大阪インターナショナルチャーチ アリステア・マッケナ師 2015/3/15



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為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

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回 答 Q3-1 土 地 下 落 の 傾 向 の 中 固 定 資 産 税 が 毎 年 あがるのはなぜですか? 質 問 : 土 地 下 落 の 傾 向 の 中 土 地 の 固 定 資 産 税 が 毎 年 あがるのはなぜですか? 答 : あなたの 土 地 は 過 去 の 評 価 替 えで 評 価 額 が

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Microsoft Word - 【溶け込み】【修正】第2章~第4章

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とする この 場 合 育 児 休 業 中 の 期 限 付 職 員 が 雇 用 契 約 を 更 新 するに 当 たり 引 き 続 き 育 児 休 業 を 希 望 する 場 合 には 更 新 された 雇 用 契 約 期 間 の 初 日 を 育 児 休 業 開 始 予 定 日 として 育 児 休 業 申

Q1 4 月 から 児 童 手 当 の 支 給 額 はどうなるのですか? Q2 児 童 手 当 には 所 得 制 限 が 設 けられるとのことですが 具 体 的 な 基 準 はどのよう になるのですか? Q3 4 月 以 降 児 童 手 当 を 受 け 取 るためには 手 続 きが 必 要 ですか?

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平 成 34 年 4 月 1 日 から 平 成 37 年 3 月 31 日 まで 64 歳 第 2 章 労 働 契 約 ( 再 雇 用 希 望 の 申 出 ) 第 3 条 再 雇 用 職 員 として 継 続 して 雇 用 されることを 希 望 する 者 は 定 年 退 職 日 の3か 月 前 まで

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2. ど の 様 な 経 緯 で 発 覚 し た の か ま た 遡 っ た の を 昨 年 4 月 ま で と し た の は 何 故 か 明 ら か に す る こ と 回 答 3 月 17 日 に 実 施 し た ダ イ ヤ 改 正 で 静 岡 車 両 区 の 構 内 運 転 が 静 岡 運

っては 出 産 予 定 日 から 出 生 した 日 から 起 算 して8 週 間 を 経 過 する 日 の 翌 日 までとする ) の 期 間 内 に 当 該 子 に 係 る 最 初 の 育 児 休 業 を 開 始 し かつ 終 了 した 場 合 であって 当 該 子 に 係 る 再 度 の 育 児

(3) 育 児 休 業 (この 号 の 規 定 に 該 当 したことにより 当 該 育 児 休 業 に 係 る 子 について 既 にし たものを 除 く )の 終 了 後 3 月 以 上 の 期 間 を 経 過 した 場 合 ( 当 該 育 児 休 業 をした 教 職 員 が 当 該 育 児 休 業

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注 意 すべきポイント 1 入 社 誓 約 書 は 社 員 の 入 社 にあたり 入 社 前 に 社 員 としての 自 覚 を 促 すとともに 正 当 な 理 由 のない 内 定 辞 退 を 防 止 するために 提 出 させるものです 2 2 以 降 の 注 意 すべきポイントについては マイ 法

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基発第 号

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鹿 児 島 厚 生 年 金 事 案 600 第 1 委 員 会 の 結 論 申 立 人 は 申 立 期 間 に 係 る 脱 退 手 当 金 を 受 給 していないものと 認 められるこ とから 申 立 期 間 に 係 る 脱 退 手 当 金 の 支 給 の 記 録 を 訂 正 することが 必 要 で

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福 岡 厚 生 年 金 事 案 4486 第 1 委 員 会 の 結 論 申 立 人 の 申 立 期 間 については その 主 張 する 標 準 報 酬 月 額 に 基 づく 厚 生 年 金 保 険 料 を 事 業 主 により 給 与 から 控 除 されていたことが 認 められることから 申 立 期

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様 式 1 給 与 得 者 様 式 2 自 営 業 者 等 次 の 者 は 当 に 勤 務 し 次 のとおり 給 与 等 を 支 給 したことを 証 明 します 給 与 支 給 者 在 地 名 称 及 び 代 表 者 印 電 話 ( ) - 採 用 年 月 日 申 込 む 月 の 前 月 から 過


Ⅰ 調 査 の 概 要 1 目 的 義 務 教 育 の 機 会 均 等 その 水 準 の 維 持 向 上 の 観 点 から 的 な 児 童 生 徒 の 学 力 や 学 習 状 況 を 把 握 分 析 し 教 育 施 策 の 成 果 課 題 を 検 証 し その 改 善 を 図 るもに 学 校 におけ

中 間 利 払 日 とし 預 入 日 または 前 回 の 中 間 利 払 日 からその 中 間 利 払 日 の 前 日 までの 日 数 および 通 帳 または 証 書 記 載 の 中 間 利 払 利 率 によって 計 算 した 中 間 利 払 額 ( 以 下 中 間 払 利 息 といいます )を 利

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( 支 給 制 限 ) 第 4 条 市 長 は 前 条 の 規 定 にかかわらず 給 対 象 者 が 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 するとき は 給 金 を 支 給 しないものとする (1) 年 額 405,696 円 以 上 の 公 的 年 金 等 を 受 給 しているとき (2) 生 活


2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

2 その 年 中 の 特 定 支 出 の 額 ( 前 払 をした 特 定 支 出 ) 問 資 格 取 得 費 に 該 当 する 専 門 学 校 (2 年 制 )の 授 業 料 等 の 支 出 をしましたが この 特 定 支 出 については その 支 出 した 年 分 の 特 定 支 出 の 額 の

取 り 消 された 後 当 該 産 前 の 休 業 又 は 出 産 に 係 る 子 若 しくは 同 号 に 規 定 する 承 認 に 係 る 子 が 死 亡 し 又 は 養 子 縁 組 等 により 職 員 と 別 居 することとなったこと (2) 育 児 休 業 をしている 職 員 が 休 職 又

任意整理について | 多重債務Q&A | 公益財団法人 日本クレジットカウンセリング協会

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平 均 賃 金 を 支 払 わなければならない この 予 告 日 数 は 平 均 賃 金 を 支 払 った 日 数 分 短 縮 される( 労 基 法 20 条 ) 3 試 用 期 間 中 の 労 働 者 であっても 14 日 を 超 えて 雇 用 された 場 合 は 上 記 2の 予 告 の 手 続

(2) 懲 戒 については 戒 告 は 3 ヵ 月 減 給 は 6 ヵ 月 停 職 は 9 ヵ 月 4 病 気 休 暇 休 職 欠 勤 により 勤 務 しなかった 職 員 が 再 び 勤 務 するに 至 った 場 合 において 他 の 職 員 との 均 衡 上 必 要 があると 認 められるときは

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弁護士報酬規定(抜粋)

187 家 族 249 家 族 がすべて 315 自 分 の 健 康 家 族 の 健 康 188 平 和 安 定 した 生 活 250 自 分 にかかわる 人 達 316 仕 事 お 金 友 人 189 家 族 251 友 人 両 親 317 家 族 190 自 分 と 家 族 の 命 と 幸 福

該 介 護 休 業 が 終 了 する 日 までに, 当 該 介 護 休 業 に 係 る 対 象 家 族 が 死 亡 したとき 又 は 離 婚, 婚 姻 の 取 消, 離 縁 等 により 当 該 介 護 休 業 に 係 る 対 象 家 族 との 親 族 関 係 が 消 滅 した とき (3) 配 偶

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認 し 通 常 の 立 入 検 査 に 際 しても 許 可 内 容 が 遵 守 されていることを 確 認 するこ と 2 学 校 薬 剤 師 業 務 の 兼 任 学 校 薬 剤 師 の 業 務 を 兼 任 する 場 合 の 取 扱 いは 次 のとおりとする (1) 許 可 要 件 1 薬 局 等 の

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四 勤 続 20 年 を 超 え30 年 までの 期 間 については 勤 続 1 年 につき100 分 の200 五 勤 続 30 年 を 超 える 期 間 については 勤 続 1 年 につき100 分 の100 2 基 礎 調 整 額 は 職 員 が 退 職 し 解 雇 され 又 は 死 亡 した

2 前 項 前 段 の 規 定 にかかわらず 年 俸 制 教 職 員 から 申 し 出 があった 場 合 においては 労 使 協 定 に 基 づき その 者 に 対 する 給 与 の 全 額 又 は 一 部 を 年 俸 制 教 職 員 が 希 望 する 金 融 機 関 等 の 本 人 名 義 の 口

Q5 育 児 休 業 を 請 求 する 際 の 事 務 手 続 は? A5 育 児 休 業 を 請 求 しようとする 職 員 は, 育 児 休 業 承 認 請 求 書 ( 様 式 第 1 号 )に 子 の 氏 名 や 請 求 する 期 間 等 を 記 入 し, 育 児 休 業 を 始 めようとする1

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年 間 収 入 が 130 万 円 未 満 (60 歳 以 上 75 歳 未 満 の 人 や 一 定 障 害 者 の 場 合 は 180 万 円 未 満 )であって かつ 被 保 険 者 の 年 間 収 入 の 2 分 の 1 未 満 である 場 合 は 被 扶 養 者 となります ( 同 居 の

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( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

( 月 額 で 支 給 されるもの) 扶 養 手 当 住 居 手 当 通 勤 手 当 ( 1 2) 単 身 赴 任 手 当 寒 冷 地 手 当 等 1 傷 病 手 当 金 出 産 手 当 金 又 は 休 業 手 当 金 ( 以 下 傷 病 手 当 金 等 という ) と 報 酬 との 調 整 につい

ハ 1 週 間 の 所 定 労 働 日 数 が2 日 以 下 の 職 員 ( 育 児 休 業 の 申 出 等 ) 第 4 条 育 児 休 業 を 取 得 しようとする 職 員 は 育 児 休 業 を 開 始 しようとする 期 間 の 初 日 ( 以 下 育 児 休 業 開 始 予 定 日 という )

目 次 第 1 部 個 人 所 得 税 の 概 要 居 住 者 非 居 住 者 の 定 義 4 個 人 所 得 税 の 納 付 のしかた( 給 不 所 得 者 ) 5 居 住 者 の 個 人 所 得 税 額 の 計 算 のしくみ( 給 不 所 得 者 ) 6 非 居 住 者 の 個 人 所 得 税

平成22年12月27日

社会保険加入促進計画に盛込むべき内容

第 7 条 職 員 の 給 与 に 関 する 規 程 ( 以 下 給 与 規 程 という ) 第 21 条 第 1 項 に 規 定 す るそれぞれの 基 準 日 に 育 児 休 業 している 職 員 のうち 基 準 日 以 前 6 月 以 内 の 期 間 にお いて 在 職 した 期 間 がある 職

(1) 処 女 降 誕 (2)イエスの 歴 史 性 (3) 福 音 の 3 要 素 (4)イエスの 死 後 の 状 態 (5) 昇 天 (6) 再 臨 * 今 回 は (4)イエスの 死 後 の 状 態 を 取 り 上 げる * 死 んでから 復 活 までの 3 日 間 をどのように 過 ごされたの

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( 補 助 金 等 交 付 決 定 通 知 に 加 える 条 件 ) 第 7 条 市 長 は 交 付 規 則 第 11 条 に 規 定 するところにより 補 助 金 の 交 付 決 定 に 際 し 次 に 掲 げる 条 件 を 付 するものとする (1) 事 業 完 了 後 に 消 費 税 及 び

2 条 ) ア 育 児 休 業 の 対 象 とならない 職 員 ( 法 第 2 条 及 び 条 例 第 2 条 関 係 ) (ア) 臨 時 的 に 任 用 される 職 員 (イ) 育 児 休 業 に 係 る 期 間 を 任 期 と 定 めて 採 用 された 職 員 (ウ) 勤 務 延 長 職 員 (

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は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

省 九 州 地 方 整 備 局 長 若 しくは 宮 崎 県 知 事 に 意 見 を 提 出 することができる ( 役 員 の 任 命 ) 第 8 条 理 事 長 及 び 監 事 は 宮 崎 県 知 事 が 任 命 する 2 理 事 は 理 事 長 が 任 命 する 3 副 理 事 長 は 理 事 長

後 にまで 及 んでおり(このような 外 部 研 究 資 金 を 以 下 契 約 理 由 研 究 という ) かつ その 者 が 退 職 後 も 引 き 続 き 研 究 代 表 者 となることを 研 究 所 が 認 める 場 合 とし 理 事 室 の 命 を 受 けて 発 議 書 ( 別 に 定 め

目  次

間 は 傷 病 手 当 金 を 受 給 しましたが 職 場 の 理 解 とリハビリの 甲 斐 あって 無 事 職 場 復 帰 がで きました しかし 後 遺 症 が 残 ったまま 障 害 認 定 日 を 迎 えました 年 子 さんには 障 害 年 金 の 受 給 資 格 があるのでしょうか? 年 子

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2 前 項 の 場 合 控 除 すべき 給 料 の1 時 間 あたりの 金 額 の 計 算 は 以 下 のとおりとする (1) 月 給 の 場 合 基 本 給 1か 月 平 均 所 定 労 働 時 間 数 ( ) (365- 年 間 所 定 休 日 日 数 ) 1 日 の 所 定 労 働 時 間 =

5 満 60 歳 以 上 の 祖 父 母 二 親 等 の 直 系 血 族 である 実 父 母 の 実 父 母 若 しくは 養 父 母 又 は 養 父 母 の 実 父 母 若 しくは 養 父 母 をいう 6 満 22 歳 に 達 する 日 以 後 の 最 初 の3 月 31 日 までの 間 にある 弟

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Transcription:

大 阪 インターナショナルチャーチ アリステア マッケナ 師 2015/3/15 ヨハネ 2:1-25 喜 びと 裁 き 2:1 それから 三 日 目 に ガリラヤのカナで 婚 礼 があって そこにイエスの 母 がいた 2:2 イエスも また 弟 子 たちも その 婚 礼 に 招 かれた 2:3 ぶどう 酒 がなくなったとき 母 がイエスに 向 かって ぶどう 酒 が ありません と 言 った 2:4 すると イエスは 母 に 言 われた あなたはわたしと 何 の 関 係 があるのでし ょう 女 の 方 わたしの 時 はまだ 来 ていません 2:5 母 は 手 伝 いの 人 たちに 言 った あの 方 が 言 われ ることを 何 でもしてあげてください 2:6 さて そこには ユダヤ 人 のきよめのしきたりによって それぞれ 八 十 リットルから 百 二 十 リットル 入 りの 石 の 水 がめが 六 つ 置 いてあった 2:7 イエスは 彼 らに 言 われた 水 がめに 水 を 満 たしなさい 彼 らは 水 がめを 縁 までいっぱいにした 2:8 イエスは 彼 らに 言 われた さあ 今 くみなさい そして 宴 会 の 世 話 役 のところに 持 って 行 きなさい 彼 らは 持 って 行 った 2:9 宴 会 の 世 話 役 はぶどう 酒 になったその 水 を 味 わってみた それがどこから 来 たのか 知 らなか ったので しかし 水 をくんだ 手 伝 いの 者 たちは 知 っていた 彼 は 花 婿 を 呼 んで 2:10 言 った だれでも 初 めに 良 いぶどう 酒 を 出 し 人 々が 十 分 飲 んだころになると 悪 いのを 出 すものだが あな たは 良 いぶどう 酒 をよくも 今 まで 取 っておきました 2:11 イエスはこのことを 最 初 のしるしとしてガ リラヤのカナで 行 い ご 自 分 の 栄 光 を 現 された それで 弟 子 たちはイエスを 信 じた 2:12 その 後 イ エスは 母 や 兄 弟 たちや 弟 子 たちといっしょに カペナウムに 下 って 行 き 長 い 日 数 ではなかったが そ こに 滞 在 された 2:13 ユダヤ 人 の 過 越 の 祭 りが 近 づき イエスはエルサレムに 上 られた 2:14 そして 宮 の 中 に 牛 や 羊 や 鳩 を 売 る 者 たちと 両 替 人 たちがすわっているのをご 覧 になり 2:15 細 なわでむちを 作 って 羊 も 牛 もみな 宮 から 追 い 出 し 両 替 人 の 金 を 散 らし その 台 を 倒 し 2:16 また 鳩 を 売 る 者 に 言 われた それをここから 持 って 行 け わたしの 父 の 家 を 商 売 の 家 としてはならない 2:17 弟 子 たちは あなたの 家 を 思 う 熱 心 がわたしを 食 い 尽 くす と 書 いてあるのを 思 い 起 こした 2:18 そこで ユダヤ 人 たちが 答 えて 言 った あなたがこのようなことをするからには どんなしるしを 私 たちに 見 せてくれるのですか 2:19 イエスは 彼 らに 答 えて 言 われた この 神 殿 をこわしてみなさい わたし は 三 日 でそれを 建 てよう 2:20 そこで ユダヤ 人 たちは 言 った この 神 殿 は 建 てるのに 四 十 六 年 かかりました あなたはそれを 三 日 で 建 てるのですか 2:21 しかし イエスはご 自 分 のからだの 神 殿 のことを 言 われたのである 2:22 それで イエスが 死 人 の 中 からよみがえられたとき 弟 子 たちは イエスがこのように 言 われたことを 思 い 起 こして 聖 書 とイエスが 言 われたことばとを 信 じた 2:23 イ エスが 過 越 の 祭 りの 祝 いの 間 エルサレムにおられたとき 多 くの 人 々が イエスの 行 われたしるし を 見 て 御 名 を 信 じた 2:24 しかし イエスは ご 自 身 を 彼 らにお 任 せにならなかった なぜなら イ エスはすべての 人 を 知 っておられたからであり 2:25 また イエスはご 自 身 で 人 のうちにあるものを 知 っておられたので 人 についてだれの 証 言 も 必 要 とされなかったからである 導 入 今 日 初 めて OIC にいらっしゃって この 2 週 間 のメッセージを 聞 いてない 方 もおられるかもしれません ので 今 まで 学 んだことを 振 り 返 りましょう 今 私 たちは ヨハネの 福 音 書 からイエスの 人 生 について 学 んでいます ヨハネの 福 音 書 の 中 心 となる 聖 句 は ヨハネ 20:30-31 です 20:30 この 書 には 書 かれていないが まだほかの 多 くのしるしをも イエスは 弟 子 たちの 前 で 行 われた 20:31 しかし これらのことが 書 かれたのは イエスが 神 の 子 キリストであることを あなたがたが 信 じ るため また あなたがたが 信 じて イエスの 御 名 によっていのちを 得 るためである ヨハネは この 目 的 のためにすべてを 記 しました そのことを 常 に 念 頭 においておく 必 要 があります 1

1:1-18 は ヨハネの 福 音 書 の 序 論 でした ヨハネは この 冒 頭 部 分 で 自 らが 記 す 福 音 書 の 内 容 を 大 ま かに 紹 介 します ここでヨハネが 紹 介 するテーマはそれぞれ 本 論 部 分 に 関 連 個 所 があります ヨハネの 福 音 書 を 学 び 進 めていくうちに それらのテーマを 取 り 上 げることになります 1-18 節 の 序 論 は 美 しい 建 造 物 の 入 口 に 立 つツアーガイドのようなものです ガイドは その 建 物 に 入 る 前 に 見 どころを 説 明 します それを 聞 いた 旅 行 者 は 入 口 にいるときから 中 でどんなものが 見 られる かと 楽 しみにします ヨハネは 光 やみ いのち 神 の 栄 光 恵 み などの 単 語 を 用 います また イエス キリストを 旧 約 聖 書 に 登 場 する ことば になぞらえ イエスの 神 性 を 示 します 旧 約 聖 書 における ことば とは すべてを 創 造 し すべての 生 物 にいのちを 与 えた 神 です この 福 音 書 では イエスを 信 じて 受 け 入 れることや 神 によって 新 しく 生 まれることで 神 の 子 とされることも 記 されています 続 いて 1 章 19-34 節 では バプテスマのヨハネがイエス キリストについて 証 言 します ヨハネは 旧 約 聖 書 におけるメシヤの 来 臨 に 関 する 預 言 とイエスを 関 連 付 けます ヨハネは 読 み 手 に イエスは 世 の 罪 を 取 り 除 く 神 の 小 羊 だと 言 います ヨハネ 1:29 その 翌 日 ヨハネは 自 分 のほうにイエスが 来 られるのを 見 て 言 った 見 よ 世 の 罪 を 取 り 除 く 神 の 小 羊 当 時 これを 読 んだ 人 々は 幕 屋 や 神 殿 でささげられるいけにえの 制 度 についてよく 知 っていたはずです 罪 のある 人 の 罪 を 覆 うために 罪 のない 命 が 殺 されるのです 35-51 節 では イエスに 従 った 最 初 の 弟 子 たちとイエスとのやりとりが 記 されています この 個 所 で イ エスはご 自 身 が 神 と 同 じ 性 質 をお 持 ちであることを 示 されます その 性 質 とは 全 知 全 能 で 遍 在 である ことです 1 章 の 最 後 は さらに 大 きなことが 起 こるというイエスの 約 束 で 終 わります では 2 章 に 入 ります この 章 には ふたつの 主 なテーマがあります 1-12 節 のテーマは 喜 び そして 13-25 節 のテーマは 裁 き です イエスが 水 をぶどう 酒 に 変 えるという 奇 跡 を 起 こされた 婚 礼 の 話 に 入 る 前 に 旧 約 聖 書 の 背 景 を 知 る 必 要 があります イスラエルの 民 がバビロン 捕 囚 であったとき 神 は 預 言 者 を 遣 わして 民 に 課 題 を 与 えられます また 同 時 に いつの 日 か 神 が 民 をイスラエルに 連 れ 帰 り 神 が 民 の 間 に 住 まわれ 民 が 神 に 喜 んで 従 う 日 が 来 ると 言 って 民 を 励 まされました その 地 には 良 質 の 食 物 とぶどう 酒 がたくさんあります ア モスは ぶどう 酒 が 山 からしたたると 言 いました アモス 9: 13-15 9:13 見 よ その 日 が 来 る 主 の 御 告 げ その 日 には 耕 す 者 が 刈 る 者 に 近 寄 り ぶどうを 踏 む 者 が 種 蒔 く 者 に 近 寄 る 山 々は 甘 いぶどう 酒 をしたたらせ すべての 丘 もこれを 流 す 9:14 わたしは わたしの 民 イスラエルの 繁 栄 を 元 どおりにする 彼 らは 荒 れた 町 々を 建 て 直 して 住 み ぶどう 畑 を 作 っ て そのぶどう 酒 を 飲 み 果 樹 園 を 作 って その 実 を 食 べる 9:15 わたしは 彼 らを 彼 らの 地 に 植 える 彼 らは わたしが 彼 らに 与 えたその 土 地 から もう 引 き 抜 かれることはない とあなたの 神 主 は 仰 せられる アモス 書 やイザヤ 書 の 預 言 から メシヤ 時 代 がまだ 完 了 していないことがわかります 2

ここでイエスは 水 をぶどう 酒 に 変 えることで 将 来 の 様 子 を 垣 間 見 せてくださいます 当 時 のユダヤ 人 たちは これらの 預 言 をよく 知 っていました これを 念 頭 に 婚 礼 の 部 分 を 学 んでいきましょう この 時 代 ユダヤの 結 婚 式 は 一 大 行 事 でした 現 代 の 結 婚 式 とはまったく 様 子 が 違 います 聖 書 の 時 代 の 結 婚 にはいくつかの 段 階 があります まず 第 一 段 階 で 新 婦 の 父 が 婚 姻 届 に 署 名 をし 法 的 な 契 約 が 交 わされます その 後 ふたつの 段 階 を 踏 み 最 後 に 結 婚 の 祝 宴 が 開 かれます たいてい は 新 郎 の 実 家 か 親 戚 の 家 で 行 われました 結 婚 の 祝 宴 は 一 週 間 も 続 くことがありました マリヤはここで 給 仕 の 責 任 者 だったようです マリヤと 新 郎 は 親 類 だったと 考 えられます マリヤの 夫 のヨセフがこのときいなかったことはわかりますが なぜかはわかりません もう 亡 くなっ ていたのかもしれません 食 べ 物 やぶどう 酒 が 足 りなくなったら マリヤは 大 恥 をかくことになります 昔 ですから コストコやスーパーに 車 で 出 かけて 行 って 食 べ 物 やワインを 買 い 足 すことはできません 前 もってしっかり 準 備 をし 結 婚 の 祝 宴 にどれだけ 食 べ 物 やぶどう 酒 が 必 要 か 見 当 をつける 必 要 があり ました 歴 史 家 によると 結 婚 式 で 食 べ 物 や 飲 み 物 が 不 足 したことで 裁 判 になることもあったと 言 います ですから ぶどう 酒 が 途 中 でなくなったらたいへんです マリヤは 大 恥 をかきます ぶどう 酒 がなくなってしまったとき マリヤが 頼 りにできたのはイエスだけでした このときすでに イエスは 30 歳 を 過 ぎていましたから ユダヤの 文 化 ではりっぱな 大 人 だと 見 なされていました マリヤは ぶどう 酒 がなくなったことをイエスに 伝 えました するとイエスは あなたはわたしと 何 の 関 係 があるのでしょう 女 の 方 わたしの 時 はまだ 来 ていません と 答 えました まず イエスのおっしゃったことについて 考 えましょう イエスは お 母 さん ではなく 女 の 方 と 言 われました なぜでしょう また マリヤをいさめておられるようです なぜでしょう アメリカの 有 名 な 聖 書 説 教 者 であるドン カーソンは これについてこのように 説 明 します このできごとがきっかけで マリヤはイエスとの 関 係 を 改 めなければならなくなった マリヤがイエ スを 神 として 受 け 入 れ 信 徒 としてイエスを 信 じたとき その 信 仰 が 受 け 入 れられ イエスは 水 をぶど う 酒 に 変 えてくださった ドン カーソンの 解 釈 は 正 しいと 思 います イエスの 言 葉 は 多 少 厳 しく 不 快 に 感 じられますが マリヤがイエスを 神 の 子 として 信 じるようになる 道 を 開 いたのです ここで ヨハネの 福 音 書 の 目 的 が 実 りはじめていることがわかります マリヤは イ エスを 神 の 子 として 信 じる 信 徒 の 先 がけとなりました この 婚 礼 で マリヤはふたつの 祝 福 を 受 けました 罪 の 問 題 が 解 決 し ぶどう 酒 の 問 題 も 解 決 されまし た マリヤは 罪 の 性 質 をもって 生 まれたので 罪 の 赦 しを 受 けるためにイエスを 信 じる 必 要 がありました 3

マリヤは 手 伝 いの 人 たちに あの 方 が 言 われることを 何 でもしてあげてください と 言 いました ここでイエスが 水 を 変 えて 作 られたぶどう 酒 は 安 物 のぶどう 酒 ではなく 最 高 級 のものでした この 奇 跡 を 起 こす 大 きな 目 的 をイエスは 持 っておられました ヨハネは 11 節 でそれを 説 明 します 2:11 イエスはこのことを 最 初 のしるしとしてガリラヤのカナで 行 い ご 自 分 の 栄 光 を 現 された それで 弟 子 たちはイエスを 信 じた 神 の 栄 光 が 現 され 弟 子 たちがイエスを 信 じたのです 弟 子 たちはこれを 見 て 信 じました これは ヨハネの 福 音 書 のおもな 目 的 とつながります 次 の 部 分 に 進 む 前 に 11 節 をご 注 目 ください ヨハネは このことを 最 初 のしるしとして と 語 りま す しるしとはどういう 意 味 でしょう しるしとは 隠 された 霊 的 な 真 理 を 指 し 示 す 目 に 見 える 奇 跡 のことです イエスの 奇 跡 は 単 なる 力 の 表 示 ではありません 人 を 感 心 させるためになされることは 決 してありま せんでした イエスの 奇 跡 は 力 を 表 すことで そこに 隠 された 霊 的 なことを 指 し 示 しました そうい ったことは 信 仰 の 目 をもってのみ 理 解 が 可 能 になります これは 最 初 のしるしとなりました この 奇 跡 は 水 をぶどう 酒 に 変 えましたが そのおもな 目 的 は 奇 跡 の 裏 に 隠 された 霊 的 な 意 味 を 人 々に 指 し 示 すことです ヨハネの 福 音 書 には 7 つのしるしがあって その 最 後 はラザロの 復 活 だと 言 う 聖 書 学 者 もいます 奇 跡 が 起 こされたのは 人 々がイエスを 人 の 姿 をした 神 であると 信 じ このお 方 に 信 仰 をおくことです そ うすれば その 人 たちは 主 にあって 新 しい 命 を 得 ます こうして 福 音 書 が 書 かれた 目 的 が 果 たされま す 今 日 の 私 たちにとってはどういう 意 味 があるでしょう それをここではふたつの 部 分 にわけて 説 明 します a) まず イエスが 水 をぶどう 酒 に 変 えられた 事 実 は 神 の 栄 光 がイエスという 人 としてあらわされ たことを 物 語 ります メシヤ 時 代 の 幕 開 けです ともに 喜 びましょう ぶどう 酒 はあふれていま す 神 をたたえ 喜 びにあふれましょう イエスを 信 じて 喜 びを 持 ちましょう 喜 びは 周 りの 状 況 に 左 右 されません 神 に 対 する 心 の 状 態 です クリスチャンなら 心 に 喜 びを 持 てます 年 老 いていても 貧 しくても 病 気 でも そのすべて に 当 てはまっていても 喜 べます それは 罪 が 赦 されて 天 国 で 新 しい 体 が 与 えられるからで す b) 次 に 将 来 についてです 旧 約 聖 書 を 学 べば イエスに 関 する 預 言 の 多 くがまだ 成 就 していない ことがわかります 神 はご 自 身 のことばに 忠 実 ですから イエスが 再 臨 されたときにこれらの 預 言 が 成 就 します 私 たちはこれを 楽 しみにするべきです 今 日 はこれらの 預 言 についてお 話 する 時 間 がありませんが いつかそのような 学 びもしたいと 思 います 今 日 一 言 だけにまとめると イエスがいつかこの 地 球 に 戻 って 来 られ その 日 イエスを 信 じる 人 々は 非 常 に 喜 び イエスを 拒 んだ 人 たちはたいへ ん 悲 しむと 聖 書 ははっきり 教 えています 4

私 たちには 現 在 の 喜 びと 将 来 の 喜 びがあります イエスの 弟 子 になれるというのは なんという 光 栄 でしょう 2 章 の 後 半 は 喜 ばしい 内 容 ではありません イエスが 腐 敗 した 礼 拝 を 見 過 ごされないという 重 大 な 警 告 です また 心 から 誠 実 にイエスについていかない 人 を イエスは 受 け 入 れてくださいません 2. 裁 き 13-25 節 この 個 所 を 詳 しく 学 ぶ 前 に 旧 約 聖 書 の 神 殿 について 知 る 必 要 があります (マラキ 3:1-5) 神 殿 は 野 球 場 やサッカー 場 ほどもある 大 きな 建 物 でした エルサレムで 神 殿 のあった 場 所 を 歩 きましたが とても 広 い 場 所 です 幅 450 メートル 奥 行 300 メートルほどです それは 神 が 民 とともにおられた 場 所 です 最 初 幕 屋 が 荒 野 に 建 てられました 庭 で 血 のいけにえが ささげられました 会 見 の 天 幕 の 中 はふたつの 部 分 に 分 けられ 聖 所 と 至 聖 所 がありました 聖 所 には 7 本 立 ての 金 の 燭 台 がありました (ヘブル 語 =メノラー) 大 きさは 高 さ 1.5 メートル 幅 1 メートルほどです また 純 金 のオイルランプがありました これが 内 部 を 照 らす 唯 一 の 光 です また 香 壇 と 机 があり 安 息 日 ごとに 机 の 上 に 新 しいパンをささげます 至 聖 所 は 大 祭 司 が 年 一 度 だけ 入 ることを 許 される 場 所 で 契 約 の 箱 が 置 かれていました これは 木 製 の 箱 で 中 には 十 戒 と 神 が 荒 野 で 民 を 養 ったマナの 入 った 容 器 がありました そして 最 後 に 贖 いのふたです これは 契 約 の 箱 のふたで 金 でできており ふたりの 御 使 いが 羽 を 広 げている 様 が 彫 られています 出 エジプト 25:22 わたしはそこであなたと 会 見 し その 贖 いのふた の 上 から すなわちあかしの 箱 の 上 の 二 つのケルビムの 間 から イスラエル 人 について あなたに 命 じることをことごとくあなたに 語 ろ う 神 殿 は 幕 屋 の 複 製 ですが テントではなく 建 物 です 形 状 は 変 わっても 神 が 民 の 間 に 住 まわれるという 考 え 方 は 同 じで 聖 なる 場 所 でした 5

時 代 を 経 て 神 殿 は 祭 司 たちによって 汚 されました 神 の 預 言 者 は 神 の 代 弁 者 として 祭 司 たちの 行 い について 警 告 をし 続 けました そのひとりであるマラキは エレミヤと 同 じ 時 代 の 預 言 者 ですが この ように 言 いました (マラキ 3: 1-5) 3:1 見 よ わたしは わたしの 使 者 を 遣 わす 彼 はわたしの 前 に 道 を 整 える あなたがたが 尋 ね 求 めて いる 主 が 突 然 その 神 殿 に 来 る あなたがたが 望 んでいる 契 約 の 使 者 が 見 よ 来 ている と 万 軍 の 主 は 仰 せられる 3:2 だれが この 方 の 来 られる 日 に 耐 えられよう だれが この 方 の 現 れるとき 立 っていられよう まことに この 方 は 精 錬 する 者 の 火 布 をさらす 者 の 灰 汁 のようだ 3:3 この 方 は 銀 を 精 錬 し これをきよめる 者 として 座 に 着 き レビの 子 らをきよめ 彼 らを 金 のように 銀 のように 純 粋 にする 彼 らは 主 に 義 のささげ 物 をささげる 者 となり 3:4 ユダとエルサレムのささげ 物 は 昔 の 日 のように ずっと 前 の 年 のように 主 を 喜 ばせる 3:5 わたしは さばきのため あなたが たのところに 近 づく わたしは ためらうことなく 証 人 となり 呪 術 者 姦 淫 を 行 う 者 偽 って 誓 う 者 不 正 な 賃 金 で 雇 い 人 をしいたげ やもめやみなしごを 苦 しめる 者 在 留 異 国 人 を 押 しのけて わたしを 恐 れない 者 たちに 向 かう 万 軍 の 主 は 仰 せられる マラキは 裁 きがやってくると 警 告 しました イエスが 神 殿 に 着 いたとき 罪 に 対 する 怒 りに 満 ち 細 い 縄 でむちを 作 って 商 人 たちを 神 殿 から 追 い 出 しました 彼 らは いけにえを 法 外 な 値 段 で 売 りつけ ようとする 悪 い 人 々でした ここで 私 たちがあまり 見 たくないイエスの 姿 が 描 かれています それは イエスがお 裁 きになる 姿 です いつの 日 か 人 は 誰 でもキリストの 裁 きの 座 の 前 に 立 つことにな ると 聖 書 ははっきり 語 ります Ⅱコリント 5:10 なぜなら 私 たちはみな キリストのさばきの 座 に 現 れて 善 であれ 悪 であれ 各 自 そ の 肉 体 にあってした 行 為 に 応 じて 報 いを 受 けることになるからです イエスのこの 行 動 を 見 て 弟 子 たちは 詩 篇 69:9 を 連 想 したことでしょう 18 節 で ユダヤ 人 たちはイエスにしるしを 求 めました ユダヤ 教 指 導 者 たちは イエスの 行 動 に 不 快 感 を 示 し どういう 権 威 があって 神 殿 から 商 人 たちを 追 い 出 したのか 問 い 詰 めたのです 19 節 でイエスはこう 答 えます 2:19 イエスは 彼 らに 答 えて 言 われた この 神 殿 をこわしてみなさい わたしは 三 日 でそれを 建 てよ う 2:20 そこで ユダヤ 人 たちは 言 った この 神 殿 は 建 てるのに 四 十 六 年 かかりました あなたは それを 三 日 で 建 てるのですか このとき 弟 子 たちは イエスが 何 を 言 っておられるのかわかりませんでした けれども 22 節 から イエ スがよみがえられた 後 になって 弟 子 たちがイエスのこの 言 葉 の 意 味 を 悟 ったことがわかります 23 節 には イエスが 過 越 の 祭 りの 期 間 にエルサレムにおられたとき 多 くの 人 々が イエスの 行 われた しるしを 見 てイエスを 信 じたとあります けれども イエスは ご 自 身 を 彼 らにお 任 せになりませんで した それは すべての 人 の 心 の 内 を 知 っておられたからです 現 代 日 本 にいる OIC の 私 たちには どんな 意 味 があるでしょう 6

イエスは ユダヤ 人 たちが 思 い 描 いたような 快 適 な 方 法 で 旧 約 聖 書 の 約 束 を 成 就 されませんでした イ エスの 来 臨 は 現 状 に 対 する 異 議 を 意 味 しました ユダヤ 人 の 腐 敗 した 礼 拝 への 裁 きでした イエスが 後 に 神 殿 での 礼 拝 に 取 って 代 わられるわけですが このときは イエスはご 自 身 の 神 殿 を 汚 す 人 々がいるという 裁 きをされました 私 たちはどうでしょう イエスがどういうお 方 で 何 のために 来 られたのか 私 たちも 知 る 必 要 があり ます 私 たちの 必 要 を 満 たすために 来 られた 守 り 神 ではありません このお 方 は 私 たちの 人 生 の 救 い 主 であ り 主 となるべきお 方 です イエスは 私 たちの 期 待 通 りに 動 かれるとは 限 りません それはなぜでしょう 私 たちを 訓 練 して 弟 子 とされるからです つまり イエスのみこころのとおりに イエスに 仕 えるとい うことです それは 私 たちがやりたいと 思 う 方 法 でないかもしれません 不 純 な 動 機 でイエスを 礼 拝 していることも 多 々あるからです 私 たちが 礼 拝 する 動 機 をイエスは 裁 かれます 課 題 快 適 さを 失 っても 救 い 主 イエス キリストから 学 び 信 仰 の 成 長 を 遂 げようと 思 いますか そうでありたいものです イエスは 当 時 の 宗 教 家 たちの 心 をかき 乱 しました 私 たちが 誤 った 動 機 や 目 標 を 持 っていると 私 たちの 心 もかき 乱 されるでしょう イエスは つらい 経 験 をとおして 私 たちが 主 のもとに 近 づくよう 導 いてくださいます 最 後 に 大 自 然 の 例 をお 話 しましょう あおむしは 自 分 でさなぎの 殻 を 作 ります そして 羽 化 して 蝶 になるときには 小 さな 穴 から 自 力 で 出 てきます これは 非 常 に 困 難 な 作 業 です この 様 子 を 見 ていると 穴 を 出 ようと 悪 戦 苦 闘 する 蝶 がか わいそうになります 蝶 が 出 てきやすいように 穴 を 広 げてやろうという 気 になります けれども それ は 大 きな 間 違 いです 小 さな 穴 を 必 死 に 出 て 来 るという 重 労 働 のおかげで 羽 が 強 くなって 飛 べるので す もし 穴 を 大 きくしてしまうと 蝶 は 簡 単 に 外 に 出 られますが 飛 ぶことができなくなります 羽 に 圧 力 がかかることで 飛 ぶのに 必 要 な 力 が 備 わるのです ある 少 年 は 蝶 が 穴 を 必 死 に 出 ようとしているのがかわいそうになって 穴 を 広 げてあげました 蝶 は すぐに 外 に 出 られましたが 飛 ぶことができませんでした 神 は 自 然 の 現 象 から 私 たちに 教 えてくださいます 神 は 私 たちにもつらい 経 験 をさせられます それは 私 たちを 傷 つけるためではなく 強 くするため です 主 と 主 の 全 能 の 力 によって 私 たちが 強 められるからです 神 から 試 練 をいただいているなら あ なたは 強 められ いつの 日 か 用 いられるでしょう 最 後 に 主 を 喜 ぶことは 私 たちの 力 であることを 覚 えておきましょう 詩 篇 30:5 はこう 語 ります まことに 御 怒 りはつかの 間 いのちは 恩 寵 のうちにある 夕 暮 れには 涙 が 宿 っても 朝 明 けには 喜 びの 叫 びがある いつも 偽 りのない 心 でイエスを 礼 拝 できるよう 気 をつけましょう 聖 霊 に 練 っていただけるよう 神 に 心 を 開 きましょう そうすることで 神 の 御 名 をたたえることができるからです 7