目 次 導 入 編... 1 1 認 定 NPO 法 人 制 度 の 概 要... 2 (1) 認 定 NPO 法 人 とは... 2 (2) 仮 認 定 NPO 法 人 とは... 2 (3) 認 定 NPO 法 人 等 になることによるメリット... 2 (4) 認 定 の 基 準... 3 (

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④(参考)税額控除手引(厚労省)

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Microsoft Word - 12 職員退職手当規程_H 改正_

(2) 勤 続 5 年 を 超 え 10 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の140 (3) 勤 続 10 年 を 超 え 20 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の180 (4)

(12) 配当所得の収入金額の収入すべき時期

若 しくは 利 益 の 配 当 又 はいわゆる 中 間 配 当 ( 資 本 剰 余 金 の 額 の 減 少 に 伴 うものを 除 きます 以 下 同 じです )を した 場 合 には その 積 立 金 の 取 崩 額 を 減 2 に 記 載 す るとともに 繰 越 損 益 金 26 の 増 3 の


定款  変更

教育資金管理約款

( 支 給 制 限 ) 第 4 条 市 長 は 前 条 の 規 定 にかかわらず 給 対 象 者 が 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 するとき は 給 金 を 支 給 しないものとする (1) 年 額 405,696 円 以 上 の 公 的 年 金 等 を 受 給 しているとき (2) 生 活

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第1条を次のように改める

積 み 立 てた 剰 余 金 の 配 当 に 係 る 利 益 準 備 金 の 額 は 利 益 準 備 金 1 の 増 3 に 記 載 します ⑸ 平 成 22 年 10 月 1 日 以 後 に 適 格 合 併 に 該 当 しない 合 併 により 完 全 支 配 関 係 がある 被 合 併 法 人 か

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四 勤 続 20 年 を 超 え30 年 までの 期 間 については 勤 続 1 年 につき100 分 の200 五 勤 続 30 年 を 超 える 期 間 については 勤 続 1 年 につき100 分 の100 2 基 礎 調 整 額 は 職 員 が 退 職 し 解 雇 され 又 は 死 亡 した

役員退職金支給規程

Microsoft Word 第1章 定款.doc

定款

( 復 興 特 別 法 人 制 具 体 的 内 容 ) 復 興 特 別 法 人 制 具 体 的 な 内 容 は 次 とおりです 1 納 義 務 者 法 人 は 基 準 法 人 額 につき 復 興 特 別 法 人 を 納 める 義 務 があります( 復 興 財 源 確 保 法 42) なお 人 格 な

240709

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( 補 助 金 の 額 ) 第 6 条 補 助 金 の 額 は 第 5 条 第 2 項 の 規 定 による 無 線 LAN 機 器 の 設 置 箇 所 数 に 1 万 5 千 円 を 掛 けた 金 額 と 第 5 条 第 3 項 に 規 定 する 補 助 対 象 経 費 の2 分 の1のいずれか 低

(2) 懲 戒 については 戒 告 は 3 ヵ 月 減 給 は 6 ヵ 月 停 職 は 9 ヵ 月 4 病 気 休 暇 休 職 欠 勤 により 勤 務 しなかった 職 員 が 再 び 勤 務 するに 至 った 場 合 において 他 の 職 員 との 均 衡 上 必 要 があると 認 められるときは

Microsoft Word 日本年金機構職員退職手当規程(規程第36号)

人 に 使 用 される 者 としての 勤 続 期 間 を 当 該 職 員 となつた 者 の 職 員 としての 勤 続 期 間 に 通 算 することと 定 められている 法 人 に 限 る )をいう 3 第 一 項 の 退 職 手 当 通 算 予 定 職 員 とは 任 命 権 者 又 はその 委 任

Taro-役員退職手当規程(H27.10改正)HP版

10 期 末 現 在 の 資 本 金 等 の 額 次 に 掲 げる 法 人 の 区 分 ごとに それぞれに 定 める 金 額 を 記 載 します 連 結 申 告 法 人 以 外 の 法 人 ( に 掲 げる 法 人 を 除 きます ) 法 第 292 条 第 1 項 第 4 号 の5イに 定 める

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職 員 退 職 手 当 支 給 規 程 平 成 15 年 10 月 1 日 規 程 第 号 改 正 平 成 17 年 1 月 31 日 規 程 第 17-1 号 改 正 平 成 20 年 12 月 22 日 規 程 第 号 改 正 平 成 22 年 3 月 18 日 規 程

【労働保険事務組合事務処理規約】

(2) 保 育 料 等 減 免 措 置 に 関 する 調 書 (3) 地 方 税 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 226 号 ) 第 5 条 第 2 項 第 1 号 に 規 定 する 市 町 村 民 税 の 課 税 の 状 況 を 証 明 する 書 類 又 は 生 活 保 護 法 ( 昭 和

の 購 入 費 又 は 賃 借 料 (2) 専 用 ポール 等 機 器 の 設 置 工 事 費 (3) ケーブル 設 置 工 事 費 (4) 防 犯 カメラの 設 置 を 示 す 看 板 等 の 設 置 費 (5) その 他 設 置 に 必 要 な 経 費 ( 補 助 金 の 額 ) 第 6 条 補

幕別町定住促進住宅建設費補助金交付要綱

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財団法人山梨社会保険協会寄付行為

(6) 31 年 以 上 の 期 間 については 1 年 につき100 分 の120 2 前 項 に 規 定 する 者 のうち 負 傷 若 しくは 病 気 ( 以 下 傷 病 という 傷 病 は 国 家 公 務 員 共 済 組 合 法 ( 昭 和 33 年 法 律 第 128 号 ) 第 81 条

( 参 考 ) 国 家 戦 略 特 別 区 域 法 ( 平 成 25 年 法 律 第 107 号 )( 抄 ) 国 家 戦 略 特 別 区 域 法 及 び 構 造 改 革 特 別 区 域 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 平 成 27 年 法 律 第 56 号 ) による 改 正 後 (

寄 附 申 込 書 平 成 年 月 日 一 般 社 団 法 人 滋 賀 県 発 明 協 会 会 長 清 水 貴 之 様 ご 住 所 ご 芳 名 ( 会 社 名 ) 印 下 記 により 貴 協 会 に 寄 附 を 申 し 込 みます 記 1. 寄 附 金 額 金 円 也 1. 寄 付 金 の 種 類

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Microsoft Word 利子補給金交付要綱

2. 前 項 の 規 定 にかかわらず 証 券 会 社 等 又 は 機 構 を 通 じた 届 出 の 対 象 となっていない 事 項 については 当 会 社 の 定 める 書 式 により 株 主 名 簿 管 理 人 宛 に 届 け 出 るものとす る ( 法 人 株 主 等 の 代 表 者 ) 第

入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

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の 基 礎 の 欄 にも 記 載 します ア 法 人 税 の 中 間 申 告 書 に 係 る 申 告 の 場 合 は 中 間 イ 法 人 税 の 確 定 申 告 書 ( 退 職 年 金 等 積 立 金 に 係 るものを 除 きます ) 又 は 連 結 確 定 申 告 書 に 係 る 申 告 の 場

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一宮市町内会に対する防犯カメラ設置補助金交付要綱

(2) 単 身 者 向 け 以 外 の 賃 貸 共 同 住 宅 等 当 該 建 物 に 対 して 新 たに 固 定 資 産 税 等 が 課 税 される 年 から 起 算 して5 年 間 とする ( 交 付 申 請 及 び 決 定 ) 第 5 条 補 助 金 の 交 付 を 受 けようとする 者 は

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要 な 指 示 をさせることができる ( 検 査 ) 第 8 条 甲 は 乙 の 業 務 にかかる 契 約 履 行 状 況 について 作 業 完 了 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする ( 発 生 した 著 作 権 等 の 帰 属 ) 第 9 条 業 務 によって 甲 が 乙 に

( 会 員 の 資 格 喪 失 ) 第 8 条 会 員 が 次 のいずれか に 該 当 する 場 合 には その 資 格 を 喪 失 する (1) 退 会 したとき (2) 成 年 被 後 見 人 又 は 被 保 佐 人 となったとき (3) 死 亡 し 若 しくは 失 踪 宣 告 を 受 け 又

(3) 勤 続 期 間 が 10 年 以 上 であって 定 年 により 退 職 したとき (4) 勤 続 期 間 が 15 年 以 上 であって 職 務 上 特 に 功 労 があった 者 が 退 職 したとき (5) 前 各 号 に 準 ずる 理 由 により 増 額 する 必 要 があると 理 事

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高松市緊急輸送道路沿道建築物耐震改修等事業補助金交付要綱(案)


 

所令要綱

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(3) (1) 又 は(2)に 係 る 修 正 申 告 の 場 合 は 修 正 中 間 又 は 修 正 確 定 10 法 人 税 法 の 規 定 によ 次 に 掲 げる 法 人 税 の 申 告 書 を 提 出 する 法 人 の 区 分 ごとに それ (1) 連 結 法 人 又 は 連 結 法 って

(1) 社 会 保 険 等 未 加 入 建 設 業 者 の 確 認 方 法 等 受 注 者 から 提 出 される 施 工 体 制 台 帳 及 び 添 付 書 類 により 確 認 を 行 います (2) 違 反 した 受 注 者 へのペナルティー 違 反 した 受 注 者 に 対 しては 下 記 のペ

を 行 うこと 又 は 必 要 な 機 能 を 追 加 することをいう ( 補 助 対 象 事 業 ) 第 3 条 補 助 金 の 交 付 対 象 となる 事 業 ( 以 下 補 助 対 象 事 業 という )は, 次 条 に 規 定 するこの 補 助 金 の 交 付 の 対 象 となる 者 ( 以

Microsoft Word - 21退職手当規程.doc

該 介 護 休 業 が 終 了 する 日 までに, 当 該 介 護 休 業 に 係 る 対 象 家 族 が 死 亡 したとき 又 は 離 婚, 婚 姻 の 取 消, 離 縁 等 により 当 該 介 護 休 業 に 係 る 対 象 家 族 との 親 族 関 係 が 消 滅 した とき (3) 配 偶

⑵ また 消 費 税 及 び 地 方 消 費 税 については 連 結 納 税 制 度 は 適 用 されませんので 消 費 税 及 び 地 方 消 費 税 の 確 定 申 告 書 の 用 紙 は 連 結 親 法 人 又 は 連 結 子 法 人 のいずれであるかにかかわりなく 課 税 事 業 者 に 該

Microsoft Word - 制度の概要_ED.docx

第 9 条 の 前 の 見 出 しを 削 り 同 条 に 見 出 しとして ( 部 分 休 業 の 承 認 ) を 付 し 同 条 中 1 日 を 通 じて2 時 間 ( 規 則 で 定 める 育 児 休 暇 を 承 認 されている 職 員 については 2 時 間 から 当 該 育 児 休 暇 の

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3. 選 任 固 定 資 産 評 価 員 は 固 定 資 産 の 評 価 に 関 する 知 識 及 び 経 験 を 有 する 者 のうちから 市 町 村 長 が 当 該 市 町 村 の 議 会 の 同 意 を 得 て 選 任 する 二 以 上 の 市 町 村 の 長 は 当 該 市 町 村 の 議

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取引相場のない株式(出資)の評価明細書 記載方法等

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第 7 条 職 員 の 給 与 に 関 する 規 程 ( 以 下 給 与 規 程 という ) 第 21 条 第 1 項 に 規 定 す るそれぞれの 基 準 日 に 育 児 休 業 している 職 員 のうち 基 準 日 以 前 6 月 以 内 の 期 間 にお いて 在 職 した 期 間 がある 職

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無年金外国人高齢者福祉手当要綱

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Taro-事務処理要綱250820

(3) 育 児 休 業 (この 号 の 規 定 に 該 当 したことにより 当 該 育 児 休 業 に 係 る 子 について 既 にし たものを 除 く )の 終 了 後 3 月 以 上 の 期 間 を 経 過 した 場 合 ( 当 該 育 児 休 業 をした 教 職 員 が 当 該 育 児 休 業

ろによる ⑴ 子 世 帯 満 12 歳 に 達 する 日 以 後 の 最 初 の3 月 末 日 までの 間 にある 者 及 びそ の 親 を 世 帯 構 成 員 ( 当 該 世 帯 を 構 成 する 世 帯 員 ( 世 帯 主 を 含 む )をいう 以 下 同 じ )に 含 む 世 帯 又 は 出

当 が 支 払 われない 場 合 において 前 項 第 2 号 に 該 当 するときは 機 構 は 当 該 遺 族 に 対 し 第 2 項 に 規 定 する 事 情 を 勘 案 して 当 該 退 職 手 当 の 全 部 又 は 一 部 を 支 給 しないこととする 措 置 を 行 うことができる 5

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るよう 工 事 打 合 せ 簿 ( 様 式 2)により 受 注 者 に 求 めます 5-1 理 由 書 ( 様 式 3)が 提 出 され 特 別 の 事 情 を 有 すると 認 めた 場 合 は 社 会 保 険 等 の 加 入 が 確 認 できる 書 類 を 提 出 するよう 工 事 打 合 せ 簿

(2) 本 人 本 人 の 配 偶 者 及 び 扶 養 義 務 者 の 前 年 (1 月 から3 月 までの 間 に 申 請 する ときは 前 々 年 )の 所 得 を 確 認 できる 書 類 (3) その 他 市 長 が 必 要 と 認 めた 書 類 2 市 長 は 前 項 の 申 請 書 に 添

1 ガス 供 給 業 を 行 う 法 人 の 事 業 税 の 課 税 について ガス 供 給 業 を 行 う 法 人 は 収 入 金 額 を 課 税 標 準 として 収 入 割 の 申 告 となります ( 法 72 条 の2 72 条 の 12 第 2 号 ) ガス 供 給 業 とその 他 の 事

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は 共 有 名 義 )で 所 有 権 保 存 登 記 又 は 所 有 権 移 転 登 記 を された も の で あ る こと (3) 居 室 便 所 台 所 及 び 風 呂 を 備 え 居 住 の ために 使 用 す る 部 分 の 延 べ 床 面 積 が 5 0 平 方 メ ー ト ル 以 上

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為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

Ⅰ 元 請 負 人 を 社 会 保 険 等 加 入 建 設 業 者 に 限 定 平 成 28 年 10 月 1 日 以 降 に 入 札 公 告 指 名 通 知 随 意 契 約 のための 見 積 依 頼 を 行 う 工 事 から 以 下 に 定 める 届 出 の 義 務 ( 以 下 届 出 義 務 と

<4D F736F F D208E52979C8CA78E598BC68F5790CF91A390698F9590AC8BE08CF D6A2E646F6378>

定 款

3 地 震 保 険 の 割 引 地 震 保 険 に 加 入 されている 場 合 耐 震 改 修 後 保 険 料 の 割 引 (10%)が 受 けられる 場 合 があ ります ご 加 入 の 保 険 会 社 にお 問 合 せになり 宅 耐 震 改 修 証 明 書 の 写 し あるいは 固 定 資 産

Transcription:

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目 次 導 入 編... 1 1 認 定 NPO 法 人 制 度 の 概 要... 2 (1) 認 定 NPO 法 人 とは... 2 (2) 仮 認 定 NPO 法 人 とは... 2 (3) 認 定 NPO 法 人 等 になることによるメリット... 2 (4) 認 定 の 基 準... 3 (5) 欠 格 事 由... 3 (6) 認 定 等 の 有 効 期 間 等... 3 2 認 定 NPO 法 人 等 になるまでのフロー... 4 3 認 定 等 申 請 手 続... 5 4 事 前 チェックシート... 6 解 説 編... 20 認 定 手 続 等 の 概 要... 21 1 認 定 仮 認 定 又 は 認 定 の 有 効 期 間 の 更 新 を 受 けるための 申 請 手 続... 22 (1) 認 定 を 受 けようとする 場 合... 22 (2) 仮 認 定 を 受 けようとする 場 合... 22 (3) 認 定 の 有 効 期 間 の 更 新 を 受 けようとする 場 合... 23 (4) 認 定 NPO 法 人 等 の 役 員 報 酬 規 程 等 の 提 出 義 務... 23 2 認 定 等 の 基 準 の 概 要... 29 (1) 認 定 の 基 準 の 概 要... 29 (2) 欠 格 事 由 の 概 要... 31 3 認 定 NPO 法 人 としての 認 定 を 受 けるための 基 準... 33 (1) パブリックサポートテスト(PST)に 関 する 基 準... 33 (2) 活 動 の 対 象 に 関 する 基 準... 39 (3) 運 営 組 織 及 び 経 理 に 関 する 基 準... 41 (4) 事 業 活 動 に 関 する 基 準... 42

(5) 情 報 公 開 に 関 する 基 準... 44 (6) 事 業 報 告 書 等 の 提 出 に 関 する 基 準... 45 (7) 不 正 行 為 等 に 関 する 基 準... 45 (8) 設 立 後 の 経 過 期 間 に 関 する 基 準... 45 4 仮 認 定 NPO 法 人 としての 仮 認 定 を 受 けるための 基 準... 45 (9) 設 立 の 日 からの 経 過 期 間 に 関 する 基 準... 45 (10) 認 定 又 は 仮 認 定 の 有 無 に 関 する 基 準... 45 5 欠 格 事 由... 46 6 認 定 NPO 法 人 等 の 税 制 上 の 措 置... 48 認 定 ( 仮 認 定 ) 申 請 書 等 記 載 例... 53 認 定 を 受 けるための 申 請 書 及 び 添 付 書 類 一 覧 ( 兼 チェック 表 )... 54 仮 認 定 を 受 けるための 申 請 書 及 び 添 付 書 類 一 覧 ( 兼 チェック 表 )... 55 認 定 ( 仮 認 定 ) 特 定 非 営 利 活 動 法 人 認 定 ( 仮 認 定 ) 申 請 書 ( 第 14 号 様 式 )... 56 寄 附 者 名 簿 ( 第 15 号 様 式 )... 58 認 定 基 準 等 チェック 表 ( 第 1 表 相 対 値 基 準 原 則 用 )... 60 認 定 基 準 等 チェック 表 ( 第 1 表 相 対 値 基 準 小 規 模 法 人 用 )... 62 受 け 入 れた 寄 附 金 の 明 細 表 第 1 表 付 表 1( 相 対 値 基 準 原 則 用 )... 64 受 け 入 れた 寄 附 金 の 明 細 表 第 1 表 付 表 1( 相 対 値 基 準 小 規 模 法 人 用 )... 66 受 け 入 れた 寄 附 金 の 明 細 表 第 1 表 付 表 1( 次 葉 )... 68 社 員 から 受 け 入 れた 会 費 の 明 細 表 第 1 表 付 表 2( 相 対 値 基 準 用 )... 70 認 定 基 準 等 チェック 表 ( 第 1 表 絶 対 値 基 準 用 )... 72 認 定 基 準 等 チェック 表 ( 第 1 表 条 例 個 別 指 定 法 人 用 )... 74 認 定 基 準 等 チェック 表 ( 第 2 表 )... 76 認 定 基 準 等 チェック 表 ( 第 2 表 条 例 個 別 指 定 法 人 用 )... 78 認 定 基 準 等 チェック 表 ( 第 3 表 )... 80 役 員 の 状 況 ( 第 3 表 付 表 1)... 83 帳 簿 組 織 の 状 況 ( 第 3 表 付 表 2)... 85 認 定 基 準 等 チェック 表 ( 第 4 表 )... 87

役 員 等 に 対 する 報 酬 等 の 状 況 ( 第 4 表 付 表 1)... 90 役 員 等 に 対 する 資 産 の 譲 渡 等 の 状 況 等 ( 第 4 表 付 表 2)... 91 認 定 基 準 等 チェック 表 ( 第 5 表 )... 93 認 定 基 準 等 チェック 表 ( 第 6 7 8 表 )... 95 欠 格 事 由 チェック 表... 97 役 員 等 氏 名 一 覧 表... 99 寄 附 金 充 当 予 定 事 業 一 覧 ( 第 16 号 様 式 )... 100 確 認 させていただく 資 料 ( 例 )... 102 認 定 の 更 新... 103 認 定 の 有 効 期 間 の 更 新 の 申 請 書 及 び 添 付 書 類 一 覧 ( 兼 チェック 表 )... 104 認 定 特 定 非 営 利 活 動 法 人 認 定 有 効 期 間 更 新 申 請 書 ( 第 17 号 様 式 )... 106 認 定 NPO 法 人 等 の 管 理 運 営 記 載 例... 108 1 認 定 NPO 法 人 等 の 報 告 義 務... 109 (1) 事 業 年 度 終 了 後 の 役 員 報 酬 規 程 等 の 報 告... 109 (2) 助 成 金 及 び 海 外 送 金 等 の 報 告... 110 (3) その 他 の 報 告... 111 2 認 定 NPO 法 人 等 の 情 報 公 開... 113 (1) 認 定 NPO 法 人 等 の 情 報 公 開 ( 閲 覧 )... 113 (2) 所 轄 庁 の 情 報 公 開 ( 閲 覧 謄 写 )... 113 認 定 NPO 法 人 等 所 轄 庁 における 閲 覧 等 書 類 一 覧... 114 3 認 定 NPO 法 人 等 に 対 する 監 督 等... 115 (1) 認 定 NPO 法 人 等 に 対 する 報 告 及 び 検 査... 115 (2) 認 定 NPO 法 人 等 に 対 する 勧 告 命 令 等... 115 (3) その 他 の 事 業 の 停 止... 116 (4) 認 定 NPO 法 人 等 に 対 する 認 定 等 の 取 消 し... 116 (5) 罰 則... 117 認 定 ( 仮 認 定 ) 特 定 非 営 利 活 動 法 人 役 員 報 酬 規 程 等 提 出 書 ( 第 20 号 様 式 )... 118

特 定 非 営 利 活 動 促 進 法 第 54 条 第 2 項 第 3 号 に 定 める 事 項 を 記 載 した 書 類... 120 認 定 基 準 等 チェック 表 ( 第 3 表 )... 128 役 員 の 状 況 ( 第 3 表 付 表 1)... 130 帳 簿 組 織 の 状 況 ( 第 3 表 付 表 2)... 131 認 定 基 準 等 チェック 表 ( 第 4 表 )... 132 認 定 基 準 等 チェック 表 ( 第 5 表 )... 133 認 定 基 準 等 チェック 表 ( 第 6 7 8 表 )... 134 欠 格 事 由 チェック 表... 135 認 定 ( 仮 認 定 ) 特 定 非 営 利 活 動 法 人 助 成 金 支 給 実 績 提 出 書 ( 第 21 号 様 式 )... 136 認 定 ( 仮 認 定 ) 特 定 非 営 利 活 動 法 人 の 海 外 送 金 等 に 係 る 提 出 書 ( 第 22 号 様 式 )... 139 所 轄 庁 以 外 の 関 係 知 事 に 対 する 特 定 非 営 利 活 動 促 進 法 第 44 条 第 1 項 の 認 定 に 係 る 関 係 書 類 の 提 出 書 ( 様 式 第 1 号 )... 142 所 轄 庁 以 外 の 関 係 知 事 に 対 する 特 定 非 営 利 活 動 促 進 法 第 58 条 第 1 項 の 仮 認 定 に 係 る 関 係 書 類 の 提 出 書 ( 様 式 第 4 号 )... 144 所 轄 庁 以 外 の 関 係 知 事 に 対 する 特 定 非 営 利 活 動 促 進 法 第 51 条 第 2 項 の 有 効 期 間 の 更 新 に 係 る 関 係 書 類 の 提 出 書 ( 様 式 第 2 号 )... 146 役 員 の 変 更 等 届 出 書 ( 第 4 号 様 式 )... 147 定 款 変 更 届 出 書 ( 第 6 号 様 式 )... 150 認 定 ( 仮 認 定 ) 特 定 非 営 利 活 動 法 人 定 款 変 更 認 証 提 出 書 ( 第 18 号 様 式 )... 151 定 款 変 更 認 証 申 請 書 ( 第 5 号 様 式 )... 152 代 表 者 氏 名 変 更 届 出 書 ( 第 19 号 様 式 )... 154 特 定 非 営 利 活 動 促 進 法 第 53 条 第 4 項 の 都 道 府 県 知 事 に 対 する 認 定 特 定 非 営 利 活 動 法 人 の 事 務 所 の 新 設 に 係 る 関 係 書 類 の 提 出 書 ( 様 式 第 3 号 )... 155 特 定 非 営 利 活 動 促 進 法 第 62 条 において 準 用 する 同 法 第 53 条 第 4 項 の 都 道 府 県 知 事 に 対 する 仮 認 定 特 定 非 営 利 活 動 法 人 の 事 務 所 の 新 設 に 係 る 関 係 書 類 の 提 出 書 ( 様 式 第 5 号 )... 157 認 定 NPO 法 人 等 の 合 併... 159 1 NPO 法 人 の 合 併... 160 2 合 併 法 人 に 係 る 認 定 等 の 基 準 の 適 用... 160 (1) 合 併 によって 設 立 されたNPO 法 人 が 申 請 を 行 う 場 合... 160

(2) 認 定 NPO 法 人 等 の 合 併... 169 法 第 63 条 第 1 項 又 は 第 2 項 の 合 併 の 認 定 申 請 書 及 び 添 付 書 類 一 覧 ( 兼 チェック 表 )... 174 認 定 特 定 非 営 利 活 動 法 人 等 合 併 認 定 申 請 書 ( 第 23 号 様 式 )... 176 所 轄 庁 以 外 の 関 係 知 事 に 対 する 特 定 非 営 利 活 動 促 進 法 第 63 条 第 1 項 の 合 併 の 認 定 に 係 る 関 係 書 類 の 提 出 書 ( 様 式 第 6 号 )... 179 所 轄 庁 以 外 の 関 係 知 事 に 対 する 特 定 非 営 利 活 動 促 進 法 第 63 条 第 2 項 の 合 併 の 認 定 に 係 る 関 係 書 類 の 提 出 書 ( 様 式 第 7 号 )... 181 Q&A... 183 神 奈 川 県 内 の 所 轄 庁 一 覧... 202 本 書 において 使 用 している 省 略 語 は 次 のとおりです 法 特 定 非 営 利 活 動 促 進 法 ( 平 成 10 年 法 律 第 7 号 ) 法 令 特 定 非 営 利 活 動 促 進 法 施 行 令 ( 平 成 23 年 政 令 第 319 号 ) 法 規 特 定 非 営 利 活 動 促 進 法 施 行 規 則 ( 平 成 23 年 内 閣 府 令 第 55 号 ) 法 附 則 特 定 非 営 利 活 動 促 進 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 平 成 23 年 法 律 第 70 号 ) 附 則 NPO 法 人 特 定 非 営 利 活 動 促 進 法 第 2 条 第 2 項 に 規 定 する 特 定 非 営 利 活 動 法 人 認 定 NPO 法 人 特 定 非 営 利 活 動 促 進 法 第 44 条 第 1 項 に 規 定 する 認 定 特 定 非 営 利 活 動 法 人 仮 認 定 NPO 法 人 特 定 非 営 利 活 動 促 進 法 第 58 条 第 1 項 に 規 定 する 仮 認 定 特 定 非 営 利 活 動 法 人 認 定 NPO 法 人 等 認 定 特 定 非 営 利 活 動 法 人 及 び 仮 認 定 特 定 非 営 利 活 動 法 人 所 轄 庁 特 定 非 営 利 活 動 促 進 法 第 9 条 に 規 定 するその 主 たる 事 務 所 が 所 在 する 都 道 府 県 知 事 (その 事 務 所 が 一 の 指 定 都 市 の 区 域 内 のみに 所 在 する 特 定 非 営 利 活 動 法 人 にあっ ては 当 該 指 定 都 市 の 長 ) 措 法 租 税 特 別 措 置 法 ( 昭 和 32 年 法 律 第 26 号 ) 措 令 租 税 特 別 措 置 法 施 行 令 ( 昭 和 32 年 政 令 第 43 号 ) 措 規 租 税 特 別 措 置 法 施 行 規 則 ( 昭 和 32 年 大 蔵 省 令 第 15 号 ) 法 人 法 法 人 税 法 ( 昭 和 40 年 法 律 第 34 号 ) 法 人 令 法 人 税 法 施 行 令 ( 昭 和 40 年 政 令 第 97 号 ) 法 人 規 法 人 税 法 施 行 規 則 ( 昭 和 40 年 大 蔵 省 令 第 12 号 ) 所 法 所 得 税 法 ( 昭 和 40 年 法 律 第 33 号 ) 所 令 所 得 税 法 施 行 令 ( 昭 和 40 年 政 令 第 96 号 ) 所 規 所 得 税 法 施 行 規 則 ( 昭 和 40 年 大 蔵 省 令 第 11 号 ) 相 規 相 続 税 法 施 行 規 則 ( 昭 和 25 年 大 蔵 省 令 第 17 号 ) 組 登 令 組 合 等 登 記 令 ( 昭 和 39 年 3 月 23 日 政 令 第 29 号 ) 行 手 法 行 政 手 続 法 ( 平 成 5 年 11 月 12 日 法 律 第 88 号 )

導 入 編 1

1 認 定 NPO 法 人 制 度 の 概 要 認 定 NPO 法 人 制 度 は NPO 法 人 への 寄 附 を 促 すことにより NPO 法 人 の 活 動 を 支 援 するために 税 制 上 設 け られた 措 置 として NPO 法 人 のうち 一 定 の 要 件 を 満 たすものについて これまで 国 税 庁 長 官 が 認 定 を 行 う 制 度 でしたが 平 成 23 年 の 法 改 正 により 所 轄 庁 が 認 定 を 行 う 新 たな 認 定 制 度 が 創 設 され 平 成 24 年 4 月 1 日 から 実 施 されています ⑴ 認 定 NPO 法 人 とは 認 定 NPO 法 人 とは NPO 法 人 のうちその 運 営 組 織 及 び 事 業 活 動 が 適 正 であって 公 益 の 増 進 に 資 するもの につき 一 定 の 基 準 (パブリック サポート テストを 含 みます )に 適 合 したものとして 所 轄 庁 の 認 定 を 受 けた NPO 法 人 をいいます( 法 23 441) ⑵ 仮 認 定 NPO 法 人 とは 仮 認 定 NPO 法 人 とは NPO 法 人 であって 新 たに 設 立 されたもの( 設 立 後 5 年 以 内 のものをいいます ) のうち その 運 営 組 織 及 び 事 業 活 動 が 適 正 であって 特 定 非 営 利 活 動 の 健 全 な 発 展 の 基 盤 を 有 し 公 益 の 増 進 に 資 すると 見 込 まれるものにつき 一 定 の 基 準 (パブリック サポート テストは 含 まれません )に 適 合 したものとして 所 轄 庁 の 仮 認 定 を 受 けた NPO 法 人 をいいます( 法 24 581) ⑶ 認 定 NPO 法 人 等 になることによるメリット 1 寄 附 者 に 対 する 税 制 上 の 措 置 イ 個 人 が 寄 附 した 場 合 個 人 が 認 定 NPO 法 人 等 に 対 し その 認 定 NPO 法 人 等 の 行 う 特 定 非 営 利 活 動 に 係 る 事 業 に 関 連 する 寄 附 をした 場 合 には 特 定 寄 附 金 に 該 当 し 寄 附 金 控 除 ( 所 得 控 除 ) 又 は 税 額 控 除 のいずれかの 控 除 を 選 択 適 用 できます( 措 法 41 の 18 の212) また 都 道 府 県 又 は 市 区 町 村 が 条 例 で 指 定 した 認 定 NPO 法 人 等 に 個 人 が 寄 附 した 場 合 個 人 住 民 税 ( 地 方 税 )の 計 算 において 寄 附 金 税 額 控 除 が 適 用 されます( 地 方 税 法 37 の21 三 四 314 の71 三 四 ) ロ 法 人 が 寄 附 した 場 合 法 人 が 認 定 NPO 法 人 等 に 対 し その 認 定 NPO 法 人 等 の 行 う 特 定 非 営 利 活 動 に 係 る 事 業 に 関 連 する 寄 附 をした 場 合 は 一 般 寄 附 金 の 損 金 算 入 限 度 額 とは 別 に 特 定 公 益 増 進 法 人 に 対 する 寄 附 金 の 額 と 合 わせて 特 別 損 金 算 入 限 度 額 の 範 囲 内 で 損 金 算 入 が 認 められます( 措 法 66 の 11 の22) ハ 相 続 人 等 が 相 続 財 産 等 を 寄 附 した 場 合 相 続 又 は 遺 贈 により 財 産 を 取 得 した 者 が その 取 得 した 財 産 を 相 続 税 の 申 告 期 限 までに 認 定 NPO 法 人 ( 仮 認 定 NPO 法 人 は 適 用 されません )に 対 し その 認 定 NPO 法 人 が 行 う 特 定 非 営 利 活 動 に 係 る 事 業 に 関 連 する 寄 附 をした 場 合 その 寄 附 をした 財 産 の 価 額 は 相 続 税 の 課 税 価 格 の 計 算 の 基 礎 に 算 入 されません( 措 法 7010) 2 認 定 NPO 法 人 のみなし 寄 附 金 制 度 認 定 NPO 法 人 が その 収 益 事 業 に 属 する 資 産 のうちからその 収 益 事 業 以 外 の 事 業 で 特 定 非 営 利 活 動 に 係 る 事 業 に 支 出 した 金 額 は その 収 益 事 業 に 係 る 寄 附 金 の 額 とみなされ 一 定 の 範 囲 内 で 損 金 算 入 が 認 められます( 仮 認 定 NPO 法 人 は 適 用 されません 措 法 66 の 11 の21) 2

⑷ 認 定 の 基 準 認 定 NPO 法 人 等 になるためには 次 の 基 準 に 適 合 する 必 要 があります( 法 45 59) 1 パブリック サポート テスト(PST)に 適 合 すること( 仮 認 定 NPO 法 人 は 除 きます ) 2 事 業 活 動 において 共 益 的 な 活 動 の 占 める 割 合 が 50% 未 満 であること 3 運 営 組 織 及 び 経 理 が 適 切 であること 4 事 業 活 動 の 内 容 が 適 正 であること 5 情 報 公 開 を 適 切 に 行 っていること 6 事 業 報 告 書 等 を 所 轄 庁 に 提 出 していること 7 法 令 違 反 不 正 の 行 為 公 益 に 反 する 事 実 等 がないこと 8 設 立 の 日 から1 年 を 超 える 期 間 が 経 過 していること ( 注 ) 上 記 1~8の 基 準 を 満 たしていても( 仮 認 定 NPO 法 人 は1を 除 きます ) 欠 格 事 由 ( 法 47)に 該 当 する NPO 法 人 は 認 定 ( 仮 認 定 ) 受 けることはできないこととなります ⑸ 欠 格 事 由 次 のいずれかの 欠 格 事 由 に 該 当 する NPO 法 人 は 認 定 等 を 受 けることができません( 法 47) 1 役 員 のうちに 次 のいずれかに 該 当 する 者 がある 法 人 イ 認 定 又 は 仮 認 定 を 取 り 消 された 法 人 において その 取 消 しの 原 因 となった 事 実 があった 日 以 前 1 年 内 に 当 該 法 人 のその 業 務 を 行 う 理 事 であった 者 でその 取 消 しの 日 から5 年 を 経 過 しない 者 ロ 禁 錮 以 上 の 刑 に 処 せられ その 執 行 を 終 わった 日 又 はその 執 行 を 受 けることがなくなった 日 から 5 年 を 経 過 しない 者 ハ NPO 法 暴 力 団 員 不 当 行 為 防 止 法 に 違 反 したことにより 若 しくは 刑 法 204 条 等 若 しくは 暴 力 行 為 等 処 罰 法 の 罪 を 犯 したことにより 又 は 国 税 若 しくは 地 方 税 に 関 する 法 律 に 違 反 したことにより 罰 金 刑 に 処 せられ その 執 行 を 終 わった 日 又 はその 執 行 を 受 けることがなくなった 日 から5 年 を 経 過 しない 者 ニ 暴 力 団 又 はその 構 成 員 等 2 認 定 又 は 仮 認 定 を 取 り 消 され その 取 消 しの 日 から5 年 を 経 過 しない 法 人 3 定 款 又 は 事 業 計 画 書 の 内 容 が 法 令 等 に 違 反 している 法 人 4 国 税 又 は 地 方 税 の 滞 納 処 分 が 執 行 されている 又 は 当 該 滞 納 処 分 の 終 了 の 日 から3 年 を 経 過 しない 法 人 5 国 税 又 は 地 方 税 に 係 る 重 加 算 税 等 を 課 された 日 から3 年 を 経 過 しない 法 人 6 暴 力 団 又 は 暴 力 団 若 しくは 暴 力 団 の 構 成 員 等 の 統 制 下 にある 法 人 ⑹ 認 定 等 の 有 効 期 間 等 認 定 の 有 効 期 間 は 所 轄 庁 による 認 定 の 日 から 起 算 して5 年 となります( 法 511) 仮 認 定 の 有 効 期 間 は 所 轄 庁 による 仮 認 定 の 日 から 起 算 して3 年 となります( 法 60) なお 認 定 の 有 効 期 間 の 満 了 後 引 き 続 き 認 定 NPO 法 人 として 特 定 非 営 利 活 動 を 行 おうとする 認 定 NPO 法 人 は その 有 効 期 間 の 更 新 を 受 ける 必 要 があります( 仮 認 定 の 有 効 期 間 の 更 新 はありません )( 法 512 ) 3

2 認 定 NPO 法 人 等 になるまでのフロー 申 請 者 1 設 立 認 証 申 請 任 意 団 体 か ら N P O 法 人 へ N P O 法 人 か ら 認 定 N P O 法 人 等 へ NPO 法 人 ( 申 請 に 必 要 な 主 な 書 類 ) 法 101 1 定 款 2 役 員 に 係 る 次 に 掲 げる 書 類 イ 役 員 名 簿 ( 役 員 の 氏 名 及 び 住 所 又 は 居 所 並 びに 各 役 員 についての 報 酬 の 有 無 を 記 載 した 名 簿 ) ロ 各 役 員 が 法 第 20 条 各 号 に 該 当 しないこと 及 び 第 21 条 の 規 定 に 違 反 しないことを 誓 約 し 並 びに 就 任 を 承 諾 する 書 面 の 謄 本 ハ 各 役 員 の 住 所 又 は 居 所 を 証 する 書 面 として 都 道 府 県 又 は 指 定 都 市 の 条 例 で 定 めるもの 3 社 員 のうち 10 人 以 上 の 者 の 氏 名 及 び 住 所 又 は 居 所 を 記 載 した 書 面 4 法 第 2 条 第 2 項 第 2 号 及 び 第 12 条 第 1 項 第 3 号 に 該 当 することを 確 認 したことを 示 す 書 面 5 設 立 趣 旨 書 6 設 立 についての 意 思 の 決 定 を 証 する 議 事 録 の 謄 本 7 設 立 当 初 の 事 業 年 度 及 び 翌 事 業 年 度 の 事 業 計 画 書 8 設 立 当 初 の 事 業 年 度 及 び 翌 事 業 年 度 の 活 動 予 算 書 2 設 立 認 証 3 事 業 報 告 書 等 の 提 出 法 29 4 事 前 相 談 事 前 の 自 己 チェック(P6~19) 問 い 合 わせ 先 (P199) 5 認 定 ( 仮 認 定 ) 申 請 申 請 書 及 び 添 付 書 類 (P54~55) 6 実 態 確 認 等 確 認 させていただく 資 料 ( 例 )(P104) 所 轄 庁 ( 都 道 府 県 又 は 指 定 都 市 ) 認 定 NPO 法 人 等 7 認 定 ( 仮 認 定 ) 4

3 認 定 等 申 請 手 続 認 定 又 は 仮 認 定 を 受 けようとするNPO 法 人 は 認 定 申 請 書 等 を 都 道 府 県 又 は 指 定 都 市 の 条 例 で 定 め るところにより 所 轄 庁 に 提 出 することとされています( 法 44 58) ただし 申 請 書 の 提 出 に 当 たっては 提 出 日 を 含 む 事 業 年 度 の 初 日 において 設 立 の 日 から1 年 を 超 え る 期 間 が 経 過 している 必 要 があります( 法 451 八 59 一 ) 認 定 又 は 仮 認 定 を 受 けるための 申 請 書 及 びその 添 付 書 類 記 載 事 項 申 請 書 1 申 請 者 (NPO 法 人 )の 名 称 2 代 表 者 の 氏 名 3 主 たる 事 務 所 の 所 在 地 とその 他 の 事 務 所 の 所 在 地 4 設 立 の 年 月 日 5 申 請 者 (NPO 法 人 )が 現 に 行 っている 事 業 の 概 要 等 申 請 書 の 添 付 書 類 1 寄 附 者 名 簿 ( 実 績 判 定 期 間 内 の 日 を 含 む 各 事 業 年 度 分 ) 2 各 認 定 基 準 に 適 合 する 旨 及 び 欠 格 事 由 に 該 当 しない 旨 を 説 明 する 書 類 3 寄 附 金 を 充 当 する 予 定 の 具 体 的 な 事 業 の 内 容 を 記 載 した 書 類 ( 注 )1の 書 類 については 条 例 個 別 指 定 の 基 準 に 適 合 する 法 人 仮 認 定 NPO 法 人 としての 仮 認 定 を 受 けようとする 法 人 は 添 付 の 必 要 はありません( 法 442 582) 5

4 事 前 チェックシート 認 定 又 は 仮 認 定 を 受 けるためには 法 令 に 定 められた 次 に 掲 げる 基 準 等 ( 仮 認 定 を 受 ける 場 合 は1を 除 く) に 適 合 する 必 要 があります ( 注 ) 仮 認 定 は 設 立 の 日 から5 年 を 経 過 した 法 人 及 び 過 去 に 認 定 又 は 仮 認 定 を 受 けたことがある 法 人 は 受 けることができません 申 請 書 の 提 出 を 検 討 されている 方 は まず 以 下 の9 項 目 ( 仮 認 定 を 受 ける 場 合 は1を 除 く)のチェックポイン トを 確 認 してください 項 目 1イ ロ 2 4D Eは 実 績 判 定 期 間 において 項 目 1ハは 申 請 日 の 前 日 において 項 目 3 4A B C 5 6 7は 認 定 時 まで 継 続 して 各 基 準 に 適 合 しておく 必 要 があります 実 績 判 定 期 間 とは 認 定 基 準 等 の 判 定 対 象 となる 期 間 のことです チェックに 当 たっては 直 前 に 終 了 した 事 業 年 度 以 前 の5 事 業 年 度 分 ( 初 めて 認 定 又 は 仮 認 定 を 受 けようとする 法 人 は2 事 業 年 度 分 )の 各 科 目 の 合 計 金 額 を 使 用 します 詳 しくは 次 のページでご 確 認 ください チェックポイント 1 仮 認 定 除 く ( ) イ 相 対 値 基 準 収 入 金 額 に 占 める 寄 附 金 の 割 合 が20% 以 上 である(P8) 又 は ロ 絶 対 値 基 準 年 3,000 以 上 の 寄 附 者 の 数 が 平 均 100 人 以 上 である(P9) 又 は ハ 条 例 個 別 指 定 都 道 府 県 又 は 市 区 町 村 の 条 例 による 個 別 指 定 を 受 けている(P10) 適 否 2 事 業 活 動 において 共 益 的 な 活 動 の 占 める 割 合 が50% 未 満 である(P11) 適 否 3 運 営 組 織 及 び 経 理 が 適 切 である(P13) 適 否 4 事 業 活 動 の 内 容 が 適 正 である(P14) 適 否 5 情 報 公 開 を 適 切 に 行 っている(P15) 適 否 6 所 轄 庁 に 対 して 事 業 報 告 書 などを 提 出 している(P16) 適 否 7 法 令 違 反 不 正 の 行 為 公 益 に 反 する 事 実 等 がない(P17) 適 否 8 設 立 の 日 から1 年 を 超 える 期 間 が 経 過 している(P18) 適 否 9 欠 格 事 由 のいずれにも 該 当 しない(P19) 適 否 ご 注 意 く だ さ い! このチェックシートは 認 定 基 準 等 を 満 たしているかどうかを 簡 易 的 に 自 己 チェックするためのもので 全 ての チェック 項 目 が 適 となった 場 合 でも 必 ず 認 定 又 は 仮 認 定 を 受 けることができるとは 限 りません ご 不 明 な 点 がある 場 合 や 認 定 基 準 等 の 具 体 的 な 手 続 等 についてお 尋 ねになりたい 場 合 には 所 轄 庁 にお 問 い 合 わせください 6

実 績 判 定 期 間 に つ い て 実 績 判 定 期 間 とは 認 定 を 受 けようとする 法 人 の 直 前 に 終 了 した 事 業 年 度 の 末 日 以 前 5 年 ( 過 去 に 認 定 を 受 けたことのない 法 人 又 は 仮 認 定 を 受 ける 法 人 の 場 合 は2 年 ) 内 に 終 了 した 各 事 業 年 度 のうち 最 も 早 い 事 業 年 度 の 初 日 から 当 該 末 日 までの 期 間 をいいます A. 申 請 ( 予 定 ) 年 月 日 ( 年 月 日 ) B. 直 前 終 了 事 業 年 度 (1 年 月 日 ~ 年 月 日 ) Bの1 年 前 事 業 年 度 Bの2 年 前 事 業 年 度 Bの3 年 前 事 業 年 度 Bの4 年 前 事 業 年 度 2 ( 年 月 日 ~ 年 月 日 ) 3 ( 年 月 日 ~ 年 月 日 ) 4 ( 年 月 日 ~ 年 月 日 ) 5 ( 年 月 日 ~ 年 月 日 ) 認 定 を 受 けたことのない 法 人 又 は 仮 認 定 を 受 ける 法 人 申 請 区 分 過 去 に 認 定 を 受 けたことの ある 法 人 実 績 2 事 業 年 度 (1~2 決 算 期 ) 判 定 期 間 5 事 業 年 度 (1~5 決 算 期 ) 実 績 判 定 期 間 ( 年 月 日 ~ 年 月 日 ) 認 定 を 受 けたことのある 法 人 B. 1 年 月 5 4 3 2 1 (5 事 業 年 度 ) A. 年 月 実 績 判 定 期 間 認 定 を 受 けたことのない 法 人 仮 認 定 を 受 ける 法 人 実 績 判 定 期 間 (2 事 業 年 度 ) 7

基 準 1については イ ロ ハのいずれかの 基 準 を 選 択 して 適 用 いただくことになります 仮 認 定 NPO 法 人 としての 仮 認 定 を 受 けようとするNPO 法 人 は 認 定 基 準 1の 確 認 は 必 要 ありません 認 定 基 準 等 1-イ パブリックサポートテスト(PST)について 相 対 値 基 準 実 績 判 定 期 間 における ( 注 A. 活 動 計 算 書 の 総 収 入 金 額 ) ( ) B. 国 地 方 公 共 団 体 からの 補 助 金 等 ( ) C. 資 産 売 却 による 臨 時 収 入 D.1,000 未 満 の 寄 附 金 ( 同 一 者 からの 合 計 額 ) ( ) ( ) E. 氏 名 又 は 名 称 が 明 らかでない 寄 附 金 ( ) F. 差 引 金 額 (A - B - C - D - E) ( ) ( 注 ) 総 収 入 金 額 欄 には 活 動 計 算 書 の 経 常 収 益 計 と 経 常 外 収 益 の 合 計 額 を 記 載 します 実 績 判 定 期 間 における G. 受 け 入 れた 寄 附 金 総 額 ( ) H. 同 一 者 からの 寄 附 金 のうち Gの10%を 超 える 額 の 合 計 ( ) I. 1,000 未 満 の 寄 附 金 ( 同 一 者 からの 合 計 額 ) J. 氏 名 又 は 名 称 が 明 らかでない 寄 附 金 K. 差 引 金 額 (G - H - I - J) ( ) ( ) ( ) Kの 金 額 ( ) Fの 金 額 ( ) 20%である はい ( 適 ) 認 定 基 準 等 1-イに 適 合 すると 思 われます ( 否 ) 認 定 基 準 等 に 適 合 しません いいえ 初 めて 認 定 を 受 けようとする 場 合 は 実 績 判 定 期 間 に 係 る 寄 附 者 名 簿 を 作 成 し 申 請 書 に 添 付 してください 8

基 準 1については イ ロ ハのいずれかの 基 準 を 選 択 して 適 用 いただくことになります 仮 認 定 NPO 法 人 としての 仮 認 定 を 受 けようとするNPO 法 人 は 認 定 基 準 1の 確 認 は 必 要 ありません 認 定 基 準 等 1-ロ パブリックサポートテスト(PST)について 絶 対 値 基 準 実 績 判 定 期 間 において 年 間 3,000 以 上 の 寄 附 者 の 数 が 年 平 均 100 人 以 上 である はい ( 適 ) 認 定 基 準 等 1-ロに 適 合 すると 思 われます ( 否 ) 認 定 基 準 等 に 適 合 しません いいえ ( 注 意 事 項 ) 寄 附 者 の 氏 名 ( 法 人 団 体 にあっては その 名 称 ) 及 びその 住 所 が 明 らかな 寄 附 者 のみを 数 えます 寄 附 者 本 人 と 生 計 を 一 にする 者 を 含 めて 一 人 として 数 えます 申 請 法 人 の 役 員 及 びその 役 員 と 生 計 を 一 にする 者 が 寄 附 者 の 場 合 は これらの 者 は 寄 附 者 数 に 含 めません 実 績 判 定 期 間 中 に 年 3,000 以 上 の 寄 附 者 が100 人 以 上 でない 事 業 年 度 がある 場 合 には 次 の 算 式 により 年 平 均 100 人 となるかどうか 判 定 してください 実 績 判 定 期 間 中 に 一 月 に 満 たない 月 がある 場 合 は それを 一 月 とみなして 月 数 を 数 えます 1 2 3 4 5 自 至 自 至 自 至 自 至 自 至 実 績 判 定 期 間 月 数 (A) 年 月 日 年 月 日 年 月 日 年 月 日 年 月 日 年 月 日 年 月 日 年 月 日 年 月 日 年 月 日 月 月 月 月 月 年 3,000 以 上 の 寄 附 者 数 (B) 人 人 人 人 人 合 計 月 人 Bの 合 計 ( ) 12 Aの 合 計 ( ) = 年 平 均 人 100 初 めて 認 定 を 受 けようとする 場 合 は 実 績 判 定 期 間 に 係 る 寄 附 者 名 簿 を 作 成 し 申 請 書 に 添 付 してください 9

基 準 1については イ ロ ハのいずれかの 基 準 を 選 択 して 適 用 いただくことになります 仮 認 定 NPO 法 人 としての 仮 認 定 を 受 けようとするNPO 法 人 は 認 定 基 準 1の 確 認 は 必 要 ありません 認 定 基 準 等 1-ハ パブリックサポートテスト(PST)について 条 例 個 別 指 定 法 人 都 道 府 県 又 は 市 区 町 村 の 条 例 により 個 人 住 民 税 の 優 遇 措 置 を 受 ける 法 人 として 個 別 に 指 定 を 受 けている はい いいえ 申 請 日 の 前 日 において 条 例 の 効 力 が 生 じている はい いいえ 条 例 個 別 指 定 を 受 けた 都 道 府 県 又 は 市 区 町 村 の 域 内 に 事 務 所 がある 主 たる 事 務 所 であるか 従 たる 事 務 所 であるかは 問 いません はい いいえ ( 適 ) 認 定 基 準 等 1-ハに 適 合 すると 思 われます ( 否 ) 認 定 基 準 等 に 適 合 しません 申 請 書 に 寄 附 者 名 簿 の 添 付 は 必 要 ありません 10

認 定 基 準 等 2 活 動 の 対 象 に つ い て 実 績 判 定 期 間 における 事 業 活 動 A. 会 員 等 のみを 対 象 と した 物 品 の 販 売 やサー ビスの 提 供 B. 会 員 等 のみが 参 加 す る 会 議 や 会 報 誌 の 発 行 C. 特 定 のグループにの み 便 益 が 及 ぶ 活 動 D. 特 定 の 人 物 や 著 作 物 に 関 する 普 及 啓 発 や 広 告 宣 伝 などの 活 動 E. 特 定 の 者 の 意 に 反 し た 行 為 を 求 める 活 動 F. 特 定 の 地 域 に 居 住 す る 者 にのみ 便 益 が 及 ぶ 活 動 AからF( 条 例 で 個 別 に 指 定 されている 法 人 は AからE)の 事 業 活 動 の 割 合 は NPO 法 人 の 事 業 活 動 全 体 の50% 未 満 である はい いいえ ( 適 ) 認 定 基 準 等 2に 適 合 すると 思 われます ( 否 ) 認 定 基 準 等 に 適 合 しません 会 員 等 の 定 義 については P12を 参 照 願 います 11

認 定 基 準 等 2 ( 参 考 ) 会 員 等 に つ い て はい 法 人 の 役 員 か いいえ A (P11のA 欄 の 会 員 等 の 定 義 を 確 認 する 場 合 ) 継 続 反 復 して 物 品 の 販 売 やサービスの 提 供 等 ( 資 産 の 譲 渡 若 しくは 貸 付 又 は 役 務 の 提 供 )を 受 け ている 者 として 名 簿 等 で 管 理 されている 者 か B (P11のB 欄 の 会 員 等 の 定 義 を 確 認 する 場 合 ) 会 議 や 意 見 交 換 会 等 ( 相 互 の 交 流 連 絡 意 見 交 換 )に 参 加 している 者 とし て 名 簿 等 で 管 理 されてい る 者 か いいえ はい いいえ はい いいえ 上 記 の 物 品 の 販 売 や サービスの 提 供 等 ( 資 産 の 譲 渡 若 しくは 貸 付 又 は 役 務 の 提 供 )は 不 特 定 多 数 の 者 を 対 象 としたもの はい いいえ 不 特 定 多 数 の 者 を 対 象 とし た 物 品 の 販 売 やサービス の 提 供 等 ( 資 産 の 譲 渡 若 し くは 貸 付 又 は 役 務 の 提 供 ) を 受 ける 以 外 に 法 人 の 運 営 又 は 業 務 の 執 行 に 関 係 しない 者 か はい 会 員 等 に 該 当 します 会 員 等 に 該 当 しないと 思 われます 12

認 定 基 準 等 3 運 営 組 織 及 び 経 理 に つ い て 役 員 総 数 のうち 役 員 及 びその 役 員 の 親 族 ( 配 偶 者 3 親 等 以 内 の 親 族 ) 等 で 構 成 されるグループ の 人 数 の 占 める 割 合 が1/3 以 下 である いいえ はい 役 員 総 数 のうち 特 定 の 法 人 の 役 員 又 は 使 用 人 並 びにこれらの 者 の 親 族 ( 配 偶 者 3 親 等 以 内 の 親 族 ) 等 で 構 成 されるグループの 人 数 の 占 める 割 合 が1/3 以 下 である いいえ はい 公 認 会 計 士 若 しくは 監 査 法 人 の 監 査 を 受 けてい る 又 は 青 色 申 告 法 人 と 同 等 に 取 引 を 帳 簿 に 記 録 し 保 存 している いいえ はい 各 社 員 の 表 決 権 が 平 等 である はい 支 出 した 金 銭 について 使 途 が 不 明 なものはな く また 帳 簿 に 虚 偽 の 記 載 はしていない いいえ いいえ はい ( 適 ) 認 定 基 準 等 3に 適 合 すると 思 われます ( 否 ) 認 定 基 準 等 に 適 合 しません 13

認 定 基 準 等 4 事 業 活 動 に つ い て A. 宗 教 活 動 及 び 政 治 活 動 は 行 っていない はい B. 役 員 社 員 職 員 若 しくは 寄 附 者 若 しくはこれ らの 者 の 親 族 ( 配 偶 者 3 親 等 以 内 の 親 族 ) 等 に 対 して 特 別 の 利 益 を 与 えていない いいえ いいえ はい C. 営 利 を 目 的 とした 事 業 を 行 う 者 や 上 記 Aの 活 動 を 行 う 者 又 は 特 定 の 公 職 の 候 補 者 ( 公 職 に ある 者 )に 寄 附 を 行 っていない いいえ はい D. 実 績 判 定 期 間 において 次 の 割 合 は80% 以 上 である 特 定 非 営 利 活 動 に 係 る 事 業 費 ( ) 総 事 業 費 ( ) いいえ はい E. 実 績 判 定 期 間 において 次 の 割 合 は70% 以 上 である 受 入 寄 附 金 総 額 のうち 特 定 非 営 利 活 動 に 係 る 事 業 費 に 充 てた 額 ( ) 受 入 寄 附 金 の 総 額 ( ) いいえ はい ( 適 ) 認 定 基 準 等 4に 適 合 すると 思 われます ( 否 ) 認 定 基 準 等 に 適 合 しません 事 業 費 とは 法 人 の 事 業 の 目 的 のために 直 接 要 した 費 用 で 管 理 費 以 外 のものをいいます 14

認 定 基 準 等 5 情 報 公 開 に つ い て 事 業 報 告 書 や 役 員 名 簿 などの 情 報 を 一 般 に 公 開 することができる いいえ はい 一 般 の 人 から 情 報 公 開 の 請 求 があった 場 合 閲 覧 に 応 じることができる いいえ はい ( 適 ) 認 定 基 準 等 5に 適 合 すると 思 われます ( 否 ) 認 定 基 準 等 に 適 合 しません 閲 覧 の 対 象 となる 書 類 事 業 報 告 書 等 役 員 名 簿 及 び 定 款 等 各 認 定 基 準 に 適 合 する 旨 及 び 欠 格 事 由 に 該 当 しない 旨 を 説 明 する 書 類 寄 附 金 を 充 当 する 予 定 の 具 体 的 な 事 業 の 内 容 を 記 載 した 書 類 役 員 報 酬 又 は 職 員 給 与 の 支 給 に 関 する 規 程 収 益 の 明 細 その 他 資 金 に 関 する 事 項 資 産 の 譲 渡 等 に 関 する 事 項 寄 附 金 に 関 する 事 項 等 を 記 載 した 書 類 助 成 金 の 支 給 を 行 った 場 合 に 事 後 に 所 轄 庁 に 提 出 した 書 類 の 写 し 海 外 への 送 金 又 は 金 銭 の 持 ち 出 し(その 金 額 が200 万 以 下 のものを 除 く )を 行 う 場 合 等 に 所 轄 庁 に 提 出 した 書 類 の 写 し 15

認 定 基 準 6 所 轄 庁 へ の 書 類 提 出 に つ い て 各 事 業 年 度 において 事 業 報 告 書 等 を 所 轄 庁 に 提 出 している いいえ はい ( 適 ) 認 定 基 準 6に 適 合 すると 思 われます ( 否 ) 認 定 基 準 に 適 合 しません 事 業 報 告 書 等 事 業 報 告 書 財 産 目 録 貸 借 対 照 表 活 動 計 算 書 年 間 役 員 名 簿 社 員 のうち10 人 以 上 の 者 の 氏 名 及 び 住 所 又 は 居 所 を 記 載 した 書 面 16

認 定 基 準 7 不 正 行 為 等 に つ い て 法 令 又 は 法 令 に 基 づいてする 行 政 庁 の 処 分 に 違 反 する 事 実 はない いいえ はい 偽 りや 不 正 の 行 為 によって 利 益 を 得 た 事 実 又 は 得 ようとした 事 実 はない いいえ はい 公 益 に 反 する 事 実 はない いいえ はい ( 適 ) 認 定 基 準 7に 適 合 すると 思 われます ( 否 ) 認 定 基 準 に 適 合 しません 17

認 定 基 準 8 設 立 後 の 経 過 期 間 に つ い て A. 登 記 上 の 設 立 年 月 日 ( 年 月 日 ) B. A の1 年 を 経 過 した 日 ( ) ( 年 月 日 ) C. 申 請 書 の 提 出 年 月 日 ( 年 月 日 ) D. C の 事 業 年 度 の 初 日 ( 年 月 日 ) D は B より 遅 い 日 付 である はい いいえ ( 適 ) 認 定 基 準 8に 適 合 すると 思 われます ( 否 ) 認 定 基 準 に 適 合 しません 合 併 によって 設 立 したNPO 法 人 が 申 請 を 行 う 場 合 は 各 合 併 消 滅 法 人 の 設 立 の 日 から1 年 を 経 過 した 日 のうち 最 も 早 い 日 を 記 入 します また 合 併 によって 存 続 したNPO 法 人 が 申 請 を 行 う 場 合 は 合 併 法 人 及 び 各 合 併 消 滅 法 人 の 設 立 の 日 から1 年 を 経 過 した 日 のうち 最 も 早 い 日 を 記 入 します 18

欠 格 事 由 に つ い て 〇 役 員 のうちに 次 のA~Dのいずれかに 該 当 する 者 がある A. 認 定 又 は 仮 認 定 を 取 り 消 された 法 人 に おいて その 取 消 しの 原 因 となった 事 実 が あった 日 以 前 1 年 内 に 当 該 法 人 のその 業 務 を 行 う 理 事 であった 者 でその 取 消 しの 日 から5 年 を 経 過 しない 者 B. 禁 錮 以 上 の 刑 に 処 せられ その 執 行 を 終 わった 日 又 はその 執 行 を 受 けることがなくなった 日 から5 年 を 経 過 しない 者 はい C. NPO 法 若 しくは 暴 力 団 員 不 当 行 為 防 止 法 に 違 反 したことにより 若 しくは 刑 法 204 条 等 若 しくは 暴 力 行 為 等 処 罰 法 の 罪 を 犯 したことにより 又 は 国 税 若 しくは 地 方 税 に 関 する 法 律 に 違 反 したことにより 罰 金 刑 に 処 せられ その 執 行 を 終 わった 日 又 はその 執 行 を 受 けることがなくなった 日 か D. 暴 力 団 又 はその 構 成 員 ( 暴 力 団 の 構 成 団 体 の 構 成 員 を 含 む) 若 しくは 暴 力 団 の 構 成 員 でなく なった 日 から5 年 を 経 過 しない 者 (J.において 暴 力 団 の 構 成 員 等 といいます ) いいえ E. 認 定 又 は 仮 認 定 を 取 り 消 され その 取 消 しの 日 から5 年 を 経 過 しない はい いいえ F. 定 款 又 は 事 業 計 画 書 の 内 容 が 法 令 等 に 違 反 している はい いいえ G. 国 税 又 は 地 方 税 の 滞 納 処 分 が 執 行 されているもの 又 は 当 該 滞 納 処 分 の 終 了 の 日 から 3 年 を 経 過 しない はい いいえ H. 国 税 に 係 る 重 加 算 税 又 は 地 方 税 に 係 る 重 加 算 金 を 課 された 日 から3 年 を 経 過 しない はい いいえ 〇 次 のいずれかに 該 当 する 法 人 I. 暴 力 団 J. 暴 力 団 又 は 暴 力 団 の 構 成 員 等 の 統 制 下 にある 法 人 はい いいえ ( 適 ) 欠 格 事 由 に 該 当 しないと 思 われます ( 否 ) 欠 格 事 由 に 該 当 します 19

解 説 編 20

認 定 手 続 等 の 概 要 NPO 法 人 特 定 非 営 利 活 動 を 行 うことを 主 たる 目 的 とする 等 の 一 定 の 要 件 を 満 たし 特 定 非 営 利 活 動 促 進 法 の 規 定 に 基 づき 所 轄 庁 の 認 証 を 受 けて 設 立 された 特 定 非 営 利 活 動 法 人 を いいます( 法 22 101) 事 前 相 談 申 請 書 提 出 認 定 申 請 をお 考 えの 方 は まず 事 前 相 談 をお 願 いします 神 奈 川 県 内 の 所 轄 庁 一 覧 についてはP190 をご 確 認 ください 認 定 を 受 けるための 基 準 についてはP29~45 をご 確 認 ください NPO 法 人 の 所 轄 庁 に 認 定 ( 仮 認 定 ) 申 請 書 を 提 出 してください 申 請 手 続 についてはP22~28 をご 確 認 ください 申 請 様 式 については 認 定 ( 仮 認 定 ) 申 請 書 等 様 式 P53~103 をご 確 認 ください 実 態 確 認 等 所 轄 庁 の 担 当 者 が 実 態 確 認 等 を 行 う 場 合 があります( 法 73) 確 認 させていただく 資 料 ( 例 )についてはP104 をご 確 認 ください 認 定 NPO 法 人 NPO 法 人 のうち その 運 営 組 織 及 び 事 業 活 動 が 適 正 であって 公 益 の 増 進 に 資 するものとし て 所 轄 庁 の 認 定 を 受 けたものをいいます( 法 23 441) 仮 認 定 NPO 法 人 NPO 法 人 の 設 立 の 日 から 5 年 経 過 しないものう ち その 運 営 組 織 及 び 事 業 活 動 が 適 正 であって 特 定 非 営 利 活 動 の 健 全 な 発 展 の 基 盤 を 有 し 公 益 の 増 進 に 資 すると 見 込 まれるものとして 所 轄 庁 の 仮 認 定 を 受 けたものをいいます( 法 24 581) 役 員 報 酬 規 程 等 の 提 出 (P112) 認 定 NPO 法 人 等 は 役 員 報 酬 規 程 等 助 成 金 支 給 の 実 績 及 び 海 外 送 金 等 (2 百 万 超 )の 提 出 書 を 所 轄 庁 や 所 轄 庁 以 外 の 関 係 知 事 に 提 出 しなければなりません( 法 55 12 62) 情 報 公 開 (P116) 認 定 NPO 法 人 等 は 事 業 報 告 書 等 役 員 名 簿 定 款 認 定 等 申 請 の 添 付 書 類 役 員 報 酬 規 程 等 の 閲 覧 の 請 求 があった 場 合 には 正 当 な 理 由 がある 場 合 を 除 いて これ をその 事 務 所 において 閲 覧 させな ければなりません ( 法 524 54 5 62) 21 異 動 の 届 出 等 (P114) 認 定 NPO 法 人 等 は 認 定 等 され たとき 代 表 者 の 変 更 があったと きなど 所 定 の 異 動 変 更 等 が 生 じ た 場 合 には その 旨 を 記 載 した 書 類 等 ( 添 付 書 類 を 含 みます )を 所 轄 庁 や 所 轄 庁 以 外 の 関 係 知 事 に 提 出 しなければなりません( 法 49 4 521~3 5314 62 法 規 30 312)

1 認 定 仮 認 定 又 は 認 定 の 有 効 期 間 の 更 新 を 受 けるための 申 請 手 続 ⑴ 認 定 を 受 けようとする 場 合 イ 認 定 NPO 法 人 として 認 定 を 受 けようとする NPO 法 人 は 所 轄 庁 の 条 例 で 定 めるところにより 次 の 1~3の 書 類 を 添 付 した 申 請 書 を 所 轄 庁 に 提 出 し 認 定 を 受 けることとなります( 法 442) ( 注 ) 申 請 書 及 び 添 付 書 類 については 認 定 ( 仮 認 定 ) 申 請 書 等 様 式 P53~103 をご 覧 ください 1 実 績 判 定 期 間 内 の 日 を 含 む 各 事 業 年 度 の 寄 附 者 名 簿 ( 寄 附 金 の 支 払 者 ごとの 氏 名 ( 法 人 の 名 称 ) と 住 所 並 びに 寄 附 金 の 額 受 け 入 れた 年 月 日 を 記 載 したもの) ( 注 ) 実 績 判 定 期 間 とは 認 定 を 受 けようとする NPO 法 人 の 直 前 に 終 了 した 事 業 年 度 の 末 日 以 前 5 年 ( 過 去 に 認 定 を 受 けたことのない 法 人 の 場 合 は2 年 ) 内 に 終 了 した 各 事 業 年 度 のうち 最 も 早 い 事 業 年 度 の 初 日 から 当 該 末 日 までの 期 間 となります( 法 443) 詳 しくは 26 頁 参 考 ( 実 績 判 定 期 間 ) を 参 照 してくださ い 2 認 定 の 基 準 に 適 合 する 旨 を 説 明 する 書 類 及 び 欠 格 事 由 に 該 当 しない 旨 を 説 明 する 書 類 ( 注 ) 認 定 の 各 基 準 については 33 頁 ~45 頁 を 欠 格 事 由 については 46 頁 ~47 頁 をご 覧 ください 3 寄 附 金 を 充 当 する 予 定 の 具 体 的 な 事 業 の 内 容 を 記 載 した 書 類 ロ 認 定 の 申 請 書 の 提 出 は 申 請 書 を 提 出 した 日 を 含 む 事 業 年 度 開 始 の 日 において 設 立 の 日 以 後 1 年 を 超 える 期 間 が 経 過 している 必 要 があります( 法 451 八 ) ハ 認 定 の 有 効 期 間 は 所 轄 庁 による 認 定 の 日 から 起 算 して5 年 となります( 法 511) 認 定 の 有 効 期 間 の 満 了 後 引 き 続 き 認 定 NPO 法 人 として 特 定 非 営 利 活 動 を 行 おうとする 認 定 NPO 法 人 は その 有 効 期 間 の 更 新 を 受 ける 必 要 があります( 次 頁 の (3) 認 定 の 有 効 期 間 の 更 新 を 受 けよう とする 場 合 を 参 照 してください )( 法 512) 1 認 定 申 請 書 NPO 法 人 2 認 定 所 轄 庁 認 定 NPO 法 人 ( 役 員 報 酬 規 程 等 提 出 書 等 の 提 出 義 務 ) ⑵ 仮 認 定 を 受 けようとする 場 合 イ 仮 認 定 NPO 法 人 として 仮 認 定 を 受 けようとする NPO 法 人 は 所 轄 庁 の 条 例 で 定 めるところにより 次 の1 及 び2の 書 類 を 添 付 した 申 請 書 を 所 轄 庁 に 提 出 し 仮 認 定 を 受 けることとなります( 法 442 582) ( 注 ) 申 請 書 及 び 添 付 書 類 については 認 定 ( 仮 認 定 ) 申 請 書 等 様 式 P53~103 をご 覧 ください 1 仮 認 定 の 基 準 に 適 合 する 旨 を 説 明 する 書 類 及 び 欠 格 事 由 に 該 当 しない 旨 を 説 明 する 書 類 ( 注 1) 仮 認 定 の 各 基 準 及 び 欠 格 事 由 については 4 仮 認 定 NPO 法 人 としての 仮 認 定 を 受 けるための 基 準 (45 頁 )をご 覧 ください ( 注 2) 仮 認 定 の 各 基 準 に 係 る 実 績 判 定 期 間 は 仮 認 定 を 受 けようとする NPO 法 人 の 直 前 に 終 了 した 事 業 年 度 の 末 日 以 前 2 年 内 に 終 了 した 各 事 業 年 度 のうち 最 も 早 い 事 業 年 度 の 初 日 から 当 該 末 日 までの 期 22

間 となります( 法 443 582) 詳 しくは 27 頁 ~28 頁 を 参 照 してください 2 寄 附 金 を 充 当 する 予 定 の 具 体 的 な 事 業 の 内 容 を 記 載 した 書 類 ロ 仮 認 定 の 申 請 ができる NPO 法 人 は 次 の 掲 げる 基 準 に 適 合 する 必 要 があります( 法 451 八 59 一 ~ 三 ) 1 仮 認 定 の 申 請 書 を 提 出 した 日 を 含 む 事 業 年 度 開 始 の 日 において 設 立 の 日 以 後 1 年 を 超 える 期 間 が 経 過 していること 2 仮 認 定 の 申 請 書 を 提 出 した 日 の 前 日 において その 設 立 の 日 から5 年 を 経 過 しない 法 人 であるこ と 3 認 定 又 は 仮 認 定 を 受 けたことがないこと ハ 仮 認 定 の 有 効 期 間 は 所 轄 庁 による 仮 認 定 の 日 から 起 算 して3 年 となります( 法 60) 仮 認 定 の 有 効 期 間 が 経 過 したときは 仮 認 定 は 失 効 しますので 仮 認 定 の 有 効 期 間 中 又 は 有 効 期 間 の 経 過 後 に 認 定 NPO 法 人 として 認 定 を 受 けたい 場 合 は 認 定 の 申 請 を 行 う 必 要 があります なお 仮 認 定 の 有 効 期 間 中 に 認 定 NPO 法 人 として 認 定 を 受 けた 場 合 には 仮 認 定 の 効 力 を 失 います( 法 611 四 ) ⑶ 認 定 の 有 効 期 間 の 更 新 を 受 けようとする 場 合 イ 認 定 の 有 効 期 間 の 更 新 を 受 けようとする 認 定 NPO 法 人 は 有 効 期 間 の 満 了 の 日 の6 月 前 から3 月 前 までの 間 ( 以 下 更 新 申 請 期 間 といいます )に 所 轄 庁 の 条 例 で 定 めるところにより 次 の1~2 の 書 類 を 添 付 した 有 効 期 間 の 更 新 の 申 請 書 を 所 轄 庁 に 提 出 し 有 効 期 間 の 更 新 を 受 けることとなりま す( 法 51235) 1 認 定 の 基 準 に 適 合 する 旨 を 説 明 する 書 類 及 び 欠 格 事 由 に 該 当 しない 旨 を 説 明 する 書 類 2 寄 附 金 を 充 当 する 予 定 の 具 体 的 な 事 業 の 内 容 を 記 載 した 書 類 ( 注 1) 認 定 の 有 効 期 間 の 更 新 の 申 請 書 には 寄 附 者 名 簿 の 提 出 は 不 要 ですが 当 該 名 簿 の 作 成 の 日 から5 年 間 事 務 所 に 備 え 置 く 必 要 があります( 法 515 542 一 ) ( 注 2) 認 定 の 有 効 期 間 の 更 新 の 申 請 に 係 る 実 績 判 定 期 間 は 更 新 を 受 けようとする NPO 法 人 の 直 前 に 終 了 した 事 業 年 度 の 末 日 以 前 5 年 内 に 終 了 した 各 事 業 年 度 のうち 最 も 早 い 事 業 年 度 の 初 日 から 当 該 末 日 までの 期 間 となります( 法 443 515) ( 注 3) 上 記 1 2に 係 る 書 類 については 既 に 所 轄 庁 に 提 出 している 当 該 書 類 の 内 容 に 変 更 がないときは その 添 付 を 省 略 することができます( 法 515ただし 書 ) ロ 認 定 の 有 効 期 間 の 更 新 がされた 場 合 の 認 定 の 有 効 期 間 は 従 前 の 認 定 の 有 効 期 間 の 満 了 の 日 の 翌 日 から 起 算 して5 年 となります( 法 511) なお 認 定 の 有 効 期 間 の 更 新 の 申 請 があった 場 合 において 従 前 の 認 定 期 間 の 満 了 の 日 までに 当 該 申 請 に 対 する 処 分 がされないときは 従 前 の 認 定 は 従 前 の 認 定 の 有 効 期 間 の 満 了 後 も 処 分 がなされ るまでの 間 は なお 効 力 を 有 することとなります( 法 514) ⑷ 認 定 NPO 法 人 等 の 役 員 報 酬 規 程 等 の 提 出 義 務 イ 認 定 NPO 法 人 等 は 都 道 府 県 又 は 指 定 都 市 の 条 例 で 定 めるところにより 毎 事 業 年 度 1 回 役 員 報 酬 規 程 等 を 所 轄 庁 (2 以 上 の 都 道 府 県 の 区 域 内 に 事 務 所 を 設 置 する 認 定 NPO 法 人 等 にあっては 所 轄 庁 及 び 所 轄 庁 以 外 の 関 係 知 事 )に 提 出 しなければなりません( 法 54234 55 62) ロ 認 定 又 は 仮 認 定 ( 以 下 認 定 等 といいます )の 通 知 を 受 けた 認 定 NPO 法 人 等 ( 所 轄 庁 以 外 の 都 道 府 県 の 区 域 内 に 事 務 所 を 設 置 する 法 人 に 限 ります )は 遅 滞 なく 次 に 掲 げる 書 類 を 所 轄 庁 以 外 の 関 23

係 知 事 に 提 出 しなければなりません( 法 494 62 法 規 272) 1 法 規 第 27 条 第 2 項 に 規 定 する 様 式 第 1 号 2 直 近 の 事 業 報 告 書 等 (A 事 業 報 告 書 B 活 動 計 算 書 C 貸 借 対 照 表 D 財 産 目 録 E 年 間 役 員 名 簿 ( 直 近 の 事 業 年 度 において 役 員 であったことのある 者 全 員 の 氏 名 及 び 住 所 又 は 居 所 並 びにこれら の 者 の 当 該 事 業 年 度 における 報 酬 の 有 無 を 記 載 した 名 簿 をいいます ) F 直 近 の 事 業 年 度 末 日 にお ける 社 員 のうち 10 人 以 上 の 者 の 氏 名 ( 法 人 の 場 合 は その 名 称 及 び 代 表 者 の 氏 名 ) 及 び 住 所 又 は 居 所 を 記 載 した 書 面 ) 3 役 員 名 簿 4 定 款 等 (A 定 款 B 認 証 に 関 する 書 類 の 写 し C 登 記 事 項 証 明 書 の 写 し) 5 所 轄 庁 に 提 出 した 申 請 書 及 び 添 付 書 類 の 写 し 6 認 定 又 は 仮 認 定 に 関 する 書 類 の 写 し ハ 認 定 の 有 効 期 間 の 更 新 の 通 知 を 受 けた 認 定 NPO 法 人 ( 所 轄 庁 以 外 の 都 道 府 県 の 区 域 内 に 事 務 所 を 設 置 する 法 人 に 限 ります )は 遅 滞 なく 次 に 掲 げる 書 類 を 所 轄 庁 以 外 の 関 係 知 事 に 提 出 しなければな りません( 法 494 515 法 規 28) 1 法 規 第 28 条 に 規 定 する 様 式 第 2 号 2 所 轄 庁 に 提 出 した 認 定 の 有 効 期 間 の 更 新 を 受 けるための 申 請 書 及 び 添 付 書 類 の 写 し 3 認 定 の 更 新 に 関 する 書 類 の 写 し 参 考 1 認 定 NPO 法 人 等 の 名 称 等 の 使 用 制 限 認 定 NPO 法 人 等 でない 者 は その 名 称 又 は 商 号 中 に 認 定 NPO 法 人 であると 誤 認 されるおそれのある 文 字 を 用 いてはならず また 何 人 も 不 正 の 目 的 をもって 他 の 認 定 NPO 法 人 等 であると 誤 認 されるおそ れのある 名 称 又 は 商 号 を 使 用 してはならないこととされております( 法 5012 62) なお これらの 規 定 に 違 反 している 場 合 には 罰 則 の 適 用 があります( 法 78 二 ~ 五 ) 2 所 轄 庁 による 認 定 等 の 通 知 所 轄 庁 は NPO 法 人 からの 申 請 について 認 定 等 又 は 認 定 の 有 効 期 間 の 更 新 をしたときはその 旨 を 当 該 申 請 法 人 に 対 し 書 面 により 通 知 することになります また 認 定 等 又 は 認 定 の 有 効 期 間 の 更 新 をしな いことを 決 定 したときはその 旨 とその 理 由 を 申 請 法 人 に 対 し 書 面 により 通 知 することになります( 法 491 515 62) また 所 轄 庁 は 所 轄 庁 以 外 の 都 道 府 県 の 区 域 内 に 事 務 所 を 設 置 する NPO 法 人 について 認 定 等 を 行 っ たときは その 認 定 NPO 法 人 等 の 名 称 その 他 一 定 の 事 項 を その 主 たる 事 務 所 が 所 在 する 都 道 府 県 以 外 の 都 道 府 県 でその 事 務 所 が 所 在 する 都 道 府 県 の 知 事 ( 以 下 所 轄 庁 以 外 の 関 係 知 事 といいます )に 通 知 することとされております( 法 493 62 法 規 271) 3 認 定 の 公 示 所 轄 庁 は 認 定 NPO 法 人 等 の 認 定 等 又 は 認 定 の 有 効 期 間 の 更 新 をしたときは インターネットの 利 用 その 他 適 切 な 方 法 により 次 に 掲 げる 事 項 を 公 示 することとされております( 法 492 515 62) ( 公 示 事 項 ) 1 認 定 NPO 法 人 等 の 名 称 2 代 表 者 の 氏 名 3 主 たる 事 務 所 の 所 在 地 とその 他 の 事 務 所 の 所 在 地 4 認 定 等 の 有 効 期 間 5 1~4に 掲 げるもののほか 所 轄 庁 の 条 例 で 定 める 事 項 また 所 轄 庁 は 認 定 NPO 法 人 等 について 以 下 に 掲 げる 事 項 に 変 更 があったときも インターネッ 24

トの 利 用 その 他 適 切 な 方 法 により その 旨 を 公 示 することとされております( 法 532 62) 6 上 記 ( 公 示 事 項 )1 3 5に 掲 げる 事 項 に 係 る 定 款 の 変 更 の 認 証 をしたとき 7 上 記 ( 公 示 事 項 )3 5に 掲 げる 事 項 に 係 る 定 款 変 更 ( 所 轄 庁 の 認 証 を 受 けなければならない 事 項 を 除 きます )の 届 出 を 受 けたとき 8 代 表 者 の 氏 名 に 変 更 があった 旨 の 届 出 を 受 けたとき 9 上 記 ( 公 示 事 項 )5に 掲 げる 事 項 に 変 更 があったとき 4 認 定 等 の 失 効 認 定 NPO 法 人 等 は 次 のいずれかに 掲 げる 事 由 が 生 じたとき その 認 定 等 の 効 力 を 失 います( 法 57 1 61) イ 認 定 等 の 有 効 期 間 が 経 過 したとき( 法 514の 場 合 にあっては 更 新 拒 否 処 分 されたとき) ロ 認 定 NPO 法 人 等 が 認 定 NPO 法 人 等 でない NPO 法 人 と 合 併 をした 場 合 その 合 併 が 法 631の 認 定 を 経 ずにその 効 力 を 生 じたとき( 法 634の 場 合 にあっては その 合 併 の 不 認 定 処 分 がされたとき) ハ 認 定 NPO 法 人 等 が 解 散 したとき ニ 仮 認 定 NPO 法 人 が 認 定 NPO 法 人 として 認 定 を 受 けたとき なお 所 轄 庁 は 認 定 NPO 法 人 等 が 認 定 等 の 効 力 を 失 ったとき インターネットの 利 用 その 他 適 切 な 方 法 により その 旨 を 公 示 することとされております( 法 572) また 所 轄 庁 は 所 轄 庁 以 外 の 都 道 府 県 の 区 域 内 に 事 務 所 を 設 置 する 認 定 NPO 法 人 等 がその 認 定 等 の 効 力 を 失 ったときは その 旨 を 所 轄 庁 以 外 の 関 係 知 事 に 通 知 することとされております( 法 573 62) 5 協 力 依 頼 所 轄 庁 は NPO 法 の 施 行 のために 必 要 があると 認 めるときは 官 庁 公 共 団 体 その 他 の 者 に 照 会 し 又 は 協 力 を 求 めることができるものとされています( 法 73) この 規 定 により 所 轄 庁 が 認 定 申 請 中 の NPO 法 人 や 認 定 NPO 法 人 等 に 対 し 申 請 書 の 内 容 の 確 認 や 認 定 又 は 仮 認 定 を 取 り 消 すべき 理 由 が 発 生 していな いかどうか 等 を 確 認 するために 実 態 確 認 を 実 施 することがあります 25

参 考 ( 実 績 判 定 期 間 ) 実 績 判 定 期 間 とは 認 定 仮 認 定 又 は 認 定 の 有 効 期 間 の 更 新 を 受 けようとする 法 人 の 直 前 に 終 了 した 事 業 年 度 の 末 日 以 前 5 年 ( 過 去 に 認 定 を 受 けたことのない 法 人 又 は 仮 認 定 を 受 けようとする 法 人 の 場 合 は2 年 ) 内 に 終 了 した 各 事 業 年 度 のうち 最 も 早 い 事 業 年 度 の 初 日 から 当 該 末 日 までの 期 間 をいいます( 法 443 515 582) 具 体 例 1 過 去 に 認 定 を 受 けたことのない 法 人 ( 又 は 仮 認 定 を 受 けようとする 法 人 )の 申 請 の 場 合 事 業 年 度 4 月 1 日 ~ 翌 年 3 月 31 日 事 業 報 告 書 等 の 所 轄 庁 への 提 出 日 n+2 年 6 月 30 日 申 請 書 を 提 出 した 日 n+2 年 7 月 31 日 実 績 判 定 期 間 n 年 4 月 1 日 ( 第 1 期 )~n+2 年 3 月 31 日 ( 第 2 期 ) 過 去 に 認 定 を 受 けたことのない 法 人 ( 又 は 仮 認 定 を 受 けようとする 法 人 )が 申 請 を 行 う 場 合 の 実 績 判 定 期 間 は n 年 4 月 1 日 ( 第 1 期 )からn+2 年 3 月 31 日 ( 第 2 期 )までの2 年 間 となり 実 績 判 定 期 間 で 算 定 する 認 定 基 準 (PST 基 準 等 )については 第 1 期 から 第 2 期 までの 事 業 報 告 書 等 に 基 づき 算 定 することと なります 過 去 に 認 定 を 受 けたことのない 法 人 仮 認 定 を 受 けようとする 法 人 の 実 績 判 定 期 間 (2 年 ) 第 1 期 第 2 期 第 3 期 第 4 期 n 年 n+1 年 n+2 年 n+3 年 4/1 4/1 4/1 審 査 期 間 4/1 認 定 の 有 効 期 間 (5 年 ) ( 仮 認 定 の 場 合 は3 年 ) 提 出 日 6/30 第 2 期 事 業 報 告 書 申 請 日 7/31 認 定 認 定 申 請 書 具 体 例 2 認 定 の 有 効 期 間 内 に 更 新 を 受 けようとする 場 合 のタイムスケジュールを 作 成 すると おおむね 次 表 のとお りとなります 事 業 年 度 : 4 月 1 日 ~ 翌 年 3 月 31 日 事 業 報 告 書 等 の 所 轄 庁 への 提 出 日 :n+2 年 6 月 30 日 初 回 の 認 定 申 請 書 の 提 出 日 :n+3 年 3 月 16 日 認 定 の 有 効 期 間 :n+3 年 8 月 1 日 ~n+8 年 7 月 31 日 更 新 申 請 期 間 :n+8 年 1 月 31 日 ~n+8 年 4 月 30 日 26

更 新 の 申 請 書 の 提 出 日 ケースA: 更 新 申 請 期 間 中 のn+8 年 1 月 31 日 ~n+8 年 3 月 31 日 の 間 に 更 新 の 申 請 書 を 提 出 する 場 合 実 績 判 定 期 間 :n+2 年 4 月 1 日 ( 第 3 期 )~n+7 年 3 月 31 日 ( 第 7 期 ) 更 新 申 請 期 間 中 のn+8 年 1 月 31 日 ~n+8 年 3 月 31 日 の 間 に 更 新 の 申 請 書 を 提 出 する 場 合 の 実 績 判 定 期 間 は n+2 年 4 月 1 日 ( 第 3 期 )~n+7 年 3 月 31 日 ( 第 7 期 )となります この 場 合 の 実 績 判 定 期 間 で 算 定 する 認 定 基 準 (PST 基 準 等 )については 第 3 期 から 第 7 期 まで の 事 業 報 告 書 等 に 基 づき 算 定 することとなります ケースB: 更 新 申 請 期 間 中 のn+8 年 4 月 1 日 ~n+8 年 4 月 30 日 に 更 新 の 申 請 書 を 提 出 する 場 合 実 績 判 定 期 間 :n+3 年 4 月 1 日 ( 第 4 期 )~n+8 年 3 月 31 日 ( 第 8 期 ) 更 新 申 請 期 間 中 のn+8 年 4 月 1 日 ~n+8 年 4 月 30 日 に 更 新 の 申 請 書 を 提 出 する 場 合 の 実 績 判 定 期 間 は n+3 年 4 月 1 日 ( 第 4 期 )~n+8 年 3 月 31 日 ( 第 8 期 )となります この 場 合 の 実 績 判 定 期 間 で 算 定 する 認 定 基 準 (PST 基 準 等 )については 第 4 期 から 第 8 期 までの 事 業 報 告 書 等 に 基 づき 算 定 することとなりますので 第 8 期 の 事 業 年 度 終 了 後 早 期 に 事 業 報 告 書 等 を 作 成 し 認 定 基 準 等 を 算 定 する 必 要 があることに 留 意 願 います 最 初 の 認 定 申 請 の 実 績 判 定 期 間 (2 年 ) (A) 更 新 申 請 の 実 績 判 定 期 間 (5 年 ) (B) 更 新 申 請 の 実 績 判 定 期 間 (5 年 ) 第 1 期 第 2 期 第 3 期 第 4 期 第 5 期 第 6 期 第 7 期 第 8 期 第 9 期 n 年 n+1 年 n+2 年 4/1 4/1 4/1 4/1 n+3 年 n+4 年 n+5 年 n+6 年 審 査 期 間 4/1 4/1 4/1 認 定 の 有 効 期 間 (5 年 ) (n+3 年 8 月 1 日 ~n+8 年 7 月 31 日 ) n+7 年 n+8 年 4/1 4/1 提 出 日 6/30 第 2 期 事 業 報 告 書 申 請 日 3/16 認 定 申 請 書 認 定 更 新 申 請 期 間 ( 認 定 の 有 効 期 間 満 了 の 日 の6 月 前 から3 月 前 ま での 間 )に 認 定 の 有 効 期 間 の 更 新 の 申 請 が 必 要 となります この 場 合 更 新 の 申 請 の 提 出 日 により 実 績 判 定 期 間 が(A) 期 間 又 は(B) 期 間 となります 実 績 判 定 期 間 が(B)の 場 合 実 績 判 定 期 間 で 算 定 する 認 定 基 準 (PST 基 準 等 )については 第 8 期 の 事 業 報 告 書 等 を 含 めて 算 定 することとなりますので 第 8 期 の 事 業 年 度 終 了 後 早 期 に 事 業 報 告 書 等 を 作 成 し 認 定 基 準 等 を 算 定 する 必 要 があることに 留 意 願 います 具 体 例 3 仮 認 定 の 有 効 期 間 中 に 認 定 を 受 けようとする 場 合 のタイムスケジュールを 作 成 すると おおむね 次 表 のと おりとなります 事 業 年 度 :4 月 1 日 ~ 翌 年 3 月 31 日 事 業 報 告 書 の 所 轄 庁 への 提 出 日 :n+2 年 6 月 30 日 仮 認 定 申 請 書 の 提 出 日 :n+2 年 8 月 31 日 仮 認 定 申 請 に 係 る 実 績 判 定 期 間 :n 年 4 月 1 日 ( 第 1 期 )~n+2 年 3 月 31 日 ( 第 2 期 ) 仮 認 定 の 有 効 期 間 :n+2 年 12 月 16 日 ~n+5 年 11 月 15 日 認 定 申 請 書 の 提 出 日 :n+5 年 7 月 31 日 認 定 申 請 に 係 る 実 績 判 定 期 間 :n+3 年 4 月 1 日 ( 第 4 期 )~n+5 年 3 月 31 日 ( 第 5 期 ) 認 定 の 有 効 期 間 :n+5 年 11 月 16 日 ~n+10 年 11 月 15 日 27

仮 認 定 申 請 の 実 績 判 定 期 間 (2 年 ) 最 初 の 認 定 申 請 の 実 績 判 定 期 間 (2 年 ) 第 1 期 第 2 期 第 3 期 第 4 期 第 5 期 第 6 期 第 7 期 第 8 期 n 年 n+1 年 n+2 年 n+3 年 n+4 年 n+5 年 4/1 4/1 4/1 4/1 4/1 審 査 期 間 仮 認 定 の 有 効 期 間 (3 年 ) 提 出 日 6/30 提 出 日 6/30 第 2 期 事 業 報 告 書 4/1 審 査 期 間 仮 認 定 第 5 期 認 定 事 業 報 告 書 申 請 日 8/31 申 請 日 7/31 仮 認 定 申 請 書 認 定 申 請 書 n+6 年 n+7 年 4/1 4/1 認 定 の 有 効 期 間 (5 年 ) 仮 認 定 NPO 法 人 が 認 定 NPO 法 人 として 認 定 を 受 けたとき 仮 認 定 の 効 力 を 失 います( 法 61) 28

2 認 定 等 の 基 準 の 概 要 ⑴ 認 定 の 基 準 の 概 要 認 定 NPO 法 人 としての 認 定 を 受 けるためには その 運 営 組 織 及 び 事 業 活 動 が 適 正 であって 公 益 の 増 進 に 資 することにつき 次 に 掲 げる(1)から(8)までの 基 準 に 適 合 する 必 要 があります ( 法 441 45) また 仮 認 定 NPO 法 人 として 仮 認 定 を 受 けるためには NPO 法 人 として 新 たに 設 立 されたも のののうち その 運 営 組 織 及 び 事 業 活 動 が 適 正 であって 特 定 非 営 利 活 動 の 健 全 な 発 展 の 基 盤 を 有 し 公 益 の 増 進 に 資 すると 見 込 まれることにつき 次 に 掲 げる(2)から(10)までの 基 準 に 適 合 する 必 要 があります ( 法 45 58 59) 次 表 は 認 定 基 準 等 の 概 要 をまとめたものですが 詳 細 については 33 頁 以 降 をご 覧 ください 項 目 認 定 基 準 の 概 要 (1) パブリックサ ポートテスト (PST)につ いて 広 く 市 民 からの 支 援 を 受 けているかどうかを 判 断 するための 基 準 と して 次 の3つの 基 準 のいずれかに 適 合 すること 1 相 対 値 基 準 イ 原 則 実 績 判 定 期 間 における 寄 附 金 等 収 入 金 額 経 常 収 入 金 額 ( 注 ) 寄 附 金 等 収 入 金 額 経 常 収 入 金 額 の 詳 細 については 34~36 頁 を 参 照 してください 1 5 ロ 小 規 模 法 人 の 特 例 実 績 判 定 期 間 における 受 入 寄 附 金 総 額 -ホの 金 額 +ヘの 金 額 総 収 入 金 額 -ニの 金 額 1 5 ( 注 1) 上 記 の 小 規 模 法 人 の 特 例 を 適 用 するか 否 は 法 人 の 選 択 になります ( 注 2) 小 規 模 法 人 の 定 義 ニの 金 額 ホの 金 額 ヘの 金 額 については 33 頁 及 び 36~37 頁 を 参 照 してください 上 記 イ 又 はロの 相 対 値 基 準 の 計 算 において その 法 人 に 国 の 補 助 金 等 が ある 場 合 には 法 人 の 選 択 により 国 の 補 助 金 等 をPSTの 分 母 分 子 に 算 入 することができます その 詳 細 については 37 頁 ~38 頁 を 参 照 してくだ さい 2 絶 対 値 基 準 実 績 判 定 期 間 内 の 各 事 業 年 度 中 の 寄 附 金 の 額 の 総 額 が 3,000 以 上 である 寄 附 者 の 数 の 合 計 数 が 年 平 均 100 人 以 上 であること ( 注 1) 氏 名 又 は 名 称 及 び 住 所 が 明 らかな 寄 附 者 のみを 数 えます ( 注 2) 寄 附 者 本 人 と 生 計 を 一 にする 者 も 含 めて 一 人 として 数 えます ( 注 3) 寄 附 者 が そのNPO 法 人 の 役 員 及 び 役 員 と 生 計 を 一 にする 者 で ある 場 合 は これらの 者 は 寄 附 者 数 に 含 めません 3 条 例 個 別 指 定 基 準 都 道 府 県 又 は 市 区 町 村 が 個 人 住 民 税 の 寄 附 金 税 額 控 除 の 対 象 とし て 条 例 により 個 別 に 指 定 した NPO 法 人 (その 都 道 府 県 又 は 市 区 町 村 の 区 域 内 に 事 務 所 を 有 する NPO 法 人 に 限 ります )については パブリ ックサポートテスト 基 準 を 満 たしているものとして 取 り 扱 われます 29

(2) 活 動 の 対 象 に ついて 実 績 判 定 期 間 における 事 業 活 動 のうち 次 に 掲 げる 活 動 の 占 める 割 合 が 50% 未 満 であること イ 会 員 等 に 対 する 資 産 の 譲 渡 等 及 び 会 員 等 が 対 象 である 活 動 ロ 特 定 の 範 囲 の 者 に 便 益 が 及 ぶ 活 動 ハ 特 定 の 著 作 物 又 は 特 定 の 者 に 関 する 活 動 ニ 特 定 の 者 の 意 に 反 した 活 動 (1)3の 都 道 府 県 又 は 市 区 町 村 が 条 例 により 個 別 に 指 定 した NPO 法 人 につ いては ロのうち 便 益 の 及 ぶ 者 が 地 縁 に 基 づく 地 域 に 居 住 する 者 等 であ る 活 動 を 除 いて 判 定 することとなります (3) 運 営 組 織 及 び 経 理 について 次 のいずれの 基 準 にも 適 合 していること イ 運 営 組 織 が 次 のいずれにも 該 当 すること 役 員 のうち 親 族 関 係 を 有 する 者 1 役 員 の 総 数 等 で 構 成 す る 最 も 大 きなグループの 人 数 役 員 のうち 特 定 の 法 人 の 役 員 2 役 員 の 総 数 又 は 使 用 人 等 で 構 成 する 最 も 大 きなグループの 人 数 1 3 1 3 ロ 各 社 員 の 表 決 権 が 平 等 であること ハ 会 計 について 公 認 会 計 士 若 しくは 監 査 法 人 の 監 査 を 受 けている か 法 人 税 法 施 行 規 則 第 53 条 ~ 第 59 条 に 規 定 する 青 色 申 告 法 人 と 同 等 に 取 引 を 記 録 し 帳 簿 を 保 存 していること ニ 不 適 正 な 経 理 を 行 っていないこと (4) 事 業 活 動 につ いて 次 のいずれの 基 準 にも 適 合 していること イ 次 に 掲 げる 活 動 を 行 っていないこと 1 宗 教 活 動 2 政 治 活 動 3 特 定 の 公 職 者 等 又 は 政 党 を 推 薦 支 持 又 は 反 対 する 活 動 ロ 役 員 社 員 職 員 若 しくは 寄 附 者 若 しくはこれらの 者 の 親 族 等 に 特 別 の 利 益 を 与 えないこと 及 び 営 利 を 目 的 とした 事 業 を 行 う 者 や 上 記 イの 活 動 を 行 う 者 または 特 定 の 公 職 の 候 補 者 ( 公 職 にある 者 )に 寄 附 を 行 っていないこと ハ 実 績 判 定 期 間 における 特 定 非 営 利 活 動 に 係 る 事 業 費 総 事 業 費 80% (5) 情 報 公 開 につ いて (6) 事 業 報 告 書 類 等 の 提 出 について ニ 実 績 判 定 期 間 における 受 入 寄 附 金 総 額 のうち 特 定 受 入 寄 附 金 総 額 70% 非 営 利 活 動 に 係 る 事 業 費 に 充 て た 額 次 に 掲 げる 書 類 をその 事 務 所 において 閲 覧 させること イ 事 業 報 告 書 等 役 員 名 簿 及 び 定 款 等 ロ 1 各 認 定 の 基 準 に 適 合 する 旨 及 び 欠 格 事 由 に 該 当 しない 旨 を 説 明 する 書 類 並 びに 寄 附 金 を 充 当 する 予 定 の 具 体 的 な 事 業 の 内 容 を 記 載 した 書 類 2 役 員 報 酬 又 は 職 員 給 与 の 支 給 に 関 する 規 程 及 び 収 益 の 明 細 そ の 他 の 資 金 に 関 する 事 項 資 産 の 譲 渡 等 に 関 する 事 項 寄 附 金 に 関 する 事 項 その 他 一 定 の 事 項 等 を 記 載 した 書 類 3 助 成 の 実 績 並 びに 海 外 送 金 等 の 金 額 及 び 使 途 並 びにその 予 定 日 を 記 載 した 書 類 各 事 業 年 度 において 事 業 報 告 書 等 を 法 第 29 条 の 規 定 により 所 轄 庁 に 提 出 していること 30

(7) 不 正 行 為 等 に ついて (8) 設 立 後 の 経 過 期 間 について (9) 過 去 の 認 定 等 の 有 無 について (10) 設 立 の 日 から の 経 過 期 間 につ いて 法 令 又 は 法 令 に 基 づいてする 行 政 庁 の 処 分 に 違 反 する 事 実 偽 りそ の 他 不 正 の 行 為 により 利 益 を 得 又 は 得 ようとした 事 実 その 他 公 益 に 反 する 事 実 等 がないこと 認 定 又 は 仮 認 定 の 申 請 書 を 提 出 した 日 を 含 む 事 業 年 度 の 初 日 におい て 設 立 の 日 以 後 1 年 を 超 える 期 間 が 経 過 していること 過 去 に 認 定 又 は 仮 認 定 を 受 けたことがないこと 仮 認 定 の 申 請 書 を 提 出 した 日 の 前 日 において 設 立 の 日 から5 年 を 経 過 しない 法 人 であること 認 定 NPO 法 人 等 の 上 記 基 準 のうち (1)の1と2 (2) (4)のハとニの 基 準 は 実 績 判 定 期 間 において 適 合 する 必 要 がありますが (3) (4)のイとロ (5) (6) (7)の 基 準 は 実 績 判 定 期 間 内 の 各 事 業 年 度 だけでなく 認 定 時 又 は 仮 認 定 時 まで 適 合 している 必 要 があります(ただ し 実 績 判 定 期 間 中 に 認 定 又 は 仮 認 定 を 受 けていない 期 間 が 含 まれる 場 合 には その 期 間 につ いては(5)ロの 基 準 を 除 きます )( 法 451 九 ) 認 定 又 は 仮 認 定 を 受 けた 後 に(3) (4)のイとロ (7)の 基 準 に 適 合 しなくなった 場 合 には 所 轄 庁 は 認 定 又 は 仮 認 定 を 取 り 消 すことができます( 法 672) ⑵ 欠 格 事 由 の 概 要 認 定 又 は 仮 認 定 の 基 準 の 規 定 にかかわらず 次 のいずれかの 欠 格 事 由 に 該 当 する 法 人 は 認 定 又 は 仮 認 定 を 受 けることができません( 法 47 62) 次 表 は 各 欠 格 事 由 の 概 要 をまとめたものですが 詳 細 については 46 頁 ~47 頁 をご 覧 ください 項 目 欠 格 事 由 の 概 要 (1) 役 員 のうち 次 のいずれかに 該 当 する 者 がある (2) 認 定 等 取 消 の 日 から5 年 を 経 過 し ていない (3) 定 款 又 は 事 業 計 画 書 の 内 容 が 法 令 に 違 反 している NPO 法 人 の 役 員 のうちに 次 のいずれかに 該 当 する 者 がある 場 合 には 欠 格 事 由 に 該 当 します 1 認 定 NPO 法 人 が 認 定 を 取 り 消 された 場 合 又 は 仮 認 定 NPO 法 人 が 仮 認 定 を 取 り 消 された 場 合 において その 取 消 しの 原 因 となった 事 実 があった 日 以 前 1 年 内 に 当 該 認 定 NPO 法 人 又 は 当 該 仮 認 定 NPO 法 人 のその 業 務 を 行 う 理 事 であった 者 でその 取 消 しの 日 から5 年 を 経 過 しないもの 2 禁 錮 以 上 の 刑 に 処 せられ その 執 行 を 終 わった 日 又 はその 執 行 を 受 け ることがなくなった 日 から5 年 を 経 過 しない 者 3 法 若 しくは 暴 力 団 員 不 当 行 為 防 止 法 に 違 反 したことにより 若 しくは 刑 法 第 204 条 等 若 しくは 暴 力 行 為 等 処 罰 法 の 罪 を 犯 したことにより 又 は 国 税 若 しくは 地 方 税 に 関 する 法 律 に 違 反 したことにより 罰 金 刑 に 処 せられ その 執 行 が 終 わった 日 又 はその 執 行 を 受 けることがなくなった 日 から5 年 を 経 過 しない 者 4 暴 力 団 の 構 成 員 等 認 定 又 は 仮 認 定 を 取 り 消 され その 取 消 しの 日 から5 年 を 経 過 しない 場 合 には 欠 格 事 由 に 該 当 します NPO 法 人 の 定 款 又 は 事 業 計 画 書 の 内 容 が 法 令 又 は 法 令 に 基 づいてする 行 政 庁 の 処 分 に 違 反 している 場 合 には 欠 格 事 由 に 該 当 します 31

(4) 国 税 又 は 地 方 税 の 滞 納 処 分 を 受 け ている (5) 国 税 に 係 る 重 加 算 税 又 は 地 方 税 に 係 る 重 加 算 金 を 課 されてから3 年 を 経 過 していない (6) 次 のいずれかに 該 当 する 国 税 又 は 地 方 税 の 滞 納 処 分 の 執 行 がされている NPO 法 人 又 は 当 該 滞 納 処 分 の 終 了 の 日 から3 年 を 経 過 していない NPO 法 人 は 欠 格 事 由 に 該 当 しま す 国 税 に 係 る 重 加 算 税 又 は 地 方 税 に 係 る 重 加 算 金 を 課 された 日 から3 年 を 経 過 していない NPO 法 人 は 欠 格 事 由 に 該 当 します NPO 法 人 が 次 のいずれかに 該 当 する 場 合 は 欠 格 事 由 に 該 当 します 1 暴 力 団 2 暴 力 団 又 は 暴 力 団 の 構 成 員 等 の 統 制 の 下 にある 32

3 認 定 NPO 法 人 としての 認 定 を 受 けるための 基 準 認 定 NPO 法 人 としての 認 定 を 受 けるためには 次 の⑴~⑻の 認 定 基 準 に 適 合 する 必 要 があります( 法 451 法 令 1~5) ⑴ パブリックサポートテスト(PST)に 関 する 基 準 パブリックサポートテスト 基 準 の 判 定 に 当 たっては 次 の1~3のいずれかの 基 準 を 選 択 できます 1 相 対 値 基 準 実 績 判 定 期 間 における 経 常 収 入 金 額 のうちに 寄 附 金 等 収 入 金 額 の 占 める 割 合 が5 分 の1 以 上 である こと なお 小 規 模 法 人 の 特 例 の 適 用 国 の 補 助 金 等 を 算 入 するかどうかの 選 択 に 応 じて 次 の4つのケー スに 分 かれます 項 目 選 択 しない 小 規 模 法 人 の 特 例 選 択 する 国 の 補 助 金 等 相 対 値 基 準 計 算 上 の 分 母 分 子 に 算 入 しない 場 合 算 式 1 原 則 (34~36 頁 参 照 ) 算 式 3 相 対 値 基 準 計 算 上 の 分 国 の 補 助 金 等 を 算 入 する 実 母 績 判 分 定 子 期 に 間 算 内 入 の する 各 事 場 場 合 ( 小 規 模 法 人 の 特 例 業 年 度 中 の 寄 附 金 の 額 の 合 適 用 なし) 総 額 が 3,000 以 上 の 寄 附 者 の 合 計 人 数 (37~38 頁 参 照 ) 実 績 判 定 期 間 の 月 数 12 算 式 2 小 規 模 法 人 の 特 例 (36~37 頁 参 照 ) 算 式 4 国 の 補 助 金 等 を 算 入 する 場 合 ( 小 規 模 法 人 の 特 例 適 用 あり) (38 頁 参 照 ) 100 人 小 規 模 法 人 の 特 例 小 規 模 法 人 の 特 例 を 適 用 するか 否 かは 法 人 の 選 択 になります この 特 例 を 選 択 適 用 できる 法 人 は 実 績 判 定 期 間 における 総 収 入 金 額 に 12 を 乗 じて これを 実 績 判 定 期 間 の 月 数 で 除 した 金 額 が 800 万 未 満 で かつ 実 績 判 定 期 間 において 受 け 入 れた 寄 附 金 の 額 の 総 額 が 3,000 以 上 である 寄 附 者 ( 役 員 又 は 社 員 を 除 きます )の 数 が 50 人 以 上 である 法 人 に 限 られます( 法 452 法 令 3) 算 式 実 績 判 定 期 間 の 総 収 入 金 額 12 < 800 万 実 績 判 定 期 間 の 月 数 かつ 実 績 判 定 期 間 において 受 け 入 れた 寄 附 金 の 額 の 総 額 が 3,000 以 上 である 寄 附 者 ( 役 員 社 員 除 く)の 数 50 人 33

2 絶 対 値 基 準 算 式 5 実 績 判 定 期 間 内 の 各 事 業 年 度 中 の 寄 附 金 の 額 の 総 額 が3,000 以 上 である 寄 附 者 の 数 の 合 計 数 が 年 平 均 100 人 以 上 であること(39 頁 参 照 ) ( 注 1) 寄 附 者 の 氏 名 ( 法 人 にあっては その 名 称 ) 及 びその 住 所 が 明 らかな 寄 附 者 のみを 数 えます ( 注 2) 寄 附 者 数 の 算 出 に 当 たっては 寄 附 者 本 人 と 生 計 を 一 にする 者 を 含 めて 一 人 として 数 えます ( 注 3) 申 請 法 人 の 役 員 及 びその 役 員 と 生 計 を 一 にする 者 が 寄 附 者 である 場 合 は これらの 者 は 寄 附 者 数 に 含 め ません 算 式 実 績 判 定 期 間 内 の 各 事 業 年 度 中 の 寄 附 金 の 額 の 総 額 が 3,000 以 上 の 寄 附 者 の 合 計 人 数 実 績 判 定 期 間 の 月 数 12 100 人 3 条 例 個 別 指 定 基 準 認 定 NPO 法 人 として 認 定 を 受 けるための 申 請 書 を 提 出 した 日 の 前 日 において 都 道 府 県 又 は 市 区 町 村 の 条 例 により 個 人 住 民 税 の 寄 附 金 税 額 控 除 の 対 象 となる 法 人 として 個 別 に 指 定 を 受 けていること(その 都 道 府 県 又 は 市 区 町 村 の 区 域 内 に 事 務 所 を 有 する NPO 法 人 に 限 ります ) ただし 認 定 申 請 書 を 提 出 する 前 日 において 条 例 の 効 力 が 生 じている 必 要 があります 算 式 1 相 対 値 基 準 ( 原 則 ) 実 績 判 定 期 間 における 寄 附 金 等 収 入 金 額 経 常 収 入 金 額 1 5 経 常 収 入 金 額 とは? 総 収 入 金 額 - イの 金 額 寄 附 金 等 収 入 金 額 とは? 受 入 寄 附 金 総 額 - ロの 金 額 + ハの 金 額 ( 解 説 ) ( 注 1) 実 績 判 定 期 間 における 経 常 収 入 金 額 ( 総 収 入 金 額 からイの 金 額 を 控 除 した 金 額 )のうちに 寄 附 金 等 収 入 金 額 ( 受 入 寄 附 金 総 額 からロの 金 額 を 控 除 した 金 額 ( 一 定 の 要 件 を 満 たす 法 人 にあっては それにハ 34

の 金 額 を 加 算 した 金 額 ))の 占 める 割 合 が5 分 の1 以 上 であること( 法 451 一 イ 法 令 1) ( 注 1) 総 収 入 金 額 とは 活 動 計 算 書 の 経 常 収 益 計 と 経 常 外 収 益 計 の 合 計 額 です ただし 活 動 計 算 書 に ホ ランティア 受 入 評 価 益 施 設 等 受 入 評 価 益 等 の 法 人 自 身 が 金 額 換 算 し 計 上 した 科 目 に 係 る 金 額 について は 経 常 収 益 計 から 控 除 することとなります イの 金 額 次 に 掲 げる 金 額 の 合 計 額 ( 法 451 一 イ(1) 法 規 5) 1 国 等 ( 国 地 方 公 共 団 体 法 人 税 法 別 表 第 一 に 掲 げる 独 立 行 政 法 人 地 方 独 立 行 政 法 人 国 立 大 学 法 人 大 学 共 同 利 用 機 関 法 人 及 び 我 が 国 が 加 盟 している 国 際 機 関 をいいます 以 下 同 じです )からの 補 助 金 そ の 他 国 等 が 反 対 給 付 を 受 けないで 交 付 するもの( 以 下 国 の 補 助 金 等 といいます ) 2 委 託 の 対 価 としての 収 入 で 国 等 から 支 払 われるもの 3 法 律 又 は 政 令 の 規 定 に 基 づき 行 われる 事 業 でその 対 価 の 全 部 又 は 一 部 につき その 対 価 を 支 払 うべき 者 に 代 わり 国 又 は 地 方 公 共 団 体 が 負 担 することとされている 場 合 のその 負 担 部 分 4 資 産 の 売 却 による 収 入 で 臨 時 的 なもの 5 遺 贈 ( 贈 与 者 の 死 亡 により 効 力 を 生 ずる 贈 与 を 含 みます )により 受 け 入 れた 寄 附 金 贈 与 者 の 被 相 続 人 に 係 る 相 続 の 開 始 のあったことを 知 った 日 の 翌 日 から 10 か 月 以 内 に 当 該 相 続 により 当 該 贈 与 者 が 取 得 した 財 産 の 全 部 又 は 一 部 を 当 該 贈 与 者 からの 贈 与 ( 贈 与 者 の 死 亡 により 効 力 を 生 ずる 贈 与 を 除 きます )に より 受 け 入 れた 寄 附 金 のうち 一 者 当 たり 基 準 限 度 超 過 額 に 相 当 する 部 分 6 実 績 判 定 期 間 における 同 一 の 者 から 受 け 入 れた 寄 附 金 の 額 の 合 計 額 が 1,000 に 満 たないもの 7 寄 附 者 の 氏 名 ( 法 人 にあっては その 名 称 ) 及 びその 住 所 が 明 らかでない 寄 附 金 ( 注 2) 役 員 が 寄 附 者 の 場 合 他 の 寄 附 者 のうちに 当 該 役 員 の 配 偶 者 及 び3 親 等 以 内 の 親 族 並 びに 当 該 役 員 と 特 殊 の 関 係 のある 者 がいるときは これらの 者 は 役 員 と 同 一 の 者 とみなします(いわゆる 親 族 合 算 )( 法 規 8) 上 記 の 特 殊 の 関 係 とは 次 に 掲 げる 関 係 をいいます( 法 規 4ニ 16) a 婚 姻 の 届 出 をしていないが 事 実 上 婚 姻 関 係 と 同 様 の 事 情 にある 関 係 b 使 用 人 である 関 係 及 び 使 用 人 以 外 の 者 で 当 該 役 員 から 受 ける 金 銭 その 他 の 財 産 によって 生 計 を 維 持 している 関 係 c a 又 はbに 掲 げる 関 係 のある 者 の 配 偶 者 及 び 三 親 等 以 内 の 親 族 でこれらの 者 と 生 計 を 一 にしている 関 係 3 親 等 以 内 の 親 族 図 3 曽 祖 父 母 曽 祖 父 母 3 2 祖 父 母 祖 父 母 2 3 伯 叔 父 母 配 3 1 父 母 父 母 1 伯 叔 父 母 3 2 兄 弟 姉 妹 配 2 役 員 配 偶 者 兄 弟 姉 妹 2 3 兄 弟 姉 妹 の 子 配 3 1 子 配 1 兄 弟 姉 妹 の 子 3 ( 注 ) は 血 族 を 示 す 2 孫 配 2 は 姻 族 を 示 す 3 曽 孫 配 3 35

ロの 金 額 次 に 掲 げる 金 額 の 合 計 額 ( 法 451 一 イ(2) 法 規 6 7) 1 受 け 入 れた 寄 附 金 の 額 のうち 一 者 当 たり 基 準 限 度 超 過 額 に 相 当 する 金 額 2 実 績 判 定 期 間 における 同 一 の 者 から 受 け 入 れた 寄 附 金 の 額 の 合 計 額 が 1,000 に 満 たないものの 合 計 額 3 寄 附 者 の 氏 名 ( 法 人 にあっては その 名 称 ) 及 びその 住 所 が 明 らかでない 寄 附 金 ( 注 3) 役 員 が 寄 附 者 の 場 合 は 他 の 寄 附 者 のうちに 当 該 役 員 の 配 偶 者 及 び3 親 等 以 内 の 親 族 並 びに 当 該 役 員 と 特 殊 の 関 係 のある 者 がいるときは これらの 者 は 役 員 と 同 一 の 者 とみなします(いわゆる 親 族 合 算 )( 法 規 8) 上 記 特 殊 の 関 係 については イの 金 額 ( 注 1)をご 覧 ください ( 注 4) 一 者 当 たり 基 準 限 度 超 過 額 とは 同 一 の 者 からの 寄 附 金 の 額 の 合 計 額 のうち 受 入 寄 附 金 総 額 の 100 分 の 10 を 超 える 部 分 の 金 額 をいいます ただし 特 定 公 益 増 進 法 人 認 定 NPO 法 人 からの 寄 附 金 については 同 一 の 法 人 からの 寄 附 金 の 額 の 合 計 額 のうち 受 入 寄 附 金 総 額 の 100 分 の 50 を 超 える 部 分 の 金 額 となります( 法 規 6) ( 注 5) 一 者 当 たり 基 準 限 度 超 過 額 及 び 1,000 未 満 ( 同 一 の 者 からの 合 計 額 )の 寄 附 金 の 判 定 については 実 績 判 定 期 間 に 受 け 入 れた 寄 附 金 の 合 計 額 で 計 算 します( 法 451 一 イ 法 規 7) ハの 金 額 ( 法 451 一 イ(3) 法 規 4) 社 員 から 受 け 入 れた 会 費 の 合 計 額 から この 合 計 額 のうち 共 益 的 な 活 動 等 に 係 る 部 分 の 金 額 ( (2) 活 動 の 対 象 に 関 する 基 準 に 定 める 割 合 (39 頁 参 照 )を 乗 じて 計 算 した 金 額 をいいます )を 控 除 した 金 額 (ただし 受 入 寄 附 金 総 額 ロの 金 額 を 限 度 とします ) ( 注 6) ハの 金 額 をPSTの 分 子 に 加 算 するには 次 の 要 件 を 満 たす 必 要 があります( 法 規 4) (イ) 社 員 の 会 費 の 額 が 合 理 的 と 認 められる 基 準 により 定 められていること (ロ) 社 員 ( 役 員 並 びに 役 員 の 配 偶 者 及 び3 親 等 以 内 の 親 族 関 係 並 びに 役 員 と 特 殊 の 関 係 のある 者 を 除 きます 特 殊 の 関 係 については イの 金 額 ( 注 1)と 同 様 です )の 数 が 20 人 以 上 であること ( 注 7) 上 記 の 共 益 的 な 活 動 等 に 係 る 部 分 の 金 額 とは 社 員 から 受 け 入 れた 会 費 の 合 計 額 に 法 人 の 行 った 事 業 活 動 に 係 る 事 業 費 の 額 等 の 合 理 的 な 指 標 に 基 づき 算 出 した 事 業 活 動 に 占 める 共 益 的 な 活 動 等 の 割 合 (39 頁 (2)の 事 業 活 動 のうちに 会 員 等 に 対 する 共 益 的 な 活 動 等 の 占 める 割 合 をいいます )を 乗 じた 金 額 をいいます 算 式 2 相 対 値 基 準 ( 小 規 模 法 人 の 特 例 ) 実 績 判 定 期 間 における 受 入 寄 附 金 総 額 - ホの 金 額 + ヘの 金 額 1 総 収 入 金 額 - ニの 金 額 5 ( 注 ) 小 規 模 法 人 の 要 件 (33 頁 参 照 )に 該 当 する 法 人 であれば 本 特 例 を 選 択 適 用 可 能 ( 解 説 ) 実 績 判 定 期 間 における 総 収 入 金 額 からニの 金 額 を 控 除 した 金 額 のうちに 受 入 寄 附 金 総 額 からホの 金 額 を 控 除 した 金 額 ( 一 定 の 要 件 を 満 たす 法 人 にあっては それにへの 金 額 を 加 算 した 金 額 )の 占 める 割 合 が5 分 の1 以 上 であること( 法 令 52) 36

ニの 金 額 次 に 掲 げる 金 額 の 合 計 額 ( 法 451 一 イ(1) 法 令 52 一 法 規 5 252) 1 国 の 補 助 金 等 2 委 託 の 対 価 としての 収 入 で 国 等 から 支 払 われるもの 3 法 律 又 は 政 令 の 規 定 に 基 づき 行 われる 事 業 でその 対 価 の 全 部 又 は 一 部 につき その 対 価 を 支 払 うべき 者 に 代 わり 国 又 は 地 方 公 共 団 体 が 負 担 することとされている 場 合 のその 負 担 部 分 4 資 産 の 売 却 による 収 入 で 臨 時 的 なもの 5 遺 贈 ( 贈 与 者 の 死 亡 により 効 力 を 生 ずる 贈 与 を 含 みます )により 受 け 入 れた 寄 附 金 贈 与 者 の 被 相 続 人 に 係 る 相 続 の 開 始 のあったことを 知 った 日 の 翌 日 から 10 か 月 以 内 に 当 該 相 続 により 当 該 贈 与 者 が 取 得 した 財 産 の 全 部 又 は 一 部 を 当 該 贈 与 者 からの 贈 与 ( 贈 与 者 の 死 亡 により 効 力 を 生 ずる 贈 与 を 除 きます ) により 受 け 入 れた 寄 附 金 のうち 一 者 当 たり 基 準 限 度 超 過 額 に 相 当 する 部 分 ( 注 8) ここに 掲 げるものは 算 式 1 のイの 金 額 の1~5と 同 一 です ホの 金 額 ( 法 451 一 イ(2) 法 令 52 二 法 規 6) 受 け 入 れた 寄 附 金 のうち 一 者 当 たり 基 準 限 度 超 過 額 の 合 計 額 ( 注 9) これは 算 式 1 のロの 金 額 の1と 同 一 です なお 算 式 1 原 則 の 場 合 と 異 なり 小 規 模 法 人 の 特 例 を 選 択 適 用 する 場 合 には 役 員 が 寄 附 者 の 場 合 であっても いわゆる 親 族 合 算 を 行 う 必 要 はありません ( 注 10) 一 者 当 たり 基 準 限 度 超 過 額 については 算 式 1 の( 注 4)をご 参 照 ください への 金 額 ( 法 令 52 法 規 4 251) 社 員 から 受 け 入 れた 会 費 の 合 計 額 から この 合 計 額 のうち 共 益 的 な 活 動 等 に 係 る 部 分 の 金 額 ( ⑵ 活 動 の 対 象 に 関 する 基 準 に 定 める 割 合 (39 頁 参 照 )を 乗 じて 計 算 した 金 額 )を 控 除 した 金 額 (ただし 受 入 寄 附 金 総 額 ホの 金 額 を 限 度 とします ) ( 注 11) これは 算 式 1 の ハの 金 額 と 同 一 です( 注 6 注 7をご 覧 ください) ( 注 12) ヘの 金 額 をPSTの 分 子 に 加 算 するには 次 の 要 件 を 満 たす 必 要 があります( 法 規 4 251) (イ) 社 員 の 会 費 の 額 が 合 理 的 と 認 められる 基 準 により 定 められていること (ロ) 社 員 ( 役 員 及 び 役 員 と 親 族 関 係 を 有 する 者 並 びに 役 員 と 特 殊 の 関 係 のある 者 を 除 きます )の 数 が 20 人 以 上 で あること ( 注 13) 共 益 的 な 活 動 等 に 係 る 部 分 の 金 額 は 社 員 から 受 け 入 れた 会 費 の 合 計 額 に 法 人 の 行 った 事 業 活 動 に 係 る 事 業 費 の 額 等 の 合 理 的 な 指 標 に 基 づき 算 出 した 事 業 活 動 に 占 める 共 益 的 な 活 動 等 の 割 合 (39 頁 (2)の 事 業 活 動 のうちに 会 員 等 に 対 する 共 益 的 な 活 動 等 の 占 める 割 合 をいいます )を 乗 じた 金 額 となります 算 式 3 相 対 値 基 準 ( 国 の 補 助 金 等 を 算 入 する 場 合 ( 小 規 模 法 人 の 特 例 適 用 なし)) 実 績 判 定 期 間 における 寄 附 金 等 収 入 金 額 + チの 金 額 1 経 常 収 入 金 額 + トの 金 額 5 ( 注 ) 国 の 補 助 金 等 をPSTに 算 入 するか 否 か 選 択 適 用 可 能 37

( 解 説 ) 国 の 補 助 金 等 を 受 け 入 れている 場 合 選 択 により 当 該 国 の 補 助 金 等 を 相 対 値 基 準 計 算 上 の 分 母 分 子 に 算 入 することが 可 能 です( 法 令 51) ただし 分 子 に 算 入 する 国 の 補 助 金 等 の 額 ( チの 金 額 )は 受 入 寄 附 金 総 額 からロの 金 額 (36 頁 参 照 )を 控 除 した 金 額 が 限 度 となります( 分 母 には 国 の 補 助 金 等 の 額 の 全 額 ( トの 金 額 )を 算 入 します ) 上 記 算 式 のうち 寄 附 金 等 収 入 金 額 及 び 経 常 収 入 金 額 については 算 式 1 (34 頁 )を 参 照 してくだ さい トの 金 額 ( 法 令 51) 国 の 補 助 金 等 の 全 額 チの 金 額 次 のいずれか 少 ない 金 額 ( 法 令 51) 1 国 の 補 助 金 等 の 額 2 受 入 寄 附 金 総 額 からロの 金 額 (36 頁 参 照 )を 控 除 した 金 額 算 式 4 相 対 値 基 準 ( 国 の 補 助 金 等 を 算 入 する 場 合 ( 小 規 模 法 人 の 特 例 適 用 あり)) 実 績 判 定 期 間 における 受 入 寄 附 金 総 額 - ホの 金 額 + ヘの 金 額 + リの 金 額 総 収 入 金 額 - ニの 金 額 + トの 金 額 1 5 ( 注 ) 国 の 補 助 金 等 をPSTに 算 入 するか 否 か 選 択 適 用 可 能 ( 解 説 ) 小 規 模 法 人 の 特 例 を 選 択 適 用 する 小 規 模 法 人 で 国 の 補 助 金 等 を 受 けている 場 合 選 択 により 当 該 国 の 補 助 金 等 を 相 対 値 基 準 計 算 上 の 分 母 分 子 に 算 入 することが 可 能 です( 法 令 53) ただし 分 子 に 算 入 する 国 の 補 助 金 等 の 額 ( リの 金 額 )は 受 入 寄 附 金 総 額 からホの 金 額 を 控 除 した 金 額 が 限 度 となります ( 分 母 には 国 の 補 助 金 等 の 全 額 ( トの 金 額 )を 算 入 します ) 上 記 算 式 のうち ニの 金 額 ホの 金 額 及 びヘの 金 額 については 37 頁 を 参 照 してください トの 金 額 ( 法 令 53) 国 の 補 助 金 等 の 全 額 リの 金 額 次 のいずれか 少 ない 金 額 ( 法 令 53) 1 国 の 補 助 金 等 の 額 2 受 入 寄 附 金 総 額 からホの 金 額 を 控 除 した 金 額 38

算 式 5 絶 対 値 基 準 実 績 判 定 期 間 内 の 各 事 業 年 度 中 の 寄 附 金 の 額 の 総 額 が 3,000 以 上 の 寄 附 者 の 合 計 人 数 実 績 判 定 期 間 の 月 数 12 100 人 ( 注 )1 寄 附 者 の 氏 名 ( 法 人 にあっては その 名 称 ) 及 びその 住 所 の 明 らかな 寄 附 者 のみを 数 えます 2 寄 附 者 本 人 と 生 計 を 一 にする 者 も 含 めて 一 人 として 数 えます 3 寄 附 者 が その NPO 法 人 の 役 員 及 び 役 員 と 生 計 を 一 にする 者 である 場 合 は これらの 者 は 寄 附 者 数 に 含 めません 4 月 数 は 暦 に 従 って 計 算 し 一 月 未 満 の 端 数 は 切 り 上 げて 一 月 とします ( 解 説 ) 実 績 判 定 期 間 内 の 各 事 業 年 度 中 の 寄 附 金 の 額 の 総 額 が 3,000 以 上 である 寄 附 者 の 数 の 合 計 数 が 年 平 均 100 人 以 上 であること( 法 451 一 ロ 法 令 2 法 規 9) なお 実 績 判 定 期 間 の 各 事 業 年 度 単 位 で 年 3,000 以 上 の 寄 附 者 数 が100 人 以 上 となっている 場 合 には 上 記 算 式 を 当 てはめるまでもなく 基 準 に 適 合 することとなります 条 例 個 別 指 定 基 準 認 定 NPO 法 人 として 認 定 を 受 けるための 申 請 書 を 提 出 した 日 の 前 日 において 都 道 府 県 又 は 市 区 町 村 の 条 例 に より 個 人 住 民 税 の 寄 附 金 税 額 控 除 の 対 象 となる 法 人 として 個 別 に 指 定 を 受 けていること ( 注 )1 その 都 道 府 県 又 は 市 区 町 村 の 区 域 内 に 事 務 所 を 有 する NPO 法 人 に 限 ります 2 認 定 申 請 書 を 提 出 する 前 日 において 条 例 の 効 力 が 生 じている 必 要 があります ( 解 説 ) 条 例 による 個 別 指 定 とは 個 人 住 民 税 の 寄 附 金 控 除 の 対 象 となる 寄 附 金 を 受 け 入 れる NPO 法 人 として こ れらの 寄 附 金 を 定 める 条 例 により 定 められている 場 合 認 定 に 係 る PST 基 準 を 満 たすものとして 認 められる というものです( 当 該 条 例 を 定 めている 都 道 府 県 又 は 市 区 町 村 の 区 域 内 に 事 務 所 を 有 する NPO 法 人 に 限 りま す )( 法 451 一 ハ 地 方 税 法 37 の21 四 314 の71 四 ) なお 条 例 による 個 別 指 定 については 寄 附 金 税 額 控 除 の 対 象 となる 寄 附 金 を 受 け 入 れる NPO 法 人 の 名 称 及 び 主 たる 事 務 所 の 所 在 地 が 条 例 で 明 らかにされていることが 必 要 です ⑵ 活 動 の 対 象 に 関 する 基 準 実 績 判 定 期 間 における イ 会 員 等 に 対 する 資 産 の 譲 渡 等 及 び 会 員 等 が 対 象 である 活 動 ロ 特 定 の 範 囲 の 者 に 便 益 が 及 ぶ 活 動 の 事 業 活 動 に 占 める 割 合 < 50% ハ 特 定 の 著 作 物 又 は 特 定 の 者 に 関 する 活 動 ニ 特 定 の 者 の 意 に 反 した 活 動 39