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平 成 20 年 度 ライフサイクルコスト 管 理 年 次 報 告 書 装 備 施 設 本 部 平 成 20 年 8 月 27 日

目 次 次 期 固 定 翼 哨 戒 機 P-1 1 装 備 品 の 概 要 2 2 LCCグラフ( 累 積 ) 3 3 LCC 算 定 方 法 及 び 前 提 条 件 等 3 4 CBS 総 括 表 4 5 LCCに 影 響 を 与 えうる 要 因 5 戦 闘 機 F-2 1 装 備 品 の 概 要 6 2 LCCグラフ( 累 積 ) 7 3 LCC 算 定 方 法 及 び 前 提 条 件 等 7 4 CBS 総 括 表 8 5 LCCに 影 響 を 与 えうる 要 因 9 1

次 期 固 定 翼 哨 戒 機 P-1 1 装 備 品 の 概 要 名 称 次 期 固 定 翼 哨 戒 機 P-1 基 本 構 想 配 備 計 画 LCC P-1 は P-3C の 後 継 として 高 度 な 飛 行 性 能 捜 索 能 力 通 信 能 力 等 により 本 格 的 な 侵 略 事 態 に 対 応 するほか 周 辺 海 空 域 の 警 戒 監 視 国 際 平 和 協 力 活 動 への 主 体 的 かつ 積 極 的 な 取 組 み 等 に 対 応 する 平 成 23 年 度 末 以 降 P-3C の 減 勢 に 合 わせ 逐 次 代 替 整 備 する 部 隊 運 用 に 必 要 な 運 用 支 援 用 設 備 及 び 整 備 用 設 備 等 を 準 備 し 運 用 支 援 態 勢 を 整 える 総 経 費 見 積 金 額 約 2 兆 2,850 億 円 構 成 機 体 : 川 崎 重 工 業 株 式 会 社 ( 試 作 時 ) エンジン: 型 式 XF7-10 株 式 会 社 IHI( 試 作 時 ) 搭 載 通 電 : 戦 闘 指 揮 システム 音 響 システム レーダーシステム 光 波 システム 逆 探 知 システム 磁 気 探 知 システム 衛 星 通 信 システム 飛 行 管 理 システム 等 性 能 全 幅 :35.4m 全 長 : 38.0m 全 高 :12.1m 基 本 離 陸 重 量 : 79.7t 巡 航 速 度 :P-3C の 約 1.3 倍 巡 航 高 度 :P-3C の 約 1.3 倍 注 : 本 項 及 び 以 下 の 各 項 に 記 載 している 算 定 に 用 いたデータは LCC 算 定 上 の 前 提 条 件 であ り 将 来 の 防 衛 力 整 備 を 定 めるものではない 次 期 固 定 翼 哨 戒 機 P-1 外 観 2

2 LCCグラフ( 累 積 ) 30,000 億 円 25,000 見 積 より10% 増 20,000 15,000 見 積 より10% 減 10,000 5,000 現 時 点 0 H4 年 度 H14 年 度 H24 年 度 H34 年 度 H44 年 度 H54 年 度 注 :10% 幅 は LCC 見 積 のベースラインからの LCC 実 績 値 の 異 常 な 乖 離 を 把 握 するため 米 国 防 省 等 の 事 例 を 参 考 に 設 定 3 LCC 算 定 方 法 及 び 前 提 条 件 等 共 通 的 事 項 段 階 別 前 提 条 件 機 体 形 状 などの C-X との 共 用 部 分 の 研 究 開 発 費 は 1/2 とした 20 年 度 レートを 使 用 物 価 上 昇 は 考 慮 しない 今 後 改 修 仕 様 変 更 部 品 枯 渇 対 策 等 は 発 生 しないものとした 量 産 機 については 平 成 20 年 度 に 4 機 以 後 平 成 30 年 台 までに 約 70 機 を 取 得 するものとした 派 生 機 を 含 まず 1 機 あたりの 運 用 期 間 は 約 20 年 とした 構 想 契 約 実 績 を 基 に 集 計 開 発 契 約 実 績 を 基 に 集 計 予 測 分 については 試 験 項 目 を 基 に 見 積 もった 量 産 初 号 機 の 予 算 価 格 に 量 産 効 果 を 加 味 して 算 出 運 用 維 持 補 用 品 及 び 修 理 役 務 は 機 体 定 期 修 理 間 隔 品 目 毎 の 補 給 必 要 回 数 修 理 回 数 を 基 に P-3C の 実 績 価 格 及 び 重 量 比 等 により 価 格 を 仮 定 し 算 出 燃 料 費 は 所 要 量 に 20 年 度 JP-4 予 算 単 価 を 乗 じて 算 出 3

4 CBS 総 括 表 [ 億 円 ] LEVEL 1 LEVEL 2 項 目 名 契 約 金 額 比 率 項 目 名 契 約 金 額 比 率 553 構 想 検 討 0.5 0.0% 2.4% ( 実 553 見 0) 構 想 段 階 (H4~H19) 開 発 段 階 (H13~H23) 量 産 段 階 (H20~H30 年 代 ) 運 用 維 持 段 階 (H13~H60 年 代 ) 注 1: 実 は 実 績 見 は 見 積 を 表 す 実 績 は 平 成 19 年 度 までに 発 生 した 契 約 金 額 見 積 は 平 成 20 年 度 以 降 に 発 生 すると 予 測 される 費 用 を 意 味 する 注 2: 見 積 は 現 時 点 における 一 定 の 前 提 を 置 いて 試 算 したもので 変 更 がありうる 運 用 維 持 段 階 の 改 修 費 用 及 び 廃 棄 段 階 については 現 時 点 での 見 積 が 困 難 であるため 見 積 もっていない 注 3:CBS:Cost Breakdown Structure の 略 装 備 品 の 取 得 に 関 わる 費 用 を 項 目 毎 にまとめ コスト 情 報 を 付 加 した 表 2,474 ( 実 2,210 見 264) 8,928 ( 実 0 見 8,928) 10,895 ( 実 14 見 10,881) 10.8% 注 4:1 億 円 未 満 の 金 額 は 百 万 の 位 を 四 捨 五 入 した 1 億 円 以 上 の 金 額 は 千 万 の 位 を 四 捨 五 入 し た 丸 め 誤 差 があるため 金 額 の 和 が 合 計 と 一 致 しない 場 合 もある 技 術 研 究 553 2.4% 試 作 品 費 1,866 8.2% 官 給 用 搭 載 品 等 114 0.5% 技 術 実 用 試 験 454 2.0% 試 験 設 備 40 0.2% 39.1% 航 空 機 8,928 39.1% 47.7% 補 用 品 3,268 14.3% 修 理 役 務 3,139 13.7% 改 修 今 回 は 見 積 らず 0.0% 整 備 用 器 材 373 1.6% 支 援 器 材 243 1.1% 施 設 277 1.2% 教 育 訓 練 465 2.0% 燃 料 費 等 3,098 13.6% 技 術 支 援 費 32 0.1% 廃 棄 段 階 0 0.0% 航 空 / 施 設 今 回 は 見 積 らず 0.0% 合 計 22,850 100.0% 22,850 100.0% 注 5: 今 回 コスト 見 積 ができなかった CBS 項 目 に 関 して 運 用 維 持 段 階 の 改 修 に 関 しては 予 測 ができないため 見 積 もられていない また 廃 棄 段 階 は データ 収 集 等 が 間 に 合 わず 今 回 は 見 送 った 来 年 度 以 降 に 記 載 する 予 定 4

5 LCCに 影 響 を 与 えうる 要 因 要 因 対 象 となる CBS 項 目 現 状 及 び 対 策 等 調 達 機 数 の 変 更 航 空 機 調 達 機 数 の 変 更 派 生 型 機 製 造 が 量 産 価 格 に 影 響 を 与 える 原 油 価 格 の 変 動 燃 料 費 見 積 は 20 年 度 JP-4 予 算 単 価 を 使 用 為 替 の 変 動 航 空 機 見 積 は 20 年 度 支 出 官 レート(113 円 /ドル) を 使 用 設 計 値 ( 予 測 値 ) と 実 績 値 との 差 異 補 用 品 修 理 役 務 燃 料 費 燃 料 消 費 率 耐 用 命 数 補 給 計 画 修 理 計 画 等 は 設 計 値 ( 予 測 値 )を 使 用 仕 様 変 更 及 び 性 能 向 上 ( 部 品 枯 渇 対 策 含 む) 航 空 機 補 用 品 修 理 役 務 整 備 用 器 材 技 術 実 用 試 験 結 果 の 反 映 による 仕 様 変 更 の 可 能 性 があるが 予 測 ができないため 見 積 もられていない 部 品 枯 渇 対 策 航 空 機 の 性 能 向 上 が 実 施 さ れる 可 能 性 があるが 予 測 ができないため 見 積 もられていない 5

戦 闘 機 F-2 1 装 備 品 の 概 要 名 称 F-2 基 本 構 想 F-2 は F-1 の 後 継 として 米 国 の F-16 をベースに 日 本 の 運 用 の 考 え 方 や 地 理 的 な 特 性 に 合 わせ 日 米 の 優 れた 技 術 を 結 集 し 日 米 共 同 で 開 発 した 戦 闘 機 で あり 航 空 阻 止 近 接 航 空 支 援 海 上 航 空 支 援 防 空 作 戦 を 実 施 するとともに 対 領 空 侵 犯 措 置 も 実 施 する 配 備 三 沢 に2 個 飛 行 隊 築 城 に 1 個 飛 行 隊 松 島 に 1 個 飛 行 隊 ( 教 育 所 要 ) 岐 阜 に 試 作 機 4 機 ( 技 術 支 援 ( 総 取 得 機 には 含 まない )) 総 取 得 機 94 機 LCC 総 経 費 見 積 金 額 約 3 兆 3,467 億 円 構 成 航 空 機 の 形 式 単 発 単 座 エンジン F110-GE/IHI-129 レーダー アクティブ フェーズド アレー 方 式 パルス ドプラー レーダー 搭 載 武 器 20mm 機 関 砲 空 対 空 ミサイル 空 対 艦 ミサイル 爆 弾 ロケット 弾 性 能 乗 員 :1 名 及 び 2 名 全 幅 :11.1m 全 長 :15.5m 全 高 :5.0m 空 虚 重 量 : 約 10t 推 力 :13.4t( 地 上 静 止 時 ) 最 大 離 陸 重 量 : 約 22t 最 大 速 度 :マッハ 約 2.0 注 : 本 項 及 び 以 下 の 各 項 に 記 載 している 算 定 に 用 いた 各 データは LCC 算 定 上 の 前 提 条 件 で あり 将 来 の 防 衛 力 整 備 を 定 めるものではない 戦 闘 機 F-2 外 観 6

2 LCCグラフ( 累 積 ) 40,000 億 円 35,000 見 積 より10% 増 30,000 25,000 20,000 現 時 点 見 積 より10% 減 15,000 10,000 5,000 0 S53 53 年 度 55 57 59 61 S63 63 年 度 2 4 6 8H1010 年 度 12 14 16 18H20 20年 度 22 24 26 28 H30 30 年 度 32 34 36 38 H40 40 年 度 42 44 46 48 H50 50 年 度 52 54 注 :10% 幅 は LCC 見 積 のベースラインからの LCC 実 績 値 の 異 常 な 乖 離 を 把 握 するため 米 国 防 省 の 事 例 を 参 考 に 設 定 3 LCC 算 定 方 法 及 び 前 提 条 件 等 共 通 的 事 項 段 階 別 前 提 条 件 20 年 度 レートを 使 用 物 価 上 昇 は 考 慮 しない 今 後 改 修 仕 様 変 更 老 朽 更 新 部 品 枯 渇 対 策 等 は 発 生 しないものとした 1 機 あたりの 運 用 期 間 は 約 30 年 とした 構 想 ~ 量 産 運 用 維 持 契 約 実 績 を 基 に 集 計 総 取 得 機 94 機 ( 試 作 機 4 機 を 除 く) 補 用 品 金 額 は 実 績 等 に 基 づき 算 出 機 体 定 期 修 理 は 定 期 修 理 間 隔 (800 時 間 または 36 ヶ 月 )から 年 度 毎 修 理 機 数 を 算 出 し 修 理 単 価 を 乗 じて 算 出 燃 料 費 は 所 要 量 に 20 年 度 JP-4 予 算 単 価 を 乗 じて 算 出 7

4 CBS 総 括 表 LEVEL 1 LEVEL 2 [ 億 円 ] 項 目 名 契 約 金 額 比 率 項 目 名 契 約 金 額 比 率 構 想 段 階 162 構 想 検 討 0 0.0% 0.5% (S53~H1) ( 実 162 見 0) 技 術 研 究 162 0.5% 試 作 品 費 3,183 9.5% 開 発 段 階 3,604 10.8% 技 術 実 用 試 験 406 1.2% (S63~H12) ( 実 3,604 見 0) 試 験 設 備 14 0.0% 量 産 段 階 10,507 (H8~H19) ( 実 10,507 見 0) 31.4% 航 空 機 10,507 31.4% 補 用 品 12,391 37.0% 修 理 役 務 3,372 10.1% 改 修 94 0.3% 運 用 維 持 段 整 備 用 器 材 567 1.7% 階 19,195 支 援 器 材 133 0.4% 57.4% (H7~H50 年 代 ) ( 実 4,645 見 14,550) 施 設 28 0.1% 教 育 訓 練 335 1.0% 燃 料 費 等 1,742 5.2% 技 術 支 援 費 463 1.4% その 他 69 0.2% 廃 棄 段 階 0 0.0% 航 空 / 施 設 今 回 は 見 積 もらず 0.0% 合 計 33,467 100.0% 33,467 100.0% 注 1: 実 は 実 績 見 は 見 積 を 表 す 実 績 は 平 成 19 年 度 までに 発 生 した 契 約 金 額 見 積 は 平 成 20 年 度 以 降 に 発 生 すると 予 測 される 費 用 を 意 味 する 注 2: 見 積 は 現 時 点 における 一 定 の 前 提 を 置 いて 試 算 したもので 変 更 がありうる 廃 棄 段 階 につ いては 現 時 点 での 見 積 が 困 難 であるため 見 積 もっていない 注 3:CBS:Cost Breakdown Structure の 略 装 備 品 の 取 得 に 関 する 費 用 を 項 目 毎 にまとめ コスト 情 報 を 付 加 した 表 注 4: 金 額 は 千 万 の 位 を 四 捨 五 入 した 丸 め 誤 差 があるため 金 額 の 和 が 合 計 と 一 致 しない 場 合 も ある 注 5: 今 回 コスト 見 積 ができなかった CBS 項 目 に 関 して 廃 棄 段 階 は データ 収 集 等 が 間 に 合 わ ず 今 回 は 見 送 った 来 年 度 以 降 に 記 載 する 予 定 8

5 LCCに 影 響 を 与 えうる 要 因 為 替 の 変 動 要 因 対 象 となる CBS 項 目 現 状 及 び 対 応 策 等 機 体 及 びエンジン 維 持 部 品 整 備 用 器 材 訓 練 用 器 材 (チャフ フレア) 航 空 機 燃 料 技 術 支 援 費 (FMS) 見 積 は 20 年 度 支 出 官 レート(113 円 /ドル) を 使 用 原 油 価 格 の 変 動 燃 料 費 見 積 は 20 年 度 JP-4 予 算 単 価 を 使 用 老 朽 更 新 整 備 用 器 材 支 援 器 材 予 測 ができないため 22 年 度 以 降 見 積 も っていない 電 子 部 品 等 の 更 新 ( 仕 様 変 更 ) 近 代 化 改 修 機 体 及 びエンジン 維 持 部 品 搭 載 装 備 品 維 持 部 品 整 備 用 器 材 支 援 器 材 システム 及 びプログラム 維 持 機 体 及 びエンジン 維 持 部 品 搭 載 装 備 品 維 持 部 品 整 備 用 器 材 支 援 器 材 システム 及 びプログラム 維 持 予 測 ができないため 見 積 もられていない が 発 生 すれば 左 記 項 目 に 影 響 を 与 える 可 能 性 有 り 予 測 ができないため 見 積 もられていない が 発 生 すれば 左 記 項 目 に 影 響 を 与 える 可 能 性 有 り 9