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呼 吸 器 外 科 乳 腺 内 分 泌 外 科 教 授 : 森 川 利 昭 教 授 : 秋 葉 直 志 呼 吸 器 外 科 呼 吸 器 外 科 教 授 : 武 山 浩 乳 腺 内 分 泌 外 科 准 教 授 : 木 下 智 樹 准 教 授 : 鳥 海 弥 寿 雄 准 教 授 : 佐 藤 修 二 講 師 : 川 瀬 和 美 講 師 : 田 部 井 功 乳 腺 内 分 泌 外 科 乳 腺 内 分 泌 外 科 呼 吸 器 外 科 乳 腺 内 分 泌 外 科 乳 腺 内 分 泌 外 科 講 師 : 尾 高 真 呼 吸 器 外 科 講 師 : 野 木 裕 子 乳 腺 内 分 泌 外 科 教 育 研 究 概 要 Ⅰ. 呼 吸 器 外 科 胸 腔 鏡 手 術 を 中 心 とした 呼 吸 器 外 科 手 術 の 研 究 を 進 めている より 安 全 な 胸 腔 鏡 手 術 の 開 発 をめざしている 手 術 できる 症 例 の 適 応 を 拡 げていく 基 本 方 針 に 基 づき 病 態 に 合 わせた 適 切 な 手 術 と 手 術 器 械 の 改 良 を 通 した 手 術 法 の 改 良 がその 中 心 である 特 に 内 視 鏡 外 科 における 胸 腔 鏡 手 術 の 位 置 付 けと 胸 腔 鏡 手 術 の 最 適 化 を 目 標 としている 1

1. 胸 腔 鏡 手 術 による 呼 吸 器 外 科 手 術 の 適 応 拡 大 胸 腔 鏡 手 術 は 身 体 に 対 する 侵 襲 が 小 さいことから 従 来 の 開 胸 手 術 と 比 較 し て 患 者 の 回 復 社 会 復 帰 が 早 く 術 後 の QOL が 良 好 である また 高 齢 者 や 合 併 疾 患 を 有 する 患 者 への 手 術 も 可 能 となり 手 術 できる 患 者 の 適 応 を 従 来 よりも 拡 大 することが 期 待 できる 我 々は 低 肺 機 能 などよりリスクの 高 い 疾 患 や 病 態 に 対 して 最 も 手 術 侵 襲 の 少 ない 完 全 モニター 下 での 胸 腔 鏡 手 術 の 適 応 拡 大 を 図 っている 呼 吸 器 疾 患 に 対 しする 胸 腔 鏡 手 術 の 適 応 限 界 について 症 例 毎 に 慎 重 に 検 討 し 手 術 を 続 けている 2. 肺 癌 に 対 する 病 態 の 把 握 と 適 切 な 外 科 手 術 法 の 選 択 肺 癌 のうち 腺 癌 は 病 態 が 多 様 であり 適 切 な 手 術 法 に 検 討 が 必 要 である 我 々 はこれらの 基 礎 的 検 討 に 基 づき 胸 腔 鏡 手 術 を 応 用 することにより 適 切 な 手 術 法 の 確 立 と 成 績 改 善 を 目 指 した 臨 床 研 究 を 進 めている 3. 縦 隔 疾 患 に 対 する 手 術 方 法 の 改 良 縦 隔 は 胸 腔 鏡 手 術 の 良 い 適 応 と 考 えられるが 未 だ 知 見 の 集 積 が 不 十 分 であ る 我 々は 胸 腔 鏡 手 術 を 改 良 し 胸 腺 腫 を 中 心 とした 疾 患 に 対 して 本 手 術 を 応 用 する 臨 床 研 究 を 開 始 し 症 例 を 重 ねている 4. 新 しい 技 術 の 臨 床 応 用 1)3D-CT の 胸 腔 鏡 手 術 への 利 用 胸 腔 内 の 立 体 的 な 解 剖 を 直 感 的 に 捉 えることができる 3D-CT を 胸 腔 鏡 手 術 に 応 用 することにより 胸 腔 鏡 手 術 において 俯 瞰 が 比 較 的 困 難 である 欠 点 を 補 完 2

し 全 体 の 解 剖 を 予 測 する 手 術 の 安 全 に 寄 与 するほか 個 別 の 解 剖 の 変 異 に 対 応 することができる 2) 生 体 質 感 造 形 技 術 を 応 用 し 3D プリンタで 開 発 した 新 しい 胸 腔 モデル CT-DICOM データから 3D プリンタにより 患 者 と 同 サイズの 実 体 模 型 を 作 製 し 手 術 のシミュレーションに 役 立 てている 実 体 模 型 にはさらに 実 際 と 同 様 の 質 感 を 付 加 すること( 質 感 造 形 )により 従 来 の 手 術 トレーニングシステムに 代 わる 新 しいシミュレーションシステムの 構 築 を 目 指 している 3) 動 画 閲 覧 システムの 開 発 また 教 育 研 究 の 面 からインターネットを 通 した 動 画 閲 覧 システムの 開 発 を 進 めている 5. 肺 癌 における 血 液 中 腫 瘍 細 胞 (CTC: Circulating Tumor Cells)の 検 出 と 臨 床 への 応 用 血 液 中 腫 瘍 細 胞 (CTC: Circulating Tumor Cells ) を 検 出 する 研 究 は CellSearch System(Veridex 社 )を 用 いて 血 液 中 から 腫 瘍 細 胞 を 直 接 検 出 する 方 法 で 肺 癌 手 術 症 例 についてより 効 率 よく 腫 瘍 細 胞 を 採 取 し 血 液 中 の 腫 瘍 細 胞 の 遺 伝 子 の 検 討 を 通 し 原 発 腫 瘍 細 胞 の 遺 伝 子 と 比 較 することにより 血 行 性 転 移 の 本 態 に 迫 り その 制 御 を 目 指 している 6. 次 世 代 シーケンサーによる 癌 関 連 遺 伝 子 の 解 析 肺 癌 は 多 様 性 に 富 む 疾 患 であり 治 療 法 の 選 択 は 患 者 個 人 に 適 合 した 個 別 化 治 療 が 望 まれる 患 者 個 々の 癌 の 生 物 学 的 特 性 は 遺 伝 子 変 異 によるところが 大 き 3

い 当 大 学 に 導 入 された 次 世 代 シーケンサーを 用 いれば 癌 に 関 連 した 409 遺 伝 子 の 約 12,000 領 域 を 解 析 することが 可 能 である 患 者 情 報 収 集 の 重 要 な 手 段 と してシーケンサーを 活 用 し 肺 癌 治 療 に 遺 伝 子 情 報 の 解 析 活 用 を 加 えた 新 しい 治 療 体 系 を 構 築 する Ⅱ. 乳 腺 内 分 泌 外 科 1. トリプルネガティブ 乳 癌 (Triple-negative breast cancer: TNBC)にお ける 抗 癌 剤 治 療 の 有 用 性 に 関 する 臨 床 研 究 乳 癌 の 悪 性 度 の 指 標 には 主 に 3 つのマーカーを 用 いている 乳 癌 細 胞 の 女 性 ホルモン 受 容 体 ER(Estrogen Receptor) PgR(Progesterone Receptor)と 細 胞 増 殖 因 子 の 一 つである HER-2(Human Epidermal Growth Factor-2) 因 子 で ある 通 常 乳 腺 の 正 常 細 胞 に 多 く 存 在 している ER PgR が 残 存 している 乳 癌 細 胞 は 悪 性 度 が 低 く ホルモン 治 療 にも 感 受 性 が 高 く 治 療 成 績 はよい また HER-2 が 過 剰 発 現 している 乳 癌 は 悪 性 度 が 高 いが HER-2 の 細 胞 増 殖 効 果 を 抑 制 するトラスツズマブが 開 発 され 良 好 な 治 療 成 績 が 得 られている 治 療 戦 略 のある 上 記 の 乳 癌 と 比 較 して ER PgR HER-2 の 3 つのマーカーす べてが 陰 性 のいわゆる TNBC は 細 胞 の 悪 性 度 が 高 く 治 療 抵 抗 性 で 予 後 も 悪 いことが 知 られている 現 在 TNBC を 更 に 細 分 化 する 試 みも 行 われており 腫 瘍 血 液 内 科 と 共 同 で TNBC を 対 象 とした 抗 癌 剤 治 療 成 績 の 向 上 のための 4

臨 床 研 究 を 施 行 している 2. 新 しい 超 音 波 造 影 剤 (ソナゾイド)を 用 いた 乳 腺 腫 瘤 の 診 断 能 の 研 究 超 音 波 造 影 剤 ソナゾイドを 用 いて 乳 腺 腫 瘤 の 良 悪 の 判 別 乳 癌 の 進 展 範 囲 の 診 断 能 について 研 究 を 行 っている 本 研 究 は 放 射 線 科 との 共 同 研 究 で 行 っ ている 3. Circulating Tumor Cells(CTC)を 用 いた 乳 癌 患 者 の 骨 髄 中 微 小 転 移 の 研 究 これまでの 研 究 で 骨 髄 中 の 微 小 転 移 が 乳 癌 の 予 後 因 子 になることを 明 らかに した 今 後 は 化 学 療 法 ホルモン 療 法 の 治 療 予 測 マーカーとしての 意 義 につい て 研 究 を 継 続 する 4. 非 浸 潤 性 乳 管 癌 (Ductal carcinoma in situ: DCIS)の 悪 性 度 に 関 する 研 究 検 診 の 普 及 により DCIS 乳 癌 の 症 例 が 増 加 しつつある DCIS から 微 小 浸 潤 癌 への 移 行 部 位 を 用 いて ER PgR HER2 HER1(Human Epidermal Growth Factor-1) 等 の 免 疫 染 色 し DCIS が 浸 潤 癌 に 進 展 する 際 に 関 与 する 因 子 を 解 析 する 5. 乳 癌 患 者 の 精 神 状 態 に 関 する 臨 床 研 究 乳 癌 と 診 断 されたのち 精 神 的 に 不 安 定 になる 頻 度 周 術 期 のどのタイミン グで 発 生 し どのくらい 遷 延 するのか 病 期 治 療 法 や 既 往 歴 との 関 連 など 前 向 きの 臨 床 研 究 として 調 査 をしている 同 時 に 運 動 療 法 は 抑 うつ 状 態 を 改 善 させる 効 力 がある と 仮 説 を 立 て 前 5

向 きに 精 神 状 態 と 運 動 療 法 の 関 連 を 調 査 している 6. オリゴメタスタシス(oligometastases: 限 局 性 転 移 性 乳 癌 )に 対 する 治 療 戦 略 の 構 築 乳 癌 治 療 中 あるいは 経 過 中 に 再 発 転 移 することは 稀 ではない 多 臓 器 に 多 発 する 症 例 が 多 いが 少 数 個 の 遠 隔 転 移 巣 で 比 較 的 緩 除 な 経 過 をとるものも あり これらの 限 局 性 転 移 に 対 して 化 学 療 法 以 外 に 局 所 治 療 ( 手 術 放 射 線 療 法 など)を 組 み 合 わせることで 長 期 生 存 や 治 癒 が 得 られる 症 例 がある 腫 瘍 血 液 内 科 と 共 同 で これらのオリゴメタスタシスに 対 する 治 療 戦 略 を 構 築 計 画 を 立 てている 7. 甲 状 腺 癌 における 血 清 診 断 に 関 する 研 究 当 科 で 作 成 した 甲 状 腺 乳 頭 癌 に 対 するモノクローナル 抗 体 JT-95 を 使 用 して 血 液 尿 中 の JT-95 に 対 する 抗 原 物 質 の 量 を 測 定 し 甲 状 腺 乳 頭 癌 の 腫 瘍 マー カーとしての 可 能 性 を 当 大 学 分 子 細 胞 生 物 部 と 共 同 で 研 究 している 8. 甲 状 腺 癌 転 移 に 関 する 研 究 甲 状 腺 乳 頭 癌 ではリンパ 節 転 移 が 多 く 濾 胞 癌 では 血 行 性 転 移 が 多 いことが 知 られている 乳 頭 癌 の 遠 隔 転 移 には 乳 頭 癌 細 胞 とリンパ 球 との 接 着 が 関 与 し ている という 仮 説 を 立 て 前 述 の JT-95 を 使 用 して その 関 連 を 検 討 してい る 点 検 評 価 6

1. 呼 吸 器 外 科 胸 腔 鏡 手 術 が 全 呼 吸 器 外 科 手 術 に 占 める 割 合 は 90%を 越 え これは 大 学 病 院 として 世 界 に 類 を 見 ない 高 率 である 大 部 分 の 肺 癌 症 例 についても 胸 腔 鏡 手 術 を 実 施 し 良 好 な 成 績 を 得 ている 縦 隔 腫 瘍 に 対 しても 大 部 分 を 胸 腔 鏡 手 術 で 行 い その 結 果 施 設 の 評 価 が 確 立 し 胸 腺 切 除 症 例 数 は 我 が 国 で 最 多 を 数 えて いる 3D プリンタを 応 用 した 胸 郭 モデルの 作 成 を 行 い 従 来 の 動 物 実 験 による 手 術 のトレーニングに 代 わる 新 しいモデルの 確 立 と これから 派 生 する 胸 腔 鏡 手 術 体 系 の 構 築 を 引 き 続 いて 目 指 している 2. 乳 腺 内 分 泌 外 科 1)トリプルネガティブ 乳 癌 (TNBC)は 悪 性 度 の 高 い 乳 癌 であるが その 10 ~20%に 化 学 療 法 が 有 用 であることが 判 明 している 現 在 どのような 性 質 をも つサブグループに 化 学 療 法 が 有 効 であるのかを 検 討 中 である 2) 超 音 波 造 影 剤 (ソナゾイド)を 用 いた 乳 腺 腫 瘤 の 診 断 能 の 研 究 では MRI と 同 程 度 の 診 断 能 を 有 することが 示 されており 今 後 症 例 を 増 やし 検 討 を 続 ける 予 定 である 3)CTC を 用 いた 乳 癌 患 者 の 骨 髄 内 微 小 転 移 の 研 究 では 微 小 転 移 数 と 再 発 転 移 の 関 連 を 検 討 したところ 正 の 相 関 が 認 められ 現 在 治 療 成 績 との 相 関 を 検 討 中 である 4)DCIS が 浸 潤 癌 に 進 展 する 因 子 に 関 する 研 究 では DCIS には luminal A が 多 く triple-negative が 少 ない このことから luminal A 乳 癌 からその 他 の 7

subtype に 進 展 すると 考 え 他 の 遺 伝 子 変 異 p53 や HER2 発 現 との 関 連 を 検 討 している 5) 周 術 期 における 抑 うつとその 遷 延 は 過 去 のトラウマとの 相 関 がみられ そ の 場 合 は 早 期 に 専 門 家 の 介 入 が 必 要 となる 運 動 療 法 は 抑 うつの 改 善 と 関 連 す ることが 少 数 の 検 討 で 解 明 でき 症 例 数 を 増 やし 前 向 き 調 査 を 行 っている 6)オリゴメタスタシスに 対 する 治 療 戦 略 の 構 築 オリゴメタスタシスの 定 義 基 本 的 治 療 戦 略 を 立 てるために 当 院 での 過 去 の 症 例 を 元 に 腫 瘍 血 液 内 科 と 共 同 で 計 画 中 である 7)JT-95 を 使 用 した 血 清 診 断 において 甲 状 腺 乳 頭 癌 では 乳 癌 患 者 血 清 と 比 較 して 有 意 差 を 持 って 抗 原 量 が 多 いことが 確 認 されており 現 在 キット 化 を 検 討 中 である また 甲 状 腺 乳 頭 癌 のリンパ 節 転 移 の 研 究 では 乳 頭 癌 細 胞 とリンパ 球 の 混 合 培 養 中 に JT-95 を 添 加 することによりそれらの 接 着 が 阻 害 されることが 明 らか となっており 現 在 そのメカニズムを 引 き 続 き 研 究 中 である 研 究 業 績 Ⅰ. 原 著 論 文 1) Nakada T, Akiba T, Inagaki T, Morikawa T, Ohki T. Simplified cavernostomy using wound protector for complex pulmonary aspergilloma. Ann Thorac Surg 2014; 98(1): 360-1. 8

2) Akiba T, Nakada T, Inagaki T. A three-dimensional mediastinal model created with rapid prototyping in a patient with ectopic thymoma. Ann Thorac Cardiovasc Surg 2015; 21(1): 87-9. 3) Akiba T, Nakada T, Inagaki T. Simulation of the fissureless technique for thoracoscopic segmentectomy using rapid prototyping. Ann Thorac Cardiovasc Surg 2015; 21(1): 84-6. 4) Nakada T, Akiba T, Inagaki T, Marushima H, Morikawa T, Ohki T. A case of a retroesophageal parathyroid adenoma with an aberrant right subclavian artery: a potential surgical pitfall. Ann Thorac Cardiovasc Surg 2014; 20(Suppl.): 786-9. 5) Nakada T, Akiba T, Inagaki T, Morikawa T, Ohki T. A rare case of primary intercostal leiomyoma: complete resection followed by reconstruction using a Gore-Tex( ) dual mesh. Ann Thorac Cardiovasc Surg 2014; 20(Suppl.): 617-21. 6) Akiba T, Morikawa T, Marushima H, Nakada T, Inagaki T, Ohki T. Computed 9

tomography guided thoracoscopic segmentectomy for lung cancer with variant bronchus. Ann Thorac Cardiovasc Surg 2014; 20(5): 407-9. 7) Nakada T, Akiba T, Inagaki T, Morikawa T. Thoracoscopic anatomical subsegmentectomy of the right S2b + S3 using a 3D printing model with rapid prototyping. Interact Cardiovasc Thorac Surg 2014; 19(4): 696-8. 8) Akiba T, Inagaki T, Nakada T. Three-dimensional printing model of anomalous bronchi before surgery. Ann Thorac Cardiovasc Surg 2014; 20(Suppl.): 659-62. 9) Akiba T, Nakada T, Inagaki T. Three-dimensional pulmonary model using rapid-prototyping in patient with lung cancer requiring segmentectomy. Ann Thorac Cardiovasc Surg 2014; 20(Suppl): 490-2. 10) Kinoshita S, Harada J, Kanetsuna Y, Fushimi A, Kyoda S, Hirano A, Akiba T, Ishii Y, Matsui Y, Shimizu K, Mogami T, Seki Y, Koido S, Uchida K, Takeyama H, Morikawa T. Initial experience of percutaneous cryoablation to treat small cancer of the breast. 低 温 医 2014; 40(1): 4-10. 10

11) Kinoshita S, Kyoda S, Hirano A, Akiba T, Nojima K, Uchida K, Takeyama H, Morikawa T. Clinical comparison of four types of skin incisions for skin-sparing mastectomy and immediate breast reconstruction. Surg Today 2014; 44(8): 1470-5. 12) 神 尾 麻 紀 子, 三 本 麗, 加 藤 久 美 子, 野 木 裕 子, 川 瀬 和 美, 鳥 海 弥 寿 雄, 武 山 浩. 乳 癌 患 者 の 術 前 術 後 における 精 神 状 態 に 対 する 軽 度 運 動 実 践 の 効 果 客 観 的 尺 度 を 用 いた 研 究. 健 康 医 科 研 助 成 論 集 2014; 29: 12-9. 13) 大 橋 仁 志, 内 田 賢, 野 木 裕 子, 加 藤 久 美 子, 神 尾 麻 紀 子, 山 下 晃 徳, 鳥 海 弥 寿 雄, 武 山 浩. 乳 癌 術 後 10 年 以 降 の 晩 期 再 発 の 予 後 因 子 の 検 討. 乳 癌 の 臨 2014; 29(3): 275-9. 14) 北 野 正 剛, 山 下 裕 一, 白 石 憲 男, 橋 爪 誠, 板 東 登 志 雄, 矢 永 勝 彦, 渡 邊 昌 彦, 北 川 雄 光, 瀧 口 修 司, 遠 藤 俊 輔, 森 川 利 昭, 玉 木 康 博, 松 本 純 夫, 四 津 良 平, 明 楽 重 夫, 寺 地 敏 郎, 長 谷 川 徹, 大 西 清, 日 本 内 視 鏡 外 科 学 会. 内 視 鏡 外 科 手 術 に 関 するアンケート 調 査 - 第 12 回 集 計 結 果 報 告 -12th Nationwide Survey of Endoscopic Surgery in Japan. 日 内 視 鏡 外 会 誌 2014; 19(5): 495-640. 11

Ⅲ. 学 会 発 表 1) Hidaka S, Matsudaira H, Ishikawa A, Noda Y, Hirano J, Yoshida K, Morikawa T, Ohki T. Video-assisted thoracoscopic surgery for secondary pneumothorax: analysis of 17 cases. 31st Congress of the Pan-Pacific Surgical Association Japan Chapter(PPSA-JC). Taipei, Nov. 2) Mimoto R, Tadashi K, Imawari Y, Kamio M, Kato K, Nogi H, Toriumi Y, Takeyama H. Clinical relevance and biological properties of oligometastatic breast cancer in lung; prognostic impact of CD44+/CD24 /low cells. 37th San Antonio Breast Cancer Symposium. Texas, Dec. 3) 武 山 浩, 鳥 海 弥 寿 雄, 田 部 井 功, 加 藤 久 美 子, 野 木 裕 子, 神 尾 麻 紀 子, 井 廻 良 美, 三 本 麗, 木 下 智 樹, 内 田 賢, 森 川 利 昭, 大 木 隆 生. 濾 胞 性 腫 瘍 の 手 術 適 応 とその 予 後 について. 第 76 回 日 本 臨 床 外 科 学 会 総 会. 郡 山, 11 月. 4) 鳥 海 弥 寿 雄. ( 教 育 シンポジウム: 保 険 診 療 の 問 題 点 ) 保 険 診 療 の 問 題 点 ( 非 消 化 器 の 立 場 から). 第 39 回 日 本 外 科 系 連 合 学 会 学 術 集 会. 東 京, 6 月. 12

5) 三 本 麗, 井 廻 良 美, 神 尾 麻 紀 子, 加 藤 久 美 子, 野 木 裕 子, 鳥 海 弥 寿 雄, 廣 岡 真 一, 小 林 直, 内 田 賢, 武 山 浩. 乳 癌 肺 転 移 切 除 例 の 予 後 予 測 因 子 の 検 討 Oligometastases と 乳 癌 幹 細 胞. 第 22 回 日 本 乳 癌 学 会 学 術 総 会. 大 阪, 7 月. 6) 加 藤 久 美 子, 三 本 麗, 神 尾 麻 紀 子, 野 木 裕 子, 鳥 海 弥 寿 雄, 武 山 浩, 大 木 隆 生. 乳 癌 手 術 の 切 除 範 囲 決 定 に 造 影 超 音 波 検 査 は 有 用 か? 第 114 回 日 本 外 科 学 会 定 期 学 術 集 会. 京 都, 4 月. [ 日 外 会 誌 2014; 115( 臨 増 2): 858] 7) 神 尾 麻 紀 子, 武 山 浩, 緒 方 秀 昭 1), 岡 本 康 1)(1 東 邦 大 ), 菊 池 潔 ( 山 王 病 院 ), 鈴 木 規 之 ( 大 森 赤 十 字 病 院 ), 館 花 明 彦 ( 関 東 中 央 病 院 ), 馬 場 紀 行 ( 東 京 共 済 病 院 ), 針 原 康 (NTT 東 日 本 関 東 病 院 ), 松 井 哲 ( 東 京 医 療 センター), 中 村 清 吾 ( 昭 和 大 ). 乳 癌 手 術 の 周 術 期 管 理 現 状 と 問 題 点 多 施 設 アンケートより. 第 2 回 日 本 乳 房 オンコプラスティックサージャリー 学 会 総 会. 東 京, 10 月. 8) 川 瀬 和 美, 神 尾 麻 紀 子, 田 部 井 功, 加 藤 久 美 子, 野 木 裕 子, 鳥 海 弥 寿 雄, 武 山 浩, 吉 田 和 彦. 乳 癌 治 療 に 伴 う 心 と 生 活 の 質 の 変 化 2 年 間 の 追 跡 調 査. 第 22 回 日 本 乳 癌 学 会 学 術 総 会. 大 阪, 7 月. 13

9) 三 本 麗, 井 廻 良 美, 神 尾 麻 紀 子, 加 藤 久 美 子, 野 木 裕 子, 鳥 海 弥 寿 雄, 内 田 賢, 武 山 浩, 大 木 隆 生. 乳 癌 センチネルリンパ 節 生 検 陰 性 の 潜 在 性 転 移 症 例 の 検 討. 第 114 回 日 本 外 科 学 会 定 期 学 術 集 会. 京 都, 4 月. [ 日 外 会 誌 2014; 115( 臨 増 2): 705] 10) 野 木 裕 子, 三 本 麗, 井 廻 良 美, 茂 地 智 子, 神 尾 麻 紀 子, 加 藤 久 美 子, 鳥 海 弥 寿 雄, 内 田 賢, 武 山 浩, 大 木 隆 生. (ワークショップ 8: 乳 癌 の Molecular Portraits と 治 療 への 応 用 )Claudin-3 および basal-marker は TNBC の 術 前 化 学 療 法 における 予 測 因 子 となる. 第 114 回 日 本 外 科 学 会 定 期 学 術 集 会. 京 都, 4 月. [ 日 外 会 誌 2014; 115( 臨 増 2): 222] 11) 尾 高 真, 宮 澤 知 行, 浅 野 久 敏, 丸 島 秀 樹, 山 下 誠, 神 谷 紀 輝, 森 川 利 昭, 大 木 隆 生. 当 科 での 肺 癌 に 対 する 胸 腔 鏡 手 術 の 治 療 成 績. 第 39 回 日 本 外 科 系 連 合 学 会 学 術 集 会. 東 京, 6 月. [ 日 外 科 系 連 会 誌 2014; 39(3): 568] 12) 森 彰 平, 中 尾 将 之 1), 後 藤 英 典 1), 岡 崎 敏 昌 1), 鮫 島 譲 司 1), 松 浦 陽 介 1), 上 原 浩 文 1), 文 敏 景 1), 中 川 健 1), 奥 村 栄 1)(1 がん 研 有 明 病 院 ). 当 院 における 腎 細 胞 癌 肺 転 移 症 例 の 手 術 成 績 の 検 討. 第 31 回 日 本 呼 吸 器 外 科 学 会 総 会. 東 京, 5 月. 14

13) 田 部 井 功, 浮 池 梓, 隈 本 智 卓, 矢 部 三 男, 岡 本 友 好, 近 江 禎 子, 肥 田 野 求 実, 久 保 田 敬 乃, 内 海 功, 八 反 丸 善 康, 武 山 浩, 森 川 利 昭. 全 身 麻 酔 下 乳 腺 外 科 手 術 における 術 前 経 口 補 水 療 法 の 無 作 為 化 群 間 比 較 試 験. 第 39 回 日 本 外 科 系 連 合 学 会. 東 京, 6 月. [ 日 外 科 系 連 会 誌 2014; 39(3): 571] 14) 木 下 智 樹, 伏 見 淳, 榎 本 浩 也, 京 田 茂 也, 平 野 明 夫, 秋 葉 直 志, 原 田 潤 太, 金 綱 友 木 子, 内 田 賢, 武 山 浩. 小 径 乳 がんに 対 する 凍 結 治 療 の 有 用 性 に 関 する 臨 床 病 理 学 的 検 討. 第 22 回 日 本 乳 癌 学 会 学 術 総 会. 大 阪, 7 月. 15) 木 下 智 樹, 京 田 茂 也, 平 野 明 夫, 伏 見 淳, 秋 葉 直 志, 原 田 潤 太, 金 綱 友 木 子, 内 田 賢, 武 山 浩, 大 木 隆 生. 小 径 乳 がんに 対 する 凍 結 治 療 の 初 期 経 験. 第 114 回 日 本 外 科 学 会 定 期 学 術 集 会. 京 都, 4 月. [ 日 外 会 誌 2014; 115( 臨 増 2): 337] 16) 川 瀬 和 美, 萬 谷 京 子 1), 神 林 智 寿 子 1), 明 石 定 子 1), 野 村 幸 世 1), 冨 澤 康 子 1)(1 日 本 女 性 外 科 医 会 ). 女 性 外 科 医 のキャリア 形 成 に 何 が 必 要 か 国 内 外 4 カ 国 の 比 較 検 討. 第 114 回 日 本 外 科 学 会 定 期 学 術 集 会. 京 都, 4 月. [ 日 外 会 誌 2014; 115( 臨 増 2): 371] 15

17) 尾 高 真, 宮 澤 知 行, 浅 野 久 敏, 丸 島 秀 樹, 山 下 誠, 神 谷 紀 輝, 森 川 利 昭. 胸 腔 鏡 手 術 の 適 応 と 限 界. 第 31 回 日 本 呼 吸 器 外 科 学 会 総 会. 東 京, 5 月. 18) 尾 高 真, 宮 澤 知 行, 浅 野 久 敏, 丸 島 秀 樹, 山 下 誠, 神 谷 紀 輝, 森 川 利 昭, 大 木 隆 生. 胸 腔 鏡 手 術 が 目 指 す 方 向 安 全 性 の 追 求 と 精 密 な 操 作 によ る 治 療 成 績 向 上. 第 114 回 日 本 外 科 学 会 定 期 学 術 集 会. 京 都, 4 月. [ 日 外 会 誌 2014; 115( 臨 増 2): 790] 19) 松 平 秀 樹, 野 田 祐 基, 増 田 隆 洋, 加 藤 大 喜, 溝 口 順 子, 小 山 友 己, 長 谷 川 拓 男, 平 野 純, 小 川 匡 一, 河 野 修 三, 黒 田 徹, 吉 田 和 彦, 森 川 利 昭. 胸 腔 鏡 における 視 野 展 開 : 対 面 法 と 見 上 げ 法 の 長 所 と 短 所 対 面 法 の 立 場 か ら. 第 27 回 日 本 内 視 鏡 外 科 学 会 総 会. 盛 岡, 10 月. 20) 加 藤 大 喜, 松 平 秀 樹, 石 川 あい, 竹 下 直 宏, 塚 本 遥, 野 田 祐 基, 平 野 純, 吉 田 和 彦, 森 川 利 昭. 急 性 膿 胸 に 対 して 胸 腔 鏡 下 手 術 を 施 行 した 18 症 例 の 検 討. 第 31 回 日 本 呼 吸 器 外 科 学 会 総 会. 東 京, 5 月. Ⅳ. 著 書 16

1) 鳥 海 弥 寿 雄. 食 道 静 脈 瘤 硬 化 療 法 セット イレウス 管 など. 高 山 誠 ( 杏 林 大 ), 医 療 材 料 実 務 研 究 会 監 修. 特 材 算 定 ハンドブック. 平 成 26 年 4 月 版. 東 京 : 社 会 保 険 研 究 所, 2014. Ⅴ.その 他 1) Funamizu N, Tabei I, Sekine C, Fuke A, Yabe M, Takeyama H, Okamoto T. Breast hemangioma with difficulty in preoperative diagnosis: a case report. World J Surg Oncol 2014; 12: 313. 2) Kato K, Nogi H, Ohta T, Kamio M, Toriumi Y, Nakata N, Uchida K, Miyamoto Y, Takeyama H. Usefulness of contrast-enhanced ultrasonography for intracystic breast tumors: a report of three cases. J Med Ultrasonic 2014; 41(3): 389-96. 3) 田 部 井 功, 浮 池 梓, 関 根 速 子, 石 垣 貴 之, 矢 部 三 男, 加 藤 久 美 子, 川 瀬 和 美, 岡 本 友 好, 武 山 浩, 森 川 利 昭. 縦 隔 内 異 所 性 迷 入 性 甲 状 腺 腫 の 一 例. 日 内 分 泌 甲 状 腺 外 会 誌 2014; 31(Suppl.2): S255. 4) 秋 葉 直 志. 桐 谷 美 玲 my generation: 3D 臓 器 で 変 わる? 医 療 の 世 界. NEWS ZERO( 日 本 テレビ). 2014.9.16. 17

5) 森 川 利 昭. 3D プリンターで 命 を 救 え. ナビゲーション(NHK 名 古 屋 放 送 局 ). 2014.11.7. 18