越前市国民保護計画H27改定版

越 前 市 国 民 保 護 計 画 目 次 第 1 章 総 則 第 1 節 計 画 の 目 的 1 第 2 節 基 本 的 な 考 え 方 2 第 3 節 用 語 の 意 義 4 第 4 節 計 画 の 構 成 等 7 第 5 節 地 域 の 特 性 8 第 6 節 計 画 の 対 象 となる 事 態 9 第 7 節 関 係 機 関 の 処 理 すべき 事 務 又 は 業 務 の 大 綱 10 第 8 節 関 係 機 関 との 連 携 15 第 2 章 平 常 時 の 備 え 第 1 節 組 織 及 び 体 制 の 整 備 17 第 2 節 訓 練 18 第 3 節 備 蓄 20 第 4 節 医 療 救 護 体 制 の 整 備 23 第 5 節 要 配 慮 者 支 援 体 制 24 第 6 節 消 防 団 自 主 防 災 組 織 27 第 7 節 ボランティア 活 動 への 支 援 29 第 8 節 国 民 保 護 に 関 する 知 識 の 普 及 等 30 第 9 節 避 難 誘 導 体 制 の 整 備 等 32 第 10 節 避 難 施 設 の 指 定 及 び 整 備 35 第 3 章 実 施 体 制 第 1 節 実 施 体 制 の 整 備 36 第 2 節 応 援 の 要 請 49 第 3 節 情 報 の 収 集 提 供 51 第 4 節 住 民 に 対 する 協 力 要 請 63 第 5 節 ボランティアの 受 入 体 制 65 第 6 節 国 民 保 護 措 置 に 係 る 職 務 を 行 う 者 等 に 対 する 特 殊 標 章 67 第 4 章 避 難 及 び 救 援 第 1 節 住 民 の 避 難 68 第 2 節 避 難 住 民 等 の 救 援 78 第 3 節 緊 急 輸 送 83 第 4 節 交 通 の 確 保 84 第 5 章 武 力 攻 撃 災 害 への 対 処 等 第 1 節 生 活 関 連 等 施 設 等 の 安 全 確 保 86 第 2 節 危 険 物 質 等 に 係 る 災 害 への 対 処 87 第 3 節 放 射 性 物 質 等 による 汚 染 の 拡 大 の 防 止 89 第 4 節 災 害 拡 大 の 防 止 措 置 91 第 5 節 退 避 の 指 示 92 - 目 次 1-

第 6 節 警 戒 区 域 の 設 定 93 第 7 節 消 防 に 関 する 措 置 等 94 第 8 節 防 疫 対 策 96 第 9 節 廃 棄 物 対 策 99 第 10 節 生 活 の 安 定 に 関 する 措 置 101 第 11 節 補 償 及 び 費 用 負 担 102 第 12 節 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 への 対 処 104 第 6 章 施 設 の 復 旧 と 生 活 の 安 定 第 1 節 被 災 施 設 及 び 被 災 地 の 復 旧 106 第 2 節 生 活 の 安 定 107 - 目 次 2-

第 1 章 第 1 節 第 1 章 総 則 第 1 節 計 画 の 目 的 我 が 国 の 平 和 と 国 民 の 安 全 を 確 保 するためには 日 本 国 政 府 の 平 常 時 からの 外 交 努 力 により 武 力 攻 撃 の 発 生 を 未 然 に 防 ぐことが 何 よりも 重 要 である しかし こうした 外 交 努 力 にもかか わらず 国 民 の 安 全 に 被 害 が 及 ぶ 事 態 が 発 生 し 又 はそのおそれがある 場 合 は 国 や 地 方 公 共 団 体 は 国 民 の 生 命 身 体 及 び 財 産 を 保 護 する 必 要 がある (1)この 計 画 は 武 力 攻 撃 事 態 等 における 国 民 の 保 護 のための 措 置 に 関 する 法 律 ( 平 成 16 年 法 律 第 112 号 以 下 法 という )に 基 づき 武 力 攻 撃 事 態 等 において 武 力 攻 撃 から 国 民 の 生 命 身 体 及 び 財 産 を 保 護 するため 市 の 責 務 住 民 の 避 難 に 関 する 措 置 避 難 住 民 等 の 救 援 に 関 する 措 置 武 力 攻 撃 災 害 への 対 処 に 関 する 措 置 国 民 の 協 力 その 他 の 必 要 な 事 項 を 定 めるものとする (2)また 福 井 県 国 民 保 護 計 画 を 受 け 市 全 体 として 適 切 な 態 勢 を 整 備 し 市 県 指 定 地 方 行 政 機 関 及 び 指 定 公 共 機 関 等 の 防 災 関 係 機 関 が 武 力 攻 撃 事 態 等 における 国 民 の 保 護 のための 措 置 ( 以 下 国 民 保 護 措 置 という )を 的 確 かつ 迅 速 に 実 施 することを 目 的 と する 1

第 1 章 第 2 節 第 2 節 基 本 的 な 考 え 方 1 基 本 的 人 権 の 尊 重 国 民 保 護 措 置 の 実 施 に 当 たっては 基 本 的 人 権 を 尊 重 することとし 救 援 のための 物 資 の 収 用 及 び 保 管 命 令 救 援 のための 土 地 家 屋 及 び 物 資 の 使 用 警 戒 区 域 の 設 定 による 退 去 命 令 等 の 実 施 に 当 たって 国 民 の 自 由 と 権 利 に 制 限 を 加 える 場 合 は その 制 限 は 当 該 国 民 保 護 措 置 を 実 施 するため 必 要 最 小 限 のものとし 公 用 令 書 の 交 付 等 公 正 かつ 適 正 な 手 続 きの 下 に 行 わなければならない 2 国 民 の 権 利 利 益 の 迅 速 な 救 済 (1) 国 民 保 護 措 置 の 実 施 に 伴 う 損 失 補 償 国 民 保 護 措 置 に 係 る 不 服 申 立 て 又 は 訴 訟 その 他 の 国 民 の 権 利 利 益 の 救 済 に 係 る 手 続 について 迅 速 な 処 理 が 可 能 となるよう 必 要 な 処 理 体 制 を 確 保 するよう 努 める (2)これらの 手 続 に 関 連 する 文 書 を 越 前 市 文 書 管 理 規 程 ( 平 成 17 年 越 前 市 訓 令 第 8 号 ) で 定 める 期 間 保 存 することとし 武 力 攻 撃 事 態 等 が 継 続 している 場 合 及 び 国 民 保 護 措 置 に 関 して 不 服 申 立 て 又 は 訴 訟 が 提 起 されている 場 合 には 保 存 期 間 を 延 長 するなど 適 切 に 保 存 する また 武 力 攻 撃 災 害 による 当 該 文 書 の 逸 失 等 を 防 ぐために 安 全 な 場 所 に 確 実 に 保 管 する 等 その 保 存 には 特 段 の 配 慮 を 払 う 3 情 報 伝 達 体 制 の 確 立 (1) 武 力 攻 撃 事 態 等 において 武 力 攻 撃 等 の 状 況 国 民 保 護 措 置 の 実 施 状 況 被 災 情 報 そ の 他 の 情 報 等 について 正 確 な 情 報 を 適 時 かつ 適 切 に 提 供 する (2) 新 聞 放 送 インターネット 等 各 種 広 報 手 段 を 活 用 して 迅 速 に 国 民 保 護 措 置 に 関 す る 情 報 を 提 供 するよう 努 める 4 要 配 慮 者 への 配 慮 及 び 国 際 人 道 法 の 的 確 な 実 施 (1) 国 民 保 護 措 置 の 実 施 に 当 たり 要 配 慮 者 に 対 しては 関 係 者 に 確 実 に 情 報 が 伝 達 され るように 配 慮 するとともに 避 難 や 救 援 などの 措 置 を 的 確 かつ 迅 速 に 実 施 する (2) 外 国 人 の 安 否 情 報 の 収 集 提 供 特 殊 標 章 等 の 交 付 等 の 国 民 保 護 措 置 の 実 施 に 当 たり 国 際 的 な 武 力 紛 争 において 適 用 される 国 際 人 道 法 の 的 確 な 実 施 を 確 保 する 5 指 定 公 共 機 関 等 の 自 主 性 の 尊 重 指 定 公 共 機 関 及 び 指 定 地 方 公 共 機 関 の 国 民 保 護 措 置 の 実 施 については その 自 主 性 を 尊 重 する 6 安 全 の 確 保 (1) 国 民 保 護 措 置 の 実 施 に 当 たっては 国 及 び 県 と 連 携 協 力 し その 内 容 に 応 じ 国 民 保 護 措 置 を 実 施 する 者 の 安 全 の 確 保 に 配 慮 する 2

第 1 章 第 2 節 (2) 国 民 保 護 措 置 の 実 施 に 当 たっては その 内 容 に 応 じ 国 及 び 県 から 入 手 した 情 報 武 力 攻 撃 災 害 の 状 況 その 他 必 要 な 情 報 の 提 供 を 行 うほか 県 消 防 機 関 等 との 連 携 を 密 に すること 等 により 当 該 国 民 保 護 措 置 に 従 事 する 職 員 等 の 安 全 の 確 保 に 十 分 に 配 慮 する 7 初 動 時 体 制 の 確 立 国 から 警 報 が 発 令 された 場 合 や 武 力 攻 撃 事 態 等 に 係 る 兆 候 に 関 する 情 報 を 入 手 し 市 長 が 必 要 と 認 めた 場 合 越 前 市 国 民 保 護 対 策 連 絡 室 を 設 置 し 国 や 県 及 び 関 係 機 関 との 間 で 情 報 の 共 有 を 図 り 国 民 保 護 措 置 の 迅 速 な 実 施 に 対 応 する 8 国 民 の 自 発 的 意 思 による 協 力 国 民 保 護 措 置 の 実 施 に 関 し 国 民 の 協 力 はその 自 発 的 意 思 にゆだねられるものであり その 要 請 に 当 たって 強 制 にわたることがあってはならない 9 関 係 機 関 相 互 の 連 携 協 力 の 確 保 国 民 保 護 措 置 の 円 滑 な 実 施 を 図 るため 国 県 他 の 市 その 他 関 係 機 関 と 平 常 時 から 関 係 機 関 相 互 の 連 携 体 制 の 整 備 に 努 める 3

第 1 章 第 3 節 第 3 節 用 語 の 意 義 この 計 画 における 主 な 用 語 の 意 義 は 次 のとおりとする ( 住 民 関 連 ) 用 語 意 義 避 難 住 民 等 避 難 住 民 及 び 武 力 攻 撃 災 害 による 被 災 者 をいう 要 配 慮 者 次 のいずれかに 該 当 する 者 をいう 1. 自 分 の 身 体 に 危 険 が 差 し 迫 った 場 合 において それを 察 知 する ことが 不 可 能 又 は 困 難 な 者 2. 自 分 の 身 体 に 危 険 が 差 し 迫 った 場 合 において それを 察 知 して も 適 切 な 行 動 をとることが 不 可 能 又 は 困 難 な 者 3. 危 険 を 知 らせる 情 報 を 受 け 取 ることが 不 可 能 又 は 困 難 な 者 4. 危 険 を 知 らせる 情 報 を 受 け 取 ることが 可 能 であっても それに 対 して 適 切 な 行 動 をとることが 不 可 能 又 は 困 難 な 者 例 えば 高 齢 者 障 がい 者 乳 幼 児 外 国 人 等 が 考 えられる ( 武 力 攻 撃 関 連 ) 用 語 意 義 武 力 攻 撃 我 が 国 に 対 する 外 部 からの 武 力 攻 撃 をいう 武 力 攻 撃 事 態 武 力 攻 撃 が 発 生 した 事 態 又 は 武 力 攻 撃 が 発 生 する 明 白 な 危 険 が 切 迫 していると 認 められるに 至 った 事 態 をいう 武 力 攻 撃 予 測 事 態 武 力 攻 撃 事 態 には 至 っていないが 事 態 が 緊 迫 し 武 力 攻 撃 が 予 測 されるに 至 った 事 態 をいう 武 力 攻 撃 事 態 等 武 力 攻 撃 事 態 及 び 武 力 攻 撃 予 測 事 態 をいう 緊 急 対 処 事 態 武 力 攻 撃 の 手 段 に 準 ずる 手 段 を 用 いて 多 数 の 人 を 殺 傷 する 行 為 が 発 生 した 事 態 又 は 当 該 行 為 が 発 生 する 明 白 な 危 険 が 切 迫 してい ると 認 められるに 至 った 事 態 で 国 家 として 緊 急 に 対 処 することが 必 要 なものをいう 武 力 攻 撃 災 害 武 力 攻 撃 により 直 接 又 は 間 接 に 生 ずる 人 の 死 亡 又 は 負 傷 火 事 爆 発 放 射 性 物 質 の 放 出 その 他 の 人 的 又 は 物 的 災 害 をいう ( 避 難 救 援 関 連 ) 用 語 意 義 要 避 難 地 域 住 民 の 避 難 が 必 要 な 地 域 をいう 避 難 先 地 域 住 民 の 避 難 先 となる 地 域 ( 住 民 の 避 難 の 経 路 となる 地 域 を 含 む ) をいう 関 係 近 接 要 避 難 地 域 法 第 54 条 第 1 項 に 基 づき 知 事 が 要 避 難 地 域 に 近 接 する 地 域 の 住 民 をも 避 難 させる 必 要 があると 認 めた 場 合 における 当 該 地 域 をいう 要 避 難 地 域 等 要 避 難 地 域 及 び 関 係 近 接 要 避 難 地 域 をいう 緊 急 物 資 避 難 住 民 等 の 救 援 に 必 要 な 物 資 及 び 資 材 その 他 国 民 保 護 措 置 の 実 施 に 当 たって 必 要 な 物 資 及 び 資 材 をいう NBC 攻 撃 核 兵 器 (nuclear weapons) 生 物 兵 器 (biological weapons) 又 は 化 学 兵 器 (chemical weapons)による 攻 撃 をいう ( 関 係 機 関 施 設 関 連 ) 用 語 意 義 指 定 行 政 機 関 次 に 掲 げる 機 関 で 武 力 攻 撃 事 態 等 における 我 が 国 の 平 和 と 独 立 並 びに 国 及 び 国 民 の 安 全 の 確 保 に 関 する 法 律 施 行 令 ( 平 成 15 年 政 令 第 252 号 以 下 事 態 対 処 法 施 行 令 という )で 定 めるもの をいう 4

第 1 章 第 3 節 1 内 閣 府 宮 内 庁 並 びに 内 閣 府 設 置 法 ( 平 成 11 年 法 律 第 8 9 号 ) 第 49 条 第 1 項 及 び 第 2 項 に 規 定 する 機 関 並 びに 国 家 行 政 組 織 法 ( 昭 和 23 年 法 律 第 120 号 ) 第 3 条 第 2 項 に 規 定 する 機 関 2 内 閣 府 設 置 法 第 37 条 及 び 第 54 条 並 びに 宮 内 庁 法 ( 昭 和 22 年 法 律 第 70 号 ) 第 16 条 第 1 項 並 びに 国 家 行 政 組 織 法 第 8 条 に 規 定 する 機 関 3 内 閣 府 設 置 法 第 39 条 及 び 第 55 条 並 びに 宮 内 庁 法 第 1 6 条 第 2 項 並 びに 国 家 行 政 組 織 法 第 8 条 の2に 規 定 する 機 関 4 内 閣 府 設 置 法 第 40 条 及 び 第 56 条 並 びに 国 家 行 政 組 織 法 第 8 条 の3に 規 定 する 機 関 指 定 地 方 行 政 機 関 指 定 行 政 機 関 の 地 方 支 分 部 局 ( 内 閣 府 設 置 法 第 43 条 及 び 第 57 条 ( 宮 内 庁 法 第 18 条 第 1 項 において 準 用 する 場 合 を 含 む ) 並 び に 宮 内 庁 法 第 17 条 第 1 項 並 びに 国 家 行 政 組 織 法 第 9 条 の 地 方 支 分 部 局 をいう )その 他 の 国 の 地 方 行 政 機 関 で 事 態 対 処 法 施 行 令 で 定 めるものをいう 指 定 公 共 機 関 独 立 行 政 法 人 ( 独 立 行 政 法 人 通 則 法 ( 平 成 11 年 法 律 第 103 号 ) 第 2 条 第 1 項 に 規 定 する 独 立 行 政 法 人 をいう ) 日 本 銀 行 日 本 赤 十 字 社 日 本 放 送 協 会 その 他 の 公 共 的 機 関 及 び 電 気 ガス 輸 送 通 信 その 他 の 公 益 的 事 業 を 営 む 法 人 で 事 態 対 処 法 施 行 令 で 定 める ものをいう 指 定 地 方 公 共 機 関 県 の 区 域 において 電 気 ガス 輸 送 通 信 医 療 その 他 の 公 益 的 事 業 を 営 む 法 人 地 方 道 路 公 社 ( 地 方 道 路 公 社 法 ( 昭 和 45 年 法 律 第 82 号 ) 第 1 条 の 地 方 道 路 公 社 をいう )その 他 の 公 共 的 施 設 を 管 理 する 法 人 及 び 地 方 独 立 行 政 法 人 ( 地 方 独 立 行 政 法 人 法 ( 平 成 1 5 年 法 律 第 118 号 ) 第 2 条 第 1 項 の 地 方 独 立 行 政 法 人 をいう ) で あらかじめ 当 該 法 人 の 意 見 を 聴 いて 知 事 が 指 定 するものをい う 指 定 公 共 機 関 等 指 定 公 共 機 関 指 定 地 方 公 共 機 関 をいう 緊 急 消 防 援 助 隊 消 防 組 織 法 ( 昭 和 22 年 法 律 第 226 号 ) 第 45 条 第 1 項 に 規 定 する 緊 急 消 防 援 助 隊 をいう 生 活 関 連 等 施 設 法 第 102 条 第 1 項 ( 発 電 所 ガスホルダー 等 )に 規 定 する 生 活 関 連 等 施 設 をいう 消 防 吏 員 等 消 防 吏 員 警 察 官 又 は 海 上 保 安 官 をいう 警 察 官 等 警 察 官 海 上 保 安 官 又 は 自 衛 官 をいう 警 察 署 長 等 警 察 署 長 海 上 保 安 部 長 等 又 は 出 動 等 を 命 ぜられた 自 衛 隊 の 部 隊 等 ( 自 衛 隊 法 ( 昭 和 29 年 法 律 第 165 号 ) 第 76 条 第 1 項 第 7 8 条 第 1 項 又 は 第 81 条 第 2 項 の 規 定 により 出 動 を 命 ぜられた 自 衛 隊 の 部 隊 等 のうち 国 民 の 保 護 のための 実 施 を 命 ぜられた 自 衛 隊 の 部 隊 等 又 は 同 法 第 77 条 の3 第 1 項 の 規 定 により 派 遣 を 命 ぜら れた 部 隊 等 をいう )の 長 をいう 海 上 保 安 部 長 等 武 力 攻 撃 事 態 等 における 国 民 の 保 護 のための 措 置 に 関 する 法 律 施 行 令 ( 平 成 16 年 政 令 第 275 号 以 下 施 行 令 という ) 第 7 条 の 管 区 海 上 保 安 本 部 の 事 務 所 の 長 をいう 5

第 1 章 第 3 節 ( 原 子 力 災 害 関 連 ) 用 語 意 義 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 武 力 攻 撃 に 伴 って 原 子 力 事 業 所 外 ( 事 業 所 外 運 搬 の 場 合 にあって は 運 搬 に 使 用 する 容 器 外 )へ 放 出 される 放 射 性 物 質 又 は 放 射 線 に よる 被 害 をいう 応 急 対 策 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 の 発 生 又 はその 拡 大 を 防 止 するための 応 急 の 対 策 をいう 応 急 対 策 実 施 区 域 応 急 対 策 を 実 施 すべき 区 域 をいう 事 後 対 策 法 第 105 条 第 13 項 において 読 み 替 えて 準 用 する 原 子 力 災 害 対 策 特 別 措 置 法 ( 平 成 11 年 法 律 第 156 号 以 下 原 災 法 とい う ) 第 27 条 第 1 項 の 事 後 対 策 をいう 原 子 力 防 災 管 理 者 原 災 法 第 9 条 第 1 項 の 原 子 力 防 災 管 理 者 をいう 事 業 所 外 運 搬 原 災 法 第 2 条 第 2 号 に 規 定 する 事 業 所 外 運 搬 をいう 原 子 力 事 業 者 原 災 法 第 2 条 第 3 号 に 規 定 する 原 子 力 事 業 者 をいう 6

第 1 章 第 4 節 第 4 節 計 画 の 構 成 等 1 計 画 の 構 成 この 計 画 は 次 の6 章 からなる 第 1 章 総 則 第 2 章 平 常 時 の 備 え 第 3 章 実 施 体 制 第 4 章 避 難 及 び 救 援 第 5 章 武 力 攻 撃 災 害 への 対 処 等 第 6 章 施 設 の 復 旧 と 生 活 の 安 定 2 越 前 市 地 域 防 災 計 画 等 との 関 係 この 計 画 は 法 に 基 づき 武 力 攻 撃 事 態 等 に 対 処 するためのものであるのに 対 し 越 前 市 地 域 防 災 計 画 は 災 害 対 策 基 本 法 ( 昭 和 36 年 法 律 第 223 号 以 下 災 対 法 とい う )に 基 づいて 台 風 や 地 震 などの 自 然 災 害 又 は 大 規 模 事 故 などに 対 処 するもので 別 の 法 体 系 による 計 画 である しかし 災 害 の 発 生 原 因 は 異 なるものの その 災 害 の 態 様 及 びこれらへの 対 処 には 類 似 性 があると 考 えられる この 計 画 では 武 力 攻 撃 事 態 等 における 特 有 の 事 項 について 定 めて おり この 計 画 に 定 めのない 事 項 については 越 前 市 地 域 防 災 計 画 等 の 定 めの 例 により 対 応 する 3 計 画 の 周 知 徹 底 市 は 防 災 関 係 機 関 及 び 住 民 に 対 し 自 然 災 害 や 事 故 などの 災 害 との 関 連 も 含 めてこの 計 画 の 性 質 や 基 本 的 な 考 え 方 などの 周 知 を 図 る 4 計 画 の 変 更 今 後 この 計 画 の 基 準 となる 国 の 基 本 指 針 及 び 福 井 県 国 民 保 護 計 画 が 修 正 される 場 合 も ある また 今 後 の 国 際 情 勢 の 変 化 により 想 定 する 武 力 攻 撃 事 態 そのものの 見 直 しもあ り 得 る そうした 場 合 直 ちに 計 画 の 見 直 しを 行 い 必 要 に 応 じて 計 画 を 変 更 する なお この 計 画 を 変 更 するときは 法 第 39 条 第 3 項 の 規 定 に 基 づき あらかじめ 法 第 39 条 第 1 項 の 規 定 により 設 置 された 越 前 市 国 民 保 護 協 議 会 に 諮 問 し その 意 見 を 尊 重 するとともに 広 く 関 係 者 の 意 見 を 求 めるように 努 める 7

第 1 章 第 5 節 第 5 節 地 域 の 特 性 1 地 形 越 前 市 は 福 井 県 のほぼ 中 央 に 位 置 し 東 部 の 越 前 中 央 山 脈 西 部 の 丹 生 山 地 南 部 の 越 前 富 士 と 呼 ばれる 日 野 山 (795 メートル)など 400~700メートル 級 の 山 々 に 囲 まれ 武 生 盆 地 をつくっている 武 生 盆 地 の 中 央 を 県 内 三 大 河 川 のひとつ 日 野 川 が 南 北 に 貫 流 し 九 頭 竜 川 と 名 を 変 え て 日 本 海 に 注 いでいる 旧 今 立 町 内 に 流 れる 四 つの 川 は 鞍 谷 川 に 合 流 したあと 福 井 市 内 で 日 野 川 に 合 流 している 2 気 候 夏 は 高 温 多 湿 冬 は 降 雪 量 が1メートルを 超 えることもある 日 本 海 側 特 有 の 気 候 である 3 人 口 分 布 中 心 市 街 地 の 人 口 は 減 少 傾 向 にあり ドーナツ 化 現 象 が 見 られる また 10 年 間 の 年 齢 階 級 別 人 口 動 向 をみると 市 の 年 少 人 口 は 減 少 傾 向 にある 一 方 老 年 人 口 は 増 加 し 少 子 高 齢 化 が 進 行 している 4 道 路 の 位 置 等 市 の 中 央 を 北 陸 自 動 車 道 と 国 道 8 号 が 縦 断 し 関 西 中 京 圏 などの 主 要 都 市 や 福 井 市 敦 賀 市 など 周 辺 都 市 との 交 通 の 動 脈 となっている また 両 路 線 に 交 差 するように 国 道 4 17 号 や 県 道 主 要 地 方 道 が 横 断 している 5 鉄 道 の 位 置 等 鉄 道 は JR 北 陸 本 線 が 市 の 中 央 部 を 南 北 に 通 過 しており 福 井 鉄 道 福 武 線 が 越 前 市 と 福 井 市 の 間 を 運 行 している 88

第 1 章 第 6 節 第 6 節 計 画 の 対 象 となる 事 態 武 力 攻 撃 事 態 1 武 力 攻 撃 事 態 の 類 型 武 力 攻 撃 事 態 について 国 が 示 している 類 型 は 次 のとおりである 類 型 地 上 部 隊 が 航 空 機 や 船 舶 により 着 上 陸 する 攻 撃 ゲリラや 特 殊 部 隊 による 攻 撃 主 要 な 公 共 施 設 の 占 拠 又 は 破 壊 原 子 力 発 電 所 の 中 央 制 御 室 の 占 拠 又 は 冷 却 機 能 の 破 壊 弾 道 ミサイル 攻 撃 通 常 弾 頭 核 弾 頭 生 物 剤 弾 頭 化 学 剤 弾 頭 航 空 機 による 攻 撃 緊 急 対 処 事 態 2 緊 急 対 処 事 態 の 類 型 及 び 対 応 緊 急 対 処 事 態 について 国 が 示 している 類 型 は 次 のとおりである なお 武 力 攻 撃 事 態 は 相 手 の 国 による 武 力 攻 撃 が 該 当 するのに 対 し 緊 急 対 処 事 態 は 武 力 攻 撃 に 準 じた 手 段 で 多 数 の 人 を 殺 傷 する 大 規 模 テロ 等 が 該 当 する 緊 急 対 処 事 態 における 緊 急 対 処 保 護 措 置 については 法 令 国 の 基 本 指 針 及 びこの 計 画 で 定 めるところにより 警 報 の 通 知 及 び 伝 達 に 関 するもの 以 外 は 武 力 攻 撃 事 態 等 におけ る 国 民 保 護 措 置 を 準 用 して 対 応 する 類 型 危 険 性 を 内 在 する 物 質 を 有 する 施 設 等 に 対 する 攻 撃 が 行 われる 事 態 原 子 力 事 業 所 等 の 破 壊 石 油 コンビナート 可 燃 性 ガス 貯 蔵 施 設 等 の 爆 破 危 険 物 積 載 船 への 攻 撃 ダムの 破 壊 多 数 の 人 が 集 合 する 施 設 及 び 大 量 輸 送 機 関 等 に 対 する 攻 撃 が 行 われる 事 態 大 規 模 集 客 施 設 ターミナル 駅 等 の 爆 破 列 車 等 の 爆 破 多 数 の 人 を 殺 傷 する 特 性 を 有 する 物 質 等 による 攻 撃 が 行 われる 事 態 放 射 性 物 質 を 混 入 させた 爆 弾 (ダーティボム) 等 の 爆 発 による 放 射 能 の 拡 散 炭 疽 菌 等 生 物 剤 の 航 空 機 等 による 大 量 散 布 市 街 地 等 におけるサリン 等 化 学 剤 の 大 量 散 布 水 源 地 に 対 する 毒 素 等 の 混 入 破 壊 の 手 段 として 交 通 機 関 を 用 いた 攻 撃 等 が 行 われる 事 態 航 空 機 等 による 多 数 の 死 傷 者 を 伴 う 自 爆 テロ 弾 道 ミサイル 等 の 飛 来 9

第 1 章 第 7 節 第 7 節 関 係 機 関 の 処 理 すべき 事 務 又 は 業 務 の 大 綱 1 市 の 責 務 (1) 国 が 定 める 基 本 指 針 及 び 越 前 市 国 民 保 護 計 画 に 基 づき 武 力 攻 撃 事 態 等 において 警 報 の 伝 達 避 難 住 民 の 誘 導 など 国 民 保 護 措 置 を 的 確 かつ 迅 速 に 実 施 する (2) 越 前 市 の 区 域 内 において 関 係 機 関 が 実 施 する 国 民 保 護 措 置 を 総 合 的 に 推 進 する 2 処 理 すべき 事 務 又 は 業 務 国 民 保 護 措 置 について 市 市 を 管 轄 する 消 防 及 び 警 察 機 関 県 自 衛 隊 指 定 地 方 行 政 機 関 指 定 公 共 機 関 等 は おおむね 次 に 掲 げる 業 務 を 処 理 する (1) 市 機 関 名 処 理 すべき 事 務 又 は 業 務 越 前 市 (1) 越 前 市 国 民 保 護 協 議 会 に 関 する 事 務 (2) 国 民 保 護 措 置 に 関 する 組 織 の 整 備 (3) 国 民 保 護 措 置 に 関 する 知 識 の 普 及 及 び 訓 練 (4) 越 前 市 国 民 保 護 対 策 本 部 等 に 関 する 事 務 (5) 国 民 保 護 措 置 に 関 する 情 報 の 伝 達 (6) 武 力 攻 撃 事 態 等 における 住 民 の 避 難 誘 導 に 関 する 措 置 (7) 武 力 攻 撃 事 態 等 における 避 難 住 民 等 の 救 援 に 関 する 措 置 (8) 緊 急 輸 送 及 び 必 要 物 資 の 調 達 (9) 安 否 情 報 の 収 集 及 び 提 供 (10) 武 力 攻 撃 災 害 への 対 処 に 関 する 措 置 (11) 防 疫 及 び 廃 棄 物 処 理 に 関 する 措 置 (12) 応 急 復 旧 及 びライフラインの 確 保 (13)ボランティアに 関 する 支 援 (14) 被 災 公 共 施 設 の 復 旧 (15) 市 の 管 轄 区 域 内 の 関 係 団 体 が 実 施 する 災 害 応 急 対 策 等 の 調 整 (2) 消 防 機 関 機 関 名 南 越 消 防 組 合 消 防 本 部 越 前 市 消 防 団 処 理 すべき 事 務 又 は 業 務 (1) 消 防 活 動 に 関 する 措 置 (2) 住 民 の 避 難 誘 導 救 助 救 急 等 (3) 警 察 機 関 機 関 名 処 理 すべき 事 務 又 は 業 務 越 前 警 察 署 (1) 住 民 の 避 難 誘 導 及 び 救 助 (2) 警 戒 区 域 防 護 対 策 を 講 ずるべき 区 域 における 立 入 制 限 及 び 警 戒 警 備 (3) 緊 急 交 通 路 の 確 保 等 の 交 通 規 制 10

第 1 章 第 7 節 (4) 県 機 関 名 処 理 すべき 事 務 又 は 業 務 福 井 県 (1) 福 井 県 国 民 保 護 協 議 会 に 関 する 事 務 (2) 国 民 保 護 措 置 に 関 する 施 設 及 び 組 織 の 整 備 (3) 国 民 保 護 措 置 に 関 する 知 識 の 普 及 及 び 訓 練 (4) 福 井 県 国 民 保 護 対 策 本 部 等 に 関 する 事 務 (5) 国 民 保 護 措 置 に 関 する 情 報 の 伝 達 (6) 武 力 攻 撃 事 態 等 における 住 民 の 避 難 に 関 する 措 置 (7) 武 力 攻 撃 事 態 等 における 避 難 住 民 等 の 救 援 に 関 する 措 置 (8) 緊 急 輸 送 及 び 必 要 物 資 の 調 達 (9) 安 否 情 報 の 収 集 及 び 提 供 (10) 武 力 攻 撃 災 害 への 対 処 に 関 する 措 置 (11) 防 疫 及 び 廃 棄 物 処 理 に 関 する 措 置 (12) 応 急 復 旧 及 びライフラインの 確 保 (13) 生 活 関 連 物 資 等 の 価 格 の 安 定 等 のための 措 置 その 他 国 民 生 活 の 安 定 に 関 する 措 置 の 実 施 (14)ボランティアに 関 する 支 援 (15) 被 災 公 共 施 設 の 復 旧 (16) 国 民 保 護 措 置 に 関 する 行 政 機 関 公 共 機 関 及 び 市 町 相 互 間 の 連 絡 調 整 (17) 市 町 が 処 理 する 事 務 の 指 示 及 び 支 援 (5) 自 衛 隊 機 関 名 陸 上 自 衛 隊 海 上 自 衛 隊 航 空 自 衛 隊 処 理 すべき 事 務 又 は 業 務 (1) 武 力 攻 撃 事 態 等 における 人 命 及 び 財 産 の 保 護 (2) 武 力 攻 撃 事 態 等 における 国 民 保 護 措 置 の 支 援 (6) 指 定 地 方 行 政 機 関 機 関 名 処 理 すべき 事 務 又 は 業 務 1 中 部 管 区 警 察 局 (1) 管 区 内 各 県 警 察 の 国 民 保 護 措 置 並 びに 相 互 援 助 の 指 導 及 び 調 整 (2) 他 管 区 警 察 局 との 連 携 (3) 管 区 内 各 県 警 察 及 び 関 係 機 関 等 からの 情 報 収 集 及 び 報 告 連 絡 (4) 警 察 通 信 の 確 保 及 び 統 制 2 北 陸 総 合 通 信 局 (1) 電 気 通 信 事 業 者 放 送 事 業 者 への 連 絡 調 整 (2) 電 波 の 監 督 管 理 監 視 並 びに 無 線 の 施 設 の 設 置 及 び 使 用 の 規 律 に 関 すること (3) 非 常 事 態 における 重 要 通 信 の 確 保 (4) 非 常 通 信 協 議 会 の 指 導 育 成 3 北 陸 財 務 局 (1) 地 方 公 共 団 体 に 対 する 災 害 融 資 ( 福 井 財 務 事 務 所 ) (2) 金 融 機 関 に 対 する 緊 急 措 置 の 指 示 (3) 普 通 財 産 の 無 償 貸 付 (4) 被 災 施 設 の 復 旧 事 業 費 の 査 定 の 立 会 4 大 阪 税 関 (1) 輸 入 物 資 の 通 関 手 続 ( 敦 賀 税 関 支 署 ) 11

第 1 章 第 7 節 5 近 畿 厚 生 局 (1) 救 援 等 に 係 る 情 報 の 収 集 及 び 提 供 6 福 井 労 働 局 (1) 被 災 者 の 雇 用 対 策 7 北 陸 農 政 局 ( 福 井 地 域 センター) (1) 武 力 攻 撃 災 害 対 策 用 食 料 の 確 保 (2) 農 業 関 連 施 設 の 応 急 復 旧 8 近 畿 中 国 森 林 管 理 局 (1) 武 力 攻 撃 災 害 対 策 用 復 旧 用 資 材 の 調 達 供 給 ( 福 井 森 林 管 理 署 ) 9 近 畿 経 済 産 業 局 (1) 救 援 物 資 の 円 滑 な 供 給 の 確 保 (2) 商 工 鉱 業 の 事 業 者 の 業 務 の 正 常 な 運 営 の 確 保 (3) 被 災 中 小 企 業 の 振 興 10 中 部 近 畿 産 業 保 安 監 督 部 ( 近 畿 支 部 ) 11 近 畿 地 方 整 備 局 ( 福 井 河 川 国 道 事 務 所 ) ( 九 頭 竜 川 ダム 統 合 管 理 事 務 所 ) ( 足 羽 川 ダム 工 事 事 務 所 ) 12 北 陸 地 方 整 備 局 ( 敦 賀 港 湾 事 務 所 ) 13 中 部 運 輸 局 ( 福 井 運 輸 支 局 ) 14 大 阪 航 空 局 ( 小 松 空 港 事 務 所 ) 15 東 京 航 空 交 通 管 制 部 16 東 京 管 区 気 象 台 ( 福 井 地 方 気 象 台 ) 17 第 八 管 区 海 上 保 安 本 部 ( 敦 賀 海 上 保 安 部 ) 18 中 部 地 方 環 境 事 務 所 (1) 電 気 火 薬 類 都 市 ガス 高 圧 ガス 液 化 石 油 ガス 施 設 の 保 全 (2) 鉱 山 における 災 害 時 の 応 急 対 策 (1) 被 災 時 における 直 轄 河 川 国 道 等 の 公 共 土 木 施 設 の 応 急 復 旧 (1) 港 湾 施 設 の 使 用 に 関 する 連 絡 調 整 (2) 港 湾 施 設 の 応 急 復 旧 (1) 運 送 事 業 者 への 連 絡 調 整 (2) 運 送 施 設 及 び 車 両 の 安 全 保 安 (1) 飛 行 場 使 用 に 関 する 連 絡 調 整 (2) 航 空 機 の 航 行 の 安 全 確 保 (1) 航 空 機 の 安 全 確 保 に 係 る 管 制 上 の 措 置 (1) 気 象 状 況 の 把 握 及 び 情 報 の 提 供 (1) 船 舶 内 に 在 る 者 に 対 する 警 報 及 び 避 難 措 置 の 指 示 の 伝 達 (2) 海 上 における 避 難 住 民 の 誘 導 秩 序 の 維 持 及 び 安 全 の 確 保 (3) 生 活 関 連 等 施 設 の 安 全 確 保 に 係 る 立 入 制 限 区 域 の 指 定 等 (4) 海 上 における 警 戒 区 域 の 設 定 等 及 び 退 避 の 指 示 (5) 海 上 における 消 火 活 動 及 び 被 災 者 の 救 助 救 急 活 動 その 他 の 武 力 攻 撃 災 害 への 対 処 に 関 する 措 置 (1) 有 害 物 質 等 の 発 生 等 による 汚 染 状 況 の 情 報 収 集 および 提 供 (2) 廃 棄 物 処 理 施 設 等 の 被 害 状 況 がれき 等 の 廃 棄 物 の 発 生 量 の 情 報 収 集 19 近 畿 中 部 防 衛 局 (1) 所 管 財 産 ( 周 辺 財 産 )の 使 用 に 関 する 連 絡 調 整 (2) 米 軍 施 設 内 通 行 等 に 関 する 連 絡 調 整 (7) 指 定 公 共 機 関 等 機 関 名 1 災 害 研 究 機 関 独 立 行 政 法 人 日 本 原 子 力 研 究 開 発 機 構 2 医 療 事 業 者 日 本 赤 十 字 社 処 理 すべき 事 務 又 は 業 務 (1) 武 力 攻 撃 災 害 に 関 する 指 導 助 言 等 (1) 武 力 攻 撃 災 害 時 における 被 災 者 の 救 助 保 護 (2) 災 害 救 助 等 の 協 力 奉 仕 者 の 連 絡 調 整 (3) 義 援 金 の 受 付 及 び 配 分 12

第 1 章 第 7 節 3 医 療 事 業 者 独 立 行 政 法 人 国 立 病 院 機 構 一 般 社 団 法 人 福 井 県 医 師 会 4 公 共 的 施 設 の 管 理 者 中 日 本 高 速 道 路 西 日 本 高 速 道 路 5 電 気 事 業 者 関 西 電 力 北 陸 電 力 電 源 開 発 日 本 原 子 力 発 電 6 運 送 事 業 者 新 日 本 海 フェリー 公 益 社 団 法 人 福 井 県 バス 協 会 西 日 本 旅 客 鉄 道 日 本 貨 物 鉄 道 福 井 鉄 道 えちぜん 鉄 道 一 般 社 団 法 人 福 井 県 トラック 協 会 7 電 気 通 信 事 業 者 西 日 本 電 信 電 話 KDDI NTTドコモ ソフトバンクモバイル 8 放 送 事 業 者 日 本 放 送 協 会 福 井 放 送 福 井 テレビジョ ン 放 送 福 井 エフエム 放 送 9 金 融 機 関 日 本 銀 行 (1) 武 力 攻 撃 災 害 時 における 医 療 救 護 活 動 の 実 施 (1) 道 路 及 び 防 災 施 設 の 維 持 管 理 (2) 武 力 攻 撃 事 態 等 における 道 路 交 通 の 確 保 (3) 被 害 施 設 の 復 旧 (1) 施 設 の 整 備 及 び 防 災 管 理 (2) 武 力 攻 撃 事 態 等 における 電 力 供 給 の 確 保 (3) 災 害 対 策 の 実 施 と 被 災 施 設 の 復 旧 [ 原 子 力 事 業 者 ] (4) 放 射 線 測 定 設 備 及 び 原 子 力 防 災 資 機 材 の 整 備 (5) 応 急 対 策 の 実 施 (6) 事 後 対 策 の 実 施 (1) 施 設 等 の 整 備 及 び 安 全 輸 送 の 確 保 (2) 武 力 攻 撃 事 態 等 における 物 資 及 び 人 員 の 緊 急 輸 送 (3) 被 災 施 設 の 復 旧 (1) 電 気 通 信 施 設 の 整 備 及 び 防 災 管 理 (2) 武 力 攻 撃 事 態 等 における 優 先 通 信 の 確 保 (3) 被 災 通 信 施 設 の 復 旧 (1) 警 報 等 の 内 容 の 放 送 (1) 銀 行 券 の 発 行 並 びに 通 貨 及 び 金 融 の 調 節 (2) 銀 行 その 他 の 金 融 機 関 の 間 で 行 われる 資 金 決 済 の 円 滑 の 確 保 を 通 じた 信 用 秩 序 の 維 持 10 日 本 郵 便 (1) 武 力 攻 撃 事 態 等 における 郵 便 業 務 の 確 保 11 ガス 事 業 者 一 般 社 団 法 人 福 井 県 LPガス 協 会 (1)ガスの 供 給 13

第 1 章 第 7 節 (8) 公 共 的 団 体 及 び 防 災 上 必 要 な 施 設 の 管 理 者 機 関 名 処 理 すべき 事 務 又 は 業 務 1 越 前 市 建 設 業 会 (1) 市 が 行 う 応 急 対 策 復 旧 への 協 力 2 越 前 たけふ 農 業 協 同 合 福 井 丹 南 農 業 協 同 組 合 3 武 生 森 林 組 合 南 越 森 林 組 合 4 武 生 商 工 会 議 所 越 前 市 商 工 会 5 武 生 医 師 会 病 院 等 経 営 者 (1) 市 が 行 う 被 害 状 況 調 査 及 び 応 急 対 策 の 協 力 (2) 農 作 物 の 災 害 応 急 対 策 の 指 導 (3) 被 災 農 家 に 対 する 融 資 斡 旋 (4) 農 業 生 産 資 材 及 び 農 家 生 活 資 材 の 確 保 斡 旋 (5) 農 作 物 の 需 給 調 整 (1) 市 が 行 う 被 害 状 況 調 査 その 他 応 急 対 策 の 協 力 (2) 被 災 組 合 員 に 対 する 融 資 又 はその 斡 旋 (1) 商 工 業 者 に 対 する 融 資 斡 旋 実 施 (2) 災 害 時 における 中 央 資 金 源 の 導 入 (3) 物 価 安 定 についての 協 力 (4) 救 助 用 物 資 復 旧 資 材 の 確 保 協 力 斡 旋 (1) 避 難 施 設 の 整 備 と 避 難 訓 練 の 実 施 (2) 災 害 時 における 病 人 等 の 収 容 及 び 保 護 (3) 災 害 時 における 負 傷 者 等 の 治 療 助 産 救 助 6 社 会 福 祉 施 設 経 営 者 (1) 避 難 施 設 の 整 備 と 避 難 訓 練 の 実 施 (2) 災 害 時 における 収 容 者 の 保 護 7 金 融 機 関 (1) 被 災 事 業 者 等 に 対 する 資 金 の 融 資 8 文 化 事 業 団 体 (1) 市 等 の 応 急 対 策 に 協 力 9 危 険 物 関 係 施 設 の 管 理 者 (1) 危 険 物 施 設 の 防 護 施 設 の 設 置 (2) 安 全 管 理 の 徹 底 10 学 校 法 人 (1) 避 難 施 設 の 整 備 及 び 避 難 訓 練 の 実 施 (2) 被 災 時 における 応 急 教 育 対 策 計 画 の 確 立 と 実 施 (3) 被 災 施 設 の 災 害 復 旧 11 自 治 連 合 会 (1) 町 内 の 防 災 活 動 等 の 指 揮 (2) 町 内 の 自 主 防 災 組 織 等 の 育 成 強 化 (3) 市 の 応 急 対 策 活 動 等 との 連 携 (4) 区 長 間 の 連 携 12 自 主 防 災 組 織 (1) 町 内 単 位 の 自 警 消 防 隊 を 核 とする 防 災 啓 発 活 動 等 の 実 施 (2) 町 内 の 相 互 扶 助 活 動 (3) 救 難 救 助 等 被 災 者 の 救 護 (4) 防 災 資 機 材 の 整 備 13 自 治 振 興 会 (1) 地 区 単 位 の 自 主 防 災 組 織 として 防 災 啓 発 活 動 等 の 実 施 (2) 地 区 における 相 互 扶 助 活 動 (3) 市 の 応 急 対 策 活 動 等 との 連 携 (4) 防 災 資 機 材 の 整 備 (5) 地 区 自 治 振 興 会 間 の 連 携 14 越 前 エネライン (1)ガスの 供 給 14

第 1 章 第 8 節 第 8 節 関 係 機 関 との 連 携 1 対 策 本 部 相 互 の 連 携 体 制 越 前 市 国 民 保 護 対 策 本 部 ( 以 下 市 対 策 本 部 という ) 福 井 県 国 民 保 護 対 策 本 部 ( 以 下 県 対 策 本 部 という ) 及 び 武 力 攻 撃 事 態 等 対 策 本 部 ( 以 下 国 対 策 本 部 という ) は 相 互 に 緊 密 な 連 携 を 図 りつつ 国 民 保 護 措 置 を 総 合 的 に 推 進 する また 市 対 策 本 部 の 本 部 長 ( 以 下 市 対 策 本 部 長 という )は 県 対 策 本 部 の 本 部 長 ( 以 下 県 対 策 本 部 長 という )に 対 して 国 民 保 護 措 置 に 関 する 総 合 調 整 を 行 なうよう 要 請 できる 2 県 及 び 指 定 地 方 行 政 機 関 との 連 携 体 制 市 は 武 力 攻 撃 事 態 等 において 県 の 避 難 の 指 示 を 受 けて 住 民 への 伝 達 及 び 避 難 誘 導 を 行 うほか 県 と 協 力 して 救 援 活 動 等 を 実 施 する これらの 国 民 保 護 措 置 が 的 確 かつ 迅 速 に 実 施 できるように 平 常 時 から 県 及 び 指 定 地 方 行 政 機 関 との 連 携 体 制 を 強 める 3 消 防 機 関 との 連 携 体 制 市 は 武 力 攻 撃 事 態 等 における 消 防 機 関 による 消 火 活 動 や 被 災 住 民 の 救 急 救 助 活 動 が 重 要 であることを 考 慮 し 南 越 消 防 組 合 の 人 員 及 び 消 防 団 員 所 有 する 資 機 材 などの 現 状 等 について 把 握 し 必 要 な 装 備 等 において 南 越 消 防 組 合 と 協 議 し 整 備 に 努 める また 緊 急 消 防 援 助 隊 による 人 命 救 助 活 動 や 消 防 機 関 相 互 のNBC 攻 撃 による 災 害 に 対 応 するための 物 資 及 び 資 機 材 の 提 供 等 の 支 援 体 制 の 整 備 に 努 める 4 関 係 市 町 との 連 携 体 制 市 は 関 係 市 町 との 間 で 食 糧 水 生 活 必 需 品 医 薬 品 等 の 備 蓄 品 及 び 所 要 の 資 機 材 の 調 達 に 関 し 応 援 協 定 を 締 結 するなど 平 常 時 から 連 携 体 制 の 充 実 に 努 める また 国 民 保 護 措 置 の 実 施 のため 事 務 の 全 部 又 は 一 部 を 関 係 市 町 に 委 託 する 場 合 に 備 え 必 要 に 応 じ 調 整 を 図 る 5 指 定 公 共 機 関 等 との 連 携 体 制 市 は 指 定 公 共 機 関 等 による 避 難 住 民 の 輸 送 及 び 救 援 避 難 施 設 における 臨 時 の 通 信 設 備 の 設 置 等 が 重 要 であることから 平 常 時 からこれらの 機 関 と 情 報 連 絡 を 密 にし これら の 事 務 が 円 滑 に 行 われるよう 協 力 する 6 公 共 的 団 体 との 連 携 体 制 市 は 住 民 の 避 難 救 護 等 について 協 力 を 得 ることができる 公 共 的 団 体 と 平 常 時 から 情 報 連 絡 を 密 にし 武 力 攻 撃 事 態 等 において 迅 速 かつ 的 確 な 対 応 ができるよう 連 携 体 制 を 整 備 する 15

第 1 章 第 8 節 7 自 主 防 災 組 織 との 連 携 体 制 市 は 住 民 への 避 難 の 指 示 の 伝 達 避 難 の 誘 導 や 救 援 活 動 等 が 重 要 であることから 平 常 時 から 自 主 防 災 組 織 との 連 携 体 制 を 強 め 一 体 となって 訓 練 や 住 民 の 自 主 的 活 動 の 育 成 等 に 取 り 組 む 16

第 2 章 第 1 節 第 2 章 平 常 時 の 備 え 第 1 節 組 織 及 び 体 制 の 整 備 1 組 織 の 整 備 市 は 国 民 保 護 措 置 を 的 確 かつ 迅 速 に 実 施 するため 平 常 時 の 各 部 局 及 び 対 策 本 部 等 における 事 務 分 担 職 員 の 配 置 職 員 間 の 伝 達 系 統 等 をあらかじめ 規 定 しその 組 織 の 整 備 を 図 る 2 防 災 体 制 と 併 せた 体 制 の 整 備 市 は 常 備 消 防 体 制 と 連 携 を 図 りつつ 当 直 等 の 強 化 を 図 るなど 24 時 間 即 応 可 能 な 体 制 の 整 備 に 努 める また 防 災 体 制 と 併 せて 県 や 関 係 機 関 と 的 確 かつ 迅 速 に 警 報 や 避 難 の 指 示 の 受 信 伝 達 など 連 絡 のできる 体 制 を 確 立 する 3 対 策 本 部 の 機 能 の 確 保 市 は 対 策 本 部 が 設 置 された 場 合 その 機 能 が 発 揮 できるよう 平 常 時 から 交 代 要 員 の 確 保 やその 他 職 員 の 適 切 な 配 置 飲 料 水 や 食 糧 燃 料 等 の 備 蓄 自 家 発 電 設 備 の 確 保 等 に 努 める 17

第 2 章 第 2 節 第 2 節 訓 練 1 訓 練 の 実 施 (1) 実 施 主 体 市 長 は 消 防 団 自 主 防 災 組 織 と 連 携 し 国 県 隣 接 の 市 町 及 び 関 係 機 関 の 協 力 を 得 て それぞれ 又 は 共 同 して 必 要 な 訓 練 を 行 うよう 努 める (2) 防 災 訓 練 との 連 携 訓 練 の 実 施 に 当 たっては 災 対 法 第 48 条 第 1 項 の 防 災 訓 練 との 有 機 的 な 連 携 を 図 るよう 配 慮 するとともに 多 様 な 形 態 の 武 力 攻 撃 事 態 を 想 定 して より 実 践 的 な 訓 練 になるよう 努 める (3) 住 民 等 の 参 加 市 長 は 住 民 の 避 難 に 関 する 訓 練 を 行 うときは 住 民 に 対 し 訓 練 への 参 加 に ついて 協 力 を 要 請 する また 市 長 は 要 配 慮 者 についての 情 報 伝 達 避 難 誘 導 の 方 法 等 を 訓 練 の 内 容 に 含 めるとともに 要 配 慮 者 や 女 性 の 訓 練 への 参 加 を 促 進 するよう 努 める 2 訓 練 の 種 別 (1) 実 動 訓 練 市 は 関 係 機 関 と 連 携 して それぞれ 又 は 共 同 して 次 の 訓 練 を 実 施 する な お 担 当 職 員 の 資 質 の 向 上 や 国 民 保 護 計 画 の 実 効 性 を 確 保 するため 県 及 び 国 と 連 携 して 又 は 共 同 して 訓 練 を 行 う 場 合 もある ア 通 信 連 絡 訓 練 武 力 攻 撃 災 害 時 における 通 信 情 報 連 絡 を 的 確 かつ 迅 速 に 実 施 できるよう 連 絡 体 制 の 整 備 を 図 るとともに 通 信 用 機 材 の 操 作 等 について 習 熟 度 を 向 上 させ るための 訓 練 を 実 施 する イ 非 常 通 信 連 絡 訓 練 武 力 攻 撃 事 態 等 において 有 線 通 信 系 統 が 不 通 となり 又 は 利 用 することが 著 しく 困 難 になった 場 合 に 備 え 無 線 通 信 系 統 の 円 滑 な 利 用 を 図 り 北 陸 地 方 非 常 通 信 協 議 会 の 構 成 機 関 が 所 有 する 無 線 局 による 県 市 町 及 び 各 防 災 関 係 機 関 との 通 信 を 確 保 するための 訓 練 を 実 施 する ウ 情 報 連 絡 訓 練 国 民 の 保 護 に 関 する 情 報 指 示 命 令 及 び 報 告 を 円 滑 に 実 施 できるよう 連 絡 体 制 の 強 化 を 図 るための 訓 練 を 実 施 する エ 非 常 招 集 ( 参 集 ) 訓 練 応 急 活 動 を 実 施 するために 必 要 な 職 員 の 招 集 又 は 参 集 が 迅 速 かつ 確 実 に 実 施 できるよう 抜 き 打 ちによる 非 常 招 集 ( 参 集 ) 訓 練 を 実 施 する オ 救 助 救 護 訓 練 迅 速 かつ 的 確 な 救 助 及 び 救 護 を 実 施 するため おおむね 次 の 事 項 について 訓 練 を 実 施 する (ア) 避 難 (イ) 炊 き 出 し 及 び 給 水 18

第 2 章 第 2 節 (ウ) 物 資 輸 送 (エ) 医 療 助 産 (オ) 救 出 (2) 避 難 訓 練 ア 市 内 における 避 難 のための 訓 練 市 は 関 係 機 関 と 連 携 して それぞれ 又 は 共 同 して 武 力 攻 撃 事 態 等 におい て 迅 速 に 住 民 が 避 難 できるよう 地 域 学 校 社 会 教 育 施 設 事 業 所 交 通 機 関 等 において あらゆる 状 況 を 想 定 した 避 難 訓 練 を 実 施 する イ 広 域 的 な 避 難 のための 訓 練 市 は 県 及 び 隣 接 する 市 町 と 共 同 して 大 規 模 な 武 力 攻 撃 事 態 等 において 市 の 区 域 を 越 えた 避 難 誘 導 及 び 避 難 住 民 の 受 入 れを 円 滑 に 実 施 するための 避 難 訓 練 を 実 施 する (3) 図 上 訓 練 市 及 び 関 係 機 関 は 共 同 して 随 時 武 力 攻 撃 事 態 等 における 応 急 活 動 を 的 確 かつ 迅 速 に 実 施 するための 図 上 における 訓 練 を 実 施 する 3 訓 練 に 関 する 普 及 啓 発 市 及 び 関 係 機 関 は 各 種 訓 練 の 対 象 者 となる 住 民 に 対 して 市 の 広 報 など 多 様 な 媒 体 を 通 じて 訓 練 に 関 する 普 及 啓 発 を 行 い 住 民 の 訓 練 への 参 加 意 識 の 高 揚 を 図 る 4 訓 練 のための 通 行 規 制 市 は 訓 練 の 効 果 的 な 実 施 を 図 るため 特 に 必 要 があると 認 めるときは 県 及 び 県 公 安 委 員 会 と 協 議 し 当 該 訓 練 の 実 施 に 必 要 な 限 度 において 区 域 又 は 道 路 の 区 間 を 指 定 して 歩 行 者 又 は 車 両 の 道 路 における 通 行 を 禁 止 し 又 は 制 限 することを 要 請 する 19

第 2 章 第 3 節 第 3 節 備 蓄 1 防 災 資 機 材 の 整 備 市 は あらかじめ 防 災 資 機 材 の 整 備 充 実 に 努 めるとともに 備 蓄 倉 庫 に 保 管 し 保 有 する 防 災 資 機 材 を 随 時 点 検 し 保 管 に 万 全 を 期 する (1) 防 災 資 機 材 の 整 備 防 災 資 機 材 保 有 一 覧 表 ( 越 前 市 防 災 施 設 備 蓄 倉 庫 保 管 ) 1 投 光 器 セット 発 電 機 投 光 器 発 電 機 投 光 器 コードリール 三 脚 ガソリン 携 行 缶 をもって 一 式 とする 品 名 規 格 仕 様 数 備 考 コードリール 本 田 製 EX750(750VA) 防 音 型 1 ダイワ 製 EG-2400-S 単 相 100V 2 ヤマハ 発 動 機 製 EF2500I 交 流 2.5KVA 25 帝 国 繊 維 製 K500(100V500W) 補 助 コード 付 1 500W 用 10 日 動 工 業 製 LEN-50D-ES-W( 中 間 スイッチ 付 ) 27 帝 国 繊 維 製 AF301K 防 雨 タイプ 1 日 動 工 業 製 NPW-E33 防 雨 タイプ 27 帝 国 繊 維 製 K2( 大 ) 1 三 脚 日 動 工 業 製 S-01 27 ガソリン 携 行 缶 GT20 型 20L 1 2 拡 声 器 品 名 規 格 仕 様 数 備 考 拡 声 器 大 阪 サイレン 製 作 所 製 TRM119S サイレン 付 5 3 チェーンソー 品 名 規 格 仕 様 数 備 考 チェーンソー スチール 社 製 024(42CC) ガイドバー45cm 替 刃 チェーン 付 1 収 納 箱 付 4 エンジンカッター 品 名 規 格 仕 様 数 備 考 エンジン カッター スチール 社 製 TS510AV 替 刃 (コンクリート 用 タ イヤモント フ レート 1 金 属 用 レシ ノイト フ レート 1) 付 1 収 納 箱 付 5 ベッド 兼 用 担 架 品 名 規 格 仕 様 数 備 考 ベッド 兼 用 担 架 帝 国 繊 維 製 11 号 B 型 ( 医 大 印 ) 7 20

第 2 章 第 3 節 7 測 定 器 品 名 規 格 仕 様 数 備 考 表 面 汚 染 測 定 用 日 立 アロカメテ ィカル( 株 ) 製 GM 式 サーヘ イメータ 放 射 線 測 定 器 TGS-146G 4 線 量 率 測 定 用 エネルキ ー 補 償 形 γ 線 用 シンチレ 放 射 線 測 定 器 ーションサーヘ イメータ TCS-172B 4 ポケット 線 量 計 PDM-122-SZ 58 高 線 量 測 定 用 ( 電 離 箱 )サーベイメータ ICS-323C 5 ( 資 料 : 南 越 消 防 組 合. 市 防 災 安 全 課 ) (2) 防 災 資 機 材 の 点 検 等 保 有 する 防 災 資 機 材 の 点 検 項 目 は 次 のとおりとし 結 果 は 常 に 記 録 しておくと ともに 資 機 材 に 損 傷 欠 落 等 が 発 見 されたときは 修 理 補 充 等 必 要 な 措 置 を 講 ずる ア 機 械 類 (ア) 不 良 箇 所 の 有 無 (イ) 機 能 試 験 の 実 施 (ウ)その 他 イ 機 材 類 (ア) 種 類 規 格 及 び 数 量 の 確 認 (イ) 不 良 品 の 有 無 (ウ) 薬 剤 等 効 能 の 確 認 (エ)その 他 2 飲 料 水 食 糧 及 び 生 活 必 需 品 の 備 蓄 (1) 市 は 住 民 に 対 し 家 庭 内 の 飲 料 水 食 糧 及 び 生 活 必 需 品 の 備 蓄 について 普 及 啓 発 を 図 る (2) 市 は 各 避 難 所 又 は 町 内 会 単 位 で 飲 料 水 食 糧 及 び 衛 生 用 品 等 を 含 めた 生 活 必 需 品 の 分 散 備 蓄 を 行 い 応 急 時 においてこれを 供 給 する ( 別 表 備 蓄 品 保 有 一 覧 表 のとおり) (3) 市 は 応 急 時 において 市 における 備 蓄 物 資 では 供 給 が 不 足 する 場 合 に 県 に 対 して 広 域 圏 ごとに 分 散 備 蓄 している 物 資 の 供 給 を 要 請 する 21

第 2 章 第 3 節 3 自 然 災 害 等 における 備 蓄 との 関 係 市 は 住 民 の 避 難 及 び 避 難 住 民 の 救 援 のために 備 蓄 する 物 資 及 び 資 材 について 災 対 法 の 規 定 による 備 蓄 と 相 互 に 兼 ねるものとする 22

第 2 章 第 4 節 第 4 節 医 療 救 護 体 制 の 整 備 1 医 療 救 護 体 制 の 整 備 市 は 武 力 攻 撃 災 害 時 に 迅 速 に 医 療 活 動 が 実 施 されるよう 県 の 医 療 救 護 活 動 を 支 援 する 体 制 を 整 備 する (1) 初 期 医 療 体 制 の 整 備 市 は 自 主 防 災 組 織 等 による 軽 症 の 負 傷 者 等 の 応 急 救 護 など 県 の 救 護 班 の 活 動 を 支 援 する 体 制 の 整 備 に 努 める (2) 医 薬 品 等 の 確 保 保 健 センター 等 を 中 心 に 医 薬 品 等 の 備 蓄 に 努 め 県 が 設 置 する 救 護 所 の 活 動 を 支 援 する 2 救 急 救 助 体 制 の 整 備 南 越 消 防 組 合 は 医 療 機 関 又 は 他 の 消 防 機 関 と 平 常 時 から 連 携 を 密 にしておくと ともに 適 宜 訓 練 を 実 施 するなど 救 急 救 助 体 制 の 整 備 を 図 る また NBC 攻 撃 による 災 害 が 発 生 した 場 合 には 特 殊 な 装 備 で 現 場 に 臨 む 必 要 が あることから 防 護 服 等 資 機 材 の 整 備 を 進 める 23

第 2 章 第 5 節 第 5 節 要 配 慮 者 支 援 体 制 1 組 織 体 制 の 強 化 (1) 要 配 慮 者 支 援 体 制 の 整 備 市 は 自 然 災 害 や 武 力 攻 撃 事 態 等 が 発 生 した 場 合 又 は 発 生 するおそれのある 場 合 に 要 配 慮 者 を 支 援 するための 支 援 体 制 を 整 備 し 要 配 慮 者 の 避 難 支 援 業 務 を 的 確 に 実 施 する (2) 関 係 部 局 機 関 等 の 間 の 連 携 強 化 市 は 要 配 慮 者 避 難 支 援 体 制 を 構 築 するために 防 災 福 祉 関 係 機 関 団 体 等 と 行 政 で 組 織 する 越 前 市 避 難 行 動 要 支 援 者 避 難 支 援 推 進 会 議 を 設 置 し 相 互 の 連 携 を 深 めるとともに ネットワークを 確 立 する また 消 防 団 自 主 防 災 組 織 等 は 一 部 の 構 成 員 に 過 度 な 負 担 をかけないこと 不 在 時 を 想 定 した 複 数 ルート 化 等 に 配 慮 しつつ 伝 達 網 を 整 備 するよう 努 める (3) 社 会 福 祉 施 設 等 における 対 策 の 要 請 市 は 社 会 福 祉 施 設 等 の 管 理 者 に 対 し 次 の 事 項 に 留 意 し 組 織 体 制 の 整 備 を 図 るよう 要 請 する ア 災 害 時 の 迅 速 的 確 な 対 応 のため 動 員 体 制 非 常 招 集 体 制 緊 急 連 絡 体 制 避 難 誘 導 体 制 等 を 明 確 にした 施 設 内 の 計 画 を 作 成 するなど 組 織 体 制 を 整 備 す る イ 利 用 者 及 び 従 事 者 等 に 対 して 避 難 経 路 及 び 避 難 所 を 周 知 し 基 本 的 な 行 動 がとれるよう 研 修 訓 練 等 を 定 期 的 に 実 施 する ウ 市 県 施 設 相 互 間 自 主 防 災 組 織 及 び 地 域 住 民 等 との 連 携 による 応 援 協 力 体 制 の 整 備 に 努 める 2 支 援 体 制 の 整 備 (1) 実 情 の 把 握 市 は 要 配 慮 者 の 避 難 救 援 等 を 適 切 に 行 うため 町 内 会 民 生 委 員 児 童 委 員 自 主 防 災 組 織 等 の 協 力 を 得 ながら 要 配 慮 者 の 状 況 を 把 握 し 在 宅 保 健 福 祉 サービスの 提 供 等 を 通 じ 災 害 時 に 支 援 等 の 必 要 な 対 象 者 や 介 護 体 制 の 有 無 等 について 住 民 のプライバシーに 十 分 な 配 慮 を 行 いつつ その 実 情 の 把 握 に 努 める (2) 避 難 支 援 計 画 の 策 定 及 び 情 報 の 共 有 要 配 慮 者 に 関 する 情 報 ( 住 居 情 報 伝 達 体 制 必 要 な 支 援 内 容 等 )を 平 時 か ら 電 子 データ ファイル 等 で 管 理 するとともに 一 人 ひとりの 要 配 慮 者 に 対 し て 複 数 の 避 難 支 援 者 を 定 める 等 自 然 災 害 における 対 応 と 併 せて 具 体 的 な 避 難 支 援 計 画 の 整 備 に 努 める なお 要 配 慮 者 に 関 する 情 報 は 個 人 情 報 保 護 に 配 慮 した 上 で 県 及 び 各 関 係 機 関 と 共 有 に 努 める 24

第 2 章 第 5 節 (3) 町 内 会 等 の 協 力 による 支 援 体 制 の 整 備 要 配 慮 者 の 支 援 は 自 助 及 び 地 域 ( 近 隣 )の 共 助 を 基 本 とし 市 は 町 内 会 民 生 委 員 児 童 委 員 自 主 防 災 組 織 等 の 協 力 を 得 て 要 配 慮 者 及 び 避 難 支 援 者 までの 迅 速 かつ 確 実 な 情 報 の 伝 達 避 難 誘 導 の 実 施 救 出 及 び 救 護 の 実 施 等 が 行 えるようその 支 援 体 制 の 整 備 に 努 める (4) 県 健 康 福 祉 センター 等 との 連 絡 連 携 体 制 の 整 備 市 は 県 健 康 福 祉 センター 児 童 相 談 所 等 の 相 談 機 関 保 健 福 祉 サービスセ ンター 等 との 連 絡 連 携 体 制 の 整 備 に 努 める (5) 介 護 体 制 の 整 備 市 は 在 宅 介 護 支 援 センター 福 祉 サービスセンター 及 び 社 会 福 祉 協 議 会 等 と 連 携 し 災 害 時 における 介 護 体 制 の 整 備 に 努 める 3 避 難 路 等 (1) 市 は 平 坦 で 幅 員 の 広 い 避 難 路 車 いすも 使 用 できる 避 難 所 大 きな 字 で 見 や すい 標 識 外 国 語 表 記 等 の 整 備 に 努 める (2) 市 は 要 配 慮 者 に 対 し 災 害 時 において 緊 急 に 連 絡 ができ 安 全 の 確 保 が 図 ら れるよう 緊 急 通 報 機 器 (インターネット 電 子 メール 等 含 む )の 整 備 又 は 活 用 を 図 る 4 武 力 攻 撃 災 害 に 関 する 知 識 の 普 及 市 は 県 と 協 力 して パンフレット ビデオ 等 により 要 配 慮 者 に 対 して 実 情 に 配 慮 した 武 力 攻 撃 災 害 に 関 する 知 識 の 普 及 啓 発 を 行 う また 外 国 人 に 対 しては 外 国 語 版 の 作 成 などについて 配 慮 する 5 国 民 保 護 訓 練 における 配 慮 事 項 市 は 国 民 保 護 訓 練 を 実 施 する 際 要 配 慮 者 に 十 分 配 慮 するとともに 地 域 にお いて 要 配 慮 者 を 支 援 する 体 制 が 整 備 されるよう 努 める 6 要 配 慮 者 に 対 する 配 慮 市 は 要 配 慮 者 に 対 する 武 力 攻 撃 災 害 に 関 する 対 策 を 講 ずるに 当 たっては 次 の とおり 配 慮 する (1) 要 配 慮 者 の 安 否 確 認 及 び 必 要 な 支 援 の 内 容 の 把 握 (2) 生 活 支 援 のための 人 材 確 保 (3) 要 配 慮 者 の 実 情 に 応 じた 情 報 の 提 供 (4) 粉 ミルクや 柔 らかい 食 品 など 特 別 な 食 品 を 必 要 とする 者 に 対 する 当 該 食 品 の 確 保 及 び 提 供 (5) 障 がいの 状 況 等 に 応 じた 介 助 用 品 又 は 補 装 具 の 確 保 及 び 提 供 (6) 避 難 施 設 又 は 居 宅 への 必 要 な 資 機 材 の 設 置 又 は 配 布 (7) 避 難 施 設 又 は 居 宅 への 相 談 員 の 巡 回 による 生 活 状 況 の 確 認 及 び 健 康 相 談 の 実 施 25

第 2 章 第 5 節 (8) 在 宅 又 は 避 難 施 設 内 の 要 配 慮 者 のうち 第 二 次 避 難 を 要 する 者 についての 該 当 施 設 への 受 入 れ 要 請 の 実 施 ( 二 次 避 難 所 の 設 置 を 含 む ) 7 児 童 及 び 生 徒 の 避 難 時 の 配 慮 学 校 の 管 理 者 等 は 児 童 及 び 生 徒 を 当 該 学 校 以 外 の 施 設 に 避 難 させる 場 合 は 教 職 員 が 引 率 して 集 団 で 避 難 させ その 後 状 況 に 応 じて 保 護 者 への 連 絡 及 び 引 渡 しを 行 うこととし あらかじめ 対 策 を 講 ずるよう 努 める 26

第 2 章 第 6 節 第 6 節 消 防 団 自 主 防 災 組 織 1 消 防 団 自 主 防 災 組 織 の 充 実 市 は 次 に 掲 げる 様 々な 形 態 の 自 主 防 災 組 織 等 の 設 置 及 び 育 成 を 図 り 活 動 資 機 材 及 び 設 備 の 整 備 リーダーの 養 成 訓 練 等 の 実 施 に 努 める ア 消 防 団 18 分 団 からなり 南 越 消 防 組 合 により 組 織 されるもの イ 地 域 の 防 災 組 織 町 内 会 等 で 地 域 住 民 が 自 主 的 に 組 織 し 設 置 するもの ウ 施 設 事 業 所 等 の 防 災 組 織 学 校 病 院 事 業 所 等 の 施 設 において 管 理 者 が 組 織 し 設 置 するもの エ 各 種 団 体 の 防 災 組 織 婦 人 団 体 青 年 団 体 アマチュア 無 線 関 係 団 体 等 の 各 種 団 体 が 自 主 的 に 組 織 し 設 置 するもの 2 組 織 の 活 動 内 容 自 主 防 災 組 織 は 地 域 の 実 情 に 応 じ 平 常 時 及 び 武 力 攻 撃 災 害 の 発 生 時 において 効 果 的 な 防 災 活 動 を 行 うよう 努 める なお 武 力 攻 撃 災 害 の 発 生 時 においては 安 全 が 確 保 される 場 所 及 び 時 期 におい ての 活 動 を 基 本 とする (1) 平 常 時 の 活 動 ア 防 災 関 係 機 関 と 住 民 との 間 で 災 害 情 報 が 正 確 かつ 迅 速 に 伝 えられるようなシ ステムを 確 立 する イ 防 災 意 識 の 普 及 を 図 る ウ 防 災 訓 練 ( 避 難 誘 導 救 出 救 護 等 )を 実 施 する エ 火 気 使 用 設 備 器 具 等 の 点 検 を 指 導 する オ 防 災 用 資 機 材 等 の 早 急 な 整 備 及 び 点 検 を 実 施 する カ 住 民 に 対 して 非 常 食 救 急 医 薬 品 等 を 常 時 備 蓄 するよう 指 導 する キ 住 民 参 加 の 下 で 地 域 ぐるみの 安 全 点 検 を 実 施 する (2) 災 害 発 生 時 の 活 動 ア 地 域 内 の 被 害 状 況 その 他 の 必 要 な 情 報 を 収 集 し 市 等 に 通 報 する イ 防 災 関 係 機 関 からの 災 害 に 関 する 情 報 を 地 域 住 民 に 伝 達 する ウ 被 災 者 の 救 出 救 護 に 当 たる エ 各 家 庭 に 対 し 出 火 防 止 を 呼 びかける オ 出 火 した 場 合 は 協 力 して 初 期 消 火 に 当 たる カ 要 配 慮 者 に 十 分 配 慮 し 地 域 住 民 の 避 難 誘 導 に 当 たる キ その 他 防 災 関 係 機 関 の 行 う 応 急 対 策 活 動 に 協 力 する 27

第 2 章 第 6 節 3 自 主 防 災 組 織 の 活 動 に 対 する 措 置 市 は 武 力 攻 撃 災 害 の 発 生 時 に 自 主 防 災 組 織 の 活 動 が 的 確 に 行 われるよう 災 害 情 報 の 伝 達 協 力 要 請 活 動 指 導 等 についてあらかじめ 必 要 な 措 置 を 講 じる (1) 情 報 の 伝 達 県 及 び 防 災 関 係 機 関 と 情 報 を 共 有 し 正 確 かつ 迅 速 に 伝 えられるシステムを 確 立 する (2) 協 力 要 請 ア 自 主 防 災 組 織 が 迅 速 に 活 動 できるように 県 及 び 防 災 関 係 機 関 への 協 力 を 要 請 する イ 自 主 防 災 組 織 が 相 互 に 協 力 を 行 えるよう 要 請 を 行 なう (3) 指 導 ア 有 識 者 や 専 門 家 による 講 習 会 を 行 なう イ 実 際 に 即 した 訓 練 を 行 う (4) 資 機 材 の 貸 与 等 市 は 自 主 防 災 組 織 に 対 し 必 要 に 応 じて 活 動 資 機 材 の 貸 与 を 行 うとともに 自 主 防 災 組 織 間 の 資 機 材 の 貸 借 について 調 整 する 4 自 主 防 災 組 織 と 防 災 関 係 機 関 との 連 携 市 は 県 と 連 携 し 地 域 における 自 主 防 災 組 織 相 互 の 連 携 や 消 防 団 その 他 防 災 関 係 機 関 と 連 携 を 強 め 一 体 的 に 国 民 保 護 活 動 が 実 施 できるよう 体 制 づくりを 進 める 28

第 2 章 第 7 節 第 7 節 ボランティア 活 動 への 支 援 1 ボランティアの 活 動 内 容 (1) 一 般 的 な 活 動 ア 安 全 が 確 保 された 避 難 施 設 における 救 援 物 資 等 の 搬 送 及 び 整 理 イ 避 難 住 民 等 の 生 活 援 助 ウ 炊 き 出 し 等 の 食 事 サービス エ 要 配 慮 者 への 支 援 活 動 オ 被 災 地 の 武 力 攻 撃 終 了 後 における 被 災 住 宅 の 後 片 付 け 等 (2) 専 門 的 な 活 動 ア 外 国 語 通 訳 イ 点 字 朗 読 手 話 通 訳 及 び 要 約 筆 記 ウ 介 護 エ 通 信 オ ボランティアのコーディネート 等 なお ボランティア 活 動 は 武 力 攻 撃 が 終 了 した 段 階 で 行 われるものであり そ の 活 動 は 自 発 的 意 思 によるものであることや 安 全 が 確 保 されていることに 十 分 配 慮 する 2 ボランティア 活 動 体 制 の 整 備 等 (1)ボランティア 活 動 体 制 の 整 備 市 は さまざまなボランティア 活 動 が 円 滑 に 実 施 されるよう 県 と 連 携 しボラ ンティア 自 身 による 自 主 的 な 活 動 運 営 の 環 境 を 整 備 するとともに ボランティア へのニーズや 活 動 状 況 の 把 握 ボランティアへの 情 報 提 供 受 入 れ 体 制 の 確 保 に 努 める (2)ボランティアの 養 成 及 び 活 動 の 支 援 市 は ボランティア 活 動 に 必 要 な 知 識 技 能 等 についての 研 修 会 等 を 開 催 し リーダー コーディネーター アドバイザー 等 の 養 成 を 行 う また 必 要 に 応 じ 市 有 施 設 の 一 部 をボランティアの 活 動 拠 点 に 提 供 するなど の 支 援 を 行 う (3)ボランティア 応 援 体 制 の 整 備 市 は 平 素 より 日 本 赤 十 字 社 社 会 福 祉 協 議 会 その 他 のボランティア 関 係 団 体 と 連 携 を 図 り 協 働 による 組 織 体 制 を 整 備 するとともに 市 を 超 えた 広 域 的 な 応 援 体 制 を 整 備 する 29

第 2 章 第 8 節 第 8 節 国 民 保 護 に 関 する 知 識 の 普 及 等 1 住 民 事 業 者 等 に 対 する 知 識 の 普 及 市 は 警 報 の 伝 達 避 難 救 援 等 に 関 する 教 材 又 は 手 引 書 を 作 成 し 配 布 するほ か 住 民 に 対 する 広 報 などを 通 じて 国 民 保 護 に 関 する 知 識 の 普 及 を 図 る (1) 普 及 の 方 法 ア 市 の 広 報 媒 体 の 活 用 イ 講 習 会 研 修 会 等 の 開 催 ウ 報 道 機 関 を 通 じた 広 報 エ 訓 練 の 実 施 オ パンフレット 等 の 配 布 カ 住 民 運 動 としての 地 域 での 取 組 みの 推 進 (2) 普 及 の 内 容 ア 国 民 保 護 に 関 する 一 般 知 識 及 び 概 要 イ この 計 画 並 びに 各 機 関 の 国 民 保 護 計 画 及 び 国 民 保 護 業 務 計 画 の 内 容 ウ 国 民 保 護 法 及 び 関 係 法 の 趣 旨 徹 底 エ 平 常 時 の 心 得 ( 非 常 時 持 出 品 の 準 備 など) オ 2~3 日 分 の 水 食 糧 等 の 備 蓄 カ 有 事 発 生 時 の 心 得 キ 各 機 関 の 対 策 ク その 他 必 要 な 事 項 2 防 災 関 係 職 員 に 対 する 研 修 市 は 防 災 業 務 に 従 事 する 職 員 に 対 し 武 力 攻 撃 災 害 等 における 適 正 な 判 断 力 を 養 い 各 機 関 における 国 民 保 護 措 置 の 円 滑 な 実 施 を 期 するため 自 然 災 害 時 の 職 員 動 員 等 を 定 めた 手 順 書 等 を 活 用 するほか 次 により 研 修 の 徹 底 を 図 る (1) 研 修 の 方 法 ア 講 習 会 講 演 会 等 の 開 催 イ 国 民 保 護 措 置 の 手 引 書 等 の 配 布 ウ 訓 練 による 実 践 的 研 修 (2) 研 修 の 内 容 ア この 計 画 及 びこれに 伴 う 各 機 関 の 体 制 と 各 自 の 任 務 分 担 イ 非 常 参 集 の 方 法 ウ 武 力 攻 撃 事 態 等 についての 知 識 及 び 各 種 被 害 の 特 性 エ 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 への 対 処 と 技 術 オ 関 係 法 令 の 運 用 カ その 他 必 要 な 事 項 3 教 職 員 に 対 する 研 修 及 び 児 童 生 徒 に 対 する 教 育 市 及 び 教 育 委 員 会 は 教 職 員 に 対 し 国 民 保 護 に 関 する 知 識 の 普 及 を 図 るととも に 武 力 攻 撃 事 態 等 の 対 処 方 法 についての 研 修 を 実 施 する 30

第 2 章 第 8 節 また 児 童 生 徒 に 対 し 国 民 保 護 や 武 力 攻 撃 事 態 等 における 避 難 などに 関 する 教 育 の 推 進 に 努 める 4 ライフライン 施 設 等 や 危 険 物 を 有 する 施 設 の 管 理 者 等 に 対 する 知 識 の 普 及 市 は ライフライン 施 設 等 や 危 険 物 を 有 する 施 設 の 管 理 者 に 対 して 武 力 攻 撃 災 害 の 発 生 時 における その 管 理 する 施 設 の 安 全 確 保 や 住 民 の 危 害 防 止 のための 措 置 についての 知 識 の 普 及 を 図 る 31

第 2 章 第 9 節 第 9 節 避 難 誘 導 体 制 の 整 備 等 1 避 難 誘 導 体 制 の 整 備 市 は 住 民 の 避 難 誘 導 を 最 優 先 とし 常 日 頃 から 県 関 係 機 関 との 調 整 を 図 りな がら 次 のとおり 避 難 誘 導 体 制 を 整 備 する また 国 や 県 の 避 難 マニュアル 等 を 参 考 に 避 難 方 法 や 降 雪 時 等 の 避 難 方 法 など 複 数 の 避 難 実 施 要 領 のパターンをあらかじ め 作 成 するとともに 地 区 町 内 会 単 位 での 各 種 訓 練 等 を 推 進 する (1) 迅 速 かつ 安 全 な 避 難 を 期 するため 避 難 経 路 をあらかじめ 指 定 し 避 難 標 識 や 案 内 板 を 計 画 的 に 整 備 するとともに 避 難 誘 導 マップ 等 を 作 成 し 住 民 に 対 して 周 知 徹 底 を 図 る (2) 社 会 福 祉 施 設 病 院 など 自 ら 避 難 することが 困 難 な 要 配 慮 者 を 擁 する 施 設 にお いては 常 に 人 数 把 握 を 行 い 施 設 管 理 者 との 調 整 を 図 りながら 車 両 等 による 輸 送 計 画 の 作 成 に 努 める (3) 認 定 こども 園 保 育 所 幼 稚 園 小 中 学 校 等 の 児 童 生 徒 については 職 員 の 引 率 保 護 者 への 連 絡 及 び 引 渡 しを 迅 速 に 行 うための 連 絡 網 を 作 成 する (4) 大 規 模 集 客 施 設 大 規 模 集 合 住 宅 など 多 数 の 者 が 利 用 又 は 居 住 する 施 設 の 管 理 者 に 対 して 火 災 や 地 震 の 対 応 に 準 じて 警 報 等 の 伝 達 及 び 避 難 誘 導 を 適 切 に 行 う ための 措 置 の 実 施 に 努 めるよう 要 請 する (5) 鉄 道 バス 等 を 運 行 する 一 般 旅 客 運 送 事 業 者 に 対 して 的 確 かつ 迅 速 な 状 況 判 断 により 災 害 や 事 故 への 対 応 に 準 じて 適 切 な 旅 客 誘 導 を 図 るため 必 要 となる 措 置 の 実 施 に 努 めるよう 要 請 する 2 住 民 への 周 知 市 は 避 難 実 施 要 領 の 内 容 を 住 民 及 び 関 係 のある 公 私 の 団 体 に 的 確 かつ 迅 速 に 伝 達 する 場 合 に 備 え 緊 急 通 報 機 器 ( 防 災 無 線 CATV インターネット 広 報 車 等 ) を 整 備 するなど 住 民 等 に 周 知 徹 底 できる 体 制 の 確 立 を 図 る なお 避 難 の 必 要 が なくなり 避 難 住 民 を 通 常 の 生 活 に 復 帰 させる 場 合 も 同 様 の 緊 急 通 報 機 器 で 周 知 で きる 体 制 を 整 える 3 避 難 のため 必 要 となる 情 報 の 収 集 市 は 避 難 実 施 要 領 の 作 成 に 備 え 市 内 17 地 区 ( 以 下 避 難 地 区 という ) に 関 する 次 に 掲 げる 情 報 を 収 集 し 適 宜 更 新 を 行 うことで 最 新 の 情 報 となるよう に 努 める (1) 避 難 地 区 の 位 置 (2) 避 難 地 区 ごとの 昼 夜 間 人 口 と 世 帯 数 (3) 避 難 地 区 ごとの 要 配 慮 者 の 人 数 居 住 場 所 避 難 誘 導 の 責 任 者 及 び 避 難 誘 導 時 に 必 要 とする 支 援 の 内 容 (4) 避 難 地 区 ごとの 避 難 施 設 の 所 在 地 収 容 人 数 構 造 駐 車 場 の 有 無 及 び 収 容 台 数 トイレ 給 食 設 備 その 他 避 難 時 に 必 要 となる 設 備 の 有 無 等 (5) 市 所 有 の 車 両 等 の 台 数 及 びそれぞれの 定 員 32

第 2 章 第 9 節 (6) 市 所 有 の 車 両 等 のうち 車 椅 子 の 収 容 可 能 な 車 両 台 数 及 びそれぞれの 車 椅 子 の 収 容 可 能 数 (7) 避 難 の 際 に 要 配 慮 者 の 避 難 に 使 用 できる 自 家 用 車 の 台 数 それぞれの 定 員 所 有 者 運 転 者 及 び 輸 送 対 象 者 等 (8) 事 業 所 単 位 での 避 難 を 検 討 すべき 大 規 模 な 事 業 所 及 びその 従 業 員 数 4 避 難 誘 導 責 任 者 及 び 避 難 誘 導 員 の 配 置 市 は 被 災 者 が 迅 速 かつ 安 全 に 避 難 できるよう 現 地 に 避 難 誘 導 責 任 者 を 配 置 す るとともに 消 防 吏 員 及 び 警 察 官 等 と 連 携 し また 消 防 団 防 犯 隊 自 主 防 災 組 織 町 内 会 単 位 の 防 災 リーダー 等 の 協 力 を 得 て 避 難 道 路 の 要 所 に 避 難 誘 導 員 を 配 置 し 高 齢 者 や 障 がい 者 あるいは 旅 行 者 等 にも 配 慮 した 避 難 誘 導 体 制 の 確 立 を 図 る 避 難 に 当 たっては できるだけ 自 主 防 災 組 織 町 内 会 ごとの 集 団 避 難 を 行 い 要 配 慮 者 を 優 先 して 誘 導 するものとする 越 前 市 避 難 地 区 一 覧 表 地 区 名 町 名 1 東 府 中 一 丁 目 府 中 二 丁 目 府 中 三 丁 目 吾 妻 町 住 吉 町 堀 川 町 錦 町 万 代 町 天 王 町 蓬 莱 町 幸 町 国 府 一 二 丁 目 桂 町 本 多 二 三 丁 目 北 府 一 ~ 四 丁 目 2 西 本 町 元 町 京 町 一 ~ 三 丁 目 本 多 一 丁 目 平 和 町 若 松 町 高 瀬 一 二 丁 目 中 央 一 二 丁 目 深 草 一 二 丁 目 平 出 一 ~ 三 丁 目 小 松 一 二 丁 目 日 野 美 一 二 丁 目 野 上 町 新 町 北 千 福 町 沢 町 3 南 南 一 ~ 三 丁 目 武 生 柳 町 若 竹 町 あおば 町 神 明 町 豊 町 姫 川 一 二 丁 目 文 京 一 二 丁 目 御 幸 町 東 千 福 町 行 松 町 妙 法 寺 町 松 森 町 月 見 町 畷 町 常 久 町 常 久 団 地 学 園 団 地 三 ツ 口 町 千 福 町 4 神 山 岡 本 町 広 瀬 町 池 ノ 上 町 広 瀬 ひばりケ 丘 向 が 丘 町 新 小 野 5 吉 野 本 保 町 片 屋 町 氷 坂 町 余 田 町 家 久 町 芝 原 一 ~ 五 丁 目 6 国 高 村 国 一 ~ 四 丁 目 八 幡 一 二 丁 目 押 田 一 二 丁 目 国 高 一 ~ 三 丁 目 長 土 呂 町 横 市 町 庄 町 塚 町 馬 上 免 町 稲 寄 町 瓜 生 町 高 木 町 7 大 虫 大 虫 町 大 虫 本 町 上 四 目 町 下 四 目 町 高 森 町 丹 生 郷 町 三 ツ 俣 町 横 根 町 北 山 町 上 太 田 町 下 太 田 町 新 保 町 一 二 丁 目 大 虫 本 町 勝 蓮 花 8 坂 口 湯 谷 町 中 山 町 下 別 所 町 勾 当 原 町 中 津 原 町 下 中 津 原 町 9 王 子 保 四 郎 丸 町 塚 原 町 白 崎 町 春 日 野 町 今 宿 町 国 兼 町 大 塩 町 上 小 松 町 森 久 町 瓜 生 野 町 中 平 吹 町 下 平 吹 町 富 士 見 が 丘 一 二 丁 目 向 陽 町 10 北 日 野 矢 放 町 帆 山 町 矢 船 町 向 新 保 町 畑 町 小 野 谷 町 西 谷 町 荒 谷 町 平 林 町 庄 田 町 大 手 町 西 尾 町 岩 内 町 大 屋 町 葛 岡 町 問 屋 町 北 日 野 住 宅 団 地 11 北 新 庄 北 町 杉 崎 町 真 柄 町 戸 谷 町 長 尾 町 中 新 庄 町 三 ツ 屋 町 12 味 真 野 入 谷 町 中 居 町 蓑 脇 町 桧 尾 谷 町 余 川 町 池 泉 町 文 室 町 萱 谷 町 上 大 坪 町 味 真 野 町 南 小 山 町 北 小 山 町 吉 村 町 若 宮 町 五 分 市 町 清 水 頭 町 上 真 柄 町 徳 間 町 宮 谷 町 奥 宮 谷 町 味 真 野 団 地 13 白 山 都 辺 町 上 杉 本 町 二 階 堂 町 千 合 谷 町 菖 蒲 谷 町 堀 町 土 山 小 谷 町 安 戸 町 菅 町 米 口 仏 谷 町 丸 岡 町 沓 掛 町 上 黒 川 町 下 黒 川 町 安 養 寺 町 曽 原 町 粟 野 町 小 杉 町 牧 町 若 須 町 中 野 町 萩 原 町 鴉 ケ 平 町 33

第 2 章 第 9 節 地 区 名 町 名 14 粟 田 部 西 樫 尾 町 粟 田 部 町 西 山 粟 田 部 町 栄 粟 田 部 町 宝 栄 粟 田 部 町 蓬 莱 粟 田 部 町 富 永 粟 田 部 町 鞍 谷 粟 田 部 町 旭 15 岡 本 不 老 町 大 滝 町 岩 本 町 新 在 家 町 定 友 町 杉 尾 町 轟 井 町 島 町 長 五 町 大 平 町 八 石 町 中 印 町 別 印 町 南 坂 下 町 16 南 中 山 野 岡 町 マイント タウン 山 室 町 富 士 見 台 下 戸 板 東 庄 境 町 西 庄 境 町 赤 坂 町 新 堂 町 国 中 町 中 津 山 町 仲 山 17 服 間 朽 飯 町 高 岡 町 藤 木 町 領 家 町 春 山 町 東 樫 尾 町 波 垣 町 寺 地 町 横 住 町 清 根 町 相 木 町 西 河 内 町 室 谷 町 長 谷 町 北 坂 下 町 殿 町 大 谷 町 南 中 町 赤 谷 町 水 間 町 柳 元 町 市 野 々 町 34

第 2 章 第 10 節 第 10 節 避 難 施 設 の 指 定 及 び 整 備 1 避 難 施 設 の 選 定 及 び 報 告 (1) 市 長 は 次 の 基 準 を 満 たす 施 設 を 選 定 し 知 事 に 報 告 する ア 公 園 広 場 その 他 の 公 共 施 設 又 は 学 校 公 民 館 駐 車 場 その 他 の 公 益 的 施 設 であること イ 避 難 住 民 等 を 受 け 入 れ 又 はその 救 援 を 行 うために 必 要 かつ 適 切 な 規 模 のも のであること ウ 速 やかに 避 難 住 民 等 を 受 け 入 れ 又 はその 救 援 を 行 うことが 可 能 な 構 造 又 は 設 備 を 有 するものであること エ 火 災 水 害 その 他 の 災 害 による 影 響 が 比 較 的 少 ない 場 所 にあるものであるこ と オ 車 両 その 他 の 運 搬 手 段 による 輸 送 が 比 較 的 容 易 な 場 所 にあるものであること (2) 避 難 施 設 の 選 定 に 当 たっては 要 配 慮 者 への 配 慮 や 弾 道 ミサイル 及 びNBC 攻 撃 を 想 定 して 次 の 事 項 を 満 たす 施 設 を 優 先 する ア 要 配 慮 者 に 対 応 できる 設 備 があること イ コンクリート 造 の 屋 内 施 設 であること ウ 周 辺 に 駐 車 場 が 確 保 できること 2 避 難 施 設 の 指 定 及 び 通 知 市 長 より 選 定 の 報 告 を 受 けた 知 事 は 法 第 148 条 の 規 定 に 基 づき 施 設 を 施 設 管 理 者 の 同 意 を 得 て 避 難 施 設 として 指 定 する 3 変 更 等 の 届 出 避 難 施 設 の 指 定 を 受 けた 施 設 の 管 理 者 は 当 該 施 設 を 廃 止 し 又 は 用 途 の 変 更 改 築 等 により 当 該 施 設 の 避 難 住 民 等 の 受 け 入 れもしくは 救 援 の 用 に 供 すべき 部 分 の 総 面 積 の10 分 の1 以 上 の 面 積 の 増 減 を 伴 う 変 更 を 加 えるときは 市 長 を 経 由 して 知 事 に 届 けるものとする 4 避 難 施 設 の 整 備 市 は 避 難 施 設 の 収 容 人 員 の 合 計 が 昼 夜 別 平 日 週 末 別 季 節 別 の 人 口 を 考 慮 して 施 設 の 整 備 に 努 める なお 整 備 に 当 たっては1(1) 及 び1(2)の 基 準 を 満 たすように 努 める 5 住 民 への 周 知 等 市 長 は 避 難 時 にどの 住 民 がどの 避 難 施 設 を 利 用 するかについて 調 整 し あらか じめ 住 民 に 周 知 しておくよう 努 める 35

第 3 章 第 1 節 第 3 章 実 施 体 制 第 1 節 実 施 体 制 の 整 備 1 越 前 市 国 民 保 護 対 策 連 絡 室 の 設 置 市 は 国 において 武 力 攻 撃 事 態 等 が 認 定 される 前 など 武 力 攻 撃 の 初 期 の 段 階 にお いて 越 前 市 国 民 保 護 対 策 連 絡 室 ( 以 下 市 連 絡 室 という )を 設 置 し 国 県 及 び 関 係 機 関 との 間 で 情 報 の 共 有 化 を 図 りながら 国 民 保 護 措 置 の 速 やかな 実 施 に 対 応 する (1) 設 置 及 び 廃 止 基 準 ア 設 置 基 準 (ア) 国 対 策 本 部 の 本 部 長 ( 以 下 国 対 策 本 部 長 という )から 警 報 が 発 令 さ れた 場 合 (イ) 国 からの 警 報 発 令 以 前 の 段 階 で 武 力 攻 撃 事 態 等 に 係 る 兆 候 に 関 する 情 報 を 入 手 し 又 は 県 が 福 井 県 国 民 保 護 対 策 連 絡 室 を 設 置 した 場 合 において 市 長 が 市 連 絡 室 の 設 置 の 必 要 があると 認 めた 場 合 イ 廃 止 基 準 (ア) 警 報 が 解 除 された 場 合 (イ) 警 報 が 発 令 されるおそれがなくなった 場 合 (ウ) 市 対 策 本 部 の 設 置 が 決 定 された 場 合 (エ)その 他 市 長 が 廃 止 することが 適 当 と 認 めた 場 合 (2) 設 置 場 所 市 連 絡 室 は 越 前 市 市 庁 舎 別 館 2 階 大 会 議 室 に 設 置 する ただし 被 災 等 により 越 前 市 市 庁 舎 に 設 置 できない 場 合 は 公 共 施 設 等 の 中 か ら 被 災 状 況 を 勘 案 して 指 定 した 施 設 に 設 置 する (3) 組 織 及 び 業 務 内 容 ア 市 連 絡 室 の 室 長 は 副 市 長 をもって 充 て 市 連 絡 室 の 事 務 を 総 括 し 職 員 を 指 揮 監 督 する イ 市 連 絡 室 の 室 次 長 は 総 務 部 長 をもって 充 て 室 長 に 事 故 あるときは その 職 務 を 代 理 する ウ 市 連 絡 室 の 室 員 は 次 の 者 を 充 て 又 は 併 任 する (ア) 危 機 管 理 監 (イ) 防 災 安 全 課 長 (ウ) 南 越 消 防 組 合 本 部 警 防 課 長 (エ) 各 部 政 策 幹 エ 市 連 絡 室 に 防 災 安 全 課 長 を 長 とする 事 務 局 を 置 き 次 の 者 を 事 務 局 員 とする (ア) 防 災 安 全 課 員 オ 市 連 絡 室 の 組 織 図 は 次 のとおりとする 36

第 3 章 第 1 節 (イメージ) 室 長 副 市 長 室 次 長 総 務 部 長 室 員 危 機 管 理 監 防 災 安 全 課 長 南 越 消 防 組 合 本 部 警 防 課 長 各 部 政 策 幹 事 務 局 防 災 安 全 課 員 室 長 は 情 報 の 収 集 連 絡 等 に 関 する 重 要 事 項 の 協 議 等 を 行 うため 必 要 に 応 じ 越 前 市 国 民 保 護 対 策 連 絡 室 会 議 ( 以 下 連 絡 室 会 議 という )を 招 集 する 連 絡 室 会 議 における 協 議 報 告 事 項 は 次 のとおりとする (ア) 武 力 攻 撃 事 態 等 のおそれのある 状 況 及 びその 対 応 状 況 (イ) 関 係 課 相 互 の 調 整 事 項 (ウ) 関 係 機 関 との 連 携 推 進 に 関 する 事 項 (エ) 国 県 他 市 町 及 び 関 係 機 関 に 対 する 要 請 に 関 する 事 項 (オ)その 他 情 報 の 収 集 連 絡 等 に 関 する 事 項 カ 連 絡 室 会 議 での 協 議 報 告 事 項 は 市 長 に 報 告 するとともに 次 に 掲 げる 機 関 に 通 知 する (ア) 消 防 本 部 (イ) 県 ( 福 井 県 国 民 保 護 対 策 連 絡 室 ) (ウ) 関 係 する 指 定 公 共 機 関 等 2 越 前 市 国 民 保 護 対 策 本 部 の 設 置 (1) 設 置 及 び 廃 止 基 準 市 長 は 次 の 場 合 に 越 前 市 対 策 本 部 を 設 置 し 又 は 廃 止 する ア 設 置 市 対 策 本 部 を 設 置 すべき 市 の 指 定 の 通 知 を 受 けた 場 合 なお 当 該 指 定 が 行 われていない 場 合 で 国 民 保 護 措 置 を 総 合 的 に 推 進 する ために 必 要 があると 認 める 場 合 には 市 長 は 内 閣 総 理 大 臣 に 対 し 知 事 を 経 由 して 市 対 策 本 部 を 設 置 すべき 市 の 指 定 を 行 うよう 要 請 することができる イ 廃 止 市 対 策 本 部 を 設 置 すべき 市 の 指 定 の 解 除 の 通 知 を 受 けた 場 合 37

第 3 章 第 1 節 国 県 市 町 市 村 国 際 情 勢 等 武 力 攻 撃 の 発 生 武 力 攻 撃 災 害 の 兆 候 武 力 攻 撃 の 発 生 対 処 基 本 方 針 を 作 成 ( 閣 議 決 定 国 会 の 承 認 ) 通 知 知 事 通 知 市 町 村 長 市 長 通 報 発 見 者 対 策 本 部 を 設 置 すべき 県 お よび 市 町 村 を 指 定 通 知 通 知 武 力 攻 撃 事 態 等 対 策 本 部 対 策 本 部 長 : 内 閣 総 理 大 臣 対 策 副 本 部 長 対 策 本 部 員 :すべての 国 務 大 臣 その 他 の 職 員 : 内 閣 官 房 の 職 員 指 定 行 政 機 関 の 長 県 国 民 保 護 対 策 本 部 対 策 本 部 長 : 知 事 対 策 本 部 員 : 副 知 事 教 育 長 警 察 本 部 長 県 職 員 ( 出 納 長 各 部 局 長 ) ( 副 本 部 長 : 副 知 事 ) 市 市 町 国 村 民 国 民 保 保 護 護 対 対 策 策 本 本 部 部 対 策 本 部 長 : 市 町 長 村 長 対 策 本 部 員 : 副 助 市 役 長 教 育 長 消 防 長 市 町 職 村 員 職 ( 員 副 ( 本 副 部 本 長 部 は 長 本 は 部 員 本 から 部 員 市 から 長 が市 町 指 村 名 長 ) が 指 名 ) 武 力 攻 撃 事 態 等 現 地 対 策 本 部 県 国 民 保 護 現 地 対 策 本 部 市 町 国 村 民 国 保 民 護 保 現 護 地 現 対 地 策 対 本 策 本 部 部 (2) 設 置 場 所 市 対 策 本 部 は 越 前 市 市 庁 舎 別 館 2 階 大 会 議 室 に 設 置 する ただし 被 災 等 により 越 前 市 市 庁 舎 に 設 置 できない 場 合 は 公 共 施 設 等 の 中 か ら 被 災 状 況 を 勘 案 して 指 定 した 施 設 に 設 置 する (3) 組 織 事 務 分 掌 等 ア 市 対 策 本 部 長 は 市 長 をもって 充 て 市 対 策 本 部 の 事 務 を 総 括 し 職 員 を 指 揮 監 督 する イ 市 対 策 本 部 の 副 本 部 長 は 副 市 長 をもって 充 て 市 対 策 本 部 長 に 事 故 あると きは その 職 務 を 代 理 する ウ 市 対 策 本 部 に 本 部 付 を 置 き 教 育 長 をもって 充 てる エ 市 対 策 本 部 に 次 の 部 を 置 き 各 部 長 は 次 に 掲 げる 者 を 充 て 本 部 員 として 部 の 事 務 を 掌 理 し 所 属 職 員 を 指 揮 監 督 する オ エに 掲 げる 部 のうち 消 防 部 又 は 清 掃 部 にあっては それぞれ 当 該 部 の 部 長 に 南 越 消 防 組 合 消 防 次 長 又 は 南 越 清 掃 組 合 管 理 事 務 所 長 を 併 任 する カ 各 部 に 班 を 置 き その 主 な 事 務 分 掌 は 次 のとおりとする ただし 初 動 時 においては 産 業 環 境 部 及 び 建 設 部 は 避 難 誘 導 班 とともに 避 難 誘 導 業 務 を 行 う 38

第 3 章 第 1 節 本 部 の 組 織 本 部 長 市 長 副 本 部 長 副 市 長 参 与 教 育 長 本 部 員 企 画 部 長 審 議 監 総 務 部 長 危 機 管 理 監 市 民 福 祉 部 長 産 業 環 境 部 長 農 林 審 議 監 建 設 部 長 今 立 総 合 支 所 長 会 計 管 理 者 議 会 事 務 局 長 監 査 委 員 事 務 局 長 教 育 委 員 会 事 務 局 長 南 越 消 防 組 合 消 防 次 長 南 越 清 掃 組 合 管 理 事 務 所 長 災 害 対 策 本 部 設 置 時 の 部 名 企 画 部 総 務 部 部 長 名 企 画 部 長 審 議 監 総 務 部 長 危 機 管 理 監 災 害 対 策 本 部 設 置 時 の 部 名 出 納 部 支 援 第 1 部 会 計 管 理 者 部 長 名 議 会 事 務 局 長 市 民 福 祉 部 市 民 福 祉 部 長 支 援 第 2 部 監 査 委 員 事 務 局 長 産 業 環 境 部 産 業 環 境 部 長 消 防 部 南 越 消 防 組 合 消 防 次 長 農 林 審 議 監 建 設 部 建 設 部 長 清 掃 部 南 越 清 掃 組 合 管 理 事 務 所 長 教 育 部 教 育 委 員 会 事 務 局 長 今 立 総 合 支 部 今 立 総 合 支 所 長 越 前 市 国 民 保 護 対 策 本 部 事 務 分 掌 部 名 班 名 分 掌 事 務 企 画 部 ( 企 画 部 長 ) 企 画 班 ( 担 当 理 事 ) ( 政 策 推 進 課 長 ) (まちづくり 交 通 対 策 課 長 ) 財 務 班 ( 財 務 課 長 ) 1. 県 内 他 市 町 の 情 報 収 集 及 び 連 絡 調 整 に 関 すること 2. 他 市 町 からの 救 援 隊 の 受 入 れ 並 びに 編 成 等 に 関 すること 3.その 他 企 画 部 内 の 応 援 に 関 すること 1. 武 力 攻 撃 事 態 等 関 係 の 予 算 措 置 に 関 すること 2. 関 係 省 庁 及 び 県 に 対 する 陳 情 資 料 等 の 作 成 に 関 すること 3. 国 民 保 護 対 策 に 伴 う 物 資 購 入 用 品 の 調 達 に 関 すること 4. 公 用 車 の 管 理 及 び 車 両 等 の 借 上 げに 関 すること 5. 本 部 に 係 る 設 備 等 の 設 置 及 び 管 理 に 関 すること 6. 公 共 施 設 の 燃 料 の 確 保 に 関 すること 7. 市 有 財 産 ( 各 所 管 に 属 する 行 政 財 産 は 除 く )の 被 害 状 況 及 び 復 旧 に 関 すること 避 難 誘 導 班 ( 税 務 収 納 課 長 ) 1. 市 民 の 被 害 状 況 の 調 査 収 集 に 関 すること 2. 避 難 住 民 の 誘 導 ( 広 報 を 除 く )に 関 すること 3. 税 の 減 免 に 関 すること 4. 救 出 捜 索 活 動 の 応 援 に 関 すること 5. 罹 災 証 明 書 等 に 関 すること 39

第 3 章 第 1 節 調 整 班 ( 政 策 幹 ) 秘 書 班 ( 秘 書 広 報 課 長 ) 広 報 班 ( 広 報 公 聴 情 報 公 開 室 長 ) 総 務 班 ( 行 政 管 理 課 長 ) ( 国 体 推 進 課 長 ) 1. 部 内 の 情 報 収 集 及 び 連 絡 調 整 に 関 すること 2. 本 部 に 陪 席 し 本 部 決 定 事 項 の 連 絡 調 整 に 関 すること 1. 本 部 長 及 び 副 本 部 長 の 特 命 に 関 すること 2. 協 定 都 市 への 応 援 要 請 に 関 すること 1. 武 力 攻 撃 事 態 等 に 関 する 広 報 写 真 広 報 資 料 等 の 収 集 保 存 提 供 に 関 すること 2. 報 道 関 係 機 関 等 との 連 絡 に 関 すること 3. 市 民 からの 相 談 要 望 の 窓 口 に 関 すること 1. 職 員 の 招 集 及 び 動 員 に 関 すること 2. 出 動 職 員 に 関 すること 3. 職 員 の 安 否 確 認 及 び 被 災 職 員 の 対 応 に 関 すること 4. 特 殊 標 章 の 交 付 に 関 すること 5. 自 衛 隊 の 派 遣 要 請 に 関 すること 6. 緊 急 時 の 人 員 輸 送 に 関 すること 7. 部 内 の 庶 務 に 関 すること 8.その 他 総 務 部 内 の 応 援 に 関 すること 総 務 部 ( 総 務 部 長 ) ( 危 機 管 理 監 ) 情 報 班 ( 情 報 統 計 課 長 ) 本 部 班 ( 防 災 安 全 課 長 ) 1. 庁 内 ネットワークシステムの 確 保 に 関 すること 2. 武 力 攻 撃 事 態 等 における 情 報 の 通 信 体 制 の 設 置 及 び 整 備 に 関 するこ と 3. 外 部 とのネットワークの 構 築 に 関 すること 1. 本 部 の 開 設 及 び 廃 止 に 関 すること 2. 指 令 の 伝 達 及 び 情 報 の 通 信 連 絡 に 関 すること 3. 国 民 保 護 対 策 の 総 合 企 画 立 案 に 関 すること 4. 避 難 実 施 要 領 の 作 成 に 関 すること 5. 被 害 結 果 の 取 りまとめ 県 に 対 する 報 告 に 関 すること 6. 防 犯 隊 交 通 指 導 員 との 連 絡 調 整 に 関 すること 7. 南 越 消 防 本 部 及 び 警 察 署 との 連 絡 調 整 に 関 すること 8. 現 地 対 策 本 部 の 設 置 及 び 連 絡 調 整 に 関 すること 9. 各 部 間 の 連 絡 調 整 に 関 すること ボランティア 班 ( 市 民 自 治 推 進 課 長 ) 準 備 班 地 区 担 当 班 1. 民 間 ボランティアの 受 入 れに 関 すること 2. 各 地 区 における 防 災 組 織 等 との 連 絡 調 整 に 関 すること 3. 本 部 班 の 応 援 に 関 すること 1. 情 報 の 収 集 に 関 すること 2. 対 策 本 部 の 準 備 に 関 すること 1. 避 難 所 の 開 設 運 営 に 関 すること 2. 対 策 本 部 との 連 絡 調 整 に 関 すること 調 整 班 ( 政 策 幹 ) 1. 部 内 の 情 報 収 集 及 び 連 絡 調 整 に 関 すること 2. 本 部 に 陪 席 し 本 部 決 定 事 項 の 連 絡 調 整 に 関 すること 40

第 3 章 第 1 節 避 難 情 報 収 集 班 ( 市 民 課 長 ) 1. 避 難 所 での 避 難 住 民 必 要 な 物 資 等 の 状 況 把 握 に 関 すること 2. 避 難 住 民 への 食 糧 等 の 配 分 に 関 すること 3. 外 国 人 相 談 窓 口 の 開 設 及 び 被 災 状 況 の 把 握 に 関 すること 4. 避 難 対 象 住 民 の 安 否 情 報 の 収 集 に 関 すること 物 資 調 達 班 ( 保 険 年 金 課 長 ) 1. 避 難 救 護 班 との 連 絡 調 整 等 に 関 すること 2. 食 糧 品 その 他 生 活 必 需 物 資 の 調 達 に 関 すること 3. 物 資 の 配 布 計 画 と 輸 送 班 との 連 携 に 関 すること 4.その 他 市 民 福 祉 部 内 の 応 援 に 関 すること 市 民 福 祉 部 ( 市 民 福 祉 部 長 ) 福 祉 班 ( 担 当 理 事 ) ( 社 会 福 祉 課 長 ) ( 長 寿 福 祉 課 長 ) 保 育 児 童 班 ( 子 ども 福 祉 課 長 ) 医 療 保 健 班 ( 担 当 理 事 ) ( 健 康 増 進 課 長 ) 1. 部 内 の 庶 務 及 び 職 員 の 動 員 に 関 すること 2. 要 配 慮 者 ( 高 齢 者 障 がい 者 等 )の 把 握 に 関 すること 3. 自 主 防 災 組 織 等 による 要 配 慮 者 の 避 難 救 護 活 動 支 援 に 関 すること 4. 赤 十 字 奉 仕 団 との 連 絡 調 整 ( 炊 出 し 救 護 )に 関 すること 5. 被 災 福 祉 施 設 の 被 害 調 査 及 び 応 急 対 策 に 関 すること 6. 援 助 物 資 の 受 領 及 び 配 分 に 関 すること 7. 災 害 見 舞 金 の 受 理 配 分 に 関 すること 8.その 他 市 民 福 祉 部 内 の 応 援 に 関 すること 1. 認 定 こども 園 保 育 所 等 所 管 施 設 における 避 難 等 の 指 示 に 関 するこ と 2. 認 定 こども 園 保 育 所 の 保 護 者 会 への 協 力 依 頼 に 関 すること 3. 認 定 こども 園 保 育 所 等 所 管 施 設 の 被 害 調 査 及 び 応 急 対 策 に 関 する こと 4.その 他 市 民 福 祉 部 内 の 応 援 に 関 すること 1. 医 療 機 関 との 連 絡 調 整 に 関 すること 2. 医 療 品 等 の 調 達 及 び 供 給 に 関 すること 3. 急 病 患 者 の 措 置 に 関 すること 4. 医 療 助 産 施 設 の 確 保 に 関 すること 5. 被 災 地 における 救 護 活 動 に 関 すること 6. 防 疫 食 品 衛 生 に 関 すること 7.その 他 市 民 福 祉 部 内 の 応 援 に 関 すること 調 整 班 ( 政 策 幹 ) 1. 部 内 の 情 報 収 集 及 び 連 絡 調 整 に 関 すること 2. 本 部 に 陪 席 し 本 部 決 定 事 項 の 連 絡 調 整 に 関 すること 産 業 環 境 部 ( 産 業 環 境 部 長 ) ( 農 林 審 議 監 ) 商 工 班 ( 産 業 政 策 課 長 ) ( 商 業 観 光 振 興 課 長 ) 1. 商 工 業 関 係 の 被 害 状 況 の 調 査 収 集 に 関 すること 2. 部 内 の 庶 務 及 び 職 員 の 動 員 に 関 すること 3. 緊 急 物 資 ( 流 通 業 会 製 造 等 )の 確 保 に 関 すること 4. 応 急 対 策 に 要 する 労 働 力 の 確 保 に 関 すること 5. 観 光 関 係 の 被 害 状 況 の 調 査 収 集 に 関 すること 6.その 他 産 業 環 境 部 内 の 応 援 に 関 すること 41

第 3 章 第 1 節 農 林 班 ( 農 政 課 長 ) ( 農 林 整 備 課 長 ) 1. 農 業 関 係 の 被 害 状 況 の 調 査 収 集 に 関 すること 2. 米 穀 等 の 調 達 供 給 及 び 緊 急 輸 送 に 関 すること 3. 農 作 物 の 災 害 防 止 対 策 に 関 すること 4. 被 災 農 作 物 の 応 急 技 術 に 関 すること 5. 家 畜 の 伝 染 病 予 防 防 疫 に 関 すること 6. 所 管 施 設 の 被 害 調 査 及 び 応 急 対 策 に 関 すること 7. 農 業 用 施 設 林 業 用 施 設 の 被 害 状 況 の 調 査 収 集 に 関 すること 8. 所 管 排 水 施 設 等 の 管 理 保 全 運 転 に 関 すること 9. 農 業 用 水 利 の 調 整 に 関 すること 10. 農 業 用 施 設 林 業 用 施 設 の 災 害 予 防 応 急 対 策 復 旧 に 関 すること 避 難 広 報 班 ( 環 境 政 策 課 長 ) 1. 避 難 警 報 避 難 情 報 等 の 広 報 に 関 すること 2. 被 災 地 域 の 汚 物 等 の 処 理 に 関 すること 3. 環 境 の 美 化 保 全 に 関 すること 調 整 班 ( 政 策 幹 ) 1. 部 内 の 情 報 収 集 及 び 連 絡 調 整 に 関 すること 2. 本 部 に 陪 席 し 本 部 決 定 事 項 の 連 絡 調 整 に 関 すること 建 設 班 ( 担 当 理 事 ) ( 都 市 計 画 課 長 ) ( 都 市 整 備 課 長 ) 1. 所 管 施 設 の 被 害 状 況 の 調 査 収 集 及 び 応 急 対 策 に 関 すること 2. 建 設 機 械 等 民 間 借 上 げ 車 両 の 指 導 に 関 すること 3. 公 共 土 木 施 設 災 害 の 取 りまとめに 関 すること 4. 道 路 河 川 及 び 橋 梁 の 通 行 の 確 保 と 応 急 対 策 に 関 すること 5. 所 管 排 水 施 設 の 運 転 管 理 保 全 に 関 すること 6. 交 通 規 制 及 び 交 通 規 制 に 係 る 避 難 路 の 指 示 に 関 すること 7. 建 設 関 係 団 体 の 協 力 要 請 に 関 すること 8.ヘリポートの 設 置 に 関 すること 9.その 他 建 設 部 内 の 応 援 に 関 すること 建 設 部 ( 建 設 部 長 ) 建 築 住 宅 班 ( 建 築 住 宅 課 長 ) 下 水 道 班 ( 担 当 理 事 ) ( 下 水 道 課 長 ) ( 浄 化 センター 所 長 ) 給 水 班 ( 水 道 課 長 ) 1. 市 営 住 宅 の 被 害 調 査 応 急 対 策 に 関 すること 2. 被 災 建 築 物 の 応 急 対 策 に 関 すること 3. 応 急 仮 設 住 宅 に 関 すること 4.その 他 建 設 部 内 の 応 援 に 関 すること 1. 下 水 道 施 設 等 の 被 害 調 査 に 関 すること 2. 下 水 道 施 設 等 の 保 全 応 急 対 策 に 関 すること 3.その 他 建 設 部 内 の 応 援 に 関 すること 1. 水 道 施 設 等 の 被 害 調 査 に 関 すること 2. 水 道 水 の 供 給 確 保 に 関 すること 3. 応 急 給 水 に 関 すること 4. 部 内 の 庶 務 及 び 部 内 の 職 員 の 動 員 に 関 すること 5.その 他 建 設 部 内 の 応 援 に 関 すること 調 整 班 ( 政 策 幹 ) 1. 部 内 の 情 報 収 集 及 び 連 絡 調 整 に 関 すること 2. 本 部 に 陪 席 し 本 部 決 定 事 項 の 連 絡 調 整 に 関 すること 42

第 3 章 第 1 節 今 立 総 合 支 所 部 ( 今 立 総 合 支 所 長 ) 今 立 総 合 支 所 班 ( 地 域 振 興 課 ) ( 市 民 福 祉 課 長 ) 1. 支 所 の 所 管 区 域 における 避 難 警 報 避 難 情 報 等 の 広 報 に 関 すること 2. 支 所 の 所 管 区 域 における 物 資 の 輸 送 に 関 すること 3. 支 所 の 所 管 区 域 における 情 報 の 収 集 及 び 本 部 との 連 絡 調 整 に 関 する こと 教 育 部 ( 教 育 委 員 会 事 務 局 長 ) 学 校 班 ( 担 当 理 事 ) ( 教 育 振 興 課 長 ) 1. 学 校 ( 小 中 幼 ) 施 設 の 災 害 状 況 に 関 すること 2. 学 校 施 設 の 応 急 修 理 及 び 復 旧 に 関 すること 3. 避 難 所 ( 学 校 施 設 )の 開 閉 に 関 すること 4. 被 災 園 児 児 童 生 徒 に 対 する 教 育 対 策 及 び 教 材 等 の 調 達 供 給 に 関 すること 5. 学 用 品 教 科 書 の 調 達 及 び 配 分 に 関 すること 6. 園 児 児 童 生 徒 の 避 難 指 示 等 に 関 すること 7. 学 校 給 食 の 確 保 に 関 すること 8. 部 内 の 庶 務 及 び 職 員 の 動 員 に 関 すること 9.その 他 教 育 部 内 の 相 互 協 力 に 関 すること 物 資 輸 送 班 ( 文 化 課 長 ) ( 生 涯 学 習 課 長 ) (スポーツ 課 長 ) ( 図 書 館 長 ) 1. 所 管 施 設 の 被 害 調 査 及 び 応 急 修 理 復 旧 に 関 すること 2. 食 糧 品 その 他 生 活 必 需 物 資 の 輸 送 のとりまとめに 関 すること 3. 物 資 の 輸 送 に 関 すること 調 整 班 ( 政 策 幹 ) 1. 部 内 の 情 報 収 集 及 び 連 絡 調 整 に 関 すること 2. 本 部 に 陪 席 し 本 部 決 定 事 項 の 連 絡 調 整 に 関 すること 出 納 部 ( 会 計 管 理 者 ) 出 納 班 ( 会 計 課 長 ) 1. 国 民 保 護 対 策 に 係 る 現 金 の 出 納 に 関 すること 2. 救 援 資 金 の 保 管 に 関 すること 3. 避 難 誘 導 班 の 応 援 に 関 すること 支 援 第 1 部 ( 議 会 事 務 局 長 ) 議 会 班 ( 議 会 事 務 局 次 長 ) 1. 市 議 会 との 連 絡 調 整 に 関 すること 2. 中 央 省 庁 等 の 視 察 団 又 は 調 査 団 の 受 入 れに 関 すること 3. 避 難 広 報 班 の 応 援 に 関 すること 4. 他 の 部 班 の 応 援 に 関 すること 支 援 第 2 部 ( 監 査 委 員 事 務 局 長 ) 監 査 班 ( 監 査 委 員 事 務 局 次 長 ) 1. 避 難 広 報 班 の 応 援 に 関 すること 2. 他 の 部 班 の 応 援 に 関 すること 消 防 部 ( 消 防 次 長 ) 消 防 長 は 警 防 本 部 の 指 揮 南 越 消 防 組 合 ( 警 防 課 ) 警 防 課 職 員 1. 火 災 の 予 防 鎮 圧 に 関 すること 2. 救 急 及 び 救 助 活 動 に 関 すること 3. 緊 急 避 難 の 伝 達 広 報 及 び 誘 導 に 関 すること 4. 災 害 情 報 の 収 集 に 関 すること 43

第 3 章 第 1 節 清 掃 部 ( 管 理 事 務 所 長 ) 南 越 清 掃 組 合 ( 担 当 理 事 ) ( 第 1 清 掃 課 長 ) ( 第 2 清 掃 課 長 ) 1. 武 力 攻 撃 事 態 等 における 一 般 廃 棄 物 の 特 別 収 集 に 関 すること 2. 被 災 地 域 の 一 般 廃 棄 物 の 処 理 に 関 すること キ 市 対 策 本 部 に 市 対 策 本 部 長 副 本 部 長 及 び 本 部 員 で 構 成 する 越 前 市 国 民 保 護 対 策 本 部 会 議 ( 以 下 市 対 策 本 部 会 議 という )を 置 く ク 市 対 策 本 部 長 は 国 民 保 護 措 置 に 関 する 重 要 事 項 の 協 議 等 を 行 うため 必 要 に 応 じ 市 対 策 本 部 会 議 を 招 集 する 市 対 策 本 部 会 議 における 協 議 報 告 事 項 は 次 のとおりとする (ア) 国 の 指 示 に 関 する 事 項 (イ) 市 対 策 本 部 の 国 民 保 護 措 置 の 実 施 に 関 する 事 項 (ウ) 市 対 策 本 部 各 班 相 互 の 調 整 に 関 する 事 項 (エ) 指 定 公 共 機 関 等 との 連 携 推 進 に 関 する 事 項 ( 協 力 応 援 に 関 する 事 項 を 含 む ) (オ) 国 県 及 び 関 係 機 関 に 対 する 応 援 要 請 に 関 する 事 項 (カ)その 他 国 民 保 護 措 置 に 関 する 重 要 な 事 項 市 対 策 本 部 会 議 を 開 催 するときは 国 対 策 本 部 県 対 策 本 部 及 び 関 係 市 町 等 との 情 報 の 共 有 を 図 る ケ 市 対 策 本 部 に 総 務 部 長 を 長 とする 事 務 局 を 置 き 次 の 者 を 事 務 局 員 とする (ア) 危 機 管 理 監 (イ) 防 災 安 全 課 長 (ウ) 各 部 政 策 幹 (エ) 防 災 安 全 課 員 コ 市 対 策 本 部 長 は 必 要 と 認 めるときは 現 地 対 策 本 部 を 設 置 し 副 本 部 長 本 部 員 その 他 の 職 員 から 現 地 対 策 本 部 長 を 任 命 する サ 市 対 策 本 部 長 は 武 力 攻 撃 災 害 が 発 生 した 場 合 その 被 害 の 軽 減 及 び 現 地 に おいて 措 置 に 当 たる 要 員 の 安 全 を 確 保 するため 現 場 における 関 係 機 関 の 活 動 を 円 滑 に 調 整 する 必 要 があると 認 めるときは 現 地 調 整 所 を 設 置 し 関 係 機 関 との 情 報 共 有 及 び 活 動 調 整 を 行 う また 関 係 機 関 により 現 地 調 整 所 が 設 置 さ れている 場 合 は 職 員 を 派 遣 する (4) 市 対 策 本 部 を 設 置 した 場 合 における 関 係 機 関 への 通 知 市 対 策 本 部 を 設 置 した 場 合 は 次 に 掲 げる 機 関 にその 旨 を 通 知 又 は 報 告 する ア 市 議 会 事 務 局 イ 消 防 本 部 ウ 関 係 指 定 公 共 機 関 等 エ 防 災 関 係 機 関 オ 県 ( 対 策 本 部 ) 44

第 3 章 第 1 節 (5) 市 対 策 本 部 設 置 の 公 表 市 対 策 本 部 を 設 置 したときは ラジオ テレビ 新 聞 及 び 市 のホームページ 等 を 通 じて 公 表 するとともに 本 部 の 標 識 を 市 庁 舎 正 面 玄 関 に 掲 示 するものとする (6) 市 対 策 本 部 設 置 の 伝 達 市 対 策 本 部 の 設 置 に 係 る 伝 達 系 統 は 次 のとおりとする 45

第 3 章 第 1 節 勤 務 時 間 内 の 伝 達 経 路 図 副 本 部 長 ( 副 市 長 ) 本 部 長 ( 市 長 ) 電 話 庁 内 放 送 本 部 付 ( 教 育 長 ) 総 務 部 長 危 機 管 理 監 防 災 安 全 課 長 武 力 攻 撃 事 態 等 に 関 する 情 報 調 整 班 ( 政 策 幹 ) 防 災 安 全 課 職 員 準 備 班 職 員 班 部 長 部 長 部 長 消 防 長 地 区 担 当 班 長 班 長 班 長 班 長 班 員 班 員 班 員 班 員 46

第 3 章 第 1 節 休 日 又 は 勤 務 時 間 外 の 伝 達 経 路 図 本 部 長 ( 市 長 ) 副 本 部 長 ( 副 市 長 ) 本 部 付 ( 教 育 長 ) 総 務 部 長 危 機 管 理 監 宿 日 直 者 武 力 攻 撃 事 態 等 に 関 する 情 報 防 災 安 全 課 長 調 整 班 ( 政 策 幹 ) 防 災 安 全 課 職 員 準 備 班 職 員 班 部 長 部 長 部 長 消 防 長 地 区 担 当 班 長 班 長 班 長 班 長 班 員 班 員 班 員 班 員 47

第 3 章 第 1 節 (7) 職 員 の 参 集 ア 全 職 員 の 参 集 市 対 策 本 部 の 設 置 の 伝 達 があったときは 全 職 員 は 直 ちに 参 集 するものとす る イ 参 集 場 所 原 則 として 本 部 員 事 務 局 員 準 備 班 については 市 対 策 本 部 とし その 他 の 職 員 については 各 所 属 とする ただし 平 時 において 徒 歩 2 時 間 以 内 に 各 所 属 に 参 集 できない 職 員 については 交 通 機 関 等 が 途 絶 し 緊 急 の 参 集 が 困 難 な 場 合 にあっては 本 庁 及 び 最 寄 りの 出 先 機 関 に 参 集 する また 道 路 橋 梁 等 の 断 絶 により 上 記 の 参 集 も 困 難 な 場 合 には 最 寄 りの 公 共 施 設 等 に 出 向 く ウ 参 集 時 の 心 構 え 職 員 は 参 集 途 中 に 周 囲 の 被 害 状 況 を 確 認 し 所 属 長 等 に 報 告 する また 参 集 途 中 に 重 大 な 被 害 が 生 じているのを 認 めたときは 各 自 の 判 断 で 住 民 の 救 出 を 優 先 し 救 出 の 状 況 等 について 所 属 や 参 集 場 所 に 連 絡 するよう 努 める エ 参 集 状 況 等 の 報 告 各 部 連 絡 責 任 者 は 出 先 機 関 も 含 めた 職 員 の 参 集 状 況 等 を 速 やかに 把 握 し 人 員 配 置 担 当 班 へ 報 告 する (8) 国 県 その 他 の 機 関 の 対 策 本 部 等 との 協 力 国 県 その 他 の 機 関 の 対 策 本 部 又 は 現 地 対 策 本 部 が 設 置 された 場 合 には 応 急 対 策 活 動 について 連 絡 調 整 し 協 力 する (9) 県 の 現 地 対 策 本 部 との 合 同 会 議 県 の 現 地 対 策 本 部 と 市 対 策 本 部 で 必 要 に 応 じて 合 同 会 議 を 開 催 し 情 報 の 共 有 化 及 び 国 民 保 護 措 置 を 効 果 的 に 実 施 する 体 制 を 確 立 する (10) 県 から 派 遣 された 職 員 との 協 力 市 対 策 本 部 設 置 時 に 県 から 派 遣 される 職 員 が 行 う 情 報 収 集 及 び 伝 達 活 動 に 対 し 市 長 は 積 極 的 に 協 力 し 県 と 連 携 の 取 れた 国 民 保 護 措 置 を 実 施 する (11) 防 災 関 係 機 関 の 対 策 本 部 会 議 への 出 席 市 は 県 その 他 防 災 関 係 機 関 に 対 し 当 該 機 関 に 属 する 職 員 の 市 対 策 本 部 会 議 への 出 席 を 求 めることができる この 場 合 において 県 その 他 防 災 関 係 機 関 との 調 整 は 原 則 として 市 対 策 本 部 会 議 に 出 席 している 職 員 を 通 じて 行 う (12) 総 合 調 整 への 協 力 国 対 策 本 部 長 及 び 県 対 策 本 部 長 による 総 合 調 整 が 行 われた 場 合 に 所 要 の 措 置 を 的 確 かつ 迅 速 に 実 施 するように 努 める (13) 情 報 の 分 析 整 理 市 は 国 県 及 び 関 係 機 関 からの 情 報 の 分 析 及 び 整 理 を 行 い これらの 各 機 関 との 間 の 情 報 の 統 一 化 及 び 共 有 化 を 図 る 48

第 3 章 第 2 節 (14) 現 地 調 整 所 の 活 用 市 は 国 民 保 護 措 置 が 実 施 される 現 場 において 現 地 関 係 機 関 ( 消 防 機 関 警 察 機 関 自 衛 隊 海 上 保 安 庁 医 療 機 関 関 係 事 業 者 等 の 現 地 で 活 動 する 機 関 を いう )の 活 動 を 円 滑 に 調 整 する 必 要 があると 認 めるときは 県 と 連 携 して 現 地 調 整 所 を 設 置 し 現 地 関 係 機 関 の 間 の 連 絡 調 整 を 図 るものとする 第 2 節 応 援 の 要 請 1 自 衛 隊 の 部 隊 等 の 派 遣 の 要 請 (1) 派 遣 の 要 請 ア 市 長 は 国 民 保 護 措 置 を 円 滑 に 実 施 するため 特 に 必 要 があると 認 めるとき は 知 事 に 対 し 自 衛 隊 の 部 隊 等 の 国 民 保 護 等 派 遣 の 要 請 を 行 う イ 市 長 は 通 信 の 途 絶 等 により 知 事 に 対 し 国 民 保 護 等 派 遣 の 要 請 をするよう 求 めることができない 場 合 において 特 に 必 要 があると 認 めるときは その 旨 及 び 国 民 保 護 措 置 を 円 滑 に 実 施 するため 必 要 があると 認 める 事 項 を 防 衛 大 臣 に 連 絡 する この 場 合 防 衛 大 臣 はその 内 容 を 国 対 策 本 部 長 に 報 告 し それを 受 けた 国 対 策 本 部 長 は 緊 急 に 必 要 があると 認 めるときは 防 衛 大 臣 に 国 民 保 護 等 派 遣 を 求 める (2) 派 遣 の 要 請 手 続 市 長 は 派 遣 の 要 請 を 行 うときは 武 力 攻 撃 災 害 の 状 況 及 び 派 遣 を 要 請 する 理 由 派 遣 を 希 望 する 期 間 活 動 内 容 等 の 事 項 を 記 載 した 文 書 により 行 う ただし 事 態 が 急 迫 して 文 書 によることができない 場 合 には 口 頭 又 は 電 話 その 他 の 通 信 で 行 う 2 他 の 市 町 長 等 に 対 する 応 援 の 要 求 (1) 他 の 市 町 長 等 への 応 援 の 要 求 市 長 その 他 の 執 行 機 関 ( 以 下 市 長 等 という )は 必 要 があると 認 めるとき は 他 の 市 町 の 市 町 長 その 他 の 執 行 機 関 に 応 援 を 求 めることができる (2) 知 事 等 に 対 する 応 援 の 要 求 市 長 等 は 必 要 があると 認 めるときは 知 事 その 他 の 県 の 執 行 機 関 に 応 援 を 求 めることができる (3) 応 援 の 要 求 手 続 市 長 等 は 応 援 を 求 めるときは 応 援 を 求 める 理 由 応 援 を 希 望 する 期 間 活 動 内 容 等 の 事 項 を 記 載 した 文 書 により 行 う ただし 事 態 が 急 迫 して 文 書 によることができない 場 合 には 口 頭 又 は 電 話 そ の 他 の 通 信 で 行 う 49

第 3 章 第 2 節 3 緊 急 消 防 援 助 隊 の 応 援 要 請 市 長 は 市 の 消 防 力 及 び 福 井 県 広 域 消 防 相 互 応 援 協 定 に 基 づく 消 防 応 援 だけでは 十 分 な 対 応 がとれないと 判 断 したときは 知 事 に 対 し 消 防 庁 長 官 に 緊 急 消 防 援 助 隊 の 応 援 等 のための 必 要 な 措 置 を 講 ずることを 要 請 することを 求 めることがで きる 4 職 員 の 派 遣 要 請 及 びあっせん (1) 職 員 の 派 遣 の 要 請 市 長 は 国 民 保 護 措 置 の 実 施 のため 必 要 があるときに 知 事 に 対 して 県 の 職 員 の 派 遣 を 要 請 することができる また 次 の 機 関 に 対 して 職 員 の 派 遣 の 要 請 をするときは 知 事 を 経 由 して 行 う ただし 人 命 の 救 助 等 のため 特 に 緊 急 を 要 する 場 合 は 直 接 要 請 することができ る ア 指 定 行 政 機 関 イ 指 定 地 方 行 政 機 関 ウ 特 定 指 定 公 共 機 関 ( 指 定 公 共 機 関 である 特 定 独 立 行 政 法 人 ) (2) 職 員 の 派 遣 の 要 請 手 続 職 員 の 派 遣 要 請 は 派 遣 を 要 請 する 理 由 職 員 の 職 種 別 人 員 数 派 遣 を 必 要 とす る 期 間 等 の 事 項 を 記 載 した 文 書 により 行 う (3) 職 員 の 派 遣 のあっせん 市 長 は 国 民 保 護 措 置 の 実 施 のため 必 要 があるときは 知 事 を 経 由 して 国 に 対 し 職 員 の 派 遣 のあっせんを 求 めることができる ただし 人 命 の 救 助 等 のために 特 に 緊 急 を 要 する 場 合 は 直 接 求 めることができる (4) 職 員 の 派 遣 のあっせんの 手 続 職 員 の 派 遣 のあっせんを 求 めるときは 派 遣 のあっせんを 求 める 理 由 職 員 の 職 種 別 人 員 数 派 遣 を 必 要 とする 期 間 等 の 事 項 を 記 載 した 文 書 により 行 う 50

第 3 章 第 3 節 第 3 節 情 報 の 収 集 提 供 1 情 報 の 流 れ 武 力 攻 撃 事 態 等 における 情 報 は 大 きく 分 けて 二 つの 流 れがある 一 つは 住 民 に 対 して 伝 達 すべき 指 示 等 であり もう 一 つは 住 民 から 収 集 する 安 否 情 報 等 である 主 な 情 報 の 流 れは 次 に 掲 げる 表 のとおりであり それぞれの 情 報 の 内 容 伝 達 先 等 については この 節 において 個 別 に 規 定 する なお 国 県 及 び 市 は これらの 国 民 保 護 措 置 に 関 する 情 報 については 新 聞 放 送 インターネットその 他 の 適 切 な 方 法 により 住 民 に 迅 速 に 提 供 するよう 努 め る 主 な 情 報 の 流 れ 国 県 市 越 町 前 村 市 警 報 の 発 令 避 難 措 置 の 指 示 国 対 策 本 部 長 指 定 行 政 機 関 の 長 総 務 大 臣 指 定 公 共 機 関 ( 放 送 事 業 者 ) 警 報 の 通 知 避 難 の 指 示 知 事 緊 急 通 報 の 発 令 兆 候 の 通 報 指 定 地 方 公 共 機 関 ( 放 送 事 業 者 ) 防 災 行 政 無 線 等 に よる 警 報 の 伝 達 避 難 の 指 示 の 伝 達 市 越 町 前 村 市 長 退 避 の 指 示 兆 候 の 通 報 住 住 民 民 等 武 兆 力 候 攻 の 撃 発 災 見 害 者 等 の 被 災 情 報 の 公 表 安 否 情 報 被 災 情 報 の 収 集 提 供 総 務 大 臣 安 否 情 報 被 災 情 報 の 収 集 提 供 安 否 情 報 被 災 情 報 の 収 集 提 供 2 警 報 等 の 通 知 及 び 伝 達 (1) 警 報 の 内 容 国 対 策 本 部 長 が 発 令 した 警 報 は 知 事 から 通 知 され その 内 容 は 次 のとおりで ある ア 武 力 攻 撃 事 態 等 の 現 状 及 び 予 測 イ 武 力 攻 撃 が 迫 り 又 は 現 に 武 力 攻 撃 が 発 生 したと 認 められる 地 域 (ただし 通 知 されない 場 合 がある ) ウ その 他 住 民 及 び 公 私 の 団 体 に 対 し 周 知 させるべき 事 項 51

第 3 章 第 3 節 (2) 避 難 の 指 示 の 内 容 知 事 から 通 知 される 避 難 の 指 示 の 内 容 は 次 のとおりである ア 要 避 難 地 域 等 イ 避 難 先 地 域 ウ 住 民 の 避 難 に 関 して 関 係 機 関 が 講 ずべき 措 置 の 概 要 エ 主 要 な 避 難 の 経 路 オ 避 難 のための 交 通 手 段 カ その 他 避 難 の 方 法 (3) 緊 急 通 報 の 内 容 知 事 が 発 令 する 武 力 攻 撃 災 害 緊 急 通 報 ( 以 下 緊 急 通 報 という )の 内 容 は 次 のとおりである ア 武 力 攻 撃 災 害 の 現 状 及 び 予 測 イ その 他 住 民 及 び 公 私 の 団 体 に 対 し 周 知 させるべき 事 項 (4) 警 報 緊 急 通 報 の 通 知 又 は 伝 達 市 長 は 知 事 から 警 報 及 び 緊 急 通 報 の 通 知 を 受 けたときは 速 やかに 次 の 者 に 通 知 の 内 容 を 伝 達 し 又 は 通 知 する ア 住 民 イ 公 共 的 団 体 及 び 防 災 上 必 要 な 施 設 の 管 理 者 等 ウ 市 の 他 の 執 行 機 関 (5) 避 難 の 指 示 の 通 知 又 は 伝 達 市 長 は 知 事 から 避 難 の 指 示 の 通 知 を 受 けたときは 速 やかに 次 の 者 に 通 知 の 内 容 を 伝 達 し 又 は 通 知 する ア 要 避 難 地 域 等 の 住 民 イ 公 共 的 団 体 及 び 防 災 上 必 要 な 施 設 の 管 理 者 等 ウ 市 の 他 の 執 行 機 関 (6) 警 報 等 の 伝 達 方 法 市 長 が 知 事 から 警 報 等 の 通 知 を 受 けたときの 住 民 等 への 情 報 伝 達 は 次 の 方 法 による ア サイレン イ 防 災 行 政 無 線 ウ インターネット エ ケーブルテレビ オ 広 報 車 カ その 他 (7) 県 警 察 との 連 携 市 長 は 県 警 察 と 協 力 し 警 報 又 は 緊 急 通 報 の 内 容 の 伝 達 が 住 民 に 対 し 的 確 かつ 迅 速 に 行 われるように 努 める 52

第 3 章 第 3 節 3 退 避 の 指 示 の 伝 達 (1) 退 避 の 指 示 市 長 は 武 力 攻 撃 災 害 が 発 生 し 又 はまさに 発 生 しようとしている 場 合 ( 例 : 武 力 攻 撃 により 可 燃 性 のガスに 引 火 し 爆 発 が 起 こる 可 能 性 がある 場 合 )におい て 住 民 の 生 命 身 体 又 は 財 産 を 保 護 し 又 は 当 該 武 力 攻 撃 災 害 の 拡 大 を 防 止 す るため 特 に 必 要 があると 認 めるときは 国 からの 避 難 の 指 示 を 待 たずに 必 要 と 認 める 地 域 の 住 民 に 対 し 屋 内 などに 一 時 的 に 退 避 をすべき 旨 の 指 示 を 行 うことが できる (2) 退 避 の 指 示 の 内 容 ア 要 退 避 地 域 イ 退 避 先 ( 退 避 先 を 指 示 する 場 合 に 限 る ) (3) 退 避 の 指 示 の 通 知 及 び 伝 達 ア 市 長 は 退 避 の 必 要 があると 認 めた 場 合 には 防 災 行 政 無 線 及 び 広 報 車 等 に より 速 やかに 要 退 避 地 域 の 住 民 にその 旨 を 指 示 する イ 市 長 は 退 避 の 指 示 の 内 容 を 次 の 者 に 通 知 する (ア) 知 事 (イ) 要 退 避 地 域 を 管 轄 する 警 察 署 (ウ)その 他 関 係 機 関 警 察 署 関 係 機 関 退 避 の 指 示 の 内 容 の 通 知 退 避 の 指 示 知 事 緊 急 の 必 要 があると 認 めるとき 市 長 住 民 等 要 退 避 地 域 退 避 先 ( 退 避 先 を 指 示 する 場 合 に 限 る) 退 避 の 指 示 4 発 見 者 の 通 報 義 務 等 (1) 発 見 者 の 責 務 武 力 攻 撃 災 害 の 兆 候 を 発 見 した 者 は 遅 滞 なく 次 のいずれかに 通 報 する ア 市 長 イ 消 防 吏 員 ウ 警 察 官 (2) 市 長 の 責 務 市 長 が 発 見 者 及 び 消 防 吏 員 等 から 通 報 を 受 けた 場 合 において 武 力 攻 撃 災 害 が 発 生 するおそれがあり これに 対 処 する 必 要 があると 認 めるときは 速 やかに 知 事 に 通 知 する (3) 消 防 吏 員 等 の 責 務 消 防 吏 員 等 は 通 報 を 受 けたときは その 旨 を 速 やかに 市 長 に 通 報 する 市 長 に 通 報 することができない 場 合 は 速 やかに 知 事 に 通 報 する 53

第 3 章 第 3 節 5 安 否 情 報 の 収 集 及 び 提 供 (1) 安 否 情 報 の 収 集 ア 市 長 は 避 難 の 指 示 を 伝 達 したときは 避 難 施 設 又 は 収 容 施 設 に 向 かう 避 難 住 民 及 びこれらの 施 設 に 滞 在 する 避 難 住 民 について 個 人 情 報 の 保 護 に 十 分 留 意 して 氏 名 住 所 等 の 情 報 を 収 集 し 整 理 するよう 努 める イ 市 長 は 避 難 住 民 の 復 帰 のための 措 置 を 終 了 するまでの 間 継 続 的 に 居 所 当 該 避 難 住 民 の 連 絡 先 等 の 情 報 を 収 集 し 整 理 するよう 努 める ウ 避 難 住 民 を 受 け 入 れた 場 合 は 市 長 は 越 前 市 の 区 域 内 に 所 在 する 避 難 施 設 及 び 収 容 施 設 に 滞 在 する 避 難 住 民 について 要 避 難 地 域 の 市 町 長 と 協 力 して 当 該 避 難 住 民 に 関 する 情 報 を 収 集 し 整 理 するよう 努 める エ アからウまでに 規 定 するもののほか 市 長 は 次 のいずれかの 事 実 を 知 った ときは 当 該 事 実 に 係 る 避 難 住 民 (ア 及 びイに 規 定 する 避 難 住 民 を 除 く )につ いて 当 該 事 実 に 係 る 避 難 住 民 に 関 する 情 報 を 収 集 し 整 理 するよう 努 める (ア) 越 前 市 の 住 民 が 避 難 住 民 となったこと (イ) 越 前 市 の 区 域 内 に 避 難 住 民 が 滞 在 していること オ 市 長 は 越 前 市 の 区 域 内 で 武 力 攻 撃 災 害 により 死 亡 した 住 民 ( 越 前 市 の 住 民 以 外 の 者 で 越 前 市 の 区 域 内 で 死 亡 したものを 含 む )があると 認 めるときは そ の 者 について 氏 名 住 所 死 亡 の 状 況 等 の 情 報 を 収 集 し 整 理 するよう 努 め る カ 市 長 は 越 前 市 の 区 域 内 で 武 力 攻 撃 災 害 により 負 傷 した 住 民 ( 越 前 市 の 住 民 以 外 の 者 で 越 前 市 の 区 域 内 に 在 るものを 含 む )があると 認 めるときは その 者 について 氏 名 住 所 負 傷 の 状 況 等 の 情 報 を 収 集 し 整 理 するよう 努 める キ 市 長 は 越 前 市 の 区 域 外 において 越 前 市 の 住 民 が 武 力 攻 撃 災 害 により 死 亡 し 又 は 負 傷 した 事 実 を 知 ったときは 当 該 住 民 について 氏 名 住 所 死 亡 又 は 負 傷 の 状 況 等 の 情 報 を 収 集 し 整 理 するよう 努 める ク 安 否 情 報 の 収 集 は 市 が 保 有 する 資 料 の 調 査 避 難 住 民 を 誘 導 する 者 による 調 査 又 は 県 警 察 消 防 機 関 医 療 機 関 その 他 の 関 係 機 関 に 対 する 照 会 などによ り 行 う ケ 市 長 は 収 集 し 整 理 した 安 否 情 報 を 次 の 武 力 攻 撃 事 態 等 における 安 否 情 報 の 収 集 及 び 報 告 の 方 法 並 びに 安 否 情 報 の 照 会 及 び 回 答 の 手 続 その 他 の 必 要 な 事 項 を 定 める 省 令 ( 平 成 17 年 総 務 省 令 第 44 号 以 下 安 否 省 令 という )に 定 める 様 式 第 3 号 により 知 事 に 報 告 する 54

様 式 第 3 号 報 告 日 時 : 年 月 日 時 分 市 町 名 : 担 当 者 名 : 1 氏 名 2 フリガナ 3 出 生 の 年 月 日 4 男 女 の 別 5 住 所 6 国 籍 7その 他 個 人 を 識 別 するた めの 情 報 8 負 傷 ( 疾 病 )の 該 当 9 負 傷 又 は 疾 病 の 状 況 10 現 在 の 居 所 11 連 絡 先 その 他 必 要 情 報 12 親 族 同 居 者 への 回 答 の 希 望 13 知 人 への 回 答 の 希 望 14 親 族 同 居 者 知 人 以 外 の 者 への 回 答 又 は 公 表 の 同 意 備 考 備 考 1 この 用 紙 の 大 きさは 日 本 工 業 規 格 A4とすること 2 3 出 生 の 年 月 日 欄 は 元 号 表 記 により 記 入 すること 3 6 国 籍 欄 は 日 本 国 籍 を 有 しない 者 に 限 り 記 入 すること 4 武 力 攻 撃 災 害 により 死 亡 した 住 民 にあっては 9 負 傷 又 は 疾 病 の 状 況 欄 に 死 亡 と 記 入 した 上 で 加 えて 死 亡 の 日 時 場 所 及 び 状 況 を 記 入 し 10 現 在 の 居 所 欄 に 遺 体 の 安 置 されている 場 所 を 記 入 すること 5 12~14の 希 望 又 は 同 意 欄 には 安 否 情 報 の 提 供 に 係 る 希 望 又 は 同 意 について 有 又 は 無 と 記 入 願 います この 場 合 において 当 該 希 望 又 は 同 意 について 特 段 の 条 件 がある 場 合 は 当 該 条 件 を 備 考 欄 に 記 入 すること 55

第 3 章 第 3 節 コ 市 長 は 日 本 赤 十 字 社 が 行 う 外 国 人 に 関 する 安 否 情 報 の 収 集 に 協 力 する (2) 関 係 機 関 の 協 力 市 長 は 安 否 情 報 を 保 有 する 関 係 機 関 に 協 力 を 要 請 する ただし その 協 力 は 当 該 関 係 機 関 の 自 主 的 な 判 断 に 基 づくものでなければならない (3) 安 否 情 報 の 照 会 ア 市 は 安 否 情 報 の 照 会 窓 口 を 設 置 し 電 話 番 号 等 を 住 民 に 周 知 する イ 住 民 から 安 否 情 報 について 照 会 があった 場 合 は 原 則 として 次 の 安 否 省 令 に 定 める 様 式 第 4 号 に 必 要 事 項 を 記 載 したものを 照 会 窓 口 で 受 け 付 ける ただし 照 会 する 者 が 遠 隔 地 に 居 住 している 場 合 など 文 書 の 提 出 ができない 場 合 は 口 頭 や 電 話 メール 等 の 照 会 も 受 け 付 ける なお この 場 合 は 安 否 省 令 に 定 める 様 式 第 4 号 に 記 載 すべき 事 項 について 聴 取 する (4) 安 否 情 報 の 回 答 ア 市 は 安 否 情 報 について 照 会 があった 場 合 には 個 人 情 報 の 保 護 に 留 意 しつ つ 当 該 照 会 が 不 当 な 目 的 によるものでなく また 照 会 に 対 する 回 答 により 知 り 得 た 事 項 を 不 当 な 目 的 に 使 用 されるおそれがないと 認 めるときは 次 の 安 否 省 令 に 定 める 様 式 第 5 号 により 当 該 照 会 に 係 る 者 が 避 難 住 民 に 該 当 するか 否 か 武 力 攻 撃 災 害 により 死 亡 し 又 は 負 傷 した 住 民 に 該 当 するか 否 か 等 につ いて 速 やかに 回 答 する イ 市 は 照 会 に 係 る 者 の 同 意 があるとき 又 は 公 益 上 特 に 必 要 があると 認 めると きは 照 会 する 者 が 必 要 とする 安 否 情 報 について 安 否 省 令 に 定 める 様 式 第 5 号 により 回 答 する 56

第 3 章 第 3 節 様 式 第 4 号 安 否 情 報 照 会 書 越 前 市 長 殿 申 請 者 住 所 ( 居 所 ) 氏 名 年 月 日 下 記 の 者 について 武 力 攻 撃 事 態 等 における 国 民 の 保 護 のための 措 置 に 関 す る 法 律 第 95 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づき 安 否 情 報 を 照 会 します 照 会 をする 理 由 ( を 付 けて 下 さい 3の 場 合 理 由 を 記 入 願 います ) 被 照 会 者 を 特 定 す る た め に 必 要 な 事 項 備 氏 考 名 フ リ ガ ナ 出 生 の 年 月 日 男 女 の 別 住 所 国 籍 ( 日 本 国 籍 を 有 しない 者 に 限 る ) その 他 個 人 を 識 別 するための 情 報 1 被 照 会 者 の 親 族 又 は 同 居 者 であるため 2 被 照 会 者 の 知 人 ( 友 人 職 場 関 係 者 及 び 近 隣 住 民 )であるため 3 その 他 ( ) 日 本 その 他 ( ) 申 請 者 の 確 認 備 考 備 考 1 この 用 紙 の 大 きさは 日 本 工 業 規 格 A4とします 2 法 人 その 他 の 団 体 にあっては その 名 称 代 表 者 の 氏 名 及 び 主 たる 事 務 所 の 所 在 地 を 記 入 願 います 3 出 生 の 年 月 日 欄 は 元 号 表 記 により 記 入 願 います 4 印 の 欄 には 記 入 しないで 下 さい 57

第 3 章 第 3 節 様 式 第 5 号 安 否 情 報 回 答 書 年 月 日 殿 越 前 市 長 年 月 日 付 けで 照 会 があった 安 否 情 報 について 下 記 のとおり 回 答 します 避 難 住 民 に 該 当 するか 否 かの 別 武 力 攻 撃 災 害 により 死 亡 し 又 は 負 傷 した 住 民 に 該 当 するか 否 かの 別 氏 名 フ リ ガ ナ 被 出 生 の 年 月 日 照 男 女 の 別 会 者 住 所 国 籍 ( 日 本 国 籍 を 有 しない 者 に 限 る ) その 他 個 人 を 識 別 するための 情 報 現 在 の 居 所 負 傷 又 は 疾 病 の 状 況 連 絡 先 その 他 必 要 情 報 日 本 その 他 ( ) 備 考 1 この 用 紙 の 大 きさは 日 本 工 業 規 格 A4とすること 2 避 難 住 民 に 該 当 するか 否 かの 別 欄 には 該 当 又 は 非 該 当 と 記 入 し 武 力 攻 撃 災 害 により 死 亡 し 又 は 負 傷 した 住 民 に 該 当 するか 否 かの 別 欄 には 死 亡 負 傷 又 は 非 該 当 と 記 入 すること 3 出 生 の 年 月 日 欄 は 元 号 表 記 により 記 入 すること 4 武 力 攻 撃 災 害 により 死 亡 した 住 民 にあっては 負 傷 又 は 疾 病 の 状 況 欄 に 死 亡 と 記 入 した 上 で 加 えて 死 亡 の 日 時 場 所 及 び 状 況 を 記 入 し 居 所 欄 に 遺 体 が 安 置 されている 場 所 を 記 入 すること 5 安 否 情 報 の 収 集 時 刻 を 連 絡 先 その 他 必 要 情 報 に 記 入 すること 58

第 3 章 第 3 節 6 被 災 情 報 の 収 集 及 び 報 告 (1) 武 力 攻 撃 災 害 による 被 害 の 状 況 に 関 する 情 報 ( 以 下 被 災 情 報 という )の 収 集 市 長 は 市 民 の 生 命 及 び 財 産 に 関 する 事 項 並 びに 市 の 管 理 する 施 設 について 被 災 状 況 の 調 査 を 実 施 し 次 の 様 式 により 収 集 した 被 災 情 報 を 知 事 に 報 告 する 被 災 情 報 の 報 告 様 式 年 月 日 に 発 生 した による 被 害 ( 第 報 ) 平 成 年 月 日 時 分 越 前 市 1 武 力 攻 撃 災 害 が 発 生 した 日 時 場 所 ( 又 は 地 域 ) (1) 発 生 日 時 平 成 年 月 日 (2) 発 生 場 所 越 前 市 町 A 丁 目 B 番 C 号 ( 北 緯 度 東 経 度 ) 2 発 生 した 武 力 攻 撃 災 害 の 状 況 の 概 要 3 人 的 物 的 被 害 状 況 人 的 被 害 住 家 被 害 その 他 市 町 名 死 者 行 方 負 傷 者 全 壊 半 壊 不 明 者 重 傷 軽 傷 ( 人 ) ( 人 ) ( 人 ) ( 人 ) ( 棟 ) ( 棟 ) 可 能 な 場 合 死 者 について 死 亡 地 の 市 町 名 死 亡 の 年 月 日 性 別 年 齢 及 び 死 亡 時 の 概 況 を 一 人 ずつ 記 入 してください 市 町 名 年 月 日 性 別 年 齢 概 況 59

第 3 章 第 3 節 (2) 関 係 機 関 との 協 力 市 長 は 県 及 び 指 定 地 方 公 共 機 関 と 各 種 情 報 の 収 集 について 十 分 に 連 絡 調 整 を 行 い 又 は 相 互 に 情 報 を 交 換 して 応 急 対 策 が 円 滑 に 実 施 できるように 努 める なお 市 長 は 指 定 行 政 機 関 の 長 等 の 行 う 被 災 情 報 の 収 集 に 協 力 するように 努 め る 7 通 信 連 絡 設 備 の 整 備 (1) 市 長 は 武 力 攻 撃 災 害 の 発 生 時 には 国 民 保 護 措 置 の 円 滑 な 推 進 及 び 住 民 に 対 する 適 切 な 情 報 提 供 のため 防 災 行 政 無 線 の 整 備 多 様 な 媒 体 の 活 用 機 動 性 の ある 緊 急 通 信 手 段 の 確 保 等 を 推 進 する ア 防 災 行 政 無 線 の 整 備 市 の 防 災 行 政 無 線 について 住 民 への 情 報 伝 達 手 段 を 確 保 するため 同 報 系 無 線 の 整 備 を 行 う イ 多 様 な 媒 体 の 活 用 市 長 は 情 報 通 信 の 手 段 及 び 経 路 の 多 様 化 を 図 るため 緊 急 情 報 ネットワー クシステム(Em-net) 全 国 瞬 時 警 報 システム(J-ALERT) 防 災 行 政 無 線 をはじ めとする 各 種 の 電 波 通 信 媒 体 電 話 回 線 衛 星 携 帯 電 話 さらには テレビ ラジオ CATV 等 の 放 送 媒 体 県 の 災 害 情 報 インターネット 通 信 システムな どの 媒 体 の 活 用 を 進 めるとともに 武 力 攻 撃 事 態 等 における 警 報 や 避 難 措 置 の 指 示 等 が 迅 速 かつ 確 実 に 通 知 伝 達 されるよう 的 確 に 運 用 管 理 整 備 を 行 う (2) 武 力 攻 撃 事 態 等 の 通 信 連 絡 市 長 は 武 力 攻 撃 事 態 等 に 関 する 情 報 の 伝 達 被 害 状 況 の 収 集 報 告 その 他 安 全 の 確 保 のため 必 要 な 措 置 の 要 請 等 は 原 則 として 有 線 通 信 ( 加 入 電 話 ) 又 は 無 線 通 信 により 速 やかに 行 う (3) 通 信 の 統 制 武 力 攻 撃 事 態 等 においては 加 入 電 話 及 び 無 線 通 信 ともにつながりにくくなる ことが 予 想 されるため 通 信 施 設 の 管 理 者 は 必 要 に 応 じ 適 切 な 通 信 統 制 を 実 施 し その 通 信 が 円 滑 かつ 迅 速 に 行 われるよう 努 める (4) 各 種 通 信 設 備 の 利 用 ア 電 気 通 信 設 備 の 優 先 利 用 市 長 は 国 民 保 護 措 置 に 関 する 情 報 伝 達 において 最 優 先 に 確 保 すべき 通 話 を 行 うために 一 般 加 入 電 話 のうち あらかじめNTT 西 日 本 より 指 定 を 受 けた 災 害 時 優 先 電 話 を 利 用 する また 各 機 関 が 緊 急 の 度 合 いに 応 じて 利 用 する 非 常 扱 い 通 話 ( 電 報 ) 及 び 緊 急 扱 い 通 話 ( 電 報 )は これらの 通 話 ( 電 報 ) 用 として あらかじめNT T 西 日 本 から 指 定 を 受 けた 電 話 を 用 い 102(115) 番 通 話 により 行 う イ 有 線 電 気 通 信 設 備 又 は 無 線 設 備 市 長 は 有 線 電 気 通 信 法 第 3 条 第 4 項 第 3 号 に 掲 げる 次 の 者 が 設 置 する 有 線 電 気 通 信 設 備 又 は 無 線 設 備 を 使 用 し 通 信 連 絡 の 確 保 を 図 る 1 警 察 事 務 を 行 う 者 5 海 上 保 安 事 務 を 行 う 者 9 電 気 業 務 を 行 う 者 2 消 防 事 務 を 行 う 者 6 気 象 業 務 を 行 う 者 10 鉱 業 を 行 う 者 3 水 防 事 務 を 行 う 者 7 鉄 道 業 務 を 行 う 者 11 自 衛 隊 4 航 空 保 安 事 務 を 行 う 者 8 軌 道 業 務 を 行 う 者 60

第 3 章 第 3 節 ウ 電 波 法 に 基 づく 非 常 通 信 の 利 用 市 長 は 武 力 攻 撃 事 態 等 又 は 武 力 攻 撃 事 態 等 となるおそれがある 場 合 におい て 有 線 通 信 を 利 用 することができないか 又 はこれを 利 用 することが 著 しく 困 難 であるときは 電 波 法 第 52 条 及 び 第 74 条 の2 並 びに 非 常 通 信 規 約 に 基 づいて 非 常 通 信 を 利 用 し 通 信 の 確 保 を 図 る そのためには 無 線 局 を 有 する( 無 線 局 の 免 許 を 受 けた) 機 関 は 北 陸 地 方 非 常 通 信 協 議 会 が 実 施 する 無 線 設 備 の 総 点 検 通 信 訓 練 を 通 じて 非 常 通 信 の 円 滑 な 運 用 を 期 する (ア) 非 常 通 報 の 内 容 非 常 通 信 における 通 報 の 内 容 は 人 命 の 救 助 に 関 するもの 天 災 の 予 警 報 など 非 常 通 信 運 用 細 則 第 7 条 による ( 参 考 ) 非 常 通 信 運 用 細 則 第 7 条 に 規 定 する 非 常 通 報 の 内 容 l 人 命 の 救 助 に 関 するもの 2 天 災 の 予 警 報 ( 主 要 河 川 の 水 位 も 含 む ) 及 び 天 災 その 他 の 状 況 に 関 するも の 3 緊 急 を 要 する 気 象 地 震 火 山 等 の 観 測 資 料 4 電 波 法 第 74 条 実 施 の 指 令 及 びその 他 の 指 令 5 非 常 事 態 に 際 しての 事 態 の 収 拾 復 旧 交 通 制 限 その 他 の 維 持 又 は 非 常 事 態 に 伴 う 緊 急 措 置 に 関 するもの 6 暴 動 に 関 する 情 報 連 絡 及 びその 緊 急 措 置 に 関 するもの 7 非 常 災 害 時 における 緊 急 措 置 を 要 する 犯 罪 に 関 するもの 8 遭 難 者 救 護 に 関 するもの 9 非 常 事 態 発 生 の 場 合 における 列 車 運 転 鉄 道 輸 送 に 関 するもの 10 鉄 道 線 路 道 路 電 力 設 備 電 信 電 話 回 線 の 破 壊 又 は 障 がい 者 の 状 況 及 び その 修 理 復 旧 のための 資 材 の 手 配 及 び 運 搬 要 員 の 確 保 その 他 緊 急 措 置 に 関 するもの 11 中 央 防 災 会 議 同 事 務 局 地 方 防 災 会 議 緊 急 災 害 対 策 本 部 非 常 災 害 対 策 本 部 及 び 災 害 対 策 本 部 相 互 間 に 発 受 する 災 害 救 援 その 他 緊 急 措 置 に 要 す る 労 務 施 設 設 備 物 資 及 び 資 金 の 調 達 配 分 輸 送 等 に 関 するもの 12 災 害 救 助 法 第 24 条 及 び 災 害 対 策 基 本 法 第 71 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づき 都 道 府 県 知 事 からの 医 療 土 木 建 築 工 事 又 は 輸 送 関 係 者 に 対 して 発 する 従 事 命 令 に 関 するもの 13 前 各 号 に 定 めるもののほか 災 害 ( 武 力 攻 撃 事 態 等 又 は 緊 急 対 処 事 態 にお いて 直 接 又 は 間 接 に 生 ずる 人 の 死 亡 又 は 負 傷 火 事 爆 発 放 射 性 物 質 の 放 出 その 他 の 人 的 又 は 物 的 災 害 を 含 む )が 発 生 した 場 合 における 住 民 の 避 難 救 援 情 報 の 収 集 生 活 の 安 定 及 び 復 旧 その 他 必 要 な 措 置 に 関 する もの (イ) 非 常 通 報 の 発 信 非 常 通 報 は 無 線 局 を 有 する( 無 線 局 の 免 許 を 受 けた) 機 関 が 自 ら 発 受 す るほか 非 常 通 報 を 希 望 する 者 からの 依 頼 に 応 じて 発 受 する 61

第 3 章 第 3 節 (5) 通 信 設 備 の 利 用 ができない 場 合 の 連 絡 手 段 市 長 は (1)から(4)までによる 各 種 通 信 施 設 が 利 用 できないときは 次 の 方 法 により 情 報 の 収 集 及 び 救 援 活 動 等 を 行 う ア 使 送 イ 孤 立 地 区 の 空 中 偵 察 に 対 する 合 図 赤 旗 ( 病 人 あり) 青 旗 ( 食 糧 不 足 ) 8 要 配 慮 者 に 対 する 情 報 伝 達 設 備 等 の 充 実 市 長 は 情 報 の 伝 達 において 要 配 慮 者 への 対 応 を 優 先 するとともに 情 報 を 迅 速 かつ 的 確 に 伝 達 するために 障 がい 者 種 別 や 生 活 環 境 の 状 況 等 に 応 じて 同 報 系 無 線 の 戸 別 受 信 機 の 整 備 や ファックス 携 帯 電 話 電 子 メール 等 の 多 様 な 媒 体 の 活 用 を 図 る 62

第 3 章 第 4 節 第 4 節 住 民 に 対 する 協 力 要 請 1 住 民 に 対 する 協 力 要 請 (1) 自 発 的 な 意 思 による 協 力 住 民 は 法 の 規 定 により 国 民 保 護 措 置 の 実 施 に 関 し 協 力 を 要 請 されたときは 必 要 な 協 力 をするよう 努 めるものとする ただし この 協 力 は 住 民 の 自 発 的 な 意 思 に 委 ねられるものであることから 要 請 に 当 たっては 強 制 にわたることがあってはならない (2) 安 全 配 慮 義 務 協 力 を 要 請 する 者 は 協 力 する 者 の 安 全 の 確 保 に 十 分 に 配 慮 しなければならな い (3) 協 力 要 請 協 力 を 要 請 する 者 は 要 請 を 受 けて 協 力 する 者 に 対 し その 者 が 行 う 協 力 の 内 容 実 施 場 所 及 び 期 間 をあらかじめ 示 した 上 で その 者 の 了 解 を 得 ることが 必 要 である また 協 力 する 者 に 対 しては 国 民 保 護 措 置 に 係 る 職 務 を 行 う 者 等 の 標 章 が 印 刷 された 腕 章 等 及 び 身 分 証 明 書 を 交 付 し 損 害 賠 償 の 対 象 となることを 通 知 する 2 避 難 住 民 への 協 力 (1) 住 民 への 協 力 要 請 避 難 住 民 を 誘 導 する 市 職 員 警 察 官 等 その 他 避 難 住 民 を 誘 導 する 者 は 必 要 が あると 認 めるときは 避 難 住 民 その 他 の 者 に 対 し 避 難 住 民 の 誘 導 に 必 要 な 援 助 について 協 力 を 要 請 することができる なお 避 難 住 民 の 復 帰 のための 措 置 についても 同 様 に 協 力 を 要 請 することがで きる (2) 協 力 要 請 内 容 協 力 を 要 請 できる 内 容 は 避 難 住 民 の 整 理 要 配 慮 者 の 介 助 等 の 実 施 に 必 要 な 援 助 とする 3 救 援 への 協 力 (1) 住 民 への 協 力 要 請 市 長 が 知 事 からの 救 援 に 関 する 事 務 を 受 託 したときは 市 長 又 は 市 職 員 は 必 要 があると 認 めるときは 救 援 を 必 要 とする 避 難 住 民 等 及 びその 近 隣 の 者 に 対 し 救 援 に 必 要 な 援 助 について 協 力 を 要 請 することができる (2) 協 力 要 請 内 容 協 力 を 要 請 できる 内 容 は 避 難 所 における 情 報 の 伝 達 救 援 措 置 の 食 品 生 活 必 需 品 の 配 布 清 掃 等 の 避 難 所 の 適 切 な 運 営 管 理 等 の 救 援 に 必 要 な 援 助 とする 63

第 3 章 第 4 節 4 消 火 負 傷 者 の 搬 送 被 災 者 の 救 助 等 への 協 力 (1) 住 民 への 協 力 要 請 市 長 もしくは 消 防 吏 員 その 他 の 市 の 職 員 又 は 警 察 官 等 は 市 の 区 域 に 係 る 武 力 攻 撃 災 害 が 発 生 し 又 はまさに 発 生 しようとしている 場 合 において 消 火 負 傷 者 の 搬 送 被 災 者 の 救 助 その 他 武 力 攻 撃 災 害 への 対 処 に 関 する 措 置 を 講 ずるため 緊 急 の 必 要 があると 認 めるときは 市 内 の 住 民 に 対 し その 実 施 に 必 要 な 援 助 に ついて 協 力 を 要 請 することができる (2) 協 力 要 請 内 容 協 力 を 要 請 できる 内 容 は 消 火 負 傷 者 の 搬 送 被 災 者 の 救 助 又 は 武 力 攻 撃 災 害 への 対 処 のための 措 置 の 実 施 に 必 要 な 援 助 とする 5 保 健 衛 生 の 確 保 への 協 力 (1) 住 民 への 協 力 要 請 市 長 もしくは 市 職 員 が 武 力 攻 撃 災 害 の 発 生 により 市 の 区 域 内 における 住 民 の 健 康 の 保 持 又 は 環 境 衛 生 の 確 保 に 関 する 措 置 を 講 ずるため 緊 急 の 必 要 があると 認 め るときは 市 内 の 住 民 に 対 し その 実 施 に 必 要 な 援 助 について 協 力 を 要 請 するこ とができる (2) 協 力 要 請 できる 内 容 協 力 を 要 請 できる 内 容 は 集 団 健 康 診 断 の 補 助 防 疫 作 業 の 補 助 等 の 実 施 に 必 要 な 援 助 に 限 る 64

第 3 章 第 5 節 第 5 節 ボランティアの 受 入 体 制 1 ボランティア 活 動 への 配 慮 武 力 攻 撃 が 終 了 した 段 階 での 救 援 活 動 や 復 旧 活 動 におけるボランティア 活 動 は 自 発 的 な 意 思 による 活 動 であることに 十 分 配 慮 して 安 全 が 確 保 された 場 所 に 限 定 して 行 うとともに ボランティア 活 動 が 円 滑 に 行 えるよう 受 入 体 制 を 整 備 する 2 ボランティアの 活 動 内 容 武 力 攻 撃 が 終 了 した 段 階 での 救 援 活 動 や 復 旧 時 において 想 定 されるボランティ ア 活 動 は 次 のとおり (1) 避 難 施 設 における 救 援 物 資 の 搬 送 や 整 理 (2) 避 難 住 民 等 の 生 活 援 助 (3) 炊 き 出 しなどの 食 事 サービス (4) 要 配 慮 者 への 支 援 活 動 (5) 被 災 住 宅 の 後 片 づけ (6) 専 門 的 知 識 や 技 能 を 使 った 介 護 等 の 活 動 3 ボランティアの 受 入 体 制 の 整 備 市 市 社 会 福 祉 協 議 会 及 び 県 は 相 互 に 連 携 協 力 し ボランティアの 受 入 体 制 を 整 備 する (1)ボランティアニーズの 把 握 等 市 は ボランティアの 申 出 及 び 避 難 施 設 等 におけるボランティアニーズを 把 握 し 県 に 対 しボランティアの 派 遣 を 必 要 とする 分 野 人 数 等 の 情 報 提 供 を 行 うと ともに 市 社 会 福 祉 協 議 会 等 の 既 存 のボランティア 推 進 団 体 及 び 市 日 赤 奉 仕 団 等 の 既 存 のボランティア 団 体 等 の 連 携 のうえ ニーズに 応 じた 調 整 及 びあっせんを 行 う (2)ボランティアセンターの 開 設 市 は 直 接 訪 れたボランティアの 受 付 及 び 登 録 県 から 派 遣 されたボランティ アの 受 入 れ 並 びに 活 動 の 調 整 を 行 うため 市 社 会 福 祉 協 議 会 県 福 井 県 災 害 ボ ランティア 本 部 等 と 連 携 のうえ ボランティアセンターを 開 設 する 4 ボランティア 活 動 の 支 援 体 制 市 は 市 社 会 福 祉 協 議 会 の 協 力 を 得 て ボランティアが 円 滑 な 活 動 を 実 施 するため に 必 要 な 支 援 を 行 う (1) 情 報 の 提 供 ボランティアに 対 して 災 害 の 状 況 災 害 応 急 対 策 の 実 施 状 況 協 力 を 必 要 と する 活 動 内 容 被 災 者 のニーズ 等 についての 情 報 を 提 供 する (2) 連 絡 調 整 ボランティアリーダー 等 と 定 期 的 に 打 合 せの 場 を 設 け ボランティア 活 動 の 進 展 具 合 問 題 点 要 望 等 について 連 絡 調 整 を 行 う 65

第 3 章 第 5 節 (3) 必 要 資 機 材 及 び 活 動 拠 点 の 提 供 ボランティアから 資 機 材 及 び 活 動 拠 点 に 関 する 要 望 があったときは 必 要 な 資 機 材 を 提 供 するとともに 状 況 に 応 じて 拠 点 避 難 所 の 一 部 のスペースをボランテ ィア 活 動 拠 点 として 提 供 する (4)ボランティア 保 険 への 加 入 ボランティアを 行 う 者 は ボランティア 活 動 中 の 事 故 等 に 備 えて 必 要 に 応 じ て 県 が 保 険 料 を 負 担 するボランティア 保 険 に 加 入 する 66

第 3 章 第 6 節 第 6 節 国 民 保 護 措 置 に 係 る 職 務 を 行 う 者 等 に 対 する 特 殊 標 章 1 国 民 保 護 措 置 に 係 る 職 務 を 行 う 職 員 等 に 対 する 交 付 等 次 の(1)から(3)に 掲 げる 者 は 赤 十 字 標 章 等 及 び 特 殊 標 章 等 に 係 る 事 務 の 運 用 に 関 するガイドライン( 平 成 17 年 8 月 2 日 閣 副 安 危 第 321 号 内 閣 官 房 副 長 官 補 ( 安 全 保 障 危 機 管 理 担 当 ) 付 内 閣 参 事 官 ( 事 態 法 制 担 当 ) 通 知 に 基 づき 具 体 的 な 交 付 要 綱 を 作 成 した 上 で それぞれ(1)から(3)に 掲 げる 職 員 等 に 対 し 法 第 158 条 第 1 項 の 身 分 証 明 書 を 交 付 し 又 は 使 用 させることができる (1) 市 長 ア 国 民 保 護 措 置 に 係 る 職 務 を 行 う 市 の 職 員 イ 市 長 の 委 託 により 国 民 保 護 措 置 に 係 る 業 務 を 行 う 者 ウ 市 長 が 実 施 する 国 民 保 護 措 置 の 実 施 に 必 要 な 援 助 について 協 力 をする 者 (2) 消 防 長 ア 国 民 保 護 措 置 に 係 る 職 務 を 行 うその 所 轄 の 消 防 職 員 イ 消 防 長 の 委 託 により 国 民 保 護 措 置 に 係 る 業 務 を 行 う 者 ウ 消 防 長 が 実 施 する 国 民 保 護 措 置 の 実 施 に 必 要 な 援 助 について 協 力 をする 者 (3) 水 防 管 理 者 ア 国 民 保 護 措 置 に 係 る 職 務 を 行 うその 所 管 の 水 防 団 長 及 び 水 防 団 員 イ 水 防 管 理 者 の 委 託 により 国 民 保 護 措 置 に 係 る 業 務 を 行 う 者 ウ 水 防 管 理 者 が 実 施 する 国 民 保 護 措 置 の 実 施 に 必 要 な 援 助 について 協 力 をする 者 2 特 殊 標 章 の 使 用 1の(1)から(3)までに 掲 げる 者 は その 職 員 等 又 はこれらの 者 が 国 民 保 護 措 置 に 係 る 職 務 を 行 う 場 所 等 を 識 別 するため 法 第 158 条 第 1 項 の 特 殊 標 章 を 使 用 させることができる 特 殊 標 章 オレンジ 色 地 に 青 色 の 三 角 形 67

第 4 章 第 1 節 第 4 章 避 難 及 び 救 援 第 1 節 住 民 の 避 難 1 避 難 の 類 型 と 対 処 住 民 の 避 難 は 武 力 攻 撃 事 態 等 の 態 様 や 推 移 時 間 的 余 裕 さらには 被 害 の 状 況 等 に 応 じ 危 険 地 域 から 屋 内 などへの 一 時 避 難 市 内 の 避 難 施 設 への 避 難 より 広 域 的 な 避 難 など 多 様 な 形 態 で 実 施 する 実 際 には 具 体 的 に 発 生 した 又 は 発 生 するおそれのある 武 力 攻 撃 事 態 等 の 実 態 に 応 じて 最 も 的 確 かつ 確 実 な 方 法 により 行 うこととなるが 基 本 的 には 次 の 表 に 基 づ き 実 施 する 68

第 4 章 第 1 節 武 力 攻 撃 事 態 類 型 地 上 部 隊 が 航 空 機 や 船 舶 により 着 上 陸 する 攻 撃 ゲリラや 特 殊 部 隊 による 攻 撃 主 要 な 公 共 施 設 の 占 拠 又 は 破 壊 原 子 力 発 電 所 の 中 央 制 御 室 の 占 拠 又 は 冷 却 機 能 の 破 壊 避 難 及 び 退 避 の 態 様 広 域 的 な 避 難 ( 県 内 避 難 又 は 県 外 避 難 ) 屋 内 へ 避 難 ( 退 避 ) 事 態 の 推 移 や 被 害 の 状 況 に 応 じ て 他 の 安 全 な 地 域 へ 避 難 弾 道 ミサイル 攻 撃 通 常 弾 頭 核 弾 頭 生 物 剤 弾 頭 化 学 剤 弾 頭 航 空 機 による 攻 撃 危 険 性 を 内 在 する 物 質 を 有 する 施 設 等 に 対 する 攻 撃 が 行 われる 事 態 危 険 地 域 からの 避 難 ( 退 避 ) ( 市 内 避 難 又 は 県 内 避 難 ) 原 子 力 事 業 所 等 の 破 壊 石 油 コンビナート 可 燃 性 ガス 貯 蔵 施 設 等 の 爆 破 危 険 物 積 載 船 への 攻 撃 緊 急 対 ダムの 破 壊 多 数 の 人 が 集 合 する 施 設 及 び 大 量 輸 送 機 関 等 に 対 する 攻 撃 が 行 われる 事 態 危 険 地 域 からの 避 難 ( 退 避 ) ( 市 内 避 難 ) 処 事 態 大 規 模 集 客 施 設 ターミナル 駅 等 の 爆 破 列 車 等 の 爆 破 多 数 の 人 を 殺 傷 する 特 性 を 有 する 物 質 等 による 攻 撃 が 行 われる 事 態 放 射 性 物 質 を 混 入 させた 爆 弾 (ダーティボム) 等 の 爆 発 による 放 射 能 の 拡 散 危 険 地 域 からの 避 難 ( 退 避 ) ( 市 内 避 難 ) ( 風 向 や 二 次 感 染 の 防 止 等 を 考 慮 ) 炭 疽 菌 等 生 物 剤 の 航 空 機 等 による 大 量 散 布 市 街 地 等 におけるサリン 等 化 学 剤 の 大 量 散 布 水 源 地 に 対 する 毒 素 等 の 混 入 破 壊 の 手 段 として 交 通 機 関 を 用 いた 攻 撃 が 行 われる 事 態 航 空 機 等 による 多 数 の 死 傷 者 を 伴 う 自 爆 テロ 危 険 地 域 からの 避 難 ( 退 避 ) ( 市 内 避 難 ) 弾 道 ミサイル 等 の 飛 来 * 退 避 については 参 考 退 避 について(P72) 及 び 第 5 章 第 5 節 退 避 の 指 示 を 参 照 69

第 4 章 第 1 節 2 避 難 の 指 示 と 避 難 の 方 法 市 長 は 知 事 から 避 難 の 指 示 を 受 けたときは 住 民 に 伝 達 する (1) 避 難 の 方 法 ア 屋 内 避 難 避 難 場 所 自 宅 近 傍 のコンクリート 造 り 等 の 堅 ろうな 施 設 建 築 物 の 地 階 等 避 難 方 法 徒 歩 を 原 則 とし できるだけ 速 やかに 屋 内 に 避 難 する その 後 事 態 の 推 移 被 害 の 状 況 等 によっては イからエに 掲 げ る 方 法 により 他 の 安 全 な 地 域 に 避 難 する 自 宅 住 民 住 民 徒 歩 ( 原 則 ) 近 傍 のコンクリ ート 造 り 等 の 堅 ろうな 施 設 建 築 物 の 地 階 等 イ 市 内 避 難 市 内 の 避 難 施 設 への 避 難 避 難 場 所 市 内 避 難 施 設 避 難 方 法 徒 歩 を 原 則 とする ただし 徒 歩 による 避 難 が 困 難 である 要 配 慮 者 の 避 難 に 限 り バス 等 の 借 上 げ 車 両 及 び 公 用 車 (これらの 車 両 を 以 下 借 上 げ 車 両 等 という )を 補 完 的 に 使 用 する 住 民 徒 歩 ( 原 則 ) 市 内 避 難 施 設 借 上 げ 車 両 等 ( 要 配 慮 者 ) 70