認 可 保 育 所 経 営 析 参 考 指 標 ( 平 成 22 年 度 決 算 ) 1. 保 育 所 ( 定 員 60 人 以 上 ) (1) 機 能 性 状 況 保 育 所 ( 定 員 60 人 以 上 ) 有 効 集 対 象 3,086 施 設 機 能 性 状 況 は 次 とおりです 1 平 均 認 可 定 員 数 は108.5 人 で 利 用 率 は110.0%でした 2 在 所 児 1 人 1 月 当 たり は90,560 円 でした 3 従 者 状 況 については 1 施 設 当 たり 保 育 士 短 時 間 保 育 士 保 育 補 助 者 数 は20.5 人 常 勤 職 員 平 均 勤 続 年 数 は8.7 年 保 育 従 者 1 人 当 たり 在 所 児 数 は 18.52 人 でした < 機 能 性 > 施 設 数 平 均 認 可 定 員 数 1 日 平 均 利 用 者 数 年 間 開 園 日 数 利 用 率 3 歳 未 満 児 比 率 在 所 児 1 人 1 月 当 たり 保 育 所 ( 定 員 60 人 以 上 ) 3,086 施 設 108.5 人 119.3 人 298.3 日 110.0% 41.2% 90,560 円 < 従 者 状 況 > 保 育 士 短 時 間 保 育 士 保 育 補 助 者 1 施 設 当 たり そ 他 職 員 従 者 数 常 勤 職 員 平 均 勤 続 年 数 保 育 従 者 1 人 当 たり 在 所 児 数 20.5 人 5.2 人 25.6 人 8.7 年 18.52 人 注 ) 在 所 児 1 人 1 月 当 たり 数 値 は 指 標 について 注 意 点 3 に 記 載 勘 定 科 目 置 き 換 えを 行 った 上 で 算 出 しています
(2) 支 状 況 保 育 所 ( 定 員 60 人 以 上 ) 支 状 況 は 次 とおりです 1 総 入 構 成 比 は 割 合 が88.1% 活 動 外 入 が2.1% 特 別 入 が9.8%でした 2 構 成 比 は 運 営 費 入 が80.1% 経 常 経 費 補 助 金 入 が17.8% でした 3 に 対 する 費 用 状 況 では 率 は71.5% 経 費 率 は20.7% 減 価 償 却 費 率 が3.2%でした 4 対 経 常 支 差 額 比 率 は5.9%でした < 支 状 況 > 保 育 所 ( 定 員 60 人 以 上 ) 総 構 88.1% 成 活 動 外 入 2.1% 入 比 特 別 入 9.8% 運 営 費 入 80.1% 構 支 入 活 私 的 契 約 利 用 料 入 1.5% 成 動 比 経 常 経 費 補 助 金 入 17.8% 入 そ 他 入 0.6% 71.5% 経 費 20.7% 活 活 務 費 8.8% 支 動 状 動 費 11.9% 支 入 出 (うち 給 食 材 料 費 : 再 掲 ) (6.1%) 出 に 対 減 価 償 却 費 3.2% 況 割 す そ 他 合 0.6% る 96.0% 支 払 利 息 率 0.3% 対 経 常 支 差 額 比 率 5.9% 従 者 1 人 当 たり 5,059 千 円 労 働 生 産 性 3,854 千 円 従 者 1 人 当 たり 3,618 千 円 労 働 配 率 93.9% 注 )< 支 状 況 > 各 数 値 は 指 標 について 注 意 点 3 に 記 載 勘 定 科 目 置 き 換 えを 行 った 上 で 算 出 しています
認 可 保 育 所 経 営 析 参 考 指 標 ( 平 成 22 年 度 決 算 ) 2. 小 規 模 保 育 所 ( 定 員 20 人 以 上 60 人 未 満 ) (1) 機 能 性 状 況 小 規 模 保 育 所 ( 定 員 20 人 以 上 60 人 未 満 ) 有 効 集 対 象 208 施 設 機 能 性 状 況 は 次 とおりです 1 平 均 認 可 定 員 数 は40.6 人 で 利 用 率 は105.2%でした 2 在 所 児 1 人 1 月 当 たり は133,549 円 でした 3 従 者 状 況 については 1 施 設 当 たり 保 育 士 短 時 間 保 育 士 保 育 補 助 者 数 は 10.5 人 常 勤 職 員 平 均 勤 続 年 数 は11.0 年 保 育 従 者 1 人 当 たり 在 所 児 数 は 15.78 人 でした < 機 能 性 > 施 設 数 平 均 認 可 定 員 数 1 日 平 均 利 用 者 数 年 間 開 園 日 数 利 用 率 3 歳 未 満 児 比 率 在 所 児 1 人 1 月 当 たり 小 規 模 保 育 所 ( 定 員 60 人 未 満 ) 208 施 設 40.6 人 42.7 人 296.8 日 105.2% 53.3% 133,549 円 < 従 者 状 況 > 保 育 士 短 時 間 保 育 士 保 育 補 助 者 1 施 設 当 たり そ 他 職 員 従 者 数 常 勤 職 員 平 均 勤 続 年 数 保 育 従 者 1 人 当 たり 在 所 児 数 10.5 人 3.1 人 13.6 人 11.0 年 15.78 人 注 ) 在 所 児 1 人 1 月 当 たり 数 値 は 指 標 について 注 意 点 3 に 記 載 勘 定 科 目 置 き 換 えを 行 った 上 で 算 出 しています
(2) 支 状 況 小 規 模 保 育 所 ( 定 員 20 人 以 上 60 人 未 満 ) 支 状 況 は 次 とおりです 1 総 入 構 成 比 は 割 合 が88.9% 活 動 外 入 が1.1% 特 別 入 が9.9%でした 2 構 成 比 は 運 営 費 入 が82.5% 経 常 経 費 補 助 金 入 が15.9% でした 3 に 対 する 費 用 状 況 では 率 は71.7% 経 費 率 は18.9% 減 価 償 却 費 率 が2.9%でした 4 対 経 常 支 差 額 比 率 は7.0%でした < 支 状 況 > 小 規 模 保 育 所 ( 定 員 60 人 未 満 ) 総 構 88.9% 成 活 動 外 入 1.1% 入 比 特 別 入 9.9% 運 営 費 入 82.5% 構 支 入 活 私 的 契 約 利 用 料 入 1.1% 成 動 経 常 経 費 補 助 金 入 15.9% 比 入 そ 他 入 0.5% 71.7% 経 費 18.9% 活 活 務 費 8.6% 支 動 状 動 費 10.3% 支 入 出 (うち 給 食 材 料 費 : 再 掲 ) (4.8%) 出 に 対 減 価 償 却 費 2.9% 況 割 す そ 他 合 0.5% る 94.0% 支 払 利 息 率 0.1% 対 経 常 支 差 額 比 率 7.0% 従 者 1 人 当 たり 5,032 千 円 労 働 生 産 性 3,934 千 円 従 者 1 人 当 たり 3,608 千 円 労 働 配 率 91.7% 注 )< 支 状 況 > 各 数 値 は 指 標 について 注 意 点 3 に 記 載 勘 定 科 目 置 き 換 えを 行 った 上 で 算 出 しています
指 標 について 注 意 点 1 こ 指 標 は 当 機 構 貸 付 先 である 認 可 保 育 所 うち 定 員 20 人 以 上 保 育 所 から 提 出 さ れた 報 告 書 を 基 に 夜 間 保 育 所 及 び 認 定 こども 園 を 除 いた 平 成 22 年 度 決 算 状 況 を 取 りまとめたもです 2 保 育 所 会 処 理 は 社 会 福 祉 法 人 会 基 準 ( 以 下 会 基 準 といいます )または 経 理 規 程 準 則 が 適 用 されていますが こ 参 考 指 標 では 会 基 準 に 基 づく 決 算 書 みを 対 象 に 取 りまとめており 経 理 規 程 準 則 に 基 づくデータは 含 んでおりません 3 当 機 構 では より 的 確 に 経 営 状 況 を 把 握 するため 以 下 とおり 勘 定 科 目 を 置 き 換 えて 算 出 し ています 1 雑 入 寄 付 金 入 活 動 外 入 として 整 理 2 借 入 金 元 金 償 還 補 助 金 入 特 別 入 として 整 理 3 引 当 金 戻 入 活 動 支 出 引 当 金 繰 入 から 控 除 4 会 単 位 間 繰 入 金 入 経 理 間 繰 入 金 入 特 別 入 として 整 理 5 経 理 間 繰 入 金 支 出 特 別 支 出 として 整 理 4 指 標 は 以 下 2 種 類 施 設 形 態 に けて 算 出 しています 保 育 所 定 員 60 人 以 上 認 可 保 育 所 小 規 模 保 育 所 定 員 20 人 以 上 60 人 未 満 認 可 保 育 所 5 は 部 入 国 庫 補 助 金 等 特 別 積 立 金 取 崩 額 等 を 除 いた 金 額 で 算 出 しています 6 減 価 償 却 費 率 減 価 償 却 費 は 活 動 支 部 入 国 庫 補 助 金 等 特 別 積 立 金 取 崩 額 を 除 いた 金 額 で 算 出 しています 7 数 値 は 四 捨 五 入 しているため 内 訳 合 が 合 わない 場 合 があります 表 章 記 号 は 次 とおりです 数 がない 場 合 又 は 統 項 目 がありえない 場 合 - 数 不 明 又 は 数 を 表 章 することが 不 適 当 な 場 合 8 上 記 以 外 に 必 要 な 項 については 各 頁 に 脚 注 等 として 記 載 してあります 平 成 22 年 度 決 算 状 況 を 調 査 するにあたっては 東 日 本 大 震 災 によって 被 災 した 県 に 所 在 する 施 設 も 対 象 としていますが 被 災 等 により 決 算 報 告 等 が 困 難 な 施 設 に ついては 指 標 データに 含 めていないもがあります
経 営 諸 比 率 ( 保 育 所 ) 経 営 指 標 算 式 説 明 利 用 率 年 間 在 所 児 数 合 /12 100 認 可 定 員 数 一 般 的 に 高 いほど 効 率 的 な 運 営 と 言 え また 活 動 入 も 増 加 するため 施 設 経 営 上 最 も 重 要 な 経 営 指 標 ひとつです 3 歳 未 満 児 比 率 乳 児 及 び1~2 歳 児 年 間 在 所 児 数 合 年 間 在 所 児 数 合 3 歳 未 満 児 と3 歳 以 上 児 在 所 児 年 齢 割 合 から 入 構 造 を 把 握 します 在 所 児 1 人 1 月 当 たり ( 対 経 常 経 費 補 助 金 入 比 率 ) 年 間 在 所 児 数 合 ( 経 常 経 費 補 助 金 入 / 100) 運 営 費 単 価 関 係 から 3 歳 未 満 児 割 合 が 大 きいほど 在 所 児 1 人 1 月 当 たり は 増 加 しますが 多 く 保 育 士 を 配 置 する 必 要 が 生 じます 処 遇 面 や 職 員 配 置 等 に 留 意 する 必 要 があります また 地 方 自 治 体 から 経 常 経 費 補 助 金 入 状 況 によっても 在 所 児 1 人 1 月 当 たり は 大 きく 異 なります 常 勤 職 員 平 均 勤 続 年 数 ( 注 ) 行 政 機 関 へ 提 出 する 民 間 施 設 給 与 等 改 善 費 適 用 申 請 書 をもとに 平 均 値 を 算 出 していま す 常 勤 職 員 平 均 経 験 年 数 です 民 間 施 設 給 与 等 改 善 費 および 給 与 水 準 に 影 響 を 与 えます また 平 均 経 験 年 数 から 保 育 所 運 営 におけるマン パワー 実 践 力 と 専 門 性 を 把 握 します 保 育 従 者 1 人 当 たり 在 所 児 数 ( 乳 児 人 数 10+1~2 歳 児 人 数 5+3 歳 児 人 数 1.5+4 歳 以 上 児 人 数 1)/12 平 均 保 育 従 者 数 保 育 従 者 数 ( 保 育 補 助 者 含 む) 面 から 施 設 処 遇 水 準 を 示 します 年 齢 による 処 遇 人 数 を 調 整 す るため4 歳 以 上 児 を 基 準 にし 最 低 基 準 場 合 に 保 育 従 者 1 人 当 たり 在 所 児 数 が30 人 になるよう 年 齢 別 に 係 数 を 乗 じています 従 者 1 人 当 たり 年 間 平 均 従 者 数 いわゆる 給 与 水 準 です 労 働 意 欲 やサービス 内 容 に 関 係 する 一 方 で 生 産 性 に 対 応 していなければ 経 営 安 定 性 を 損 なうことになります したがって 従 者 1 人 当 たり や 労 働 生 産 性 と 関 係 において 検 討 を 行 うとともに 給 与 ベース 他 平 均 年 齢 職 種 別 従 者 数 等 によって も 異 なることを 留 意 する 必 要 があります 率 従 者 数 及 び 給 与 水 準 に 留 意 しつつ そ 適 正 性 を 検 討 します 併 せて 労 働 配 率 にも 留 意 する 必 要 があります 給 食 材 料 費 率 ( 在 所 児 1 人 1 月 当 たり 給 食 材 料 費 ) 給 食 材 料 費 ( 給 食 材 料 費 / 年 間 在 所 児 数 合 ) 在 所 児 1 人 1 月 当 たり 給 食 材 料 費 に 留 意 しつつ そ 適 正 性 を 検 討 するため 指 標 です 経 費 率 諸 経 費 活 動 支 出 から 給 食 材 料 費 及 び 減 価 償 却 費 を 除 いた 諸 経 費 について 適 正 性 を 検 討 す る 指 標 です 経 費 率 が 高 い 場 合 は 外 部 委 託 費 等 個 々 経 費 ごとに 検 討 する 必 要 があります 減 価 償 却 費 率 減 価 償 却 費 償 却 資 産 構 成 割 合 及 びそれぞれ 経 過 年 数 に 留 意 しつつ そ 適 正 性 を 検 討 する 指 標 です 支 払 利 息 率 借 入 金 利 息 借 入 金 残 高 借 入 条 件 等 から 支 払 利 息 適 正 性 を 検 討 する 指 標 です
経 営 指 標 算 式 説 明 従 者 1 人 当 たり 年 間 平 均 従 者 数 従 者 1 人 当 たりが ど 程 度 を 得 ているかによって 従 者 1 人 当 たり 能 率 を 検 討 し ます 労 働 生 産 性 付 加 価 値 額 年 間 平 均 従 者 数 従 者 1 人 がどれだけ 付 加 価 値 を 生 み 出 したか をみる 指 標 です 労 働 生 産 性 が 高 ければ 各 々 従 者 が 効 率 よく 価 値 を 生 み 出 し 円 滑 な 運 営 管 理 が 行 われているといえます 付 加 価 値 額 = -( 経 費 + 減 価 償 却 費 + 徴 不 能 額 ) 労 働 配 率 付 加 価 値 額 付 加 価 値 が にどれだけ 配 されているかを みることで 経 営 効 率 性 を 把 握 する 指 標 です を 支 払 原 資 ( 付 加 価 値 額 )なかで める は 当 然 ことですが 従 者 質 と 意 欲 に 関 係 す るため 低 ければ 良 いというもではありません 対 経 常 支 差 額 比 率 経 常 支 差 額 施 設 経 営 上 支 状 況 を 端 的 に 表 す 指 標 です 上 昇 横 ばい 下 降 等 経 時 基 調 に 留 意 する 必 要 が あります マイナス 場 合 は 純 資 産 比 率 を 低 下 させ 経 営 安 定 性 を 損 なうことになります マイナス 場 合 等 要 因 析 は 機 能 性 把 握 及 び 各 費 用 率 等 を 検 討 します 常 勤 換 算 は 次 式 で 算 定 しています 当 該 職 務 にかかる 全 非 常 勤 職 員 1 週 間 総 勤 務 時 間 数 当 該 職 務 にかかる 常 勤 職 員 が1 週 間 に 勤 務 すべき 時 間 数