2003年4月1日発行    わ れ も こ う      第43号 (1)



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( 補 助 金 等 交 付 決 定 通 知 に 加 える 条 件 ) 第 7 条 市 長 は 交 付 規 則 第 11 条 に 規 定 するところにより 補 助 金 の 交 付 決 定 に 際 し 次 に 掲 げる 条 件 を 付 するものとする (1) 事 業 完 了 後 に 消 費 税 及 び

(3) 職 員 の 初 任 給 の 状 況 ( 平 成 5 年 月 日 現 在 ) 決 定 初 任 給 採 用 年 経 過 後 給 料 月 額 大 学 卒 7, 8, 一 般 行 政 職 短 大 卒 9,8 6, 高 校 卒, 8,5 () 職 員 の 経 験 年 数 別 学 歴 別 平 均 給 料

国民年金

    平成11年度余市町私立幼稚園就園奨励費補助金交付要綱

有 料 老 ホーム ( ) ( 主 として 要 介 護 状 態 にある を 入 居 させるも のに 限 る ) 第 29 条 ( 届 出 等 ) 第 二 十 九 条 有 料 老 ホーム( 老 を 入 居 させ 入 浴 排 せつ 若 しくは 食 事 の 介 護 食 事 の 提 供 又 はその 他 の

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平 成 22 年 6 月 第 3 回 水 俣 市 議 会 臨 時 会 会 議 録 目 次 平 成 22 年 6 月 30 日 ( 水 )

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東久留米市訓令乙第   号


130117_『高齢社会をむかえた東京23区の将来 人口と建物の関係から見て

Taro-01 議案概要.jtd

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様 式 1 給 与 得 者 様 式 2 自 営 業 者 等 次 の 者 は 当 に 勤 務 し 次 のとおり 給 与 等 を 支 給 したことを 証 明 します 給 与 支 給 者 在 地 名 称 及 び 代 表 者 印 電 話 ( ) - 採 用 年 月 日 申 込 む 月 の 前 月 から 過

川越市幼稚園就園奨励費補助金交付要綱

スライド 1

賦課の根拠となった法律及び条例(その2)

個 人 所 得 課 税 ~ 住 宅 ローン 控 除 等 の 適 用 期 限 の 延 長 2 4. 既 存 住 宅 に 係 る 特 定 の 改 修 工 事 をした 場 合 の 所 得 税 額 の 特 別 控 除 居 住 年 省 エネ 改 修 工 事 控 除 限 度 額 バリアフリー 改 修 工 事 平

3 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 (23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与 月 額

福山市立駅家南中学校P T A 規約

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている 総 合 的

Q1 4 月 から 児 童 手 当 の 支 給 額 はどうなるのですか? Q2 児 童 手 当 には 所 得 制 限 が 設 けられるとのことですが 具 体 的 な 基 準 はどのよう になるのですか? Q3 4 月 以 降 児 童 手 当 を 受 け 取 るためには 手 続 きが 必 要 ですか?

第1章 総則

別紙3

 

年 間 収 入 が 130 万 円 未 満 (60 歳 以 上 75 歳 未 満 の 人 や 一 定 障 害 者 の 場 合 は 180 万 円 未 満 )であって かつ 被 保 険 者 の 年 間 収 入 の 2 分 の 1 未 満 である 場 合 は 被 扶 養 者 となります ( 同 居 の

目 次 都 市 づくりの 全 体 構 想 偏 1. 都 市 づくりの 理 念 と 目 標 1 1. 都 市 づくりの 理 念 と 将 来 像 1 2. 都 市 づくりの 目 標 とテーマ 2 3. 計 画 期 間 3 4. 将 来 人 口 フレーム 3 2. 将 来 都 市 構 造 4 1. 将 来

目 次 市 民 税 の 減 免 に つ い て 1 減 免 の 一 般 的 な 留 意 事 項 2 減 免 の 範 囲 お よ び 減 免 割 合 3 1 生 活 保 護 法 の 規 定 に よ る 保 護 を 受 け る 者 3 2 当 該 年 に お い て 所 得 が 皆 無 と な っ た

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 現 況 ( 平 成 22 1 号 給 の 給 料 月 額 137,9 188,9 226,7 266,4 294,3 最 高 号 給 の 給 料 月 額 247,9 314,9 362,8 399,9 415,1 ( 注 ) 給 料 月 額 は 給 与 抑 制

●幼児教育振興法案

都市農地の継承に向けた相続2014_本文_13.indd

事 業 概 要 利 用 時 間 休 館 日 使 用 方 法 使 用 料 施 設 を 取 り 巻 く 状 況 や 課 題 < 松 山 駅 前 駐 輪 場 > JR 松 山 駅 を 利 用 する 人 の 自 転 車 原 付 を 収 容 する 施 設 として 設 置 され 有 料 駐 輪 場 の 利 用

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(2) 国 民 年 金 の 保 険 料 国 民 年 金 の 第 1 号 被 保 険 者 および 任 意 加 入 者 は, 保 険 料 を 納 めなければなりま せん また,より 高 い 老 齢 給 付 を 望 む 第 1 号 被 保 険 者 任 意 加 入 者 は, 希 望 により 付 加 保 険

3 職 員 の 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 ( ベース) 43.7 歳 32, , ,321

賦課の根拠となった法律及び条例(その2)

― 目次 ―

小山市保育所整備計画

17 外 国 人 看 護 師 候 補 者 就 労 研 修 支 援 18 看 護 職 員 の 就 労 環 境 改 善 運 動 推 進 特 別 20 歯 科 医 療 安 全 管 理 体 制 推 進 特 別 21 在 宅 歯 科 医 療 連 携 室 整 備 22 地 域 災 害 拠 点 病

(\202g22\214\366\225\\.xls)

( 新 ) 医 療 提 供 の 機 能 分 化 に 向 けたICT 医 療 連 携 導 入 支 援 事 業 費 事 業 の 目 的 医 療 政 策 課 予 算 額 58,011 千 円 医 療 分 野 において あじさいネットを 活 用 したICT したICT 導 入 により により 医 療 機 能

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Microsoft Word - 【溶け込み】【修正】第2章~第4章

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月 収 額 算 出 のながれ 給 与 所 得 者 の 場 合 年 金 所 得 者 の 場 合 その 他 の 所 得 者 の 場 合 前 年 中 の 年 間 総 収 入 を 確 かめてください 前 年 中 の 年 間 総 収 入 を 確 かめてください 前 年 中 の 年 間 総 所 得 を 確 かめ

埼玉県/自動車税事務所 障害者の方のための減免制度

職 員 の 初 任 給 等 の 状 況 () 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び の 状 況 ( 年 4 月 日 現 在 ) 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 ( ベース) 44. 歳 6,4, 歳,44 4,7 7,6 4. 歳 7,

経 常 収 支 差 引 額 等 の 状 況 平 成 26 年 度 予 算 早 期 集 計 平 成 25 年 度 予 算 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 3,689 億 円 4,597 億 円 908 億 円 減 少 赤 字 組 合 数 1,114 組 合 1,180 組 合 66

(2) 職 員 の 初 任 給 の 状 況 ( 平 成 17 年 4 月 1 日 現 在 ) 初 任 給 2 年 後 の 給 料 初 任 給 2 年 後 の 給 料 一 般 行 政 職 技 能 労 務 職 大 学 卒 171,1 151,5 19,2 164,7 17,7 184,4 中 学 卒 1

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守 口 市 立 東 小 学 校 大 久 保 小 学 校 の 統 合 実 施 計 画 目 次 第 1 守 口 市 における 学 校 統 合 の 背 景 1 第 2 東 小 学 校 と 大 久 保 小 学 校 の 統 合 について 1 第 3 統 合 校 の 学 校 づくりについて 2 第 4 東 小

税 市 民 税 県 民 税 家 屋 敷 課 税 の 申 告 書 の 提 出 豊 川 市 外 にお 住 まいで 1 月 1 日 現 在 で 市 内 に 事 務 所 事 業 所 または 家 屋 敷 を 有 する で 申 告 書 を 提 出 される 平 成 29 年 度 以 後 の 年 度 分 の 申 告

昨 年 今 年 退 職 した< 雇 用 保 険 に 関 すること> 1. 雇 用 保 険 ( 失 業 給 付 )を 受 給 予 定 (または 受 給 している) 雇 用 保 険 受 給 資 格 証 のコピー ( 退 職 日 基 本 日 額 処 理 状 況 のわかる 面 ) 日 額 3,611 円 未

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(3) 調 査 の 進 め 方 2 月 28 日 2 月 28 日 ~6 月 30 日 平 成 25 年 9 月 サウンディング 型 市 場 調 査 について 公 表 松 戸 市 から 基 本 的 な 土 地 情 報 サウンディングの 実 施 活 用 意 向 アイデアのある 民 間 事 業 者 と

m07 北見工業大学 様式①

別紙3

Microsoft Word

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目 次 1. 社 会 保 障 分 野 でできること 1 1 高 額 医 療 高 額 介 護 合 算 制 度 の 改 善 2 保 険 証 機 能 の 一 元 化 3 自 己 診 療 情 報 の 活 用 4 給 付 可 能 サービスの 行 政 側 からの 通 知 2. 年 金 分 野 でできること 5

磐田市総合計画基礎調査 ~いわたまちづくり白書~

「節電に対する生活者の行動・意識

3 薬 局 サービス 等 (1) 健 康 サポート 薬 局 である 旨 の 表 示 健 康 サポート 薬 局 である 旨 を 表 示 している 場 合 健 康 サポート 薬 局 とは かかりつけ 薬 剤 師 薬 局 としての 基 本 的 な 機 能 に 加 えて 積 極 的 な 健 康 サポート 機

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 185,8 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41

長崎市民間建築物耐震化推進事業の概要

平成16年度

( 支 給 制 限 ) 第 4 条 市 長 は 前 条 の 規 定 にかかわらず 給 対 象 者 が 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 するとき は 給 金 を 支 給 しないものとする (1) 年 額 405,696 円 以 上 の 公 的 年 金 等 を 受 給 しているとき (2) 生 活

中 央 公 民 館 ( 所 在 地 日 野 本 町 ) 実 習 室 ホール 談 話 室 講 座 室 A 講 座 室 B 視 聴 覚 室 調 理 実 習 室 小 会 議 室 保 育 室 24 人 50.2m2 20 人 66.0m2 16 人 45.6m2 36 人 51

スライド 1

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 185,8 222,9 261,9 289,2 32,6 最 高 号 給 の 給 料 月 額 243,7 37,8 35

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 161,7 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41

目 次 高 山 市 連 結 財 務 諸 表 について 1 連 結 貸 借 対 照 表 2 連 結 行 政 コスト 計 算 書 4 連 結 純 資 産 変 動 計 算 書 6 連 結 資 金 収 支 計 算 書 7

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 135,6 243,7 185,8 222,9 261,9

類 ( 番 号 を 記 載 ) 施 設 名 事 所 名 所 在 事 開 始 年 月 日 事 規 模 ( 定 員 ) 公 益 事 必 要 な 者 に 対 し 相 談 情 報 提 供 助 言 行 政 や 福 祉 保 健 医 療 サービス 事 者 等 との 連 絡 調 整 を 行 う 等 の 事 必 要

Ⅰ 平成14年度の状況

種 類 控 除 額 小 規 模 企 業 共 済 等 掛 金 控 除 生 命 保 険 料 控 除 地 震 保 険 料 控 除 支 払 った 小 規 模 共 済 心 身 障 害 者 扶 養 共 済 の 掛 金 の 金 額 生 命 保 険 料 控 除 額 = 一 般 生 命 保 険 料 控 除 額 + 個

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 135,600 円 185,800 円 222,900 円 261,900 円

Ⅶ 東 海 地 震 に 関 して 注 意 情 報 発 表 時 及 び 警 戒 宣 言 発 令 時 の 対 応 大 規 模 地 震 対 策 特 別 措 置 法 第 6 条 の 規 定 に 基 づき 本 県 の 東 海 地 震 に 係 る 地 震 防 災 対 策 強 化 地 域 において 東 海 地 震

2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与

墨 田 区 利 用 調 整 基 準 ( 選 考 基 準 ) () 基 準 指 数 提 出 書 類 を 基 に 保 護 者 の 状 況 の 類 型 を 決 め その 内 容 を 以 下 の 表 にあてはめて 父 母 それぞれの 指 数 を 合 算 し 世 帯 の 基 準 指 数 とします 保 護 者

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

年 支 給 開 始 年 齢 図 特 別 支 給 の 老 齢 厚 生 年 ( 給 料 比 例 部 分 ) 昭 和 29 年 10 月 1 日 生 まれ 以 前 ~ 特 別 支 給 の 退 職 共 済 年 老 齢 厚 生 年 昭 和 25 年 10 月 1 日 生 まれ 以 前 ~ 退 職 共 済 年

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 級 の 給 料 月 額 最 高 号 級 の 給 料 月 額 1 級 ( 単 位 : ) 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 9 級 1 級 135,6 185,8 222,9 261,

(3) 善 通 寺 市 の 状 況 善 通 寺 市 においては 固 定 資 産 税 の 納 期 前 前 納 に 対 する 報 奨 金 について 善 通 寺 市 税 条 例 の 規 定 ( 交 付 率 :0.1% 限 度 額 :2 万 円 )に 基 づき 交 付 を 行 っています 参 考 善 通 寺

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後期高齢者医療制度

(5) 給 与 改 定 の 状 況 事 委 員 会 が 無 い た め 記 載 し て お り ま せ ん 1 月 例 給 事 委 員 会 の 勧 告 ( 参 考 ) 区 分 民 間 給 与 A 公 務 員 給 与 B 較 差 A - B 勧 告 ( 改 定 率 ) 給 与 改 定 率 国 の 改

母 子 医 療 対 策 費 462 (313,289) 国 4,479 1 不 妊 治 療 助 成 事 業 8,600 不 妊 治 療 費 用 の 一 部 を 助 成 し 経 済 的 負 担 の 軽 減 を 図 る 230, ,608 不 妊 治 療 費 の 増 加 による 増 額 分

児童扶養手当(大阪府)

65 発 送 管 理 2 賦 課 期 日 情 報 66 発 送 管 理 3 賦 課 期 日 情 報 67 発 送 管 理 4 賦 課 期 日 情 報 68 発 送 管 理 5 賦 課 期 日 情 報 69 発 送 管 理 6 賦 課 期 日 情 報 70 発 送 管 理 7 賦 課 期 日 情 報

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Transcription:

第 94 号 わ れ も こ う (1) 第 94 号 2015 年 12 月 25 日 発 行 高 槻 ライフケア 協 会 題 字 宮 原 和 子 さん 私 の 戦 争 体 験 江 郷 敏 枝 満 州 で 暮 らす 私 は 大 正 12 年 香 川 県 の 農 家 に 5 人 きょ うだいの 末 っ 子 として 生 まれました 結 婚 した のは 昭 和 19 年 8 月 夫 26 歳 私 は 22 歳 でした 夫 は 元 々 銀 行 に 勤 めていましたが 当 時 は 関 東 軍 の 中 尉 になっていました 丸 亀 の 女 学 校 で 家 庭 科 の 教 師 をしていましたが 結 婚 が 決 まると 夫 が 赴 任 先 の 満 州 から 迎 え に 来 てくれました 当 時 満 州 には 将 校 たちが 家 族 を 連 れて 赴 任 していました 立 派 な 官 舎 があり 部 隊 の 市 場 に 行 けば 肉 や 卵 お 菓 子 も 何 でも 手 に 入 りました 当 番 兵 が 毎 朝 夫 を 迎 えに 来 て 乗 馬 で 部 隊 まで 出 かけていき 何 不 自 由 のな い 生 活 でした 終 戦 の 年 の 夏 夫 は 航 空 隊 に 所 属 し 部 隊 は 満 州 北 部 のチチハルにいました あまり 話 さない 人 でしたが チチハルの 飛 行 場 から 赤 とんぼで 戦 地 に 行 く 人 を 見 送 ったというの を 何 回 か 聞 きました 飛 行 機 が 少 なくなり 練 習 機 で 出 立 したのでしょう 言 葉 にはしません でしたが もう 戻 ってこない 兵 士 を 見 送 ったと いうことだったのだと 思 います 残 された 者 たちの 苦 難 戦 局 が 危 うくなり 部 隊 は 家 族 を 連 れてチ チハルからハルピンに 移 動 しました 持 ち 物 といえば 布 団 一 枚 とわずかな 着 替 えだけ チ チハルに 残 してきた 荷 物 は 現 地 の 人 が 持 ち 去 っていきました 着 物 や 羽 織 長 襦 袢 を 肩 にかけてヒラヒラさせながら 線 路 際 を 走 ってい く 人 々の 姿 が 目 に 焼 き 付 いています 結 婚 の 時 日 本 から 持 ってきた 私 の 晴 れ 着 もその 中 に 見 えました ハルピンでは 当 時 あった 大 きな 日 本 のお 寺 に 身 を 寄 せました 数 日 後 部 隊 は 家 族 に 別 れを 告 げて 出 動 し あとには 妻 や 子 どもたち 34 人 が 残 りました 滞 在 していたお 寺 にソ 連 兵 がやってきたの は 夫 たちの 部 隊 が 出 動 していった 後 でした 私 たちは 鍋 底 の 炭 で 顔 を 真 っ 黒 に 塗 って 目 立 たないように 息 をひそめていました 大 きな 兵 隊 たちが 土 足 のまま 上 がってきて 持 って る 物 をみんな 出 せ と 言 いました 万 年 筆 時

(2) わ れ も こ う 第 94 号 計 あるものは 何 でも 出 しましたが 最 後 には 女 を 出 せ と 言 い 出 して 本 当 に 恐 ろしかった 部 隊 の 女 たちは 難 を 逃 れましたが 犠 牲 にな られた 女 性 もいました 玉 音 放 送 はハルピンで 聞 きました 夫 たち の 部 隊 がどうなったのかは なかなかわかりま せんでした ソ 連 の 捕 虜 としてシベリアに 連 れ ていかれるようだと 知 らせてくれたのは 途 中 逃 亡 してきた 兵 士 でした その 人 は 部 隊 の 消 息 を 知 らせるためにハルピンの 私 たち 家 族 の もとに 立 寄 ってくれたのです ともかくも 夫 が 生 きていることを 知 ってほっとしましたが 下 当 時 私 には 子 どもがいませんでしたが チ チハル 時 代 から 親 しくしていた 同 じ 部 隊 の 奥 さんで 4 人 の 子 を 育 てていた 人 から 4 歳 く らいの 男 の 子 を 一 人 預 かって 一 緒 に 生 活 し ていました また 男 たちが 仕 事 に 出 ている 昼 間 は 日 本 人 の 子 どもたちに 読 書 きを 教 え る 小 さな 学 校 で 先 生 をしていました 家 族 の 世 話 をするために 部 隊 から 少 尉 が 一 人 ハル ピンに 残 っていて その 人 から 頼 まれたので す どこからお 金 がでていたのか 毎 月 幾 ば くかの 謝 礼 をいただきましたが 使 い 道 もなく 手 元 に 残 していました 痢 をしていたと 聞 いてまた 不 安 になりました 大 丈 夫 元 気 になって 出 発 しましたよ と 言 われても もともと 腸 の 弱 い 性 質 でしたから 薬 もないのにどうしているのかと 心 配 でたまら ない 気 持 ちでした また 陸 軍 士 官 学 校 出 身 の 若 い 将 校 が 連 行 される 列 車 から 飛 降 り 自 殺 したことも 聞 きました 結 婚 したばかりの 妻 がいましたが まさかそんな 死 に 方 をするとは 思 いもしなかったと 思 います 日 本 に 帰 るすべもなく 私 たちはハルピン に 留 まることになりました お 寺 では 食 べるも のに 困 るので 地 位 のある 将 校 の 奥 さんだっ た 人 も 皆 中 国 人 の 家 や 商 店 などで 家 政 婦 や 下 働 きとして 住 込 みで 働 き 始 め 寝 る 場 所 と 食 べる 物 を 各 々 確 保 したのです 私 は 元 満 鉄 社 員 たちが 10 人 ほどで 借 りていた 家 で 賄 いなど 家 事 一 般 を 引 き 受 けました 敗 戦 で 満 鉄 がなくなった 後 中 国 人 のところで 人 夫 と して 働 いていた 人 たちで 朝 出 かけていく 彼 らのために 大 きな 鍋 で 高 粱 の 粥 を 炊 き 野 菜 を 加 えておじやにしました 帰 ってきたらまた おじや 朝 に 晩 に 作 りました 引 揚 げ 船 を 目 指 して ハルピンで 冬 を 越 し 翌 年 の 7 月 ごろだっ たでしょうか ついに 日 本 に 帰 れるという 情 報 が 届 きました 何 の 費 用 かは 知 りませんでし たが 帰 国 の 世 話 をしてくれる 人 に 1000 円 払 いました 子 どもが 小 さくて 働 けなかった 人 などお 金 を 準 備 できない 人 もあったようで 部 隊 長 の 奥 さんが 来 て あなたお 金 を 出 してく れる? と 言 われました 持 って 帰 っても 仕 方 のないものでしたから 喜 んで 出 しました 日 本 に 帰 国 して 何 年 かたって 部 隊 の 皆 さんの 集 ま りがあったとき あの 時 助 けていただきまし た と 声 をかけてこられた 奥 さんがありました この 人 の 役 に 立 っていたのだとわかって 本 当 に 嬉 しかったです 日 本 船 が 出 るという 満 州 の 南 の 端 の 港 を 目 指 して 何 百 人 という 人 がハルピンを 出 発 しま した 毎 日 毎 日 歩 き 夜 は 草 の 上 に 筵 を 敷 い て 野 宿 しました 雨 が 降 ってもどうしようもあり ません どこが 差 し 向 けてくれたのか 無 蓋 車 でしたが 時 々 列 車 に 乗 せてもらうことができま した 何 時 間 かすると 降 ろされまた 歩 きました

第 94 号 わ れ も こ う (3) 出 発 前 餅 をついて 道 中 の 食 糧 として 準 備 し ていましたが 途 中 で 無 くなってしまいました その 後 は 何 を 食 べていたのか よく 思 い 出 せ ません 発 疹 チブスなどの 病 気 にかかる 人 も ありました たくさんの 人 が 倒 れ 小 さな 子 ど もや 高 齢 の 人 が 次 々 亡 くなりました ハルピン で 一 緒 に 暮 らしていた 男 の 子 も 亡 くなったと 聞 きました 10 歳 くらいまでの 子 は ほとんど 亡 くなったのではないでしょうか 遺 体 を 焼 く ときは 2 3 日 同 じところに 留 まりました 死 人 の 山 だよ という 言 葉 をよく 耳 にしました 港 に 着 いたのは 8 月 末 か 9 月 です 日 本 に 向 かう 船 に 乗 せられたとき ようやくほっとするこ とができました てきた 私 のために 肌 着 から 着 物 まで 十 分 す ぎるほどの 衣 類 を 揃 えてくれました 1 週 間 ほ ど 滞 在 して 身 体 を 休 め 高 松 の 嫁 ぎ 先 に 帰 り ましたが それから 夫 がもどってくるまでの 苦 しい 時 代 両 親 や 兄 姉 たちには 本 当 によくし てもらいました 高 松 に 戻 って 結 婚 前 に 勤 めていた 女 学 校 を 訪 ねると 校 長 先 生 が 明 日 からでも 来 い と 言 ってくださり すぐ 勤 め 始 めまた 給 料 を 家 に 入 れることができたのは 幸 いでした 夫 がシベリアから 戻 ってきたのはそれから 2 年 後 の 10 月 でした 栄 養 失 調 で 顔 はむくみ どんなにひどい 生 活 をしていたのか 察 せされ ました 尋 ねると 食 べるものはあったよ キ ャベツ 畑 でキャベツをとってそのままかじった ふるさとに 帰 る 船 は 九 州 の 博 多 近 くの 港 につき 列 車 を 乗 継 いで 夫 の 実 家 のある 高 松 に 着 いたのは 昭 和 21 年 の 多 分 10 月 だったと 思 います 空 襲 で 焼 け 出 された 両 親 と 二 人 の 義 妹 たちは 郊 外 に 二 間 ばかりの 小 さなアパートを 借 りて いました どうしたものかと 迷 いましたが 昔 人 間 です 嫁 いだ 以 上 はここが 居 場 所 と 思 い 定 め 一 緒 に 夫 の 帰 りを 待 たせてもらうことにし ました むこうには キャベツも 食 べられない 貧 しい 人 があったから 我 々の 方 がマシだ などと 言 っ て 自 分 が 辛 かったことはほとんど 話 そうとし ませんでした 銀 行 に 戻 った 夫 は 両 親 に 心 配 をかけたからと できたばかりの 高 松 支 店 への 配 属 を 希 望 しました 家 を 再 建 し 生 活 の 心 配 もなくなりました 私 は 女 学 校 の 勤 めを 辞 め その 後 3 人 の 子 どもに 恵 まれました 昭 和 30 年 に 大 阪 支 店 へ 異 動 となるまで 高 松 で 暮 らしました 数 日 後 列 車 で 1 時 間 ほどのところにあっ た 私 の 実 家 にも 帰 国 の 挨 拶 に 行 きました 当 時 実 家 は 母 屋 には 満 州 から 引 き 揚 げてきた 兄 の 一 家 が 父 母 と 一 緒 に 暮 らし 離 れには 高 松 の 空 襲 で 焼 け 出 された 次 姉 が 舅 姑 子 ど もたちを 連 れて 疎 開 してきていました 田 舎 も 人 でいっぱいでしたが 皆 やつれきった 私 を 気 遣 ってくれました 母 は 身 体 全 体 冷 え 切 っている と 言 って 毎 日 薬 風 呂 を 焚 いてく れました 姉 たちは 着 の 身 着 のままで 帰 っ 孫 たちの 成 長 を 楽 しみに 14 年 前 に 82 歳 で 夫 が 亡 くなりました 目 が 不 自 由 になっていた 私 のことを 子 どもたち が 話 合 い 近 くに 住 む 長 女 が 私 がお 母 さん の 面 倒 をみます と 言 ってくれました 以 来 長 女 とその 家 族 のお 世 話 になってきました いやな 顔 もせず 支 え 続 けてくれて 母 娘 のあ いだでもなかなかできないことだと 感 謝 してい ます

(4) わ れ も こ う 第 94 号 今 は 週 の 半 分 は 我 が 家 で 暮 らしています ずっと 長 女 の 家 でお 世 話 になれば 楽 かもし れませんが 仏 さまが 気 になります また 私 がここにいると 長 男 次 男 や 孫 たちが 会 い に 来 てくれます それは 私 の 楽 しみで その 為 にヘルパーさんのお 世 話 になっています 皆 親 切 で 私 が 困 らないように 準 備 し ここ に 置 いています こうしておきますよ と 細 か てくれた 国 にもお 礼 をいいたいです このお 正 月 にも 家 族 が 皆 集 まります 孫 は 全 部 で 6 人 学 生 もいますが 全 員 成 人 して います お 年 玉 は 毎 年 渡 します もう 働 いて るからいいよ 私 がおばあちゃんにあげなき ゃ などと 言 ってくれます 皆 それぞれに 懸 命 に 生 きている この 孫 たちの 成 長 が 今 の 私 の 一 番 の 楽 しみになっています いことまで 伝 えてくれて いい 人 に 恵 まれまし た また 私 は こうした 制 度 介 護 保 険 を 創 っ 本 の 紹 介 句 集 風 と 出 会 う ~ 豊 中 で ともに 学 んだ 三 人 の 俳 人 たち~ かつらきよこ 編 著 川 島 書 店 2015 年 発 行 1800 円 1972 年 大 阪 府 豊 中 市 で 重 い 障 がい のある 子 どもたちも 地 域 の 学 校 で 受 け 入 れ ようという 取 組 みが 始 まりました 市 内 の 拠 点 校 に 設 置 された ひろがり 学 級 からスタ ートし やがてきょうだいや 近 所 の 友 達 と 同 じ 学 校 へ 通 えるようになり クラスの 友 達 と 一 緒 に 学 び 中 学 校 を 卒 業 した 子 どもたち がいました 友 達 と 一 緒 に 高 校 生 になりたいと 府 立 高 校 を 受 験 しましたが 当 時 の 高 校 入 試 には 介 助 者 が 認 められず 進 学 はかないません でした 学 びたい 分 けられたくない 当 たり 前 の 一 人 の 人 間 として 生 きていきた い と 卒 業 後 の 活 動 場 所 を 模 索 する 子 ども たちの 思 いに 地 域 の 歯 科 医 師 が 賛 同 して 学 習 所 が 開 設 されたのは 1982 年 のことで した 句 集 風 は 学 習 所 に 集 った 馬 場 智 弘 さん 伊 藤 弘 昭 さん 兵 頭 早 苗 さんの 3 人 が 俳 人 高 野 洋 子 さんの 指 導 のもとに 詠 ん だ 句 をまとめたもので 1988 年 の 第 一 号 から 2002 年 の 第 五 号 まで 約 1300 句 が 収 められています 日 常 の 何 気 ない 風 景 や 旅 の 思 い 出 季 節 の 移 ろい 周 りの 人 へ の 思 いなどが 表 現 されています 後 に 風 に 感 銘 を 受 けた 兵 頭 さんの 中 学 時 代 の 恩 師 かつらきよこさんが たくさ んの 人 に 知 ってもらいたいと 風 から 250 句 を 抜 粋 し 3 人 の 歩 み 豊 中 市 の 障 がい 児 教 育 の 歴 史 などをあわせて 編 集 したもの が 本 書 句 集 風 と 出 会 う です 俳 句 好 きの 方 ばかりでなく 教 育 にたずさわる 人 にも 是 非 お 勧 めしたい 一 冊 です 新 しい 手 袋 はめて 友 と 会 う 早 苗

第 94 号 わ れ も こ う (5) 上 野 谷 加 代 子 先 生 の 講 演 と パネルディスカッションの 集 い 報 告 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 あすなろ 地 域 交 流 センター 運 営 委 員 米 谷 章 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 あすなろ が オープンして 8 か 月 住 民 参 加 と 地 域 福 祉 の 推 進 を 掲 げ カフェやセミナーの 開 催 な ど 多 彩 な 事 業 を 展 開 してきました 取 組 の 一 区 切 りとなる 催 しとして 12 月 に 入 った 6 日 講 演 とパネルディスカッションの 集 い が 日 吉 台 自 治 会 館 で 開 催 されました 開 会 時 には 追 加 のイスの 置 き 場 も 無 いほ どの 大 盛 況 となり 川 浪 理 事 長 の 挨 拶 に 続 きさっそく 同 志 社 大 学 教 授 の 上 野 谷 加 代 子 先 生 の 住 み 慣 れた 地 域 で 暮 らし 続 けた い をテーマにした 講 演 となりました 人 口 の 減 少 超 高 齢 化 のなかで 生 きづらさが 増 大 している 住 み 慣 れた 地 域 社 会 の 中 で 近 隣 の 人 びとと 社 会 関 係 を 保 ち 普 通 の 生 活 (くらし)を 送 られるような 状 態 を 創 ること が 地 域 福 祉 とし 地 域 で 立 場 の 違 う 様 々な 人 びとが 力 を 合 わせ 新 たな 縁 を 創 ることや 専 門 職 と 住 民 が 連 携 しセミフォ ーマルな 課 題 解 決 の 取 組 が 重 要 と 事 例 を 交 え 地 域 福 祉 の 重 要 性 を 示 されました 第 2 部 は 住 みやすい 地 域 づくり をテ ーマにパネルディスカッション まず 日 吉 台 自 治 会 の 上 田 泰 典 さんが 豊 かな 住 環 境 を 守 る 街 づくりや 地 域 一 体 となる 防 災 の 取 組 など 活 動 の 充 実 に 努 めてきた と 報 告 続 いて 天 神 山 地 区 福 祉 委 員 会 の 柿 本 悦 子 さんから 地 域 の 高 齢 化 が 顕 著 支 え 合 いの 関 係 づくりを 進 めてきて ようやく 成 果 が 見 え 始 めた 住 みやすい 地 域 づくりは 互 いに 顔 見 知 りになることから との 話 が 認 知 症 の 人 と 家 族 を 支 える 会 の 竹 中 邦 雄 さんからは 認 知 症 の 家 族 の 方 の 継 続 し た 交 流 と 相 談 の 場 が 必 要 そのための 活 動 を 行 ってきた 軽 度 の 段 階 のケアが 求 められる 早 い 段 階 で 対 応 できるシステム の 構 築 を 望 む との 主 張 がなされました 民 生 委 員 児 童 委 員 協 議 会 北 日 吉 台 地 区 の 丸 山 啓 治 さんは ふれあい 喫 茶 を 開 催 している 十 分 な 機 会 とは 言 えないが 地 域 のつながりづくりに 大 きな 意 義 があること と 確 信 している との 体 験 を 話 されました 4 人 のパネリストの 発 表 に 上 野 谷 先 生 か らは 人 は 集 うてなんぼ! 住 みよい 地 域 づ くりにプログラムの 工 夫 など 一 層 の 努 力 を と エールが 送 られました この 後 会 場 から 上 野 谷 先 生 への 感 謝 の 言 葉 も 出 され 終 始 笑 いのある 楽 しい 雰 囲 気 で 盛 況 の 裡 に 閉 会 となりました

(6) わ れ も こ う 第 94 号 事 業 所 だより 地 球 温 暖 化 の 影 響 か 暖 かい 12 月 です デイのテーブルには 華 やかなピンクの 椿 が 飾 られています さざんか? えー 椿 な の! 椿 っていつ 頃 咲 くんやったかな 旅 行 に 行 った 時 たくさん 赤 い 椿 が 咲 いてた わ と そんな 会 話 が 始 まります クリスマスが 近 づいて 今 年 は 紙 製 のリー スを 皆 さんで 一 緒 に 作 りました 色 紙 で 三 角 形 のパーツを 26 個 折 り 輪 に 組 んで 水 玉 や 星 形 模 様 の 飾 りをつけて 仕 上 げます 通 所 介 護 肩 がこるからあまり 一 生 懸 命 折 らないで~ とスタッフがあわてるほど 皆 さん 熱 心 にパ ーツを 折 ってくださり カラフルでかわいい 紙 のリースがたくさんできました カズラのツ ルを 円 形 に 整 えて 色 を 塗 った 松 ボックリを つけたリースはシックな 感 じ 去 年 みんなで 作 ったフェルト 製 のツリーも 一 緒 に 壁 に 飾 っ ています クリスマス 週 間 には 恒 例 お 楽 しみの 蕎 麦 うち 行 事 も 予 定 しています 訪 問 介 護 こちらの 事 業 所 で 働 くようになり 半 年 が 過 ぎました 両 親 と 同 じ 世 代 の 利 用 者 さんの 日 常 に 接 する 中 で 若 いころは 親 に 心 配 か けたり 反 抗 したこと 子 育 ての 最 中 は 親 の 気 持 ちに 寄 り 添 う 余 裕 がなかったことなど 思 い 出 し 反 省 することしきりです 3 か 月 程 前 からTさん 夫 妻 の 家 に 訪 問 介 護 に 入 っています 脳 梗 塞 の 後 遺 症 がある Tさん 生 活 身 体 の 不 安 と 混 乱 でパニック になり 大 きな 声 でケアワーカーを 叱 責 され ることもたびたびで コミュニケーションの 難 しさを 感 じていました そんな 中 先 日 ふと 部 屋 に 置 いてあるお 孫 さんの 写 真 のことを 尋 ねたら 他 の 写 真 もたくさん 出 してこられ ました 奥 様 も 一 緒 に 写 真 を 見 ながら 成 長 されたお 孫 さんの 話 や 仕 事 をしていたとき の 話 をお 聞 きすることができました 知 らな かった T さんの 一 面 に 触 れることができて 嬉 しく 思 いました (サービス 提 供 責 任 者 K) くらし 創 造 の 家 朋 (とも) 生 活 介 護 風 が 気 持 ちよい 10 月 は 散 歩 ドライブ ゲーム 等 をして 活 動 的 に 過 ごしました 風 船 バレーでは 普 段 穏 やかな N 君 が 得 点 を 入 れて 勝 利 すると ウォー! と 雄 叫 びをあ げながら 両 手 をいっぱいに 広 げガッツポー ズ! 勇 ましい 表 情 を 見 せてくれました ハロウィンの 週 は 日 替 わりでかぼちゃを 使 ったかぼちゃプリン かぼちゃ 羊 羹 かぼち ゃ 蒸 しパンなどなど 甘 ~いおやつを 味 わ いました みんなで 化 粧 をして メイド ハリ ーポッター 魔 女 になりきりハイ ポーズ!お 互 いを 披 露 しあいながら 盛 り 上 がりました

第 94 号 わ れ も こ う (7) くらし 創 造 の 家 朋 (とも) 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 9 月 の 敬 老 会 では 男 性 スタッフが 女 装 女 性 スタッフが 男 装 してラインダンスを 踊 り ました 気 持 ち 悪 い~ と 大 爆 笑 女 装 スタ ッフと 利 用 者 が 一 人 ずつ 記 念 撮 影 すること になり なぜか 嬉 しそうな 笑 顔 がはじけまし た その 後 は 富 田 健 康 を 守 る 会 のコーラス の 方 と 懐 かしい 歌 を 一 緒 に 歌 い 楽 しいひ と 時 を 過 ごしました 10 月 は 生 活 介 護 と 合 同 運 動 会 を 開 催 赤 白 に 分 かれてパン 食 い 競 争 借 り 物 競 争 玉 入 れ お 玉 リレーをしました 私 は 出 来 へんわ と 言 っていた N さんも 早 歩 きで 参 加 され 勝 つと 大 喜 びされていました 応 援 にも 力 が 入 り 声 がガラガラになるくらい 大 きな 声 で 応 援 しました 残 念 ながら 生 活 介 護 の 白 チームが 優 勝 次 は 頑 張 ろうな~ と 早 くも 来 年 の 話 が でていました あすなろ 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 あすなろのお 隣 のお 家 に 柿 がなってい ました 利 用 者 のNさんが りっぱな 渋 柿 や なぁ ちょっともらえんかなぁ と 一 言 お 隣 の 快 いお 返 事 をいただき 干 し 柿 づくりが 始 まりました 利 用 者 Sさんは ほんに 昔 は 毎 年 しよったなぁ と Iさんは どこのお 家 も 作 ってましたね と 懐 かしそうにお 話 をしながら 手 早 く 皮 をむいて 下 さいました 2 階 のベランダにつるした 柿 を 見 ながら 鳥 に 食 べられへん? 時 々 手 でもんだ ほうがええよ 食 べ 頃 はまだやな と 皆 さん 楽 しみにされていました 手 作 りの 干 し 柿 を ほおばりながら 甘 い!おいしくなっとる わ 昔 は 干 し 柿 なんて 買 うもんやなかった な と 話 に 花 が 咲 きました 恒 例 のバザーやつきたてのお 餅 泉 州 尾 崎 漁 港 からのみりん 干 しやちりめん わかめなど 海 産 物 の 販 売 試 食 コーナーもあり 是 非 お 立 ち 寄 り 下 さい 好 評 の 煎 れたてコーヒーも お 楽 しみに! 2016 年 3 月 23 日 ( 水 )10:00~14:00 くらし 創 造 の 家 朋 (とも)

(8) わ れ も こ う 第 94 号 お 伊 勢 さんバス 旅 行 の 記 くらし 創 造 の 家 朋 (とも) 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 介 護 職 員 轟 木 悟 毎 年 恒 例 になっている 後 援 会 主 催 の 秋 の 日 帰 りバス 旅 行 が 今 年 も 開 催 されました くらし 創 造 の 家 朋 (とも)の 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 からは 利 用 者 様 5 名 スタッフ 5 名 の 10 名 が 参 加 しました 毎 年 の 参 加 を 心 待 ちにしている 利 用 者 様 もおられ 毎 回 楽 しませてくださる 主 催 者 の 皆 さんには 感 謝 しております 今 回 の 行 先 はお 伊 勢 さんです 海 の 幸 山 の 幸 ともに 豊 富 なところなので 参 加 される 利 用 者 の 皆 様 も 楽 しみにされていました ス タッフのAさんが かき 氷 の 中 に 銘 菓 赤 福 が 入 った 赤 福 氷 があるという 話 をしたところ 利 用 者 の 皆 様 も 興 味 を 持 たれたようで 是 非 みんなで 食 べよう! と 盛 り 上 がっており ました 行 きの 道 中 は 特 に 渋 滞 もなくスムーズに 進 み 伊 勢 神 宮 内 宮 に 到 着 したのは 12 時 前 でした 早 速 おかげ 横 丁 内 のお 店 でお 食 事 です お 刺 身 や 煮 物 をおいしく 頂 きま した サザエのつぼ 焼 きもありますね~ サザエ 食 べるの 久 しぶりやわ うまいわ~ 苦 いけど と 食 べていた 私 に M 様 が 苦 いところは 取 るもんやで! と 教 えてください ました 知 らなかったぁ お 食 事 を 平 らげた 後 は お 楽 しみのおか げ 横 丁 散 策 です!まずは 赤 福 のお 店 へ し かし 生 憎 すごい 行 列 でして 赤 福 氷 は 諦 め ざるを 得 ませんでした 残 念 気 を 取 り 直 して 横 丁 を 進 んでいくと おいしそうな 匂 い が 漂 います おっ 松 坂 牛 串 焼 き!でも 1,000 円 は 高 いなぁ~ということで 400 円 の 飛 騨 牛 串 焼 きをみんなで 食 べました うま い! 飛 騨 牛 も 十 分 おいしいですね~ お 肉 が 好 きなN 様 もT 様 も おいしいわ~ と 喜 ん でおられました I 様 とM 様 はご 当 地 ソフトク リームも 堪 能 されました 皆 さん 満 足 された ようです いい 笑 顔 です よかった! 帰 りは 車 内 で 歌 を 合 唱 して 盛 り 上 がり 高 槻 市 役 所 前 に 着 いたのは 午 後 5 時 でした 日 帰 りの 旅 行 でも 詰 め 込 み 過 ぎず ゆる 過 ぎず 健 康 な 方 も 介 護 度 の 高 い 利 用 者 様 も 皆 さん 楽 しめたのではないかと 思 いま す 改 めて 企 画 された 方 々に 感 謝 いたし ます ありがとうございました

第 94 号 わ れ も こ う (9) サービス 提 供 実 績 報 告 (2015 年 9 月 ~11 月 ) 社 会 福 祉 法 人 訪 問 介 護 利 用 件 数 2,555 件 利 用 時 間 2,175.51 時 間 生 活 援 助 1,292.93 時 間 身 体 介 護 882.58 時 間 介 護 予 防 訪 問 介 護 利 用 件 数 1,091 件 利 用 時 間 1,076.47 時 間 ケアワーカー 派 遣 サービス 利 用 件 数 444 件 利 用 時 間 498.5 時 間 家 事 援 助 291.0 時 間 身 辺 ケア 72.0 時 間 社 会 的 援 助 135.5 時 間 特 定 非 営 利 活 動 法 人 福 祉 移 送 サービス 利 用 件 数 22 件 利 用 時 間 1,470 分 利 用 距 離 485 km 障 害 福 祉 居 宅 介 護 利 用 件 数 3,033 件 利 用 時 間 3,056.15 時 間 家 事 援 助 1,258.75 時 間 身 体 介 護 1,493.40 時 間 通 院 介 助 304.00 時 間 重 度 訪 問 介 護 利 用 件 数 162 件 利 用 時 間 289.50 時 間 同 行 援 護 利 用 件 数 267 件 利 用 時 間 546.50 時 間 移 動 支 援 利 用 件 数 632 件 利 用 時 間 1,891.0 時 間 物 品 販 売 にご 協 力 ください コーヒー( 豆 挽 ) 焙 煎 工 房 タイムリーのティールーム で 使 用 している 特 別 焙 煎 豆 1 kg:1,700 円 500g:850 円 産 直 りんご 長 野 県 の 岩 下 りんご 園 から 秋 の 味 覚 *サンふじ L 寸 のみ 在 庫 あり *りんごジュース 1 箱 6 本 入 り 4,200 円 島 原 手 延 べ 素 麺 眉 山 の 糸 長 崎 県 島 原 市 の 白 山 製 麺 製 です 1 kg~5 kg : 1,200 円 ~5,300 円 * 高 槻 市 茨 木 市 島 本 町 枚 方 市 は 送 料 無 料 (その 他 の 地 域 は 実 費 ) おとひめこんぶ 南 北 海 道 椴 法 華 村 の 黒 口 浜 一 帯 で 育 成 された 真 昆 布 一 年 物 です 1 袋 :500 円

(10) わ れ も こ う 第 94 号 年 末 年 始 のお 休 みのお 知 らせ 居 宅 介 護 支 援 12 月 31 日 ( 木 )~1 月 3 日 ( 日 ) 生 活 介 護 12 月 30 日 ( 水 )~1 月 3 日 ( 日 ) 通 所 介 護 12 月 31 日 ( 木 )~1 月 3 日 ( 日 ) 事 務 所 12 月 31 日 ( 木 )~1 月 3 日 ( 日 ) 訪 問 介 護 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 居 宅 介 護 移 動 支 援 ケアワーカー 派 遣 サービスは 変 わりなく 活 動 しています ご 協 力 に 感 謝 します( 敬 称 略 順 不 同 ) < 社 会 福 祉 法 人 > 2015 年 9 月 1 日 ~12 月 21 日 寄 附 金 2015 年 度 累 計 3,124,000 円 堀 越 眞 弓 山 縣 美 智 恵 牧 口 明 柗 上 利 男 高 槻 ライフケア 協 会 後 援 会 石 名 田 眞 人 米 谷 章 上 野 谷 加 代 子 濱 田 了 子 藤 森 善 重 寄 贈 森 木 洋 子 安 見 次 生 塚 本 久 美 子 小 林 フジ 子 藤 森 善 重 井 上 吉 弘 社 会 福 祉 法 人 高 槻 ライフケア 協 会 への 寄 附 金 は 確 定 申 告 の 際 税 額 控 除 制 度 の 適 用 を 受 けることができます <NPO 法 人 > 後 援 会 費 2015 年 9 月 1 日 ~12 月 14 日 2015 年 度 累 計 345,000 円 個 人 会 員 : 西 林 操 高 原 光 子 岩 田 由 美 子 樟 正 子 大 山 光 子 西 村 順 雄 寄 附 金 深 尾 徳 彦 ( 政 子 ) 編 集 後 記 2015 年 度 累 計 27,000 円 利 用 者 宅 を 訪 問 する 道 々で 住 宅 の 庭 木 がすっきりと 剪 定 されているのをみかけます 一 方 で 現 役 時 代 に 建 てた 家 の 維 持 管 理 ができなくなっているケースもあるようです 先 日 も 一 人 暮 らしの 主 は 入 院 遠 方 に 暮 らす 子 どもたちの 連 絡 先 はわからず 伸 び 放 題 の 枝 から 散 る 落 ち 葉 や 雑 草 に 近 所 の 人 が 困 っているという 話 を 耳 にしました そんなことも これからの 地 域 の 課 題 のひとつと 言 えるかもしれません 社 会 福 祉 法 人 高 槻 ライフケア 協 会 特 定 非 営 利 活 動 法 人 高 槻 ライフケア 協 会 569-0806 高 槻 市 明 田 町 5-7 569-0802 高 槻 市 北 園 町 4-19 TEL(072)683-4945 追 悼 田 邉 俊 男 様 が 12 月 19 日 にご 逝 去 されました 謹 んでご 冥 福 をお 祈 り 申 し 上 げます TEL(072)682-4119