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第 64 回 税 理 士 試 験 固 定 資 産 税 はじめに 第 一 問 については 免 税 点 及 び 固 定 資 産 課 税 台 帳 からの 出 題 であった 問 1の 免 税 点 については 判 断 に 迷 う 点 もないことから 高 得 点 を 取 ることが 可 能 な 問 題 であった 問 の 固 定 資 産 課 税 台 帳 については 事 例 部 分 の 解 答 方 法 に 迷 う 問 題 であったが それ 以 外 の 部 分 は 比 較 的 解 答 しやすい 問 題 であった 第 二 問 については 判 断 に 迷 う 資 料 もなく 難 易 度 も 高 くない 問 題 であった 問 1については 複 数 の 土 地 について 複 数 年 度 の 出 題 であるが 単 一 用 途 の 土 地 であり 基 本 的 な 内 容 であるた め 容 易 に 解 答 することが 可 能 な 問 題 であった 問 についても 航 空 機 ( 総 務 大 臣 指 定 資 産 )の 価 格 の 決 定 配 分 の 出 題 であるが 平 成 年 度 の 本 試 験 で 出 題 された 論 点 からの 出 題 であり 課 税 標 準 の 特 例 についても 特 例 率 の 指 示 があるため 容 易 に 解 答 することが 可 能 な 問 題 であった Z-64-K 第 一 問 解 答 問 1について 1. 趣 旨 3 免 税 点 の 制 度 は 零 細 な 課 税 客 体 を 排 除 し 税 負 担 を 軽 減 し 徴 税 の 合 理 化 を 図 るために 設 けられたものであ る. 内 容 市 町 村 は 同 一 の 者 について 当 該 市 町 村 の 区 域 内 におけるその 者 の 所 有 に 係 る 土 地 家 屋 又 は 償 却 資 産 に 対 し て 課 する 固 定 資 産 税 の 課 税 標 準 となるべき 額 が 土 地 にあっては30 万 円 家 屋 にあっては0 万 円 償 却 資 産 にあ っては10 万 円 に 満 たない 場 合 においては 固 定 資 産 税 を 課 することができない ただし 財 政 上 その 他 特 別 の 必 要 がある 場 合 においては 当 該 市 町 村 の 条 例 の 定 めるところによって その 額 がそれぞれ30 万 円 0 万 円 又 は10 万 円 に 満 たないときであっても 固 定 資 産 税 を 課 することができる 3. 名 寄 帳 3 同 一 の 者 が 市 町 村 内 に 同 一 種 類 の 固 定 資 産 をいくつも 所 有 している 場 合 は 土 地 名 寄 帳 及 び 家 屋 名 寄 帳 に 名 寄 せを 行 い 免 税 点 の 判 定 をすることとなる なお 土 地 名 寄 帳 及 び 家 屋 名 寄 帳 は 同 一 の 者 の 所 有 する 土 地 又 は 家 屋 に 関 する 登 録 事 項 を 所 有 者 ごとにまとめて 記 載 した 帳 簿 である * 市 町 村 は その 市 町 村 内 の 土 地 及 び 家 屋 について 固 定 資 産 課 税 台 帳 に 基 づいて 総 務 省 令 で 定 めるとこ ろによって 土 地 名 寄 帳 及 び 家 屋 名 寄 帳 を 備 えなければならない 4. 判 定 3 課 税 標 準 の 特 例 の 適 用 を 受 けるものについては その 特 例 適 用 後 の 額 によって 免 税 点 の 判 定 を 行 う 土 地 で 負 担 調 整 措 置 の 適 用 があるもの 及 び 市 街 化 区 域 農 地 の 課 税 の 適 正 化 措 置 の 適 用 を 受 けるものについて は 現 実 の 課 税 標 準 となるべき 額 によって 免 税 点 の 判 定 を 行 う. 都 の 特 別 区 等 の 判 定 3 都 の 特 別 区 及 び 地 方 自 治 法 に 規 定 する 指 定 都 市 の 区 の 区 域 は 一 の 市 の 区 域 とみなし これらの 区 の 区 域 に 所 在 する 課 税 客 体 ごとに 免 税 点 の 判 定 を 行 う -1-

6. 共 有 等 に 係 る 固 定 資 産 の 判 定 3 共 有 に 係 る 固 定 資 産 については それぞれの 共 有 者 が 他 に 固 定 資 産 を 所 有 している 場 合 であっても その 資 産 とは 別 個 に 共 有 されている 固 定 資 産 を 別 の 人 格 が 所 有 しているものとして 免 税 点 の 判 定 を 行 う 区 分 所 有 家 屋 及 び 区 分 所 有 家 屋 の 敷 地 については 区 分 所 有 者 ごとでなく 全 体 の 課 税 標 準 となるべき 額 で 免 税 点 の 判 定 を 行 う 問 について 1. 固 定 資 産 課 税 台 帳 の 種 類 4 固 定 資 産 課 税 台 帳 とは 土 地 課 税 台 帳 土 地 補 充 課 税 台 帳 家 屋 課 税 台 帳 家 屋 補 充 課 税 台 帳 及 び 償 却 資 産 課 税 台 帳 を 総 称 したものである. 登 録 事 項 土 地 課 税 台 帳 8 土 地 課 税 台 帳 とは 登 記 簿 に 登 記 されている 土 地 について 次 の 事 項 を 登 録 した 帳 簿 をいう 1 不 動 産 登 記 法 に 掲 げる 登 記 事 項 ( 土 地 の 所 在 する 市 区 郡 町 村 及 び 字 地 番 地 目 地 積 等 ) 所 有 権 質 権 及 び 百 年 より 長 い 存 続 期 間 の 定 めのある 地 上 権 の 登 記 名 義 人 の 住 所 及 び 氏 名 又 は 名 称 3 地 方 税 法 の 規 定 によって 現 に 所 有 している 者 及 び 所 有 者 とみなされる 使 用 者 の 住 所 及 び 氏 名 又 は 名 称 4 基 準 年 度 の 価 格 若 しくは 比 準 価 格 又 は 修 正 価 格 課 税 標 準 の 特 例 の 規 定 の 適 用 を 受 ける 土 地 については 価 格 に 特 例 率 を 乗 じて 得 た 額 6 負 担 調 整 措 置 の 適 用 を 受 けるものにあっては 調 整 ( 据 置 ) 固 定 資 産 税 額 の 算 定 の 基 礎 となる 課 税 標 準 と なるべき 額 7 新 たに 固 定 資 産 税 を 課 されることとなる 場 合 又 は 地 目 の 変 換 等 がある 場 合 には 比 準 課 税 標 準 額 8 軽 減 率 等 の 適 用 を 受 ける 市 街 化 区 域 農 地 ( 負 担 調 整 措 置 の 適 用 を 受 けるものを 除 く )については その 年 度 分 の 課 税 標 準 となるべき 額 9 平 成 年 度 分 又 は 平 成 6 年 度 分 の 固 定 資 産 税 に 限 り 修 正 基 準 の 適 用 を 受 けるものについてはその 旨 みなす 土 地 補 充 課 税 台 帳 4 土 地 区 画 整 理 事 業 又 は 土 地 改 良 事 業 の 施 行 に 係 る 土 地 について 所 有 者 とみなされる 者 に 対 して 固 定 資 産 税 を 課 する 場 合 においては 次 の 事 項 を 別 紙 に 登 録 して これを 仮 換 地 若 しくは 換 地 に 対 応 する 従 前 の 土 地 又 は 仮 使 用 地 若 しくは 保 留 地 が 登 録 されている 土 地 課 税 台 帳 又 は 土 地 補 充 課 税 台 帳 に 添 付 しなければならな い なお この 添 付 した 別 紙 は 土 地 補 充 課 税 台 帳 とみなされる 1 土 地 の 所 在 地 目 地 積 所 有 者 とみなされる 者 の 住 所 氏 名 又 は 名 称 3 上 記 4~9の 事 項 3. 台 帳 課 税 主 義 4 固 定 資 産 税 は 賦 課 期 日 に 所 在 する 固 定 資 産 に 対 し その 固 定 資 産 の 価 格 を 課 税 標 準 として その 固 定 資 産 の 所 有 者 に 課 するものであるが 納 税 義 務 者 である 固 定 資 産 の 所 有 者 も 課 税 標 準 である 固 定 資 産 の 価 格 も 固 定 資 産 課 税 台 帳 に 登 録 されたところに 基 づくものとされている このように 固 定 資 産 課 税 台 帳 に 登 録 されたところ に 基 づいて 課 税 することを 台 帳 課 税 主 義 という 4. 事 例 事 例 について 4 1 所 有 者 課 税 の 固 定 資 産 税 は 固 定 資 産 の 所 有 者 に 課 する すなわち 固 定 資 産 税 の 納 税 義 務 者 は 所 有 者 である 土 地 の 所 有 者 は として 登 記 簿 に 所 有 者 として 登 記 されている 者 をいう --

事 例 登 記 簿 上 の 所 有 者 の 移 転 登 記 が 当 該 年 度 の 賦 課 期 日 前 であるときは これに 基 づいて 上 記. の 登 録 事 項 が 変 更 され 当 該 年 度 の 納 税 義 務 者 は 新 所 有 者 となる また 当 該 移 転 登 録 が 当 該 年 度 の 賦 課 期 日 後 であるときは 翌 年 度 に 登 録 事 項 が 変 更 されるため 当 該 年 度 の 納 税 義 務 者 は 旧 所 有 者 となる 事 例 について 1 事 例 登 記 簿 上 の 所 有 者 の 移 転 登 記 がされていないため 登 録 事 項 の 変 更 はなく 上 記 1の 規 定 に 基 づき 当 該 年 度 の 納 税 義 務 者 は 旧 所 有 者 となる 事 例 について 4 1 死 亡 の 場 合 現 に 所 有 している 者 所 有 者 として 登 記 又 は 登 録 されている 個 人 が 賦 課 期 日 前 に 死 亡 しているとき 若 しくは 所 有 者 として 登 記 又 は 登 録 されている 法 人 が 同 日 前 に 消 滅 しているとき 又 は 所 有 者 として 登 記 されている 国 都 道 府 県 市 町 村 等 の 固 定 資 産 税 の 非 課 税 団 体 が 同 日 前 に 所 有 者 でなくなっているときは 賦 課 期 日 において 当 該 土 地 又 は 家 屋 を 現 に 所 有 している 者 を 納 税 義 務 者 とする 納 税 義 務 の 承 継 相 続 があった 場 合 には その 相 続 人 は 被 相 続 人 の 地 方 団 体 の 徴 収 金 を 納 付 しなければならない 事 例 登 記 簿 上 の 所 有 者 の 移 転 登 記 はされていないが 当 該 死 亡 が 当 該 年 度 の 賦 課 期 日 前 であるときは 上 記 1 の 規 定 に 基 づき 上 記. 3についての 登 録 が 行 われ 当 該 年 度 の 納 税 義 務 者 は 現 に 所 有 している 者 であ る 子 となる また 当 該 死 亡 が 当 該 年 度 の 賦 課 期 日 後 であるときは 登 録 事 項 の 変 更 はなく 上 記 1の 規 定 に 基 づき 死 亡 した 者 が 納 税 義 務 者 となるが 1 の 規 定 に 基 づき 相 続 人 である 子 が 納 税 義 務 を 承 継 することとなる 予 想 配 点 解 答 中 に 記 載 してあります 合 格 ライン 問 1については 個 別 理 論 での 出 題 であり ほぼ 満 点 が 必 要 であろう 問 については 固 定 資 産 課 税 台 帳 の 種 類 及 び 土 地 課 税 台 帳 の 登 録 事 項 の 説 明 は 満 点 が 必 要 であろう その 他 の 部 分 については 部 分 点 が 取 れていれば 十 分 であると 考 えられる 結 果 第 一 問 の 合 格 ラインは 3 点 以 上 と 考 えられる 解 答 への 道 問 1について 制 度 の 適 用 に 当 たって 考 慮 すべき 事 項 の 説 明 も 求 められているが これについては 名 寄 帳 判 定 都 の 特 別 区 等 の 判 定 及 び 共 有 等 に 係 る 固 定 資 産 の 判 定 の 説 明 をする 問 について 登 録 事 項 の 説 明 をするに 当 たっては 基 本 的 に 土 地 課 税 台 帳 について 説 明 するが 模 範 解 答 では みなす 土 地 補 充 課 税 台 帳 も 解 答 範 囲 に 含 めている 事 例 の 説 明 をするにあたっては 事 例 の 事 由 が 生 じたのが 賦 課 期 日 前 か 賦 課 期 日 後 かの 明 示 がないため 模 範 解 答 では 両 方 の 場 合 について 説 明 している -3-

問 1 各 年 度 分 の 固 定 資 産 税 額 Z-64-K 第 二 問 解 答 平 成 4 年 度 平 成 年 度 平 成 6 年 度 土 地 X 869, 円 878,600 円 878,600 円 土 地 Y 43,600 円 44,700 円 47,00 円 土 地 Z 1,47,400 円 1,47,400 円 1,314,600 円 計 算 過 程 < 土 地 X> < 平 成 4 年 度 > Ⅰ 課 税 標 準 額 6,800,000 円,600,000 円. 本 来 の 税 額 =0.3<0.6 宅 地 等 調 整 固 定 資 産 税 額,600,000 円 =1,478,400 円 3. 宅 地 等 調 整 固 定 資 産 税 額 6,800,000 円 +,600,000 円 =6,080,000 円 6,080,000 円 =869,10 円 <1,478,400 円 上 限 の 判 定 上 限 6,600,000 円 =63,360,000 円 63,360,000 円 =887,040 円,600,000 円 =1,10,000 円 1,10,000 円 =9,680 円 9,680 円 869,10 円 887,040 円 6,080,000 円 300,000 円 ( 千 円 未 満 切 捨 ) 6,080,000 円 =869,10 円 869, 円 ( 百 円 未 満 切 捨 ) < 平 成 年 度 > Ⅰ 課 税 標 準 額 1 6,080,000 円 4,600,000 円 =0.9<0.6 宅 地 等 調 整 固 定 資 産 税 額 -4-

. 本 来 の 税 額 4,600,000 円 =1,464,400 円 3. 宅 地 等 調 整 固 定 資 産 税 額 6,080,000 円 +4,600,000 円 =67,3,000 円 67,3,000 円 =94,340 円 <1,464,400 円 上 限 の 判 定 上 限 6 4,600,000 円 =6,760,000 円 6,760,000 円 =878,640 円 4,600,000 円 =0,90,000 円 0,90,000 円 =9,880 円 878,640 円 <94,340 円 6,760,000 円 300,000 円 ( 千 円 未 満 切 捨 ) 6,760,000 円 =878,640 円 878,600 円 ( 百 円 未 満 切 捨 ) < 平 成 6 年 度 > Ⅰ 課 税 標 準 額 1 6,760,000 円 4,00,000 円 =0.60 0.6 0.60 0.7 商 業 地 等 据 置 固 定 資 産 税 額. 商 業 地 等 据 置 固 定 資 産 税 額 6,760,000 円 300,000 円 ( 千 円 未 満 切 捨 ) 6,760,000 円 =878,640 円 878,600 円 ( 百 円 未 満 切 捨 ) < 土 地 Y> < 平 成 4 年 度 > Ⅰ 課 税 標 準 額 平 成 3 年 度 課 税 標 準 額 1,176 億 円 1,000,000 円 8,400 億 円 =,940,000 円,940,000 円 =0.81<0.9 1 1,600,000 円 6 宅 地 等 調 整 固 定 資 産 税 額 (=3,600,000 円 ) --

. 本 来 の 税 額 3,600,000 円 =0,400 円 3. 宅 地 等 調 整 固 定 資 産 税 額,940,000 円 +3,600,000 円 =3,10,000 円 3,10,000 円 =43,680 円 <0,400 円 上 限 の 判 定 上 限 9 3,600,000 円 =3,40,000 円 3,40,000 円 =4,360 円 3,600,000 円 =70,000 円 70,000 円 =,080 円,080 円 43,680 円 4,360 円 3,10,000 円 300,000 円 ( 千 円 未 満 切 捨 ) 3,10,000 円 =43,680 円 43,600 円 ( 百 円 未 満 切 捨 ) < 平 成 年 度 > Ⅰ 課 税 標 準 額 1 3,10,000 円 =0.87<0.9 1 1,300,000 円 宅 地 等 調 整 固 定 資 産 税 額 6 (=3,0,000 円 ). 本 来 の 税 額 3,0,000 円 =49,700 円 3. 宅 地 等 調 整 固 定 資 産 税 額 3,10,000 円 +3,0,000 円 =3,97,00 円 3,97,00 円 =46,16 円 <49,700 円 上 限 の 判 定 上 限 9 3,0,000 円 =3,19,000 円 3,19,000 円 =44,730 円 -6-

3,0,000 円 =7,000 円 7,000 円 =9,940 円 44,730 円 <46,16 円 3,19,000 円 300,000 円 ( 千 円 未 満 切 捨 ) 3,19,000 円 =44,730 円 44,700 円 ( 百 円 未 満 切 捨 ) < 平 成 6 年 度 > Ⅰ 課 税 標 準 額 1 1. 本 来 の 税 額 49,700 円. 宅 地 等 調 整 固 定 資 産 税 額 3,19,000 円 +3,0,000 円 =3,37,00 円 3,37,00 円 =47,1 円 <49,700 円 の 判 定 9,940 円 9,940 円 47,1 円 3,37,00 円 300,000 円 3,37,000 円 ( 千 円 未 満 切 捨 ) 3,37,000 円 =47,08 円 47,00 円 ( 百 円 未 満 切 捨 ) < 土 地 Z> < 平 成 4 年 度 > Ⅰ 課 税 方 法 の 判 定 三 大 都 市 圏 の 特 定 市 に 所 在 課 税 の 適 正 化 措 置 Ⅱ 課 税 標 準 額 88,00,000 円 =0.89<0.9 市 街 化 区 域 農 地 調 整 固 定 資 産 税 額 1 97,000,000 円 3 (=99,000,000 円 ). 本 来 の 税 額 99,000,000 円 =1,386,000 円 3. 市 街 化 区 域 農 地 調 整 固 定 資 産 税 額 88,00,000 円 +99,000,000 円 =93,40,000 円 93,40,000 円 =1,308,300 円 <1,386,000 円 上 限 の 判 定 -7-

上 限 9 99,000,000 円 =89,,000 円 89,,000 円 =1,47,400 円 99,000,000 円 =19,800,000 円 19,800,000 円 =77,00 円 1,47,400 円 <1,308,300 円 89,,000 円 300,000 円 ( 千 円 未 満 切 捨 ) Ⅲ 固 定 資 産 税 額 89,,000 円 =1,47,400 円 ( 百 円 未 満 切 捨 ) < 平 成 年 度 > Ⅰ 課 税 標 準 額 1 89,,000 円 =0.909 0.9 市 街 化 区 域 農 地 据 置 固 定 資 産 税 額 1 94,000,000 円 3 (=98,000,000 円 ). 本 来 の 税 額 98,000,000 円 =1,37,000 円 3. 市 街 化 区 域 農 地 据 置 固 定 資 産 税 額 89,,000 円 =1,47,400 円 4.1,37,000 円 >1,47,400 円 89,,000 円 300,000 円 ( 千 円 未 満 切 捨 ) 89,,000 円 =1,47,400 円 ( 百 円 未 満 切 捨 ) < 平 成 6 年 度 > Ⅰ 課 税 標 準 額 1 1. 本 来 の 税 額 1 88,000,000 円 3 =96,000,000 円 96,000,000 円 =1,344,000 円. 市 街 化 区 域 農 地 調 整 固 定 資 産 税 額 89,,000 円 +96,000,000 円 =93,900,000 円 93,900,000 円 =1,314,600 円 <1,344,000 円 の 判 定 -8-

Ⅱ 問 96,000,000 円 =19,00,000 円 19,00,000 円 =68,800 円 68,800 円 1,314,600 円 93,900,000 円 300,000 円 ( 千 円 未 満 切 捨 ) 固 定 資 産 税 額 93,900,000 円 =1,314,600 円 ( 百 円 未 満 切 捨 ) 平 成 6 年 度 分 の 固 定 資 産 税 額 A 市 1,700 円 3 B 市 1,000 円 3 C 市 18,000 円 3 D 市 71,600 円 3 E 市 4,800 円 3 計 算 過 程 Ⅰ 課 税 標 準 額 1. 航 空 機 甲 価 格 0.06 10,000,000 円 1- =7,640,000 円 課 税 標 準 の 特 例 1 7,640,000 円 =43,06,000 円 各 空 港 の 配 分 価 格 1 1 均 分 割 1 1 43,06,000 円 =7,176,000 円 3 寄 航 回 数 割 3 a 空 港 60 回 =,764,000 円 60 回 +48 回 +1 回 (=10 回 ) 1 48 回 b 空 港 43,06,000 円 =8,611,00 円 10 回 c 空 港 計 a 空 港 b 空 港 c 空 港 1 回 10 回 7,176,000 円 +,764,000 円 =17,940,000 円 7,176,000 円 +8,611,00 円 =1,787,00 円 7,176,000 円 +,1,800 円 =9,38,800 円 =,1,800 円 A 市 の 配 分 価 格 1 1 飛 行 場 の 面 積 割 40,000m 17,940,000 円 =7,176,000 円 3 40,000m+300,000m 滑 走 路 等 の 面 積 割 1 0,000m 17,940,000 円 =3,737,00 円 3 0,000m+10,000m -9-

計 7,176,000 円 +3,737,00 円 =,913,00 円. 航 空 機 乙 価 格 1 平 成 年 度 分 0.0 6,160,000 円 1- =49,140,000 円 平 成 6 年 度 分 49,140,000 円 (1-0.0)=36,8,000 円 課 税 標 準 の 特 例 1 1 36,8,000 円 3 =1,8,000 円 各 空 港 の 配 分 価 格 1 1 均 分 割 1 1 1,8,000 円 =,047,00 円 3 寄 航 回 数 割 c 空 港 4 回 =1,84,70 円 4 回 +90 回 +36 回 (=180 回 ) 1 90 回 d 空 港 1,8,000 円 =3,071,0 円 180 回 e 空 港 計 c 空 港 d 空 港 e 空 港 36 回 180 回,047,00 円 +1,84,70 円 =3,890,0 円,047,00 円 +3,071,0 円 =,118,70 円,047,00 円 +1,8,00 円 =3,76,000 円 =1,8,00 円 3. 課 税 標 準 額 ( 千 円 未 満 切 捨 ) A 市,913,00 円 1,00,000 円,913,000 円 B 市 1,787,00 円 1,00,000 円 1,787,000 円 C 市 9,38,800 円 +3,890,0 円 =13,19,00 円 1,00,000 円 13,19,000 円 D 市,118,70 円 1,00,000 円,118,000 円 E 市 3,76,000 円 1,00,000 円 ( 百 円 未 満 切 捨 ) A 市,913,000 円 =1,78 円 1,700 円 B 市 1,787,000 円 =1,018 円 1,000 円 C 市 13,19,000 円 =18,066 円 18,000 円 D 市,118,000 円 =71,6 円 71,600 円 E 市 3,76,000 円 =4,864 円 4,800 円 --

予 想 配 点 予 想 配 点 は 解 答 中 に 記 載 してあります 合 格 ライン 問 1 問 ともに 基 本 的 な 論 点 であり 最 終 値 まで 合 わせることが 容 易 な 難 易 度 の 高 くない 問 題 であるため ほぼ 満 点 が 必 要 であろう 解 答 への 道 問 1について 土 地 X 事 務 所 の 用 に 供 されている 宅 地 であるため 非 住 宅 用 地 として 計 算 する 土 地 Y 小 規 模 住 宅 用 地 に 該 当 するものであるため 住 宅 用 地 として 計 算 する なお 平 成 3 年 度 における 用 途 ( 非 住 宅 用 地 )と 平 成 4 年 度 における 用 途 ( 小 規 模 住 宅 用 地 )が 異 なるため 平 成 4 年 度 用 途 変 更 宅 地 等 に 該 当 する 土 地 Z 三 大 都 市 圏 の 特 定 市 に 所 在 する 田 であるため 特 定 市 街 化 区 域 農 地 として 計 算 する なお 問 題 文 に 平 成 18 年 1 月 31 日 以 前 から 市 街 化 区 域 内 に 所 在 している 旨 の 指 示 があることから 軽 減 率 の 適 用 はない 問 について 航 空 機 甲 は 地 方 税 法 附 則 第 1 条 第 3 項 第 1 号 に 規 定 する 地 方 的 な 航 空 運 送 の 用 に 供 する 航 空 機 として 総 務 省 令 で 定 めるものに 該 当 し 課 税 標 準 の 特 例 の 適 用 を 受 けるものであるため 特 例 率 は 新 たに 固 定 資 産 税 が 課 されることとなった 年 度 から 年 度 分 について 分 のとなる 航 空 機 乙 は 地 方 税 法 第 349 条 の3 第 9 項 に 規 定 する 主 として 離 島 路 線 として 総 務 省 令 で 定 める 路 線 に 就 航 する 航 空 機 で 総 務 省 令 で 定 めるものに 該 当 し 課 税 標 準 の 特 例 の 適 用 を 受 けるものであるため 特 例 率 は 新 たに 固 定 資 産 税 が 課 されることとなった 年 度 から 3 年 度 分 について3 分 の1となる 一 の 飛 行 場 が 二 以 上 の 市 町 村 にまたがって 所 在 しているときは 当 該 飛 行 場 に 係 る 価 格 の3 分 のを 当 該 関 係 市 町 村 の 飛 行 場 の 面 積 によって 価 格 の3 分 の1を 当 該 関 係 市 町 村 の 飛 行 場 の 滑 走 路 誘 導 路 及 びエプロン の 面 積 によってあん 分 する a 空 港 はA 市 及 びF 市 にまたがって 所 在 しているため 当 該 配 分 を 行 う おわりに 合 格 するためには 計 算 でほぼ 満 点 が 必 要 であろう 理 論 については 3 点 以 上 がボーダーラインと 考 えられ る したがって 理 論 と 計 算 の 合 計 で 8 点 以 上 が 合 格 ラインと 予 想 される -11-