Q10 小 規 模 企 業 共 済 ( 退 職 金 型 + 年 金 型 )について 教 えて 下 さい ( 平 成 21 年 度 改 正 版 ) ポイント! 2008.12 湊 税 理 士 事 務 所 作 成 退 職 金 準 備 型 1 独 立 行 政 法 人 中 小 企 業 基 盤 機 構 ( 略 称 中 小 機 構 ))が 運 営 する 制 度 です 2 掛 金 は 全 額 を 課 税 対 象 所 得 から 控 除 できるため 節 税 効 果 が 期 待 できます 3 共 済 加 入 しておけば 万 一 の 時 に 借 入 制 度 も 利 用 できます 4 中 小 機 構 の 小 規 模 共 済 なら 今 年 12 月 中 に 加 入 すると その 分 を 今 年 の 所 得 から 控 除 することが 出 来 ます 金 融 機 関 で 初 回 納 付 した 際 領 収 書 が 発 行 されますので そちらが 小 規 模 の 控 除 証 明 書 となります 個 人 年 金 準 備 型 1 国 民 年 金 基 金 が 運 営 する 制 度 です 2 掛 金 は 全 額 を 課 税 対 象 所 得 から 控 除 できるため 節 税 効 果 が 期 待 できます 3 加 入 手 続 から1~2ヶ 月 後 でないと 口 座 から 引 落 しが 開 始 できないため 仮 に12 月 に 加 入 しても 所 得 控 除 の 効 果 は 来 年 度 の 分 からとなります 所 得 控 除 額 の 早 見 表 1 主 や 中 小 企 業 の 役 員 の 場 合 には 上 記 2つの 制 度 を 併 用 することができます 2 主 の 場 合 には 最 大 で1 656 千 中 小 企 業 の 役 員 の 場 合 でも 最 大 で 1 056 千 の 控 除 が 可 能 です 3 平 成 21 年 度 改 正 で 個 人 型 の 確 定 拠 出 年 金 の 掛 け 金 限 度 額 が 増 額 される 予 定 です 小 規 模 企 業 共 済 等 掛 金 控 除 年 金 被 保 険 者 中 小 企 業 基 盤 機 構 個 人 型 確 定 拠 出 年 金 合 計 月 年 額 月 年 額 月 年 額 主 70,000 840,000 68,000 816,000 138,000 1,656,000 中 小 企 業 役 員 70,000 840,000 18,000 216,000 88,000 1,056,000 一 般 サラリ-マン 18,000 216,000 18,000 216,000 掛 金 の 詳 細 については 下 記 概 要 の 掛 金 欄 をご 参 照 下 さい H21 年 度 改 正 中 小 企 業 役 員 70,000 840,000 23,000 276,000 93,000 1,116,000 一 般 サラリ-マン 23,000 276,000 23,000 276,000 解 説 1 制 度 の 概 要 現 在 小 規 模 企 業 共 済 掛 け 金 控 除 は 以 下 の2つの 制 度 により 適 用 を 受 けることができます 運 営 元 積 立 目 的 中 小 企 業 基 盤 機 構 将 来 の 退 職 金 の 準 備 国 民 年 金 基 金 将 来 の 年 金 の 準 備 2 小 規 模 企 業 共 済 - 退 職 金 準 備 型 の 概 要 制 度 のあらまし 小 規 模 企 業 の 主 または 中 小 企 業 等 の 役 員 が 事 業 を 廃 止 した 場 合 や 役 員 を 退 職 した 場 合 などに それまで 積 み 立 ててこられた 掛 金 に 応 じた 共 済 金 をお 受 け 取 りになれる 共 済 制 度 です 事 業 主 の 為 の 退 職 金 制 度 と 言 われています 中 小 機 構 共 済 加 入 資 格 主 もしくは 会 社 役 員 区 分 株 式 会 社 合 名 合 資 会 社 合 同 会 社 対 象 者 取 締 役 監 査 役 無 限 責 任 社 員 有 限 責 任 社 員 従 業 員 数 等 の 条 件 業 種 製 造 業 建 設 業 運 輸 業 農 業 等 小 売 業 卸 売 業 サ-ビス 業 士 業 従 業 員 数 20 人 以 下 5 人 以 下
不 動 産 賃 貸 業 の 場 合 は5 棟 10 室 以 上 の 事 業 規 模 であること 下 記 に 該 当 する 場 合 は 加 入 できません (1) 青 色 専 従 者 (2) 法 人 の 役 員 については 登 記 していることが 必 要 です したがって 顧 問 等 の 場 合 には 加 入 できません (3) 医 療 法 人 の 役 員 加 入 は 不 可 (4) 直 接 営 利 を 目 的 とした 企 業 活 動 を 行 っていない 団 体 の 役 員 等 (5) 生 命 保 険 外 務 員 など (6)アパート 経 営 を 兼 業 するサラリーマン( 副 業 の 場 合 加 入 できません) 掛 金 掛 金 引 継 ぎの 取 り 扱 い 中 小 機 構 の 毎 月 の 掛 金 は1,000 から70,000 までの 範 囲 内 (500 単 位 )で 自 由 に 選 べます 加 入 後 増 減 額 ができ 前 払 いもできます ただし 減 額 する 場 合 一 定 の 要 件 が 必 要 です 所 得 が 無 いときなど 納 付 が 困 難 な 場 合 は 掛 け 止 めが 可 能 月 払 い 半 年 払 い 年 払 いから 選 択 満 期 も 積 立 の 上 限 もなし 次 のケ-スに 限 って 掛 け 金 の 引 継 ぎが 出 来 ます 1 同 一 人 で 掛 け 金 を 通 算 できる 場 合 以 前 以 後 法 人 事 業 他 の 会 社 の 役 員 他 の 会 社 の 役 員 他 の 会 社 の 役 員 他 の 会 社 の 役 員 異 動 自 由 事 業 廃 止 新 規 開 業 法 人 成 り 事 業 廃 止 就 任 退 任 新 規 開 業 退 任 就 任 2 事 業 承 継 の 場 合 譲 渡 者 譲 受 者 移 転 理 由 旧 事 業 主 旧 事 業 主 の 配 偶 者 又 は その 子 の 譲 渡 の 相 続 課 税 上 の 取 扱 贈 与 税 相 続 税 税 金 の 取 り 扱 い 時 期 納 付 時 中 途 解 約 時 (12ヶ 月 以 上 加 入 時 ) 共 済 金 A 給 付 区 分 共 済 金 B 準 共 済 金 課 税 上 の 取 り 扱 い 全 額 所 得 控 除 65 歳 未 満 一 時 所 得 65 歳 以 上 退 職 所 得 一 括 受 取 退 職 所 得 生 前 分 割 受 取 雑 所 得 ( 公 的 年 金 ) 死 亡 後 相 続 財 産 *12ヶ 月 未 満 の 場 合 には 掛 け 捨 て 現 時 点 での 掛 金 と 給 付 金 の 金 額 掛 金 納 付 年 数 5 年 10 年 15 年 20 年 30 年 掛 金 1,800,000 2,400,000 3,600,000 600,000 1,200,000 合 計 額 共 済 金 A 621,400 1,290,600 共 済 金 B 614,600 1,260,800 準 共 済 金 600,000 1,200,000 2,011,000 1,940,400 1,800,000 2,786,400 2,658,800 2,419,500 4,348,000 4,211,800 3,832,740 共 済 事 由 等 事 業 をやめたとき( 主 の 死 亡 会 社 等 の 解 散 を 含 みます ) 配 偶 者 子 への 譲 渡 及 び 現 物 出 資 により 個 人 事 業 を 会 社 へ 組 織 変 更 した 場 合 を 除 きま す 会 社 等 の 役 員 の 疾 病 負 傷 または 死 亡 に よる 退 職 ( 任 意 または 任 期 満 了 による 退 職 を 除 きます ) 老 齢 給 付 ( 年 齢 が65 歳 以 上 で 掛 金 を15 年 以 上 納 付 した 方 は 請 求 することにより 受 取 可 能 老 齢 給 付 として 受 け 取 らずに 共 済 契 約 を 継 続 の 選 択 も 可 能 ) 会 社 等 の 役 員 の 任 意 または 任 期 満 了 によ る 退 職 配 偶 者 子 への 事 業 譲 渡 現 物 出 資 により を 会 社 へ 組 織 変 更 し その 会 社 の 役 員 にならなかったとき 任 意 解 約 解 約 手 当 金 掛 金 納 付 月 数 に 応 じて 掛 金 合 計 額 の80%~120% 相 当 額 がお 受 け 取 りいただけます 掛 金 納 付 月 数 が240か 月 (20 年 ) 未 満 での 受 取 額 は 掛 金 合 計 額 を 下 回 ります 共 済 金 等 の 額 は 経 済 情 勢 等 が 大 きく 変 化 したときには 変 更 されることもあります 掛 金 を12か 月 分 以 上 滞 納 したとき 現 物 出 資 により を 会 社 へ 組 織 変 更 し その 会 社 の 役 員 にならなかったとき(な お この 場 合 において 小 規 模 事 業 者 でないとき は 準 共 済 事 由 となります )
共 済 契 約 者 死 亡 の 場 合 における 共 済 金 受 給 権 者 の 範 囲 及 び 順 位 先 順 位 者 を 超 えて 請 求 することは 出 来 ません 第 1 順 位 第 2 順 位 第 3 順 位 親 族 配 偶 者 子 父 母 民 法 上 の 相 続 人 とは 異 なります 備 考 戸 籍 上 の 届 出 はしていないが 事 実 上 婚 姻 と 同 様 の 事 情 にあったものを 含 む - - 貸 付 制 度 無 担 保 無 保 証 人 で 事 業 資 金 を 借 入 れることができます 項 目 内 容 貸 付 限 度 借 入 事 由 貸 付 期 間 償 還 方 法 利 息 保 証 金 掛 金 総 額 の70%~90% 以 内 10 万 以 上 1,000 万 以 内 下 表 を 参 照 して 下 さい 6ヶ 月 から60ヶ 月 6ヶ 月 毎 元 本 均 等 割 返 済 1.5%( 延 滞 利 息 は14.6%) 無 保 証 人 種 別 借 入 事 由 金 利 一 般 制 限 無 し 傷 病 災 害 創 業 転 業 1.5% 摘 要 簡 易 に 事 業 資 金 または 事 業 に 関 連 する 資 金 貸 付 疾 病 負 傷 により 一 定 期 間 入 院 災 害 被 害 をうけた 場 合 の 貸 付 掛 金 納 付 月 数 通 算 制 度 により 新 規 開 業 転 業 後 に 共 済 契 約 を 再 び 締 結 する 共 済 契 約 者 に 対 する 貸 付 特 別 新 規 事 業 展 開 共 済 契 約 者 の 事 業 多 角 化 に 要 する 資 金 及 び 後 継 者 が 新 規 開 業 に 要 する 資 金 と 事 業 多 角 化 に 有 する 資 金 の 貸 付 福 祉 対 応 共 済 契 約 者 又 は 同 居 する 親 族 の 福 祉 向 上 に 必 要 な 住 宅 改 造 資 金 福 祉 機 器 購 入 等 の 資 金 貸 付 緊 急 経 営 安 定 資 金 繰 りに 支 障 をきたしている 共 済 契 約 者 に 事 業 資 金 貸 付 3 中 小 機 構 小 規 模 企 業 共 済 新 規 申 し 込 みの 流 れ 中 小 企 業 倒 産 防 止 共 済 と 同 じです 金 融 機 関 等 の 窓 口 で 備 付 の 窓 口 で 中 小 機 構 より 窓 口 へ 行 く 共 済 申 込 書 に 掛 金 の1 回 目 を 承 諾 通 知 書 記 入 捺 印 現 金 で 納 付 が 届 く 窓 口 へ 行 く 都 銀 地 方 銀 行 信 用 金 庫 などの 金 融 機 関 または 商 工 会 議 所 商 工 会 など 中 小 機 構 の 委 託 業 務 を 行 っている 所 が 窓 口 です 事 前 にお 近 くの 窓 口 に 電 話 し 共 済 制 度 を 取 り 扱 っているか 事 前 に 確 認 しましょう 申 込 用 紙 記 入 備 え 付 けてある 共 済 契 約 申 込 書 に 必 要 事 項 を 記 入 して 印 鑑 を 押 印 掛 金 を 現 金 納 付 申 込 金 ( 現 金 で 納 付 第 1 回 目 の 掛 金 に 充 当 )を 納 付 し 申 込 完 了 加 入 申 込 みの 際 には 掛 金 をまとめて 前 納 することができます 月 払 い 半 年 払 い 年 払 いから 選 択 承 諾 通 知 中 小 機 構 から 下 記 の 書 類 を 契 約 者 の 方 へ 加 入 申 込 後 約 40 日 程 度 で 直 接 お 送 りします 加 入 者 必 携 ( 付 共 済 手 帳 引 落 日 小 規 模 企 業 共 済 制 度 の 掛 金 の 口 座 振 替 日 は 加 入 申 込 月 の 翌 々 月 の18 日 中 小 企 業 倒 産 防 止 共 済 の 掛 金 の 口 座 振 替 は 加 入 申 込 月 の 翌 々 月 の27 日
4 小 規 模 企 業 共 済 - 個 人 型 確 定 拠 出 年 金 型 の 概 要 制 度 のあらまし 国 民 年 金 基 金 が 取 り 扱 う 制 度 ですが 運 用 は 加 入 者 ご 本 人 が 商 品 を 選 択 するシステムです さまざまな 取 り 決 めがあるため 加 入 前 にはしっかりと 説 明 をうける 必 要 があります 投 資 リスクを 各 加 入 者 が 負 うことになりますが 運 用 が 好 調 であれば 年 金 額 は 増 やすことが 可 能 です メリット デメリット 60 歳 から 受 給 可 能 しかも 有 利 な 税 制 原 則 60 歳 から 老 齢 給 付 金 を 受 取 ることができます 掛 金 が 所 得 控 除 され 所 得 税 や 住 民 税 が 軽 減 するなどの 税 制 上 の 優 遇 措 置 があります 支 払 う 掛 金 は 全 額 所 得 控 除 ( 小 規 模 企 業 共 済 等 掛 金 控 除 )の 対 象 となるほか 給 付 金 を 年 金 で 受 取 る 場 合 には 公 的 年 金 等 控 除 一 時 金 で 受 取 る 場 合 には 退 職 所 得 課 税 が 適 用 されます 離 転 職 した 場 合 にも 便 利 積 み 立 てた 年 金 資 産 の 持 ち 運 びができるポータビリティが 高 い 制 度 です 自 由 な 運 用 が 可 能 自 分 の 持 分 ( 年 金 資 産 )についての 運 用 方 法 は 加 入 者 個 人 で 決 めることができます 公 的 年 金 の 上 乗 せ 年 金 制 度 の 新 たな 選 択 肢 確 定 拠 出 年 金 は 国 民 年 金 基 金 や 既 存 の 企 業 年 金 に 加 え 新 たな 選 択 肢 として 公 的 年 金 に 上 乗 せされる 制 度 です 国 民 年 金 基 金 等 の 確 定 給 付 年 金 と 組 み 合 わせることにより 老 後 の 所 得 保 障 の 充 実 が 可 能 になります 運 用 リスクは 加 入 者 本 人 が 負 うことになります 運 用 方 法 を 加 入 者 個 人 が 決 め 運 用 リスクは 加 入 者 個 人 が 負 うことになります 事 務 費 などの 手 数 料 は 加 入 者 が 負 担 します 金 融 機 関 等 窓 口 によって 手 数 料 は 異 なりますが 年 7000 弱 かかります そのため 少 ない 掛 金 では 負 担 が 大 きくなります 年 金 額 が 事 前 に 確 定 していません 加 入 者 ごとの 運 用 実 績 に 基 づいて 年 金 額 が 決 定 するため 老 後 に 受 取 る 年 金 額 が 事 前 に 確 定 していません 掛 金 を 途 中 で 引 き 出 すことはできません 解 約 返 戻 金 のような 制 度 はありません 脱 退 一 時 金 について 加 入 者 であった 方 が 専 業 主 婦 になるなど 制 度 に 加 入 し 得 ない 状 況 になり 過 去 の 拠 出 年 数 が3 年 以 下 である 等 の 場 合 には 脱 退 一 時 金 を 受 給 することができますが 3 年 を 超 えると 一 時 金 の 受 給 も 出 来 ません 個 人 型 確 定 拠 出 年 金 次 の 年 金 保 険 者 が 加 入 の 対 象 となります 加 入 資 格 年 金 被 保 険 者 1 号 事 業 主 等 ( 注 1) 対 象 者 国 民 年 金 の 被 保 険 者 の 方 2 号 中 小 企 業 役 員 厚 生 年 金 保 険 の 被 保 険 者 の 方 一 般 サラリ-マン ( 注 1) 自 営 業 者 社 員 数 5 名 未 満 の 主 に 雇 用 されている 従 業 員 ( 注 ) 次 の 方 は 個 人 型 確 定 拠 出 年 金 制 度 の 対 象 外 となり 加 入 できません 厚 生 年 金 基 金 や 適 格 退 職 年 金 等 に 加 入 している 方 企 業 型 年 金 を 実 施 する 企 業 に 勤 めその 対 象 となっている 方 公 務 員 などで 共 済 組 合 に 加 入 している 方 厚 生 年 金 保 険 や 共 済 組 合 に 加 入 している 方 の 被 扶 養 配 偶 者 の 方 ( 国 民 年 金 の 第 3 号 被 保 険 者 ) 農 業 者 年 金 の 被 保 険 者
掛 金 H21 年 度 改 正 掛 金 納 付 方 法 ポ-タビリティ 年 金 被 保 険 者 小 規 模 企 業 共 済 等 掛 金 控 除 個 人 型 確 定 拠 出 年 金 確 定 拠 出 年 金 の 毎 月 の 掛 金 の 上 限 は 月 年 額 1 号 被 保 険 者 68,000 2 号 被 保 険 者 18,000 1 号 事 業 主 等 68,000 816,000 5,000 以 上 1,000 単 位 で 任 意 に 設 定 できます 役 員 掛 金 の 額 は 毎 年 4 月 から3 月 の 間 で1 回 のみ 2 号 18,000 216,000 社 員 変 更 することができます 役 員 2 号 23,000 276,000 平 成 21 年 度 改 正 で 拡 大 する 予 定 です 社 員 口 座 引 落 で 納 付 となります 企 業 の 従 業 員 の 場 合 は 原 則 給 与 天 引 事 業 主 経 由 で 掛 金 納 付 となります 前 納 追 納 なし 掛 金 の 変 更 は 年 1 回 4 月 から3 月 の 間 で 可 能 離 転 職 しても 積 み 立 てた 年 金 資 金 を 持 ち 運 ぶことが 出 来 ます 確 定 拠 出 年 金 では 転 職 または 離 職 した 場 合 でも それまでに 積 み 立 てた 年 金 資 金 は そのまま 個 人 型 加 入 者 として 継 続 できるほか 個 人 ごとの 持 ち 分 ( 個 人 別 管 理 資 産 )を 転 職 先 の 企 業 型 年 金 に 移 転 することが 出 来 ます 個 人 型 年 金 の 加 入 者 であった 方 が 企 業 に 就 職 されることになったときや 企 業 の 従 業 員 の 方 で 個 人 型 年 金 の 加 入 者 であった 方 が 企 業 型 年 金 を 実 施 している 企 業 に 転 職 されるときも 同 様 です 積 み 立 てた 年 金 資 産 を 移 転 した 場 合 には 課 税 されません そのため 個 人 型 で 確 定 拠 出 年 金 を 納 付 していた 人 が 転 職 して その 会 社 が 企 業 型 確 定 拠 出 年 金 を 導 入 している 場 合 個 人 型 から 企 業 型 への 移 行 が 可 能 です 税 制 上 の 取 扱 支 払 時 運 用 時 小 規 模 企 業 共 済 等 掛 金 控 除 として 全 額 が 所 得 控 除 の 対 象 となります 積 立 金 に 対 して 特 別 法 人 税 が 課 税 されますが H23/3/31まで 課 税 は 停 止 されています 種 類 税 金 取 り 扱 い 年 金 型 所 得 税 雑 所 得 老 齢 給 付 金 一 時 金 型 所 得 税 退 職 所 得 受 取 時 障 害 給 付 金 所 得 税 死 亡 一 時 金 相 続 税 最 初 の 拠 出 から10 年 以 上 経 過 している 場 合 には 60 歳 から 受 け 取 ることができます 公 的 年 金 控 除 が 適 用 掛 金 払 込 期 間 を 勤 続 年 数 として 計 算 可 能 非 課 税 みなし 相 続 財 産 申 し 込 み 方 法 加 入 の 申 し 込 み 手 続 きは 金 融 機 関 を 窓 口 ( 銀 行 信 金 生 保 証 券 会 社 など)にして 行 い 金 融 機 関 経 由 で 連 合 会 に 申 し 出 ます 加 入 等 に 必 要 な 書 類 は 各 受 付 金 融 機 関 にあります 一 度 窓 口 へ 電 話 し 個 人 型 確 定 拠 出 年 金 の 制 度 を 取 り 扱 っているか 事 前 に 確 認 しましょう ( 支 店 などの 窓 口 によっては 取 り 扱 っていない 場 合 がございます ) 加 入 を 申 し 出 る 時 に 運 営 管 理 機 関 を 指 定 することになります 年 金 資 産 の 運 用 は それぞれの 運 営 管 理 機 関 で 選 定 提 示 した 運 用 商 品 の 中 から 行 います 具 体 的 な 運 営 管 理 機 関 の 選 定 運 用 商 品 の 選 定 にあたっては それぞれ 扱 っている 商 品 など 変 わってくるので あらかじめ 十 分 な 説 明 をうけてよく 検 討 の 上 選 択 をする 必 要 があります ( 注 意 ) 企 業 の 従 業 員 が 加 入 する 場 合 は まず 事 業 所 登 録 が 必 要 です 企 業 の 従 業 員 の 支 払 方 法 は 会 社 が 給 与 天 引 を 行 い 会 社 が 納 付 するという 方 法 となります