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shokuin-taisyoku

(2) 勤 続 5 年 を 超 え 10 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の140 (3) 勤 続 10 年 を 超 え 20 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の180 (4)

(6) 31 年 以 上 の 期 間 については 1 年 につき100 分 の120 2 前 項 に 規 定 する 者 のうち 負 傷 若 しくは 病 気 ( 以 下 傷 病 という 傷 病 は 国 家 公 務 員 共 済 組 合 法 ( 昭 和 33 年 法 律 第 128 号 ) 第 81 条

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Microsoft Word 日本年金機構職員退職手当規程(規程第36号)

当 が 支 払 われない 場 合 において 前 項 第 2 号 に 該 当 するときは 機 構 は 当 該 遺 族 に 対 し 第 2 項 に 規 定 する 事 情 を 勘 案 して 当 該 退 職 手 当 の 全 部 又 は 一 部 を 支 給 しないこととする 措 置 を 行 うことができる 5

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退職手当とは

(3) 勤 続 期 間 が 10 年 以 上 であって 定 年 により 退 職 したとき (4) 勤 続 期 間 が 15 年 以 上 であって 職 務 上 特 に 功 労 があった 者 が 退 職 したとき (5) 前 各 号 に 準 ずる 理 由 により 増 額 する 必 要 があると 理 事

四 勤 続 20 年 を 超 え30 年 までの 期 間 については 勤 続 1 年 につき100 分 の200 五 勤 続 30 年 を 超 える 期 間 については 勤 続 1 年 につき100 分 の100 2 基 礎 調 整 額 は 職 員 が 退 職 し 解 雇 され 又 は 死 亡 した

職 員 退 職 手 当 支 給 規 程 平 成 15 年 10 月 1 日 規 程 第 号 改 正 平 成 17 年 1 月 31 日 規 程 第 17-1 号 改 正 平 成 20 年 12 月 22 日 規 程 第 号 改 正 平 成 22 年 3 月 18 日 規 程

の 親 族 については 職 員 との 親 等 の 近 い 者 を 先 順 位 とする 3 退 職 手 当 の 支 給 を 受 けるべき 遺 族 のうち 同 順 位 の 者 が2 人 以 上 ある 場 合 には そ の 人 数 によって 等 分 して 支 給 する 4 次 に 掲 げる 者 は 退 職

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国立大学法人東京医科歯科大学職員退職手当規程(案)

(4) 勤 続 20 年 を 超 え 30 年 までの 期 間 については 勤 続 1 年 につき 100 分 の 200 (5) 勤 続 30 年 を 超 える 期 間 については 勤 続 1 年 につき 100 分 の 100 ( 退 職 手 当 の 調 整 額 ) 第 5 条 の3 退 職 手

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独立行政法人物質・材料研究機構定年制職員退職手当規程

(1) 配 偶 者 ( 届 出 をしないが 教 職 員 の 死 亡 当 時 事 実 上 婚 姻 関 係 と 同 様 の 事 情 にあった 者 を 含 む ) (2) 子 父 母 孫 祖 父 母 及 び 兄 弟 姉 妹 で 教 職 員 の 死 亡 当 時 主 としてその 収 入 によって 生 計 を

Microsoft Word 職員退職手当規程.doc

から2.0の 範 囲 内 で 印 刷 局 の 業 務 実 績 に 対 する 評 価 に 応 じて 決 定 する 業 績 勘 案 率 を 乗 じた 額 とする ただし 第 6 条 第 1 項 及 び 第 7 条 後 段 の 規 定 によ り 引 き 続 き 在 職 したものとみなされた 者 の 退 職

2 前 項 に 定 める 日 に 支 給 する 給 与 は 総 額 給 与 を12 分 割 した 額 ( 以 下 給 与 月 額 という ) 扶 養 手 当 住 居 手 当 通 勤 手 当 単 身 赴 任 手 当 寒 冷 地 手 当 及 び 業 績 手 当 並 びに 前 月 分 の 超 過 勤 務

う )に その 者 の 勤 続 期 間 を 次 の 各 号 に 区 分 して 当 該 各 号 に 掲 げる 割 合 を 乗 じて 得 た 額 の 合 計 額 とする 1 1 年 以 上 10 年 以 下 の 期 間 については 1 年 につき100 分 の 年 以 上 15 年 以

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( 退 職 手 当 の 支 払 ) 第 3 条 この 規 程 の 規 定 による 退 職 手 当 は 他 の 法 令 に 別 段 の 定 めがある 場 合 又 は 労 使 協 定 に 基 づく 場 合 を 除 き その 全 額 を 通 貨 で 直 接 この 規 程 の 規 定 によりその 支 給 を

Microsoft Word - 教職員退職手当規程( ).doc

等 分 して 支 給 する 4 次 に 掲 げる 者 は 退 職 手 当 の 支 給 を 受 けることができる 遺 族 としない (1) 職 員 を 故 意 に 死 亡 させた 者 (2) 職 員 の 死 亡 前 に 当 該 職 員 の 死 亡 によって 退 職 手 当 の 支 給 を 受 けること

賃 金 報 酬 給 与 とは ( 労 働 基 準 法 の 賃 金 ) ( 労 働 基 準 法 この 法 律 ) で 賃 金 とは 賃 金 給 料 手 当 賞 与 その 他 名 称 の 如 何 を 問 わず 労 働 の 対 償 として 使 用 者 が 労 働 者 に 支 払 うすべてのものをいう (

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平成28年岩手県条例第8号


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職員退職手当規程

本 給 月 額 という )に,その 者 の 勤 続 期 間 を 次 の 各 号 に 区 分 して, 当 該 各 号 に 掲 げる 割 合 を 乗 じて 得 た 額 の 合 計 額 とする ただし, 大 学 教 員 基 準 日 後 に 退 職 した 大 学 教 員 に 対 する 勤 続 期 間 は,そ

国立大学法人滋賀医科大学教職員退職手当規程

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第 9 条 の 前 の 見 出 しを 削 り 同 条 に 見 出 しとして ( 部 分 休 業 の 承 認 ) を 付 し 同 条 中 1 日 を 通 じて2 時 間 ( 規 則 で 定 める 育 児 休 暇 を 承 認 されている 職 員 については 2 時 間 から 当 該 育 児 休 暇 の

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賦課の根拠となった法律及び条例(その2)

職員退職手当規則【 】

[ 組 合 員 期 間 等 の 特 例 ] 組 合 員 期 間 等 については 年 齢 職 種 などにより 過 去 の 制 度 からの 経 過 措 置 が 設 けられ ており 被 用 者 年 制 度 の 加 入 期 間 ( 各 共 済 組 合 の 組 合 員 期 間 など)については 生 年 月 日

平 成 22 年 4 月 1 日 規 程 第 22 号 国 立 研 究 開 発 法 人 国 立 精 神 神 経 医 療 研 究 センター 職 員 退 職 手 当 規 程 第 1 章 総 則 ( 目 的 ) 第 1 条 この 規 程 は 国 立 研 究 開 発 法 人 国 立 精 神 神 経 医 療

職員退職手当支給条例

( 月 額 で 支 給 されるもの) 扶 養 手 当 住 居 手 当 通 勤 手 当 ( 1 2) 単 身 赴 任 手 当 寒 冷 地 手 当 等 1 傷 病 手 当 金 出 産 手 当 金 又 は 休 業 手 当 金 ( 以 下 傷 病 手 当 金 等 という ) と 報 酬 との 調 整 につい

H25要綱本文

住民税

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となるため 退 職 をし かつ 引 き 続 き 国 家 公 務 員 等 として 在 職 (その 者 が 更 に 引 き 続 き 当 該 国 家 公 務 員 以 外 の 他 の 国 等 の 機 関 に 係 る 国 家 公 務 員 等 として 在 職 した 場 合 を 含 む )した 後 引 き 続 い

賦課の根拠となった法律及び条例(その2)


平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

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第一部【証券情報】

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(2) 懲 戒 については 戒 告 は 3 ヵ 月 減 給 は 6 ヵ 月 停 職 は 9 ヵ 月 4 病 気 休 暇 休 職 欠 勤 により 勤 務 しなかった 職 員 が 再 び 勤 務 するに 至 った 場 合 において 他 の 職 員 との 均 衡 上 必 要 があると 認 められるときは

年 支 給 開 始 年 齢 図 特 別 支 給 の 老 齢 厚 生 年 ( 給 料 比 例 部 分 ) 昭 和 29 年 10 月 1 日 生 まれ 以 前 ~ 特 別 支 給 の 退 職 共 済 年 老 齢 厚 生 年 昭 和 25 年 10 月 1 日 生 まれ 以 前 ~ 退 職 共 済 年

 

国立大学法人岩手大学職員退職手当規則

2 前 項 前 段 の 規 定 にかかわらず 年 俸 制 教 職 員 から 申 し 出 があった 場 合 においては 労 使 協 定 に 基 づき その 者 に 対 する 給 与 の 全 額 又 は 一 部 を 年 俸 制 教 職 員 が 希 望 する 金 融 機 関 等 の 本 人 名 義 の 口

平成16年度

10 期 末 現 在 の 資 本 金 等 の 額 次 に 掲 げる 法 人 の 区 分 ごとに それぞれに 定 める 金 額 を 記 載 します 連 結 申 告 法 人 以 外 の 法 人 ( に 掲 げる 法 人 を 除 きます ) 法 第 292 条 第 1 項 第 4 号 の5イに 定 める

Ⅰ 年 金 制 度 昭 和 37 年 12 月 1 日 に 地 方 公 務 員 等 共 済 組 合 法 が 施 行 され 恩 給 から 年 金 へ 昭 和 61 年 4 月 から 20 歳 以 上 60 歳 未 満 のすべての 国 民 が 国 民 年 金 に 加 入 厚 生 年 金 基 金 職 域


    平成11年度余市町私立幼稚園就園奨励費補助金交付要綱

4-3-4共立蒲原総合病院組合職員の育児休業等に関する条例

[Q1] 復 興 特 別 所 得 税 の 源 泉 徴 収 はいつから 行 う 必 要 があるのですか 平 成 25 年 1 月 1 日 から 平 成 49 年 12 月 31 日 までの 間 に 生 ずる 所 得 について 源 泉 所 得 税 を 徴 収 する 際 復 興 特 別 所 得 税 を 併

所 得 税 と 住 民 税 の 税 率 表 所 得 税 と 住 民 税 の 税 率 は 以 下 の 通 りです 退 職 所 得 の 場 合 も この 税 率 表 を 使 います 1. 平 成 19 年 1 月 1 日 以 降 ( 所 法 891) 課 税 所 得 所 得 税 率 控 除 額 ~195

①表紙

( 復 興 特 別 法 人 制 具 体 的 内 容 ) 復 興 特 別 法 人 制 具 体 的 な 内 容 は 次 とおりです 1 納 義 務 者 法 人 は 基 準 法 人 額 につき 復 興 特 別 法 人 を 納 める 義 務 があります( 復 興 財 源 確 保 法 42) なお 人 格 な

弁護士報酬規定(抜粋)

陸上自衛隊退職手当支給規則

った 場 合 など 監 事 の 任 務 懈 怠 の 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 減 算 する (8) 役 員 の 法 人 に 対 する 特 段 の 貢 献 が 認 められる 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 加 算 することができる

防府市知的障害者生活協力員紹介事業実施要綱

c. 投 資 口 の 譲 渡 に 係 る 税 務 個 人 投 資 主 が 投 資 口 を 譲 渡 した 際 の 譲 渡 益 は 株 式 等 に 係 る 譲 渡 所 得 等 として 原 則 20%( 所 得 税 15% 住 民 税 5%)の 税 率 による 申 告 分 離 課 税 の 対 象 となりま

第 7 条 職 員 の 給 与 に 関 する 規 程 ( 以 下 給 与 規 程 という ) 第 21 条 第 1 項 に 規 定 す るそれぞれの 基 準 日 に 育 児 休 業 している 職 員 のうち 基 準 日 以 前 6 月 以 内 の 期 間 にお いて 在 職 した 期 間 がある 職

む )の 規 定 は 同 令 第 二 百 六 十 三 条 第 一 項 に 規 定 する 申 告 書 と 併 せて 提 出 する 復 興 特 別 所 得 税 申 告 書 について 準 用 する 2 法 第 十 七 条 第 一 項 第 三 号 に 規 定 する 政 令 で 定 める 金 額 は 所 得

取 り 消 された 後 当 該 産 前 の 休 業 又 は 出 産 に 係 る 子 若 しくは 同 号 に 規 定 する 承 認 に 係 る 子 が 死 亡 し 又 は 養 子 縁 組 等 により 職 員 と 別 居 することとなったこと (2) 育 児 休 業 をしている 職 員 が 休 職 又

○00106 年俸制適用職員給与規則( 改正)

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東近江行政組合職員の育児休業等に関する条例

平成22年分 給与所得の源泉徴収票等の法定調書の作成と提出の手引

の 基 礎 の 欄 にも 記 載 します ア 法 人 税 の 中 間 申 告 書 に 係 る 申 告 の 場 合 は 中 間 イ 法 人 税 の 確 定 申 告 書 ( 退 職 年 金 等 積 立 金 に 係 るものを 除 きます ) 又 は 連 結 確 定 申 告 書 に 係 る 申 告 の 場

4 第 1 項 第 1 号 の 規 定 は, 国 家 公 務 員 共 済 組 合 法 にいう 配 偶 者 の 意 義 について( 大 蔵 省 主 計 局 長 照 会 昭 和 38 年 9 月 28 日 決 裁 )の 見 解 による 5 職 員 の 死 亡 当 時, 第 1 項 に 規 定 する 遺

注 雇 促 進 税 制 と 本 制 度 のどちらかを 利 する 可 能 性 があるが あらかじめどちらの 制 度 を 利 するか 判 断 できない という 場 合 雇 促 進 税 制 の 事 前 届 出 ( 雇 促 進 計 画 の 提 出 )をした 上 で 申 告 の 際 にどちらを 利 するかご

Transcription:

退 職 手 当 制 度 について 制 度 の 概 要 1 退 職 手 当 の 支 給 根 拠 退 職 手 当 は 地 方 自 治 法 第 204 条 第 2 項 ( 諸 手 当 )の 規 定 に 基 づき 地 方 公 共 団 体 が 職 員 に 支 給 する 手 当 の 一 つです 同 条 第 3 項 において その 額 及 びその 支 給 方 法 は 条 例 で 定 めなければならな いとしており 北 海 道 市 町 村 職 員 退 職 手 当 組 合 退 職 手 当 条 例 ( 以 下 退 職 手 当 条 例 といいます )が この 条 例 に 該 当 します 組 合 市 町 村 の 職 員 は この 条 例 以 外 に 法 的 受 給 権 の 根 拠 を 有 しません 2 適 用 範 囲 (1) 常 時 勤 務 に 服 することを 要 する 者 組 合 市 町 村 に 常 時 勤 務 に 服 することを 要 する 職 員 ( 以 下 常 勤 職 員 と いう ) 一 般 職 特 別 職 を 問 いません 常 勤 職 員 とは 一 般 職 については 原 則 として 任 用 期 間 に 定 めがなく 正 規 の 勤 務 時 間 にしたがって 勤 務 し 正 規 の 給 与 制 度 の 適 用 があり 身 分 保 障 を 認 められている 者 ( 定 数 内 職 員 )をいい 特 別 職 の 職 員 については 常 勤 の 特 別 職 の 職 員 をいいます 退 職 手 当 は 死 亡 以 外 の 事 由 によって 退 職 した 場 合 は 職 員 本 人 死 亡 に よる 退 職 の 場 合 は 職 員 の 遺 族 が 受 給 者 となります 退 職 した 職 員 が 退 職 手 当 の 支 給 を 受 けないうちに 死 亡 したときは その 退 職 手 当 は 相 続 財 産 として 民 法 第 900 条 ( 法 定 相 続 分 )の 規 定 による 相 続 財 産 の 対 象 となります (2) 非 常 勤 職 員 常 勤 職 員 以 外 の 職 員 であっても 常 勤 職 員 の 勤 務 時 間 以 上 に 勤 務 した が 18 以 上 ある 月 が 引 き 続 いて12 月 をこえる 勤 務 実 態 があり 引 き 続 き 同 様 の 勤 務 で 継 続 される 者 ( 退 職 手 当 条 例 施 行 規 則 第 8 条 第 1 項 第 1 号 で は これらの 者 を 資 格 認 定 職 員 といいます )については これを 職 員 とみなし 退 職 手 当 支 給 対 象 とします ただし 定 年 整 理 勧 奨 の 規 定 は 適 用 外 とします

3 退 職 手 当 のしくみ 退 職 手 当 は 退 職 の における 給 料 月 額 に 勤 続 期 間 と 退 職 事 由 に 応 じた 一 定 の 支 給 率 を 乗 じた 基 本 額 に 退 職 手 当 の 調 整 額 を 加 えた 額 により 算 出 され ます 退 職 手 当 の 基 本 額 退 職 時 の 退 職 事 由 勤 続 年 数 退 職 手 当 = + 給 料 月 額 に 応 じた 支 給 率 退 職 手 当 の 調 整 額 (1) 退 職 時 の 給 料 月 額 退 職 時 の 給 料 月 額 は 退 職 ( 死 亡 による 退 職 を 含 む )の における 給 料 月 額 です なお 給 料 表 の 適 用 を 受 けていない 職 員 については 給 料 が 額 の 場 合 は 額 21 分 の 額 が 退 職 時 の 給 料 月 額 となります (2) 支 給 率 支 給 率 については 退 職 事 由 勤 続 年 数 に 応 じ 別 表 1のとおりとなり ます 平 成 25 年 度 から27 年 度 まで 段 階 的 に 引 き 下 げを 行 っています 別 表 1 (3) 退 職 事 由 退 職 事 由 には 自 己 都 合 定 年 勧 奨 死 亡 傷 病 などがあります (4) 勤 続 期 間 1 退 職 手 当 の 算 定 の 基 礎 となる 勤 続 期 間 は 職 員 として 引 き 続 いた 在 職 期 間 です 2 在 職 期 間 は 職 員 となった の 属 する 月 から 退 職 した の 属 する 月 ま での 期 間 となります 3 この 在 職 期 間 に 端 数 月 がある 場 合 は 6 月 未 満 は 切 り 捨 て 6 月 以 上 は 切 り 上 げて1 年 となります 4 職 員 に 引 き 続 いている 国 家 公 務 員 及 び 他 の 地 方 公 共 団 体 等 の 在 職 期 間 について 退 職 手 当 を 受 けた 場 合 は この 在 職 期 間 は 通 算 されません 5 休 職 ( 公 務 上 の 傷 病 による 休 職 を 除 く ) 停 職 育 児 休 業 等 により 月 の 全 部 を 休 職 した 月 がある 場 合 は その 月 数 の2 分 の1( 専 従 休 職 は2 分 の2)に 相 当 する 期 間 が 勤 続 期 間 から 除 算 されます ただし 育 児 休 業 のうち 子 が1 歳 に 達 した ( の 前 )の 属 する 月 までの 期 間 については その 月 数 の3 分 の1に 相 当 する 月 を 除 算 しま

す 6 除 算 の 数 に1 月 未 満 の 端 数 がある 場 合 の 取 扱 い 切 り 上 げ 例 :1 月 2 分 の 1=0.5 月 =1 月 2 月 3 分 の 1=0.666 月 =1 月 5 月 2 分 の 1=2.5 月 =3 月 5 月 3 分 の 1=1.666 月 =2 月 (5) 調 整 額 調 整 額 は 基 礎 在 職 期 間 の 初 の 属 する 月 から 末 の 属 する 月 までの 各 月 ごとに 当 該 各 月 にその 者 が 属 していた 職 員 の 区 分 に 応 じて 定 める 調 整 月 額 のうち その 額 が 多 いものから60 月 分 の 調 整 月 額 を 合 計 した 額 とな ります 勤 続 期 間 同 様 休 職 や 停 職 育 児 休 業 等 については 算 定 対 象 期 間 から 除 算 されます 1 各 区 分 に 対 応 する 調 整 額 ( 行 政 職 の 場 合 ) 区 分 対 応 する 職 員 調 整 月 額 年 額 区 分 対 応 する 職 員 調 整 月 額 年 額 1 行 ( 一 )10 級 これに 相 当 する 職 員 54,150 円 65 万 円 6 行 ( 一 )5 級 これに 相 当 する 職 員 25,000 円 30 万 円 2 行 ( 一 )9 級 これに 相 当 する 職 員 50,000 円 60 万 円 7 行 ( 一 )4 級 これに 相 当 する 職 員 20,850 円 25 万 円 3 行 ( 一 )8 級 これに 相 当 する 職 員 45,850 円 55 万 円 8 行 ( 一 )3 級 これに 相 当 する 職 員 16,700 円 20 万 円 4 5 行 ( 一 )7 級 これに 相 当 する 職 員 行 ( 一 )6 級 これに 相 当 する 職 員 41,700 円 50 万 円 9 その 他 の 職 員 0 円 33,350 円 40 万 円 注 1 級 に 対 応 する 区 分 は 所 属 所 が 決 定 する 注 2 休 職 期 間 等 の 除 算 する 期 間 がある 場 合 は 除 算 計 算 ⑷ 勤 続 期 間 欄 の5 及 び6の 計 算 により 算 出 した 期 間 の 除 算 を 行 い 60 月 に 満 つるまでの 期 間 2 調 整 額 の 制 限 ア 第 8 号 区 分 を 零 として 計 算 勤 続 24 年 以 下 の 退 職 者 イ 2 分 の1 支 給 勤 続 4 年 以 下 の 退 職 者 勤 続 10 年 以 上 24 年 以 下 の 自 己 都 合 退 職 者 ウ 支 給 しない 基 本 額 が 支 給 されない 者 勤 続 9 年 以 下 の 自 己 都 合 退 職 者 例 : 退 職 前 5 年 間 に 適 用 した 給 料 表 の 級 4 級 が 2 年 5 級 が 3 年 の 場 合

4 級 (20,850 円 2 年 の 24 月 )+5 級 (25,000 円 3 年 の 36 月 )=1,400,400 円 (6) 定 年 前 早 期 退 職 の 特 例 1の 適 用 条 件 に 該 当 する 退 職 をされる 方 は 一 定 の 条 件 を 満 たしていれ ば 定 年 年 齢 から 退 職 の 年 齢 を 差 し 引 いた 年 数 1 年 につき3%(その 差 に 相 当 する 年 数 が1 年 である 職 員 にあっては2%)が 退 職 時 の 給 料 月 額 に 加 算 されます 1 適 用 条 件 ア 勤 続 期 間 が20 年 以 上 イ 年 齢 が45 歳 以 上 ( 注 定 年 年 齢 が63 歳 の 場 合 は48 歳 以 上 ) ウ 退 職 事 由 が 勧 奨 整 理 及 び 公 務 上 の 傷 病 死 亡 退 職 定 年 前 早 期 退 職 募 集 に 応 募 し 認 定 を 受 けた 者 2 計 算 式 退 職 時 の 給 料 月 額 { 1+(0.02 または 0.03 定 年 までの 残 年 数 )} = 特 例 給 料 月 額 ( 例 ) 退 職 時 の 給 料 月 額 400,600 円 退 職 時 年 齢 55 歳 ( 定 年 年 齢 60 歳 )の 場 合 400,600 円 {1+(0.03 5 年 )}=460,690 円

参 考 定 年 年 齢 が 60 歳 定 年 退 職 が 年 度 末 の 場 合 58 歳 59 歳 59 歳 6 月 59 歳 6 月 を 超 え る 60 歳 の 前 々 の 前 の 前 々 の 前 応 当 の 前 応 当 の 前 定 年 退 職 45% 42% 9% 6% 2% 0% 39% 36% 33% 定 年 による 退 職 手 当 (7) 参 照 30% 27% 24% 21% 18% 15% 12% 定 年 到 達 定 年 退 職 9% 6% 2% 45 歳 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 定 年

(7) 定 年 年 齢 を 超 え 定 年 退 職 前 に 退 職 した 場 合 の 取 扱 い 定 年 に 達 した ( の 前 ) 以 後 定 年 退 職 の 前 までの 間 にお いて その 者 の 非 違 によることなく 退 職 した 場 合 定 年 退 職 扱 いとなります ( 前 頁 の 表 中 参 照 ) (8) 経 過 措 置 による 取 扱 い 施 行 前 ( 平 成 18 年 3 月 31 ) 額 の 保 障 新 条 例 等 退 職 手 当 額 < 施 行 前 額 = 施 行 前 額 を 保 障 施 行 前 額 = 現 に 退 職 した 退 職 事 由 と 同 じ 事 由 で 施 行 前 に 仮 に 退 職 したとした 場 合 の 退 職 手 当 額 算 出 : 平 成 18 年 3 月 31 までの 勤 続 期 間 に 対 応 する 旧 条 例 の 支 給 率 ( 別 表 2) 平 成 18 年 3 月 31 時 点 の 給 料 月 額

4 退 職 手 当 の 計 算 例 ア 自 己 都 合 退 職 の 場 合 の 退 職 手 当 の 基 本 額 計 算 例 勤 続 31 年 未 満 の 自 己 都 合 第 3 条 第 1 項 ( 例 ) 勤 続 期 間 28 年 退 職 時 給 料 月 額 365, 円 平 成 26 年 度 退 職 の 場 合 1 勤 続 期 間 1 年 以 上 10 年 以 下 1,000 10( 年 )= 2 勤 続 期 間 11 年 以 上 15 年 以 下 110 550 5( 年 )= 3 勤 続 期 間 16 年 以 上 20 年 以 下 160 800 5( 年 )= 4 勤 続 期 間 21 年 以 上 25 年 以 下 200 1,000 5( 年 )= 5 勤 続 期 間 26 年 以 上 160 480 3( 年 )= ( 調 整 率 ) 支 給 割 合 計 3,830 92 = 3,523.6 ( 退 職 時 給 料 ) ( 支 給 割 合 ) 退 職 手 当 額 365, 円 3,523.6 =1,286,466 円

イ 定 年 退 職 の 場 合 の 退 職 手 当 の 基 本 額 計 算 例 勤 続 11 年 以 上 25 年 未 満 の 定 年 第 4 条 第 1 項 ( 例 )-1 勤 続 期 間 22 年 退 職 時 給 料 月 額 336,500 円 平 成 26 年 度 退 職 の 場 合 1 勤 続 期 間 1 年 以 上 10 年 以 下 125 1,250 10( 年 )= 2 勤 続 期 間 11 年 以 上 15 年 以 下 137.5 687.5 5( 年 )= 3 勤 続 期 間 16 年 以 上 200 1,400 7( 年 )= 計 3,337.5 ( 調 整 率 ) 3,337.5 92 支 給 割 合 計 = 3,070.5 ( 退 職 時 給 料 ) ( 支 給 割 合 ) 退 職 手 当 額 336,500 円 3,070.5 =10,332,232 円

5 退 職 手 当 ( 退 職 所 得 )に 係 る 税 金 退 職 手 当 の 支 払 を 受 けるときに 所 得 税 と 住 民 税 ( 道 府 県 民 税 市 町 村 民 税 ) が 源 泉 徴 収 又 は 特 別 徴 収 されます 退 職 手 当 は 給 与 と 同 様 の 分 類 となりますが 税 法 上 給 与 所 得 ではなく 退 職 所 得 として 分 離 して 課 税 されます また 退 職 所 得 控 除 など 税 負 担 の 軽 減 が あります 計 算 方 法 退 職 手 当 の 額 - 退 職 所 得 控 除 額 表 1 の 1 A = 退 職 所 得 控 除 後 の 額 表 1 の 2 ア 表 1の1 源 泉 徴 収 のための 退 職 所 得 控 除 額 の 表 退 職 所 得 控 除 額 A 退 職 所 得 控 除 額 A 勤 続 年 数 一 般 退 職 の 障 害 退 職 の 勤 続 年 数 一 般 退 職 の 障 害 退 職 の 場 合 場 合 場 合 場 合 千 円 千 円 千 円 千 円 2 年 以 下 800 1,800 24 年 10,800 11,800 25 年 11,500 12,500 3 年 1,200 2,200 26 年 12,200 13,200 4 年 1,600 2,600 5 年 2,000 3,000 27 年 12,900 13,900 28 年 13,600 14,600 6 年 2,400 3,400 29 年 14,300 15,300 7 年 2,800 3,800 8 年 3,200 4,200 30 年 15,000 16,000 31 年 15,700 16,700 9 年 3,600 4,600 32 年 16,400 17,400 10 年 4,000 5,000 11 年 4,400 5,400 33 年 17, 18, 34 年 17,800 18,800 12 年 4,800 5,800 35 年 18,500 19,500 13 年 5,200 6,200 14 年 5,600 6,600 36 年 19,200 20,200 37 年 19,900 20,900 15 年 6,000 7,000 38 年 20,600 21,600 16 年 6,400 7,400 17 年 6,800 7,800 39 年 21,300 22,300 40 年 22,000 23,000 18 年 7,200 8,200 19 年 7,600 8,600 41 年 22,000 千 円 23,000 千 円 20 年 8,000 9,000 に 勤 続 年 に 勤 続 年 21 年 8,700 9,700 22 年 9,400 10,400 23 年 10, 11, 数 が40 年 を 超 える1 年 ご と に 700 千 円 を 加 算 した 金 額 数 が40 年 を 超 える1 年 ごとに700 千 円 を 加 算 した 金 額

表 1 の 2 退 職 所 得 控 除 後 の 額 及 び 退 職 手 当 に 係 る 税 額 ( 抜 粋 ) ( 平 成 25 年 1 月 1 から 適 用 ) 注 1 本 表 記 載 の 税 額 は 抜 粋 したもので 実 際 はこれよりも 細 かいきざみになっています 注 2 平 成 25 年 1 月 1 から 次 の 税 法 改 正 事 項 に 基 づき 税 額 が 変 わっています ア 勤 続 5 年 以 下 の 場 合 は 退 職 所 得 控 除 後 の 額 を 2 分 の 1 とする 措 置 の 廃 止 ( 注. 上 記 抜 粋 税 額 表 は 退 職 所 得 控 除 後 の 額 を 2 分 の 1 とする 措 置 を 行 った 額 に 基 づいた 税 額 となっています ) イ 退 職 所 得 に 対 する 住 民 税 の 10% 控 除 特 例 の 廃 止 ウ 東 本 大 震 災 からの 復 興 に 必 要 な 財 源 を 確 保 するため 平 成 49 年 12 月 31 まで の 間 に ずる 退 職 所 得 について 復 興 特 別 所 得 税 (2.1%)が 課 せられます

6 退 職 手 当 の 支 給 制 限 と 返 納 以 下 に 該 当 する 場 合 は 退 職 手 当 の 全 部 又 は 一 部 が 支 給 されないか 支 給 された 後 であっても 返 納 を 求 められることがあります (1) 退 職 手 当 の 支 給 制 限 処 分 に 該 当 する 場 合 ( 遺 族 又 は 相 続 人 を 含 む ) ア 懲 戒 免 職 処 分 ( 地 方 公 務 員 法 第 29 条 )を 受 けた 場 合 イ 禁 錮 以 上 の 刑 に 処 せられたことにより 失 職 ( 地 方 公 務 員 法 第 28 条 第 4 項 による 同 法 第 16 条 の 欠 格 条 項 に 該 当 )した 場 合 ウ 退 職 後 に 禁 錮 以 上 の 刑 に 処 せられたとき ( 在 職 期 間 中 の 行 為 に 限 定 ) エ 当 該 懲 戒 免 職 等 処 分 機 関 が 退 職 後 に 在 職 期 間 中 に 懲 戒 免 職 等 処 分 を 受 けるべき 行 為 をしたと 認 めたとき (2) 退 職 手 当 の 支 給 が 差 止 めされる 場 合 ( 遺 族 又 は 相 続 人 を 含 む ) ア 起 訴 中 に 退 職 した 場 合 ( 在 職 期 間 中 の 行 為 に 限 定 していない ) イ 退 職 手 当 の 支 払 い 手 続 中 に 起 訴 された 場 合 ( 在 職 期 間 中 の 行 為 に 限 定 ) ウ 退 職 手 当 の 支 払 い 手 続 中 に 逮 捕 された 場 合 又 は 犯 罪 があると 思 料 され るとき 若 しくは 懲 戒 免 職 等 処 分 を 受 けるべき 行 為 をしたことを 疑 うに 足 りる 相 当 な 理 由 があると 思 料 するに 至 ったとき ( 在 職 期 間 中 の 行 為 に 限 定 ) (3) 支 給 済 みの 退 職 手 当 を 返 納 させる 場 合 ( 遺 族 又 は 相 続 人 を 含 む ) ア 在 職 期 間 中 の 行 為 により 禁 錮 以 上 の 刑 に 処 せられた 場 合 イ 当 該 懲 戒 免 職 等 処 分 機 関 が 退 職 後 に 在 職 期 間 中 に 懲 戒 免 職 等 処 分 を 受 けるべき 行 為 をしたと 認 めたとき きんこ 禁 錮 以 上 の 刑 とは 執 行 猶 予 の 有 無 を 問 いません これらの 支 給 制 限 及 び 返 納 は 犯 罪 の 内 容 を 問 いません 例 : 在 職 中 に 交 通 事 故 をおこし 禁 錮 以 上 の 刑 に 処 せられた 場 合

7 特 別 の 退 職 手 当 (1) 予 告 を 受 けない 退 職 者 の 退 職 手 当 労 働 基 準 法 第 20 条 ( 解 雇 の 予 告 ) 及 び 第 21 条 又 は 船 員 法 第 46 条 の 規 定 に 該 当 する 場 合 におけるこれらの 規 定 による 給 付 は 一 般 の 退 職 手 当 に 含 まれます ただし 一 般 の 退 職 手 当 の 額 がこれらの 規 定 による 給 付 の 額 に 満 たないときは 一 般 の 退 職 手 当 のほか その 差 額 に 相 当 する 金 額 を 特 別 の 退 職 手 当 として 支 給 します (2) 失 業 者 の 退 職 手 当 地 方 公 務 員 については 法 律 によって 身 分 が 保 証 されており 民 間 の 労 働 者 のような 景 気 変 動 による 失 業 が 予 想 されにくい 等 もあって 一 部 の 者 を 除 き 雇 用 保 険 法 の 適 用 対 象 から 除 外 されており 保 険 料 負 担 も 失 業 給 付 もありません 雇 用 保 険 法 は その 目 的 趣 旨 からみて 本 来 社 会 保 険 制 度 として 広 く 適 用 されるべき 建 前 のものであり 地 方 公 務 員 といえども 退 職 後 失 業 し ている 場 合 には 同 法 の 失 業 給 付 程 度 の 者 はこれを 保 障 する 必 要 がありま す このような 趣 旨 から 地 方 公 務 員 が 退 職 した 場 合 で 退 職 時 に 支 給 され た 退 職 手 当 の 額 が 雇 用 保 険 法 の 失 業 給 付 相 当 額 に 満 たず かつ 退 職 後 一 定 の 期 間 失 業 しているときは その 差 額 分 を 特 別 の 退 職 手 当 として 支 給 す ることとしています