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Transcription:

退 職 所 得 に 対 する 住 民 税 の 特 別 徴 収 の 手 引 ( 平 成 25 年 1 月 1 日 以 降 適 用 ) 愛 知 県 清 須 市 - 1 -

は じ め に 個 人 の 住 民 税 は 納 税 義 務 者 の 前 年 中 の 所 得 を 課 税 標 準 としてその 翌 年 に 課 税 するいわゆる 前 年 所 得 課 税 をたてまえとしておりますが 退 職 所 得 に 対 しては 原 則 として 他 の 所 得 と 分 離 して 退 職 手 当 等 の 支 払 われる 際 に 住 民 税 を 徴 収 するいわゆる 現 年 分 離 課 税 とされております したがって 退 職 所 得 に 対 する 住 民 税 の 税 額 の 計 算 及 び 徴 収 も 退 職 手 当 等 の 支 払 者 ( 特 別 徴 収 義 務 者 になります )が 行 い こ れ を 市 ( 区 町 村 )に 申 告 納 入 することとされています この 小 冊 子 は 特 別 徴 収 義 務 者 の 皆 さんに 退 職 所 得 に 対 する 住 民 税 の 税 額 の 計 算 や 申 告 を 正 しく 行 っていただくために 配 布 しております よくお 読 みいただき ご 理 解 とご 協 力 をお 願 いいたします なお わかりにくいことがありましたら 市 ( 区 町 村 )の 税 務 担 当 者 におたずねください - 2 -

退 職 所 得 に 対 する 住 民 税 のあらまし 退 職 所 得 に 対 する 個 人 の 市 町 村 民 税 ( 東 京 都 特 別 区 にあっては 個 人 の 特 別 区 民 税 ) 及 び 個 人 の 道 府 県 民 税 ( 東 京 都 にあっては 個 人 の 都 民 税 ) ( 以 下 個 人 の 住 民 税 といいます )については 所 得 税 と 同 様 に 他 の 所 得 と 区 分 して 退 職 手 当 等 の 支 払 われる 際 に 支 払 者 が 税 額 を 計 算 し 退 職 手 当 等 の 支 払 金 額 からその 税 額 を 差 し 引 いて 市 町 村 民 税 と 道 府 県 民 税 をあわせて 市 町 村 に 納 入 することとされております このように 他 の 所 得 と 区 分 して 課 税 される 退 職 所 得 に 対 する 個 人 の 住 民 税 を 分 離 課 税 に 係 る 所 得 割 といいます 一 課 税 する 市 町 村 と 納 税 義 務 者 1 その 年 の 1 月 1 日 現 在 の 所 在 地 の 市 町 村 が 課 税 分 離 課 税 に 係 る 所 得 割 を 課 税 する 都 道 府 県 及 び 市 町 村 ( 道 府 県 民 税 については 市 町 村 民 税 とあわせて 市 町 村 が 賦 課 徴 収 することとなっ ていますから 以 下 の 説 明 では 都 道 府 県 を 含 めて 市 町 村 といいま す )は 退 職 手 当 等 の 支 払 いを 受 ける 人 のその 退 職 手 当 等 の 支 払 を 受 けるべき 日 ( 通 常 は 退 職 した 日 )の 属 する 年 の 1 月 1 日 現 在 にお ける 住 所 の 所 在 する 市 町 村 です たとえば A さんが 平 成 25 年 10 月 31 日 に 退 職 したとすると A さんの 平 成 25 年 1 月 1 日 現 在 の 所 在 する 市 町 村 が A さんの 分 離 課 税 に 係 る 所 得 割 の 課 税 をすることになります そして 分 離 課 税 に 係 る 所 得 割 の 納 税 義 務 者 は 市 町 村 に 住 所 を 有 する 人 のうち 退 職 手 当 等 の 支 払 を 受 ける 人 です 2 分 離 課 税 に 係 る 所 得 割 が 課 税 されない 人 退 職 手 当 等 の 支 払 を 受 ける 人 が 次 に 揚 げる 人 であるときは 分 離 課 - 1 -

税 に 係 る 所 得 割 は 課 税 されません ⑴ 退 職 手 当 等 の 支 払 を 受 けるべき 日 の 属 する 年 の 1 月 1 日 現 在 にお いて 生 活 保 護 の 規 定 による 生 活 扶 助 を 受 けている 人 ⑵ 退 職 手 当 等 の 支 払 を 受 けるべき 日 の 属 する 年 の 1 月 1 日 現 在 にお いて 国 内 に 住 所 を 有 しない 人 したがって 例 えばある 年 の 4 月 に 国 外 の 支 店 等 から 帰 国 した 人 が その 年 に 退 職 手 当 等 の 支 払 を 受 けても 分 離 課 税 に 係 る 所 得 割 の 納 税 義 務 はありません ⑶ 退 職 手 当 等 の 収 入 金 額 が 退 職 所 得 控 除 額 より 少 ない 人 (3 頁 参 照 )なお 死 亡 により 支 払 われる 退 職 手 当 等 に 対 しては 相 続 税 法 の 規 定 により 相 続 税 の 課 税 対 象 となりますので 住 民 税 は 課 税 されま せんから 注 意 してください 二 退 職 手 当 等 の 支 払 を 受 ける 人 の 申 告 1 提 出 先 など 退 職 手 当 等 の 支 払 を 受 ける 人 は その 支 払 を 受 けるときまでに 退 職 所 得 申 告 書 ( 所 得 税 の 退 職 所 得 の 受 給 に 関 する 申 告 書 と 同 一 用 紙 になっています )をその 支 払 者 を 経 由 して その 退 職 手 当 等 の 支 払 を 受 けるべき 日 の 属 する 年 の 1 月 1 日 現 在 における 住 所 が 所 在 す る 市 町 村 の 長 に 提 出 しなければならないことになっています(ただし この 申 告 書 は 退 職 手 当 等 の 支 払 者 が 受 理 したときに 市 町 村 長 に 提 出 したものとみなされ 市 町 村 長 が 支 払 者 に 対 し 提 出 を 求 めるまでの 間 支 払 者 の 手 元 に 保 管 していただくことになっていますので 支 払 者 は 市 町 村 長 に 提 出 する 必 要 はありません なお 退 職 所 得 申 告 書 の 提 出 期 限 の 翌 年 1 月 10 日 の 翌 日 から 7 年 を 経 過 する 日 後 においては 支 払 者 も 保 存 しなくてもよいものとされております ) - 2 -

退 職 手 当 等 の 支 払 者 は この 退 職 所 得 申 告 書 をもとにして 分 離 課 税 に 係 る 所 得 割 の 税 額 を 計 算 してください 三 分 離 課 税 に 係 る 所 得 割 の 課 税 標 準 分 離 課 税 に 係 る 所 得 割 の 課 税 標 準 は その 年 中 の 退 職 所 得 の 金 額 です したがって 同 一 年 中 に2 以 上 の 退 職 手 当 等 の 支 払 を 受 ける 場 合 は これ らの 合 計 額 について 算 定 される 退 職 所 得 の 金 額 です 1 退 職 所 得 の 金 額 退 職 所 得 の 金 額 は 所 得 税 法 第 30 条 の 2 項 に 規 定 する 退 職 所 得 の 金 額 の 計 算 の 例 により 次 の 算 式 によって 計 算 します 退 職 所 得 の 金 額 =( 収 入 金 額 - 退 職 所 得 控 除 額 ) 1/2 (1,000 円 未 満 の 端 数 切 捨 て) ⑴ 退 職 所 得 控 除 額 の 計 算 退 職 所 得 控 除 額 は 分 離 課 税 に 係 る 所 得 割 を 徴 収 すべき 退 職 手 当 等 を 支 払 うべきことが 確 定 した 時 の 状 況 により 所 得 税 法 第 30 条 第 3 項 及 び 第 4 項 の 規 定 の 例 により 勤 続 年 数 に 応 じて 次 の 算 式 によって 計 算 した 額 です イ 勤 続 年 数 が 20 年 以 下 の 場 合 40 万 円 勤 続 年 数 (80 万 円 に 満 たないときは 80 万 円 ) ロ 勤 続 年 数 が 20 年 を 超 える 場 合 800 万 円 +70 万 円 ( 勤 続 年 数 -20 年 ) なお 退 職 手 当 等 の 支 払 いを 受 けるものが 在 職 中 に 障 害 者 に 該 当 することとなったことにより 退 職 した 場 合 には 上 記 イ 又 はロの 金 額 に 100 万 円 を 加 算 した 金 額 が 控 除 されることとなります ( 注 ) 巻 末 に 参 考 2 として 勤 続 年 数 別 の 退 職 所 得 控 除 の 一 覧 表 ( 所 得 税 法 別 表 六 源 泉 徴 収 のための 退 職 所 得 控 除 額 の 表 ) - 3 -

を 掲 げてあります ⑵ 勤 続 年 数 の 計 算 勤 続 年 数 は 所 得 税 法 施 行 令 第 69 条 及 び 第 70 条 の 規 定 の 例 によ って 計 算 します したがって 所 得 税 の 場 合 と 同 様 に 雇 主 が 退 職 手 当 等 を 計 算 するときに 基 礎 とした 年 数 がその 勤 続 期 間 の 一 部 で ある 場 合 又 は 勤 続 期 間 に 一 定 の 率 を 乗 じて 換 算 したものである 場 合 であっても その 計 算 の 基 礎 となった 年 数 にかかわらず 引 き 続 き 勤 務 した 実 際 の 勤 続 期 間 にしたがって 計 算 します ⑶ 退 職 所 得 の 金 額 の 計 算 退 職 所 得 の 金 額 の 計 算 は 収 入 金 額 から 退 職 所 得 控 除 額 を 差 し 引 いた 後 の 金 額 に 2 分 の 1 を 乗 じて 得 た 額 とされておりますが 勤 続 年 数 が 5 年 以 内 の 法 人 役 員 等 については この 2 分 の 1 を 乗 じる 措 置 を 廃 止 した 上 で 計 算 します この 2 分 の 1 を 乗 じる 措 置 を 廃 止 し て 計 算 する 法 人 役 員 等 とは 法 人 税 法 上 の 役 員 国 会 議 員 地 方 議 会 議 員 国 家 公 務 員 地 方 公 務 員 が 対 象 となります 2 分 離 課 税 に 係 る 所 得 割 の 課 税 標 準 額 (= 退 職 所 得 の 金 額 ) 1で 述 べたとおり 退 職 所 得 の 金 額 は 所 得 税 法 の 規 定 にしたがって 計 算 されます したがって 分 離 課 税 に 係 る 所 得 割 の 課 税 標 準 額 は 所 得 税 と 同 額 となりますから 分 離 課 税 の 係 る 所 得 割 のために 特 に 課 税 標 準 額 の 計 算 をする 必 要 はありません なお 分 離 課 税 に 係 る 所 得 割 については 基 礎 控 除 や 配 偶 者 控 除 扶 養 控 除 等 の 所 得 控 除 はありません 四 特 別 徴 収 すべき 税 額 の 計 算 方 法 分 離 課 税 に 係 る 所 得 割 の 税 額 は 退 職 所 得 の 金 額 に 税 率 ( 市 町 村 民 税 は 6%( 地 方 税 法 第 328 条 の 3) 道 府 県 民 税 は 4%( 同 法 - 4 -

第 50 条 の 4)を 適 用 して 計 算 します ( 参 考 ) 特 別 徴 収 税 額 計 算 の 流 れ 税 率 特 別 徴 収 すべき 税 額 退 職 所 得 の 金 額 市 町 村 民 税 ( 特 別 区 民 税 ) 道 府 県 民 税 ( 都 民 税 ) 6% 4% = 市 町 村 民 税 額 ( 特 別 区 民 税 額 ) 道 府 県 民 税 額 ( 都 民 税 額 ) ( 注 )1 退 職 所 得 の 金 額 ( 収 入 金 額 から 退 職 所 得 控 除 額 を 差 し 引 いた 後 の 金 額 に 2 分 の 1 を 乗 じて 得 た 額 )に 千 円 未 満 の 端 数 がある 場 合 は 千 円 未 満 の 金 額 を 切 り 捨 てる( 退 職 所 得 の 金 額 は 1,000 円 単 位 ) 2 特 別 徴 収 すべき 税 額 ( 市 町 村 民 税 額 道 府 県 民 税 額 )に 百 円 未 満 の 端 数 がある 場 合 は それぞれ 百 円 未 満 の 端 数 を 切 り 捨 てる ( 特 別 徴 収 すべき 税 額 は 100 円 単 位 ) 五 徴 収 した 税 額 の 納 入 1 納 入 先 退 職 手 当 等 の 支 払 者 は 今 まで 述 べたところにしたがって 特 別 徴 収 した 税 額 を 退 職 者 の 退 職 手 当 等 の 支 払 いを 受 けるべき 日 ( 通 常 は 退 職 した 日 )の 属 する 年 の 1 月 1 日 現 在 における 住 所 が 所 在 する 市 町 村 に 納 めていただきます この 場 合 次 の 点 に 注 意 してください ⑴ 所 得 税 の 納 付 先 は 源 泉 徴 収 義 務 者 ( 特 別 徴 収 義 務 者 )の 事 務 所 等 の 退 職 手 当 等 の 支 払 いの 日 における 所 在 地 所 轄 税 務 署 とされて いますが 分 離 課 税 に 係 る 所 得 割 の 納 入 先 は 上 記 のとおりですので 退 職 者 の 退 職 手 当 等 の 支 払 いを 受 けるべき 日 における 住 所 地 の 市 町 村 と 異 なる 場 合 があります ⑵ 退 職 手 当 等 が 退 職 した 日 の 属 する 年 の 翌 年 以 後 に 支 払 われた 場 - 5 -

合 は 現 実 に 支 払 われた 年 の 1 月 1 日 現 在 における 退 職 者 の 住 所 が 所 在 する 市 町 村 ではなく 退 職 者 の 退 職 手 当 等 の 支 払 いを 受 けるべ き 日 ( 通 所 は 退 職 した 日 )の 属 する 年 の 1 月 1 日 現 在 における 住 所 が 所 在 する 市 町 村 です 2 納 入 の 手 続 き 退 職 手 当 等 の 支 払 者 は 特 別 徴 収 した 税 額 を 1で 述 べた 納 入 先 の 市 町 村 ごとに 区 分 し 区 分 したものをまとめて 所 定 の 市 町 村 民 税 道 府 県 民 税 納 入 申 込 書 ( 納 入 書 と 同 一 様 式 の 納 入 済 通 知 書 の 裏 面 にな っています )に 所 要 事 項 を 記 載 し その 申 告 書 をそれぞれの 市 町 村 長 に 徴 収 した 月 の 翌 月 10 日 までに 提 出 するとともに 申 告 した 税 額 を 同 日 までに 納 入 書 により 申 告 書 提 出 先 の 納 入 役 指 定 金 融 機 関 指 定 代 理 金 融 機 関 又 は 収 納 代 理 金 融 機 関 に 納 めてください この 場 合 退 職 者 の 退 職 した 年 の 1 月 1 日 現 在 における 住 所 が 所 在 する 市 町 村 と 特 別 徴 収 義 務 者 の 事 務 所 等 が 所 在 する 市 町 村 とが 異 な るときは その 事 務 所 等 が 所 在 する 市 町 村 内 に 所 在 する 金 融 機 関 ( 郵 便 局 を 含 みます )で 当 該 退 職 者 の 住 所 が 所 在 する 市 町 村 の 長 が 指 定 して 特 別 徴 収 義 務 者 に 通 知 したものがあれば その 金 融 機 関 に 払 い 込 んでください ( 注 )1 使 用 人 が 常 時 10 人 未 満 の 給 与 等 の 支 払 者 が 市 町 村 長 の 承 認 を 受 けたときは 特 別 徴 収 した 分 離 課 税 に 係 る 所 得 割 を 6 月 から 11 月 までと 12 月 から 翌 年 5 月 までの 間 に 徴 収 した 6 か 月 分 をまとめて それぞれ 12 月 10 日 又 は 6 月 10 日 までに 納 め ることができるものとされています 2 納 入 申 告 書 の 様 式 については 巻 末 に 参 考 3 として 掲 げて あります - 6 -

六 特 別 徴 収 票 特 別 徴 収 票 ( 所 得 税 の 退 職 所 得 の 源 泉 徴 収 表 にあたり 源 泉 徴 収 票 と 複 写 となっています )は 退 職 手 当 等 の 支 払 者 が 各 受 給 者 について 支 払 の 確 定 した 退 職 手 当 等 の 金 額 や 特 別 徴 収 税 額 等 を 記 載 して 2 部 作 成 し 退 職 後 1 月 以 内 に 1 部 を 退 職 手 当 等 の 支 払 いを 受 けるべき 日 の 属 する 年 の 1 月 1 日 現 在 における 各 受 給 者 の 住 所 所 在 地 の 市 町 村 長 に 提 出 し 他 の 1 部 を 受 給 者 に 交 付 しなければなりません ただし 次 の 場 合 には 特 別 徴 収 票 の 提 出 又 は 交 付 が 省 略 されていま す ⑴ 法 人 ( 人 格 のない 社 団 又 は 財 団 も 含 まれます )の 取 締 役 監 査 役 理 事 監 事 精 算 人 その 他 の 役 員 ( 相 談 役 若 しくは 顧 問 も 含 みます ) 以 外 の 受 給 者 の 特 別 徴 収 票 については 受 給 者 に 対 する 交 付 のみで 市 町 村 長 に 提 出 する 必 要 はありません この 範 囲 は 所 得 税 の 場 合 と 同 様 です ⑵ 分 離 課 税 に 係 る 所 得 割 がないときは 特 別 徴 収 票 の 受 給 者 への 交 付 は 必 要 ありません ただし 受 給 者 から 請 求 があった 場 合 には 交 付 し なければなりません 事 例 1 分 離 課 税 に 係 る 所 得 割 の 計 算 勤 続 年 数 25 年 で 退 職 し 14,223,632 円 の 退 職 手 当 等 を 受 けた 場 合 の 分 離 課 税 に 係 る 所 得 割 額 の 算 出 ( 答 ) 1 退 職 所 得 控 除 額 の 計 算 8,000,000 円 +700,000 円 (25 年 -20 年 )=11,500,000 円 ( 所 法 303Ⅱ) - 7 -

2 退 職 所 得 の 金 額 (14,223,632 円 -11,500,000 円 ) 1/2 =2,723,632 円 1/2=1,361,816 円 1,361,000 円 (1,000 円 未 満 の 端 数 は 切 り 捨 て( 法 20 の 4 の 21)) 3 退 職 所 得 に 係 る 所 得 割 額 ( 地 方 税 法 第 35 条 50 の 4 314 の 3 328 の3) ( 課 税 退 職 所 得 金 額 )( 税 率 ) 市 町 村 民 税 所 得 割 1,361,000 円 6%=81,660 円 81,600 円 (100 円 未 満 の 端 数 は 切 り 捨 て( 法 20 の 4 の 23) 都 道 府 県 禁 制 所 得 割 1,361,000 円 4%=54,440 円 54,400 円 (100 円 未 満 の 端 数 は 切 り 捨 て( 法 20 の 4 の 23) - 8 -

事 例 2 同 一 年 中 に2 以 上 の 退 職 手 当 等 を 受 けた 場 合 退 職 手 当 等 3,250 万 円 A 会 社 の 退 職 退 職 した 日 平 成 25 年 2 月 26 日 勤 続 年 数 30 年 8 か 月 退 職 手 当 等 150 万 円 B 会 社 の 退 職 退 職 した 日 平 成 25 年 7 月 30 日 の 場 合 の 分 離 課 税 に 係 る 所 得 割 額 の 算 出 勤 続 年 数 4 年 B 会 社 の 法 人 税 法 上 の 役 員 ではない ( 答 ) A 会 社 30 年 8 か 月 25.2.26 5 か 月 B 会 社 31 年 1 か 月 25.7.30 ⑴ A 会 社 が 徴 収 する 税 額 勤 続 年 数 は 30 年 8 か 月 を 切 り 上 げて 31 年 となります 1 退 職 所 得 控 除 額 の 計 算 800 万 円 +70 万 円 (31 年 -20 年 )=1,570 万 円 2 退 職 所 得 の 金 額 (3,250 万 円 -1,570 万 円 ) 1/2=1,680 万 円 1/2=840 万 円 3 退 職 所 得 に 係 る 所 得 割 額 ( 課 税 退 職 所 得 金 額 )( 税 率 ) 市 町 村 民 税 所 得 割 額 840 万 円 6%=504,000 円 - 9 -

道 府 県 民 税 所 得 割 額 840 万 円 4%=336,000 円 ⑵ B 会 社 が 徴 収 する 税 額 ( 注 )B 会 社 が 徴 収 する 税 額 は その 年 中 に 支 払 を 受 けた 退 職 手 当 等 に 係 る 所 得 割 額 の 総 額 から A 会 社 において 既 に 徴 収 された 税 額 を 差 し 引 いた 額 となります 1 退 職 所 得 控 除 額 の 計 算 800 万 円 +70 万 円 (32 年 -20 年 )=1,640 万 円 勤 続 年 数 は A 会 社 の 退 職 手 当 等 に 係 る 勤 続 期 間 30 年 8 か 月 にB 会 社 の 退 職 手 当 等 に 係 る 勤 続 期 間 4 年 のうち A 会 社 の 退 職 手 当 等 に 係 る 勤 続 期 間 と 重 複 していない 期 間 5 か 月 を 加 えると 31 年 1 か 月 となりますから 切 り 上 げて 32 年 と なります 2 退 職 所 得 の 金 額 (3,400 万 円 -1,600 万 円 ) 1/2=1,760 万 円 1/2=880 万 円 退 職 所 得 の 金 額 は A 会 社 の 退 職 手 当 等 3,250 万 円 にB 会 社 の 退 職 手 当 等 を 加 えた 3,400 万 円 となります 3 退 職 所 得 に 係 る 所 得 割 額 1) 退 職 所 得 の 分 離 課 税 に 係 る 所 得 割 額 ( 課 税 退 職 所 得 金 額 )( 税 率 ) 市 町 村 民 税 所 得 割 額 880 万 円 6%=528,000 円 道 府 県 民 税 所 得 割 額 880 万 円 4%=352,000 円 - 10 -

2) B 会 社 が 徴 収 する 税 額 市 町 村 民 税 所 得 割 額 その 年 中 に 納 める 税 額 A 会 社 が 徴 収 した 税 額 B 会 社 が 徴 収 する 税 額 528,000 円 -504,000 円 =24,000 円 道 府 県 民 税 所 得 割 額 352,000 円 -336,000 円 =16,000 円 参 考 住 民 税 ( 退 職 所 得 に 対 する 住 民 税 以 外 のもの)の 取 扱 いについて 1 通 常 給 与 所 得 者 は 給 与 所 得 に 対 する 住 民 税 ( 前 述 した 退 職 所 得 に 対 する 住 民 税 以 外 のもの)が 給 与 の 支 払 いの 際 給 与 から 徴 収 される こととなっています 給 与 所 得 等 に 対 する 住 民 税 は 納 税 義 務 者 の 前 年 中 の 給 与 所 得 等 を 課 税 標 準 としてその 翌 年 度 に 課 税 する 前 年 所 得 課 税 となっています した がって 退 職 し 翌 月 以 降 において 給 与 が 支 給 されなくなったとしても 給 与 所 得 等 に 対 する 住 民 税 は 原 則 として 引 き 続 き 課 税 徴 収 されるこ ととなります 設 例 10 月 に 退 職 した 場 合 平 成 25 年 度 分 住 民 税 年 税 額 120,000 円 月 割 額 10,000 円 の 場 合 ( 平 成 25 年 6 月 ~ 平 成 26 年 5 月 分 ) 平 成 25 年 10 月 に 退 職 した 場 合 10 月 までの 住 民 税 は 市 町 村 に 納 入 済 であるが 11 月 分 以 降 の 住 民 税 の 取 扱 いはどのようになるか - 11 -

答 平 成 25 年 度 分 住 民 税 の 11 月 分 以 降 の 残 税 額 70,000 円 について 所 定 の 手 続 き( 後 述 2 参 照 )により 市 町 村 に 納 入 していただくこととな ります また 平 成 25 年 1 月 から 10 月 までの 間 に 支 給 された 給 与 等 に 対 し て 平 成 26 年 度 ( 翌 年 6 月 から 徴 収 )において 住 民 税 が 課 税 される ことに 留 意 してください 例 えば 平 成 25 年 3 月 に 退 職 した 場 合 は 平 成 24 年 度 分 住 民 税 の 4 月 及 び 5 月 分 が 徴 収 されるほか 平 成 24 年 1 月 から 12 月 までの 間 に 支 給 された 給 与 等 に 対 しては 平 成 25 年 度 分 住 民 税 が 平 成 25 年 6 月 か ら 平 成 25 年 1 月 から 3 月 までの 間 に 支 給 された 給 与 等 に 対 しては 平 成 26 年 度 分 住 民 税 が 平 成 26 年 6 月 から それぞれ 課 税 されること となります この 点 について 誤 解 が 生 じないように 退 職 者 に 対 してお 伝 えいた だきますようご 協 力 をお 願 いいたします 2 退 職 した 後 の 給 与 所 得 等 に 対 する 住 民 税 の 未 徴 収 税 額 の 徴 収 方 法 に ついては 退 職 等 の 時 期 により 取 扱 いは 次 のとおりとなります なお 未 徴 収 税 額 があるときは 給 与 支 払 報 告 特 別 徴 収 に 係 る 給 与 所 得 者 異 動 届 出 書 ( 巻 末 参 考 4 参 照 )を 市 町 村 長 に 提 出 してくだ さい - 12 -

退 職 の 時 期 原 則 退 職 者 が 希 望 し た 場 合 再 就 職 する 者 が 希 望 した 場 合 その 年 の 1 月 から 5 月 までの 間 に 退 職 した 場 合 ( 注 1) 一 括 徴 収 ( 注 2) 特 別 徴 収 の 継 続 その 年 の 6 月 から 12 月 までの 間 に 退 職 した 場 合 普 通 徴 収 一 括 徴 収 特 別 徴 収 の 継 続 ( 注 ) 1 一 括 徴 収 とは 退 職 者 に 支 払 われる 退 職 手 当 等 の 額 が 未 徴 収 税 額 を 超 える 場 合 にその 金 額 を 特 別 徴 収 することをいいます 2 特 別 徴 収 の 継 続 については 再 就 職 先 の 給 与 の 支 払 日 等 の 関 係 により 普 通 徴 収 となる 場 合 もあります 3 退 職 者 に 係 る 給 与 支 払 報 告 書 の 提 出 退 職 者 に 係 る 給 与 支 払 報 告 書 は 退 職 した 日 現 在 における 住 所 が 所 在 す る 市 町 村 長 に 提 出 しなければならないことになっています(ただし 退 職 した 年 の 給 与 等 の 金 額 が 30 万 円 以 下 の 場 合 は 提 出 しないこともでき ます ) 提 出 の 期 限 は 退 職 した 年 の 翌 年 の 1 月 末 です たとえば 平 成 25 年 10 月 31 日 に 退 職 したとすると 平 成 26 年 1 月 31 日 までに 給 与 支 払 報 告 書 を 平 成 25 年 10 月 31 日 現 在 の 住 所 が 所 在 する 市 町 村 の 長 に 提 出 する ことになります - 13 -

参 考 1 退 職 所 得 に 対 する 市 町 村 民 税 道 府 県 民 税 の 特 別 徴 収 税 額 早 見 表 ⑴ この 表 は 平 成 18 年 までは 地 方 税 法 別 表 第 一 第 二 により 退 職 所 得 に 対 する 住 民 税 額 を 求 めていましたが 平 成 19 年 1 月 1 日 以 降 退 職 手 当 等 に 係 る 住 民 税 の 特 別 徴 収 税 額 は 別 表 によらず 算 出 を 行 っ ていただくことになりましたので 特 別 徴 収 税 額 の 計 算 の 際 その 税 額 を 確 認 できるよう 作 成 したものです なお 税 額 計 算 の 結 果 と 早 見 表 に 相 違 がある 場 合 等 がありましたら 市 ( 区 町 村 )の 税 務 担 当 者 におたずねください ⑵ この 表 において 退 職 所 得 控 除 後 の 退 職 手 当 等 の 金 額 とは 退 職 手 当 等 の 金 額 から 退 職 所 得 控 除 額 を 控 除 した 残 額 (2 分 の 1 を 乗 じる 前 の 金 額 で 端 数 処 理 は 行 いません )をいいます ⑶ 退 職 所 得 控 除 後 の 退 職 手 当 等 の 金 額 が 8,000,000 円 を 超 える 場 合 は 4 頁 の 四 特 別 徴 収 すべき 税 額 の 計 算 方 法 や7 頁 の 設 例 1 を 参 考 に 計 算 してください ⑷ 勤 続 年 数 が 5 年 以 内 の 法 人 役 員 等 の 場 合 は 4 頁 の ⑶ 退 職 所 得 の 金 額 の 計 算 四 特 別 徴 収 すべき 税 額 の 計 算 方 法 や7 頁 の 設 例 1 を 参 考 に 計 算 してください - 14 -