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国民年金

児童扶養手当(大阪府)

年金制度のあらまし

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第14章 国民年金

Ⅰ 年 金 制 度 昭 和 37 年 12 月 1 日 に 地 方 公 務 員 等 共 済 組 合 法 が 施 行 され 恩 給 から 年 金 へ 昭 和 61 年 4 月 から 20 歳 以 上 60 歳 未 満 のすべての 国 民 が 国 民 年 金 に 加 入 厚 生 年 金 基 金 職 域

年 支 給 開 始 年 齢 図 特 別 支 給 の 老 齢 厚 生 年 ( 給 料 比 例 部 分 ) 昭 和 29 年 10 月 1 日 生 まれ 以 前 ~ 特 別 支 給 の 退 職 共 済 年 老 齢 厚 生 年 昭 和 25 年 10 月 1 日 生 まれ 以 前 ~ 退 職 共 済 年

(2) 国 民 年 金 の 保 険 料 国 民 年 金 の 第 1 号 被 保 険 者 および 任 意 加 入 者 は, 保 険 料 を 納 めなければなりま せん また,より 高 い 老 齢 給 付 を 望 む 第 1 号 被 保 険 者 任 意 加 入 者 は, 希 望 により 付 加 保 険

[ 組 合 員 期 間 等 の 特 例 ] 組 合 員 期 間 等 については 年 齢 職 種 などにより 過 去 の 制 度 からの 経 過 措 置 が 設 けられ ており 被 用 者 年 制 度 の 加 入 期 間 ( 各 共 済 組 合 の 組 合 員 期 間 など)については 生 年 月 日

年 間 収 入 が 130 万 円 未 満 (60 歳 以 上 75 歳 未 満 の 人 や 一 定 障 害 者 の 場 合 は 180 万 円 未 満 )であって かつ 被 保 険 者 の 年 間 収 入 の 2 分 の 1 未 満 である 場 合 は 被 扶 養 者 となります ( 同 居 の

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PowerPoint プレゼンテーション

目  次

FP知年金_-D-_[本文].indb

(2) 特 別 障 害 給 付 金 国 民 年 金 に 任 意 加 入 していなかったことにより 障 害 基 礎 年 金 等 を 受 給 していない 障 がい 者 の 方 に 対 し 福 祉 的 措 置 として 給 付 金 の 支 給 を 行 う 制 度 です 支 給 対 象 者 平 成 3 年 3

P 適 用 事 業 所 厚 生 年 金 保 険 法 第 1 回 講 義 資 料 法 人 経 営 強 制 適 用 個 人 経 営 ( 強 制 適 用 業 種 ) 5 人 以 上 強 制 適 用 5 人 未 満 任 意 適 用 ( 任 意 適 用 業 種 ) 5 人 以 上 任 意 適 用

事務連絡

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(2) 懲 戒 については 戒 告 は 3 ヵ 月 減 給 は 6 ヵ 月 停 職 は 9 ヵ 月 4 病 気 休 暇 休 職 欠 勤 により 勤 務 しなかった 職 員 が 再 び 勤 務 するに 至 った 場 合 において 他 の 職 員 との 均 衡 上 必 要 があると 認 められるときは

Microsoft Word - 基金規約(新).docx

厚 生 年 金 制 度 及 び 年 金 払 い 退 職 給 付 について 日 本 郵 政 共 済 組 合

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240709

(2) 退 職 後 に 加 入 する 年 金 制 度 と 加 入 手 続 き 退 職 後 はそれぞれの 事 由 により いずれかの 年 金 制 度 に 加 入 することとなります 事 由 退 職 後 配 偶 者 の 被 扶 養 者 になる ( 配 偶 者 が 厚 生 年 金 又 は 共 済 年 金

( 支 給 制 限 ) 第 4 条 市 長 は 前 条 の 規 定 にかかわらず 給 対 象 者 が 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 するとき は 給 金 を 支 給 しないものとする (1) 年 額 405,696 円 以 上 の 公 的 年 金 等 を 受 給 しているとき (2) 生 活

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Microsoft Word 日本年金機構職員退職手当規程(規程第36号)

か 行 繰 上 げ/ 繰 上 げ 支 給 の 国 民 年 金 受 取 額 は 少 なくなるが 年 金 を 早 く 受 け 取 ること 早 期 ( 減 額 ) 支 払 い 65 歳 から 受 け 取 る 年 金 を 前 倒 しで 減 額 して 受 ける 年 金 繰 上 げ 請 求 早 期 に 受 け

か 行 基 金 代 行 厚 生 年 金 基 金 が 国 に 代 わって 厚 生 年 金 の 事 務 の 一 部 を 行 うこと 基 本 月 額 ( 在 職 老 齢 年 金 ) 給 付 加 給 年 金 経 過 的 加 算 を 除 いた 年 金 月 額 加 算 部 分 を 除 いた 年 金 月 額 支

Q1 4 月 から 児 童 手 当 の 支 給 額 はどうなるのですか? Q2 児 童 手 当 には 所 得 制 限 が 設 けられるとのことですが 具 体 的 な 基 準 はどのよう になるのですか? Q3 4 月 以 降 児 童 手 当 を 受 け 取 るためには 手 続 きが 必 要 ですか?

自営業世帯

260701現在 電子申請受付一覧(事務所・事務C).xls

第 7 条 職 員 の 給 与 に 関 する 規 程 ( 以 下 給 与 規 程 という ) 第 21 条 第 1 項 に 規 定 す るそれぞれの 基 準 日 に 育 児 休 業 している 職 員 のうち 基 準 日 以 前 6 月 以 内 の 期 間 にお いて 在 職 した 期 間 がある 職

奨学資金の受領から返還までの手続

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障害福祉制度あらまし目次

資料2 年金制度等について(山下委員提出資料)

職員退職手当規程

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第 2 問 問 4 問 5 1ロ 2チ 3ヲ 4ホ ⅰ)Aさんは 今 年 の 誕 生 日 で 40 歳 となるので 公 的 介 護 保 険 の(1 第 2 号 ) 被 保 険 者 資 格 を 取 得 し 介 護 保 険 料 を 負 担 することになる 40 歳 以 上 65 歳 未 満 の 医 療

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日本年金機構編 年金相談マニュアル-08 勧奨編(平成24年5月改訂-第06版) 【308頁】サンプル

職 員 の 等 に 関 する 条 例 第 24 条 の 承 認 は 正 規 の 勤 務 時 間 の 始 め 又 は 終 わりにおいて 30 分 を 単 位 として 行 う ものとする 2 育 児 を 原 因 とする 特 別 休 暇 を 承 認 されている 職 員 に 対 する の 承 認 については

平 成 34 年 4 月 1 日 から 平 成 37 年 3 月 31 日 まで 64 歳 第 2 章 労 働 契 約 ( 再 雇 用 希 望 の 申 出 ) 第 3 条 再 雇 用 職 員 として 継 続 して 雇 用 されることを 希 望 する 者 は 定 年 退 職 日 の3か 月 前 まで

(2) 勤 続 5 年 を 超 え 10 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の140 (3) 勤 続 10 年 を 超 え 20 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の180 (4)

5 次 のいずれにも 該 当 する 従 業 員 は 子 が1 歳 6ヶ 月 に 達 するまでの 間 で 必 要 な 日 数 について 育 児 休 業 をするこ とができる なお 育 児 休 業 を 開 始 しようとする 日 は 原 則 として 子 の1 歳 の 誕 生 日 に 限 るものとする (1

役員退職手当規程

となるため 退 職 をし かつ 引 き 続 き 国 家 公 務 員 等 として 在 職 (その 者 が 更 に 引 き 続 き 当 該 国 家 公 務 員 以 外 の 他 の 国 等 の 機 関 に 係 る 国 家 公 務 員 等 として 在 職 した 場 合 を 含 む )した 後 引 き 続 い

 

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事 例 3 Q: 父 母 を 被 扶 養 者 として 認 定 できますか?( 父 母 とも 国 民 健 康 保 険 加 入 ) A: 父 母 又 はそのどちらかを 申 請 する 場 合 は 夫 婦 相 互 扶 助 義 務 に 基 づき 父 母 の 収 入 合 算 額 が それぞれに 適 用 される


平 成 9 年 2 月 号 税 制 改 正 情 報 第 0 号 今 回 のテーマ 大 久 保 久 美 子 年 末 調 整 の 今 年 の 変 更 点 今 年 も 残 すところヶ 月 ほどとなり 年 末 調 整 の 時 期 となりました そこで 今 回 は 今 年 の 年 末 調 整 における 変 更

四 勤 続 20 年 を 超 え30 年 までの 期 間 については 勤 続 1 年 につき100 分 の200 五 勤 続 30 年 を 超 える 期 間 については 勤 続 1 年 につき100 分 の100 2 基 礎 調 整 額 は 職 員 が 退 職 し 解 雇 され 又 は 死 亡 した

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

届 届 火 葬 費 補 助 金 町 内 に 住 所 を 有 するかたが 死 亡 ( 死 産 も 含 む)し 火 葬 の 許 可 を 受 け 火 葬 をした 場 合 に 申 請 により 火 葬 料 を 補 助 します なお 平 成 28 年 3 月 までに 許 可 された 分 の 申 請 は 従 前

( 月 額 で 支 給 されるもの) 扶 養 手 当 住 居 手 当 通 勤 手 当 ( 1 2) 単 身 赴 任 手 当 寒 冷 地 手 当 等 1 傷 病 手 当 金 出 産 手 当 金 又 は 休 業 手 当 金 ( 以 下 傷 病 手 当 金 等 という ) と 報 酬 との 調 整 につい

被扶養者あり+前納なし

組合員・会員資格の得喪等について

神戸市重度障害者特別給付金支給要綱

事務連絡

間 は 傷 病 手 当 金 を 受 給 しましたが 職 場 の 理 解 とリハビリの 甲 斐 あって 無 事 職 場 復 帰 がで きました しかし 後 遺 症 が 残 ったまま 障 害 認 定 日 を 迎 えました 年 子 さんには 障 害 年 金 の 受 給 資 格 があるのでしょうか? 年 子

スライド 1

                                       

の 略 語 は 次 のとおりです 相 法 相 続 税 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 73 号 ) 措 法 租 税 特 別 措 置 法 ( 昭 和 32 年 法 律 第 26 号 ) 相 基 通 相 続 税 法 基 本 通 達 ( 昭 和 34 年 直 資 10) - 2 -

2 1.ヒアリング 対 象 (1) 対 象 範 囲 分 類 年 金 医 療 保 険 雇 用 保 険 税 備 考 厚 生 年 金 の 資 格 喪 失 国 民 年 金 の 加 入 老 齢 給 付 裁 定 請 求 など 健 康 保 険 の 資 格 喪 失 国 民 健 康 保 険 の 加 入 健 康 保 険

(2) 本 人 本 人 の 配 偶 者 及 び 扶 養 義 務 者 の 前 年 (1 月 から3 月 までの 間 に 申 請 する ときは 前 々 年 )の 所 得 を 確 認 できる 書 類 (3) その 他 市 長 が 必 要 と 認 めた 書 類 2 市 長 は 前 項 の 申 請 書 に 添

( 前 ページから 続 く) 次 のいずれかに 該 するかたは 受 給 できません 施 設 に 入 所 しているかた 病 院 に3か 月 を 超 えて 続 けて 入 院 しているかた 受 給 者 本 人 または 扶 養 義 務 者 等 の 所 得 が 制 限 額 ( 別 表 1P.135)の 限 度

っては 出 産 予 定 日 から 出 生 した 日 から 起 算 して8 週 間 を 経 過 する 日 の 翌 日 までとする ) の 期 間 内 に 当 該 子 に 係 る 最 初 の 育 児 休 業 を 開 始 し かつ 終 了 した 場 合 であって 当 該 子 に 係 る 再 度 の 育 児

防府市知的障害者生活協力員紹介事業実施要綱

ということは 夫 婦 揃 って 厚 生 年 金 に 20 年 以 上 加 入 しているような 場 合 には 年 の 差 夫 婦 の 方 が より 長 い 期 間 加 給 年 金 を 受 給 できる 可 能 性 があるということです 妻 の 厚 生 年 金 に 1 階 部 分 が 支 給 されても 加

女性のための年金学

次 世 代 育 成 支 援

[ 特 別 控 除 の 一 覧 ] 控 除 の 内 容 特 定 扶 養 親 族 控 除 ( 税 法 上 の 扶 養 親 族 で 満 16 才 以 上 23 才 未 満 の 扶 養 親 族 ) 老 人 扶 養 親 族 配 偶 者 控 除 ( 税 法 上 の 扶 養 親 族 で 満 70 才 以 上 の

Microsoft Word - 21退職手当規程.doc

(6) 31 年 以 上 の 期 間 については 1 年 につき100 分 の120 2 前 項 に 規 定 する 者 のうち 負 傷 若 しくは 病 気 ( 以 下 傷 病 という 傷 病 は 国 家 公 務 員 共 済 組 合 法 ( 昭 和 33 年 法 律 第 128 号 ) 第 81 条

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桜井市外国人高齢者及び外国人重度心身障害者特別給付金支給要綱

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目 次 1.あなたが 受 取 る 年 金 について 1 頁 2. 年 金 の 請 求 について 1 頁 3. 支 給 開 始 年 月 と 支 給 期 間 について 2 頁 4. 年 金 の 支 払 方 法 について 2 頁 5. 基 金 の 年 金 について 4 頁 支 給 額 が 変 更 される

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平成16年度

75 歳 以 上 の 方 の 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 75 歳 になると 全 ての 方 が 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 に 加 入 して 医 療 を 受 けます 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 は 東 京 都 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 が 主 体 となり 区


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る 給 与 規 則 におけるこれらに 相 当 するものの 額 の 合 計 額 をいいます なお 退 職 の 日 に 休 職 停 職 減 給 その 他 の 理 由 により 俸 給 の 一 部 又 は 全 部 が 支 給 されていない 場 合 には これらの 理 由 がないと 仮 定 した 場 合 にそ

全設健発第     号

平 成 24 年 度 年 金 額 改 定 通 知 書 年 金 振 込 通 知 書 ( 表 面 ) 参 考 1 XXX-XXXX 杉 並 区 高 井 戸 西 ねんきんマンション101 振 替 加 算 額 老 齢 厚 生 老 齢 基 礎 XXXX-XXXXXX-XXXX

毎 月 の 給 与 等 ( )を 一 定 の 等 級 区 分 にあてはめた 標 準 月 額 の 上 限 が 現 行 の47 等 級 から50 等 級 に 改 正 されます ( 別 紙 健 康 保 険 料 額 表 参 照 ) なお 法 改 正 に 伴 い 標 準 月 額 が 改 定 される 方 につい

障 害 程 度 身 体 障 害 者 手 帳 1 級 又 は 級 程 度 の 障 害 が 重 複 しており 条 件 を 満 たしている 人 特 に 重 度 の 身 体 機 能 の 障 害 があるため 日 常 生 活 動 作 能 力 の 評 価 が 極 めて 重 度 であると 認 められる 人 内 部

被扶養者の資格確認を行います

昨 年 今 年 退 職 した< 雇 用 保 険 に 関 すること> 1. 雇 用 保 険 ( 失 業 給 付 )を 受 給 予 定 (または 受 給 している) 雇 用 保 険 受 給 資 格 証 のコピー ( 退 職 日 基 本 日 額 処 理 状 況 のわかる 面 ) 日 額 3,611 円 未

Transcription:

国 民 年 金 厚 生 年 金 保 険 遺 族 基 礎 年 金 遺 族 厚 生 年 金 平 成 25 年 度 版 平 成 25 年 10 月 版 日 本 年 金 機 構

遺 族 基 礎 年 金 はどんなときに 受 けられるの? 解 説 遺 族 基 礎 年 金 は 次 のいずれかの 要 件 に 当 てはまる 場 合 に 死 亡 した 方 によって 生 計 を 維 持 されていた 子 のある 妻 または 子 が 受 給 で きます * 子 18 歳 になった 後 の 最 初 の3 月 31 日 まで または1 級 または2 級 の 障 害 の 状 態 にある20 歳 未 満 の 子 が 対 象 です( 死 亡 した 当 時 胎 児 であった 子 も 出 生 以 後 に 対 象 となります) なお 婚 姻 している 子 は 対 象 とはなりません 1 国 民 年 金 の 被 保 険 者 である 間 に 死 亡 したとき 2 国 民 年 金 の 被 保 険 者 であった 60 歳 以 上 65 歳 未 満 の 方 で 日 本 国 内 に 住 所 を 有 していた 方 が 死 亡 したとき 3 老 齢 基 礎 年 金 の 受 給 権 者 が 死 亡 したとき 4 老 齢 基 礎 年 金 の 受 給 資 格 期 間 を 満 たしている 方 が 死 亡 したとき 受 給 資 格 要 件 上 記 1または2の 場 合 は 死 亡 日 の 属 する 月 の 前 々 月 までの 被 保 険 者 期 間 があるときは その 被 保 険 者 期 間 のうち 保 険 料 納 付 済 期 間 ( 厚 生 年 金 保 険 の 被 保 険 者 期 間 共 済 組 合 の 組 合 員 期 間 を 含 む)と 保 険 料 免 除 期 間 を 合 算 した 期 間 が3 分 の2 以 上 でなければならないこと になっています なお 死 亡 日 が 平 成 28 年 3 月 末 日 までのときは 死 亡 した 方 が65 歳 未 満 であれば 死 亡 日 の 属 する 月 の 前 々 月 までの 直 近 の1 年 間 に 保 険 料 の 未 納 がなければよいことになってい ます

遺 族 厚 生 年 金 はどんなときに 受 けられるの? 解 説 遺 族 厚 生 年 金 は 厚 生 年 金 保 険 の 被 保 険 者 または 被 保 険 者 であった 方 が 次 のいずれかの 要 件 にあてはまる 場 合 に その 遺 族 が 受 給 できます 1 厚 生 年 金 保 険 の 被 保 険 者 である 間 に 死 亡 したとき 2 厚 生 年 金 保 険 の 被 保 険 者 である 間 に 初 診 日 ( 1)がある 病 気 やけ がが 原 因 で 初 診 日 から5 年 以 内 に 死 亡 したとき 3 障 害 の 程 度 が1 級 2 級 の 障 害 厚 生 年 金 を 受 けている 方 が 死 亡 したとき 4 老 齢 厚 生 年 金 の 受 給 権 者 または 老 齢 厚 生 年 金 を 受 けるために 必 要 な 加 入 期 間 の 条 件 ( 2)を 満 たしている 方 が 死 亡 したとき ( 注 ) 上 記 1と2の 場 合 は 死 亡 日 の 属 する 月 の 前 々 月 までの 被 保 険 者 期 間 のうち 国 民 年 金 の 保 険 料 納 付 済 期 間 ( 厚 生 年 金 保 険 の 被 保 険 者 期 間 共 済 組 合 の 組 合 員 期 間 を 含 む)と 保 険 料 免 除 期 間 を 合 わせた 期 間 が3 分 の2 以 上 でなければならないことになっています なお 死 亡 日 が 平 成 28 年 3 月 末 日 までのときは 死 亡 した 方 が65 歳 未 満 であれば 死 亡 日 の 属 する 月 の 前 々 月 までの 直 近 の1 年 間 に 保 険 料 の 未 納 がなければよいことになってい ます 1 初 診 日 初 診 日 とは 障 害 の 原 因 となった 病 気 やけが( 以 下 傷 病 といいます )について 初 めて 医 師 または 歯 科 医 師 ( 以 下 医 師 等 といいます )の 診 療 を 受 けた 日 をいいます 同 一 傷 病 で 転 医 があった 場 合 は 一 番 初 めに 医 師 等 の 診 療 を 受 けた 日 が 初 診 日 となります

2 老 齢 厚 生 年 金 を 受 けるために 必 要 な 加 入 期 間 の 条 件 ( 受 給 資 格 期 間 ) 老 齢 厚 生 年 金 を 受 けるためには 原 則 として 25 年 以 上 の 保 険 料 納 付 済 期 間 または 保 険 料 免 除 等 期 間 が 必 要 です 受 給 資 格 期 間 には さまざまな 経 過 措 置 や 特 例 措 置 がありますので ご 不 明 な 点 は 年 金 事 務 所 や 街 角 の 年 金 相 談 センター ねんきんダイヤル(13ページ 参 照 )でご 相 談 ください 遺 族 厚 生 年 金 は 誰 が 受 けられるの? 解 説 遺 族 厚 生 年 金 を 受 けられる 遺 族 は 死 亡 当 時 死 亡 した 方 によって 生 計 を 維 持 (11ページ 参 照 )されていた 下 記 の 方 が 対 象 です 1から4の 優 先 順 位 のうち 最 も 優 先 順 位 の 高 い 方 が 受 給 できます 遺 族 1 1 1 1 2 3 4 子 のある 妻 子 子 の ない 妻 55 歳 以 上 の 夫 55 歳 以 上 の 父 母 孫 55 歳 以 上 の 祖 父 母 遺 族 年 金 の 種 類 遺 族 厚 生 年 金 遺 族 基 礎 年 金 遺 族 厚 生 年 金 遺 族 厚 生 年 金 遺 族 厚 生 年 金 遺 族 厚 生 年 金 遺 族 厚 生 年 金 遺 族 厚 生 年 金 遺 族 基 礎 年 金 中 高 齢 の 寡 婦 加 算 額 妻 以 外 の 遺 族 には 下 記 の 条 件 があります 夫 父 母 祖 父 母 死 亡 時 55 歳 以 上 であること ( 受 給 開 始 は60 歳 からになります ) 子 孫 死 亡 時 18 歳 になった 後 の 最 初 の3 月 31 日 までの 間 にあり かつ 婚 姻 をしていないこと 20 歳 未 満 で1 級 または2 級 の 障 害 の 状 態 にあり かつ 婚 姻 をしていないこと

遺 族 基 礎 年 金 遺 族 厚 生 年 金 の 額 はいくら? 解 説 遺 族 が 子 のある 妻 または 子 の 場 合 には 遺 族 基 礎 年 金 を 受 給 できます さらに 遺 族 厚 生 年 金 の 受 給 権 がある 場 合 は 遺 族 厚 生 年 金 が 上 乗 せし て 受 給 できます 子 のない 妻 父 母 などの 場 合 は 厚 生 年 金 保 険 から 遺 族 厚 生 年 金 を 独 自 に 受 給 できます (3ページ 参 照 ) 年 金 額 の 計 算 方 法 は 次 のとおりです 遺 族 厚 生 年 金 : 老 齢 厚 生 年 金 の 報 酬 比 例 部 分 の4 分 の3 (A+B) 1.031 0.978 3/4 物 価 スライド 率 A: 平 成 15 年 3 月 以 前 の 被 保 険 者 期 間 平 均 標 準 報 酬 月 額 1 7.5 1000 3 平 成 15 年 3 月 までの 被 保 険 者 期 間 の 月 数 4 B: 平 成 15 年 の4 月 以 後 の 被 保 険 者 期 間 平 均 標 準 報 酬 額 2 5.769 1000 平 成 15 年 4 月 以 後 の 被 保 険 者 期 間 の 月 数 4 3 1 平 均 標 準 報 酬 月 額 平 成 15 年 3 月 以 前 の 被 保 険 者 期 間 の 計 算 の 基 礎 となる 各 月 の 標 準 報 酬 月 額 の 総 額 を 平 成 15 年 3 月 以 前 の 被 保 険 者 期 間 で 除 して 得 た 額 です 2 平 均 標 準 報 酬 額 平 成 15 年 4 月 以 後 の 被 保 険 者 期 間 の 計 算 の 基 礎 となる 各 月 の 標 準 報 酬 月 額 と 標 準 賞 与 額 の 総 額 を 平 成 15 年 4 月 以 後 の 被 保 険 者 期 間 で 除 して 得 た 額 です 3 2ページの 要 件 4による 遺 族 厚 生 年 金 の 場 合 1000 分 の7.5および1000 分 の5.769の 乗 率 は 死 亡 した 方 の 生 年 月 日 に 応 じて1000 分 の10~1000 分 の7.61および1000 分 の7.692~1000 分 の5.854となります 4 2ページの 要 件 1 2および3による 遺 族 厚 生 年 金 の 場 合 被 保 険 者 期 間 が 300 月 (25 年 ) 未 満 の 場 合 は 300 月 とみなして 計 算 します

65 歳 以 上 で 老 齢 厚 生 ( 退 職 共 済 ) 年 金 を 受 ける 権 利 がある 方 が 配 偶 者 の 死 亡 による 遺 族 厚 生 年 金 を 受 け 取 るとき 次 の1と2の 額 を 比 較 し 高 いほうの 額 が 遺 族 厚 生 年 金 の 額 となります 1 4ページの 計 算 方 法 による 額 2 4ページの 計 算 方 法 による 額 の3 分 の2 と ご 本 人 の 老 齢 厚 生 ( 退 職 共 済 ) 年 金 ( 子 の 加 給 年 金 額 を 除 く )の 額 の2 分 の1 を 合 計 した 額 ただし 平 成 19 年 4 月 1 日 前 に 遺 族 厚 生 年 金 を 受 ける 権 利 を 有 し かつ 同 日 においてす でに65 歳 以 上 の 方 ( 昭 和 17 年 4 月 1 日 以 前 生 まれの 方 )は 1の 額 が 遺 族 厚 生 年 金 の 額 とな ります 遺 族 基 礎 年 金 子 のある 妻 が 受 け 取 るとき 786,500 円 +( 子 の 加 算 額 ) 子 が 受 け 取 るとき( 下 記 の 額 を 子 の 数 で 割 った 額 が 1 人 あたりの 額 となります ) 786,500 円 +(2 人 目 以 降 の 子 の 加 算 額 ) 1 人 目 および2 人 目 の 子 の 加 算 額 は226,300 円 3 人 目 以 降 の 子 の 加 算 額 は1 人 あたり75,400 円 です 中 高 齢 の 寡 婦 加 算 額 次 のいずれかに 該 当 する 妻 が 受 ける 遺 族 厚 生 年 金 には 40 歳 から65 歳 になるまでの 間 589,900 円 が 加 算 されます 夫 が 亡 くなった 時 40 歳 以 上 65 歳 未 満 で 生 計 を 同 じくしている 子 がいない 妻 遺 族 厚 生 年 金 と 遺 族 基 礎 年 金 を 受 けていた 子 のある 妻 (40 歳 に 達 した 当 時 子 がいるた め 遺 族 基 礎 年 金 を 受 けていた 妻 に 限 る )が 子 が18 歳 到 達 年 度 の 末 日 に 達 した( 障 害 の 状 態 にある 場 合 は20 歳 に 達 した)ため 遺 族 基 礎 年 金 を 受 給 できなくなったとき 2ページの 要 件 4による 遺 族 厚 生 年 金 の 場 合 は 亡 くなった 夫 の 厚 生 年 金 保 険 の 加 入 期 間 が 20 年 ( 中 高 齢 の 期 間 短 縮 の 特 例 などによって20 年 未 満 の 加 入 期 間 で 老 齢 厚 生 年 金 の 受 給 資 格 期 間 を 満 たした 方 はその 期 間 ) 以 上 なければ 中 高 齢 の 寡 婦 加 算 額 は 受 けられません 妻 が 遺 族 基 礎 年 金 を 受 けることができるときは 中 高 齢 の 寡 婦 加 算 額 は 支 給 停 止 されます 中 高 齢 の 寡 婦 加 算 額 を 受 けている 方 が65 歳 になると 中 高 齢 の 寡 婦 加 算 額 が 経 過 的 な 加 算 額 ( 生 年 月 日 に 応 じて 減 額 )に 変 わります 年 金 額 等 は 平 成 25 年 10 4 月 現 在 の 金 額 です

遺 族 厚 生 年 金 と 他 の 年 金 をあわせて 受 けることはできるの? 解 説 公 的 年 金 では 1 人 1 年 金 が 原 則 ですが 65 歳 以 上 の 方 は 遺 族 厚 生 年 金 と ご 自 身 の 老 齢 基 礎 年 金 老 齢 厚 生 年 金 障 害 基 礎 年 金 または 旧 厚 生 年 金 保 険 旧 国 民 年 金 の 老 齢 年 金 の 一 部 または 全 部 をあわせて 受 けることができます 老 齢 基 礎 年 金 と 遺 族 厚 生 年 金 を 受 けられるとき 遺 族 厚 生 年 金 の 受 給 権 者 が65 歳 以 上 の 場 合 は 老 齢 基 礎 年 金 と 遺 族 厚 生 年 金 をあわせて 受 けることができます 遺 族 厚 生 年 金 と 老 齢 厚 生 年 金 の 受 給 権 があるときはどうなるの? 平 成 19 年 4 月 1 日 前 は 原 則 として どちらを 受 けるか 選 択 することとなっていましたが 平 成 16 年 の 年 金 制 度 改 正 により 平 成 19 年 4 月 1 日 からは 自 分 自 身 が 納 めた 保 険 料 を 年 金 額 に 反 映 させるため 65 歳 以 上 で 遺 族 厚 生 年 金 と 老 齢 厚 生 年 金 を 受 ける 権 利 がある 方 は 老 齢 厚 生 年 金 は 全 額 受 給 となり 遺 族 厚 生 年 金 は 老 齢 厚 生 年 金 に 相 当 する 額 の 支 給 が 停 止 となります 遺 族 厚 生 年 金 老 齢 厚 生 年 金 受 給 支 給 停 止 ( 老 齢 厚 生 年 金 に 相 当 する 額 ) 老 齢 基 礎 年 金 平 成 19 年 4 月 1 日 においてすでに65 歳 以 上 で 遺 族 厚 生 年 金 を 受 けていた 場 合 は どうなるの? 平 成 19 年 4 月 1 日 前 に 遺 族 厚 生 年 金 を 受 ける 権 利 を 有 し かつ 同 日 においてすでに65 歳 以 上 の 方 ( 昭 和 17 年 4 月 1 日 以 前 生 まれの 方 )は 平 成 19 年 4 月 1 日 前 と 同 様 に 次 の1から3のう ち いずれかの 組 合 せを 選 択 することになります ただし 3は 遺 族 厚 生 年 金 の 受 給 権 者 が 死 亡 した 方 の 配 偶 者 である 場 合 に 限 ります 1 遺 族 厚 生 年 金 2 老 齢 厚 生 年 金 3 遺 族 厚 生 年 金 の 3 分 の2 老 齢 厚 生 年 金 の 2 分 の1 老 齢 基 礎 年 金 老 齢 基 礎 年 金 老 齢 基 礎 年 金

障 害 基 礎 年 金 と 遺 族 厚 生 年 金 を 受 けられるとき 遺 族 厚 生 年 金 の 受 給 権 者 が65 歳 以 上 の 場 合 は 障 害 基 礎 年 金 と 遺 族 厚 生 年 金 をあわせて 受 けることができます 遺 族 厚 生 年 金 の 受 給 権 者 が65 歳 未 満 の 場 合 は 自 身 の 障 害 基 礎 年 金 か 遺 族 厚 生 年 金 のどちらか 一 方 しか 受 けられません 65 歳 以 後 障 害 基 礎 年 金 と 遺 族 厚 生 年 金 をあわせて 受 けられます 遺 族 厚 生 年 金 障 害 基 礎 年 金 旧 厚 生 年 金 保 険 旧 国 民 年 金 の 老 齢 年 金 と 遺 族 厚 生 年 金 を 受 けられ るとき 1 遺 族 厚 生 年 金 の 受 給 権 者 が65 歳 以 上 の 場 合 は 旧 厚 生 年 金 保 険 の 老 齢 年 金 (ま たは 通 算 老 齢 年 金 )の2 分 の1と 遺 族 厚 生 年 金 をあわせて 受 けることができます 遺 族 厚 生 年 金 旧 厚 生 年 金 保 険 の 老 齢 年 金 の2 分 の1 2 遺 族 厚 生 年 金 の 受 給 権 者 が65 歳 以 上 の 場 合 は 旧 国 民 年 金 の 老 齢 年 金 (または 通 算 老 齢 年 金 )と 遺 族 厚 生 年 金 をあわせて 受 けることができます 遺 族 厚 生 年 金 旧 国 民 年 金 の 老 齢 年 金 遺 族 厚 生 年 金 の 受 給 権 者 が 老 齢 厚 生 年 金 退 職 共 済 年 金 または 遺 族 共 済 年 金 を 受 ける 権 利 を 有 するときは 遺 族 厚 生 年 金 の 額 の 計 算 (5ページ 上 欄 )や 支 給 停 止 (6ページ 中 欄 )のため 老 齢 厚 生 年 金 退 職 共 済 年 金 または 遺 族 共 済 年 金 の 請 求 が 必 要 です また 2つ 以 上 の 年 金 を 受 ける 権 利 ができたとき (6ページ 下 欄 および7ページ)は 年 金 事 務 所 へいずれの 年 金 を 受 けるかにつ いての 申 出 が 必 要 となる 場 合 があります

国 民 年 金 第 1 号 被 保 険 者 ( 1)の 独 自 給 付 国 民 年 金 の 独 自 給 付 として 寡 婦 年 金 と 死 亡 一 時 金 があります どちらも 国 民 年 金 のみの 給 付 制 度 で 厚 生 年 金 保 険 にはありません 1. 寡 婦 年 金 寡 婦 年 金 とは 寡 婦 年 金 は 第 1 号 被 保 険 者 ( 任 意 加 入 被 保 険 者 を 含 む)としての 保 険 料 納 付 済 期 間 と 保 険 料 免 除 期 間 を 合 わせて25 年 以 上 ある 夫 が 死 亡 したと きに 夫 によって 生 計 を 維 持 し かつ 夫 との 婚 姻 関 係 ( 事 実 婚 を 含 む)が10 年 以 上 継 続 している 妻 が60 歳 から65 歳 までの 間 受 給 できます 寡 婦 年 金 の 金 額 夫 の 死 亡 日 の 前 日 までの 第 1 号 被 保 険 者 ( 任 意 加 入 被 保 険 者 を 含 む)と しての 被 保 険 者 期 間 について 老 齢 基 礎 年 金 の 計 算 方 法 により 計 算 した 額 の4 分 の3になります 寡 婦 年 金 の 注 意 点 以 下 の 点 に 該 当 する 方 は 請 求 できません 夫 が 障 害 基 礎 年 金 の 受 給 権 を 持 っていた 場 合 夫 が 老 齢 基 礎 年 金 を 受 けたことがある 場 合 妻 が 繰 上 げ 受 給 の 老 齢 基 礎 年 金 を 受 けている 場 合 妻 が 他 の 年 金 を 受 給 している 場 合 は 選 択 になります (60 歳 から65 歳 の 間 のみ) 寡 婦 年 金 と 死 亡 一 時 金 の 両 方 を 受 けられる 場 合 は 受 ける 方 の 選 択 に よって どちらか 一 方 を 受 給 することができます 1 国 民 年 金 第 1 号 被 保 険 者 とは 国 民 年 金 には 日 本 国 内 に 住 む20 歳 以 上 60 歳 未 満 のすべての 方 が 加 入 します 会 社 員 ( 厚 生 年 金 保 険 に 加 入 )や 公 務 員 ( 共 済 組 合 に 加 入 )とその 被 扶 養 配 偶 者 を 除 く 自 営 業 や 学 生 などの 加 入 者 を 国 民 年 金 第 1 号 被 保 険 者 といいます

2. 死 亡 一 時 金 死 亡 一 時 金 とは 死 亡 一 時 金 は 第 1 号 被 保 険 者 ( 任 意 加 入 被 保 険 者 を 含 む)としての 保 険 料 納 付 済 期 間 ( 2)が3 年 以 上 ある 方 が 死 亡 したときに 遺 族 が 受 給 できます ( 2)4 分 の1 納 付 期 間 は4 分 の1に 相 当 する 月 数 半 額 納 付 期 間 は2 分 の1に 相 当 する 月 数 4 分 の3 納 付 期 間 は4 分 の3に 相 当 する 月 数 が 加 わることになります 死 亡 一 時 金 の 金 額 保 険 料 納 付 月 数 金 額 36 月 以 上 180 月 未 満 120,000 円 180 月 以 上 240 月 未 満 145,000 円 240 月 以 上 300 月 未 満 170,000 円 300 月 以 上 360 月 未 満 220,000 円 360 月 以 上 420 月 未 満 270,000 円 420 月 以 上 320,000 円 死 亡 した 月 の 前 月 までに 付 加 保 険 料 納 付 済 期 間 が36 月 以 上 ある 場 合 は 上 記 の 金 額 に8,500 円 が 加 算 されます 死 亡 一 時 金 の 注 意 点 死 亡 一 時 金 を 受 けることができる 遺 族 の 範 囲 は 死 亡 した 方 の 配 偶 者 子 父 母 孫 祖 父 母 兄 弟 姉 妹 の 順 番 で 死 亡 したときに 生 計 を 同 一 にしていた 方 が 対 象 になります 死 亡 した 方 が 老 齢 基 礎 年 金 障 害 基 礎 年 金 のいずれかの 給 付 を 受 けて いたときおよび 遺 族 基 礎 年 金 を 受 けることができる 方 がいる 場 合 に は 受 給 できません 請 求 の 手 続 先 お 住 まいの 市 ( 区 ) 役 所 または 町 村 役 場 です ( 添 付 書 類 については 事 前 にねんきんダイヤルなどへお 問 い 合 わせください )

遺 族 基 礎 年 金 遺 族 厚 生 年 金 Q&A Q 遺 族 基 礎 年 金 遺 族 厚 生 年 金 を 受 けられなくなるのはどんなとき? Q1. 夫 の 死 亡 により 遺 族 基 礎 年 金 遺 族 厚 生 年 金 を 受 けていましたが その 後 再 婚 しました 遺 族 年 金 を 引 き 続 き 受 けることはできますか? A1. 遺 族 基 礎 年 金 遺 族 厚 生 年 金 の 受 給 権 者 が 婚 姻 したときは 遺 族 基 礎 年 金 遺 族 厚 生 年 金 の 受 給 権 が 消 滅 します 遺 族 基 礎 年 金 遺 族 厚 生 年 金 の 受 給 権 者 が 次 のいずれかに 該 当 した ときは 遺 族 基 礎 年 金 遺 族 厚 生 年 金 の 受 給 権 が 消 滅 します 1. 死 亡 したとき 2. 婚 姻 したとき( 事 実 婚 を 含 む) 3. 直 系 血 族 および 直 系 姻 族 以 外 の 方 の 養 子 となったとき 4. 離 縁 によって 死 亡 した 方 との 親 族 関 係 がなくなったとき 5. 子 孫 については 18 歳 になった 後 の 最 初 の3 月 31 日 を 過 ぎたとき ( 障 害 の 状 態 にある 場 合 には20 歳 になったとき) または18 歳 にな った 後 の 最 初 の3 月 31 日 後 20 歳 未 満 で1 級 2 級 の 障 害 の 状 態 に 該 当 しなくなったとき 6. 父 母 孫 祖 父 母 については 死 亡 した 方 の 死 亡 当 時 胎 児 であった 子 が 生 まれたとき 7. 夫 が 亡 くなったときに30 歳 未 満 で 子 のない 妻 が 遺 族 厚 生 年 金 を 受 ける 権 利 を 得 てから5 年 を 経 過 したとき( 夫 が 亡 くなったときに 胎 児 であった 子 が 生 まれ 遺 族 基 礎 年 金 を 受 けられるようになった 場 合 を 除 きます ) 8. 遺 族 基 礎 年 金 と 遺 族 厚 生 年 金 を 受 けていた 妻 が 30 歳 に 到 達 する 前 に 遺 族 基 礎 年 金 を 受 ける 権 利 がなくなり 遺 族 基 礎 年 金 を 受 ける 権 利 がなくなってから5 年 を 経 過 したとき 1 上 記 7および8は 平 成 19 年 4 月 1 日 以 後 に 夫 が 亡 くなり 遺 族 厚 生 年 金 を 受 けることとなった 場 合 に 限 ります 2 上 記 に 該 当 した 場 合 は 7および8を 除 き 年 金 事 務 所 への 届 出 手 続 きが 必 要 です

Q 生 計 維 持 とは? Q2. 遺 族 基 礎 年 金 遺 族 厚 生 年 金 を 受 けるための 条 件 のひとつに 死 亡 当 時 死 亡 した 方 によって 生 計 を 維 持 されていた 方 とありますが 生 計 を 維 持 されて いた とは 具 体 的 にどのような 場 合 をいうのですか? A2. 死 亡 した 方 によって 生 計 を 維 持 されていた 方 とは 死 亡 当 時 死 亡 し た 方 と 生 計 を 同 一 にしていた 方 で 年 収 850 万 円 の 収 入 を 将 来 にわたって 得 られない 方 が 該 当 します また 死 亡 当 時 に 年 収 が850 万 円 以 上 であっても おおむね5 年 以 内 に 年 収 が850 万 円 未 満 となると 認 められる 方 は 遺 族 厚 生 年 金 を 受 けることがで きます 年 金 の 額 は 将 来 も 変 わらないの? 解 説 遺 族 基 礎 年 金 遺 族 厚 生 年 金 や 寡 婦 年 金 の 額 は 物 価 や 賃 金 などの 変 動 に 応 じて 毎 年 見 直 しが 行 われます

遺 族 基 礎 年 金 遺 族 厚 生 年 金 を 受 けるためには どのような 手 続 きがいるの? 解 説 遺 族 基 礎 年 金 遺 族 厚 生 年 金 を 受 けるためには 年 金 の 請 求 手 続 きが 必 要 です 請 求 手 続 き 先 請 求 手 続 き 先 は 次 のとおりです 遺 族 基 礎 年 金 のみを 請 求 する 場 合 は お 住 まいの 市 ( 区 ) 役 所 または 町 村 役 場 上 記 以 外 の 場 合 は お 近 くの 年 金 事 務 所 添 付 書 類 請 求 手 続 きには 戸 籍 謄 本 や 死 亡 診 断 書 等 の 添 付 書 類 が 必 要 となります 添 付 書 類 は 死 亡 原 因 や 子 の 有 無 等 により 異 なりますので 事 前 に 年 金 事 務 所 や 街 角 の 年 金 相 談 センター ねんきんダイヤルでご 相 談 ください 手 続 きの 流 れ 年 金 請 求 書 を 年 金 事 務 所 や 市 ( 区 ) 役 所 または 町 村 役 場 に 提 出 します 老 齢 基 礎 年 金 老 齢 厚 生 年 金 退 職 共 済 年 金 または 遺 族 共 済 年 金 を 受 ける 権 利 を 有 する 方 が これらの 年 金 が 未 請 求 のときは 併 せて 請 求 します 年 金 証 書 年 金 決 定 通 知 書 パンフレット 年 金 を 受 給 される 皆 様 へ をお 送 りします お 送 りするのは 年 金 請 求 書 の 提 出 から 約 1ヶ 月 後 ( 加 入 記 録 の 整 備 等 が 必 要 な 場 合 は 約 2ヶ 月 後 )です( 退 職 共 済 年 金 または 遺 族 共 済 年 金 を 受 ける 権 利 を 有 する 方 については 2 ヶ 月 以 上 の 時 間 を 要 する 場 合 があります ) パンフレットには 年 金 を 受 けている 間 にしなくてはならない 届 出 などが 説 明 してあります ので 年 金 証 書 といっしょに 大 切 に 保 管 し 必 要 なときに 読 みかえしてお 役 立 てください 年 金 証 書 の 送 付 から 約 1 ~ 2ヶ 月 後 に 年 金 の 受 け 取 りが 始 まります 年 金 請 求 時 に 指 定 された 口 座 ( に 普 振 通 り あるいは 込 まれます 当 座 預 金 ) その 後 偶 数 月 に2か 月 分 ずつ 振 り 込 まれます 年 金 の 受 け 取 りの 辞 退 年 金 の 受 け 取 りは ご 本 人 からの 申 出 により 辞 退 をすることができます 受 け 取 りを 辞 退 した 年 金 は ご 本 人 の 申 出 により 将 来 に 向 かっていつでも 受 け 取 りを 再 開 することができます

わからないことは どこに 問 い 合 せればいいの? 解 説 ご 不 明 な 点 は お 近 くの 年 金 事 務 所 街 角 の 年 金 相 談 センターまたは ねんきんダイヤルへ お 問 い 合 わせは ねんきんダイヤル へ! 0570-05-1165 050( 一 部 )の 電 話 070の 電 話 からおかけになる 場 合 は 03-6700-1165 お 問 い 合 わせの 際 は 基 礎 年 金 番 号 がわかるものをご 用 意 ください 受 付 時 間 月 曜 日 午 前 8:30~ 午 後 7:00 火 ~ 金 曜 日 午 前 8:30~ 午 後 5:15 第 2 土 曜 日 午 前 9:30~ 午 後 4:00 * 月 曜 日 が 祝 日 の 場 合 は 翌 日 以 降 の 開 所 日 初 日 に 午 後 7:00まで 相 談 をお 受 けします * 祝 日 ( 第 2 土 曜 日 を 除 く) 12 月 29 日 ~1 月 3 日 はご 利 用 いただけません ナビダイヤルは 一 般 の 固 定 電 話 からおかけになる 場 合 は 全 国 どこからでも 市 内 通 話 料 金 でご 利 用 いただけます ただし 一 般 の 固 定 電 話 以 外 ( 携 帯 電 話 等 ) からおかけになる 場 合 は 通 常 の 通 話 料 金 がかかります 03-6700-1165 の 電 話 番 号 におかけになる 場 合 は 通 常 の 通 話 料 金 がかかり ます 0570 の 最 初 の 0 を 省 略 したり 市 外 局 番 をつけて 間 違 い 電 話 になってい るケースが 発 生 していますので おかけ 間 違 いにはご 注 意 ください 月 曜 日 など 休 日 明 けや お 客 様 のお 手 元 に 通 知 書 が 届 いた 直 後 (5 日 程 度 )は 電 話 がつながりにくくなっております 週 の 後 半 と 月 の 後 半 は つながりやすく なっておりますので どうぞご 利 用 ください 日 本 年 金 機 構 のホームページもご 利 用 ください http://www.nenkin.go.jp/ 年 金 の 基 礎 知 識 全 国 の 年 金 事 務 所 の 所 在 地 と 電 話 番 号 などがご 覧 いただけます ねんきんネット では インターネットを 利 用 してご 自 身 の 年 金 加 入 記 録 をいつ でも 閲 覧 できます このサービスをご 利 用 していただくためには あらかじめユー ザID パスワードのお 申 込 みをしていただく 必 要 があります 50 歳 以 上 の 方 は 年 金 見 込 額 試 算 のお 申 込 みができます

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