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第 5 部 南海トラフ地震防災対策推進計画

第 41 巻 21 号 大分県農業気象速報令和元年 7 月下旬 大分県大分地方気象台令和元年 8 月 1 日

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アンケート調査の概要 目的東南海 南海地震発生時の業務継続について 四国内の各市町村における取り組み状況や課題等を把握し 今後の地域防災力の強化に資することを目的としてアンケート調査を実施 実施時期平成 21 年 11 月 回答数 徳島県 24 市町村 香川県 17 市町 愛媛県 20 市町 高知県

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資料6 (気象庁提出資料)

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台風23 集約情報_14_.PDF

第356 第 3 章 災害応急対策計画 (2) 本部の設置場所 (3) 関係機関との連絡 2. 本部の組織 本部の設置場所は 原則として浦安市災害対策本部室とする 関係機関との連絡が必要な場合は 関係機関連絡室 を設置し 警察 自衛隊 ライフライン等から連絡要員の派遣を要請し 連絡 調整にあたる 本

宮城県災害時気象資料平成 30 年台風第 24 号による暴風と大雨 ( 平成 30 年 9 月 29 日 ~10 月 1 日 ) 平成 30 年 10 月 3 日仙台管区気象台 < 概況 > 9 月 21 日 21 時にマリアナ諸島で発生した台風第 24 号は 25 日 00 時にはフィリピンの東で

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(案)

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Microsoft Word - 目次

2018 年 12 月の天候 ( 福島県 ) 月の特徴 4 日の最高気温が記録的に高い 下旬後半の会津と中通り北部の大雪 平成 31 年 1 月 8 日福島地方気象台 1 天候経過 概況この期間 会津では低気圧や寒気の影響で曇りや雪または雨の日が多かった 中通りと浜通りでは天気は数日の周期で変わった

2. エルニーニョ / ラニーニャ現象の日本への影響前記 1. で触れたように エルニーニョ / ラニーニャ現象は周辺の海洋 大気場と密接な関わりを持つ大規模な現象です そのため エルニーニョ / ラニーニャ現象は周辺の海流や大気の流れを通じたテレコネクション ( キーワード ) を経て日本へも影響

指定地方行政機関 ( 関東管区警察局 ) 1 管区内各県警察の災害警備活動の指導及び調整に関すること 2 管区内各県警察の相互援助の調整に関すること 3 他管区警察局及び警視庁並びに管区内防災関係機関との連携に関すること 4 警察通信の確保及び警察通信統制に関すること 5 津波 噴火警報等の伝達に関

Microsoft Word - 03.【参考】新旧対照表(中防災).docx

奈良県ライフライン 情報共有発信マニュアル 第 3.3 版 平成 24 年 7 月 奈良県ライフライン防災対策連絡会

2 気象 地震 10 概 況 平 均 気 温 降 水 量 横浜地方気象台主要気象状況 横浜地方気象台月別降水量 日照時間変化図 平均気温 降水量分布図 横浜地方気象台月別累年順位更新表 横浜地方気象台冬日 夏日 真夏

第 1 章実施計画の適用について 1. 実施計画の位置づけ (1) この 南海トラフ地震における具体的な応急対策活動に関する計画 に基づく宮崎県実施計画 ( 以下 実施計画 という ) は 南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法 ( 平成 14 年法律第 92 号 以下 特措法 と

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別添 中防災第 1 1 号 平成 29 年 5 月 31 日 各指定行政機関の長各指定公共機関の代表殿 中央防災会議会長 ( 内閣総理大臣 ) 安倍晋三 梅雨期及び台風期における防災態勢の強化について 貴殿におかれては 日頃から各般の施策を通じて災害対策の推進に御尽力をいただいているところであるが

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平成 29 年 12 月 1 日水管理 国土保全局 全国の中小河川の緊急点検の結果を踏まえ 中小河川緊急治水対策プロジェクト をとりまとめました ~ 全国の中小河川で透過型砂防堰堤の整備 河道の掘削 水位計の設置を進めます ~ 全国の中小河川の緊急点検により抽出した箇所において 林野庁とも連携し 中

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島原市地域防災計画

Microsoft PowerPoint - Ikeda_ ppt [互換モード]

Microsoft Word - 615_07k【07月】01_概況

平成 30 年 2 月の気象概況 2 月は 中旬まで冬型の気圧配置が多く 強い寒気の影響を受け雪や雨の日があった 下旬は短い周期で天気が変化した 県内アメタ スの月降水量は 18.5~88.5 ミリ ( 平年比 29~106%) で 大分 佐賀関 臼杵 竹田 県南部で平年並の他は少ないかかなり少なか

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Taro-40-11[15号p86-84]気候変動

三重県の気象概況 ( 平成 30 年 9 月 ) 表紙 目次気象概況 1P 旬別気象表 2P 気象経過図 5P 気象分布図 8P 資料の説明 9P 情報の閲覧 検索のご案内 10P 津地方気象台 2018 年本資料は津地方気象台ホームページ利用規約 (

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Wx Files Vol 年2月14日~15日の南岸低気圧による大雪

油漏洩 防油堤内 にて火災発生 9:17 火災発見 計器室に連絡 ( 発見 者 計器室 ) 発見後 速やかに計 器室に連絡してい る 出火箇所 火災の状況及び負傷者の発生状況等を確実に伝え 所内緊急通報の実施 火災発見の連絡を受 けて速やかに所内 緊急通報を実施し 水利の確保 ( 防災セ ンター 動

2 気象 地震 10 概 況 平 均 気 温 降 水 量 横浜地方気象台主要気象状況 横浜地方気象台月別降水量 日照時間変化図 平均気温 降水量分布図 平成 21 年 (2009 年 ) の月別累年順位更新表 ( 横浜 ) 23

( ウ ) 交通管制被災区域への車両の流入抑制及び緊急交通路を確保するための信号制御等の交通管制を行う (3) 警察官 自衛官及び消防吏員による措置命令警察官は 通行禁止区域等において 車両その他の物件が緊急通行車両の通行の妨害となることにより災害応急対策の実施に著しい支障が生じるおそれがあると認め

7 制御不能な二次災害を発生させない 7-1) 市街地での大規模火災の発生 7-2) 海上 臨海部の広域複合災害の発生 7-3) 沿線 沿道の建物倒壊による直接的な被害及び交通麻痺 7-4) ため池 ダム 防災施設 天然ダム等の損壊 機能不全による二次災害の発生 7-5) 有害物質の大規模拡散 流出

Taro-●Ⅰ山口県の自然災害(P1-P5

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また 台風 18 号が九州から北海道へ縦断した 17 日 18 日は 全国から 41,000 通以上の写真付きのウェザーリポートが寄せられ 各地の被害状況を詳細に把握することができました 記録的大雨となった大分県からは道路の損壊や大規模冠水のリポートが届き 断続的に強い雨が降った岩手県沿岸からは大規

第 41 巻 13 号 大分県農業気象速報令和元年 5 月上旬 大分県大分地方気象台令和元年 5 月 1 3 日

台風経路図 9 月 5 日 09 時温帯低気圧に変わる 9 月 4 日 14 時頃兵庫県神戸市付近に上陸 9 月 4 日 12 時頃徳島県南部に上陸 8 月 28 日 09 時南鳥島近海で台風第 21 号発生 -2-

1. 災害の発生を未然に防止するため 防災事務に従事する者の安全確保にも留意した上で 職員の参集や災害対策本部の設置等適切な災害即応態勢の確保を図り 関係機関との緊密な連携の下に 特に以下の取組について万全を期すること 1 危険箇所等の巡視 点検の徹底河川等の氾濫 がけ崩れ 土石流等災害発生のおそれ

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~ 二次的な被害を防止する ~ 第 6 節 1 図 御嶽山における降灰後の土石流に関するシミュレーション計算結果 平成 26 年 9 月の御嶽山噴火後 土砂災害防止法に基づく緊急調査が国土交通省により実施され 降灰後の土石流に関するシミュレーション結果が公表された これにより関係市町村は

1. 天候の特徴 2013 年の夏は 全国で暑夏となりました 特に 西日本の夏平均気温平年差は +1.2 となり 統計を開始した 1946 年以降で最も高くなりました ( 表 1) 8 月上旬後半 ~ 中旬前半の高温ピーク時には 東 西日本太平洋側を中心に気温が著しく高くなりました ( 図 1) 特

平成31年度予算概算決定額 森林整備事業 治山事業 林野公共事業 (平成30年度1次補正予算額5,199百万円 182, ,049 百万円 平成30年度第2次補正予算額 32,528百万円) 臨時 特別の措置 として31年度概算決定額44,128百万円を別途措置 対策のポイント 林業の成

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佐賀県の地震活動概況 (2018 年 12 月 ) ( 1 / 10) 平成 31 年 1 月 15 日佐賀地方気象台 12 月の地震活動概況 12 月に佐賀県内で震度 1 以上を観測した地震は1 回でした (11 月はなし ) 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 図 1 震央分布図 (2018 年 1

(c) (d) (e) 図 及び付表地域別の平均気温の変化 ( 将来気候の現在気候との差 ) 棒グラフが現在気候との差 縦棒は年々変動の標準偏差 ( 左 : 現在気候 右 : 将来気候 ) を示す : 年間 : 春 (3~5 月 ) (c): 夏 (6~8 月 ) (d): 秋 (9~1

( 県の責務 ) 第三条県は 地震防災に関する総合的な施策を策定し 及びこれを実施する責務を有する 2 県は 市町村 自主防災組織その他防災関係機関等と連携して 地震防災対策を推進しなければならない 3 県は 地震に関する調査及び研究を行い その成果を県民 事業者及び市町村に公表するとともに 地震防

平成 30 年度年法律第 57 号 ) 等により 要配慮者利用施設は 避難確保計画等の自然災害に関する計画 ( 以下 災害計画 という ) を作成することとなっており 災害計画の作成を促進するため 貴殿におかれても必要な支援に努められたい また 市町村が行う避難勧告等の発令に関する各種取組への積極的

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- 総目次 - - 本編 - 第 1 章総則 第 2 章 災害予防計画 第 3 章 風水害応急対策計画 第 4 章 震災応急対策計画 第 5 章 大規模事故等応急対策計画 第 6 章 災害復旧復興計画 - 資料編 -


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本編表紙&目次.

Microsoft PowerPoint - 参考資料 各種情報掲載HPの情報共有

第8章 災害復旧計画

(/9) 07 年に発生した地震の概要. 佐賀県の地震活動 07 年に佐賀県で震度 以上を観測した地震は 9 回 (06 年は 85 回 ) でした ( 表 図 3) このうち 震度 3 以上を観測した地震はありませんでした (06 年は 9 回 ) 表 07 年に佐賀県内で震度 以上を観測した地震

平成 29 年 7 月 20 日滝川タイムライン検討会気象台資料 気象庁札幌管区気象台 Sapporo Regional Headquarters Japan Meteorological Agency 大雨警報 ( 浸水害 ) 洪水警報の基準改正 表面雨量指数の活用による大雨警報 ( 浸水害 )

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漂流・漂着ゴミに係る国内削減方策モデル調査地域検討会


新たな津波浸水想定を踏まえた見直しの概要 資料 1-2 H23 の想定 対象断層県設置の有識者検討会設置の有識者検討会の検討の検討結果を踏まえた 4 断層 ( 日本海東縁部 能登半島東方沖 能登半島北方沖 石川県西方海東縁部 能登半島東方沖 能登半島北方沖 石川県西方沖 ) 想定の手法土木学会の手法

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対応すべき行動_0921

土砂災害防止法よくある質問と回答 土砂災害防止法 ( 正式名称 : 土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関 する法律 ) について よくいただく質問をまとめたものです Ⅰ. 土砂災害防止法について Q1. 土砂災害は年間どれくらい発生しているのですか? A. 全国では 年間約 1,00

各府省からの第 1 次回答 1. 災害対策は 災害対策基本法に規定されているとおり 基礎的な地方公共団体である市町村による第一義的な応急対応と 市町村を包括する広域的な地方公共団体である都道府県による関係機関間の総合調整を前提としている を活用してもなお対応できず 人命又は財産の保護のため必要がある

近畿地方整備局 資料配付 配布日時 平成 23 年 9 月 8 日 17 時 30 分 件名土砂災害防止法に基づく土砂災害緊急情報について 概 要 土砂災害防止法に基づく 土砂災害緊急情報をお知らせします 本日 夕方から雨が予想されており 今後の降雨の状況により 河道閉塞部分での越流が始まり 土石流

気象庁 札幌管区気象台 資料 -6 Sapporo Regional Headquarters Japan Meteorological Agency 平成 29 年度防災気象情報の改善 5 日先までの 警報級の可能性 について 危険度を色分けした時系列で分かりやすく提供 大雨警報 ( 浸水害 )

9 報道発表資料平成 29 年 12 月 21 日気象庁 2017 年 ( 平成 29 年 ) の日本の天候 ( 速報 ) 2017 年 ( 平成 29 年 ) の日本の天候の特徴 : 梅雨の時期 (6~7 月 ) は 平成 29 年 7 月九州北部豪雨 など記録的な大雨となる所があった梅雨の時期

津波警報等の留意事項津波警報等の利用にあたっては 以下の点に留意する必要があります 沿岸に近い海域で大きな地震が発生した場合 津波警報等の発表が津波の襲来に間に合わない場合があります 沿岸部で大きな揺れを感じた場合は 津波警報等の発表を待たず 直ちに避難行動を起こす必要があります 津波警報等は 最新

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7/5 4:00 7/5 8:00 7/5 12:00 7/5 16:00 7/5 20:00 7/6 0:00 7/6 4:00 7/6 8:00 7/6 12:00 7/6 16:00 7/6 20:00 7/6 24:00 7/5 4:00 7/5 8:00 7/5 12:00 7/5 16:

「南九州から南西諸島における総合的防災研究の推進と地域防災体制の構築」報告書

熊谷地方気象台対象地域埼玉県 平成 26 年 2 月 8 日から 9 日にかけての大雪に関する 埼玉県気象速報 1 資料作成の目的 2 気象の状況 3 警報等の発表状況 4 災害の状況 平成 26 年 2 月 10 日 熊谷地方気象台 この資料は速報として取り急ぎまとめたもので 後日内容の一部訂正や

宮城県総合防災情報システム(MIDORI)

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浸水深 自宅の状況による避難基準 河川沿いの家屋平屋建て 2 階建て以上 浸水深 3m 以上 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 浸水深 50 cm ~3m 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難上階に垂直避難 浸水深 50 cm未満 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 自宅に待

火山活動解説資料平成 31 年 4 月 14 日 17 時 50 分発表 阿蘇山の火山活動解説資料 福岡管区気象台地域火山監視 警報センター < 噴火警戒レベルを1( 活火山であることに留意 ) から2( 火口周辺規制 ) に引上げ> 阿蘇山では 火山性微動の振幅が 3 月 15 日以降 小さい状態

試行の概要 試行の目的石狩川滝川地区水害タイムライン ( 試行用完成版 ) を試行的に運用することにより 対応行動や実施手順を確認するとともに 運用結果を検証し 同タイムラインを精査することを目的とする 試行の概要 実施時期 : 平成 29 年出水期 (8 月 ~10 月ごろ ) 実施場所 : 各主

昭和 28(1953) 年 8 月 11 日 昭和 32(1957) 年 7 月 25 日 昭和 33(1958) 年 9 月 26 日 南山城の大雨 諫早豪雨 狩野川台風 8 月 13 日に サハリンからオホーツク海に進んだ低気圧から伸びる寒冷前線が 北海道の南東岸から東北地方北部を通って朝鮮半島

防災業務計画(第3編 東海地震防災強化計画)

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ことを呼びかけます Q4. ミサイルが落下する可能性がある との情報伝達があった場合は どうすれば良いのでしょうか A4. 屋外にいる場合 近くの建物 ( できれば頑丈な建物 ) の中又は地下に避難してください 近くに適当な建物等がない場合は 物陰に身を隠すか地面に伏せ頭部を守ってください 屋内にい

平成29年7月九州北部豪雨の概要 7月5日から6日にかけて 停滞した梅雨前線に暖かく 湿った空気が流れ込んだ影響等により 線状降水帯 が形成 維持され 同じ場所に猛烈な雨を継続して 降らせたことから 九州北部地方で記録的な大雨と なった 朝倉では 降り始めから10数時間のうちに500ミリを 超える豪

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避難開始基準の把握 1 水害時の避難開始基準 釧路川では 水位観測所を設けて リアルタイム水位を公表しています 水位観測所では 災害発生の危険度に応じた基準水位が設定されています ( 基準となる水位観測所 : 標茶水位観測所 ) レベル水位 水位の意味 5 4 ( 危険 ) 3 ( 警戒 ) 2 (

流域及び河川の概要(案).doc

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電気使用量集計 年 月 kw 平均気温冷暖平均 基準比 基準比半期集計年間集計 , , ,

ハザードマップポータルサイト広報用資料

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風水害等対策編 第 1 部 総則 第2章 大分県の地勢及び気象 第3節 第3節 気候 気候 九州は緯度からみれば日本の中では比較的低緯度地方にあり 一般に暖かく降水量も多い しか し 九州でも地方によって大きな違いがあり ことに大分県は山地が海岸に迫っているため気候は 複雑である 風は全般的に弱く年平均 2 3m/s で 冬は北西 夏は南西の季節風が多い 特に 夏から秋にか けては 台風の通過によって地域的に著しい被害を受けることがある 気温と降水量を主とし 天気分布などを参考にして大分県を次の 5 気候区に分けた 1 内海型気候区 別府湾と臼杵湾に臨み 冬季は比較的晴天の日が多く 年平均気温は 15 前後 年間降水量 は 2,000mm 前後である 2 準日本海型気候区 周防灘に臨む地域では 冬期は比較的雪が多い 年平均気温は 15 前後 年問降水量は 1,500 2,000mm である 3 南海型気侯区 津久見以南で豊後水道に臨み 温暖多雨 年平均気温は 15 17 年間降水量は 2,OOO 2,400mm である 4 山地型気候区 英彦山 九重山 祖母山系などを含む海抜 300 400m 以上の高地では 冬は気候の変化が激 しく降水量が多い 年平均気温は 11 14 年間降水量は 1,800 2,800mm である 5 内陸型気候区 日田盆地を中心とする地域で 年平均気温は 15 前後であるが 寒暖の差が大きい 年間降 水量は 2,OOOmm 内外である 大分県の気候区 - 11 -

風水害等対策編 第 1 部 総則 第3章 第3章 大分県における災害とその特性 大分県における災害とその特性 第1節 豪雨災害 台風 第2節 その他の気象災害等 - 12 -

風水害等対策編 第 1 部 総則 第3章 第1節 大分県における災害とその特性 第1節 豪雨災害 台風 豪雨災害 台風 1 気象災害の概要 県下の主な気象災害は下表のとおりである 気象災害のほとんどは台風 梅雨 低気圧(前線) によるものである この大雨によって河川の氾濫 土砂災害 風倒木災害 崖崩れ等が発生して 県下に大きな被害を及ぼしてきた 県下の気象災害の約 9 割はこれらの大雨による水害 土砂災 害であるが 県下の主要河川は改修が進んだため氾濫は少なくなっている 近年では中小河川や 都市排水の氾濫あるいは宅地造成地での崖崩れが目立っている 気象災害発生件数(2002 2011 年) 月 1 2 3 4 台風 梅雨 低気圧(前線) 強風 干ばつ ひょう 霜害 雪害 凍害 落雷 暴風雪 計 5 2 6 2 7 7 4 8 8 7 9 8 1 1 11 11 12 計 27 15 1 1 1 2 10 4 1 12 8 8 1 1 4 1 46 (大分県災害年報による) 2 大雨の特徴 大雨の原因は 県の東部や南部では前線に伴うものが多く 次いで台風に伴うものである 県 の西部でも前線に伴う大雨が多い 大雨は梅雨期から台風期にかけて多く発生しているが 10 月 3 月までの寒侯期にも 県南部 では前線によって日降水量 100mm 150mm の大雨が降ったこともある 大雨の季節的特徴を以下に 示す 大雨の季節的特徴 4 5月 (春期) 主に中国大陸の南部や台湾付近で発生した低気圧が発達して 九州南岸を通過す る時に大雨となることが多い 降水量は県南部と南西部及び国東半島の山間部に多 く 北部や東部の沿岸部では少ない 6 7月 (梅雨期) 梅雨前線が九州中部から北部に停滞し 東シナ海から小低気圧が接近する時に 南西からの湿った空気が山地に沿って上昇しやすい地域は大雨となる 特に県西部 地方での降水量が多い 8 9月 (台風期) 台風の経路によって 沿岸部が大雨になったり 内陸部が大雨になる差はあるが いずれの場合でも県南部に降水量の多い地域がでる また本州の南岸に前線が停 滞している場合は 台風がはるか南方海上を西進しても 宮崎県北部から県南部に かけては東よりの風による雨雲が流入し 地形効果も重なって局地的に大雨の降る 地域がある 10 11月 (秋期) 本州の南岸に則線帯が発生し 低気圧が前線に沿って九州の南岸を通過する場合 県南東部に雨量が多くなる その他の地域では大雨にはならない - 13 -

風水害等対策編 第 1 部 総則 第3章 大分県における災害とその特性 第1節 豪雨災害 台風 3 梅雨の特徴 梅雨期には大災害には至らない場合でも 長雨や豪雨によって局地的な水害等が発生している 大分県における平年の梅雨入りは 6 月 5 日頃 梅雨明けは 7 月 18 日頃となっている 梅雨初期では県の南部と西部に多雨域があり 梅雨が進行するにつれてしだいに県中部から西 部に移る 6 月下旬の最盛期から 7 月中旬の末期にかけては 西部を中心に雨量が多くなる 特 にこの期間中 台風が接近すると南海上から湿潤な空気が流れ込み 大雨となることがある ま た 県東部には梅雨期による災害は少ない傾向にある 4 台風の特徴 大分県は全域が台風の常襲地帯に指定されており 年平均約数個の台風が本県に接近 または 通過している また 台風によって高潮が発生することもある 台風が九州を縦断する場合は 県下の沿岸で は強い北東 南東風により 海水が吹き寄せられ 気圧降下による海面の吸い上げ効果と重なっ て 全沿岸に高潮が発生する また 台風が豊後水道を北上する場合も 一部に高潮が発生する 別府湾では台風の通過と満潮の時差が2時間以内の場合 高潮災害が発生する可能性が高い - 14 -

風水害等対策編 第 1 部 総則 第3章 大分県における災害とその特性 第1節 豪雨災害 台風 台風の経路と大分県の雨量分布 - 15 -

風水害等対策編 第 1 部 総則 第3章 大分県における災害とその特性 第2節 その他の気象災害等 第2節 1 その他の気象災害等 雪害 県下の降雪期間は 12 月 3 月であり 山間部を除くと大雪となることはほとんどないが まれ に大雪のために農林業 電力施設や交通機関等に大きた被害を及ぼすことがある 過去の事例か ら大きな雪害は 数年に 1 回の割合で発生している 県下で大雪となる気圧配置は次の 2 つの場合である 1 季節風型(主として 12 1 月) 低気圧が日本海や北日本で発達し 大陸の寒気が季節風とともに西日本に進入してくる型 である 積雪は県の北部と西部に多く 平野では一般に数 cm 程度であるが 特に寒気が厳 しいときは 15 30cm に達し 飯田付近では 50 100cm も積もることがある 2 気圧型(主として 2 3 月) 台湾付近や東シナ海南部から低気圧が発達しながら九州南岸付近を通過する型 始めは雨 で途中から雪に変わる 積雪が深いのは飯田 久住 由布岳付近で 50cm を越えることもあ り南部でも積雪がみられる 雪質が湿性のため 電線への着雪をはじめ 交通 農林業など 広い範囲に被害が発生する 2 風害 県下の風害は突風によるものと季節風によるものに分けられる 季節風は 10 月から 4 月の間で その主な被害は船舶災害である 災害規模は一般に小さくほとんどが 3 トン以下の小型船に限ら れるが まれに 30 100 トン級の船舶が遭難することがある 特に豊後水道海域の風速は大分の 約 2 倍となる 突風は春に多く発生し 次いで冬 秋の順で夏にはほとんど発生しない 災害の規模も小さく 農作物と海上における小型船の被害が目立つ程度である 3 火山噴火災害 県下に分布する活火山は 火山噴火予知連絡会によると 九重山 鶴見岳 伽藍岳 由布岳で 火山活動度は九重山及び鶴見岳 伽藍岳がBランクに 由布岳がCランクに分類されている ま た 県下に影響を及ぼす活火山として熊本県の阿蘇山 鹿児島県の桜島がある 九重山のうち硫黄山が平成 7 年 10 月に 257 年ぶりに噴火し その後も火山活動を続けているが 火山活動に大きな変化は認められず 静かな状態が続いている 硫黄山が噴火した場合には 噴 石 降灰 土石流 火山ガスの滞留が想定されている また 大船山が噴火した場合には 噴石 降灰 土石流 火砕流 溶岩流の発生が想定されている 鶴見岳は 昭和 49 年に赤池噴気孔で周囲に小石を飛ばしたことがあるが 現在は静穏な状態で ある また 由布岳も現在は静穏な状態である 両火山とも 噴火した場合には噴石 降灰 土 石流 火砕流 溶岩流の発生が想定されている 伽藍岳は平成7年に泥火山が形成されたものの安定した状態が続いているが 噴火した場合に は 噴石 降灰 泥流 土石流 火山ガスの滞留が想定されている 一方 阿蘇山 桜島の噴火の影響で県下に火山灰が降り 農作物に影響を及ぼしている 特に 阿蘇中岳の噴火による降灰では 県南西部の竹田市等の農作物に被害が発生した例がある 4 干害 近年の異常気象によって梅雨期や台風期に雨が少なく 飲料水や農業用水の不足によって県民 生活 農作物への被害が発生している - 16 -

風水害等対策編 第 1 部 総則 第4章 第4章 被害の想定 被害の想定 第1節 豪雨災害 台風 第2節 火山災害 - 17 -

風水害等対策編 第 1 部 総則 第1節 第1節 第4章 被害の想定 豪雨災害 台風 第2節 火山災害 豪雨災害 台風 近年大分県に襲来した比較的大規模な豪雨災害 台風は 昭和 55 年(1980 年)7 月の梅雨前線によ る九州及び山口県の大雨 昭和 57 年(1982 年)の 7 月豪雨 平成 2 年(1990 年)6 月 29 日 7 月 2 日 の梅雨前線豪雨 平成 3 年(1991 年)9 月 27 日の台風第 19 号(日田の最大瞬間風速 44.4m/s) 平成 5 年(1993 年)台風第 13 号(大分の日降水量 414mm 最大 1 時間降水量 81.5mm) 平成 9 年(1997)台風 19 号(宇目の降水量 415mm) 平成 11 年(1999 年)台風 18 号(日田の最大瞬間風速 45.0m/s) 平成 17 年 2005 年 7月の梅雨前線による大雨 椿ヶ鼻の総降水量 500mm 平成 17 年 2005 年 台風 第 14 号 湯布院の総降水量 726mm 等がある この昭和 55 年以降の約 15 年間をとってみても 県 が災害対策本部を設置した事例は 6 回 市町村に災害救助法を適用した事例が 3 回 死者を伴った 事例は 12 回となっており 大規模な被害を伴う台風 豪雨等の発生頻度は高い ただし これらの 災害による人的被害(死者)は 概ね 1 2 人程度 最も多いもので昭和 57 年(1982 年)の 7 月豪雨の 8 人となっている 大分県において これら既往の風水害と同程度の災害に加え 昭和 57 年(1982 年)の長崎豪雨や平成 5 年(1993 年)の鹿児島豪雨に見られたような局地的集中豪雨により 大災害 の発生も懸念されるため これらの災害と同程度の災害を本計画の想定災害と位置づけるものとす る なお 豪雨 台風ともに事前の気象警報や気象情報に留意することで ある程度その前兆を捉え ることは可能だが 時期を逸すると通信網の麻痩 道路 交通手段の寸断 避難障害が発生する 風水害の場合 本格的な災害状況が生じる段階までにいわゆる 警戒段階 があり この時期にお いて 必要な状況把握 情報連絡 必要に応じて事前避難等の活動を実施できる 第2節 火山災害 県下に分布する活火山のうち 九重山に属する硫黄山及び大船山 鶴見岳及び由布岳 伽藍岳で 過去 2,000 年程度の間に発生した噴火活動に基づいて くじゅう山系火山防災マップ 及び 鶴 見岳 由布岳火山防災マップ によって噴火規模が想定されている したがって これに基づき 本計画の想定災害と位置づけるものとする また 阿蘇中岳の噴火による降灰では 県南西部の竹田市 直入郡等の農作物に被害が発生した 例があることから 本火山による噴火活動も想定災害として位置づける - 18 -

風水害等対策編 第 1 部 総則 第4章 被害の想定 第2節 火山災害 くじゅう山系火山防災マップ - 19 -

風水害等対策編 第 1 部 総則 第4章 被害の想定 第2節 火山災害 鶴見 由布岳 伽藍岳火山防災マップ - 20 -

風水害等対策編 第 1 部 総則 第5章 第5章 防災関係機関の処理すべき業務または業務の大綱 防災関係機関の処理すべき 事務又は業務の大綱 - 21 -

風水害等対策編 第 1 部 総則 第5章 防災関係機関の処理すべき業務または業務の大綱 1 市町村(市町村長 消防機関 教育委員会) 市町村は 第 1 段階の防災関係機関としておおむね次の事項を担当し また災害救助法が適用 された場合は 県(知事)の委任に基づき必要な救助の実施にあたるものとする 1 市町村防災会議に関すること 2 災害対策本部を設置し 地域防災の推進を図ること 3 気象予報若しくは警報の地域住民への伝達に関すること 4 災害に関する情報の収集及び伝達等に関すること 5 被害状況の調査報告に関すること 6 消防 水防 その他の応急措置に関すること 7 居住者 滞在者その他の者に対する避難の勧告又は指示に関すること 8 被災者の救難 救助 その他の保護に関すること 9 清掃 防疫 その他の保健衛生に関すること 10 所管施設及び設備の応急復旧に関すること 11 その他防災に関し 市町村の所掌すべきこと 2 大分県(知事 警察本部 教育委員会 企業局 病院局) 県は 市町村及び指定地方公共機関が処理する防災事務又は業務を助け これらを総合調整す るとともに おおむね次の事項を担当し また災害救助法に基づく応急救助を実施し かつ市町 村に対し 必要な防災上の指示 勧告を行うものとする 1 県防災会議に関すること 2 災害対策本部を設置し 県の地域にかかる防災の推進を図ること 3 被害状況の収集調査に関すること 4 水防その他の応急措置に関すること 5 犯罪の予防 交通規制 その他災害地における社会秩序の維持に関すること 6 県営ダム等の防災管理に関すること 7 緊急輸送車両の確認に関すること 8 災害を受けた児童及び生徒の応急教育に関すること 9 所管施設及び設備の応急復旧に関すること 10 その他防災に関し 県の所掌すべきこと 3 指定地方行政機関 指定地方行政機関は その組織及び機能のすべてをあげて 防災に関し概ね次の事項を担当す るとともに 県及び市町村の処理すべき防災事務に関し積極的な協力を行うものとする 1 九州管区警察局 イ 広域緊急援助隊の運用及び広域的な応援の指導調整に関すること ロ 広域的な交通規制の指導調整に関すること ハ 災害時における他管区警察局との連携に関すること ニ 管区内指定地方行政機関との協力及び連絡調整に関すること ホ 災害に関する情報の収集 伝達の連絡調整に関すること へ 災害時における警察通信の運用に関すること 2 九州財務局(大分財務事務所) イ 公共事業等被災施設査定の立会に関すること ロ 地方公共団体に対する災害融資に関すること ハ 災害時における金融機関に対する緊急措置の指示に関すること ニ その他防災に関し 財務局の所掌すべきこと 3 九州厚生局 - 22 -

風水害等対策編 第 1 部 総則 第5章 防災関係機関の処理すべき業務または業務の大綱 イ 被害状況の情報収集 通報に関すること ロ 災害時における関係職員の現地派遣に関すること ハ 災害時における関係機関との連絡調整に関すること ニ その他防災に関し 厚生局の所掌すべきこと 4 九州農政局 大分地域センタ イ 農地 農業用施設及び農地の保全に係る海岸保全施設等の応急復旧に関すること ロ 災害時における応急食糧の配給に関すること ハ 政府保管主要食糧及び輸入飼料の売渡に関すること ニ その他防災に関し 農政局の所掌すべきこと 5 九州森林管理局(大分森林管理署 大分西部森林管理署) イ 国有林野の治山 治水事業の実施に関すること ロ 保安林 保安施設等の保全に関すること ハ 国有災害応急対策用木材(国有林)の需給に関すること ニ その他防災に関し 森林管理局の所掌すべきこと 6 九州経済産業局 イ 災害時における物資供給の確保及び物価の安定に関すること ロ 被災した商工業 鉱業の事業者に対する融資あっ旋に関すること ハ その他防災に関し 経済産業局の所掌すべきこと 7 九州産業保安監督部 イ 鉱山における災害の防止に関すること ロ 鉱山における災害時の応急対策に関すること ハ 危険物等の保全に関すること ニ その他防災に関し 産業保安監督部の所掌すべきこと 8 福岡管区気象台(大分地方気象台) イ 気象 地象 水象の観測及びその成果の収集 発表に関すること ロ 気象 地象 地震にあっては地震動に限る 水象の予報及び警報 注意報情報等の伝達 に関すること ハ 市町村が行う避難勧告等の判断 伝達マニュアルやハザードマップ等の作成についての技 術的な支援 協力に関すること ニ 災害の発生が予想されるときや 災害発生時において 県や市町村に対しての気象状況の 推移やその予想の解説等に関すること ホ 防災気象情報の理解促進 防災知識の普及啓発活動に関すること 9 第七管区海上保安部 大分海上保安部 津久見分室 佐伯海上保安署 イ 関係機関等の災害応急対策の実施に対する支援に関すること ロ 災害に関する情報収集及び関係機関等との連絡調整に関すること ハ 地震 津波警報等の伝達に関すること ニ 海難救助及び緊急輸送等に関すること ホ 流出油 有害液体物質の防除指導に関すること ヘ 海上交通安全 危険物の保安措置を含む に関すること ト 犯罪の予防 治安の維持等に関すること チ その他防災に関し 海上保安部の所掌すべきこと 10 大阪航空局(大分空港事務所) イ 航空法及び空港法に基づく空港の整備又は施設の拡充 強化に関すること ロ 航空保安施設の整備点検及び施設の増強に関すること ハ 航空機捜索救難業務の強化並びに関係行政機関との協調に関すること - 23 -

風水害等対策編 第 1 部 総則 第5章 防災関係機関の処理すべき業務または業務の大綱 ニ 航空機の安全運航の向上に関すること ホ 航空機災害に対する消火救難業務の拡充強化及び訓練の実施に関すること ヘ その他防災に関し 空港事務所の所掌すべきこと 11 九州運輸局(大分運輸支局) イ 自動車運送事業者に対する輸送の協力要請に関すること ロ 被災者 救済用物資等の輸送調整に関すること ハ 海上における物資及び旅客の輸送を確保するため 船舶の調達あっせんに関すること ニ 港湾荷役の確保に関すること ホ 船舶運航事業者に対する航海命令に関すること ヘ 港湾運送事業者に対する公益命令に関すること ト その他防災に関し 運輸支局の所掌すべきこと 12 九州地方整備局(別府港湾 空港整備事務所 大分河川国道事務所 大分川ダム工事事務所 佐 伯河川国道事務所 筑後川河川事務所 筑後川ダム統合管理事務所 山国川河川事務所) イ 直轄河川の整備 管理及び水防に関すること ロ 直轄国道の整備 管理及び防災に関すること ハ 直轄港湾 航路 海岸 砂防の整備及び防災に関すること ニ 高潮 津波災害等の予防に関すること ホ 大規模な災害が発生し または発生する恐れがある場合の協定に基づく応援に関すること ヘ その他防災に関し 九州地方整備局の所掌すべきこと 13 九州総合通信局 イ 非常の場合の有線電気通信及び無線通信の監理に関すること ロ その他防災に関し 総合通信局の所掌すべきこと 14 大分労働局 イ 工場 事業場における労働災害の防止に関すること ロ その他防災に関し 労働局の所掌すべきこと 4 自衛隊 1 災害時における人命救助 消防 水防に関すること 及び被災地への医療 防疫 給水 災 害通信に関すること 2 災害復旧における道路の応急復旧に関すること 3 その他防災に関し 自衛隊の所掌すべきこと 5 指定公共機関 指定公共機関は その業務の公共性又は公益性にかんがみ防災に関し おおむね次の事項につ いて県及び市町村が処理すべき防災事務に関し 積極的に協力するものとする 1 九州旅客鉄道株式会社(大分支社) イ 鉄道施設等の防災 保全に関すること ロ 災害時における鉄道車両等による人員の緊急輸送の協力に関すること 2 日本貨物鉄道株式会社(九州支社大分営業支店) イ 鉄道施設等の防災 保全に関すること ロ 災害時における鉄道車両等による救援物資の緊急輸送の協力に関すること 3 西日本電信電話株式会社(大分支店) 電信電話施設の保全と重要通信の確保に関すること 4 KDDI株式会社(九州総支社) 携帯通信施設の保全と重要通信の確保に関すること 5 株式会社エヌ ティ ティ ドコモ九州(大分支店) - 24 -

風水害等対策編 第 1 部 総則 第5章 防災関係機関の処理すべき業務または業務の大綱 携帯通信施設の保全と重要通信の確保に関すること 6 日本銀行(大分支店) 災害時における金融機関の金融緊急措置の指導に関すること 7 日本赤十字社(大分県支部) イ 医療救護に関すること ロ 救援物資の備蓄と配分に関すること ハ 災害時の血液製剤の供給に関すること ニ 義援金の受付と配分に関すること ホ その他災害救護に必要な業務に関すること 8 日本放送協会(大分放送局) イ 気象予警報 災害情報の放送による周知徹底及び防災知識の普及等災害広報に関するこ と ロ 社会事業団体等の行う義援金の募集等に対する協力に関すること 9 日本通運株式会社(大分支店) 災害時における貨物自動車による救助物資及び避難者の輸送協力に関すること 10 九州電力株式会社(大分支社) イ 電力施設の整備と防災管理に関すること ロ 災害時における電力供給確保に関すること ハ 被災施設の応急対策と災害復旧に関すること 11 西日本高速道路株式会社(九州支社) 管理する道路等の整備 改修に関すること 12 郵便局株式会社 郵政事業株式会社 大分東支店 イ 災害時における郵政事業運営の確保に関すること ロ 災害時における郵政事業に係る災害特別事務取扱い及び援護対策に関すること (イ)被災者に対する郵便葉書等の無償交付に関すること (ロ)被災者が差し出す郵便物の料金免除に関すること (ハ)被災地あて救助用郵便物の料金免除に関すること (二)被災者の救援を目的とする寄附金の送付のための郵便振替の料金免除に関すること (ホ)為替貯金業務及び簡易保険業務の非常取扱いに関すること (へ)逓信病院による医療救護活動に関すること (ト)簡易保険福祉事業団に対する災害救護活動の要請に関すること ハ その他防災に関し 郵政局の所掌すべきこと 6 指定地方公共機関 指定地方公共機関は その業務の公共性又は公益性にかんがみ防災に関し おおむね次の事項 について県及び市町村が処理すべき防災事務に関し積極的に協力するものとする 1 株式会社大分放送 株式会社テレビ大分 大分朝日放送株式会社 株式会社エフエム大分 気象予警報 災害情報の放送による周知徹底及び防災知識の普及等災害広報の協力に関する こと 2 社団法人大分県トラック協会 災害時における貨物自動車による救助物資及び避難者の輸送の協力に関すること 3 社団法人大分県バス協会 大分交通株式会社 大分バス株式会社 日田バス株式会社 亀の 井バス株式会社 イ 災害時における自動車による被災者及び一般利用者等の輸送の協力に関すること ロ 災害時における輸送路線及び施設の確保に関すること 4 社団法人大分県医師会 - 25 -

風水害等対策編 第 1 部 総則 第5章 防災関係機関の処理すべき業務または業務の大綱 災害時における助産 医療救護に関すること 5 大分瓦斯株式会社 イ ガス施設の整備と防災管理に関すること ロ 災害時におけるガス供給確保に関すること ハ 被災施設の応急対策と災害復旧に関すること 6 社団法人大分県エルピーガス協会 イ ガス施設の整備と防災管理に関すること ロ 災害時におけるガス供給確保に関すること ハ 被災施設の応急対策と災害復旧に関すること 7 社団法人大分県歯科医師会 災害時における医療救護及び被災者の特定等に関すること 8 有限会社大分合同新聞社 株式会社朝日新聞社大分総局 社団法人共同通信社大分支局 株式会 社時事通信社大分支局 株式会社西日本新聞社大分総局 株式会社日刊工業新聞社大分支局 株式 会社日本経済新聞社大分支局 株式会社毎日新聞社大分支局 株式会社読売新聞社大分支局 気象予警報 災害情報の新聞による周知徹底及び防災知識の普及等災害広報の協力に関する こと 9 社団法人大分県看護協会 イ 災害時における助産 災害看護に関すること ロ 災害後の要援護者の支援に関すること 10 社団法人大分県地域婦人団体連合会 イ 災害時における女性の福祉の増進に関すること 7 公共団体及び防災上重要な施設の管理者 公共的な団体及び防災上重要な施設の管理者は 当該業務の実施を通じて防災に寄与するとと もに 県及び市町村が処理する防災業務について 自発的に協力するものとする - 26 -

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