ママとパパへ 贈 る ミニノート 妊 娠 出 産 に 関 する 制 度 上 手 に 活 用 する 方 法
ママ パパ ノート は 労 働 組 合 からの 母 子 手 帳 ママ パパ ノート は 労 働 組 合 からの 母 子 手 帳 都 庁 職 病 院 支 部 支 部 長 太 田 トミ ご 妊 娠 おめでとうございます 看 護 師 の 仕 事 を 選 び そして 子 供 を 産 む 選 択 をしたことは 意 義 深 いと 思 います なぜなら 私 の 経 験 ですが 看 護 をするうえで 子 育 ては とて もプラスになるからです 初 めての 出 産 で のどから 心 臓 が 飛 び 出 しそうな 幸 福 感 を 味 わい ました あとで 考 えると 赤 ちゃんが 急 に 生 まれたための 内 臓 の 違 和 感 だったのかもしれませんが 8 月 だったので 外 の 百 日 紅 までお 祝 い してくれているように 感 じました 退 院 で 病 院 の 玄 関 を 出 る 時 は 不 安 と 同 時 に 私 の 手 にかかってい るんだと 言 う 責 任 を 強 く 感 じました これからは 育 児 と 共 に 仕 事 夜 勤 があり16 時 間 を 超 える2 交 代 夜 勤 が 増 えてきていますが 妊 婦 には 当 直 や 長 時 間 夜 勤 はして ほしくないとおもいます 起 きて 仕 事 をしている 夜 間 帯 は 母 子 とも に 緊 張 状 態 に 置 かれ 危 険 にさらされていることになります 安 心 安 全 な 環 境 で 子 供 を 産 み 育 てることが 次 に 妊 娠 する 女 性 を 支 え 守 ることにつながります 労 働 組 合 は 働 き 続 けるために 支 え 合 う ことにあります このママとパパミニノートを 手 にされたみなさんと 妊 娠 出 産 育 児 を 支 え 合 いたいと 思 います
子 どもの 健 やかな 成 長 を 願 って 病 院 支 部 女 性 部 長 津 野 加 代 子 組 合 員 の 皆 さんこんにちは 2010 年 病 院 支 部 女 性 部 は 結 成 20 年 を 迎 えました 女 性 部 では 結 成 以 来 愛 と 平 和 をテーマに いろいろな 活 動 を してきました また 男 性 も 女 性 も 健 康 で 働 き 続 けられる 職 場 をめざ して 運 動 してきました 国 は 少 子 化 に 歯 止 めがかからず 2003 年 次 世 代 育 成 支 援 対 策 推 進 法 を 制 定 東 京 都 は2005 年 東 京 都 特 定 事 業 主 行 動 計 画 を 公 表 し 出 産 子 育 ての 環 境 改 善 などを 策 定 してきました しかし 私 たちの 職 場 では 長 時 間 過 密 労 働 の 現 状 は 変 わっていません 2008 年 より 新 たに 育 児 短 時 間 勤 務 が 導 入 されました しかし 0.5 人 の 定 数 内 にカウントされているため 他 のスタッフの 夜 勤 が 多 くなり 仕 事 の 負 担 もかかっています 1 人 でも 多 くの 女 性 が 働 き 続 けながら 元 気 な 赤 ちゃんを 産 み 育 てられる 環 境 をつくっていくため これからも 皆 さんの 要 求 を 聞 きながら 運 動 していきます 今 回 ママパパミニノート の 三 回 目 の 改 訂 版 を 作 成 しました ぜ ひ 活 用 してください 妊 娠 出 産 子 育 てをしているママ パパ とても 輝 いています あなたの 子 どもは 社 会 の 宝 です 一 緒 に 子 育 てしましょう
ママパパミニノート 目 次 Ⅰ 妊 娠 がわかったら 1 Ⅱ 母 体 を 守 るために 1. 妊 婦 の 通 勤 時 間 1 2. 母 子 保 健 健 診 休 暇 2 3. 早 期 流 産 休 暇 3 4. 妊 娠 症 状 対 応 休 暇 3 5. 妊 産 婦 の 休 養 3 6. 妊 産 婦 の 夜 勤 免 除 5 Ⅲ 産 休 について 1. 産 休 の 期 間 7 2. 男 性 職 員 (パパ)が 取 得 できる 休 暇 9 Ⅳ 子 どもを 育 てるために 1. 育 児 休 業 10 2. 育 児 時 間 10 3. 育 児 短 時 間 制 度 11 4. 部 分 休 業 11 5. 子 どもの 看 護 休 暇 12 6. 短 期 介 護 休 暇 13 7. 育 児 を 伴 う 職 員 の 超 過 勤 務 制 限 13 Ⅴ お 金 の 話 1. 出 産 費 14 2. 育 児 休 業 手 当 金 14 3. 掛 け 金 の 免 除 14 4. 一 時 金 の 支 給 15 5. 貸 付 金 の 猶 予 15 Ⅵ 院 内 保 育 室 の 話 16
Ⅰ 妊 娠 がわかったら 母 子 手 帳 を 持 参 し 所 属 長 に 申 し 出 てください 同 時 に 分 会 または 分 会 女 性 部 担 当 者 にも 申 し 出 てください 産 休 中 の 給 与 のことや 生 まれた 子 の 健 康 保 険 のことなどいろ いろありますので 各 病 院 庶 務 係 りの 両 立 支 援 アドバイザーに 相 談 して 下 さい 本 人 母 子 手 帳 所 属 長 庶 務 課 組 合 担 当 者 おめでたです! Ⅱ 母 体 を 守 るために 1. 妊 婦 の 通 勤 時 間 交 通 混 雑 を 避 ける 目 的 で 正 規 の 勤 務 時 間 の 始 めと 終 わり 又 はどちらか 一 方 1 日 について 60 分 の 休 暇 が 取 得 できます 15 分 刻 みの 取 得 も 可 能 です ( 自 家 用 車 での 通 勤 を 含 む) 手 続 き 休 暇 簿 に 母 子 手 帳 を 添 えて 所 属 の 課 ( 科 ) 長 に 提 出 する ( 最 高 1 か 月 単 位 で 申 請 します) この 制 度 は 勤 務 することが 前 提 であり 年 休 との 併 用 は 出 来 ません
2. 母 子 保 健 健 診 休 暇 妊 婦 または 出 産 後 の 女 子 職 員 が 保 健 指 導 健 康 診 査 を 受 け るための 通 院 休 暇 です 総 数 で10 回 以 内 ( 産 前 9 回 産 後 1 回 又 は 妊 娠 中 10 回 )の 範 囲 で 取 れ その 都 度 必 要 と 認 める 時 間 の 休 暇 が 取 れます 手 続 き 休 暇 簿 に 母 子 手 帳 をそえて 所 属 の 課 ( 科 ) 長 に 提 出 する ( 初 回 のみ) 実 際 の 取 得 にあたっては 休 暇 簿 に 定 期 妊 娠 健 診 のため と 理 由 を 記 載 し 毎 回 提 出 する 現 時 点 では 母 親 学 級 等 の 集 団 指 導 には 母 子 保 健 健 診 休 暇 は 利 用 出 来 ません 1 回 の 取 得 時 間 : 健 康 診 査 保 健 指 導 の 時 間 + 医 療 機 関 での 待 ち 時 間 及 び 往 復 時 間 * 育 児 時 間 妊 婦 通 勤 時 間 との 関 係 1) 育 児 時 間 と 連 続 して 母 子 保 健 健 診 休 暇 を 使 用 して 1 日 勤 務 しない 2) 妊 婦 通 勤 時 間 と 母 子 保 健 健 診 休 暇 を 連 続 して 使 用 すること 育 児 時 間 や 妊 婦 通 勤 時 間 を 使 用 して 勤 務 した 後 の 母 子 保 健 健 診 休 暇 3) 母 子 保 健 健 診 休 暇 と 年 休 を 使 用 し 勤 務 しない 2
3. 早 期 流 産 休 暇 妊 娠 4ヶ 月 未 満 ( 妊 娠 84 日 以 下 )の 流 産 で 流 産 した 翌 日 からひき 続 いて 7 日 以 内 の 休 暇 を 取 ることが 出 来 ます 手 続 き 母 子 手 帳 ( 医 師 が 流 産 したことを 記 載 した 場 合 ) 等 を 示 します 7 日 の 計 算 にあたっては 週 休 日 休 日 等 を 含 む 4. 妊 娠 症 状 対 応 休 暇 妊 娠 中 において 妊 娠 に 起 因 する 諸 症 状 のため 勤 務 するこ とが 困 難 な 場 合 に 取 得 出 来 ます 1 回 の 妊 娠 について 2 回 ま で 日 を 単 位 として10 日 以 内 の 休 暇 が 取 れます 手 続 き 母 子 手 帳 等 を 示 します 5. 妊 産 婦 の 休 養 ( 職 免 ) 医 師 または 助 産 師 の 指 導 があった 場 合 (ア) 妊 娠 中 の 職 員 の 申 し 出 により 適 宜 休 養 や 補 食 が 出 来 る よう 勤 務 時 間 の 一 部 を 免 除 出 来 ます 3
(イ) 妊 娠 中 及 び 出 産 後 一 年 を 経 過 していない 職 員 の 申 し 出 に より 業 務 の 負 担 を 軽 減 するため あらかじめ 勤 務 時 間 を 短 縮 できます 手 続 き 医 師 または 助 産 師 の 指 導 内 容 が 明 らかな 診 断 書 証 明 書 母 子 手 帳 別 に 定 める 指 導 要 綱 連 絡 カードのいずれかを 休 暇 簿 に 添 えて 所 属 の 課 ( 科 )に 提 出 します 詳 しくは 組 合 役 員 までお 問 い 合 わせ 下 さい 4
6. 妊 産 婦 の 夜 勤 免 除 労 基 法 第 66 条 妊 産 婦 が 請 求 した 場 合 において 時 間 外 労 働 休 日 労 働 及 び 深 夜 業 をさせてはならない 24 時 間 交 代 勤 務 で 働 く 妊 産 婦 は 本 人 の 申 請 により 夜 勤 免 除 が 出 来 ます 夜 勤 免 除 申 請 は 特 に 規 定 がないため 口 頭 でも 構 いませ んが 組 合 で 作 成 した 申 請 書 がありますので 活 用 してく ださい 看 護 師 だけでなく 医 師 放 射 線 技 師 検 査 技 師 薬 剤 師 保 育 等 夜 勤 当 直 を 行 う 全 ての 妊 産 婦 が 該 当 します 見 本 5
夜 勤 免 除 申 請 書 所 属 長 殿 免 除 申 請 日 年 月 日 所 属 氏 名 免 除 期 間 年 月 日 ~ 年 月 日 免 除 理 由 妊 娠 による 母 体 保 護 のため 備 考 年 月 日 出 産 予 定 年 月 日 より 産 前 産 後 休 暇 承 認 日 年 月 日 参 考 : 労 働 基 準 法 第 66 条 2 使 用 者 は 妊 産 婦 が 請 求 した 場 合 においては 第 33 条 第 1 項 及 び 第 3 項 並 びに 第 36 条 第 1 項 の 規 定 にかかわらず 時 間 外 労 働 をさせてはならず 又 は 休 日 に 労 働 させてはならない 労 働 基 準 法 第 66 条 3 使 用 者 は 妊 産 婦 が 請 求 した 場 合 においては 深 夜 業 をさせてはならない 付 この 用 紙 は 妊 産 婦 の 夜 勤 免 除 のための 申 請 書 として 所 定 のものがない ので 都 職 労 ( 現 都 庁 職 ) 病 院 支 部 女 性 部 および 都 職 労 ( 現 都 庁 職 ) 衛 生 局 婦 人 部 として 仮 のものを 作 成 したものです 6
Ⅲ 産 休 について( 妊 娠 出 産 休 暇 ) 産 休 の 届 けは 休 みに 入 る1ヶ 月 前 までに 所 定 の 用 紙 で 提 出 し てください 産 休 は 休 暇 簿 に 産 前 産 後 別 に 記 入 して 提 出 します 1. 産 休 の 期 間 産 前 産 後 合 わせて16 週 間 以 内 です ( 多 胎 の 場 合 は 産 前 14 週 産 後 合 わせて24 週 以 内 但 し 出 産 が 遅 れた 場 合 16 週 を 超 えて 取 得 できます ) 予 定 日 8 週 8 週 (1) 出 産 日 は 産 前 に 含 まれます (2) 予 定 日 より 早 く 出 産 し 母 性 保 護 上 必 要 と 認 められる 場 合 には 産 前 休 暇 の 残 りの 日 数 を 産 後 休 暇 に 加 え ることができます (3) 予 定 日 より 遅 れたために 産 前 に8 週 間 ( 多 胎 妊 娠 の 場 合 14 週 間 )を 超 えて 休 養 する 場 合 には 16 週 間 ( 多 胎 妊 娠 の 場 合 は24 週 間 )に その 超 えた 日 数 を 加 算 することが 出 来 ます 産 後 に8 週 間 の 妊 娠 出 産 休 暇 を 与 えることが 法 で 定 められています 7
産 後 の 休 暇 期 間 は 出 産 の 翌 日 から 起 算 します 16 週 間 に 加 算 できる 期 間 は 暦 日 を 単 位 に 計 算 し ます (4) 分 娩 には 正 規 産 流 産 死 産 の 他 中 絶 があります いずれの 場 合 も 妊 娠 4ヶ 月 以 上 の 場 合 の 概 念 に 当 て はまり 産 後 休 暇 が 取 れます( 出 産 婦 を 就 業 させるこ とは 禁 止 されています) 産 後 休 暇 は8 週 間 認 められていますが 本 人 の 申 し 出 があり 医 師 が 認 めたとき 6 週 間 経 過 後 は 出 勤 できま す (5) 給 与 は 本 俸 100% 保 証 されます (6) 組 合 員 が 妊 娠 4ヶ 月 (85 日 ) 以 上 で 出 産 ( 流 産 死 産 )した 場 合 には 出 産 費 正 規 産 の 場 合 には 育 児 手 当 金 も 支 給 されます 8
2. 男 性 職 員 (パパ)が 取 得 できる 休 暇 (1) 出 産 支 援 休 暇 配 偶 者 ( 事 実 上 の 婚 姻 関 係 にある 者 を 含 む)の 出 産 に 当 たっ て 取 得 できる 休 暇 です 1 出 産 の 直 前 または 出 産 日 の 翌 日 から 2 週 間 の 範 囲 内 で 2 日 以 内 の 取 得 ができます 2 取 得 は 日 時 間 を 単 位 とし 分 離 して 取 得 できます 他 に 同 居 家 族 がいても 取 得 できます 申 請 方 法 休 暇 職 免 など 処 理 簿 に 配 偶 者 の 出 産 日 または 出 産 予 定 日 を 記 入 し 配 偶 者 の 母 子 手 帳 などの 提 示 が 必 要 です (2) 育 児 参 加 休 暇 配 偶 者 の 産 前 産 後 の 期 間 中 に 出 産 育 児 に 参 加 する 場 合 の 休 暇 です 1 出 産 の 日 の 翌 日 から 出 産 後 8 週 間 を 経 過 する 日 までの 期 間 内 で 5 日 以 内 ( 日 時 間 単 位 )で 取 得 することがで きます 2 第 2 子 以 降 の 場 合 は 上 の 子 が 小 学 校 就 学 前 であると きは 産 前 8 週 間 ( 多 胎 妊 娠 の 場 合 は 16 週 間 )の 期 間 にも 取 得 が 可 能 です 申 請 方 法 母 子 手 帳 の 提 示 が 必 要 です 養 育 の 必 要 のある 子 がある 場 合 には 男 性 職 員 又 はその 配 偶 者 が 子 と 同 居 していることを 確 認 できる 証 明 書 などを 示 さな くてはなりません 9
Ⅳ 子 どもを 育 てるために 1. 育 児 休 業 ( 男 女 とも) 3 歳 未 満 の 子 を 育 てる 場 合 その 期 間 を 限 度 に 無 給 で 身 分 は 保 障 され 一 時 的 に 休 業 することができます その 後 の 職 場 復 帰 は 原 則 として 現 職 復 帰 が 保 障 されています 2 育 児 時 間 ( 男 女 とも) 生 後 1 歳 3カ 月 未 満 の 子 どもを 育 てる 場 合 1 日 2 回 それぞれ 45 分 又 はまとめて90 分 育 児 時 間 を 取 ることができます 1 日 90 分 の 範 囲 で 最 低 30 分 15 分 を 単 位 として 利 用 する こともできます ( 夫 婦 それぞれ1 日 1 回 ずつ 2 人 の 合 計 時 間 が90 分 以 内 で の 取 得 も 可 能 です) 申 請 方 法 休 暇 簿 に 記 入 して 1ヶ 月 毎 に 提 出 します 4 時 間 勤 務 することに 対 して45 分 の 育 児 時 間 が 与 えられる 計 算 なので 勤 務 することが 前 提 となっています 10
3. 育 児 短 時 間 制 度 小 学 校 就 学 の 始 期 に 達 するまでの 子 を 養 育 する 常 勤 職 員 対 象 請 求 期 間 は1 年 以 上 1 年 以 下 で 子 どもが 小 学 校 就 学 の 始 期 に 達 するまで 期 間 の 延 長 を 請 求 することが 出 来 ます 勤 務 形 態 は3パターン いずれかの 勤 務 形 態 を 選 択 できます 1 日 3 時 間 55 分 5 日 1 日 4 時 間 55 分 5 日 1 日 7 時 間 45 分 3 日 ( 交 替 勤 務 等 職 員 は 週 当 たりの 勤 務 時 間 が 19 時 間 35 分 2 3 時 間 15 分 24 時 間 35 分 となるように 勤 務 します) 給 与 月 額 は 勤 務 時 間 数 に 応 じた 額 です 休 暇 については 勤 務 日 数 勤 務 時 間 に 応 じた 調 整 があります 4. 部 分 休 業 ( 男 女 とも) 小 学 校 就 学 前 の 子 供 を 養 育 する 場 合 正 規 の 勤 務 時 間 の 始 めと 終 わり 又 は どちらか 一 方 1 日 を 通 じて2 時 間 を 限 度 に3 0 分 単 位 で 無 給 で 部 分 休 業 が 取 れます 申 請 は あらかじめ 部 分 休 業 承 認 請 求 書 により 概 ね1ヶ 月 単 位 で 行 います 育 児 時 間 を 承 認 されている 職 員 については 2 時 間 から1 時 間 30 分 を 差 し 引 いた 時 間 (30 分 )が 部 分 休 業 の 取 り 扱 いにな ります 部 分 休 業 を 取 得 した 時 間 に 応 じて 給 料 が 減 額 されます また 昇 給 の 欠 格 基 準 に 該 当 し その 換 算 は8 時 間 で1 日 と 計 算 され 期 末 手 当 5 割 勤 勉 手 当 10 割 除 算 となります 11
5. 子 どもの 看 護 休 暇 小 学 校 3 年 生 までの 子 を 養 育 する 職 員 が その 子 の 看 護 のため に 取 得 できる 休 暇 です 取 得 の 条 件 1 対 象 者 小 学 校 3 年 生 まで( 同 居 している 実 子 養 子 配 偶 者 の 子 )を 養 育 する 男 女 職 員 が 対 象 となります 2 看 護 の 内 容 負 傷 疾 病 による 治 療 療 養 中 の 看 病 や 通 院 などが 対 象 となり ます 未 就 学 の 子 の 予 防 接 種 健 康 診 断 も 対 象 になります 3 取 得 日 数 暦 歴 (1 月 1 日 ~12 月 31 日 )で 日 時 間 単 位 で 5 日 間 取 得 できます 1 人 の 子 につき5 日 が 限 度 です 対 象 の 子 の 両 親 がともに 職 員 の 場 合 は それぞれが 5 日 ずつ 取 得 できます 対 象 となる 子 が 複 数 いる 場 合 は10 日 間 取 得 出 来 ま 12
す (また 夫 婦 ともに 職 員 である 場 合 それぞれ10 日 間 取 得 でき ます ) 4 取 得 の 条 件 職 員 がその 子 の 看 護 を 行 う 必 要 があり 実 際 に 看 護 するときは 取 得 できます 申 請 方 法 1 休 暇 免 職 処 理 簿 の 休 暇 等 の 種 類 の 欄 は 看 休 期 間 と 累 計 の 看 休 欄 に 時 間 或 は 日 単 位 で 記 入 します 2 子 どもの 負 傷 や 疾 病 の 確 認 に 医 師 の 診 断 書 の 提 出 は 必 要 あり ません ( 必 要 に 応 じて 医 師 の 診 断 書 等 の 提 出 を 求 められるこ とがあります) 他 の 休 暇 との 調 整 1 子 どもの 看 護 休 暇 半 日 取 得 と 年 休 を 続 けて 取 得 することはで きます 2 育 児 時 間 取 得 中 の 職 員 が これに 引 き 続 き 半 日 取 得 を 希 望 す ると 育 児 時 間 が 取 り 消 されますが その 日 に 勤 務 の 実 績 が あれば 1 回 45 分 の 育 児 時 間 が 取 得 できます 6. 短 期 介 護 休 暇 要 介 護 者 の 介 護 入 院 の 付 き 添 いのとき 等 に 5 日 2 人 以 上 10 日 ( 日 時 間 単 位 で 請 求 可 年 休 との 併 用 で 1 日 休 暇 可 ) 7. 育 児 を 伴 う 職 員 の 超 過 勤 務 制 限 職 員 の 申 請 により 3 歳 未 満 の 子 の 育 児 のために 超 勤 が 免 除 され ます 13
Ⅴ お 金 の 話 1. 出 産 費 共 済 組 合 より 最 低 補 償 額 が 支 給 されます 請 求 手 続 き 所 定 の 請 求 用 紙 に 添 付 書 類 を 所 属 の 共 済 事 務 担 当 者 に 提 出 します ( 東 京 都 のホームページ 又 は 共 済 ハ ンドブックを 参 照 してください) 2. 育 児 休 業 手 当 金 ( 共 済 組 合 ハンドブック 参 照 ) 子 どもが 1 歳 までは 給 料 の 100 分 の 40 に 相 当 する 額 が 支 給 され 1 歳 から 1 歳 6 ヶ 月 までは 100 分 の 10 に 相 当 する 額 が 支 給 されます 3. 掛 け 金 の 免 除 本 人 の 申 請 に 基 き 育 児 休 暇 中 は 申 請 月 より 育 児 期 間 が 終 わ 14
る 日 もしくは 子 が 1 歳 になる 日 の 翌 日 の 属 する 月 の 前 月 ま で 免 除 されます 4. 一 時 金 の 支 給 基 準 日 に 育 児 休 暇 中 であっても 支 給 期 間 に 勤 務 実 績 があれ ば それに 応 じて 支 給 されます 5. 貸 付 金 の 猶 予 育 児 休 業 期 間 に 貸 付 金 を 借 りている 場 合 は 休 業 期 間 に 限 り 貸 付 金 の 償 還 を 猶 予 することができます 不 明 な 点 は 組 合 役 員 庶 務 の 給 与 係 共 済 係 に 確 認 して ください 15
Ⅵ 院 内 保 育 室 の 話 1. 申 し 込 み 事 務 的 な 手 続 きは 庶 務 課 担 当 者 です 所 属 長 への 報 告 も 忘 れないで 下 さい 1 妊 娠 が 判 明 したら 出 来 るだけ 早 めに 利 用 希 望 の 意 思 を 表 明 し ておいて 下 さい ( 保 育 室 の 運 営 計 画 に 関 わります) 2 産 休 に 入 る 段 階 で 利 用 申 請 をして 下 さい 3 職 場 復 帰 の 日 程 と 利 用 開 始 が 決 まったら 担 当 者 に 連 絡 して 下 さい 2. 利 用 看 護 師 の 子 供 の 利 用 が 基 本 です 他 の 職 種 の 職 員 や 非 常 勤 パートの 職 員 の 子 供 の 利 用 も 条 件 整 備 で 可 能 です 満 2 歳 に 達 した 年 度 末 まで 利 用 できます 3. 運 営 時 間 7:45~19:45 * 土 曜 日 の 運 営 は 隔 週 です * 各 病 院 により 異 なります 4. 保 育 料 有 料 です 5. 運 営 している 事 業 所 2010 年 4 月 現 在 墨 東 広 尾 駒 込 松 沢 大 塚 多 摩 総 合 医 療 センター 小 児 総 合 医 療 センターは 運 営 しています 尚 勤 務 している 病 院 以 外 の 都 立 病 院 の 院 内 保 育 室 利 用 も 可 能 です * 詳 細 は 各 病 院 の 庶 務 にお 問 い 合 わせください 院 内 保 育 室 は 子 供 を 生 み 育 てながら 働 き 続 けたい と 願 って 運 動 をした 先 輩 達 が 残 した 貴 重 な 財 産 です 利 用 者 がいなかったり 減 少 すると 休 止 や 閉 鎖 の 攻 撃 がかけられてきます 有 効 利 用 を 期 待 します 組 合 役 員 に 連 絡 ご 相 談 ください 16
このママパパノートは 組 合 員 のための 休 暇 権 利 ハンドブック 次 世 代 育 成 支 援 プランを 参 考 に 作 りました 詳 しくお 知 りになりたい 方 は 同 ハンドブッ クを 参 照 して 下 さい イラスト 山 下 摂 子
. 改 定 版 2010 年 4 月 改 定 2 版 2012 年 11 月 発 行 都 庁 職 病 院 支 部 女 性 部 163-8001 東 京 都 新 宿 区 西 新 宿 2-8-1 第 1 庁 舎 27 階 北 病 院 支 部 書 記 局 内 TEL 03-3349-1711 FAX 03-3349-1713