滋 賀 労 働 局 発 表 平 成 28 年 6 月 24 日 ( 金 ) 担 当 滋 賀 労 働 局 雇 用 環 境 均 等 室 雇 用 環 境 改 善 均 等 推 進 監 理 官 岩 崎 康 司 室 長 補 佐 山 本 久 恵 労 働 紛 争 調 整 官 古 川 八 三 電 話 077-523-1190 いじめ 嫌 がらせ の 相 談 が6 年 連 続 最 多 を 更 新 セクハラ マタハラも 依 然 として 高 く - 平 成 27 年 度 における 個 別 労 働 紛 争 解 決 制 度 の 利 用 状 況 及 び 均 等 関 係 法 令 の 相 談 等 状 況 について - 滋 賀 労 働 局 ( 局 長 大 山 剛 二 )では この 度 平 成 27 年 度 の 個 別 労 働 紛 争 解 決 制 度 の 利 用 状 況 及 び 男 女 雇 用 機 会 均 等 法 育 児 介 護 休 業 法 などの 均 等 関 係 法 令 の 相 談 等 状 況 を 次 のとおり 取 りまとめたので 公 表 します Ⅰ 個 別 労 働 紛 争 解 決 制 度 の 利 用 状 況 ポイント 1 総 合 労 働 相 談 件 数 ( )は 12,409 件 で 前 年 度 と 比 べ 2,247 件 率 にして 22.1%と 大 幅 に 増 加 した 2 このうち 個 別 労 働 紛 争 相 談 件 数 ( )は 2,854 件 で 前 年 と 比 べて 325 件 率 にし て 12.9% 増 加 し 過 去 10 年 で 最 多 となった 3 個 別 労 働 紛 争 相 談 の 内 容 をみると いじめ 嫌 がらせ に 係 る 相 談 の 件 数 が 818 件 と 平 成 22 年 度 以 降 6 年 連 続 最 多 個 別 労 働 紛 争 の 約 4 件 に1 件 (27.7%)を 占 めている 4 労 働 局 長 による 助 言 指 導 申 出 件 数 は 252 件 ( 前 年 度 188 件 ) あっせん 申 請 件 数 は 80 件 ( 前 年 度 73 件 )と いずれも 平 成 26 年 度 に 比 べて 増 加 した 5 助 言 指 導 における 解 決 率 は 59.0%( 前 年 度 55.4%) あっせんにおける 合 意 率 は 55.3%( 前 年 度 40.0%)であった 総 合 労 働 相 談 に 関 する 概 要 相 談 者 の 属 性 1 労 働 者 ( 求 職 者 ) 2 事 業 主 3 その 他 不 明 (1) 計 12,409 件 7,553 件 (60.9%) 2,972 件 (24.0%) 1,884 件 (15.2%) 相 談 者 の 性 別 1 男 2 女 3 不 明 (2) 計 12,409 件 7,784 件 (62.7%) 4,448 件 (35.8%) 177 件 (1.4%) 相 談 の 区 分 1 個 別 労 働 関 係 紛 争 2,854 件 2 法 令 制 度 の 問 い 合 わせ 8,192 件 (3) 計 13,304 件 3 行 政 指 導 の 実 施 などを 求 めるもの 1,545 件 4その 他 713 件 総 合 労 働 相 談 件 数 は 県 下 4カ 所 の 総 合 労 働 相 談 コーナーに 寄 せられた 全 ての 相 談 件 数 であり 個 別 労 働 紛 争 相 談 件 数 はその 内 数 として 労 働 基 準 監 督 署 等 で 所 掌 する 法 令 に 違 反 している 内 容 を 含 む 相 談 以 外 の 民 事 上 の 労 働 紛 争 に 係 る 相 談 の 件 数 である 1
1 運 用 状 況 の 概 況 H18 年 度 H19 年 度 H20 年 度 H21 年 度 H22 年 度 H23 年 度 H24 年 度 H25 年 度 H26 年 度 H27 年 度 総 合 労 働 相 談 件 数 個 別 労 働 紛 争 相 談 件 数 助 言 指 導 申 出 件 数 あっせん 申 請 件 数 あっせん 手 続 終 了 件 数 あっせん 合 意 成 立 件 数 7,321 8,684 12,640 11,757 11,101 11,161 11,366 10,808 10,162 12,409 1,299 1,592 2,068 2,266 2,346 2,475 2,305 2,692 2,529 2,854 80 97 44 116 141 157 193 168 188 252 115 102 122 120 115 74 73 71 73 80 122 96 126 114 107 80 73 71 65 85 71 57 59 52 46 36 40 40 26 47 相 談 件 数 の 推 移 14,000 12,000 10,000 8,000 7,321 8,684 総 合 労 働 相 談 件 数 12,640 11,757 11,101 個 別 労 働 紛 争 相 談 件 数 11,161 10,808 10,162 11,366 12,409 6,000 4,000 2,000 0 1,299 1,592 2,068 2,266 2,346 2,475 2,305 2,692 2,529 2,854 300 助 言 指 導 あっせんの 推 移 250 200 150 100 50 115 80 助 言 指 導 申 出 件 数 あっせん 申 請 件 数 102 97 122 120 115 116 141 157 74 193 168 73 71 188 252 73 80 0 44 2
2-1 個 別 労 働 紛 争 相 談 の 内 訳 ( 重 複 計 上 あり( 平 成 27 年 度 合 計 2,949 件 )) その 他, 309, (10.5%) 普 通 解 雇, 179, (6.1%) 懲 戒 解 雇, 29, (1.0%) 労 働 条 件 引 下 げ, 246, (8.3%) 整 理 解 雇, 41, (1.4%) 出 向 配 転, 99, (3.4%) いじめ 嫌 がら せ, 818, (27.7%) 雇 止 め, 104, (3.5%) 採 用 内 定 取 消, 13, (0.4%) 懲 戒 処 分, 42, (1.4%) 募 集 採 用, 35, (1.2%) 雇 用 管 理 等, 73, (2.5%) 退 職 勧 奨, 213, (7.2%) その 他 の 労 働 条 件, 408, (13.8%) 自 己 都 合 退 職, 340, (11.5%) 2-2 平 成 23 年 度 から 27 年 度 までの 個 別 労 働 紛 争 相 談 の 内 容 ( 件 数 積 み 上 げ; 重 複 計 上 あり) 解 雇 は 減 少 傾 向 平 成 27 年 度 は 前 年 と 比 べ 46%の 増 加 6 年 連 続 で いじめ 嫌 がらせ がトップ 平 成 20 年 度 以 降 解 雇 関 係 に 関 する 相 談 が 減 少 傾 向 にあり いじめ 嫌 がらせ 退 職 勧 奨 といった 相 談 が 増 加 傾 向 にある 3
3-1 労 働 局 長 による 助 言 指 導 の 申 出 内 容 ( 平 成 27 年 度 252 件 ) その 他 ; 25; 10% 解 雇 ; 42; 17% 雇 用 管 理 等 ; 18; 7% 募 集 採 用 ; 2; 1% 自 己 都 合 退 職 ; 22; 9% いじめ 嫌 がらせ; 44; 17% その 他 の 労 働 条 件 ; 51; 20% 労 働 条 件 引 下 げ; 16; 6% 退 職 勧 奨 ; 15; 6% 出 向 配 置 転 換 ; 5; 2% 懲 戒 処 分 ; 2; 1% 採 用 内 定 取 消 ; 1; 0% 雇 止 め; 9; 4% 3-2 紛 争 調 整 委 員 会 によるあっせんの 申 請 内 容 ( 平 成 27 年 度 80 件 ) その 他 ; 3; 4% 解 雇 ; 12; 15% 労 働 条 件 引 下 げ; 2; 3% 雇 用 管 理 等 ; 0; 0% 自 己 都 合 退 職 ; 5; 6% いじめ 嫌 がらせ; 26; 33% その 他 の 労 働 条 件 ; 12; 15% 退 職 勧 奨 ; 9; 11% 雇 止 め; 9; 11% 出 向 配 置 転 換 ; 1; 1% 懲 戒 処 分 ; 1; 1% 採 用 内 定 取 消 ; 0; 0% 4
Ⅱ 均 等 関 係 法 令 ( 男 女 雇 用 機 会 均 等 法 育 児 介 護 休 業 法 パートタイ ム 労 働 法 )の 相 談 等 状 況 ポイント 1 均 等 関 係 法 令 相 談 件 数 ( )は 1.108 件 で 前 年 度 と 比 べ 163 件 率 にして 12.8% 減 少 した しかし 相 談 者 内 訳 をみると 労 働 者 からの 相 談 は 395 件 前 年 度 比 33 件 9.1% 増 と 相 談 件 数 全 体 が 減 少 したにもかかわらず 数 割 合 ともに 増 加 した 2 労 働 者 からの 相 談 にはセクシュアルハラスメント マタニティハラスメントなど ハラスメント 関 連 の 相 談 が 多 く セクシュアルハラスメントが 47 件 (11.9%) 妊 娠 や 出 産 育 児 休 業 を 理 由 に 退 職 や 降 格 などを 迫 られるマタニティハラスメントが 76 件 (19.2%)と 相 談 全 体 の3 割 にも 及 んでいる 3 労 働 局 長 による 紛 争 解 決 の 援 助 件 数 は 8 件 両 立 支 援 調 停 会 議 による 調 停 件 数 は 1 件 となっている 均 等 関 係 法 令 相 談 に 関 する 概 要 相 談 者 の 属 性 1 労 働 者 2 事 業 主 3 その 他 不 明 (1) 計 1108 件 395 件 (35.6%) 499 件 (45.0%) 214 件 (19.3%) 内 容 1 男 女 雇 用 機 会 均 等 法 349 件 2 育 児 介 護 休 業 法 662 件 (2) 計 1108 件 3 パートタイム 労 働 法 97 件 均 等 関 係 法 令 相 談 件 数 は 男 女 雇 用 機 会 均 等 法 育 児 介 護 休 業 法 パートタイム 労 働 法 に 関 する 相 談 件 数 である 1 相 談 状 況 男 女 雇 用 機 会 均 等 法 相 談 件 数 育 児 介 護 休 業 法 相 談 件 数 パートタイム 労 働 法 相 談 件 数 H25 年 度 H26 年 度 H27 年 度 うち 労 働 者 からの 相 談 うち 労 働 者 からの 相 談 うち 労 働 者 からの 相 談 254 126 386 160 349 177(50.7%) 675 147 646 191 662 207(31.3%) 29 9 239 11 97 11(11.3%) 計 958 282 1271 362 1108 395(35.6%) 2-1 労 働 者 からの 相 談 件 数 の 推 移 ( 過 去 3 年 間 ) 5
2-2 労 働 者 からの 相 談 内 訳 H27 年 度 妊 娠 出 産 育 児 休 業 等 に 係 る 相 談 育 児 関 係 制 度 の 取 得 等 妊 娠 出 産 育 児 休 業 等 を 理 由 とする 不 利 益 取 扱 母 性 健 康 管 理 計 69.9%(241 件 ) 内 容 労 働 者 (カッコ 内 は 昨 年 度 ) 性 別 を 理 由 とする 差 別 的 取 扱 い( 均 等 法 ) 7(5) セクシュアルハラスメント( 均 等 法 ) 47(41) 母 性 健 康 管 理 ( 均 等 法 ) 25(32) 妊 娠 出 産 育 児 休 業 を 理 由 とする 不 利 益 取 扱 い( 均 等 法 育 介 法 ) 76(79) 看 護 休 暇 等 育 児 休 業 以 外 を 理 由 とする 不 利 益 取 扱 い( 育 介 法 ) 13(2) 育 児 関 係 制 度 の 取 得 等 ( 育 介 法 ) 127(135) 介 護 休 業 制 度 の 取 得 等 ( 育 介 法 ) 31(12) パートタイム 労 働 法 関 係 (パート 法 ) 11(11) その 他 58(45) 合 計 395(362) 6
Ⅲ 助 言 指 導 及 びあっせん 等 の 事 例 (1) 個 別 労 働 紛 争 解 決 制 度 による 助 言 指 導 の 例 事 例 1: 解 雇 に 係 る 助 言 期 間 を 定 めて 働 いていたが 業 務 遂 行 能 力 の 不 足 を 理 由 に 突 然 解 雇 された 事 案 の 概 要 当 初 の 契 約 期 間 が 満 了 するまでは 働 きたいため 解 雇 を 撤 回 してほしいとして 助 言 指 導 を 申 し 出 たもの 事 業 主 に 対 し 解 雇 は 客 観 的 に 合 理 的 な 理 由 を 欠 き 社 会 通 念 上 相 当 と 認 められない 場 合 は 無 効 となることを 説 明 し 解 雇 の 撤 回 等 を 含 めて 申 出 人 助 言 指 導 の と 話 し 合 うよう 助 言 した 内 容 結 果 助 言 に 基 づき 紛 争 当 事 者 間 で 話 し 合 いが 行 われ 契 約 期 間 途 中 での 解 雇 は 撤 回 され 当 初 の 契 約 どおり 雇 用 が 継 続 された 事 例 2: 労 働 条 件 の 引 き 下 げに 係 る 助 言 受 注 減 による 経 営 悪 化 を 理 由 に 賃 金 を 減 額 するとの 通 告 を 受 けた しか し 会 社 は 取 引 先 の 新 規 開 拓 等 の 経 営 改 善 の 努 力 をしているようには 思 えな 事 案 の 概 要 い 経 営 悪 化 の 負 担 を 一 方 的 に 労 働 者 だけに 押 し 付 けることには 納 得 がで きないため 賃 金 の 減 額 を 見 直 してもらいたいとして 助 言 指 導 を 申 し 出 たもの 事 業 主 に 対 し 労 働 条 件 を 変 更 する 際 には 労 働 者 の 合 意 なく 一 方 的 には 変 更 できないことについて 説 明 し 労 働 条 件 について 申 出 人 と 話 し 合 うよう 助 言 指 導 の 助 言 した 内 容 結 果 助 言 に 基 づき 紛 争 当 事 者 間 で 話 し 合 いが 行 われ 賃 金 の 減 額 は 回 避 され ることになった (2) 個 別 労 働 紛 争 解 決 制 度 によるあっせんの 例 事 例 1:いじめ 嫌 がらせに 係 る 事 案 半 年 間 の 雇 用 契 約 を 締 結 し 働 いていたが 上 司 からの いじめ 嫌 がらせ に 耐 えかねて 契 約 期 間 の 途 中 で 退 職 せざるを 得 なくなった 事 案 の 概 要 当 該 退 職 により 生 じた 経 済 的 損 害 に 対 する 補 償 金 を 求 めたいとしてあっせ んを 申 請 したもの あっせん 委 員 が 双 方 の 主 張 を 聞 いたところ 被 申 請 人 は いじめ 嫌 がら せ の 事 実 を 否 定 したものの 問 題 を 解 決 するためにある 程 度 の 和 解 案 に 応 あっせんの じる 旨 考 えを 示 した ポイント 結 果 あっせん 委 員 の 調 整 の 結 果 被 申 請 人 が 解 決 金 を 支 払 うことで 合 意 が 成 立 し 解 決 した 事 例 2: 解 雇 に 係 る 事 案 申 請 人 は 正 社 員 として 勤 務 していたが 遅 刻 欠 勤 が 多 いとの 理 由 から 30 日 の 予 告 期 間 を 経 て 解 雇 された 事 案 の 概 要 遅 刻 欠 勤 には 理 由 があり 報 告 もしているのに 解 雇 されたことに 納 得 が 行 かない 解 雇 による 経 済 的 損 害 に 対 する 補 償 金 を 求 めたいとしてあっせん を 申 請 したもの あっせん 委 員 が 双 方 の 主 張 を 聞 いたところ 被 申 請 人 は 予 告 期 間 を 置 いた 適 正 な 解 雇 である 旨 主 張 したものの 問 題 を 解 決 するためにある 程 度 の 和 解 あっせんの 案 に 応 じる 旨 考 えを 示 した ポイント 結 果 あっせん 委 員 の 調 整 の 結 果 被 申 請 人 が 解 決 金 を 支 払 うことで 合 意 が 成 立 し 解 決 した 7
(3) 均 等 関 係 法 令 による 紛 争 解 決 の 援 助 事 例 事 例 1:セクハラ 対 策 が 不 十 分 で 退 職 に 追 い 込 まれた 事 案 抱 きつかれるなどのセクハラを 受 け 会 社 に 相 談 したが 対 応 されず 退 職 事 案 の 概 要 を 余 儀 なくされたため 謝 罪 と 適 切 なセクハラ 防 止 対 策 を 求 めたいとして 男 女 雇 用 機 会 均 等 法 に 基 づく 紛 争 解 決 の 援 助 を 申 し 出 たもの セクシュアルハラスメントの 発 生 防 止 のため セクハラ 行 為 の 禁 止 方 針 と 紛 争 解 決 の 援 助 の 相 談 窓 口 を 社 内 に 周 知 し 相 談 に 応 じる 必 要 があるため 適 切 な 防 止 対 策 を ポイント 結 果 講 じるよう 助 言 した 会 社 は 防 止 対 策 の 不 備 を 認 め 適 切 な 対 策 の 徹 底 によ り 謝 罪 にかえたいとし 防 止 対 策 を 実 施 し 解 決 した 事 例 2: 妊 娠 中 に 医 師 から 休 業 の 指 導 事 項 が 出 て 休 んだところ 雇 止 めされた 事 案 妊 娠 中 に 医 師 から 休 業 するよう 指 導 され 休 業 したところ 雇 止 めとなった 事 案 の 概 要 ことに 納 得 がいかず 契 約 更 新 をしてほしいとして 男 女 雇 用 機 会 均 等 法 に 基 づく 紛 争 解 決 の 援 助 を 申 し 出 たもの 妊 娠 中 の 女 性 労 働 者 が 医 師 等 から 指 導 を 受 けた 場 合 は 事 業 主 はその 女 性 労 働 者 が 受 けた 指 導 事 項 を 守 ることができるようにするために 措 置 を 講 じる 紛 争 解 決 の 援 助 の 必 要 があり また 法 定 の 措 置 ( 休 業 )を 利 用 することによる 不 利 益 取 扱 いは ポイント 結 果 禁 止 されているため 契 約 を 更 新 するよう 助 言 した 事 業 所 の 経 営 状 態 により 復 職 は 困 難 であったため 話 し 合 いにより 給 与 1 か 月 相 当 の 解 決 金 を 支 払 い 退 職 することに 労 働 者 は 合 意 し 解 決 した 参 考 個 別 労 働 紛 争 解 決 制 度 とは 平 成 13 年 10 月 1 日 に 施 行 された 個 別 労 働 関 係 紛 争 の 解 決 の 促 進 に 関 する 法 律 に 基 づき 人 事 労 務 管 理 の 個 別 化 や 雇 用 形 態 の 多 様 化 等 により 生 じた 労 働 関 係 についての 個 々の 労 働 者 と 事 業 主 と の 間 の 紛 争 ( 個 別 労 働 紛 争 )を 円 満 かつ 迅 速 に 解 決 を 図 ることを 目 的 として 都 道 府 県 労 働 局 長 の 助 言 指 導 制 度 紛 争 調 整 委 員 会 のあっせん 制 度 により 総 合 的 に 個 別 労 働 紛 争 の 解 決 を 援 助 するシステ ム 男 女 雇 用 機 会 均 等 法 育 児 介 護 休 業 法 パートタイム 労 働 法 に 基 づく 紛 争 解 決 の 援 助 制 度 とは 労 働 者 と 事 業 主 の 間 で 男 女 均 等 取 扱 い 育 児 介 護 休 業 等 パートタイム 労 働 者 の 差 別 的 取 扱 い 等 でトラブル( 紛 争 )になっている 場 合 に 都 道 府 県 労 働 局 長 による 紛 争 解 決 の 援 助 または 機 会 均 等 調 停 会 議 両 立 支 援 調 停 会 議 均 衡 待 遇 調 停 会 議 による 調 停 により トラブルの 早 期 解 決 を 援 助 する システム 詳 しくは 滋 賀 労 働 局 HP(http://shiga-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/)の 職 場 のトラブル を ご 覧 ください 8
Ⅳ 今 後 の 対 応 平 成 27 年 度 に 滋 賀 労 働 局 に 寄 せられたパワハラ セクハラやマタハラなど ハラスメ ント 関 係 の 相 談 は 1.032 件 ( )に 及 びました パワーハラスメント(いじめ 嫌 がらせ) セクシュアルハラスメント( 性 的 嫌 がらせ) 相 談 マタニティハラスメント( 妊 娠 出 産 育 休 介 休 等 を 理 由 とする 不 利 益 取 扱 い) 相 談 労 働 者 事 業 主 等 からのすべての 相 談 件 数 818 件 70 件 144 件 当 局 では 労 働 相 談 の 利 便 性 をアップするため パワハラや 解 雇 等 に 関 する 相 談 窓 口 とセ クハラやマタハラ 等 に 関 する 相 談 窓 口 を 一 つとし 相 談 対 応 解 決 への 取 組 を 進 めるととも に 関 係 法 令 の 周 知 等 により トラブルの 発 生 防 止 を 一 体 的 に 推 進 してまいります 滋 賀 労 働 局 相 談 窓 口 滋 賀 労 働 局 総 合 労 働 相 談 コーナー( 滋 賀 労 働 局 雇 用 環 境 均 等 室 内 ) 520-0051 大 津 市 梅 林 1-3-10 滋 賀 ビル5F 1いじめ 嫌 がらせ 不 当 解 雇 等 の 相 談 なら 077-522-6648 2マタハラ セクハラ 等 均 等 法 や 育 児 介 護 休 業 法 等 の 相 談 なら 077-523-1190 大 津 総 合 労 働 相 談 コーナー( 大 津 労 働 基 準 監 督 署 内 ) 520-0802 大 津 市 馬 場 3-14-17 1 2 共 通 077-522-6641 彦 根 総 合 労 働 相 談 コーナー( 彦 根 労 働 基 準 監 督 署 内 ) 522-0054 彦 根 市 西 今 町 58-3 彦 根 地 方 合 同 庁 舎 内 1 2 共 通 0749-22-0654 東 近 江 総 合 労 働 相 談 コーナー( 東 近 江 労 働 基 準 監 督 署 内 ) 527-8554 東 近 江 市 八 日 市 緑 町 8-14 1 2 共 通 0748-22-0394 < 添 付 資 料 > 職 場 でつらい 思 いしていませんか?- 職 場 のハラスメントの 解 決 を 労 働 局 がお 手 伝 い します- 9