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Transcription:

殺 す な 殺 さ れ な い た め に! 6 月 21 日 戦 争 立 法 に 反 対 す る 学 生 デ モ ( 京 都 市 ) ス ピ ー チ 集 SEALDs KANSAI - 1 -

目 次 心 を 打 つ 切 実 な 訴 え 新 し い 安 全 保 障 の 原 則 を 打 ち 立 て よ う 日 本 国 民 の い の ち も 他 国 の 人 々 の い の ち も 徹 底 的 に 大 事 に 当 た り 前 の 日 常 と 平 和 の た め に お じ ぃ お ば ぁ か ら 聞 い た 話 が 私 を 動 か す 安 倍 政 権 は 社 会 の 基 礎 を 破 壊 し て い る 主 権 者 は 私 で あ り あ な た で す 政 治 的 運 動 を す る こ と は カ ッ コ い い 私 た ち は 自 由 と 民 主 主 義 に 基 づ く 政 治 を 求 め ま す 戦 争 法 案 の 主 要 問 題 点 DONATION( 寄 付 ) - 2 -

心 を 打 つ 切 実 な 訴 え 戦 争 法 案 ( 安 全 保 障 関 連 法 案 )に 反 対 の 意 思 を 示 そ う と SEALDs KANSAI 注 が 6 月 21 日 京 都 市 内 で 戦 争 立 法 に 反 対 す る デ モ を 行 な っ た ソ ー シ ャ ル ネ ッ ト ワ ー キ ン グ サ ー ビ ス ( SNS) な ど を 通 じ て 集 ま っ た 参 加 者 は 約 2200 人 ( 主 催 者 発 表 ) 学 生 た ち 若 者 は 観 光 客 ら で に ぎ わ う 京 都 市 の 中 心 部 約 4 キ ロ メ ー ト ル を 2 時 間 か け て 歩 き な が ら 憲 法 守 れ 民 主 主 義 っ て 何 だ な ど と コ ー ル し た 最 近 の デ モ の 特 徴 は コ ー ル の 合 間 に ス ピ ー チ が 入 る こ と 6 21 京 都 デ モ も そ う だ っ た 私 は 学 生 た ち の 訴 え を 聞 い て い て 胸 が 熱 く な っ た 自 ら の 体 験 に 基 づ い た 言 葉 一 つ ひ と つ に 魂 が こ も っ て い る 切 実 だ 本 気 な の だ 週 刊 金 曜 日 で は 7 月 3 日 号 の 特 集 戦 争 法 案 と 若 者 の な か で ス ピ ー チ の 一 部 を 紹 介 し た す る と 読 者 か ら も っ と 読 み た い 全 文 を 知 り た い な ど の 声 が 寄 せ ら れ た そ こ で SEALDs KANSAI と 相 談 し デ モ 当 日 サ ウ ン ド カ ー で 話 し た 7 人 の ス ピ ー チ 全 文 を 緊 急 に 電 子 出 版 す る こ と に し た で き る だ け 多 く の 人 に 読 ん で い た だ き た い か ら 価 格 は も ち ろ ん 無 料 だ 若 者 た ち の 訴 え に ど う か 耳 を 傾 け て い た だ き た い そ し て 戦 争 法 案 に 対 し て ど う 考 え ど の よ う な 行 動 を と る の か 真 剣 に 考 え て い た だ き た い ほ か な ら ぬ あ な た 自 身 の 問 題 な の で す か ら 週 刊 金 曜 日 編 集 部 伊 田 浩 之 注 SEALDs KANSAI( シ ー ル ズ 関 西 : Students Emergency Action for Liberal Democracy s KANSAI = 自 由 と 民 主 主 義 の た め の 関 西 学 生 緊 急 行 動 ) - 3 -

2 0 1 5 年 6 月 21 日 京 都 市 円 山 公 園 - 4 -

新 しい 安 全 保 障 の 原 則 を 打 ち 立 てよう 寺 田 と も か 21 歳 関 西 学 院 大 学 4 回 生 私 が 小 学 2 年 生 の と き に ニ ュ ー ヨ ー ク の 世 界 貿 易 セ ン タ ー ビ ル が 崩 れ 落 ち ま し た 9 月 11 日 の こ と で す な ん と な く 覚 え て い ま す ニ ュ ー ス に は 泣 き 叫 ぶ た く さ ん の ア メ リ カ 人 の 姿 が 映 っ て い て 大 変 な こ と が お き た ん や っ て 幼 心 に 思 い ま し た だ け ど そ の 後 流 れ て き た ニ ュ ー ス の 方 が ず っ と ず っ と 恐 ろ し か っ た 毎 日 毎 日 ア フ ガ ン で イ ラ ク で 自 分 と 年 の 変 わ ら な い よ う な 子 ど も た ち が 血 を 流 し て い る の を 見 な け れ ば な ら な か っ た か ら あ の 日 同 時 多 発 テ ロ で 犠 牲 に な っ た 人 の 数 は 約 3000 人 そ し て そ の 報 復 の た め に 行 な っ た 対 テ ロ 戦 争 で 殺 し た 人 た ち の 数 は 少 な く 見 積 も っ て * 約 130 万 人 あ の 時 世 界 の リ ー ダ ー た ち は 正 義 と い う 言 葉 を 使 っ た け ど イ ラ ク に 大 量 破 壊 兵 器 は 無 か っ た し 死 な な く て よ か っ た 人 た ち が 次 々 に 殺 さ れ て い く の を 見 た あ れ か ら 14 年 が 経 ち ま し た 日 本 政 府 は 集 団 的 自 衛 権 の 行 使 容 認 を 閣 議 決 定 し 武 力 行 使 を 可 能 に す る た め の 具 体 的 な 法 整 備 を 始 め た 世 界 情 勢 が 変 わ っ た か ら テ ロ の 脅 威 が 高 ま っ て い る か ら 日 本 と 親 密 な 関 係 に あ る 国 が 攻 撃 さ れ た 時 は と も に 報 復 す べ き だ と テ ロ の 脅 威 が さ つ り く 高 ま っ た 大 き な 原 因 の 一 つ は 武 力 に よ る 必 要 以 上 の 報 復 と 殺 戮 で あ っ た の に 今 は ま だ 武 力 が 最 終 的 な 解 決 手 段 に な り 得 る と 信 じ て い る 愚 か で 古 い 人 た ち が 幅 を き か せ て る か も し れ な い 今 は ま だ 過 去 の 過 ち を 正 当 化 す る こ と で し か 自 分 の 国 を 誇 れ な い 虚 し い 人 々 が こ の 国 の ト ッ プ に 立 っ て い る か も し れ な い ネ ッ ト 上 で は 恐 怖 に 縛 ら れ た 不 自 由 な 人 た ち が 叫 ん で い る 殺 せ! 殺 さ れ る 前 に! と だ け ど そ ん な 時 代 は こ こ で 終 わ り に し ま す い や 70 年 前 に 終 わ っ た の で す 私 た ち は 平 和 憲 法 に 根 ざ し た 新 し い 安 全 保 障 の 原 則 を こ こ に 打 ち 立 て よ う 殺 す な 殺 さ れ な い た め に! 私 た ち は 正 義 と 秩 序 を 基 調 と す る 国 際 平 和 を 誠 実 に 追 い 求 め 国 権 - 5 -

い か く の 発 動 た る 戦 争 と 武 力 に よ る 威 嚇 又 は 武 力 の 行 使 は 国 際 紛 争 を 解 決 す る 手 段 と し て は 永 久 に こ れ を 放 棄 す る こ の 目 的 を 達 す る た め 陸 海 空 軍 そ の 他 の 戦 力 は こ れ を 保 持 し な い 国 の 交 戦 権 は こ れ を 認 め な い こ の 最 も 賢 明 で 新 し い や り 方 を 私 た ち は 続 け て い く や め な い へ ん き よ う 専 制 と 隷 従 圧 迫 と 偏 狭 を 地 上 か ら 永 遠 に 除 去 す る 日 ま で 2015 年 6 月 21 日 寺 田 と も か 私 は 戦 争 立 法 に 反 対 し ま す (* 出 典 : 2015.3.26, Endless War: As U.S. Strikes Tikrit & Delays Afghan Pullout, "War on Terror" Toll Tops 1.3 Million http://m.democracynow.org/stories/15099) - 6 -

日 本 国 民 のいのちも 他 国 の 人 々のいのちも 徹 底 的 に 大 事 に き こ ク リ ス テ ィ ー ナ 紀 子 21 歳 京 都 教 育 大 学 4 回 生 安 倍 政 権 が 押 し 進 め よ う と し て い る 安 保 法 制 に つ い て 感 じ る こ と を 率 直 に お 話 し す る と 私 に と っ て こ れ は あ ま り に も 重 た い 問 題 で 考 え る こ と を 放 棄 し て し ま い た い と い う の が 実 感 で す と い う の も 私 に は 自 衛 隊 に 入 隊 し た 友 人 が い る た め 余 計 に こ の 問 題 が 他 人 事 で は な く 身 近 な も の と し て 切 実 に 感 じ ら れ る か ら で す 現 在 政 府 は 自 衛 隊 の 活 動 範 囲 を 地 球 規 模 に ま で 拡 大 し イ ラ ク や ア フ ガ ン な ど の 危 険 地 域 に も 派 遣 さ せ よ う と 話 を 進 め て い ま す ニ ュ ー ス で そ の こ と が 流 れ る た び に 私 の 友 人 も そ こ へ 行 く の だ ろ う ど う き か と 動 悸 が お さ ま ら ず に い ま す そ し て キ ャ ス タ ー や コ メ ン テ ー タ ー の 方 々 が 解 説 さ れ る ひ と つ ひ と つ の 言 葉 が 私 の 心 の 深 く に 突 き 刺 さ っ て く る よ う で と て も 苦 し い 思 い が し て い ま す 以 前 私 が 目 に し た 新 聞 記 事 に イ ラ ク 戦 争 か ら 帰 還 し た 元 米 軍 兵 士 の 方 の 特 集 が あ り ま し た こ の 方 は 6000 人 を 大 量 虐 殺 し た あ の フ ァ ル ー ジ ャ 総 攻 撃 に も 加 わ っ た 経 験 を も つ 方 で す あ や こ の 方 は 帰 還 し て か ら 今 現 在 も な お 自 分 が 人 を 殺 め て し ま っ た さ い な と い う 事 実 を 受 け 入 れ る 過 程 の 中 で 抑 え き れ な い ほ ど の 自 責 の 念 に 苛 ま れ て い る そ う で す 彼 と 同 時 期 に イ ラ ク に 派 遣 さ れ た 兵 士 の 方 々 の 中 に も 人 の 死 体 を 見 て し ま っ た こ と 仲 間 が 目 の 前 で 殺 さ れ て し ま っ た こ と な ど 戦 場 で 体 験 し た 苦 し い 記 憶 を 紛 ら わ せ る た め ド ラ ッ グ や ア ル コ ー ル な ど 様 々 な 依 存 症 と 闘 っ て お ら れ る 方 が 大 変 多 い そ う で す ま た 最 悪 の 場 合 自 分 は 生 き る に 値 し な い 人 間 だ と 自 分 自 身 を 追 い 込 み 自 死 す る 人 の 割 合 は 1 日 20 人 に も の ぼ る と い う こ と も 記 事 に 述 べ ら れ て い ま し た こ の よ う に 戦 場 に 赴 い た 兵 士 の 方 々 の 命 こ そ は 助 か っ た と し て も 心 は ぼ ろ ぼ ろ に 壊 れ て 帰 っ て 来 ら れ る の だ と い う こ と が 分 か り ま す - 7 -

実 際 私 が お 会 い し た 元 兵 士 の お じ い さ ん は 20 歳 で 戦 地 か ら 帰 還 し た 後 発 症 し た P T S D ( 心 的 外 傷 後 ス ト レ ス 障 害 ) が 80 歳 を 超 え た 現 在 も 未 だ に 治 っ て お ら れ ま せ ん お じ い さ ん は た だ た だ 心 が 麻 痺 し 嬉 し い と か 悲 し い と い っ た 感 情 が 分 か ら な く な っ て し ま っ た り ね む れ な か っ た り 悪 夢 に う な さ れ た り そ う や っ て 苦 し ん で お ら れ る 現 状 が あ り ま す 戦 場 へ 行 か れ た 方 々 の 声 に 耳 を 傾 け る と 戦 争 は 誰 も が 持 っ て い る 優 し い 心 を 容 赦 な く 踏 み に じ り 一 生 に わ た っ て 心 を む し ば ん で い く も の だ と 改 め て 気 づ か さ れ ま す 災 害 派 遣 は 本 来 の 自 衛 隊 の 任 務 で は な い も の の 私 の 友 人 は 3 11 の 際 に 自 衛 隊 の 方 々 が レ ス キ ュ ー を さ れ て い る 映 像 を 観 て 自 分 も 人 を 助 け た い と 思 い 自 衛 隊 に 入 り ま し た 自 衛 隊 の 方 々 の 中 に は 他 に も 貧 困 な ど 家 庭 の 状 況 就 職 難 な ど で や む な く 入 隊 す る 方 も お ら れ ま す こ の よ う に 私 と な ん ら 変 わ り な い 同 世 代 の 人 た ち が 平 和 を 求 め る 人 た ち が 戦 地 へ 赴 き 自 分 の 手 で 人 を 殺 め る と い う こ と の 精 神 的 苦 痛 に 思 い を 馳 せ て み た 時 私 は 心 が 張 り 裂 け そ う に な り ま す 人 の い の ち を 本 当 に 大 事 に す る 視 点 が あ る な ら ば 自 衛 隊 員 の 方 々 を い か く 犠 牲 に し 武 力 で 他 国 を 威 嚇 す る の で は な く 心 と 心 が 通 い 合 う 外 交 を 本 気 で 模 索 し て い く べ き だ と 思 い ま す い ま 一 番 政 府 に 言 い た い の は 日 本 国 民 の い の ち も 他 国 の 人 々 の い の ち も す べ て 徹 底 的 に 大 事 に し て ほ し い と い う こ と で す 2015 年 6 月 21 日 ク リ ス テ ィ ー ナ 紀 子 私 は 断 固 と し て 安 保 法 制 に 反 対 し ま す - 8 -

当 たり 前 の 日 常 と 平 和 のために 仲 野 真 人 19 歳 京 都 精 華 大 学 1 回 生 僕 が 沖 縄 に 行 っ た 時 沖 縄 の 海 は 信 じ ら れ な い ぐ ら い 綺 麗 で 飯 は め う ま っ ち ゃ く ち ゃ 美 味 か っ た の を 覚 え て る で も 一 番 心 に 残 っ て い る の は 沖 縄 の そ う い う 暖 か さ と は 裏 腹 な 深 い 深 い 未 だ に 解 決 さ れ て い な い 戦 争 の 傷 跡 で し た 政 府 は 終 戦 を 発 表 し た け れ ど 沖 縄 の 人 た ち は 未 だ に 平 和 の た め に 闘 っ て い ま す 戦 争 は ま だ 終 わ っ て い な い! こ の 言 葉 を 聞 い た 時 同 じ 日 本 に あ る 沖 縄 が 遠 く 感 じ ま し た し か し 歴 史 を 学 ん で い く に つ れ 僕 等 が 遠 く し た ん だ と 僕 等 が 沖 縄 を 日 本 の 問 題 と 捉 え て な い こ と を 知 り ま し た 日 本 が ア ジ ア に し た 侵 略 戦 争 や 捨 て 石 に さ れ た 沖 縄 の 映 像 や 写 真 証 言 を 聞 く た び に 悲 し さ で 胸 が 締 め 付 け ら れ る 思 い で し た 歴 史 を 変 え る こ と も 戦 争 の 傷 跡 が 消 え る こ と も で き ま せ ん い く ら 隠 し て も い く ら 薄 汚 れ た 嘘 で 誤 魔 化 し て も 過 去 の 過 ち を 美 化 す る こ と は 出 来 ま せ ん 安 倍 政 権 は 去 年 7 月 に 憲 法 解 釈 を 変 更 し て 集 団 的 自 衛 権 の 行 使 を 容 認 す る 閣 議 決 定 を し ま し た 憲 法 の 改 正 で は な く 解 釈 を 変 え て 強 引 に 戦 争 が で き る 国 に な ろ う と し て い ま す 武 力 と 武 力 が ぶ つ か れ ば 待 っ て い る の は 戦 争 だ け で す そ ん な も の で 平 和 な ん て 訪 れ な い こ と は 子 ど も で も わ か る は ず な ん で す こ の ま ま だ と 僕 の 知 っ て る 日 本 じ ゃ な く な る 気 が す る ん で す 安 倍 さ ん の 言 う 平 和 じ ゃ い け な い ん で す い か く 武 力 で 威 嚇 し て 武 力 で 黙 ら し て 武 力 で 平 和 を 作 ろ う と す る 間 違 っ た や り 方 で 守 ら れ た い と は 僕 は 全 く 思 い ま せ ん い ま 徴 兵 制 も 噂 さ れ て い ま す そ う な れ ば 戦 場 に 行 く の は 僕 達 若 者 で す 未 来 を 作 っ て い く 僕 た ち の 手 は 銃 を 握 る た め に あ る わ け で も な い し 誰 か の 首 を 絞 め る た め に あ る わ け で も な い 僕 は こ の 手 で た く さ ん の 絵 を 描 き た い し ギ タ ー を 弾 い て い た い し 僕 は あ な た 達 と 手 を 取 っ て 歩 き た い 未 来 は 僕 等 の 手 の 中 で す 3 11 の 時 津 波 が 多 く の 悲 し み を 生 み ま し た 僕 は テ レ ビ か ら 映 さ - 9 -

れ る 東 北 の 姿 を 同 じ 日 本 の 出 来 事 の よ う に 思 え ま せ ん で し た す べ て を 失 う と い う こ と が ど う い う こ と な の か 分 か り ま せ ん で し た し か し あ の 時 た く さ ん の 人 が 動 き ま し た 自 分 に は 何 が で き る の か っ て 僕 は あ の 時 た く さ ん の 勇 気 を も ら っ た し た く さ ん の 愛 を 知 り ま し た こ ん な に も 暖 か い 日 本 に 生 ま れ て よ か っ た と 心 か ら 思 え ま し た 日 本 が 大 好 き に な り ま し た 今 こ う し て 僕 た ち が 声 を 上 げ る こ と は 決 し て 無 駄 で は あ り ま せ ん 戦 争 の こ と が い つ か 時 代 と と も に 忘 れ ら れ て も 僕 た ち は い つ だ っ て 声 を あ げ 立 ち 上 が り ま す 戦 争 の 悲 し み も 3 11 の 悲 し み も 沖 縄 で の 悲 し み も 僕 た ち は 決 し て 忘 れ ま せ ん 絶 対 に 忘 れ ま せ ん 当 た り 前 の 日 常 と 平 和 の た め に 僕 た ち は 声 を 上 げ 続 け ま す 2 度 と 戦 争 を 起 こ さ な い よ う に 70 年 間 た く さ ん の 人 が 守 っ て き た 憲 法 を 僕 は 守 り た い 戦 争 を し な い 戦 争 に 加 担 し な い 日 本 を 子 ど も 達 に 見 せ て あ げ た い 今 日 勇 気 を 持 っ て デ モ に 来 て く れ た 人 あ り が と う ご ざ い ま す み ん な で 歩 き ま し ょ う 聞 い て く れ て あ り が と う ご ざ い ま し た 2015 年 6 月 21 日 仲 野 真 人 僕 は 戦 争 立 法 に 反 対 し ま す! - 10 -

おじぃおばぁから 聞 いた 話 が 私 を 動 かす 平 良 美 乃 22 歳 関 西 外 国 語 大 学 4 回 生 は い た ー い! み な さ ん こ ん に ち は ー ー ー!! 私 の 名 前 は 平 良 美 乃 で す! 大 学 か ら 大 阪 へ 出 て き ま し た う ち な ー ん ち ゅ で ご ざ い ま す! 今 日 は よ ろ し く お 願 い し ま ー す! 去 年 2014 年 の 今 頃 私 は 新 聞 読 ん で い ま し た そ し て 沖 縄 県 内 へ の 基 地 移 設 の 工 事 が 加 速 し て い る こ と を 知 り ま し た は 辺 野 古 海 埋 め 立 て る? 普 天 間 移 設 を 辺 野 古 に? 新 基 地? 反 対 の 声 は 関 係 な い? 粛 々 と 進 め ま す? め ち ゃ く ち ゃ な 強 行 や っ し こ の ま ま 工 事 が 進 め ら れ た ら ど う な る ん だ ろ ー っ て 不 安 で た く さ ん で し た そ れ ま で も 教 科 書 で 沖 縄 戦 の 記 述 の 書 き 換 え だ と か 安 倍 政 権 を 疑 問 に 思 う 部 分 は あ っ た も の の 特 に そ れ を 行 動 で 示 す こ と は あ り ま せ ん で し た で も あ ま り に も あ か ら さ ま に 現 政 権 の 動 き が 過 激 に な っ て く る に つ れ こ れ は お か し す ぎ る 声 あ げ ん と ヤ バ イ か も と 強 く 感 じ 始 め ま し た 声 だ し て も で ど ー な る か と か わ か ら な い け ど 何 も し な い と な に も 変 わ ら な い し 今 で き る こ と や ら な い と 絶 対 あ と で 後 悔 す る と 強 く 感 じ ま し た で 私 が 去 年 ヤ バ イ と 感 じ て か ら も う 1 年 経 と う と し て ま す が 加 速 す る 安 倍 政 権 の 民 主 主 義 を 無 視 し た 政 治 軍 事 力 を 強 め て い く 姿 勢 に 人 の 命 を な ん だ と 思 っ て る の? っ て 強 く 感 じ る ば か り で す 戦 後 70 年 と い う 節 目 で あ る 今 年 そ ん な の 関 係 ね ぇ と 言 う か の よ う に 軍 事 化 が 進 む 日 本 と い う 国 世 界 に 貢 献 す る た め だ と か 大 切 な 人 が 危 険 な 時 に 助 け れ る よ う に す る た め な ん だ と か 色 々 な 理 由 で 戦 争 武 力 行 使 を 肯 定 さ せ る よ う な 安 倍 政 権 に 強 い 違 和 感 と あ き れ を 感 じ て い ま す 辺 野 古 の 新 基 地 建 設 沖 縄 県 民 が こ れ ま で 1 度 も 喜 ん で 基 地 提 供 を し た こ と は あ り ま せ ん に も か か わ ら ず 仲 井 眞 前 沖 縄 県 知 事 が 承 認 し た の で と か 辺 野 古 が 唯 一 の 移 設 先 な の で と い う 言 葉 を 使 っ て 工 事 を 進 め 続 け る の は ど う な ん で し ょ う か? 仲 井 眞 前 沖 縄 県 知 事 も も - 11 -

と も と は 県 外 移 設 を 掲 げ て 当 選 し て い る そ こ も 忘 れ な い で ほ し い! 集 団 的 自 衛 権 の 行 使 容 認 を 含 め た 安 保 法 制 と 基 地 建 設 こ の 軍 事 化 で も ろ に 影 響 を 受 け る の は 安 倍 さ ん あ な た た ち じ ゃ な い!!! 私 た ち 学 生 若 者 を 含 め た 一 般 市 民 で す 一 人 ひ と り の 命 を 軽 く 見 す ぎ な い で く だ さ い 70 年 前 の 戦 争 で 私 た ち は 何 を 学 ん だ ん で し ょ う か? 死 ぬ の が 怖 く な く な る 人 を 殺 す の も 怖 く な く な る 大 切 な 家 族 の 命 ま で 自 分 の 手 で 絞 め つ け な き ゃ い け な く な る そ し て 人 が 人 じ ゃ な く な る 2 度 と 同 じ よ う な こ と を 繰 り 返 し て は い け な い 70 年 前 沖 縄 戦 を 体 験 し た お じ ぃ お ば ぁ が 話 し て き た こ と で す 結 局 武 力 で は な に も 解 決 で き な い こ れ が 歴 史 の 教 訓 で す!! 辺 野 古 に 新 し く 基 地 を 作 る 必 要 な ん て な い 高 江 の ヘ リ パ ッ ド も 安 保 法 制 も 今 の 日 本 世 界 に 本 当 に 必 要 な こ と じ ゃ な い た だ た だ ア メ リ カ に と っ て 都 合 の い い 事 な ん だ っ て の は 知 っ て る 昨 日 は 沖 縄 で ゆ ん た く る ー っ て 団 体 主 催 の 6.20 Flag March に 参 加 し て き た ん で す け ど そ こ で ス ピ ー チ し た 人 が 言 っ て た 言 葉 が と て も 良 か っ た の で シ ェ ア し た い と 思 い ま す! そ れ は 今 必 要 な 抑 止 力 は 助 け 合 い 本 当 に そ う だ と 思 い ま す 安 保 法 制 が 成 立 し た ら ど う な り ま す か? 戦 争 に 加 担 で き る 巻 き 込 ま れ や す く な る そ し て 軍 需 産 業 が も う か る 一 部 の 金 持 ち が 喜 ぶ 軍 需 産 業 が 喜 ぶ だ け の こ の 安 保 法 制 ま じ エ フ ユ ー シ ー ケ イ! 10 年 後 20 年 後 100 年 後 の 未 来 の 子 ど も た ち に わ た し た ち は ど ん な 社 会 を 残 し て い く の で し ょ う か? 軍 事 化 し た 社 会 を こ ど も た ち に 受 け 継 が さ な け れ ば な ら な い の で し ょ う か? 私 を 動 か す も の そ れ は お じ ぃ お ば ぁ か ら 聞 い て き た 話 や 想 い と 言 葉 を 無 駄 に し た く な い と い う 想 い と あ と で 後 悔 し た く な い と い う 気 持 ち で す 戦 争 で き る 社 会 を 残 す の は い や だ! ヘ イ ト が な い 社 会 に な っ て ほ し い! 軍 需 産 業 に 協 力 す る の も い や だ! 独 裁 さ れ る 社 会 な ん て い や だ! 話 し 合 っ て 考 え て 話 し 合 っ て 物 事 を 決 め て い け る 社 会 を 受 け 継 ぎ - 12 -

た い! 戦 争 に 巻 き 込 ま れ る な ん て い や だ! 一 人 ひ と り の 命 を 大 切 に し 合 え る 社 会 が い い! 最 後 に こ の 言 葉 は 絶 対 伝 え た い P E A C E!! そ れ は 一 人 ひ と り の 命 を 大 切 に す る こ と ぬ ち ど ぅ 宝! 命 が あ っ て こ そ の 喜 び や 楽 し さ だ と 思 い ま す! お 金 に は 変 え ら れ な い も の が あ る か ら こ れ が 70 年 間 受 け 継 が れ て き た 歴 史 の 教 訓 で す! 70 年 前 に 起 き た こ と 2 度 と 繰 り 返 さ な い た め に も あ と で 遅 か っ た っ て 後 悔 し な い た め に も そ し て こ れ か ら 産 ま れ て く る 子 ど も た ち が 平 和 な 社 会 を 受 け 継 い で い く た め に も 2015 年 6 月 21 日 平 良 美 乃 私 は 戦 争 立 法 に 反 対 し ま す!! - 13 -

2015 年 6 月 21 日 京 都 市 四 条 大 橋 - 14 -

安 倍 政 権 は 社 会 の 基 礎 を 破 壊 している 塩 田 潤 24 歳 神 戸 大 学 大 学 院 修 士 2 年 目 み な さ ん こ ん に ち は 神 戸 大 学 の 塩 田 潤 と 言 い ま す よ ろ し く お 願 い し ま す 僕 は 少 し 前 ま で 日 本 が 今 の よ う な 状 況 に な る な ん て 思 っ て い ま せ ん で し た も ち ろ ん す べ て に 満 足 の い く 社 会 で は あ り ま せ ん で し た が 自 分 が こ ん な ふ う に サ ウ ン ド カ ー に 乗 っ て こ ん な に も 大 勢 の 人 の 前 で ス ピ ー チ す る 日 が 来 る な ん て 夢 に も 思 い ま せ ん で し た し か し こ の 国 の 政 治 や 社 会 は こ こ 数 年 で 僕 た ち を 置 き 去 り に す る か の よ う に め ま ぐ る し く 変 化 し て い ま す 激 動 す る 流 れ に 置 き 去 り に さ れ な い た め に も 僕 は 今 日 僕 の 思 い を 僕 の 言 葉 で 社 会 に 伝 え よ う と 思 い ま す 2014 年 7 月 1 日 現 政 権 は 歴 代 の 内 閣 が 戦 後 70 年 間 認 め て こ な か っ た 集 団 的 自 衛 権 の 行 使 容 認 を 閣 議 決 定 し ま し た そ し て 今 年 5 月 14 日 に は 安 保 法 制 を 閣 議 決 定 翌 日 に は 法 案 を 国 会 に 提 出 し ま し た こ れ ま で 多 く の 人 が 指 摘 し た よ う に 今 回 の 法 案 内 容 に は 様 々 な 問 題 が あ り ま す し か し 私 は 今 回 の 安 保 法 制 も 含 め た こ れ ま で の 安 倍 政 権 の 政 治 や 社 会 に 対 す る 態 度 に 憤 り を 覚 え ま す こ の 国 の 最 高 法 規 で あ る 憲 法 を な い が し ろ に し 世 論 を 無 視 し て 閣 議 決 定 で 一 方 的 に 国 の 行 く 末 を 決 め る 態 度 は 民 主 的 と は 言 え ま せ ん 国 会 で は 野 党 の 質 問 に 答 え ず 何 度 も 何 度 も 同 じ こ と し か 繰 り 返 さ な い そ の 姿 勢 は 国 民 を ば か に し て い る と し か 言 い よ う が あ り ま せ ん 民 主 主 義 や 立 憲 主 義 と い っ た 政 治 に お け る 最 低 限 の ル ー ル も 守 れ な い 人 た ち が 政 治 家 を や っ て い て い い の で し ょ う か 意 見 や 考 え 方 の 違 ゆ が い は あ る で し ょ う し か し 自 分 の 意 見 を 押 し 通 す た め に 歴 史 を 歪 め る こ と や 憲 法 を 無 視 す る こ と 相 手 の 話 に 聞 く 耳 を 持 た な い こ と は 政 治 家 と し て 許 さ れ る こ と で は あ り ま せ ん 僕 は こ の 国 の 憲 法 に 沿 っ た 政 治 を 求 め ま す 僕 は 国 民 の 声 を 聞 く 政 治 を 求 め ま す そ れ が 人 類 が 長 い 時 間 を か け て 作 り 上 げ て き た 政 治 の 基 礎 で あ り そ し て 社 会 の 基 礎 だ か ら で す 日 本 国 憲 法 に は 次 の よ う に あ り ま す - 15 -

日 本 国 民 は 正 当 に 選 挙 さ れ た 国 会 に お け る 代 表 者 を 通 じ て 行 動 し わ れ ら と わ れ ら の 子 孫 の た め に 諸 国 民 と の 協 和 に よ る 成 果 と わ が 国 全 土 に わ た つ て 自 由 の も た ら す 恵 沢 を 確 保 し 政 府 の 行 為 に よ つ て 再 び 戦 争 の 惨 禍 が 起 る こ と の な い や う に す る こ と を 決 意 し こ こ に 主 権 が 国 民 に 存 す る こ と を 宣 言 し こ の 憲 法 を 確 定 す る そ も そ も 国 政 は 国 民 の 厳 粛 な 信 託 に よ る も の で あ つ て そ の 権 威 は 国 民 に 由 来 し そ の 権 力 は 国 民 の 代 表 者 が こ れ を 行 使 し そ の 福 利 は 国 民 が こ れ を 享 受 す る こ れ は 人 類 普 遍 の 原 理 で あ り こ の 憲 法 は か か る 原 理 に 基 く も の で あ る わ れ ら は こ れ に 反 す る 一 切 の 憲 法 法 令 及 び 詔 勅 を 排 除 す る こ の 国 の 主 権 者 は 僕 た ち で す 代 表 者 は 僕 た ち の 意 思 に 基 づ き た だ 権 力 を 行 使 す る だ け で あ り ま し て や そ の 権 力 に よ っ て 国 民 の 生 活 を 脅 か す よ う な こ と が あ っ て は な ら な い の で す そ し て こ れ は 人 類 普 遍 の 原 理 な の で す さ ら に 憲 法 に は こ の 原 理 に 反 す る 法 令 を 一 切 排 除 す る こ と も 明 記 さ れ て い ま す こ の 国 が 立 憲 主 義 を 遵 守 す る 民 主 主 義 国 家 で あ る な ら ば 今 回 の 安 保 法 制 は 排 除 さ れ な け れ ば な り ま せ ん 今 安 倍 政 権 が や っ て い る こ と は 人 類 普 遍 の 原 理 に 反 す る も の で あ り 僕 ら の 社 会 の 基 礎 を 破 壊 す る も の で す 僕 は こ の 国 を 守 り た い の で す 僕 は こ の 国 で 生 ま れ 育 ち い ろ ん な 人 び と に 出 会 い ま し た そ ん な 中 で 多 様 な 人 々 が 共 に 平 和 な 暮 ら し を 営 め る よ う な 社 会 を 目 指 し た い と 強 く 感 じ る よ う に な り ま し た 一 部 の 政 治 家 や 社 会 の 一 部 の 人 々 の た め に だ れ か の 命 が な く な る こ と だ れ か の 尊 厳 が 奪 わ れ る こ と 戦 争 を す る こ と な ん て 絶 対 に 許 さ な い だ か ら 僕 は 今 日 声 を あ げ る の で す こ の 国 は 安 倍 さ ん の も の で は あ り ま せ ん こ の 国 は 一 部 の 政 治 家 や 金 持 ち だ け の も の で は あ り ま せ ん こ の 国 は 沖 縄 の 人 々 の も の で あ り こ の 国 は 福 島 の 人 々 の も の で あ り こ の 国 は 障 が い を 持 つ 人 の も の で あ り こ の 国 は 在 日 外 国 人 の 人 の も の で あ り こ の 国 は 性 的 マ イ ノ リ テ ィ の 人 の も の で あ り こ の 国 は 僕 の 友 人 の 恋 人 の 家 族 の も の で あ り こ の 国 は 僕 の も の で す だ か ら こ そ 僕 は こ の 国 を 守 り た い こ れ か ら も こ の 国 で 平 和 に 暮 ら し て い き た い そ れ を 脅 か す 安 倍 政 権 に 対 し て 僕 は は っ き り と 意 思 を 示 - 16 -

し ま す 2015 年 6 月 21 日 塩 田 潤 僕 は 戦 争 立 法 に 反 対 し ま す - 17 -

主 権 者 は 私 であり あなたです 山 口 晶 子 19 歳 神 戸 女 学 院 大 学 2 回 生 こ ん に ち は 神 戸 女 学 院 大 学 2 回 生 の 山 口 晶 子 で す よ ろ し く お ね が い し ま す 少 し 私 の 話 を 聞 い て 下 さ い 私 は 現 政 権 が 進 め て い る 安 全 保 障 関 連 法 案 に 反 対 で す 安 全 保 障 関 連 法 案 の こ と を SEALDs KANSAI で は 戦 争 立 法 と 呼 ん で い ま す こ の 法 案 は 日 本 の 自 衛 隊 が ア メ リ カ な ど の 他 国 が 海 外 で 行 な う 軍 事 行 動 に 加 担 す る も の で す そ し て 日 本 が 戦 後 培 っ て き た 憲 法 に 違 反 す る も の で す こ の 法 案 が 成 立 し た ら 日 本 は 戦 争 が で き る 国 に な り ま す 現 政 治 家 の 中 に は あ の 戦 争 は 自 衛 の た め の 戦 争 だ っ た と い う 人 が い ま す し か し 私 は そ う は 思 い ま せ ん そ の 言 葉 を 認 識 を 許 し ま せ ん 捨 て 石 に さ れ た 沖 縄 の 市 民 の 命 が 日 本 兵 に 手 榴 弾 を 手 渡 さ れ て な く な っ て し ま っ た こ と 韓 国 の 若 い 女 性 が 強 制 的 に 性 奴 隷 に さ れ た こ と 台 湾 の 原 住 民 が 最 後 ま で 植 民 地 支 配 に 抵 抗 し た こ と 日 本 を 含 む た く さ ん の 国 の 若 者 が 日 本 兵 と し て 戦 地 へ 行 っ た こ と そ れ ら 全 て の 事 実 を 自 衛 の た め の 戦 争 だ か ら 仕 方 が な か っ た と 片 付 け る こ と は 出 来 ま せ ん む し ろ 日 本 は こ れ ら の 事 実 を 認 め 反 省 し な け れ ば な り ま せ ん し か し 日 本 は 再 び 同 じ 道 を 歩 も う と し て い ま す 自 衛 の た め と 言 っ て 戦 争 を 正 当 化 し よ う と し て い ま す 私 の 友 達 は 日 本 の 侵 略 戦 争 の 歴 史 を 知 っ て 言 い ま し た 日 本 の 加 害 の 歴 史 が あ っ た こ と よ り も そ れ を 今 ま で 知 ら な か っ た 事 の 方 が 怖 い 今 ま で 教 育 を 受 け て き た の に 加 害 の 歴 史 を 知 ら な か っ た 事 を 異 常 に 感 じ る 私 が 受 け て き た 義 務 教 育 の 中 で 日 本 の 加 害 の 歴 史 を き ち ん と 教 え ら し い て き れ た こ と は あ り ま せ ん そ れ は 恣 意 的 に さ れ て い る こ と の よ う に 感 じ ま す 彼 ら の 都 合 よ く 動 く 自 分 の 意 見 を 持 た な い 国 民 を 作 る 戦 略 の よ う に 思 い ま す し か し 私 は そ う な り ま せ ん 自 分 の 学 び た い こ と は 学 び ま す 嫌 な こ と は 嫌 だ と い い ま す そ の 代 わ り 彼 ら の 求 め る 権 力 や 地 位 は い り ま せ ん 彼 ら の 求 め る 平 和 な 国 は い り ま せ ん も う 一 度 言 い ま す 私 は 現 政 権 が 進 め て い る 安 全 保 障 関 連 法 案 に 反 対 し ま す た く さ ん の 命 の 犠 牲 の - 18 -

上 に 成 り 立 っ た 憲 法 9 条 を 守 り ま す 私 は 今 の 当 た り 前 の よ う で 当 た り 前 じ ゃ な い 生 活 を 気 に 入 っ て い ま す 幸 せ を 感 じ ま す そ し て い つ か 結 婚 し て 家 庭 を 築 く だ ろ う と も 思 い ま す こ の 生 活 の 中 に 大 切 な 人 が 誰 か を 傷 つ け た り 大 切 な 人 が 傷 つ け ら れ た り す る よ う な 日 常 が 入 っ て く る こ と は 許 し ま せ ん た と え 私 の 目 の 届 か な い と こ ろ で あ っ て も 誰 か の 大 切 な 人 が 誰 か を 傷 つ け た り 傷 つ け ら れ た り す る こ と が 当 た り 前 に 起 こ る こ と は 許 し ま せ ん 大 き な 権 力 に 逆 ら う こ と は と て も 勇 気 が い る こ と で す こ こ で 自 分 の 意 見 を 言 っ て も ま だ 私 は 就 職 の こ と や 世 間 体 を 気 に し ま す 怖 く て 今 す ぐ こ こ か ら 逃 げ 出 し て こ の 国 の こ と を 誰 か に 任 せ て し ま い た い 衝 動 に 駆 ら れ ま す し か し 丸 山 眞 男 は 評 論 で あ る こ と と す る こ と の 第 1 章 権 利 の 上 に 眠 る 者 の 中 で こ う 言 っ て い ま す 一 部 だ け 紹 介 さ せ て く だ さ い 自 由 や 権 利 は 過 去 か ら の 多 年 に わ た る 獲 得 の 努 力 の 結 果 で あ る そ し て 未 来 に も 努 力 を 継 続 す る こ と に よ っ て 自 由 を 保 持 し 続 け な け れ ば な ら な い 主 権 者 で あ る こ と に 安 住 し 権 利 を 行 使 す る こ と を し な け れ ば 主 権 者 で な く な る 権 利 を 行 使 す る こ と に よ っ て 主 権 者 で あ る 自 由 に な ろ う と す る こ と に よ っ て 自 由 で あ る と い う こ と で あ る 私 た ち は 自 分 た ち が 持 っ て い る 権 利 を 忘 れ 自 由 を 当 た り 前 の よ う に 享 受 し て い ま す で も 日 本 の 主 権 者 は 政 治 家 で も ど こ か の 偉 い 人 で も あ り ま せ ん 私 た ち 国 民 で す 私 で あ り あ な た で す 権 利 や 自 由 が な く な っ て か ら 知 ら な か っ た と は 言 え ま せ ん 一 人 ひ と り に こ の 国 の 平 和 を 守 り 継 続 さ せ る 責 任 が あ り ま す 私 た ち は そ の こ と を よ く 理 解 し な け れ ば な り ま せ ん 私 は 当 た り 前 の よ う で 当 た り 前 じ ゃ な い 幸 せ を 守 る た め に 安 全 保 障 関 連 法 案 に 反 対 し ま す 憲 法 9 条 を 守 り ま す そ の た め に 闘 い 続 け ま す ご 清 聴 あ り が と う ご ざ い ま し た 2015 年 6 月 21 日 山 口 晶 子 - 19 -

政 治 的 運 動 をすることはカッコいい 田 中 和 琴 19 歳 Massey University 1st Year( 1 回 生 ) こ ん に ち は 今 ニ ュ ー ジ ー ラ ン ド に 留 学 中 で す が 大 学 の 長 期 休 み と 被 っ た の で 今 日 参 加 し に 来 ま し た 私 は 16 歳 の と き に 日 本 の 高 校 辞 め て オ ー ス ト ラ リ ア に 一 人 で 行 っ て そ っ ち で 高 校 卒 業 し ま し た 海 外 に 出 て 行 っ た こ と は 19 年 生 き て き た な か で 多 分 一 番 で か い 決 断 や っ た と 思 い ま す 私 た ち は 毎 日 1 分 1 秒 そ の 瞬 間 ご と に い つ も 自 分 の 行 動 を 選 択 し な が ら 生 き て い ま す 何 食 べ よ う 何 着 よ う 何 て 友 達 に 返 信 し よ う と そ ん な な に げ な い 毎 日 の 暮 ら し の 中 で 戦 争 立 法 の こ と を 知 る き っ か け が あ り ま し た そ こ で の 選 択 は も っ と 知 り た い っ て 思 う か ど う で も い い わ っ て ス ル ー す る か で し た ち ょ っ と 前 ま で の 私 な ら 政 治 の こ と に は 目 を 背 け て ま し た め ん ど い し 空 気 第 一 な 友 達 と は シ リ ア ス な 話 は 避 け た い と も 思 っ て ま し た デ モ と か 行 っ て も お も ん ね ー 話 す 人 お ら ん し た だ ト ロ ト ロ 歩 い て 疲 れ る で も こ う や っ て 自 分 と 同 じ よ う な こ と 思 っ て た 同 年 代 の 人 た ち と 出 会 え て 政 治 に 対 し て 発 言 す る こ と っ て 最 高 に か っ こ い い っ て 今 思 い ま す だ か ら 戦 争 立 法 に つ い て も も っ と 知 り た く な り ま し た 私 は 3 11 が き っ か け で 政 治 に つ い て 考 え る よ う に な り ま し た そ ん 時 か ら 友 達 に 政 治 の 話 ふ っ か け て み た り も し ま し た 当 時 中 3 で 引 か れ る 覚 悟 で し た 実 際 賢 い ひ と 大 人 な ひ と っ て イ メ ー ジ 持 た れ て 対 等 に 接 し て も ら え ん く て め っ ち ゃ だ る か っ た で す 私 も そ こ ら の ど こ に で も お る 女 の 子 や わ っ て 思 っ て ま し た そ れ が 怖 く て も う 政 治 の 話 は せ ん よ う に し て ま し た し 集 団 的 自 衛 権 と か 特 定 秘 密 保 護 法 と か T P P と か 基 地 問 題 と か も 全 部 知 っ て た け ど 黙 っ て ま し た で も こ れ じ ゃ あ か ん っ て 思 い ま し た だ か ら ま た 話 す こ と に し ま し た で も ま だ た い て い の 友 達 は す ご い な ぁ が ん ば っ て と 眉 の 端 っ こ 下 げ な が ら 引 き つ っ た 笑 顔 で 言 い ま す そ ん で う ち は い い わ - 20 -

や め と く っ て 政 治 は 一 生 私 た ち の 暮 ら し と 関 わ っ て き ま す 政 治 に 関 心 示 さ ん っ て こ と は 自 分 の 人 生 放 棄 し た こ と と 一 緒 で あ ん た が 誰 か を 見 捨 て て る っ て こ と に い つ に な っ た ら 気 づ い て く れ ん の で す か な ん で わ ざ わ ざ 遠 い ニ ュ ー ジ ー ラ ン ド か ら 高 い 交 通 費 か け て 片 道 28 時 間 以 上 か け て 私 は デ モ に 参 加 し て る と 思 い ま す か そ れ は 数 の 力 を 信 じ て る か ら で す こ こ に こ れ だ け の 数 が 安 保 法 制 に 反 対 し て る こ れ だ け の 人 間 が 未 来 を 守 り た い と 思 っ て る と い う こ と を 政 治 家 に 示 せ る っ て 信 じ て る か ら で す 政 治 家 は 私 た ち の 票 で し か 動 け ま せ ん 私 た ち 一 人 ひ と り の 意 思 表 示 が 見 え な い け ど 政 治 家 へ の 脅 威 に な る ん で す だ か ら 私 は 動 き ま す 誰 か に 頼 っ て 私 の 分 ま で 頑 張 っ て っ て 甘 す ぎ ま す 黙 っ て 見 な が ら 応 援 な ん て 勘 弁 で す や れ る と き に や れ る こ と を し な い と 必 ず 後 悔 し ま す 誰 に 何 を 言 わ れ よ う と も 私 は 私 の 信 じ る こ と を 貫 き ま す 政 治 的 運 動 す る こ と を カ ッ コ い い っ て 本 気 で 思 う か ら 行 動 し ま す そ し て 無 関 心 で あ る こ と が 一 番 無 責 任 で 一 番 カ ッ コ 悪 い で す ひ と り ひ と り の 何 も し な い っ て い う 無 意 識 な 選 択 が 私 た ち を 戦 争 へ 近 づ け る ん で す よ 国 は 私 た ち の 命 と 戦 争 を 天 秤 に か け 命 を か ろ ん じ ま し た 戦 争 を す る こ と に 重 き を 置 き ま し た そ れ な の に 政 治 が 他 人 事 の よ う に 思 え る 事 情 は い っ た い ど こ か ら 生 ま れ る ん で す か な ん や か ん や 戦 争 な ん か し や ん っ て っ て 思 う の は 平 和 ボ ケ と 違 い ま す 平 和 ボ ケ っ て 国 が 意 図 的 に 作 り 出 し た 空 気 や っ て こ と 知 っ て ま す か 国 の 意 図 的 な 平 和 ボ ケ の 霧 の 中 で 向 こ う が 見 え な い ま ま 国 の 筋 書 き 通 り の 未 来 歩 ん で 自 分 の 人 生 を 人 殺 し に 費 や し た い ん で す か 気 づ い た ら 高 校 生 気 づ い た ら 大 学 生 う ま く い け ば 就 職 奨 学 金 の 返 済 に 終 わ れ 就 職 先 は ブ ラ ッ ク や っ た 社 畜 余 裕 の な い 生 活 そ し て 気 づ い た ら あ な た は 兵 隊 に な る 未 来 で す よ そ ん な 大 げ さ な っ て 安 倍 首 相 は 言 い ま し た 戦 争 は し な い と も 安 倍 首 相 は 言 い ま し た そ ん な こ と 言 わ れ て も 説 得 力 皆 無 で す こ ん な う の あ ら が 薄 っ ぺ ら い 言 葉 を 鵜 呑 み に し て 戦 争 立 法 に 抗 わ ん く て い い ん で す - 21 -

か 人 生 は 短 い で す 後 悔 し て る ひ ま な ん て あ り ま せ ん 私 は 迷 う な ら 動 い て 結 果 を 求 め ま す そ れ が ど ん な に 長 い 闘 い に な ろ う と も 私 の 信 念 が 変 わ ら な い 限 り 諦 め ま せ ん 勝 つ ま で や め ま せ ん だ か ら 私 た ち は 必 ず 勝 ち ま す 私 は 安 倍 首 相 を 信 じ ま せ ん 安 保 法 制 は ど こ か で 誰 か の 命 を 絶 対 奪 い ま す そ う い う 法 律 で す 私 は 殺 さ れ た く な い し そ れ よ り も 誰 も 殺 し た く な い で す 戦 争 に 加 担 し た く な ん か な い で す 私 は 日 本 を 好 き で い た い で す 私 は 私 の 未 来 を 守 り た い で す 今 選 択 を 間 違 え ら れ ま せ ん 私 は 戦 争 立 法 に 反 対 し ま す - 22 -

私 たちは 自 由 と 民 主 主 義 に 基 づく 政 治 を 求 め ます SEALDs KANSAI SEALDs KANSAI( シ ー ル ズ 関 西 : Students Emergency Action for Liberal Democracy s KANSAI) は 自 由 で 民 主 的 な 日 本 を 守 る た め の 関 西 圏 の 学 生 に よ る 緊 急 ア ク シ ョ ン で す 担 い 手 は 10 代 か ら 20 代 前 半 の 若 い 世 代 で す 私 た ち は 思 考 し そ し て 行 動 し ま す 日 本 の 政 治 状 況 は 悪 化 し 続 け て い ま す 2014 年 に は 特 定 秘 密 保 護 法 や 集 団 的 自 衛 権 の 行 使 容 認 な ど が 強 行 さ れ 憲 法 の 理 念 が 空 洞 化 し つ つ あ り ま す 貧 困 や 少 子 高 齢 化 の 問 題 も 深 刻 で 新 た な 生 活 保 障 の 枠 組 み が 求 め ら れ て い ま す 緊 張 を 強 め る 東 ア ジ ア の 安 定 化 も 大 き な 課 題 で す 今 年 7 月 に は 集 団 的 自 衛 権 等 の 安 保 法 整 備 が さ れ 来 年 の 参 議 院 選 挙 以 降 自 民 党 は 改 憲 を 現 実 の も の と し よ う と し て い ま す 私 た ち は こ の 1 年 が こ の 国 の 行 方 を 左 右 す る 非 常 に 重 要 な 期 間 で あ る と 認 識 し て い ま す そ し て そ れ ら の 問 題 は 関 西 に 住 む 私 た ち の 問 題 で も あ り ま す 私 た ち 一 人 一 人 が こ の 民 主 主 義 の 担 い 手 と し て 行 動 し て い か な け れ ば な り ま せ ん 私 た ち は 自 分 た ち の で き る こ と を 自 分 た ち の で き る 場 所 で 行 う の で す 自 由 で 民 主 的 な 社 会 を 守 る た め に 私 た ち は 関 西 か ら 行 動 を 起 こ し ま す 私 た ち 一 人 ひ と り の 行 動 こ そ が 日 本 の 自 由 と 民 主 主 義 を 守 る 盾 と な る は ず で す 公 式 ホ ー ム ペ ー ジ http://sealdskansai.strikingly.com/ - 23 -

戦 争 法 案 の 主 要 問 題 点 SEALDs KANSAI 2015 年 5 月 14 日 安 倍 晋 三 内 閣 は 11 法 案 を 含 む 安 全 保 障 法 制 法 案 ( 以 下 安 保 法 制 ) を 閣 議 決 定 し ま し た こ の 安 保 法 制 の 中 身 は 新 法 案 で あ る 国 際 平 和 支 援 法 と 10 の 改 正 法 案 を 1 つ に 束 ね た 平 和 安 全 法 制 整 備 法 案 で 構 成 さ れ て い ま す 具 体 的 に は 集 団 的 自 衛 権 の 行 使 や 他 国 が 行 う 戦 争 へ の 後 方 支 援 グ レ ー ゾ ー ン 事 態 や PKO の 対 応 な ど が 新 た に 提 起 さ れ ま し た こ の 安 保 法 制 に よ り 海 外 に お け る 自 衛 隊 の 活 動 範 囲 と 活 動 内 容 が 大 幅 に 拡 大 し 日 本 は 様 々 な 方 法 で 戦 争 に 参 戦 す る こ と が 可 能 に な り ま す 安 倍 政 権 は 自 衛 隊 が 国 外 の 戦 争 に 参 戦 す る こ と が 日 本 の 平 和 の た め に 必 要 で あ る と い い ま す し か し 日 本 が 戦 後 70 年 間 維 持 し て き た 平 和 主 義 と は 武 力 に 依 拠 し た 結 果 多 く の 人 間 の 命 を 奪 っ た 戦 争 へ の 痛 切 な 反 省 か ら 武 力 に 頼 ら ず に 平 和 を 達 成 し て い こ う と す る 姿 勢 で す 戦 争 は 決 し て 人 間 を 幸 福 に す る こ と あ り ま せ ん 戦 争 を 行 な う こ と を 可 能 に す る 今 回 の 安 保 法 制 に よ っ て 安 全 が 保 障 さ れ る こ と は あ り ま せ ん こ の よ う な 安 保 法 制 に 対 し て 私 た ち は 以 下 の 2 点 か ら 反 対 を 表 明 し ま す ( 1 ) 立 憲 主 義 代 表 制 民 主 主 義 の 軽 視 ( 2 ) 安 保 法 制 に よ り 戦 争 に 巻 き 込 ま れ る リ ス ク が 高 ま る 以 下 で は こ の 2 つ の 側 面 か ら 問 題 点 を 指 摘 し て い き ま す ( 1 ) 立 憲 主 義 代 表 制 民 主 主 義 の 軽 視 ( a ) 立 憲 主 義 に 反 す る 閣 議 決 定 現 在 議 論 さ れ て い る 安 保 法 制 は 集 団 的 自 衛 権 の 行 使 を 容 認 す る 昨 年 7 月 の 閣 議 決 定 に 基 づ き 法 案 化 さ れ た も の で す し か し 集 団 的 自 衛 権 - 24 -

の 行 使 は 憲 法 に 違 反 す る 行 為 で あ る た め 本 来 で あ れ ば 国 民 投 票 に よ る 改 憲 手 続 き が 要 求 さ れ ま す そ れ に も 関 わ ら ず 安 倍 政 権 は そ れ を 回 避 し 解 釈 で 憲 法 を 変 え る こ と に よ り 集 団 的 自 衛 権 の 行 使 容 認 を 閣 議 決 定 し ま し た こ の よ う な 内 閣 の 一 存 で 進 め ら れ た 解 釈 改 憲 は 明 ら か に 憲 法 を 軽 視 し た 行 為 で あ り 立 憲 主 義 に 反 し て い ま す ( b ) 代 表 制 民 主 主 義 に 反 す る 法 制 定 過 程 ま た 今 回 平 和 安 全 法 制 整 備 法 案 と し て 10 も の 法 案 が 一 束 ね に さ れ 国 会 に 提 出 さ れ ま し た 安 倍 政 権 は こ の 10 の 法 案 を 今 夏 ま で に と い う 非 常 に 短 い 期 間 で 立 法 す る 意 向 を 示 し て い ま す 国 会 は 唯 一 の 立 法 機 関 で あ り 法 律 が 1 つ 作 ら れ る あ る い は 変 更 さ れ る う え で 十 分 な 議 論 を 行 な う 責 任 が あ り ま す 法 内 容 が 異 な る 10 も の 法 案 を 一 括 で さ ら に 短 期 間 で 改 正 し よ う と す る 安 倍 政 権 の 行 為 は こ の 国 会 を 軽 視 す る 行 為 で あ り 代 表 制 民 主 主 義 を 形 骸 化 さ せ る も の で す ( 2 ) 戦 争 に 巻 き 込 ま れ る リ ス ク が 高 ま る 安 倍 首 相 は 海 外 で 自 衛 隊 は 武 力 を 使 え な い と い う こ れ ま で の 立 場 を 積 極 的 平 和 主 義 と い う 言 葉 を 使 い 逆 転 さ せ よ う と し て い ま す 積 極 的 平 和 主 義 と は 中 国 の 台 頭 や ISIS と い っ た 日 本 を 取 り 巻 く 安 全 保 障 環 境 が 近 年 変 化 し た こ と を 受 け 日 本 の 平 和 と 安 全 を ア メ リ カ な ど 国 際 社 会 と 軍 事 的 に 協 力 し て 維 持 獲 得 し て い く 必 要 が あ る と い う 考 え 方 で す そ の た め 今 回 の 安 保 法 制 を 整 備 し 自 衛 隊 が 海 外 で 武 力 を 用 い る こ と を 可 能 に す る 必 要 が あ る と い う の で す し か し 自 衛 隊 が 海 外 で 武 力 を 使 え る よ う に な る こ と で ア メ リ カ が 行 う 対 テ ロ 戦 争 へ 参 戦 す る こ と が 可 能 に な る な ど 戦 争 に 巻 き 込 ま れ る リ ス ク が 高 ま り ま す そ れ に よ り 例 え ば こ れ ま で 以 上 に テ ロ の 対 象 と な る な ど 逆 に 日 本 の 平 和 が 脅 か さ れ る こ と に つ な が り か ね ま せ ん 同 時 に 自 衛 隊 員 が 殺 さ れ る あ る い は 敵 や 民 間 人 を 殺 す 危 険 性 も 確 実 に 増 大 し ま す ( a ) 抑 止 力 が 高 ま り 日 本 が 安 全 に な る こ と は な い - 25 -

今 回 の 安 保 法 制 は 紛 争 解 決 の 手 段 と し て 軍 事 力 に 依 拠 す る こ と で 国 家 間 の 軍 事 的 緊 張 を 余 計 に 煽 り 戦 争 へ と 発 展 す る リ ス ク を 高 め る も の で す 安 倍 政 権 は 集 団 的 自 衛 権 を 行 使 す る こ と な ど を 可 能 に す る こ と で 中 国 の 軍 事 行 動 を 抑 止 し た い と 考 え て い ま す し か し 軍 事 力 を も っ て 敵 対 姿 勢 を 見 せ る こ と で 中 国 の 反 発 を 生 み 逆 に 軍 事 行 動 を 促 進 さ せ て し ま う 危 険 性 が あ り ま す ま た 相 互 不 信 を 深 め る こ と に も つ な が り そ の 結 果 と し て 意 図 し な い 武 力 衝 突 を 引 き 起 こ す こ と も 考 え ら れ ま す 同 様 に 安 保 法 制 に よ っ て テ ロ を 防 ぐ こ と は で き ま せ ん む し ろ 自 衛 隊 が 海 外 で 戦 争 に 参 戦 す る こ と が 可 能 に な る こ と で 相 手 側 か ら 明 確 な 敵 と 見 な さ れ こ れ ま で 以 上 に テ ロ の 対 象 と な る 可 能 性 が 高 ま る こ と に な り ま す 中 国 に し ろ ISIS の よ う な テ ロ リ ズ ム に し ろ 武 力 に よ っ て こ れ ら の 事 態 が 抑 止 さ れ る こ と は あ り ま せ ん ( b ) 歯 止 め が 明 確 で な い 法 案 今 回 の 安 保 法 制 で は 多 く の 事 態 が 設 け ら れ ま し た が ど れ も が あ い ま い 具 体 的 に ど の よ う な 事 態 や 危 険 を 想 定 し て い る の か は 曖 昧 な ま ま で す そ の た め 集 団 的 自 衛 権 や 他 国 軍 の 戦 争 支 援 等 を 行 う こ と に 対 す る 制 限 し い て き が な く 日 本 へ の 影 響 が 低 い 場 合 で あ っ て も 時 の 政 権 の 恣 意 的 な 解 釈 ら ん よ う に よ り 濫 用 さ れ い た る と こ ろ で 戦 争 に 参 戦 す る こ と が 可 能 に な る 危 険 性 が あ り ま す 武 力 攻 撃 事 態 法 改 正 案 で は 集 団 的 自 衛 権 を 行 使 す る 要 件 と し て 存 立 危 機 事 態 が 新 た に 設 定 さ れ ま し た こ れ は 日 本 と 密 接 な 関 係 に あ る 他 国 が 武 力 攻 撃 を 受 け た こ と に よ り 日 本 の 存 立 が 脅 か さ れ 国 民 の 生 命 や 権 利 が 根 底 か ら 覆 さ れ る 明 白 な 危 険 が あ る 場 合 と さ れ て い ま す し か し 具 体 的 に ど の よ う な 危 険 が 該 当 す る か は 明 確 で な い た め 解 釈 次 第 で い く ら で も 対 象 を 拡 大 す る こ と が で き て し ま い ま す 政 府 は ホ ル ム ズ 海 峡 が 機 雷 で 封 鎖 さ れ 日 本 へ の 石 油 の 輸 入 が 困 難 に な っ た 場 合 を 具 体 例 と し て 挙 げ て い ま す が そ れ だ け で 国 民 の 生 死 が 左 右 さ れ る 危 機 で あ る と は 到 底 考 え ら れ ま せ ん 曖 昧 な ま ま で あ れ ば - 26 -

こ の よ う な 経 済 的 被 害 で あ っ て も 戦 争 を 行 な う 理 由 と さ れ る 可 能 性 が あ り ま す こ の 他 に も 重 要 影 響 事 態 や 国 際 平 和 共 同 対 処 事 態 な ど が 設 け ら れ ま し た が 全 て の 事 態 が 曖 昧 で あ る だ け で な く 各 事 態 の 境 界 を 明 確 に 区 別 す る こ と も で き ま せ ん こ の よ う な 事 態 の ま ま で は 歯 止 め な く 集 団 的 自 衛 権 の 行 使 や 戦 争 支 援 が 可 能 に な り ま す ( c ) 自 衛 隊 員 の 命 に 関 わ る リ ス ク が 増 え る 今 回 の 安 保 法 制 に よ り 自 衛 隊 員 の 命 に 関 わ る リ ス ク は 確 実 に 高 ま り ま す 重 要 影 響 事 態 法 案 国 際 平 和 支 援 法 案 で は 米 軍 を 始 め と し た 他 国 軍 が 行 な う 戦 争 に 地 球 規 模 で 自 衛 隊 を 派 遣 し 後 方 支 援 を よ り 広 い 地 域 で 行 え る こ と を 新 た に 可 能 に す る こ と が 提 起 さ れ ま し た 日 本 は こ れ ま で 日 本 周 辺 に 限 り 米 軍 の み を 支 援 す る こ と を 可 能 と し て き ま し た し か し 今 回 の 法 案 に よ り 他 国 軍 の 戦 争 を い つ で も ど こ に お い て も 支 援 す る こ と が 実 質 的 に 可 能 に な り ま す ま た 支 援 活 動 を 行 な う 場 所 も 拡 大 さ れ ま す こ れ ま で は 非 戦 闘 地 域 に 限 定 さ れ て い ま し た が 今 回 の 法 案 で は 現 に 戦 争 が 行 わ れ て い る 現 場 以 外 の 場 所 と さ れ 自 衛 隊 が よ り 戦 闘 に 近 い 現 場 で 支 援 活 動 を す る よ う に な り ま す さ ら に 後 方 支 援 の 内 容 も 拡 大 さ れ こ れ ま で 禁 じ ら れ て き た 武 器 の 輸 送 や 弾 薬 の 提 供 戦 闘 機 等 へ の 給 油 が 可 能 と さ れ ま し た こ れ よ り 他 国 の 武 力 行 使 に 自 衛 隊 が よ り 一 層 関 与 す る こ と に な り ま す 後 方 支 援 と は 国 際 的 に 見 れ ば 実 質 的 な 戦 争 参 加 に 他 な り ま せ ん 2003 年 の イ ラ ク 派 遣 に お い て も 自 衛 隊 は 攻 撃 を 受 け て い る 事 実 が あ り ま す 今 回 の 法 案 で 後 方 支 援 を 行 う 活 動 範 囲 内 容 が 拡 大 さ れ た こ と で こ れ ま で 以 上 に 攻 撃 の 対 象 と さ れ る 危 険 性 が 増 し 自 衛 隊 員 が 殺 し 殺 さ れ る リ ス ク が 増 加 さ れ る こ と は 明 ら か で す - 27 -

DONATION( 寄 付 ) SEALDs KANSAI は 基 本 的 に 学 生 の 持 ち 寄 り で 活 動 し て い ま す し か し 映 像 の 制 作 費 デ モ 集 会 の 運 営 費 フ ラ イ ヤ ー 制 作 な ど な ど 実 質 的 に 学 生 の 持 ち 出 し の み で は 厳 し い 運 営 と な っ て い ま す こ れ か ら も ク オ リ テ ィ の 高 い 動 画 制 作 や 集 会 を 維 持 し て い く た め に 寄 付 等 を 通 じ て 私 た ち の 行 動 を 支 え て 頂 け な い で し ょ う か 何 卒 よ ろ し く お 願 い し ま す 〇 ゆ う ち ょ 銀 行 か ら 記 号 : 14150 番 号 : 39574571 〇 他 銀 行 か ら 店 名 : 四 一 八 預 金 種 目 : 普 通 口 座 番 号 : 3957457 名 義 : シ ー ル ズ カ ン サ イ ご 支 援 を 頂 い た 方 に は 活 動 の ご 報 告 と 合 わ せ て お 礼 の メ ー ル を 差 し 上 げ た い と 考 え て お り ま す お 手 数 を お か け し ま す が 差 支 え な け れ ば 以 下 の フ ォ ー ム よ り ご 連 絡 頂 け れ ば 幸 い で す SEALDs KANSAI に 参 加 し た い 学 生 取 材 の 依 頼 協 力 し て く だ さ る 研 究 者 ク リ エ イ タ ー ミ ュ ー ジ シ ャ ン の 方 も 以 下 の フ ォ ー ム か ら の ご 連 絡 を お 願 い 致 し ま す http://sealdskansai.strikingly.com/#donation - 28 -

殺 す な 殺 さ れ な い た め に! 6 月 21 日 戦 争 立 法 に 反 対 す る 学 生 デ モ ( 京 都 市 ) ス ピ ー チ 集 2 0 1 5 年 7 月 1 3 日 第 1 刷 発 行 著 者 発 行 人 発 行 所 SEALDs KANSAI 北 村 肇 株 式 会 社 金 曜 日 101 0051 東 京 都 千 代 田 区 神 田 神 保 町 2-23 ア セ ン ド 神 保 町 3 階 U R L 装 丁 http://www.kinyobi.co.jp/ 加 藤 英 一 郎 (c )2015 SEALDs KANSAI - 29 -