも(1) 終 日 きよく 休 むことにより(2) また( 止 むをえないわざや 慈 善 のわざに 用 いられる 時 間 を 除 いて(3))その 全 時 間 を 公 的 私 的 礼 拝 の 実 践 に 費 やすことを わたしたちの 喜 びとするこ とによってである(4) その 目 的 のためには わたしたちは 心 の 備 えをし また 一 層 自 由 の 身 でそ の 日 の 義 務 に 当 たれるよう 大 いに 見 通 しと 勤 勉 と 節 度 とをもって 世 俗 の 仕 事 を 処 理 し 適 切 に 手 早 く 片 付 けなければならない(5) 1 出 エジプト16:25-28 ネヘミヤ13:15-22(*) エレミヤ17:21,22 * 1648 年 版 は ネヘミヤ13:15-19,21,22 2 出 エジプト20:8,10 3 マタイ12:1-13 4 イザヤ58:13 ルカ4:16 行 伝 20:7 Ⅰコリント16:1,2 詩 92 篇 (*) イザヤ66:23 レビ23:3 * 詩 92 編 タイトル(92:1)が 正 しい 5 出 エジプト20:8 ルカ23:54,56 出 エジプト16:22,25,26,29 ネヘミヤ13:19 問 118 なぜ 安 息 日 を 守 る 責 任 が 特 に 家 族 の 主 人 や 他 の 上 の 人 に 命 じられているのか 答 安 息 日 を 守 る 責 任 が 特 に 家 族 の 主 人 や 他 の 上 の 人 に 命 じられているのは 彼 らが 安 息 日 を 自 ら 守 ることだけでなく 自 分 の 監 督 下 にあるすべての 者 によって 守 られるよう 注 意 する 義 務 があるから またしばしば 自 分 自 身 の 職 によって 彼 らを 妨 げがちだからである(1) 1 出 エジプト20:10 ヨシュア24:15 ネヘミヤ13:15,17 エレミヤ17:20-22 出 エジ プト23:12 問 119 第 四 戒 で 禁 じられている 罪 は 何 であるか 答 第 四 戒 で 禁 じられている 罪 は 次 の 通 りである すなわち 求 められている 義 務 のすべて の 不 履 行 (1) すべて 不 注 意 不 行 届 き 無 益 にそれらを 行 ない 飽 きること(2) 怠 慢 により またそれ 自 体 で 有 罪 なことを 行 なうことにより(3) また 世 俗 の 職 や 娯 楽 に 関 するすべて 不 必 要 な わざと 言 葉 と 思 いとによって(4) この 日 を 汚 すことすべてである 1 エゼキエル22:26 2 行 伝 20:7,9 エゼキエル33:30-32 アモス8:5 マラキ1:13 3 エゼキエル23:38-36 -

4 エレミヤ17:24,27 イザヤ58:13 問 120 第 四 戒 を 一 層 強 く 主 張 するために 付 加 されている 理 由 は 何 であるか 答 第 四 戒 を 一 層 強 く 主 張 するために 付 加 されている 理 由 は 次 の 事 柄 から 取 られている す なわち 六 日 のあいだ 働 いて あなたのすべてのわざをせよ という 言 葉 において 神 が 七 日 のう ちの 六 日 をわたしたち 自 身 の 用 のために 許 可 し ご 自 身 のためには 一 日 しか 取 り 分 けなさらない この 戒 めの 公 平 さから(1) 神 がその 日 には 特 別 の 所 有 権 を 主 張 されること すなわち 七 日 目 は あなたの 神 主 の 安 息 である ことから(2) 六 日 のうちに 天 と 地 と 海 と その 中 のすべてのもの を 造 って 七 日 目 に 休 まれた 神 の 模 範 から また 神 がこの 日 を 神 礼 拝 用 のきよい 日 として 聖 別 されただけでなく わたしたちが 聖 別 する 時 これがわたしたちに 対 する 祝 福 の 手 段 となるよう 定 め それで 主 は 安 息 日 を 祝 福 して 聖 とされた ことによって 神 がこの 日 の 上 に 置 かれた 祝 福 からである(3) 1 出 エジプト20:9 2 出 エジプト20:10 3 出 エジプト20:11 問 121 なぜ 覚 えよ という 言 葉 が 第 四 戒 の 初 めに 置 かれているのか 答 覚 えよ という 言 葉 が 第 四 戒 の 初 めに 置 かれているのは(1) 次 の 理 由 による すなわ ち 一 部 には それを 覚 えることの 大 きな 利 益 のためであって わたしたちはそのおかげで こ れを 守 る 準 備 において 助 けられるし(2) またこれを 守 るに 当 たって 残 り 全 部 の 戒 めも 一 層 良 く 守 り(3) 宗 教 の 短 い 要 約 を 含 む 創 造 とあがないという 二 大 利 益 についての 感 謝 に 満 ちた 記 憶 を 継 続 させることを 助 けられる(4) また 一 部 には わたしたちがそれを 忘 れやすいからであって( 5) それは このための 自 然 の 光 が 比 較 的 少 ないのに(6) 他 の 時 なら 合 法 的 な 事 柄 におけるわた したちの 自 然 的 な 自 由 を 抑 圧 するから(7) またこれが 七 日 に 一 度 しか 訪 れず 多 くの 世 俗 の 仕 事 が 間 にはいって あまりにしばしばわたしたちの 心 を 奪 い 準 備 のためであれ 聖 別 のためであ れ これについて 考 えることを 妨 げるから(8) またサタンがその 手 先 を 用 いて この 日 の 栄 光 と その 記 憶 さえも 拭 い 去 り 無 宗 教 と 不 敬 けんにおとしいれようと 大 いに 苦 労 しているからであ る(9) 1 出 エジプト20:8 2 出 エジプト16:23 ルカ23:54,56(マルコ15:42と 比 較 )(*) ネヘミヤ13:19 * ルカ23:54,56とマルコ15:42を 比 較 3 詩 92 編 (13,14 節 と 比 較 )(*) エゼキエル20:12,19,20 * 詩 92 編 タイトル(92:1)と92:13,14(14,15)を 比 較 4 創 世 2:2,3 詩 118:22,24( 行 伝 4:10 11と 比 較 )(*) 黙 示 1:10 * 詩 118:22,24と 行 伝 4:10,11を 比 較 5 エゼキエル22:26 6 ネヘミヤ9:14 7 出 エジプト34:21 8 申 命 5:14,15 アモス8:5 9 哀 歌 1:7 エレミヤ17:21-23 ネヘミヤ13:15-23 問 122 人 間 に 対 するわたしたちの 義 務 を 含 む 六 つの 戒 めの 要 約 は 何 であるか 答 人 間 に 対 するわたしたちの 義 務 を 含 む 六 つの 戒 めの 要 約 は 自 分 自 身 のようにわたしたち - 37 -