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別紙3

 


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< 南 通 トピックス> 日 本 と 中 国 の 数 字 の 捉 え 方 の 違 い 日 本 では 7 はラッキーセブン 8 は 末 広 がりの 意 味 で 好 まれる 数 字 と 言 われてい ますが 逆 に 4 は 死 9 は 苦 を 連 想 させるという 理 由 から 不 吉 と 言 われています このような 日 本 の 数 字 にまつわる 慣 習 は 中 国 から 伝 わったものと 言 われていますが 日 本 と 中 国 の 数 字 には まるで 違 う 意 味 になるものがあります 例 えば 中 国 で 9 は 特 に 女 性 に 人 気 の 数 字 です 9(ジュウ) の 発 音 は 久 と 同 じ 発 音 で 永 遠 を 表 すことから 男 性 から99 本 や999 本 のバラをもらうことは 乙 女 の 夢 と 言 われています また 長 生 き 長 寿 という 意 味 もあり 99 は 不 老 長 寿 を 意 味 します 4 は 四 季 発 財 (1 年 中 儲 かる) など 商 売 人 が 好 まれる 言 葉 で 結 婚 式 でもお 祝 いの 言 葉 四 紅 四 喜 (4つに 赤 いものを 着 て 幸 せを 呼 ぶ) に 使 われるなど 日 本 とは 逆 に 縁 起 のいい 数 字 と 言 えます なかでも 最 も 縁 起 のいい 数 字 は 日 本 と 同 じく 末 広 がりを 意 味 する 8 で どんど ん 繁 栄 繁 盛 していく という 意 味 と 8(バー) が 発 (ファー) の 発 音 と 似 ているこ とから 発 展 儲 かる という 意 味 もあります 記 憶 に 新 しいところで 北 京 オリンピックの 開 催 は 2008 年 8 月 8 日 午 後 8 時 と8が 4つ 並 ぶ 日 でありました 8 には 余 程 のこだわりあるようです その 次 に 人 気 なのが 6 です 6(リュ) の 発 音 は 流 や 溜 などと 同 じ 発 音 となり 順 調 という 意 味 があります 逆 に 7 は 怒 りや 憎 しみを 招 く 予 感 がすると 言 われている 気 と 同 じ チー と 発 音 するため 特 に 嫌 われています そのほかに 外 出 には3 6 9のつく 日 が 良 いとされています 結 婚 のお 祝 いは 必 ず 偶 数 を 使 わないと いけないなど 中 国 での 数 字 の 持 つ 意 味 を 知 っておくことは 中 国 生 活 には 意 外 に 役 に 立 ちま す 中 国 での 数 字 (1~9)に 対 する 印 象 と 意 味 数 字 印 象 意 味 1(イー) 道 2(アル) 陰 と 陽 3(サン) 何 度 も たくさん 4(スー) 対 をなす( 車 のナンバーには 使 われない) 5(ウー) 標 準 6(リュ) 順 調 7(チー) 怒 り 憎 しみ 8(パー) 発 展 儲 かる お 金 持 ちになる 9(ジウ) 一 番 多 い 大 きい 永 遠 2

< 上 海 トピックス> 昨 今 の 中 国 結 婚 式 トレンド 中 国 統 計 年 鑑 (2010)によると 2009 年 度 は 1,212 万 4 千 組 のカップルが 結 婚 しました また 関 係 部 門 の 統 計 では 1 組 における 結 婚 式 関 連 費 用 について 都 市 部 では 平 均 13 万 人 民 元 1 ( 約 160 万 円 )だったことが 明 らかになりました 今 月 は 中 国 における 結 婚 式 にかける 諸 費 用 を 中 心 とした 昨 今 の 傾 向 について レポート 致 します 1. 高 度 成 長 につれ 結 婚 式 関 連 費 用 が 急 騰 中 国 国 家 統 計 局 が1 月 20 日 に 発 表 した 2010 年 の 国 内 総 生 産 (GDP)は 物 価 変 動 の 影 響 を 除 い た 実 質 で 前 年 比 10.3% 増 加 し GDP 総 額 は 39 兆 7,983 億 人 民 元 ( 約 6 兆 400 億 米 ドル)に 達 し 改 革 開 放 当 時 の 1978 年 6,175 億 人 民 元 と 比 較 すると 約 64 倍 の 増 加 となりました この 30 数 年 間 で 高 度 経 済 成 長 を 背 景 に 人 々の 生 活 は 大 変 豊 かになりました これにより 結 婚 式 関 連 費 用 も 1970 年 代 における 平 均 800 人 民 元 ( 約 9,880 円 )から 2009 年 には 13 万 人 民 元 ( 約 160 万 円 )と 実 に 約 163 倍 も 急 増 しました 1970 年 代 結 婚 時 における 必 需 品 は 三 転 一 響 ( 自 転 車 腕 時 計 ミシンとラジオ)でした 1980 年 代 では テレビ 洗 濯 機 冷 蔵 庫 そして 21 世 紀 に 入 り マイホーム 車 貯 金 と 変 わ ってきたのです さらに 最 近 では 中 国 の 不 動 産 市 場 の 急 騰 等 により 上 海 北 京 杭 州 等 の 大 都 市 では 結 婚 の 為 新 居 の 購 入 結 婚 写 真 ( 中 国 の 場 合 専 門 の 写 真 屋 さんでプロのカメラマン プロの 化 粧 師 等 により 芸 能 人 顔 負 けの 豪 華 結 婚 写 真 集 を 作 成 します ) 宝 石 類 結 婚 衣 裳 新 婚 旅 行 新 居 向 け 家 具 などの 費 用 を 含 めると トータルで 上 海 では 140 万 人 民 元 ( 約 1,729 万 円 ) 北 京 では 106 万 人 民 元 ( 約 1,309 万 円 ) 杭 州 では 115 万 人 民 元 ( 約 1,420 万 円 )が 平 均 といった 統 計 がで ています 2 これに 比 べ 日 本 リクルートが 発 行 する 結 婚 情 報 誌 ゼクシィ が 発 表 した 結 婚 トレンド 調 査 2010 によると 2009 年 4 月 から 2010 年 3 月 の 間 の 結 婚 費 用 は 日 本 全 国 平 均 で 325 万 7 千 円 で あったことが 明 らかとなっています 日 本 の1 人 当 たりの 平 均 年 収 は 中 国 の 約 10 倍 購 買 力 など を 加 味 すると 中 国 の 都 市 部 での 結 婚 費 用 は 驚 くほど 高 額 であることが 言 えます これほどの 結 婚 費 用 をどのように 工 面 しているかというと 中 国 の 現 在 の 若 者 のほとんどが 親 の 援 助 により 新 居 購 入 等 の 高 額 な 結 婚 費 用 を 賄 っているようです 2. 日 本 への 新 婚 旅 行 誘 致 結 婚 費 用 のうち 高 い 割 合 を 占 める 新 婚 旅 行 も 最 近 では 中 国 国 内 旅 行 から 日 本 欧 州 等 の 海 外 旅 行 へ 移 り 変 わる 傾 向 にあります 2008 年 に 中 国 で 公 開 されて 大 ヒットした 映 画 狙 った 恋 の 落 とし 方 ( 原 題 非 誠 勿 擾 ) の 舞 台 と なった 北 海 道 がブームとなり 中 国 人 へのビザの 発 給 要 件 が 昨 年 7 月 に 緩 和 されたことなども 追 い 風 となって 北 海 道 以 外 にも 日 本 観 光 のブームが 続 いています そんな 中 新 婚 旅 行 誘 致 に 力 1 2011/1/4 弊 行 公 示 相 場 1 人 民 元 =12.35 円 ( 仲 値 )にて 換 算 2 2010/2/1 騰 訊 女 性 総 合 を 参 照 3

を 入 れる 日 本 の 会 社 がたくさんあるようです 先 日 も 12 月 に 上 海 で 開 催 された 皆 喜 婚 礼 節 (ブ ライダルフェア)には 10 数 社 の 日 本 の 旅 行 会 社 が 出 展 しました( 写 真 1 と 2) 北 海 道 などの 人 気 スポットを 含 めた 1 週 間 の 日 本 旅 行 で 1 人 あたり 13,888 人 民 元 ( 約 17 万 円 )といったプランが 人 気 を 呼 んだそうです 3. 裸 婚 に 続 き 淘 婚 が 流 行 = 結 婚 関 連 費 用 ネットで 安 く 高 額 化 する 結 婚 費 用 に 対 する 打 開 策 として 2 年 ほど 前 に 登 場 した 裸 婚 ( 指 輪 も 家 も 買 わず 婚 姻 届 を 提 出 するだけの 結 婚 )に 続 き 中 国 の 若 者 の 間 では 最 近 淘 婚 という 言 葉 が 流 行 って います 3 ( 意 味 は ブライダル 用 品 をショッピングサイト 淘 宝 網 などで 安 価 に 購 入 し 結 婚 費 用 を 安 く 上 げること ) 淘 婚 族 がネットで 検 索 するブライダル 用 品 で 最 も 多 いのは ウェディングドレス 礼 服 や 靴 そ して 披 露 宴 への 出 席 者 に 配 るお 菓 子 の 入 れ 物 まで ニーズは 多 岐 にわたります 最 近 では 結 婚 指 輪 や 新 婚 旅 行 などの 高 額 商 品 をネット 購 入 する 人 も 増 加 しています これに 応 え 淘 宝 網 はこ のほど 1 カラットのダイヤモンドを 市 場 価 格 の 半 額 以 下 で 販 売 するイベントを 開 催 しました ネット 購 入 の 利 点 は 多 くの 店 舗 の 中 から 商 品 を 選 べるほか 交 流 サイトで 他 人 の 意 見 や 経 験 談 を 収 集 できるところにあります 淘 婚 族 の 多 くが そうした 情 報 を 参 考 に 買 い 物 を 進 めていると いうことです 4. 新 婦 の 介 添 人 として 新 しいバイトが 繁 盛 = 容 姿 は ほどほど が 条 件 最 近 の 中 国 結 婚 披 露 宴 で 新 婦 の 介 添 人 を 勤 めるアルバイトが 浙 江 省 杭 州 市 で 繁 盛 していま す 新 婦 に 代 わって 何 回 も 乾 杯 を 受 けられる 酒 豪 であることはもちろん ほどほど の 容 姿 が 重 要 な 採 用 条 件 ということだそうです 4 一 般 的 には 新 郎 新 婦 の 友 人 一 人 ずつが 介 添 人 を 務 めますが 引 き 受 け 手 のいない 新 婦 から の 派 遣 要 請 が 2004 年 頃 から 増 えはじめました ある 婚 礼 サービス 会 社 では 学 生 を 中 心 に 40 人 以 上 の 専 門 要 員 を 確 保 しているとのこと 会 社 側 は 採 用 条 件 として 未 婚 容 姿 端 麗 一 定 の 要 素 の 三 つを 挙 げていますが もう 一 つの 重 要 なポイントは 新 婦 が 霞 んでしまうほど 美 人 過 ぎ てはいけない ことだそうです 介 添 人 の 日 当 は 500~800 元 毎 週 末 働 けば 同 市 の 平 均 初 任 給 の 2 倍 以 上 に 当 たる 月 収 6,000 元 も 可 能 しかし このアルバイトを 実 際 に 経 験 した 女 子 学 生 は 頭 も 体 力 も 使 うし 場 合 に よっては 理 不 尽 な 目 に 遭 う と 語 っていました 彼 女 の 場 合 当 日 は 朝 5 時 に 起 床 し 新 婦 の 化 粧 や 着 付 けの 手 伝 い ご 祝 儀 の 受 け 取 り 乾 杯 のお 相 手 と 夜 10 時 ごろまで 仕 事 は 延 々と 続 くそ うです 中 国 では 経 済 の 更 なる 発 展 により 今 後 も 人 々が 結 婚 にかける 費 用 は 益 々 増 えていく 見 込 み です これからも 中 国 の 結 婚 ビジネスは 更 に 大 きな 市 場 へと 発 展 していくことが 予 測 されます こ れは 日 本 のブライダル 業 界 にとっても ビッグチャンスであるといえるでしょう 3 2010/10/18 上 海 紙 解 放 日 報 を 参 照 4 2008/12/23 上 海 紙 新 民 晩 報 を 参 照 4

( 写 真 1: 上 海 皆 喜 婚 礼 節 ) ( 写 真 2: 日 本 旅 行 社 の 展 示 店 舗 ) ( 写 真 3: 最 近 中 国 結 婚 式 場 の 模 様 ) 5

名 古 屋 銀 行 の 中 国 拠 点 南 通 駐 在 員 事 務 所 中 国 江 蘇 省 南 通 市 青 年 東 路 43 号 南 通 大 飯 店 501 号 室 (5 階 ) TEL <86> 513-83568650 FAX <86> 513-83567445 長 江 工 農 路 名 古 屋 銀 行 南 通 代 表 処 ( 南 通 大 飯 店 501 号 室 ) 青 年 路 至 上 海 市 蘇 通 大 南 通 経 済 技 術 開 発 区 上 海 駐 在 員 事 務 所 中 国 上 海 市 延 安 西 路 2201 号 上 海 国 際 貿 易 中 心 1809 号 室 (18 階 ) TEL <86>21-62754207 FAX <86>21-62759461 至 虹 橋 空 港 上 海 世 界 貿 易 中 心 延 安 高 架 揚 子 江 大 酒 店 延 安 西 中 山 高 架 至 浦 東 空 港 名 古 屋 銀 行 上 海 代 表 処 ( 上 海 国 際 貿 易 中 心 1809 号 室 ) 虹 橋 賓 館 銀 河 賓 館 <ご 注 意 > 法 律 上 会 計 上 の 助 言 : 本 誌 記 載 の 情 報 は 法 律 上 会 計 上 税 務 上 の 助 言 を 含 むものではありません 法 律 上 会 計 上 税 務 上 の 助 言 を 必 要 とされる 場 合 は それぞれの 専 門 家 にご 相 談 ください 秘 密 保 持 : 本 誌 記 載 の 情 報 の 貴 社 への 開 示 は 貴 社 の 守 秘 義 務 を 前 提 とするものです 当 該 情 報 について は 貴 社 内 部 の 利 用 に 限 定 され その 内 容 の 第 三 者 への 開 示 は 禁 止 されています 免 責 : 本 誌 記 載 の 情 報 は 弊 行 が 信 頼 できると 考 える 各 方 面 から 取 得 しておりますが その 内 容 の 正 確 性 信 頼 性 完 全 性 を 保 証 するものではありません 弊 行 は 当 該 情 報 に 起 因 して 発 生 した 損 害 については そ の 内 容 如 何 にかかわらず 一 切 責 任 を 負 いません 著 作 権 : 本 誌 記 載 の 情 報 の 著 作 権 は 原 則 として 弊 行 に 帰 属 します いかなる 目 的 であれ 本 誌 の 一 部 ま たは 全 部 について 無 断 で いかなる 方 法 においても 複 写 複 製 引 用 転 載 翻 訳 貸 与 等 を 行 うこ とを 禁 止 します 事 務 局 名 古 屋 銀 行 証 券 国 際 部 国 際 業 務 推 進 ク ルーフ 電 話 052-962-9522 FAX052-962-6043 6