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1 規定されている 信義誠実の原則は 民法に規定あり 権利の行使及び義務の履行は 信義に従い誠実に行わなければならない と 民 法の条文に規定されています 信義誠実の原則 民法1条 1 2 規定されていない 法律行為の一部が無効についての民法の規定なし 法律行為の一部が無効となる場合であっても 法律行為のその余の部分の効力は妨 げられないものとする旨の規定は 民法の条文にはありません 119条参照 40 答率 のめや 1 回 基礎編 解答 解説 正 正解 解 正 民法 総合 第 問1 す 3 規定されていない 複数の契約の解除についての民法の規定なし 同一の当事者間で締結された複数の契約につき それらの契約の内容が相互に密接 に関連付けられている場合において そのうち一の契約に債務不履行による解除の原 因があり これによって複数の契約をした目的が全体として達成できないときは 相 手方は 当該複数の契約の全てを解除することができるものとする旨の規定は 民法 の条文にはありません 540条参照 第 4 規定されていない 敷金の定義についての民法の規定はなし 敷金とは いかなる名義をもってするかを問わず 賃料債務その他の賃貸借契約に 基づいて生ずる賃借人の賃貸人に対する金銭債務を担保する目的で 賃借人が賃貸人 に対して交付する金銭をいうものとする旨の規定は 民法の条文にはありません 回 応用編 解答 解説 2 619条参照 日建学院講師陣からのアドバイス 80 のめや 回 チャレンジ編 解答 解説 4 答率 3 1 誤り 虚偽表示の第三者CとAからの譲受人Dは 対抗関係に立つ 第三者 として保護されるCと Aから譲り受けたDは 不動産の二重譲渡にお ける第三者の関係 対抗関係 となります したがって 先に登記を得た方が所有 権を主張することができます 民法177条 判例 正 正解 解 正 民法 意思表示 第 問2 本問のように 民法の条文に規定されているものはどれか という形式 の出題が近年続いています ただ 正答率は低いのが特徴です 民法の規 定にある信義誠実の原則だけ覚えてください す 2 誤り Bは無権利者なので Aからの譲受人Eとは対抗関係に立たない AB間の契約は虚偽表示により無効ですから Bはその所有権を取得することはあ りません 無権利者 一方 Aから譲渡を受けたEは所有権を取得します 権利者 したがって Eは 無権利者Bに対し 登記がなくても 所有権を主張することがで きます 94条 判例 3 誤り 虚偽表示の第三者は 登記がなくても保護される 虚偽表示の無効は 善意の第三者に対抗することができません 第三者は善意であ りさえすれば 登記や過失の有無を問わず保護されますから Fは 登記がなくても Aに対して所有権を主張することができます 94条 判例 4 正しい 第三者が善意であれば その後の転得者は保護される 第三者 G が善意であれば 取引関係の混乱を避けるため Gからの転得者 H は 悪意であっても保護されます 判例 第1回 基礎編 解答 解説 5
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