それから すべてがすべてじゃなくて とりあえず 脱 走 と 認 定 した 場 合 をどうするかという ことでやっておりますが 脱 走 と 認 定 できた 場 合 にすべて 通 報 するということについてまずやり たいとは 考 えておりますが なかなか では いつまでにできるんだということを 今 言



Similar documents
もの( 交 通 事 故 事 件 に 係 るものを 除 く ) 3 重 大 な 交 通 事 故 事 件 とは 次 に 掲 げる 交 通 事 故 事 件 をいう (1) 死 亡 ひき 逃 げ 事 件 車 両 等 の 交 通 により 人 が 死 亡 した 場 合 において 道 路 交 通 法 ( 昭 和

Taro-データ公安委員会相互協力事

答申書

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

<4D F736F F D D3188C091538AC7979D8B4B92F F292B98CF092CA81698A94816A2E646F63>

を 行 わなければならない 適 正 な 運 用 方 針 を 厳 格 に 運 用 することによっては じめて 人 がみだりにその 容 ぼう 等 を 撮 影 されない 自 由 や 権 利 の 保 護 と 犯 罪 発 生 の 抑 止 という 防 犯 カメラの 設 置 目 的 との 調 和 が 実 現 され

●労働基準法等の一部を改正する法律案

要 な 指 示 をさせることができる ( 検 査 ) 第 8 条 甲 は 乙 の 業 務 にかかる 契 約 履 行 状 況 について 作 業 完 了 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする ( 発 生 した 著 作 権 等 の 帰 属 ) 第 9 条 業 務 によって 甲 が 乙 に

(5) 事 業 者 等 自 転 車 及 び 自 動 車 の 製 造 輸 入 販 売 又 は 修 理 を 業 として 行 っている 者 及 びそ れらの 者 の 団 体 並 びにその 他 の 事 業 者 をいう (6) 所 有 者 等 自 動 車 の 所 有 権 占 有 権 若 しくは 使 用 権 を

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

Microsoft Word - 12 職員退職手当規程_H 改正_

いう )は 警 告 をしたときは 速 やかに その 内 容 及 び 日 時 を 当 該 警 告 を 求 める 旨 の 申 出 をした 者 に 通 知 しなければならないこととされ また 警 告 をし なかったときは 速 やかに その 旨 及 び 理 由 を 当 該 警 告 を 求 める 旨 の 申

別 添 巡 回 連 絡 実 施 要 領 第 1 趣 旨 この 要 領 は 埼 玉 県 地 域 警 察 運 営 規 程 ( 平 成 15 年 埼 玉 県 警 察 本 部 訓 令 第 51 号 以 下 運 営 規 程 という ) 第 5 条 第 2 項 第 4 号 イの 規 定 に 基 づき 巡 回 連

Microsoft Word - 19年度(行情)答申第076号.doc

<4D F736F F D208E9197BF A955B895E93AE82CC8B4B90A C982C282A282C42E646F6378>

第 8 条 乙 は 甲 に 対 し 仕 様 書 に 定 める 期 日 までに 所 定 の 成 果 物 を 検 収 依 頼 書 と 共 に 納 入 する 2 甲 は 前 項 に 定 める 納 入 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする 3 検 査 不 合 格 となった 場 合 甲 は

の 購 入 費 又 は 賃 借 料 (2) 専 用 ポール 等 機 器 の 設 置 工 事 費 (3) ケーブル 設 置 工 事 費 (4) 防 犯 カメラの 設 置 を 示 す 看 板 等 の 設 置 費 (5) その 他 設 置 に 必 要 な 経 費 ( 補 助 金 の 額 ) 第 6 条 補

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

Microsoft Word - 19年度(行個)答申第94号.doc

(4) 運 転 する 学 校 職 員 が 交 通 事 故 を 起 こし 若 しくは 交 通 法 規 に 違 反 したことにより 刑 法 ( 明 治 40 年 法 律 第 45 号 ) 若 しくは 道 路 交 通 法 に 基 づく 刑 罰 を 科 せられてから1 年 を 経 過 していない 場 合 同

●幼児教育振興法案

加 算 税 制 度 の 見 直 し 等 1. 現 行 制 度 の 概 要 関 税 においては 国 税 ( 輸 入 貨 物 に 対 する 内 国 消 費 税 を 含 む 以 下 同 じ ) の 制 度 と 同 様 の 過 少 申 告 加 算 税 無 申 告 加 算 税 及 び 重 加 算 税 の 制

Microsoft Word - (課×県・指定)【頭紙】「精神障害者保健福祉手帳の診断書の記入に当たって留意すべき事項について」等の一部改正について.rtf

Microsoft Word - 20ガイドラインリーフレット案4ページ

弁護士報酬規定(抜粋)

役員退職手当規程

福 山 市 では, 福 山 市 民 の 安 全 に 関 する 条 例 ( 平 成 10 年 条 例 第 12 号 )に 基 づき, 安 全 で 住 みよい 地 域 社 会 の 形 成 を 推 進 しています また, 各 地 域 では, 防 犯 を 始 め 様 々な 安 心 安 全 活 動 に 熱 心

Taro-29職員退職手当支給規程

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

する 婦 人 相 談 所 その 他 適 切 な 施 設 による 支 援 の 明 記 禁 止 命 令 等 をすることが できる 公 安 委 員 会 等 の 拡 大 等 の 措 置 が 講 じられたものである 第 2 改 正 法 の 概 要 1 電 子 メールを 送 信 する 行 為 の 規 制 ( 法

小 売 電 気 の 登 録 数 の 推 移 昨 年 8 月 の 前 登 録 申 請 の 受 付 開 始 以 降 小 売 電 気 の 登 録 申 請 は 着 実 に 増 加 しており これまでに310 件 を 登 録 (6 月 30 日 時 点 ) 本 年 4 月 の 全 面 自 由 化 以 降 申

岡山県警察用航空機の運用等に関する訓令

参 考 様 式 再 就 者 から 依 頼 等 を 受 けた 場 合 の 届 出 公 平 委 員 会 委 員 長 様 年 月 日 地 方 公 務 員 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 261 号 ) 第 38 条 の2 第 7 項 規 定 に 基 づき 下 記 のとおり 届 出 を します この

●不正アクセス行為の禁止等に関する法律の一部を改正する法律案

失 によって 告 知 事 項 について 事 実 を 告 げずまたは 不 実 のことを 告 げたときは 共 済 契 約 者 に 対 する 書 面 による 通 知 をもって 共 済 契 約 を 解 除 することができます た だし 当 組 合 がその 事 実 を 知 りまたは 過 失 によってこれを 知

4 乙 は 天 災 地 変 戦 争 暴 動 内 乱 法 令 の 制 定 改 廃 輸 送 機 関 の 事 故 その 他 の 不 可 抗 力 により 第 1 項 及 び 第 2 項 に 定 める 業 務 期 日 までに 第 1 条 第 3 項 の 適 合 書 を 交 付 することができない 場 合 は

Microsoft Word - 目次.doc

<4D F736F F D C482C682EA817A89BA90BF8E7793B1834B A4F8D91906C8DDE8A A>

2. ど の 様 な 経 緯 で 発 覚 し た の か ま た 遡 っ た の を 昨 年 4 月 ま で と し た の は 何 故 か 明 ら か に す る こ と 回 答 3 月 17 日 に 実 施 し た ダ イ ヤ 改 正 で 静 岡 車 両 区 の 構 内 運 転 が 静 岡 運

疑わしい取引の参考事例

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

3. 選 任 固 定 資 産 評 価 員 は 固 定 資 産 の 評 価 に 関 する 知 識 及 び 経 験 を 有 する 者 のうちから 市 町 村 長 が 当 該 市 町 村 の 議 会 の 同 意 を 得 て 選 任 する 二 以 上 の 市 町 村 の 長 は 当 該 市 町 村 の 議

別 紙

スライド 1

<4D F736F F D20819A819A819A819A92808FF089F090E05F95FA92758EA9935D8ED48FF097E15F32352E31302E38>

III. 前 述 の 如 く 医 学 部 新 設 を 容 認 している 訳 ではないが 国 家 戦 略 特 区 による 医 学 部 新 設 については 国 会 答 弁 で 確 約 している 様 に 平 成 27 年 7 月 31 日 付 け 国 の 方 針 に 厳 格 に 従 う 事 を 求 める

必 要 なものとして 政 令 で 定 める 原 材 料 等 の 種 類 及 びその 使 用 に 係 る 副 産 物 の 種 類 ごとに 政 令 で 定 める 業 種 をいう 8 この 法 律 において 特 定 再 利 用 業 種 とは 再 生 資 源 又 は 再 生 部 品 を 利 用 することが

Taro-条文.jtd

ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

●電力自由化推進法案

した 開 示 決 定 等 に 当 たっては, 法 11 条 を 適 用 して, 平 成 23 年 5 月 13 日 まで 開 示 決 定 等 の 期 限 を 延 長 し, 同 年 4 月 11 日 付 け 防 官 文 第 号 により,1 枚 目 を 一 部 開 示 した そして, 同 年

Microsoft Word - 19年度(行情)答申第081号.doc

スライド 1


平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

2 前 項 前 段 の 規 定 にかかわらず 年 俸 制 教 職 員 から 申 し 出 があった 場 合 においては 労 使 協 定 に 基 づき その 者 に 対 する 給 与 の 全 額 又 は 一 部 を 年 俸 制 教 職 員 が 希 望 する 金 融 機 関 等 の 本 人 名 義 の 口

Microsoft Word - 参考資料.doc

防犯カメラの設置及び運用に関するガイドライン

Microsoft Word 行革PF法案-0概要

神戸市重度障害者特別給付金支給要綱

Taro-07-1提言概要.jtd

子 ども 手 当 の 支 給 対 象 や 支 給 額 等 の 仕 組 みはどのようになっていますか 平 成 22 年 度 の 子 ども 手 当 は 中 学 校 修 了 までの 子 ども 一 人 に つき 月 額 1 万 3 千 円 を 父 母 等 に 支 給 します 支 給 要 件 は 子 どもを


< F2D B B792CA926D88C481798A6D92E8>

学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う文部科学省関係省令の整備に関する省令等について(通知)

Microsoft Word - 【溶け込み】【修正】第2章~第4章

<4D F736F F D20837D A815B92CA8BCE8AC7979D8B4B92F E1816A312E646F63>

Taro-役員退職手当規程(H27.10改正)HP版

持 TFでの 検 討 を 踏 まえ 対 策 を 講 ずることといたしますが 貴 職 におかれまし ては 現 段 階 において 下 記 事 項 につきご 対 応 いただきますようお 願 い 申 し 上 げます 記 1. 貴 会 会 員 に 対 して 今 回 の 厚 生 労 働 省 からの 緊 急 要

った 場 合 など 監 事 の 任 務 懈 怠 の 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 減 算 する (8) 役 員 の 法 人 に 対 する 特 段 の 貢 献 が 認 められる 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 加 算 することができる

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

老発第    第 号

示 とする 原 処 分 を 行 ったところ 異 議 申 立 てが 提 起 されたものである なお, 本 件 対 象 文 書 の 一 部 開 示 決 定 に 係 る 審 査 会 への 諮 問 は2 度 目 であ り, 前 回 の 一 部 開 示 決 定 について,その 決 定 は 妥 当 である 旨

スライド 1

無罪判決後の勾留に関する意見書

(3) その 他 市 長 が 必 要 と 認 める 書 類 ( 補 助 金 の 交 付 決 定 ) 第 6 条 市 長 は 前 条 の 申 請 書 を 受 理 したときは 速 やかにその 内 容 を 審 査 し 補 助 金 を 交 付 すべきものと 認 めたときは 規 則 第 7 条 に 規 定 す

高松市緊急輸送道路沿道建築物耐震改修等事業補助金交付要綱(案)

目     次

〔自 衛 隊〕

<4D F736F F D2095BD90AC E D738FEE816A939A905C91E D862E646F63>

Ⅱ. 防 犯 カメラの 設 置 及 び 運 用 に 当 たっての 留 意 事 項 1 設 置 の 目 的 防 犯 カメラの 設 置 者 は 犯 罪 又 は 事 故 を 防 止 するなどの 目 的 を 明 確 にし その 目 的 を 逸 脱 した 運 用 を 行 わないようにしてください 2 撮 影

<947A957A8E9197BF C E786C73>

<4D F736F F D D31208EC096B18F438F4B8E7793B1834B FC92F BD896694C5816A2E646F6378>

答申第585号

1

当 が 支 払 われない 場 合 において 前 項 第 2 号 に 該 当 するときは 機 構 は 当 該 遺 族 に 対 し 第 2 項 に 規 定 する 事 情 を 勘 案 して 当 該 退 職 手 当 の 全 部 又 は 一 部 を 支 給 しないこととする 措 置 を 行 うことができる 5

(2) 勤 続 5 年 を 超 え 10 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の140 (3) 勤 続 10 年 を 超 え 20 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の180 (4)

一宮市町内会に対する防犯カメラ設置補助金交付要綱

Microsoft Word - 不正アクセス行為の禁止等に関する法律等に基づく公安

通 知 カード と 個 人 番 号 カード の 違 い 2 通 知 カード ( 紙 )/H27.10 個 人 番 号 カード (ICカード)/H28.1 様 式 (おもて) (うら) 作 成 交 付 主 な 記 載 事 項 全 国 ( 外 国 人 含 む)に 郵 送 で 配 布 希 望 者 に 交

(1) 事 実 の 認 定 について 1 地 方 自 治 法 第 92 条 の2 及 び 公 職 選 挙 法 第 104 条 の 解 釈 について 慎 重 に 審 査 を 行 うため まず 地 方 自 治 法 第 92 条 の2や 公 職 選 挙 法 第 104 条 に 定 める 兼 業 禁 止 規

発 覚 理 由 違 反 態 様 在 日 期 間 違 反 期 間 婚 姻 期 間 夫 婦 間 の 子 刑 事 処 分 等 1 出 頭 申 告 不 法 残 留 約 13 年 9 月 約 9 年 11 月 約 1 年 10 月 2 出 頭 申 告 不 法 入 国 約 4 年 2 月 約 4 年 2 月 約

2004年度第2回定期監査(学校)事情聴取事項

<4D F736F F D2096F088F582CC8B8B975E814191DE90458EE B4997A B794EF82C98AD682B782E98B4B91A E352E3129>

報告書(案)

<919B89B98BEA8FEE8C8F909482C BF8D7393AE A815B B835789C18D A786C732E786C73>

< F2D8AC493C CC81698EF3928D8ED2816A2E6A7464>


4 調 査 の 対 話 内 容 (1) 調 査 対 象 財 産 の 土 地 建 物 等 を 活 用 して 展 開 できる 事 業 のアイディアをお 聞 かせく ださい 事 業 アイディアには, 次 の 可 能 性 も 含 めて 提 案 をお 願 いします ア 地 域 の 活 性 化 と 様 々な 世

Transcription:

169- 衆 - 外 務 委 員 会 -5 号 平 成 20 年 04 月 04 日 ( 一 般 質 疑 ) 日 本 共 産 党 の 笠 井 亮 です 去 る 三 月 十 九 日 夜 横 須 賀 市 でタクシー 運 転 手 の 高 橋 正 昭 さんが 殺 害 された 事 件 で 昨 日 四 月 三 日 米 海 軍 のナイジェリア 国 籍 の 一 等 水 兵 が 強 盗 殺 人 の 疑 いで 逮 捕 されました 事 件 発 生 から 何 と 十 五 日 目 のことであります 横 須 賀 では いまだ 記 憶 に 新 しい 一 昨 年 一 月 の 米 空 母 キティーホーク 乗 組 員 の 女 性 殺 人 事 件 に 次 ぐ 米 兵 の 凶 悪 犯 罪 に 本 当 に 強 い 怒 りが 広 がっておりますし 私 も 強 い 怒 りを 禁 じ 得 ないと 強 く 抗 議 したいと 思 います そこで 高 村 大 臣 昨 日 シーファー 駐 日 米 大 使 とお 会 いになられた そこで 先 ほどありまし たが 極 めて 遺 憾 である 起 訴 前 の 身 柄 の 移 転 を 求 めたというふうに 答 弁 をされました 容 疑 者 が 引 き 渡 されたんですから まず 日 本 側 による 早 期 の 厳 正 な 捜 査 と 処 罰 は 当 然 でありま す その 上 で 米 側 に 対 して 今 後 の 対 応 として 何 を 求 められたのか そして 何 を 求 めていかれる のか 例 えば 被 害 者 家 族 関 係 者 への 謝 罪 と 補 償 の 問 題 とか あるいは 再 発 防 止 策 の 徹 底 という ことは 当 然 求 めるというふうになると 思 うんですが 引 き 渡 しはあったんですから 今 後 のこと として 米 側 に 対 して 今 何 を 言 われているかお 答 えいただきたいと 思 うんですが いかがでしょう か 綱 紀 粛 正 と 再 発 防 止 ということは それは 当 然 のこととして 言 っているわけであります 今 ま で 当 面 の 措 置 ということを 米 側 とも 話 した 上 で 発 表 してきているわけですが これを 着 実 にや っていくことが 必 要 だということが 一 つあります それと 同 時 に 脱 走 兵 のような 場 合 に 必 ずしも 今 まで 全 部 が 全 部 日 本 に 通 報 があったわけ ではないわけでありますから こういうものについて 通 報 の 仕 組 みを 早 急 につくるということを 日 米 合 同 委 員 会 の 中 でやっていきたい こういうふうに 考 えているところでございます やはり 本 当 に 徹 底 した 対 策 が 必 要 だと 思 うんです 今 脱 走 兵 ということもありました 私 も 前 回 三 月 二 十 六 日 の 当 委 員 会 でこの 問 題 について も 質 問 いたしまして まさに 今 大 臣 が 言 われたような 形 で 米 側 ともそういう 形 で 枠 組 みをつく るということで 急 ぎたいということでありましたが 私 もあの 質 問 の 中 で 脱 走 米 兵 による 事 件 の 実 態 の 把 握 と 報 告 ということを 求 めました あれから 十 日 近 くたっています そして 今 回 脱 走 米 兵 の 被 疑 者 が 逮 捕 されたわけであります が これまでの 脱 走 米 兵 による 事 件 の 把 握 というのは 関 係 省 庁 との 関 係 もありますが 政 府 と して 把 握 できたのか そして その 仕 組 みづくりの 進 捗 つまり 一 日 も 早 く 時 間 をかけない でというふうに 言 われましたが 一 生 懸 命 やられると 前 回 も 言 われましたが どれぐらいのめど で 米 側 とも きちっとしたものにしたいというふうに 大 臣 としては 考 えていらっしゃるんでし ょうか その 実 態 把 握 の 今 の 状 況 と 仕 組 みづくりのめど 大 体 これぐらいまでにはということで 伺 いたいと 思 います 時 間 的 なめどというのは 現 時 点 で 申 し 上 げられるのは この 前 申 し 上 げたように できるだ け 早 くという 以 上 のことを 申 し 上 げられる 状 況 ではありません 既 にもう 米 側 と 関 係 省 庁 含 め て いろいろ 始 めております そういう 中 で いわゆる 脱 走 だけじゃなくて 行 方 がわからなく なった 場 合 どうするんだとか いろいろな 範 囲 を 日 本 側 はできるだけ 広 く 広 くとりたいと 思 い ます 1

それから すべてがすべてじゃなくて とりあえず 脱 走 と 認 定 した 場 合 をどうするかという ことでやっておりますが 脱 走 と 認 定 できた 場 合 にすべて 通 報 するということについてまずやり たいとは 考 えておりますが なかなか では いつまでにできるんだということを 今 言 える 段 階 でないということでお 許 しを 願 いたいと 思 います これまでの 実 態 把 握 の 状 況 については 今 どこまでわかっているでしょうか 関 係 省 庁 ともと いう 話 で 情 報 共 有 という 話 もしましたが 既 に 大 臣 から 御 答 弁 申 し 上 げた 点 もございますが 過 去 の 脱 走 兵 の 犯 罪 の 統 計 につきましては 当 省 の 所 管 ではございませんで 警 察 庁 の 方 から 部 分 的 な 統 計 があるということで 三 月 二 十 六 日 の 外 務 委 員 会 で 答 弁 があったとおりでございまして 現 時 点 では 十 分 な 集 計 が 困 難 であるという ふうに 承 知 しております 困 難 ということじゃなくて これはやはり 過 去 の 実 態 をきちんとつかまないといけないわけで つかんだ 上 に 対 策 が 出 てくるわけですから この 間 も そういうことについては 困 難 ということ で 無 理 だという 話 じゃなくて 共 有 しながら 努 力 する 話 だったわけですから これはきちっとや ってもらわなきゃいけないというふうに 思 います 枠 組 みづくりとあわせてやるということだと 思 うんです それから 大 臣 言 われました 脱 走 兵 の 通 報 の 問 題 なんですが 通 報 については その 義 務 を 例 えば 地 位 協 定 の 中 に 明 文 化 する こういうことも 含 めてやはり 検 討 の 中 では 出 てくるということ はあると 思 うんですが そういうことも 検 討 の 一 つの 視 野 に 入 れるということはあるんでしょう か いかがですか この 関 係 で 地 位 協 定 の 改 定 ということは 視 野 に 入 れておりません まさに 日 米 合 同 委 員 会 で 実 際 にどう 行 うかという 観 点 から 今 協 議 をしているところでございます 運 用 の 改 善 で 決 めたことは おおむね 適 正 に 運 用 が 現 実 に 改 善 されていると 承 知 をしておりま すので 機 動 的 に 対 応 するためにはやはり 運 用 の 改 善 の 方 がはるかにベターだ こういうふうに 思 っております これは 地 位 協 定 というとすぐ 運 用 の 改 善 と 言 われるんですが やはりこういう 問 題 で 脱 走 兵 というのが 今 の 局 面 でまた 新 たになっているわけですから どういう 枠 組 みかというときには そのときには 運 用 改 善 ということにとどまらず やはりきちっとそれを 担 保 する 上 では 何 が 必 要 か 地 位 協 定 上 のことも 含 めてきちっと 検 討 すべきだと 私 は 思 っております そのこともぜひや っていただきたい 続 けてですが 今 回 の 事 件 を 通 じても 在 日 米 軍 の 米 兵 が 旅 券 パスポートなしでも 米 軍 の 許 可 さえあれば 身 分 証 明 書 を 持 って 基 地 外 に 出 ることができる このことが 改 めて 国 民 的 にも 知 られるところとなりました これはどういう 考 えに 基 づくものなのか その 法 的 根 拠 は 何 なのか お 答 えいただきたいと 思 います 米 軍 人 は 日 米 地 位 協 定 に 基 づき 我 が 国 に 入 国 し 滞 在 しているわけであります 2

日 米 地 位 協 定 第 九 条 には 米 軍 人 は 旅 券 及 び 査 証 に 関 する 日 本 国 法 令 の 適 用 から 除 外 される 旨 定 めているわけであります 一 方 同 第 九 条 三 は 米 軍 人 が 日 本 への 入 国 または 出 国 に 当 た って 氏 名 生 年 月 日 階 級 及 び 番 号 軍 の 区 分 並 びに 写 真 を 掲 げる 身 分 証 明 書 等 を 携 帯 しなけ ればならない 旨 定 めた 上 で 米 軍 人 は 日 本 国 にある 間 の 身 分 証 明 のため 身 分 証 明 書 を 携 帯 してい なければいけないと 規 定 しているわけであります このように 米 軍 人 は かかる 日 米 地 位 協 定 の 規 定 に 基 づき パスポートではなく 身 分 証 明 書 等 での 出 入 国 日 本 滞 在 が 許 されているものでございます 九 条 ということで 地 位 協 定 を 言 われましたが 私 これは 軍 隊 特 にアメリカの 軍 隊 という のは 規 律 を 守 って 犯 罪 を 犯 さない そして 日 本 と 日 本 国 民 を 守 るためにいるんだからという 前 提 に 立 って そういう 枠 組 みをつくっているんだと 思 うんですよ だけれども 日 本 での 実 態 というのは そうでない 事 件 つまり 米 兵 の 凶 悪 犯 罪 が 頻 発 をして 日 本 国 民 を 守 るどころか 命 や 尊 厳 を 奪 う 事 件 が 相 次 いでいるということが 起 こっているわけであ ります だから この 点 も 本 当 にこれでいいのかという 問 題 がある さらに 最 近 で 言 いますと 米 兵 の 基 地 の 外 での 居 住 という 問 題 も 新 たにクローズアップされ てきて それがふえているということでありますが これもまた 外 国 人 登 録 や 住 民 登 録 の 対 象 か ら 外 れていることも 問 題 化 してきております このもとで この 協 定 九 条 の 規 定 というのはこのままでいいのかということについては 大 臣 率 直 にどういうふうにお 考 えになるでしょうか パスポートは 恐 らく 私 はアメリカの 中 は 知 りませんが 多 分 国 務 省 が 発 行 するんじゃないか と 思 うんですが それから 恐 らく 身 分 証 明 書 は 国 防 省 が 発 行 するのか 軍 そのものが 発 行 する のかちょっとよく 知 りませんけれども それは 国 家 が そこをはっきりさせる 身 分 証 明 という 意 味 では 変 わらないのではないか こういうふうに 考 えております 主 権 国 日 本 でありますから 結 局 日 米 の 取 り 決 めがあるとしても やはり 主 権 国 日 本 に 出 入 国 するということになれば 日 本 の 主 権 にかかわる 問 題 が 出 てくるわけでありますから そこのとこ ろはアメリカが 出 すからそれでいいんだというふうにはならないと 私 は 思 いますので この 点 も やはり 検 討 してみるべきだと 申 し 上 げたいと 思 います さらに 先 ほども 冒 頭 に 綱 紀 粛 正 再 発 防 止 ということで さらにやるんだと 言 われたけれ ども なかなかそれじゃいかないという 問 題 がありまして いわゆる 地 位 協 定 の 運 用 改 善 という ことで 先 ほど 来 ありますが それにかかわってもう 一 問 聞 いておきたいと 思 います お 手 元 に 外 務 省 がつくられた 資 料 が 出 典 なんですが 資 料 をお 配 りしました 平 成 七 年 一 九 九 五 年 の 日 米 合 同 委 員 会 合 意 に 基 づく 起 訴 前 の 身 柄 引 き 渡 し 要 請 の 運 用 事 例 の 一 覧 であります この 中 で 平 成 十 四 年 十 一 月 二 日 の 沖 縄 県 での 事 件 では 十 二 月 三 日 に 逮 捕 状 発 付 起 訴 前 身 柄 引 き 渡 し 要 請 があったけれども 同 五 日 に 起 訴 前 身 柄 引 き 渡 しを 拒 否 されてい るわけであります 外 務 省 に 伺 いますが この 拒 否 をされた 理 由 というのは 何 だったのか 端 的 にお 答 えください お 答 え 申 し 上 げます 委 員 御 指 摘 のとおり 平 成 十 四 年 十 一 月 に 沖 縄 で 発 生 いたしました 婦 女 暴 行 容 疑 事 件 でございますが 同 年 十 二 月 三 日 に 日 本 側 から 身 柄 移 転 要 請 を 行 いましたが 五 日 に 米 側 から 米 国 政 府 としましては 日 本 政 府 が 提 起 した 要 請 を 十 分 に 考 慮 した しかし 本 事 件 3

に 関 する 日 本 政 府 の 説 明 を 真 摯 に 検 討 した 結 果 本 事 件 については 起 訴 までは 米 側 が 拘 禁 を 行 う との 通 常 の 取 り 扱 いを 離 れる 必 要 がない 必 要 があるとの 根 拠 が 足 りないという 説 明 を 受 けてお り 平 成 七 年 の 刑 事 裁 判 手 続 に 関 する 日 米 合 同 委 合 意 に 基 づく 起 訴 前 の 身 柄 の 移 転 を 行 うことに 同 意 できないとの 結 論 を 得 たとの 説 明 がございました これ 以 上 の 詳 細 な 理 由 は 米 側 から 示 されてはおりませんが 米 側 は 証 拠 収 集 証 拠 隠 滅 の 防 止 を 含 めまして 日 本 側 の 捜 査 への 全 面 的 な 協 力 を 維 持 していく 考 えも 明 らかに 当 時 出 しており ますし 起 訴 前 にも 日 本 側 による 事 情 聴 取 にも 応 じております さらにつけ 加 えれば 起 訴 後 に 身 柄 の 移 転 を 実 際 に 行 ったというふうに 承 知 しております 根 拠 が 足 りないというのは 殺 人 とかいわゆる 凶 悪 犯 罪 というふうに 言 ってきた その 範 囲 に 入 らないということでのやりとりがあったということじゃないかと 思 うんですが その 後 先 ほ ど 大 臣 も 平 成 十 六 年 の 四 月 に 合 同 委 員 会 でさらにやられたというふうに 言 われましたが その 点 についてはどういうことになったんですか 特 定 の 犯 罪 の 類 型 というお 話 でございますが 平 成 七 年 の 合 同 委 合 意 におきまして あらかじ め 特 定 の 類 型 の 犯 罪 を 起 訴 前 の 身 柄 引 き 渡 しの 要 請 の 対 象 から 排 除 しておらない 平 成 七 年 当 時 でもこれが 日 本 政 府 の 考 えでございましたが 平 成 十 六 年 四 月 の 日 米 合 同 委 員 会 におきまして この 点 につき 日 米 間 で 明 確 に 認 識 の 一 致 を 見 た 次 第 でございます これは いかなる 犯 罪 であっても 日 本 側 が 重 大 な 関 心 を 有 する 場 合 であれば 日 本 側 は 合 同 委 員 会 において 起 訴 前 の 拘 禁 移 転 要 請 を 行 うことができることを 明 確 化 したものと 考 えています では 局 長 その 合 意 した 四 項 目 めの 最 後 日 本 側 が 要 請 すればできるということですが そ の 後 をちゃんと 読 んでください 何 というふうに 合 意 していますか 米 側 読 み 上 げさせていただきます 合 衆 国 は 日 本 国 が 考 慮 されるべきと 信 ずるその 他 の 特 定 の 場 合 について 同 国 が 合 同 委 員 会 において 提 示 することがある 特 別 の 見 解 を 十 分 に 考 慮 する でござ います 考 慮 する なんですよ だから 日 本 は 要 請 できるから アメリカは 考 慮 するということな ので これは 運 用 改 善 では 主 権 国 である 日 本 が 結 局 は 好 意 的 考 慮 という 中 で 犯 罪 の 種 別 と かいろいろ 言 われましたが 殺 人 にとどまらずほかの 問 題 もできるみたいな 話 があったけれども 結 局 は 米 側 に 裁 量 権 がゆだねられているという 問 題 であります ですから この 際 この 点 でも 運 用 改 善 じゃなくて 地 位 協 定 そのものの 改 定 に 踏 み 出 すべ きだと 私 は 思 いますが 大 臣 いかがでしょうか これは 何 度 もこの 委 員 会 で 申 し 上 げているように NATO 地 位 協 定 でも 米 韓 地 位 協 定 でも この 規 定 は 全 く 同 じなんですよね そういう 中 で 運 用 改 善 で 日 本 だけは 起 訴 前 でも 拘 禁 移 転 が できるというふうになったわけで 私 が 知 る 限 り 現 時 点 で 起 訴 前 に 身 柄 の 移 転 がされているの は 我 が 国 だけでありますから だれかが 不 平 等 条 約 だなんと 言 ったけれども ほかの 国 が 日 本 と 比 べて 不 平 等 だというのならわかりますけれども 少 なくともこの 点 に 関 しては 日 本 が 一 番 進 ん でいるというのは 事 実 であります 4

日 本 だけはできる ほかよりやっているというふうに 今 誇 られて 言 われましたけれども では 日 本 がそういう 形 でもやるというのは それだけ 問 題 が 大 きいからやらざるを 得 ないという 問 題 なんですよ だから ほかの 国 と 比 べてということじゃなくて 現 実 に 日 本 でこれだけ 犯 罪 が 多 発 して 再 発 防 止 それから 綱 紀 粛 正 と 何 度 言 ったってなくならないという 事 態 があって そして 基 地 があ るからこんなことになっているんだ 沖 縄 からも 横 須 賀 からも 出 ていってくれ 八 月 には 原 子 力 空 母 が 来 るけれども それも 配 備 をやめるべきだという 声 が 上 がっているわけですから そうい う 日 本 の 現 実 を 踏 まえたら やはり 政 府 としては 主 権 国 として 責 任 を 持 ってどうするかと ほ かより 進 んでいるんだったら もっと 進 めてやらなきゃいけない そして 国 民 の 命 と 安 全 を 守 らなきゃいけない この 問 題 があるということを 指 摘 して 質 問 を 終 わります 5