結果を基に アルバイトという体験を通して課題を解決する力を身に付ける 有給インターンシップ として 2004 年に生まれました 2013 年 4 月 1 日現在 1,379 人のエデュバイト生が弊社で働いています エデュバイト誕生のきっかけは 2001 年に大学生 2 万人を対象に実施した 何のため



Similar documents
東京都立産業技術高等専門学校

道 内 シ ル バ ー 人 材 セ ン タ ー の 現 状 に つ い て は 契 約 金 額 に お い て は 請 負 契 約 で は 減 少 し た も の の シ ル バ ー 派 遣 事 業 の 大 幅 な 伸 び に よ り 5 年 ぶ り に 前 年 実 績 を 上 回 っ た が 会

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

<4D F736F F D E598BC68A8897CD82CC8DC490B68B7982D18E598BC68A8893AE82CC8A C98AD682B782E993C195CA915B C98AEE82C382AD936F985E96C68B9690C582CC93C197E1915B927582CC898492B75F8E96914F955D89BF8F915F2E646F6

1 リーダーシップと 意 思 決 定 1-1 事 業 所 が 目 指 していることの 実 現 に 向 けて 一 丸 となっている 評 価 項 目 事 業 所 が 目 指 していること( 理 念 基 本 方 針 )を 明 確 化 周 知 している 1. 事 業 所 が 目 指 していること

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

一般競争入札について

国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 検 討 を 進 めるものとする 平 成 19 年 法 案 をベースに 一 元 化 の 具 体 的 内 容 について 検 討 する 関 係 省 庁 間 で 調 整 の 上 平 成 24 年 通 常 国 会 への 法 案 提

< C8EAE81698B4C93FC8FE382CC97AF88D38E968D CA8E86816A2E786C73>

新 行 財 政 改 革 推 進 大 綱 実 施 計 画 個 票 取 組 施 策 国 や 研 究 機 関 への 派 遣 研 修 による 資 質 向 上 の 推 進 鳥 インフルエンザ 等 新 たな 感 染 症 等 に 対 する 検 査 技 術 の 習 得 など 職 員 の 専 門

(Microsoft Word - \203A \225\345\217W\227v\227\314 .doc)

<4D F736F F D208C6F D F815B90A BC914F82CC91CE899E8FF38BB582C982C282A282C42E646F63>

Taro-学校だより学力調査号.jtd

(2)大学・学部・研究科等の理念・目的が、大学構成員(教職員および学生)に周知され、社会に公表されているか

文化政策情報システムの運用等

第 3 四 半 期 運 用 状 況 の 概 要 第 3 四 半 期 末 の 運 用 資 産 額 は 2,976 億 円 となりました 第 3 四 半 期 の 修 正 総 合 収 益 率 ( 期 間 率 )は +1.79%となりました なお 実 現 収 益 率 は +0.67%です 第 3 四 半 期

(5 ) 当 該 指 定 居 宅 介 護 事 業 所 の 新 規 に 採 用 し た 全 て の 居 宅 介 護 従 業 者 に 対 し 熟 練 し た 居 宅 介 護 従 業 者 の 同 行 に よ る 研 修 を 実 施 し て い る こ と (6 ) 当 該 指 定 居 宅 介 護 事 業

< DB8CAF97BF97A6955C2E786C73>

注 雇 促 進 税 制 と 本 制 度 のどちらかを 利 する 可 能 性 があるが あらかじめどちらの 制 度 を 利 するか 判 断 できない という 場 合 雇 促 進 税 制 の 事 前 届 出 ( 雇 促 進 計 画 の 提 出 )をした 上 で 申 告 の 際 にどちらを 利 するかご

調査結果の概要

 

その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農

J A K カ イ ロ プ ラ ク テ ィ ッ ク 協 同 組 合 規 約 ( 目 的 ) 第 1 条 組 合 員 の 権 利 義 務 等 は 定 款 に よ っ て 定 め ら れ て い る が 定 款 の 第 6 条 の 規 定 に よ り 定 款 に 記 載 さ れ な い 必 要 事 項

預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可

2. 英 語 教 育 の 必 要 2.1 企 業 における 英 語 力 の 必 要 66

Microsoft Word - 目次.doc


資料1:勧告の仕組みとポイント 改【完成】

2 平 均 病 床 数 の 平 均 病 床 数 では 療 法 人 に 対 しそれ 以 外 の 開 設 主 体 自 治 体 社 会 保 険 関 係 団 体 その 他 公 的 の 規 模 が 2.5 倍 程 度 大 きく 療 法 人 に 比 べ 公 的 病 院 の 方 が 規 模 の 大 き いことが

02【発出】280328福島県警察職員男女共同参画推進行動計画(公表版)

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

3 体 制 整 備 等 (1) 全 ての 特 定 事 業 主 が 共 同 して 取 組 むものとする () 総 務 部 人 事 管 理 室 人 事 課 を 計 画 推 進 の 主 管 課 とし 全 ての 市 職 員 により 推 進 する (3) 実 施 状 況 を 把 握 し 計 画 期 間 中 で

代 議 員 会 決 議 内 容 についてお 知 らせします さる3 月 4 日 当 基 金 の 代 議 員 会 を 開 催 し 次 の 議 案 が 審 議 され 可 決 承 認 されました 第 1 号 議 案 : 財 政 再 計 算 について ( 概 要 ) 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第

2016年夏のボーナス見通し

0605調査用紙(公民)

がん専門病院における薬剤師養成のあり方に関する調査研究

慶應義塾利益相反対処規程

第1回

16 日本学生支援機構

<4D F736F F D208ED089EF95DB8CAF89C193FC8FF38BB CC8EC091D492B28DB88C8B89CA82C982C282A282C42E646F63>

2 県 公 立 高 校 の 合 格 者 は このように 決 まる (1) 選 抜 の 仕 組 み 選 抜 の 資 料 選 抜 の 資 料 は 主 に 下 記 の3つがあり 全 高 校 で 使 用 する 共 通 の ものと 高 校 ごとに 決 めるものとがあります 1 学 力 検 査 ( 国 語 数

<4D F736F F D C93FA967B91E5906B8DD082D682CC91CE899E2E646F6378>

Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 1 人

セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

財団法人山梨社会保険協会寄付行為

39_1

財団法人○○会における最初の評議員の選任方法(案)

<6D33335F976C8EAE CF6955C A2E786C73>

<819A955D89BF92B28F BC690ED97AA8EBA81418FA48BC682CC8A8890AB89BB816A32322E786C7378>

雇用保険被保険者資格取得届(様式)編

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

18 国立高等専門学校機構

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

< F2D819A8B638E968E9197BF82528E968BC68C7689E68F C>

6 謝金(給与等)

財政再計算結果_色変更.indd

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 135, , ,900 2

(Microsoft Word - \212\356\226{\225\373\220j _\217C\220\263\201j.doc)

共 通 認 識 1 官 民 較 差 調 整 後 は 退 職 給 付 全 体 でみて 民 間 企 業 の 事 業 主 負 担 と 均 衡 する 水 準 で あれば 最 終 的 な 税 負 担 は 変 わらず 公 務 員 を 優 遇 するものとはならないものであ ること 2 民 間 の 実 態 を 考

第4回税制調査会 総4-1

波佐見町の給与・定員管理等について

< F2D945F8A778CA48B8689C88F438E6D89DB92F695E58F D80>

(5) 給 与 改 定 の 状 況 事 委 員 会 が 無 い た め 記 載 し て お り ま せ ん 1 月 例 給 事 委 員 会 の 勧 告 ( 参 考 ) 区 分 民 間 給 与 A 公 務 員 給 与 B 較 差 A - B 勧 告 ( 改 定 率 ) 給 与 改 定 率 国 の 改

< F2D A C5817A C495B6817A>

一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 (4 年 4 月 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 級 級 級 4 級 5 級 号 給 の 給 料 月 額 5, 85,,9,9 89, 最 高 号 給 の 給 料 月 額 4,7 7,8 54,7 88, 4, ( 注 ) 給 料 月 額 は 給 与

している 5. これに 対 して 親 会 社 の 持 分 変 動 による 差 額 を 資 本 剰 余 金 として 処 理 した 結 果 資 本 剰 余 金 残 高 が 負 の 値 となるような 場 合 の 取 扱 いの 明 確 化 を 求 めるコメントが 複 数 寄 せられた 6. コメントでは 親

34 県 立 鶴 岡 工 業 高 等 校 ( 全 日 制 ) 工 業 科 ( 機 械 科 電 気 電 子 科 情 報 通 信 科 建 築 科 環 境 化 科 ) 次 のいずれかに 該 当 する 1 文 化 的 活 動 や 体 育 的 活 動 において 地 区 大 会 を 経 て 県 大 会 に 出

Microsoft Word - 交野市産業振興基本計画 doc

●幼児教育振興法案

H28記入説明書(納付金・調整金)8

第 8 条 本 協 議 会 における 研 修 は 以 下 のとおりとする (1) 座 学 研 修 農 業 講 座 や 先 進 農 家 視 察 など 農 業 経 営 基 礎 講 座 やその 他 担 い 手 のための 研 修 会 等 への 参 加 など 年 24 回 程 度 とする (2) 実 務 研

<4D F736F F F696E74202D E36816A984A93AD8C5F96F CC837C A815B C E707074>

後 にまで 及 んでおり(このような 外 部 研 究 資 金 を 以 下 契 約 理 由 研 究 という ) かつ その 者 が 退 職 後 も 引 き 続 き 研 究 代 表 者 となることを 研 究 所 が 認 める 場 合 とし 理 事 室 の 命 を 受 けて 発 議 書 ( 別 に 定 め

ジョブ・カード様式

Microsoft Word - 奨学金相談Q&A.rtf

2 前 項 前 段 の 規 定 にかかわらず 年 俸 制 教 職 員 から 申 し 出 があった 場 合 においては 労 使 協 定 に 基 づき その 者 に 対 する 給 与 の 全 額 又 は 一 部 を 年 俸 制 教 職 員 が 希 望 する 金 融 機 関 等 の 本 人 名 義 の 口

建設特別・資産運用の基本方針

Microsoft Word 第1章 定款.doc

2 特 別 給 人 事 委 員 会 の 勧 告 区 分 民 間 の 支 給 割 公 務 員 の 支 給 格 差 勧 告 年 間 支 給 数 合 A 数 B A-B ( 改 定 数 ) 年 度 ( 注 ) 民 間 の 支 給 割 合 は 民 間 事 業 所 で 支 払 われた 賞 与 等 の 特 別

育休代替任期付職員制度について

Microsoft Word - 文書 3

Microsoft Word 行革PF法案-0概要

平 成 27 年 11 月 ~ 平 成 28 年 4 月 に 公 開 の 対 象 となった 専 門 協 議 等 における 各 専 門 委 員 等 の 寄 附 金 契 約 金 等 の 受 取 状 況 審 査 ( 別 紙 ) 専 門 協 議 等 の 件 数 専 門 委 員 数 500 万 円 超 の 受


耐 震 診 断 受 付 期 間 4 月 16 日 ( 月 )~1 月 31 日 ( 木 ) 予 定 戸 数 100 戸 1 補 助 の 条 件 次 のすべての 要 件 に 該 当 すること (1) 市 民 自 らが 所 有 し 居 住 していること (2) 昭 和 56 年 5 月 31 日 以 前

Microsoft Word - 現況_教育_61_06_神戸大学_人間発達環境学研究科

Taro-H19退職金(修正版).jtd

一 覧 表 ( 専 従 者 用 ) YES NOチャート( 専 従 月 額 単 価 用 ) (P.4)を 参 考 にしてください < 直 接 雇 用 者 > 一 覧 表 ( 専 従 者 用 )の 単 価 は 委 託 期 間 中 に 継 続 して 半 年 以 上 当 該 AMED 事 業

目 次 1. 社 会 保 障 分 野 でできること 1 1 高 額 医 療 高 額 介 護 合 算 制 度 の 改 善 2 保 険 証 機 能 の 一 元 化 3 自 己 診 療 情 報 の 活 用 4 給 付 可 能 サービスの 行 政 側 からの 通 知 2. 年 金 分 野 でできること 5

<4D F736F F D CBB8BB55F8CA48B865F33335F30315F90AD8DF48CA48B8691E58A E58A775F90AD8DF48CA48B8689C82E646F63>

平 均 賃 金 を 支 払 わなければならない この 予 告 日 数 は 平 均 賃 金 を 支 払 った 日 数 分 短 縮 される( 労 基 法 20 条 ) 3 試 用 期 間 中 の 労 働 者 であっても 14 日 を 超 えて 雇 用 された 場 合 は 上 記 2の 予 告 の 手 続

<4D F736F F F696E74202D C A797448BF690A B4C8ED289EF8CA98E9197BF A C5816A>

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている 総 合 的

(4) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている.

2. ど の 様 な 経 緯 で 発 覚 し た の か ま た 遡 っ た の を 昨 年 4 月 ま で と し た の は 何 故 か 明 ら か に す る こ と 回 答 3 月 17 日 に 実 施 し た ダ イ ヤ 改 正 で 静 岡 車 両 区 の 構 内 運 転 が 静 岡 運

01実務責任者会議資料(公表用)

Ⅰ 元 請 負 人 を 社 会 保 険 等 加 入 建 設 業 者 に 限 定 平 成 28 年 10 月 1 日 以 降 に 入 札 公 告 指 名 通 知 随 意 契 約 のための 見 積 依 頼 を 行 う 工 事 から 以 下 に 定 める 届 出 の 義 務 ( 以 下 届 出 義 務 と

本 校 の 沿 革 昭 和 21 年 昭 和 49 年 昭 和 54 年 昭 和 60 年 平 成 9 年 平 成 11 年 平 成 18 年 北 海 道 庁 立 農 業 講 習 所 として 発 足 北 海 道 立 農 業 大 学 校 に 改 組 修 業 年 限 を1 年 制 から2 年 制 に 改

Microsoft Word - 通達(参考).doc

<4D F736F F F696E74202D208E9197BF332E8EA98CC8955D89BF82CC95FB C982C282A282C BD90AC F944E93788EC08E7B95AA814191E C5816A2E707074>

Transcription:

130508 第 7 回 教 育 再 生 実 行 会 議 資 料 佐 々 木 委 員 提 出 資 料 大 学 生 鍛 錬 プログラムであるエデュバイト 事 例 紹 介 1.はじめに 成 基 コミュニティグループ 代 表 佐 々 木 喜 一 1 今 社 会 では 地 球 国 家 地 域 レベルの 様 々な 課 題 を 解 決 するための 力 をもった 人 財 が 求 められています 日 本 経 済 団 体 連 合 会 が 発 表 した 新 卒 採 用 (2012 年 4 月 入 社 対 象 )に 関 するアンケート 調 査 結 果 においても 採 用 選 考 時 に 重 視 する 要 素 資 料 1 で 上 位 を 占 めているのは 表 現 は 違 いますが 経 済 産 業 省 が 定 義 している 社 会 人 基 礎 力 の3つの 能 力 12の 能 力 要 素 資 料 2 であり まさしく 課 題 を 解 決 していく 力 です しかし 企 業 が 求 めるレ ベルと 大 学 生 のレベルに 大 きな 差 が 生 じているのが 現 状 です 大 学 教 育 の 改 革 だけでなく 産 官 学 連 携 の 活 動 を 通 し 課 題 を 解 決 していくことができる 人 財 の 育 成 をさらに 意 識 的 に 行 っていく 必 要 があると 考 えております 資 料 1 新 卒 採 用 (2012 年 4 月 入 社 対 象 )に 関 するアンケート 資 料 2 社 会 人 基 礎 力 調 査 結 果 採 用 選 考 時 に 重 視 する 要 素 3つの 能 力 /12の 能 力 要 素 日 本 経 済 団 体 連 合 会 HPより 抜 粋 経 済 産 業 省 HPより 抜 粋 2 現 在 産 官 学 連 携 の 活 動 としてインターンシップがありますが 目 的 が 就 職 活 動 や 採 用 活 動 の 一 環 となっているこ とや 短 期 間 であること また 実 務 体 験 といいながら 一 部 の 仕 事 を 体 験 させるに 留 まっていることから 課 題 解 決 能 力 を 持 った 人 財 の 輩 出 に 繋 がっているとは 言 い 難 い 状 況 にあります 人 財 育 成 という 本 来 の 目 的 を 達 成 するた めの 産 官 学 地 域 連 携 によるプログラムが 必 要 であると 感 じています 以 下 その 観 点 から 弊 社 が 取 り 組 んでおりますエデュバイトについての 事 例 を 紹 介 させていただきます 2.エディバイトとは 1 エデュバイトとは Education(エデユケーション)とArbeit(アルバイト)を 足 した 造 語 で 自 己 診 断 テストの 1

結果を基に アルバイトという体験を通して課題を解決する力を身に付ける 有給インターンシップ として 2004 年に生まれました 2013 年 4 月 1 日現在 1,379 人のエデュバイト生が弊社で働いています エデュバイト誕生のきっかけは 2001 年に大学生 2 万人を対象に実施した 何のためにアルバイトをするのです か という独自アンケートでした この質問に対して 約 90 の大学生が お金のため と回答したのです さらに なぜお金が欲しいのですか という問いに対しては 90 以上が 趣味や娯楽に使うため と回答しま した 大学生にとって働く目的や動機を見出す機会でもあるアルバイトが そうなり得ていない現実に違和感を覚 え 社会に貢献できる力を身に付けられるアルバイトの仕組みが必要だと考えたのです そして アルバイト エデュバイト インターンシップの特性比較 資料 3 に基づいたエデュバイトというビジ ネスモデルは 2004 年の経済産業省 IT 活用型経営革新モデル事業 において近畿 50 社エントリー中 2 位となり 同年 12 月には立命館大学と 弊社でエデュバイトをする大学生に単位を認定するという形で提携 資料 4 も果 たしました 資料 3 アルバイト エデュバイト インターンシップの特性比較一覧 やる気 アルバイト エデュバイト インターンシップ お 金 を 稼 ぐと い う 部 分に コ ミ ッ ト して い る 場 合 が多 い 労働報酬 業 務 自 体 に自 己 成 長 とい う 意 図 が ない た め 自 己成 長 の 場 とし て は 不 適 格な 場 合 が 多 い 社会体験 社 会 体 験 に意 図 を 置 いて い な い 場 合が 多 い が 様々 な ア ル バイ ト を 体 験 する こ と で 社会 体 験 が 可能 企業が期待できる 仕事の成果 与 え ら れ た仕 事 に 対 して そ つ な くこ な す た め 期 待 通 り の成 果 は 得 ら れ る 受入期間 短 期 間 中期 間 長 期間 と 都 合 や 予定 に 合 わ せ て選 択 可 能 紹介 派遣先 中 小 零 細企 業 が ほ とん ど 学生から見た 育成スタンス 能力育成の ポートフォリオ 形成 業 務 は 単 なる 作 業 が 多い が 成 果 に対 す る 要 求 があ る こ と で 能 力 育 成 には つながる 仕 組 み は 存在 し な い こと が ほ と ん ど 目 的が 明 確 で あ るた め 十 分 なや る 気 が ある 支 払 わ れる だ け で なく エ デ ュ バイ ト ポ イ ン トと い う イ ンセ ン テ ィ ブ も付 与 される 支 払 わ れ る 自己成長 目 的 が 明確 で あ る ため 十 分 な やる 気 がある 資料 4 大学との提携 原 則 無 報 酬 で ある 業 務 自 体の 目 的 が 自己 成 長 で あ り そ の た め のプ ロ グ ラ ムが あ る 短 期間 で あ り 企業 見 学 職 場体 験 と い う要 素 も 強 く 自 己 成 長 は 期待 で き な い 職 種 企業 が 限 ら れて は い る が 様 々 な こ と にチ ャ レ ン ジす る プ ロ グ ラム を 通 す こ とで 社 会 体験 が 可 能 職 場体 験 と い う 意味 合 い が 強 いた め 自 分の 希 望 す る 職種 企 業 に 行く こ と で 十 分 な 社 会 体験 が 可 能 目 的 が 明確 で や る気 も あ る た め 仕 事 の 成 果は 大 い に 期待 で き る 短 期間 で あ り 企業 見 学 職 場体 験 と い う要 素 も 強 く 必 ず し も 仕 事の 成 果 は 期待 で き な い ス キ ル アッ プ を 意 図し て い る た め 中 期 間 長期 間 に 適 して い る 短 期間 に は不適 基 本的 に 短 期 間 であ り か つ 長期 休 暇 中 の受 入 な ど 限定 さ れ る 場 合が 多 い 中 小 零細 企 業 が ほと ん ど 今 後大 企 業 の 参 画が 必 要 大 企業 が ほ と ん ど 社 会 人 基礎 力 に 基 づい た プ ロ グ ラム が あ り 本格 的 な 能 力が 身 に つ く 大 学と の 関 係 や 企業 PRの 関 係 から お 客 様 的 扱 で あ り 育 成 を 意 図に 置 い て いな い あ り た い姿 と 現 状 との ギ ャ ッ プ から 業 務 や ア ルバ イ ト の 紹介 派 遣 を 行う こ と で 能力 育 成 の ポー ト フ ォ リ オ形 成 が可能 仕 組み は 存 在 し ない こ と が ほ とん ど ② さらに 能力育成効果を高めるために 2011 年からは OJT としてのエデュバイトプロジェクト 課題解決活動 資 料 5 と OFFJT としての喜感塾 より質の高い就職塾 資料 6 をはじめとするセミナーの両輪で大学生を鍛錬す る仕組みを作り上げました エデュバイト生には 給与の10 をポイントとして付加し このポイントを OFFJT セミナーの料金に利用できる制度も組み込みました 2

資 料 5 エデュバイトプロジェクトとは 就 活 を 間 近 に 控 えた 大 学 3 年 生 大 学 院 1 年 生 のエデュバイト 生 がまず 自 分 が 働 いている 部 門 のありたい 姿 あるべき 姿 と 現 状 とのギャップ(= 課 題 )を 明 確 にし その 課 題 解 決 に 向 けて 具 体 的 施 策 を 展 開 します 次 に 部 門 内 で 一 緒 に 働 くエデュバイト 生 に 対 し 自 分 の 企 画 書 をプレゼンテーションすることで 共 に 実 行 していく メンバーを 集 め チームを 作 ります そして リーダーシップを 発 揮 し そのチームで 課 題 解 決 活 動 を 実 践 して いくことで 目 に 見 える 成 果 を 獲 得 するプログラムです 毎 月 複 数 部 門 のプロジェクトリーダーが 集 まり エリアマネージャーである 社 員 のリードのもとに PDCAの サイクルに 沿 った 進 捗 確 認 やベンチマークを 行 える 場 を 設 けることで 確 実 な 能 力 育 成 ができる 点 も 特 長 です さらに 半 年 ごとに 優 秀 チームを 選 定 し 取 り 組 み 成 果 を 他 のエデュバイト 生 約 1,300 人 の 前 で 発 表 するグラン プリを 開 催 し 表 彰 することで 全 エデュバイト 生 がベストプラクティスをベンチマークできる 場 も 用 意 してい ます 資 料 6 喜 感 塾 とは エデュバイトプロジェクトの 実 践 を 通 して 身 に 付 けた 力 を 最 大 限 に 活 かすためセミナーです 1MY WAY セミナー(8 時 間 2 日 ) 2パーソナルミッションセミナー(8 時 間 1 日 ) 3 個 の 華 プロフィールセミナ ー(4 時 間 2 日 ) と 段 階 的 に 三 つのセミナーに 分 かれています 1MY WAYセミナー はエデュバイト 生 の 自 己 分 析 に 繋 がるものです 自 己 認 識 と 過 去 のクリアリング を 目 的 としたセミナーで 自 分 はこういう 人 間 だ ということをはっきりと 認 識 するために 行 われます 過 去 の 原 体 験 を 発 見 認 識 して 昇 華 することによりパーソナルミッション( 自 分 で 意 識 している 社 会 的 使 命 )の 源 泉 を 明 らかにします このセミナーは 一 般 的 な 自 己 分 析 のための 就 職 塾 の 内 容 とは 大 きく 異 なり 時 間 をかけて は るか 昔 の 過 去 にまで 遡 るため 本 当 の 自 分 を 発 見 できるというメリットがあります 過 去 は 変 えられないという 思 い 込 みを 排 し トラウマや 原 体 験 をクリアリングすることで 過 去 の 自 分 をリセットすることができます そし て その 後 の 2パーソナルミッションセミナー では 自 分 自 身 の 社 会 的 使 命 を 明 確 化 し 3 個 の 華 プロフィー ルセミナー で 魅 力 的 な 表 現 力 を 身 に 付 けていきます これら3つのセミナーを 通 して 企 業 の 採 用 面 接 時 に 私 はこういう 人 間 です と 迷 わず 述 べることができ こ の 会 社 でどのようなことをやりたいのか という 質 問 には 明 確 で 力 強 い 使 命 を 豊 かな 表 現 力 を 用 いて 魅 力 的 に 訴 求 することができるようになります 3.まとめ 1 能 力 を 身 に 付 けるために 有 効 な 方 法 は 実 際 にその 能 力 を 必 要 とする 場 面 に 直 面 することであると 考 えます その 考 えと 社 会 の 役 に 立 つ 人 材 を 輩 出 したいという 想 いに 基 づ き 課 題 解 決 能 力 をはじめとする 社 会 人 基 礎 力 の 育 成 習 得 を するプログラムとして 2011 年 よりエデュバイトプロジェクト をスタートさせました その 結 果 厚 生 労 働 省 文 部 科 学 省 発 表 大 学 等 卒 業 予 定 者 の 就 職 内 定 状 況 調 査 (10 月 時 点 ) によ る 全 国 平 均 を 大 幅 に 上 回 る 就 職 内 定 実 績 資 料 7 を 残 してお ります また 2013 年 4 月 入 社 新 卒 就 職 内 定 実 績 は 最 終 的 に98% となり エデュバイトとして 学 び 成 長 した 大 学 生 が 様 々な 企 業 資 料 8 に 入 社 しました 残 りの2%の 大 学 生 も 第 1 志 望 の 有 名 企 業 から 内 定 が 取 れなかったことで 更 なる 自 己 成 長 のた 資 料 7 就 職 内 定 率 実 績 (10 月 時 点 ) エデュバイト 生 と 全 国 平 均 の 比 較 3

めに 留 学 等 の 道 を 選 んだためであり 能 力 は 十 分 に 備 えた 学 生 でした エデュバイトがスタートして 10 年 約 2,000 名 のエデュバイト 生 がプログラムを 修 了 し 99%が 正 社 員 就 業 を 果 たしております 資 料 8 エデュバイト 生 の 業 界 別 就 職 決 定 人 数 一 覧 2013 年 4 月 入 社 対 象 2013 年 4 月 時 点 2 さらに エデュバイトの 仕 組 みは 現 在 京 都 経 済 同 友 会 から 京 都 型 産 学 公 連 携 就 職 支 援 機 構 による 就 職 支 援 のモデルケースとして 高 い 評 価 を 得 ています そ の 後 押 しを 受 け 人 口 1 万 人 当 たりの 大 学 生 数 が 全 国 最 多 の 京 都 という 地 域 特 性 を 活 かし より 多 くの 大 学 生 に 社 会 の 役 に 立 つ 力 を 身 に 付 ける 体 験 の 場 を 提 供 す べく 2013 年 5 月 より 京 都 の 優 良 企 業 17 社 を 巻 き 込 み ドイツの 職 業 教 育 訓 練 の 特 徴 でもあるデュアル システム 資 料 9 に 似 た 産 官 学 連 携 による 新 エディバイト 事 業 資 料 10-1 資 料 10-2 を 始 動 させます 今 後 これを 京 都 モデルとして 確 立 させ 産 官 学 が 一 緒 になって 大 学 生 を 鍛 錬 する 環 境 の 整 備 を 図 ってまいります そし て 京 都 モデルが 雛 形 となり 全 国 で 展 開 されていくことを 目 指 しております 資 料 9 デュアルシステムとは 労 働 政 策 研 究 研 修 機 構 HPより 一 部 抜 粋 職 業 学 校 で 理 論 を 学 び 企 業 で 実 践 を 学 ぶ2 元 的 制 度 のことです その 特 質 は 労 働 組 合 企 業 政 府 の 緊 密 な 連 携 にあり 現 在 にいたるまで 改 善 改 革 は 労 使 政 による 社 会 的 議 論 や 共 同 決 定 に 基 づいて 行 われてきました また 職 業 教 育 訓 練 の 内 容 についても 労 働 者 および 使 用 者 の 意 見 に 大 きな 影 響 を 受 けます デュアルシステムがドイツに おいて 実 施 されてきた 背 景 には 個 々のセクターが 機 関 の 利 害 に 関 わらず これを 超 えて 全 体 的 利 益 の 享 受 という 観 点 から 相 互 の 協 力 体 制 を 構 築 し 職 業 教 育 訓 練 が 展 開 されてきたという 点 があります 資 料 10-1 新 エデュバイト 事 業 京 都 モデル コンセプト 図 4

資 料 10-2 産 官 学 連 携 による 新 エデュバイト 事 業 詳 細 図 以 上 5