ROKIN DISCLOSURE 2016
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ROKIN 2016 DISCLOSURE 1
2 貸 借 対 照 表 注 記 1. 記 載 金 額 は 百 万 円 未 満 を 切 り 捨 てて 表 示 しております 2. 有 価 証 券 の 評 価 基 準 および 評 価 方 法 有 価 証 券 の 評 価 は 子 会 社 株 式 については 移 動 平 均 法 による 原 価 法 その 他 有 価 証 券 については 原 則 として 決 算 日 の 市 場 価 格 等 に 基 づ く 時 価 法 ( 売 却 原 価 は 移 動 平 均 法 により 算 定 ) ただし 時 価 を 把 握 する ことが 極 めて 困 難 と 認 められるものについては 移 動 平 均 法 による 原 価 法 により 行 っております なお その 他 有 価 証 券 の 評 価 差 額 については 全 部 純 資 産 直 入 法 によ り 処 理 しております 3. 金 銭 の 信 託 の 評 価 基 準 および 評 価 方 法 有 価 証 券 運 用 を 主 目 的 とする 単 独 運 用 の 金 銭 の 信 託 において 信 託 財 産 として 運 用 されている 有 価 証 券 の 評 価 は 時 価 法 により 行 ってお ります 4. デリバティブ 取 引 の 評 価 基 準 および 評 価 方 法 デリバティブ 取 引 の 評 価 は 時 価 法 により 行 っております 5. 有 形 固 定 資 産 の 減 価 償 却 の 方 法 有 形 固 定 資 産 の 減 価 償 却 は 当 金 庫 の 定 める 決 算 経 理 要 領 に 基 づき 定 率 法 (ただし 平 成 10 年 4 月 1 日 以 後 に 取 得 した 建 物 ( 建 物 附 属 設 備 を 除 く)については 定 額 法 )を 採 用 しております また 主 な 耐 用 年 数 は 次 のとおりであります 建 物 19 年 ~ 50 年 その 他 3 年 ~ 15 年 6. 無 形 固 定 資 産 の 減 価 償 却 の 方 法 無 形 固 定 資 産 の 減 価 償 却 は 定 額 法 により 償 却 しております なお 自 社 利 用 のソフトウェアについては 庫 内 における 利 用 可 能 期 間 (5 年 ) に 基 づいて 償 却 しております 7. 外 貨 建 の 資 産 および 負 債 の 本 邦 通 貨 への 換 算 基 準 外 貨 建 の 資 産 負 債 は 主 として 決 算 日 の 為 替 相 場 による 円 換 算 額 を 付 しております 8. 貸 倒 引 当 金 の 計 上 基 準 貸 倒 引 当 金 は 予 め 定 めている 償 却 引 当 基 準 に 則 り 次 のとおり 計 上 しております 銀 行 等 金 融 機 関 の 資 産 の 自 己 査 定 並 びに 貸 倒 償 却 および 貸 倒 引 当 金 の 監 査 に 関 する 実 務 指 針 ( 日 本 公 認 会 計 士 協 会 銀 行 等 監 査 特 別 委 員 会 報 告 第 4 号 平 成 24 年 7 月 4 日 )に 規 定 する 正 常 先 債 権 および 要 注 意 先 債 権 に 相 当 する 債 権 については 一 定 の 種 類 毎 に 分 類 し 過 去 の 一 定 期 間 における 各 々の 貸 倒 実 績 から 算 出 した 貸 倒 実 績 率 等 に 基 づき 計 上 しております 破 綻 懸 念 先 債 権 に 相 当 する 債 権 については 債 権 額 から 担 保 の 処 分 可 能 見 込 額 および 保 証 による 回 収 可 能 見 込 額 を 控 除 し その 残 額 のう ち 必 要 と 認 める 額 を 計 上 しております 破 綻 先 債 権 および 実 質 破 綻 先 債 権 に 相 当 する 債 権 については 債 権 額 から 担 保 の 処 分 可 能 見 込 額 および 保 証 による 回 収 可 能 見 込 額 を 控 除 した 残 額 を 計 上 しております すべての 債 権 は 資 産 の 自 己 査 定 基 準 に 基 づき 営 業 関 連 部 署 の 協 力 の 下 に 資 産 査 定 部 署 が 資 産 査 定 を 実 施 しております 9. 賞 与 引 当 金 の 計 上 基 準 賞 与 引 当 金 は 職 員 への 賞 与 の 支 払 いに 備 えるため 職 員 に 対 する 賞 与 の 支 給 見 込 額 のうち 当 事 業 年 度 に 帰 属 する 額 を 計 上 しております
ROKIN 2016 DISCLOSURE 10. 退 職 給 付 引 当 金 の 計 上 基 準 退 職 給 付 引 当 金 は 職 員 の 退 職 給 付 に 備 えるため 当 事 業 年 度 末 に おける 退 職 給 付 債 務 および 年 金 資 産 の 見 込 額 に 基 づき 必 要 額 を 計 上 しております また 退 職 給 付 債 務 の 算 定 にあたり 退 職 給 付 見 込 額 を 当 事 業 年 度 末 までの 期 間 に 帰 属 させる 方 法 については 期 間 定 額 基 準 によってお ります なお 数 理 計 算 上 の 差 異 の 費 用 処 理 方 法 は 次 のとおりであり ます (1) 数 理 計 算 上 の 差 異 各 事 業 年 度 の 発 生 時 の 職 員 の 平 均 残 存 勤 務 期 間 内 の 一 定 の 年 数 (13 年 )による 定 額 法 により 按 分 した 額 をそれぞれ 発 生 年 度 の 翌 事 業 年 度 から 損 益 処 理 11. 役 員 退 職 慰 労 引 当 金 の 計 上 基 準 役 員 退 職 慰 労 引 当 金 は 役 員 への 退 職 慰 労 金 の 支 払 いに 備 えるた め 役 員 に 対 する 退 職 慰 労 金 の 支 給 見 積 額 のうち 当 事 業 年 度 末 まで に 発 生 していると 認 められる 額 を 計 上 しております 12. 睡 眠 預 金 払 戻 損 失 引 当 金 の 計 上 基 準 睡 眠 預 金 払 戻 損 失 引 当 金 は 負 債 計 上 を 中 止 した 預 金 について 預 金 者 からの 払 戻 請 求 に 備 えるため 過 去 の 払 戻 実 績 に 基 づく 将 来 の 払 戻 損 失 見 込 額 を 計 上 しております 13. 特 別 法 上 の 引 当 金 特 別 法 上 の 引 当 金 は 計 上 しておりません 14. ヘッジ 会 計 の 方 法 ヘッジ 会 計 は 適 用 しておりません 15. 消 費 税 および 地 方 消 費 税 の 会 計 処 理 消 費 税 および 地 方 消 費 税 の 会 計 処 理 は 税 込 方 式 によっております 16. 有 形 固 定 資 産 の 減 価 償 却 累 計 額 および 圧 縮 記 帳 額 有 形 固 定 資 産 の 減 価 償 却 累 計 額 10,497,116 千 円 有 形 固 定 資 産 の 圧 縮 記 帳 額 136,246 千 円 17. 理 事 および 監 事 との 間 の 取 引 による 理 事 および 監 事 に 対 する 金 銭 債 権 総 額 141,621 千 円 18. 理 事 および 監 事 との 間 の 取 引 による 理 事 および 監 事 に 対 する 金 銭 債 務 総 額 ありません 19. 子 会 社 等 の 株 式 (および 出 資 金 ) 総 額 80,000 千 円 20. 子 会 社 等 に 対 する 金 銭 債 権 総 額 ありません 21. 子 会 社 等 に 対 する 金 銭 債 務 総 額 285,083 千 円 22. 破 綻 先 債 権 額 および 延 滞 債 権 額 貸 出 金 のうち 破 綻 先 債 権 額 は121,171 千 円 延 滞 債 権 額 は 3,657,462 千 円 であります なお 破 綻 先 債 権 とは 元 本 又 は 利 息 の 支 払 の 遅 延 が 相 当 期 間 継 続 していること その 他 の 事 由 により 元 本 又 は 利 息 の 取 立 て 又 は 弁 済 の 見 込 みがないものとして 未 収 利 息 を 計 上 しなかった 貸 出 金 ( 貸 倒 償 却 を 行 った 部 分 を 除 く 以 下 未 収 利 息 不 計 上 貸 出 金 という ) のう ち 法 人 税 法 施 行 令 ( 昭 和 40 年 政 令 第 97 号 ) 第 96 条 第 1 項 第 3 号 のイからホまでに 掲 げる 事 由 又 は 同 項 第 4 号 に 規 定 する 事 由 が 生 じ ている 貸 出 金 であります また 延 滞 債 権 とは 未 収 利 息 不 計 上 貸 出 金 であって 破 綻 先 債 権 お よび 債 務 者 の 経 営 再 建 又 は 支 援 を 図 ることを 目 的 として 利 息 の 支 払 いを 猶 予 した 貸 出 金 以 外 の 貸 出 金 であります 23. 3カ 月 以 上 延 滞 債 権 額 貸 出 金 のうち 3カ 月 以 上 延 滞 債 権 額 は425,263 千 円 であります なお 3カ 月 以 上 延 滞 債 権 とは 元 本 又 は 利 息 の 支 払 いが 約 定 支 払 日 の 翌 日 を 起 算 日 として3カ 月 以 上 延 滞 している 貸 出 金 で 破 綻 先 債 権 および 延 滞 債 権 に 該 当 しないものであります 24. 貸 出 条 件 緩 和 債 権 額 貸 出 金 のうち 貸 出 条 件 緩 和 債 権 額 は8,611 千 円 であります なお 貸 出 条 件 緩 和 債 権 とは 債 務 者 の 経 営 再 建 支 援 を 図 ることを 目 的 として 金 利 の 減 免 利 息 の 支 払 猶 予 元 本 の 返 済 猶 予 債 権 放 棄 その 他 の 債 務 者 に 有 利 となる 取 決 めを 行 った 貸 出 金 で 破 綻 先 債 権 延 滞 債 権 および 3カ 月 以 上 延 滞 債 権 に 該 当 しないものであります 25. 破 綻 先 債 権 額 延 滞 債 権 額 3カ 月 以 上 延 滞 債 権 額 および 貸 出 条 件 緩 和 債 権 額 の 合 計 額 破 綻 先 債 権 額 延 滞 債 権 額 3カ 月 以 上 延 滞 債 権 額 および 貸 出 条 件 緩 和 債 権 額 の 合 計 額 は 4,212,509 千 円 であります なお 22. から 25. に 掲 げた 債 権 額 は 貸 倒 引 当 金 控 除 前 の 金 額 であ ります 26. 担 保 に 供 している 資 産 担 保 に 供 している 資 産 は 次 のとおりであります 担 保 に 供 している 資 産 定 期 預 け 金 100,578,600 千 円 担 保 資 産 に 対 応 する 債 務 預 金 3 千 円 借 用 金 95,200,000 千 円 上 記 のほか 定 期 預 け 金 を 為 替 決 済 および 当 座 貸 越 の 担 保 として 25,958,800 千 円 差 し 入 れております 27. 出 資 1 口 当 たりの 純 資 産 額 17,530 円 58 銭 28. 目 的 積 立 金 目 的 積 立 金 は 特 別 積 立 金 に 含 めて 記 載 しております 29. 金 融 商 品 の 状 況 に 関 する 事 項 (1) 金 融 商 品 に 対 する 取 組 方 針 当 金 庫 は 預 金 取 扱 金 融 機 関 として 預 金 業 務 を 行 い 普 通 預 金 定 期 性 預 金 等 により 資 金 を 調 達 しております また 調 達 した 資 金 は 住 宅 ローン 等 融 資 業 務 により 運 用 を 行 うとともに 市 場 運 用 業 務 を 行 っております このため 金 利 等 市 場 の 変 動 により 金 庫 の 収 益 が 大 きく 影 響 を 受 けるため 資 産 および 負 債 の 総 合 的 管 理 (ALM)を 実 施 し 収 益 とリス クをコントロールしております (2) 金 融 商 品 の 内 容 およびそのリスク 当 金 庫 が 保 有 する 金 融 資 産 は 主 として 事 業 地 区 内 のお 客 様 に 対 す る 貸 出 金 であります 貸 出 金 の 多 くは 個 人 のお 客 様 を 対 象 とした 住 宅 ローン 等 であり これは 契 約 不 履 行 によってもたらされる 信 用 リス クに 晒 されておりますが 与 信 の 集 中 リスクは 殆 どありません また 特 に 長 期 間 にわたり 金 利 が 固 定 される 住 宅 ローンについては 金 利 の 変 動 リスクが 大 きいため その 一 部 については 証 券 化 という 手 法 を 用 いてリスクの 削 減 をしております 有 価 証 券 は 国 債 等 債 券 を 中 心 とし 株 式 投 資 信 託 などで 構 成 され ており その 他 目 的 で 保 有 しております これらは それぞれ 発 行 体 の 信 用 リスク および 金 利 の 変 動 リスク 市 場 価 格 の 変 動 リスクに 晒 さ れております なお 外 貨 建 有 価 証 券 は 保 有 しておりません 一 方 金 融 負 債 は 主 としてお 客 様 からの 預 金 であり 金 利 の 変 動 リ スクに 晒 されております (3) 金 融 商 品 に 係 るリスク 管 理 体 制 1 信 用 リスクの 管 理 当 金 庫 は 信 用 リスクの 適 切 な 管 理 を 行 うため 信 用 リスク 管 理 方 針 クレジット ポリシー をはじめ 融 資 業 務 信 用 リスク 管 理 に 関 する 各 諸 規 程 に 従 い 貸 出 金 については 個 別 案 件 ごとの 与 信 審 査 与 信 限 度 額 信 用 情 報 管 理 保 証 や 担 保 の 設 定 問 題 債 権 への 対 応 など 与 信 管 理 に 関 する 体 制 を 整 備 運 営 しております また 融 資 商 品 や 制 度 に 係 る 諸 規 程 等 に 関 する 研 修 を 定 期 的 に 実 施 することにより 信 用 リスク 管 理 の 実 効 性 を 確 保 しております 日 常 的 な 信 用 リスク 管 理 は 審 査 管 理 部 門 リスク 統 括 部 門 が 行 っております 信 用 リスクの 管 理 状 況 信 用 リスク 量 等 については 定 期 的 に 常 務 会 および 理 事 会 に 報 告 しております 有 価 証 券 の 発 行 体 の 信 用 リスクに 関 しては リスク 統 括 部 門 におい て 信 用 リスク 量 の 把 握 格 付 の 状 況 等 をチェックし 経 営 政 策 委 員 会 等 に 報 告 しております 2 市 場 リスクの 管 理 (ⅰ) 金 利 リスクの 管 理 当 金 庫 は 金 利 リスクの 適 切 な 管 理 を 行 うため 市 場 リスク 管 理 方 針 をはじめ 市 場 リスク 管 理 に 関 する 諸 規 程 において リスク 管 理 方 法 や 手 続 等 を 明 記 しております 日 常 的 な 金 利 リスクの 管 理 は リスク 統 括 部 門 が 行 っております リスク 統 括 部 門 は 有 価 証 券 の 金 利 リスク および 預 金 貸 出 金 等 を 含 めた 全 体 の 金 利 リスクをバリュー アット リスク(VaR)といわれ る 手 法 を 用 いて 計 量 化 し 定 期 的 に 常 務 会 および 理 事 会 に 報 告 してお ります なお 金 利 の 変 動 リスク 等 をヘッジするため 証 券 化 取 引 を 行 っております また 返 済 金 固 定 型 変 動 金 利 住 宅 ローンの 金 利 変 動 リスクをヘッジするために 金 利 スワップ 取 引 を 行 っております (ⅱ) 為 替 リスクの 管 理 当 金 庫 は 為 替 の 変 動 リスクに 対 して 個 別 案 件 ごとのリスク 量 の 計 量 化 を 行 うなどの 管 理 を 行 っております なお 為 替 リスクのヘッジと して 通 貨 スワップ 等 デリバティブ 取 引 は 行 っておりません (ⅲ) 価 格 変 動 リスクの 管 理 当 金 庫 は 価 格 変 動 リスクの 適 切 な 管 理 を 行 うため 市 場 リスク 管 理 方 針 をはじめ 市 場 リスク 管 理 ならびに 資 金 運 用 に 関 する 諸 規 程 において リスク 管 理 方 法 や 投 資 基 準 等 を 明 記 しております 日 常 的 な 価 格 変 動 リスクの 管 理 は リスク 統 括 部 門 が 行 っておりま す リスク 統 括 部 門 は 有 価 証 券 の 価 格 変 動 リスクをバリュー アット リスク(VaR)といわれる 手 法 を 用 いて 日 次 で 計 量 化 し 市 場 運 用 部 門 に 報 告 しております また リスク 管 理 の 状 況 を 定 期 的 に 常 務 会 およ び 理 事 会 に 報 告 しております 有 価 証 券 等 市 場 運 用 商 品 の 買 入 や 管 理 については 資 金 運 用 の 諸 規 程 に 従 い 市 場 運 用 部 門 が 行 っております 3
(ⅳ)デリバティブ 取 引 の 管 理 デリバティブ 取 引 の 管 理 に 関 しては 基 本 的 に 金 利 リスク 管 理 に 準 じて 行 っております なお 現 在 のところ 返 済 金 固 定 型 変 動 金 利 住 宅 ローンの 金 利 変 動 リスクをヘッジするために 金 利 スワップ 取 引 を 行 っております (ⅴ) 市 場 リスクに 係 る 定 量 的 情 報 当 金 庫 では 主 な 金 融 資 産 ( 預 け 金 買 入 金 銭 債 権 有 価 証 券 ( 非 上 場 株 式 を 除 く) 貸 出 金 )と 金 融 負 債 ( 預 金 借 用 金 )の 市 場 リスク 量 を 月 次 でバリュー アット リスク(VaR)とよばれる 手 法 に より 計 測 し リスク 量 がリスク 限 度 額 の 範 囲 内 におさまるようコント ロールしております 当 金 庫 のバリュー アット リスク(VaR)は 分 散 共 分 散 法 ( 1 有 価 証 券 : 保 有 期 間 30 日 信 頼 区 間 99% 観 測 期 間 250 日 2その 他 の 金 融 資 産 金 融 負 債 : 保 有 期 間 250 日 信 頼 区 間 99% 観 測 期 間 250 日 ) と よばれる 手 法 により 算 出 しております 平 成 28 年 3 月 31 日 現 在 にお ける 当 金 庫 の 市 場 リスク 量 は 有 価 証 券 3,623,667 千 円 その 他 の 金 融 資 産 金 融 負 債 6,688,140 千 円 となりました なお 有 価 証 券 については バリュー アット リスク(VaR)の 値 と 実 際 の 損 益 の 動 きを 比 較 する バックテスティング を 定 例 的 に 実 施 し バリュー アット リスク(VaR)モデルの 有 効 性 を 検 証 しておりま す ただし バリュー アット リスク(VaR)は 過 去 の 相 場 変 動 をベー スに 統 計 的 に 算 出 した 一 定 の 発 生 確 率 における 市 場 リスク 量 を 計 測 しており 市 場 が 通 常 では 考 えられないほど 急 激 に 変 動 した 場 合 には リスクが 捕 捉 できない 場 合 があります 3 流 動 性 リスクの 管 理 当 金 庫 は 貸 出 金 等 金 融 資 産 と 預 金 等 金 融 負 債 の 契 約 期 日 や 換 金 性 の 相 違 等 により 流 動 性 リスクに 晒 されております 流 動 性 リスクに 関 しては 資 金 繰 り 管 理 部 門 およびリスク 統 括 部 門 が 日 次 で 適 切 に 管 理 し 定 期 的 に 経 営 政 策 委 員 会 等 に 報 告 しております (4) 金 融 商 品 の 時 価 等 に 関 する 事 項 についての 補 足 説 明 金 融 商 品 の 時 価 には 市 場 価 格 に 基 づく 価 額 のほか 市 場 価 格 がな い 場 合 には 合 理 的 に 算 定 された 価 額 が 含 まれております 当 該 価 額 の 算 定 においては 一 定 の 前 提 条 件 等 を 採 用 しているため 異 なる 前 提 条 件 等 によった 場 合 当 該 価 額 が 異 なることもあります 30. 金 融 商 品 の 時 価 等 に 関 する 事 項 平 成 28 年 3 月 31 日 における 貸 借 対 照 表 計 上 額 時 価 およびこれら の 差 額 は 次 のとおりであります( 時 価 等 の 算 定 方 法 については( 注 1) を 参 照 ) なお 時 価 を 把 握 することが 極 めて 困 難 と 認 められる 非 上 場 株 式 等 は 次 表 には 含 めておりません(( 注 2)を 参 照 ) また 重 要 性 の 乏 しい 科 目 については 記 載 を 省 略 しております ( 単 位 : 千 円 ) 貸 借 対 照 表 計 上 額 時 価 差 額 (1) 預 け 金 326,523,362 329,225,516 2,702,153 (2) 買 入 金 銭 債 権 53,297,031 貸 倒 引 当 金 (*1) 498 53,296,533 54,401,070 1,104,536 (3) 金 銭 の 信 託 - - - (4) 有 価 証 券 満 期 保 有 目 的 の 債 券 - - - その 他 有 価 証 券 100,952,134 100,952,134 - (5) 貸 出 金 1,214,803,525 貸 倒 引 当 金 (*2) 161,223 1,214,642,301 1,224,390,975 9,748,673 金 融 資 産 計 1,695,414,332 1,708,969,696 13,555,363 (1) 預 金 積 金 1,522,982,166 1,523,423,834 441,668 (2) 譲 渡 性 預 金 8,940,000 8,944,872 4,872 (3) 借 用 金 95,200,000 95,105,304 94,695 金 融 負 債 計 1,627,122,166 1,627,474,012 351,845 (*1) 買 入 金 銭 債 権 に 対 応 する 一 般 貸 倒 引 当 金 を 控 除 しております (*2) 貸 出 金 に 対 応 する 一 般 貸 倒 引 当 金 および 個 別 貸 倒 引 当 金 を 控 除 しております ( 注 1) 金 融 商 品 の 時 価 等 の 算 定 方 法 金 融 商 品 の 時 価 の 算 定 方 法 については 日 本 公 認 会 計 士 協 会 会 計 制 度 委 員 会 報 告 第 14 号 金 融 商 品 会 計 に 関 する 実 務 指 針 ( 平 成 27 年 4 月 14 日 ) および 同 業 種 別 委 員 会 報 告 第 44 号 銀 行 等 金 融 機 関 における 金 融 商 品 の 時 価 等 の 開 示 に 関 する 監 査 上 の 留 意 事 項 ( 中 間 報 告 ) ( 平 成 21 年 12 月 18 日 ) 等 を 参 考 に 次 のとおりの 方 法 により 算 出 しております 金 融 資 産 (1) 預 け 金 満 期 のない 預 け 金 については 時 価 は 帳 簿 価 額 と 近 似 していること から 当 該 帳 簿 価 額 を 時 価 としております 満 期 のある 預 け 金 につい ては 約 定 期 間 に 基 づく 区 分 ごとに 新 規 に 預 け 金 を 行 った 場 合 に 想 定 される 適 用 金 利 で 割 り 引 いた 現 在 価 値 を 算 定 しております (2) 買 入 金 銭 債 権 金 庫 が 保 有 している 買 入 金 銭 債 権 は 住 宅 ローン 証 券 化 実 施 に 伴 い 金 庫 が 保 有 する 受 益 権 (メザニン 受 益 権 劣 後 受 益 権 等 )であります 買 入 金 銭 債 権 は 証 券 化 対 象 となった 貸 出 金 を 通 常 の 貸 出 金 と 同 様 の 方 法 で 時 価 を 算 定 し その 合 計 金 額 から 投 資 家 へ 販 売 した 受 益 権 ( 優 先 受 益 権 )の 時 価 の 合 計 金 額 を 控 除 することにより 時 価 を 算 定 して おります (3) 金 銭 の 信 託 有 価 証 券 運 用 を 主 目 的 とする 単 独 運 用 の 金 銭 の 信 託 において 信 託 財 産 として 運 用 されている 有 価 証 券 について 株 式 は 取 引 所 の 価 格 債 券 は 取 引 所 の 価 格 又 は 情 報 ベンダーが 一 般 に 提 供 している 価 格 若 しくは 取 引 金 融 機 関 から 提 示 された 価 格 によって 時 価 算 定 を 行 って おります 投 資 信 託 は 取 引 所 の 価 格 又 は 投 資 信 託 委 託 会 社 等 により 公 表 されている 基 準 価 格 によって 時 価 算 定 しております (4) 有 価 証 券 株 式 は 取 引 所 の 価 格 債 券 は 取 引 所 の 価 格 又 は 情 報 ベンダーが 一 般 に 提 供 している 価 格 若 しくは 取 引 金 融 機 関 から 提 示 された 価 格 に よって 時 価 算 定 を 行 っております 投 資 信 託 は 取 引 所 の 価 格 又 は 投 資 信 託 委 託 会 社 等 により 公 表 されている 基 準 価 格 によって 時 価 算 定 し ております なお 保 有 目 的 区 分 ごとの 有 価 証 券 に 関 する 注 記 事 項 については 31 項 ~ 35 項 に 記 載 しております (5) 貸 出 金 貸 出 金 のうち 変 動 金 利 によるものは 短 期 間 で 市 場 金 利 を 反 映 す るため 貸 出 先 の 信 用 状 態 が 実 行 後 大 きく 異 なっていない 限 り 時 価 は 帳 簿 価 額 と 近 似 していることから 当 該 帳 簿 価 額 を 時 価 としており ます 固 定 金 利 によるものは 貸 出 金 の 種 類 期 間 に 基 づく 区 分 ごと に 元 利 金 の 合 計 額 を 同 様 の 新 規 貸 出 を 行 った 場 合 に 想 定 される 利 率 で 割 り 引 いて 時 価 を 算 定 しております なお 貸 出 金 については 繰 上 返 済 等 いわゆるプリペイメントが 発 生 するため 時 価 の 算 定 におい ては その 影 響 を 考 慮 しております また 破 綻 先 実 質 破 綻 先 および 破 綻 懸 念 先 に 対 する 債 権 等 につい ては 担 保 および 保 証 による 回 収 見 込 額 等 に 基 づいて 貸 倒 見 積 高 を 算 定 しているため 時 価 は 決 算 日 における 貸 借 対 照 表 上 の 債 権 等 計 上 額 から 貸 倒 引 当 金 計 上 額 を 控 除 した 金 額 に 近 似 しており 当 該 価 額 を 時 価 としております 貸 出 金 のうち 当 該 貸 出 を 担 保 資 産 の 範 囲 内 に 限 るなどの 特 性 によ り 返 済 期 限 を 設 けていないものについては 返 済 見 込 み 期 間 および 金 利 条 件 等 から 時 価 は 帳 簿 価 額 と 近 似 しているものと 想 定 されるた め 帳 簿 価 額 を 時 価 としております 金 融 負 債 (1) 預 金 積 金 要 求 払 預 金 については 決 算 日 に 要 求 された 場 合 の 支 払 額 ( 帳 簿 価 額 )を 時 価 とみなしております また 定 期 性 預 金 は 種 類 や 区 分 ごと に 元 利 金 の 合 計 額 を 新 規 の 定 期 性 預 金 を 受 け 入 れる 際 に 使 用 する 利 率 で 割 り 引 いて 時 価 を 算 定 しております 定 期 性 預 金 については 中 途 解 約 等 いわゆるプリペイメントが 発 生 するため 時 価 の 算 定 にお いては その 影 響 を 考 慮 しております (2) 譲 渡 性 預 金 譲 渡 性 預 金 は 預 金 積 金 と 同 様 の 方 法 により 時 価 を 算 定 しており ます なお 譲 渡 性 預 金 については プリペイメントを 考 慮 しておりま せん (3) 借 用 金 借 用 金 については 固 定 金 利 によるものであります なお 固 定 金 利 によるものは 一 定 の 期 間 ごとに 区 分 した 当 該 借 用 金 の 元 利 金 の 合 計 額 を 同 様 の 借 入 において 想 定 される 利 率 で 割 り 引 いて 時 価 を 算 定 し ております デリバティブ 取 引 デリバティブ 取 引 は 金 利 関 連 取 引 ( 金 利 先 物 金 利 オプション 金 利 スワップ 等 ) 通 貨 関 連 取 引 ( 通 貨 先 物 通 貨 オプション 通 貨 スワッ プ 等 ) 債 券 関 連 取 引 ( 債 券 先 物 債 券 先 物 オプション 等 )であり 取 引 所 の 価 格 割 引 現 在 価 値 やオプション 価 格 計 算 モデル 等 により 算 出 し た 価 額 によっております 4
ROKIN 2016 DISCLOSURE ( 注 2) 時 価 を 把 握 することが 極 めて 困 難 と 認 められる 金 融 商 品 の 貸 借 対 照 表 計 上 額 は 次 のとおりであり 金 融 商 品 の 時 価 情 報 には 含 まれ ておりません ( 単 位 : 千 円 ) 区 分 貸 借 対 照 表 計 上 額 子 会 社 子 法 人 等 株 式 (*) 80,000 非 上 場 株 式 (*) 9,450 非 上 場 不 動 産 投 資 信 託 (*) 612,133 合 計 701,583 ( ) 子 会 社 子 法 人 等 株 式 および 非 上 場 株 式 ならびに 非 上 場 不 動 産 投 資 信 託 につ いては 市 場 価 格 がなく 時 価 を 把 握 することが 極 めて 困 難 と 認 められるこ とから 時 価 開 示 の 対 象 とはしておりません ( 注 3) 満 期 のある 有 価 証 券 の 決 算 日 後 の 償 還 予 定 額 ( 単 位 : 千 円 ) 1 年 以 内 1 年 超 5 年 以 内 5 年 超 10 年 以 内 10 年 超 満 期 保 有 目 的 の 債 券 ー ー ー ー その 他 有 価 証 券 のうち 満 期 があるもの 9,511,935 25,562,546 45,129,315 11,515,340 合 計 9,511,935 25,562,546 45,129,315 11,515,340 31. 有 価 証 券 の 時 価 評 価 差 額 等 に 関 する 事 項 有 価 証 券 の 時 価 評 価 差 額 等 に 関 する 事 項 は 次 のとおりであります (1) 売 買 目 的 有 価 証 券 ありません (2) 満 期 保 有 目 的 の 債 券 ありません (3) 子 会 社 子 法 人 等 株 式 および 関 連 法 人 等 株 式 ありません (4)その 他 有 価 証 券 ( 単 位 : 千 円 ) 貸 借 対 照 表 計 上 額 が 取 得 原 価 を 超 えるもの 貸 借 対 照 表 計 上 額 が 取 得 原 価 を 超 えないもの 種 類 貸 借 対 照 表 計 上 額 取 得 原 価 差 額 株 式 946,016 507,187 438,828 債 券 72,666,854 68,768,889 3,897,965 国 債 57,765,852 54,169,107 3,596,745 地 方 債 ー ー ー 短 期 社 債 ー ー ー 社 債 14,901,002 14,599,782 301,220 その 他 20,625,030 19,787,710 837,320 小 計 94,237,901 89,063,787 5,174,114 株 式 210,198 223,397 13,199 債 券 496,200 497,460 1,260 国 債 496,200 497,460 1,260 地 方 債 ー ー ー 短 期 社 債 ー ー ー 社 債 ー ー ー その 他 6,007,835 6,195,618 187,783 小 計 6,714,233 6,916,476 202,243 合 計 100,952,134 95,980,264 4,971,870 32. 当 事 業 年 度 中 に 売 却 した 満 期 保 有 目 的 の 債 券 ありません 33. 当 事 業 年 度 中 に 売 却 したその 他 有 価 証 券 ( 単 位 : 千 円 ) 売 却 額 売 却 益 の 合 計 額 売 却 損 の 合 計 額 株 式 356,012 39,709 21,472 債 券 8,018,716 137,324 - 国 債 1,673,008 91,616 - 地 方 債 - - - 短 期 社 債 - - - 社 債 6,345,708 45,708 - その 他 272,736 84,020 - 合 計 8,647,464 261,053 21,472 36. 金 銭 の 信 託 の 保 有 目 的 別 内 訳 (1) 運 用 目 的 の 金 銭 の 信 託 ありません (2) 満 期 保 有 目 的 の 金 銭 の 信 託 ありません (3)その 他 の 金 銭 の 信 託 ( 運 用 目 的 および 満 期 保 有 目 的 以 外 ) ありません 37. 有 価 証 券 の 貸 付 等 ありません 38. 当 座 貸 越 契 約 等 当 座 貸 越 契 約 および 貸 出 金 に 係 るコミットメントライン 契 約 は 顧 客 からの 融 資 実 行 の 申 し 出 を 受 けた 場 合 に 契 約 上 規 定 された 条 件 について 違 反 がない 限 り 一 定 の 限 度 額 まで 資 金 を 貸 し 付 ける ことを 約 する 契 約 であり これらの 契 約 に 係 る 融 資 未 実 行 残 高 は 185,814,505 千 円 であります このうち 原 契 約 期 間 が1 年 以 内 のも の( 又 は 任 意 の 時 期 に 無 条 件 で 取 消 可 能 なもの)は49,909,717 千 円 であります これらの 契 約 の 多 くは 融 資 実 行 されずに 終 了 するものであるた め 融 資 未 実 行 残 高 そのものが 必 ずしも 当 金 庫 の 将 来 のキャッシュ フローに 影 響 を 与 えるものではありません これらの 契 約 の 多 くに は 金 融 情 勢 の 変 化 債 権 の 保 全 その 他 相 当 の 事 由 があるときは 当 金 庫 が 実 行 申 し 込 みをうけた 融 資 の 拒 絶 又 は 契 約 極 度 額 の 減 額 をす ることができる 旨 の 条 項 がつけられております また 契 約 時 において 必 要 に 応 じて 不 動 産 有 価 証 券 等 の 担 保 を 徴 求 するほか 契 約 後 も 定 期 的 に 予 め 定 めている 庫 内 手 続 きに 基 づき 顧 客 の 業 況 等 を 把 握 し 必 要 に 応 じて 契 約 の 見 直 し 与 信 保 全 上 の 措 置 等 を 講 じております なお 総 合 口 座 についての 未 実 行 残 高 は 上 記 の 金 額 のうち 135,904,787 千 円 でありますが 定 期 預 金 を 担 保 としており 債 権 保 全 上 の 措 置 をとっております 39. 繰 延 税 金 資 産 および 繰 延 税 金 負 債 の 発 生 の 主 な 原 因 別 の 内 訳 繰 延 税 金 資 産 および 繰 延 税 金 負 債 の 発 生 の 主 な 原 因 別 の 内 訳 は そ れぞれ 次 のとおりであります 繰 延 税 金 資 産 退 職 給 付 引 当 金 1,053,172 千 円 減 価 償 却 限 度 超 過 額 442,065 千 円 賞 与 引 当 金 105,026 千 円 その 他 222,555 千 円 繰 延 税 金 資 産 小 計 1,836,216 千 円 評 価 性 引 当 額 84,372 千 円 繰 延 税 金 資 産 合 計 1,738,447 千 円 繰 延 税 金 負 債 その 他 有 価 証 券 評 価 差 額 金 前 払 年 金 費 用 固 定 資 産 圧 縮 積 立 金 その 他 繰 延 税 金 負 債 合 計 繰 延 税 金 資 産 の 純 額 1,367,264 千 円 54,369 千 円 19,630 千 円 2,822 千 円 1,444,087 千 円 294,360 千 円 以 上 34. 保 有 目 的 区 分 を 変 更 した 有 価 証 券 ありません 35. 減 損 処 理 を 行 った 有 価 証 券 売 買 目 的 有 価 証 券 以 外 の 有 価 証 券 ( 時 価 を 把 握 することが 極 めて 困 難 なものを 除 く)のうち 当 該 有 価 証 券 の 時 価 が 取 得 原 価 に 比 べ 著 し く 下 落 し 評 価 差 額 を 当 事 業 年 度 の 損 失 として 処 理 ( 以 下 減 損 処 理 という )したものはありません また 時 価 が 取 得 原 価 に 比 べて30% 以 上 下 落 している 場 合 に 時 価 が 著 しく 下 落 した と 判 断 しております 5
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