国 立 大 学 法 人 北 海 道 教 育 大 学 教 員 人 事 規 則 制 定 平 成 16 年 4 月 1 日 平 成 1 6 年 規 則 第 2 号 第 1 章 総 則 ( 趣 旨 ) 第 1 条 この 規 則 は, 国 立 大 学 法 人 北 海 道 教 育 大 学 職 員 就 業 規 則 ( 平 成 16 年 規 則 第 1 号 以 下 就 業 規 則 という ) 第 3 条 第 1 項 ただし 書 の 規 定 に 基 づき, 国 立 大 学 法 人 北 海 道 教 育 大 学 ( 以 下 大 学 という )の 教 員 に 係 る 採 用, 退 職, 研 修, 賞 罰 等 に 関 する 事 項 を 定 めるものとする ( 教 員 の 定 義 ) 第 2 条 この 規 則 において 教 員 とは, 大 学 教 員 及 び 附 属 学 校 教 員 をいい, 大 学 教 員 とは, 教 授, 准 教 授, 講 師 及 び 助 教 の 職 にある 者 を, 附 属 学 校 教 員 とは, 副 校 長 ( 附 属 幼 稚 園 にあっては, 副 園 長 ), 主 幹 教 諭, 教 諭, 養 護 教 諭 及 び 栄 養 教 諭 の 職 にある 者 をいう 第 2 章 採 用 ( 採 用 ) 第 3 条 教 員 の 採 用 は, 選 考 によるものとする 2 大 学 教 員 の 採 用 の 選 考 基 準 及 び 手 続 は, 別 に 定 める ( 労 働 条 件 の 明 示 ) 第 4 条 大 学 は, 教 員 として 採 用 しようとする 者 には,その 採 用 に 際 して, 次 の 労 働 条 件 に 係 る 事 項 を 記 載 した 文 書 を 交 付 する (1) 労 働 契 約 の 期 間 に 関 する 事 項 (2) 就 業 の 場 所 及 び 従 事 する 業 務 に 関 する 事 項 (3) 始 業 及 び 終 業 の 時 刻, 所 定 勤 務 時 間 を 超 える 労 働 の 有 無, 休 憩 時 間, 休 日 及 び 休 暇 に 関 する 事 項 (4) 給 与 に 関 する 事 項 (5) 退 職 に 関 する 事 項 ( 解 雇 の 事 由 を 含 む ) ( 提 出 書 類 ) 第 5 条 教 員 として 採 用 された 者 は, 次 に 掲 げる 書 類 を 速 やかに, 大 学 に 提 出 しなけ ればならない (1) 誓 約 書 (2) 履 歴 書 (3) 学 歴, 職 歴 及 び 資 格 に 関 する 証 明 書 (4) 住 民 票 記 載 事 項 の 証 明 書 (5) 健 康 診 断 書 (6) その 他 大 学 が 必 要 と 認 める 書 類 2 前 項 の 規 定 にかかわらず, 大 学 が 認 めたときは, 書 類 の 一 部 又 は 全 部 を 省 略 する ことができる 3 教 員 は, 前 項 の 提 出 書 類 の 記 載 事 項 に 変 更 があったときは,その 都 度 速 やかに, 大 学 に 届 け 出 なければならない ( 試 用 期 間 ) 第 6 条 教 員 として 採 用 された 者 には, 採 用 の 日 から6 月 間 の 試 用 期 間 を 設 ける た だし, 国, 地 方 自 治 体 その 他 関 係 機 関 の 職 員 から 引 き 続 き 教 員 となった 者 について は,この 限 りではない
2 前 項 の 規 定 にかかわらず, 大 学 が 必 要 と 認 めたときは, 試 用 期 間 を 短 縮 し, 又 は 設 けないことがある 3 教 諭 に 採 用 された 者 の 試 用 期 間 は, 第 1 項 本 文 の 規 定 にかかわらず,1 年 間 とす る 4 試 用 期 間 中 の 教 員 が 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 するときは, 解 雇 し, 又 は 試 用 期 間 満 了 時 に 本 採 用 しない (1) 勤 務 成 績 が 不 良 のとき (2) 心 身 の 故 障 のため 職 務 遂 行 に 支 障 があるとき (3) その 他 教 員 としての 適 格 性 を 欠 くとき 5 試 用 期 間 は, 勤 続 年 数 に 通 算 する 第 3 章 評 価 ( 勤 務 評 定 ) 第 7 条 教 員 の 勤 務 成 績 について, 評 定 を 実 施 する 2 大 学 教 員 の 勤 務 成 績 についての 評 定 は, 教 育 研 究 評 議 会 の 審 議 を 経 て, 学 長 が 定 める 基 準 により, 行 わなければならない 3 附 属 学 校 教 員 の 勤 務 成 績 についての 評 定 は, 国 立 大 学 法 人 北 海 道 教 育 大 学 附 属 学 校 教 員 勤 務 評 定 規 則 の 定 めるところによる 第 4 章 昇 任 ( 昇 任 ) 第 8 条 教 員 の 昇 任 は, 選 考 によるものとする 2 大 学 教 員 の 昇 任 の 選 考 基 準 及 び 手 続 は, 別 に 定 める 第 5 章 異 動 ( 異 動 ) 第 9 条 大 学 は, 業 務 上 の 都 合 により 教 員 に 配 置 換, 兼 務 又 は 出 向 を 命 ずることがで きる ただし, 転 籍 出 向 を 命 ずるときには, 教 員 の 同 意 を 得 なければならない 2 大 学 教 員 は, 本 人 の 同 意 がある 場 合 を 除 き, 教 育 研 究 評 議 会 の 審 査 を 経 なければ, 配 置 換 又 は 出 向 を 命 ぜられることはない 3 教 育 研 究 評 議 会 は, 前 項 の 審 査 を 行 うに 当 たって, 次 の 各 号 に 掲 げる 手 続 きを 経 なければならない (1) 審 査 を 受 ける 者 に 対 し, 審 査 の 事 由 を 記 載 した 説 明 書 を 交 付 すること (2) 審 査 を 受 ける 者 が 前 号 の 説 明 書 を 受 領 した 後 14 日 以 内 に 請 求 した 場 合 には,そ の 者 に 対 し, 口 頭 又 は 書 面 で 陳 述 する 機 会 を 与 えること (3) 必 要 があると 認 めるときは, 参 考 人 の 出 席 を 求 め, 又 はその 意 見 を 徴 すること 4 前 項 に 規 定 するもののほか, 第 2 項 の 審 査 に 必 要 な 事 項 は, 教 育 研 究 評 議 会 が 定 める ( 赴 任 ) 第 10 条 教 員 は, 赴 任 の 命 令 を 受 けたときは, 速 やかに 赴 任 しなければならない た だし, 住 居 の 移 転 を 伴 う 等 やむを 得 ない 理 由 があるときは,7 日 以 内 に 赴 任 するも のとする 第 6 章 休 職 及 び 復 職 ( 休 職 ) 第 11 条 大 学 は, 教 員 が 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 するときは, 休 職 にすることがで きる (1) 負 傷 又 は 疾 病 のため, 長 期 の 休 養 を 要 するとき (2) 刑 事 事 件 に 関 し 起 訴 されたとき (3) 水 難, 火 災 その 他 の 災 害 により, 生 死 不 明 又 は 所 在 不 明 となったとき
(4) 学 校, 研 究 所, 病 院 その 他 の 公 共 的 施 設 において,その 教 員 の 職 務 に 関 連 があ ると 認 められる 学 術 に 関 する 事 項 の 調 査, 研 究 等 に 従 事 するとき (5) 前 各 号 に 掲 げるもののほか, 休 職 にすることが 適 当 と 認 められるとき 2 試 用 期 間 中 の 教 員 には, 前 項 の 規 定 は 適 用 しない ( 休 職 の 期 間 ) 第 12 条 前 条 第 1 項 第 1 号 及 び 第 3 号 から 第 5 号 までに 掲 げる 事 由 による 休 職 の 期 間 は,3 年 を 超 えない 範 囲 内 で 大 学 が 定 める この 場 合 において, 休 職 の 期 間 が3 年 に 満 たないときは, 休 職 を 開 始 した 日 から3 年 を 超 えない 範 囲 内 において, 更 新 す ることができる 2 前 条 第 1 項 第 2 号 の 休 職 の 期 間 は,その 事 件 が 裁 判 所 に 係 属 する 期 間 とする 3 大 学 教 員 が 心 身 の 故 障 のため 長 期 の 休 養 を 要 する 場 合 の 休 職 の 期 間 については, 第 1 項 の 規 定 にかかわらず, 教 育 研 究 評 議 会 の 審 議 を 経 て 大 学 が 定 める ( 休 職 の 手 続 ) 第 13 条 大 学 は, 第 11 条 第 1 項 第 1 号, 第 2 号, 第 4 号 及 び 第 5 号 に 掲 げる 事 由 によ り 教 員 を 休 職 にするときは, 事 由 を 記 載 した 説 明 書 を 交 付 して 行 うものとする た だし, 当 該 教 員 の 同 意 があったときは,この 限 りでない ( 不 服 申 立 ) 第 14 条 前 条 ただし 書 によらず 休 職 になった 教 員 は, 学 長 に 対 して 不 服 申 立 をするこ とができる 2 前 項 に 規 定 する 不 服 申 立 は, 人 事 異 動 通 知 書 を 受 領 した 日 の 翌 日 から 起 算 して60 日 以 内 に 行 わなければならない ただし,この 期 間 内 であっても 休 職 となった 日 の 翌 日 から 起 算 して1 年 を 経 過 したときは, 行 うことができない ( 休 職 中 の 身 分 ) 第 15 条 休 職 になった 教 員 は, 教 員 としての 身 分 を 保 有 するが, 職 務 に 従 事 しない ( 復 職 ) 第 16 条 休 職 の 期 間 が 満 了 するまでに 休 職 の 事 由 が 消 滅 したときは, 速 やかに 復 職 さ せるものとする この 場 合 において, 第 11 条 第 1 項 第 1 号 の 休 職 については, 医 師 の 診 断 により, 休 職 の 事 由 が 消 滅 したと 認 めた 場 合 に 限 り, 復 職 させるものとする 2 休 職 の 期 間 が 満 了 したときは, 当 該 教 員 は, 当 然 復 職 するものとする 3 前 2 項 の 場 合, 原 則 として 休 職 前 の 職 場 に 復 帰 させる ただし, 心 身 の 条 件 その 他 を 考 慮 し, 他 の 職 務 に 就 かせることがある 第 7 章 退 職 ( 退 職 ) 第 17 条 教 員 は, 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 するときは, 退 職 するものとし, 教 員 と しての 身 分 を 失 う (1) 定 年 に 達 したとき (2) 大 学 の 役 員 に 就 任 したとき (3) 死 亡 したとき (4) 期 間 を 定 めて 雇 用 されている 場 合,その 期 間 を 満 了 したとき (5) 退 職 を 願 い 出 て 学 長 が 承 認 したとき 2 前 項 第 5 号 により 退 職 を 願 い 出 る 場 合 は, 次 による (1) 原 則 として 退 職 を 予 定 する 日 の30 日 前 までに, 大 学 に 文 書 をもって 願 い 出 なけ ればならない (2) 教 員 は, 退 職 を 願 い 出 た 後 であっても, 退 職 する 日 までは, 引 き 続 き 勤 務 しな ければならない ( 定 年 )
第 18 条 教 員 は, 定 年 に 達 したときは, 定 年 に 達 した 日 以 後 における 最 初 の3 月 31 日 ( 以 下 定 年 退 職 日 という )に 退 職 する 2 教 員 の 定 年 は, 次 の 各 号 に 掲 げる 区 分 に 応 じ, 当 該 各 号 に 定 める 年 齢 とする (1) 大 学 教 員 満 65 歳 (2) 附 属 学 校 教 員 満 60 歳 ( 再 雇 用 ) 第 19 条 大 学 は, 前 条 の 規 定 による 附 属 学 校 教 員 の 退 職 者 が 再 雇 用 を 希 望 し,かつ, 第 22 条 に 定 める 解 雇 事 由 に 該 当 しない 場 合 は, 再 雇 用 する 2 附 属 学 校 教 員 の 再 雇 用 に 関 し 必 要 な 事 項 は, 国 立 大 学 法 人 北 海 道 教 育 大 学 職 員 再 雇 用 規 則 ( 平 成 16 年 規 則 第 5 号 )の 定 めるところによる 第 8 章 降 任 及 び 解 雇 ( 降 任 ) 第 20 条 大 学 は, 教 員 が 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 したときは, 降 任 させることがで きる (1) 勤 務 実 績 が 不 良 のとき (2) 心 身 の 故 障 のため 職 務 の 遂 行 に 支 障 があり, 又 はこれに 堪 えないとき (3) その 他 職 務 に 必 要 な 適 格 性 を 欠 くとき 2 本 人 の 同 意 がある 場 合 を 除 き, 大 学 教 員 は 教 育 研 究 評 議 会 の, 附 属 学 校 教 員 は 学 長 が 設 置 する 審 査 委 員 会 の 審 査 を 経 なければ, 降 任 されることはない 3 学 長 は, 教 育 研 究 評 議 会 に 審 理 委 員 会 を 設 け 事 実 の 調 査 その 他 の 必 要 な 事 項 につ いて 審 理 させることができる 4 前 2 項 の 審 査 及 び 審 理 の 手 続 に 関 し 必 要 な 事 項 は, 別 に 定 める ( 不 服 申 立 ) 第 21 条 第 14 条 の 規 定 は, 意 に 反 して 降 任 されたときに, 準 用 する ( 解 雇 ) 第 22 条 大 学 は, 教 員 が 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 したときは, 解 雇 する (1) 成 年 被 後 見 人 又 は 被 保 佐 人 となったとき (2) 禁 錮 以 上 の 刑 に 処 せられたとき 2 大 学 は, 教 員 が 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 するときには, 解 雇 することができる (1) 勤 務 実 績 が 著 しく 不 良 のとき (2) 心 身 の 故 障 のため 職 務 の 遂 行 に 著 しく 支 障 があり, 又 はこれに 堪 えないとき (3) 前 2 号 に 規 定 する 場 合 のほか,その 職 務 に 必 要 な 適 格 性 を 著 しく 欠 くとき (4) 第 12 条 第 1 項 に 定 める 休 職 の 期 間 が 満 了 し, 休 職 の 事 由 がなお 消 滅 しないとき (5) その 他 前 各 号 に 準 ずるやむを 得 ない 事 由 が 生 じたとき 3 第 1 項 に 該 当 する 場 合 を 除 き, 大 学 教 員 は 教 育 研 究 評 議 会 の, 附 属 学 校 教 員 は 審 査 委 員 会 の 審 査 を 経 なければ, 解 雇 されることはない 4 第 20 条 第 3 項 及 び 第 4 項 の 規 定 は, 大 学 教 員 の 教 育 研 究 評 議 会 における 審 査 の 場 合 に, 準 用 する ( 不 服 申 立 ) 第 23 条 第 14 条 の 規 定 は, 意 に 反 して 解 雇 されたときに, 準 用 する ( 解 雇 制 限 ) 第 24 条 大 学 は, 教 員 が 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 する 期 間 においては 解 雇 しない ただし, 第 1 号 の 場 合 において 療 養 開 始 後 3 年 を 経 過 しても 負 傷 又 は 疾 病 が 治 らず, 労 働 基 準 法 ( 昭 和 22 年 法 律 第 49 号 以 下 労 基 法 という ) 第 81 条 の 規 定 によっ て 打 切 補 償 を 支 払 うときは,この 限 りでない (1) 業 務 上 負 傷 し, 又 は 疾 病 にかかり 療 養 のため 休 業 する 期 間 及 びその 期 間 終 了 後
30 日 間 (2) 産 前 産 後 の 女 性 教 員 が, 国 立 大 学 法 人 北 海 道 教 育 大 学 職 員 の 勤 務 時 間, 休 日, 休 暇 等 に 関 する 規 則 ( 平 成 16 年 規 則 第 8 号 )の 規 定 により 休 業 する 期 間 及 びその 期 間 終 了 後 30 日 間 ( 解 雇 予 告 ) 第 25 条 大 学 は, 教 員 を 解 雇 するときは, 少 なくとも30 日 前 に 当 該 教 員 に 予 告 をする か, 又 は30 日 前 に 予 告 しないときは, 労 基 法 第 12 条 に 規 定 する 平 均 賃 金 の30 日 分 の 解 雇 予 告 手 当 を 支 払 う ただし, 予 告 の 日 数 は, 平 均 賃 金 を 支 払 った 日 数 に 応 じて 短 縮 することができる 2 前 項 の 規 定 にかかわらず, 試 用 期 間 中 の 教 員 (14 日 を 超 えて 引 き 続 き 雇 用 された 者 を 除 く )を 解 雇 するとき 又 は 所 轄 労 働 基 準 監 督 署 長 の 認 定 を 受 けたときは,こ の 限 りではない ( 退 職 等 証 明 書 ) 第 26 条 大 学 は, 退 職 した 者 が, 退 職 等 証 明 書 ( 以 下 証 明 書 という )の 交 付 を 請 求 したときは, 遅 滞 なくこれを 交 付 する 2 大 学 は, 教 員 が 解 雇 予 告 された 日 から 退 職 の 日 までの 間 において, 当 該 解 雇 予 告 理 由 について 証 明 書 の 交 付 を 請 求 したときは, 遅 滞 なくこれを 交 付 する 3 前 2 項 の 証 明 書 に 記 載 する 事 項 は, 次 のとおりとする (1) 雇 用 期 間 (2) 業 務 の 種 類 (3) その 事 業 における 地 位 (4) 給 与 (5) 退 職 の 事 由 ( 解 雇 のときは,その 理 由 ) 4 証 明 書 には 前 項 の 事 項 のうち, 交 付 を 請 求 した 者 が 請 求 した 事 項 のみを 証 明 する ものとする 第 9 章 研 修 等 ( 研 修 ) 第 27 条 大 学 は, 教 員 の 研 修 機 会 の 提 供 に 努 めるものとする 2 教 員 は, 業 務 に 関 する 必 要 な 知 識 及 び 技 能 を 向 上 させるため, 研 修 に 参 加 するこ とを 命 ぜられたときには, 研 修 を 受 けなければならない 3 教 員 は, その 職 責 を 遂 行 するために, 絶 えず 研 究 と 修 養 に 努 めなければならない ( 研 修 の 機 会 ) 第 28 条 大 学 は, 教 員 に 研 修 を 受 ける 機 会 を 与 えなければならない 2 教 員 は, 授 業 に 支 障 のない 限 り, 大 学 の 承 認 を 受 けて, 勤 務 場 所 を 離 れて 研 修 を 行 うことができる 3 教 員 は, 現 職 のままで, 長 期 にわたる 研 修 を 受 けることができる ( 初 任 者 研 修 ) 第 29 条 大 学 は, 教 諭 に 対 して,その 採 用 の 日 から1 年 間 の 教 諭 の 職 務 の 遂 行 に 必 要 な 事 項 に 関 する 実 践 的 な 研 修 ( 以 下 初 任 者 研 修 という )を 実 施 しなければな らない 2 教 諭 は, 初 任 者 研 修 に 参 加 することを 命 ぜられたときには, 研 修 を 受 けなければ ならない (10 年 経 験 者 研 修 ) 第 30 条 大 学 は, 教 諭 に 対 して,その 在 職 期 間 ( 公 立 又 は 私 立 の 小 学 校, 中 学 校, 高 等 学 校, 中 等 教 育 学 校, 特 別 支 援 学 校 及 び 幼 稚 園 の 教 諭 としての 期 間 を 含 む ) が10 年 ( 特 別 の 事 情 がある 場 合 には,10 年 を 標 準 として 大 学 が 定 める 年 数 )に 達 した 後
相 当 の 期 間 内 に, 個 々の 能 力, 適 性 等 に 応 じて, 教 諭 としての 資 質 の 向 上 を 図 るた めに 必 要 な 事 項 に 関 する 研 修 ( 以 下 10 年 経 験 者 研 修 という )を 実 施 しなけれ ばならない 2 教 諭 は,10 年 経 験 者 研 修 に 参 加 することを 命 ぜられたときには, 研 修 を 受 けなけ ればならない ( 大 学 院 修 学 休 業 ) 第 31 条 教 諭, 養 護 教 諭 又 は 栄 養 教 諭 で 次 の 各 号 のいずれにも 該 当 するものは, 大 学 の 許 可 を 受 けて,3 年 を 超 えない 範 囲 内 で 年 を 単 位 として 定 める 期 間, 学 校 教 育 法 ( 昭 和 22 年 法 律 第 26 号 ) 第 1 条 で 定 める 大 学 ( 短 期 大 学 を 除 く )の 大 学 院 の 課 程 若 しくは 専 攻 科 の 課 程 又 はこれらの 課 程 に 相 当 する 外 国 の 大 学 の 課 程 ( 以 下 大 学 院 の 課 程 等 という )に 在 学 してその 課 程 を 履 修 するための 休 業 ( 以 下 大 学 院 修 学 休 業 という )をすることができる (1) 教 諭 にあっては 教 育 職 員 免 許 法 ( 昭 和 24 年 法 律 第 147 号 )に 規 定 する 教 諭 の 専 修 免 許 状, 養 護 教 諭 にあっては 同 法 に 規 定 する 養 護 教 諭 の 専 修 免 許 状, 栄 養 教 諭 にあっては 同 法 に 規 定 する 栄 養 教 諭 の 専 修 免 許 状 の 取 得 を 目 的 としていること (2) 取 得 しようとする 専 修 免 許 状 に 係 る 基 礎 となる 免 許 状 ( 教 育 職 員 免 許 法 に 規 定 する 教 諭 の 一 種 免 許 状 若 しくは 特 別 免 許 状, 養 護 教 諭 の 一 種 免 許 状 又 は 栄 養 教 諭 の 一 種 免 許 状 であって, 同 法 別 表 第 3, 別 表 第 5, 別 表 第 6, 別 表 第 6の2 又 は 別 表 第 7の 規 定 により 専 修 免 許 状 の 授 与 を 受 けようとする 場 合 には 有 することを 必 要 とされるものをいう 次 号 において 同 じ )を 有 していること (3) 取 得 しようとする 専 修 免 許 状 に 係 る 基 礎 となる 免 許 状 について, 教 育 職 員 免 許 法 別 表 第 3, 別 表 第 5, 別 表 第 6, 別 表 第 6の2 又 は 別 表 第 7に 定 める 最 低 在 職 年 数 を 満 たしていること (4) 試 用 期 間 中 の 者, 臨 時 的 に 任 用 された 者, 又 は 初 任 者 研 修 を 受 けている 者 でな いこと (5) 許 可 を 受 けようとする 大 学 院 修 学 休 業 の 期 間 の 満 了 の 日 ( 以 下 休 業 期 間 満 了 日 という )の 前 日 までの 間 又 は 休 業 期 間 満 了 日 から 起 算 して1 年 以 内 に 定 年 退 職 日 が 到 来 する 者 でないこと (6) 定 年 退 職 日 の 翌 日 以 降 引 き 続 き 勤 務 している 者 でないこと (7) 再 雇 用 により 採 用 された 者 でないこと (8) 取 得 しようとする 専 修 免 許 状 に 係 る 基 礎 となる 免 許 状 が 特 別 免 許 状 である 者 で, 休 業 期 間 満 了 日 の 前 日 までの 間 に 当 該 特 別 免 許 状 の 有 効 期 間 が 満 了 するもの でないこと 2 大 学 院 修 学 休 業 の 許 可 を 受 けようとする 教 諭, 養 護 教 諭 又 は 栄 養 教 諭 は, 取 得 し ようとする 専 修 免 許 状 の 種 類, 在 学 しようとする 大 学 院 の 課 程 等 及 び 大 学 院 修 学 休 業 をしようとする 期 間 を 明 らかにして 大 学 に 対 して,その 許 可 を 申 請 するものとす る 3 大 学 院 修 学 休 業 をしている 教 諭, 養 護 教 諭 又 は 栄 養 教 諭 は, 教 員 としての 身 分 を 保 有 するが, 職 務 に 従 事 しない 4 大 学 院 修 学 休 業 をしている 期 間 については, 給 与 を 支 給 しない 5 大 学 院 修 学 休 業 の 許 可 は, 当 該 大 学 院 修 学 休 業 をしている 教 諭, 養 護 教 諭 又 は 栄 養 教 諭 が 休 職 又 は 停 職 の 処 分 を 受 けた 場 合 には,その 効 力 を 失 う 6 大 学 は, 大 学 院 修 学 休 業 をしている 教 諭, 養 護 教 諭 又 は 栄 養 教 諭 が, 当 該 大 学 院 修 学 休 業 の 許 可 に 係 る 大 学 院 の 課 程 等 を 退 学 したとき, 又 は 次 の 各 号 のいずれにも 該 当 すると 認 めるときは, 当 該 大 学 院 修 学 休 業 の 許 可 を 取 り 消 すものとする (1) 正 当 な 理 由 なく, 当 該 大 学 院 修 学 休 業 の 許 可 に 係 る 大 学 院 の 課 程 等 を 休 学 し,
又 はその 授 業 を 頻 繁 に 欠 席 しているとき (2) 専 修 免 許 状 を 取 得 するのに 必 要 とする 単 位 を 当 該 大 学 院 修 学 休 業 の 期 間 内 に 修 得 することが 困 難 となったとき 第 10 章 賞 罰 ( 表 彰 ) 第 32 条 大 学 は, 教 員 が 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 するときは, 表 彰 することができ る (1) 業 務 成 績 の 向 上 に 多 大 の 功 労 があったとき (2) 業 務 上 有 益 な 発 明 又 は 顕 著 な 改 良 をしたとき (3) 災 害 又 は 事 故 の 際, 特 別 の 功 労 があったとき (4) 業 務 上 の 犯 罪 を 未 然 に 防 ぎ, 又 は 犯 罪 者 の 逮 捕 を 容 易 にさせ, 若 しくはこれを 逮 捕 する 等 その 功 労 が 顕 著 であったとき (5) その 他 特 に 他 の 職 員 の 模 範 として 推 奨 すべき 実 績 があったとき 2 永 年 勤 続 し, 勤 務 成 績 が 良 好 な 者 については, 別 に 定 めるところにより 表 彰 を 行 う ( 表 彰 の 方 法 ) 第 33 条 表 彰 は, 表 彰 状 又 は 感 謝 状 を 授 与 して 行 い, 副 賞 を 添 えることができる ( 懲 戒 ) 第 34 条 大 学 は, 教 員 が 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 するときは, 所 定 の 手 続 の 上, 懲 戒 処 分 を 行 うことができる (1) 正 当 な 理 由 なくしばしば 欠 勤, 遅 刻, 早 退 するなど 勤 務 を 怠 ったとき (2) 故 意 又 は 重 大 な 過 失 により 大 学 に 損 害 を 与 えたとき (3) 刑 法 上 の 犯 罪 に 該 当 する 行 為 があったとき (4) 重 大 な 経 歴 詐 称 をしたとき (5) 法 令 その 他 就 業 規 則 に 規 定 する 遵 守 すべき 事 項 に 違 反 し, 又 は 前 各 号 に 準 ずる 行 為 があったとき 2 大 学 教 員 は 教 育 研 究 評 議 会 の, 附 属 学 校 教 員 は 審 査 委 員 会 の 審 査 を 経 なければ, 懲 戒 処 分 されることはない 3 第 20 条 第 3 項 及 び 第 4 項 の 規 定 は, 大 学 教 員 の 教 育 研 究 評 議 会 における 審 査 の 場 合 に, 準 用 する ( 懲 戒 の 種 類 内 容 ) 第 35 条 懲 戒 の 種 類 及 び 内 容 は, 次 のとおりとする (1) 戒 告 責 任 を 問 い, 将 来 を 戒 める (2) 減 給 1 年 以 下 の 期 間 を 定 め 給 与 を 減 額 する この 場 合 において, 減 額 は,1 回 の 額 は 平 均 賃 金 の1 日 分 の2 分 の1, 総 額 において 一 給 与 支 払 期 間 における 給 与 の10 分 の1の 範 囲 とする (3) 停 職 1 年 以 下 の 期 間 を 定 め 出 勤 を 停 止 し, 職 務 に 従 事 させず,その 間 給 与 は 支 給 しない (4) 諭 旨 解 雇 退 職 願 の 提 出 を 勧 告 し,これに 応 じない 場 合 は, 懲 戒 解 雇 する (5) 懲 戒 解 雇 即 時 解 雇 する この 場 合 において, 所 轄 労 働 基 準 監 督 署 長 の 認 定 を 受 けたときは, 第 25 条 第 1 項 に 規 定 する 解 雇 予 告 手 当 を 支 給 しない ( 懲 戒 処 分 書 の 交 付 ) 第 36 条 懲 戒 処 分 は, 懲 戒 処 分 書 を 交 付 して 行 う 2 懲 戒 処 分 書 には, 次 に 掲 げる 事 項 を 記 載 する (1) 被 処 分 者 の 所 属, 職 名, 氏 名 (2) 処 分 の 内 容 ( 根 拠 規 則, 処 分 の 種 類 及 び 程 度 )
(3) 処 分 発 令 日 (4) 処 分 者 の 職 名 及 び 氏 名 (5) 処 分 の 理 由 (6) 次 条 の 規 定 により, 学 長 に 対 して 不 服 申 立 をすることができる 旨 の 教 示 及 びそ の 期 限 ( 不 服 申 立 ) 第 37 条 第 14 条 の 規 定 は, 懲 戒 処 分 を 受 けたときに, 準 用 する ( 自 宅 待 機 ) 第 38 条 大 学 は, 懲 戒 処 分 が 決 定 するまでの 間, 当 該 教 員 に 自 宅 待 機 を 命 ずることが できる ( 訓 告 等 ) 第 39 条 大 学 は, 第 34 条 に 規 定 する 懲 戒 処 分 に 至 らないものに 対 して 注 意 を 喚 起 し 服 務 を 厳 正 ならしむ 必 要 があるときは, 訓 告 又 は 厳 重 注 意 を 行 うことができる 2 訓 告 については 教 員 に 文 書 を 交 付 することにより, 厳 重 注 意 については 文 書 の 交 付 又 は 口 頭 により 行 う ( 損 害 賠 償 ) 第 40 条 教 員 が 故 意 又 は 重 大 な 過 失 によって 大 学 に 損 害 を 与 えたときは, 第 34 条 又 は 前 条 の 規 定 による 懲 戒 処 分, 訓 告 又 は 厳 重 注 意 を 行 うほか,その 損 害 の 全 部 又 は 一 部 を 賠 償 させることがある 附 則 1 この 規 則 は, 平 成 16 年 4 月 1 日 から 施 行 する 2 この 規 則 の 施 行 日 ( 以 下 施 行 日 という )の 前 日 までに, 施 行 日 に 国 家 公 務 員 法 ( 昭 和 22 年 法 律 第 120 号 以 下 国 公 法 という ) 第 79 条 第 1 号 の 規 定 により 休 職 にする 人 事 異 動 通 知 書 を 交 付 された 教 員 が 国 立 大 学 法 人 法 ( 平 成 15 年 法 律 第 11 2 号 ) 附 則 第 4 条 の 規 定 により 大 学 の 教 員 となった 場 合 において, 当 該 休 職 につい ては, 第 11 条 第 1 項 第 1 号 の 規 定 により 休 職 にされたものとみなす 3 教 員 が 施 行 日 の 前 日 までに 行 った 行 為 のうち, 施 行 日 の 前 日 までに 当 該 教 員 が 適 用 を 受 けていた 法 令 等 より 賞 罰 を 受 けていないものについて 必 要 があると 認 めた 場 合 には, 当 該 行 為 を 施 行 日 以 後 に 行 ったものとみなしてこの 規 則 を 適 用 する 場 合 が ある 4 施 行 日 前 に 国 公 法, 人 事 院 規 則 その 他 関 係 法 令 により 発 令 又 は 承 認 を 受 けていた 教 員 が, 国 大 法 附 則 第 4 条 の 規 定 により 大 学 に 承 継 された 場 合 には, 大 学 から 別 に 辞 令 を 発 せられない 限 り, 当 該 発 令 又 は 承 認 の 効 力 を 承 継 する 附 則 ( 平 成 16 年 10 月 25 日 平 成 16 年 規 則 第 139 号 改 正 ) 1 この 規 則 は, 平 成 16 年 10 月 25 日 から 施 行 し, 平 成 16 年 4 月 1 日 から 適 用 する 2 改 正 後 の 第 7 条 第 3 項 に 規 定 する 国 立 大 学 法 人 北 海 道 教 育 大 学 職 員 勤 務 評 定 規 則 については, 当 分 の 間, 文 部 科 学 省 本 省 職 員 勤 務 評 定 実 施 規 程 ( 平 成 13 年 文 部 科 学 省 訓 令 )を 準 用 する 附 則 ( 平 成 18 年 3 月 27 日 平 成 17 年 規 則 第 26 号 改 正 ) この 規 則 は, 平 成 18 年 4 月 1 日 から 施 行 する 附 則 ( 平 成 19 年 3 月 27 日 平 成 18 年 規 則 第 29 号 改 正 ) 1 この 規 則 は, 平 成 19 年 4 月 1 日 から 施 行 する 2 この 規 則 の 施 行 の 日 の 前 日 までの 盲 学 校, 聾 学 校 及 び 養 護 学 校 の 教 諭 としての 期 間 は, 改 正 後 における 特 別 支 援 学 校 の 教 諭 としての 期 間 とみなす 附 則 ( 平 成 20 年 3 月 21 日 平 成 19 年 規 則 第 97 号 改 正 ) この 規 則 は, 平 成 20 年 4 月 1 日 から 施 行 する
附 則 ( 平 成 21 年 3 月 27 日 平 成 20 年 規 則 第 47 号 改 正 ) この 規 則 は, 平 成 21 年 4 月 1 日 から 施 行 する 附 則 ( 平 成 24 年 3 月 29 日 平 成 23 年 規 則 第 90 号 改 正 ) 1 この 規 則 は, 平 成 24 年 4 月 1 日 から 施 行 する 2 改 正 後 の 第 7 条 第 3 項 に 規 定 する 国 立 大 学 法 人 北 海 道 教 育 大 学 附 属 学 校 教 員 勤 務 評 定 規 則 については, 当 分 の 間, 文 部 科 学 省 本 省 職 員 勤 務 評 定 実 施 規 程 ( 平 成 13 年 文 部 科 学 省 訓 令 )を 準 用 する 附 則 ( 平 成 24 年 12 月 28 日 平 成 24 年 規 則 第 30 号 改 正 ) 1 この 規 則 は, 平 25 年 1 月 1 日 から 施 行 する 2 この 規 則 の 施 行 の 日 の 前 日 に, 改 正 前 の 第 18 条 の2の 規 定 により 大 学 に 採 用 され ている 者 については,なお 従 前 の 例 による 附 則 ( 平 成 25 年 3 月 28 日 平 成 24 年 規 則 第 66 号 改 正 ) この 規 則 は, 平 成 25 年 3 月 28 日 から 施 行 する 附 則 ( 平 成 27 年 7 月 28 日 平 成 27 年 規 則 第 35 号 改 正 ) この 規 則 は, 平 成 27 年 7 月 28 日 から 施 行 する