PowerPoint プレゼンテーション



Similar documents
Ⅰ 平成14年度の状況

Microsoft Word - 国民年金の加入納付状況H25

Ⅰ 平成14年度の状況

< F2D30362D955C8E C8E86816A2E6A7464>

Microsoft Word - 概況(確定版).doc

49.6 1

社会保険加入促進計画に盛込むべき内容

Taro-データ公安委員会相互協力事

<4D F736F F F696E74202D E38BA A A8D9195DB91678D8795E28F958CA992BC82B DC58F4994C52E >

<4D F736F F D C689D789B582B581698AAE90AC92CA926D816A2E646F63>


高松市緊急輸送道路沿道建築物耐震改修等事業補助金交付要綱(案)

(4) 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 との 連 携 1 市 は 国 の 現 地 対 策 本 部 長 が 運 営 する 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 に 職 員 を 派 遣 するなど 同 協 議 会 と 必 要 な 連 携 を 図 る


aaaH26年度 医療費の動向_プレスリリース

<4D F736F F D D3188C091538AC7979D8B4B92F F292B98CF092CA81698A94816A2E646F63>

学校安全の推進に関する計画の取組事例

Microsoft Word - 佐野市生活排水処理構想(案).doc

個人住民税徴収対策会議

資 料 1 衆 議 院 議 員 小 選 挙 区 選 出 議 員 の 選 挙 区 の 改 定 案 の 概 要 都 道 府 県 別 定 数 の 異 動 (1) 定 数 1 増 埼 玉 県 (14 15) 千 葉 県 (12 13) 神 奈 川 県 (17 18) 滋 賀 県 (3 4) 沖 縄 県 (3

【労働保険事務組合事務処理規約】

‚æ39›ñ‚“›ï„‹™è‘W/P1~2 ‡à‡Ł‡¶†E…V…“

決 勝 を 行 う 予 選 での6 種 目 の 各 種 目 ベスト4の 得 点 総 合 計 により 上 位 18 チームを 選 び そのチームによって 決 勝 を 行 う 成 績 順 位 は 決 勝 における6 種 目 の 各 種 目 ベスト4の 得 点 総 合 計 によって 決 定 する 女 子

●幼児教育振興法案

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

社会保険の加入に関する下請指導ガイドラインの改訂等について

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

Microsoft Word - 本編2-3.doc

平成26年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」について

災害時の賃貸住宅居住者の居住の安定確保について

川崎市木造住宅耐震診断助成金交付要綱

岡山県警察用航空機の運用等に関する訓令

っては いずれか 一 方 の 事 業 を 補 助 金 の 交 付 の 対 象 とする 3 第 1 項 各 号 に 掲 げる 事 業 において 国 県 若 しくは 本 市 からの 補 償 金 の 交 付 又 は 損 害 保 険 契 約 によ る 損 害 てん 補 その 他 これに 類 するものを 受

いう )は 警 告 をしたときは 速 やかに その 内 容 及 び 日 時 を 当 該 警 告 を 求 める 旨 の 申 出 をした 者 に 通 知 しなければならないこととされ また 警 告 をし なかったときは 速 やかに その 旨 及 び 理 由 を 当 該 警 告 を 求 める 旨 の 申

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う文部科学省関係省令の整備に関する省令等について(通知)

中根・金田台地区 平成23年度補償説明業務

(5) 事 業 者 等 自 転 車 及 び 自 動 車 の 製 造 輸 入 販 売 又 は 修 理 を 業 として 行 っている 者 及 びそ れらの 者 の 団 体 並 びにその 他 の 事 業 者 をいう (6) 所 有 者 等 自 動 車 の 所 有 権 占 有 権 若 しくは 使 用 権 を

<4D F736F F D C482C682EA817A89BA90BF8E7793B1834B A4F8D91906C8DDE8A A>

する 婦 人 相 談 所 その 他 適 切 な 施 設 による 支 援 の 明 記 禁 止 命 令 等 をすることが できる 公 安 委 員 会 等 の 拡 大 等 の 措 置 が 講 じられたものである 第 2 改 正 法 の 概 要 1 電 子 メールを 送 信 する 行 為 の 規 制 ( 法

の 提 供 状 況 等 を 総 合 的 に 勘 案 し 土 地 及 び 家 屋 に 係 る 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 を 減 額 せずに 平 成 24 年 度 分 の 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 を 課 税 することが 適 当 と 市 町 村 長 が 認 め

設 問 一 覧 全 員 にお 聞 きします 103 万 円 の 壁 130 万 円 の 壁 について 知 っていますか?...(SA) あなたの 年 収 を 教 えてください...(SA) 年 収 が 103 万 円 以 下 103 万 円 超 130 万 円 以 下 と 答 えた 人 あなたは 年

1 変更の許可等(都市計画法第35条の2)

 三郷市市街化調整区域の整備及び保全の方針(案)

Microsoft Word 第1章 定款.doc

質 問 票 ( 様 式 3) 質 問 番 号 62-1 質 問 内 容 鑑 定 評 価 依 頼 先 は 千 葉 県 などは 入 札 制 度 にしているが 神 奈 川 県 は 入 札 なのか?または 随 契 なのか?その 理 由 は? 地 価 調 査 業 務 は 単 にそれぞれの 地 点 の 鑑 定

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

S7-2)わが国におけるHIV感染妊娠の動向と近年の特徴

入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

スライド 1

平成19年9月改定

統 計 表 1 措 置 入 院 患 者 数 医 療 保 護 入 院 届 出 数, 年 次 別 措 置 入 院 患 者 数 ( 人 ) ( 各 年 ( 度 ) 末 現 在 ) 統 計 表 2 措 置 入 院 患 者 数 ( 人 口 10 万 対 ) ( 各 年 ( 度 ) 末 現 在 ) 主 な 生

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

< F2D8AC493C CC81698EF3928D8ED2816A2E6A7464>

1 総 合 設 計 一 定 規 模 以 上 の 敷 地 面 積 及 び 一 定 割 合 以 上 の 空 地 を 有 する 建 築 計 画 について 特 定 行 政 庁 の 許 可 により 容 積 率 斜 線 制 限 などの 制 限 を 緩 和 する 制 度 である 建 築 敷 地 の 共 同 化 や

3 地 震 保 険 の 割 引 地 震 保 険 に 加 入 されている 場 合 耐 震 改 修 後 保 険 料 の 割 引 (10%)が 受 けられる 場 合 があ ります ご 加 入 の 保 険 会 社 にお 問 合 せになり 宅 耐 震 改 修 証 明 書 の 写 し あるいは 固 定 資 産

要 な 指 示 をさせることができる ( 検 査 ) 第 8 条 甲 は 乙 の 業 務 にかかる 契 約 履 行 状 況 について 作 業 完 了 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする ( 発 生 した 著 作 権 等 の 帰 属 ) 第 9 条 業 務 によって 甲 が 乙 に


Microsoft Word - ★HP版平成27年度検査の結果

●電力自由化推進法案

<4D F736F F D208ED089EF95DB8CAF89C193FC8FF38BB CC8EC091D492B28DB88C8B89CA82C982C282A282C42E646F63>

1 変更の許可等(都市計画法第35条の2)

4 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 若 しくはその 委 任 を 受 けた 者 又 は 監 査 委 員 の 監 査 に 応 じなければ ならない ( 状 況 報 告 ) 第 7 条 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 が 必 要 と 認 めるときは 交 付 金 事 業 の 遂 行 の

3 独 占 禁 止 法 違 反 事 件 の 概 要 (1) 価 格 カルテル 山 形 県 の 庄 内 地 区 に 所 在 する5 農 協 が, 特 定 主 食 用 米 の 販 売 手 数 料 について, 平 成 23 年 1 月 13 日 に 山 形 県 酒 田 市 所 在 の 全 国 農 業 協

1 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )について 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )の 構 成 構 成 記 載 内 容 第 1 章 はじめに 本 マニュアルの 目 的 記 載 内 容 について 説 明 しています 第 2 章 第 3 章 第 4 章 第 5 章 第 6 章 林 地

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

< BC792B797B989F094C5817A CF6955C8E9197BF2E786C73>

った 場 合 など 監 事 の 任 務 懈 怠 の 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 減 算 する (8) 役 員 の 法 人 に 対 する 特 段 の 貢 献 が 認 められる 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 加 算 することができる

4 乙 は 天 災 地 変 戦 争 暴 動 内 乱 法 令 の 制 定 改 廃 輸 送 機 関 の 事 故 その 他 の 不 可 抗 力 により 第 1 項 及 び 第 2 項 に 定 める 業 務 期 日 までに 第 1 条 第 3 項 の 適 合 書 を 交 付 することができない 場 合 は

容 積 率 制 限 の 概 要 1 容 積 率 制 限 の 目 的 地 域 で 行 われる 各 種 の 社 会 経 済 活 動 の 総 量 を 誘 導 することにより 建 築 物 と 道 路 等 の 公 共 施 設 とのバランスを 確 保 することを 目 的 として 行 われており 市 街 地 環

平成17年度予算案事業本部・局別記者発表日程表(案)

スライド 1

<4D F736F F D2095BD90AC E D738FEE816A939A905C91E D862E646F63>

4 参 加 資 格 要 件 本 提 案 への 参 加 予 定 者 は 以 下 の 条 件 を 全 て 満 たすこと 1 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 22 年 政 令 第 16 号 ) 第 167 条 の4 第 1 項 各 号 の 規 定 に 該 当 しない 者 であること 2 会 社

< F2D8CF68D908A BA97AC89CD90EC8FF38BB592B28DB8>


とする ( 減 免 額 の 納 付 ) 第 6 条 市 長 は 減 免 を 受 け た 者 が 偽 り そ の 他 不 正 な 方 法 に よ り 減 免 の 決 定 を 受 け た こ と を 知 っ た と き 前 の 申 告 が あ っ た と き 又 は 同 条 第 2 項 の 規 定 によ

(1) 社 会 保 険 等 未 加 入 建 設 業 者 の 確 認 方 法 等 受 注 者 から 提 出 される 施 工 体 制 台 帳 及 び 添 付 書 類 により 確 認 を 行 います (2) 違 反 した 受 注 者 へのペナルティー 違 反 した 受 注 者 に 対 しては 下 記 のペ

(4) 運 転 する 学 校 職 員 が 交 通 事 故 を 起 こし 若 しくは 交 通 法 規 に 違 反 したことにより 刑 法 ( 明 治 40 年 法 律 第 45 号 ) 若 しくは 道 路 交 通 法 に 基 づく 刑 罰 を 科 せられてから1 年 を 経 過 していない 場 合 同

基 礎 資 料 2 消 防 防 災 ヘリコプターの 出 動 実 績 1 消 防 防 災 ヘリコプターの 出 動 件 数 の 推 移 ( 平 成 16 年 から 平 成 25 年 まで) ( 件 数 ) 9,000 8,000 7,000 6,000 5,000 4,000 3,000 2,000 1

東京事務所BCP【実施要領】溶け込み版

Microsoft Word - 都市計画法第34条第11号及び第12号

有 料 老 ホーム ( ) ( 主 として 要 介 護 状 態 にある を 入 居 させるも のに 限 る ) 第 29 条 ( 届 出 等 ) 第 二 十 九 条 有 料 老 ホーム( 老 を 入 居 させ 入 浴 排 せつ 若 しくは 食 事 の 介 護 食 事 の 提 供 又 はその 他 の

3 避 難 状 況 避 難 指 示 避 難 勧 告 都 道 府 県 名 市 区 町 村 名 指 示 日 時 勧 告 日 時 青 森 県 岩 手 県 山 形 県 埼 玉 県 千 葉 県 東 京 都 鰺 ヶ 沢 町 月 16 日 12 時 55 分 10 月 22 日 10 時 00 分

16 日本学生支援機構


第1章 総則

人事行政の運営状況の報告について

通 知 カード と 個 人 番 号 カード の 違 い 2 通 知 カード ( 紙 )/H27.10 個 人 番 号 カード (ICカード)/H28.1 様 式 (おもて) (うら) 作 成 交 付 主 な 記 載 事 項 全 国 ( 外 国 人 含 む)に 郵 送 で 配 布 希 望 者 に 交

1, 1

( 補 助 金 の 額 ) 第 6 条 補 助 金 の 額 は 第 5 条 第 2 項 の 規 定 による 無 線 LAN 機 器 の 設 置 箇 所 数 に 1 万 5 千 円 を 掛 けた 金 額 と 第 5 条 第 3 項 に 規 定 する 補 助 対 象 経 費 の2 分 の1のいずれか 低

●労働基準法等の一部を改正する法律案

るよう 工 事 打 合 せ 簿 ( 様 式 2)により 受 注 者 に 求 めます 5-1 理 由 書 ( 様 式 3)が 提 出 され 特 別 の 事 情 を 有 すると 認 めた 場 合 は 社 会 保 険 等 の 加 入 が 確 認 できる 書 類 を 提 出 するよう 工 事 打 合 せ 簿

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 ( 各 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 例 ) ( 例 ) 15 (H2) (H2) (H24) (H24) (H25.4.1) (H25.4.1) (H24) (H24)

財営第   号

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

市街化区域と市街化調整区域との区分

<4D F736F F D2093FC97CD837D836A B>

01.活性化計画(上大久保)

Transcription:

違 反 是 正 の 推 進 について 平 成 27 年 7 月 10 日 ( 金 ) 消 防 庁 予 防 課

目 次 1 重 大 な 消 防 法 令 違 反 対 象 物 に 係 る 実 態 等 の 調 査 2 違 反 対 象 物 の 公 表 制 度 3 査 察 規 程 の 作 成 例

1 重 大 な 消 防 法 令 違 反 対 象 物 に 係 る 実 態 等 の 調 査 重 大 な 消 防 法 令 違 反 対 象 物 の 実 態 等 の 調 査 について ( 平 成 27 年 1 月 14 日 付 け 消 防 予 第 12 号 ) 調 査 対 象 = 重 大 違 反 対 象 物 消 防 法 施 行 令 別 表 第 1に 掲 げる 用 途 に 供 する 防 火 対 象 物 のうち 消 防 法 第 17 条 第 1 項 の 政 令 で 定 め る 技 術 上 の 基 準 又 は 同 条 第 2 項 の 規 定 に 基 づく 条 例 で 定 める 技 術 上 の 基 準 に 従 って 屋 内 消 火 栓 設 備 スプリンクラー 設 備 又 は 自 動 火 災 報 知 設 備 を 設 置 しなければならないもので 次 に 掲 げるもの (1) これらの 消 防 用 設 備 等 のいずれかが 設 置 されていないもの (2) これらの 消 防 用 設 備 等 のいずれかが 当 該 消 防 用 設 備 等 の 設 置 義 務 がある 部 分 の 床 面 積 の 過 半 にわたって 未 設 置 であるもの 又 は 機 能 に 重 大 な 支 障 があるもの 機 能 に 重 大 な 支 障 があるもの とは 機 能 不 良 の 程 度 が 著 しく 本 来 の 機 能 が 損 なわれている 状 態 にあるものをい う 注 ) 調 査 対 象 に 該 当 するか 否 かは 消 防 用 設 備 等 の 設 置 単 位 ごとに かつ 複 合 用 途 防 火 対 象 物 の 場 合 は 同 一 用 途 に 供 される 部 分 ごとに 判 断 するものとする 調 査 基 準 日 平 成 26 年 12 月 31 日 基 準 日 の 集 計 ができない 本 部 は 集 計 可 能 な 任 意 の 日 にちで 実 施 ( 最 新 の 統 計 でも 構 わない) 調 査 項 目 重 大 違 反 対 象 物 数 重 大 違 反 対 象 物 の 覚 知 年 月 日 重 大 違 反 対 象 物 の 是 正 指 導 是 正 措 置 の 状 況 ( 履 行 期 限 改 修 年 月 日 ) 重 大 違 反 対 象 物 の 違 反 率 重 大 違 反 対 象 物 の 概 要 等 3

1 重 大 な 消 防 法 令 違 反 対 象 物 に 係 る 実 態 等 の 調 査 屋 内 消 火 栓 設 備 ( 違 反 率 ) 重 大 違 反 対 象 物 違 反 率 : 都 道 府 県 都 道 府 県 違 反 率 滋 賀 県 3.7% 京 都 府 4.9% 大 阪 府 3.0% 兵 庫 県 0.7% 奈 良 県 4.4% 和 歌 山 県 1.1% 鳥 取 県 1.3% 島 根 県 0.7% 岡 山 県 5.1% 広 島 県 2.6% 山 口 県 0.9% 徳 島 県 4.8% 香 川 県 6.0% 愛 媛 県 4.5% 高 知 県 3.0% 福 岡 県 2.0% 佐 賀 県 3.5% 長 崎 県 1.1% 熊 本 県 1.9% 大 分 県 0.4% 宮 崎 県 2.5% 鹿 児 島 県 2.8% 沖 縄 県 0.3% 1% 未 満 : 8 1%から3% 未 満 : 20 3%から5% 未 満 : 14 5% 以 上 : 5 全 国 平 均 2.5% 都 道 府 県 違 反 率 北 海 道 1.5% 青 森 県 4.3% 岩 手 県 3.0% 宮 城 県 1.6% 秋 田 県 3.4% 山 形 県 2.7% 福 島 県 2.7% 茨 城 県 3.6% 栃 木 県 2.9% 群 馬 県 5.1% 埼 玉 県 1.5% 千 葉 県 1.3% 東 京 都 0.2% 神 奈 川 県 0.6% 新 潟 県 1.6% 富 山 県 0.5% 石 川 県 2.5% 福 井 県 3.3% 山 梨 県 7.0% 長 野 県 4.3% 岐 阜 県 3.9% 静 岡 県 3.4% 愛 知 県 5.9% 三 重 県 2.9%

1 重 大 な 消 防 法 令 違 反 対 象 物 に 係 る 実 態 等 の 調 査 屋 内 消 火 栓 設 備 ( 覚 知 から5 年 以 上 経 過 割 合 ) 5 年 以 上 経 過 割 合 : 都 道 府 県 都 道 府 県 5 年 以 上 割 合 滋 賀 県 38.2% 京 都 府 54.8% 大 阪 府 51.4% 兵 庫 県 28.0% 奈 良 県 50.0% 和 歌 山 県 87.5% 鳥 取 県 12.5% 島 根 県 60.0% 岡 山 県 51.4% 広 島 県 59.7% 山 口 県 33.3% 徳 島 県 68.8% 香 川 県 62.5% 愛 媛 県 36.8% 高 知 県 55.0% 福 岡 県 34.4% 佐 賀 県 37.0% 長 崎 県 64.3% 熊 本 県 33.3% 大 分 県 50.0% 宮 崎 県 81.0% 鹿 児 島 県 64.7% 沖 縄 県 33.3% 30% 未 満 : 4 30% 以 上 50% 未 満 : 14 50% 以 上 70% 未 満 : 23 70% 以 上 : 6 全 国 平 均 51.3% 都 道 府 県 5 年 以 上 割 合 北 海 道 53.9% 青 森 県 56.5% 岩 手 県 57.5% 宮 城 県 57.7% 秋 田 県 71.4% 山 形 県 48.5% 福 島 県 62.2% 茨 城 県 49.2% 栃 木 県 53.2% 群 馬 県 38.8% 埼 玉 県 36.4% 千 葉 県 55.3% 東 京 都 23.1% 神 奈 川 県 35.3% 新 潟 県 53.8% 富 山 県 36.4% 石 川 県 86.2% 福 井 県 51.7% 山 梨 県 52.7% 長 野 県 70.1% 岐 阜 県 71.0% 静 岡 県 64.7% 愛 知 県 28.4% 三 重 県 48.7%

1 重 大 な 消 防 法 令 違 反 対 象 物 に 係 る 実 態 等 の 調 査 スプリンクラー 設 備 ( 違 反 率 ) 重 大 違 反 対 象 物 違 反 率 : 都 道 府 県 都 道 府 県 違 反 率 滋 賀 県 0.47% 京 都 府 1.23% 大 阪 府 0.82% 兵 庫 県 0.05% 奈 良 県 0.84% 和 歌 山 県 0.13% 鳥 取 県 0.00% 島 根 県 0.00% 岡 山 県 0.16% 広 島 県 0.52% 山 口 県 0.19% 徳 島 県 0.53% 香 川 県 0.55% 愛 媛 県 0.50% 高 知 県 0.55% 福 岡 県 0.17% 佐 賀 県 0.14% 長 崎 県 0.00% 熊 本 県 0.20% 大 分 県 0.30% 宮 崎 県 0.11% 鹿 児 島 県 0.62% 沖 縄 県 1.07% 0.3% 未 満 : 23 0.3%から0.5% 未 満 : 6 0.5%から0.7% 未 満 : 8 0.7% 以 上 : 10 全 国 平 均 0.5% 都 道 府 県 違 反 率 北 海 道 0.24% 青 森 県 0.46% 岩 手 県 0.23% 宮 城 県 0.49% 秋 田 県 0.11% 山 形 県 0.28% 福 島 県 0.83% 茨 城 県 0.93% 栃 木 県 1.65% 群 馬 県 0.75% 埼 玉 県 0.30% 千 葉 県 0.33% 東 京 都 0.10% 神 奈 川 県 0.23% 新 潟 県 0.07% 富 山 県 0.00% 石 川 県 0.00% 福 井 県 0.00% 山 梨 県 0.00% 長 野 県 0.77% 岐 阜 県 0.16% 静 岡 県 0.63% 愛 知 県 0.75% 三 重 県 0.56%

1 重 大 な 消 防 法 令 違 反 対 象 物 に 係 る 実 態 等 の 調 査 スプリンクラー 設 備 ( 覚 知 から5 年 以 上 経 過 割 合 ) 5 年 以 上 経 過 割 合 : 都 道 府 県 都 道 府 県 5 年 以 上 割 合 滋 賀 県 0.0% 京 都 府 33.3% 大 阪 府 26.5% 兵 庫 県 0.0% 奈 良 県 50.0% 和 歌 山 県 0.0% 鳥 取 県 0.0% 島 根 県 0.0% 岡 山 県 0.0% 広 島 県 0.0% 山 口 県 0.0% 徳 島 県 100.0% 香 川 県 50.0% 愛 媛 県 20.0% 高 知 県 33.3% 福 岡 県 0.0% 佐 賀 県 0.0% 長 崎 県 0.0% 熊 本 県 0.0% 大 分 県 66.7% 宮 崎 県 100.0% 鹿 児 島 県 33.3% 沖 縄 県 11.1% 30% 未 満 : 32 30% 以 上 50% 未 満 : 6 50% 以 上 80% 未 満 : 7 80% 以 上 : 2 全 国 平 均 21.5% 都 道 府 県 5 年 以 上 割 合 北 海 道 0.0% 青 森 県 60.0% 岩 手 県 0.0% 宮 城 県 0.0% 秋 田 県 0.0% 山 形 県 50.0% 福 島 県 11.1% 茨 城 県 23.1% 栃 木 県 5.9% 群 馬 県 27.3% 埼 玉 県 33.3% 千 葉 県 0.0% 東 京 都 0.0% 神 奈 川 県 0.0% 新 潟 県 0.0% 富 山 県 0.0% 石 川 県 0.0% 福 井 県 0.0% 山 梨 県 0.0% 長 野 県 30.0% 岐 阜 県 50.0% 静 岡 県 50.0% 愛 知 県 14.3% 三 重 県 33.3%

1 重 大 な 消 防 法 令 違 反 対 象 物 に 係 る 実 態 等 の 調 査 自 動 火 災 報 知 設 備 ( 違 反 率 ) 重 大 違 反 対 象 物 違 反 率 : 都 道 府 県 都 道 府 県 違 反 率 滋 賀 県 1.9% 京 都 府 2.2% 大 阪 府 1.7% 兵 庫 県 0.5% 奈 良 県 2.4% 和 歌 山 県 0.8% 鳥 取 県 1.4% 島 根 県 0.8% 岡 山 県 2.8% 広 島 県 2.1% 山 口 県 0.9% 徳 島 県 3.0% 香 川 県 5.0% 愛 媛 県 4.0% 高 知 県 3.6% 福 岡 県 1.4% 佐 賀 県 3.0% 長 崎 県 1.1% 熊 本 県 1.4% 大 分 県 0.9% 宮 崎 県 1.4% 鹿 児 島 県 2.1% 沖 縄 県 1.0% 1% 未 満 : 9 1%から2% 未 満 : 14 2%から3% 未 満 : 16 3% 以 上 : 8 全 国 平 均 1.7% 都 道 府 県 違 反 率 北 海 道 1.4% 青 森 県 4.7% 岩 手 県 2.0% 宮 城 県 0.6% 秋 田 県 3.1% 山 形 県 1.7% 福 島 県 2.5% 茨 城 県 2.0% 栃 木 県 2.1% 群 馬 県 2.4% 埼 玉 県 1.3% 千 葉 県 2.1% 東 京 都 0.2% 神 奈 川 県 0.8% 新 潟 県 1.1% 富 山 県 0.5% 石 川 県 2.6% 福 井 県 1.6% 山 梨 県 2.4% 長 野 県 2.5% 岐 阜 県 3.6% 静 岡 県 1.9% 愛 知 県 2.7% 三 重 県 2.4%

1 重 大 な 消 防 法 令 違 反 対 象 物 に 係 る 実 態 等 の 調 査 自 動 火 災 報 知 設 備 ( 覚 知 から5 年 以 上 経 過 割 合 ) 5 年 以 上 経 過 割 合 : 都 道 府 県 都 道 府 県 5 年 以 上 割 合 滋 賀 県 51.2% 京 都 府 60.8% 大 阪 府 52.3% 兵 庫 県 44.5% 奈 良 県 67.1% 和 歌 山 県 80.4% 鳥 取 県 28.0% 島 根 県 57.9% 岡 山 県 53.5% 広 島 県 67.4% 山 口 県 56.1% 徳 島 県 86.5% 香 川 県 79.8% 愛 媛 県 67.3% 高 知 県 47.9% 福 岡 県 59.2% 佐 賀 県 55.8% 長 崎 県 75.0% 熊 本 県 42.6% 大 分 県 80.6% 宮 崎 県 70.5% 鹿 児 島 県 71.9% 沖 縄 県 14.9% 30% 未 満 : 3 30% 以 上 50% 未 満 : 5 50% 以 上 70% 未 満 : 25 70% 以 上 : 14 全 国 平 均 62.4 % 都 道 府 県 5 年 以 上 割 合 北 海 道 67.9% 青 森 県 72.5% 岩 手 県 67.1% 宮 城 県 57.6% 秋 田 県 71.3% 山 形 県 64.0% 福 島 県 81.5% 茨 城 県 64.8% 栃 木 県 58.4% 群 馬 県 69.7% 埼 玉 県 61.2% 千 葉 県 55.9% 東 京 都 9.7% 神 奈 川 県 43.1% 新 潟 県 78.7% 富 山 県 54.2% 石 川 県 66.5% 福 井 県 59.1% 山 梨 県 86.5% 長 野 県 69.3% 岐 阜 県 73.9% 静 岡 県 66.7% 愛 知 県 44.0% 三 重 県 77.5%

目 次 1 重 大 な 消 防 法 令 違 反 対 象 物 に 係 る 実 態 等 の 調 査 2 違 反 対 象 物 の 公 表 制 度 3 査 察 規 程 の 作 成 例

2 違 反 対 象 物 の 公 表 制 度 について 制 度 概 要 消 防 庁 の 認 識 多 くの 消 防 本 部 において 違 反 を 覚 知 しても 警 告 命 令 と 次 の 措 置 に 移 行 することなく 言 わば 放 置 されている 場 合 があることは 消 防 の 責 任 も 問 われかねず 大 きな 問 題 また 移 行 するとしても 違 反 の 覚 知 から 命 令 による 公 示 まで 長 期 間 かかる 実 態 を 踏 まえると 特 に 重 大 な 違 反 を 消 防 機 関 が 覚 知 しているのに その 事 実 がその 間 住 民 に 知 らされないこと は 避 けなければならない 重 大 な 消 防 法 令 違 反 に 係 る 情 報 をホームページ 等 において 公 表 地 域 の 実 情 に 応 じて その 内 容 を 追 加 拡 大 できる 1 公 表 の 対 象 特 定 防 火 対 象 物 2 対 象 となる 違 反 内 栓 SP 自 火 報 の 未 設 置 3 公 表 の 時 期 2の 内 容 を 通 知 してから 一 定 期 間 経 過 後 4 公 表 の 方 法 市 町 村 又 は 消 防 本 部 のホームページに 掲 載 5 公 表 する 事 項 a 防 火 対 象 物 の 名 称 b 所 在 地 c 違 反 内 容 平 成 25 年 12 月 に 条 例 案 を 示 した 通 知 を 発 出 し 平 成 26 年 4 月 以 降 の 順 次 導 入 を 促 進 制 度 は あくまで 情 報 公 開 制 度 の 一 環 として 消 防 本 部 が 有 する 建 物 の 火 災 危 険 に 関 す る 情 報 を 公 表

火 災 予 防 条 例 ( 案 ) 2 違 反 対 象 物 の 公 表 制 度 について ( 参 考 ) ( 防 火 対 象 物 の 消 防 用 設 備 等 の 状 況 の 公 表 ) 第 条 消 防 長 は 防 火 対 象 物 を 利 用 しようとする 者 の 防 火 安 全 性 の 判 断 に 資 するため 当 該 防 火 対 象 物 の 消 防 用 設 備 等 の 状 況 が 法 令 若 しくはこれに 基 づく 命 令 又 はこの 条 例 の 規 定 に 違 反 する 場 合 は その 旨 を 公 表 すること ができる 2 消 防 長 は 前 項 の 規 定 による 公 表 をしようとするときは 当 該 防 火 対 象 物 の 関 係 者 にその 旨 を 通 知 するものとす る 3 第 1 項 の 規 定 による 公 表 の 対 象 となる 防 火 対 象 物 及 び 違 反 の 内 容 並 びに 公 表 の 手 続 は 規 則 で 定 める 火 災 予 防 条 例 施 行 規 則 ( 案 ) ( 公 表 の 対 象 となる 防 火 対 象 物 及 び 違 反 の 内 容 ) 第 条 条 例 第 条 第 3 項 の 規 則 で 定 める 公 表 の 対 象 となる 防 火 対 象 物 は 令 別 表 第 1(1) 項 から (4) 項 まで (5) 項 イ (6) 項 (9) 項 イ (16) 項 イ (16の2) 及 び(16の3) 項 に 掲 げる 防 火 対 象 物 で 法 第 17 条 第 1 項 の 政 令 で 定 める 技 術 上 の 基 準 又 は 同 条 第 2 項 の 規 定 に 基 づく 条 例 で 定 める 技 術 上 の 基 準 に 従 って 屋 内 消 火 栓 設 備 スプリンクラー 設 備 又 は 自 動 火 災 報 知 設 備 を 設 置 しなければならないもののうち 法 第 4 条 第 1 項 に 規 定 する 立 入 検 査 においてこれ らの 消 防 用 設 備 等 が 設 置 されていないと 認 められたものとする 2 条 例 第 条 第 3 項 の 規 則 で 定 める 公 表 の 対 象 となる 違 反 の 内 容 は 前 項 の 防 火 対 象 物 に 屋 内 消 火 栓 設 備 ス プリンクラー 設 備 又 は 自 動 火 災 報 知 設 備 が 設 置 されていないこととする ( 公 表 の 手 続 ) 第 条 条 例 第 条 第 1 項 の 公 表 は 前 条 第 1 項 の 立 入 検 査 の 結 果 を 通 知 した 日 から 日 を 経 過 した 日 において なお 当 該 立 入 検 査 の 結 果 と 同 一 の 違 反 の 内 容 が 認 められる 場 合 に 当 該 違 反 が 是 正 されたことを 確 認 できる までの 間 市 ( 消 防 本 部 )ホームページへの 掲 載 により 行 う 2 前 項 に 規 定 する 方 法 により 公 表 する 事 項 は 次 に 掲 げるものとする 一 前 条 第 2 項 に 規 定 する 違 反 が 認 められた 防 火 対 象 物 の 名 称 及 び 所 在 地 二 前 条 第 2 項 に 規 定 する 違 反 の 内 容 ( 当 該 違 反 が 認 められた 防 火 対 象 物 の 部 分 を 含 む ) 三 その 他 消 防 長 が 必 要 と 認 める 事 項

2 違 反 対 象 物 の 公 表 制 度 について 公 表 の 対 象 となる 違 反 の 内 容 規 則 ( 案 ) ( 公 表 の 対 象 となる 防 火 対 象 物 及 び 違 反 の 内 容 ) 第 条 条 例 第 条 第 3 項 の 規 則 で 定 める 公 表 の 対 象 となる 防 火 対 象 物 は 令 別 表 第 1(1) 項 から (4) 項 まで (5) 項 イ (6) 項 (9) 項 イ (16) 項 イ (16の2) 及 び(16の3) 項 に 掲 げる 防 火 対 象 物 で 法 第 17 条 第 1 項 の 政 令 で 定 める 技 術 上 の 基 準 又 は 同 条 第 2 項 の 規 定 に 基 づく 条 例 で 定 める 技 術 上 の 基 準 に 従 って 屋 内 消 火 栓 設 備 スプリンクラー 設 備 又 は 自 動 火 災 報 知 設 備 を 設 置 しなければならないもののうち 法 第 4 条 第 1 項 に 規 定 する 立 入 検 査 においてこれらの 消 防 用 設 備 等 が 設 置 されていないと 認 められたものとする 2 条 例 第 条 第 3 項 の 規 則 で 定 める 公 表 の 対 象 となる 違 反 の 内 容 は 前 項 の 防 火 対 象 物 に 屋 内 消 火 栓 設 備 スプリンクラー 設 備 又 は 自 動 火 災 報 知 設 備 が 設 置 されていないこととする 参 考 消 防 庁 通 知 の 条 例 規 則 案 に 独 自 の 内 容 を 入 れて 公 表 制 度 を 運 用 している 消 防 本 部 消 防 本 部 名 千 葉 市 消 防 局 横 浜 市 消 防 局 大 阪 市 消 防 局 堺 市 消 防 局 独 自 の 内 容 公 表 対 象 となる 設 備 に 避 難 器 具 ( 特 定 一 階 段 等 防 火 対 象 物 に 限 る)を 加 え 公 表 対 象 となる 違 反 に 主 たる 機 能 が 喪 失 しているものを 追 加 公 表 する 対 象 物 を 全 ての 防 火 対 象 物 とし 公 表 対 象 となる 違 反 に 主 たる 機 能 が 喪 失 しているものを 追 加 公 表 対 象 となる 違 反 に 防 火 管 理 者 の 未 選 任 を 追 加 公 表 対 象 となる 設 備 に 避 難 器 具 ( 特 定 一 階 段 等 防 火 対 象 物 に 限 る)を 追 加

2 違 反 対 象 物 の 公 表 制 度 について 公 表 制 度 の 実 施 状 況 政 令 指 定 都 市 平 成 26 年 8 月 制 度 開 始 1 本 部 10 月 制 度 開 始 7 本 部 全 ての 政 令 指 定 都 市 で 制 度 開 始 平 成 27 年 4 月 制 度 開 始 12 本 部 東 京 消 防 庁 は 平 成 23 年 4 月 1 日 から 制 度 を 開 始 している 公 表 制 度 の 実 施 推 進 違 反 対 象 物 に 係 る 公 表 制 度 の 実 施 の 推 進 について ( 平 成 27 年 3 月 31 日 付 け 消 防 予 第 133 号 ) 平 成 27 年 4 月 に 全 ての 政 令 指 定 都 市 の 消 防 本 部 において 違 反 対 象 物 に 係 る 公 表 制 度 が 実 施 さ れたことから 公 表 制 度 の 趣 旨 を 理 解 のうえ 政 令 指 定 都 市 以 外 の 消 防 本 部 における 公 表 制 度 の 実 施 について 下 記 により 積 極 的 な 推 進 を 図 るよう 通 知 1 管 内 人 口 が20 万 人 以 上 の 消 防 本 部 遅 くとも 平 成 29 年 3 月 末 までには 条 例 等 の 改 正 を 行 い 公 布 後 に 十 分 な 周 知 期 間 を 確 保 したう えで 遅 くとも 平 成 30 年 4 月 1 日 から 実 施 するものとする 2 管 内 人 口 が20 万 人 以 下 の 消 防 本 部 管 内 の 防 火 対 象 物 の 状 況 等 を 踏 まえつつ 具 体 的 な 検 討 を 進 められたい

公 表 制 度 の 実 施 推 進 2 違 反 対 象 物 の 公 表 制 度 について 違 反 対 象 物 に 係 る 公 表 制 度 の 実 施 の 推 進 に 係 る 留 意 事 項 ついて ( 平 成 27 年 3 月 31 日 付 け 消 防 予 第 134 号 ) 公 表 制 度 の 実 施 についての 留 意 事 項 を 以 下 のとおり 通 知 政 令 指 定 都 市 以 外 の 消 防 本 部 においては 積 極 的 に 公 表 制 度 の 実 施 を 推 進 されたいこと 特 に 管 内 人 口 が20 万 人 以 上 の 消 防 本 部 にあっては 政 令 指 定 都 市 の 消 防 本 部 とともに 違 反 是 正 に 係 る 各 地 域 の 中 心 的 な 役 割 が 期 待 されるところであるから 公 表 制 度 の 実 施 を 推 進 するとともに その 他 の 消 防 本 部 にあっても 管 内 の 防 火 対 象 物 の 状 況 等 を 踏 まえつつ 実 施 に 向 けた 具 体 的 な 検 討 を 進 められたいこと 公 表 制 度 の 実 施 時 期 については これまで 特 段 目 処 となる 時 期 を 示 していないが その 目 的 に 鑑 みれば 各 消 防 本 部 において 可 能 な 限 り 速 やかに 条 例 等 の 改 正 を 行 い 準 備 が 整 った 消 防 本 部 から 順 次 公 表 制 度 を 実 施 する ことが 望 ましいこと この 場 合 各 消 防 本 部 においては 公 表 制 度 実 施 のための 体 制 整 備 等 に 所 要 の 準 備 期 間 を 要 するものと 考 えられるが 公 表 の 対 象 となる 法 令 違 反 の 内 容 に 示 した 消 防 用 設 備 等 ( 屋 内 消 火 栓 設 備 スプ リンクラー 設 備 及 び 自 動 火 災 報 知 設 備 )については 平 成 25 年 政 令 第 368 号 等 による 消 防 法 施 行 令 の 改 正 により 設 置 基 準 の 強 化 等 が 行 われていることから 準 備 期 間 については その 経 過 措 置 の 期 間 等 も 考 慮 し 検 討 する 必 要 があること 屋 内 消 火 栓 設 備 スプリンクラー 設 備 及 び 自 動 火 災 報 知 設 備 については いずれもその 経 過 措 置 の 期 間 が 平 成 30 年 3 月 31 日 であることを 踏 まえ 管 内 人 口 が20 万 人 以 上 の 消 防 本 部 においては 遅 くとも 平 成 29 年 3 月 末 までに は 条 例 等 の 改 正 を 行 い 公 布 後 に 十 分 な 周 知 期 間 を 確 保 したうえで 遅 くとも 平 成 30 年 4 月 1 日 から 公 表 制 度 を 実 施 できるよう 所 要 の 準 備 を 進 められたいこと 公 表 制 度 の 実 施 に 係 る 所 要 の 準 備 とあわせて 厳 格 な 違 反 処 理 を 実 施 するための 必 要 な 体 制 整 備 を 推 進 されたい こと 既 に 公 表 制 度 を 実 施 している 消 防 本 部 においては 公 表 制 度 の 実 施 のため 参 考 になると 考 えられる 事 例 や 取 扱 い 等 の 情 報 について 消 防 本 部 相 互 に 共 有 し 蓄 積 することができるよう 各 種 会 議 等 の 機 会 を 捉 え 積 極 的 に 発 信 されたいこと

2 違 反 対 象 物 の 公 表 制 度 について 公 表 制 度 の 実 施 検 討 状 況 の 調 査 違 反 対 象 物 に 係 る 実 施 検 討 状 況 の 調 査 について ( 平 成 27 年 1 月 14 日 付 け 消 防 予 第 13 号 ) 違 反 公 表 制 度 の 推 進 方 策 検 討 に 係 る 基 礎 資 料 とするため 政 令 指 定 都 市 以 外 の 消 防 本 部 における 本 公 表 制 度 の 実 施 検 討 状 況 について 調 査 を 実 施 調 査 内 容 1 実 施 検 討 状 況 ( 実 施 予 定 検 討 中 予 定 なし) 2 実 施 予 定 又 は 検 討 中 の 場 合 の 準 備 期 間 3 実 施 予 定 なしの 場 合 の 理 由 4 制 度 実 施 に 係 る 懸 案 事 項 等 の 記 入 調 査 結 果 1 730 本 部 中 254 本 部 が 実 施 予 定 又 は 検 討 中 実 施 予 定 又 は 実 施 検 討 中 の 本 部 の60.4%が3 年 程 度 での 実 施 を 検 討 している 2 実 施 予 定 なしとしている 消 防 本 部 のうち 90.2%が 他 の 消 防 本 部 の 動 向 を 踏 まえつつ 導 入 を 検 討 各 都 道 府 県 においては 管 内 の 市 町 村 における 調 査 結 果 の 詳 細 等 について 必 要 に 応 じ 各 市 町 村 における 事 務 の 参 考 になるよう 適 切 に 情 報 共 有 いただきたい

目 次 1 重 大 な 消 防 法 令 違 反 対 象 物 に 係 る 実 態 等 の 調 査 2 違 反 対 象 物 の 公 表 3 査 察 規 程 の 作 成 例

3 査 察 規 程 の 作 成 例 について 立 入 検 査 違 反 処 理 の 課 題 ( 立 入 検 査 の 課 題 ) 立 入 検 査 実 施 計 画 の 策 定 立 入 検 査 の 実 施 件 数 を 重 視 した 計 画 となっており 火 災 危 険 や 違 反 状 況 等 の 優 先 順 位 が 考 慮 さ れていないこと 消 防 署 で 策 定 された 計 画 を 消 防 本 部 でチェックする 体 制 が 整 備 されていない 整 備 されていても 十 分 でない 状 況 があり 結 果 として 長 期 間 立 入 検 査 を 実 施 していない 対 象 物 が 生 じる 状 況 となっ ていること 進 捗 管 理 消 防 本 部 においては 立 入 検 査 実 施 件 数 のみの 把 握 にとどまり 違 反 やその 是 正 状 況 が 把 握 管 理 できていないこと 消 防 署 において 違 反 の 追 跡 調 査 の 未 実 施 や 是 正 状 況 等 の 未 把 握 など 立 入 検 査 実 施 後 の フォローが 適 切 になされていないこと ( 違 反 処 理 の 課 題 ) 上 位 措 置 への 移 行 に 係 る 内 部 規 程 等 が 整 備 されていないこと 違 反 処 理 に 係 る 内 部 規 程 等 の 内 容 が 十 分 でないこと 内 部 規 程 等 に 従 い 適 切 に 警 告 命 令 等 の 上 位 措 置 へ 移 行 できない 状 況 があること 消 防 本 部 が 違 反 是 正 の 状 況 等 を 把 握 しておらず 組 織 として 有 効 な 対 策 が 取 られていないこと 立 入 検 査 及 び 違 反 是 正 の 執 行 管 理 体 制 について 各 消 防 本 部 で 整 備 しておくべき 規 定 の 例 を 例 示 平 成 27 年 3 月 31 日 に 査 察 規 程 の 作 成 例 について 予 防 課 長 通 知 を 発 出

3 査 察 規 程 の 作 成 例 について 規 程 作 成 例 1 責 任 の 所 在 (1) 査 察 の 執 行 区 分 1 査 察 対 象 物 に 対 する 査 察 は 当 該 査 察 対 象 物 を 管 轄 する 署 長 が 行 うことを 規 定 2 消 防 長 は 必 要 があると 認 めるときは 署 長 が 行 う 査 察 の 支 援 を 行 うことを 規 定 管 轄 区 域 内 の 査 察 については 署 長 が 行 政 上 の 必 要 性 に 応 じて 行 うという 原 則 を 規 定 するととも に 消 防 長 が 必 要 と 認 めるときは 署 長 が 行 う 査 察 の 支 援 を 行 うことを 規 定 するもの 消 防 本 部 が 消 防 署 のまかせの 体 制 とならないようにすることが 重 要 (2) 査 察 員 の 指 定 消 防 長 又 は 署 長 は 査 察 対 象 物 の 状 況 違 反 内 容 に 応 じて あらかじめ 査 察 に 従 事 する 職 員 を 指 定 することを 規 定 職 員 の 予 防 関 係 知 識 技 術 等 を 勘 案 し 査 察 対 象 物 の 区 分 等 に 応 じて 消 防 長 又 は 署 長 が 事 前 に 査 察 員 を 指 定 しておくことを 規 定 するもの 予 防 専 従 職 員 予 防 兼 務 職 員 のみを 指 定 するのではなく 主 として 消 防 活 動 に 従 事 する 交 代 制 勤 務 職 員 を 含 めた 職 員 を 指 定 することが 必 要 (3) 査 察 員 の 派 遣 1 署 長 は 必 要 と 認 めるときは 消 防 長 に 査 察 員 の 派 遣 を 要 請 することを 規 定 2 消 防 長 は 必 要 と 認 めるときは 査 察 員 を 派 遣 すると 規 定 3 消 防 長 は 特 に 必 要 があると 認 めるときは 他 の 署 長 に 査 察 員 の 派 遣 を 指 示 すると 規 定 消 防 署 に 配 置 された 人 員 のみでは 査 察 の 適 正 な 執 行 が 困 難 な 場 合 に 署 長 は 消 防 長 に 査 察 員 の 派 遣 を 要 請 することができ 消 防 長 はこれに 応 じることを 規 定 するもの 機 動 的 な 査 察 等 を 実 施 できる 体 制 作 りが 必 要

3 査 察 規 程 の 作 成 例 について 2 立 入 検 査 実 施 計 画 の 策 定 執 行 方 針 及 び 計 画 (1) 消 防 長 は 査 察 を 適 正 かつ 効 果 的 に 実 施 するための 方 針 ( 執 行 方 針 )を 定 めることを 規 定 執 行 方 針 は 火 災 予 防 上 の 対 応 の 必 要 性 が 高 い 防 火 対 象 物 を 重 点 的 に 立 入 検 査 するために 優 先 順 位 を 明 確 化 しておくことが 必 要 また 査 察 対 象 物 の 用 途 規 模 収 容 人 員 等 による 一 般 的 火 災 危 険 性 のほか 過 去 の 立 入 検 査 における 指 摘 の 改 修 状 況 なども 考 慮 することが 重 要 予 防 行 政 上 の 必 要 性 から 判 断 し 長 期 間 立 入 検 査 が 未 実 施 となる 査 察 対 象 物 が 生 じないよう 火 災 危 険 等 に 応 じた 立 入 検 査 の 実 施 頻 度 についても 考 慮 する 必 要 がある (2) 署 長 は 執 行 方 針 に 基 づき 立 入 検 査 実 施 計 画 を 策 定 し 消 防 長 に 報 告 することを 規 定 立 入 検 査 実 施 計 画 とは 立 入 検 査 の 実 施 方 法 ( 実 施 時 期 実 施 項 目 等 ) 実 施 者 その 他 必 要 な 事 項 を 定 めた 計 画 をいい 年 間 の 立 入 検 査 実 施 ( 予 定 ) 防 火 対 象 物 数 のみを 定 めるのではなく 計 画 段 階 において 具 体 的 に 防 火 対 象 物 名 等 を 特 定 しておくことが 必 要 立 入 検 査 台 帳 防 火 対 象 物 データベース 等 において 管 轄 区 域 内 の 防 火 対 象 物 について 網 羅 的 にその 概 要 や 点 検 結 果 報 告 等 の 自 主 管 理 の 実 施 状 況 違 反 の 有 無 等 の 過 去 の 立 入 検 査 の 実 施 状 況 及 びその 結 果 を 把 握 し 立 入 検 査 計 画 の 策 定 に 活 用 できる 体 制 を 構 築 しておくことが 必 要

3 査 察 規 程 の 作 成 例 について 3 進 捗 状 況 及 び 違 反 状 況 の 管 理 (1) 執 行 状 況 の 報 告 1 署 長 は 査 察 の 執 行 状 況 を 定 期 に 消 防 長 に 報 告 することを 規 定 2 消 防 長 は 必 要 と 認 めるときは 署 長 に 査 察 の 執 行 状 況 について 報 告 を 求 め 又 は 必 要 な 指 示 をすることを 規 定 消 防 長 が 管 内 の 査 察 の 執 行 状 況 を 一 元 的 に 把 握 することができるよう 署 長 は 査 察 の 執 行 状 況 について 定 期 に 消 防 長 に 報 告 することを 規 定 また 法 令 違 反 是 正 又 は 火 災 危 険 等 の 排 除 のた め 特 に 必 要 があると 認 めるときは 随 時 署 長 に 査 察 の 執 行 状 況 について 報 告 を 求 め 又 は 法 令 違 反 の 是 正 若 しくは 火 災 危 険 等 の 排 除 のための 措 置 について 指 示 すべき 旨 を 規 定 するもの 報 告 すべき 内 容 や 頻 度 方 法 等 について 具 体 的 に 定 めることが 必 要 (2) 執 行 方 針 及 び 査 察 の 執 行 体 制 の 見 直 し 消 防 長 は 査 察 の 執 行 状 況 を 管 理 し 毎 年 度 執 行 方 針 及 び 査 察 の 執 行 体 制 の 見 直 しを 行 うこ とを 規 定 消 防 本 部 における 査 察 の 執 行 状 況 を 管 理 し 毎 年 度 執 行 方 針 及 び 査 察 執 行 体 制 の 見 直 しを 行 う ことで PDCAサイクルにより 改 善 の 取 組 を 実 施 していく 旨 を 規 定 するもの 消 防 本 部 として 査 察 を 実 施 するために 十 分 な 体 制 が 確 保 されているかどうか 定 期 的 に 検 証 を 行 うことが 必 要 また 毎 年 度 の 立 入 検 査 実 施 計 画 の 達 成 度 違 反 処 理 の 進 捗 度 合 い 等 を 検 討 して 次 年 度 以 降 の 体 制 に 反 映 させる 等 PDCAサイクルにより 改 善 の 取 組 を 継 続 することが 必 要

3 査 察 規 程 の 作 成 例 について 4 違 反 是 正 指 導 及 び 違 反 処 理 への 移 行 (1) 改 修 ( 計 画 ) 報 告 書 の 提 出 消 防 長 又 は 署 長 は 査 察 対 象 物 に 法 令 違 反 の 事 実 又 は 火 災 危 険 等 があることを 確 認 した 場 合 は 権 限 を 有 するものに 改 修 ( 計 画 ) 報 告 書 の 提 出 を 求 めることを 規 定 ただし 口 頭 による 是 正 指 導 により 直 ちに 法 令 違 反 が 是 正 され 又 は 火 災 危 険 等 が 排 除 された 場 合 はこの 限 りではない 査 察 対 象 物 に 法 令 違 反 の 事 実 又 は 火 災 危 険 等 があることを 確 認 したときに 提 出 期 限 を 定 めて 権 限 を 有 する 者 に 法 令 違 反 等 の 改 善 の 報 告 や 改 善 計 画 ( 今 後 の 是 正 方 向 や 是 正 計 画 )の 提 出 を 求 める 提 出 された 改 修 ( 計 画 ) 報 告 書 は 是 正 内 容 が 法 令 基 準 に 沿 った 適 切 なものであるかを 確 認 し 以 下 の 場 合 は 報 告 内 容 の 修 正 等 を 求 める 内 容 に 具 体 性 がない 場 合 内 容 に 不 明 な 点 がある 場 合 法 令 違 反 の 是 正 又 は 火 災 危 険 等 の 排 除 を 行 う 期 限 が 適 切 でない 場 合 法 令 違 反 の 是 正 又 は 火 災 危 険 等 の 排 除 を 行 う 期 限 については 違 反 処 理 標 準 マニュアルの 履 行 期 限 を 参 照 ( 例 ) 消 防 計 画 の 未 作 成 2 週 間 以 内 消 火 通 報 及 び 避 難 訓 練 未 実 施 1か 月 以 内 自 動 火 災 報 知 設 備 の 未 設 置 延 べ 面 積 500m2では2か 月 以 内 延 べ 面 積 500m2 以 上 1000m2 未 満 では3か 月 以 内 延 べ 面 積 1000m2 以 上 では4か 月 以 内

3 査 察 規 程 の 作 成 例 について 4 違 反 是 正 指 導 及 び 違 反 処 理 への 移 行 (2) 違 反 処 理 への 移 行 消 防 長 又 は 消 防 署 長 は 次 に 掲 げる 場 合 には 違 反 処 理 を 行 うと 規 定 1 提 出 期 限 を 過 ぎても 改 善 ( 計 画 ) 報 告 書 が 提 出 されない 場 合 2 提 出 された 改 善 ( 計 画 ) 報 告 書 の 内 容 に 不 備 があり かつ その 報 告 書 の 是 正 を 指 導 したに もかかわらず 応 じない 場 合 3 改 善 ( 計 画 ) 報 告 書 に 記 載 された 期 限 までに 法 令 違 反 等 の 是 正 が 完 了 していない 場 合 4 法 令 違 反 の 事 実 又 は 火 災 危 険 等 があることが 明 白 で かつ 直 ちに 違 反 処 理 を 行 う 必 要 があ る 場 合 ただし 違 反 処 理 を 一 定 期 間 留 保 すべき 特 段 の 事 情 があると 認 める 場 合 であって 防 火 対 象 物 の 位 置 構 造 設 備 又 は 管 理 の 状 況 から 判 断 して 直 ちに 違 反 処 理 を 行 わなくとも 当 該 期 間 にお いて 火 災 の 発 生 又 は 延 焼 のおそれが 著 しく 少 なく かつ 火 災 等 の 災 害 による 被 害 を 最 小 限 度 に 止 めることができると 認 めるときはこの 限 りではない 違 反 処 理 を 一 定 期 間 留 保 すべき 特 段 の 事 情 ( 例 ) 都 市 計 画 等 により 違 反 建 物 の 取 壊 し 移 転 等 の 工 事 が 具 体 化 している 場 合 違 反 建 物 の 所 有 権 等 の 権 利 関 係 について 係 争 中 で 違 反 処 理 の 名 宛 て 人 が 特 定 できない 場 合 社 会 通 念 上 違 反 処 理 を 留 保 すべき 特 段 の 事 情 がある 場 合 違 反 処 理 に 移 行 すべき 一 定 の 要 件 に 該 当 した 場 合 に 躊 躇 することなく 違 反 処 理 に 移 行 すること を 規 定 したもの 特 に 人 命 危 険 が 高 いものを 優 先 して 違 反 処 理 を 行 うことが 重 要 また 違 反 処 理 の 留 保 要 件 については 要 領 等 に 具 体 的 に 明 示 しておくことが 必 要 違 反 処 理 を 留 保 する 場 合 は その 違 反 の 様 態 危 険 性 緊 急 性 比 例 原 則 との 均 衡 などにつ いても 十 分 な 検 討 を 行 い その 説 明 責 任 や 消 防 機 関 の 権 限 不 履 行 を 理 由 とする 損 害 賠 償 請 求 等 の 可 能 性 等 についても 考 慮 しておくことが 必 要