外 部 からの 異 変 発 見 活 動 安 否 確 認 声 かけ イベントの 実 施 町 会 活 動 を 利 用 した 活 動 地 域 情 報 の 把 握 困 りごと 相 談 町 会 自 治 会 ( 地 区 ) 鷺 宮 (D-1) 見 守 り 支 えあい 名 簿 の 提 供 有 当 自 治 会 では 高 齢 者 の 問 題 に 対 応 するために 平 成 10 年 4 月 に 助 け 合 いネットワー ク を 立 ち 上 げ 買 い 物 洗 濯 などの 簡 単 な 家 事 援 助 の 申 し 出 があれば 対 応 し また お 楽 しみ 会 を 月 一 回 開 き お 茶 とお 菓 子 を 出 す 等 住 民 とコミュニケーションをとってきた さらに ネットワークでは 月 に 一 度 第 二 火 曜 日 に 食 事 会 を 始 め 食 事 の 後 歓 談 コーラスで 童 謡 や 唱 歌 を 楽 しんでいる 現 在 35 名 程 度 が 参 加 している 平 成 23 年 からは 一 人 暮 らしの 高 齢 者 を 対 象 に 第 四 土 曜 日 にサロンを 開 き 食 事 会 など を 行 っている こちらは 男 性 の 参 加 者 が 多 く 現 在 50 名 程 度 である 対 象 者 は 生 活 の 様 子 などをみて 自 治 会 で 人 選 して 声 をかけている この 2 回 の 食 事 会 では 毎 回 対 象 者 にご 案 内 を 出 し 欠 席 の 場 合 は 理 由 を 確 認 している その 他 夜 間 に 週 一 回 の 敷 地 内 の 見 回 り 防 災 訓 練 朝 7 時 30 の 分 ラジオ 体 操 もちつ き 大 会 バザーやクリスマスコンサートなどの 自 治 会 の 行 事 や 老 人 会 の 集 会 敬 老 祝 い 金 の 配 付 時 の 訪 問 などを 通 じて 高 齢 者 の 見 守 りを 続 けている 見 守 り 支 えあい 名 簿 は 心 配 な 高 齢 者 を 把 握 するために 活 用 し このような 自 治 会 の 活 動 へ 参 加 するよう 積 極 的 に 声 をかけている 高 齢 者 が 多 い 団 地 で 過 去 には 悲 惨 な 孤 立 死 が 多 く 発 生 している しかし こういった 自 治 会 の 活 動 を 続 けていくうちに 参 加 する 高 齢 者 が 増 え 活 動 を 手 伝 ってくれるボランティ アの 団 地 住 民 も 増 えている そして 他 の 要 望 もあるかも 知 れないが 孤 立 死 は 少 なくなっ ている 今 は 何 かあると 自 治 会 に 連 絡 がくるので 民 生 委 員 と 一 緒 に 対 応 している 心 配 なのは なかなか 自 治 会 の 行 事 に 出 てきてくれない 方 で 今 のところ 近 隣 の 方 たちや 民 生 委 員 などに 気 にかけてもらっている また 何 かあった 時 の 親 族 への 緊 急 連 絡 先 が 分 からない 人 がいるのも 困 っている 自 治 会 民 生 委 員 近 隣 の 人 と 協 力 しても 解 決 できない 認 知 症 精 神 障 害 のある 方 などの 事 例 は 地 域 包 括 支 援 センター すこやか 福 祉 センターに 協 力 を 得 て 解 決 に 向 かい 心 強 く 思 っている 1
外 部 からの 異 変 発 見 活 動 安 否 確 認 声 かけ イベントの 実 施 圏 域 ( 町 会 ) 鷺 宮 (D-2) 見 守 り 支 えあい 名 簿 の 提 供 有 当 町 会 は 平 成 23 年 度 の 第 1 回 見 守 り 対 象 者 名 簿 の 提 供 を 希 望 された21の 町 会 自 治 会 のうちの 一 つである 従 前 より 防 犯 防 災 交 通 安 全 募 金 等 の 活 動 の 他 地 区 まつり 地 域 のスポーツ 大 会 行 政 の 主 催 事 業 等 への 協 力 を 担 っている 町 会 内 の 名 簿 登 載 者 は 約 130 人 である 名 簿 については 次 のように 活 用 している 巡 回 による 見 守 り 活 動 は 役 員 の 高 齢 化 に 伴 い 名 簿 登 載 者 全 員 を 対 象 とすることは 物 理 的 に 困 難 なため 比 較 的 元 気 な 方 を 除 き 見 守 り 活 動 の 必 要 性 が 高 いところから 実 施 するとい う 視 点 で 見 守 り 対 象 者 を 絞 り 込 んでいる 通 常 町 会 では 地 域 を37の 班 で 編 成 されている が 見 守 り 活 動 については この 班 とは 別 に 近 在 役 員 に 見 守 り 対 象 者 を 割 り 振 った 体 制 をと っている それぞれの 担 当 役 員 は 巡 回 とは 別 に 日 常 から 買 物 やその 他 の 外 出 時 に 対 象 者 宅 の 電 灯 洗 濯 物 などをチェックしながら 見 守 り 活 動 を 実 施 している さらに 9 月 に 敬 老 祝 品 を70 歳 以 上 の 会 員 に 贈 呈 し 12 月 には 餅 を 一 人 暮 らしの 高 齢 者 に 配 布 している また 毎 月 1 回 防 犯 パトロールに 伴 い 外 部 からの 異 変 確 認 を 実 施 し 歳 末 夜 間 特 別 防 火 防 災 パトロールを 年 末 に5 日 間 実 施 している 他 には 随 時 班 長 を 通 じて 会 員 に 必 要 な 情 報 を 文 書 で 回 覧 し 同 時 に 回 覧 版 授 受 の 際 に 安 否 確 認 を 実 施 している 社 会 福 祉 協 議 会 募 金 活 動 に 伴 う 会 員 宅 への 訪 問 活 動 を 実 施 している 成 果 日 々の 見 守 り 活 動 の 実 施 により きめの 細 かい 活 動 が 可 能 になる 課 題 町 会 活 動 の 担 い 手 が 高 齢 化 していくなかで 若 い 人 材 の 確 保 が 急 務 の 課 題 である 2
外 部 からの 異 変 発 見 活 動 安 否 確 認 声 かけ イベントの 実 施 圏 域 ( 町 会 ) 鷺 宮 (D-3) 見 守 り 支 えあい 名 簿 の 提 供 有 見 守 り 対 象 者 名 簿 は 平 成 24 年 2 月 に 手 上 げした 私 が 所 属 する 町 会 は 約 350 世 帯 と 地 区 のなかでも 一 番 世 帯 数 が 少 なく 名 簿 登 載 者 も30 数 名 を 数 えるにすぎない 中 野 区 のなかでもおそらく 最 小 世 帯 数 の 町 会 に 属 するのかもしれない その 意 味 では 私 たちがやっ ていることは 他 の 大 きな 町 会 の 支 えあい 活 動 の 参 考 には あまりならないかもしれない 毎 年 の 名 簿 更 新 時 には 一 応 再 確 認 はするが 登 載 者 はほぼ 会 長 の 頭 の 中 にはいってい るつもりである 今 のところ その 登 載 者 を 例 えば 地 図 に 落 とし 込 んで 別 資 料 を 作 成 すると いうような 必 要 性 は 感 じてない 防 犯 パトロールは 毎 週 1 回 行 っている その 際 名 簿 登 録 者 のデータは 参 考 にしている が 障 害 者 を 除 く 高 齢 者 情 報 に 限 っていえば 名 簿 から 得 られる 新 たな 情 報 は 特 にないと 感 じている この 他 の 支 えあい 活 動 としては 敬 老 祝 品 の 配 布 時 の 安 否 確 認 ( 年 1 回 )や 防 災 訓 練 を 周 知 する 際 の 安 否 確 認 ( 随 時 )などを 行 っている 当 地 区 は 比 較 的 昔 の 面 影 を 残 すところかもしれないが 東 京 という 非 常 に 変 化 の 激 しい 大 都 市 の 一 地 域 であることに 変 わりはない 当 地 区 といえども 目 と 耳 の 支 えあい 活 動 だけ ではどうにもならなくなるときが そう 遠 くない 将 来 に 訪 れるような 気 がしてならない 今 は 室 内 に 設 置 された 機 械 による 所 在 確 認 などもできるようになってきていると 聞 く 区 も 人 手 だけを 当 てにするのではなく お 金 はかかるのであろうが たとえば 一 人 暮 らしの 方 の 室 内 での 所 在 確 認 のために 時 によっては 機 械 の 力 も 大 いに 利 用 するというような そのあ たりのことも 視 野 に 入 れておくべき 時 代 が 確 実 に 来 ているように 思 う 少 し 話 はずれるが 私 どものような 小 さな 町 会 は その 分 だけ 動 ける 人 も 少 ないので 何 をするにしても 実 際 は 極 少 数 の 者 に 大 きな 負 担 がかかることになる 皆 さんが 言 っているこ とですが やるべきことは 町 会 自 治 会 の 大 小 にかかわらずほとんど 同 じだから それらを さばくだけでも 実 は 大 変 苦 労 している せめて 区 だけでも 少 しでも 町 会 自 治 会 が 効 率 的 に 動 けるようにするために 出 される 通 知 を 各 部 署 バラバラに 出 すのではなく 役 所 のなか で 通 知 する 日 をできるだけ 決 めて まとめて 出 す 工 夫 を 是 非 とも 考 え 出 してほしい それだ けでも 随 分 助 かる 3
外 部 からの 異 変 発 見 活 動 安 否 確 認 声 かけ イベントの 実 施 圏 域 ( 町 会 ) 鷺 宮 (D-4) 見 守 り 支 えあい 名 簿 の 提 供 有 当 町 会 は 約 1,800 世 帯 のうち 1,200 世 帯 が 集 合 住 宅 で 600 世 帯 が 一 軒 家 という 構 成 に なっている 目 配 りがきく 世 帯 数 という 点 で ちょうどいい 規 模 だと 思 っている 町 会 では 平 成 22 年 に 業 者 と 協 力 し 希 望 する120 世 帯 に 有 料 で 住 宅 用 火 災 警 報 器 の 設 置 作 業 をした その 際 高 齢 者 がいる 多 くの 世 帯 から 身 の 回 りの 細 々したことへの 生 活 支 援 がほしい という 声 が 寄 せられた このときから 町 会 の 大 きな 役 割 の 一 つとして 身 の 回 りの 生 活 支 援 が 非 常 に 重 要 であると 考 えるようになった 現 在 は 総 合 防 災 訓 練 を きっかけに 会 員 へ 防 災 グッズの 無 料 配 布 を 考 えている 見 守 り 対 象 者 名 簿 は 平 成 24 年 2 月 に 希 望 した 高 齢 者 がしっかりとデータ 化 されてい るため 何 かと 重 宝 している 防 犯 パトロールだけでなく 敬 老 祝 品 を 配 布 するためにも 利 用 している 名 簿 は 区 民 活 動 センターに 保 管 してあり 年 に 数 回 閲 覧 するだけである 普 段 は 名 簿 登 載 者 全 員 を 色 分 け 記 号 化 して 住 宅 地 図 に 落 とし 込 んだものを 使 用 している 町 会 長 は 定 期 的 に 地 図 を 見 て 一 人 ひとりの 顔 を 思 い 浮 かべている 対 象 者 が 町 会 員 かどうかは 特 に 意 識 していない 町 を 歩 くなかで 気 付 いたことや 皆 さんからの 情 報 は 町 会 の 役 員 会 等 で 伝 え 防 犯 パトロール 等 に 反 映 していく 町 会 にいる 民 生 児 童 委 員 3 名 は 名 簿 閲 覧 者 に 登 録 している この 方 達 とは 個 人 情 報 に 触 れない 範 囲 でよく 情 報 交 換 をしている 見 守 り 活 動 をしていくうえで 本 当 に 助 けられ ている 今 後 も 様 々な 生 活 支 援 をおこなっていくなかで この 名 簿 の 活 用 を 模 索 していきたいと 考 えている 当 地 区 は 良 くも 悪 くも 昔 ながらの 姿 を 残 す 地 域 だが 東 京 という 人 口 移 動 の 激 しい 都 市 の 例 にもれず 転 出 入 される 方 が 少 なくない 将 来 的 には 人 の 入 れ 替 わりがもっと 激 しく なるだろう このことから 町 会 もできるだけしっかりとしたデータに 基 づいて 活 動 してい く 必 要 があると 考 えている 見 守 り 対 象 者 名 簿 は 高 齢 者 の 構 成 を 知 るうえで 基 礎 データとなるものである これか ら 住 民 がますます 高 齢 化 していくなかで 工 夫 次 第 で 様 々な 活 用 ができると 思 う しかし 町 会 員 の 多 くが 問 題 を 共 有 し 一 緒 に 動 くというのは 簡 単 なことではない 町 会 長 が 率 先 して 名 簿 の 活 用 方 法 を 模 索 しながら 事 にあたっていくことができれば 前 に 進 んでいく ということだろうと 考 えている 名 簿 に 載 っている 方 のなかには 障 害 をお 持 ちの 方 もいるが 現 状 はその 方 の 住 所 を 確 認 する 程 度 で 済 ませている どのような 障 害 があるのか 判 らない 方 もいる 町 会 として これ 以 上 の 踏 み 込 んだ 対 応 がとれるかは 難 しい 問 題 であり これからの 課 題 と 感 じている 4
外 部 からの 異 変 発 見 活 動 安 否 確 認 声 かけ イベントの 実 施 圏 域 ( 町 会 ) 鷺 宮 (D-5) 見 守 り 支 えあい 名 簿 の 提 供 有 当 町 会 では 町 会 員 や 地 域 の 方 々がお 互 いに 交 流 し 絆 を 深 める 場 と 機 会 を 積 極 的 に 提 供 している 町 会 会 館 を 活 用 し いろいろな 催 しを 企 画 して 高 齢 者 を 始 めとした 地 域 の 方 々が 顔 を 合 わせる 機 会 をつくっている 音 楽 会 落 語 会 まちなかサロン( 高 齢 者 ) ふれあいママサロン( 子 育 て 中 の 若 いママ) 映 画 会 子 ども 向 け 大 人 向 け コミュニティスクール 外 国 人 との 交 流 料 理 教 室 ミニ 四 駆 サーキットなどの 催 しを 行 っている 外 に 出 ない 高 齢 者 にも 出 かけてくるように 働 きかけを 行 い 顔 見 知 りになり あいさつを 交 わし 声 をかけあい 支 えあいの 意 識 が 高 まればと 思 っている その 他 防 犯 パトロールの 際 に 外 部 からの 異 変 確 認 を 月 6 回 敬 老 祝 い 品 贈 呈 のための 高 齢 者 調 査 と 祝 い 品 配 布 を 年 1 回 募 金 や 町 会 費 徴 収 のために 各 戸 を 訪 問 する 際 に 高 齢 者 等 の 見 守 りを 行 っている 見 守 り 支 えあい 名 簿 は このような 町 会 の 見 守 り 活 動 の 対 象 者 の 把 握 に 活 用 している 町 会 内 に 町 会 会 館 での 催 しが 浸 透 し 段 々と 参 加 者 が 増 えてきている 毎 回 出 てきてくれる 人 同 士 は 顔 見 知 りになり 来 ていない 人 の 様 子 を 気 にするようになっ ている サロンを 通 じて 輪 が 広 がり お 互 いに 挨 拶 ができるまちになれば 自 然 とまわりの 人 のこ とを 気 にすることができるようになると 思 っている マンション アパートの 表 札 がない 家 や オートロックマンションで 建 物 の 中 に 入 れない 家 などがあり 名 前 を 知 らなくてはコミュニケーションの 取 りようがないのが 現 状 である 町 会 だけでなく 行 政 警 察 ライフラインの 事 業 者 不 動 産 屋 などが 協 力 してまちを 見 守 っていくことが 必 要 ではないか 5
外 部 からの 異 変 発 見 活 動 安 否 確 認 声 かけ イベントの 実 施 圏 域 ( 町 会 ) 鷺 宮 (D-6) 見 守 り 支 えあい 名 簿 の 提 供 有 当 町 会 では 80 歳 以 上 の 町 会 員 の 敬 老 祝 い 品 の 贈 呈 の 際 に 町 内 を 6 つに 分 け 担 当 役 員 が 訪 問 し できる 限 り 本 人 とお 会 いしている 本 人 または 家 族 から 健 康 状 態 や 生 活 の 様 子 などをお 聞 きして その 結 果 を 個 人 の 状 況 に より 分 類 してリスト 化 している そのリストには 町 会 内 の 見 守 り 対 象 者 災 害 時 救 援 希 望 者 も 併 せて 載 せている その 他 民 生 委 員 も 出 席 している 月 1 回 の 役 員 会 での 情 報 交 換 防 犯 パトロール 時 に 外 観 からの 異 常 発 見 ポストへの 郵 便 物 滞 留 雨 戸 の 閉 め 切 り 等 を 月 3 回 年 1 回 の 町 会 費 や 各 種 募 金 の 集 金 の 機 会 を 利 用 しての 安 否 確 認 などを 行 っている 当 町 会 では 近 所 同 士 での 挨 拶 声 かけによる 支 えあい 意 識 の 向 上 を 目 指 して 様 々な 活 動 を 行 っている 見 守 り 支 えあい 名 簿 はこれらの 対 象 者 を 確 認 する 際 に 活 用 している 実 際 に 対 象 者 や 家 族 に 会 うことで 日 常 生 活 の 様 子 がわかり 見 守 り 活 動 がしやすくなっ た また 活 動 してくれる 町 会 員 にも 日 常 から 気 を 配 る 意 識 がでてきている オートロックマンションなど 外 観 からでは 異 常 発 見 ができない 建 物 への 対 応 が 困 難 であ るので マンションの 理 事 会 などが 見 守 り 活 動 に 協 力 してもらえたらと 感 じている 今 のところ 異 常 発 見 の 例 はないが(ない 方 が 良 いのですが) 今 後 とも 活 動 を 継 続 するこ とが 大 事 であると 考 えている 6