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定款

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第 9 条 の 前 の 見 出 しを 削 り 同 条 に 見 出 しとして ( 部 分 休 業 の 承 認 ) を 付 し 同 条 中 1 日 を 通 じて2 時 間 ( 規 則 で 定 める 育 児 休 暇 を 承 認 されている 職 員 については 2 時 間 から 当 該 育 児 休 暇 の

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積 み 立 てた 剰 余 金 の 配 当 に 係 る 利 益 準 備 金 の 額 は 利 益 準 備 金 1 の 増 3 に 記 載 します ⑸ 平 成 22 年 10 月 1 日 以 後 に 適 格 合 併 に 該 当 しない 合 併 により 完 全 支 配 関 係 がある 被 合 併 法 人 か

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

む )の 規 定 は 同 令 第 二 百 六 十 三 条 第 一 項 に 規 定 する 申 告 書 と 併 せて 提 出 する 復 興 特 別 所 得 税 申 告 書 について 準 用 する 2 法 第 十 七 条 第 一 項 第 三 号 に 規 定 する 政 令 で 定 める 金 額 は 所 得

ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

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( 延 納 ) 第 6 条 前 第 5 条 第 1 項 の 期 日 までに 学 費 の 納 入 ができない 者 は 次 の 期 日 までに 延 納 願 いを 提 出 し 許 可 を 得 なければならない 前 期 分 延 納 願 い 4 月 15 日 後 期 分 延 納 願 い 9 月 10 日 2

となるため 退 職 をし かつ 引 き 続 き 国 家 公 務 員 等 として 在 職 (その 者 が 更 に 引 き 続 き 当 該 国 家 公 務 員 以 外 の 他 の 国 等 の 機 関 に 係 る 国 家 公 務 員 等 として 在 職 した 場 合 を 含 む )した 後 引 き 続 い

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岩手県立大学学則

10 期 末 現 在 の 資 本 金 等 の 額 次 に 掲 げる 法 人 の 区 分 ごとに それぞれに 定 める 金 額 を 記 載 します 連 結 申 告 法 人 以 外 の 法 人 ( に 掲 げる 法 人 を 除 きます ) 法 第 292 条 第 1 項 第 4 号 の5イに 定 める

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公営住宅法施行令の一部を改正する政令―公営住宅法施行令例規整備*

Transcription:

25-30 第 17 号 厚 生 年 金 基 金 制 度 の 見 直 しについて( 法 改 正 の 概 要 ) 平 成 25 年 6 月 19 日 団 体 年 金 事 業 部 平 成 25 年 6 月 19 日 の 参 議 院 本 会 議 にて 厚 生 年 金 基 金 制 度 の 見 直 し 法 案 ( 公 的 年 金 制 度 の 健 全 性 及 び 信 頼 性 の 確 保 のための 厚 生 年 金 保 険 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 )が 可 決 され 本 法 案 は 衆 参 両 院 での 可 決 をもって 成 立 しました 別 紙 のとおり 成 立 した 法 案 の 概 要 を 纏 めましたので ご 連 絡 いたします 今 後 は 政 省 令 通 知 確 定 と 進 んで 行 くこととなりますが 当 社 としましては 引 続 き 今 後 の 動 向 等 を 注 視 しつつ 厚 生 年 金 基 金 制 度 の 運 営 に 携 わる 皆 様 を 全 力 でサポートしていく 所 存 です 以 上 照 会 先 : 指 定 ( 担 当 ) 年 金 数 理 人

厚 生 年 金 基 金 制 度 の 見 直 しについて ( 法 改 正 の 概 要 ) 本 資 料 は 平 成 25 年 6 月 19 日 成 立 の 法 律 及 びこれまでの 厚 生 労 働 省 公 表 資 料 の 要 点 を 纏 めたものです 今 後 の 政 省 令 通 知 確 定 により 最 終 的 な 取 扱 いと 異 なることも 十 分 想 定 されるため あくまでもご 参 考 としてご 活 用 願 います 平 成 2 5 年 6 月 第 一 生 命 保 険 株 式 会 社 団 体 年 金 事 業 部

厚 生 年 金 基 金 制 度 見 直 し 法 案 の 概 要 1 正 式 名 称 : 公 的 年 金 制 度 の 健 全 性 及 び 信 頼 性 の 確 保 のための 厚 生 年 金 保 険 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 本 改 正 法 案 のポイント: 本 則 厚 生 年 金 保 険 法 確 定 給 付 企 業 年 金 法 等 の 関 係 法 令 を 改 正 例 : 厚 生 年 金 保 険 法 第 9 章 厚 生 年 金 基 金 及 び 企 業 年 金 連 合 会 を 全 文 削 除 等 施 行 日 時 点 で 現 存 する 厚 生 年 金 基 金 は 施 行 日 後 は 存 続 厚 生 年 金 基 金 と 定 義 ( 附 則 第 3 条 関 係 ) 附 則 本 則 で 削 除 した 条 文 ( 厚 生 年 金 保 険 法 第 9 章 等 )の 一 部 に 対 し 引 き 続 き 効 力 を 有 する 旨 の 規 定 およびそ の 条 文 の 一 部 を 読 み 替 える 規 定 を 追 加 ( 附 則 第 4 条 第 5 条 関 係 ) 例 : 厚 生 年 金 保 険 法 第 145 条 ( 解 散 ) 等 は 引 き 続 き 効 力 を 有 するものとし 代 議 員 定 数 4 分 の3 を 3 分 の2 に 読 み 替 え 等 施 行 日 後 の 新 たな 取 扱 いを 規 定 ( 第 6 条 ~ 第 81 条 関 係 ) 例 : 最 低 責 任 準 備 金 の 前 納 自 主 解 散 型 基 金 清 算 型 基 金 の 解 散 5 年 経 過 後 の 解 散 命 令 等

厚 生 年 金 基 金 制 度 見 直 し 法 体 系 2 本 則 附 則 厚 生 年 金 保 険 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 第 1 条 厚 生 年 金 保 険 法 の 一 部 改 正 第 2 条 確 定 給 付 企 業 年 金 法 の 一 部 改 正 第 3 条 国 民 年 金 法 の 一 部 改 正 ( 主 婦 年 金 問 題 ) 第 1 条 施 行 期 日 ( 公 布 日 から1 年 以 内 ) 第 3 条 定 義 見 直 し 内 容 第 4 条 5 条 旧 厚 生 年 金 基 金 の 存 続 第 10 条 最 低 責 任 準 備 金 の 前 納 第 11 条 ~18 条 第 19 条 ~25 条 第 33 条 自 主 解 散 型 基 金 の 解 散 清 算 型 基 金 の 解 散 5 年 経 過 後 の 解 散 命 令 第 35 条 36 条 DB 中 退 共 への 資 産 交 付 第 37 条 ~81 条 存 続 連 合 会 第 102 条 確 定 拠 出 年 金 法 の 一 部 改 正 P4,5 P13 P6~11 P6~11 P12 P15~17 P18 厚 生 年 金 保 険 法 の 改 正 内 容 基 金 に 係 る 規 定 (9 章 1 節 )の 削 除 P14 存 続 基 金 には 継 続 適 用 ( 解 散 要 件 等 改 正 有 ) 連 合 会 に 係 る 規 定 (9 章 2 節 )の 削 除 存 続 連 合 会 には 継 続 適 用 ( 読 替 有 り) 確 定 給 付 企 業 年 金 (DB) 法 の 改 正 内 容 基 金 との 移 行 規 定 (12 章 1 節 )の 削 除 存 続 基 金 には 継 続 適 用 DCへの 移 行 規 定 の 移 動 (12 章 2 節 9 章 ) 連 合 会 に 関 する 規 定 の 新 設 (11 章 ) 確 定 拠 出 年 金 (DC) 法 の 改 正 内 容 基 金 からの 移 行 規 定 (54 条 )の 削 除 存 続 基 金 には 継 続 適 用 基 金 の 業 務 特 例 (53 条 108 条 )の 削 除 存 続 基 金 には 継 続 適 用 基 金 DB DC 政 省 令 の 改 正 ( 今 後 ) 最 低 責 任 準 備 金 の 見 直 し 移 行 促 進 策 持 続 可 能 な 企 業 年 金 P19 P20

厚 生 年 金 基 金 制 度 見 直 しのポイント 3 代 行 割 れリスクの 度 合 いに 応 じた 対 応 代 行 割 れ 基 金 代 行 割 れ 予 備 軍 健 全 基 金 基 準 プ ロ セ ス 見 直 し 純 資 産 最 低 責 任 準 備 金 が 1.0 未 満 5 年 以 内 に 特 例 解 散 ( 自 主 解 散 又 は 清 算 型 解 散 ) < 特 例 解 散 制 度 > 納 付 額 特 例 分 割 納 付 事 業 所 間 の 連 帯 債 務 外 し 利 息 の 固 定 金 利 化 最 長 納 付 期 間 の 延 長 ( 最 長 15 30 年 ) <その 他 > 将 来 返 上 時 の 最 低 責 任 準 備 金 の 前 納 議 決 同 意 理 由 要 件 の 緩 和 最 低 責 任 準 備 金 の 見 直 し 純 資 産 最 低 責 任 準 備 金 が1.0 以 上 1.5 未 満 かつ 純 資 産 最 低 積 立 基 準 額 が1.0 未 満 5 年 以 内 に 制 度 移 行 又 は 通 常 解 散 5 年 後 以 降 は 解 散 命 令 が 発 動 純 資 産 最 低 責 任 準 備 金 が1.5 以 上 又 は 純 資 産 最 低 積 立 基 準 額 が1.0 以 上 制 度 移 行 又 は 存 続 < 制 度 移 行 > 上 乗 せ 資 産 を 他 制 度 (DB DC 中 退 共 )に 持 ち 込 んで 移 行 解 散 後 事 業 所 単 位 で 既 存 のDB DC 中 退 共 へ 移 行 できる 仕 組 みを 創 設 移 行 後 の 積 立 不 足 を 掛 金 で 埋 める 期 間 の 延 長 (20 30 年 ) 簡 易 な 制 度 設 計 ( 例 : 数 理 計 算 )で 設 立 できるDBの 対 象 拡 大

厚 生 年 金 基 金 制 度 見 直 しのプロセス 4 基 金 新 設 なし 代 行 部 分 の 企 業 年 金 連 合 会 への 移 換 ( 解 散 時 中 途 脱 退 時 ) 停 止 改 正 DB 法 に 基 づく 企 業 年 金 連 合 会 が 設 立 された 時 に 現 行 の 企 業 年 金 連 合 会 は 解 散 施 行 日 以 後 10 年 経 過 する 前 までに 基 金 が 解 散 もしくは 他 の 企 業 年 金 等 へ 移 行 するよう 検 討 する 積 立 状 況 < 健 全 基 金 > 制 度 移 行 又 は 存 続 最 低 責 任 準 備 金 1.5 又 は 最 低 積 立 基 準 額 確 保 厚 生 年 金 基 金 存 続 厚 生 年 金 基 金 < 代 行 割 れ 予 備 軍 > 制 度 移 行 又 は 通 常 解 散 < 代 行 割 れ 基 金 > 特 例 解 散 制 度 による 早 期 解 散 自 主 解 散 型 基 金 ( 自 ら 解 散 しようとする 基 金 ) 清 算 型 基 金 ( 厚 生 労 働 大 臣 が 指 定 ) 特 例 解 散 申 請 期 限 < 代 行 割 れ 予 備 軍 > 解 散 命 令 の 発 動 施 行 日 から 起 算 して 10 年 を 経 過 する 日 ま でに 存 続 基 金 が 解 散 もしくは 他 の 企 業 年 金 制 度 に 移 行 最 低 責 任 準 備 金 確 保 施 行 施 行 日 時 点 で 現 存 する 厚 生 年 金 基 金 は 施 行 日 後 は 存 続 厚 生 年 金 基 金 となる 5 年 後

厚 生 年 金 基 金 制 度 見 直 しのプロセス 5 関 連 条 文 ( 抜 粋 ) ( 附 則 第 2 条 は 国 会 の 審 議 によって 当 初 の 法 案 より 追 加 された 内 容 ) 附 則 第 2 条 政 府 は この 法 律 の 施 行 の 日 ( 以 下 施 行 日 という )から 起 算 して10 年 を 経 過 する 日 までに 存 続 厚 生 年 金 基 金 が 解 散 し 又 は 他 の 企 業 年 金 制 度 等 に 移 行 し 及 び 存 続 連 合 会 が 解 散 するよう 検 討 し 速 やかに 必 要 な 法 制 上 の 措 置 を 講 ずるものとする 附 則 第 3 条 10 旧 厚 生 年 金 基 金 改 正 前 厚 生 年 金 保 険 法 の 規 定 により 設 立 された 厚 生 年 金 基 金 をいう 11 存 続 厚 生 年 金 基 金 次 条 の 規 定 によりなお 存 続 する 厚 生 年 金 基 金 及 び 附 則 第 6 条 の 規 定 によりなお 従 前 の 例 により 施 行 日 以 後 に 設 立 された 厚 生 年 金 基 金 をいう 13 存 続 連 合 会 附 則 第 37 条 の 規 定 によりなお 存 続 する 企 業 年 金 連 合 会 をいう 15 連 合 会 改 正 後 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第 91 条 の2 第 1 項 に 規 定 する 企 業 年 金 連 合 会 をいう 附 則 第 4 条 旧 厚 生 年 金 基 金 であってこの 法 律 の 施 行 の 際 現 に 存 するものは 施 行 日 以 後 も 改 正 前 厚 生 年 金 保 険 法 の 規 定 により 設 立 さ れた 厚 生 年 金 基 金 としてなお 存 続 するものとする 附 則 第 37 条 改 正 前 厚 生 年 金 保 険 法 の 規 定 による 企 業 年 金 連 合 会 であってこの 法 律 の 施 行 の 際 現 に 存 するものは 附 則 第 40 条 第 1 項 各 号 に 掲 げる 業 務 を 行 うため 施 行 日 以 後 も 改 正 前 厚 生 年 金 保 険 法 の 規 定 による 企 業 年 金 連 合 会 としてなお 存 続 するものとする 附 則 第 70 条 存 続 連 合 会 は 連 合 会 の 成 立 の 時 において 解 散 する 改 正 DB 法 第 91 条 の2 事 業 主 等 は 確 定 給 付 企 業 年 金 の 中 途 脱 退 者 及 び 終 了 制 度 加 入 者 等 に 係 る 老 齢 給 付 金 の 支 給 を 共 同 して 行 う とともに 積 立 金 の 移 換 を 円 滑 に 行 うため 企 業 年 金 連 合 会 を 設 立 することができる

自 主 解 散 型 基 金 と 清 算 型 基 金 6 代 行 割 れの 存 続 厚 生 年 金 基 金 は 自 主 解 散 型 基 金 又 は 清 算 型 基 金 へ 定 義 措 置 自 主 解 散 型 基 金 解 散 しようとする 代 行 割 れの 存 続 厚 生 年 金 基 金 ( 法 に 定 められた 特 例 解 散 に 向 けた 手 続 を 基 金 自 らが 実 施 ) 清 算 型 基 金 厚 生 労 働 大 臣 が 以 下 の3 点 について 政 令 で 定 める 要 件 に 適 合 するものとして 社 会 保 障 審 議 会 の 意 見 を 聴 取 した うえで 指 定 した 存 続 厚 生 年 金 基 金 1 積 立 金 が 最 低 責 任 準 備 金 に 政 令 で 定 める 率 を 乗 じ て 得 た 額 を 下 回 る 2 事 業 の 継 続 が 著 しく 困 難 3 業 務 運 営 についての 相 当 の 努 力 指 定 日 以 降 将 来 分 の 代 行 部 分 の 支 給 義 務 免 除 指 定 翌 月 から 上 乗 せ 給 付 停 止 清 算 計 画 の 提 出 清 算 計 画 の 承 認 と 同 時 に 解 散 自 主 解 散 ( 基 金 主 体 ) 解 散 意 思 決 定 諸 手 続 ( 説 明 会 同 意 議 決 等 ) 認 可 申 請 認 可 清 算 型 解 散 ( 行 政 主 導 ) 清 算 型 基 金 に 指 定 諸 手 続 ( 支 給 停 止 清 算 計 画 等 ) 議 決 不 要 清 算 計 画 承 認 解 散

自 主 解 散 型 基 金 と 清 算 型 基 金 7 関 連 条 文 ( 抜 粋 ) 附 則 第 11 条 改 正 前 厚 生 年 金 保 険 法 第 145 条 第 1 項 第 1 号 又 は 第 2 号 に 掲 げる 理 由 により 解 散 をしようとする 存 続 厚 生 年 金 基 金 であって 当 該 解 散 をしようとする 日 において 年 金 給 付 等 積 立 金 の 額 ( 前 納 された 場 合 にあっては 当 該 前 納 された 額 を 加 えて 得 た 額 以 下 同 じ )が 責 任 準 備 金 相 当 額 を 下 回 っていると 見 込 まれるもの( 以 下 自 主 解 散 型 基 金 という )は 厚 生 労 働 省 令 で 定 めるところにより 厚 生 労 働 大 臣 に 対 し 責 任 準 備 金 相 当 額 の 減 額 を 可 とする 旨 の 認 定 を 申 請 することができる 附 則 第 19 条 厚 生 労 働 大 臣 は 事 業 年 度 の 末 日 における 年 金 給 付 等 積 立 金 の 額 が 責 任 準 備 金 相 当 額 に 政 令 で 定 める 率 を 乗 じて 得 た 額 を 下 回 ることその 他 その 事 業 の 継 続 が 著 しく 困 難 なものとして 政 令 で 定 める 要 件 に 適 合 する 存 続 厚 生 年 金 基 金 であって この 項 の 規 定 によ る 指 定 の 日 までに 業 務 の 運 営 について 相 当 の 努 力 をしたものとして 政 令 で 定 める 要 件 に 適 合 すると 認 めたものを 清 算 型 基 金 として 指 定 する ことができる 2 前 項 の 規 定 による 指 定 は 施 行 日 から 起 算 して5 年 を 経 過 する 日 までの 間 に 限 り 行 うことができる 3 厚 生 労 働 大 臣 は 第 1 項 の 規 定 による 指 定 をしようとするときは あらかじめ 社 会 保 障 審 議 会 の 意 見 を 聴 かなければならない 4 清 算 型 基 金 は 第 1 項 の 規 定 による 指 定 を 受 けた 日 以 降 の 当 該 清 算 型 基 金 の 加 入 員 であった 期 間 に 係 る 改 正 前 厚 生 年 金 保 険 法 第 132 条 第 2 項 に 規 定 する 額 に 相 当 する 老 齢 年 金 給 付 の 支 給 に 関 する 義 務 を 免 れる ( 略 ) 6 附 則 第 11 条 第 3 項 の 規 定 は 清 算 型 基 金 について 準 用 する この 場 合 において 同 項 中 当 該 申 請 をした とあるのは 附 則 第 19 条 第 1 項 の 規 定 による 指 定 を 受 けた と 読 み 替 えるものとする 7 清 算 型 基 金 は 当 該 清 算 型 基 金 の 清 算 に 関 する 計 画 ( 以 下 清 算 計 画 という )を 作 成 し 厚 生 労 働 省 令 で 定 めるところにより これ を 厚 生 労 働 大 臣 に 提 出 して その 承 認 を 受 けなければならない 8 清 算 計 画 には 次 に 掲 げる 事 項 を 記 載 しなければならない 一 当 該 清 算 型 基 金 の 解 散 に 必 要 な 行 為 が 完 了 すると 見 込 まれる 日 二 次 条 第 1 項 の 規 定 による 認 定 の 申 請 又 は 附 則 第 21 条 第 1 項 の 承 認 の 申 請 をする 意 思 の 有 無 三 当 該 清 算 型 基 金 の 清 算 人 の 氏 名 又 は 名 称 及 び 住 所 四 その 他 厚 生 労 働 省 令 で 定 める 事 項 9 清 算 型 基 金 は 第 7 項 の 承 認 を 受 けたときは 附 則 第 5 条 第 1 項 の 規 定 によりなおその 効 力 を 有 するものとされた 改 正 前 厚 生 年 金 保 険 法 第 145 条 第 1 項 の 規 定 にかかわらず 解 散 する

特 例 解 散 ( 納 付 額 特 例 ) 8 特 例 解 散 ( 納 付 額 特 例 )に 関 する 要 件 等 項 目 自 主 解 散 型 基 金 清 算 型 基 金 要 件 業 務 運 営 について 相 当 の 努 力 として 政 令 で 定 める 要 件 に 適 合 厚 生 労 働 大 臣 が 社 会 保 障 審 議 会 の 意 見 を 聴 取 業 務 運 営 について 相 当 の 努 力 として 政 令 で 定 める 要 件 に 適 合 期 間 施 行 日 から5 年 以 内 ( 清 算 型 基 金 の 指 定 が5 年 以 内 (P6)) 支 給 停 止 申 請 翌 月 から 上 乗 せ 給 付 を 停 止 ( 清 算 型 基 金 に 指 定 された 時 点 で 支 給 停 止 措 置 あり(P6)) 納 付 額 ( 基 本 的 には 現 行 の 納 付 額 特 例 を 踏 襲 ) 政 省 令 改 正 事 項 (19ページ)をご 参 照 関 連 条 文 ( 抜 粋 ) 赤 字 は 当 社 による 補 足 附 則 第 11 条 ( 略 ) 2 認 定 の 申 請 は 施 行 日 から 起 算 して5 年 を 経 過 する 日 までの 間 に 限 り 行 うことができる 3 認 定 の 申 請 をした 自 主 解 散 型 基 金 は 次 に 掲 げる 給 付 について 申 請 をした 日 の 属 する 月 の 翌 月 からその 全 額 につき 支 給 を 停 止 しなけれ ばならない 一 老 齢 年 金 給 付 ( 代 行 部 分 を 除 く ) ( 略 ) 5 厚 生 労 働 大 臣 は 認 定 の 申 請 があった 場 合 において 申 請 をした 自 主 解 散 型 基 金 が 当 該 申 請 の 日 までに 業 務 の 運 営 について 相 当 の 努 力 をしたものとして 政 令 で 定 める 要 件 に 適 合 すると 認 めるときは その 認 定 をするものとする 6 厚 生 労 働 大 臣 は 前 項 の 認 定 をしようとするときは あらかじめ 社 会 保 障 審 議 会 の 意 見 を 聴 かなければならない 附 則 第 20 条 清 算 型 基 金 は 承 認 の 申 請 をする 際 に 厚 生 労 働 省 令 で 定 めるところにより 厚 生 労 働 大 臣 に 対 し 責 任 準 備 金 相 当 額 の 減 額 を 可 とする 旨 の 認 定 を 申 請 することができる 2 厚 生 労 働 大 臣 は 認 定 の 申 請 があった 場 合 において 申 請 をした 清 算 型 基 金 が 当 該 申 請 の 日 までに 業 務 の 運 営 について 相 当 の 努 力 をし たものとして 政 令 で 定 める 要 件 に 適 合 すると 認 めるときは その 認 定 をするものとする

特 例 解 散 ( 納 付 計 画 ) 9 特 例 解 散 ( 納 付 計 画 )に 関 する 要 件 等 項 目 自 主 解 散 型 基 金 清 算 型 基 金 要 件 自 主 解 散 型 納 付 計 画 の 提 出 業 務 運 営 について 相 当 の 努 力 として 政 令 で 定 める 要 件 に 適 合 納 付 期 間 が5 年 (やむを 得 ない 場 合 10 年 ) その 他 確 実 に 納 付 するために 必 要 なものとして 省 令 に 定 める 要 件 に 適 合 厚 労 大 臣 が 社 会 保 障 審 議 会 の 意 見 を 聴 取 清 算 型 納 付 計 画 の 提 出 期 間 施 行 日 から5 年 以 内 ( 清 算 型 基 金 の 指 定 が5 年 以 内 (P6)) 同 左 納 付 計 画 支 給 停 止 延 長 利 息 ( 基 金 ) 納 付 すべき 額 業 務 状 況 ( 事 業 所 ) 納 付 すべき 額 納 付 する 期 間 額 その 他 省 令 に 定 める 事 項 申 請 翌 月 から 上 乗 せ 給 付 を 停 止 やむを 得 ない 場 合 は 猶 予 期 間 を15 年 に 延 長 可 能 ( 業 務 運 営 について 著 しい 努 力 として 政 令 に 定 める 要 件 に 適 合 する 場 合 は30 年 に 延 長 可 能 ) 厚 労 大 臣 が 社 会 保 障 審 議 会 の 意 見 を 聴 取 自 主 解 散 型 加 算 金 利 率 ( 解 散 年 度 における 国 債 利 回 りを 勘 案 して 厚 労 大 臣 が 定 める 率 )による 利 息 が 加 算 ( 清 算 型 基 金 に 指 定 された 時 点 で 支 給 停 止 措 置 あり(P6)) 同 左 清 算 型 加 算 金 利 率 ( 解 散 年 度 に おける 国 債 利 回 りを 勘 案 して 厚 労 大 臣 が 定 める 率 )による 利 息 が 加 算

特 例 解 散 ( 納 付 計 画 ) 10 関 連 条 文 ( 抜 粋 ) 附 則 第 12 条 自 主 解 散 型 基 金 及 びその 設 立 事 業 所 の 事 業 主 は それぞれ 責 任 準 備 金 相 当 額 のうち 自 らが 納 付 すべき 額 について その 納 付 に 関 する 計 画 ( 以 下 自 主 解 散 型 納 付 計 画 という )を 作 成 し 厚 生 労 働 省 令 で 定 めるところにより これを 厚 生 労 働 大 臣 に 提 出 して 当 該 自 主 解 散 型 納 付 計 画 について 適 当 である 旨 の 承 認 を 受 けることができる 2 前 項 の 承 認 の 申 請 は 施 行 日 から 起 算 して5 年 を 経 過 する 日 までの 間 において 当 該 自 主 解 散 型 基 金 及 びその 設 立 事 業 所 の 事 業 主 が 同 時 に 行 わなければならない 3 自 主 解 散 型 基 金 の 自 主 解 散 型 納 付 計 画 には 次 に 掲 げる 事 項 を 記 載 しなければならない 一 附 則 第 5 条 第 1 項 の 規 定 によりなおその 効 力 を 有 するものとされた 改 正 前 厚 生 年 金 保 険 法 第 145 条 第 1 項 第 1 号 又 は 第 2 号 に 掲 げる 理 由 により 解 散 をしようとする 日 二 当 該 自 主 解 散 型 基 金 が 納 付 すべき 年 金 給 付 等 積 立 金 の 額 三 第 1 項 の 承 認 の 申 請 の 日 までの 業 務 の 状 況 に 関 する 事 項 四 その 他 厚 生 労 働 省 令 で 定 める 事 項 4 自 主 解 散 型 基 金 の 設 立 事 業 所 の 事 業 主 の 自 主 解 散 型 納 付 計 画 には 次 に 掲 げる 事 項 を 記 載 しなければならない 一 当 該 事 業 主 が 納 付 すべき 額 二 当 該 事 業 主 が 納 付 の 猶 予 を 受 けようとする 期 間 及 び 額 三 その 他 厚 生 労 働 省 令 で 定 める 事 項 ( 略 ) 7 厚 生 労 働 大 臣 は 第 1 項 の 承 認 の 申 請 があった 場 合 において 当 該 申 請 が 次 に 掲 げる 全 ての 要 件 に 適 合 すると 認 めるときは その 承 認 をす るものとする この 場 合 において 当 該 自 主 解 散 型 基 金 及 びその 設 立 事 業 所 の 事 業 主 の 自 主 解 散 型 納 付 計 画 の 承 認 は 同 時 に 行 うもの とする 一 当 該 自 主 解 散 型 基 金 が 当 該 申 請 の 日 までに 業 務 の 運 営 について 相 当 の 努 力 をしたものとして 政 令 で 定 める 要 件 に 適 合 するものであること 二 当 該 自 主 解 散 型 基 金 の 設 立 事 業 所 の 事 業 主 が 第 1 項 の 規 定 により 提 出 した 自 主 解 散 型 納 付 計 画 が 第 4 項 第 2 号 に 掲 げる 納 付 の 猶 予 を 受 けようとする 期 間 が5 年 以 内 (5 年 以 内 に 納 付 することができないやむを 得 ない 理 由 があると 認 められるときは 10 年 以 内 )であること その 他 当 該 事 業 主 が 同 項 第 1 号 に 掲 げる 額 を 確 実 に 納 付 するために 必 要 なものとして 厚 生 労 働 省 令 で 定 める 要 件 に 適 合 するものであるこ と 8 厚 生 労 働 大 臣 は 当 該 自 主 解 散 基 金 が 承 認 の 申 請 の 日 までに 業 務 の 運 営 について 著 しく 努 力 をし 事 業 の 継 続 が 極 めて 困 難 な 状 況 に あるものとして 政 令 で 定 める 要 件 に 適 合 すると 認 めるときは その 旨 の 認 定 をするものとする 9 厚 生 労 働 大 臣 は 第 7 項 の 規 定 により 承 認 をしようとするとき 及 び 前 項 の 認 定 をしようとするときは あらかじめ 社 会 保 障 審 議 会 の 意 見 を 聴 かなければならない

特 例 解 散 ( 納 付 計 画 ) 11 関 連 条 文 ( 抜 粋 ) 附 則 第 14 条 厚 生 労 働 大 臣 は 政 府 が 前 条 第 2 項 の 規 定 により 納 付 の 猶 予 をした 場 合 において その 猶 予 がされた 期 間 内 にその 猶 予 がされ た 額 を 納 付 することができないやむを 得 ない 理 由 があると 認 めるときは 当 該 自 主 解 散 型 基 金 の 設 立 事 業 所 の 事 業 主 の 申 請 に 基 づき その 納 付 の 猶 予 を 受 けようとする 期 間 の 延 長 その 他 の 当 該 事 業 主 の 自 主 解 散 型 納 付 計 画 の 変 更 を 承 認 することができる ただし その 期 間 は 既 に 当 該 事 業 主 につき 自 主 解 散 型 納 付 計 画 に 基 づいて 猶 予 をした 期 間 と 併 せて15 年 ( 附 則 第 12 条 第 8 項 の 認 定 を 受 けた 自 主 解 散 型 基 金 の 設 立 事 業 所 の 事 業 主 にあっては 30 年 )を 超 えることができない 2 厚 生 労 働 大 臣 は 前 項 の 規 定 により 承 認 をしようとするときは あらかじめ 社 会 保 障 審 議 会 の 意 見 を 聴 かなければならない 附 則 第 16 条 政 府 は 附 則 第 13 条 第 2 項 又 は 第 14 条 第 5 項 の 規 定 により 納 付 の 猶 予 をしたときは 当 該 猶 予 をした 徴 収 金 額 について 次 の 各 号 に 掲 げる 区 分 に 応 じ それぞれ 当 該 各 号 に 定 めるところにより 計 算 した 加 算 金 を 当 該 自 主 解 散 型 基 金 の 設 立 事 業 所 の 事 業 主 から 徴 収 する 一 当 該 猶 予 期 間 の 終 了 日 又 は 督 促 状 により 指 定 する 期 限 までに 納 付 される 徴 収 金 額 ( 督 促 状 により 指 定 する 期 限 までに 納 付 されないこと について やむを 得 ない 事 情 があると 認 められる 場 合 は 当 該 納 付 されない 徴 収 金 額 を 含 む ) 当 該 徴 収 金 額 につき 自 主 解 散 型 加 算 金 利 率 で 納 期 限 の 翌 日 から 徴 収 金 完 納 の 日 の 前 日 までの 日 数 によって 計 算 した 額 ( 略 ) 2 前 項 第 1 号 及 び 第 2 号 イの 自 主 解 散 型 加 算 金 利 率 は 当 該 自 主 解 散 型 基 金 が 附 則 第 5 条 第 1 項 の 規 定 によりなおその 効 力 を 有 するも のとされた 改 正 前 厚 生 年 金 保 険 法 第 145 条 第 1 項 第 1 号 又 は 第 2 号 の 規 定 による 解 散 をした 年 度 における 国 債 の 利 回 りを 勘 案 して 厚 生 労 働 大 臣 が 定 める 率 とする 清 算 型 基 金 については 附 則 第 21~23 条 に 同 様 の 内 容 の 条 文

解 散 命 令 12 解 散 命 令 に 関 する 基 準 等 項 目 時 期 基 準 手 続 施 行 日 から5 年 以 後 内 容 事 業 年 度 の 末 日 で 以 下 のいずれにも 該 当 する 基 金 1 純 資 産 が 最 低 責 任 準 備 金 1.5 以 上 を 下 回 る 2 純 資 産 が 最 低 積 立 基 準 額 以 上 を 下 回 る 厚 生 労 働 大 臣 は 社 会 保 障 審 議 会 の 意 見 を 聴 取 のうえ 発 動 解 散 命 令 該 当 イメージ 2 最 低 積 立 基 準 額 純 資 産 1 最 低 責 任 準 備 金 1.5 関 連 条 文 ( 抜 粋 ) 赤 字 は 当 社 補 足 附 則 第 33 条 施 行 日 から 起 算 して5 年 を 経 過 した 日 以 後 において 存 続 厚 生 年 金 基 金 が 次 の 各 号 のいずれにも 該 当 するときは 厚 生 労 働 大 臣 は 当 該 存 続 厚 生 年 金 基 金 が 改 正 前 厚 生 年 金 保 険 法 第 179 条 第 5 項 第 4 号 ( 解 散 命 令 )に 該 当 するものとみなすことができる 一 存 続 厚 生 年 金 基 金 の 事 業 年 度 の 末 日 ( 基 準 日 )における 年 金 給 付 等 積 立 金 の 額 が 当 該 基 準 日 における 当 該 存 続 厚 生 年 金 基 金 の 加 入 員 及 び 加 入 員 であった 者 に 係 る 責 任 準 備 金 相 当 額 に1.5を 乗 じて 得 た 額 を 下 回 るとき 二 基 準 日 における 年 金 給 付 等 積 立 金 の 額 が 次 に 掲 げる 額 の 合 計 額 を 下 回 るとき イ 当 該 基 準 日 における 当 該 存 続 厚 生 年 金 基 金 の 加 入 員 及 び 加 入 員 であった 者 に 係 る 責 任 準 備 金 相 当 額 ロ 当 該 存 続 厚 生 年 金 基 金 の 加 入 員 及 び 加 入 員 であった 者 について 当 該 基 準 日 までの 加 入 員 であった 期 間 に 係 る 年 金 たる 給 付 ( 改 正 前 厚 生 年 金 保 険 法 第 132 条 第 2 項 に 規 定 する 額 に 相 当 する 部 分 ( 代 行 部 分 )を 除 く ) 又 は 一 時 金 たる 給 付 に 要 する 費 用 の 額 の 予 想 額 を 計 算 し これらの 予 想 額 の 合 計 額 の 現 価 として 厚 生 労 働 大 臣 の 定 めるところにより 計 算 した 額 2 前 項 第 2 号 ロに 掲 げる 額 の 計 算 の 基 礎 となる 予 定 利 率 及 び 予 定 死 亡 率 は 厚 生 労 働 大 臣 が 定 める 3 厚 生 労 働 大 臣 は 第 1 項 の 規 定 により 存 続 厚 生 年 金 基 金 が 改 正 前 厚 生 年 金 保 険 法 第 179 条 第 5 項 第 4 号 に 該 当 するものとみなして 同 項 の 規 定 により 当 該 存 続 厚 生 年 金 基 金 の 解 散 を 命 じようとするときは あらかじめ 社 会 保 障 審 議 会 の 意 見 を 聴 かなければならない 改 正 前 第 179 条 第 5 項 厚 生 労 働 大 臣 は 基 金 が 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 するときは 当 該 基 金 の 解 散 を 命 ずることができる 四 その 事 業 の 状 況 によりその 事 業 の 継 続 が 困 難 であると 認 めるとき

その 他 解 散 に 関 する 事 項 13 最 低 責 任 準 備 金 の 前 納 項 目 返 還 時 期 前 納 額 将 来 返 上 時 内 容 解 散 認 可 後 数 営 業 日 後 将 来 返 上 認 可 後 代 行 返 上 ( 過 去 分 ) 認 可 後 の 最 低 責 任 準 備 金 確 定 後 将 来 返 上 認 可 後 政 令 で 定 める 基 準 に 従 い 規 約 に 定 めるところにより 算 定 解 散 時 上 乗 部 分 の 債 務 代 行 部 分 の 債 務 資 産 前 納 ( 国 へ 返 還 ) 上 乗 部 分 の 債 務 代 行 部 分 の 債 務 資 産 前 納 済 残 りを 国 へ 返 還 関 連 条 文 ( 抜 粋 ) 赤 字 は 当 社 補 足 附 則 第 10 条 改 正 前 厚 生 年 金 保 険 法 附 則 第 32 条 第 1 項 ( 将 来 返 上 )の 認 可 を 受 けた 存 続 厚 生 年 金 基 金 は 次 の 各 号 に 掲 げる 認 可 又 は 承 認 前 においても 当 該 各 号 に 定 める 規 定 により 政 府 が 徴 収 する 責 任 準 備 金 相 当 額 の 全 部 又 は 一 部 を 前 納 することができる 一 改 正 前 厚 生 年 金 保 険 法 第 145 条 第 2 項 の 認 可 ( 解 散 ) 附 則 第 8 条 二 改 正 前 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第 111 条 第 2 項 の 承 認 又 は 改 正 前 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第 112 条 第 1 項 の 認 可 ( 代 行 返 上 ) 改 正 前 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第 113 条 第 1 項 2 前 項 の 場 合 において 納 付 すべき 額 は 政 令 で 定 める 基 準 に 従 い 当 該 存 続 厚 生 年 金 基 金 の 規 約 で 定 めるところにより 算 定 した 額 とする 3 前 2 項 に 定 めるもののほか 責 任 準 備 金 相 当 額 の 前 納 の 手 続 前 納 された 責 任 準 備 金 相 当 額 の 還 付 その 他 責 任 準 備 金 相 当 額 の 全 部 又 は 一 部 の 前 納 について 必 要 な 事 項 は 政 令 で 定 める

その 他 解 散 に 関 する 事 項 14 解 散 等 に 係 る 議 決 同 意 理 由 要 件 の 緩 和 項 目 内 容 議 決 要 件 同 意 要 件 代 議 員 の 定 数 の4 分 の3 以 上 による 議 決 3 分 の2 以 上 全 事 業 主 の4 分 の3 以 上 の 同 意 3 分 の2 以 上 全 加 入 員 の4 分 の3 以 上 の 同 意 3 分 の2 以 上 理 由 要 件 母 体 企 業 の 経 営 悪 化 等 撤 廃 ( 通 知 改 正 事 項 ) 関 連 条 文 ( 抜 粋 ) 赤 字 は 当 社 補 足 附 則 第 5 条 ( 略 ) 2 ( 略 ) 次 の 表 の 左 欄 に 掲 げる 規 定 中 同 表 の 中 欄 に 掲 げる 字 句 は それぞれ 同 表 の 右 欄 に 掲 げる 字 句 に 読 み 替 えるものとする 改 正 前 厚 生 年 金 保 険 法 第 142 条 第 1 項 第 143 条 第 1 項 第 144 条 の2 第 2 項 第 4 項 ( 合 併 分 割 ) 4 分 の3 3 分 の2 改 正 前 厚 生 年 金 保 険 法 第 145 条 第 1 項 第 1 号 ( 解 散 ) 4 分 の3 3 分 の2 改 正 前 厚 生 年 金 保 険 法 附 則 第 32 条 第 1 項 ( 将 来 返 上 ) 4 分 の3 3 分 の2 改 正 前 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第 107 条 第 3 項 第 110 条 の2 第 2 項 ( 権 利 義 務 移 転 承 継 ) 4 分 の3 3 分 の2 同 意 要 件 理 由 要 件 は 通 知 事 項

上 乗 せ 部 分 の 受 給 権 を 保 全 するための 措 置 15 上 乗 せ 部 分 の 受 給 権 保 全 のための 移 行 支 援 措 置 企 業 年 金 の 選 択 肢 の 多 様 化 項 目 確 定 給 付 企 業 年 金 基 金 (DB)への 移 行 支 援 簡 易 型 DBの 対 象 拡 大 確 定 拠 出 年 金 (DC)へ の 移 行 支 援 中 小 企 業 退 職 金 共 済 制 度 への 移 行 支 援 内 容 基 金 解 散 後 事 業 所 単 位 で 既 存 のDBへ 移 行 できる 仕 組 みの 創 設 中 小 企 業 等 への 企 業 年 金 の 普 及 を 促 進 するため 簡 易 は 制 度 設 計 ( 例 : 数 理 計 算 )や 手 続 きで 設 立 できるDBの 対 象 を 拡 大 する 基 金 を 脱 退 した 事 業 所 の 従 業 員 が 基 金 から 既 存 のDCへ 資 産 を 移 換 できるよう 規 制 緩 和 基 金 解 散 後 企 業 単 位 で 中 小 企 業 退 職 金 共 済 制 度 へ 移 行 できる 仕 組 みの 創 設 既 加 入 の 中 退 共 に 基 金 解 散 時 の 分 配 金 を 加 算 する 仕 組 みの 創 設 分 配 事 業 所 A 残 余 財 産 B C D 最 低 責 任 準 備 金 国 へ 返 還 基 金 解 散 後 事 業 所 単 位 での 制 度 移 行 が 可 能 ( 次 頁 )

上 乗 せ 部 分 の 受 給 権 を 保 全 するための 措 置 16 ( 移 行 例 1) 全 ての 事 業 所 が 共 同 でDB 若 しくはDCを 実 施 ( 例 ) 総 合 型 DB 総 合 型 DC 事 業 所 B 事 業 所 C 事 業 所 D 事 業 所 B C Dはそれぞれ 各 事 業 所 の 加 入 員 に 係 る 残 余 財 産 を 後 継 制 度 に 持 込 んで 制 度 移 行 することができます 受 給 権 者 に 係 る 残 余 財 産 は 分 配 されます ( 移 行 例 2) 一 部 の 事 業 所 について 共 同 でDB DCを 実 施 ( 例 ) 総 合 型 DB 総 合 型 DC ( 例 ) 単 独 のDB DC 中 退 共 事 業 所 B 事 業 所 C 事 業 所 D ( 移 行 例 3) 全 て 独 立 してDB DC 中 退 共 を 実 施 ( 例 ) 単 独 のDB ( 例 ) 単 独 のDC ( 例 ) 単 独 で 中 退 共 加 入 事 業 所 B 事 業 所 C 事 業 所 D

上 乗 せ 部 分 の 受 給 権 を 保 全 するための 措 置 17 関 連 条 文 ( 抜 粋 ) 附 則 第 35 条 施 行 日 以 後 に 解 散 した 存 続 厚 生 年 金 基 金 ( 当 該 解 散 した 日 における 年 金 給 付 等 積 立 金 の 額 が 責 任 準 備 金 相 当 額 を 下 回 るものを 除 く )は 規 約 で 定 めるところにより その 設 立 事 業 所 ( 政 令 で 定 める 場 合 にあっては 設 立 事 業 所 の 一 部 以 下 この 項 及 び 次 条 において 同 じ )が 確 定 給 付 企 業 年 金 の 実 施 事 業 所 ( 改 正 後 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第 4 条 第 1 号 に 規 定 する 実 施 事 業 所 をいう 以 下 この 項 において 同 じ )となっている 場 合 又 は 実 施 事 業 所 となる 場 合 であって 当 該 確 定 給 付 企 業 年 金 の 規 約 において あらかじめ 当 該 存 続 厚 生 年 金 基 金 から 前 条 第 4 項 の 規 定 により 当 該 設 立 事 業 所 に 使 用 される 解 散 基 金 加 入 員 等 ( 解 散 した 厚 生 年 金 基 金 がその 解 散 した 日 において 年 金 たる 給 付 の 支 給 に 関 する 義 務 を 負 っていた 者 をいう 以 下 同 じ )に 分 配 すべき 残 余 財 産 ( 以 下 この 条 において 残 余 財 産 という )の 交 付 を 受 けることができる 旨 が 定 められているときは 当 該 確 定 給 付 企 業 年 金 の 事 業 主 等 ( 改 正 後 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第 29 条 第 1 項 に 規 定 する 事 業 主 等 をいう 以 下 同 じ )に 残 余 財 産 の 当 該 確 定 給 付 企 業 年 金 の 資 産 管 理 運 用 機 関 等 ( 改 正 後 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第 30 条 第 3 項 に 規 定 する 資 産 管 理 運 用 機 関 等 をいう 以 下 同 じ )への 交 付 を 申 し 出 ることができる 2 当 該 確 定 給 付 企 業 年 金 の 事 業 主 等 は 当 該 確 定 給 付 企 業 年 金 の 資 産 管 理 運 用 機 関 等 が 前 項 の 規 定 による 申 出 に 従 い 残 余 財 産 の 交 付 を 受 けたときは 当 該 交 付 金 を 原 資 として 規 約 で 定 めるところにより 当 該 解 散 基 金 加 入 員 等 に 対 し 改 正 後 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第 29 条 第 1 項 各 号 及 び 第 2 項 各 号 に 掲 げる 給 付 ( 以 下 老 齢 給 付 金 等 という )の 支 給 を 行 うものとする 3 当 該 確 定 給 付 企 業 年 金 の 資 産 管 理 運 用 機 関 等 が 第 1 項 の 規 定 による 申 出 に 従 い 残 余 財 産 の 交 付 を 受 けたときは 前 条 第 4 項 の 規 定 の 適 用 については 当 該 残 余 財 産 は 当 該 解 散 基 金 加 入 員 等 に 分 配 されたものとみなす 4 当 該 確 定 給 付 企 業 年 金 の 事 業 主 等 は 第 2 項 の 規 定 により 老 齢 給 付 金 等 の 支 給 を 行 うこととなったときは その 旨 を 当 該 解 散 基 金 加 入 員 等 に 通 知 しなければならない 5 当 該 確 定 給 付 企 業 年 金 の 事 業 主 等 は 解 散 基 金 加 入 員 等 の 所 在 が 明 らかでないため 前 項 の 規 定 による 通 知 をすることができないときは 当 該 通 知 に 代 えて その 通 知 すべき 事 項 を 公 告 しなければならない

企 業 年 金 連 合 会 18 中 途 脱 退 者 等 の 取 扱 いの 変 更 項 目 中 途 脱 退 者 等 の 取 扱 い 内 容 法 施 行 日 以 後 の 基 本 部 分 の 企 業 年 金 連 合 会 への 移 換 停 止 ( 厚 生 年 金 保 険 法 第 160 条 第 161 条 の 削 除 ) 従 来 短 期 脱 退 者 は 連 合 会 に 支 給 義 務 を 移 転 することによって 基 金 では 管 理 および 年 金 給 付 を 行 うことを 免 れたが 今 後 は 短 期 脱 退 者 も 含 めて 基 金 で 管 理 し 給 付 を 行 う 管 理 が 煩 雑 となるとともに 中 途 脱 退 者 に 関 する 資 産 負 債 が 増 加 していくことになる 施 行 日 前 中 途 脱 退 者 等 の 取 扱 い 法 施 行 日 前 に 中 途 脱 退 者 であった 人 が 基 金 に 再 加 入 したときは あらかじめ 連 合 会 および 基 金 規 約 において 定 められているときは 本 人 の 申 し 出 により 基 本 部 分 の 支 給 に 関 する 権 利 義 務 を 基 金 に 移 転 することができる ( 附 則 第 53 条 第 1 項 ) 加 算 部 分 施 行 日 以 後 も 中 途 脱 退 者 について 連 合 会 移 換 可 能 基 本 部 分 施 行 日 以 後 の 中 途 脱 退 者 は 連 合 会 への 移 換 不 可

政 省 令 改 正 事 項 19 最 低 責 任 準 備 金 の 見 直 し 項 目 代 行 給 付 費 の 簡 便 計 算 に 用 いる 係 数 内 容 一 律 0.875 65 歳 未 満 :0.69 65 歳 以 上 75 歳 未 満 :0.96 75 歳 以 上 :1.0 適 用 は 平 成 17 年 4 月 以 降 計 算 に 用 いる 厚 生 年 金 本 体 の 適 用 時 期 のずれ 特 例 解 散 における 納 付 額 期 ずれあり 期 ずれ 解 消 本 体 利 回 り 実 績 が 確 定 している 期 間 には 当 該 利 回 りを 用 い 確 定 していない 期 間 につい ては 本 体 ポートフォリオを 元 に 市 場 ベンチマーク( 指 標 )を 用 いて 推 計 した 利 回 りを 用 い る 次 のいずれか 低 い 額 1 通 常 ルールで 計 算 した 額 ( 平 成 11 年 9 月 までの 期 間 は5.5% 平 成 11 年 10 月 以 降 の 期 間 は 厚 年 本 体 の 実 績 利 回 りを 用 いて 計 算 ) 2 基 金 設 立 時 から 厚 生 年 金 本 体 の 実 績 利 回 りを 用 いて 計 算 した 額 利 回 りは 期 ずれ 解 消 後 でも 解 消 前 でも 可 ( 以 下 の4 通 りの 納 付 額 のいずれかを 返 還 ) 平 成 11 年 9 月 末 から 転 がし 期 ずれあり 基 金 設 立 時 から 転 がし 期 ずれあり 平 成 11 年 9 月 末 から 転 がし 期 ずれなし 基 金 設 立 時 から 転 がし 期 ずれなし

政 省 令 改 正 事 項 20 上 乗 せ 部 分 の 受 給 権 保 全 のための 移 行 支 援 措 置 企 業 年 金 の 選 択 肢 の 多 様 項 目 確 定 給 付 企 業 年 金 基 金 (DB)への 移 行 支 援 キャッシュバランスプランの 制 度 設 計 の 弾 力 化 確 定 拠 出 年 金 (DC)へ の 移 行 支 援 内 容 移 行 時 の 積 立 不 足 を 掛 金 で 埋 めるための 期 間 を 延 長 (20 30 年 ) 給 付 設 計 に 用 いる 指 標 の 選 択 肢 を 拡 大 ( 運 用 実 績 複 合 ベンチマークを 加 える) 基 準 金 利 等 の 規 制 緩 和 (ただし 元 本 は 保 証 ) 解 散 後 のDCに 移 行 する 場 合 の 積 立 基 準 に 関 する 規 制 緩 和 キャッシュバランスプラン 弾 力 化 DC 移 行 支 援 指 標 2% -1% -2% 累 計 旧 2% 0% 0% 2% 上 乗 部 分 の 債 務 資 産 不 足 分 を 一 括 拠 出 せずともDC 移 行 が 可 能 新 2% -1% -2% 0% 代 行 部 分 の 債 務 資 産 国 へ 返 還 年 度 毎 ではなく 累 計 で 下 限 のゼロを 適 用