平 成 25 年 度 研 修 会 資 料 平 成 26 年 2 月 乳 用 牛 群 検 定 全 国 協 議 会
目 次 講 演 先 進 ツールを 活 用 した 酪 農 経 営 島 根 県 出 雲 市 酪 農 家 川 上 哲 也 氏 講 演 牛 群 検 定 成 績 を 活 用 したハードヘルス 酪 農 学 園 大 学 獣 医 学 群 獣 医 学 類 衛 生 環 境 学 分 野 ハードヘルス 学 / 予 防 衛 生 学 生 産 動 物 健 康 管 理 学 教 授 中 田 健 氏
先 進 ツールを 活 用 した 酪 農 経 営 講 師 : 島 根 県 出 雲 市 酪 農 家 川 上 哲 也 氏
先 進 ツールを 活 用 した 酪 農 経 営 出 雲 平 野 - 1 -
60 年 に1 度 の 遷 宮 が 行 われました デラウエアのハウス 栽 培 は 出 雲 市 が 日 本 一 の 産 地 です - 2 -
1 生 乳 生 産 量 (t) 年 H20 H21 H22 H23 H24 島 根 県 62,441 61,395 58,834 59,207 63,700 島 根 中 央 酪 農 13,084 12,212 11,444 11,213 12,229 川 上 牧 場 390 373 318 342 332 2 生 乳 販 売 額 ( 百 万 円 ) 年 H20 H21 H22 H23 H24 島 根 県 6,169 6,525 6,199 6,257 6,748 島 根 中 央 酪 農 1,375 1,395 1,302 1,281 1,271 川 上 牧 場 35 39 32 35 34 S61 年 鳥 取 県 岩 美 郡 国 府 町 ( 現 鳥 取 市 ) 生 まれ 最 終 学 歴 : 鳥 取 県 農 業 大 学 校 職 歴 : 鳥 取 県 酪 農 ヘルパー 組 合 (H18~H21) H21.4.1 Iターン 就 農 - 3 -
1 飼 養 頭 数 経 産 牛 45 頭 ( 平 均 年 齢 3.38 歳 ) 育 成 牛 23 頭 2 経 営 地 の 概 要 畜 舎 家 屋 用 地 1,079m2 内 訳 鉄 骨 牛 舎 430m2 育 成 乾 乳 牛 舎 198m2 木 造 牛 舎 228m2 その 他 223m2 3 労 働 力 本 人 父 各 340 日 本 人 は 搾 乳 飼 養 管 理 父 は 堆 肥 製 造 販 売 経 営 管 理 簿 記 を 担 当 妻 は 子 供 が 幼 いため 夕 方 の 搾 乳 作 業 のみ 担 当 - 4 -
4 経 営 実 績 販 売 乳 量 :332トン 販 売 額 :34,131 千 円 経 産 牛 1 頭 当 販 売 額 :726 千 円 所 得 率 :22.6% 乳 飼 比 :42.7 5 乳 量 乳 質 繁 殖 成 績 経 産 牛 1 頭 当 乳 量 :7,522kg 乳 脂 率 :3.78% 無 脂 固 形 分 :8.78% 平 均 種 付 回 数 :2.7 回 平 均 分 娩 間 隔 :14.9 月 - 5 -
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1 牛 群 検 定 の 積 極 的 利 用 2 高 能 力 牛 群 の 早 期 造 成 3 事 故 低 減 対 策 の 徹 底 4 安 定 的 な 収 益 の 確 保 1 繁 殖 台 帳 Webシステムによる 繁 殖 管 理 2 牛 群 検 定 データの 検 討 検 証 - 8 -
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オブシンクの 変 法 で 超 波 診 断 装 置 等 によ り 機 能 性 体 (20mm 以 上 )を 確 認 した PGF2α を 投 与 投 与 2 後 にGnRH,3 後 に 授 精 する プログラム オブシンク Day0 Day7 Day9 Day10 GnRH PGF2α GnRH AI ウルトラシンク Day0 Day2 Day3 PGF2α GnRH AI 検 診 3 後 3 週 間 後 検 診 4 週 間 後 検 診 PGF2α 授 精 発 情 チェック 妊 娠 鑑 定 (30 ) GnRH 発 情 状 態 & 出 体 確 認 受 精 卵 移 植 毎 週 の 検 診 により 不 受 胎 の 早 期 発 治 療 発 情 確 認 により 授 精 & 移 植 するチャンスが 確 実 に 増 える - 10 -
出 血 があった 発 情 かも? 変 な 粘 液 が 出 ていたetc 繁 殖 検 診 日 (1 週 目 ) 3 日 後 種 付 け3 週 間 後 の 繁 殖 検 診 4 週 間 後 PG+GnRH (ウルトラシン ク) AI 発 情 チェック 妊 娠 鑑 定 (30 日 ) 発 情 状 態 & 出 血 黄 体 確 認 移 植 (ET) orai 実 質 空 胎 日 数 が 無 くなるはず!! 経 産 牛 100 頭 妊 娠 牛 率 20%の 牛 群 毎 月 10 頭 分 娩 するとして ウルトラシンクの 妊 娠 率 は40%とします あくまで 計 算 上 ですよ - 11 -
開 始 1ヶ 月 2ヶ 月 3ヶ 月 4ヶ 月 5ヶ 月 6ヶ 月 受 精 頭 数 妊 娠 牛 分 娩 牛 妊 娠 率 80 頭 58 頭 45 頭 37 頭 32 頭 30 頭 28 頭 20 頭 42 頭 55 頭 63 頭 68 頭 70 頭 72 頭 10 頭 10 頭 10 頭 10 頭 10 頭 10 頭 20% 42% 55% 63% 68% 70% 72 % - 12 -
乳 量 BCS 50 45 40 35 30 25 20 15 10 5 3.5 3.25 2.75 2.5 2.25 0 50 100 150 200 250 300 350 400 450 搾 乳 日 数 3 2-100 0 100 200 300 400 搾 乳 日 数 313 337 339 345 348 350 353 355 359 361 364 366 368 313 337 339 342 345 348 350 353 355 358 360 362 365 334 338 344 346 349 352 354 357 360 362 365 367 334 338 341 344 346 349 352 354 357 359 361 364 366 1 初 妊 牛 から 後 継 牛 を 取 得 2 繁 殖 台 帳 Webシステムで 種 雄 牛 選 択 3 雌 雄 判 別 精 液 を 利 用 - 13 -
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1 代 謝 病 の 予 防 2 乳 房 炎 対 策 P/F 1.3 1.2 1.1 1 0.9 0.8 0.7 0.6 0 50 100 150 200 250 300 350 400 450 搾 乳 日 数 313 337 339 345 348 350 353 355 359 361 364 366 368 334 338 344 346 349 352 354 357 360 362 365 367-16 -
リニアスコア 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0-1 0 50 100 150 200 250 300 350 400 450 搾 乳 日 数 313 337 339 345 348 350 353 355 359 361 364 366 368 334 338 344 346 349 352 354 357 360 362 365 367-17 -
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1 牛 群 検 定 成 績 に 基 づく 飼 料 給 与 2 イネWCSや 河 川 草 刈 ロールの 活 用 3 淘 汰 牛 を 妊 娠 牛 にして 販 売 4 経 産 牛 からのET 和 牛 F1の 生 産 - 19 -
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搾 乳 牛 へ 給 与 - 21 -
1 乳 量 乳 質 の 向 上 2 繁 殖 成 績 の 向 上 3 事 故 率 の 低 減 4 収 益 性 のUP - 22 -
35 34 33 32 31 30 29 28 27 26 25-23 -
就 農 直 後 現 在 147 138 3.0 回 1.7 回 1 組 合 活 動 等 共 進 会 への 参 加 酪 農 後 継 者 会 への 参 加 2 酪 農 教 育 ファーム 認 定 地 元 農 業 高 校 インターンシップ 受 け 入 れ 保 育 園 幼 稚 園 等 の 積 極 的 受 け 入 れ - 24 -
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1 暑 熱 対 策 の 検 討 2 搾 乳 牛 舎 の 効 率 的 利 用 ご 静 聴 ありがとうございました - 29 -
牛 群 検 定 成 績 を 活 用 したハードヘルス 講 師 : 酪 農 学 園 大 学 獣 医 学 群 獣 医 学 類 衛 生 環 境 学 分 野 ハードヘルス 学 / 予 防 衛 生 学 生 産 動 物 健 康 管 理 学 教 授 中 田 健 氏
平 成 25 年 度 全 国 乳 用 牛 群 検 定 促 進 事 業 に 係 る 濃 密 研 修 会 ( 乳 用 牛 群 全 国 協 議 会 主 催 ) 2014 年 02 月 20 日 ( 東 京 ) 27 日 ( 福 岡 ) 牛 群 検 定 成 績 を 活 用 したハードヘルス 中 田 健 酪 農 学 園 大 学 獣 医 学 群 獣 医 学 類 衛 生 環 境 学 分 野 ハードヘルス 学 / 予 防 衛 生 学 生 産 動 物 健 康 管 理 学 1 内 容 乳 用 牛 のハードヘルスの 考 え 方 生 産 情 報 の 利 用 と 限 界 実 際 の 利 用 例 2-31 -
生 産 疾 病 繁 殖 等 の 問 題 の 考 え 方 対 象 は 乳 牛 乳 牛 グループ 酪 農 家 ( 牛 群 ) 酪 農 家 の 集 団 ( 地 域 ) 3 乳 牛 による 乳 生 産 とは( 期 待 ) 2009 2010 2011 2012 2013 乳 牛 1 乳 牛 2 乳 牛 3 乳 牛 4 乳 牛 5 全 頭 の 合 計 の 変 化 生 産 量 生 産 コスト 4-32 -
乳 牛 による 乳 生 産 とは( 現 実 ) 2009 2010 2011 2012 2013 乳 牛 1 乳 牛 2 乳 牛 3 : 廃 用 : 治 療 乳 牛 4 乳 牛 5 全 頭 の 合 計 の 変 化 生 産 量 生 産 コスト 5 生 産 を 安 定 化 させる 項 目 例 1. 頭 数 : 推 移 ( 労 働 N 数 ) 2. 牛 群 構 成 : 産 次 別 頭 数 割 合 ( 生 産 の 基 礎 能 力 ) 3. 乳 生 産 能 力 : 乳 量 泌 乳 曲 線 など( 個 の 生 産 力 ) 4. 分 娩 時 期 : 分 布 ( 年 間 の 生 産 バランス) 5. 分 娩 間 隔 ( 個 の 生 産 サイクル) 6. 授 精 受 胎 率 ( 生 産 サイクルの 効 率 ) 7. 発 情 発 見 率 ( 生 産 サイクルの 効 率 ) 8. 疾 病 の 発 生 状 況 ( 生 産 サイクルの 効 率 ) 9. 環 境 飼 養 管 理 ( 仕 事 環 境 整 備 ) 6-33 -
項 目 間 の 関 係 1. 頭 数 : 推 移 ( 労 働 N 数 ) 2. 牛 群 構 成 : 産 次 別 頭 数 割 合 ( 生 産 の 基 礎 能 力 ) 3. 乳 生 産 能 力 : 乳 量 泌 乳 曲 線 など( 個 の 生 産 力 ) 4. 分 娩 時 期 : 分 布 ( 年 間 の 生 産 バランス) 5. 分 娩 間 隔 ( 個 の 生 産 サイクル) 6. 授 精 受 胎 率 ( 生 産 サイクルの 効 率 ) 7. 発 情 発 見 率 ( 生 産 サイクルの 効 率 ) 8. 疾 病 の 発 生 状 況 ( 生 産 サイクルの 効 率 ) 9. 環 境 飼 養 管 理 ( 仕 事 環 境 整 備 ) 要 因 結 果 7 改 善 の 方 向 性 生 産 環 境 の 違 い: 後 継 牛 管 理 による 分 類 例 搾 乳 子 牛 哺 育 育 成 有 有 無 自 家 育 成 育 成 預 託 有 有 無 無 無 無 無 哺 乳 育 成 預 託 購 入 農 家 8-34 -
生 産 環 境 の 違 い: 飼 料 生 産 による 分 類 例 搾 乳 有 粗 飼 料 生 産 無 有 TMRセ ンター 利 用 無 利 用 粗 飼 料 購 入 無 有 有 無 無 無 自 給 9 XX 管 理 から 生 産 性 へ ~ 物 事 の 捉 え 方 考 え 方 で 対 応 が 変 わる~ X X 管 理 Black Box 生 産 性 の 改 善 10-35 -
環 境 個 体 X X 管 理 個 体 その 環 境 を 含 める Black Box 生 産 性 の 改 善 11 農 場 ( 人 ) グループ/ 群 作 業 管 理 を 含 める グループ/ 群 環 境 環 境 個 体 管 理 個 体 管 理 Black Box Black Box 生 産 性 生 産 性 環 境 環 境 個 体 管 理 個 体 管 理 Black Box Black Box 生 産 性 生 産 性 12-36 -
地 域 ( 気 候 飼 料 自 給 産 業 位 置 付 けなど) 地 農 場 農 場 農 場 域 ( 地 区 ) 農 場 BB BB BB BB BB BB BB BB BB BB BB BB BB BB BB BB BB 農 場 農 場 BB 群 環 境 個 体 BB BB BB BB BB BB 農 場 農 場 農 場 BB BB BB BB BB BB BB BB BB BB BB BB 13 X X 管 理 XX 管 理 から 生 産 性 へ Black Box 生 産 性 の 改 善 問 題 の 捉 え 方 により 対 応 効 果 が 異 なる 14-37 -
乳 牛 による 乳 生 産 とは( 現 実 ) 2009 2010 2011 2012 2013 乳 牛 1 乳 牛 2 乳 牛 3 : 廃 用 : 治 療 乳 牛 4 乳 牛 5 全 頭 の 合 計 の 変 化 生 産 量 生 産 コスト 15 予 防 を 中 心 とした 考 え 方 ( 産 業 動 物 ) 地 域 群 グループ 個 体 第 1 次 予 防 健 康 増 進 第 2 次 予 防 早 期 発 見 治 療 第 3 次 予 防 疾 病 治 療 健 康 環 境 要 因 病 態 疾 病 遺 伝 的 要 因 16-38 -
農 場 内 での 伝 染 性 疾 患 蔓 延 防 止 対 策 ( 乳 房 炎 趾 皮 膚 炎 サルモネラ 症...) 発 症 = 病 原 体 + 免 疫 力 + ストレス 予 防 = 病 原 体 + 免 疫 力 + ストレス Infection pressure: 感 染 圧 リスク 17 多 因 子 性 疾 患 の 予 防 ( 乳 用 牛 ) 発 症 = 分 娩 + 泌 乳 + 産 次 数 + 危 険 因 子 1 + 危 険 因 子 2 重 取 要 り な 除 危 け 険 な 因 い 子 因 群 子 群 顕 在 潜 在 する その 他 の 因 子 を コントロール 予 防 = 分 娩 + 泌 乳 + 産 次 数 + 危 険 因 子 1 + 危 険 因 子 2 18-39 -
換 気 不 良 ストールが 狭 い 予 防 の 重 要 性 疾 病 発 生 閾 値 臨 床 型 疾 病 潜 在 性 疾 病 飼 槽 が 汚 い 密 飼 い 生 産 性 低 下 社 会 的 順 位 リスク(ストレス)の 蓄 積 多 因 子 性 疾 患 の 予 防 のイメージ(1) - 因 子 の 除 去 - 発 症 予 防 病 気 (Clinical) 泌 乳 病 態 (Subclinical) 産 次 数 危 険 因 子 危 険 因 子 危 険 因 子 分 娩 危 険 因 子 異 常 なし(Healthy) 危 険 因 子 泌 乳 産 次 数 危 険 因 子 分 娩 危 険 因 子 20-40 -
多 因 子 性 疾 患 の 予 防 のイメージ(2) - 良 い 管 理 へのトレード- 発 症 予 防 病 気 (Clinical) 産 次 数 危 険 因 子 泌 乳 危 険 因 子 危 険 因 子 分 娩 危 険 因 子 病 態 (Subclinical) 異 常 なし(Healthy) 泌 乳 危 険 因 子 危 険 因 子 産 次 数 分 娩 良 い 管 理 危 険 因 子 危 険 因 子 21 健 康 管 理 疾 病 予 防 は 集 団 管 理 ポピュレーションストラテジーにより 全 体 を 健 康 な 群 へシフトさせること * 相 対 リスク: 正 常 高 値 の 発 生 率 基 準 (1 人 / 年 /10 万 人 ) 1 1000 万 人 8 正 常 相 対 リスク 1 10 万 人 2 パラメーター 異 常 1 正 常 高 値 : 発 生 数 = 相 対 リスク(1): 人 数 (1000 万 )=100 人 2ハイリスク: 発 生 数 = 相 対 リスク(8): 人 数 (10 万 )=8 人 22-41 -
予 防 の 考 え 方 _ 生 産 動 物 * 生 産 に 伴 う 問 題 は その 農 場 内 の 多 くのリス ク( 確 率 を 高 める) 因 子 の 総 合 的 な 結 果 である * 対 象 とする 動 物 群 の 生 産 システムを 理 解 す ること * 対 象 とする 動 物 群 の 全 体 的 な 生 産 の 周 期 特 徴 を 把 握 しておく *ポイント( 時 期 対 象 動 物 の 特 徴 など)を 絞 る ことが 大 切 * 管 理 の 重 要 ポイントを 確 認 する 牛 群 検 定 成 績 から 分 かる 内 容 1. 頭 数 : 推 移 ( 労 働 N 数 ) 2. 牛 群 構 成 : 産 次 別 頭 数 割 合 ( 生 産 の 基 礎 能 力 ) 3. 乳 生 産 能 力 : 乳 量 泌 乳 曲 線 など( 個 の 生 産 力 ) 4. 分 娩 時 期 : 分 布 ( 年 間 の 生 産 バランス) 5. 分 娩 間 隔 ( 個 の 生 産 サイクル) 6. 授 精 受 胎 率 ( 生 産 サイクルの 効 率 ) 7. 発 情 発 見 率 ( 生 産 サイクルの 効 率 ) 8. 疾 病 の 発 生 状 況 ( 生 産 サイクルの 効 率 ) 9. 環 境 飼 養 管 理 ( 仕 事 環 境 整 備 ) 24-42 -
内 容 乳 用 牛 のハードヘルスの 考 え 方 生 産 情 報 の 利 用 と 限 界 実 際 の 利 用 例 25 支 援 者 にとって 農 家 訪 問 は 時 間 の 流 れの 中 の 一 時 点 ( 横 断 的 な 事 象 の 分 析 ) 現 在 に 至 るイメージを 広 めたい 26-43 -
生 産 情 報 に 求 めるもの 1. 過 去 の 情 報 背 景 経 過 の 理 解 客 観 的 な 評 価 ( 問 題 疾 病 の 発 生 ) 現 状 の 予 測 話 題 の 共 有 2. 現 在 の 情 報 予 測 した 現 状 の 確 認 改 善 策 の 妥 当 性 の 評 価 27 酪 農 : 農 家 に 関 する 情 報 家 畜 保 健 衛 生 所 : 抗 体 価 家 畜 監 視 伝 染 病 発 生 状 況 農 業 協 同 組 合 : 経 営 生 産 状 況 農 業 共 済 組 合 : 病 傷 死 廃 事 故 状 況 乳 用 牛 群 検 定 組 合 : 乳 量 乳 質 繁 殖 人 工 授 精 師 協 会 : 人 工 授 精 状 況 飼 料 メーカー : 飼 料 分 析 飼 料 設 計 28-44 -
酪 農 家 所 有 のデータ 乳 検 ( 牛 検 )データ( 個 体 > 農 場 ) 飼 養 繁 殖 乳 質 衛 生 改 良 NOSAIカルテデータ( 個 体 > 農 場 ) 病 傷 事 故 死 亡 廃 用 売 却 農 協 データ( 個 体 < 農 場 ) 生 産 乳 質 (バルク) 経 営 ( 組 合 員 勘 定 ) 29 乳 検 ( 牛 検 )データ (INDRECM4.dat/COW RESULT.dat, COW DATA.dat) 個 体 情 報 乳 量 乳 質 体 細 胞 数 繁 殖 関 連 情 報 30-45 -
乳 用 牛 群 検 定 加 入 農 家 頭 数 割 合 (2013 家 畜 改 良 事 業 団 ) (%) 80 70 60 50 40 30 20 10 0 検 定 農 家 比 率 検 定 牛 比 率 NOSAIカルテデータ 例 病 名 コード 発 病 月 日 - 分 娩 年 月 日 = 分 娩 後 日 数 転 帰 治 癒 抽 出 : 終 診 月 日 - 初 診 月 日 = 診 療 期 間 病 名 コード: 特 定 の 病 名 件 数 発 病 年 月 32-46 -
農 協 データ( 組 合 員 勘 定 データ) 例 農 場 の1 年 間 の 状 況 を 知 ることができる 他 にも 農 場 の 経 営 状 況 を 把 握 するのに 貴 重 な 情 報 Q. 乳 牛 の 分 娩 間 隔 の 最 頻 値 中 央 値 は? 分 娩 間 隔 を10 日 間 隔 で 区 切 る 平 均 分 娩 間 隔 428 日 (2008 年 北 海 道 ) 34-47 -
平 均 イメージは? 35 平 均 値?= 正 規 分 布? 36-48 -
平 均 値 は 代 表 値? - 全 体 を 評 価 するために 37 代 表 値 ( 平 均 値 中 央 値 最 頻 値 ) 例 : 乾 乳 日 数 別 頭 数 の 分 布 ( 北 海 道 ) 最 頻 / 中 央 値 平 均 値 (67) n=129,585 38 個 体 の305 日 間 成 績 ( 北 酪 検 2008) - 49 -
参 考 : 乾 乳 日 数 別 の305 日 乳 量 ( 北 海 道 ) 39 個 体 の305 日 間 成 績 ( 北 酪 検 2008) 代 表 値 : 平 均 値 最 頻 値 中 央 値 度 数 分 布 (ヒストグラム)と 代 表 値 の 大 小 の 関 係 左 右 対 称 左 に 偏 っている 右 に 偏 っている 平 均 値 中 央 値 最 頻 値 最 頻 値 平 均 値 中 央 値 平 均 値 最 頻 値 中 央 値 平 均 値 中 央 値 最 頻 値 平 均 値 > 中 央 値 > 最 頻 値 平 均 値 < 中 央 値 < 最 頻 値 40-50 -
データ 例 成 乳 牛 死 廃 事 故 の 分 娩 後 日 数 (2008 年 度 ) 北 海 道 成 乳 牛 死 廃 事 故 の 分 娩 後 日 数 : 要 約 ( 基 本 ) 統 計 量 (n=35324) 分 析 数 欠 損 値 の 数 平 均 標 準 偏 差 中 央 値 最 頻 値 30123 5201 126.9 165.5 48.0 2.0 平 均 値 > 中 央 値 > 最 頻 値 左 に 偏 っている? 最 頻 値 中 央 値 平 均 値 北 海 道 NOSAI(2009) 41 棒 グラフ 成 乳 牛 の 分 娩 後 日 数 別 死 廃 頭 数 の 分 布 (2008 年 度 ) 最 頻 値 2.0 N=30,123 中 央 値 48.0 平 均 値 126.9 箱 ヒゲ 図 Q0 Q1 Q2 Q3 0 9 48 199 42 北 海 道 NOSAI 連 合 会 (2009) - 51 -
代 表 値 ( 平 均 値 中 央 値 最 頻 値 ) 例 : 所 得 金 額 階 級 別 にみた 世 帯 数 の 相 対 度 数 分 布 ( 厚 生 労 働 省 ) 平 均 と 中 央 値 の 差 120 万 円 43 Q. 乳 牛 の 分 娩 間 隔 の 最 頻 値 中 央 値 は? 分 娩 間 隔 を10 日 間 隔 で 区 切 る * 最 頻 値 : 一 番 山 の 高 いところ * 中 央 値 : 真 ん 中 のところ ( 参 考 : 平 均 値 :428 日 北 海 道 ) 44-52 -
ヒント: 平 均 分 娩 間 隔 空 胎 / 初 回 授 精 日 数 の 推 移 450 400 350 300 分 娩 間 隔 平 均 空 胎 日 数 分 娩 後 平 均 初 回 授 精 日 数 分 娩 間 隔 2008 431 北 海 道 428 都 府 県 441 日 数 250 200 150 100 空 胎 日 数 初 回 授 精 日 数 155 91 50 1985 1986 1987 1988 1989 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 年 家 畜 改 良 事 業 団 45 ヒント: 分 娩 後 授 精 受 胎 率 の 推 移 初 回 受 胎 率 1_3 回 受 胎 率 70 65 60 初 回 受 胎 率 受 胎 率 (%) 55 1~3 回 受 胎 率 50 46.1% 45 44.6% 40 1985 1986 1987 1988 1989 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 年 家 畜 改 良 事 業 団 46-53 -
代 表 値 ( 平 均 値 中 央 値 最 頻 値 ) 例 : 分 娩 間 隔 別 頭 数 の 分 布 ( 北 海 道 ) N=131,457 全 体 の29% 最 頻 値 360 中 央 値 400 平 均 値 どのような 牛 が 多 いのか? 産 次 グループ 乳 量 季 節 47 個 体 の305 日 間 成 績 ( 北 酪 検 2008) 代 表 値 ( 平 均 値 中 央 値 最 頻 値 ) 例 : 分 娩 間 隔 別 頭 数 の 分 布 ( 北 海 道 ) 最 頻 値 VWP(60~80 日 ) 経 産 牛 の 初 回 授 精 受 胎 率 46%の 影 響 N=131,457 中 央 値 平 均 値 (428) 48 個 体 の305 日 間 成 績 ( 北 酪 検 2008) - 54 -
初 産 分 娩 月 齢 / 分 娩 間 隔 2010 年 4 月 北 酪 検 乳 検 集 計 2012 年 5 月 (24) (19) (15) (12) (31) 分 娩 平 均 : 過 去 1 年 間 に 分 娩 した 牛 の 平 均 分 娩 間 隔 予 定 平 均 : 現 在 妊 娠 が 確 認 されている 牛 の 前 回 分 娩 日 から 次 回 分 娩 予 定 日 までの 平 均 分 娩 間 隔 予 定 平 均 > 分 娩 平 均 : 今 後 分 娩 間 隔 が 延 長 することが 予 想 される 初 産 分 娩 月 齢 : 目 標 値 24ヶ 月 ( 北 海 道 平 均 25ヶ 月 ) 分 娩 間 隔 : 北 海 道 平 均 434 日 (2012 年 5 月 北 酪 検 ) 35 30 25 20 15 初 産 分 娩 月 齢 / 分 娩 間 隔 受 胎 頭 数 割 合 % 2010 年 4 月 北 酪 検 乳 検 集 計 10 2012 年 5 月 (24) (19) (15) (12) (31) (426) 5 分 娩 平 均 : 過 去 1 年 間 に 分 娩 した 牛 の 平 均 分 娩 間 隔 予 定 平 均 0: 現 在 妊 娠 が 確 認 されている 牛 の 前 回 分 娩 日 から 次 回 分 娩 予 定 日 までの 364 以 平 下 均 分 娩 365 間 隔 395 425 455 以 上 予 定 平 均 > 分 娩 平 均 : 今 後 分 娩 間 隔 が 延 長 することが 予 想 される 初 産 分 娩 月 齢 : 目 標 値 24ヶ 月 ( 北 海 道 平 均 25ヶ 月 ) 分 娩 間 隔 : 北 海 道 平 均 434 日 (2012 年 5 月 北 酪 検 ) - 55 -
検 定 頭 数 規 模 別 による 分 娩 間 隔 と 加 入 / 除 籍 牛 率 460 分 娩 間 隔 加 入 牛 率 除 籍 牛 率 40 分 娩 間 隔 ( 日 ) 450 440 430 420 35 30 25 20 加 入 / 除 籍 牛 率 (%) 410 15 検 定 頭 数 規 模 ( 頭 ) 北 海 道 酪 農 検 定 検 査 協 会 2012 51 産 乳 量 別 による 分 娩 間 隔 と 加 入 / 除 籍 牛 率 分 娩 間 隔 ( 日 ) 500 490 480 470 460 450 440 430 420 410 400 分 娩 間 隔 加 入 牛 率 除 籍 牛 率 40 35 30 25 20 15 加 入 / 除 籍 牛 率 (%) 産 乳 量 規 模 (t) 北 海 道 酪 農 検 定 検 査 協 会 2012 52-56 -
乳 量 階 層 別 による 分 娩 間 隔 と 加 入 / 除 籍 牛 率 分 娩 間 隔 加 入 牛 率 除 籍 牛 率 分 娩 間 隔 ( 日 ) 470 460 450 440 430 420 465 449 441 433 427 422 419 35 30 25 20 15 加 入 / 除 籍 牛 率 (%) 410 10 乳 量 階 層 別 分 類 (kg) 北 海 道 酪 農 検 定 検 査 協 会 2012 53 すると 1つの 数 値 平 均 値 に 惑 わされない 全 体 を 適 切 に 評 価 する 適 切 に 評 価 できる 適 切 な 対 応 できる 54-57 -
データを 扱 う 前 に 1. 要 約 統 計 量 分 布 を 確 認 しましょう ヒストグラム 箱 ひげ 図 散 布 図 など 2. 数 値 を 読 みましょう 数 値 データ カテゴリカルデータなど 算 出 母 体 とその 意 味 するものを 確 認 55 数 値 を 読 むためには 1. その 数 値 の 意 味 を 理 解 する 数 値 は 全 体 の 何 に 相 当 するのか 2. その 数 値 が 算 出 された 背 景 を 考 える 何 を 目 的 に 作 成 された 数 値 なのか 3. 標 本 (サンプル 集 団 )に 偏 りはないか 標 本 は 目 的 とする 母 集 団 と 同 じ 分 布 か 56-58 -
繁 殖 成 績 のモニタリング ( 農 場 全 体 の 繁 殖 状 況 の 評 価 に 適 しているのは) モニタリングの 項 目 1 更 新 率 2 初 産 月 齢 3 初 回 人 工 授 精 までの 日 数 4 初 回 授 精 受 胎 率 5 発 情 発 見 率 6 授 精 回 数 7 空 胎 日 数 8 分 娩 間 隔 死 亡 廃 用 売 却 ( 生 産 者 の 意 思 ) 分 娩 した 牛 の 数 値 不 受 胎 含 まず 受 胎 した 牛 の 数 値 授 精 開 始 日 産 次 により 変 動 発 情 観 察 管 理 形 態 により 変 動 授 精 開 始 時 期 発 情 発 見 率 により 変 動 受 胎 した 牛 だけの 数 値 2 回 以 上 分 娩 した 牛 だけの 数 値 57 酪 農 : 農 家 に 関 する 情 報 家 畜 保 健 衛 生 所 : 抗 体 価 家 畜 監 視 伝 染 病 発 生 状 況 農 業 協 同 組 合 : 経 営 生 産 状 況 農 業 共 済 組 合 : 病 傷 死 廃 事 故 状 況 乳 用 牛 群 検 定 組 合 : 乳 量 乳 質 繁 殖 人 工 授 精 師 協 会 : 人 工 授 精 状 況 飼 料 メーカー : 飼 料 分 析 飼 料 設 計 - 59 -
日 本 各 地 の 平 均 気 温 59 平 均 気 温 :2 月 寒 冷 ストレス 快 適 温 度 域 気 象 庁 HP 60 乳 牛 の 最 適 温 度 域 - 60 -
平 均 気 温 :8 月 快 適 温 度 域 暑 熱 ストレス 気 象 庁 HP 61 乳 牛 の 最 適 温 度 域 mm 35 500 35 30 25 20 15 10 5 0 5 10 15 1 月 2 月 3 月 降 水 量 (mm) 平 均 気 温 ( C) 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 最 高 気 温 ( C) 最 低 気 温 ( C) 9 月 10 月 11 月 12 月 450 400 350 300 250 200 150 100 50 0 江 別 市 vs 宮 崎 市 気 温 降 水 量 (1981-2010 年 平 均 : 気 象 庁 ) 江 別 市 ( 酪 農 学 園 大 学 ) 宮 崎 市 ( 宮 崎 大 学 ) 30 25 20 15 10 5 0 5 10 15 1 月 2 月 3 月 降 水 量 (mm) 平 均 気 温 ( C) 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 最 高 気 温 ( C) 最 低 気 温 ( C) 9 月 10 月 11 月 12 月 mm 500 450 400 350 300 250 200 150 100 50 0-61 -
日 本 は 南 北 に 長 い 島 国 気 候 亜 寒 帯 温 帯 亜 熱 帯 高 度 ( 海 抜 ) 気 温 ( 日 較 差 年 較 差 ) 土 壌 / 植 生 降 雨 量 降 雪 量 湿 度 日 照 時 間 農 地 ( 草 地 ) 面 積 生 乳 の 消 費 地 への 利 便 性 63 酪 農 業 は 外 部 の 環 境 に 影 響 を 受 ける 産 業 それぞれの 地 域 で 酪 農 産 業 の 位 置 づけ 取 り 組 みの 重 要 性 が 異 なる 場 合 が 多 い 社 会 学 的 な 考 え 方 も 必 要 - 62 -
家 保 メーカー 家 保 メーカー 家 保 メーカー 家 保 メーカー 家 保 メーカー JA NOSAI 授 精 師 JA 乳 検 NOSAI 授 精 師 JA 乳 検 NOSAI 授 精 師 JA 乳 検 NOSAI 授 精 師 JA 乳 検 NOSAI 授 精 師 乳 検 家 保 メーカー 家 保 メーカー 家 保 メーカー 家 保 メーカー 家 保 メーカー JA NOSAI 授 精 師 JA 乳 検 NOSAI 授 精 師 JA 乳 検 NOSAI 授 精 師 JA 乳 検 NOSAI 授 精 師 JA 乳 検 NOSAI 授 精 師 乳 検 酪 農 : 地 域 の 情 報 農 協 単 位 都 道 府 県 / 振 興 局 農 業 共 済 単 位 農 協 単 位 農 協 単 位 家 保 JA NOSAI 乳 検 授 精 師 メーカー 家 保 JA NOSAI 乳 検 授 精 師 メーカー 家 保 JA NOSAI 乳 検 授 精 師 メーカー 家 保 JA NOSAI 乳 検 授 精 師 メーカー 農 済 単 位 農 協 単 位 農 協 単 位 農 協 単 位 農 協 単 位 家 保 JA NOSAI 乳 検 授 精 師 メーカー 家 保 JA NOSAI 乳 検 授 精 師 メーカー 農 済 単 位 農 協 単 位 専 門 家 として 専 門 家 と 付 き 合 う 獣 医 師 授 精 師 普 及 員 検 定 員 皆 さん 農 場 の 状 況 を 知 る 1. 聞 く 聴 く 2. 視 る 3. 分 析 する 4. 評 価 する 共 有 入 り 口 考 え 方 理 想 求 めていること 生 産 者 生 産 システム 牛 乳 繁 殖 病 気 経 過 結 果 結 果 乳 生 産 の 専 門 家 社 長 視 る 分 析 評 価 分 析 評 価 66-63 -
訪 問 前 にできること 獣 医 師 授 精 師 普 及 員 検 定 員 皆 さん 農 場 の 状 況 を 知 る 1. 分 析 する 2. 予 測 する 3. 仮 説 をたてる 共 有 入 り 口 予 測 分 析 考 え 方 理 想 求 めていること 生 産 者 生 産 システム 牛 乳 繁 殖 病 気 経 過 結 果 結 果 67 牛 を 視 ることの 重 要 性 牛 / 情 報 を 視 るということは? * 適 切 な 時 期 に 適 切 に 評 価 すること( 知 識 と 分 析 能 力 が 必 要 ) システムの 変 更 餌 の 変 更 畜 舎 改 築 作 業 状 況 の 評 価 結 果 の 予 測 農 場 (システム) 分 娩 後 日 数 牛 のサイン 生 産 物 の 成 分 産 次 数 季 節 移 動 過 程 結 果 ( 効 果 有 / 無 し) - 64 -
デンマークの 酪 農 情 報 生 産 者 を 支 える 国 内 のシステム デンマーク 牛 データベース (the Danish Cattle Database (DCD))の 関 連 模 式 図 乳 業 メーカー 人 工 授 精 師 食 肉 検 査 場 獣 医 師 研 究 機 関 酪 農 家 : 入 力 : 出 力 デンマーク 牛 データベース ( 所 有 権 : 農 場 ) 政 府 の 生 産 動 物 登 録 機 関 による 調 整 酪 農 家 協 力 ( 助 言 ) 者 農 業 関 連 企 業 教 育 と 研 究 Introduction to Veterinary Epidemiology (2004) - 65 -
デンマーク 牛 連 合 会 (The Danish Cattle Federation) 4つの 機 関 により2002 年 に 発 足 デンマーク 農 業 機 構 (Danish Agriculture) デンマーク 乳 生 産 機 構 (The Danish Dairy Board) デンマーク 畜 産 機 構 (The Danish Livestock and Meat Board) デンマーク 人 工 授 精 協 会 (A.I. Center Dansire) 設 立 目 的 ; 牛 に 関 する 情 報 を 共 有 できる 形 で 融 合 する 対 外 的 に 確 固 たる 立 場 を 築 く (The purpose; unite all cattle related activities and interests within advisory service, research, development, business economics and politics (to gain a stronger position in relation to the surrounding world and to make the most efficient use of the resources)) デンマーク 牛 連 合 会 の 使 命 酪 農 家 の 収 益 をできる 限 り 高 めること 市 場 や 消 費 者 の 要 求 と, 農 場 のことをすべて 把 握 し, 時 代 に 最 適 な 生 産 物 をいち 早 く 市 場 に 提 供 する こと 乳 肉 生 産 はデンマーク 国 の 重 要 な 産 業 であり,EU 加 盟 国 の 一 員 として 農 畜 産 物 の 生 産 量 の 管 理 を 国 として 行 っていかなければならない さらに, 農 畜 産 物 を 輸 出 するデンマークは, 諸 海 外 の 需 要 に 応 えた 高 い 品 質 を 誇 る 生 産 物 を 作 らなければならない そのため, 国 で 農 業 の 状 況 を, 一 元 的 に 管 理 しなけ ればならず 必 然 的 にこのようなシステムが 必 要 と なってきたと 思 われる - 66 -
デンマーク 牛 データベース (DCD)の 内 容 乳 生 産 の 記 録 (Milk recording) 耳 標 (electronic ear tags) 血 統 の 調 整 (Pedigree control) 育 種 価 (Breeding values) 疾 病 の 治 療 歴 (Treatment of diseases) 健 康 状 況 ( 感 染 症 の 浸 潤 Health monitoring) 人 工 授 精 (Inseminations) 食 肉 検 査 場 データ (Slaughter house data) 乳 製 品 流 通 ( 経 路 ) (Dairy deliveries) データの 一 元 化 二 次 的 利 用 の 必 要 性 データが 公 表 されない 利 用 できない 分 析 評 価 できない 疫 学 的 研 究 解 析 の 質 が 上 がらない な 思 考 共 通 な 現 象 として 捉 えられない 平 成 23 年 日 本 疫 学 会 改 変 - 67 -
内 容 乳 用 牛 のハードヘルスの 考 え 方 生 産 情 報 の 利 用 と 限 界 実 際 の 利 用 例 75 調 査 期 間 および 対 象 期 間 :2006 年 ~2010 年 の5 年 間 対 象 農 家 :データの 登 録 されている170 戸 使 用 データ:( 農 業 協 同 組 合 データベース) 疾 病 データ 繁 殖 管 理 データ 乳 生 産 データ 組 合 員 勘 定 データ 76-68 -
全 農 場 5 年 間 の 推 移 : 分 娩 間 隔 平 均 分 娩 間 隔 +SD 平 均 分 娩 間 隔 平 均 分 娩 間 隔 -SD 77 9 地 区 別 5 年 間 の 推 移 : 分 娩 間 隔 78-69 -
全 農 場 5 年 間 の 推 移 :MUN 平 均 MUN 濃 度 +SD 平 均 MUN 濃 度 平 均 MUN 濃 度 -SD 79 放 牧 有 無 別 5 年 間 の 推 移 :MUN 濃 度 放 牧 有 放 牧 無 80-70 -
9 地 区 別 5 年 間 の 推 移 :MUN 81 3 地 域 別 5 年 間 の 推 移 : 授 精 割 合 海 岸 平 坦 中 間 丘 陵 82-71 -
3 地 域 別 5 年 間 の 推 移 : 授 精 受 胎 割 合 丘 陵 中 間 海 岸 平 坦 結 果 繁 殖 成 績 指 標 の 概 要 項 目 N 平 均 SD 中 央 値 範 囲 正 規 性 分 娩 間 隔 ( 日 ) 165 436.2 30.5 432.0 178.3(378.4~556.7) あり 空 胎 日 数 ( 日 ) 164 165.5 32.0 158.9 207.9 (106.7~314.6) なし 授 精 割 合 (%) 164 73.3 9.1 74.9 72.0 (13.3~85.2) なし 受 胎 割 合 (%) 164 39.5 7.2 40.2 50.2 (11.2~61.5) あり 授 精 受 胎 割 合 (%) 164 54.1 8.9 54.5 52.4 (32.1~84.6) あり N : 戸 数 SD : 標 準 偏 差 中 央 値 :50% 点 範 囲 :( 最 小 値 ~ 最 大 値 ) - 72 -
結 果 経 営 指 標 の 概 要 項 目 N 平 均 SD 中 央 値 範 囲 正 規 性 所 得 率 (%) 1 頭 所 得 ( 万 円 ) 乳 飼 比 (%) 166 34.0 9.6 34.1 74.1( 1.5~72.6) あり 166 23.0 7.1 23.0 40.7 ( 0.8~39.9) あり 166 32.5 7.8 31.9 52.1 (2.1~54.2) なし N : 戸 数 SD : 標 準 偏 差 中 央 値 :50% 点 範 囲 :( 最 小 値 ~ 最 大 値 ) 結 果 相 関 関 係 項 目 N 相 関 係 数 (r) 所 得 率 1 頭 所 得 乳 飼 比 受 胎 割 合 164 0.163* 0.178* 0.180* 授 精 受 胎 割 合 164 0.321** 0.203** 0.261** N : 戸 数 * : p<0.05 ** : p<0.01-73 -
結 果 授 精 受 胎 割 合 に 対 する 所 得 率 乳 飼 比 の 関 連 a. 所 得 率 b. 乳 飼 比 Y=15.2+0.35X Y=47.6 0.28X 2010 年 農 家 165 戸 および 優 良 農 家 41 戸 におけるベンチマーク 一 覧 ( 中 央 値 ): 農 技 連 指 標 項 目 農 家 全 体 飼 養 形 態 放 牧 の 有 無 地 区 つなぎ フリーS 有 無 海 岸 平 坦 中 間 丘 陵 優 良 農 家 疾 病 更 新 率 (%) 29.6 27.3 35.4 28.4 33.8 25.5 0~30 日 死 廃 率 (%)* 4.1 2.9 6.1 3.7 5.3 3.0 8 項 目 31~60 日 死 廃 率 (%) 1.4 1.3 1.9 1.2 1.9 0.8 0~60 日 死 廃 率 (%) 5.4 4.4 8.4 4.9 6.8 4.4 死 亡 割 合 (%) 9.0 8.0 11.4 7.9 11.1 5.7 除 籍 中 死 亡 割 合 (%)* 27.3 26.7 29.0 26.7 30.4 19.2 診 療 件 数 ( 件 / 頭 / 年 ) 0.93 0.90 四 変 発 生 割 合 (%)* 0 0 1.2 0 0 0.8 0 繁 殖 分 娩 頭 数 割 合 (%) 89.0 86.8 92.3 87.7 92.2 88.7 89.4 90.3 89.7 空 胎 日 数 ( 日 ) 164 168 162 162 6 項 目 分 娩 間 隔 ( 日 ) 437 440 424 430 授 精 実 施 割 合 (%) 74.5 76.5 74.3 74.2 71.5 受 胎 確 認 割 合 (%) 39.5 39.6 授 精 中 受 胎 割 合 (%)* 53.4 55.0 生 産 個 体 乳 量 (kg/ 日 ) 22.9 21.9 23.8 22.1 24.1 21.2 22.1 23.6 22.7 バルク 乳 蛋 白 質 率 (%) 3.25 3.24 7 項 目 バルク 乳 脂 率 (%) 4.02 4.03 3.98 4.03 バルク 無 脂 固 形 分 率 (%) 8.68 8.65 8.71 8.65 8.73 8.64 バルク 乳 糖 / 灰 分 率 (%) 5.43 5.42 5.47 5.42 5.47 5.41 5.43 5.44 5.40 バルクMUN 濃 度 (mg/dl)* 13.0 13.3 12.6 13.2 12.6 13.7 バルク 体 細 胞 数 ( 千 /ml) 183 193 170 182 経 営 農 業 所 得 率 (%) 30.4 32.0 27.5 32.1 24.5 40.4 経 産 牛 1 頭 所 得 ( 千 円 ) 212 218 174 179 205 231 279 5 項 目 乳 価 生 産 費 差 ( 円 /kg)* 13.6 14.4 10.4 23.2 エサ 代 ( 千 円 / 頭 ) 159 151 200 152 204 124 濃 厚 飼 料 量 (kg/ 頭 ) 2858 2706 3235 2693 3329 2441 2732 3022 2318 概 要 経 産 牛 1 頭 乳 量 (kg) 7079 6841 7347 6865 7257 6510 6728 7279 6833 経 産 牛 頭 数 63 55 95 55 95 51 3 項 目 産 次 数 3.2 3.2 2.9 3.2 2.9 3.1 赤 字 *: 経 営 ( 農 業 所 得 率 経 産 牛 1 頭 当 たりの 所 得 額 )と 関 連 性 が 高 いと 判 断 された 項 目 88-74 -
2010 年 _No.001_A_ 農 場 の 地 域 での 位 置 づけ 項 目 Worse Median Better Worst You are Best Median Your Goal 農 業 所 得 率 農 業 所 得 率 (%) -59.8 32.7 71.7 30.4 産 牛 1 頭 所 得 経 産 牛 1 頭 所 得 ( 千 円 ) -71.7 251.5 441.1 211.7 乳 価 生 産 費 差 1kg 乳 価 生 産 費 差 ( 円 ) -94.8 経 営 17.7 52.8 13.6 経 産 牛 乳 量 / 頭 / 年 経 産 牛 1 頭 年 間 乳 量 (kg) 1736 8073 10086 7079 エサ 代 / 頭 経 産 牛 エサ 代 ( 千 円 / 頭 ) 341.9 158.5 15.2 158.9 乳 生 産 量 / 日 乳 生 産 量 (kg/ 日 ) 63 977 4695 1172 バルク 乳 蛋 白 質 率 バルク 乳 蛋 白 質 率 (%) 3.02 3.30 3.46 3.25 バルク 乳 脂 率 バルク 乳 脂 率 (%) 3.72 4.07 4.39 4.02 バルク 無 脂 固 形 分 率 バルク 無 脂 固 形 分 率 (%) 8.39 生 産 8.77 8.99 8.68 バルク 乳 糖 _ 灰 分 率 バルク 乳 糖 _ 灰 分 率 (%) 5.15 5.47 5.57 5.43 バルクMUN 濃 度 バルクMUN 濃 度 (mg/dl) 8.7 17.8 17.8 13.0 バルク 体 細 胞 数 バルク 体 細 胞 数 ( 千 ) 331 234.9 53 183 診 療 件 数 / 頭 / 年 診 療 件 数 ( 件 / 頭 / 年 ) 1.8 1.0 0.1 0.9 更 新 率 更 新 率 (%) 130.8 38.3 0 29.6 死 亡 頭 数 割 合 死 亡 頭 数 割 合 (%) 37.3 15.8 0 9.0 更 新 疾 に 対 する 病 死 亡 割 合 更 新 に 対 する 死 亡 割 合 (%) 50.0 33.3 0 27.3 四 変 発 生 割 合 四 変 発 生 件 数 割 合 (%) 6.9 2.6 0 0 分 娩 後 30 日 以 内 死 廃 率 分 娩 後 30 日 以 内 死 廃 率 (%) 15.4 6.4 0 4.1 空 胎 日 数 空 胎 日 数 ( 日 ) 295 198 90 164 授 精 実 施 割 合 授 精 実 施 頭 数 割 合 (%) 7.9 71.4 90.7 74.5 繁 受 胎 殖 確 認 割 合 受 胎 確 認 頭 数 割 合 (%) 7.7 39.6 84.1 39.5 授 精 に 対 する 受 胎 割 合 授 精 に 対 する 受 胎 割 合 (%) 32.2 55.7 98.6 53.4 経 産 牛 頭 数 経 産 牛 頭 数 4 44 220 63 概 要 産 次 数 平 均 産 次 数 1.9 2.9 5.3 3.2 89 K 農 場 牛 群 診 断 事 例 (2009) 農 場 概 要 平 均 経 産 牛 数 120 頭, 平 均 年 間 乳 量 8,049 kg フリーストール 牛 舎 (2003.10~) TMR 給 与 2 回 搾 乳 牛 群 検 定 事 業 加 入 問 題 点 1 疾 病 : 周 産 期 疾 患 の 発 生 増 加 2 繁 殖 : 受 胎 しづらい 牛 の 増 加 3 管 理 : 移 行 期 ( 乾 乳 後 期 から 泌 乳 初 期 )の 飼 養 管 理 の 点 検 必 要 90-75 -
疾 病 : 事 前 データ 分 析 NOSAIカルテデータ ( 頭 ) 50 病 類 別 頭 数 (2008.9~2009.8) 45 40 35 30 25 20 15 10 5 0 分 娩 産 後 疾 患 運 動 器 病 分 娩 産 後 疾 患 泌 乳 初 期 の 疾 病 多 い 代 謝 疾 患 泌 乳 器 病 消 化 器 病 呼 吸 器 病 外 傷 不 慮 そ の 他 泌 乳 後 期 ~ 乾 乳 泌 乳 中 期 ~210 日 泌 乳 最 盛 期 ~110 日 泌 乳 初 期 ~50 日 中 毒 循 環 器 病 皮 膚 病 ( 延 べ134 頭 ) 91 繁 殖 : 事 前 データ 分 析 分 娩 間 隔 乳 検 成 績 92-76 -
牛 群 構 成 K 農 場 :5 年 間 の 搾 乳 牛 産 次 別 頭 数 推 移 乳 検 成 績 農 場 の 頭 数 変 化 : 農 家 の 考 え 方 経 営 の 姿 93 牛 群 構 成 K 農 場 :5 年 間 の 搾 乳 牛 産 次 別 頭 数 割 合 乳 検 成 績 産 次 数 : 疾 病 の 種 類 発 生 状 況 にも 関 係 94-77 -
牛 群 構 成 : 事 前 データ 分 析 搾 乳 牛 平 均 産 次 数 乳 検 成 績 95 乳 量 : 事 前 データ 分 析 乳 検 成 績 泌 乳 曲 線 (2008/9~2009/8 検 定 日 乳 量 ) 3 産 以 上 2 産 1 産 96-78 -
乳 質 : 事 前 データ 分 析 乳 検 成 績 分 娩 後 50 日 以 内 の 乳 脂 率 5% 以 上 の 頭 数 割 合 体 脂 肪 の 動 員 低 エネルギー 状 況 1 産 2 産 3 産 4 産 5 産 以 上 97 牛 群 検 定 成 績 表 で 読 む 場 合 検 定 日 乳 量 階 層 2010 年 4 月 北 酪 検 乳 検 集 計 2 2 1 1 3 4 1 低 乳 量 : 疾 病 低 能 力 管 理 問 題 発 情 など 2 産 次 別 泌 乳 曲 線 パターン: 立 ち 上 がり 乳 量 ピーク 乳 量 泌 乳 持 続 性 確 認 3 乳 脂 率 50 日 以 内 4.5% 以 上 : 採 食 量 の 低 下 脂 肪 肝 ケトーシス 四 変 注 意 乳 蛋 白 率 2.9% 以 下 : 低 栄 養 食 欲 不 振 エネルギー 不 足 繁 殖 障 害 注 意 4 体 細 胞 数 の 推 移 : 初 期 に 高 い- 乾 乳 期 治 療 管 理 徐 々に 高 くなる- 搾 乳 手 技 98-79 -
乳 量 乳 質 乳 検 成 績 産 次 別 乳 脂 肪 率 曲 線 : 年 毎 の 比 較 1/2 (2007/07 2008/06 検 定 日 乳 量, 産 次 数 n=1) 99 乳 量 乳 質 乳 検 成 績 産 次 別 乳 脂 肪 率 曲 線 : 年 毎 の 比 較 2/2 (2008/07 2009/06 検 定 日 乳 量, 産 次 数 n=1) 100-80 -
繁 殖 : 事 前 データ 分 析 産 次 別 空 胎 日 数 の 推 移 乳 検 成 績 3 産 以 上 2 産 1 産 101 疾 病 : 事 前 データ 分 析 30 25 20 ( 頭 ) ( 延 べ62 頭 ) ケトーシス 乳 房 炎 乳 熱 NOSAIカルテデータ 上 位 3 疾 病 の 産 次 数 別 発 生 状 況 (2008.9~2009.8) 15 10 5 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ( 産 次 数 ) 102-81 -
概 要 : 現 地 調 査 確 認 全 体 の 見 取 り 図 通 路 水 2 群 ( 低 泌 乳 )ペン 水 飼 槽 乾 乳 ペン 水 1 群 ( 高 泌 乳 )ペン 水 水 水 待 機 場 ミルキング パーラー *フリーストール(2 列 2) 飼 槽 に 連 動 スタンチョンは 無 い ヘリンボーン(10 頭 2) 処 理 室 事 務 所 103 概 要 : 現 地 調 査 確 認 牛 のグループ 内 の 移 動 乾 乳 群 ( 前 期 + 後 期 ) 乾 乳 用 TMR 1 回 /2 日 分 娩 60( 50)~0 日 まで 2 群 ( 低 泌 乳 ) TMR 28 kg 1 回 /1 日 分 娩 後 1~21 日 まで 1 群 ( 高 泌 乳 ) 2 群 ( 低 泌 乳 ) TMR 38 kg 1 回 /1 日 分 娩 後 22 日 ~ 乳 量 25 kg 程 度 まで(* 約 200 日 ) * 約 200 日 = 乳 量 25 kg ( 泌 乳 曲 線 より) TMR 28 kg 1 回 /1 日 分 娩 後 約 200 日 ~ 分 娩 前 61 日 まで 104-82 -
牛 群 の 編 成 飼 養 管 理 上 の 検 討 事 項 分 娩 後 は 2 群 ( 低 泌 乳 )ペンを 経 由 せずに 直 接 に1 群 ( 高 泌 乳 )ペンへ 移 動 させる(ストレスの 軽 減 エネルギー 維 持 ケトーシス 防 止 ) ストールの 管 理 乾 乳 ペンと2 群 ペンの 敷 料 を 変 更 する( 採 食 防 止 /TMRからの 適 正 なエネルギー 摂 取 の 維 持 / 低 エネルギー 乳 熱 ケトーシスの 防 止 ) 105 牛 群 の 健 康 管 理 をするのは 誰 ですか 生 産 者 支 援 者 は 何 をするのか 生 産 者 の 管 理 を 客 観 的 に 評 価 提 案 する 社 会 地 域 の 動 向 を 含 めた 情 報 の 提 供 生 産 者 の 支 援 意 欲 向 上 のきっかけつくり そこで 役 に 立 つのが 多 くの 生 産 情 報 です 生 産 支 援 のために 有 効 活 用 のできるシステムが 必 要 です 106-83 -