大 阪 労 働 局 発 表 大 阪 労 働 局 需 給 調 整 事 業 部 電 話 06-4790-6319 FAX 06-4790-6309 担 兵 庫 労 働 局 職 業 安 定 部 電 話 078-367-0831 FAX 078-367-3853 当 岡 山 労 働 局 職 業 安 定 部 電 話 086-801-5110 FAX 086-801-4533 広 島 労 働 局 職 業 安 定 部 電 話 082 511-1066 FAX 082 511-1185 虚 偽 求 人 による 労 働 者 の 募 集 を 行 った 事 業 主 に 行 政 処 分 大 阪 労 働 局 ( 局 長 : 中 沖 剛 )は 下 記 のとおり 労 働 者 派 遣 事 業 の 適 正 な 運 営 の 確 保 及 び 派 遣 労 働 者 の 保 護 等 に 関 する 法 律 ( 以 下 労 働 者 派 遣 法 とい う ) 及 び 職 業 安 定 法 に 基 づき 一 般 労 働 者 派 遣 事 業 及 び 有 料 職 業 紹 介 事 業 を 営 む 許 可 事 業 主 に 対 して 平 成 26 年 3 月 26 日 労 働 者 派 遣 法 第 14 条 第 2 項 に 基 づく 労 働 者 派 遣 事 業 停 止 命 令 同 法 第 49 条 に 基 づく 労 働 者 派 遣 事 業 改 善 命 令 職 業 安 定 法 第 32 条 の9 第 2 項 に 基 づく 有 料 職 業 紹 介 事 業 停 止 命 令 同 法 第 48 条 の3に 基 づく 有 料 職 業 紹 介 事 業 改 善 命 令 を 行 うとともに 職 業 安 定 法 第 1
48 条 の3に 基 づく 労 働 者 の 募 集 を 行 う 者 に 対 する 改 善 命 令 を 行 った 平 成 25 年 1 月 1 日 から 平 成 26 年 2 月 27 日 までの 間 派 遣 労 働 者 の 募 集 を 行 う に 当 たり 労 働 者 派 遣 契 約 締 結 の 合 意 がないために 労 働 者 が 従 事 すべき 業 務 の 内 容 や 勤 務 場 所 勤 務 時 間 等 派 遣 労 働 者 の 労 働 条 件 を 真 正 に 明 示 できないにもか かわらず 虚 偽 の 労 働 条 件 を 求 人 広 告 に 少 なくとも 延 べ 291 件 掲 載 し 派 遣 労 働 者 の 募 集 を 行 っていたものである また 同 期 間 において 求 人 者 から 求 人 の 申 込 がないにもかかわらず 求 人 があ るかのように 装 って 架 空 の 労 働 条 件 を 求 人 広 告 に 少 なくとも 延 べ 34 件 掲 載 して 求 職 の 申 込 を 誘 引 する 職 業 紹 介 を 行 ったものである 以 上 の 法 違 反 は 当 該 事 業 主 の 各 事 業 所 を 管 轄 する 大 阪 労 働 局 兵 庫 労 働 局 岡 山 労 働 局 及 び 広 島 労 働 局 との 合 同 調 査 の 結 果 明 らかになったものであり 虚 偽 の 広 告 条 件 呈 示 による 労 働 者 の 募 集 及 び 職 業 紹 介 に 係 る 行 政 処 分 は 全 国 で 初 め てである 記 第 1 行 政 処 分 を 受 けた 事 業 主 名 称 株 式 会 社 ショウワコーポレーション 代 表 者 の 職 氏 名 代 表 取 締 役 有 元 稔 所 在 地 岡 山 県 美 作 市 安 蘇 167 番 地 許 可 に 関 する 事 項 (1) 一 般 労 働 者 派 遣 事 業 許 可 年 月 日 平 成 16 年 7 月 1 日 許 可 番 号 般 33-3 0001 0 有 効 期 間 平 成 24 年 7 月 1 日 ~ 平 成 29 年 6 月 30 日 (2) 有 料 職 業 紹 介 事 業 許 可 年 月 日 平 成 24 年 5 月 1 日 許 可 番 号 33- ユ - 3 0 0 1 4 2 有 効 期 間 平 成 24 年 5 月 1 日 ~ 平 成 27 年 4 月 30 日 第 2 処 分 内 容 労 働 者 派 遣 法 第 14 条 第 2 項 に 基 づく 労 働 者 派 遣 事 業 停 止 命 令 ( 労 働 者 派 遣 事 業 停 止 命 令 の 内 容 は 第 4 のとおり) 同 法 第 49 条 に 基 づく 労 働 者 派 遣 事 業 改 善 命 令 ( 労 働 者 派 遣 事 業 改 善 命 令 の 内 容 は 第 5 のとおり) 2
職 業 安 定 法 第 32 条 の 9 第 2 項 に 基 づく 有 料 職 業 紹 介 事 業 停 止 命 令 ( 有 料 職 業 紹 介 事 業 停 止 命 令 の 内 容 は 第 4 のとおり) 同 法 第 48 条 の 3 に 基 づく 有 料 職 業 紹 介 事 業 改 善 命 令 ( 有 料 職 業 紹 介 事 業 改 善 命 令 の 内 容 は 第 6 のとおり) 同 法 第 48 条 の 3 に 基 づく 労 働 者 の 募 集 を 行 う 者 に 対 する 改 善 命 令 ( 労 働 者 の 募 集 を 行 う 者 の 改 善 命 令 の 内 容 は 第 7 のとおり) 第 3 処 分 理 由 労 働 者 派 遣 事 業 停 止 命 令 及 び 改 善 命 令 については 下 記 1 2 及 び3を 理 由 として 有 料 職 業 紹 介 事 業 停 止 命 令 及 び 改 善 命 令 については 下 記 1 及 び 2を 理 由 として 労 働 者 の 募 集 を 行 う 者 に 対 する 改 善 命 令 については 下 記 1を 理 由 とするものである 1. 平 成 25 年 1 月 1 日 から 平 成 26 年 2 月 27 日 までの 間 に 求 人 情 報 誌 Aほか 延 べ 17 誌 を 利 用 して 同 社 大 阪 支 店 ほか6 支 店 が 実 際 には 労 働 者 派 遣 契 約 を 締 結 していないにもかかわらず これを 締 結 したなど として 合 計 291 件 の 虚 偽 の 広 告 により 労 働 者 の 募 集 を 行 ったこと 2. 平 成 25 年 1 月 1 日 から 平 成 26 年 2 月 27 日 までの 間 に 求 人 情 報 誌 Bほか 延 べ6 誌 を 利 用 して 実 際 には 求 人 の 申 込 みがないにもかかわ らず 岡 山 支 店 は 職 業 紹 介 を 行 う 内 容 の 合 計 31 件 の 虚 偽 の 広 告 ( 虚 偽 の 労 働 条 件 を 呈 示 )により また 市 場 調 査 として 求 職 者 の 反 応 を 探 るべく 大 阪 支 店 は 1 件 広 島 支 店 は 2 件 の 虚 偽 広 告 により 職 業 紹 介 を 行 ったこと 3. 同 社 は 岡 山 県 に 所 在 するC 社 に 対 して 労 働 者 派 遣 を 行 っていたが 法 定 の 除 外 事 由 がないにもかかわらず 平 成 20 年 11 月 1 日 から 平 成 25 年 11 月 5 日 までの 間 に 派 遣 可 能 期 間 を 超 える 労 働 者 派 遣 を 行 った こと 第 4 労 働 者 派 遣 事 業 及 び 有 料 職 業 紹 介 事 業 の 停 止 命 令 の 内 容 岡 山 支 店 及 び 津 山 支 店 において 行 う 一 般 労 働 者 派 遣 事 業 及 び 有 料 職 業 紹 介 事 業 にあっては 平 成 26 年 3 月 27 日 から 同 年 5 月 26 日 までの 間 その 他 の 株 式 会 社 ショウワコーポレーションにおいて 行 う 全 ての 一 般 労 働 者 派 遣 事 業 及 び 有 料 職 業 紹 介 事 業 にあっては 平 成 26 年 3 月 27 日 から 同 年 4 月 26 3
日 までの 間 労 働 者 派 遣 事 業 及 び 職 業 紹 介 事 業 を 停 止 すること 第 5 労 働 者 派 遣 事 業 改 善 命 令 の 内 容 1. 貴 社 全 事 業 所 において 行 われる 全 ての 労 働 者 派 遣 事 業 及 び 請 負 事 業 について 労 働 者 派 遣 法 及 び 職 業 安 定 法 に 則 って 行 われているか 速 や かに 総 点 検 を 行 い 法 違 反 があった 場 合 には 労 働 者 の 雇 用 の 安 定 を 図 るための 措 置 を 前 提 に 速 やかに 是 正 し 処 分 の 原 因 となった 派 遣 労 働 者 への 虚 偽 の 求 人 広 告 において 就 業 場 所 とされた 事 業 所 及 び 当 該 求 人 に 応 募 した 求 職 者 に 対 して 適 切 に 説 明 すること 2. 本 件 処 分 の 原 因 となったもの 以 外 の 派 遣 労 働 者 の 募 集 についても 適 切 に 行 われているか 検 証 を 行 い 上 記 1を 踏 まえた 対 応 を 図 ること なお 検 証 に 当 たっては 特 に 次 の 法 条 項 等 について 重 点 的 に 検 証 すること (1) 職 業 安 定 法 第 5 条 の3 (2) 職 業 安 定 法 第 36 条 (3) 職 業 安 定 法 第 37 条 (4) 職 業 安 定 法 第 39 条 (5) 職 業 安 定 法 第 40 条 (6) 職 業 安 定 法 第 42 条 (7) 労 働 者 派 遣 法 第 26 条 (8) 労 働 者 派 遣 法 第 31 条 の2 (9) 労 働 者 派 遣 法 第 32 条 (10) 労 働 者 派 遣 法 第 34 条 (11) 労 働 者 派 遣 法 第 34 条 の2 (12) 労 働 者 派 遣 法 第 35 条 (13) 労 働 者 派 遣 法 第 35 条 の2 (14) 労 働 者 派 遣 法 第 37 条 (15) 労 働 基 準 法 第 15 条 (16) 平 成 11 年 11 月 17 日 労 働 省 告 示 第 141 号 3. 本 件 処 分 の 原 因 となった 虚 偽 の 求 人 広 告 及 び 公 共 職 業 安 定 所 に 対 す る 虚 偽 の 労 働 条 件 の 明 示 について その 原 因 を 究 明 するとともに 再 発 防 止 策 を 策 定 し 実 施 すること 4
4. 貴 社 において 労 働 者 派 遣 法 及 び 職 業 安 定 法 等 労 働 に 関 する 法 令 の 遵 守 に 係 る 責 任 体 制 を 明 確 化 し 内 部 管 理 体 制 を 再 構 築 及 び 整 備 を 行 い 貴 社 役 職 員 に 対 して 法 令 の 理 解 及 び 遵 守 の 徹 底 を 図 ること 第 6 有 料 職 業 紹 介 事 業 改 善 命 令 の 内 容 1. 貴 社 全 事 業 所 において 行 われる 有 料 職 業 紹 介 事 業 について 速 やか に 総 点 検 を 行 い 法 違 反 があった 場 合 には 速 やかに 是 正 し 処 分 の 原 因 となった 有 料 職 業 紹 介 の 虚 偽 の 求 人 広 告 において 就 業 場 所 とされ た 事 業 所 及 び 当 該 求 人 に 応 募 した 求 職 者 に 対 して 適 切 に 説 明 するこ と 2. 本 件 処 分 の 原 因 となったもの 以 外 の 求 職 申 込 の 誘 引 及 び 求 人 申 込 の 誘 引 についても 適 切 に 行 われているか 検 証 を 行 い 上 記 1を 踏 まえ た 対 応 を 図 ること なお 検 証 に 当 たっては 特 に 次 の 法 条 項 等 について 重 点 的 に 検 証 すること (1) 職 業 安 定 法 第 5 条 の3 及 び 第 3 項 (2) 職 業 安 定 法 第 5 条 の4 (3) 職 業 安 定 法 第 5 条 の5 (4) 職 業 安 定 法 第 5 条 の6 (5) 平 成 11 年 11 月 17 日 労 働 省 告 示 第 141 号 3. 本 件 処 分 の 原 因 となった 有 料 職 業 紹 介 事 業 に 係 る 虚 偽 の 求 人 広 告 に ついて その 原 因 を 究 明 するとともに 再 発 防 止 策 を 策 定 し 実 施 す ること 4. 有 料 職 業 紹 介 事 業 許 可 申 請 に 際 して 厚 生 労 働 大 臣 に 提 出 した 業 務 の 運 営 に 関 する 規 程 に 基 づいて 職 業 紹 介 業 務 が 運 営 されているか 点 検 し 規 程 に 違 背 する 取 扱 いがある 場 合 には 速 やかに 是 正 すること 5. 貴 社 において 労 働 者 派 遣 法 及 び 職 業 安 定 法 等 労 働 に 関 する 法 令 の 遵 守 に 係 る 責 任 体 制 を 明 確 化 し 内 部 管 理 体 制 を 再 構 築 及 び 整 備 を 行 い 貴 社 役 職 員 に 対 して 法 令 の 理 解 及 び 遵 守 の 徹 底 を 図 ること 5
第 7 労 働 者 の 募 集 を 行 う 者 に 対 する 改 善 命 令 の 内 容 1. 本 件 処 分 の 原 因 となったもの 以 外 の 労 働 者 の 募 集 について 適 切 に 行 われているか 検 証 を 行 うこと なお 検 証 に 当 たっては 特 に 次 の 法 条 項 等 について 重 点 的 に 検 証 すること (1) 職 業 安 定 法 第 5 条 の3 (2) 職 業 安 定 法 第 36 条 (3) 職 業 安 定 法 第 37 条 (4) 職 業 安 定 法 第 39 条 (5) 職 業 安 定 法 第 40 条 (6) 職 業 安 定 法 第 42 条 (7) 労 働 者 派 遣 法 第 31 条 の2 (8) 労 働 者 派 遣 法 第 32 条 (9) 労 働 者 派 遣 法 第 34 条 (10) 労 働 者 派 遣 法 第 34 条 の2 (11) 労 働 基 準 法 第 15 条 (12) 平 成 11 年 11 月 17 日 労 働 省 告 示 第 141 号 2. 本 件 処 分 の 原 因 となった 虚 偽 の 求 人 広 告 及 び 公 共 職 業 安 定 所 に 対 す る 虚 偽 の 労 働 条 件 の 明 示 について その 原 因 を 究 明 するとともに 再 発 防 止 策 を 策 定 し 実 施 すること 3. 貴 社 において 労 働 者 派 遣 法 及 び 職 業 安 定 法 等 労 働 に 関 する 法 令 の 遵 守 に 係 る 責 任 体 制 を 明 確 化 し 内 部 管 理 体 制 を 再 構 築 及 び 整 備 を 行 い 貴 社 役 職 員 に 対 して 法 令 の 理 解 及 び 遵 守 の 徹 底 を 図 ること 6
参 考 労 働 者 の 募 集 労 働 者 の 募 集 とは 労 働 者 を 雇 用 しようとする 者 が 自 らまたは 他 人 に 委 託 して 労 働 者 となろうとする 者 に 対 し その 被 用 者 となることを 勧 誘 する ことをいう 労 働 者 募 集 には 文 書 募 集 直 接 募 集 委 託 募 集 の3 種 類 に 分 けられる 文 書 募 集 直 接 募 集 委 託 募 集 文 書 募 集 新 聞 紙 雑 誌 その 他 の 刊 行 物 に 掲 載 する 広 告 又 は 文 書 の 掲 出 若 しくは 頒 布 による 労 働 者 の 募 集 のことをいう 直 接 募 集 労 働 者 を 雇 用 しようとする 者 が 文 書 募 集 以 外 の 方 法 で 自 ら 又 はその 被 用 者 をして 行 う 労 働 者 の 募 集 のことをいう 委 託 募 集 労 働 者 を 雇 用 しようとする 者 が その 被 用 者 以 外 のものをして 労 働 者 の 募 集 に 従 事 させる 形 態 で 行 われる 労 働 者 の 募 集 のことを いう 職 業 紹 介 事 業 求 人 及 び 求 職 の 申 し 込 みを 受 け 求 人 者 と 求 職 者 との 間 における 雇 用 関 係 の 成 立 をあつせんすることを 業 として 行 うことをいう 職 業 紹 介 事 業 は 有 料 職 業 紹 介 事 業 と 無 料 職 業 紹 介 事 業 の2 種 類 に 分 けら れる 有 料 職 業 紹 介 事 業 と 無 料 職 業 紹 介 事 業 有 料 職 業 紹 介 事 業 無 料 職 業 紹 介 事 業 以 外 の 職 業 紹 介 を 行 う 事 業 営 利 を 目 的 とす ると 否 とにかかわらず 職 業 紹 介 に 関 し 対 価 を 徴 収 して 行 う 職 業 紹 介 事 業 のことをいう 有 料 職 業 紹 介 を 行 おうとする 者 は 厚 生 労 働 大 臣 の 許 可 を 受 け 8
なければならない 無 料 職 業 紹 介 事 業 職 業 紹 介 に 関 し 利 潤 を 得 ることを 目 的 としないだけでなく いかなる 名 義 でも その 手 数 料 又 は 報 酬 を 受 けないで 行 う 職 業 紹 介 事 業 のことをいう 労 働 条 件 等 の 明 示 無 料 職 業 紹 介 事 業 を 一 般 の 者 が 行 おうとする 場 合 は 厚 生 労 働 大 臣 の 許 可 を 受 けなければならない なお 学 校 地 方 公 共 団 体 等 が 無 料 職 業 紹 介 を 行 おうとする 場 合 は 厚 生 労 働 大 臣 に 届 出 をしなければならない 職 業 紹 介 事 業 者 及 び 労 働 者 の 募 集 を 行 う 者 は 職 業 紹 介 又 は 労 働 者 の 募 集 をするにあたり 求 職 者 又 は 募 集 に 応 じて 労 働 者 になろうとする 者 に 対 し 労 働 条 件 を 明 示 しなければならない 求 人 者 は 職 業 紹 介 事 業 者 に 対 し 求 職 者 の 労 働 条 件 を 明 示 しなければな らない 明 示 すべき 労 働 条 件 とは 従 事 する 業 務 労 働 契 約 の 期 間 就 業 場 所 始 業 及 び 終 業 時 刻 所 定 労 働 時 間 を 超 える 労 働 の 有 無 賃 金 社 会 保 険 労 働 保 険 の 適 用 に 関 する 事 項 である 労 働 者 派 遣 事 業 労 働 者 派 遣 事 業 とは 派 遣 元 事 業 主 が 自 己 の 雇 用 する 労 働 者 を 派 遣 先 の 指 揮 命 令 を 受 けて この 派 遣 先 のために 労 働 に 従 事 させることを 業 として 行 うことをいう 労 働 者 派 遣 事 業 は 一 般 労 働 者 派 遣 事 業 と 特 定 労 働 者 派 遣 事 業 の2 種 類 に 分 けられる 一 般 労 働 者 派 遣 事 業 と 特 定 労 働 者 派 遣 事 業 一 般 労 働 者 派 遣 事 業 特 定 労 働 者 派 遣 事 業 以 外 の 労 働 者 派 遣 事 業 をいう ( 派 遣 労 働 を 希 望 する 労 働 者 を 登 録 しておき 労 働 者 派 遣 をするに 際 し 当 該 登 録 されている 者 の 中 から 期 間 の 定 めのある 労 働 者 派 遣 を するいわゆる 登 録 型 の 労 働 者 派 遣 事 業 は 一 般 労 働 者 派 遣 事 業 の 典 型 的 な 形 態 である ) 9
一 般 労 働 者 派 遣 事 業 を 行 おうとする 者 は 厚 生 労 働 大 臣 の 許 可 を 受 けなければならない 特 定 労 働 者 派 遣 事 業 派 遣 労 働 者 が 常 時 雇 用 される 労 働 者 のみである 労 働 者 派 遣 事 業 をいう 特 定 労 働 者 派 遣 事 業 を 行 おうとする 者 は 厚 生 労 働 大 臣 に 対 し て 届 出 をしなければならない 派 遣 可 能 期 間 を 超 える 労 働 者 派 遣 派 遣 元 事 業 主 は 法 定 の 除 外 事 由 がない 限 り 派 遣 先 の 事 業 所 その 他 派 遣 就 業 の 場 所 ごとの 同 一 の 業 務 について1 年 を 超 える 期 間 継 続 し て 労 働 者 派 遣 を 行 ってはならないことになっている なお 派 遣 先 事 業 所 に 労 働 者 の 過 半 数 で 組 織 する 労 働 組 合 がある 場 合 においてはそ の 労 働 組 合 に 対 し 労 働 者 の 過 半 数 で 組 織 する 労 働 組 合 がない 場 合 に おいては 労 働 者 の 過 半 数 を 代 表 する 者 に 対 し 派 遣 期 間 を 通 知 し その 意 見 を 聴 いた 場 合 には 派 遣 可 能 期 間 を1 年 を 超 え3 年 以 内 とするこ とができる 請 負 契 約 と 称 しながら 実 態 としては 労 働 者 派 遣 形 式 上 は 請 負 契 約 であったとしても 実 態 として 発 注 者 から 受 託 者 の 労 働 者 に 対 して 指 揮 命 令 がある 場 合 労 働 者 派 遣 を 行 っていることと なる 労 働 者 派 遣 を 行 う 場 合 には 派 遣 元 事 業 主 は 抵 触 日 の 通 知 を 受 け 労 働 者 派 遣 契 約 の 書 面 での 締 結 派 遣 労 働 者 であることの 明 示 就 業 条 件 等 の 明 示 派 遣 料 金 額 の 明 示 派 遣 先 への 通 知 派 遣 元 管 理 台 帳 の 作 成 等 をしなければならない 10
職 業 安 定 法 ( 抄 ) ( 労 働 条 件 等 の 明 示 ) 第 5 条 の3 公 共 職 業 安 定 所 及 び 職 業 紹 介 事 業 者 労 働 者 の 募 集 を 行 う 者 及 び 募 集 受 託 者 ( 第 39 条 に 規 定 する 募 集 受 託 者 をいう ) 並 びに 労 働 者 供 給 事 業 者 ( 次 条 において 公 共 職 業 安 定 所 等 という ) は それぞれ 職 業 紹 介 労 働 者 の 募 集 又 は 労 働 者 供 給 に 当 た り 求 職 者 募 集 に 応 じて 労 働 者 になろうとする 者 又 は 供 給 さ れる 労 働 者 に 対 し その 者 が 従 事 すべき 業 務 の 内 容 及 び 賃 金 労 働 時 間 その 他 の 労 働 条 件 を 明 示 しなければならない 第 2 項 求 人 者 は 求 人 の 申 込 みに 当 たり 公 共 職 業 安 定 所 又 は 職 業 紹 介 事 業 者 に 対 し 労 働 者 供 給 を 受 けようとする 者 はあらかじめ 労 働 者 供 給 事 業 者 に 対 し それぞれ 求 職 者 又 は 供 給 される 労 働 者 が 従 事 すべき 業 務 の 内 容 及 び 賃 金 労 働 時 間 その 他 の 労 働 条 件 を 明 示 しなければならない 第 3 項 前 2 項 の 規 定 による 明 示 は 賃 金 及 び 労 働 時 間 に 関 する 事 項 そ の 他 の 厚 生 労 働 省 令 で 定 める 事 項 については 厚 生 労 働 省 令 で 定 める 方 法 により 行 わなければならない 労 働 者 派 遣 法 施 行 規 則 第 4 条 の2 法 第 5 条 の3 第 3 項 の 厚 生 労 働 省 令 で 定 める 事 項 は 次 のとおりとする 第 1 号 労 働 者 が 従 事 すべき 業 務 の 内 容 に 関 する 事 項 第 2 号 労 働 契 約 の 期 間 に 関 する 事 項 第 3 号 就 業 の 場 所 に 関 する 事 項 第 4 号 始 業 及 び 終 業 の 時 刻 所 定 労 働 時 間 を 超 え る 労 働 の 有 無 休 憩 時 間 及 び 休 日 に 関 する 事 項 第 5 号 賃 金 ( 臨 時 に 支 払 われる 賃 金 賞 与 及 び 労 働 11
基 準 法 施 行 規 則 ( 昭 和 22 年 厚 生 省 令 第 23 号 ) 第 8 条 各 号 に 掲 げる 賃 金 を 除 く )の 額 に 関 する 事 項 第 6 号 健 康 保 険 法 ( 大 正 11 年 法 律 第 70 号 )による 健 康 保 険 厚 生 年 金 保 険 法 ( 昭 和 29 年 法 律 第 115 号 )による 厚 生 年 金 労 働 者 災 害 補 償 保 険 法 ( 昭 和 22 年 法 律 第 50 号 )による 労 働 者 災 害 補 償 保 険 及 び 雇 用 保 険 法 ( 昭 和 49 年 法 律 第 116 号 )による 雇 用 保 険 の 適 用 に 関 する 事 項 第 2 項 ( 略 ) ( 求 職 者 等 の 個 人 情 報 の 取 扱 い) 第 5 条 の4 公 共 職 業 安 定 所 等 は それぞれ その 業 務 に 関 し 求 職 者 募 集 に 応 じて 労 働 者 になろうとする 者 又 は 供 給 される 労 働 者 の 個 人 情 報 ( 以 下 この 条 において 求 職 者 等 の 個 人 情 報 という )を 収 集 し 保 管 し 又 は 使 用 するに 当 たつては その 業 務 の 目 的 の 達 成 に 必 要 な 範 囲 内 で 求 職 者 等 の 個 人 情 報 を 収 集 し 並 びに 当 該 収 集 の 目 的 の 範 囲 内 でこれ を 保 管 し 及 び 使 用 しなければならない ただし 本 人 の 同 意 がある 場 合 その 他 正 当 な 事 由 がある 場 合 は この 限 りでない ( 求 人 の 申 込 み) 第 5 条 の5 公 共 職 業 安 定 所 及 び 職 業 紹 介 事 業 者 は 求 人 の 申 込 みはすべて 受 理 し なければならない ただし その 申 込 みの 内 容 が 法 令 に 違 反 するとき その 申 込 みの 内 容 である 賃 金 労 働 時 間 その 他 の 労 働 条 件 が 通 常 の 労 働 条 件 と 比 べて 著 しく 不 適 当 であると 認 めるとき 又 は 求 人 者 が 第 5 条 の3 第 2 項 の 規 定 による 明 示 をしないときは その 申 込 みを 受 理 し ないことができる ( 求 職 の 申 込 み) 第 5 条 の6 公 共 職 業 安 定 所 及 び 職 業 紹 介 事 業 者 は 求 職 の 申 込 みはすべて 受 理 しなければならない ただし その 申 込 みの 内 容 が 法 令 に 違 反 するときは これを 受 理 しないことができる 12
第 2 項 ( 略 ) ( 有 料 職 業 紹 介 事 業 の 許 可 ) 第 30 条 有 料 の 職 業 紹 介 事 業 を 行 おうとする 者 は 厚 生 労 働 大 臣 の 許 可 を 受 けなければならない 第 2 項 第 3 項 第 4 項 第 5 項 第 6 項 ( 略 ) ( 許 可 の 取 消 し 等 ) 第 32 条 の9 厚 生 労 働 大 臣 は 有 料 職 業 紹 介 事 業 者 が 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 するときは 第 30 条 の 許 可 を 取 り 消 すことができる 第 1 号 ( 略 ) 第 2 号 この 法 律 若 しくは 労 働 者 派 遣 法 ( 第 三 章 第 四 節 の 規 定 を 除 く )の 規 定 又 はこれらの 規 定 に 基 づく 命 令 若 しく は 処 分 に 違 反 したとき 第 3 号 第 32 条 の5 の 規 定 により 付 された 許 可 の 条 件 に 違 反 したとき 第 2 項 厚 生 労 働 大 臣 は 有 料 職 業 紹 介 事 業 者 が 前 項 第 2 号 又 は 第 3 号 に 該 当 するときは 期 間 を 定 めて 当 該 有 料 の 職 業 紹 介 事 業 の 全 部 又 は 一 部 の 停 止 を 命 ずることができる ( 委 託 募 集 ) 第 36 条 労 働 者 を 雇 用 しようとする 者 が その 被 用 者 以 外 の 者 をして 報 酬 を 与 えて 労 働 者 の 募 集 に 従 事 させようとするときは 厚 生 労 働 大 臣 の 許 可 を 受 けなければならない 第 2 項 ( 略 ) 13
第 3 項 労 働 者 を 雇 用 しようとする 者 が その 被 用 者 以 外 の 者 をして 報 酬 を 与 えることなく 労 働 者 の 募 集 に 従 事 させようとするときは その 旨 を 厚 生 労 働 大 臣 に 届 け 出 なければならない ( 募 集 の 制 限 ) 第 37 条 厚 生 労 働 大 臣 又 は 公 共 職 業 安 定 所 長 は 厚 生 労 働 省 令 で 定 めると ころにより 労 働 力 の 需 要 供 給 を 調 整 するため 特 に 必 要 があると きは 労 働 者 の 募 集 ( 前 条 の 規 定 によるものを 除 く )に 関 し 募 集 時 期 募 集 人 員 募 集 地 域 その 他 募 集 方 法 について 理 由 を 付 して 制 限 することができる 第 2 項 厚 生 労 働 大 臣 は 前 条 の 規 定 によつて 労 働 者 の 募 集 を 許 可 する 場 合 においては 労 働 者 の 募 集 を 行 おうとする 者 に 対 し 募 集 時 期 募 集 人 員 募 集 地 域 その 他 募 集 方 法 に 関 し 必 要 な 指 示 を することができる ( 報 酬 受 領 の 禁 止 ) 第 39 条 労 働 者 の 募 集 を 行 う 者 及 び 第 36 条 又 は 第 3 項 の 規 定 により 労 働 者 の 募 集 に 従 事 する 者 ( 以 下 募 集 受 託 者 という )は 募 集 に 応 じた 労 働 者 から その 募 集 に 関 し いかなる 名 義 でも 報 酬 を 受 けて はならない ( 報 酬 の 供 与 の 禁 止 ) 第 40 条 労 働 者 の 募 集 を 行 う 者 は その 被 用 者 で 当 該 労 働 者 の 募 集 に 従 事 する もの 又 は 募 集 受 託 者 に 対 し 賃 金 給 料 その 他 これらに 準 ずるものを 支 払 う 場 合 又 は 第 36 条 第 2 項 の 認 可 に 係 る 報 酬 を 与 える 場 合 を 除 き 報 酬 を 与 えてはならない ( 募 集 内 容 の 的 確 な 表 示 ) 第 42 条 新 聞 雑 誌 その 他 の 刊 行 物 に 掲 載 する 広 告 文 書 の 掲 出 又 は 頒 布 その 他 厚 生 労 働 省 令 で 定 める 方 法 により 労 働 者 の 募 集 を 行 う 者 は 労 働 者 の 適 切 な 職 業 選 択 に 資 するため 第 5 条 の3 の 規 定 により 当 該 募 集 に 係 る 従 事 すべき 業 務 の 内 容 等 を 明 示 するに 当 たつては 当 該 募 集 に 応 じようとする 労 働 者 に 誤 解 を 生 じさせることのないように 平 易 な 表 現 を 用 いる 等 その 的 確 な 表 示 に 努 めなければならない 14
( 改 善 命 令 ) 第 48 条 の3 厚 生 労 働 大 臣 は 職 業 紹 介 事 業 者 労 働 者 の 募 集 を 行 う 者 募 集 受 託 者 又 は 労 働 者 供 給 事 業 者 が その 業 務 に 関 しこの 法 律 の 規 定 又 はこれ に 基 づく 命 令 の 規 定 に 違 反 した 場 合 において 当 該 業 務 の 適 正 な 運 営 を 確 保 するために 必 要 があると 認 めるときは これらの 者 に 対 し 当 該 業 務 の 運 営 を 改 善 するために 必 要 な 措 置 を 講 ずべきことを 命 ずるこ とができる ( 権 限 の 委 任 ) 第 60 条 この 法 律 に 規 定 する 厚 生 労 働 大 臣 の 権 限 は 厚 生 労 働 省 令 の 定 めると ころによつて 職 業 安 定 主 管 局 長 又 は 都 道 府 県 労 働 局 長 に 委 任 するこ とができる 職 業 安 定 法 施 行 規 則 第 37 条 法 に 定 める 厚 生 労 働 大 臣 の 権 限 のうち 次 の 各 号 に 掲 げ る 権 限 は 当 該 各 号 に 定 める 都 道 府 県 労 働 局 長 に 委 任 す る ただし 厚 生 労 働 大 臣 が 自 らその 権 限 を 行 うことを 妨 げない 第 3 号 第 32 条 の9 第 2 項 ( 法 第 33 条 第 4 項 法 第 33 条 の3 第 2 項 及 び 法 第 33 条 の4 第 2 項 において 準 用 する 場 合 を 含 む )の 規 定 による 職 業 紹 介 事 業 の 全 部 又 は 一 部 の 停 止 に 関 する 権 限 当 該 職 業 紹 介 事 業 を 行 う 者 の 主 たる 事 務 所 及 び 当 該 職 業 紹 介 事 業 を 行 う 事 業 所 の 所 在 地 を 管 轄 する 都 道 府 県 労 働 局 長 第 8 号 法 第 48 条 の3 の 規 定 による 命 令 に 関 する 権 限 管 轄 都 道 府 県 労 働 局 長 第 1 号 第 2 号 第 4 号 第 5 号 第 6 号 第 7 号 第 9 号 ( 略 ) 第 2 項 第 3 項 ( 略 ) 15
第 65 条 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 する 者 は これを6 月 以 下 の 懲 役 又 は 30 万 円 以 下 の 罰 金 に 処 する 第 8 号 虚 偽 の 広 告 をなし 又 は 虚 偽 の 条 件 を 呈 示 して 職 業 紹 介 労 働 者 の 募 集 若 しくは 労 働 者 の 供 給 を 行 つた 者 又 はこれら に 従 事 した 者 第 1 号 第 2 号 第 3 号 第 4 号 第 5 号 第 6 号 第 7 号 第 9 号 ( 略 ) 第 67 条 法 人 の 代 表 者 又 は 法 人 若 しくは 人 の 代 理 人 使 用 人 その 他 の 従 業 者 が その 法 人 又 は 人 の 業 務 に 関 して 第 63 条 から 前 条 までの 違 反 行 為 をし たときは 行 為 者 を 罰 するほか その 法 人 又 は 人 に 対 しても 各 本 条 の 罰 金 刑 を 科 する 労 働 者 派 遣 法 ( 抄 ) ( 一 般 労 働 者 派 遣 事 業 の 許 可 ) 第 5 条 一 般 労 働 者 派 遣 事 業 を 行 おうとする 者 は 厚 生 労 働 大 臣 の 許 可 を 受 けなければならない ( 許 可 の 取 消 し 等 ) 第 14 条 厚 生 労 働 大 臣 は 一 般 派 遣 元 事 業 主 が 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 するときは 第 5 条 の 許 可 を 取 り 消 すことができる 第 2 号 この 法 律 ( 第 23 条 第 3 項 第 23 条 の2 及 び 次 章 第 4 節 の 規 定 を 除 く ) 若 しくは 職 業 安 定 法 の 規 定 又 は これらの 規 定 に 基 づく 命 令 若 しくは 処 分 に 違 反 した とき 第 3 号 第 9 条 の 規 定 により 付 された 許 可 の 条 件 に 違 16
反 したとき ( 第 1 号 第 4 号 略 ) 第 2 項 厚 生 労 働 大 臣 は 一 般 派 遣 元 事 業 主 が 前 項 第 2 号 又 は 第 3 号 に 該 当 するときは 期 間 を 定 めて 当 該 一 般 労 働 者 派 遣 事 業 の 全 部 又 は 一 部 の 停 止 を 命 ずることができる ( 契 約 の 内 容 等 ) 第 26 条 第 6 項 派 遣 元 事 業 主 は 第 40 条 の2 各 号 に 掲 げる 業 務 以 外 の 業 務 について 新 たな 労 働 者 派 遣 契 約 に 基 づく 労 働 者 派 遣 の 役 務 の 提 供 を 受 けようとする 者 から 前 項 の 規 定 による 通 知 がないとき は 当 該 者 との 間 で 当 該 業 務 に 係 る 労 働 者 派 遣 契 約 を 締 結 し てはならない ( 待 遇 に 関 する 事 項 等 の 説 明 ) 第 31 条 の2 派 遣 元 事 業 主 は 派 遣 労 働 者 として 雇 用 しようとする 労 働 者 に 対 し 厚 生 労 働 省 令 で 定 めるとことにより 当 該 労 働 者 を 派 遣 労 働 者 として 雇 用 した 場 合 における 当 該 労 働 者 の 賃 金 の 額 の 見 込 みその 他 の 当 該 労 働 者 の 待 遇 に 関 する 事 項 その 他 の 厚 生 労 働 省 令 で 定 める 事 項 を 説 明 し なければならない ( 派 遣 労 働 者 であることの 明 示 等 ) 第 32 条 派 遣 元 事 業 主 は 労 働 者 を 派 遣 労 働 者 として 雇 い 入 れようとす るときは あらかじめ 当 該 労 働 者 にその 旨 ( 紹 介 予 定 派 遣 に 係 る 派 遣 労 働 者 として 雇 い 入 れようとする 場 合 にあつては そ の 旨 を 含 む )を 明 示 しなければならない 第 2 項 派 遣 元 事 業 主 は その 雇 用 する 労 働 者 であつて 派 遣 労 働 者 と 17
して 雇 い 入 れた 労 働 者 以 外 のものを 新 たに 労 働 者 派 遣 の 対 象 と しようとするときは あらかじめ 当 該 労 働 者 にその 旨 ( 新 た に 紹 介 予 定 派 遣 の 対 象 としようとする 場 合 にあつては その 旨 を 含 む )を 明 示 し その 同 意 を 得 なければならない ( 就 業 条 件 の 明 示 ) 第 34 条 派 遣 元 事 業 主 は 労 働 者 派 遣 をしようとするときは あらかじ め 当 該 労 働 者 派 遣 に 係 る 派 遣 労 働 者 に 対 し 厚 生 労 働 省 令 で 定 めるところにより 次 に 掲 げる 事 項 を 明 示 しなければならな い ( 略 ) 第 2 項 派 遣 元 事 業 主 は 派 遣 先 から 第 40 条 の2 第 5 項 の 規 定 による 通 知 を 受 けたときは 遅 滞 なく 当 該 通 知 に 係 る 業 務 に 従 事 する 派 遣 労 働 者 に 対 し 厚 生 労 働 省 令 で 定 めるところにより 当 該 業 務 について 派 遣 先 が 同 条 の 規 定 に 抵 触 することとなる 最 初 の 日 を 明 示 しなければならない ( 労 働 者 派 遣 に 関 する 料 金 の 額 の 明 示 ) 第 34 条 の2 派 遣 元 事 業 主 は 次 の 各 号 に 掲 げる 場 合 には 当 該 各 号 に 定 める 労 働 者 に 対 し 厚 生 労 働 省 令 で 定 めるところにより 当 該 労 働 者 に 係 る 労 働 者 派 遣 に 関 する 料 金 の 額 として 厚 生 労 働 省 令 で 定 める 額 を 明 示 しな ければならない ( 略 ) ( 労 働 者 派 遣 の 期 間 ) 第 35 条 の2 派 遣 元 事 業 主 は 派 遣 先 が 当 該 派 遣 元 事 業 主 から 労 働 者 派 遣 の 役 務 の 提 供 を 受 けたならば 第 40 条 の2 の 規 定 に 抵 触 す ることとなる 場 合 には 当 該 抵 触 することとなる 最 初 の 日 以 降 継 続 して 労 働 者 派 遣 を 行 ってはならない 18
第 2 項 派 遣 元 事 業 主 は 前 項 の 当 該 抵 触 することとなる 最 初 の 日 の 一 月 前 の 日 から 当 該 抵 触 することとなる 最 初 の 日 の 前 日 までの 間 に 厚 生 労 働 省 令 で 定 める 方 法 により 当 該 抵 触 することとな る 最 初 の 日 以 降 継 続 して 労 働 者 派 遣 を 行 わない 旨 を 当 該 派 遣 先 及 び 当 該 労 働 者 派 遣 に 係 る 派 遣 労 働 者 に 通 知 しなければならな い ( 労 働 者 派 遣 の 役 務 の 提 供 を 受 ける 期 間 ) 第 40 条 の2 派 遣 先 は 当 該 派 遣 先 の 事 業 所 その 他 派 遣 就 業 の 場 所 ごとの 同 一 の 業 務 ( 次 に 掲 げる 業 務 を 除 く 第 3 項 において 同 じ )につ いて 派 遣 元 事 業 主 から 派 遣 可 能 期 間 を 超 える 期 間 継 続 して 労 働 者 派 遣 の 役 務 の 提 供 を 受 けてはならない ( 略 ) 第 2 項 前 項 の 派 遣 可 能 期 間 は 次 の 各 号 に 掲 げる 場 合 の 区 分 に 応 じ それぞれ 当 該 各 号 に 定 める 期 間 とする 第 1 号 次 項 の 規 定 により 労 働 者 派 遣 の 役 務 の 提 供 を 受 けよ うとする 期 間 が 定 められている 場 合 その 定 められ ている 期 間 第 2 号 前 号 に 掲 げる 場 合 以 外 の 場 合 1 年 第 3 項 派 遣 先 は 当 該 派 遣 先 の 事 業 所 その 他 派 遣 就 業 の 場 所 ごとの 同 一 の 業 務 について 派 遣 元 事 業 主 から1 年 を 超 え3 年 以 内 の 期 間 継 続 して 労 働 者 派 遣 の 役 務 の 提 供 を 受 けようとするときは あらかじめ 厚 生 労 働 省 令 で 定 めるところにより 当 該 労 働 者 派 遣 の 役 務 の 提 供 を 受 けようとする 期 間 を 定 めなければならな い 第 4 項 派 遣 先 は 前 項 の 期 間 を 定 め 又 はこれを 変 更 しようとすると きは あらかじめ 当 該 派 遣 先 の 事 業 所 に 労 働 者 の 過 半 数 で 組 織 する 労 働 組 合 がある 場 合 においてはその 労 働 組 合 に 対 し 19
労 働 者 の 過 半 数 で 組 織 する 労 働 組 合 がない 場 合 においては 労 働 者 の 過 半 数 を 代 表 する 者 に 対 し 当 該 期 間 を 通 知 し その 意 見 を 聴 くものとする 第 5 項 派 遣 先 は 労 働 者 派 遣 契 約 の 締 結 後 に 当 該 労 働 者 派 遣 契 約 に 基 づく 労 働 者 派 遣 に 係 る 業 務 について 第 3 項 の 期 間 を 定 め 又 は これを 変 更 したときは 速 やかに 当 該 労 働 者 派 遣 をする 派 遣 元 事 業 主 に 対 し 当 該 業 務 について の 規 定 に 抵 触 するこ ととなる 最 初 の 日 を 通 知 しなければならない ( 第 6 項 略 ) ( 改 善 命 令 等 ) 第 49 条 厚 生 労 働 大 臣 は 派 遣 元 事 業 主 が 当 該 労 働 者 派 遣 事 業 に 関 しこ の 法 律 ( 第 23 条 第 3 項 及 び 第 23 条 の2の 規 定 を 除 く )その 他 労 働 に 関 する 法 律 の 規 定 (これらの 規 定 に 基 づく 命 令 の 規 定 を 含 む )に 違 反 した 場 合 において 適 正 な 派 遣 就 業 を 確 保 す るため 必 要 があると 認 めるときは 当 該 派 遣 元 事 業 主 に 対 し 派 遣 労 働 者 に 係 る 雇 用 管 理 の 方 法 の 改 善 その 他 当 該 労 働 者 派 遣 事 業 の 運 営 を 改 善 するために 必 要 な 措 置 を 講 ずべきことを 命 ずることができる ( 権 限 の 委 任 ) 第 56 条 この 法 律 に 定 める 厚 生 労 働 大 臣 の 権 限 は 厚 生 労 働 省 令 で 定 め るところにより その 一 部 を 都 道 府 県 労 働 局 長 に 委 任 すること ができる 労 働 者 派 遣 法 施 行 規 則 第 55 条 次 に 掲 げる 厚 生 労 働 大 臣 の 権 限 は 労 働 者 派 遣 事 業 を 行 う 者 の 主 たる 事 務 所 及 び 当 該 事 業 を 行 う 事 業 所 の 所 在 地 並 びに 労 働 者 派 遣 の 役 務 の 提 供 を 受 ける 者 20
の 事 業 所 その 他 派 遣 就 業 の 場 所 の 所 在 地 を 管 轄 する 都 道 府 県 労 働 局 長 に 委 任 する ただし 厚 生 労 働 大 臣 が 自 らその 権 限 を 行 うことを 妨 げない 第 4 号 法 第 49 条 及 び 第 2 項 の 規 定 によ る 命 令 第 6 号 法 第 50 条 の 規 定 による 報 告 徴 収 ( 第 2~3 号 第 5 号 第 7 号 略 ) 第 61 条 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 する 者 は 30 万 円 以 下 の 罰 金 に 処 する 第 2 号 第 11 条 ( 略 )の 規 定 による 届 出 をせず 若 しくは 虚 偽 の 届 出 をし 又 は( 略 )した 者 第 3 号 第 34 条 第 35 条 の2 ( 略 ) 第 37 条 ( 略 )の 規 定 に 違 反 した 者 第 4 号 第 35 条 の 規 定 による 通 知 をせず 又 は 虚 偽 の 通 知 をした 者 第 5 号 第 50 条 の 規 定 による 報 告 をせず 又 は 虚 偽 の 報 告 をした 者 ( 第 1 号 第 6 号 略 ) 第 62 条 法 人 の 代 表 者 又 は 法 人 若 しくは 人 の 代 理 人 使 用 人 その 他 の 従 業 者 が その 法 人 又 は 人 の 業 務 に 関 して 第 58 条 から 前 条 までの 違 反 行 為 をし たときは 行 為 者 を 罰 するほか その 法 人 又 は 人 に 対 しても 各 本 条 の 罰 金 刑 を 科 する 労 働 基 準 法 ( 抄 ) ( 労 働 条 件 の 明 示 ) 第 15 条 使 用 者 は 労 働 契 約 の 締 結 に 際 し 労 働 者 に 対 して 賃 金 労 働 時 間 その 他 の 労 働 条 件 を 明 示 しなければならない この 場 合 において 賃 金 及 び 労 働 時 間 に 関 する 事 項 その 他 の 厚 生 労 21
働 省 令 で 定 める 事 項 については 厚 生 労 働 省 令 で 定 める 方 法 により 明 示 しなければならない 第 2 項 第 3 項 ( 略 ) 職 業 紹 介 事 業 者 労 働 者 の 募 集 を 行 う 者 募 集 受 託 者 労 働 者 供 給 事 業 者 等 が 均 等 待 遇 労 働 条 件 等 の 明 示 求 職 者 等 の 個 人 情 報 の 取 扱 い 職 業 紹 介 事 業 者 の 責 務 募 集 内 容 の 的 確 な 表 示 等 に 関 して 適 切 に 対 処 するための 指 針 ( 平 成 11 年 労 働 省 告 示 第 141 号 )( 抄 ) 第 3 法 第 5 条 の3 及 び 第 42 条 に 関 する 事 項 ( 労 働 条 件 等 の 明 示 及 び 募 集 内 容 の 的 確 な 表 示 ) 職 業 紹 介 事 業 者 労 働 者 の 募 集 を 行 う 者 募 集 受 託 者 及 び 労 働 者 供 給 事 業 者 ( 以 下 職 業 紹 介 事 業 者 等 という )は 法 第 5 条 の3 第 1 項 の 規 定 に 基 づき 求 職 者 募 集 に 応 じて 労 働 者 になろうとする 者 又 は 供 給 される 労 働 者 ( 以 下 求 職 者 等 という )に 対 し その 者 が 従 事 すべき 業 務 の 内 容 及 び 労 働 条 件 ( 以 下 労 働 条 件 等 という ) を 明 示 するに 当 たっては 次 に 掲 げる 事 項 に 配 慮 すること 1 明 示 する 労 働 条 件 等 は 虚 偽 又 は 誇 大 な 内 容 としないこと 2 3 4 5 6 7 ( 略 ) 22