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編 集 員 も 汗 をかきます! ~デジタルプラクティスの 論 文 の 質 の 向 上 に 向 けて~ NEC 中 央 研 究 所 中 田 登 志 之 1

デジタルプラクティスの 論 文 の 特 徴 目 的 http://www.ipsj.or.jp/15dp/dp-index.html 様 々な 実 務 の 現 場 におけるIT 実 践 の 中 で 積 み 重 ねられる 創 意 工 夫, 新 しい 利 用 法, 経 験 から 得 られる 教 訓 などを 論 文 の 形 にして 社 会 全 体 で 公 開 共 有 し 再 利 用 すること 論 文 誌, 学 会 誌,デジタルプラクティスの 比 較 論 文 誌 研 究 者 に 研 究 成 果 発 表 の 場 を 提 供 プロダクトアウト, 投 稿 論 文 の 選 別 1つの 論 文 は 比 較 的 狭 い 技 術 範 囲 にフォーカス 新 規 性 と 有 用 性 を 重 視 普 遍 性 のある 学 術 的 な 課 題 論 文 特 有 の 学 術 向 け 文 体 構 成 学 会 誌 会 員 に 技 術 動 向 等 の 情 報 知 識 を 提 供 企 画 によるコンテンツ 重 視 先 進 的 分 野 または 特 定 分 野 の 横 断 的 な 解 説 記 事. 学 会 行 事, ニュース, 各 種 情 報 の 要 約 等 客 観 性, 中 立 性, 網 羅 性 を 重 視 広 汎 な 分 野 の 会 員 にとって 読 み やすく 分 かりやすい 記 述 デジタルプラクティス 非 会 員 を 含 む 実 務 家 に 社 会 的 に 有 用 な 実 践 や 経 験 を 半 永 続 的 に 共 有 公 開 するする 場 を 提 供 マーケットイン, 投 稿 者 読 者 サー ビス 重 視 複 数 の 論 文 と, 周 辺 支 援 記 事 や 情 報 による 立 体 的 な 編 集 社 会 的 有 用 性 を 重 視 実 務 における 具 体 的 な 課 題 編 集 委 員 会 が 文 体 や 構 成 を 校 正. 著 者 と 共 同 推 敲 2

共 同 推 敲 プロセス 目 的 論 文 執 筆 に 不 慣 れな 著 者 にとって 執 筆 投 稿 の 敷 居 を 下 げることと, 読 者 にとって 採 録 論 文 の 読 みやすさを 向 上 させること 編 集 担 当 が1 名 専 属 について 最 大 6 週 間 をか けて 共 同 推 敲 を 行 う 編 集 担 当 は 著 者 からの 相 談 を 受 けつつ 著 者 の 改 訂 作 業 を 支 援, 補 助 する. 主 として 表 現 が 適 切 かつ 十 分 になるように 改 訂 を 手 伝 うが, 必 要 と 判 断 した 場 合 は 内 容 についても 改 訂 を 手 伝 う. 3

デジタルプラクティス 論 文 の 理 想 的 な 構 成 背 景 課 題 あなたの 会 社, 部 門 が 抱 えていた 課 題 を 読 者 が 共 感 できるよう に, 具 体 的 に 記 述 してください. 解 決 方 法 上 記 の 課 題 を 解 決 するために, 採 用 した 手 法 を 具 体 的 に 記 述 してください. 実 践 ( 適 用 結 果 ) 結 論 http://www.ipsj.or.jp/15dp/shippitsu/outline-guideline.html ここでいう 実 践 とは,あなたが 仕 事 で 向 き 合 った 課 題 に,あな た 自 身 あるいはあなたのチームがどのように 向 き 合 って 解 決 し たか,その 日 々の 行 動 を 指 しています. 特 にやってみてはじめ てわかったこと, 理 屈 ではこうなるはずだったけどやってみたら 違 ったことなどの 実 際 の 経 験 を 記 述 してください. 課 題, 解 決 方 法, 実 践 を 簡 単 に 振 り 返 ってください. 4

編 集 担 当 が 留 意 する 点 論 文 としての 構 成 前 スライドに 書 いてあるようなストーリーになっている か?( 必 ずしもそれに 縛 られる 必 要 は 無 い) 読 者 にとって 有 用 な 情 報 が 記 されているか 単 なる 解 説 記 事 になっていないか 等 を 吟 味 自 分 が 知 りたい 点 などを 要 望 ( 編 集 担 当 特 権?) 読 み 易 さ( 自 分 が 読 者 になったつもりで) 論 理 的 なつながり ( 飛 躍 がないか 著 者 の 思 い 込 み が 読 者 に 読 み 取 れない 場 合 など) 長 すぎる 文 の 調 整 主 語 述 語 の 不 一 致 など 5

本 当 に 効 果 があるの? 著 者 へのアンケート 共 同 推 敲 を 実 施 して 良 かった? 良 かった 14 => 再 度 投 稿 の 時 も 共 同 推 敲 を 悪 かった 1 => 受 けたくない 共 同 推 敲 という 制 度 を 知 って,どの 様 に 感 じられましたか? 良 い 制 度 14 特 に 何 とも 1 何 度 くらい 共 同 推 敲 のやりとりをされましたか? 3 回 6 4 回 2 5 回 4 6/8/10 回 1 その 回 数 は 多 かったですか? 多 かった 1 適 当 12 少 なかった 1 共 同 推 敲 で, 大 幅 に 添 削 されたことがありましたか? 在 り 8=> 大 変 と 思 った 2 参 考 になった 6 無 し 7 6

共 同 推 敲 再 度 受 けたいか/ 良 かった 点 ( 代 表 的 意 見 ) 読 み 手 への 気 配 りを 深 耕 できるため 客 観 的 な 立 場 からの 意 見 が 頂 ける 普 段 の 業 務 では 論 文 を 書 くというが 認 められていないので 慣 れることはできず また 同 じ 結 果 になる 危 険 性 があるため 論 文 の 構 成 に 対 する 専 門 的 な 知 識 がないため 客 観 的 に 確 認 し ていただけるととても 助 かります 短 期 間 で 効 率 のよい 改 定 が 行 えた. せっかく 投 稿 するのですから 価 値 ある 論 文 に 仕 上 げたいと 思 い ますので また 共 同 推 敲 させていただきたいと 思 います 再 度 の 機 会 は 中 々 想 定 しづらいのですが 普 段 論 文 を 書 く 機 会 がない 小 職 のようなものには 良 い 制 度 だと 思 います 7

共 同 推 敲 再 度 受 けたいか/ 良 くなかった 点 共 同 推 敲 自 体 には 問 題 はない しかしDPの 論 文 テンプレートには 時 代 錯 誤 の 問 題 が 多 いと 認 識 している オープン 化 がすすんだ21 世 紀 に 一 私 企 業 のフォーマットしか 受 け 付 け ないのはナンセンス また Word 文 書 での 入 稿 はもうひとつ 問 題 があり 論 文 の 内 容 だけ でなくDTPデザインまで 執 筆 者 の 仕 事 になるのは 本 来 の 論 文 執 筆 以 外 の 部 分 で 時 間 をとられすぎて 大 いに 無 駄 である ぜひTeXや TXT ODFといった 自 由 なフォーマットの 採 用 と 執 筆 内 容 とDTP 作 業 の 分 業 をお 願 いしたい プロとしてお 金 をいただいて 執 筆 する 一 般 の 技 術 記 事 で ここまで DTPについて 著 者 がしなければならないという 条 件 は 見 たことがない この 状 況 では 学 術 以 外 に 主 たる 業 務 をもっている 人 のDP 用 論 文 執 筆 者 が 増 えることはないだろう 作 業 負 荷 が 高 く 何 の 価 値 も 見 出 せなかった 8

論 文 への 影 響 ( 読 み 手 への 気 配 り) 共 同 推 敲 を 実 施 して, 論 文 や 考 え 方 がどの 様 に 変 わっ たと 思 われますか? 自 分 の 主 観 が 必 ずしも 読 む 側 に 伝 わりやすいとは 限 らない 点 が 論 文 に 散 見 され 特 にその 部 分 を 中 心 として 素 晴 らしい 推 敲 を 受 けれたと 思 う 必 ずしも 予 備 知 識 のない 読 者 を 想 定 して 原 稿 を 執 筆 するように 心 がけましたが それでもなお 第 三 者 の 目 から 見 て わかりに くいところ 掘 り 下 げが 十 分 でないところなど 指 摘 いただくことが でき 読 んでもらうための 論 文 という 視 点 を 明 確 化 できたと 思 い ます DPの 場 合, 専 門 領 域 が 絞 られたテーマになるので,ある 程 度 読 者 を 限 定 した 書 き 方 をしてしまう 傾 向 があります. 私 の 場 合 も そのような 指 摘 を 受 けて 修 正 を 行 いました.DP 本 来 の 狙 いは, ある 領 域 の 技 術 成 果 を 他 の 領 域 に 展 開 して 活 用 していくことで あり,その 主 旨 に 沿 えば, 共 同 推 敲 の 過 程 は,その 気 づきを 与 えてくれるものだと 感 じました 如 何 に 解 り 易 い 表 現 が 重 要 であるかを 教 えて 頂 きました. 読 み 手 に 伝 えることの 重 要 性 を 認 識 できたこと 何 故 変 わったと 思 われますか? 読 み 手 への 気 配 り 不 足 上 述 の 通 り 読 み 手 の 目 線 に 立 った 助 言 をいただく ことができたため と 考 えております 専 門 領 域 で 閉 じた 活 動 をしがちなので, 領 域 外 の 読 者 を 想 定 した 表 現 を 意 識 するようになりました. 業 界 用 語 には 特 に 気 をつけています 筆 者 以 上 に 筆 者 の 言 いたいことを 引 き 出 して 整 理 し 読 み 手 に 伝 える という 観 点 で 論 理 的 な 文 章 の 組 立 から 言 葉 の 使 い 方 まで 丁 寧 に 指 導 いただいた 共 同 推 敲 という 場 で 揉 むことにより 発 見 があり 再 考 するというスパイラルループができたため 9

論 文 への 影 響 ( 読 み 手 への 気 配 り) 自 身 のみで 考 える 時 より 読 み 手 にとってわかりやすいシナリ オになったと 思 う よりわかりやすい 誤 解 のない 表 現 に 近 づいた どうしても 書 き 手 は 言 いたいことを 書 き 尽 くそうとす るが 読 み 手 から 見 ると 絞 られた( 本 当 に 伝 えたい) 内 容 をわかりやすく 読 み 取 れれば 良 く それを 客 観 的 に 指 摘 してくれたから 専 門 でない 方 のチェックを 受 けることにより 思 いも かけない 解 釈 があることに 気 がついた 厳 密 な 言 葉 の 選 択 が 重 要 であることに 気 がついた 10

論 文 への 影 響 ( 論 文 としての 書 き 方 ) 共 同 推 敲 を 実 施 して, 論 文 や 考 え 方 がどの 様 に 変 わったと 思 われま すか? 客 観 的 な 立 場 から 評 価 して 頂 き 大 変 参 考 になった 論 文 を 書 くことについて 未 経 験 だったため フォーマルな 論 文 の 書 き 方 について 勉 強 することができた 論 文 が 他 の 一 般 的 な 資 料 とは 構 成 とは 異 なり 論 理 展 開 をするうえ での 模 範 的 手 法 があることを 学 びました 論 文 作 成 として 未 熟 な 部 分 を 指 摘 いただき アドバイスいただけたこ とが 良 かった 論 文 の 芯 をしっかりとつくり シンプルな 文 書 で 表 現 することが 大 切 だと 改 めて 感 じました 論 文 についての 常 識 を 持 っていなかったので ルールや 形 式 を 教 え ていただいた 永 い 間 部 下 や 後 輩 の 文 章 を 添 削 することばかりで 自 分 の 文 章 を 添 削 されたことがなかったので 非 常 に 新 鮮 な 印 象 を 持 ちました 懐 かしく 嬉 しく 感 じました また 自 分 では 自 明 のことと 思 っていた 論 点 の 根 拠 を 要 求 されたことが 勉 強 になりました 研 究 の 姿 勢 のあり 方 を 学 ぶことができました 普 段 論 文 作 業 をすることがないため 比 較 ができず また どの 程 度 のものなら 論 文 として 耐 えられるのかがわからなかったため 共 同 推 敲 で 判 断 いただいたような 感 じです また 第 3 者 の 視 点 が 入 る 機 会 があるのは 今 回 は+に 作 用 したと 思 います 何 故 変 わったと 思 われますか? 文 章 内 容 は 自 分 が 理 解 できるレベルで 執 筆 を してしまうが 客 観 的 な 評 価 が 大 変 参 考 となった それまで 意 識 外 のことであったが 自 分 のこととし て 考 える 機 会 をえたため 共 同 推 敲 をしていただき より 論 理 展 開 がわかり やすくなったため 論 文 として 数 値 化 する 部 分 や 読 者 にとって 分 かり づらい 表 現 が 分 かりやすくなった 近 年 のビジネスシーンでは パワーポイント 等 プ レゼンテーションツールを 使 って 自 身 の 思 いを 言 葉 で 伝 えることが 多 く 文 書 で 何 かを 伝 える 力 が 落 ちているな と 感 じました 推 敲 者 の 真 摯 な 姿 勢 が 伝 わってきて 心 を 動 か された 気 がしました 当 り 前 の 考 察 ですが 推 敲 者 との 信 頼 関 係 が 考 え 方 を 変 えたのだと 思 いま す 11

論 文 への 影 響 ( 否 定 的 意 見 ) 骨 子 は 変 わらないのに 細 かな 文 書 フォーマット の 指 摘 や 言 い 回 し 等 に 終 始 され 多 大 な 負 荷 と なった 論 文 の 骨 子 / 考 え 方 は 変 わらない DPの 趣 旨 に 賛 同 して 執 筆 をしたのだが 結 局 お 役 所 仕 事 的 な 対 応 に 嫌 気 が 差 し DPに 対 する 印 象 が 悪 くなった 12

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共 同 推 敲 への 注 文 不 慣 れであることを 前 提 に 論 文 のスタンダードな 体 裁 から 意 識 するようなフェーズがあるとよ かった なかったために 論 文 には 適 当 でない 内 容 になり 大 幅 な 手 戻 りが 発 生 することになった また 最 初 のコンセプト 決 定 については 対 面 での 打 ち 合 わせが 望 ましいと 思 った これが 無 かったのも 大 幅 な 手 戻 りの 一 因 である ディスカッション 形 式 細 かな 文 書 フォーマットの 修 正 や 文 書 作 法 については DP 側 で 吸 収 してもらいたい 発 行 者 側 の 意 図 があるのであれば 回 りくどい 言 い 方 でダメ 出 しをするのではなく そのように 直 してもらって 執 筆 者 側 でそれをレビューする 形 式 の 方 が 効 率 的 <= 結 構 この 手 段 を 執 っ ている 編 集 担 当 者 も 多 いです この 種 の 論 文 は かなり 狭 い 専 門 領 域 に 関 するものであるため より 踏 み 込 んで 理 論 的 解 説 の 妥 当 性 などにも 言 及 していただければ さらに 有 難 かったと 思 います なかなか 難 しい 希 望 かもしれませんが メールのやり 取 り 中 心 でしたがお 電 話 や 直 接 お 会 いしての 打 ち 合 わせの 時 間 をいただけるとよ り 良 いと 思 います 推 敲 の 過 程 がオンライン 化 できると 時 間 短 縮 が 可 能 では. 多 忙 な 方 が 多 いので,IPSJのサーバーで 共 同 編 集 できるような 形 態 を 期 待 しています. 共 同 推 敲 する 前 に 一 度 論 文 の 作 成 の 意 図 を 作 者 から 推 敲 者 様 に 説 明 する 機 会 があると 更 に 良 いと 思 います. 14

共 同 推 敲 をするとしたら どういう 所 を 注 意 する? 読 み 手 への 気 配 り=>アンケート 同 じ 事 何 度 も 聞 いている ごめんなさい 同 じ 業 界 の 人 との 組 み 合 わせでない 方 が 参 考 になると 感 じます テキストベースのフォーマットを 使 い バージョン 管 理 システムによるデー タの 共 有 を 行 い 密 な 連 携 をすすめる やはり 予 備 知 識 の 十 分 ではない 読 者 にも 理 解 可 能 な 論 文 とすること 事 実 を 正 確 に 記 述 すること オリジナルな 発 想 の 記 述 なのか 他 者 の 引 用 なのかを 明 確 にすること などを 念 頭 に 置 いて 実 施 したいと 思 います 論 文 を 読 む 側 の 方 が 執 筆 者 並 みの 知 識 を 持 っていないという 前 提 に 立 ち 難 解 な 専 門 用 語 が 使 用 されていないか 論 理 展 開 がわかりやすいか という 観 点 で 確 認 していきます より 広 い 読 者 に 役 立 てるよう, 横 展 開 の 可 能 性 を 高 めるよう 留 意 したい. 論 文 の 作 者 の 意 図 を 十 分 に 確 認 してからその 背 景 を 考 慮 して 指 導 する. 当 該 フィールドの 知 識 経 験 執 筆 者 との 相 性 で 編 集 担 当 を 選 定 する 筋 立 てから 各 論 へ 抽 象 から 具 体 へ 順 序 だてて 実 施 する 15

共 同 推 敲 をするとしたら どういう 所 を 注 意 する? 読 者 に 対 して 何 をメッセージするのがいいか どの 部 分 が 価 値 ある 取 り 組 みなのか ナレッジなのかを 明 確 化 しながら 進 めるのがいいと 思 いま した 骨 格 となるシナリオとわかりやすさ 全 体 的 に どういう 流 れで 論 を 立 てるか?を 相 互 確 認 して 論 文 の 全 体 構 成 を 仕 上 げ その 後 に 個 々の 表 現 事 象 の 説 明 について 推 敲 していく のが 良 いかな?と 思 っています 私 も2 回 編 集 担 当 をやりました この 時 に 思 ったのは 著 者 の 状 況 ( 論 文 は 初 めてなど)や 文 章 力 によって コメントを 工 夫 するようにしました 論 文 に 慣 れておられない 場 合 は 早 めに 参 考 になる 論 文 を 送 ってあげるな どしました 文 章 力 に 課 題 がある 場 合 は 遠 慮 せずに 直 してあげる 方 が いいと 思 いました 厳 密 な 言 葉 の 選 択 今 回 のように 特 集 テーマが 決 まっている 場 合 は その 特 集 の 趣 旨 との 相 違 の 判 断 は 共 同 推 敲 のような 形 で 確 認 することが 必 要 なのではと 考 え ます 16