全 設 健 発 第 114 号 平 成 28 年 2 月 23 日 事 業 主 殿 全 国 設 計 事 務 所 健 康 保 険 組 合 理 事 長 石 井 純 公 印 省 略 健 康 保 険 法 の 改 正 の ご 案 内 等 に つ い て 時 下 益 々ご 清 栄 のこととお 慶 び 申 し 上 げます 当 健 康 保 険 組 合 の 運 営 につきましては 日 頃 よりご 協 力 いただき 厚 く 御 礼 申 し 上 げます さて 表 記 の 件 につきまして 持 続 可 能 な 医 療 保 険 制 度 を 構 築 するための 国 民 健 康 保 険 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 が 昨 年 公 布 され 保 険 料 に 係 る 国 民 の 負 担 に 関 する 公 平 の 確 保 保 険 給 付 の 対 象 となる 療 養 の 範 囲 の 適 正 化 の 措 置 等 を 目 的 として 本 年 4 月 1 日 から 下 記 の 内 容 について 実 施 されることとなりましたので 別 紙 の 通 りご 通 知 申 し 上 げます また マイナンバーの 収 集 予 定 厚 生 年 金 基 金 加 入 事 業 所 の 届 出 用 紙 の 取 り 扱 いと 合 わせまし て 被 保 険 者 並 びに 健 康 保 険 健 康 管 理 委 員 事 務 担 当 者 各 位 にご 周 知 いただきますようご 高 配 をお 願 い 申 し 上 げます 記 1. 標 準 報 酬 月 額 の 上 限 額 の 引 き 上 げ 2. 標 準 賞 与 額 の 上 限 額 の 引 き 上 げ 3.マイナンバー( 個 人 番 号 )の 収 集 ( 予 定 )について 4. 厚 生 年 金 基 金 加 入 事 業 所 の 届 出 用 紙 の 取 り 扱 いについて ( 以 上 業 務 第 一 課 ) 5. 傷 病 手 当 金 出 産 手 当 金 の 支 給 額 に 係 る 計 算 方 法 の 変 更 について 6. 食 事 療 養 標 準 負 担 額 の 変 更 について 7. 患 者 申 出 療 養 制 度 の 創 設 について 8. 紹 介 状 なしで 特 定 機 能 病 院 等 に 受 診 する 際 の 特 別 料 金 について 9. 海 外 療 養 費 を 申 請 する 際 の 添 付 書 類 について ( 以 上 業 務 第 二 課 ) なお 本 通 知 書 は 3 月 よりホームページ 上 より 閲 覧 可 能 です (http://www.sekkei-kenpo.org/)
1. 標 準 報 酬 月 額 の 上 限 額 が 引 き 上 げられます ( 健 康 保 険 のみ) 健 康 保 険 の 保 険 料 は 被 保 険 者 が 受 ける 給 与 などの 報 酬 から 決 められます その 際 の 事 務 作 業 の 能 率 化 をはかるため 幅 をもたせて 区 分 した 報 酬 月 額 に 一 人 1 人 の 給 与 をあてはめ 1ケ 月 分 の 報 酬 として 計 算 しています これを 標 準 報 酬 月 額 といいます 標 準 報 酬 月 額 は 現 在 47 等 級 となっていますが 平 成 28 年 4 月 から 上 限 額 が3 等 級 拡 大 され 50 等 級 になります なお 平 成 27 年 定 時 決 定 ( 算 定 基 礎 届 ) 随 時 改 定 ( 月 額 変 更 届 )などで 現 在 決 定 されてい る 報 酬 月 額 が 改 定 される 上 限 47 等 級 の 1,210 千 円 ~50 等 級 の 1,390 千 円 へ 移 行 ( 該 当 )す る 被 保 険 者 がいる 事 業 所 には 平 成 28 年 4 月 15 日 ( 金 ) 発 送 の 告 知 書 とともに 改 定 者 一 覧 表 標 準 報 酬 月 額 改 定 ( 決 定 ) 通 知 書 を 事 業 所 にご 送 付 致 します 平 成 28 年 4 月 分 保 険 料 5 月 17 日 納 入 告 知 5 月 31 日 納 付 期 日 より 実 施 等 級 標 準 報 酬 月 額 報 酬 月 額 現 行 1,175,000 円 以 上 47 121 万 円 改 正 後 1,175,000 円 以 上 1,235,000 円 未 満 48 127 万 円 49 133 万 円 50 139 万 円 1,235,000 円 以 上 1,295,000 円 未 満 1,295,000 円 以 上 1,355,000 円 未 満 1,355,000 円 以 上 50 等 級 に 改 定 した 新 しい 保 険 料 額 表 は 全 国 設 計 事 務 所 健 康 保 険 組 合 ホームページ 健 康 保 険 について(トップページ 内 上 段 ) から 標 準 報 酬 保 険 料 & 介 護 保 険 料 料 額 表 をご 参 照 下 さい
2. 標 準 賞 与 額 の 上 限 額 が 年 間 573 万 円 になります ( 健 康 保 険 のみ) 平 成 15 年 4 月 から 総 報 酬 制 が 導 入 されたことにより 賞 与 からも 保 険 料 を 負 担 して 頂 く ことになりましたが 賞 与 の1,000 円 未 満 を 切 り 捨 てた 額 を 標 準 賞 与 額 とし これ に 保 険 料 率 を 乗 じて 保 険 料 が 計 算 されます 現 在 標 準 賞 与 額 の 上 限 額 は 健 康 保 険 は 賞 与 年 間 合 計 540 万 円 ですが 平 成 28 年 4 月 か らは 上 限 が573 万 円 に 変 わります 平 成 28 年 3 月 まで 賞 与 年 間 合 計 540 万 円 平 成 28 年 4 月 から 賞 与 年 間 合 計 573 万 円 今 回 の 改 正 は 健 康 保 険 法 のみの 改 正 のため 健 康 保 険 のみの 変 更 となりま す 厚 生 年 金 や 厚 生 年 金 基 金 は 従 来 通 り 標 準 報 酬 月 額 は1 等 級 の 98 千 円 ~ 30 等 級 の 620 千 円 標 準 賞 与 額 の 上 限 額 は 賞 与 1 回 あたり150 万 円 と 変 更 ありませんのでご 注 意 下 さい
3.マイナンバー( 個 人 番 号 )の 収 集 予 定 について 健 康 保 健 組 合 は 平 成 29 年 1 月 1 日 時 点 で 被 保 険 者 被 扶 養 者 である 者 のマイナンバーを 事 業 主 から 報 告 を 受 けることとされています 平 成 28 年 10 月 頃 より 既 存 の 被 保 険 者 被 扶 養 者 のマイナンバーの 収 集 登 録 作 業 を 行 う 予 定 であります 詳 細 については 別 途 ご 案 内 いたします また 平 成 29 年 1 月 以 降 は マイナンバー 欄 がある 新 帳 票 による 各 種 手 続 きが 必 要 なため 該 当 する 帳 票 切 り 替 えと 使 用 開 始 時 期 等 を 平 成 28 年 12 月 頃 からご 案 内 をする 予 定 であります 事 業 主 等 からの 個 人 番 号 取 得 の 法 的 根 拠 1. 行 政 手 続 における 特 定 に 個 人 を 識 別 するための 番 号 の 利 用 等 に 関 する 法 律 第 14 条 第 1 項 ( 個 人 番 号 提 供 の 要 求 ) 個 人 番 号 関 係 事 務 実 施 者 ( 事 業 主 ) 又 は 個 人 番 号 利 用 事 務 実 施 者 ( 健 康 保 険 組 合 )は 個 人 番 号 関 係 事 務 ( 社 会 保 障 や 税 の 手 続 ) 又 は 個 人 番 号 利 用 事 務 ( 健 康 保 険 事 務 )を 処 理 す るために 必 要 があるときは 本 人 ( 従 業 員 等 ) 又 は 他 の 個 人 番 号 関 係 事 務 実 施 者 ( 従 業 員 等 事 業 主 ) 若 しくは 個 人 番 号 利 用 事 務 実 施 者 ( 健 保 組 合 )に 対 して 個 人 番 号 の 提 供 を 求 めるこ とができる 2. 健 康 保 険 法 第 197 条 ( 報 告 等 ) 第 1 項 は 事 業 主 に 第 2 項 は 被 保 険 者 に 対 して 定 めている 1 保 険 者 は 被 保 険 者 を 使 用 する 事 業 主 に 第 48 条 に 規 程 する 事 項 ( 資 格 の 取 得 喪 失 報 酬 月 額 賞 与 額 ) 以 外 の 事 項 に 関 し 報 告 させ 又 は 文 書 を 提 示 させ その 他 この 法 律 の 施 行 に 必 要 な 事 務 を 行 わせることができる 2 保 険 者 は 被 保 険 者 又 は 保 険 給 付 を 受 けるべき 者 に 保 険 者 又 は 事 業 主 に 対 して この 法 律 の 施 行 に 必 要 な 申 出 若 しくは 届 出 をさせ 又 は 文 書 を 提 出 させることができる 4. 各 厚 生 年 金 基 金 加 入 事 業 所 の 届 出 用 紙 について 各 厚 生 年 金 基 金 加 入 事 業 所 の 届 出 用 紙 については 各 厚 生 年 金 基 金 解 散 後 は 基 金 未 加 入 用 の 届 出 用 紙 となりますので 必 要 部 数 を 健 康 保 険 組 合 までご 連 絡 下 さい 組 合 業 務 第 一 課 ( 03-3404-7344)
5. 傷 病 手 当 金 出 産 手 当 金 の 一 日 あたりの 支 給 額 を 計 算 する 方 法 が 改 正 されます 平 成 28 年 4 月 1 日 支 給 分 より 傷 病 手 当 金 並 びに 出 産 手 当 金 の 計 算 基 準 が 見 直 され 1 原 則 として 被 保 険 者 だった 期 間 のうち 直 近 1 年 間 の 平 均 標 準 報 酬 日 額 の 3 分 の 2 に 相 当 する 額 に 改 められます 2 被 保 険 者 期 間 が 1 年 未 満 の 場 合 は 1 年 未 満 の 期 間 の 平 均 標 準 報 酬 日 額 と 前 年 度 の 9 月 30 日 現 在 における 全 被 保 険 者 の 平 均 標 準 報 酬 日 額 のいずれか 尐 ない 日 額 の 3 分 の 2 に 相 当 する 額 となります 3また 今 回 の 改 正 により 同 一 疾 病 出 産 に 関 わる 支 給 額 は 上 記 12によって 決 定 した 支 給 日 額 が 固 定 されることとなり 手 当 金 の 支 給 期 間 中 に 月 額 変 更 届 並 びに 算 定 基 礎 届 によって 標 準 報 酬 月 額 が 変 わった 場 合 でも 支 給 額 に 変 更 はありません ( 現 行 ) ( 改 正 ) 1 日 あたりの 支 給 額 1 被 保 険 者 期 間 1 年 以 上 標 準 報 酬 日 額 の 3 分 の 2 直 近 1 年 間 の 平 均 標 準 報 酬 日 額 の 3 分 の 2 2 被 保 険 者 期 間 1 年 未 満 1 年 未 満 の 期 間 の 平 均 標 準 報 酬 日 額 前 年 度 9 月 30 日 現 在 の 全 被 保 険 者 の 平 均 標 準 報 酬 日 額 いずれか 少 ない 日 額 の 3 分 の 2 標 準 報 酬 日 額 : 標 準 報 酬 月 額 の 30 分 の 1 に 相 当 する 額 その 他 詳 細 は 組 合 業 務 第 二 課 ( 03-3404-7344)までお 問 い 合 せ 下 さい
6. 入 院 時 の 食 費 に 係 る 負 担 額 が 変 わります 入 院 時 の 食 費 の 一 部 として 負 担 する 食 事 療 養 標 準 負 担 額 が 段 階 的 に 引 き 上 げられます ( 現 行 ) ( 改 正 ) 平 成 28 年 4 月 1 日 ~ 平 成 30 年 4 月 1 日 ~ 1 食 あたり 260 円 1 食 あたり 360 円 1 食 あたり 460 円 低 所 得 区 分 に 該 当 の 方 難 病 指 定 並 びに 小 児 慢 性 特 定 疾 患 により 公 費 助 成 対 象 の 方 は 現 行 通 りで 変 更 はありません 7. 患 者 申 出 療 養 制 度 が 創 設 されます 患 者 からの 申 出 により 国 が 安 全 性 有 効 性 実 施 計 画 等 の 内 容 を 審 査 した 治 療 が 保 険 外 併 用 療 養 費 の 支 給 対 象 となります これにより 国 から 必 要 と 認 められれば 国 内 で 未 承 認 の 医 薬 品 による 治 療 等 を 健 康 保 険 の 治 療 と 併 用 して 受 けられるようになります 8. 紹 介 状 なしで 特 定 機 能 病 院 等 にかかると 特 別 料 金 が 加 算 されます 紹 介 状 を 持 参 せずに 特 定 機 能 病 院 並 びに 500 床 以 上 の 病 院 を 受 診 した 場 合 初 診 または 再 診 時 に 医 療 費 の 一 部 負 担 金 に 加 えて 定 額 の 特 別 料 金 (5 千 円 ~1 万 円 程 度 )が 加 算 されます なお 具 体 的 な 金 額 は おって 国 から 療 養 担 当 規 則 の 改 正 によって 示 される 予 定 です ( 平 成 28 年 2 月 上 旬 現 在 において 金 額 は 示 されておりません わかり 次 第 組 合 ホームページ 広 報 誌 に 掲 載 いたします ) 9. 海 外 療 養 費 を 請 求 する 際 に 添 付 書 類 が 追 加 されます 海 外 療 養 費 の 申 請 の 際 に 従 来 の 証 明 書 類 の 他 に 以 下 の 書 類 を 合 わせて 添 付 していただくこ とになります 旅 券 航 空 券 その 他 の 海 外 に 渡 航 した 事 実 が 確 認 出 来 る 書 類 の 写 し 組 合 が 海 外 療 養 費 の 内 容 について その 海 外 療 養 を 担 当 した 現 地 の 医 師 病 院 担 当 者 等 に 直 接 照 会 することに 同 意 していただく 書 面