Oracleホワイト ペーパー 2014 年 2 月 AIXからOracle Solarisへの Oracle Databaseおよび Oracleアプリケーションの 移 行 の 簡 素 化
はじめに... 1 Oracle Solarisへ 移 行 する 理 由... 2 移 行 計 画 の 概 要... 3 Oracle Migration Factory... 3 アーキテクチャの 準 備... 4 運 用 と 管 理 のマッピング... 5 トレーニング 資 料... 5 アプリケーション サポートに 関 する 考 慮 事 項... 6 データベース プラットフォームの 変 更... 7 データベース 移 行 の 方 法... 7 移 行 事 例 :Oracle Database... 8 Oracle Solarisデータベース インフラストラクチャの 準 備... 10 Oracle Data Pumpを 使 用 した 処 理... 11 移 行 後 の 検 証... 14 結 論... 16
はじめに オラクルのスローガンである Hardware and Software, Engineered to Work Together は コスト およびリスクを 大 幅 に 削 減 し アプリケーションとビジネス システムの 生 産 性 を 飛 躍 的 に 向 上 す ることを 約 束 するものです Oracleアプリケーションは 業 界 をリードするミドルウェアやデータ ベース ソフトウェア テクノロジーとともに Oracle 以 外 のさまざまなハードウェア プラット フォーム 上 で 稼 働 します しかし より 少 ないコストとリスクでより 多 くの 継 続 的 な 成 果 を 求 める という 圧 力 の 高 まりに 対 して もっとも 効 果 的 に 対 応 できるようにするのは アプリケーションか らディスクまでの 緊 密 な 統 合 や 障 害 注 入 を 使 用 したエンド ツー エンドのテスト Oracleソフト ウェアをOracleハードウェアで 実 行 するための 文 書 化 されたベスト プラクティスに 対 するオラクル の 投 資 です Oracle Solarisはオラクルのハードウェアおよびソフトウェア テクノロジーの 統 合 における 重 要 な コンポーネントであり 非 常 に 大 きな 価 値 を 顧 客 にもたらします また OracleテクノロジーやOracle アプリケーションを 実 行 するAIX/Power Systemsのアップグレードが 遅 れている 場 合 Oracle Solaris への 移 行 によって 改 善 がもたらされる 可 能 性 は いっそう 大 きくなります しかし 多 くの 組 織 は 常 時 稼 働 のアプリケーションを 停 止 したり すでに 大 きなITプロジェクトの バックログを 増 やしたりすることを 懸 念 して 移 行 を 実 施 していません このホワイト ペーパーで は AIXからOracle Solarisに 移 行 することで 素 早 く 簡 単 にその 価 値 を 実 現 するための4つの 簡 単 な 手 順 を 紹 介 します また AIXからOracle SolarisへのOracle Databaseインスタンスの 移 行 例 を 示 して 実 際 のシステム 移 行 での 手 順 作 業 所 要 時 間 利 点 を 明 らかにします 1
Oracle Solarisへ 移 行 する 理 由 IBM Power/AIX 環 境 を 運 用 中 で インフラストラクチャの 最 新 化 または 拡 張 を 必 要 とする 組 織 に 対 し て オラクルは 同 類 のIBMソリューションよりもパフォーマンスが 高 く IT 運 用 リスクと 総 所 有 コ ストの 低 い 優 れた 代 替 案 を 提 供 します オラクルの 新 しいインフラストラクチャ 製 品 を 利 用 するこ とで 顧 客 は 資 本 支 出 を 最 大 1.6 倍 削 減 総 所 有 コストを 最 大 2.6 倍 削 減 しながら 世 界 記 録 を 誇 るOLTP とデータウェアハウスのパフォーマンス(IBM Power/AIXシステムよりも 最 大 2.4 倍 高 速 )を 活 用 でき ます 長 期 的 なシステム 製 品 ロードマップが 公 開 されているOracle 製 品 は ミッション クリティカ ルなビジネス アプリケーションにとって もっとも 安 全 性 の 高 いプラットフォームです これらのメリットは オラクルがアプリケーションからシリコンまでの 製 品 間 統 合 に 対 して 長 期 的 かつ 集 中 的 に 投 資 を 行 った 成 果 であり OracleアプリケーションやOracle Database ミ ド ルウェア オペレーティング システム インフラストラクチャ システムは 同 時 にデプロイした 場 合 に 可 能 な 限 り 最 高 の 結 果 をもたらすように 最 適 化 されています Oracleソリューションへ 移 行 することで コストを 大 幅 に 削 減 し パフォーマンスを 飛 躍 的 に 向 上 でき るだけでなく 連 携 して 動 作 するように 設 計 された 包 括 的 なソリューションのデプロイを 通 じてリス クを 軽 減 し 大 量 の 高 コストなカスタム コンサルティング サービスの 必 要 性 を 軽 減 できます オラクルは 研 究 開 発 に 大 きく 投 資 することで Oracle Solarisオペレーティング システムとサーバー およびストレージ テクノロジーが 持 つ 独 自 のミッション クリティカルなクラウド 機 能 を 拡 張 し ており その 過 程 においてコンピューティング 分 野 の 経 済 的 側 面 を 良 い 方 向 に 変 えつつあります 従 来 大 規 模 なマルチプロセッサ システムを 使 用 するには 処 理 能 力 あたりのコストが 小 規 模 シ ステムよりも 大 幅 に 高 くなっていました 簡 単 に 言 うと 16プロセッサ システムの 価 格 は2プロセッ サ システムを8 台 買 うよりもずっと 高 いものでした 多 大 な 研 究 開 発 投 資 を 通 じて オラクルは 低 コストで 高 い 効 率 と 性 能 を 実 現 する 非 常 にパフォーマンスの 高 いシステムの 開 発 に 成 功 し その メリットを 顧 客 にもたらそうとしています IBMはほとんどのパフォーマンス 向 上 と 拡 張 機 能 をPowerサーバーとAIXシステムに 実 装 してきまし た その 間 オラクルはライフ サイクル 管 理 の 簡 素 化 や 仮 想 化 ネットワークに 焦 点 を 絞 って Oracle SolarisとSPARCのパフォーマンスを 大 幅 に 向 上 させました また ビジネス アプリケーショ ンおよびデータベース 向 けのプラットフォームとしては 最 高 のパフォーマンスと 信 頼 性 という 優 位 性 をさらに 高 めてきました インテルがデスクトップおよびモバイル コンピューティング 市 場 を 重 視 し IBMがささやかなシステム パフォーマンスの 向 上 にとどまる 一 方 で オラクルは エンター プライズ インフラストラクチャ 市 場 に 焦 点 を 絞 って 研 究 開 発 を 拡 大 することで エンタープライ ズITの 顧 客 向 けとしてもっとも 強 力 なテクノロジー ポートフォリオを 携 えて 一 歩 先 を 行 こうとして います オラクルのインフラストラクチャ ポートフォリオには コア ビジネス アプリケーショ ン 環 境 を 実 行 するための 新 たなイノベーションを 絶 えず 提 供 することで 最 終 的 に 最 高 かつ 最 速 の 結 果 を 実 現 するアイディアと 戦 略 的 な 設 計 が 反 映 されています AIXからOracle Solarisへの 移 行 によってもたらされるビジネス 上 の 利 点 について 詳 しくは 次 のソ リューション 概 要 を 参 照 してください http://www.oracle.com/us/products/servers-storage/servers/sparc/aixtosolarismigrationfinal22514-2150472.pdf 2
移 行 計 画 の 概 要 あらゆるITプロジェクトを 成 功 に 導 く 最 大 要 因 の1つは 質 の 高 い 計 画 です ビジネス システムを IBM AIXからOracle Solarisに 移 行 するようなプロジェクトにおいても 同 じことが 当 てはまります 移 行 プロジェクトを 主 要 なステップに 分 割 することで 顧 客 は 移 行 の 作 業 やリスク 所 要 時 間 が 移 行 先 よりも 移 行 元 のプラットフォームにより 大 きく 依 存 することを 認 識 できます また ビジネ ス ニーズを 説 明 し Oracleソフトウェア テクノロジーをサポートするITインフラストラクチャの 現 状 を 突 き 止 められる 最 適 な 立 場 にいるのも 顧 客 です このため 計 画 に 先 立 って ITインフラスト ラクチャのどの 部 分 を 計 画 に 含 めるかという 対 象 範 囲 の 前 提 を 決 定 し 移 行 プロセスをテストする システムや 移 行 によるメリットを 必 要 とする 重 要 システム またはIT 環 境 に 含 まれる 複 数 のシステム を 特 定 する 必 要 があります さらに 対 象 範 囲 に 含 まれる 各 システムに 対 して 移 行 所 要 時 間 や 移 行 リカバリ ポイントの 目 標 を 決 定 しておくと 計 画 を 策 定 する 上 で 適 切 な 妥 協 点 を 探 る 手 助 けにな ります どのようなケースであれ 図 1に 示 すように 計 画 フローにインベントリを 取 り 込 む 必 要 が あります 図 1: 簡 略 化 された 移 行 4つのおおまかな 手 順 顧 客 が 移 行 の 実 施 方 法 を 決 定 できるようにするため 各 ステップで 現 在 のITデプロイメントから 得 た 知 識 を 使 用 します それぞれのステップについての 詳 細 は 後 述 しますが 最 初 に コンサルティン グ サービスやプロフェッショナル サービスに 費 用 を 投 入 して 実 施 するのか または 自 力 で 行 う のかを 決 定 する 必 要 があります Oracle Migration Factory Oracle Migration Factoryは 移 行 に 関 して3つの 重 要 な 利 点 を 持 つプロフェッショナル サービスです 柔 軟 なオフサイト モデルまたはオンサイト モデルで 利 用 できる 移 行 エキスパートからなる 専 用 チーム 実 証 済 みのファクトリー メソドロジーと 25 年 におよぶ 実 際 の 移 行 経 験 から 得 られた 再 利 用 可 能 ツール 高 品 質 でタイムリーな 移 行 プロジェクトの 遂 行 を 可 能 にするリアルタイムの 管 理 ツールと 可 視 性 3
時 間 やリソース 予 算 の 兼 合 いによっては プロジェクトの 範 囲 設 定 計 画 実 行 の 一 部 (または 全 部 )でプロフェッショナル サービスが 必 要 になる 場 合 があります Oracle Migration Factoryに ついて 詳 しくはhttp://oracle.com/migrationfactoryを 参 照 してください アーキテクチャの 準 備 最 初 のステップは 運 用 モデルをサポートしており 移 行 の 作 業 所 要 時 間 リスクに 影 響 を 及 ぼ す 可 能 性 のある 共 有 サービスと 共 通 フレームワークを 識 別 することです 移 行 範 囲 の 対 象 となるシ ステムの 性 質 によっては 移 行 元 となる 現 在 のプラットフォーム 上 で 高 可 用 性 やディザスタ リ カバリ ストレージ 管 理 さらにはシステム 管 理 のフレームワークとアーキテクチャまでもが 深 く 相 互 依 存 している 場 合 もあります 次 の 表 1に 影 響 範 囲 の 例 を 示 します 表 1: 既 存 アーキテクチャの 影 響 範 囲 最 小 限 の 影 響 : 中 程 度 の 影 響 : 大 きな 影 響 : 最 近 のOracleアーキテクチャ 1 社 またはサード パーティによる 最 旧 式 かカスタムまたは 複 数 ベンダー 近 のアーキテクチャ Maximum Availability レプリケーションとGeographic 自 社 開 発 または 独 自 仕 様 Architecture Edition rsyncおよびその 他 のツール( 要 変 ディザスタ リカバリ Oracle Active Data Guard Oracle GoldenGate EMC RecoverPoint IBM Storage System Replication 更 ) 社 内 開 発 またはカスタム コード 上 記 に 加 えてデータ 保 護 と 上 記 に 加 えてデータ 保 護 とHA 独 自 手 法 HA Maximum Availability ストレージ システムまたはソフト ストレージ 管 理 ソフトウェア Architecture ウェア Oracle Solaris 11に 対 して 未 認 定 の Oracle Automatic Storage Symantec Veritas NetBackup ソフトウェア(Tivoli) データ 保 護 Management IBM ProtecTIER Oracle Solarisで 使 用 できないソフ Oracle Secure Backup IBM Tivoli Storage Software トウェア バイナリ Oracle Recovery Manager (Oracle RMAN) Maximum Availability クラスタリング テクノロジー 混 合 ソリューション Architecture Symantec Veritas Cluster 社 内 開 発 アプリケーションおよび 手 高 可 用 性 Oracle Real Application Clusters IBM HACMP/PowerHA 法 の 一 部 旧 式 の 複 数 ベンダー ソリューション Oracle Clusterware Oracle WebLogic Serverクラ スタリング Oracle Maximum Availability Architectureをすでに 利 用 しているケースでは 移 行 元 となるデプロイ メントで 使 用 されているアーキテクチャの 一 部 (または 全 部 )に 含 まれる 現 在 の 依 存 関 係 によって は 移 行 への 影 響 がほとんどない 場 合 もあります これは Oracle Maximum Availability Architecture がOracleソフトウェア テクノロジーと 高 度 に 統 合 されており 本 質 的 にプラットフォームに 依 存 し ないという 事 実 によるものです 4
その 一 方 で 移 行 のためにアーキテクチャやフレームワークの 一 部 (または 全 部 )を 更 新 する 必 要 がある 場 合 これはもっとも 大 きい 移 行 ステップの1つとなる 可 能 性 があり 固 有 の 計 画 を 必 要 とし ます この 場 合 は 顧 客 には 最 新 アーキテクチャによる 多 数 のメリットがもたらされますが 移 行 以 外 の 追 加 投 資 が 必 要 になります 多 くの 場 合 移 行 計 画 の 対 象 システムに 適 用 されているアーキテクチャは AIXとOracle Solaris 11 の 両 方 で 綿 密 にサポートされているサード パーティ 製 品 を 使 用 しています このケースでは 通 常 移 行 への 影 響 は 中 程 度 であり 顧 客 はサード パーティと 協 力 して サード パーティ テクノロ ジーやストレージ 中 心 テクノロジーの 依 存 関 係 統 合 テストを 識 別 する 必 要 があります バックアップとリカバリおよびディザスタ リカバリについてのオラクルのアーキテクチャとベス ト プラクティスについては 次 のWebサイトを 参 照 してください http://www.oracle.com/us/solutions/oos/oracle-backup-and-recovery/overview/index.html http://www.oracle.com/jp/solutions/optimized-solutions-171609-ja.html 運 用 と 管 理 のマッピング 2 番 目 のステップは 移 行 を 検 討 する 際 にほとんどの 人 が 思 い 付 くステップです 運 用 への 影 響 だけ でなく 移 行 システムに 関 する 管 理 スタッフへのトレーニングも 必 要 になることから これはもっ とも 広 範 囲 にわたるステップの1つですが 機 械 的 で 分 かりやすく 単 純 なステップでもあります AIX からOracle Solarisへの 移 行 が 容 易 な 理 由 は 4つあります いずれもRISC UNIXである いずれもSystem Vベースである いずれも64ビットである いずれもビッグ エンディアンである AIXとOracle Solarisの 両 方 に 同 じ 性 質 が 受 け 継 がれているため AIXやLinuxを 使 い 慣 れたITスタッフ にとってOracle Solarisの 習 得 は 容 易 です また 過 去 の 経 験 から 言 うと 最 終 的 にはOracle Solaris がより 好 まれる 管 理 プラットフォームとなると 考 えられます これは 絶 え 間 ない 投 資 による 高 性 能 化 と Oracle Solarisをもっとも 進 んだUNIXテクノロジーにしたイノベーションによるものです 言 うまでもなく AIXの 場 合 と 同 様 に スタッフはOracle Solaris OSのディストリビューションやイ ンストール 管 理 (データ 管 理 仮 想 化 (LPAR LDOM ゾーン) 可 用 性 セキュリティのツー ル)に 精 通 する 必 要 があります トレーニング 資 料 トレーニングを 開 始 するための 優 れた 出 発 点 は Oracle Learning Libraryです AIXからOracle Solaris への 移 行 に 関 する 基 本 事 項 を 説 明 した30 分 の 入 門 編 が 次 のWebサイトで 提 供 されています http://oracle.com/oll/migrate2sparc 5
次 に 推 奨 されるのは IBM AIXとOracle Solarisのテクノロジー マッピング ガイド を 確 認 する ことです http://www.oracle.com/technetwork/jp/server-storage/solaris11/documentation/aix-solaris-mappin g-guide-1896780-ja.pdf 最 後 に スタッフ メンバーにもっとも 推 奨 されるのは Oracle Universityが 提 供 するトレーニング と 認 定 資 格 です Oracle Solaris 11のすべての 要 素 が 含 まれています 詳 しくは 次 のWebサイトを 参 照 してください http://www.oracle.com/technetwork/jp/server-storage/solaris11/training/index.html アプリケーション サポートに 関 する 考 慮 事 項 3 番 目 のステップには 顧 客 のビジネスにとって 欠 かせない 要 素 であることの 多 いソフトウェア ア プリケーションが 関 係 します アプリケーション コードがホストされている 場 所 によっては AIX からOracle Solarisへのアプリケーション ソフトウェアの 移 行 が 必 要 になります 移 行 に 対 するア プローチは これらがOracleアプリケーションであるか サード パーティ(ISV)によって 提 供 さ れたものであるか または 企 業 独 自 の 社 内 開 発 または 独 自 仕 様 アプリケーションであるかによって 異 なります 注 目 に 値 するのは アプリケーションのデータベース 部 分 のみがAIX 上 にある 場 合 デー タベースのみをOracle Solarisに 移 行 すれば 良 い 点 です 好 都 合 にもAIX 上 でOracleアプリケーションを 使 用 している 場 合 ほとんどすべてのOracleアプリ ケーションがOracle Solarisで 十 分 にサポートされています これは オラクルが 使 用 する 多 数 の 重 要 システムがOracleハードウェア 上 で 稼 働 しているためです たとえば オラクルのグローバル シ ングル インスタンスERPシステムは オラクルのSPARCを 使 用 してOracle Solaris 上 で 運 用 されてい ます AIX 上 で 稼 働 するサード パーティ アプリケーションを 使 用 している 場 合 アプリケーションを 点 検 して Oracle Solaris 11に 対 して 認 定 されているかどうかを 次 のWebサイトで 確 認 する 必 要 があり ます http://www.oracle.com/technetwork/server-storage/solaris11/applications-1551831.html Oracle SolarisのISVコミュニティは もっとも 大 きいコミュニティの1つです このため サード パー ティ アプリケーションのOracle Solaris 11での 稼 働 は あらかじめ 認 定 されていることがよくあり ます 最 後 に 以 前 のアプリケーションがOracle Solarisで 実 行 されたことがある 場 合 Oracle Solaris Binary Application Guaranteeプログラムによって Oracle Solarisのリリース 間 でのアプリケーション 互 換 性 が 保 証 されているため 適 合 性 の 再 確 認 は 不 要 になります Oracle Solaris 2.6 以 降 のOSリリース( 初 回 リリースとすべての 更 新 を 含 む)で 実 行 できるバイナリ アプリケーションは 最 新 リリース 向 けに 再 コンパイルしなくても 最 新 リリースのOracle Solaris ( 初 回 リリースとすべての 更 新 を 含 む)で 実 行 できます Oracle Solarisのリリース 間 でバイナリ 互 換 性 が 保 証 されているため アプリケーションの 開 発 トレーニング 保 守 への 長 期 投 資 が 保 護 され ます 6
データベース プラットフォームの 変 更 4 番 目 のステップは 企 業 オーナーにとっての 最 優 良 資 産 であるビジネス データに 関 係 します こ れらの 資 産 をプラットフォーム 間 で 移 行 するため 細 心 の 注 意 が 払 われています 異 種 プラット フォーム 間 でOracle Databaseを 移 行 する 場 合 は 幸 いにも 種 類 豊 富 なツールとユーティリティがオ ラクルから 提 供 されています 別 の 言 い 方 をすれば これは 選 択 の 問 題 です データベースごとの 移 行 の 期 間 目 標 やリストア ポイント 目 標 に 対 するビジネス 要 件 に 加 えて 移 行 を 計 画 しているデー タベースの 規 模 と 複 雑 さに 応 じて 顧 客 は 適 切 なメカニズムを 選 択 できます それぞれの 選 択 肢 に データ 型 や 所 要 時 間 潜 在 的 なコストなどの 長 所 と 制 約 があります データベース 移 行 の 方 法 Oracleバージョンのアップグレードの 一 部 として Oracle Database 10g Release 2からOracle Database 12c またはOracle Database 11g Release 2からOracle Database 11g Release 2という 同 じ Oracleバージョン 間 で データベース 移 行 が 実 行 されることもあります しかし オラクルは ほと んどの 移 行 でデータベース バージョンのアップグレードとデータベース 移 行 は 別 々に 実 行 される と 想 定 しています Oracle Databaseのクロス プラットフォーム 移 行 を 実 行 するためのユーティリティ スクリプトや データベース アップグレード 支 援 機 能 はありません プラットフォームの 変 更 にはデータベース の 再 構 築 や 次 のいずれかの 方 法 を 使 用 したデータ 移 動 が 必 要 です Oracle Data Pumpを 使 用 したエクスポート/インポート すべてのOracle Databaseバージョンでエクスポート/インポートがサポートされていますが Oracle Data Pumpを 使 用 する 場 合 はAIX 上 のOracle Databaseが10.1.0.2 以 上 である 必 要 があります Oracle Data Pumpは Oracle Databaseのインスタンス 間 でデータとメタデータを 高 速 で 移 動 します 移 動 対 象 には 特 定 の 表 やデータベース 全 体 または 複 数 のデータベースを 指 定 できます 異 種 オペレー ティング システム 間 でのOracle Data Pumpを 使 用 した 移 行 例 の 詳 細 は 次 の 項 に 示 します トランスポータブル 表 領 域 Oracle Database 10g 以 降 のバージョンでサポートされるOracle Databaseのトランスポータブル 表 領 域 機 能 は Oracle Database 間 で 一 連 の 表 領 域 をコピーするために 使 用 できます Oracle RMANのデータベース 変 換 機 能 Oracle Database 10g 以 降 のデータベースでOracle Recovery Manager(Oracle RMAN)を 使 用 する 場 合 異 なるプラットフォーム 間 で 表 領 域 やデータベース 全 体 を 移 行 できます Oracle RMANの'デー タベース 変 換 ' 機 能 が 使 用 できるのは AIXとSolarisがともにビッグ エンディアンであるためです Oracle Streamsレプリケーション レプリケーションは 複 数 のデータベース 間 でデータベース オブジェクトとデータを 共 有 するプ ロセスです この 方 法 は 異 種 データベース 間 でリレーショナル データを 移 動 するためにも 有 効 です 7
Create Table As Select(CTAS) Create Table As SelectなどのSQL 文 を 使 用 すると データベース 管 理 者 が 日 常 的 に 使 用 する 抽 出 変 換 ロード(ETL)とほぼ 同 じ 方 法 で 単 純 なデータベースの 移 行 を 実 施 できます Oracle Active Data Guardの 異 種 プライマリとフィジカル スタンバイ Oracle Active Data Guardを 使 用 すると ダウンタイムとリスクを 最 小 限 に 抑 えてプラットフォーム 間 の 移 行 を 実 施 できます ディザスタ リカバリの 一 部 にあらかじめOracle Active Data Guardが 含 まれている 場 合 この 方 法 はレプリケーションによる 異 種 データの 移 行 をサポートするための 優 れ た 選 択 肢 となります Oracle GoldenGate Oracle GoldenGateは 異 種 IT 環 境 でリアルタイムのデータ 統 合 とデータ レプリケーションを 可 能 にする 総 合 的 なソフトウェア パッケージです Oracle GoldenGateを 使 用 する 場 合 は オラクルの 担 当 者 のサポートを 得 ることを 推 奨 します 多 くの 場 合 Oracle Migration Factoryを 使 用 して リ アルタイムの 移 行 機 能 を 設 計 デプロイすることになります 移 行 事 例 :Oracle Database ここからは 実 際 の 移 行 例 を 示 し Oracle Data Pumpを 使 用 して AIXシステムからOracle Solarisシス テムにOracle Database 11g Release 2を 移 行 するための 手 順 を 説 明 していきます この 構 成 では 2 つの4.2GHz Power7+プロセッサ モジュール( 各 8コア)を 搭 載 し AIX 7.1を 実 行 するIBM Power 740 システム 上 の 複 数 データベースが 2つの3.6GHz SPARC T5プロセッサ チップ( 各 16コア)を 搭 載 し Oracle Solaris 11.1を 実 行 するSPARC T5-2サーバーに 移 行 されました クライアントからアクセ スして 検 証 とテストを 実 行 できるようにするため これらのサーバー プラットフォームはギガビッ ト イーサネット ネットワークを 使 用 して 接 続 されました 高 パフォーマンスの 単 一 ストレージ システムで 構 築 されたディスク グループと 8Gbのファイバ チャネルを 使 用 して 各 サーバーに 対 してSANストレージが 構 成 されました これらのディスク グループの 構 築 には Oracle Grid Infrastructure 上 のOracle Automatic Storage Managementが 使 用 されました 次 の 図 2に テストで 使 用 された 構 成 を 示 します 図 2: 移 行 テストの 構 成 8
このテストでは 複 数 のデータベースが 作 成 および 移 行 されましたが 説 明 を 簡 潔 にするため 次 に 示 す 移 行 手 順 とその 結 果 では 'odbonaix'というoracle System ID(SID)を 持 つ100+GBの 単 一 デー タベースを 対 象 とします 結 果 を 再 現 可 能 なものにするため Swingbench 2.5を 使 用 して100+GBの 受 注 データベースが 構 築 さ れ Swingbench に 含 まれる1,000 ユーザーの 受 注 OLTP ワークロードでテストされました Swingbenchについては http://dominicgiles.com/swingbench.htmlを 参 照 してください AIXシス テムでのSwingbench の 使 用 例 を 確 認 するには 次 のWeb サイトを 参 照 してください http://www.ibm.com/support/techdocs/atsmastr.nsf/webindex/wp101624 Swingbenchはシングル ソケットのSPARC T5サーバー インスタンスにインストールされていたた め AIX 上 で 稼 働 するデータベース サーバーとOracle Solaris 上 に 作 成 されたデータベース サーバー の 両 方 に 対 して ギガビット イーサネット ネットワークを 介 してアクセスできました Oracle Database 11g Release 2サーバーはベアメタルのAIXインスタンス(LPARなし)にインストー ルされ IBM Power 740サーバーに 搭 載 されたすべてのコアとメモリにアクセスできました インス トールは Oracle Databaseインストール ドキュメントに 記 載 された 標 準 手 法 に 従 って 実 行 されま した SwingbenchのOrder Entry Install Wizardを 使 用 して 100+GBの 受 注 スキーマが 作 成 されまし た 次 のスクリーンショットは このテストで 使 用 された 受 注 データベースの 作 成 完 了 を 示 すもの です このスキーマ 作 成 プロセスの 合 計 実 行 時 間 は 86 分 32 秒 でした 図 3:100+GBの 受 注 スキーマのAIX 上 での 作 成 9
最 後 に Oracle Data Pumpを 使 用 してデータベースをエクスポートする 前 に Swingbenchの 受 注 ベン チマークを 使 用 してAIX 上 のデータベースが 検 証 されました 成 功 したテストの 結 果 を 次 に 示 します 図 4:Swingbenchを 使 用 したAIX 上 のOracle Databaseの 検 証 Oracle Solarisデータベース インフラストラクチャの 準 備 Oracleソフトウェア テクノロジー(ここではOracle Database 11g Release 2とOracleシステム(ス トレージ サーバー 仮 想 化 オペレーティング システム ネットワーク))の 共 同 設 計 がもた らした 強 力 な 産 物 は Oracle Optimized Solutionです リスクを 最 小 化 し 少 ないリソースから 最 高 のパフォーマンスを 引 き 出 し 最 善 の 生 産 性 を 確 保 するため SPARC T5-2サーバー 上 のOracle Solaris にOracle Databaseを 構 築 およびインストールする 際 Oracle Optimized Solution for Oracle Database が 使 用 されました このソリューションについて 詳 しくは Oracle Databaseのインストールと 構 成 (ここではSPARC T5-2サーバーを 使 用 )に 対 するリファレンス アーキテクチャとベスト プラクティ スを 示 した 次 のWebサイトを 参 照 してください http://www.oracle.com/us/solutions/oos/database/overview/index.html AIXベースのデータベース サーバーと 同 様 に Oracle Solarisインスタンスとこれらのインスタンス 上 にインストールされたOracle Databaseは SPARC T5-2サーバー 上 のすべてのコアとメモリにアク セスできました 10
また Oracle VM Server for SPARC( 論 理 ドメインまたはLDOM)を 使 用 して 単 一 のSPARC T5ソケッ トで 構 成 された 仮 想 化 インスタンスへのインポートもテストされました Oracle Optimized Solution for Enterprise Database Cloudについて 詳 しくは 次 のWebサイトを 参 照 してください http://www.oracle.com/us/solutions/oos/edb-cloud/overview/index.html Oracle Data Pumpを 使 用 した 処 理 前 述 のとおり Oracle Data Pumpを 使 用 してデータベースをエクスポートおよびインポートすると システム 間 で 迅 速 かつ 簡 単 にデータベースを 移 行 できます このケースでは ともにOracle Database 11g Release 2を 実 行 する 異 種 のオペレーティング システム 間 で すべてのデータベース 要 素 が 移 行 されました 実 際 のリレーショナル データだけでなく 次 を 含 むすべてのメタデータをエクス ポートおよびインポートするため 'フル'オプションが 使 用 されました データベースのプロファイル データベースのストアド プロシージャ データベース リンク データベース シノニム データベース ロール データベースのロールバック セグメント 定 義 データベース システムの 監 査 オプション データベース システムの 権 限 データベース 表 領 域 の 定 義 データベース 表 領 域 の 割 当 て 制 限 データベース ユーザーの 定 義 すべてのデータベース ユーザー スキーマ ユーザー スキーマに 含 まれるすべてのデータベース オブジェクト: 表 データ 権 限 付 与 索 引 移 行 元 となるAIX 上 のソース データベースは Swingbenchの 受 注 ベンチマークを 使 用 して 機 能 を 検 証 されているため エクスポート 向 けの 準 備 を 開 始 できます はじめに SIDが 正 しいことを 確 認 します 次 に AIXシステム 上 のデータベースに 接 続 します 11
データファイルをエクスポートするディレクトリをデータベース 内 に 作 成 します ユーザー(ここでは'soe5')を 作 成 し データベース 権 限 を 付 与 します AIX 上 のデータベースをエクスポートするために 使 用 したコマンド(expdp)は 次 のとおりです 'full=y'オプションは 完 全 なデータベースのエクスポートが 必 要 であることを 示 します 'directory' は データベース ファイルをエクスポートするディレクトリの 場 所 を 示 します 'dumpfile'は AIX からエクスポートされるデータファイル 名 とインポートに 使 用 されるデータファイル 名 を 示 します 'parallel=4'オプションを 使 用 した 場 合 Oracle Data Pumpは4つの 異 なるスレッドを 使 用 してデータ を 取 得 するため エクスポート 処 理 が 迅 速 化 されます 'logfile'パラメータには このコマンドを 実 行 した 結 果 が 含 まれます この 基 本 的 なエクスポート テストでは 圧 縮 オプションや 暗 号 化 オプショ ンは 使 用 されていません 100+GBのSwingbench 受 注 データベースでは このエクスポート 処 理 に11 分 かかりました エクスポート 処 理 が 終 了 すると 次 のようなメッセージが 表 示 されます 12
ユーザーと 権 限 に 加 えて 上 記 のインポート 用 ファイルを 配 置 するディレクトリを 作 成 して Oracle Solarisシステムを 準 備 する 必 要 があります 手 順 は 上 記 のAIXの 場 合 と 非 常 によく 似 ています はじめに SIDが 正 しいことを 確 認 します 次 に Oracle Solarisシステム 上 のデータベースに 接 続 します データファイルをエクスポートするディレクトリをデータベース 内 に 作 成 します ユーザー(ここでは'soe5')を 作 成 し データベース 権 限 を 付 与 します 13
次 のコマンドは Swingbenchを 実 行 できるようにするためのものです 'ftp'は AIXサーバーからOracle Solarisサーバーに バイナリとしてファイルをコピーし すべての 上 記 ファイルのサイズが 正 しく 上 記 で 定 義 された 場 所 ('/downloads/datafiles/aix')に 配 置 されて いることを 確 認 するために 使 用 されました Oracle Solaris 上 にデータベースをインポートするために 使 用 したコマンド(impdp)は 次 のとおりです パラメータは AIX 上 のエクスポートで 使 用 されたものとほとんど 同 じです 100+GBのデータベー スを 完 全 にインポートするために36 分 22 秒 かかりました インポートでも 圧 縮 や 暗 号 化 は 使 用 され ていません 移 行 後 の 検 証 移 行 が 完 了 したら データベースをオンラインにできます データベースに 対 する 問 合 せを 直 接 実 行 し 行 数 などをチェックしてデータベースが 完 全 な 状 態 であることを 確 認 します 最 後 に Swingbench 受 注 ベンチマークを 使 用 して 移 行 済 みデータベースを 検 証 する 前 に 追 加 で 必 要 なス テップがあります 次 に Swingbenchを 使 用 した1,000のアクティブ ユーザーによる100+GBのデータベースに 対 する 検 証 を 示 します 14
図 5:Oracle Solaris 上 のOracle Databaseに 対 する 移 行 後 の 検 証 表 2に 100+GBのSwingbench 2.5 受 注 データベースの 作 成 と 移 行 にかかった 時 間 をまとめて 比 較 し ます 表 1:100+GBのSwingbench 受 注 データベースに 対 するおもな 時 間 表 2:100+GBのSwingbench 受 注 データベースに 対 するおもな 時 間 ステップ 所 要 時 間 作 成 時 間 に 対 する 割 合 (%) データベース 作 成 86 分 32 秒 - データベースのエクスポート 11 分 12% データベースのインポート 36 分 22 秒 42% このケースでは Swingbenchのような 高 度 なベンチマーク ツールを 使 用 したデータベース 作 成 よ りも 大 幅 に 迅 速 に エクスポートとインポートを 実 行 できます 状 況 に 応 じて 結 果 は 異 なりますが AIXからOracle Solarisに 対 する 実 行 中 のOracle Databaseの 移 行 は 容 易 かつ 高 速 で 分 かりやすいこと が 見 てとれます 15
結 論 AIXからOracle Solarisへ 移 行 することで 顧 客 は コストとリスクを 大 幅 に 削 減 し アプリケーショ ンとビジネス システムの 生 産 性 を 飛 躍 的 に 向 上 することが 簡 単 にできます Oracleテクノロジーや Oracleアプリケーションを 実 行 するAIX/POWER Systemsのアップグレードが 遅 れている 場 合 移 行 に よってコスト リスク 生 産 性 を 改 善 できる 可 能 性 はさらに 高 くなります 計 画 と 評 価 を 適 切 に 実 行 すれば 確 信 を 持 って 容 易 に 移 行 を 実 行 できます Oracle Universityから 提 供 されているトレーニング リソースを 使 用 したり 目 標 とするアーキテクチャとしてOracle Optimized Solutionを 適 用 したりすることで より 良 い 将 来 につながる 移 行 を 実 行 するためのすべて のツールが 得 られます さらに Oracle Migration Factoryのエキスパートを 利 用 すると 移 行 に 関 する 豊 富 な 経 験 やツール 手 法 を 活 用 できます 今 すぐ 移 行 を 開 始 する 方 法 および Hardware and Software, Engineered to Work Together がも たらすメリットを 活 用 する 方 法 について 詳 しくは 次 のWebサイトを 参 照 してください http://www.oracle.com/aixtosolaris 16
AIXからOracle SolarisへのOracle Database およびOracleアプリケーションの 移 行 の 簡 素 化 2014 年 2 月 著 者 :Randal Sagrillo Roger Bitar Larry McIntosh Oracle Corporation World Headquarters 500 Oracle Parkway Redwood Shores, CA 94065 U.S.A. 海 外 からのお 問 い 合 わせ 窓 口 : 電 話 :+1.650.506.7000 ファクシミリ:+1.650.506.7200 Copyright 2014, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. 本 文 書 は 情 報 提 供 のみを 目 的 として 提 供 されており ここに 記 載 される 内 容 は 予 告 なく 変 更 されることがあります 本 文 書 は 一 切 間 違 いがない ことを 保 証 するものではなく さらに 口 述 による 明 示 または 法 律 による 黙 示 を 問 わず 特 定 の 目 的 に 対 する 商 品 性 もしくは 適 合 性 についての 黙 示 的 な 保 証 を 含 み いかなる 他 の 保 証 や 条 件 も 提 供 するものではありません オラクル 社 は 本 文 書 に 関 するいかなる 法 的 責 任 も 明 確 に 否 認 し 本 文 書 によって 直 接 的 または 間 接 的 に 確 立 される 契 約 義 務 はないものとします 本 文 書 はオラクル 社 の 書 面 による 許 可 を 前 もって 得 ることなく いかなる 目 的 のためにも 電 子 または 印 刷 を 含 むいかなる 形 式 や 手 段 によっても 再 作 成 または 送 信 することはできません OracleおよびJavaはOracleおよびその 子 会 社 関 連 会 社 の 登 録 商 標 です その 他 の 名 称 はそれぞれの 会 社 の 商 標 です IntelおよびIntel XeonはIntel Corporationの 商 標 または 登 録 商 標 です すべてのSPARC 商 標 はライセンスに 基 づいて 使 用 されるSPARC International, Inc.の 商 標 または 登 録 商 標 です AMD Opteron AMDロゴおよびAMD Opteronロゴは Advanced Micro Devicesの 商 標 また は 登 録 商 標 です UNIXは The Open Groupの 登 録 商 標 です 0114 oracle.com