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酪農講演会開催レポート 弊社技術顧問の瀬野豊彦畜産コンサルタントを講師とする講演会が 7月に奈良県で 9月に鹿児島県で それぞれ行われました その様子をご紹介します 実践的な参加型講習会 奈良県 などの良い反響も頂きました 開 催 日 平成23年7月29日 簡易環境測定器は 西南暖地にある弊社営業所に 開催場所 奈良県葛城市 は常備してありますので 関心のある方は 遠慮な 聴 講 者 若手酪農家 後継者の皆様 レポーター 奈良営業所 く営業担当者にご相談下さい 松岡仁輝 この日のテーマは暑熱対策 最初に 参加者の農 場に実際に赴き 簡易環境測定器で 牛舎内の気温 湿度 風速を測定して 牛舎内の空気の流れや換気 扇の効果について説明したり 細霧装置の効果的な 設置方法について検討したりといった 現場での参 加型実地講習が行われました 次に 場所を移動しての講演会では 瀬野畜産コ ンサルタントより 暑熱期における牛体の反応の解 説や牛舎環境 飼養管理における暑熱対策のポイン 牛舎内での研修 ト等について 国内外の事例等をまじえて講演され 参加者の皆様から数多くの質問が出たり 若手酪農 家同士の交流がなされたりと 非常に活発な講習会 となりました また講習会終了後しばらく経っても 参加者から 更に質問が寄せられたり 次回開催の希望が上がる 簡易環境測定器 風通しの良い牛舎 暑熱対策を講演する瀬野畜産コンサルタント 27 Fa r m e r's E ye W I N T E R 2 012 オープンリッジ と扇風機
健康な乳牛の飼養管理の実現に向けて 鹿児島県 開 催 日 平成23年9月7日 開催場所 鹿児島県志布志市 聴 講 者 志布志地区青年部の皆様 レポーター 九州支店 奥田和綱 講演会は 微量ミネラルと繁殖についての関係を 中心とした 健康な乳牛の飼養管理 をテーマに 各種ミネラルの過不足 乾物摂取量の向上 粗飼料 の働きの再認識 暑熱対策など様々な分野の話が盛 プロジェクターを使いなが ら解説していく瀬野畜産コ ンサルタント り込まれた内容の濃いものとなりました 特に鹿児島においては 特有のシラス台地によ り 自給粗飼料のミネラル含量が低い場合もあると のデータに基いて 給与ミネラルに対する注意が喚 起されました また参加者より 分娩後の立ち上がりを良くする ための管理方法に関する質問が出され 真剣で活発 な質疑応答が交わされました ご参加いただいた皆 様 ありがとうございました 業部が ミック事 開発した 品 ケア商 仔牛の 講 演 中は熱 心 に 耳を傾 け 講 演 後は質 疑 応 答 や意見交換に意欲を見せ る志 布 志 地 区青年部の 皆様 冬期の風邪 下痢対策に カーフ ケア グッズ ミックカーフベスト サイズ S < 35kg M < 43kg L < 55kg モデル ライチくん 40kg Mサイズ着用 仔牛用 ネック ウォーマー フリー サイズ 3ヶ月令まで着用可能 モデル みすずちゃん 30kg 軽量で耐久性に優れ 丸洗いもできるので衛生的です ご注文 お問い合わせ 最寄りの弊社支店 営業所へお気軽にお問い合わせください Fa r m e r's E ye W I N T E R 2 012 28
カナダ酪農と ロイヤル ウインター フェア 海外視察レポート 2011年11月8日から14日までの7日間 デーリィマン社と北海道ホルスタイン農協の共同企画による 第 40回カナダホルスタイン酪農視察旅行 が実施され 弊社から2名参加した 内容は カナダの酪農家4戸 の視察とトロントで行われたロイヤル ウィンター フェア 正式名称 Royal Agricultural Winter Fair の 視察である 今回の視察を通して感じたカナダ酪農について報告する 北海道支店札幌営業所 古川竜司 宗谷営業所 内藤健憲 カナダ酪農事情 今回訪問した都市 広大な国 カナダ ケベック州 オンタリオ州 カナダは 世界で二番目に面積の 大きな国で 日本の約27倍以上も の広さであるが 人口は約3,411万 人と日本の3割程度しか住んでおら ず 世界で最も一人当たりの面積 が大きい国 である 国土は広大だ が 大半は北極圏やツンドラ地帯の 為 人口の8割近くは比較的温暖な アメリカ国境から150km圏内で暮 バンクーバー らしており 農業地帯も人口の集中 トロント 地帯と同様に南部に集中して 広大 な国土の割には 農業規模はそれほ ど大きくはない 生乳の生産地と消費地が一致 29 ている ただ 生乳生産量は日本と異なり増加傾向にあ カナダの酪農は 生産規模において日本とそれほ り 直近の10年で約65万t 8 5 増加している ど大きな差はなく 酪農家戸数と乳牛頭数の傾向も これは一戸当たりの飼養頭数増加に加え 給餌技術 日本と良く似ている や疾病対応 遺伝的改良の効果があってのものと考 カナダの酪農家戸数は約13,000戸で 直近の10 えられる 表1 年で6,100戸 33 減少し 乳牛頭数は約98万 カナダの酪農はケベック州とオンタリオ州に集中 頭で これも直近の10年で11万頭 8 減少し しており この2州で農家戸数 生産量共にカナダ Fa r m e r's E ye W I N T E R 2 012
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