[2010/12] 年 末 調 整 って 何 故 あるのでしょう? 今 年 も 年 末 調 整 の 時 期 が 近 付 いてきました そろそろお 手 元 に 生 命 保 険 料 控 除 証 明 書 も 届 き 始 めていることでし ょう 今 月 は 年 末 調 整 は 何 のためにあるのか お 話 しましょう 給 与 の 支 払 者 は 毎 月 ( 日 )の 給 与 の 支 払 いの 際 に 所 定 の 源 泉 徴 収 税 額 を 徴 収 することとなっていますが その 源 泉 された 税 額 の 年 間 総 額 は 必 ずしも 給 与 の 支 払 いを 受 ける 人 の 年 間 給 与 総 額 に 対 する 年 税 額 と 一 致 しない のが 普 通 です 一 致 しない 理 由 は 1 源 泉 徴 収 税 額 表 は 年 間 を 通 して 毎 月 の 給 与 に 変 動 がないものとして 作 られているため 年 の 中 途 で 給 与 の 額 に 変 動 があるとき 2 年 の 中 途 で 扶 養 家 族 等 に 移 動 がある 場 合 は その 時 点 からの 源 泉 税 額 に 変 動 が 生 じるだけで 年 初 に 遡 って 修 正 はされないため 3 配 偶 者 特 別 控 除 や 生 命 保 険 料 地 震 保 険 料 の 控 除 などは 年 末 調 整 の 際 に 控 除 することとされているた めが が 挙 げられます このような 不 一 致 を 精 算 するために 1 年 間 の 給 与 総 額 が 確 定 する 年 末 にその 年 の 年 税 額 を 正 しく 計 算 し 過 不 足 額 を 調 整 するのが 年 末 調 整 です そのために 下 記 の 申 告 書 を 最 後 の 給 与 の 支 払 いまでに 給 与 の 支 払 者 に 提 出 するのです (1) 給 与 所 得 者 の 扶 養 控 除 等 ( 異 動 ) 申 告 書 (2) 給 与 所 得 者 の 保 険 料 控 除 申 告 書 兼 給 与 所 得 者 の 配 偶 者 特 別 控 除 申 告 書 (3) 給 与 所 得 者 の( 特 定 増 改 築 等 ) 住 宅 借 入 金 等 特 別 控 除 申 告 書 上 記 (1)(2)(3)の 申 告 書 に 関 しては 2009/11 年 末 調 整 の 時 期 となりました をご 参 照 下 さい また 年 の 中 途 で 入 社 した 方 は 前 の 給 与 の 支 払 者 から 交 付 を 受 けた 給 与 所 得 の 源 泉 徴 収 票 が 必 要 となりま す 無 い 場 合 には 年 末 調 整 ができませんので 注 意 が 必 要 です 以 上 のように 毎 月 給 与 から 正 しい 税 額 が 徴 収 されていたとしても 年 末 調 整 は 必 要 です 必 要 書 類 が 不 足 してい るときには 年 末 調 整 ができない 場 合 もあります その 場 合 には 各 自 翌 年 の 確 定 申 告 時 期 に 確 定 申 告 を 行 う 必 要 がありますので ご 注 意 ください [2010/11]11 月 11 日 ~17 日 は 税 を 考 える 週 間 です 国 税 庁 主 催 の 税 を 考 える 週 間 が 11 月 11 日 ( 木 )~17 日 ( 水 )の 期 間 行 われ 今 年 度 は IT 化 国 際 化 と 税 をテ ーマとして IT 化 国 際 化 に 関 する 取 り 組 みの 紹 介 や IT 化 施 策 の 利 用 促 進 を 実 施 するとともに 国 際 電 子 申 告 納
税 システムの 利 用 促 進 及 び 周 知 に 重 点 的 に 取 り 組 むことから 税 理 士 会 においてもこれに 対 応 し 電 子 申 告 の 利 用 促 進 を 積 極 的 に PR します また 税 理 士 会 の 茨 城 県 各 支 部 においても 下 記 のとおり 税 を 考 える 週 間 の 行 事 が 行 われます 水 戸 支 部 無 料 公 開 講 座 身 近 な 税 金 講 座 対 象 一 般 市 民 日 立 支 部 進 路 と 資 格 に 係 る 講 演 会 ( 仮 称 ) 対 象 茨 城 県 立 日 立 商 業 高 校 会 計 類 型 コース 生 徒 (2 年 生 ) 古 河 支 部 消 費 者 懇 談 会 対 象 金 融 団 体 下 館 支 部 税 理 士 による 無 料 税 務 相 談 対 象 一 般 市 民 竜 ヶ 崎 支 部 とりで 産 業 まつり 無 料 相 談 会 対 象 一 般 市 民 潮 来 支 部 記 念 講 演 会 経 営 者 のためのストレス 対 処 法 対 象 一 般 市 民 なお そのほかにもマスメディアを 活 用 し 水 戸 市 駅 南 310 大 型 ビジョン 潮 来 市 潮 来 道 の 駅 大 型 ビジョン 鹿 嶋 市 ジ ャスコ 前 の 大 型 ビジョン 日 立 市 有 線 テレビ 以 上 の 4 か 所 にてタレントの 上 戸 彩 さんの CM 放 送 を 映 します 結 構 評 判 が 良 さそうです 放 映 時 間 は 15 秒 と 非 常 に 短 いのでお 見 逃 ししないように 注 意 してみていただければ 幸 いで す 上 記 相 談 会 等 のお 問 い 合 わせは 税 理 士 会 事 務 局 (029-221-8786)までお 願 いいたします [2010/10] 税 務 調 査 を 受 ける 心 構 え 1. 税 務 調 査 とは 税 務 調 査 にはドラマや 映 画 でよく 見 る 査 察 ( 通 称 マルサ) と 一 般 調 査 があります 査 察 は 国 税 庁 と 全 国 の 各 国 税 局 にある 査 察 部 や 査 察 課 が 悪 質 な 脱 税 者 に 対 して 刑 事 責 任 の 追 及 を 目 的 に 裁 判 所 の 許 可 を 得 て 行 う 強 制 調 査 のことをいいます 一 方 通 常 の 調 査 は 原 則 として 事 前 に 調 査 日 時 などを 納 税 者 に 通 知 して 行 われます 調 査 日 当 日 は 調 査 官 が 申 告 書 類 や 帳 簿 書 類 等 を 納 税 者 の 事 務 所 等 で 閲 覧 しながら 疑 問 点 につい て 質 疑 応 答 しながら 進 められます 2. 受 ける 際 の 心 構 え 一 般 的 に 税 務 調 査 と 聞 くと 嫌 な 気 持 ちになったり 身 構 えてしまったり 不 安 になったり 時 には 高 圧 的 な 態 度 をとってしまったりしますが そのような 態 度 をとるのは 好 ましくありません 誰 しも 第 三 者 から 調 べられるのは 気 持 ちの 良 いものではないことは 理 解 できます
しかし 事 業 をおこなっている 以 上 税 務 調 査 を 避 けることはできません ( 必 ずあるという 訳 ではありませ んが) もし 事 前 に 調 査 の 連 絡 があった 場 合 には 実 際 の 調 査 日 までには ある 程 度 の 日 数 があります その 間 に 用 意 すべき 書 類 等 の 準 備 や 顧 問 税 理 士 がいる 場 合 には 懸 案 事 項 の 打 合 せをして 不 安 な 気 持 ちを 落 ち 着 かせることが 大 切 でしょう 3. 心 構 えチェックリスト (1) 税 務 調 査 の 連 絡 がきた 時 は 慌 てずに 顧 問 税 理 士 がいる 場 合 にはまず 連 絡 して 下 さい (2) 事 前 準 備 は 申 告 書 類 や 帳 簿 類 契 約 書 等 を 準 備 します 当 日 の 対 応 はなるべく 普 通 の 対 応 を 心 がけましょう ( 威 圧 高 圧 威 嚇 は ) (3) 雑 談 も 調 査 中 であることを 忘 れずに 反 論 したい 事 項 は 自 信 を 持 って 冷 静 に 理 路 整 然 と 行 いましょう 反 論 したい 事 項 は 自 信 を 持 って 冷 静 に 理 路 整 然 と 行 いましょう [2010/9] 税 務 相 談 所 のご 案 内 税 理 士 会 太 田 支 部 では 4 月 ~1 月 の 原 則 第 1 3 水 曜 日 に 無 料 税 務 相 談 所 を 開 設 しています 税 金 に 関 することお 気 軽 にご 相 談 下 さい 9 月 以 降 の 実 施 日 : H22 年 9 月 1 日 ( 水 ) 9 月 15 日 ( 水 ) 10 月 6 日 ( 水 ) 10 月 20 日 ( 水 ) 11 月 4 日 ( 木 ) 11 月 17 日 ( 水 ) 1 2 月 1 日 ( 水 ) 12 月 15 日 ( 水 ) H 23 年 1 月 5 日 ( 水 ) 1 月 19 日 ( 水 ) 相 談 時 間 : 午 前 9 時 30 分 ~12 時 00 分 相 談 場 所 : 常 陸 太 田 市 役 所 201 会 議 室 [2010/8]ダイレクト 納 税 始 まる 昨 年 の9 月 より 国 税 の ダイレクト 納 付 が 始 まりました 利 用 できる 銀 行 が 限 られているのが 残 念 ですが 実 際 にやってみると すぐに ダイレクト 納 付 による 登 録 口 座 からの 引 き 落 としが 完 了 しました というメッセー ジがきて その 早 さに 驚 きました ダイレクト 納 付 とは 事 前 に 税 務 署 に 届 出 をして e-taxを 利 用 して 電 子 申 告 の 送 信 をした 後 に 届 出 をした 預 貯 金 の 口 座 か ら ワンクリックで 即 時 または 期 日 を 指 定 して 納 付 することができる 新 たな 納 付 手 段 です ダイレクト 納 付 のメリット ダイレクト 納 付 は 金 融 機 関 に 出 向 くことなく 自 宅 やオフィスから 納 付 が 可 能 となるほか 次 のようなメリット があります (1) 納 付 手 続 きが 簡 単 電 子 申 告 の 送 信 後 ワンクリックで 納 付 手 続 きが 完 了
特 に 源 泉 所 得 税 の 毎 月 納 付 など 利 用 回 数 の 多 い 手 続 きに 便 利 です (2) インターネットバンキングの 契 約 が 不 要 (3) 即 時 または 期 日 を 指 定 して 納 付 することが 可 能 (4) 税 理 士 が 納 税 者 に 代 わって 納 付 手 続 を 行 うことが 可 能 利 用 可 能 税 目 電 子 申 告 が 可 能 な 税 目 ( 源 泉 所 得 税 法 人 税 消 費 税 申 告 所 得 税 酒 税 印 紙 税 )が 対 象 となります 利 用 可 能 金 融 機 関 現 在 利 用 可 能 金 融 機 関 は 足 利 銀 行 茨 城 県 信 用 組 合 ゆうちょ 銀 行 常 陽 銀 行 と 限 られています 一 刻 も 早 く すべての 金 融 機 関 で 利 用 できることを 切 望 しています [2010/7] 予 定 納 税 所 得 税 確 定 申 告 の 資 料 の 後 片 付 けもやっと 一 段 落 したところ 早 くも 22 年 分 所 得 税 の 前 払 い 予 定 納 税 第 1 期 の 時 期 になりました 1 予 定 納 税 が 必 要 な 方 予 定 納 税 基 準 額 が 15 万 円 以 上 の 方 2 予 定 納 税 基 準 額 とは? ア 前 年 分 の 総 所 得 金 額 ( 山 林 退 職 譲 渡 一 時 雑 所 得 臨 時 所 得 は 除 く) イ 前 年 分 の 所 得 控 除 額 ウ (ア-イ)に 対 する 税 額 エ ウ- 前 年 分 の 源 泉 徴 収 税 額 ( 但 しアの 所 得 に 対 する 源 泉 徴 収 税 額 ) 上 記 エの 金 額 が 予 定 納 税 基 準 額 です 3 納 付 期 間 納 付 金 額 1 期 7 月 1 日 から7 月 31 日 予 定 納 税 基 準 額 1/3 2 期 11 月 1 日 から 11 月 30 日 予 定 納 税 基 準 額 1/3 平 成 22 年 分 予 定 納 税 第 1 期 の 納 期 限 口 座 引 き 落 とし 日 は 22 年 8 月 1 日 ( 月 )です 4 減 額 申 請 当 年 の 所 得 税 が 昨 年 に 比 べ 減 少 すると 見 込 まれるときは 税 務 署 長 に 予 定 納 税 額 の 減 額 申 請 書 を 提 出 し 承 認 されれば 上 記 エの 予 定 納 税 額 が 減 額 されます 5 消 費 税 は? 消 費 税 の 中 間 申 告 は 前 事 業 年 度 の 確 定 消 費 税 額 応 じて 年 1 回 4 回 12 回 と 区 分 されます
例 えば 個 人 事 業 者 の 前 年 の 確 定 消 費 税 額 が 60 万 円 超 500 万 円 以 下 ( 国 税 + 地 方 税 )の 方 は 年 1 回 8 月 末 日 までに 仮 決 算 による 中 間 申 告 書 を 提 出 し 納 付 するか 若 しくは 前 年 の 確 定 した 消 費 税 額 の 1/2 の 額 を 納 付 する 義 務 があります [2010/6] 帳 簿 書 類 の 保 存 期 間 決 算 や 確 定 申 告 が 終 わると 一 息 つくところですが 帳 簿 書 類 等 は 何 年 間 保 存 しなければならないでしょ うか? 1 帳 簿 書 類 等 の 保 存 期 間 法 人 は 帳 簿 を 備 え 付 けてその 取 引 を 記 帳 するとともに その 帳 簿 と 取 引 等 に 関 して 作 成 又 は 受 領 し た 書 類 ( 以 下 書 類 といい 帳 簿 と 併 せて 帳 簿 書 類 といいます )を その 事 業 年 度 の 確 定 申 告 書 の 提 出 期 限 から7 年 間 保 存 しなければなりません また 法 人 が 取 引 情 報 の 授 受 を 電 磁 的 方 式 によって 行 う 電 子 取 引 をした 場 合 には 原 則 としてその 電 磁 的 記 録 ( 電 子 データ)をその 事 業 年 度 の 確 定 申 告 書 の 提 出 期 限 から7 年 間 保 存 する 必 要 がありま す ただし その 電 磁 的 記 録 を 出 力 した 紙 によって 保 存 しているときには 電 磁 的 記 録 を 保 存 する 必 要 は ありません 2 帳 簿 書 類 の 保 存 方 法 (1) 原 則 的 な 保 存 方 法 帳 簿 書 類 の 保 存 方 法 は 紙 による 保 存 が 原 則 となります したがって 電 子 計 算 機 で 作 成 した 帳 簿 書 類 についても 原 則 として 電 子 計 算 機 からアウトプットした 紙 により 保 存 する 必 要 があります (2)6 年 目 及 び7 年 目 のマイクロフィルムによる 保 存 方 法 帳 簿 書 類 の 保 存 は 紙 による 保 存 が 原 則 ですが 保 存 期 間 の 最 後 の2 年 間 に 当 たる6 年 目 及 び7 年 目 の 帳 簿 書 類 ( 一 定 の 書 類 については 最 後 の4 年 間 )は 一 定 の 要 件 を 満 たすマイクロフィルムによ り 保 存 することができます なお マイクロフィルムによる 保 存 を 行 う 場 合 には 一 定 の 基 準 を 満 たすマイクロフィルムリーダ 又 は マイクロフィルムリーダプリンタを 設 置 する 必 要 があります (3) 電 磁 的 記 録 による 保 存 方 法 自 己 が 電 磁 的 記 録 により 最 初 の 記 録 段 階 から 一 貫 して 電 子 計 算 機 を 使 用 して 作 成 する 帳 簿 書 類 で 一 定 の 要 件 を 満 たすものは 紙 による 保 存 によらず サーバ DVD CD 等 に 記 録 した 電 磁 的 記 録 ( 電 子 データ)のままで 保 存 することができます なお 電 磁 的 記 録 による 保 存 を 行 う 場 合 には あらかじめ 所 轄 税 務 署 長 に 対 して 申 請 書 を 提 出 し 承 認 を 受 けることが 必 要 です また この 申 請 書 は 備 付 けを 開 始 する 日 の3 月 前 の 日 までに 提 出 する 必 要 があります (4) 一 定 の 書 類 のスキャナ 読 取 りの 電 磁 的 記 録 の 保 存 方 法
保 存 すべき 書 類 のうち 次 の 書 類 以 外 の 一 定 の 書 類 については 紙 による 保 存 によらず スキャナ 読 取 りの 電 磁 的 記 録 による 保 存 を 行 うことができます イ 棚 卸 表 貸 借 対 照 表 及 び 損 益 計 算 書 並 びに 計 算 整 理 又 は 決 算 に 関 して 作 成 されたその 他 の 書 類 ロ 取 引 の 相 手 方 から 受 け 取 った 契 約 書 領 収 書 等 及 び 自 己 の 作 成 したこれらの 写 し ( 記 載 された 金 額 が3 万 円 未 満 のものを 除 きます) なお スキャナ 読 取 りの 電 磁 的 記 録 による 保 存 を 行 う 場 合 には あらかじめ 所 轄 税 務 署 長 に 対 して 申 請 書 を 提 出 し 承 認 を 受 けることが 必 要 です また この 申 請 書 は スキャナ 読 取 りの 電 磁 的 記 録 による 保 存 を 行 おうとする 日 の3 月 前 の 日 まで に 提 出 する 必 要 があります (5) 電 子 計 算 機 出 力 マイクロフィルム(COM)による 保 存 自 己 が 最 初 の 記 録 段 階 から 一 貫 して 電 子 計 算 機 を 使 用 して 作 成 する 帳 簿 書 類 については 一 定 の 要 件 の 下 で 紙 による 保 存 によらず その 電 磁 的 記 録 の 電 子 計 算 機 出 力 マイクロフィルム(COM)によ り 保 存 することができます なお 電 子 計 算 機 出 力 マイクロフィルム(COM)による 保 存 を 行 う 場 合 には あらかじめ 所 轄 税 務 署 長 に 対 して 申 請 書 を 提 出 して 承 認 を 受 けることが 必 要 です また この 申 請 書 は 電 子 計 算 機 出 力 マイ クロフィルム(COM)による 保 存 を 行 おうとする 日 の3 月 前 の 日 までに 提 出 する 必 要 があります 3 電 子 取 引 をした 場 合 の 電 磁 的 記 録 の 保 存 方 法 法 人 が 電 子 取 引 をした 場 合 には その 電 子 取 引 に 係 る 電 磁 的 記 録 を 一 定 の 要 件 を 満 たす 方 法 によ り 保 存 する 必 要 があります なお 税 務 署 長 の 承 認 は 要 件 となっておりませんので すべての 法 人 が 対 象 となります 4 その 他 関 係 文 書 の 保 存 期 限 賃 金 台 帳 出 勤 簿 労 働 者 名 簿 等 労 働 基 準 法 に 関 する 書 類 の 保 存 期 限 3 年 健 康 診 断 の 結 果 記 録 の 保 存 期 限 5 年 労 働 保 険 料 に 関 する 書 類 の 保 存 期 限 3 年 健 康 保 険 厚 生 年 金 に 関 する 書 類 の 保 存 期 限 2 年 [2010/5] 公 的 年 金 等 に 係 る 市 県 民 税 の 特 別 徴 収 65 歳 以 上 の 方 の 公 的 年 金 等 に 係 る 市 県 民 税 の 納 付 方 法 が 平 成 21 年 10 月 から 特 別 徴 収 ( 年 金 から の 天 引 き)に 変 わっています これは 地 方 税 法 の 改 正 によるもので 対 象 となる 方 は 本 人 の 意 思 にかか わりなく 公 的 年 金 等 に 係 る 市 県 民 税 が 年 金 ( 介 護 保 険 料 が 特 別 徴 収 されている 年 金 )から 直 接 天 引 き されます (1) 特 別 徴 収 の 対 象 者
4 月 1 日 現 在 65 歳 以 上 の 公 的 年 金 受 給 者 で 前 年 中 の 公 的 年 金 等 の 所 得 に 係 る 市 県 民 税 の 納 税 義 務 がある 方 ただし 次 の 方 は 対 象 になりません イ) @ 介 護 保 険 料 が 公 的 年 金 等 から 特 別 徴 収 されていない 方 ロ) A 老 齢 基 礎 年 金 等 の 年 間 給 付 額 が 18 万 円 未 満 の 方 ハ) B 公 的 年 金 等 に 係 る 特 別 徴 収 税 額 が 老 齢 基 礎 年 金 等 の 年 間 給 付 額 を 超 える 方 (2) 特 別 徴 収 される 年 金 老 齢 基 礎 年 金 老 齢 年 金 及 び 退 職 年 金 (3) 特 別 徴 収 に 係 る 通 知 特 別 徴 収 の 対 象 となる 方 には 特 別 徴 収 される 税 額 がその 年 度 の6 月 に 納 税 通 知 書 で 通 知 されます なお 年 度 の 途 中 で 特 別 徴 収 対 象 者 の 要 件 に 該 当 しなくなった 場 合 や 市 県 民 税 額 に 変 更 があっ た 場 合 は 特 別 徴 収 は 中 止 となり 既 に 特 別 徴 収 された 税 額 を 除 いた 額 を 納 付 書 で 納 付 ( 普 通 徴 収 )す ることになります 特 別 徴 収 初 年 度 の 納 め 方 年 税 額 の2 分 の1 相 当 額 は 従 来 どおり 納 付 書 で 納 付 ( 又 は 口 座 振 替 )ですが 残 りの2 分 の1 相 当 額 は 10 月 以 降 支 給 の 公 的 年 金 から3 回 に 分 けて 天 引 きされます エコカー 補 助 金 の 概 要 普 通 徴 収 ( 納 付 又 は 口 座 振 替 ) 特 別 徴 収 ( 年 金 から 天 引 き) 6 月 8 月 8 月 12 月 翌 年 2 月 年 税 額 の 1/4 1/4 1/6 1/6 1/6 特 別 徴 収 2 年 目 以 降 の 納 め 方 以 下 のとおり すべて 年 金 から 天 引 きされます 特 別 徴 収 ( 年 金 から 天 引 き) 4 月 6 月 8 月 10 月 12 月 翌 年 2 月 仮 徴 収 本 徴 収 前 年 度 2 月 と 同 じ 金 額 前 年 度 2 月 と 同 じ 金 額 前 年 度 2 月 と 同 じ 金 額 年 税 額 から 仮 徴 収 額 を 控 除 した 額 の 1/3 年 税 額 から 仮 徴 収 額 を 控 除 した 額 の 1/3 年 税 額 から 仮 徴 収 額 を 控 除 した 額 の 1/3 [2010/4] 税 制 改 正 昨 年 12 月 平 成 22 年 度 税 制 改 正 大 綱 今 年 2 月 所 得 税 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 等 が 閣 議 決 定 されました これにより 財 務 省 より 出 された 税 制 改 正 ( 案 )のポイント よりいくつか 挙 げてみますと
所 得 税 1. 子 供 手 当 ての 創 設 とあいまって 年 少 扶 養 親 族 (~15 歳 )に 対 する 扶 養 控 除 (38 万 円 )の 廃 止 ( 平 成 23 年 分 から) 2. 高 校 の 実 質 無 償 化 に 伴 い 16~18 歳 までの 特 定 扶 養 親 族 に 対 する 扶 養 控 除 の 上 乗 せ 分 (25 万 円 )の 廃 止 3. 生 命 保 険 料 控 除 の 合 計 適 用 限 度 額 を 現 行 10 万 円 から 12 万 円 に 引 上 げ 平 成 24 年 1 月 1 日 以 降 に 締 結 した 保 険 契 約 等 : 新 たに 介 護 医 療 保 険 料 控 除 を 設 け 一 般 生 命 保 険 料 控 除 個 人 年 金 保 険 料 控 除 介 護 医 療 保 険 料 控 除 のそれぞれの 適 用 限 度 額 を 4 万 円 とする 平 成 23 年 12 月 31 日 以 前 に 締 結 した 保 険 契 約 等 : 従 来 どおり 贈 与 税 住 宅 取 得 資 金 の 贈 与 にかかる 贈 与 税 の 非 課 税 限 度 額 ( 現 行 500 万 円 )を 平 成 22 年 は 1,500 万 円 平 成 23 年 は 1,000 万 円 に 引 き 上 げ( 所 得 制 限 有 り)となっています これらの 法 案 については 国 会 において 審 議 が 行 われますが 家 計 への 影 響 も 大 きいことから 関 心 度 の 高 い 部 分 となり 注 目 されています [2010/3] 確 定 申 告 はお 済 ですか? 早 いもので3 月 になりなりました 皆 様 確 定 申 告 はお 済 ですか? 所 得 税 等 の 確 定 申 告 期 限 及 び 納 税 期 限 は 次 の 通 りです 所 得 税 贈 与 税 は 3 月 15 日 ( 月 )まで 消 費 税 は 3 月 31 日 ( 水 )まで 所 得 税 及 び 消 費 税 の 納 付 については 金 融 機 関 の 口 座 振 替 が 便 利 です 預 金 口 座 からの 振 替 日 は 次 の 通 りです 所 得 税 4 月 22 日 ( 木 ) 消 費 税 4 月 27 日 ( 火 ) 口 座 振 替 の 手 続 きは 申 告 期 限 までに 預 貯 金 口 座 振 替 依 頼 書 を 税 務 署 又 は 金 融 機 関 に 提 出 する ことで 手 続 きが 完 了 します 一 旦 口 座 振 替 の 手 続 きを 行 いますと 振 替 口 座 の 変 更 取 りやめ 等 の 手 続 きを 行 わなければ 翌 年 以 降 についてもそのまま 有 効 です ただし 預 金 残 高 不 足 等 で 口 座 引 き 落 としが 出 来 ませんと 所 得 税 は 3 月 16 日 から 消 費 税 は 4 月 1 日 から 納 付 日 までの 延 滞 税 年 利 14.6%( 所 得 税 は 5 月 15 日 消 費 税 は 5 月 31 日 までの 期 間 は 年 利 4.3%)がかかります 振 替 日 の 2~3 日 前 に 預 貯 金 残 高 をお 確 かめ 下 さい 所 得 税 については 延 納 制 度 があります
所 得 税 の 納 付 期 限 は 3 月 15 日 ( 月 )ですが 延 納 制 度 を 利 用 しますと 納 税 額 のうち 一 定 額 について は 5 月 31 日 ( 振 替 利 用 者 も 同 日 )まで 延 納 することが 出 来 ます 延 納 条 件 は 確 定 申 告 分 の 税 額 の 1/2 以 上 を 期 限 内 に 納 付 することにより 残 りの 税 額 を 延 納 すること です この 場 合 に 延 納 金 額 が 12 万 円 未 満 の 税 額 については 利 子 税 がかかりません 延 納 税 額 が 12 万 円 以 上 の 場 合 には 年 利 4.3%( 日 割 り)の 利 子 税 がかかります 延 納 手 続 きは 所 得 税 確 定 申 告 書 の 中 の 延 納 の 届 出 欄 に 申 告 期 限 までに 納 付 する 金 額 延 納 届 出 額 を 記 入 することにより 手 続 きが 完 了 します [2010/2] エコカー 補 助 金 ( 環 境 対 応 車 普 及 促 進 対 策 補 助 金 ) エコカー 補 助 金 ( 詳 細 については 21 年 8 月 掲 載 分 を 参 照 してください )が 22 年 9 月 末 まで 6 ヶ 月 延 長 されました 補 助 金 額 は 下 記 のとおりになります 乗 用 車 登 録 者 10 万 円 (25 万 円 ) 軽 自 動 車 5 万 円 (12.5 万 円 ) トラックバス 等 小 型 20 万 円 (40 万 円 ) 中 型 40 万 円 (80 万 円 ) 大 型 90 万 円 (180 万 円 ) *( ) 内 は 経 年 車 (13 年 以 上 )の 廃 止 を 伴 う 新 車 購 入 補 助 金 環 境 対 応 車 普 及 促 進 対 策 補 助 金 の 法 人 税 法 上 の 取 り 扱 い 法 人 が エコカー 補 助 金 を 受 け 取 った 場 合 の 法 人 税 法 上 の 取 り 扱 いについては このエコカー 補 助 金 が 国 の 環 境 対 応 車 普 及 促 進 対 策 補 助 金 として 交 付 されることになりますので 法 人 税 法 上 国 庫 補 助 金 等 で 取 得 した 固 定 資 産 等 の 圧 縮 額 の 損 金 算 入 ( 法 法 1) の 規 定 が 適 用 されます 1 エコカー 補 助 金 で 取 得 した 車 両 の 圧 縮 額 の 経 理 方 法 法 人 が その 事 業 年 度 に 上 記 の 車 両 の 取 得 に 充 てるためエコカー 補 助 金 を 受 け その 事 業 年 度 に おいて そのエコカー 補 助 金 をもってその 交 付 の 目 的 に 適 合 した 車 両 の 取 得 をした 場 合 には その 車 両 について その 取 得 等 に 充 てたエコカー 補 助 金 の 金 額 に 相 当 する 金 額 ( 圧 縮 金 額 )の 範 囲 内 でその 帳 簿 価 額 を 損 金 算 入 により 減 額 した 金 額 は その 事 業 年 度 の 所 得 の 金 額 の 計 算 上 損 金 の 額 に 算 入 するこ とができます 2 エコカー 補 助 金 で 取 得 した 車 両 の 圧 縮 額 の 経 理 方 法 法 人 が エコカー 補 助 金 等 で 取 得 した 車 両 につては 損 金 経 理 により 帳 簿 価 額 を 直 接 減 額 する 圧 縮 記 帳 の 方 式 が 原 則 になります 3 国 庫 補 助 金 で 取 得 した 車 両 の 取 得 価 額
エコカー 補 助 金 で 取 得 した 車 両 の 法 人 税 上 の 取 得 価 額 については その 車 両 の 実 際 の 取 得 価 額 から 損 金 に 算 入 した 圧 縮 損 の 金 額 を 控 除 した 金 額 ( 圧 縮 記 帳 後 の 金 額 )となります つまりその 車 両 の 取 得 価 額 は 圧 縮 記 帳 後 の 金 額 となりますので 圧 縮 記 帳 後 の 金 額 を 基 礎 として 減 価 償 却 費 の 計 算 を 行 うことになります また エコカー 補 助 金 に 係 る 受 贈 益 は 圧 縮 損 の 金 額 と 相 殺 され エコカー 補 助 金 の 交 付 を 受 けたことによる 益 金 については 課 税 関 係 は 生 じないこととなります [2010/1] 医 療 費 控 除 平 成 21 年 中 に 自 己 又 は 自 己 と 生 計 を 一 にする 配 偶 者 やその 他 の 親 族 のために 医 療 費 を 支 払 った 場 合 には 医 療 費 控 除 の 適 用 を 受 けることができます 1. 医 療 費 控 除 額 医 療 費 控 除 の 対 象 となる 金 額 は 次 の 算 式 で 計 算 した 金 額 (200 万 円 が 限 度 )です < 算 式 > ( 平 成 21 年 中 に 支 払 った 医 療 費 の 総 額 ) ( 保 険 金 などで 補 てんされる 金 額 ) (10 万 円 と 21 年 分 の 総 所 得 金 額 の5% 相 当 額 とのいずれか 少 ない 金 額 ) = 医 療 費 控 除 額 * 保 険 などで 補 てんされる 金 額 とは 例 えば 生 命 保 険 契 約 などで 支 給 される 入 院 給 付 金 や 健 康 保 険 などから 支 給 される 高 額 療 養 費 出 産 育 児 一 時 金 など 2. 控 除 対 象 となる 医 療 費 とは 医 師 や 歯 科 医 師 に 支 払 った 診 療 費 治 療 療 養 に 必 要 な 医 薬 品 の 購 入 寝 たきり 老 人 等 の 紙 おむつ 代 (おむつ 使 用 証 明 書 が 必 要 ) あん 摩 マッサージ 指 圧 師 針 灸 師 柔 道 整 復 師 等 の 費 用 歯 列 矯 正 ( 美 容 目 的 を 除 く) 近 視 矯 正 手 術 3. 手 続 き 給 与 所 得 者 の 方 は 平 成 22 年 1 月 1 日 から 確 定 申 告 書 に 医 療 費 の 領 収 書 を 添 付 して 所 轄 の 税 務 署 へ 申 告 することで 所 得 税 の 還 付 を 受 けることができます ( 源 泉 徴 収 税 額 がゼロの 方 を 除 く) なお 治 療 を 受 けた 日 が 21 年 中 でも 実 際 医 療 費 を 支 払 ったのが 翌 年 だった 場 合 は 21 年 の 医 療 費 控 除 には 含 めることはできず 翌 年 の 医 療 費 控 除 の 対 象 となります ( 実 際 に 支 払 った 年 に 控 除 )