(1) 単 元 の 評 価 規 準 と 小 単 元 の 評 価 規 準 科 目 名 会 計 実 務 単 位 数 4 単 位 研 究 事 例 国 税 庁 Webサイトを 利 用 した 授 業 展 開 例 単 元 名 第 4 編 税 と 会 計 第 11 章 税 のあらまし 第 12 章 法 人 税 の 計 算 第 13 章 法 人 税 の 申 告 と 納 付 税 の 意 義 種 類 体 系 のあらましを 理 解 するとともに 税 金 の 計 算 手 順 益 金 単 元 の 目 標 損 金 の 意 味 算 入 不 算 入 および 計 算 方 法 を 習 得 し 申 告 と 納 付 に 関 する 計 算 手 続 きを 理 解 する 関 心 意 欲 態 度 思 考 判 断 技 能 表 現 知 識 理 解 単 税 に 関 する 会 計 の 税 務 会 計 と 企 業 会 法 人 税 法 に 関 する 法 人 税 の 計 算 や 申 元 特 徴 や 計 算 処 理 法 計 の 相 違 と 関 連 はど 基 礎 的 基 本 的 な 技 告 納 付 について 理 の について 関 心 を 持 ち のようになっている 術 を 身 につけ それ 解 するとともに 法 評 自 分 から 進 んでまと か なぜ 申 告 調 整 を らを 確 定 申 告 書 の 上 人 の 所 得 や 税 額 の 計 価 めようとする また 行 うのか 益 金 と 収 で 的 確 に 表 現 できる 算 に 関 する 基 礎 的 規 意 欲 的 に 問 題 演 習 に 益 損 金 と 費 用 の 違 また 自 分 が 学 んだ 基 本 的 な 知 識 を 身 に 準 取 り 組 み 学 習 の 進 いなどについて 会 計 ことを 整 理 して 他 に つけている また 捗 度 を 確 認 しようと で 学 習 したことを 基 わかりやすく 伝 える 確 定 申 告 書 の 作 成 方 する さらに 申 告 書 に 考 え 適 切 に 判 断 ことができる 法 についても 理 解 し の 作 成 を 行 い 学 習 の して 学 習 を 進 めてい ている 総 合 的 なまとめを 行 る おうとする 態 度 が 見 られる 小 単 元 名 第 11 章 税 のあらまし ( 予 定 配 当 時 間 :4 時 間 ) 小 単 元 法 人 税 の 申 告 と 納 付 に 関 する 基 本 的 な 流 れを 理 解 する の 目 標 企 業 会 計 と 税 務 会 計 の 違 い 並 びにその 関 係 について 理 解 する 法 人 税 と 所 得 税 の 特 徴 並 びに 申 告 納 税 制 度 について 理 解 する 関 心 意 欲 態 度 思 考 判 断 技 能 表 現 知 識 理 解 小 税 に 関 する 会 計 の 税 務 会 計 と 企 業 会 税 に 関 する 基 礎 的 税 の 計 算 や 申 告 単 特 徴 や 計 算 処 理 法 計 の 相 違 と 関 連 はど 基 本 的 な 技 術 を 身 納 付 について 理 解 す 元 について 関 心 を 持 ち のようになっている につけ それらを 確 るとともに 所 得 や の 自 分 から 進 んでまと か なぜ 申 告 調 整 を 定 申 告 書 の 上 で 的 確 税 額 の 計 算 に 関 する 評 めようとする また 行 うのかなどについ に 表 現 できる また 基 礎 的 基 本 的 な 知 価 意 欲 的 に 問 題 演 習 に て 会 計 で 学 習 したこ 自 分 が 学 んだことを 識 を 身 につけている 規 取 り 組 み 学 習 の 進 とを 基 に 考 え 適 切 整 理 して 他 にわかり また 確 定 申 告 書 の 準 捗 度 を 確 認 しようと に 判 断 して 学 習 を 進 やすく 伝 えることが 作 成 方 法 についても する めている できる 理 解 している -1-
(3) 小 単 元 の 指 導 と 評 価 の 計 画 小 単 元 第 11 章 税 のあらまし の 指 導 と 評 価 の 計 画 ( 四 次 確 定 申 告 制 度 抜 粋 ) 関 心 意 欲 態 度 思 考 判 断 技 能 表 現 知 識 理 解 小 単 元 の 評 価 規 準 税 に 関 する 会 計 の 特 徴 や 税 務 会 計 と 企 業 会 計 の 相 税 に 関 する 基 礎 的 基 税 の 計 算 や 申 告 納 付 に 計 算 処 理 法 について 関 心 違 と 関 連 はどのようになっ 本 的 な 技 術 を 身 に 付 け ついて 理 解 するとともに を 持 ち 自 分 から 進 んでま ているか なぜ 申 告 調 整 を それらを 確 定 申 告 書 の 上 所 得 や 税 額 の 計 算 に 関 する とめようとする また 意 行 うのかなどについて 会 計 で 的 確 に 表 現 できる ま 基 礎 的 基 本 的 な 知 識 を 身 欲 的 に 問 題 演 習 に 取 り 組 で 学 習 したことを 基 に 考 た 自 分 が 学 んだことを につけている また 確 定 み 学 習 の 進 捗 度 を 確 認 し え 適 切 に 判 断 して 学 習 を 整 理 して 他 にわかりやす 申 告 書 の 作 成 方 法 について ようとする 進 めている く 伝 えることができる も 理 解 している 一 次 税 の 意 義 種 類 体 系 (1/3 時 ) 授 業 の 流 れ 二 次 企 業 会 計 と 税 務 会 計 (1/3 時 ) 三 次 法 人 税 と 所 得 税 の 特 徴 (1/3 時 ) 四 次 申 告 納 税 制 度 (3 時 ) 学 習 活 動 の 具 体 の 評 価 規 準 および 評 価 方 法 次 時 学 習 内 容 関 心 意 欲 態 度 思 考 判 断 技 能 表 現 知 識 理 解 確 定 申 告 する しない 申 告 納 税 制 度 とは どう 申 告 納 税 制 度 と 確 定 申 1 による 違 いを 理 解 する いう 制 度 かを 理 解 しよう 告 について 理 解 する とし まとめている (プリント) ( 観 察 ) 確 定 申 告 の 意 味 と 方 法 身 近 な 所 得 税 での 確 定 申 給 与 所 得 者 が 年 末 調 整 身 近 な 所 得 税 での 確 定 四 2 を 理 解 する 告 の 計 算 及 び 方 法 を 理 解 に 必 要 なことを 理 解 し 申 告 に 必 要 な 数 値 を 選 択 し まとめている 書 類 を 作 成 することがで できる ( 観 察 ) きる (プリント) (レポート) 確 定 申 告 書 等 作 成 コー 申 告 納 税 制 度 とは どの 確 定 申 告 の 方 法 を 理 解 身 近 な 所 得 税 の 確 定 申 3 ナーにより 申 告 書 を 作 成 ような 制 度 かを 理 解 しよ し 必 要 性 を 考 えることが 告 に 必 要 な 数 値 を 読 み 取 し 申 告 制 度 の 必 要 性 を うとし まとめている できる り 計 算 及 び 方 法 を 理 解 理 解 する ( 観 察 ) (ワークシート 印 刷 物 ) できる (ワークシート) -2-
学 習 指 導 案 科 目 会 計 実 務 単 元 名 第 4 編 税 と 会 計 第 11 章 税 のあらまし 本 時 の 主 題 申 告 納 税 制 度 ( 3 時 間 目 /3 時 ) 本 時 の 目 標 1 申 告 納 税 制 度 とは どのような 制 度 かを 理 解 しようとし まとめる 関 意 態 2 身 近 な 所 得 税 の 確 定 申 告 に 必 要 な 数 値 を 読 み 取 り 計 算 及 び 方 法 を 理 解 できる 技 表 3 確 定 申 告 の 方 法 を 理 解 し 必 要 性 を 考 えることができる 思 判 過 程 指 導 の 内 容 ねらい 学 習 活 動 指 導 上 の 留 意 点 観 点 別 評 価 導 前 時 までの 復 習 税 の 種 類 のうち 所 得 税 の 確 定 申 告 を 行 発 問 により 確 認 する 入 うことを 確 認 する 8 資 料 の 確 認 所 得 税 の 確 定 申 告 を 行 うための 資 料 が 揃 忘 れ 物 の 確 認 をする 資 1 分 っているか 確 認 する インターネットに インターネットに 接 続 し 国 税 庁 のWe 正 しく 接 続 できているかを 確 認 注 1 接 続 し 国 税 庁 のW bページを 開 く 事 を 確 認 する する ebページから 所 評 価 観 察 ( 目 標 1) 資 2 得 税 の 確 定 申 告 に 必 確 定 申 告 のための 書 類 には 種 類 がある 要 なページを 開 く ことを 確 認 する 給 与 所 得 の 確 定 申 前 時 に 作 成 したワークシートと 資 料 を 使 説 明 を 聞 き 入 力 が 開 始 できて 注 2 告 に 必 要 な 申 告 書 を い 各 自 で 入 力 を 行 う いるかを 確 認 する 展 正 しく 開 き 入 力 を 行 生 年 月 日 などの 基 本 情 報 の 入 力 について 評 価 観 察 ( 目 標 1) う は プロジェクタを 用 い 説 明 とともに 同 時 に 行 い 金 額 の 入 力 画 面 まで 進 む(1の 注 3 金 額 の 入 力 については 各 自 で 行 う 入 力 が 終 了 した 生 徒 から 印 刷 し 確 定 申 告 書 を 完 成 する 確 定 申 告 書 の 読 み 所 得 と 確 定 申 告 による 税 額 を 申 告 書 上 説 明 を 聞 き 理 解 しようとして 方 を 確 認 する で 確 認 する いるか 確 認 する 開 評 価 ワークシート( 目 標 3) 正 しい 税 額 計 算 が 正 しく 計 算 された 税 額 と 各 自 が 計 算 した 出 来 ているかを 確 認 する 税 額 が 一 致 しているかを 確 認 する プロジェクタを 用 い 1 以 降 の 部 分 を 説 正 しく 数 値 を 読 み 取 り 入 力 が 明 とともに 入 力 を 行 う 正 しい 入 力 であっ できているかを 確 認 する たかを 確 認 する 評 価 印 刷 物 ( 目 標 3) 入 力 ワークシートの 記 入 ワークシートにより 自 己 の 入 入 力 項 目 入 力 金 額 など 正 しく 入 力 でき 力 等 の 作 業 が 妥 当 であったかを 正 た 部 分 と 誤 った 部 分 とを 自 己 分 析 する しく 評 価 できているか 確 認 する 32 評 価 分 ワークシート 印 刷 物 ( 目 標 2) 確 定 申 告 をするこ 確 定 申 告 することの 意 味 と 入 力 計 算 を 自 分 の 感 想 を 持 っているか ま との 意 味 と 必 要 性 を 終 えての 感 想 確 定 申 告 の 必 要 性 を 記 入 す た その 感 想 を プリントに 自 分 確 認 する る の 意 見 として きちんと 記 入 でき 確 定 申 告 を 行 った 場 合 と 行 わなかった 場 ているか 確 認 する 合 戸 の 違 いを 比 較 しながら 分 析 する 評 価 プリント( 目 標 3) 感 想 意 見 の 交 換 を 行 う ま 本 時 のまとめ 確 定 申 告 による 税 の 計 算 を 通 して なぜ と 確 定 申 告 制 度 が 必 要 なのか 確 認 する め プリントの 回 収 感 想 を 記 入 する 10 評 価 分 次 時 からは 企 業 の 事 業 所 得 である 法 人 ワークシート( 目 標 3) 税 について 進 めることを 説 明 する -3-
< 資 料 と 注 釈 > 資 1 給 与 所 得 者 の 源 泉 徴 収 票 を 利 用 する 源 泉 徴 収 票 は 前 時 に 実 際 の 年 末 調 整 で 必 要 なこととなる 給 与 所 得 者 の 扶 養 控 除 等 ( 異 動 ) 申 告 書 と 給 与 所 得 者 の 保 険 料 控 除 申 告 書 兼 給 与 所 得 者 の 配 偶 者 特 別 控 除 申 告 書 を 作 成 し 提 出 させ 源 泉 徴 収 票 と 交 換 している 資 2 国 税 庁 のWebサイト( http://www.nta.go.jp/ )にアクセスし 確 定 申 告 へ 進 む 注 1 本 来 の 確 定 申 告 の 時 期 である1 月 ~3 月 は 実 際 の 確 定 申 告 を 行 う 人 が 多 く 国 税 庁 のサーバへ 負 荷 がかか ることが 考 えられる この 時 期 は 避 けることが 望 ましい 注 2 操 作 のミスを 防 止 するために 同 時 に 開 始 し 操 作 することが 望 ましい なお この 単 元 ではPCの 操 作 につ いての 学 習 ではなく 税 額 計 算 が 主 である 入 力 や 操 作 方 法 でとまどう 生 徒 がいる 場 合 は 適 宜 補 助 をする ことが 必 要 である 注 3 入 力 速 度 の 速 さや 最 終 的 な 結 果 のみを 求 めるのではなく 入 力 の 都 度 値 が 変 化 することに 注 視 させること が 必 要 である < 指 導 上 のポイントと 考 察 > 入 力 のソースとなる 源 泉 徴 収 票 は そのまま 渡 してもよいが 前 時 に 給 与 所 得 者 の 扶 養 控 除 等 ( 異 動 ) 申 告 書 と 給 与 所 得 者 の 保 険 料 控 除 申 告 書 兼 給 与 所 得 者 の 配 偶 者 特 別 控 除 申 告 書 を 記 入 提 出 させ 源 泉 徴 収 票 と 配 布 すると 実 社 会 での 給 与 所 得 者 が 行 うべき 手 続 きと この 申 告 者 の 家 族 構 成 や 保 険 料 の 支 払 い 状 況 について より 理 解 することができる これらの 書 類 は 国 税 庁 のWebページ 内 ( http://www.nta.go.jp/category/yousiki/gensen/mokuji.htm)からダウ ンロードが 可 能 本 時 に 利 用 したデータは 個 人 情 報 の 取 り 扱 いの 問 題 もあり 架 空 の 家 族 を 想 定 している なお 配 偶 者 は 美 咲 で 配 偶 者 控 除 対 象 者 扶 養 親 族 は 奈 々 を 指 導 する 該 当 学 年 の 高 校 生 瞳 を 中 学 生 としてい る 会 計 実 務 を 履 修 する 生 徒 は 情 報 処 理 関 係 科 目 の 履 修 時 間 数 が 少 なく また 入 力 についてもなれていない 生 徒 が 多 い 場 合 がある 操 作 について 不 慣 れな 部 分 については 適 切 な 指 示 や 援 助 をしながら 進 めていくことが 必 要 である また 入 力 についても 全 体 の 進 行 状 況 によって 調 整 することが 必 要 実 習 室 の 形 態 により 印 刷 ができる できないの 違 いがあるため 必 ずしも 印 刷 させる 必 要 はないが 印 刷 を 省 略 する 場 合 対 語 の 入 力 計 算 結 果 の 表 示 までできているかを 生 徒 の 画 面 で 確 認 することが 必 要 国 税 庁 のWebサイト( http://www.nta.go.jp/ ) を 開 いてからの 流 れ ( 資 料 2) (1) 国 税 庁 のWebサイト( http://www.nta.go.jp/ )を 開 き 確 定 申 告 書 等 作 成 コーナー をクリック (2) 確 定 申 告 書 等 作 成 コーナー をクリック -4-
これより 先 は ブラウザ 等 でポップアップ 機 能 を 停 止 している 場 合 は 進 めません 制 限 がかけてある 実 習 室 での 実 習 時 には 設 定 の 変 更 など 注 意 が 必 要 です (3) 所 得 税 の 確 定 申 告 書 作 成 をクリック (4) 申 告 書 A をクリック -5-
給 与 所 得 のみで 入 力 するので 申 告 書 A を 選 択 する 確 定 申 告 による 税 金 を 求 めることが 主 たる 目 的 であ るので 給 与 還 付 申 告 書 は 選 択 しない なお 事 業 所 得 や 不 動 産 所 得 についてもふれる 場 合 は 申 告 書 B を 選 択 することも 可 能 であるが 入 力 項 目 欄 が 申 告 書 Aに 比 べ 申 告 書 Bは 増 加 するので 操 作 や 入 力 に 不 慣 れ な 生 徒 が 多 いと 予 想 される 場 合 は 申 告 書 Bは 見 せる 程 度 にとどめ 申 告 書 Aでの 実 習 が 良 い また 退 職 所 得 について 触 れる 場 合 は 申 告 書 Bとともに 分 離 課 税 用 の 第 三 票 があることを 説 明 しても 良 い -6-
(5) 画 面 の 指 示 により 入 力 を 行 い 次 へ をクリック これより 先 は 画 面 の 指 示 により 必 要 な 選 択 や 入 力 を 行 う -7-