035-8900-1094-16 <TAC> 税 15 第 6 5 回 税 理 士 試 験 消 費 税 法 はじめに 第 一 問 第 二 問 ともに2 題 形 式 での 出 題 であり それぞれ 問 1 問 2の 配 点 の 内 訳 が 明 らかにされてい なかった 今 回 の 本 試 験 は 資 料 や 問 題 文 の 読 み 取 りが 厳 しい 内 容 もあったが 基 本 的 な 事 項 を 確 実 に 得 点 し 点 数 を 積 み 上 げられたかどうかが 勝 負 となるであろう - 1 -
Z-65-F 第 一 問 解 答 問 1-35 点 - (1)について 1 課 税 資 産 の 譲 渡 等 の 意 義 (1) 課 税 資 産 の 譲 渡 等 ( 法 21 九 )3 資 産 の 譲 渡 等 のうち 国 内 取 引 の 非 課 税 の 規 定 により 消 費 税 を 課 さないこととされるもの 以 外 のものをいう (2) 資 産 の 譲 渡 等 ( 法 21 八 )1 事 業 として 対 価 を 得 て 行 われる 資 産 の 譲 渡 及 び 貸 付 け 並 びに 役 務 の 提 供 ( 代 物 弁 済 による 資 産 の 譲 渡 その 他 対 価 を 得 て 行 われる 資 産 の 譲 渡 若 しくは 貸 付 け 又 は 役 務 の 提 供 に 類 する 行 為 として 一 定 のものを 含 む )をいう 2 課 税 仕 入 れ の 意 義 ( 法 21 十 二 )4 事 業 者 が 事 業 として 他 の 者 から 資 産 を 譲 り 受 け 若 しくは 借 り 受 け 又 は 役 務 の 提 供 ( 注 1)を 受 けること( 注 2) をいう ( 注 1) 所 得 税 法 に 規 定 する 給 与 等 を 対 価 とする 役 務 の 提 供 を 除 く ( 注 2) 他 の 者 が 事 業 としてその 資 産 を 譲 り 渡 し 若 しくは 貸 し 付 け 又 はその 役 務 の 提 供 をしたとした 場 合 に 課 税 資 産 の 譲 渡 等 ( 輸 出 免 税 等 により 消 費 税 が 免 除 されるものを 除 く )に 該 当 することとなるものに 限 る 3 表 裏 の 関 係 とならない 取 引 (1) 課 税 資 産 の 譲 渡 等 が 消 費 税 が 免 除 されるもの である 取 引 売 主 が 行 う 課 税 資 産 の 譲 渡 等 のうち 消 費 税 が 免 除 される 次 のものについては 買 主 において 課 税 仕 入 れを 認 識 しない 1 1 輸 出 免 税 等 3 イ 輸 出 免 税 等 ( 法 71) 事 業 者 ( 免 税 事 業 者 を 除 く )が 国 内 において 行 う 課 税 資 産 の 譲 渡 等 のうち 輸 出 取 引 等 に 該 当 するもの については 消 費 税 を 免 除 する ロ 輸 出 取 引 等 の 範 囲 ( 法 71) (イ) 本 邦 からの 輸 出 として 行 われる 資 産 の 譲 渡 貸 付 け (ロ) 外 国 貨 物 の 譲 渡 貸 付 け((イ)に 該 当 するものを 除 く ) (ハ) 国 内 及 び 国 外 にわたって 行 われる 旅 客 貨 物 の 輸 送 通 信 (ニ) 専 ら(ハ)の 輸 送 の 用 に 供 される 船 舶 又 は 航 空 機 の 譲 渡 貸 付 け 修 理 で 船 舶 運 航 事 業 者 等 に 対 するもの (ホ) (イ)~(ニ)の 資 産 の 譲 渡 等 に 類 するもの 2 輸 出 物 品 販 売 場 における 輸 出 物 品 の 譲 渡 等 に 係 る 免 税 ( 法 81)1 輸 出 物 品 販 売 場 を 経 営 する 事 業 者 が 非 居 住 者 に 対 し 通 常 生 活 の 用 に 供 する 物 品 で 輸 出 するため 一 定 の 方 法 により 購 入 されるものの 譲 渡 を 行 った 場 合 には その 物 品 の 譲 渡 については 消 費 税 を 免 除 する 3 措 置 法 免 税 (2) 売 主 が 消 費 者 であり 買 主 が 事 業 者 である 取 引 1 消 費 者 ( 売 主 )が 行 う 売 上 げは 事 業 として に 該 当 しないため 課 税 資 産 の 譲 渡 等 とはならない 一 方 事 業 者 ( 買 主 )が 事 業 として 行 う 仕 入 れについては 課 税 仕 入 れを 認 識 する (3) 売 主 が 事 業 者 であり 買 主 が 消 費 者 である 取 引 1 事 業 者 ( 売 主 )において 課 税 資 産 の 譲 渡 等 を 認 識 していても 消 費 者 ( 買 主 )が 行 う 仕 入 れは 事 業 として に 該 当 しないため 消 費 者 ( 買 主 )において 課 税 仕 入 れは 認 識 しない - 2 -
(2)について 1 非 課 税 となる 国 内 取 引 のうち 税 の 性 格 から 課 税 対 象 とすることになじまないもの( 別 表 第 一 1~5)5 国 内 において 行 われる 資 産 の 譲 渡 等 のうち 次 のものには 消 費 税 を 課 さない (1) 土 地 の 譲 渡 貸 付 け (2) 有 価 証 券 支 払 手 段 の 譲 渡 (3) 利 子 を 対 価 とする 金 銭 の 貸 付 け 信 用 の 保 証 としての 役 務 の 提 供 公 社 債 投 資 信 託 等 に 係 る 信 託 報 酬 を 対 価 とする 役 務 の 提 供 及 び 保 険 料 を 対 価 とする 役 務 の 提 供 その 他 これらに 類 するもの (4) 次 の 資 産 の 譲 渡 1 日 本 郵 便 株 式 会 社 等 が 行 う 郵 便 切 手 類 印 紙 の 譲 渡 2 地 方 公 共 団 体 又 は 売 りさばき 人 が 行 う 証 紙 の 譲 渡 3 物 品 切 手 等 の 譲 渡 (5) 次 の 役 務 の 提 供 1 国 等 が 行 うもので その 料 金 の 徴 収 が 法 令 に 基 づくもの 2 裁 判 所 の 執 行 官 又 は 公 証 人 の 手 数 料 を 対 価 とするもの 3 外 国 為 替 業 務 に 係 るもの 2 課 税 売 上 割 合 の 計 算 方 法 ( 令 481)3 課 税 売 上 割 合 とは (1)のうちに(2)の 占 める 割 合 をいう (1) 課 税 期 間 中 に 国 内 において 行 った 資 産 の 譲 渡 等 の 対 価 の 額 の 合 計 額 から 課 税 期 間 中 に 国 内 において 行 った 資 産 の 譲 渡 等 に 係 る 対 価 の 返 還 等 の 金 額 の 合 計 額 を 控 除 した 残 額 (2) 課 税 期 間 中 に 国 内 において 行 った 課 税 資 産 の 譲 渡 等 の 対 価 の 額 の 合 計 額 から 売 上 げに 係 る 税 抜 対 価 の 返 還 等 の 金 額 の 合 計 額 を 控 除 した 残 額 3 課 税 売 上 割 合 の 計 算 上 非 課 税 となる 国 内 取 引 について 注 意 すべき 点 1. 含 まないもの( 令 482)2 2(1)の 資 産 の 譲 渡 等 には 次 の 資 産 の 譲 渡 は 含 まない (1) 支 払 手 段 等 (2) 金 銭 債 権 のうち 資 産 の 譲 渡 等 を 行 った 者 がその 資 産 の 譲 渡 等 の 対 価 として 取 得 したもの (3) 現 先 取 引 債 券 等 をあらかじめ 約 定 した 期 日 にあらかじめ 約 定 した 価 格 等 で 買 い 戻 すことを 約 して 譲 渡 し かつ その 約 定 に 基 づき 買 い 戻 す 場 合 におけるその 現 先 取 引 債 券 等 2. 買 現 先 取 引 ( 令 483)2 現 先 取 引 債 券 等 をあらかじめ 約 定 した 期 日 にあらかじめ 約 定 した 価 格 等 で 売 り 戻 すことを 約 して 購 入 し か つ その 約 定 に 基 づき 売 り 戻 した 場 合 には その 売 戻 しに 係 る2(1)の 資 産 の 譲 渡 等 の 対 価 の 額 は その 売 戻 しに 係 る 対 価 の 額 からその 購 入 に 係 る 対 価 の 額 を 控 除 した 残 額 とする この 場 合 において 控 除 しきれない 金 額 があるときは 2(1)の 金 額 は その 金 額 からその 控 除 しきれない 金 額 を 控 除 した 残 額 とする 3. 金 銭 債 権 の 譲 受 け( 令 484)2 貸 付 金 その 他 の 金 銭 債 権 の 譲 受 けその 他 の 承 継 ( 包 括 承 継 を 除 く )が 行 われた 場 合 における 対 価 は 利 子 ( 償 還 差 益 譲 り 受 けた 金 銭 債 権 の 買 取 差 益 その 他 経 済 的 な 性 質 が 利 子 に 準 ずるものを 含 む )とする 4. 有 価 証 券 等 又 は 金 銭 債 権 の 譲 渡 ( 令 485)2 一 定 の 有 価 証 券 等 の 譲 渡 をした 場 合 (1 又 は2を 除 く ) 又 は 金 銭 債 権 ( 資 産 の 譲 渡 等 を 行 った 者 がその 資 産 の 譲 渡 等 の 対 価 として 取 得 したものを 除 く )の 譲 渡 をした 場 合 には その 譲 渡 に 係 る2(1)の 資 産 の 譲 渡 等 の 対 価 の 額 は その 有 価 証 券 等 又 は 金 銭 債 権 の 譲 渡 対 価 の 額 の5%に 相 当 する 金 額 とする - 3 -
5. 国 債 等 の 償 還 差 額 ( 令 486)2 国 債 等 の 償 還 金 額 が 取 得 価 額 に 満 たない 場 合 には 2(1)の 金 額 は その 金 額 から 償 還 差 損 を 控 除 した 残 額 とする 6. 非 課 税 資 産 の 輸 出 2 (1) 課 税 売 上 割 合 ( 令 512) 国 内 において 行 った 非 課 税 資 産 の 譲 渡 等 のうち 輸 出 取 引 等 に 該 当 するものの 対 価 の 額 は 課 税 資 産 の 譲 渡 等 の 対 価 の 額 の 合 計 額 に 含 まれる また 国 内 において 行 った 資 産 の 譲 渡 等 に 係 る 対 価 の 返 還 等 の 金 額 のうちその 輸 出 取 引 等 に 該 当 するも のに 係 る 金 額 は 課 税 資 産 の 譲 渡 等 に 係 る 対 価 の 返 還 等 の 金 額 に 含 まれる (2) 含 まないもの( 令 511) 有 価 証 券 支 払 手 段 又 は 金 銭 債 権 の 輸 出 は 非 課 税 資 産 の 譲 渡 等 のうち 輸 出 取 引 等 に 該 当 するものには 含 まない 編 集 注 問 題 文 問 1(2)において また 課 税 売 上 割 合 の 計 算 方 法 及 び 課 税 売 上 割 合 の 計 算 上 上 記 非 課 税 となる 国 内 取 引 について 注 意 すべき 点 を 述 べなさい とある 法 令 上 課 税 売 上 割 合 の 計 算 方 法 とは 施 行 令 第 48 条 (さらに 施 行 令 第 51 条 には 非 課 税 資 産 の 輸 出 等 を 行 った 場 合 の 課 税 売 上 割 合 の 計 算 の 方 法 等 がある )を 指 すため 本 来 模 範 解 答 問 1(2)について 2 課 税 売 上 割 合 の 計 算 方 法 には 模 範 解 答 問 1(2)について 3 課 税 売 上 割 合 の 計 算 上 非 課 税 となる 国 内 取 引 について 注 意 すべき 点 の 内 容 も 含 まれる ただし 試 験 委 員 の 意 図 を 汲 み 取 るのであれば 課 税 売 上 割 合 の 計 算 上 上 記 非 課 税 となる 国 内 取 引 につ いて 注 意 すべき 点 とは 模 範 解 答 問 1(2)について 3 課 税 売 上 割 合 の 計 算 上 非 課 税 となる 国 内 取 引 について 注 意 すべき 点 の 内 容 になると 考 えられるだろう したがって 問 1(2)の 解 答 は 法 令 の 内 容 が 一 通 り 述 べられていればよいものと 考 えられる - 4 -
問 2-15 点 - (1)について ( 選 択 欄 ) 左 記 以 外 ( 不 課 税 取 引 ) ( 選 択 欄 )が 合 っていなければ( 理 由 等 )は0 点 ( 理 由 等 ) 土 地 収 用 法 等 の 規 定 に 基 づいてその 所 有 権 等 を 収 用 され その 権 利 取 得 者 から 補 償 金 を 取 得 した 場 合 には 対 価 を 得 て 資 産 の 譲 渡 を 行 ったものとする 1 また 資 産 の 譲 渡 とは 資 産 につきその 同 一 性 を 保 持 しつつ 他 人 に 移 転 させること1をいう 当 社 が 受 け 取 る 補 償 金 は 甲 市 が 借 地 権 を 取 得 することに 対 する 対 価 ではなく 借 地 権 を 消 滅 させることに 対 す る 対 価 となる 1 したがって 借 地 権 の 消 滅 に 対 する 補 償 金 の 受 取 りは 資 産 の 譲 渡 等 とならない2ため 不 課 税 取 引 となる (2)について ( 選 択 欄 ) 課 税 取 引 ( 選 択 欄 )が 合 っていなければ( 理 由 等 )は0 点 ( 理 由 等 ) 当 社 が 行 う 業 務 契 約 に 係 る 取 引 については 石 油 化 学 プラントの 建 設 資 材 の 大 部 分 が 国 内 で 調 達 されているこ とから 国 内 取 引 に 該 当 する 1また 技 術 的 な 指 導 等 は 資 産 の 譲 渡 等 に 該 当 する1ことから 課 税 の 対 象 と なり 課 税 取 引 となる したがって 当 該 取 引 に 係 る3 千 万 円 は 課 税 標 準 の 計 算 に 含 まれる 1 また 課 税 期 間 における 課 税 売 上 高 の 計 算 に 含 まれ1 さらに 課 税 売 上 割 合 の 計 算 上 資 産 の 譲 渡 等 の 対 価 の 額 の 合 計 額 及 び 課 税 資 産 の 譲 渡 等 の 対 価 の 額 の 合 計 額 に 含 まれる 1 (3)について ( 選 択 欄 ) 非 課 税 取 引 ( 選 択 欄 )が 合 っていなければ( 理 由 等 )は0 点 ( 理 由 等 ) 当 社 が 受 け 取 る 外 貨 預 金 から 生 ずる 利 息 は 貸 付 け 等 を 行 う 者 のその 貸 付 け 等 に 係 る 事 務 所 等 の 所 在 地 が 国 内 であるため 国 内 取 引 に 該 当 する 1また 利 子 を 対 価 とする 金 銭 の 貸 付 けに 該 当 するため 非 課 税 取 引 に 該 当 す る 1さらに 預 金 の 預 入 でその 債 務 者 が 非 居 住 者 であるため 非 課 税 資 産 の 輸 出 に 該 当 する 2 したがって 当 該 利 息 は 課 税 売 上 割 合 の 計 算 上 資 産 の 譲 渡 等 の 対 価 の 額 の 合 計 額 及 び 課 税 資 産 の 譲 渡 等 の 対 価 の 額 の 合 計 額 に 含 まれる 1-5 -
合 格 ライン 第 一 問 ( 理 論 ) 問 1 全 体 として 解 答 ボリュームが 非 常 に 多 い 問 題 であり どこまで 解 答 するか 戸 惑 った 受 講 生 が 多 いと 思 うが 重 要 理 論 からの 出 題 であるため 高 得 点 が 必 要 であろう (1)について 課 税 資 産 の 譲 渡 等 と 課 税 仕 入 れ の 意 義 は 確 実 に 得 点 すべきである 表 裏 の 関 係 とならない 取 引 については 模 範 解 答 の 3(1) 又 は(2) 部 分 について 触 れられたら 十 分 で ある 模 範 解 答 の 3(3) 部 分 は 解 答 できなくても 合 否 に 影 響 はないであろう (2)について 非 課 税 のうち 税 の 性 格 から 課 税 対 象 とすることになじまないもの 及 び 課 税 売 上 割 合 の 計 算 方 法 は 確 実 に 得 点 すべきである なお 注 意 すべき 点 をどう 捉 えるかで 解 答 に 戸 惑 ったかと 思 うが 課 税 売 上 割 合 の 規 定 を 記 述 することで 十 分 合 格 点 をとることが 出 来 たように 考 えられる また 非 課 税 資 産 の 輸 出 に 係 る 取 扱 いを 解 答 できているとアドバンテージである したがって 問 1の 配 点 は35 点 と 想 定 し 合 格 確 実 ラインは27 点 前 後 ボーダーラインは23 点 前 後 であると 思 われる 問 2 消 費 税 法 令 の 適 用 関 係 を 問 う 事 例 問 題 であった 全 問 正 解 することは 困 難 ではあるが 満 遍 なく 得 点 してほ しい 各 問 において 選 択 欄 をしっかり 合 わせられていることが 前 提 にはなるが 模 範 解 答 どおりでなく ても 内 容 が 合 っていれば 点 数 を 加 算 してもよいであろう (1)について 難 易 度 は 若 干 高 めである 土 地 収 用 法 等 の 規 定 との 関 係 を 補 足 できると 好 ましい (2)について 難 易 度 は 普 通 である 国 内 取 引 の 判 定 がポイントである また 計 算 に 当 たり 注 意 すべき 点 を 解 答 できてほ しい 問 題 であった (3)について 難 易 度 は 易 しめである 非 課 税 資 産 の 輸 出 であったが 非 課 税 取 引 という 結 論 をしっかりと 合 わせ 計 算 に 当 たり 注 意 すべき 点 を 解 答 できてほしい 問 題 であった したがって 問 2の 配 点 は15 点 と 想 定 し 合 格 確 実 ラインは10 点 前 後 ボーダーラインは8 点 前 後 であると 思 われる 第 一 問 としては 合 格 確 実 ラインは37 点 前 後 ボーダーラインは31 点 前 後 であると 思 われる - 6 -
Z-65-F 第 二 問 解 答 問 1 Ⅰ 納 税 義 務 の 有 無 の 判 定 基 準 期 間 の 課 税 売 上 高 2 291,735,427 円 納 税 義 務 の 有 無 の 判 定 H25/4~H25/9 非 課 税 免 税 (1) {(149,000,000 円 -7,500,000 円 -250,000 円 ) H25/10~H26/3 非 課 税 免 税 +(179,900,000 円 -14,000,000 円 -1,600,000 円 )} 免 税 免 税 +250,000 円 +1,600,000 円 =292,850,000 円 100 105 売 返 H25/4~H25/9 H25/10~H26/3 免 税 (2) 530,000 円 +625,000 円 -{(530,000 円 -56,000 円 ) 免 税 +(625,000 円 -250,000 円 )} 4 105 125%=1,114,573 円 (3)(1)-(2)=291,735,427 円 >10,000,000 円 納 税 義 務 あり Ⅱ 課 税 標 準 額 に 対 する 消 費 税 額 の 計 算 課 税 標 準 額 382,780,000 円 課 税 標 準 額 の 計 算 (1) 旧 税 率 請 負 売 上 100 34,512,000 円 2 105 =32,868,571 円 32,868,000 円 ( 千 円 未 満 切 捨 ) (2) 新 税 率 売 上 高 請 負 売 上 保 税 倉 庫 C 賃 貸 ゴルフ 会 員 権 (405,629,900 円 -34,512,000 円 )+840,000 円 2+1,200,000 円 雑 収 入 みなし 譲 渡 現 物 出 資 建 物 +650,000 円 +98,000 円 2+4,000,000 円 ( )=377,905,900 円 100 377,905,900 円 =349,912,870 円 349,912,000 円 ( 千 円 未 満 切 捨 ) 現 物 出 資 ( 建 物 ) ( 土 地 ) ( 貸 付 金 ) 4,000,000 円 +1,850,000 円 +1,000,000 円 =6,850,000 円 4,000,000 円 6,850,000 円 6,850,000 円 =4,000,000 円 (3)(1)+(2)=382,780,000 円 - 7 -
課 税 標 準 額 に 対 す る 消 費 税 額 23,359,176 円 課 税 標 準 額 に 対 する 消 費 税 額 の 計 算 (1) 旧 税 率 32,868,000 円 4%=1,314,720 円 (2) 新 税 率 349,912,000 円 6.3%=22,044,456 円 (3) (1)+(2)=23,359,176 円 控 除 過 大 調 整 税 額 2 12,388 円 控 除 過 大 調 整 税 額 の 計 算 償 却 債 権 取 立 益 4 325,200 円 =12,388 円 105 Ⅲ 仕 入 れに 係 る 消 費 税 額 の 計 算 等 課 税 売 上 割 合 381,040,699 円 411,912,899 円 課 税 売 上 割 合 の 計 算 (1) 課 税 売 上 高 旧 課 標 切 捨 前 新 課 標 切 捨 前 1 32,868,571 円 +349,912,870 円 =382,781,441 円 80 2 1,880,000 円 ( )-109,666 円 63 =1,740,742 円 売 上 値 引 販 売 奨 励 金 1,350,000 円 +530,000 円 =1,880,000 円 3 1-2=381,040,699 円 500,000,000 円 (2) 非 課 税 売 上 高 マンションB 建 物 A 賃 貸 預 金 利 息 外 貨 利 息 28,776,000 円 +184,000 円 +8,400 円 +3,800 円 2 現 物 出 資 敷 地 現 物 出 資 貸 付 金 +1,850,000 円 ( 1)+50,000 円 2( 2)=30,872,200 円 1 6,850,000 円 1,850,000 円 6,850,000 円 =1,850,000 円 2(6,850,000 円 1,000,000 円 6,850,000 円 ) 5%=50,000 円 (3) 課 税 売 上 割 合 (1) = (1)+(2) 381,040,699 円 411,912,899 円 =0.9250 <95% 仕 入 税 額 は 按 分 計 算 が 必 要 - 8 -
控 除 対 象 仕 入 税 額 15,069,334 円 課 税 仕 入 れ 等 の 税 額 の 計 算 (1) 区 分 経 理 及 び 税 額 1 課 税 資 産 の 譲 渡 等 にのみ 要 するもの イ 課 税 仕 入 れ 倉 庫 C 修 繕 コ ルフ 手 数 料 国 内 材 料 仕 入 138,000 円 +48,400 円 2+72,947,500 円 原 価 通 勤 手 当 外 注 費 技 術 使 用 料 +22,500,000 円 +(13,860,000 円 -2,500,000 円 2) 原 価 水 道 光 熱 費 その 他 の 経 費 引 取 消 費 税 +3,070,000 円 +(69,890,700 円 -2,120,000 円 地 方 消 費 税 保 険 料 -572,000 円 -120,000 円 )=177,142,600 円 6.3 177,142,600 円 =10,333,318 円 ロ 課 税 貨 物 材 料 消 費 税 機 械 消 費 税 351,700 円 +2,120,000 円 =2,471,700 円 2 ハ 仕 入 返 還 等 材 料 値 引 6.3 386,000 円 =22,516 円 2 2 その 他 の 資 産 の 譲 渡 等 にのみ 要 するもの 建 物 A 水 道 マンションB 水 道 124,300 円 +972,000 円 =1,096,300 円 2 6.3 1,096,300 円 =63,950 円 3 課 税 資 産 の 譲 渡 等 とその 他 の 資 産 の 譲 渡 等 に 共 通 して 要 するもの イ 旧 税 率 車 両 レンタル 料 4 655,200 円 2 105 =24,960 円 ロ 新 税 率 記 念 品 国 内 旅 行 費 用 心 づけ 旅 費 交 通 費 250,000 円 +(210,000 円 -10,000 円 )+4,860,600 円 本 社 家 賃 車 両 レンタル 料 旧 税 率 分 +4,200,000 円 2+(1,757,000 円 -655,200 円 ) 接 待 交 際 費 慶 弔 費 渡 切 交 際 費 本 社 水 道 +(1,800,000 円 -300,000 円 -150,000 円 )+738,800 円 派 遣 手 数 料 税 理 士 報 酬 その 他 寄 付 金 +2,800,000 円 +1,500,000 円 +1,358,000 円 +250,000 円 2-9 -
Ⅲ 仕 入 れに 係 る 消 費 税 額 の 計 算 等 ( 続 き) 販 売 管 理 費 倉 庫 C 修 繕 弁 護 士 費 用 海 外 渡 航 費 +(22,480,000 円 -138,000 円 )+(650,000 円 +350,000 円 2) =41,951,200 円 6.3 41,951,200 円 =2,447,153 円 ハ イ+ロ=2,472,113 円 4 合 計 イ 課 税 仕 入 れ (イ) 旧 税 率 24,960 円 (ロ) 新 税 率 177,142,600 円 +1,096,300 円 +41,951,200 円 =220,190,100 円 6.3 220,190,100 円 =12,844,422 円 (ハ) (イ)+(ロ)=12,869,382 円 ロ 課 税 貨 物 2,471,700 円 ハ 仕 入 返 還 等 22,516 円 (2) 個 別 対 応 方 式 10,333,318 円 +2,471,700 円 -22,516 円 381,040,699 円 +2,472,113 円 =15,069,334 円 411,912,899 円 (3) 一 括 比 例 配 分 方 式 381,040,699 円 (12,869,382 円 +2,471,700 円 ) 411,912,899 円 -22,516 円 381,040,699 円 411,912,899 円 =14,170,464 円 控 除 対 象 仕 入 税 額 の 計 算 (2)>(3) 15,069,334 円 - 10 -
売 上 げ の 返 還 等 対 価 に 係 る 税 額 2 109,666 円 売 上 げの 返 還 等 対 価 に 係 る 消 費 税 額 の 計 算 売 上 値 引 販 売 奨 励 金 1,350,000 円 +530,000 円 =1,880,000 円 6.3 1,880,000 円 =109,666 円 貸 倒 れ に 係 る 税 額 2 0 円 貸 倒 れに 係 る 消 費 税 額 の 計 算 E 社 に 対 する 売 掛 金 は 免 税 事 業 者 時 の 売 上 げに 係 る 債 権 であるため 適 用 なし F 社 に 対 する 売 掛 金 は 貸 倒 れの 事 実 に 該 当 しないため 適 用 なし ( 補 足 )F 社 からは 営 業 保 証 金 を 預 かっているため 出 題 の 意 図 としては このように 解 される 控 除 税 額 小 計 15,179,000 円 控 除 税 額 小 計 の 計 算 15,069,334 円 +109,666 円 =15,179,000 円 Ⅳ 差 引 税 額 又 は 控 除 不 足 還 付 税 額 の 計 算 差 引 税 額 8,192,500 円 差 引 税 額 又 は 控 除 不 足 還 付 税 額 の 計 算 23,359,176 円 +12,388 円 -15,179,000 円 =8,192,564 円 控 除 不 足 還 付 税 額 0 円 8,192,500 円 ( 百 円 未 満 切 捨 ) - 11 -
Ⅴ 中 間 納 付 税 額 の 計 算 中 間 納 付 税 額 2 2,010,000 円 中 間 納 付 税 額 の 計 算 (1) 一 月 中 間 申 告 1 4 月 ~9 月 4,020,000 円 =335,000 円 4,000,000 円 適 用 なし 12 2 10 月 ~2 月 4,020,000 円 -200,000 円 =318,333 円 4,000,000 円 12 適 用 なし (2) 三 月 中 間 申 告 1 4 月 ~6 月 7 月 ~9 月 4,020,000 円 3=1,005,000 円 >1,000,000 円 適 用 あり 12 1,005,000 円 ( 百 円 未 満 切 捨 ) 2=2,010,000 円 2 10 月 ~12 月 4,020,000 円 -200,000 円 12 3=954,999 円 1,000,000 円 適 用 なし (3) 六 月 中 間 申 告 適 用 なし Ⅵ 納 付 税 額 又 は 中 間 納 付 還 付 税 額 の 計 算 納 付 税 額 2 6,182,500 円 納 付 税 額 又 は 中 間 納 付 還 付 税 額 の 計 算 8,192,500 円 -2,010,000 円 =6,182,500 円 中 間 納 付 還 付 税 額 0 円 - 12 -
問 2 Ⅰ 納 税 義 務 の 有 無 の 判 定 及 び 簡 易 課 税 制 度 の 適 用 の 有 無 の 判 定 当 課 税 期 間 の 納 税 義 務 の 有 無 の 判 定 (1) 基 準 期 間 なし (2) 特 定 期 間 における 課 税 売 上 高 第 一 期 の 資 産 の 譲 渡 等 の 金 額 が9,500,000 円 であるため 必 ず10,000,000 円 以 下 となる (3) 特 定 新 規 設 立 法 人 の 特 例 1 特 定 要 件 75%>50% 満 たしている 第 50 期 非 課 税 12 2 (3,500,000,000 円 -120,000 円 ) 12 =3,499,879,999 円 >500,000,000 円 納 税 義 務 あり1 簡 易 課 税 制 度 の 適 用 の 有 無 の 判 定 基 準 期 間 における 課 税 売 上 高 (1) 0 円 50,000,000 円 1 (2) 届 出 書 の 提 出 あり 適 用 あり1 ( 平 成 26 年 9 月 30 日 以 前 の 提 出 であるため 旧 みなし 仕 入 率 の 適 用 あり) Ⅱ 課 税 標 準 額 に 対 する 消 費 税 額 の 計 算 課 税 標 準 額 16,765,000 円 課 税 標 準 額 の 計 算 自 販 機 売 上 (1) 第 二 種 120,000 円 1 レストラン 車 両 (2) 第 四 種 6,500,000 円 +2,000,000 円 1=8,500,000 円 宿 泊 売 上 宴 会 売 上 駐 車 場 収 入 (3) 第 五 種 7,980,000 円 +1,206,400 円 1+300,000 円 1 =9,486,400 円 (4) (1)+(2)+(3)=18,106,400 円 100 18,106,400 円 =16,765,185 円 16,765,000 円 ( 千 円 未 満 切 捨 ) 課 税 標 準 額 に 対 す る 消 費 税 額 1,056,195 円 課 税 標 準 額 に 対 する 消 費 税 額 の 計 算 16,765,000 円 6.3%=1,056,195 円 - 13 -
Ⅲ 仕 入 れに 係 る 消 費 税 額 の 計 算 等 控 除 対 象 仕 入 税 額 1 579,778 円 控 除 対 象 仕 入 税 額 の 計 算 (1) 業 種 別 課 税 売 上 高 100 1 第 二 種 120,000 円 =111,111 円 2 第 四 種 8,500,000 円 3 第 五 種 9,486,400 円 100 100 =7,870,370 円 =8,783,703 円 4 合 計 16,765,185 円 (2) 業 種 別 消 費 税 額 1 第 二 種 120,000 円 6.3 =7,000 円 2 第 四 種 8,500,000 円 3 第 五 種 9,486,400 円 6.3 6.3 =495,833 円 =553,373 円 4 合 計 1+2+3=1,056,206 円 (3) 基 礎 となる 消 費 税 額 1,056,195 円 (4) みなし 仕 入 率 及 び 控 除 対 象 仕 入 税 額 ( 原 則 ) 579,785 円 ( ) 1,056,195 円 =579,778 円 1,056,206 円 7,000 円 80%+495,833 円 60%+553,373 円 50% =579,785 円 * 第 五 種 事 業 の 業 種 別 課 税 売 上 高 が 最 も 大 きいため 特 定 一 事 業 特 定 二 事 業 の 特 例 は 明 らかに 不 利 であるため 判 定 省 略 Ⅳ 差 引 税 額 又 は 控 除 不 足 還 付 税 額 の 計 算 差 引 税 額 476,400 円 差 引 税 額 又 は 控 除 不 足 還 付 税 額 の 計 算 1,056,195 円 -579,778 円 =476,417 円 476,400 円 ( 百 円 未 満 切 捨 ) 控 除 不 足 還 付 税 額 0 円 - 14 -
Ⅴ 中 間 納 付 税 額 の 計 算 中 間 納 付 税 額 1 0 円 中 間 納 付 税 額 の 計 算 6 月 分 240,000 円 240,000 円 任 意 の 中 間 申 告 書 を 提 出 する 旨 の 届 出 書 を 提 出 していない 適 用 なし Ⅵ 納 付 税 額 又 は 中 間 納 付 還 付 税 額 の 計 算 納 付 税 額 1 476,400 円 納 付 税 額 又 は 中 間 納 付 還 付 税 額 の 計 算 中 間 納 付 還 付 税 額 0 円 - 15 -
解 答 への 道 問 1 1 当 期 の 納 税 義 務 の 有 無 の 判 定 設 立 H24 増 資 A1 H25 A2 A3 H26 A4 H27 A5 11/19 免 4/1 課 10/1 課 4/1 課 4/1 当 課 税 期 間 H28 4/1 資 本 金 500 万 円 資 本 金 2,000 万 円 (1) 基 準 期 間 における 課 税 売 上 高 前 々 事 業 年 度 が1 年 未 満 の 場 合 であるため その 事 業 年 度 開 始 の 日 (H27.4/1)の2 年 前 の 日 の 前 日 (H25.4/1)から1 年 を 経 過 する 日 (H26.3/31)までの 間 に 開 始 した 各 事 業 年 度 (H25.4/1~H25.9/30 及 び H25.10/1~H26.3/31)を 合 わせた 期 間 における 課 税 売 上 高 となる ( 注 1) 設 立 事 業 年 度 ( 課 税 期 間 )の 納 税 義 務 の 有 無 の 判 定 (A1) 基 準 期 間 なし 新 設 法 人 の 納 税 義 務 の 免 除 の 特 例 期 首 資 本 金 が1,000 万 円 未 満 (500 万 円 )であるため 納 税 義 務 なし 前 年 等 の 課 税 売 上 高 による 納 税 義 務 の 免 除 の 特 例 は 平 成 25 年 1 月 1 日 以 後 に 開 始 する 法 人 のその 事 業 年 度 から 適 用 される 特 定 新 規 設 立 法 人 の 納 税 義 務 の 免 除 の 特 例 の 規 定 は 平 成 26 年 4 月 1 以 後 に 設 立 される 新 規 設 立 法 人 で 特 定 新 規 設 立 法 人 に 該 当 することとなるものについて 適 用 される ( 注 2) 前 々々 事 業 年 度 の 納 税 義 務 の 有 無 の 判 定 (A2) 基 準 期 間 なし 特 定 期 間 なし 新 設 法 人 の 納 税 義 務 の 免 除 の 特 例 期 首 資 本 金 が1,000 万 円 以 上 (2,000 万 円 )であるため 納 税 義 務 あり ( 注 3) 前 々 事 業 年 度 の 納 税 義 務 の 有 無 の 判 定 (A3) 基 準 期 間 なし 前 年 等 における 納 税 義 務 の 免 除 の 特 例 その 事 業 年 度 の 前 事 業 年 度 (A2)が7 月 以 下 (6 月 )であるため 短 期 事 業 年 度 に 該 当 する したがって その 事 業 年 度 の 前 々 事 業 年 度 (A1) 開 始 の 日 (H24.11/19) 以 後 6 月 の 期 間 によ り 判 定 することとなる なお 前 々 事 業 年 度 (A1)が6 月 以 下 であるため その 前 々 事 業 年 度 開 始 の 日 (H24.11/19) からその 終 了 の 日 (H25.3/31)までの 期 間 となる 本 問 においては 当 該 特 定 期 間 における 課 税 売 上 高 が1,000 万 円 を 超 える(78,570,000 円 - 2,800,000 円 -325,000 円 =75,445,000 円 )ため 納 税 義 務 あり ( 注 4) 前 事 業 年 度 の 納 税 義 務 の 有 無 の 判 定 (A4) 基 準 期 間 における 課 税 売 上 高 その 事 業 年 度 の 前 々 事 業 年 度 (A2)が1 年 未 満 であるため その 事 業 年 度 開 始 の 日 の2 年 前 の 日 の 前 日 (H24.4/1)から1 年 を 経 過 する 日 (H25.3/31)までの 間 に 開 始 した 各 事 業 年 度 (A - 16 -
1)を 合 わせた 期 間 が 基 準 期 間 となる また 基 準 期 間 が1 年 でないため 基 準 期 間 における 課 税 売 上 高 を 基 準 期 間 に 含 まれる 事 業 年 度 の 月 数 の 合 計 数 で 除 し 12を 乗 じて 計 算 した 金 額 により 判 定 することとなる 本 問 においては 当 該 基 準 期 間 における 課 税 売 上 高 が1,000 万 円 を 超 える((78,570,000 円 - 2,800,000 円 -325,000 円 ) 12/5=181,068,000 円 )ため 納 税 義 務 あり 2 課 税 標 準 額 (1) 印 刷 売 上 平 成 8 年 10 月 1 日 から 平 成 25 年 9 月 30 日 までの 間 に 締 結 した 工 事 ( 製 造 を 含 む )に 係 る 請 負 契 約 ( 一 定 の 要 件 に 該 当 する 測 量 設 計 及 びソフトウエアの 開 発 等 に 係 る 請 負 契 約 を 含 む )に 基 づき 平 成 26 年 4 月 1 日 以 後 に 課 税 資 産 の 譲 渡 等 を 行 う 場 合 の 当 該 課 税 資 産 の 譲 渡 等 は 税 率 4%を 適 用 する 本 問 においては 印 刷 売 上 に 旧 税 率 分 が 含 まれているため 新 税 率 と 旧 税 率 を 分 けて 課 税 標 準 を 計 算 する 請 負 工 事 等 契 約 締 結 H25 H26 H27 H28 10/1( 指 定 日 ) 4/1( 施 行 日 ) 4/1 当 課 税 期 間 4/1 引 渡 4% (2) 保 税 地 域 内 における 倉 庫 賃 貸 収 入 保 税 地 域 内 における 資 産 の 賃 貸 借 の 免 税 取 引 は 貨 物 に 限 られる したがって 保 税 地 域 内 において 倉 庫 を 賃 貸 借 したとしても 免 税 取 引 には 該 当 せず 課 税 取 引 (6.3%) として 取 扱 うこととなる (3) ゴルフ 会 員 権 の 譲 渡 ゴルフ 会 員 権 は 有 価 証 券 等 から 除 かれる したがって 譲 渡 対 価 1,200,000 円 は 課 税 資 産 の 譲 渡 等 に 該 当 し 課 税 標 準 に 算 入 する (4) カメラの 贈 与 法 人 が 資 産 をその 役 員 に 対 して 贈 与 する 行 為 は みなし 譲 渡 に 該 当 する ( 法 282 基 通 10-1-18) 本 問 においては 棚 卸 資 産 以 外 の 資 産 であるため 譲 渡 時 の 価 額 相 当 額 を 課 税 標 準 に 算 入 する (5) 現 物 出 資 による 資 産 の 譲 渡 甲 社 が 現 物 出 資 により 取 得 した 株 式 の 取 得 時 の 価 額 相 当 額 を 対 価 の 額 とする ( 令 452) また 課 税 資 産 ( 建 物 )と 非 課 税 資 産 ( 敷 地 権 及 び 貸 付 金 )とを 同 一 の 者 に 対 して 同 時 に 譲 渡 しているため 各 資 産 の 価 額 の 割 合 に 応 じて 課 税 標 準 を 計 算 する ( 令 453) 3 償 却 債 権 取 立 益 控 除 過 大 調 整 税 額 の 計 算 の 基 礎 となる 資 料 については 税 率 改 正 前 の 期 間 の 取 引 に 係 るものであるため 旧 税 率 (4%)で 計 算 することになる - 17 -
4 非 課 税 売 上 高 (1) 外 国 の 大 使 に 対 する 賃 料 収 入 居 住 用 の 不 動 産 賃 貸 は 非 課 税 取 引 に 該 当 する なお 外 国 公 館 等 に 対 する 課 税 資 産 の 譲 渡 等 に 係 る 免 税 ( 措 法 861) は 課 税 資 産 の 譲 渡 等 に 限 定 され ているため 非 課 税 取 引 である 居 住 用 の 不 動 産 賃 貸 は 免 税 取 引 には 該 当 しない 点 に 留 意 すること (2) 外 国 銀 行 の 国 内 支 店 における 外 貨 預 金 利 息 利 子 を 対 価 とする 金 銭 の 貸 付 けに 該 当 するため 非 課 税 取 引 に 該 当 する なお 外 国 銀 行 の 国 内 支 店 は 居 住 者 とみなされるため 非 課 税 資 産 の 輸 出 には 該 当 しない 点 に 留 意 すること (3) 現 物 出 資 による 資 産 の 譲 渡 甲 社 が 現 物 出 資 により 取 得 した 株 式 の 取 得 時 の 価 額 相 当 額 を 対 価 の 額 とする ( 令 452) また 課 税 資 産 ( 建 物 )と 非 課 税 資 産 ( 敷 地 権 及 び 貸 付 金 )とを 同 一 の 者 に 対 して 同 時 に 譲 渡 しているため 各 資 産 の 価 額 の 割 合 に 応 じて 課 税 標 準 を 計 算 する ( 令 453) なお 貸 付 金 の 譲 渡 は 金 銭 債 権 の 譲 渡 に 該 当 するため 譲 渡 対 価 の5% 相 当 額 が 課 税 売 上 割 合 の 計 算 上 資 産 の 譲 渡 等 の 対 価 の 額 に 含 まれる ( 令 485) 5 課 税 仕 入 れ 等 の 区 分 経 理 (1) 課 税 資 産 の 譲 渡 等 にのみ 要 するもの 1 倉 庫 Cの 修 繕 費 用 保 税 地 域 内 における 倉 庫 賃 貸 収 入 は 6.3% 課 税 取 引 に 該 当 する( 上 記 2(2) 参 照 ) したがって 当 該 倉 庫 に 係 る 修 繕 費 用 は 課 税 資 産 の 譲 渡 等 にのみ 要 するものに 区 分 経 理 される 2 製 造 原 価 報 告 書 に 関 する 付 記 事 項 ( 材 料 仕 入 高 通 勤 手 当 外 注 費 技 術 指 導 料 等 ) 材 料 費 労 務 費 経 費 のうち 課 税 仕 入 れ 等 に 該 当 するものは 製 品 ( 課 税 資 産 )の 販 売 のためにのみ 要 し た 課 税 仕 入 れであるため 課 税 資 産 の 譲 渡 等 にのみ 要 するものに 区 分 経 理 される (2) その 他 の 資 産 の 譲 渡 等 にのみ 要 するもの 建 物 A 及 びマンションBの 共 用 部 分 に 係 る 水 道 光 熱 費 建 物 Aの 賃 貸 収 入 は 非 課 税 取 引 に 該 当 する( 上 記 4(1) 参 照 ) したがって 当 該 建 物 Aに 係 る 水 道 光 熱 費 は その 他 の 資 産 の 譲 渡 等 にのみ 要 するものに 区 分 経 理 される また マンションBの 共 用 部 分 に 係 る 水 道 光 熱 費 も 同 様 にその 他 の 資 産 の 譲 渡 等 にのみ 要 するものに 区 分 経 理 される (3) 課 税 資 産 の 譲 渡 等 とその 他 の 資 産 の 譲 渡 等 に 共 通 して 要 するもの 1 資 産 の 貸 付 けに 係 る 経 過 措 置 平 成 8 年 10 月 1 日 から 平 成 25 年 9 月 30 日 までの 間 に 締 結 した 資 産 の 貸 付 けに 係 る 契 約 に 基 づき 平 成 26 年 4 月 1 日 前 から 同 日 以 後 引 き 続 き 貸 付 けを 行 っている 場 合 ( 一 定 の 要 件 に 該 当 するものに 限 る )における 平 成 26 年 4 月 1 日 以 後 に 行 う 当 該 資 産 の 貸 付 けは 税 率 4%を 適 用 する 車 両 のレンタル 料 車 両 のレンタル 料 のうち655,200 円 は 平 成 25 年 6 月 27 日 ( 指 定 日 前 )に 契 約 しており 当 該 貸 付 けが 施 行 日 ( 平 成 26 年 4 月 1 日 )より 前 から 行 われている さらに レンタル 料 の 額 を 変 更 することはできない 旨 規 定 されているため 資 産 の 貸 付 けに 係 る 経 過 措 置 の 適 用 があることとなる したがって 車 両 のレンタ ル 料 のうち655,200 円 は 旧 税 率 (4%)による 課 税 仕 入 れとなる - 18 -
本 社 の 家 賃 本 社 の 家 賃 は 平 成 24 年 9 月 30 日 ( 指 定 日 前 )に 契 約 しており 当 該 貸 付 けが 施 行 日 ( 平 成 26 年 4 月 1 日 ) より 前 から 行 われているが 家 賃 の 額 を 変 更 することができる 旨 規 定 されているため 資 産 の 貸 付 けに 係 る 経 過 措 置 の 適 用 はないこととなる したがって 本 社 の 家 賃 は 新 税 率 (6.3%)による 課 税 仕 入 れとなる なお 本 社 の 家 賃 は 会 社 全 体 に 係 るものであるため 課 税 資 産 の 譲 渡 等 とその 他 の 資 産 の 譲 渡 等 に 共 通 して 要 するものに 区 分 経 理 される 資 産 の 貸 付 けに 係 る 経 過 措 置 H25 H26 H27 H28 10/1( 指 定 日 ) 4/1( 施 行 日 ) 4/1 当 課 税 期 間 4/1 契 約 締 結 貸 付 開 始 ( 引 渡 ) ( 車 両 のレンタル) 4% 貸 付 けの 経 過 措 置 の 要 件 事 業 者 が 事 情 の 変 更 その 他 の 理 由 により 当 該 1 当 該 契 約 に 係 る 資 産 の 貸 付 期 間 及 び その 期 間 中 の 対 価 の 額 が 定 められて いること 2 3 対 価 の 額 の 変 更 を 求 めることができる 旨 の 定 めがないこと 契 約 期 間 中 に 当 事 者 の 一 方 又 は 双 方 がいつで も 解 約 の 申 入 れをすることができる 旨 の 定 め がないこと 等 2 災 害 地 域 に 対 する 食 料 品 の 寄 付 事 業 者 がした 金 銭 による 寄 付 は 課 税 仕 入 れに 該 当 しないが 金 銭 以 外 の 資 産 を 贈 与 した 場 合 の 当 該 資 産 の 取 得 が 課 税 仕 入 れ 等 に 該 当 するときにおける 個 別 対 応 方 式 の 適 用 に 当 たっては 当 該 課 税 仕 入 れ 等 は 原 則 として 課 税 資 産 の 譲 渡 等 とその 他 の 資 産 の 譲 渡 等 に 共 通 して 要 するものに 該 当 するものとして 取 り 扱 う ( 基 通 11-2-17) 3 国 内 の 弁 護 士 費 用 及 び 海 外 渡 航 費 弁 護 士 の 業 務 に 関 する 報 酬 又 は 料 金 は 弁 護 士 がその 業 務 の 遂 行 に 関 連 して 依 頼 者 から 支 払 を 受 ける 一 切 の 金 銭 をいうものと 解 されている したがって 実 費 弁 償 たる 宿 泊 費 及 び 交 通 費 であっても ホテルや 交 通 機 関 等 への 支 払 が 実 質 的 に 甲 社 に よる 直 接 払 と 認 められるものでない 限 り 弁 護 士 の 報 酬 又 は 料 金 に 含 まれることとなる 6 売 上 げの 返 還 等 対 価 に 係 る 税 額 取 引 先 に 支 払 った 販 売 奨 励 金 事 業 者 が 販 売 促 進 の 目 的 で 販 売 奨 励 金 等 の 対 象 とされる 課 税 資 産 の 販 売 数 量 販 売 高 等 に 応 じて 取 引 先 ( 課 税 資 産 の 販 売 の 直 接 の 相 手 方 としての 卸 売 業 者 等 のほかその 販 売 先 である 小 売 業 者 等 の 取 引 関 係 者 を 含 む ) に 対 して 金 銭 により 支 払 う 販 売 奨 励 金 等 は 売 上 げに 係 る 対 価 の 返 還 等 に 該 当 する ( 基 通 14-1-2) - 19 -
7 中 間 納 付 税 額 中 間 申 告 の 適 用 の 有 無 は 直 前 の 課 税 期 間 の 確 定 消 費 税 額 を 基 準 として 判 定 するが 本 問 においては 平 成 27 年 9 月 20 日 に 更 正 の 請 求 書 を 提 出 し 平 成 27 年 10 月 13 日 付 で 更 正 決 定 通 知 書 が 甲 社 に 到 達 している この 場 合 直 前 の 課 税 期 間 の 確 定 消 費 税 額 を 減 額 することとなるが 当 該 減 額 が 確 定 したのは 平 成 27 年 10 月 13 日 であるため 平 成 27 年 10 月 分 から 減 額 した 確 定 消 費 税 額 を 基 準 として 中 間 納 付 税 額 を 計 算 することとなる 問 2 1 当 期 の 納 税 義 務 の 有 無 の 判 定 H24 4/1 第 49 期 H25 4/1 第 50 期 H26 4/1 第 51 期 H27 4/1 H28 4/1 丙 社 基 準 期 間 に 相 当 する 期 間 H24 6/1 設 立 H25 H26 6/1 6/1 第 1 期 H27 6/1 当 課 税 期 間 H28 6/1 乙 社 資 本 金 800 万 円 (1) 基 準 期 間 がないため (2)へ (2) 特 定 期 間 における 課 税 売 上 高 は 第 1 期 の 資 産 の 譲 渡 等 の 金 額 が950 万 円 であるため 必 ず1,000 万 円 以 下 となる (3) 特 定 新 規 設 立 法 人 の 納 税 義 務 の 免 除 の 特 例 期 首 資 本 金 が1,000 万 円 未 満 (800 万 円 )であるため 新 規 設 立 法 人 に 該 当 する また 事 業 年 度 開 始 の 日 ( 新 設 開 始 日 )において 乙 社 は 丙 社 に 発 行 済 株 式 総 数 の50% 超 (75%)を 保 有 されているため 特 定 要 件 に 該 当 する さらに 乙 社 の 基 準 期 間 に 相 当 する 期 間 における 丙 社 の 課 税 売 上 高 が5 億 円 を 超 える((3,500,000,000 円 -120,000 円 ) 12/12=3,499,879,999 円 )( 注 )ことから 乙 社 の 当 課 税 期 間 は 特 定 新 規 設 立 法 人 に 該 当 し 納 税 義 務 あり ( 注 ) 基 準 期 間 に 相 当 する 期 間 は 原 則 として 新 規 設 立 法 人 の 基 準 期 間 がない 事 業 年 度 開 始 の 日 の2 年 前 の 日 の 前 日 から1 年 を 経 過 する 日 までの 間 に 終 了 した 判 定 対 象 者 の 各 事 業 年 度 を 合 わせた 期 間 ( 令 25の 42 二 イ)となるため 丙 社 の 第 50 期 が 基 準 期 間 に 相 当 する 期 間 となる 2 簡 易 課 税 制 度 の 有 無 の 判 定 簡 易 課 税 制 度 は 課 税 事 業 者 が 消 費 税 簡 易 課 税 制 度 選 択 届 出 書 を 提 出 しており かつ 基 準 期 間 における 課 税 売 上 高 が5,000 万 円 以 下 である 場 合 には 必 ず 適 用 しなければならない なお 本 問 においては 平 成 26 年 7 月 1 日 に 当 該 届 出 書 を 提 出 しており かつ 基 準 期 間 における 課 税 売 上 高 が 5,000 万 円 以 下 ( 基 準 期 間 なし=0 円 5,000 万 円 )であるため 当 課 税 期 間 においては 簡 易 課 税 制 度 を 適 用 しな ければならない - 20 -
3 簡 易 課 税 の 事 業 区 分 ( 課 税 標 準 額 ) (1) 第 二 種 事 業 ホテル 内 自 動 販 売 機 売 上 自 動 販 売 機 により 資 産 の 譲 渡 を 行 った 場 合 には 事 業 者 以 外 の 者 に 対 する 販 売 に 該 当 することから 仕 入 商 品 等 を 販 売 した 場 合 には 第 二 種 事 業 に 該 当 する (2) 第 四 種 事 業 ホテル 内 レストラン 売 上 及 び ルームサービスに 係 る 売 上 旅 館 等 における 飲 食 物 の 提 供 ( 基 通 13-2-8の2) 旅 館 ホテル 等 の 宿 泊 施 設 経 営 者 が 請 求 書 領 収 書 等 によりその 飲 食 物 の 提 供 に 係 る 対 価 の 額 を 宿 泊 に 係 る 対 価 の 額 と 明 確 に 区 分 して 領 収 することとしているときのその 飲 食 物 の 提 供 は 飲 食 店 業 に 該 当 する したがって 第 四 種 事 業 に 該 当 する また ホテル 内 にあるホテル 直 営 の 売 店 がホテルの 調 理 したサンドイッチ オードブル 等 を 客 の 注 文 により 部 屋 まで 運 ぶ 場 合 いわゆるルームサービスは 第 四 種 事 業 に 該 当 する (3) 第 五 種 事 業 ホテル 宿 泊 売 上 及 び 1 月 以 上 利 用 の 場 合 の 宿 泊 売 上 ホテル 業 ( 宿 泊 業 )は 第 五 種 事 業 に 該 当 する なお 宿 泊 期 間 が1 月 以 上 の 場 合 であっても 住 宅 の 貸 付 けには 該 当 しない 点 に 留 意 すること 宴 会 売 上 飲 食 物 の 提 供 料 金 と 会 場 使 用 料 とを 区 分 している 場 合 には 飲 食 物 の 提 供 料 金 は 第 四 種 事 業 会 場 使 用 料 は 第 五 種 事 業 に 該 当 するが 本 問 の 場 合 特 段 提 供 料 金 と 会 場 使 用 料 とを 区 分 していないため 全 体 が 第 五 種 事 業 に 該 当 する 駐 車 場 収 入 不 動 産 業 ( 賃 貸 管 理 仲 介 )は 平 成 26 年 度 改 正 において 第 五 種 事 業 から 第 六 種 事 業 に 変 更 になっ たが 平 成 26 年 9 月 30 日 までに 消 費 税 簡 易 課 税 制 度 選 択 届 出 書 を 提 出 した 事 業 者 は 平 成 27 年 4 月 1 日 以 後 に 開 始 する 課 税 期 間 であっても その 届 出 書 に 記 載 した 適 用 開 始 課 税 期 間 の 初 日 から2 年 を 経 過 する 日 までの 間 に 開 始 する 課 税 期 間 ( 簡 易 課 税 制 度 の 適 用 を 受 けることをやめることができない 期 間 )については 改 正 前 のみなし 仕 入 率 が 適 用 される したがって 本 問 においては 第 五 種 事 業 に 該 当 する 設 立 H26 6/1 H27 6/1 当 課 税 期 間 第 五 種 H28 6/1 第 五 種 H29 6/1 7/1 届 出 書 の 提 出 2 年 継 続 適 用 期 間 - 21 -
合 格 ライン 第 二 問 ( 計 算 ) 2 題 形 式 の 問 題 であった 問 1は 法 人 の 原 則 課 税 問 2は 法 人 の 簡 易 課 税 による 計 算 であった 難 易 度 としては 高 くはないが 資 料 が 読 み 取 りにくい 箇 所 及 び 出 題 者 の 意 図 が 不 明 な 箇 所 もあり 解 答 に 悩 む 問 題 であったと 思 われる なお 問 2の 簡 易 課 税 制 度 選 択 届 出 書 の 提 出 について 旧 みなし 仕 入 率 の 適 用 となったが 合 わせてほしい 論 点 であった 問 1の 配 点 は 40 点 と 想 定 し 合 格 確 実 ラインは32 点 前 後 ボーダーラインは28 点 前 後 であると 思 われる 問 2の 配 点 は 10 点 と 想 定 し 合 格 確 実 ラインは7 点 前 後 ボーダーラインは6 点 前 後 であると 思 われる 第 二 問 としては 合 格 確 実 ラインは37 点 前 後 ボーダーラインは34 点 前 後 であると 思 われる おわりに 理 論 及 び 計 算 の 解 答 バランスを 考 慮 すると 全 体 では 合 格 確 実 ラインは 76 点 前 後 ボーダーラインは68 点 前 後 になると 思 われます - 22 -