紫 微 斗 数 推 命 入 門 編 1 命 盤 の 求 め 方 には 流 派 がある 2 紫 微 斗 数 推 命 は 旧 暦 にもとづいて 計 算 されます この 旧 暦 は 台 湾 と 日 本 では 異 なります 市 販 の 暦 のなかには 台 湾 暦 をベースにしているものもあ ります 命 宮 の 求 め 方 が 流 派 で 異 なります (1) 生 時 支 と 干 支 暦 の 生 月 支 ( 子 丑 寅 亥 )から 命 宮 を 求 める 方 法 ( 節 気 ) (2) 生 時 支 と 旧 暦 生 月 (1 2 12)から 命 宮 を 求 める 方 法 命 宮 が 異 なると 12 宮 の 配 置 のすべてがずれてきます 鑑 定 の 方 法 にも 紫 微 斗 数 派 と 紫 薇 斗 数 派 では 異 なります
古 代 中 国 の 封 神 演 義 に 出 てくる 人 物 文 王 : 天 同 星 太 公 望 : 天 機 星 伯 邑 : 紫 微 星 武 王 : 武 曲 星 2 人 の 王 の 息 子 達 馬 千 金 : 巨 門 星 李 天 王 : 天 梁 星 傭 兵 : 羊 刃 星 龍 吉 : 文 曲 星 蝉 王 : 文 昌 星 周 国 : 刑 法 のない 理 想 国 家 を 作 っ たことで 古 代 史 上 有 名 3 殷 国 ( 国 を 滅 ぼした 酒 池 肉 林 の 王 で 有 名 ) 姐 己 : 狼 貪 星 紂 王 : 破 軍 星 姜 皇 后 : 天 府 星 紂 王 を 堕 落 させた 女 悪 魔 殷 郊 殷 洪 : 炎 星 鈴 星 費 仲 : 廉 貞 星 比 干 将 軍 : 太 陽 星 聞 太 師 : 天 相 星 4 黄 飛 虎 将 軍 : 七 殺 星 妻 の 仇 を 討 つため 周 国 へ 天 化 : 蛇 羅 星 賈 婦 人 : 太 陰 星 紂 王 に 犯 されかけて 自 殺
人 物 を 絵 にして 覚 えましょう 紫 微 星 5 周 という 王 国 の 文 王 には 伯 邑 (はくゆう) という 美 青 年 で 優 しい 王 子 がいました この 伯 邑 は 心 が 大 変 清 純 で 慈 愛 があって 民 衆 に 尽 く す 立 派 な 王 子 でした 殷 国 の 王 である 紂 王 (ちゅうおう) の 妾 に 妲 己 (だっ き) という 淫 乱 の 女 性 がいました この 妲 己 が 伯 邑 を 好 きになって 夜 みだらな 格 好 を して 誘 惑 しようとしたのです 清 純 な 伯 邑 はこのみだらな 誘 惑 を 激 しく 退 け 貞 節 を 守 ることができました しかし 怒 った 妲 己 は 紂 王 に 伯 邑 から 乱 暴 された というウソを 訴 えました その 結 果 伯 邑 は 色 ボケした 紂 王 によって 殺 され たのです この 伯 邑 が 天 界 にのぼって 尊 貴 を 司 る 紫 薇 星 と なったのです つまり 高 貴 で 人 の 上 に 立 ち 孤 高 の 存 在 だといえま す 人 物 を 絵 にして 覚 えましょう 天 機 星 6 殷 国 の 王 である 紂 王 は 妾 の 妲 己 によって 精 を 奪 われ 正 気 をなくしてました 一 方 周 国 の 立 派 な 文 王 には 姜 尚 (きょうしょ う) という 軍 師 がいました 別 名 太 公 望 とも 言 われ 召 される 前 は 釣 りばか りして 貧 乏 していた 仙 人 でした 姜 尚 は 軍 学 占 道 易 の 奥 伝 を 授 けられてい たので 文 王 によって 召 されたのでした その 妻 は 馬 千 金 といって 貧 乏 で 釣 りばかりし ている 夫 に 対 し 不 平 不 満 を 言 ってました 文 王 が 亡 くなってからも 文 王 の 次 男 である 武 王 に 仕 え 殷 国 の 紂 王 を 滅 ぼしたのです この 姜 尚 つまり 太 公 望 が 天 界 にのぼって 天 機 星 となったのです つまり きわめて 頭 脳 的 で 理 論 的 ですが 経 済 力 や 実 行 力 はないといえます
人 物 を 絵 にして 覚 えましょう 太 陽 星 7 殷 国 の 王 である 紂 王 は 妾 の 妲 己 によって 精 を 奪 われ 正 気 をなくしてました しかし 妲 己 が 現 れる 前 は 紂 王 も 良 き 王 だっ たので 優 れた 重 臣 もたくさんいました 比 干 (ひかん) という 将 軍 もその1 人 で 堕 落 した 紂 王 には 常 に 心 を 痛 めていました そして 紂 王 を 諌 めましたが 妲 己 にそそのか された 紂 王 は 聞 く 耳 を 持 ちませんでした ついに 比 干 は 自 分 の 忠 誠 心 を 見 せるため 自 分 の 心 臓 を 取 りだし 捧 げたのです たとえ 悪 王 であっても 自 分 の 主 君 は 絶 対 に 裏 切 る ことはできないという 信 念 があったのです この 比 干 が 天 界 にのぼって 太 陽 星 となっ たのです つまり 腹 のなかに 一 点 の 影 もない 正 直 で 公 明 正 大 な 星 といえます 人 物 を 絵 にして 覚 えましょう 武 曲 星 8 周 という 王 国 の 立 派 な 文 王 には 伯 邑 (はくゆう) という 美 青 年 の 王 子 がいました この 王 子 は 殷 国 の 紂 王 によって 殺 されて しまって 紫 薇 星 になったのです その 弟 が 武 王 という 王 子 で 兄 の 仇 である 紂 王 を 滅 ぼしたのです 武 王 は 良 い 軍 師 姜 尚 に 恵 まれ 紂 王 を 討 った 後 も 良 き 王 として 周 国 を 発 展 させまし た この 武 王 が 天 界 にのぼって 武 勇 と 富 を 司 る 武 曲 星 となったのです つまり 行 動 と 武 勇 に 優 れますが その 動 機 は 正 義 であり 邪 悪 性 はまったくない 星 と 言 えます
人 物 を 絵 にして 覚 えましょう 天 同 星 9 周 という 王 国 には 慈 愛 と 学 問 に 優 れた 立 派 な 文 王 がいました 文 王 は 易 学 の 大 家 でもあり 占 星 術 の 基 礎 を 作 った 人 物 とされています 文 王 は 堕 落 した 悪 の 王 である 紂 王 を 討 つ という 使 命 はまっとうできませんでした しかし その 次 男 である 武 王 がその 使 命 を まっとうすることができました この 文 王 が 天 界 にのぼって 慈 愛 を 司 る 天 同 星 となったのです つまり 学 問 と 知 恵 があり 慈 愛 にあふれて いますが 戦 いには 弱 い 星 といえます 人 物 を 絵 にして 覚 えましょう 廉 貞 星 10 殷 国 の 王 である 紂 王 は 妾 の 妲 己 に よって 精 を 奪 われ 正 気 をなくしてました しかし 妲 己 が 現 れる 前 は 紂 王 も 良 き 王 だったので 優 れた 重 臣 もたくさんいました そういった 多 くの 心 有 る 重 臣 達 が 次 々に 妲 己 の 陰 謀 で 命 を 落 としていきました 腐 敗 が 満 ちた 殷 国 でも 賄 賂 と 陰 謀 に 長 けた 悪 臣 達 は 自 分 の 懐 を 肥 やしていきました その 代 表 が 費 仲 (ひちゅう) という 大 妖 臣 なのです この 費 仲 が 天 界 にのぼって 歪 曲 と 邪 悪 を 司 る 廉 貞 星 となったのです つまり 談 合 のような 組 織 の 頂 点 に 君 臨 し 利 益 を 上 手 に 配 分 するような 星 といえます
人 物 を 絵 にして 覚 えましょう 天 府 星 殷 国 の 王 である 紂 王 は 妾 の 妲 己 に よって 精 を 奪 われ 正 気 をなくしてました しかし 妲 己 が 現 れる 前 は 姜 皇 后 が 第 一 婦 人 として 良 い 政 治 をしていました 姜 皇 后 は 学 識 が 高 く 優 しく 高 潔 で 皇 后 と 呼 ぶにふさわしい 才 女 でした その 皇 后 も 妲 己 の 陰 謀 によって 殺 されて しまったのです この 姜 皇 后 が 天 界 にのぼって 才 能 と 富 を 司 る 天 府 星 となったのです つまり 心 が 優 しく 才 能 にあふれていますが 戦 いには 弱 い 星 といえます 11 人 物 を 絵 にして 覚 えましょう 太 陰 星 12 殷 国 の 王 である 紂 王 は 妾 の 妲 己 によって 精 を 奪 われ 正 気 をなくしてました しかし 妲 己 が 現 れる 前 は 紂 王 も 良 き 王 だっ たので 優 れた 重 臣 もたくさんいました 黄 飛 虎 (こうひこ) という 将 軍 もその1 人 で 堕 落 した 紂 王 には 常 に 心 を 痛 めていました その 黄 飛 虎 将 軍 の 妻 に 絶 世 の 美 女 でこよなく 夫 を 愛 する 賈 (か) 婦 人 がいました しかし この 賈 婦 人 に 色 欲 の 悪 魔 に 取 り 付 かれ た 紂 王 が 襲 い 掛 かったのです 貞 操 を 守 って 賈 婦 人 は 楼 上 から 飛 び 降 り 自 殺 したのでした この 賈 婦 人 が 天 界 にのぼって 純 情 と 貞 操 を 司 る 太 陰 星 となったのです つまり 清 潔 感 にあふれ 正 義 に 従 順 で 服 従 心 のある 星 といえます
人 物 を 絵 にして 覚 えましょう 貪 狼 星 もともとは 良 き 殷 国 の 王 であった 紂 王 を 愛 欲 と 色 情 で 骨 抜 きにした 女 性 が 妲 己 です この 妲 己 (だっき) は 大 変 残 忍 で 多 くの 人 を 殺 し その 肉 を 食 らったとされています 酒 池 肉 林 という 言 葉 が 使 われたのもこの 妲 己 の 行 為 が 元 になっています 最 終 的 には 周 国 の 武 王 の 軍 団 によって 滅 ぼされました この 妲 己 が 天 界 にのぼって 欲 望 と 色 情 を 司 る 貪 狼 星 となったのです つまり どこまでも 欲 望 に 忠 実 で なんでも かんでも 手 に 入 れたいと 思 う 星 といえます 13 人 物 を 絵 にして 覚 えましょう 巨 門 星 14 周 国 の 立 派 な 文 王 には 姜 尚 (きょうしょ う) という 軍 師 がいました 別 名 太 公 望 とも 言 われ 召 される 前 は 釣 りばかりして 貧 乏 していた 仙 人 でした その 妻 は 馬 千 金 といって 貧 乏 で 釣 りばか りしている 夫 に 対 し 不 満 ばかり 言 ってました この 馬 千 金 は 夫 を 無 能 扱 いし 結 局 は 自 分 から 離 婚 を 申 し 立 て 去 っていきました しかしその 夫 が 文 王 によって 軍 師 に 大 出 世 し たことを 知 って 悔 しさのあまり 憤 死 したので す この 馬 千 金 が 天 界 にのぼって 弁 舌 と 猜 疑 心 を 司 る 巨 門 星 となったのです つまり 細 かい 神 経 をもっていて 観 察 力 が 鋭 く すべてを 疑 ってかかる 星 といえます
人 物 を 絵 にして 覚 えましょう 天 相 星 15 殷 国 の 王 である 紂 王 は 妾 の 妲 己 によって 精 を 奪 われ 正 気 をなくしてました しかし 妲 己 が 現 れる 前 は 紂 王 も 良 き 王 だったので 優 れた 重 臣 もたくさんいました 聞 太 子 (ぶんたいし) という 将 軍 もその1 人 で 腐 敗 した 殷 国 には 常 に 心 を 痛 めていました 暴 虐 の 主 君 の 元 でも 民 衆 の 声 を 良 く 聞 き 国 のために 死 力 を 尽 くして 働 きました そして 生 涯 主 君 である 紂 王 に 仕 え 最 後 ま で 周 国 の 武 王 と 戦 って 戦 死 してしまいました この 聞 太 子 が 天 界 にのぼって 慈 悲 と 奉 仕 を 司 る 天 相 星 となったのです つまり 優 しく 人 の 意 見 を 良 く 聞 きますが 戦 い は 得 意 ではない 星 といえます 人 物 を 絵 にして 覚 えましょう 天 梁 星 殷 国 の 王 である 紂 王 は 妾 の 妲 己 に よって 精 を 奪 われ 正 気 をなくしてました 一 方 周 国 の 立 派 な 文 王 には 姜 尚 (きょ うしょう) という 軍 師 がいました その 姜 尚 という 軍 師 の 元 で 全 軍 の 指 揮 を とっていたのが 大 将 軍 李 天 王 なのです 李 天 王 は 殷 国 との 戦 いにおいて 連 戦 戦 勝 の 大 将 軍 だったのです この 李 天 王 が 天 界 にのぼって 天 界 の 取 締 役 を 司 る 天 梁 星 となったのです つまり 人 々を 率 いていくリーダーシップのあ るで 思 索 的 ではない 星 といえます 16
人 物 を 絵 にして 覚 えましょう 七 殺 星 17 殷 国 の 王 である 紂 王 は 妾 の 妲 己 によって 精 を 奪 われ 正 気 をなくしてました しかし 妲 己 が 現 れる 前 は 紂 王 も 良 き 王 だったので 優 れた 重 臣 もたくさんいました 黄 飛 虎 (こうひこ) という 将 軍 もその1 人 で 堕 落 した 紂 王 には 常 に 心 を 痛 めていました その 黄 飛 虎 将 軍 の 妻 に 絶 世 の 美 女 でこよなく 夫 を 愛 する 賈 (か) 婦 人 がいました しかし この 賈 婦 人 に 色 欲 の 悪 魔 に 取 り 付 かれた 紂 王 が 襲 い 掛 かったのです 賈 婦 人 は 貞 操 を 守 って 楼 上 から 飛 び 降 り 自 殺 した のでした 黄 飛 虎 将 軍 は 激 怒 し その 後 周 国 に 従 い 殷 国 の 紂 王 を 討 ち 復 習 を 遂 げたのです この 黄 飛 虎 将 軍 が 天 界 にのぼって 怒 りと 権 力 を 司 る 七 殺 星 となったのです つまり 非 常 に 権 力 的 で 自 己 の 主 張 を 押 し 通 すためな ら 手 段 を 選 ばない 強 い 星 といえます 人 物 を 絵 にして 覚 えましょう 破 軍 星 殷 国 の 王 である 紂 王 は 妾 の 妲 己 によっ て 精 を 奪 われ 正 気 をなくしてました そして 毎 日 を 愛 欲 と 物 質 欲 に 包 まれた 酒 池 肉 林 の 生 活 をしてました また 贅 沢 の 限 りを 尽 くし 民 衆 の 声 を 無 視 した 暴 虐 の 政 治 を 行 っていました ついには 周 国 によって 滅 ぼされ 殷 国 を 滅 亡 さ せたのがこの 紂 王 なのです この 紂 王 が 天 界 にのぼって 破 壊 と 消 耗 と 破 滅 を 司 る 破 軍 星 となったのです つまり パワーと 実 行 力 は 人 並 みはずれたもの がありますが 欲 望 には 弱 い 星 といえます 18
19 主 星 人 事 配 置 経 営 幹 部 天 府 星 相 談 役 天 機 星 開 発 担 当 紫 微 星 太 陽 星 天 同 星 天 相 星 会 長 社 長 総 務 担 当 総 務 担 当 太 陰 星 武 曲 星 天 梁 星 副 社 長 営 業 担 当 営 業 担 当 20
主 星 人 事 配 置 現 場 破 軍 星 新 規 開 拓 貪 狼 星 歩 合 制 社 員 七 殺 星 統 括 部 長 羊 刃 蛇 羅 派 遣 スタッフ 21 廉 貞 星 談 合 担 当 巨 門 星 法 律 屋 文 曲 文 昌 事 務 員 その 他 の 星 ( 副 星 ) 1 天 存 星 天 魁 星 天 鉞 星 左 輔 星 右 弼 星 駅 馬 星 やさしい 星 反 面 特 徴 がない 星 ラッキー 星 敵 を 作 らない 目 上 から 援 助 ラッキー 星 敵 を 作 らない 異 性 から 援 助 左 大 臣 知 性 面 で 補 佐 としての 役 割 を 果 たす 右 大 臣 心 情 面 で 補 佐 としての 役 割 を 果 たす 移 動 旅 行 行 動 忙 しい 星 22
その 他 の 星 2 天 空 星 地 劫 星 天 耗 星 紅 鸞 星 天 喜 星 天 姚 星 全 てをむなしくする 星 空 虚 精 神 的 過 失 から 全 てを 失 う 星 空 虚 物 質 的 失 いやすく 消 耗 しやすい 星 色 情 恋 愛 派 手 異 性 を 惹 きつける 星 快 楽 と 喜 びの 星 真 面 目 さがある 色 と 恋 に 走 る 星 遊 びと 芸 術 面 での 才 能 23 その 他 の 星 3 化 禄 星 化 権 星 化 科 星 化 忌 星 勤 勉 金 銭 備 えをする 星 権 力 と 権 威 の 星 学 問 と 芸 術 の 星 気 品 のある 星 災 難 とトラブルに 遭 遇 する 星 短 気 24
星 の 輝 き 度 廟 旺 失 陥 25 輝 きの 最 大 は 廟 で 旺 失 陥 となっていきます これ は 星 が 位 置 する 十 二 支 によって 決 定 されます たとえば 紫 微 星 は 午 で 廟 未 と 丑 で 失 となります 陥 にな ることはありません もともと 吉 星 だからです 羊 刃 蛇 羅 は 廟 になることがなく 子 寅 卯 などで 陥 となり ます もともと 凶 星 だからです 実 際 の 鑑 定 では この 輝 きをあまり 見 過 ぎると 鑑 定 を 誤 ってしまうことがあります あくまでも 補 佐 的 にみるべき です たとえば 紫 微 星 は 失 になったからといって 高 貴 品 格 といった 特 徴 が なくなることはありません 羊 刃 蛇 羅 が 旺 になったからといって 残 忍 性 がなくなることは 絶 対 にありません もっというなら 同 じ 宮 に 入 る 星 を 見 るなら 廟 旺 失 陥 を 無 視 してもかまいません 12の 宮 の 意 味 何 人 も 父 母 から 生 まれるから 父 母 宮 からスタートする 26 父 母 宮 命 宮 兄 弟 宮 夫 妻 宮 男 女 宮 財 帛 宮 自 分 が 両 親 目 上 権 力 者 をどのように 思 っているのか? 反 抗 的 なのか 服 従 的 なのか? 自 分 が 自 身 をどのように 思 っているのか? 性 格 や 行 動 の 癖 を 示 します 自 分 が 同 年 代 の 友 人 同 僚 兄 弟 をどのように 思 っているの か? 協 調 的 かライバル 的 か? 自 分 がどのような 異 性 を 好 きになり 結 婚 しやすいか? 人 生 上 のパートナーとしてどういう 異 性 を 選 びやすいか? 子 女 宮 ともいう 自 分 が 子 女 に 対 してどう 思 っているのか? 無 償 の 愛 情 を 捧 げる 相 手 はどういうタイプなのか? 自 分 で 自 分 のお 金 の 稼 ぎ 方 をどのように 思 っているのか?お 金 の 使 い 方 は 荒 いのか? 倹 約 型 なのか? 浪 費 型 なのか?
12の 宮 の 意 味 27 疾 厄 宮 遷 移 宮 奴 僕 宮 官 禄 宮 田 宅 宮 宮 自 分 の 体 質 かかりやすい 病 気 健 康 管 理 に 対 する 考 え 方 が スポーツなのか? 休 息 なのか? 娯 楽 なのか? 自 分 が 自 分 の 行 動 力 をどのように 思 っているか? 考 えを 行 動 に 移 す 場 合 の 移 し 方 は 荒 っぽいのか? 柔 軟 なのか? 自 分 が 自 分 の 目 下 や 部 下 のことをどのように 思 っているか? 自 分 を 支 えてくれる 人 なのか? 自 分 を 利 用 する 人 なのか? 自 分 が 自 分 の 服 務 能 力 をどのように 思 っているか? 夫 に 対 す る 服 従 の 姿 勢 はどうなのか? 従 順 なのか? 反 抗 的 なのか? 自 分 が 自 分 の 不 動 産 運 資 産 形 成 家 庭 づくりをどのように 思 っているか? 社 長 の 会 社 に 対 する 思 い 入 れはどうなのか? 自 分 が 自 分 の 心 のゆとりをどのように 思 っているか?どういうと ころに( 異 性 を 含 む) 人 生 の 喜 びを 見 いだしていくのか? どの 宮 を 重 視 するか? 田 宅 官 禄 奴 僕 遷 移 父 母 財 帛 命 宮 兄 弟 夫 妻 子 女 28 生 き 方 を 診 断 する 場 合 は 命 宮 ( 自 分 の 資 質 )と 財 帛 宮 (お 金 の 稼 ぎ 方 )と 官 禄 宮 ( 服 務 能 力 )の3つが 最 重 要 キツイ 星 荒 々しい 星 が 財 帛 宮 に 入 っている 場 合 は 商 売 人 向 きと 判 断 する お 金 は 獲 得 し 投 資 するもの 官 禄 宮 にやさしい 星 が 入 っている 場 合 は サラリーマン 向 きと 判 断 する お 金 は 服 務 の 結 果 報 酬 として 頂 く 結 婚 診 断 ( 人 生 上 のハ ートナー)では 夫 妻 宮 を 重 視 する 男 女 宮 子 女 宮 は 結 婚 診 断 では 使 わない ( 年 下 の 恋 人 との 関 係 では 使 える ) 身 宮 はとくに 重 視 しなくても 実 占 上 不 便 はない 反 対 側 の 宮 をわざわざ 見 なくても 実 占 上 不 便 はない
鑑 定 の 仕 方 ( 紫 微 斗 数 推 命 の 特 徴 ) 29 四 柱 推 命 は 他 人 からの 評 価 を 占 います 十 干 系 占 術 は 当 人 がどう 思 うかではなく 社 会 的 な 吉 凶 を 決 定 するのに 使 いやすいという 特 徴 紫 微 斗 数 推 命 は 当 人 の 気 持 ちを 占 います 十 二 支 系 占 術 は 太 陰 暦 で 心 理 的 内 容 を 見 る 特 徴 で 社 会 的 成 敗 はあまり 言 いません 紫 微 斗 数 の 星 には 五 行 ( 紫 微 星 が 土 行 天 機 星 が 木 行 )が 割 り 振 られていますが これは 実 際 の 鑑 定 では 使 いません 五 行 の 相 剋 を 紫 微 斗 数 推 命 に 用 いると 鑑 定 がおかしくなります 鑑 定 の 仕 方 ( 星 対 命 宮 ) 30 例 1) 命 宮 に 天 府 星 がある 場 合 自 分 は 自 分 のことを 天 府 星 のように 優 しい と 思 っています と 解 釈 します 例 2) 命 宮 に 武 曲 星 がある 場 合 自 分 は 自 分 のことを 武 曲 星 のように 荒 々し くたくましいと 思 っています と 解 釈 します 例 3) 命 宮 に 紫 微 星 がある 場 合 自 分 は 自 分 のことを 紫 微 星 のように 高 貴 で 人 の 上 に 立 つ 器 と 思 っています と 解 釈 します
鑑 定 の 仕 方 ( ( 星 対 財 帛 宮 ) 31 例 1) 財 帛 宮 に 天 府 星 がある 場 合 自 分 は 自 分 のお 金 の 稼 ぎ 方 を 天 府 星 のように 優 し く 無 理 なく 給 与 を 頂 くタイプと 思 っています と 解 釈 しま す 例 2) 財 帛 宮 に 武 曲 星 がある 場 合 自 分 は 自 分 のことを 武 曲 星 のように 荒 々しく たくま しく 商 売 をしていき 利 益 を 追 求 できるタイプだと 思 って います と 解 釈 します 例 3) 財 帛 宮 に 紫 微 星 がある 場 合 自 分 は 自 分 のことを 紫 微 星 のように 高 貴 で 人 の 上 に 立 つ 器 で ガツガツと 利 益 を 追 いかけていくような 仕 事 または 汗 水 を 流 すような 仕 事 は 向 いていないと 思 って います と 解 釈 します 鑑 定 の 仕 方 ( 星 対 官 禄 宮 ) 32 例 1) 官 禄 宮 に 天 府 星 がある 場 合 自 分 は 自 分 の 服 務 能 力 を 天 府 星 のように 上 司 に 対 し 優 しく 服 従 し 組 織 で 働 くことが 向 いていると 思 ってい ます と 解 釈 します 例 2) 官 禄 宮 に 武 曲 星 がある 場 合 自 分 は 自 分 の 服 務 能 力 を 武 曲 星 のように 上 司 に 対 しても 荒 々しく 遠 慮 なく 対 応 し 自 分 の 意 志 を 押 し 通 し ていくので あまり 組 織 向 きではないと 思 っています と 解 釈 します 例 3) 官 禄 宮 に 紫 微 星 がある 場 合 自 分 は 自 分 の 服 務 能 力 を 紫 微 星 のように 高 貴 で 人 の 上 に 立 つ 器 ですから 上 司 から 叱 られたり 下 働 きす のはあまり 好 きではないと 思 っています と 解 釈 します
あるホテルの 経 営 者 の 事 例 命 宮 : 太 陽 財 帛 : 文 昌 官 禄 : 巨 門 長 所 : 他 人 を 見 返 してやりたいというパワーと 行 動 力 事 業 の 拡 大 欲 憎 めない 人 柄 欠 点 : 部 下 を 信 用 しない 感 情 で 事 業 の 方 向 性 が 左 右 される 利 益 の 追 求 の 仕 方 が 甘 い 33 戊 丁 丙 甲 申 巳 寅 午 田 宅 官 禄 : 巨 門 奴 僕 遷 移 父 母 財 帛 : 文 昌 命 宮 : 太 陽 兄 弟 夫 妻 子 女 ある 証 券 会 社 の 経 営 者 の 事 例 命 宮 : 文 曲 文 昌 財 帛 : 天 機 官 禄 : 天 同 長 所 : 社 長 を 弟 に 早 めに 譲 り 会 長 として 交 渉 ごと だけに 専 念 地 元 の 名 士 達 との 交 流 に 活 躍 短 所 : 頭 でっかちになりやすく 利 益 追 求 という 面 で は 合 理 性 に 欠 ける 34 乙 戊 庚 壬 卯 辰 戌 申 田 宅 官 禄 : 天 同 奴 僕 遷 移 父 母 財 帛 : 天 機 命 宮 : 文 曲 兄 弟 夫 妻 子 女
ある 整 体 業 を 目 指 す 男 性 命 宮 : 武 曲 財 帛 : 廉 貞 官 禄 : 紫 微 長 所 : 組 織 に 対 する 忠 誠 心 はある 先 輩 から 誘 われて 転 職 に 成 功 するが 長 時 間 労 働 に 不 満 欠 点 : 現 在 整 体 業 を 目 指 しているが その 理 由 が サ ラリーマンが 帰 宅 する 午 後 4 時 から 午 後 8 時 だけ 営 業 し て 土 日 は 休 むことができるから 35 甲 庚 戊 丁 申 戌 申 未 田 宅 官 禄 : 紫 微 奴 僕 遷 移 父 母 財 帛 : 廉 貞 命 宮 : 武 曲 兄 弟 夫 妻 子 女 健 康 食 品 を 販 売 する 女 性 経 営 者 命 宮 : 天 同 財 帛 : 文 曲 官 禄 : 天 機 長 所 : 自 宅 で 健 康 セミナーを1 年 に20 回 開 催 固 定 の 顧 客 を 増 やすことで 成 功 短 所 : 部 下 やスタッフを 育 てることができない 36 丙 癸 庚 庚 辰 巳 病 子 田 宅 官 禄 : 天 機 奴 僕 遷 移 父 母 財 帛 : 文 曲 命 宮 : 天 同 兄 弟 夫 妻 子 女
宗 教 団 体 を 作 ろうとした 霊 的 女 性 命 宮 : 武 曲 財 帛 : 廉 貞 官 禄 : 紫 微 長 所 : 上 場 企 業 の 顧 問 だったころが 華 短 所 :お 金 のために1 万 円 のものを100 万 円 で 販 売 し ようとして 失 敗 37 壬 丙 甲 乙 辰 子 申 酉 田 宅 官 禄 : 紫 微 奴 僕 遷 移 父 母 財 帛 : 廉 貞 命 宮 : 武 曲 兄 弟 夫 妻 子 女 合 理 的 スーパー 経 営 者 命 宮 : 貪 狼 財 帛 : 破 軍 官 禄 : 七 殺 長 所 : 日 本 で 最 初 にディスカウントスーパーを 経 営 した 男 性 利 益 追 求 の 姿 勢 は すざまじい 短 所 : 大 学 を 卒 業 後 大 手 百 貨 店 に 勤 務 したが 上 司 と 対 立 し 1 年 もたなかった 米 国 に 単 身 渡 って スー パーの 経 営 を 学 んだ 38 丁 甲 癸 戊 卯 戌 亥 辰 田 宅 官 禄 : 七 殺 奴 僕 遷 移 父 母 財 帛 : 破 軍 命 宮 : 貪 狼 兄 弟 夫 妻 子 女
占 ト(せんぼく)で 使 ってみる 方 法 ある 出 来 事 が 発 生 する 時 間 の 命 盤 を 作 成 する その 命 盤 の 特 徴 に 従 って 行 動 の 仕 方 方 位 の 決 定 な どをする 例 えば 下 のような 日 時 で 商 談 があった 場 合 は とにか く 利 益 を 徹 底 して 追 及 する 方 針 で 商 談 には 望 みます そして 理 知 的 に 話 し 合 うのではなく 一 方 的 に やぶれ かぶれで 話 をすすめるのが 良 いのです 田 宅 官 禄 : 七 殺 奴 僕 遷 移 39 父 母 命 宮 : 貪 狼 兄 弟 夫 妻 子 女 財 帛 : 破 軍 まとめ 40 四 柱 推 命 は 他 人 からの 評 価 紫 微 斗 数 推 命 は 自 分 が 下 す 内 面 の 評 価 自 分 のなかで どこが 特 徴 なのかを 知 ることができます 両 方 あわせてみると 精 度 が 高 くなります 両 方 の 結 果 が 違 っている 場 合 は 特 徴 がもし 四 柱 推 命 に 出 ているのであれば 四 柱 推 命 を 優 先 すべきです 特 徴 がもし 紫 微 斗 数 推 命 に 出 ているのであれば 紫 微 斗 数 推 命 を 優 先 すべきです この 優 先 順 位 を 決 定 できるかどうかで 総 合 鑑 定 ができる かどうかが 左 右 されます 細 かい 部 分 に とらわれずに 本 人 の 特 徴 がどこに 際 だって 出 ているのか?そのポイン トを 探 すことが もっとも 実 占 的 な 鑑 定 となります