この 解 答 速 報 の 著 作 権 はTAC のものであり, 無 断 転 載 転 用 を 禁 じます 第 64 回 税 理 士 試 験 住 民 税 はじめに 猛 暑 あり, 豪 雨 ありと, 全 国 的 に 不 順 な 天 候 のなかでの 受 験,お 疲 れ 様 でした 今 年 度 の 出 題 は, 第 一 問 ( 理 論 0 点 )は, 所 得 税 法 的 な 出 題 で, 解 答 ボリュームはやや 少 なく, 第 二 問 ( 計 算 0 点 )は, 住 民 税 の 平 易 な 計 算 ではありましたが, 解 答 ボリュームが 多 く, 意 外 と 計 算 で 時 間 を 費 やす 方 が 多 かったと 思 います 理 論 の 出 題 が, 予 想 した 住 民 税 の 重 要 理 論 からの 出 題 でなかったのが 残 念 です しかし, 計 算 的 に 理 解 してい れば, 何 とか 書 ける 理 論 ( 全 項 目 ではありませんが )ですので, 粘 りに 粘 って 書 いていただきたい 内 容 でし た Z-64-I 第 一 問 解 答 問 個 人 住 民 税 の 扶 養 控 除 に 関 し,その 意 義 及 び 制 度 の 概 要 について 述 べなさい. 意 義 - 点 - 所 得 割 の 納 税 義 務 者 が 扶 養 親 族 を 有 する 場 合 の 最 低 生 活 費 の 配 慮 から 設 けられている. 扶 養 控 除 額 - 点 - 道 府 県 及 び 市 町 村 は, 所 得 割 の 納 税 義 務 者 が 控 除 対 象 扶 養 親 族 を 有 する 場 合 には,その 者 の 前 年 の 所 得 につい て 算 定 した 総 所 得 金 額 等 の 課 税 標 準 から 各 控 除 対 象 扶 養 親 族 につき33 万 円 (その 者 が 特 定 扶 養 親 族 である 場 合 に は4 万 円, 老 人 扶 養 親 族 である 場 合 には38 万 円, 同 居 直 系 尊 属 である 老 人 扶 養 親 族 である 場 合 には4 万 円 )を 控 除 するものとする 3. 扶 養 親 族 の 意 義 -0 点 - 扶 養 親 族 とは 住 民 税 の 所 得 割 の 納 税 義 務 者 の 親 族 (その 納 税 義 務 者 の 配 偶 者 を 除 く ) 並 びに 児 童 福 祉 法 の 規 定 により 里 親 に 委 託 された 児 童 及 び 老 人 福 祉 法 の 規 定 により 養 護 受 託 者 に 委 託 された 老 人 でその 納 税 義 務 者 と 生 計 を 一 にするもの( 青 色 事 業 専 従 者 に 該 当 するもので 給 与 の 支 払 を 受 けるもの 及 び 事 業 専 従 者 に 該 当 する ものを 除 く )のうち, 前 年 の 合 計 所 得 金 額 が38 万 円 以 下 である 者 をいう 4 ( 注 ) 合 計 所 得 金 額 とは 損 失 の 繰 越 控 除 の 規 定 を 適 用 しないで 計 算 した 場 合 における 課 税 標 準 の 合 計 額 をいう 控 除 対 象 扶 養 親 族 とは, 扶 養 親 族 のうち, 年 齢 6 歳 以 上 の 者 をいう 特 定 扶 養 親 族 とは, 控 除 対 象 扶 養 親 族 のうち 年 齢 9 歳 以 上 3 歳 未 満 の 者 をいう 老 人 扶 養 親 族 とは, 控 除 対 象 扶 養 親 族 のうち 年 齢 70 才 以 上 の 者 をいう 同 居 直 系 尊 属 である 老 人 扶 養 親 族 とは, 老 人 扶 養 親 族 のうち 納 税 義 務 者 又 はその 者 の 配 偶 者 の 直 系 尊 属 でか つ,その 納 税 義 務 者 又 はその 配 偶 者 のいずれかとの 同 居 を 常 況 としている 者 をいう 4. 扶 養 親 族 の 判 定 の 時 期 -3 点 - その 者 が 住 民 税 の 納 税 義 務 者 の 老 人 扶 養 親 族 又 はその 他 の 扶 養 親 族 に 該 当 するかどうかの 判 定 は 前 年 月 3 日 ( 前 年 の 中 途 においてその 者 が 死 亡 した 場 合 には,その 死 亡 時 )の 現 況 による --
この 解 答 速 報 の 著 作 権 はTAC のものであり, 無 断 転 載 転 用 を 禁 じます. 以 上 の 納 税 義 務 者 がある 場 合 の 扶 養 親 族 の 帰 属 -3 点 - 以 上 の 住 民 税 の 納 税 義 務 者 の 扶 養 親 族 に 該 当 する 者 がある 場 合 には,その 者 は,これらの 納 税 義 務 者 の 提 出 するその 年 度 分 の 住 民 税 の 申 告 書 等 に 記 載 されたところによるなど,これらの 納 税 義 務 者 のうちいずれか 一 の 納 税 義 務 者 の 扶 養 親 族 にのみ 該 当 するものとみなす 6. 控 除 の 順 序 -3 点 - 雑 損 控 除 と 他 の 所 得 控 除 とを 行 う 場 合 には,まず 雑 損 控 除 から 行 う 扶 養 控 除 は, 総 所 得 金 額, 短 期 譲 渡 所 得 の 金 額, 長 期 譲 渡 所 得 の 金 額, 上 場 株 式 等 に 係 る 配 当 所 得 の 金 額, 株 式 等 に 係 る 譲 渡 所 得 等 の 金 額, 先 物 取 引 に 係 る 雑 所 得 等 の 金 額, 山 林 所 得 金 額 又 は 退 職 所 得 金 額 ( 課 税 標 準 という )から 順 次 控 除 する --
この 解 答 速 報 の 著 作 権 はTAC のものであり, 無 断 転 載 転 用 を 禁 じます 問 個 人 住 民 税 の 所 得 割 の 外 国 税 額 控 除 に 関 し, 所 得 税 の 外 国 税 額 控 除 との 関 連 に 留 意 しつつ,その 意 義 及 び 概 要 について 述 べなさい. 意 義 - 点 - 所 得 割 の 納 税 義 務 者 が 外 国 の 法 令 によって, 外 国 に 源 泉 のある 所 得 に 対 して 所 得 税 及 び 住 民 税 に 相 当 する 外 国 の 所 得 税 等 が 課 税 された 場 合 の, 同 一 所 得 に 対 する 国 際 間 の 二 重 課 税 を 排 除 するために 設 けられている. 内 容 - 点 - 道 府 県 及 び 市 町 村 は, 所 得 割 の 納 税 義 務 者 が, 外 国 の 法 令 により 課 される 所 得 税 又 は 道 府 県 民 税 の 所 得 割, 利 子 割, 配 当 割 及 び 株 式 等 譲 渡 所 得 割 若 しくは 市 町 村 民 税 の 所 得 割 に 相 当 する 税 ( 以 下 外 国 の 所 得 税 等 と いう )を 課 された 場 合 において, 当 該 外 国 の 所 得 税 等 の 額 のうち 所 得 税 の 控 除 限 度 額 を 超 える 額 があるとき は, 次 に 掲 げる の 金 額 を 限 度 として 当 該 超 える 金 額 をその 者 の 寄 附 金 税 額 控 除 までの 税 額 控 除 適 用 後 所 得 割 の 額 から 控 除 するものとする 8 控 除 限 度 額 道 府 県 民 税 所 得 税 控 除 限 度 額 ( 以 下 A とする )に%を 乗 じて 得 た 金 額 市 町 村 民 税 A に8%を 乗 じて 得 た 金 額 3 3. 繰 越 控 除 等 -7 点 - その 年 において 控 除 限 度 超 過 額 又 は 控 除 余 裕 額 が 生 じた 場 合 は,その 前 年 以 前 3 年 内 の 控 除 余 裕 額 又 は 控 除 限 度 超 過 額 の 申 告 を 要 件 に 一 定 の 範 囲 内 で 控 除 する 前 年 度 以 前 3 年 度 内 の 各 年 度 における 所 得 割 額 の 計 算 上 控 除 することとされた 外 国 の 所 得 税 等 の 額 のうち, 当 該 所 得 割 額 を 超 えることとなるため 控 除 することができなかった 額 で 前 年 度 以 前 の 年 度 の 所 得 割 について 控 除 されなかった 部 分 の 額 は, 当 該 納 税 義 務 者 の 所 得 割 の 額 から 控 除 するものとする 4 この 規 定 は, 所 得 税 の 適 用 する 年 度 の 翌 年 度 分 の 所 得 割 の 額 について 適 用 する 4. 申 告 要 件 - 点 - この 規 定 は, 住 民 税 の 申 告 書 に 控 除 に 関 する 明 細 書 を 添 付 し, 記 載 された 金 額 を 限 度 として 適 用 する( 宥 恕 規 定 あり ). 税 額 控 除 の 順 序 -3 点 - 税 額 控 除 は 合 計 課 税 所 得 金 額 ( 課 税 総 所 得 金 額, 課 税 退 職 所 得 金 額 及 び 課 税 山 林 所 得 金 額 の 合 計 額 をい う )に 係 る 所 得 割 額, 課 税 短 期 譲 渡 所 得 金 額 に 係 る 所 得 割 額, 課 税 長 期 譲 渡 所 得 金 額 に 係 る 所 得 割 額, 上 場 株 式 等 に 係 る 課 税 配 当 所 得 の 金 額, 株 式 等 に 係 る 課 税 譲 渡 所 得 等 の 金 額 に 係 る 所 得 割 額, 先 物 取 引 に 係 る 課 税 雑 所 得 等 の 金 額 に 係 る 所 得 割 額 から 順 次 控 除 する 調 整 控 除 の 適 用 があるときは,まず 調 整 控 除 を 先 に 行 う -3-
この 解 答 速 報 の 著 作 権 はTAC のものであり, 無 断 転 載 転 用 を 禁 じます 予 想 配 点 解 答 中 に 記 載 してあります 第 一 問 の 配 点 は0 点 ですが, 問 及 び 問 の 配 点 の 内 訳 は 不 明 です 問 及 び 問 の 配 点 をそれぞれ 点 と 仮 定 していますが, 各 項 目 についての 配 点 は,あくまでも 参 考 にしてく ださい 合 格 ライン 第 一 問 は, 問 問 共 に 基 本 理 論 ではあるが, 本 試 験 対 策 理 論 には 該 当 しないため, 内 容 的 には 平 易 である が, 高 得 点 は 難 しいかもしれない しかし, 内 容 を 計 算 的 に 記 述 することは 可 能 と 思 える 所 得 税 学 習 経 験 者 は 有 利 な 展 開 になろう 合 格 ラインは,38~40 点 と 予 想 される -4-
第 64 回 税 理 士 試 験 住 民 税 Z-64-I 第 二 問 解 答 甲 及 び 甲 の 家 族 の 税 額 氏 名 平 成 6 年 度 分 として 平 成 6 年 度 分 として 納 付 すべき 税 額 の 内 訳 納 付 すべき 税 額 の 合 計 額 県 民 税 市 民 税 甲 93,70 7,00 76,700 甲 の 妻 33,300 9,800 40,00 甲 の 長 男 37,000 4,300 8,700 甲 の 長 女 9,00 3,300 6,00 甲 の 長 女 の 夫,064,800 4,400 639,400 甲 の 母 4,700 6,600 86,00 氏 名 特 別 徴 収 された 特 別 徴 収 された 平 成 年 度 分 の 税 額 の 内 訳 平 成 年 度 分 の 税 額 県 民 税 市 民 税 甲 76,700 307,600 49,00 甲 の 妻 4,00 4,00 0 甲 の 長 男 0 0 0 甲 の 長 女 0 0 0 甲 の 長 女 の 夫 0 0 0 甲 の 母 0 0 0 計 算 過 程 甲 の 税 額 Ⅰ 各 種 所 得 の 金 額 給 与 所 得 4,60,000,700,000+3,300,000=6,000,000 6,000,000 0%+40,000=,740,000 - =4,60,000 退 職 所 得 - 分 離 課 税 に 係 る 所 得 割 が 課 税 されるため 除 外 譲 渡 所 得 上 場 分 ( 株 式 等 上 場 ) 740,000 c 株 式 3,000-(4,000+,000)=,000 d 株 式,99,000-(,93,000+8,000)=78,000 3 +=940,000 未 公 開 分 (e 株 式 ) 89,000-(384,000+,000)= 00,000 + =740,000( 上 場 分 ) Ⅱ 課 税 標 準 総 所 得 金 額 4,60,000 株 式 等 に 係 る 譲 渡 所 得 等 の 金 額 740,000 合 計,000,000 --
Ⅲ 所 得 控 除 社 会 保 険 料 控 除 734,000 生 命 保 険 料 控 除 67,00 旧 生 保 0,000>70,000 3,000 旧 個 人 7,00+(60,000-40,000) 4 =3,00 + =67,00 地 震 保 険 料 控 除 0,00 旧 長 期,000+(,000-,000) =8,000 地 震,000 =,00 + =0,00 医 療 費 控 除 0 (30,000+40,000)-00,000<0 0 00,000<,000,000 % 00,000 雑 損 控 除 0 8,000-,000,000 0%<0 0 基 礎 控 除 330,000 合 計,,000 Ⅳ Ⅴ 課 税 所 得 金 額 課 税 総 所 得 金 額 3,08,000 4,60,000-,,000=3,08,000 株 式 等 に 係 る 課 税 譲 渡 所 得 等 の 金 額 740,000 所 得 割 額 X 県 民 税,0 算 出 所 得 割 額 Y 市 民 税 73,80 4% =4,30 課 総 3,08,000 6% =86,480.%= 8,880 株 式 等 740,000.8%=3,30 調 整 控 除 額 33,00 + = 99,800 3,08,000>,000,000 0,000+0-(3,08,000-,000,000)<0,000 0,000 %=,000( 県 ) 0,000 3%=,00( 市 ) 3 住 宅 借 入 金 等 特 別 税 額 控 除 額 0,000,000 %-36,00=3,00,340,000 %>97,00 97,00 < =,400 3,00 3 =8,00-6-
4 株 式 等 譲 渡 所 得 割 額 控 除 額 940,000 3%=8,00 =,80( 県 ) 8,00 3 =6,90( 市 ),0 --3-4= 73,80 Ⅵ Ⅶ 均 等 割 額 X 県 民 税,00 Y 市 民 税 3,00 県 民 税 及 び 市 民 税 の 額 X 県 民 税 7,00 7,00 Ⅴ+Ⅵ= 百 円 未 満 切 捨 Y 市 民 税 76,700 76,700 甲 の 妻 の 税 額 Ⅰ 各 種 所 得 の 金 額 不 動 産 所 得,64,000 3,64,000-640,000=,64,000 配 当 所 得 ( 総 合 ) 0,000 ( 申 告 分 離 ) 3, 000 63, 000+7, 000=3,000 Ⅱ Ⅲ Ⅳ 課 税 標 準 総 所 得 金 額,644,000,64,000+0,000=,644,000 上 場 株 式 等 に 係 る 配 当 所 得 の 金 額 3,000 課 税 所 得 金 額,779,000 課 税 総 所 得 金 額,34,000,644,000-330,000=,34,000 上 場 株 式 等 に 係 る 課 税 配 当 所 得 の 金 額 3,000 所 得 割 額 X 県 民 税 9,30 算 出 所 得 割 額 Y 市 民 税 37,00 4%=9,60 課 総,34,000 6% =38,840.%=,60 上 場 配 当 3,000.8%=,430 調 整 控 除 額 94,80 + = 4,70,34,000>,000,000 0,000-(,34,000-,000,000)<0,000 0,000 %=,000 0,000 3%=,00-7-
3 配 当 控 除 額.%=40 0,000.6%=30 4 配 当 割 額 控 除 額 63,000 3%+7,000 3%=4,00 =,60 4,00 3 =,430 9,30 --3-4= 37,00 Ⅴ Ⅵ 均 等 割 額 X 県 民 税,00 Y 市 民 税 3,00 県 民 税 及 び 市 民 税 の 額 X 県 民 税 9,800 9,800 Ⅳ+Ⅴ= 百 円 未 満 切 捨 Y 市 民 税 40,00 40,00 甲 の 長 男 の 税 額 Ⅰ 各 種 所 得 の 金 額 給 与 所 得,868,000 4,60,000 4,60,000 0%+40,000=,39,000 - =,868,000 Ⅱ 課 税 標 準 総 所 得 金 額,868,000 Ⅲ Ⅳ 所 得 控 除 社 会 保 険 料 控 除 46,000 生 命 保 険 料 控 除,000 新 生 保 0,70>6,000 8,000 新 個 人,000+(40,000-3,000) 4 =4,000 + =,000 医 療 費 控 除 64,000 (06,000+8,000)-00,000=64,000 00,000<,868,000 % 00,000 寡 夫 控 除 60,000 死 別 課 税 標 準 の 合 計 額 が38 万 円 以 下 の 子 あり,868,000,000,000 配 偶 者 控 除 330,000 0 380,000 該 当 基 礎 控 除 330,000 課 税 所 得 金 額,49,000 寡 夫 に 該 当 課 税 総 所 得 金 額,376,000,868,000-,49,000=,376,000-8-
Ⅴ 所 得 割 額 X 県 民 税,840 算 出 所 得 割 額 Y 市 民 税 79,60 4%=,040,376,000 6%=8,60 調 整 控 除 額,376,000,000,000 0,000+0,000+0,000=0,000<,376,000 0,000 %=,00 0,000 3%=3,300,840 3 -= 79,60 Ⅵ Ⅶ 均 等 割 額 X 県 民 税,00 Y 市 民 税 3,00 県 民 税 及 び 市 民 税 の 額 X 県 民 税 4,300 4,300 Ⅴ+Ⅵ= ( 百 円 未 満 切 捨 ) Y 市 民 税 8,700 8,700 甲 の 長 女 の 税 額 Ⅰ 所 得 割 額 X 県 民 税,800 各 種 所 得 の 金 額 総 所 得 金 額 Y 市 民 税,700,30,000-0,000-00,000=800,000( 一 時 所 得 ) 宝 くじの 当 選 金 は 非 課 税 800,000 =400,000( 総 所 得 金 額 ) ( 所 得 割 の 非 課 税 判 定 ) 400,000>30,000 課 税 総 所 得 金 額 課 税 400,000-330,000=70,000 3 所 得 割 額 4%=,800 算 出 所 得 割 額 70,000 6%=4,00 調 整 控 除 額 70,000,000,000 0,000<70,000 0,000 %=,000 0,000 3%=,00,800 - =,700 Ⅱ 均 等 割 額 X 県 民 税,00 Y 市 民 税 3,00-9-
Ⅲ 県 民 税 及 び 市 民 税 の 額 X 県 民 税 3,300 3,300 Ⅰ+Ⅱ= Y 市 民 税 6,00 6,00 甲 の 長 女 の 夫 Ⅰ 所 得 割 額 X 県 民 税 43,94 各 種 所 得 の 金 額 総 所 得 金 額 Y 市 民 税 63,93 6,8,000-,40,000=3,83,000( 給 与 所 得 総 所 得 金 額 ) 6,8,000>,000,000,40,000 所 得 控 除 額 社 会 保 険 料 控 除,438,600 生 命 保 険 料 控 除 旧 生 保 7,00+(68,000-40,000) 4 =34,00 介 護 医 療,000+(4,000-3,000) 4 =7,00 3 +=6,000 基 礎 控 除 330,000 + + =,830,600 3 課 税 総 所 得 金 額 3,83,000-,830,600=,000,000( 千 円 未 満 切 捨 ) 4 所 得 割 額 算 出 所 得 割 額 4%=480,000,000,000 6%=70,000 調 整 控 除 額,000,000>,000,000 0,000-(,000,000-,000,000)<0,000 0,000 %=,000 0,000 3%=,00 寄 附 金 税 額 控 除 額 0,000+,000+0,000=,000<3,83,000 30% 基 本 控 除 額 (,000-,000) 4%=0,000 6%=,000 特 例 控 除 額 {(0,000+,000)-,000} 6.307%=,64,000,000-0,000=,90,000 6.307% -0-
イ ロ 県 民 税 (イ),64 =4,04.6 (ロ) (480,000-,000) 0%=47,900 (ハ) (イ)<(ロ) 4,04.6 市 民 税 (イ),64 3 =67,68.4 (ロ) (70,000-,00) 0%=7,80 (ハ) (イ)<(ロ) 67,68.4,046 3 += 8,69 ( 円 未 満 切 上 ) 43,94 - - = 63,93 Ⅱ Ⅲ 均 等 割 額 X 県 民 税,00 Y 市 民 税 3,00 県 民 税 及 び 市 民 税 の 額 X 県 民 税 4,400 4,400 Ⅰ+Ⅱ= ( 百 円 未 満 切 捨 ) Y 市 民 税 639,400 639,400 甲 の 母 の 税 額 Ⅰ 各 種 所 得 の 金 額 雑 所 得 98,000,8,000-,00,000=98,000 譲 渡 所 得 総 合 短 期 ( 特 許 権 ) ( 総 合 短 期 ),9,000,00,000-(300,000+0,000)=,080,000 総 合 長 期 骨 董 品 380,000-(330,000+,000)=4,000 自 動 車 00,000-(600,000+30,000)= 430,000 3 += 38,000 + -00,000=,9,000 書 画 の 譲 渡 損 はないものとみなす Ⅱ Ⅲ 課 税 標 準 総 所 得 金 額,3,000 98,000+,9,000=,3,000 所 得 控 除 社 会 保 険 料 控 除 84,800 生 命 保 険 料 控 除 30,000 7,00+(0,000-40,000) 4 =30,000 医 療 費 控 除 0 80,000-80,000=0 寡 夫 控 除 60,000 死 別 で, 合 計 所 得 金 額 00 万 円 以 下 該 当 基 礎 控 除 330,000 704,800 --
Ⅵ Ⅴ 課 税 所 得 金 額 課 税 総 所 得 金 額,408,000,3,000-704,800=,408,000( 千 円 未 満 切 捨 ) 所 得 割 額 X 県 民 税,0 算 出 所 得 割 額 Y 市 民 税 8,680 4%=6,30,408,000 6%=84,480 調 整 控 除,408,000,000,000 0,000+0,000=60,000<,408,000 60,000 %=,00 60,000 3%=,800,0 3 -= 8,680 Ⅵ Ⅶ 均 等 割 額 X 県 民 税,00 Y 市 民 税 3,00 県 民 税 及 び 市 民 税 の 額 X 県 民 税 6,600 6,600 Ⅴ+Ⅵ= ( 百 円 未 満 切 捨 ) Y 市 民 税 86,00 86,00 甲 の 平 成 年 度 分 の 特 別 徴 収 税 額 Ⅰ 分 離 課 税 に 係 る 所 得 割 額 H./ A 社 特 別 徴 収 税 額 (,870,000-8,000,000) =,43,000 H./0~H./ 9 年 月 6 日 0 年 400,000 0 年 =8,000,000 4%= 97,400,43,000 6%=46,00 H./0 B 社 特 別 徴 収 税 額 特 定 役 員 退 職 手 当 等,400,000 3 00,000 3 年 +400,000 (4 年 -3 年 )=,000,000 H.6/~H./0 3 年 6 月 0 日 4 年 ( 切 上 ) H.6/~H./ 年 月 日 3 年 ( 切 上 ) -=4,400,000 一 般 退 職 手 当 等,870,000 8,000,000+700,000 ( 年 -0 年 )-,000,000=7,700,000 9 年 月 6 日 +7 月 日 0 年 日 年 3 - =,8,000 + =6,98,000 4%=79,400 6,98,000 6%=49,00 --
79,400-97,400=8,000 49,00-46,00=73,000 79,400 3 += 49,00 Ⅱ 株 式 等 譲 渡 所 得 割 額 940,000 3%=8,00 307,600 Ⅲ Ⅰ+Ⅱ= 49,00 予 想 配 点 解 答 中 に 記 載 してあります 各 項 目 についての 配 点 は,あくまでも 参 考 にしてください 合 格 ライン 今 回 の 出 題 は, 問 題 資 料 が 実 質 的 に3.ページと, 例 年 の 問 題 資 料 よりやや 多 く, 家 族 の 税 額 計 算 のボリュー ムも 多 かった しかし, 内 容 的 には 平 易 な 出 題 だった 高 得 点 を 狙 うには7 分 の 解 答 時 間 を 要 するであろう また, 各 納 税 者 の 計 算 をうまく 短 縮 して 行 数 を 意 識 して 答 案 作 成 しないと, 答 案 用 紙 が 足 りない 恐 れがあるの で 記 載 方 法 にも 注 意 が 必 要 であった 第 二 問 の 合 格 ラインは,40~4 点 程 度 となろう 第 一 問, 第 二 問 の 合 計 得 点 での 合 格 ラインは,78~8 点 程 度 と 考 えられる おわりに 暑 い 最 中 の 税 理 士 試 験,ご 苦 労 様 でした 皆 様 の 年 でも 早 い 官 報 合 格 を 心 から 祈 ります -3-