農 地 水 環 境 保 全 向 上 対 策 実 施 要 領 の 一 部 改 正 について 農 地 水 環 境 保 全 向 上 対 策 実 施 要 領 の 一 部 改 正 が 平 成 22 年 4 月 1 日 付 21 農 振 第 2495 号 によりありました その1 誘 導 部 分 農 地 水 向 上 活 動 の 項 目 について その2 中 山 間 地 域 等 直 接 支 払 制 度 と 重 複 する 地 域 の 追 加 活 動 項 目 について 改 正 前 改 正 前 農 用 地 に 関 する 項 目 鳥 獣 害 防 護 柵 の 適 正 管 理 鳥 獣 被 害 防 止 のための 防 護 柵 の 下 草 刈 りや 簡 易 補 修 等 による 適 正 な 管 理 を 行 うこと 又 は 新 たに 鳥 獣 害 防 護 柵 を 設 置 し 適 正 な 管 理 を 行 うこと 改 正 後 農 用 地 に 関 する 項 目 鳥 獣 害 防 護 柵 の 適 正 管 理 鳥 獣 被 害 防 止 のための 防 護 柵 の 下 草 刈 りや 簡 易 補 修 等 による 適 正 な 管 理 を 行 うこと ( 別 記 5) 集 落 協 定 等 関 連 対 象 活 動 組 織 に 対 する 追 加 の 要 件 について ⒈ 集 落 協 定 等 関 連 対 象 活 動 組 織 は 次 に 掲 げる ⑴ 及 び ⑵ について 集 落 協 定 等 の 規 定 を 満 たすために 必 要 とされる 最 小 限 の 行 為 として 位 置 付 けられる 活 動 項 目 の 数 と 同 数 を 地 域 活 動 指 針 の 誘 導 部 分 から 追 加 実 施 するものとする ⑴ 協 定 農 用 地 の 一 部 又 は 全 部 が 位 置 付 けられている 集 落 協 定 等 において 耕 作 放 棄 地 の 防 止 等 の 活 動 及 び 水 路 農 道 等 の 管 理 活 動 として 位 置 付 けられている 活 動 であって 地 域 活 動 指 針 の 基 礎 部 分 の 実 践 活 動 と 同 等 の 内 容 であること ⑵ 協 定 農 用 地 の 一 部 又 は 全 部 が 位 置 付 けられている 集 落 協 定 等 において 多 面 的 機 能 を 増 進 する 活 動 農 用 地 等 保 全 マップ 活 動 の 実 践 及 び 自 然 生 態 系 の 保 全 に 関 する 学 校 教 育 等 の 連 携 として 位 置 付 けられている 活 動 であって 地 域 活 動 指 針 の 誘 導 部 分 の 実 践 活 動 と 同 等 の 内 容 であること 改 正 後 改 正 内 容 新 たな 鳥 獣 害 防 護 柵 を 設 置 する 部 分 が 削 除 されました これに 伴 い 平 成 22 年 度 以 降 の 継 続 事 業 と して 計 画 を 立 てている 活 動 組 織 について は 市 町 村 が 確 認 した 場 合 に 限 り 鳥 獣 害 防 護 柵 の 設 置 が 可 能 となりました ⒈ 集 落 協 定 等 関 連 対 象 活 動 組 織 は 次 に 掲 げる ⑴ 及 び ⑵ について 集 落 協 定 等 の 規 定 を 満 たすために 必 要 とされる 最 小 限 の 行 為 として 位 置 付 けられる 活 動 項 目 の 数 と 同 数 を 地 域 活 動 指 針 の 誘 導 部 分 から 追 加 実 施 ( 異 常 気 象 等 後 の 見 回 り 及 び 異 常 気 象 等 後 の 応 急 措 置 を 除 く )するも のとする ⑴ ⑵( 略 ) 改 正 内 容 異 常 気 象 等 後 の 見 回 り 及 び 異 常 気 象 等 後 の 応 急 措 置 の 項 目 は 追 加 項 目 にできなくなりました 活 動 項 目 の 追 加 が 必 要 な 場 合 は1 協 定 の 変 更 2 採 択 申 請 の 変 更 が 必 要 2
農 地 水 環 境 保 全 向 上 対 策 事 例 研 究 会 を 開 催 去 る 平 成 22 年 7 月 30 日 ( 金 ) 8 月 6 日 ( 金 )に 岐 阜 農 林 事 務 所 管 内 の 農 地 水 環 境 保 全 向 上 対 策 事 例 研 究 会 が 岐 阜 総 合 庁 舎 大 会 議 室 において 開 催 されました 7 月 30 日 は 水 路 の 簡 易 補 修 について 8 月 6 日 には 畦 畔 の 防 草 対 策 について を 事 例 研 究 のテーマとして 基 調 講 演 や 事 前 アンケート 結 果 等 により 問 題 点 や 課 題 等 について 活 動 組 織 間 の 意 見 交 換 等 が 活 発 に 行 われました テーマ1 水 路 の 簡 易 補 修 について 日 時 平 成 22 年 7 月 30 日 ( 金 ) 13:30 16:30 主 催 岐 阜 県 農 地 水 環 境 保 全 推 進 協 議 会 岐 阜 地 域 分 会 参 加 者 活 動 組 織 関 係 市 等 48 名 基 調 講 演 コンクリート 水 路 の 簡 易 補 修 について 講 演 者 独 立 行 政 法 人 農 業 食 品 産 業 技 術 総 合 研 究 機 構 農 村 工 学 研 究 所 上 席 研 究 員 森 丈 久 氏 開 会 挨 拶 を 行 う 岐 阜 農 林 事 務 所 村 山 所 長 内 容 ⒈ コンクリート 水 路 に 見 られる 主 な 変 状 と 点 検 診 断 のポイント 目 地 損 傷 の 事 例 やひび 割 れ 等 種 類 の 説 明 や 簡 易 補 修 が 可 能 かどうかの 判 断 について 詳 細 に 説 明 がありました ⒉ コンクリート 水 路 の 簡 易 補 修 における 補 修 材 料 と 施 工 方 法 シーリング 材 による 目 地 の 補 修 方 法 や シーリング 材 の 選 定 上 の 留 意 事 項 等 の 説 明 がありまし た また 補 修 の 前 に 補 修 箇 所 の 清 掃 は 極 めて 重 要 であると 指 導 がありました 基 調 講 演 を 行 う 農 村 工 学 研 究 所 の 森 丈 久 氏 事 例 研 究 (アドバイザー) 独 立 行 政 法 人 農 業 食 品 産 業 技 術 総 合 研 究 機 構 農 村 工 学 研 究 所 上 席 研 究 員 森 丈 久 氏 事 前 アンケート 結 果 をもとに 各 活 動 組 織 より 取 組 状 況 等 について 紹 介 があり 委 託 と 直 営 の 単 価 の 違 いや 施 工 後 の 状 況 について 説 明 がありました 活 動 組 織 の 中 には 今 まで 委 託 していたが 今 年 は 直 営 で 実 施 し たいという 組 織 もありました 目 地 補 修 の 単 価 委 託 の 場 合 : 材 料 費 込 みで1,200 円 1,700 円 /m 直 営 の 場 合 : 材 料 費 込 みで60 円 (モルタル) 278 円 (ガイメック)/m 3
テーマ2 畦 畔 の 防 草 対 策 について 日 時 平 成 22 年 8 月 6 日 ( 金 ) 13:30 16:30 主 催 岐 阜 県 農 地 水 環 境 保 全 推 進 協 議 会 岐 阜 地 域 分 会 参 加 者 活 動 組 織 関 係 市 等 70 名 基 調 講 演 畦 畔 の 防 草 対 策 に 用 いるグランドカバープランツについて 講 演 者 独 立 行 政 法 人 農 業 環 境 技 術 研 究 所 上 席 研 究 員 藤 井 義 晴 氏 内 容 ⒈ 畦 畔 を 管 理 する 被 覆 植 物 に 求 められる 条 件 カバープランツの 種 類 や 特 徴 についての 説 明 がありました また カバープランツは 外 来 種 が 多 いが ヒガンバナ リュウノヒゲ キキョウなどの 在 来 種 を 復 活 してほしいと 説 明 がありま した ⒉ 被 覆 植 物 の 導 入 と 生 物 多 様 性 被 覆 植 物 導 入 前 に 雑 草 性 や 他 感 作 用 (アレロパシー)や 色 々なリスクを 十 分 評 価 する 必 要 があ ると 説 明 がありました アラロパシー( 他 感 作 用 )とは? 植 物 から 放 出 される 天 然 化 学 物 質 が 他 の 植 物 微 生 物 昆 虫 動 物 等 に 阻 害 促 進 あるいはその 他 の 何 らかの 影 響 を 及 ぼす 現 象 のこと 基 調 講 演 を 行 う 農 業 環 境 技 術 研 究 所 の 藤 井 義 晴 氏 在 来 種 のリュウノヒゲを 紹 介 している 4
基 調 講 演 センチピードグラスとヒメイワダレソウの 栽 培 管 理 について 講 演 者 岡 山 大 学 大 学 院 環 境 学 研 究 科 博 士 後 期 課 程 川 口 佳 則 氏 内 容 センチピードグラスとヒメイワダレソウの 特 徴 や 雑 草 対 策 雑 草 対 策 について 植 栽 当 年 センチピードグラス と ヒメイワダレソウ とも 地 表 面 を 被 覆 するまでは 発 生 雑 草 をこまめ に 抜 き 取 る 必 要 がある 特 に センチピードグラス は 初 期 生 育 が 遅 いので 播 種 ( 苗 移 植 ) 当 年 は 秋 までこまめな 雑 草 の 抜 き 取 りが 必 要 2 年 目 以 降 センチピードグラス と ヒメイワダレソウ とも 地 表 面 を 被 覆 するまでは 発 生 雑 草 をこまめ に 抜 き 取 る 必 要 がある 基 調 講 演 を 行 う 岡 山 大 学 大 学 院 の 川 口 佳 則 氏 センチピードグラス と ヒメイワダレソウ の 畑 等 への 逸 出 について 説 明 事 例 研 究 事 前 アンケート 結 果 をもとに 各 活 動 組 織 より 取 組 状 況 等 について 活 発 な 意 見 がありました また 昨 年 8 月 に 羽 島 市 沖 地 区 で 実 施 したヒメイワダレソウの 植 栽 の 現 地 研 修 に 参 加 された 活 動 組 織 の 方 々も 多 く 自 分 達 の 地 域 の 生 育 状 況 等 の 報 告 もありました 活 動 組 織 の 方 々と 意 見 交 換 や 質 疑 に 回 答 する 講 師 の 藤 井 氏 と 川 口 氏 5