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16 日本学生支援機構

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Transcription:

森 下 美 和 1) 河 合 理 英 子 2) 1.はじめに 文 部 科 学 省 は, 国 際 社 会 で 活 躍 できる 我 が 国 の 人 材 育 成 とともに, 海 外 の 優 秀 な 人 材 を 受 け 入 れ, 双 方 向 の 人 的 交 流 を 活 発 にしていくことが 我 が 国 の 将 来 を 左 右 する 最 重 要 課 題 だとしている( 文 部 科 学 省,2011) 大 学 教 育 においては, 高 度 な 知 識 に 依 拠 しながら 自 主 的 に 考 え, 創 造 的 に 行 動 できる 人 材 の 育 成 が 求 められており, 生 きた 学 問, 現 実 をより よく 変 革 していく 力 としての 学 問 を 身 につけることに 向 き 合 う 教 育 が 模 索 されている( 和 栗 河 野,2004) こうした 社 会 の 動 きを 背 景 に, 経 験 学 習 としての 海 外 インターンシップが,キャリ ア 教 育 に 取 り 入 れられている 日 本 におけるインターンシップの 定 義 は, 学 生 等 が 在 学 中 に 自 らの 専 攻, 将 来 のキャリアに 関 連 した 就 業 体 験 を 行 うことである( 文 部 科 学 省, 2014) 中 学 校 では 職 場 体 験, 高 等 学 校 では インターンシップ と 呼 ばれ, 大 学 では イ ンターンシップ と 教 員 養 成 系 の 教 育 実 習 や 保 健 医 療 系 の 臨 地 実 習 を 区 別 して いる( 高 良,2007) 本 調 査 における 海 外 インターンシップ は, 日 本 の 大 学 教 育 にお ける インターンシップ であり,オーストラリアにおける 職 場 体 験 による 学 習 とし て 取 り 入 れたものである オーストラリアの 中 でも, 特 に 日 本 語 教 育 に 熱 心 なメルボルンの 現 地 の 小 中 高 等 学 校 では, 日 本 からの 大 学 生 を 短 期 で 受 け 入 れ, 日 本 語 の 授 業 の 中 で, 自 己 紹 介 や 日 本 文 化 について 話 す 機 会 を 与 えてくれる( 森 下 河 合,2014) 英 単 語 や 文 法 を 覚 えても, 実 際 に 使 う 機 会 の 少 ない EFL (English as a Foreign Language) 環 境 におかれている 日 本 人 にとっては, 格 好 の 実 践 練 習 の 場 となっている 本 稿 では,JTB を 通 じてオーストラ リアの 現 地 法 人 DOA が 運 営 している 海 外 インターンシッププログラムについて,A 女 子 大 学 の 事 例 を 紹 介 し, 主 に 英 語 力 に 関 するアンケート 調 査 にもとづく 学 生 の 意 識 における 変 化 の 観 点 から,その 有 効 性 を 調 べた 1) 神 戸 学 院 大 学 経 営 学 部 2) DOA JAPAN - 111 -

2. 海 外 インターンシッププログラムの 概 要 2-1 参 加 者 A 女 子 大 学 の 海 外 インターンシッププログラムは,2014 年 9 月 1 日 から 22 日 まで の 22 日 間,オーストラリアのメルボルンにおいて 行 われた 2 年 次 生 3 名,3 年 次 生 3 名,4 年 次 生 1 名 の 計 7 名 が 参 加 し,そのうち 6 名 はグローバルコミュニケーション 学 科,1 名 は 初 等 教 育 学 科 の 学 生 ( 表 2 の 学 生 A)であった Oxford Quick Placement Test (Oxford University Press, 2004) の 平 均 ス コ ア は 28.6 点 (60 点 満 点 ) で,CEFR (Common European Framework of Reference for Languages; Council of Europe, 2001) の A2 (Elementary) レベルであった 2-2 インターンシップ 先 の 決 定 インターンシップ 先 は, 現 地 の 小 中 高 等 学 校 における 日 本 語 の 授 業 を 職 場 とす る スクールコース と,ホテル,ショップ, 現 地 の 日 系 企 業 などを 職 場 とする ビジネ スコース の 2 つから 選 択 することができる 参 加 の 動 機, 将 来 就 きたい 職 業,キャリア プランなどを 参 考 に, 各 学 生 のインターンシップ 先 が 決 定 された( 表 2) 2-3 渡 航 前 研 修 2014 年 7 月 に, 日 本 在 住 の DOA トレーナーが, 海 外 インターンシップに 関 する 事 前 研 修 を 2 回 行 った 英 語 での 自 己 紹 介 やプレゼンテーションの 練 習 に 加 え, 現 地 での 行 動 に 関 する 注 意 事 項 を 細 かく 説 明 した インターンシップを 成 功 させるためには, 事 前 研 修 でしっかりと 準 備 を 行 うことが 必 須 であるため, 研 修 の 様 子 はビデオに 撮 影 し, 当 日 出 席 できなかった 学 生 には, 後 日 必 ず 見 るように 指 導 した - 112 -

教 育 開 発 センタージャーナル 第 6 号 2-4 現 地 研 修 現 地 研 修 の 行 程 および 目 的 を, 表 1 に 示 す 表 1. 現 地 研 修 の 行 程 および 目 的 日 程 行 程 目 的 1 日 目 9 月 1 日 ( 月 ) 日 本 発 メルボルン 着 2 日 目 9 月 2 日 ( 火 ) オリエンテーション ガイダンス オフィスと 駅 の 場 所 の 把 握 (ホテル 宿 泊 ) 英 語 の 事 前 テスト デスク 研 修 異 文 化 理 解 異 文 化 認 識 の 理 解 を 深 める 3日 目 9 月 3 日 ( 水 ) シティウォークラリー チームワークを 作 る 町 歩 き ホームステイの 心 構 え 注 意 事 項 の 確 認 (ホームステイ 先 へ 移 動 ) デスク 研 修 コミュニケーション 伝 えることを 考 える 4日 目 9 月 4 日 ( 木 ) リーダーシップ チームに 貢 献 する 意 識 を 知 る 電 話 ルート 確 認 英 語 で 電 話 をかける 練 習 英 語 模 擬 面 接 初 対 面 での 会 話 練 習 5日 目 9 月 5 日 ( 金 ) 研 修 の 心 構 え 立 場 と 役 割 を 把 握 する ルート 下 見 挨 拶 通 勤 ルートの 確 認 6~ 8~ 13~ 9 月 6 日 ( 土 ) 9 月 8 日 ( 月 ) 9 月 13 日 ( 土 ) 7 日 目 12 日 目 14 日 目 9 月 7 日 ( 日 ) ~12 日 ( 金 ) 9 月 14 日 ( 日 ) 自 主 研 修 インターンシップ 自 主 研 修 ふりかえりと 情 報 交 換 ふりかえりと 情 報 交 換 15~ 9 月 15 日 ( 月 ) 19 日 目 ~19 日 ( 金 ) インターンシップ 20 日 目 9 月 20 日 ( 土 ) 修 了 式 英 語 の 事 後 テスト ふりかえりと 発 表 21 日 目 9 月 21 日 ( 日 ) 帰 国 に 向 けて 出 発 22 日 目 9 月 22 日 ( 月 ) 帰 国 日 本 を 出 発 した 翌 日 の 朝 にメルボルンに 到 着 し,DOA オフィスの 会 議 室 にてオリエン テーションを 行 った 現 地 の DOA トレーナーが, 今 後 のスケジュールなどの 説 明 をした 後, 市 内 の 地 理 を 把 握 するために 全 員 で 外 出 した 翌 日 から, 遅 刻 したり 道 に 迷 うことな く 各 自 でオフィスに 集 合 できるように, 公 共 交 通 機 関 のチケットを 買 ったり,トラム( 路 面 電 車 )の 乗 り 方 を 確 認 した 3 日 目 の 午 前 中 は, 英 語 の 事 前 テストを 実 施 した 後,デスク 研 修 と 呼 ばれる 座 学 で 異 文 化 理 解 について 学 んだ 午 後 は, シティウォークラリー というチーム 制 町 歩 きを 行 った 学 生 2 人 または3 人 のグループ 毎 にいくつかの 課 題 が 与 えられ, 町 中 で 誰 かにインタビュー したり 写 真 を 撮 ったりしながら, 制 限 時 間 内 に 戻 ってくるというものである その 後,ホー ムステイの 心 構 えについての 最 終 確 認 をして, 各 ホストファミリーの 迎 えを 待 った 4 日 目 は, 各 自,ホームステイ 先 から, 公 共 交 通 機 関 を 使 って DOA オフィスまで 来 る ことになっていた 全 員 が 遅 刻 なく 集 合 し,コミュニケーションとリーダーシップに 関 す るデスク 研 修 を 行 った 午 後 は,インターンシップ 先 へ 挨 拶 に 行 くためのアポイントメン トを 取 る 目 的 で, 電 話 をかける 練 習 を 行 った 5 日 目 は,インターンシップ 前 の 最 後 のデスク 研 修 で, 英 語 による 模 擬 面 接 を 行 い, 午 後 に 会 う 担 当 者 への 挨 拶 で 想 定 される 会 話 の 練 習 をした 学 生 たちは, 日 本 から 準 備 して きた 自 己 紹 介 や 想 定 問 答 集 を 活 用 し, 少 しフォーマルな 英 会 話 に 取 り 組 んだ 午 後 は, 翌 - 113 -

週 から 通 うルートを 確 認 しながら, 各 自, 担 当 者 に 挨 拶 をするために 出 かけた 2-5 インターンシップ 先 での 業 務 内 容 参 加 の 動 機 や 将 来 就 きたい 職 業 にもとづくインターンシップ 先 での 業 務 内 容 を, 表 2 に 示 す 表 2. 参 加 の 動 機, 将 来 就 きたい 職 業,およびインターンシップ 先 での 業 務 内 容 学 生 参 加 の 動 機 将 来 就 きたい 職 業 職 場 業 務 内 容 A 外 国 の 教 育 に 興 味 がある 小 学 校 教 諭 B 日 本 語 教 員 の 免 許 を 目 指 している ので, 海 外 で 日 本 語 を 教 えている 人 から 学 びたいことと 英 語 力 向 上 英 語 を 使 える 仕 事 小 学 校 授 業 補 助, 教 材 準 備, 日 本 文 化 紹 介, 学 校 行 事 手 伝 いなど C 英 語 力 向 上 と 教 育 をみてみたい 英 語 教 師 D 実 践 的 な 語 学 力 向 上 と 日 本 の 文 化 との 違 いや 積 極 性 を 身 につけたい 英 語 教 師 高 校 授 業 補 助, 教 材 準 備, 試 験 監 督,スピーキング 練 習, 学 校 行 事 参 加 など E 日 本 語 が 伝 わらない 環 境 で, 生 活 仕 事 することで 英 語 の 意 志 疎 通 や 対 応 の 仕 方 を 身 につけたい グランドスタッフ ホテル 接 客, 郵 便 対 応,ファイリング, PC 対 応, 経 理 補 助, 清 掃 など F 海 外 で 働 くことに 興 味 がある 海 外 またはグローバ ルな 職 場 で 働 きたい ショップ 接 客, 陳 列,リサーチ,ファイリン グ, 清 掃 など G 外 国 の 人 と 良 いコミュニケーショ ンをとり, 実 際 の 英 語 圏 の 環 境 を 体 験 したい 英 語 を 使 う 仕 事 大 学 事 務 接 客, 受 付, 電 話 対 応,ファイリン グ,PC 対 応 など スクールコース を 選 択 した 学 生 A ~ C は, 小 学 校 のプレップクラス(1 年 生 より 1 つ 下 の 学 年 )から 6 年 生 のクラスの 日 本 語 の 授 業 で,オーストラリア 人 教 師 のアシス タントとして, 主 に 漢 字 やカタカナを 教 えた 学 生 D は, 私 立 の 中 高 一 貫 校 の 男 子 校 に おける 9 年 生 から 12 年 生 の 授 業 で,オーストラリア 人 教 師 と 日 本 人 教 師 の 両 方 のクラス を 経 験 した 特 に 12 年 生 には,スピーキングの 個 別 指 導 をしたり,テキストを 使 って 文 法 やリスニングを 教 えた ビジネスコース を 選 択 した 学 生 E は,ホテルでのレセプション,ファイリングなど の 事 務 処 理,インボイス 入 力, 経 理 資 料 入 力 のほか,ハウスキーピング,ミニバーチェッ クも 担 当 した 学 生 F は, 大 型 のリサイクルショップで, 商 品 の 陳 列,バックオフィス でのタグ 付 け 作 業 などを 行 った 学 生 G は, 大 学 の 事 務 を 経 験 した 英 語 研 修 施 設 の 受 付 業 務 を 担 当 し, 様 々な 国 からの 留 学 生 の 窓 口 となった ファイリングやコンピュータを 使 った 入 力 作 業 が 主 であったが,スタッフミーテイングにも 参 加 した 2-6 ふりかえり 学 習 和 栗 (2010) によると, ふりかえり (reflection) は, 価 値 観 が 多 様 化 し, 変 化 が 激 しい - 114 -

教 育 開 発 センタージャーナル 第 6 号 社 会 の 中 で, 他 者 とかかわりあいながら 自 主 的 に 生 き, 学 び 続 けるために 必 要 な 能 力 とし て 昨 今 注 目 されている また, 松 尾 (2011)は, 経 験 から 学 ぶための ストレッチ,リフ レクション,エンジョイメント が 必 要 であり, 単 に 経 験 学 習 サイクル を 回 すだけで は 十 分 ではないと 主 張 する インターンシップ 期 間 中 の 日 々の ふりかえり には,KPT 分 析 (Keep:いいところ, Problem: 悪 いところ,Try: 改 善 のためにやることのフレームワークでのふりかえり; 天 野,2013)を 用 いるように 指 示 した 毎 日 記 録 することが ふりかえり を 促 したのか, インターンシップ 期 間 中 (11 日 目 )や 終 了 後 (20 日 目 )における 全 体 での ふりかえり でも, 学 生 たちは, 各 自 の 業 務 や 受 け 入 れ 先 の 様 子 などを 活 発 に 報 告 し 合 っていた 3. 英 語 力 に 関 する 調 査 研 修 の 前 後 に, 英 語 の 4 技 能 (リーディング,リスニング,スピーキング,ライティン グ)についての 事 前 事 後 テストを 実 施 した 本 稿 では 主 に, 事 後 テストの 際 に 行 った 英 語 力 に 関 するアンケート 調 査 の 結 果 について 報 告 する 英 語 の 4 技 能 が 全 体 として 研 修 前 より 伸 びたと 思 うかどうかについて,1: 全 くそうでな い,2: あまりそうでない,3: どちらとも 言 えない,4: そうだ,5: かなりそうだ,という 5 件 法 で 評 価 してもらったところ, 平 均 スコアは,リーディング= 2.7,リスニング= 4.1, スピーキング= 4.0,ライティング= 3.1 という 結 果 になった 語 学 研 修 の 効 果 について 調 査 した 森 下 (2013) 同 様,4 技 能 の 中 では, 音 声 言 語 であるリスニングとスピーキング の 評 価 が 高 かった リスニング 力 が 伸 びたと 思 う 理 由 (4 ~ 5 の 評 価 の 記 述 回 答 )は, 以 下 の 通 りであった A 話 している 速 さについていけるようになった B 英 語 を 常 に 聞 いていたので C 自 分 に 話 しかけられている 時 以 外 にも 耳 を 傾 けていた D 生 活 の 中 で 英 語 を 耳 にすることがほとんどだった E ホストや 職 場,テレビなどで 聴 き 取 れる 言 葉 や 文 章 が 増 えてきた F 従 業 員 の 人 やお 客 さんの 言 っていることが 最 初 より 聴 き 取 れるようになった G 職 場 でもホスト 先 でも 英 語 力 が 上 がっていると 言 われたから スピーキング 力 が 伸 びたと 思 う 理 由 (4 ~ 5 の 評 価 の 記 述 回 答 )は, 以 下 の 通 りであった A たくさんの 人 と 話 をする 中 で, 自 分 で 話 すことを 簡 潔 にまとめて 話 すことができるよ うになった コミュニケーションを 楽 しめた B 常 に 英 語 を 話 すので, 力 自 体 は 上 がったと 思 う E 英 語 に 少 しだけ 慣 れて 来 たと 思 う F 毎 日 英 語 で 従 業 員 の 人 やホストの 人 と 話 すことによって, 思 っていることを 伝 えられ るようになった 何 人 かの 人 が 英 語 すごいと 言 ってくれたから G 出 来 るだけ 自 分 から 話 しかけて 出 来 るだけ 多 く 話 したからです また 聞 き 返 されるこ とが 少 なくなったから - 115 -

スピーキングについては,リスニングに 比 べてやや 個 人 差 があり,スピーキング 力 があ まり 伸 びなかったと 思 う 理 由 としては, 周 りに 日 本 語 が 話 せる 人 がいたために, 日 本 語 に 頼 りすぎていた などのコメントがあった また,もっとも 伸 びなかったと 評 価 された リーディングについては, あまり 読 む 機 会 がなかった という 答 えが 多 く, 日 本 にいる ときとはまったく 逆 の 経 験 をしていることが 分 かる 最 後 に,インターンシップ 期 間 中 の 日 常 生 活 (オリエンテーションを 含 まない)で, 英 語 と 日 本 語 を 使 う 割 合 はどのぐらいだったか, 足 して 10 になるように 数 字 で 示 してもらっ たところ, 平 均 すると, 英 語 : 日 本 語 = 6.7 : 3.3 という 結 果 になった 森 下 (2013)にお ける 語 学 研 修 に 参 加 した 学 生 は, 同 じ 質 問 に 対 し, 英 語 : 日 本 語 = 4.8 : 5.2 と 回 答 している 彼 らは, 英 語 を L1( 第 1 言 語 )とする 環 境 に 置 かれていても, 英 語 と 日 本 語 をほぼ 同 程 度 使 用 していると 自 覚 しており, 日 本 人 同 士 で 行 動 することが 多 かったか,あるいは, 英 語 を 使 う 際 に 上 手 くコミュニケーションが 取 れずにあきらめてしまった 可 能 性 がある 一 方, 本 調 査 におけるインターンシップの 参 加 者 は,アンケート 結 果 からも 分 かるように, 職 場 の 日 々の 業 務 をこなすために, 自 然 に 英 語 の 使 用 頻 度 が 増 えたと 考 えられる 4.まとめ 今 回 のような 調 査 で, 海 外 インターンシップの 参 加 者 のほうが 語 学 研 修 の 参 加 者 よりも 英 語 力 が 向 上 していることが 認 められれば, 前 者 における 経 験 学 習 の 成 果 について,1) 懸 命 に 手 を 伸 ばせば 届 きそうな 目 標 をもち,2) 実 施 した 結 果,どこが 良 く,どこが 悪 かっ たかについて 情 報 を 得 ることができ,3)それを 次 の 機 会 に 生 かすことができるような 練 習 のやりかたをしている 人 は 成 長 できる,とする 松 尾 (2011)の 主 張 を, 英 語 学 習 におい て 実 践 していると 言 えるのではないだろうか この 仮 説 を 実 証 するためには, 同 時 期 に 海 外 インターンシップと 語 学 研 修 の 各 プログラムに 参 加 した 学 生 間 で, 英 語 力 のテストやア ンケート 調 査 の 結 果 を 比 較 するなど,さらなる 調 査 が 必 要 である 謝 辞 本 稿 の 執 筆 にあたり, 調 査 とその 後 の 情 報 提 供 にご 協 力 くださった DOA の 現 地 スタッ フの 方 々, 事 前 事 後 テストならびにアンケートにご 協 力 くださった A 女 子 大 学 の 関 係 者 とインターンシッププログラムに 参 加 した 学 生 の 皆 さんに, 深 くお 礼 申 し 上 げます 参 考 文 献 [1] 天 野 勝 (2013). これだけ! KPT あらゆるプロセスを 成 果 につなげる 最 強 のカイゼンフレームワー ク すばる 舎 リンケージ. [2] Council of Europe. (2001). Common European framework of reference for languages: Learning, teaching, assessment. Cambridge: Cambridge University Press. [3] 国 立 教 育 政 策 研 究 所 紀 要, 第 139 集, 85-100. - 116 -

教 育 開 発 センタージャーナル 第 6 号 [4] 高 良 和 武 (2007). インターンシップとキャリア: 産 学 連 携 教 育 の 実 証 的 研 究 学 文 社. [5] 松 尾 睦 (2011). 経 験 学 習 入 門 ダイヤモンド 社. [6] 文 部 科 学 省 (2011). 国 際 交 流 政 策 懇 談 会 最 終 報 告 書 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/kokusai/009/toushin/1310853.htm [7] 文 部 科 学 省 (2014). インターンシップの 推 進 に 当 たっての 基 本 的 考 え 方 http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/ icsfiles/afieldfile/2014/04/18/1346604_01.pdf [8] 森 下 美 和 (2013). 短 期 海 外 研 修 プログラムが 日 本 人 英 語 学 習 者 の 音 声 言 語 処 理 能 力 にもたらす 効 果 関 西 英 語 教 育 学 会 英 語 教 育 研 究 第 36 号, 41-50. [9] 森 下 美 和 河 合 理 英 子 (2014). メルボルン リポート: 教 育 に 焦 点 を 当 てて 第 95 回 次 世 代 大 学 教 育 研 究 会 ( 神 戸 学 院 大 学 ) https://dl.dropboxusercontent.com/u/12166972/ne95-kobe-morishita-kawai-20140712.pdf [10] Oxford University Press. (2004). Quick placement test. Oxford: Oxford University Press. [11] 和 栗 百 恵 河 野 光 雄 (2004). Learning in Action, Learning for Action: 経 験 を 通 した 共 感 と 協 力 が 行 動 を 生 み 出 す 学 びのプログラム 教 育 モデルとしての 国 際 インターンシッププロ グラム の 意 識 と 課 題 中 央 大 学 教 養 番 組 知 の 回 廊 http://www.chuo-u.ac.jp/usr/kairou/ programs/2004/2004_05/ [12] 和 栗 百 恵 (2010). ふりかえり と 学 習 : 大 学 教 育 におけるふりかえり 支 援 のために - 117 -