企 業 で 準 備 すべき 新 型 インフルエンザ 対 策 とBCP - 企 業 はその 時 どう 動 いたか?- 平 成 21 年 9 月 3 日 日 本 ユニシス 株 式 会 社 CSR 推 進 部 長 多 田 哲
本 日 のご 報 告 のポイント 4 月 下 旬 からの 新 型 インフルエンザ 対 応 の 経 験 を 踏 まえて 日 本 ユニシスでのH1N1 流 行 への 対 応 企 業 としての 対 応 行 動 計 画 と 考 察 秋 の 流 行 に 備 え 社 会 の 認 識 反 応 との 相 違 を 踏 ま えた 対 策 の 見 直 し 国 自 治 体 業 界 個 人 として 対 策 について 2 All Rights Reserved Copyright Nihon UNISYS Ltd., 2009
新 型 インフルエンザはもう 一 つの 脅 威 3 All Rights Reserved Copyright Nihon UNISYS Ltd., 2009
2009 年 新 型 インフルH1N1 世 界 流 行 : 日 本 ユニシスGでの 対 応 報 道 など 4/25ブタA 型 H1N1インフル 発 生 報 道 4/28 WHO フェーズ4に 引 き 上 げ 4/30 WHO フェーズ5に 引 き 上 げ 国 立 感 染 症 研 田 代 氏 弱 毒 性 と 見 解 5/5CDC 休 校 の 必 要 なしと 表 明 5/8 新 型 インフル 政 府 諮 問 委 員 会 の 尾 身 委 員 長 住 民 の 外 出 自 粛 や 企 業 などの 業 務 の 縮 小 などは ウイルスの 毒 性 が 弱 い 現 状 では 実 施 の 必 要 性 は 低 い とコメント 舛 添 厚 生 労 働 相 学 校 閉 鎖 慎 重 に 考 える べき 5/1 学 校 閉 鎖 は 市 町 村 単 位 へ 5/2 季 節 性 インフル 並 に 水 際 対 策 を 取 りやめ5/21 WHOフェーズ6 宣 言 6/1 社 内 対 応 4/27 社 内 第 一 報 4/28 社 内 新 型 インフルエンザ 対 策 本 部 設 置 軽 度 被 害 と 社 内 第 二 報 4/30フェーズ5 宣 言 なるも 施 策 継 続 と 社 内 第 三 報 社 外 にも 発 信 5/1 連 休 中 も 継 続 注 意 社 内 第 四 報 社 外 に 対 応 をNR 5/7インフル 対 策 本 部 会 議 対 策 継 続 決 定 と 社 内 第 五 報 5/1インフル 対 策 本 部 会 議 対 策 見 直 し 社 内 第 六 報 社 外 発 信 5/18インフル 対 策 本 部 会 議 対 策 見 直 し 社 内 第 七 報 ( 通 常 業 務 へ) 社 外 発 信 5/21 安 否 確 認 回 答 率 98%(5/28) 5/28インフル 対 策 本 部 会 議 課 題 整 理 バーチャル 会 議 体 に 移 行 6/4 社 外 へ 通 常 業 務 に 移 行 と 発 信 6/12 フェーズ6でも 現 行 対 応 継 続 をア ナウンス 4 All Rights Reserved Copyright Nihon UNISYS Ltd., 2009
H1N1 流 行 CDC 発 信 情 報 PressBriefingでの 発 信 を 注 視 早 い 時 期 からマイルドなウィルスであることを 発 信 4/25( 土 ) 米 国 で 重 症 例 なし 5/1( 金 ) 学 校 の 閉 鎖 を 奨 励 5/5( 火 ) ウィルスはマイルドと 判 明 した Severity( 致 死 率 )は 高 くない 学 校 閉 鎖 は 不 要 閉 鎖 中 の 学 校 は 再 開 を 5/10( 日 ) 重 症 度 は 季 節 性 インフルエンザと 変 わらないレベル 今 後 変 異 する 可 能 性 もあり 続 けて 警 戒 を 5/15( 金 ) 米 国 内 感 染 者 推 定 既 に10 万 人 ハイリスク 者 以 外 のメキシコへの 渡 航 制 限 緩 和 米 英 カナダの 統 計 から 軽 度 被 害 と 判 断 5 All Rights Reserved Copyright Nihon UNISYS Ltd., 2009
新 型 インフルエンザ H1N1 流 行 で 考 えた 課 題 企 業 対 応 1.BCMからBCPへの 展 開 が 重 要 ( 普 段 からのBCPプロジェクトによ る 情 報 共 有 と 検 討 訓 練 が 重 要 ) 2. 感 染 力 致 死 率 の 違 いを 勘 案 した 施 策 実 行 が 重 要 3. 複 数 情 報 ソースによる 施 策 緩 和 判 断 が 必 要 ( 厚 生 労 働 省 感 染 症 研 究 所 CDC WHO 安 否 確 認 ) 4. 強 毒 性 でもパンデミック 対 応 準 備 は 社 会 機 能 が 維 持 される 前 提 で 議 論 5. 企 業 間 認 識 ギャップの 存 在 (マスク 手 指 消 毒 など) 6. 企 業 情 報 発 信 の 重 要 性 ( 最 初 の 感 染 者 を 出 したくない 風 評 被 害 顧 客 取 引 先 対 応 ) 7. 在 宅 勤 務 の 有 効 性 確 認 ( 学 校 閉 鎖 情 報 共 有 など) 8. 今 後 のアクション 季 節 性 インフルエンザ 接 種 促 進 在 宅 勤 務 ICT 整 備 社 員 啓 発 備 蓄 品 抗 インフル 薬 準 備 社 会 機 能 維 持 のための 業 務 と 担 当 者 特 定 6 All Rights Reserved Copyright Nihon UNISYS Ltd., 2009
ICT 活 用 によるBCP( 日 本 ユニシスグループでの 取 り 組 み) 手 続 きと 文 書 電 子 化 TV 会 議 やe-Learning SNS 活 用 携 帯 メールによる 安 否 確 認 システム 在 宅 勤 務 への 取 り 組 みとWLB 推 進 シンクライアントとSASTIK( 全 社 員 に 配 布 ) 挿 すだけで すぐに 使 えて 操 作 履 歴 を 自 動 消 去 抜 くだけで 作 業 終 了 利 便 性 安 全 性 経 済 性 のベストバランスを 実 現 インターネット 接 続 可 能 なWindowsPCがあれば 挿 すだけ 抜 くだけ でいつでも どこでも 利 用 可 能 なリモートアクセスサービス http://www.unisys.co.jp/services/ict/sastik.html お 問 合 せ:sastik-ad@ml.unisys.co.jp 7 All Rights Reserved Copyright Nihon UNISYS Ltd., 2009
社 員 研 修 ーe-Learningコンテンツ 8 All Rights Reserved Copyright Nihon UNISYS Ltd., 2009
新 型 インフルエンザ H1N1 流 行 で 考 えた 課 題 人 事 法 制 面 への 対 応 ( 業 界 企 業 毎 に 検 討 が 必 要 ) (1) 社 内 規 程 協 力 企 業 との 契 約 顧 客 との 契 約 ( 債 務 不 履 行 責 任 ) (2) 事 業 所 閉 鎖 時 の 従 業 員 への 給 与 支 払 い 義 務 (3)パンデミック 時 の 有 給 休 暇 申 請 (4) 事 業 継 続 による 従 業 員 罹 患 への 賠 償 義 務 (5) 自 宅 待 機 の 際 の 給 与 支 払 い( 業 務 プライベート 家 族 罹 患 ) (6) 在 宅 勤 務 への 対 応 (7) 罹 患 懸 念 による 出 社 拒 否 手 当 (8) 派 遣 企 業 との 債 権 債 務 とルールの 徹 底 (9) 教 育 旅 行 セミナーなどイベント 主 催 者 の 責 任 (10)タミフル 等 のワクチン 備 蓄 投 与 と 薬 事 法 と 産 業 医 への 期 待 (11) 社 会 機 能 維 持 のための 事 業 継 続 の 必 要 性 の 判 断 基 準 (12) 事 業 所 閉 鎖 と 企 業 責 任 9 All Rights Reserved Copyright Nihon UNISYS Ltd., 2009
新 型 インフルエンザ H1N1 流 行 で 考 えた 課 題 政 府 自 治 体 対 応 1. 感 染 力 致 死 率 の 違 いを 勘 案 した 施 策 実 行 が 重 要 重 度 :( 致 死 率 2% 以 上 ) 中 度 :(0.5-2%) 軽 度 :(0.5% 未 満 ) 2. 水 際 防 疫 の 効 果 は 限 定 的 国 内 感 染 者 発 生 時 に 国 内 感 染 拡 大 防 止 体 制 に 移 行 すること が 重 要 3. 情 報 発 信 責 任 機 関 を 明 確 化 定 期 的 な 情 報 発 信 が 必 要 科 学 的 根 拠 をベースとした 説 明 が 必 要 国 民 へのガイド 提 示 ( 感 染 者 自 宅 療 養 マスクの 効 用 重 症 者 対 応 ) マスコミへの 情 報 提 供 企 業 への 要 請 内 容 ( 予 防 通 勤 移 動 集 会 など) 4.ワクチン 抗 インフルエンザ 薬 製 造 とウイルス 毒 性 先 進 国 とし ての 国 際 的 責 任 に 応 じた 接 種 投 与 方 針 明 確 化 致 死 率 は 季 節 性 インフルエンザ 並 み 発 症 者 の 多 くは24 歳 以 下 健 常 者 は1 週 間 程 度 で 治 癒 医 学 的 ハイリスク 者 対 応 は 重 要 10 All Rights Reserved Copyright Nihon UNISYS Ltd., 2009
新 型 インフルエンザ H1N1 流 行 で 考 えた 課 題 個 人 対 応 1. 咳 を 伴 う38 度 以 上 の 熱 があれば 職 場 や 学 校 に 行 かない 2. 咳 をするときはマスクをするかティッシュなどで 口 を 押 える 3. 健 常 者 は 重 症 になるまでは 医 療 機 関 を 受 診 しない マスク 手 洗 い うがいの 習 慣 家 族 での 話 し 合 い 4. 流 行 蔓 延 時 家 族 が 罹 患 したときのための 食 料 など2 週 間 程 度 の 備 蓄 5. 実 家 の 親 兄 弟 親 戚 近 所 の 寝 たきりの 方 病 気 がちの 一 人 住 まいの 老 人 や 知 り 合 い 阪 神 淡 路 大 震 災 の 時 にも 課 題 になった そうした 方 々 への 気 配 りが 必 要 11 All Rights Reserved Copyright Nihon UNISYS Ltd., 2009
新 型 インフルエンザ 対 策 サバイバル ヒント 備 蓄 の 見 直 すのは 今 のうちです!
本 セミナー 会 場 の 向 側 ぜひお 立 ち 寄 りください デモコーナーご 案 内 ERMオープンシアター 本 セミナー 会 場 展 示 デモコーナー パンデミック 対 策 パビリオン 13 All Rights Reserved Copyright Nihon UNISYS Ltd., 2009
ご 参 考 14 All Rights Reserved Copyright Nihon UNISYS Ltd., 2009
日 本 ユニシスグループでの 新 型 インフルエンザへの 取 組 み 平 成 19 年 当 社 事 業 継 続 プロジェクトにて 検 討 を 開 始 平 成 20 年 3 月 4 月 社 員 の 個 人 レベルの 対 策 をまとめた ガイドライン を 公 開 あわせて 協 力 会 社 の 理 解 協 力 も 得 る 全 社 対 応 方 針 を 策 定 新 型 インフルエンザ 行 動 計 画 発 効 現 在 の 取 組 み ( 継 続 予 定 ) 平 成 19 年 8 月 アジア 地 区 中 長 期 出 張 者 へ 抗 ウィルス 薬 携 行 を 実 施 平 成 20 年 5 月 安 否 確 認 徒 歩 帰 宅 新 型 インフルエンザ 対 応 の3 訓 練 同 8 月 日 本 ユニシスグループ 新 型 インフルエンザ 行 動 基 準 全 社 展 開 同 6-11 月 新 型 インフルエンザ 社 内 説 明 会 /セミナーを 全 国 で 実 施 同 11 月 全 社 員 への 季 節 性 インフルエンザワクチン 接 種 推 奨 5000 名 接 種 同 11 月 新 型 インフルエンザを 想 定 した 安 否 確 認 訓 練 実 施 平 成 21 年 2 月 ガイドラインと 行 動 基 準 見 直 し 被 害 レベル3 段 階 導 入 平 成 20~21 年 抗 インフルエンザ 薬 社 員 分 事 前 購 入 15 All Rights Reserved Copyright Nihon UNISYS Ltd., 2009
日 本 ユニシスの 新 型 インフルエンザ 行 動 計 画 社 外 へ 公 開 2008 年 4 月 第 1 版 作 成 - グループ 全 社 へ 徹 底 2008 年 8 月 社 外 へ 公 開 他 社 への 参 考 情 報 として 当 社 規 定 の 不 備 問 題 のフィードバックを 期 待 2009 年 2 月 第 2 版 改 訂 - 被 害 度 3レベルと 段 階 定 義 対 応 適 用 http://www.unisys.co.jp/csr/report/bc7.html 副 次 効 果 : お 客 様 からの 問 い 合 わせに 社 外 公 開 の 情 報 をお 伝 えすることで 状 況 のご 理 解 をいただき 個 別 の 回 答 などが 不 要 であった 16 All Rights Reserved Copyright Nihon UNISYS Ltd., 2009
17 All Rights Reserved Copyright Nihon UNISYS Ltd., 2009
厚 生 労 働 省 ガイドラインにおけるフェーズ 分 け 発 生 段 階 状 態 前 段 階 ( 未 発 生 期 ) 新 型 インフルエンザが 発 生 していない 状 態 第 一 段 階 ( 海 外 発 生 期 ) 海 外 で 新 型 インフルエンザが 発 生 した 状 態 第 二 段 階 ( 国 内 発 生 早 期 ) 国 内 で 新 型 インフルエンザが 発 生 した 状 態 第 三 段 階 国 内 で 患 者 の 接 触 歴 が 疫 学 調 査 で 追 えなくなった 事 例 が 生 じた 状 態 感 染 拡 大 期 各 都 道 府 県 において 入 院 措 置 等 による 感 染 拡 大 防 止 効 果 が 期 待 される 状 態 まん 延 期 各 都 道 府 県 において 入 院 措 置 等 による 感 染 拡 大 防 止 効 果 が 十 分 に 得 られなくなった 状 態 回 復 期 各 都 道 府 県 において ピークを 越 えたと 判 断 できる 状 態 第 四 段 階 ( 小 康 期 ) 患 者 の 発 生 が 減 少 し 低 い 水 準 でとどまっている 状 態 18 All Rights Reserved Copyright Nihon UNISYS Ltd., 2009
WHOによる 警 報 フェーズと 厚 生 労 働 省 ガイドラインとの 対 応 WHOによる 警 報 フェーズ 厚 生 労 働 省 ガイドライン 国 内 未 発 生 後 パンデミック 期 患 者 の 発 生 が 減 少 し 低 い 水 準 でとどまっている 状 態 海 外 発 生 期 国 内 発 生 早 期 感 染 拡 大 期 まんえん 期 回 復 期 小 康 期 19 All Rights Reserved Copyright Nihon UNISYS Ltd., 2009
20 世 紀 の 新 型 インフルエンザの 被 害 米 国 政 府 (CDC ( 疾 病 予 防 管 理 センター)の 情 報 スペイン 風 邪 アジア 風 邪 香 港 風 邪 20 All Rights Reserved Copyright Nihon UNISYS Ltd., 2009
被 害 の 想 定 とその 程 度 に 対 応 した 施 策 被 害 規 模 の 想 定 重 度 被 害 中 度 被 害 軽 度 被 害 感 染 率 25% 以 上 かつ 致 死 率 1% 以 上 (スペイン インフルエンザ 相 当 ) 感 染 率 10% 以 上 かつ 致 死 率 0.5% 以 上 で 重 度 被 害 にあてはまらない 被 害 感 染 率 10% 未 満 あるいは 致 死 率 0.5% 未 満 (1968 年 香 港 インフルエンザ 1957 年 アジア インフルエンザ 通 常 の 季 節 性 インフルエンザ 相 当 ) 米 国 CDC 発 表 による <10 万 人 あたりの 年 間 死 亡 数 > 感 染 率 X 致 死 率 日 本 国 民 の 全 死 因 =848. 5 がん =25.1 < 25% X 2% = 0.5 % = 50 心 疾 患 =135.4 < 25% X 1% =0.2 5% = 250 肺 炎 = 83.9 < 25% X 0.5 % =0.1 25%= 125 < 10% X 0.5 % = 0.0 5%= 50 人 口 統 計 資 料 集 (205 年 ) (1 年 間 あたりの 感 染 率 致 死 率 ) ( 参 考 値 2004 年 度 インフルエンザ 受 診 者 1770 万 人 死 亡 者 数 15000 人 ) 21 All Rights Reserved Copyright Nihon UNISYS Ltd., 2009
新 型 インフルエンザ 各 フェーズ 毎 にとるべきアクション 新 型 インフルエンザが 発 生 していない 状 態 ( 現 在 : 流 行 一 歩 手 前 )における 対 応 各 自 が 情 報 収 集 親 戚 自 治 会 社 会 的 弱 者 連 絡 手 段 個 人 生 活 奨 励 通 常 のインフルエンザ 対 策 の 励 行 ( 手 洗 い マスク うがい ) 食 料 日 用 品 の 備 蓄 季 節 性 インフルエンザ ワクチンの 接 種 企 業 行 動 計 画 本 部 メンバーの 連 絡 手 段 の 確 保 継 続 必 須 業 務 の 洗 い 出 し 絞 込 み 流 行 時 の 連 絡 体 制 の 整 備 オフィス 内 備 品 備 蓄 の 確 保 在 宅 勤 務 の 推 進 重 度 被 害 中 度 被 害 軽 度 被 害 海 外 事 務 所 : 現 地 行 政 機 関 医 療 機 関 との 連 携 強 化 状 況 判 断 安 否 確 認 システム 社 員 の 感 染 状 況 の 確 認 手 段 のひとつ SASTIK 連 絡 手 段 の 確 保 モバイルコネクト 部 門 内 連 絡 網 22 All Rights Reserved Copyright Nihon UNISYS Ltd., 2009
新 型 インフルエンザ 各 フェーズ 毎 にとるべきアクション 個 人 企 業 海 外 発 生 期 国 内 発 生 早 期 ( 海 外 国 内 でも 発 生 した 状 態 ) 備 蓄 状 況 の 見 直 し 不 要 不 急 外 出 の 自 粛 海 外 旅 行 中 止 国 内 旅 行 見 直 し マスク 手 洗 い うがい 励 行 対 策 本 部 設 置 出 社 者 マスク 着 用 義 務 づけ 集 会 開 催 出 席 再 検 討 出 張 見 直 し 取 り 止 め 在 宅 勤 務 移 行 開 始 海 外 出 張 中 止 帰 国 指 示 感 染 拡 大 期 ( 患 者 の 接 触 歴 が 疫 学 調 査 で 追 えない 状 態 ) 海 外 発 生 期 対 応 に 加 えて 海 外 国 内 旅 行 中 止 咳 エチケット 励 行 海 外 発 生 期 対 応 に 加 えて 出 社 前 検 温 健 康 チェック 感 染 者 疑 い 者 一 定 期 間 出 社 禁 止 海 外 国 内 出 張 禁 止 感 染 者 情 報 管 理 顧 客 への 訪 問 はできる 限 り 回 避 顧 客 へ 当 社 方 針 説 明 在 宅 勤 務 移 行 強 化 23 All Rights Reserved Copyright Nihon UNISYS Ltd., 2009
新 型 インフルエンザ 各 フェーズ 毎 にとるべきアクション 個 人 まん 延 期 回 復 期 ( 世 界 的 大 流 行 ) 感 染 拡 大 期 対 応 に 加 えて 外 出 取 り 止 め 政 府 自 治 体 の 要 請 勧 告 に 従 う 小 康 期 ( 流 行 終 息 一 時 終 息 ) 感 染 拡 大 期 あるいは 海 外 発 生 期 対 応 に 復 帰 企 業 感 染 拡 大 期 対 応 に 加 えて 社 会 状 況 政 府 要 請 に よっては 全 業 務 停 止 全 事 業 所 閉 鎖 同 上 社 会 機 能 維 持 顧 客 を 優 先 してサポート 再 開 対 策 本 部 から ( 出 社 可 能 な 社 員 範 囲 で) 業 務 再 開 宣 言 http://www.unisys.co.jp/csr/report/bc7.html 24 All Rights Reserved Copyright Nihon UNISYS Ltd., 2009
大 規 模 地 震 と 新 型 インフルエンザの 復 旧 時 間 操 業 率 の 遷 移 における 相 違 イメージ 新 型 インフルエンザ * 数 ヶ 月 ~ 数 年 間 波 を 繰 り 返 す ポストパンデミック 第 2 波 第 3 波 未 発 生 海 外 発 生 国 内 発 生 まん 延 拡 大 小 康 期 国 内 発 生 まん 延 拡 大 小 康 期 まん 延 拡 大 (フェーズ 定 義 は 厚 労 省 による) 大 規 模 地 震 * 一 時 的 な 操 業 率 低 下 レベル0 レベル1 レベル2 レベル3 レベル4 復 旧 後 平 常 時 と 同 じ 状 態 に 戻 る 10% 50% 操 業 率 0% 発 災 発 災 後 は 徐 々に 復 旧 24h 48h 72h 1w 2w-8w 想 定 : 感 染 率 25% 致 死 率 2%( 厚 生 労 働 省 による 想 定 ) 時 間 経 過 地 震 被 害 の 大 きさ 1 2 3 世 界 的 流 行 小 康 期 新 型 インフルエンザ 大 規 模 地 震 ( 被 害 レベル=1<2<3) * 新 型 インフルエンザ 流 行 が 始 まると 長 期 に 亘 り 操 業 率 低 下 が 続 く 第 二 波 操 業 率 イメージ: 第 一 波 40% 第 二 波 60% 第 三 波 25 All Rights Reserved Copyright Nihon UNISYS Ltd., 2009
参 考 : 流 行 前 ワクチンの 接 種 対 象 者 カテゴリー1 感 染 拡 大 防 止 被 害 の 最 小 化 に 資 する 業 種 感 染 症 指 定 病 院 一 般 診 療 所 職 員 保 健 所 職 員 救 急 隊 員 消 防 職 員 在 外 公 館 職 員 税 関 入 国 管 理 局 検 疫 所 職 員 警 察 職 員 宿 泊 施 設 従 事 者 自 衛 隊 員 海 上 保 安 庁 職 員 航 空 運 送 事 業 者 ( 国 際 線 ) 空 港 管 理 者 機 能 維 持 者 水 運 業 ( 外 航 海 運 ) カテゴリー2 新 型 インフルエンザ 対 策 に 関 する 意 思 決 定 に 携 わる 者 ( 首 長 など) 国 家 機 関 都 道 府 県 機 関 市 町 村 機 関 国 民 の 生 命 健 康 の 維 持 にかかわる 業 種 病 院 一 般 診 療 所 在 宅 看 護 サービス 歯 科 診 療 所 老 人 福 祉 介 護 事 業 児 童 福 祉 事 業 障 害 者 福 祉 事 業 医 薬 品 製 造 業 医 薬 品 販 売 業 医 療 機 器 製 造 販 売 業 者 国 民 の 安 全 安 心 の 確 保 にかかわる 業 種 消 防 職 員 ((1) 以 外 ) 警 察 職 員 ( 同 ) 自 衛 隊 員 ( 同 ) 海 上 保 安 庁 職 員 ( 同 ) 海 事 関 係 職 員 港 湾 管 理 者 国 会 議 員 国 会 議 員 公 設 秘 書 国 会 事 務 局 職 員 都 道 府 県 議 市 区 町 村 議 地 方 議 会 議 員 事 務 局 職 員 放 送 業 新 聞 業 電 気 通 信 業 電 気 通 信 に 付 帯 するサービス 業 矯 正 職 員 更 生 保 護 官 署 職 員 保 護 司 更 生 保 護 施 設 職 員 検 察 庁 従 事 者 裁 判 官 カテゴリー1 2いずれにおいても 該 当 業 種 の 機 能 を 維 持 するために 必 要 な 情 報 システム 関 連 事 業 等 に 従 事 するものを 含 む 26 All Rights Reserved Copyright Nihon UNISYS Ltd., 2009
参 考 : 流 行 前 ワクチンの 接 種 対 象 者 カテゴリー3 ライフラインの 維 持 にかかわる 業 種 電 気 業 者 原 子 力 事 業 者 上 水 道 事 業 者 下 水 道 事 業 者 工 業 用 水 道 事 業 者 ガス 事 業 者 熱 供 給 事 業 者 石 油 精 製 業 者 石 油 販 売 業 者 L Pガス 事 業 者 石 油 備 蓄 事 業 者 石 油 採 掘 事 業 者 航 空 運 送 事 業 者 ( 国 内 線 ) 港 湾 管 理 者 空 港 管 理 者 ((1) 以 外 ) 水 運 業 ( 内 航 海 運 ) 海 運 代 理 店 業 港 湾 運 送 業 その 他 の 運 輸 付 帯 サービス 業 鉄 道 業 道 路 旅 客 運 送 業 道 路 貨 物 運 送 業 運 輸 関 連 業 者 道 路 管 理 者 倉 庫 業 精 穀 製 粉 業 パン めん 類 など 製 造 業 乳 製 品 製 造 業 缶 詰 製 造 業 レト ルト 食 品 製 造 業 冷 凍 食 品 製 造 業 せっけん 合 成 洗 剤 製 造 業 トイレット ペーパー 製 造 業 ごみビニール 袋 製 造 業 衛 生 用 品 など 製 造 販 売 業 食 品 流 通 関 係 者 食 料 品 生 活 用 品 小 売 業 金 融 機 関 日 本 銀 行 保 険 会 社 政 府 系 中 小 企 業 金 融 機 関 ソフトウエア 業 情 報 処 理 提 供 サービス 業 インターネット 付 随 サービス 業 郵 便 局 国 家 公 務 員 都 道 府 県 職 員 市 町 村 職 員 独 立 行 政 法 人 職 員 火 葬 埋 葬 業 廃 棄 物 処 理 業 27 All Rights Reserved Copyright Nihon UNISYS Ltd., 2009