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①表紙

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( 減 免 の 根 拠 等 ) 第 1 条 こ の 要 綱 は, 地 方 税 法 第 条 の 規 定 に 基 づ く 市 税 条 例 第 6 9 条 の 2 の 規 定 を 根 拠 と す る 身 体 障 害 者 等 に 対 す る 軽 自 動 車 税 の 減 免 の 具 体 的 な 対

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3 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 (23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与 月 額

< C8EAE81698E738BE692AC91BA94C5816A8CF6955C B835E2E786C73>

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 (4 年 4 月 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 級 級 級 4 級 5 級 号 給 の 給 料 月 額 5, 85,,9,9 89, 最 高 号 給 の 給 料 月 額 4,7 7,8 54,7 88, 4, ( 注 ) 給 料 月 額 は 給 与

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税制面での支援

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(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている 総 合 的

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一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 年 月 1 日 ) ( 単 位 : ) 1 級 級 級 級 5 級 級 1 号 給 の 給 料 月 額 15, 185,8,9 1,9 89,, 最 高 号 給 の 給 料 月 額,7 9, 5, 9,1,5, ( 注 ) 給 料 月 額 は

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国立大学法人 東京医科歯科大学教職員就業規則

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 135,6 243,7 185,8 222,9 261,9

3 薬 局 サービス 等 (1) 健 康 サポート 薬 局 である 旨 の 表 示 健 康 サポート 薬 局 である 旨 を 表 示 している 場 合 健 康 サポート 薬 局 とは かかりつけ 薬 剤 師 薬 局 としての 基 本 的 な 機 能 に 加 えて 積 極 的 な 健 康 サポート 機

全設健発第     号

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 161,7 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 1 級 135,6 243,7 2 級 185,8 37,8 3 級 4 級 222,9 354,7 ( 注 )

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(5) 給 与 改 定 の 状 況 には 事 委 員 会 が 設 置 されていないため 勧 告 はありません 1 月 例 給 民 間 給 与 公 務 員 給 与 A B 24 年 度 事 委 員 会 の 勧 告 ( 参 考 ) 較 差 勧 告 給 与 改 定 率 国 の 改 定 率 AB ( 改 定

03 平成28年度文部科学省税制改正要望事項

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17 外 国 人 看 護 師 候 補 者 就 労 研 修 支 援 18 看 護 職 員 の 就 労 環 境 改 善 運 動 推 進 特 別 20 歯 科 医 療 安 全 管 理 体 制 推 進 特 別 21 在 宅 歯 科 医 療 連 携 室 整 備 22 地 域 災 害 拠 点 病

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土 購 入 土 借 用 土 所 有 権 移 転 登 記 確 約 書 農 転 用 許 可 書 ( 写 ) 農 転 用 届 出 受 理 書 ( 写 ) 土 不 動 産 価 格 評 価 書 土 見 積 書 ( 写 ) 又 は 売 買 確 約 書 ( 写 ) 土 売 主 印 鑑 登 録 証 明 書 売 主

2 出 願 資 格 審 査 前 記 1の 出 願 資 格 (5) 又 は(6) により 出 願 を 希 望 する 者 には, 出 願 に 先 立 ち 出 願 資 格 審 査 を 行 いますので, 次 の 書 類 を 以 下 の 期 間 に 岡 山 大 学 大 学 院 自 然 科 学 研 究 科 等

(5) 給 与 改 定 の 状 況 1 月 例 給 平 成 23 年 度 ( ).21 ( 注 ) 民 間 給 与 公 務 員 給 与 は 事 委 員 会 勧 告 において 公 民 の4 月 分 の 給 与 額 をラス パイレス 比 較 した 平 均 給 与 月 額 である は 事 委 員 会 を

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 ( 各 年 4 月 1 日 現 在 ) (H25.4.1) (H25.4.1) (H25.7.1) (H25.7.1) (H25.4.1) (H25.7.1)

貸 借 対 照 表 内 訳 表 212 年 3 月 31 日 現 在 公 益 財 団 法 人 神 奈 川 県 公 園 協 会 科 目 公 益 目 的 事 業 会 計 収 益 事 業 等 会 計 法 人 会 計 内 部 取 引 消 去 合 計 Ⅰ 資 産 の 部 1. 流 動 資 産 現 金 預 金

2 職 員 の 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び の 状 況 (26 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 静 岡 県 国 類 似 団 体 2 技 能 労 務 職 区 41.8 歳 42.6 歳 43.5

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2 平 均 病 床 数 の 平 均 病 床 数 では 療 法 人 に 対 しそれ 以 外 の 開 設 主 体 自 治 体 社 会 保 険 関 係 団 体 その 他 公 的 の 規 模 が 2.5 倍 程 度 大 きく 療 法 人 に 比 べ 公 的 病 院 の 方 が 規 模 の 大 き いことが

課 税 ベ ー ス の 拡 大 等 : - 租 税 特 別 措 置 の 見 直 し ( 後 掲 ) - 減 価 償 却 の 見 直 し ( 建 物 附 属 設 備 構 築 物 の 償 却 方 法 を 定 額 法 に 一 本 化 ) - 欠 損 金 繰 越 控 除 の 更 な る 見 直 し ( 大

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 135, , ,900 2

預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可

( 会 員 の 資 格 喪 失 ) 第 8 条 会 員 が 次 のいずれか に 該 当 する 場 合 には その 資 格 を 喪 失 する (1) 退 会 したとき (2) 成 年 被 後 見 人 又 は 被 保 佐 人 となったとき (3) 死 亡 し 若 しくは 失 踪 宣 告 を 受 け 又

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 135, , , , , ,600

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2 積 極 的 な 接 種 勧 奨 の 差 し 控 え 国 は 平 成 25 年 4 月 から 定 期 接 種 化 したが ワクチン 接 種 との 関 連 を 否 定 できない 持 続 的 な 痛 みなどの 症 状 が 接 種 後 に 見 られたことから 平 成 25 年 6 月 定 期 接 種 と

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審 査 結 果 2015 年 6 月 19 日 承 認 所 属 理 工 学 部 機 械 工 学 科 氏 名 福 田 康 明 2015 年 6 月 19 日 ( 承 認 日 )~2016 年 3 月 31 日 セル 生 産 における 作 業 習 熟 と 生 体 負 担 に 関 する 研

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( 新 ) 医 療 提 供 の 機 能 分 化 に 向 けたICT 医 療 連 携 導 入 支 援 事 業 費 事 業 の 目 的 医 療 政 策 課 予 算 額 58,011 千 円 医 療 分 野 において あじさいネットを 活 用 したICT したICT 導 入 により により 医 療 機 能

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 185,8 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41

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有 料 老 ホーム ( ) ( 主 として 要 介 護 状 態 にある を 入 居 させるも のに 限 る ) 第 29 条 ( 届 出 等 ) 第 二 十 九 条 有 料 老 ホーム( 老 を 入 居 させ 入 浴 排 せつ 若 しくは 食 事 の 介 護 食 事 の 提 供 又 はその 他 の

3 職 員 の 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 42.8 類 似 団 体 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 ( ベ

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2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 (26 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 区 分 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与

職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 () 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 年 月 日 現 在 ) 一 般 行 政 職 平 均 給 与 月 額 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与 月 額

平成22年度標茶町の給与・定員管理の公表

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第 5 章 役 員 ( 役 員 ) 第 8 条 本 連 盟 に 次 の 役 員 をおく (1) 会 長 1 名 副 会 長 7 名 顧 問 若 干 名 (2) 理 事 20 名 理 事 のうちから 理 事 長 1 名 副 理 事 長 1 名 (3) 会 計 監 査 ( 理 事 )2 名 (4) 連

(3) 職 員 の 初 任 給 の 状 況 ( 平 成 5 年 月 日 現 在 ) 決 定 初 任 給 採 用 年 経 過 後 給 料 月 額 大 学 卒 7, 8, 一 般 行 政 職 短 大 卒 9,8 6, 高 校 卒, 8,5 () 職 員 の 経 験 年 数 別 学 歴 別 平 均 給 料

している 5. これに 対 して 親 会 社 の 持 分 変 動 による 差 額 を 資 本 剰 余 金 として 処 理 した 結 果 資 本 剰 余 金 残 高 が 負 の 値 となるような 場 合 の 取 扱 いの 明 確 化 を 求 めるコメントが 複 数 寄 せられた 6. コメントでは 親

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(2) 職 員 の 初 任 給 の 状 況 ( 平 成 17 年 4 月 1 日 現 在 ) 初 任 給 2 年 後 の 給 料 初 任 給 2 年 後 の 給 料 一 般 行 政 職 技 能 労 務 職 大 学 卒 171,1 151,5 19,2 164,7 17,7 184,4 中 学 卒 1

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 135,600 円 185,800 円 222,900 円 261,900 円

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製 造 業 者 は 製 造 販 売 業 者 の 管 理 監 督 の 下 適 切 な 品 質 管 理 を 行 い 製 品 を 製 造 します なお 製 造 業 は 製 造 に 特 化 した 許 可 となっており 製 造 業 の 許 可 のみでは 製 品 を 市 場 に 出 荷 することはできま せん

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : 円 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135, , , , , ,600 最

リング 不 能 な 将 来 減 算 一 時 差 異 に 係 る 繰 延 税 金 資 産 について 回 収 可 能 性 がないも のとする 原 則 的 な 取 扱 いに 対 して スケジューリング 不 能 な 将 来 減 算 一 時 差 異 を 回 収 できることを 反 証 できる 場 合 に 原 則

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第4回税制調査会 総4-1

空 き 家 を 売 却 した 場 合 の,000 万 円 控 除 特 例 の 創 設 被 相 続 人 が 住 んでいた 家 屋 及 びその 敷 地 を 相 続 があった 日 から 年 を 経 過 する 年 の 月 日 までに 耐 震 工 事 をしてから あるいは 家 を 除 却 し てから 売 却

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監 修 北 辰 会 有 澤 総 合 病 院 内 科 大 八 木 秀 和 1 時 間 目 子 宮 内 膜 症 名 古 屋 大 学 大 学 院 医 学 系 研 究 科 産 婦 人 科 中 原 辰 夫 NAKAHARA Tatsuo 月 経 困 腎 難 不 を 全 訴 とはどのような えて 来 院 される

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別紙3

事 業 税 の 外 形 標 準 課 税 事 業 税 は 都 道 府 県 が 所 得 ( 利 益 )に 対 して 課 税 します 1. 個 人 事 業 税 業 種 区 分 税 率 ( 標 準 税 率 ) 第 1 種 事 業 ( 物 品 販 売 業 製 造 業 金 銭 貸 付 業 飲 食 店 業 不 動

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(4) 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 との 連 携 1 市 は 国 の 現 地 対 策 本 部 長 が 運 営 する 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 に 職 員 を 派 遣 するなど 同 協 議 会 と 必 要 な 連 携 を 図 る

技 能 労 務 職 公 務 員 民 間 参 考 区 分 平 均 年 齢 職 員 数 平 均 給 与 月 額 平 均 給 与 月 額 平 均 給 料 月 額 (A) ( 国 ベース) 平 均 年 齢 平 均 給 与 月 額 対 応 する 民 間 の 類 似 職 種 東 庄 町 51.3 歳 18 77

Transcription:

書 評 : 平 成 薬 証 論 を 読 んで 野 口 衛 私 は, 平 成 22 年 12 月 6 日 より 同 20 日 まで, 糖 尿 病 の 検 査 のため 大 阪 市 内 の 西 淀 病 院 に 入 院 することになり,この 間 に 標 記 著 作 に 目 を 通 すことにした そこで, 以 下 に, 簡 単 にその 感 想 を 述 べることにする 1 は じ め に 本 書 の 著 者 渡 邊 武 氏 は 京 都 在 住 で, 東 大 卒. 武 田 薬 工 に 1938 年 に 入 社, 厚 生 省 の 第 6 改 正 日 本 薬 局 方 委 員 や 同 一 般 用 漢 方 製 剤 承 認 審 査 の 専 門 委 員 会 委 員 をされており,また, 日 中 医 薬 研 究 会 会 長, 日 本 漢 方 交 流 会 顧 問 をされるなど 薬 学 系 の 漢 方 医 学 の 大 家 としても 高 名 な 方 で, つい 先 日 お 亡 くなりになるまで, 私 も 学 会 等 で 数 回 直 接 お 会 いしたことがあるものの, 文 献 で 薬 膳 の 効 能 解 析 の 論 文 を 数 多 く 読 ませて 頂 いただけの,われわれの 大 先 輩 にあたる 方 である 本 書 のタイトルは 平 成 薬 証 論 1) とつけられているが,これは, 先 生 が, 神 農 本 草 経, 名 医 別 録 以 降 歴 代 の 本 草 書 について 従 来 行 われていたのと 同 様 に 生 薬 の 特 質 を 丁 寧 に 調 査 され - 56 -

ながら,ともすれば 患 者 への 適 用 が 中 心 になりがちな 漢 方 医 学 を,とくに 薬 の 側 面 に 力 を 入 れ て 解 説 され,その 意 味 で 今 までに 例 のなかったという 意 味 をこめて 平 成 という 語 をタイトルに 入 れられたと 推 測 するものである 本 書 においては, 漢 方 で 汎 用 されている 生 薬 117 種 を, 漢 方 医 学 の 理 論 に 従 って 気 剤 28 種, 血 剤 44 種, 水 剤 37 種, 脾 胃 剤 8 種 に 分 け, 漢 方 医 学 の 原 典 たる 神 農 本 草 経, 名 医 別 録 から 本 草 綱 目, 重 校 薬 徴, 一 本 堂 薬 選, 薬 性 堤 要, 古 方 薬 議, 千 金 要 方, 万 病 回 春, 和 剤 局 方, 新 古 方 薬 嚢,その 他 現 代 までの 古 文 献 の 記 載 内 容 を 各 論 的 に 調 査 し,これらを 元 に 古 方 の 調 剤 原 理 を 明 らかにし,その 適 応 する 証 を 明 らかにされ,さらに,その 中 でも 桂 枝 湯 及 び 関 連 処 方 につ いてとくに 詳 細 な 考 察 を 行 い, 芍 薬 が 患 者 の 病 因 である 大 腸 の 水 滞 を 尿 利 で 取 り 去 り, 桂 枝 の 発 汗 作 用 に 代 わる 利 尿 作 用 を 示 すことを 明 らかにされた そして, 芍 薬 を 大 腸 の 水 滞 を 尿 利 で 取 り 去 る 水 剤 と 位 置 づけることにより, 葛 根 湯, 桂 枝 湯, 桂 枝 加 芍 薬 湯 の 芍 薬 の 使 用 量 と それに 対 応 する 病 像 の 移 動 や 病 証 の 病 態 生 理 学 的 変 化 を 明 らかにし, 従 来 血 剤 とばかり 考 えられてきた 芍 薬 に 新 しい 位 置 づけを 与 えられることになったのである これは, 長 年 にわたり 文 献 の 示 すままに 機 械 的 に 用 いられてきた 漢 方 薬 に 臨 床 データと 新 し い 着 想 を 加 えて 解 析 を 行 うという 画 期 的 な 取 組 みであり, 本 書 では,これ 以 外 の 生 薬 において も 従 来 には 見 られない 新 しい 考 察 が 行 われていることから,その 意 味 で,タイトルに 平 成 とつけるのにふさわしい 現 代 の 漢 方 医 学 と 生 薬 に 関 する 名 著 であると 思 うのである 2 調 剤 原 則 を め ぐ っ て 本 書 において, 渡 邊 博 士 は,まず,これまでの 学 説 に 従 い 生 薬 をその 効 能 により1 気 剤,2 血 剤,3 水 剤,4 脾 胃 剤 に 分 け, 漢 方 処 方 がそれらの 組 み 合 わせにより 成 り 立 っているという ことを 明 らかにするため, 以 下 に 示 す 10 項 目 の 調 剤 原 則 を 明 らかにされた 調 剤 原 則 1. 1~4の 一 剤 のみから 構 成 される 処 方 として 血 剤 のみからなる 処 方 : 大 黄 瀉 心 湯, 三 黄 瀉 心 湯, 黄 連 解 毒 湯, 茵 蔯 蒿 湯 水 剤 のみからなる 処 方 : 独 参 湯, 四 苓 散, 脾 胃 剤 のみからなる 処 方 : 甘 草 湯 調 剤 原 則 2. 二 剤 からなる 処 方 として 気 剤 と 水 剤 からなる 処 方 : 葛 根 湯, 桂 枝 湯, 苓 桂 朮 甘 湯,( 脾 胃 剤 を 加 味 ) 気 剤 と 血 剤 からなる 処 方 : 芎 黄 散, 桃 核 承 気 湯, 六 神 丸 水 剤 と 血 剤 からなる 処 方 : 四 逆 散, 猪 苓 湯, 大 黄 牡 丹 皮 湯, 当 帰 芍 薬 散, 調 剤 原 則 3. 気 血 水 三 種 の 組 み 合 わせとこれに 脾 胃 剤 を 加 味 した 処 方 として 8 通 り, 例 : 柴 胡 剤, 桂 枝 茯 芩 丸 温 経 湯 防 風 通 聖 散 他 調 剤 原 則 4. 気 血 水 脾 胃 剤 の4 種 の 中 2 種 の 組 み 合 わせの 方 剤 はそれぞれ 補 剤 と 剋 剤 か 補 剤 と 为 剤 を 基 準 とする 例 : 大 黄 甘 草 湯 芎 黄 散, 桃 核 承 気 湯 六 神 丸 調 剤 原 則 5. 陽 証 熱 証 血 証 には 苦 寒 薬 を 運 用 する 血 証 専 一 の 時 には 気 剤 と 脾 胃 剤 水 剤 は 投 与 しない - 57 -

例 : 大 黄 瀉 心 湯 三 黄 瀉 心 湯 黄 連 解 毒 湯 茵 蔯 蒿 湯 抵 当 湯 但 し 水 滞 があり, 水 剤 配 合 の 場 合, 脾 胃 に 訴 えのあるときは 脾 胃 剤 を 加 味 する 例 : 調 胃 承 気 湯 桃 核 承 気 湯 大 黄 甘 草 湯 ) 調 剤 原 則 6. 大 陰 病 小 陰 病 厥 陰 病 などの 陰 病 には, 水 剤 温 熱 剤 を 配 し, 原 則 として 気 剤 と 脾 胃 剤 は 投 与 しない 例 : 真 武 湯 当 帰 芍 薬 散, 調 剤 原 則 7. 水 滞 を 専 一 に 排 除 する 方 剤 には 脾 胃 剤 の 甘 草 大 棗 を 配 合 しない 例 : 五 苓 散 猪 苓 湯 当 帰 芍 薬 散, 調 剤 原 則 8. 実 証 には, 脾 胃 剤 の 甘 草 は 避 ける 例 : 大 柴 胡 湯 柴 胡 加 竜 骨 牡 蛎 湯 大 黄 瀉 心 湯 三 黄 瀉 心 湯 黄 連 解 毒 湯 茵 蔯 蒿 湯 抵 当 湯 調 剤 原 則 9. 陰 虚 証 には, 原 則 として 気 剤 脾 胃 剤 は 配 合 しない 調 剤 原 則 10. 丸 散 剤 を 湯 剤 にするときには, 原 則 として 甘 草 大 棗 生 姜 を 加 味 する 原 典 において 蜂 蜜 で 製 丸 し 酒 服 を 指 示 しているのは, 胃 腸 を 補 うためで, 湯 剤 でそれを 怠 る と, 服 後 胃 腸 障 害 を 訴 えることが 多 い 例 : 桂 枝 茯 芩 丸 八 味 丸 麻 子 仁 丸 当 帰 芍 薬 散 当 帰 飲 抵 当 丸, このように, 漢 方 処 方 を 一 つの 一 般 則 の 中 で 捕 らえようとされているのは, 従 来 の 漢 方 文 献 にはみられないすごくユニークな 立 場 であり,これに 加 えて 渡 邊 先 生 は,すでに 別 の 著 作 にお いて, 同 様 の 調 査 の 結 果 を 元 に 薬 膳 の 効 能 解 析 にレーダーグラフ 法 を 導 入 する 方 式 を 提 唱 され ており, 私 も 大 いに 参 考 にさせて 頂 いているので,それについては 著 者 は 別 の 論 文 で 明 かにし ておいた 2-5) 3 薬 味 と 薬 性 に つ い て 漢 方 医 学 の 理 論 においては, 五 味 の 薬 味 は,それぞれ 酸 苦 甘 辛 鹹 すなわち 補 助 益 生 剋 の 五 つ の 薬 能 で 表 わされており,それは1 所 属 する 臓 腑 を 補 う 作 用,2 親 にあたる 臓 腑 を 助 ける 作 用, 3 祖 父 に 当 たる 臓 腑 を 益 する 作 用,4 子 に 当 たる 臓 腑 を 生 じる 作 用,5 孫 に 当 たる 臓 腑 を 剋 る 作 用 の 五 つであり( 五 行 説 ),これは, 現 代 医 学 においては 個 々の 生 薬 の 薬 理 作 用 と 考 えると 理 解 しやすい 一 方, 五 味 の 薬 味 の 中 身 については, 酸 味 の 薬 能 とは, 散 らばったものを 収 める 薬 能 のことであり, 収 を 司 り, 为 作 用 は 肝 胆 と 目 筋 の 機 能 を 補 い,その 目 標 は 青 色 である 同 時 に 心 小 腸 にはその 機 能 を 生 む 働 き, 腎 膀 胱 には 働 きを 助 け, 肺 大 腸 には 有 益 に 働 くが 脾 胃 だけには 剋 の 働 きがある このため, 酸 味 には 脾 胃 を 護 るため 甘 味 を 添 え, 心 小 腸 を 補 う 苦 味 を 配 するのが 普 通 である また, 苦 味 の 薬 能 とは, 柔 らかいものを 引 き 締 め, 湿 りを 乾 かす 薬 能 のことであり, 固 を 司 り, 为 作 用 は 心 小 腸 の 機 能 を 補 い,その 目 標 は 赤 色 である 同 時 に 脾 胃 の 機 能 を 生 む 働 き があり, 肝 胆 の 機 能 を 助 け, 腎 膀 胱 には 有 益 に 働 くが, 肺 大 腸 だけには 剋 の 働 きがある 苦 味 には 肺 大 腸 を 護 るために 辛 味 を 添 え, 脾 胃 を 補 う 甘 味 を 配 するのが 普 通 である - 58 -

甘 味 の 薬 能 とは, 激 しいものを 緩 め 薄 める 薬 能 のことであり, 緩 を 司 り, 为 作 用 は 脾 胃 の 機 能 を 補 い,その 目 標 は 黄 色 である 同 時 に 肺 大 腸 の 機 能 を 生 む 働 きがあり, 心 小 腸 の 機 能 を 助 け, 肝 胆 には 有 益 に 働 くが, 腎 大 腸 だけには 剋 の 働 きがある 甘 味 には 腎 膀 胱 を 護 るため 鹹 味 を 添 え, 肺 大 腸 を 補 う 辛 味 を 配 するのが 普 通 である 辛 味 の 薬 能 とは 滞 りを 散 らす 薬 能 のことであり, 散 を 司 り, 为 作 用 は 肺 大 腸 と 鼻 皮 膚 の 機 能 を 補 い,その 目 標 は 白 色 である 同 時 に 腎 膀 胱 の 機 能 を 生 む 働 きがあり, 脾 胃 の 機 能 を 助 け, 心 小 腸 には 有 益 に 働 くが, 肝 胆 だけには 剋 の 働 きがある 辛 味 には 肝 胆 を 護 るため 酸 味 を 添 え, 腎 膀 胱 を 補 う 鹹 味 を 配 する 鹹 味 の 薬 能 とは 乾 きを 抑 制 し 軟 らげる 薬 能 のことであり, 濡 を 司 り, 为 作 用 は 腎 膀 胱 耳 骨 髄 の 機 能 を 補 い,その 目 標 は 黒 色 である 同 時 に 肝 胆 の 機 能 を 生 む 働 きがあり, 肺 大 腸 の 機 能 を 助 け, 脾 胃 には 有 益 に 働 くが 心 小 腸 だけには 剋 の 働 きがある 鹹 味 には 心 小 腸 を 護 るため 苦 味 を 添 え, 肝 胆 を 補 う 酸 味 を 配 するのが 普 通 である また 酸 苦 は 陰 に 属 し 涌 泄 を 为 り, 酸 は 泄 を 司 り, 苦 は 涌 を 司 る 辛 鹹 は 陽 に 属 し 発 散 を 司 り, 辛 は 散 を 司 り, 鹹 は 発 を 司 る 甘 は 平 に 属 し, 陰 陽 の 歪 みを 平 にするのを 司 る 甘 ( 脾 胃 )を 陽 とする 説 があるが, 甘 ( 脾 胃 )そのものは 平 で 飲 食 物 がそこで 消 化 されて 始 めて 陽 となるの で, 甘 ( 脾 胃 )は 平 とするのが 正 しい 陰 陽 論 である 本 書 24 ページにはこれらの 因 果 関 係 が 五 行 の 座 標 で 図 示 されている 4 芍 薬 配 合 の 意 味 の 方 剤 か ら の 考 察 本 著 の 特 徴 の 一 つは, 漢 方 処 方 における 芍 薬 の 役 割 について,それぞれの 処 方 の 効 能 と 特 徴 を 古 文 献 の 記 載 をもとにしながら 考 察 し,ついに 腸 内 の 水 分 を 排 泄 することにより 処 方 の 効 能 に 寄 与 している ことを 明 かにしたところにある 例 えば 葛 根 湯 と 桂 枝 湯, 桂 枝 加 芍 薬 湯 の 芍 薬 配 合 量 は 通 常 それぞれ 3.0,4.5,9.0 グラムで あるが,これは, 桂 枝 湯 に 麻 黄 を 加 味 して 表 の 寒 証 表 の 実 証 の 身 体 通, 関 節 痛 を 強 く 温 散 し, さらにこれに 葛 根 を 加 味 することにより 上 焦 の 炎 症 性 充 血 性 の 諸 疾 患 に 対 応 し(= 葛 根 湯 ), また 桂 枝 湯 証 の 表 証 が 尐 なく, 脾 胃 症 状 が 为 となる 場 合 に 芍 薬 の 配 合 量 を 増 加 した 桂 枝 加 芍 薬 湯 を 投 与 することを 示 すものである なお,これとはまったく 別 のことであるが, 著 者 自 身 も, 先 に 芍 薬 の 薬 としての 特 徴 を 把 握 するため,20 年 にわたる 芍 薬 の 栽 培 法 と 調 製 加 工 法 の 研 究 を 論 文 にまとめているので 6), 機 会 があれば 参 考 にしていただきたい 5 お わ り に このように, 漢 方 処 方 の 特 徴 を 処 方 を 構 成 する 生 薬 の 組 み 合 せやその 量 から 考 察 する とい うのは, 一 つの 攻 め 口 として 筆 者 もその 昔 からずっと 考 えていた 手 法 であり, 筆 者 自 身 は 結 局 黄 連 と 甘 草 や 大 黄 を 配 合 した 処 方 中 のベルベリンとグリチルリチンの 湯 液 中 での 沈 殿 反 応 につ いてはついに 実 験 に 成 功 したものの 7) これ 以 外 については 自 分 では 攻 め 口 がうまくみつけら れなかったものである それで, 渡 邊 博 士 のこの 文 献 にもっと 早 く 出 会 っていたら 研 究 が 別 の - 59 -

方 面 に 展 開 したかもしれない と 返 す 返 す 残 念 に 思 うものである 以 上, 本 文 献 を 紹 介 しながら, 著 者 の 研 究 経 験 についても 併 せ 述 べてみた 文 献 1) 渡 邊 武, 平 成 薬 証 論,メディカルユーコン 社,1999 2) 野 口 衛, 西 嶋 久 美 子, 大 野 勝 子, 薬 草 料 理 の 効 能 解 析 渡 邊 武 氏 の 方 法 を 応 用 す る,F.F.I.J. 209,549-558 (2004) 3) 同, 同,Ⅱ, 同,210,535-542 (2005) 4) 同, 同, Ⅲ, 同,211,513-525 (2006) 5) 同, 同, Ⅳ, 同,212,281-292 (2007) 6) 野 口 衛, 大 野 勝 子, 芍 薬 の 栽 培 法 と 調 製 加 工 法 に 関 する 研 究 -20 年 のまとめ, F.F.I.J. 213,727-736 (2008) 7) 野 口 衛, 続 薬 学 を 学 ぶ 人 のために,28-29, 博 文 堂, 2009-60 -