教 育 研 究 業 績 平 成 24 年 6 月 18 日 氏 名 本 多 麻 子 学 位 : 博 士 ( 人 間 科 学 ) 研 究 分 野 研 究 内 容 の キ ー ワ ー ド 実 験 心 理 学. 応 用 健 康 科 学 感 情, 気 分, 生 理 反 応, 身 体 活 動 主 要 担 当 授 業 科 目 ポジティブ 心 理 学 概 論, 健 康 心 理 アセスメント 概 論,ポジティブ 心 理 学 演 習 2 (パフォーマンス), 健 康 心 理 学 特 講 2 ( 癒 しの 心 理 学 ), 健 康 心 理 アセスメント 実 習, 卒 業 研 究 教 育 上 の 能 力 に 関 す る 事 項 事 項 年 月 日 概 要 1 教 育 方 法 の 実 践 例 1 コンピュータを 活 用 した 授 業 方 法 平 成 17 年 4 月 ( 現 在 に 至 る) 健 康 心 理 学, 生 理 心 理 学, 体 育 心 理 学, 学 習 心 理 学, 心 理 統 計 学,ポジティブ 心 理 学 概 論, 健 康 心 理 アセスメント 概 論 のいず れも,コンピュータとプロジェクタによるプレゼンテーション を 採 用 した 講 義 を 行 った あらかじめ 学 生 にプレゼンテーショ ン 内 容 のキーワードと 図 表 を 掲 載 した 資 料 を 配 布 した 2 コミュニケーションペーパーに よる 双 方 向 的 な 教 育 方 法 の 実 践 2 作 成 した 教 科 書 教 材 平 成 17 年 4 月 ( 現 在 に 至 る) 健 康 心 理 学, 生 理 心 理 学, 体 育 心 理 学, 学 習 心 理 学, 心 理 統 計 学,ポジティブ 心 理 学 概 論,のいずれも, 毎 回 コミュニケーシ ョンペーパーによって 課 題 の 回 答 を 求 め, 学 生 の 理 解 度 を 把 握 すると 同 時 に, 授 業 の 感 想 要 望 疑 問 点 を 聴 取 し, 授 業 改 善 に 努 めた 1 スポーツ 心 理 学 DVD 平 成 19 年 4 月 ウィザス 高 等 学 校 ( 通 信 制 単 位 制 高 等 学 校 )のスポーツコース の 講 義 用 DVD であった 3 当 該 教 員 の 教 育 上 の 実 績 に 関 す る 大 学 等 の 評 価 平 成 17 年 ~ 学 生 による 授 業 評 価 4 実 務 の 経 験 を 有 する 者 について の 特 記 事 項 平 成 17 年 4 月 - 平 成 24 年 3 月 文 教 大 学, 白 鴎 大 学, 江 戸 川 大 学, 昭 和 女 子 大 学, 東 京 家 政 学 院 大 学 にて, 学 生 による 授 業 評 価 アンケートにより 評 価 を 受 け た 学 生 の 理 解 度, 満 足 度 ともに 5 段 階 評 価 で 4.2 以 上,あるい は 80% 以 上 の 理 解 度, 満 足 度 となり, 高 い 評 価 を 得 た 5 その 他 1. 資 格 免 許 健 康 心 理 士 専 門 健 康 心 理 士 指 導 健 康 心 理 士 2. 特 許 職 務 上 の 実 績 に 関 す る 事 項 事 項 年 月 日 概 要 平 成 14 年 9 月 平 成 17 年 9 月 平 成 23 年 9 月 日 本 健 康 心 理 学 認 定 ( 登 録 番 号 :336) 日 本 健 康 心 理 学 認 定 ( 登 録 番 号 :336) 日 本 健 康 心 理 学 認 定 ( 登 録 番 号 :336) - 1 -
3. 実 務 の 経 験 を 有 する 者 についての 特 記 事 項 4.その 他 著 書 学 術 論 文 等 の 名 称 ( 著 書 ) スポーツ 精 神 生 理 学 ( 学 術 論 文 ) 1 正 負 の 情 動 誘 発 刺 激 に 対 する 自 律 神 経 系 の 反 応 特 異 性 単 著 著 の 別 発 行 又 は 発 表 の 年 月 平 成 24 年 ( 印 刷 中 ) 平 成 11 年 3 月 発 行 所 発 表 雑 誌 等 又 は 発 表 学 等 の 名 称 西 村 書 店 ヒューマンサイエンス リサーチ, 8 巻,1 号, pp. 75-86. 概 要 山 崎 勝 男 ( 監 修 )の 分 担 執 筆. 主 な 情 動 感 情 理 論 を 概 観 し, 情 動 感 情 の 生 理 学 的 発 現 機 序 を 概 説 後, 主 要 な 情 動 感 情 の 精 神 生 理 学 的 反 応 を 紹 介 した( 情 動 感 情 の 生 理 学 的 機 序 の 章 担 当 )10 ペー ジ スポーツや 身 体 活 動 のもたらす 心 理 的 効 果 を 概 観 し, 運 動 による 快 感 情 の 発 生 メカニズム, 認 知 的 方 略, 運 動 アディ クションなどを 概 説 した( 快 感 情 をもた らす 運 動 の 効 果 の 章 担 当 )10 ページ 本 多 麻 子 正 木 宏 明 山 崎 勝 男 の 著 情 動 を 誘 発 する 映 像 刺 激 に 対 する 自 律 神 経 系 の 反 応 特 異 性 について 検 討 した 血 圧, 心 拍 数, 指 尖 表 面 皮 膚 温 などを 記 録 した 映 像 間 で 異 なる 方 向 性 を 示 す 生 理 反 応 が 認 められたため, 反 応 特 異 性 の 検 出 に 成 功 した 2 自 律 神 経 系 活 動 からみ た 作 業 療 法 課 題 の 提 言 平 成 12 年 12 月 健 康 心 理 学 研 究, 13 巻, 2 号,pp. 9 18. 本 多 麻 子 正 木 宏 明 山 崎 勝 男 の 著 自 律 神 経 系 活 動 に 及 ぼす 作 業 療 法 課 題 の 影 響 を 調 べた 課 題 遂 行 量 は 高 難 度 条 件 が 低 難 度 条 件 と 二 重 課 題 条 件 よりも 低 く, 二 重 課 題 条 件 の 心 拍 数 は 低 難 度 条 件 と 高 難 度 条 件 よりも 高 かった 臨 床 場 面 での 作 業 課 題 適 用 方 法 を 提 言 した 3 ストレス 刺 激 に 対 する 自 律 神 経 系 反 応 パタン 平 成 13 年 7 月 ヒューマンサイエンス リサーチ, 10 巻, 1 号, pp. 133-141. 本 多 麻 子 依 田 麻 子 山 崎 勝 男 の 著 ストレス 場 面 における 心 拍 数 と 皮 膚 電 位 反 応 (SPR)の 変 化 を 調 べた 心 拍 数 は 能 動 対 処 での 増 加 に 特 徴 づけられた SPR は, 能 動 的 対 処 時 に 陰 陽 二 層 性 波 の 振 幅 増 大 と, 受 動 的 対 処 時 の 陽 性 単 相 波 の 出 現 低 下 に 特 徴 づけられた 4 強 度 の 異 なる 運 動 が 感 情 と 脳 波 の 偏 側 性 に 及 ぼす 効 果 平 成 13 年 12 月 生 理 心 理 学 と 精 神 生 理 学, 19 巻, 3 号,pp. 217-225. - 2 - 本 多 麻 子 正 木 宏 明 山 崎 勝 男 の 著 強 度 の 異 なる 自 転 車 エルゴメータによる 運 動 が 感 情 と 前 頭 部 脳 波 に 及 ぼす 効 果 を
調 べた 快 適 自 己 ペース 条 件 では 脳 波 の 偏 側 性 がなく,70%VO2max 条 件 では 左 前 頭 部 の 賦 活 が 生 じた 運 動 後 の 不 安 軽 減 と 快 感 情 が 反 映 されたものといえる 5 情 動 喚 起 刺 激 が 自 律 神 経 系 の 反 応 特 異 性 に 及 ぼす 影 響 平 成 14 年 4 月 生 理 心 理 学 と 精 神 生 理 学, 20 巻, 1 号, pp. 9-17. 本 多 麻 子 正 木 宏 明 山 崎 勝 男 の 著 正 負 の 情 動 喚 起 刺 激 に 対 する 自 律 神 経 系 の 反 応 特 異 性 の 検 出 を 試 みた 方 向 性 の 異 なる 心 臓 血 管 系 の 反 応 パタンは, 負 の 情 動 喚 起 による 末 梢 血 管 抵 抗 の 上 昇 と, 正 負 の 情 動 喚 起 映 像 に 対 する 認 知 の 違 いに 起 因 したものと 考 えられた 6 情 動 喚 起 刺 激 に 対 する 心 臓 血 管 系 反 応 と 脳 波 の 偏 側 性 平 成 14 年 4 月 人 間 科 学 研 究, 15 巻, 1 号, pp. 39-45. 本 多 麻 子 正 木 宏 明 山 崎 勝 男 の 著 映 像 刺 激 に 対 する 心 拍 数, 血 圧 および 脳 波 の 偏 側 性 を 調 べた 負 の 情 動 喚 起 映 像 中, 特 に 不 快 な 場 面 において, 恐 怖 と 嫌 悪 が 喚 起 され, 心 拍 数 と 血 圧 の 上 昇 が 認 められた 同 場 面 では 右 頭 頂 部 脳 波 の 賦 活 も 認 められた 7 快 不 快 感 情 の 精 神 生 理 学 単 平 成 14 年 7 月 早 稲 田 大 学 大 学 院 人 間 科 学 研 究 科 博 士 論 文 実 験 的 に 喚 起 した 快 および 不 快 感 情 が 自 律 神 経 系 と 中 枢 神 経 系 に 及 ぼす 影 響 を 精 神 生 理 学 的 に 検 討 した 動 画, 静 止 画 お よび 身 体 活 動 に 伴 う 感 情 に 着 目 し, 主 に 心 臓 血 管 系 指 標 の 反 応 パタンと, 脳 波 の 左 右 半 球 差 について 調 べた 皮 膚 電 位 反 応 の 生 起 パタンと 不 安 水 準 の 関 係, 感 情 喚 起 として 動 画 と 静 止 画 を 用 いた 場 合 の 相 違, 視 覚 刺 激 あるいは 身 体 活 動 による 感 情 喚 起 の 相 違 を 明 らかとした 8 アーチェリーにおける 心 拍 数,パフォーマンス, 主 観 的 評 価 の 関 連 平 成 15 年 3 月 早 稲 田 大 学 体 育 学 研 究 紀 要, 35 巻, 1 号, pp. 37-42. 本 多 麻 子 廣 澤 麻 子 山 崎 勝 男 の 著 アーチェリーにおいて 呼 吸 調 整 と 標 的 の 有 無 がシューティング 時 の 心 拍 数, 主 観 的 評 価, 得 点 に 及 ぼす 影 響 を 調 べた 標 的 の 有 無 により,リリース 前 の 心 拍 数 推 移 は 異 なった 標 的 と 呼 吸 調 整 のある 場 合, 主 観 的 評 価 と 得 点 に 関 連 があった 9 年 齢 段 階 別 にみたラン ニングアディクション 傾 向 と 心 理 的 特 性 の 関 連 平 成 16 年 12 月 健 康 心 理 学 研 究, 17 巻, 2 号, pp. 42-52. 本 多 麻 子 山 崎 勝 男 の 著 中 学 生, 高 校 生, 大 学 生, 一 般 社 人 を 対 象 として, ランニングアディクション 傾 向 と 心 理 的 特 性 の 関 連 を 検 討 した 大 学 生 はポジテ ィブ ネガティブなランニングアディク ション 傾 向 が 高 く, 一 般 社 人 はポジテ ィブなランニングアディクション 傾 向 が 高 かった - 3 -
10 乗 馬 運 動 および 馬 との 接 触 が 気 分 の 改 善 と 心 拍 数 に 及 ぼす 効 果 平 成 18 年 6 月 健 康 心 理 学 研 究, 19 巻, 1 号, pp. 48-55. 本 多 麻 子 山 崎 勝 男 の 著 乗 馬 運 動 や 馬 による 動 物 介 在 効 果 が 気 分 の 改 善 と 自 律 神 経 活 動 に 及 ぼす 影 響 を 検 討 した 騎 乗 後 に 状 態 不 安, 疲 労 感, 不 快 な 気 分 が 低 下 し, 活 気 は 増 加 した 騎 乗 前 よりも 騎 乗 後 に 心 拍 数 が 増 加 した 気 分 の 改 善 は 乗 馬 による 運 動 の 効 果 に 馬 による 動 物 介 在 効 果 が 重 畳 したものと 考 えられる 11 テニスのスキル 習 得 尺 度 改 訂 版 の 開 発 平 成 19 年 3 月 川 村 学 園 女 子 大 学 研 究 紀 要, 18 巻, 1 号, pp. 163-174 本 多 麻 子 山 崎 勝 男 の 著 テニスを 行 っている 大 学 生 を 対 象 として," 基 本 動 作 "," 精 神 的 安 定 "," 理 解 力 "の 3 因 子 18 項 目 から 構 成 されたテニスのスキル 習 得 尺 度 改 訂 版 を 開 発 し,その 信 頼 性 と 妥 当 性 を 確 認 した 上 位 群 はスキルの 習 得 レ ベルと 気 づきレベルが 高 く, 内 的 統 制 傾 向 も 高 かった 12 感 情 喚 起 の 文 脈 操 作 が 主 観 的 評 価 と 心 拍 数 に 及 ぼ す 影 響 平 成 20 年 5 月 白 鴎 大 学 教 育 学 部 論 集, 2 巻, 1 号, pp. 87-101 本 多 麻 子 山 崎 勝 男 の 著 同 一 の 感 情 価 の 刺 激 を 連 続 的 に 呈 示 する 場 合 とラン ダムな 順 番 で 呈 示 する 場 合 を 設 定 し, 感 情 喚 起 の 文 脈 操 作 が 主 観 的 評 価 と 心 拍 数 に 及 ぼす 影 響 を 検 討 した block 群 と 比 較 して, 不 快 刺 激 に 対 する random 群 の 恐 怖 と 嫌 悪 の 評 定 が 高 く, 不 快 刺 激 呈 示 中 の random 群 の 心 拍 推 移 は 低 かった 13 大 学 授 業 におけるコミ ュニケーションについて その 2 - 心 理 学 実 験 授 業 におけるデータ 分 析 - 平 成 20 年 8 月 東 京 家 政 学 院 大 学 紀 要, 48 巻, 1 号, pp. 1 5. 市 原 信 本 多 麻 子 の 著 大 学 の 授 業 場 面 でのコミュニケーションについて, 心 理 学 実 験 を 例 に 出 席 カードと Web ロ グを 使 い 日 常 的 にデータを 収 集 した 本 研 究 で 用 いたコミュニケーションチャネ ルは 技 術 的 質 問 や 課 題 への 取 り 組 み 方 な どの 情 報 が 有, 活 用 されていた 14 フットサルとサッカー の 種 目 特 性 と 生 理 反 応 の 関 連 平 成 22 年 5 月 白 鴎 大 学 教 育 学 部 論 集, 4 巻, 1 号, pp. 223-235 本 多 麻 子 山 崎 勝 男 の 著 フットサル の 試 合 映 像 に 対 する 自 発 性 瞬 目 と 皮 膚 電 位 反 応 (SPR) の 様 相 から,フットサルと サッカーの 種 目 特 性 を 検 討 した フット サルの 特 徴 的 なプレイを 含 む 場 面 におい て,フットサル 経 験 群 の SPR 反 応 量 はサ ッカー 経 験 群 よりも 増 加 し,フットサル 経 験 群 はイベント 中 の 瞬 目 率 が 減 少 し た 自 発 性 瞬 目 と SPR から,フットサル 経 験 とサッカー 経 験 の 弁 別 が 可 能 となる だろう - 4 -
15 スピーチ 場 面 における 緊 張, 不 安 および 心 拍 数 の 時 系 列 変 化 の 関 連 単 平 成 23 年 5 月 白 鴎 大 学 教 育 学 部 論 集, 5 巻, 1 号, pp. 183-195 実 際 のスピーチ 場 面 において, あがり による 気 分 と 心 拍 数 の 関 連 を 検 討 した スピーチ 場 面 は, 実 験 参 加 者 にとって 初 めての 経 験 であるゼミナールでの 文 献 報 告 とした スピーチ 課 題 前 と 比 較 して, スピーチ 課 題 後 の 状 態 不 安, 緊 張 - 不 安, 混 乱 の 得 点 が 減 少 した スピーチ 課 題 前 の 心 拍 数 が 最 も 高 く, 次 いでスピーチ 課 題 中 の 心 拍 数 が 高 く, 質 疑 応 答 中 の 心 拍 数 が 最 も 低 かった 実 際 のスピーチ 場 面 の 心 拍 数 は 比 較 的 高 い 水 準 ( 平 均 103.8 bpm) で 維 持 された 16 内 因 性 瞬 目 研 究 小 史 - 19 世 紀 末 から 21 世 紀 に 向 けて (その 他 ) 報 告 書 心 理 学 基 礎 教 育 における 学 習 目 標 達 成 度 の 測 定 と 評 価 に 関 する 実 践 的 研 究 (その 2 実 習 科 目 の 成 績 評 価 方 法 の 検 討 ) 学 報 告 1 自 律 神 経 系 の 反 応 特 異 性 と 情 動 に 関 する 研 究 平 成 23 年 5 月 平 成 22 年 3 月 平 成 10 年 5 月 白 鴎 大 学 教 育 学 部 論 集, 5 巻, 1 号, pp.115-154 白 鴎 大 学 教 育 科 学 研 究 所 年 報, 5 巻, pp. 75-84 日 本 生 理 心 理 学 第 16 回 学 術 大 平 田 乃 美 本 多 麻 子 田 多 英 興 の 著 内 因 性 瞬 目 の 歴 史 を 概 観 した Ponder & Kennedy (1927) は, 内 因 性 瞬 目 を 注 意 と 心 的 緊 張 の 2 次 元 から 検 討 した Hall (1945) は 瞬 目 の 目 的 を 保 護, 遮 蔽, 技 術 に 集 約 した Hall & Cusack (1972) は 注 意 を 内 的 注 意 と 外 的 注 意 に 分 類 した.Tecce (1989, 2008) は 2 過 程 モデルを 提 唱 し, 注 意 と 快 不 快 の 2 次 元 を 想 定 した Stern et al (1984) は 注 意 と 覚 醒 水 準 と 課 題 要 求 の 3 次 元 を 想 定 した 21 世 紀 の 瞬 目 研 究 の 動 向 を 理 解 する 鍵 概 念 はドパミンと 気 質 研 究 の 2 つである 落 合 信 寿 神 戸 文 朗 平 田 乃 美 伊 崎 純 子 本 多 麻 子 田 多 英 興 の 著 心 理 学 基 礎 実 験 演 習 のレポート 作 成 において, 各 課 題 の 評 価 と 単 位 取 得 および 成 績 評 価 との 関 連 を 検 討 した 論 旨 の 一 貫 性 考 察 目 的 など 多 くの 評 価 項 目 で 成 績 評 価 と 比 較 的 高 い 相 関 が 認 められた 16 の 評 価 項 目 は 考 察 の 緻 密 さ 目 的 の 理 解 方 法 結 果 の 詳 細 さ 論 理 構 成 の 適 切 さ の 4 因 子 に 集 約 された 本 多 麻 子 正 木 宏 明 山 崎 勝 男 の 著 情 動 誘 発 映 像 に 対 する 自 律 神 経 系 の 反 応 特 異 性 を 検 討 した 不 快 映 像 に 対 して 血 圧 が 上 昇 し, 快 映 像 に 対 して 皮 膚 温 が 低 下 した 2 能 動 的 受 動 的 対 処 に 関 する 生 理 心 理 学 的 研 究 - 皮 膚 電 気 活 動 と 心 拍 数 の 変 化 - 平 成 10 年 10 月 日 本 心 理 学 第 62 回 大 本 多 麻 子 山 崎 勝 男 の 著 能 動 的 受 動 的 対 処 に 関 する 皮 膚 電 気 活 動 と 心 拍 数 の 変 化 を 調 べた 能 動 的 対 処 では 心 拍 数 が 増 加 し, 受 動 的 対 処 では 皮 膚 電 位 活 動 - 5 -
が 減 少 した 3 正 負 の 情 動 誘 発 刺 激 に 対 する 大 脳 半 球 の 偏 側 性 平 成 11 年 5 月 日 本 生 理 心 理 学 第 17 回 学 術 大 本 多 麻 子 正 木 宏 明 山 崎 勝 男 の 著 正 負 の 情 動 誘 発 刺 激 に 対 する 大 脳 半 球 の 偏 側 性 を 調 べた 前 頭 部 脳 波 の 左 右 差 を 偏 側 性 の 指 標 とした 結 果, 正 負 のい ずれの 情 動 誘 発 刺 激 に 対 しても 偏 側 性 は なかった 4 Respiration and heart rate to positive and negative motion-inducing film stimuli. July, 1999 International Interdisciplinary Symposium on Respiration Respiration and Emotion Asako Honda, Hiroaki Masaki, & Katuo Yamazaki. 正 負 の 情 動 誘 発 刺 激 に 対 す る 呼 吸 活 動 と 心 拍 数 の 変 化 の 関 係 を 調 べ た 時 間 の 経 過 に 従 い,Positive 条 件 では 心 拍 数 が 低 下 し,Negative 条 件 では 心 拍 数 が 上 昇 した 呼 吸 変 化 数 は 条 件 間 に 有 意 差 はなかった 5 正 負 の 情 動 誘 発 刺 激 に 対 する 心 臓 血 管 系 反 応 パタ ン 平 成 11 年 9 月 日 本 心 理 学 第 63 回 大 本 多 麻 子 正 木 宏 明 山 崎 勝 男 の 著 正 負 の 情 動 誘 発 刺 激 に 対 する 心 臓 血 管 系 の 反 応 パタンを 調 べた 心 臓 血 管 系 の 反 応 パタンは, 正 の 情 動 誘 発 刺 激 に 対 し て 低 下 し, 負 の 情 動 誘 発 刺 激 に 対 して 増 加 した 6 情 動 誘 発 刺 激 に 対 する 指 尖 表 面 皮 膚 温 と 心 拍 数 の 変 化 平 成 12 年 6 月 日 本 生 理 心 理 学 第 18 回 学 術 大 本 多 麻 子 正 木 宏 明 山 崎 勝 男 の 著 誘 発 された 正 負 の 情 動 に 対 する 自 律 神 経 系 の 反 応 特 異 性 について 検 討 した Negative 条 件 では, 指 尖 皮 膚 温 が 時 間 経 過 に 従 って 低 下 し, 心 拍 数 は 増 加 した 7 Hemisphere asymmetry and cardiovascular responses to the emotion-inducing film stimuli. July, 2000 XXVII International Congress of Psychology Asako Honda, Hiroaki Masaki, & Katuo Yamazaki. 映 像 刺 激 に 対 する 大 脳 半 球 の 偏 側 性 と 心 臓 血 管 系 反 応 を 検 討 した 不 快 な 映 像 刺 激 に 対 して, 血 圧 と 心 拍 数 が 増 加 し, 頭 頂 部 において 大 脳 半 球 の 偏 側 性 がみられた 8 作 業 療 法 課 題 が 自 律 神 経 系 に 与 える 影 響 平 成 12 年 8 月 日 本 健 康 心 理 学 第 13 回 大 本 多 麻 子 正 木 宏 明 山 崎 勝 男 の 著 作 業 療 法 課 題 が 自 律 神 経 活 動 に 与 える 影 響 を 調 べた 課 題 遂 行 量 は 高 難 度 条 件 が 低 難 度 条 件 と 二 重 課 題 条 件 よりも 低 く, 二 重 課 題 条 件 の 心 拍 数 は 低 難 度 条 件 と 高 難 度 条 件 よりも 高 かった 9 作 業 療 法 課 題 における 心 臓 血 管 系 反 応 平 成 12 年 11 月 日 本 心 理 学 第 64 回 大 本 多 麻 子 正 木 宏 明 山 崎 勝 男 の 著 作 業 療 法 課 題 における 心 臓 血 管 系 反 応 を 調 べた 二 重 課 題 条 件 では, 低 難 度 条 件 と 高 難 度 条 件 よりも 心 拍 数 が 高 く, 皮 膚 - 6 -
電 位 反 応 が 増 大 した 10 感 情 喚 起 スライドに 対 する 心 臓 血 管 系 反 応 平 成 13 年 7 月 日 本 生 理 心 理 学 第 19 回 学 術 大 本 多 麻 子 正 木 宏 明 高 澤 則 美 山 崎 勝 男 の 著 感 情 喚 起 刺 激 に 対 する 心 臓 血 管 系 反 応 を 検 討 した 不 快 刺 激 に 対 して 心 拍 数 が 低 下 し, 時 間 経 過 に 伴 う 心 拍 数 の 低 下 もみられた 平 均 血 圧 と 拡 張 期 血 圧 の 推 移 は 減 少 傾 向 であった 11 暗 算 及 び 雑 音 暴 露 条 件 下 のポリグラフィー 平 成 13 年 7 月 日 本 生 理 心 理 学 第 19 回 学 術 大 高 澤 則 美 廣 田 昭 久 鈴 木 敦 命 本 多 麻 子 山 崎 勝 男 の 著 暗 算 および 雑 音 暴 露 条 件 下 のポリグラフィーを 調 べた 暗 算 課 題 において, 心 拍 数 の 増 加 が 認 めら れた 雑 音 暴 露 条 件 では 呼 吸 変 数 が 抑 制 された 12 強 度 の 異 なる 身 体 活 動 が 快 感 情 と 大 脳 偏 側 性 にお よぼす 効 果 平 成 13 年 11 月 日 本 健 康 心 理 学 第 14 回 大 本 多 麻 子 正 木 宏 明 山 崎 勝 男 の 著 運 動 強 度 と 快 感 情 の 関 係 を 前 頭 部 脳 波 の 偏 側 性 を 用 いて 検 討 した 快 適 自 己 ペー ス 条 件 と 比 べて,70 %VO2 max 条 件 では 運 動 終 了 後 に 左 半 球 の 相 対 的 な 賦 活 と 快 感 情 の 出 現 が 確 認 された 13 感 情 喚 起 スライドに 対 する 大 脳 半 球 の 偏 側 性 平 成 13 年 11 月 日 本 心 理 学 第 65 回 大 本 多 麻 子 正 木 宏 明 高 澤 則 美 山 崎 勝 男 の 著 感 情 喚 起 に 伴 う 大 脳 半 球 の 偏 側 性 を 検 討 した 快 条 件 と 不 快 条 件 で 左 前 頭 部 の 賦 活 を 示 す 大 脳 半 球 の 左 右 差 が 確 認 された 感 情 価 に 関 わらず, 感 情 喚 起 スライドは 左 前 頭 部 脳 波 の 賦 活 を 引 き 起 こした 14 虚 偽 検 出 事 態 のポリグ ラフィー 平 成 13 年 11 月 日 本 心 理 学 第 65 回 大 高 澤 則 美 廣 田 昭 久 本 多 麻 子 正 木 宏 明 山 崎 勝 男 の 著 虚 偽 検 出 事 態 のポ リグラフィーを 調 べた 裁 決 質 問 では 無 罪 条 件 より 皮 膚 電 位 反 応 の 振 幅 が 大 きか った 裁 決 質 問 における 心 拍 数 は, 刺 激 呈 示 後 に 増 加 した 後, 急 激 に 減 少 した 15 感 情 喚 起 スライドに 対 する 心 臓 血 管 系 反 応 (2) 平 成 14 年 5 月 第 20 回 日 本 生 理 心 理 学 大 本 多 麻 子 正 木 宏 明 高 澤 則 美 山 崎 勝 男 の 著 ランダム 呈 示 により 感 情 喚 起 刺 激 の 感 情 価 に 対 する 予 測 性 を 排 除 した うえで 心 臓 血 管 系 反 応 を 調 べた 不 快 刺 激 呈 示 時 に 心 拍 間 隔 の 延 長 が 認 められ, 心 拍 低 下 が 示 された 16 注 意 の 集 中 が 呼 吸 運 動 に 及 ぼす 効 果 平 成 14 年 5 月 第 20 回 日 本 生 理 心 理 学 大 高 澤 則 美 廣 田 昭 久 本 多 麻 子 山 崎 勝 男 の 著 呼 吸 運 動 を 変 容 させる 要 因 と して 認 知 的 要 因 に 注 目 し, 注 意 の 集 中 と - 7 -
呼 吸 運 動 の 関 連 を 調 べた マウスによる トラッキング 課 題 中, 呼 吸 運 動 の 抑 制 が 生 じた 17 Recommendation of occupational therapy based on autonomic nervous activity. July, 2002 XXV International Congress of Applied Psychology Asako Honda, Hiroaki Masaki, & Katuo Yamazaki. 作 業 療 法 課 題 における 自 律 神 経 系 の 影 響 を 調 べた 二 重 課 題 の 心 拍 変 化 率 は, 低 難 度 条 件, 高 難 度 条 件 より 高 かった 二 重 課 題 条 件 では 皮 膚 電 位 反 応 の 陽 性 単 相 波 の 出 現 が 増 加 した 18 感 情 喚 起 スライドが 脳 波 の 偏 側 性 に 及 ぼす 影 響 平 成 14 年 9 月 日 本 心 理 学 第 66 回 大 本 多 麻 子 正 木 宏 明 高 澤 則 美 山 崎 勝 男 の 著 感 情 喚 起 刺 激 のランダム 呈 示 により 刺 激 の 感 情 価 に 対 する 予 測 性 を 排 除 したうえで, 感 情 喚 起 に 伴 う 前 頭 部 脳 波 の 偏 側 性 を 調 べた.その 結 果, 感 情 価 に 関 わらず, 左 前 頭 部 の 相 対 的 な 賦 活 が 認 められた 19 刺 激 情 報 の 具 体 性 が 呼 吸 運 動 の 変 容 に 及 ぼす 効 果 平 成 14 年 9 月 日 本 心 理 学 第 66 回 大 高 澤 則 美 廣 田 昭 久 本 多 麻 子 正 木 宏 明 山 崎 勝 男 の 著 認 知 的 要 因 に 注 目 し, 注 意 集 中 と 呼 吸 運 動 の 変 容 との 関 連 を 調 べた 呼 吸 運 動 の 抑 制 的 変 化 は, 必 要 な 情 報 に 選 別 的 に 注 意 を 向 けて 認 識 す るという 心 理 的 過 程 に 関 わっていた 20 喚 起 スライドが 心 拍 間 隔 と 自 発 性 瞬 目 に 及 ぼす 影 響 平 成 14 年 10 月 日 本 健 康 心 理 学 第 15 回 大 本 多 麻 子 正 木 宏 明 山 崎 勝 男 の 著 感 情 喚 起 刺 激 に 対 する 心 拍 間 隔 と 自 発 性 瞬 目 の 関 連 を 検 討 した 快 中 性 刺 激 と 比 較 して, 不 快 刺 激 呈 示 時 に 心 拍 間 隔 の 延 長 と 自 発 性 瞬 目 率 の 減 少 が 認 められ た 21 感 情 喚 起 スライドに 対 する 心 臓 血 管 系 反 応 (3) 平 成 15 年 5 月 第 21 回 日 本 生 理 心 理 学 大 本 多 麻 子 正 木 宏 明 高 澤 則 美 山 崎 勝 男 の 著 感 情 喚 起 刺 激 の 連 続 呈 示 によ る 快 感 情 の 元 通 り 効 果 を, 主 観 的 評 価 と 心 拍 数 を 指 標 として 検 討 した 元 通 り 効 果 は 心 拍 数 よりもむしろ, 主 観 的 評 価 に 影 響 を 及 ぼした 22 情 動 予 期 と 前 頭 部 脳 波 の 偏 側 性 平 成 15 年 5 月 第 21 回 日 本 生 理 心 理 学 大 竹 内 成 生 本 多 麻 子 山 崎 勝 男 の 著 負 の 感 情 刺 激 予 期 に 関 連 する 前 頭 部 脳 波 の 偏 側 性 と 刺 激 先 行 陰 性 電 位 を 検 討 し た 不 快 刺 激 の 予 期 に 対 して 刺 激 先 行 陰 性 電 位 の 増 大 が 認 められた 23 前 頭 部 脳 波 の 非 対 称 性 と 気 分 一 致 効 果 の 関 連 性 平 成 15 年 5 月 第 21 回 日 本 生 理 心 理 学 大 渡 辺 淳 宣 本 多 麻 子 山 崎 勝 男 の 著 前 頭 部 脳 波 の 偏 側 性 と 気 分 一 致 効 果 の 関 - 8 -
連 を 検 討 した ベースラインと 気 分 誘 導 時 において, 気 分, 刺 激 評 価, 脳 波 のα, β パワー 値 に 有 意 差 はなかった 24 呼 吸 調 整 がアーチェリ ー 行 射 時 の 心 拍 数 得 点 主 観 的 評 価 に 及 ぼす 効 果 平 成 15 年 9 月 日 本 心 理 学 第 67 回 大 本 多 麻 子 山 崎 勝 男 の 著 アーチェリ ーを 課 題 として, 呼 吸 調 整 と 標 的 の 有 無 が 行 射 時 の 心 拍 数, 得 点, 主 観 的 評 価 に 及 ぼす 影 響 を 検 討 した 標 的 の 有 無 は 行 射 前 の 心 拍 数 に 影 響 し, 標 的 と 呼 吸 調 整 のある 場 合, 主 観 的 評 価 と 得 点 に 関 連 が あった 25 年 齢 別 にみた 運 動 アデ ィクションと 心 理 的 特 性 の 関 連 平 成 15 年 11 月 日 本 健 康 心 理 学 第 16 回 大 本 多 麻 子 山 崎 勝 男 の 著 年 齢 別 にネ ガティブおよびポジディブな 運 動 アディ クション 傾 向 と 心 理 的 特 性 の 関 係 を 検 討 した 運 動 アディクション 得 点 と 強 迫 性 得 点 および 走 行 距 離 は,いずれの 年 齢 に おいても 正 の 相 関 があった 26 連 続 呈 示 された 感 情 喚 起 スライドに 対 する 自 発 性 瞬 目 平 成 16 年 5 月 第 22 回 日 本 生 理 心 理 学 大 本 多 麻 子 正 木 宏 明 高 澤 則 美 山 崎 勝 男 の 著 感 情 喚 起 刺 激 の 連 続 呈 示 が 自 発 性 瞬 目 に 及 ぼす 影 響 を 検 討 した 先 行 刺 激 が 不 快 の 場 合, 後 続 刺 激 に 対 する 瞬 目 率 は 増 加 した 先 行 刺 激 の 感 情 価 に 関 わらず, 後 続 刺 激 が 不 快 の 場 合, 瞬 目 率 は 減 少 した 27 フットサルとサッカー の 種 目 特 性 が 皮 膚 電 位 反 応 と 自 発 性 瞬 目 に 及 ぼす 影 響 平 成 16 年 5 月 第 22 回 日 本 生 理 心 理 学 大 渡 辺 博 之 本 多 麻 子 堀 野 博 幸 山 崎 勝 男 の 著 サッカーとフットサルの 種 目 特 性 の 違 いを 自 発 性 瞬 目 と 皮 膚 電 位 反 応 から 検 討 した フットサル 映 像 に 対 して, フットサル 熟 練 者 の 瞬 目 率 は 減 少 し, 皮 膚 電 位 反 応 は 増 加 した 28 テニスの 技 能 学 習 にお け る 気 づ き と Locus of control の 関 連 平 成 16 年 9 月 日 本 心 理 学 第 68 回 大 本 多 麻 子 山 崎 勝 男 の 著 テニスの 技 能 学 習 場 面 において, 技 術 の 習 得 と 気 づ き,および Locus of Control との 関 連 を 検 討 した 技 術 得 点 とLocus of Control 得 点, および 気 づき 得 点 とLocus of Control 得 点 に 正 の 相 関 があった 29 乗 馬 運 動 が 気 分 の 改 善 と 自 律 神 経 活 動 に 及 ぼす 効 果 平 成 17 年 5 月 第 23 回 日 本 生 理 心 理 学 大 本 多 麻 子 山 崎 勝 男 の 著 乗 馬 経 験 の ほとんどない 健 常 な 大 学 生 を 対 象 として 乗 馬 運 動 や 馬 による 動 物 介 在 効 果 が 心 身 に 及 ぼす 効 果 を 検 討 した. 騎 乗 前 と 比 べ て, 騎 乗 後 に 気 分 が 改 善 し, 心 拍 数 が 増 加 した - 9 -
30 乗 馬 運 動 による 気 分 の 改 善 効 果 平 成 17 年 9 月 日 本 健 康 心 理 学 第 18 回 大 日 本 心 理 医 療 諸 学 連 合 第 18 回 学 術 大 本 多 麻 子 山 崎 勝 男 の 著 乗 馬 経 験 の ほとんどない 健 常 な 大 学 生 を 対 象 として 乗 馬 運 動 や 馬 による 動 物 介 在 効 果 が 気 分 に 及 ぼす 効 果 を 検 討 した その 結 果, 健 常 な 乗 馬 初 心 者 においても 気 分 の 改 善 効 果 がみられた 31 テニスのスキル 習 得 尺 度 の 開 発 と 信 頼 性 妥 当 性 の 検 討 平 成 17 年 9 月 日 本 心 理 学 第 69 回 大 本 多 麻 子 山 崎 勝 男 の 著 ボール 打 点 スキル 因 子,フォーム グリップスキ ル 因 子, 心 理 的 スキル 因 子, 理 解 力 因 子, コントロールスキル 因 子 の5 因 子 24 項 目 から 構 成 されたテニスのスキル 習 得 尺 度 を 作 成 した 32 感 情 喚 起 刺 激 の 呈 示 方 法 が 主 観 的 評 価 と 心 拍 数 に 及 ぼす 影 響 平 成 18 年 5 月 第 24 回 日 本 生 理 心 理 学 大 本 多 麻 子 山 崎 勝 男 の 著 感 情 喚 起 刺 激 の 呈 示 方 法 が 主 観 的 評 価 と 心 拍 数 に 及 ぼす 影 響 を 検 討 した 刺 激 の 呈 示 方 法 の 違 いは, 不 快 刺 激 に 対 する 主 観 的 評 価 と 心 拍 数 に 影 響 を 及 ぼすことが 明 らかとな った 33 Effects of horseback riding and contact with horses on mood change and autonomic nervous activity. July, 2006 26th International Congress of Applied Psychology Asako Honda, & Katuo Yamazaki. 健 常 な 大 学 生 において 乗 馬 運 動 が 気 分 と 自 律 神 経 活 動 に 及 ぼす 効 果 を 検 討 した 騎 乗 前 と 比 べて, 騎 乗 後 に 気 分 の 改 善 と 自 律 神 経 活 動 の 亢 進 が 認 められた 34 感 情 喚 起 刺 激 の 連 続 呈 示 が 心 拍 数 と 瞬 目 に 及 ぼす 効 果 平 成 18 年 9 月 日 本 健 康 心 理 学 第 19 回 大 本 多 麻 子 山 崎 勝 男 の 著 感 情 喚 起 刺 激 の 連 続 呈 示 によって, 先 行 刺 激 と 後 続 刺 激 の 感 情 価 が 心 拍 数 と 自 発 性 瞬 目 に 及 ぼす 影 響 を 検 討 した 瞬 目 率 は, 不 快 刺 激 呈 示 中 に 減 少 し, 不 快 刺 激 の 呈 示 終 了 後 に 増 加 した 35 テニスのスキル 習 得 尺 度 改 訂 版 の 作 成 平 成 18 年 11 月 日 本 心 理 学 第 70 回 大 本 多 麻 子 山 崎 勝 男 の 著 テニスのス キル 習 得 尺 度 改 訂 版 を 作 成 した テニス のスキル 習 得 尺 度 改 訂 版 は, 基 本 動 作, 精 神 的 安 定, 理 解 力 の 3 因 子 18 項 目 から 構 成 され,その 信 頼 性 と 妥 当 性 が 確 認 さ れた 36 スポーツ 観 戦 時 の 自 発 性 瞬 目 と 規 準 化 脈 波 容 積 平 成 18 年 11 月 日 本 心 理 学 第 70 回 大 高 澤 則 美 松 田 いづみ 廣 田 昭 久 小 川 時 洋 本 多 麻 子 の 著 フットサルの 経 験 者 と 未 経 験 者 を 対 象 に, 試 合 観 戦 中 の 認 知 処 理 と 情 動 の 喚 起 を 生 理 指 標 によっ て 検 討 した 経 験 者 は 山 場 中 の 瞬 目 を 抑 制 し, 規 準 化 脈 波 容 積 と 心 拍 数 の 低 下 を 示 した - 10 -
37 Effects of successive affective stimuli on heart rate. Septem-ber, 2007 The 3rd Asian Congress of Health Psychology Asako Honda, & Katuo Yamazaki. 感 情 喚 起 刺 激 の 連 続 呈 示 が 心 拍 数 に 及 ぼす 効 果 を 検 討 した 先 行 刺 激 が 不 快 の 場 合, 心 拍 数 が 低 下 し, 不 快 刺 激 の 連 続 呈 示 の 効 果 は 心 拍 数 に 重 畳 した 38 呈 示 方 法 の 異 なる 感 情 喚 起 刺 激 が 心 拍 数 と 瞬 目 に 及 ぼす 効 果 平 成 19 年 9 月 日 本 心 理 学 第 71 回 大 本 多 麻 子 山 崎 勝 男 の 著 呈 示 方 法 の 異 なる 感 情 喚 起 刺 激 が 心 拍 数 と 自 発 性 瞬 目 に 及 ぼす 影 響 を 検 討 した block 呈 示 と 比 べて random 呈 示 では, 不 快 刺 激 に 対 して, 恐 怖 と 嫌 悪 の 評 定 値 が 高 く, 心 拍 数 が 低 下 した 39 感 情 喚 起 刺 激 の 連 続 呈 示 における 心 拍 数 と 自 発 性 瞬 目 の 時 系 列 変 化 平 成 20 年 7 月 第 26 回 日 本 生 理 心 理 学 大 本 多 麻 子 山 崎 勝 男 の 著 感 情 喚 起 刺 激 の 連 続 呈 示 における 心 拍 数 と 自 発 性 瞬 目 の 時 系 列 変 化 を 検 討 した 自 発 性 瞬 目 では 刺 激 の 感 情 価 の 影 響 が 大 であり, 心 拍 数 では 連 続 呈 示 された 不 快 刺 激 の 影 響 が 重 畳 した 40 フットサル 試 合 映 像 に 対 する 競 技 経 験 と 自 発 性 瞬 目 の 関 連 平 成 20 年 9 月 日 本 健 康 心 理 学 第 21 回 大 本 多 麻 子 山 崎 勝 男 の 著 フットサル の 試 合 映 像 に 対 する 競 技 経 験 と 自 発 性 瞬 目 の 関 連 を 検 討 した フットサルに 特 徴 的 なプレイ 場 面 に 対 して,フットサル 経 験 群 では 瞬 目 率 が 減 少 し, 視 覚 情 報 を 積 極 的 に 獲 得 していた 41 生 理 反 応 からみたフッ トサルとサッカーの 種 目 特 性 平 成 20 年 9 月 日 本 心 理 学 第 72 回 大 本 多 麻 子 山 崎 勝 男 の 著 自 発 性 瞬 目 と 皮 膚 電 位 反 応 (SPR) によって,サッカ ーとフットサルの 種 目 特 性 を 検 討 した サッカー 経 験 者 と 比 べて,フットサル 経 験 者 の SPR は 増 加 し,イベント 中 の 瞬 目 率 は 減 少 した 42 運 動 習 慣 と 運 動 強 度 が 一 過 性 運 動 時 の 快 感 情 に 及 ぼす 効 果 平 成 21 年 8 月 日 本 心 理 学 第 73 回 大 本 多 麻 子 正 木 宏 明 の 著 運 動 習 慣 と 運 動 強 度 が 一 過 性 運 動 時 の 感 情 に 及 ぼす 影 響 を 検 討 した 70%VO2max の 運 動 は, 運 動 後 の 快 感 情 が 快 適 自 己 ペースよりも 高 い 水 準 で 持 続 した 43 運 動 強 度 が 一 過 性 運 動 時 の 感 情 に 及 ぼす 影 響 平 成 21 年 9 月 日 本 健 康 心 理 学 第 22 回 大 本 多 麻 子 正 木 宏 明 の 著 運 動 強 度 が 一 過 性 運 動 時 の 感 情 に 及 ぼす 影 響 を 運 動 習 慣 とセルフ エフィカシーを 含 めて 検 討 した 運 動 に 伴 う 感 情 の 変 化 には, 運 動 習 慣 とセルフ エフィカシーよりも, 運 動 強 度 の 影 響 が 大 であった - 11 -
44 新 型 インフルエンザが 大 学 生 の 健 康 と 対 処 行 動 に 及 ぼす 影 響 単 平 成 22 年 9 月 日 本 健 康 心 理 学 第 23 回 大 新 型 インフルエンザが 大 学 生 の 健 康 と 対 処 行 動 に 及 ぼす 影 響 を 性 差 に 基 づいて 検 討 した 健 康 観, 精 神 的 健 康, 相 関 に 性 差 がみられた 男 性 と 比 較 して, 女 性 は 家 族 を 重 視 する 健 康 観 であり, 不 安 と 不 眠 の 訴 えが 高 かった 家 族 を 重 視 する 男 性 は 社 的 活 動 障 害 傾 向 が 低 かった 45 新 型 インフルエンザ, 健 康 観 および 健 康 行 動 の 関 連 平 成 22 年 9 月 日 本 心 理 学 第 74 回 大 本 多 麻 子 市 原 信 の 著 新 型 インフル エンザに 対 する 健 康 観 と 健 康 行 動 の 関 連 を 検 討 した 病 気 や 健 康 の 原 因 は 自 分 自 身 にあり, 次 いで 家 族 や 専 門 職 にあると 捉 えられていた 自 分 自 身 を 重 視 する 健 康 観 とセルフ エフィカシーに 関 連 があ ることから, 自 己 管 理 や 自 助 努 力 とその 自 信 に 関 連 があるといえる 46 バドミントンのサービ スにおける 心 拍 数 の 時 系 列 変 化 単 平 成 23 年 5 月 第 29 回 日 本 生 理 心 理 学 大 バドミントンのサービスと 心 拍 数 の 関 係 をサービスの 種 類 とレシーバーの 有 無 の 点 から 検 討 した サービスのインパクト 前 10 秒 間 からインパクト 後 20 秒 間 の 心 拍 数 を 解 析 した サービスの 種 類 とレシ ーバーの 有 無 に 交 互 作 用 があった ショ ートサービスとロングサービスではイン パクト 後 の 心 拍 数 の 増 減 の 時 点 が 異 なっ た サービスの 種 類 は 身 体 負 荷 に 影 響 を 及 ぼし,レシーバーの 有 無 は 注 意 への 影 響 を 介 して 心 拍 数 に 影 響 を 及 ぼした 47 新 型 インフルエンザ 流 行 後 の 予 防 行 動 と 健 康 観 単 平 成 23 年 9 月 日 本 健 康 心 理 学 第 24 回 大 新 型 インフルエンザ 流 行 後 の 健 康 観, 予 防 行 動, 精 神 的 健 康 の 関 連 を 罹 患 の 有 無 から 検 討 した 罹 患 あり 群 では 独 居 率 が 高 く, 罹 患 なし 群 では 家 族 との 同 居 率 が 高 かった 罹 患 なし 群 の 予 防 行 動 数 は 罹 患 あり 群 よりも 多 かった 健 康 観 と 精 神 的 健 康 に 群 差 はなかった 罹 患 あり 群 で は, 自 分 自 身 および 家 族 を 重 視 する 健 康 観 とうつ 傾 向 の 低 下, 家 族 を 重 視 する 健 康 観 と 身 体 的 症 状 の 低 下 に 関 連 があっ た 48 バドミントンのサービ スにおける 心 理 生 理 行 動 指 標 の 関 連 単 平 成 23 年 9 月 日 本 心 理 学 第 75 回 大 バドミントンのサービスにおいて, 主 観 的 評 価, 心 拍 数,パフォーマンスおよび 心 理 的 競 技 能 力 を 検 討 した ショートサ ービスと 比 較 して,ロングサービスのパ フォーマンスが 高 く,サービスの 種 類 に よって,インパクト 後 の 心 拍 数 の 増 減 時 点 が 異 なった サービスのパフォーマン - 12 -
スと 精 神 の 安 定 集 中 因 子 ( 自 己 コント ロール 能 力, 集 中 力,リラックス 能 力 ) に 正 の 相 関 があった 49 課 題 成 績 が 課 題 中 と 課 題 後 の 精 神 生 理 学 的 反 応 に 及 ぼす 影 響 単 平 成 24 年 5 月 第 30 回 日 本 生 理 心 理 学 暗 算 課 題 に 対 する 生 理 指 標 の 変 化 と 回 復 性 および 行 動 指 標 と 心 理 指 標 の 関 連 を 検 討 した 暗 算 課 題 の 成 績 に 基 づいて, 実 験 参 加 者 をパフォーマンス 高 群 低 群 に 分 類 し, 実 験 前, 練 習 試 行, 本 試 行, 回 復 期 における 各 指 標 を 分 析 した 両 群 と もに 実 験 前 と 比 較 して 練 習 試 行 と 本 試 行 で 心 拍 数 が 増 加 し, 回 復 期 に 減 少 した 1 分 毎 の 心 拍 数 の 時 系 列 変 化 について,パ フォーマンス 高 群 と 比 較 して, 回 復 期 0-1 分,2-3 分,4-5 分 の 時 点 でパフォーマン ス 低 群 の 心 拍 数 が 高 かった - 13 -