国 民 年 金 厚 生 年 金 保 険 遺 族 基 礎 年 金 遺 族 厚 生 年 金 平 成 25 年 度 版 平 成 25 年 10 月 版 日 本 年 金 機 構
遺 族 基 礎 年 金 はどんなときに 受 けられるの? 解 説 遺 族 基 礎 年 金 は 次 のいずれかの 要 件 に 当 てはまる 場 合 に 死 亡 した 方 によって 生 計 を 維 持 されていた 子 のある 妻 または 子 が 受 給 で きます * 子 18 歳 になった 後 の 最 初 の3 月 31 日 まで または1 級 または2 級 の 障 害 の 状 態 にある20 歳 未 満 の 子 が 対 象 です( 死 亡 した 当 時 胎 児 であった 子 も 出 生 以 後 に 対 象 となります) なお 婚 姻 している 子 は 対 象 とはなりません 1 国 民 年 金 の 被 保 険 者 である 間 に 死 亡 したとき 2 国 民 年 金 の 被 保 険 者 であった 60 歳 以 上 65 歳 未 満 の 方 で 日 本 国 内 に 住 所 を 有 していた 方 が 死 亡 したとき 3 老 齢 基 礎 年 金 の 受 給 権 者 が 死 亡 したとき 4 老 齢 基 礎 年 金 の 受 給 資 格 期 間 を 満 たしている 方 が 死 亡 したとき 受 給 資 格 要 件 上 記 1または2の 場 合 は 死 亡 日 の 属 する 月 の 前 々 月 までの 被 保 険 者 期 間 があるときは その 被 保 険 者 期 間 のうち 保 険 料 納 付 済 期 間 ( 厚 生 年 金 保 険 の 被 保 険 者 期 間 共 済 組 合 の 組 合 員 期 間 を 含 む)と 保 険 料 免 除 期 間 を 合 算 した 期 間 が3 分 の2 以 上 でなければならないこと になっています なお 死 亡 日 が 平 成 28 年 3 月 末 日 までのときは 死 亡 した 方 が65 歳 未 満 であれば 死 亡 日 の 属 する 月 の 前 々 月 までの 直 近 の1 年 間 に 保 険 料 の 未 納 がなければよいことになってい ます
遺 族 厚 生 年 金 はどんなときに 受 けられるの? 解 説 遺 族 厚 生 年 金 は 厚 生 年 金 保 険 の 被 保 険 者 または 被 保 険 者 であった 方 が 次 のいずれかの 要 件 にあてはまる 場 合 に その 遺 族 が 受 給 できます 1 厚 生 年 金 保 険 の 被 保 険 者 である 間 に 死 亡 したとき 2 厚 生 年 金 保 険 の 被 保 険 者 である 間 に 初 診 日 ( 1)がある 病 気 やけ がが 原 因 で 初 診 日 から5 年 以 内 に 死 亡 したとき 3 障 害 の 程 度 が1 級 2 級 の 障 害 厚 生 年 金 を 受 けている 方 が 死 亡 したとき 4 老 齢 厚 生 年 金 の 受 給 権 者 または 老 齢 厚 生 年 金 を 受 けるために 必 要 な 加 入 期 間 の 条 件 ( 2)を 満 たしている 方 が 死 亡 したとき ( 注 ) 上 記 1と2の 場 合 は 死 亡 日 の 属 する 月 の 前 々 月 までの 被 保 険 者 期 間 のうち 国 民 年 金 の 保 険 料 納 付 済 期 間 ( 厚 生 年 金 保 険 の 被 保 険 者 期 間 共 済 組 合 の 組 合 員 期 間 を 含 む)と 保 険 料 免 除 期 間 を 合 わせた 期 間 が3 分 の2 以 上 でなければならないことになっています なお 死 亡 日 が 平 成 28 年 3 月 末 日 までのときは 死 亡 した 方 が65 歳 未 満 であれば 死 亡 日 の 属 する 月 の 前 々 月 までの 直 近 の1 年 間 に 保 険 料 の 未 納 がなければよいことになってい ます 1 初 診 日 初 診 日 とは 障 害 の 原 因 となった 病 気 やけが( 以 下 傷 病 といいます )について 初 めて 医 師 または 歯 科 医 師 ( 以 下 医 師 等 といいます )の 診 療 を 受 けた 日 をいいます 同 一 傷 病 で 転 医 があった 場 合 は 一 番 初 めに 医 師 等 の 診 療 を 受 けた 日 が 初 診 日 となります
2 老 齢 厚 生 年 金 を 受 けるために 必 要 な 加 入 期 間 の 条 件 ( 受 給 資 格 期 間 ) 老 齢 厚 生 年 金 を 受 けるためには 原 則 として 25 年 以 上 の 保 険 料 納 付 済 期 間 または 保 険 料 免 除 等 期 間 が 必 要 です 受 給 資 格 期 間 には さまざまな 経 過 措 置 や 特 例 措 置 がありますので ご 不 明 な 点 は 年 金 事 務 所 や 街 角 の 年 金 相 談 センター ねんきんダイヤル(13ページ 参 照 )でご 相 談 ください 遺 族 厚 生 年 金 は 誰 が 受 けられるの? 解 説 遺 族 厚 生 年 金 を 受 けられる 遺 族 は 死 亡 当 時 死 亡 した 方 によって 生 計 を 維 持 (11ページ 参 照 )されていた 下 記 の 方 が 対 象 です 1から4の 優 先 順 位 のうち 最 も 優 先 順 位 の 高 い 方 が 受 給 できます 遺 族 1 1 1 1 2 3 4 子 のある 妻 子 子 の ない 妻 55 歳 以 上 の 夫 55 歳 以 上 の 父 母 孫 55 歳 以 上 の 祖 父 母 遺 族 年 金 の 種 類 遺 族 厚 生 年 金 遺 族 基 礎 年 金 遺 族 厚 生 年 金 遺 族 厚 生 年 金 遺 族 厚 生 年 金 遺 族 厚 生 年 金 遺 族 厚 生 年 金 遺 族 厚 生 年 金 遺 族 基 礎 年 金 中 高 齢 の 寡 婦 加 算 額 妻 以 外 の 遺 族 には 下 記 の 条 件 があります 夫 父 母 祖 父 母 死 亡 時 55 歳 以 上 であること ( 受 給 開 始 は60 歳 からになります ) 子 孫 死 亡 時 18 歳 になった 後 の 最 初 の3 月 31 日 までの 間 にあり かつ 婚 姻 をしていないこと 20 歳 未 満 で1 級 または2 級 の 障 害 の 状 態 にあり かつ 婚 姻 をしていないこと
遺 族 基 礎 年 金 遺 族 厚 生 年 金 の 額 はいくら? 解 説 遺 族 が 子 のある 妻 または 子 の 場 合 には 遺 族 基 礎 年 金 を 受 給 できます さらに 遺 族 厚 生 年 金 の 受 給 権 がある 場 合 は 遺 族 厚 生 年 金 が 上 乗 せし て 受 給 できます 子 のない 妻 父 母 などの 場 合 は 厚 生 年 金 保 険 から 遺 族 厚 生 年 金 を 独 自 に 受 給 できます (3ページ 参 照 ) 年 金 額 の 計 算 方 法 は 次 のとおりです 遺 族 厚 生 年 金 : 老 齢 厚 生 年 金 の 報 酬 比 例 部 分 の4 分 の3 (A+B) 1.031 0.978 3/4 物 価 スライド 率 A: 平 成 15 年 3 月 以 前 の 被 保 険 者 期 間 平 均 標 準 報 酬 月 額 1 7.5 1000 3 平 成 15 年 3 月 までの 被 保 険 者 期 間 の 月 数 4 B: 平 成 15 年 の4 月 以 後 の 被 保 険 者 期 間 平 均 標 準 報 酬 額 2 5.769 1000 平 成 15 年 4 月 以 後 の 被 保 険 者 期 間 の 月 数 4 3 1 平 均 標 準 報 酬 月 額 平 成 15 年 3 月 以 前 の 被 保 険 者 期 間 の 計 算 の 基 礎 となる 各 月 の 標 準 報 酬 月 額 の 総 額 を 平 成 15 年 3 月 以 前 の 被 保 険 者 期 間 で 除 して 得 た 額 です 2 平 均 標 準 報 酬 額 平 成 15 年 4 月 以 後 の 被 保 険 者 期 間 の 計 算 の 基 礎 となる 各 月 の 標 準 報 酬 月 額 と 標 準 賞 与 額 の 総 額 を 平 成 15 年 4 月 以 後 の 被 保 険 者 期 間 で 除 して 得 た 額 です 3 2ページの 要 件 4による 遺 族 厚 生 年 金 の 場 合 1000 分 の7.5および1000 分 の5.769の 乗 率 は 死 亡 した 方 の 生 年 月 日 に 応 じて1000 分 の10~1000 分 の7.61および1000 分 の7.692~1000 分 の5.854となります 4 2ページの 要 件 1 2および3による 遺 族 厚 生 年 金 の 場 合 被 保 険 者 期 間 が 300 月 (25 年 ) 未 満 の 場 合 は 300 月 とみなして 計 算 します
65 歳 以 上 で 老 齢 厚 生 ( 退 職 共 済 ) 年 金 を 受 ける 権 利 がある 方 が 配 偶 者 の 死 亡 による 遺 族 厚 生 年 金 を 受 け 取 るとき 次 の1と2の 額 を 比 較 し 高 いほうの 額 が 遺 族 厚 生 年 金 の 額 となります 1 4ページの 計 算 方 法 による 額 2 4ページの 計 算 方 法 による 額 の3 分 の2 と ご 本 人 の 老 齢 厚 生 ( 退 職 共 済 ) 年 金 ( 子 の 加 給 年 金 額 を 除 く )の 額 の2 分 の1 を 合 計 した 額 ただし 平 成 19 年 4 月 1 日 前 に 遺 族 厚 生 年 金 を 受 ける 権 利 を 有 し かつ 同 日 においてす でに65 歳 以 上 の 方 ( 昭 和 17 年 4 月 1 日 以 前 生 まれの 方 )は 1の 額 が 遺 族 厚 生 年 金 の 額 とな ります 遺 族 基 礎 年 金 子 のある 妻 が 受 け 取 るとき 786,500 円 +( 子 の 加 算 額 ) 子 が 受 け 取 るとき( 下 記 の 額 を 子 の 数 で 割 った 額 が 1 人 あたりの 額 となります ) 786,500 円 +(2 人 目 以 降 の 子 の 加 算 額 ) 1 人 目 および2 人 目 の 子 の 加 算 額 は226,300 円 3 人 目 以 降 の 子 の 加 算 額 は1 人 あたり75,400 円 です 中 高 齢 の 寡 婦 加 算 額 次 のいずれかに 該 当 する 妻 が 受 ける 遺 族 厚 生 年 金 には 40 歳 から65 歳 になるまでの 間 589,900 円 が 加 算 されます 夫 が 亡 くなった 時 40 歳 以 上 65 歳 未 満 で 生 計 を 同 じくしている 子 がいない 妻 遺 族 厚 生 年 金 と 遺 族 基 礎 年 金 を 受 けていた 子 のある 妻 (40 歳 に 達 した 当 時 子 がいるた め 遺 族 基 礎 年 金 を 受 けていた 妻 に 限 る )が 子 が18 歳 到 達 年 度 の 末 日 に 達 した( 障 害 の 状 態 にある 場 合 は20 歳 に 達 した)ため 遺 族 基 礎 年 金 を 受 給 できなくなったとき 2ページの 要 件 4による 遺 族 厚 生 年 金 の 場 合 は 亡 くなった 夫 の 厚 生 年 金 保 険 の 加 入 期 間 が 20 年 ( 中 高 齢 の 期 間 短 縮 の 特 例 などによって20 年 未 満 の 加 入 期 間 で 老 齢 厚 生 年 金 の 受 給 資 格 期 間 を 満 たした 方 はその 期 間 ) 以 上 なければ 中 高 齢 の 寡 婦 加 算 額 は 受 けられません 妻 が 遺 族 基 礎 年 金 を 受 けることができるときは 中 高 齢 の 寡 婦 加 算 額 は 支 給 停 止 されます 中 高 齢 の 寡 婦 加 算 額 を 受 けている 方 が65 歳 になると 中 高 齢 の 寡 婦 加 算 額 が 経 過 的 な 加 算 額 ( 生 年 月 日 に 応 じて 減 額 )に 変 わります 年 金 額 等 は 平 成 25 年 10 4 月 現 在 の 金 額 です
遺 族 厚 生 年 金 と 他 の 年 金 をあわせて 受 けることはできるの? 解 説 公 的 年 金 では 1 人 1 年 金 が 原 則 ですが 65 歳 以 上 の 方 は 遺 族 厚 生 年 金 と ご 自 身 の 老 齢 基 礎 年 金 老 齢 厚 生 年 金 障 害 基 礎 年 金 または 旧 厚 生 年 金 保 険 旧 国 民 年 金 の 老 齢 年 金 の 一 部 または 全 部 をあわせて 受 けることができます 老 齢 基 礎 年 金 と 遺 族 厚 生 年 金 を 受 けられるとき 遺 族 厚 生 年 金 の 受 給 権 者 が65 歳 以 上 の 場 合 は 老 齢 基 礎 年 金 と 遺 族 厚 生 年 金 をあわせて 受 けることができます 遺 族 厚 生 年 金 と 老 齢 厚 生 年 金 の 受 給 権 があるときはどうなるの? 平 成 19 年 4 月 1 日 前 は 原 則 として どちらを 受 けるか 選 択 することとなっていましたが 平 成 16 年 の 年 金 制 度 改 正 により 平 成 19 年 4 月 1 日 からは 自 分 自 身 が 納 めた 保 険 料 を 年 金 額 に 反 映 させるため 65 歳 以 上 で 遺 族 厚 生 年 金 と 老 齢 厚 生 年 金 を 受 ける 権 利 がある 方 は 老 齢 厚 生 年 金 は 全 額 受 給 となり 遺 族 厚 生 年 金 は 老 齢 厚 生 年 金 に 相 当 する 額 の 支 給 が 停 止 となります 遺 族 厚 生 年 金 老 齢 厚 生 年 金 受 給 支 給 停 止 ( 老 齢 厚 生 年 金 に 相 当 する 額 ) 老 齢 基 礎 年 金 平 成 19 年 4 月 1 日 においてすでに65 歳 以 上 で 遺 族 厚 生 年 金 を 受 けていた 場 合 は どうなるの? 平 成 19 年 4 月 1 日 前 に 遺 族 厚 生 年 金 を 受 ける 権 利 を 有 し かつ 同 日 においてすでに65 歳 以 上 の 方 ( 昭 和 17 年 4 月 1 日 以 前 生 まれの 方 )は 平 成 19 年 4 月 1 日 前 と 同 様 に 次 の1から3のう ち いずれかの 組 合 せを 選 択 することになります ただし 3は 遺 族 厚 生 年 金 の 受 給 権 者 が 死 亡 した 方 の 配 偶 者 である 場 合 に 限 ります 1 遺 族 厚 生 年 金 2 老 齢 厚 生 年 金 3 遺 族 厚 生 年 金 の 3 分 の2 老 齢 厚 生 年 金 の 2 分 の1 老 齢 基 礎 年 金 老 齢 基 礎 年 金 老 齢 基 礎 年 金
障 害 基 礎 年 金 と 遺 族 厚 生 年 金 を 受 けられるとき 遺 族 厚 生 年 金 の 受 給 権 者 が65 歳 以 上 の 場 合 は 障 害 基 礎 年 金 と 遺 族 厚 生 年 金 をあわせて 受 けることができます 遺 族 厚 生 年 金 の 受 給 権 者 が65 歳 未 満 の 場 合 は 自 身 の 障 害 基 礎 年 金 か 遺 族 厚 生 年 金 のどちらか 一 方 しか 受 けられません 65 歳 以 後 障 害 基 礎 年 金 と 遺 族 厚 生 年 金 をあわせて 受 けられます 遺 族 厚 生 年 金 障 害 基 礎 年 金 旧 厚 生 年 金 保 険 旧 国 民 年 金 の 老 齢 年 金 と 遺 族 厚 生 年 金 を 受 けられ るとき 1 遺 族 厚 生 年 金 の 受 給 権 者 が65 歳 以 上 の 場 合 は 旧 厚 生 年 金 保 険 の 老 齢 年 金 (ま たは 通 算 老 齢 年 金 )の2 分 の1と 遺 族 厚 生 年 金 をあわせて 受 けることができます 遺 族 厚 生 年 金 旧 厚 生 年 金 保 険 の 老 齢 年 金 の2 分 の1 2 遺 族 厚 生 年 金 の 受 給 権 者 が65 歳 以 上 の 場 合 は 旧 国 民 年 金 の 老 齢 年 金 (または 通 算 老 齢 年 金 )と 遺 族 厚 生 年 金 をあわせて 受 けることができます 遺 族 厚 生 年 金 旧 国 民 年 金 の 老 齢 年 金 遺 族 厚 生 年 金 の 受 給 権 者 が 老 齢 厚 生 年 金 退 職 共 済 年 金 または 遺 族 共 済 年 金 を 受 ける 権 利 を 有 するときは 遺 族 厚 生 年 金 の 額 の 計 算 (5ページ 上 欄 )や 支 給 停 止 (6ページ 中 欄 )のため 老 齢 厚 生 年 金 退 職 共 済 年 金 または 遺 族 共 済 年 金 の 請 求 が 必 要 です また 2つ 以 上 の 年 金 を 受 ける 権 利 ができたとき (6ページ 下 欄 および7ページ)は 年 金 事 務 所 へいずれの 年 金 を 受 けるかにつ いての 申 出 が 必 要 となる 場 合 があります
国 民 年 金 第 1 号 被 保 険 者 ( 1)の 独 自 給 付 国 民 年 金 の 独 自 給 付 として 寡 婦 年 金 と 死 亡 一 時 金 があります どちらも 国 民 年 金 のみの 給 付 制 度 で 厚 生 年 金 保 険 にはありません 1. 寡 婦 年 金 寡 婦 年 金 とは 寡 婦 年 金 は 第 1 号 被 保 険 者 ( 任 意 加 入 被 保 険 者 を 含 む)としての 保 険 料 納 付 済 期 間 と 保 険 料 免 除 期 間 を 合 わせて25 年 以 上 ある 夫 が 死 亡 したと きに 夫 によって 生 計 を 維 持 し かつ 夫 との 婚 姻 関 係 ( 事 実 婚 を 含 む)が10 年 以 上 継 続 している 妻 が60 歳 から65 歳 までの 間 受 給 できます 寡 婦 年 金 の 金 額 夫 の 死 亡 日 の 前 日 までの 第 1 号 被 保 険 者 ( 任 意 加 入 被 保 険 者 を 含 む)と しての 被 保 険 者 期 間 について 老 齢 基 礎 年 金 の 計 算 方 法 により 計 算 した 額 の4 分 の3になります 寡 婦 年 金 の 注 意 点 以 下 の 点 に 該 当 する 方 は 請 求 できません 夫 が 障 害 基 礎 年 金 の 受 給 権 を 持 っていた 場 合 夫 が 老 齢 基 礎 年 金 を 受 けたことがある 場 合 妻 が 繰 上 げ 受 給 の 老 齢 基 礎 年 金 を 受 けている 場 合 妻 が 他 の 年 金 を 受 給 している 場 合 は 選 択 になります (60 歳 から65 歳 の 間 のみ) 寡 婦 年 金 と 死 亡 一 時 金 の 両 方 を 受 けられる 場 合 は 受 ける 方 の 選 択 に よって どちらか 一 方 を 受 給 することができます 1 国 民 年 金 第 1 号 被 保 険 者 とは 国 民 年 金 には 日 本 国 内 に 住 む20 歳 以 上 60 歳 未 満 のすべての 方 が 加 入 します 会 社 員 ( 厚 生 年 金 保 険 に 加 入 )や 公 務 員 ( 共 済 組 合 に 加 入 )とその 被 扶 養 配 偶 者 を 除 く 自 営 業 や 学 生 などの 加 入 者 を 国 民 年 金 第 1 号 被 保 険 者 といいます
2. 死 亡 一 時 金 死 亡 一 時 金 とは 死 亡 一 時 金 は 第 1 号 被 保 険 者 ( 任 意 加 入 被 保 険 者 を 含 む)としての 保 険 料 納 付 済 期 間 ( 2)が3 年 以 上 ある 方 が 死 亡 したときに 遺 族 が 受 給 できます ( 2)4 分 の1 納 付 期 間 は4 分 の1に 相 当 する 月 数 半 額 納 付 期 間 は2 分 の1に 相 当 する 月 数 4 分 の3 納 付 期 間 は4 分 の3に 相 当 する 月 数 が 加 わることになります 死 亡 一 時 金 の 金 額 保 険 料 納 付 月 数 金 額 36 月 以 上 180 月 未 満 120,000 円 180 月 以 上 240 月 未 満 145,000 円 240 月 以 上 300 月 未 満 170,000 円 300 月 以 上 360 月 未 満 220,000 円 360 月 以 上 420 月 未 満 270,000 円 420 月 以 上 320,000 円 死 亡 した 月 の 前 月 までに 付 加 保 険 料 納 付 済 期 間 が36 月 以 上 ある 場 合 は 上 記 の 金 額 に8,500 円 が 加 算 されます 死 亡 一 時 金 の 注 意 点 死 亡 一 時 金 を 受 けることができる 遺 族 の 範 囲 は 死 亡 した 方 の 配 偶 者 子 父 母 孫 祖 父 母 兄 弟 姉 妹 の 順 番 で 死 亡 したときに 生 計 を 同 一 にしていた 方 が 対 象 になります 死 亡 した 方 が 老 齢 基 礎 年 金 障 害 基 礎 年 金 のいずれかの 給 付 を 受 けて いたときおよび 遺 族 基 礎 年 金 を 受 けることができる 方 がいる 場 合 に は 受 給 できません 請 求 の 手 続 先 お 住 まいの 市 ( 区 ) 役 所 または 町 村 役 場 です ( 添 付 書 類 については 事 前 にねんきんダイヤルなどへお 問 い 合 わせください )
遺 族 基 礎 年 金 遺 族 厚 生 年 金 Q&A Q 遺 族 基 礎 年 金 遺 族 厚 生 年 金 を 受 けられなくなるのはどんなとき? Q1. 夫 の 死 亡 により 遺 族 基 礎 年 金 遺 族 厚 生 年 金 を 受 けていましたが その 後 再 婚 しました 遺 族 年 金 を 引 き 続 き 受 けることはできますか? A1. 遺 族 基 礎 年 金 遺 族 厚 生 年 金 の 受 給 権 者 が 婚 姻 したときは 遺 族 基 礎 年 金 遺 族 厚 生 年 金 の 受 給 権 が 消 滅 します 遺 族 基 礎 年 金 遺 族 厚 生 年 金 の 受 給 権 者 が 次 のいずれかに 該 当 した ときは 遺 族 基 礎 年 金 遺 族 厚 生 年 金 の 受 給 権 が 消 滅 します 1. 死 亡 したとき 2. 婚 姻 したとき( 事 実 婚 を 含 む) 3. 直 系 血 族 および 直 系 姻 族 以 外 の 方 の 養 子 となったとき 4. 離 縁 によって 死 亡 した 方 との 親 族 関 係 がなくなったとき 5. 子 孫 については 18 歳 になった 後 の 最 初 の3 月 31 日 を 過 ぎたとき ( 障 害 の 状 態 にある 場 合 には20 歳 になったとき) または18 歳 にな った 後 の 最 初 の3 月 31 日 後 20 歳 未 満 で1 級 2 級 の 障 害 の 状 態 に 該 当 しなくなったとき 6. 父 母 孫 祖 父 母 については 死 亡 した 方 の 死 亡 当 時 胎 児 であった 子 が 生 まれたとき 7. 夫 が 亡 くなったときに30 歳 未 満 で 子 のない 妻 が 遺 族 厚 生 年 金 を 受 ける 権 利 を 得 てから5 年 を 経 過 したとき( 夫 が 亡 くなったときに 胎 児 であった 子 が 生 まれ 遺 族 基 礎 年 金 を 受 けられるようになった 場 合 を 除 きます ) 8. 遺 族 基 礎 年 金 と 遺 族 厚 生 年 金 を 受 けていた 妻 が 30 歳 に 到 達 する 前 に 遺 族 基 礎 年 金 を 受 ける 権 利 がなくなり 遺 族 基 礎 年 金 を 受 ける 権 利 がなくなってから5 年 を 経 過 したとき 1 上 記 7および8は 平 成 19 年 4 月 1 日 以 後 に 夫 が 亡 くなり 遺 族 厚 生 年 金 を 受 けることとなった 場 合 に 限 ります 2 上 記 に 該 当 した 場 合 は 7および8を 除 き 年 金 事 務 所 への 届 出 手 続 きが 必 要 です
Q 生 計 維 持 とは? Q2. 遺 族 基 礎 年 金 遺 族 厚 生 年 金 を 受 けるための 条 件 のひとつに 死 亡 当 時 死 亡 した 方 によって 生 計 を 維 持 されていた 方 とありますが 生 計 を 維 持 されて いた とは 具 体 的 にどのような 場 合 をいうのですか? A2. 死 亡 した 方 によって 生 計 を 維 持 されていた 方 とは 死 亡 当 時 死 亡 し た 方 と 生 計 を 同 一 にしていた 方 で 年 収 850 万 円 の 収 入 を 将 来 にわたって 得 られない 方 が 該 当 します また 死 亡 当 時 に 年 収 が850 万 円 以 上 であっても おおむね5 年 以 内 に 年 収 が850 万 円 未 満 となると 認 められる 方 は 遺 族 厚 生 年 金 を 受 けることがで きます 年 金 の 額 は 将 来 も 変 わらないの? 解 説 遺 族 基 礎 年 金 遺 族 厚 生 年 金 や 寡 婦 年 金 の 額 は 物 価 や 賃 金 などの 変 動 に 応 じて 毎 年 見 直 しが 行 われます
遺 族 基 礎 年 金 遺 族 厚 生 年 金 を 受 けるためには どのような 手 続 きがいるの? 解 説 遺 族 基 礎 年 金 遺 族 厚 生 年 金 を 受 けるためには 年 金 の 請 求 手 続 きが 必 要 です 請 求 手 続 き 先 請 求 手 続 き 先 は 次 のとおりです 遺 族 基 礎 年 金 のみを 請 求 する 場 合 は お 住 まいの 市 ( 区 ) 役 所 または 町 村 役 場 上 記 以 外 の 場 合 は お 近 くの 年 金 事 務 所 添 付 書 類 請 求 手 続 きには 戸 籍 謄 本 や 死 亡 診 断 書 等 の 添 付 書 類 が 必 要 となります 添 付 書 類 は 死 亡 原 因 や 子 の 有 無 等 により 異 なりますので 事 前 に 年 金 事 務 所 や 街 角 の 年 金 相 談 センター ねんきんダイヤルでご 相 談 ください 手 続 きの 流 れ 年 金 請 求 書 を 年 金 事 務 所 や 市 ( 区 ) 役 所 または 町 村 役 場 に 提 出 します 老 齢 基 礎 年 金 老 齢 厚 生 年 金 退 職 共 済 年 金 または 遺 族 共 済 年 金 を 受 ける 権 利 を 有 する 方 が これらの 年 金 が 未 請 求 のときは 併 せて 請 求 します 年 金 証 書 年 金 決 定 通 知 書 パンフレット 年 金 を 受 給 される 皆 様 へ をお 送 りします お 送 りするのは 年 金 請 求 書 の 提 出 から 約 1ヶ 月 後 ( 加 入 記 録 の 整 備 等 が 必 要 な 場 合 は 約 2ヶ 月 後 )です( 退 職 共 済 年 金 または 遺 族 共 済 年 金 を 受 ける 権 利 を 有 する 方 については 2 ヶ 月 以 上 の 時 間 を 要 する 場 合 があります ) パンフレットには 年 金 を 受 けている 間 にしなくてはならない 届 出 などが 説 明 してあります ので 年 金 証 書 といっしょに 大 切 に 保 管 し 必 要 なときに 読 みかえしてお 役 立 てください 年 金 証 書 の 送 付 から 約 1 ~ 2ヶ 月 後 に 年 金 の 受 け 取 りが 始 まります 年 金 請 求 時 に 指 定 された 口 座 ( に 普 振 通 り あるいは 込 まれます 当 座 預 金 ) その 後 偶 数 月 に2か 月 分 ずつ 振 り 込 まれます 年 金 の 受 け 取 りの 辞 退 年 金 の 受 け 取 りは ご 本 人 からの 申 出 により 辞 退 をすることができます 受 け 取 りを 辞 退 した 年 金 は ご 本 人 の 申 出 により 将 来 に 向 かっていつでも 受 け 取 りを 再 開 することができます
わからないことは どこに 問 い 合 せればいいの? 解 説 ご 不 明 な 点 は お 近 くの 年 金 事 務 所 街 角 の 年 金 相 談 センターまたは ねんきんダイヤルへ お 問 い 合 わせは ねんきんダイヤル へ! 0570-05-1165 050( 一 部 )の 電 話 070の 電 話 からおかけになる 場 合 は 03-6700-1165 お 問 い 合 わせの 際 は 基 礎 年 金 番 号 がわかるものをご 用 意 ください 受 付 時 間 月 曜 日 午 前 8:30~ 午 後 7:00 火 ~ 金 曜 日 午 前 8:30~ 午 後 5:15 第 2 土 曜 日 午 前 9:30~ 午 後 4:00 * 月 曜 日 が 祝 日 の 場 合 は 翌 日 以 降 の 開 所 日 初 日 に 午 後 7:00まで 相 談 をお 受 けします * 祝 日 ( 第 2 土 曜 日 を 除 く) 12 月 29 日 ~1 月 3 日 はご 利 用 いただけません ナビダイヤルは 一 般 の 固 定 電 話 からおかけになる 場 合 は 全 国 どこからでも 市 内 通 話 料 金 でご 利 用 いただけます ただし 一 般 の 固 定 電 話 以 外 ( 携 帯 電 話 等 ) からおかけになる 場 合 は 通 常 の 通 話 料 金 がかかります 03-6700-1165 の 電 話 番 号 におかけになる 場 合 は 通 常 の 通 話 料 金 がかかり ます 0570 の 最 初 の 0 を 省 略 したり 市 外 局 番 をつけて 間 違 い 電 話 になってい るケースが 発 生 していますので おかけ 間 違 いにはご 注 意 ください 月 曜 日 など 休 日 明 けや お 客 様 のお 手 元 に 通 知 書 が 届 いた 直 後 (5 日 程 度 )は 電 話 がつながりにくくなっております 週 の 後 半 と 月 の 後 半 は つながりやすく なっておりますので どうぞご 利 用 ください 日 本 年 金 機 構 のホームページもご 利 用 ください http://www.nenkin.go.jp/ 年 金 の 基 礎 知 識 全 国 の 年 金 事 務 所 の 所 在 地 と 電 話 番 号 などがご 覧 いただけます ねんきんネット では インターネットを 利 用 してご 自 身 の 年 金 加 入 記 録 をいつ でも 閲 覧 できます このサービスをご 利 用 していただくためには あらかじめユー ザID パスワードのお 申 込 みをしていただく 必 要 があります 50 歳 以 上 の 方 は 年 金 見 込 額 試 算 のお 申 込 みができます
ねんきんネット をぜひご利用ください お客様の誕生日に ねんきん定期便 を電子メールでご案内します ご自身の人生設計に合わせて 年金額の試算ができます 年金を受け取りながら働き続けた場合の年金額など ご自身の人生設計に合わせた条件にもとづい て 年金額の試算ができます また 免除 未納等の保険料を遡って納めた場合 年金額がどの程度増えるのかといった試算もでき るようになります いつでも 最新の年金記録が確認できます ご自宅のパソコンで 24時間いつでも 毎月更新された年金記録を確認できます ご利用の手続きはとっても簡単 1. 日本年金機構のホームページにアクセス ログインメニュー が表示されますので 新規ご利用登録 ボタンをクリックします 日本年金機構のホームページ http://www.nenkin.go.jp/ にアクセスしていただき 画面右側にある ねんきんネット ボタンをクリックします 画面イメージは変更される場合があります 2. ねんきんネット サービスご利用登録 ねんきんネット 申請用トップページ が表 示されますので アクセスキーの有無に応じて ご利用登録 ボタンをクリックしてください アクセスキーとは お客様の誕生月に送られる ねんきん定期便 に 平成23年4月より同封されている17ケタの番号 です ①アクセスキーをお持ちの方 アクセスキーで登録すると ユーザIDが即座に発行 され ねんきんネット サービスが利用できるように 登録には基礎年金番号が必要となります なります 基礎年金番号は 年金手帳や 平成22年度以前にお送 なお アクセスキーの有効期限は発行から3ヶ月です りした ねんきん定期便 などで 事前にご確認ください ②アクセスキーをお持ちでない方 アクセスキーをお持ちでない場合も 利用登録が アクセスキーをお持ちの方は携帯電話からも 可能です 右記バーコードにてユーザIDの申込みができます なお ユーザIDがお手元に郵送されるまで 5日 申込み時の通信料はお客様のご負担 程度 土日 祝日を除く かかります となりますので ご注意ください ねんきんネット は 旧法受給者の方 年金証書の年金コードがゼロから始まる 0XXX 老齢年金を受けている方 はご利用いた だけませんので ご了承ください また 三共済受給者の方および農林共済受給者の方は ねんきんネット の通知書の確認ができない場合がございますので ご 了承ください 索 検 ト ねんきんネッ 詳しくは ねんきんネット で検索 URL http://www.nenkin.go.jp/n_net/
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