意 見 書 6 枚 中 1 枚 目 受 理 2380 1 6 13 私 たちの 時 代 と 歴 史 ( 全 体 ) 運 動 会 の 歴 史 は 学 習 指 導 要 領 に 示 す 内 容 の (1)の 現 代 の 社 会 やその 諸 課 題 が 歴 史 的 に 形 成 されたものであるという 観 点 から, 近 現 代 の 歴 史 的 事 象 と 現 在 との 結 び 付 きを 考 える 活 動 を 通 して, 歴 史 への 関 心 を 高 め 及 び 内 容 の 取 扱 い の(3) 2(1) のアの 近 代, 現 代 などの 時 代 区 分 の 持 つ 意 味, 近 現 代 の 歴 史 の 考 察 に 有 効 な 諸 資 料 についても 扱 うこ と に 照 らして, 扱 いが 不 適 切 で 2 11 中 右 写 爆 弾 三 勇 士 の 影 響 写 プショ ン 中 の 1923 年 誤 りで 3(1) 3 14 19 東 アジアとの 交 流 ( 全 体 ) 東 アジアとの 交 流 は 学 習 指 導 要 領 に 示 す 目 標 の 我 が 国 の 近 現 代 の 歴 史 の 展 開 を 諸 資 料 に 基 づ き 地 理 的 条 件 や 世 界 の 歴 史 と 関 連 付 け, 現 代 の 諸 課 題 に 着 目 して 考 察 させることによって, 歴 史 的 思 考 力 を 培 い, 国 際 社 会 に 主 体 的 に 生 きる 日 本 国 民 とし 2(1) ての 自 覚 と 資 質 を 養 う に 照 らして, 扱 いが 不 適 切 で 4 14 24 26 日 本 の 僧 たちも 遣 隋 使 や 遣 唐 使, 遣 新 羅 使 として 中 国 や 朝 鮮 半 島 に 渡 ってい った 僧 たちが 遣 隋 使 や 遣 唐 使 や 遣 新 羅 使 であったかのよ うに 5 14 地 図 仏 教 の 伝 播 中 の 6 世 紀 以 前 及 び 6 世 紀 中 頃 本 文 68 目 1 世 紀 ころ 中 国 に 伝 わった 仏 教 は,4 世 紀 後 半 朝 鮮 半 島 に 伝 わり,6 世 紀 中 頃, 百 済 から 仏 教 と 経 典 が, 当 時 倭 とよばれていた 日 本 にもたら された との 関 係 が 理 解 し 難 い 6 18 左 下 写 写 真 唐 子 踊 り キャプション 中 の 岡 山 県 牛 窓 町 現 在 の 地 名 として 不 正 確 で 3(1) 7 19 20 21 朝 鮮 通 信 使 の 来 日 は,1816 年 の 対 馬 へ の 使 節 来 訪 をもって 終 結 した 朝 鮮 通 信 使 の 最 後 の 来 日 の 年 を1816 年 とするのは 誤 りで 3(1) 地 図 中 のドイツの 国 境 8 22 地 図 の 欄 には 義 務 教 育 諸 学 校 教 科 用 図 書 又 は 高 等 学 校 教 科 用 図 書 の
意 見 書 6 枚 中 2 枚 目 受 理 2380 9 23 左 下 地 図 地 図 江 戸 湾 の 防 備 中 の 金 沢 位 置 が 不 正 確 で 3(1) 10 27 右 中 写 写 真 大 谷 鬼 次 の 奴 江 戸 兵 衛 キャプ ション 中 の 東 洲 斎 写 楽 東 京 国 立 博 物 館 蔵 理 解 し 難 い 表 現 で 11 28 左 上 写 写 真 黒 船 を 見 物 する 人 々 キャプシ ョン 中 の( 埼 玉 県 立 博 物 館 蔵 ) 所 蔵 先 の 名 称 として 不 正 確 で 3(1) 地 図 中 のイタリアの 国 境 不 正 確 で 12 38 地 図 3(1) 13 40 15 政 府 は 士 農 工 商 の 四 民 の 区 別 を あらため, 公 家 大 名 を 華 族, 武 士 を 士 族, 農 工 商 の 人 々を 平 民 とした 江 戸 時 代 の 身 分 制 度 について 誤 解 するおそれのある 表 現 で 14 44 14 16 政 府 は, 清 国 を 宗 主 国 とする 朝 鮮 の 地 位 を 一 段 低 くした 国 交 に 改 めようとし て,1871 年, 清 国 との 間 で 相 互 に 平 等 な 日 清 修 好 条 規 をむすんだ 日 清 修 好 条 規 について 誤 解 するおそれのある 表 現 で 15 44 18 朝 鮮 とむすんでいた 条 約 ( 己 酉 約 条 ) を 一 方 的 にやぶった 明 治 初 年 の 日 朝 関 係 について 誤 解 するおそれのある 表 現 で 16 48 下 右 地 図 地 図 中 に 描 かれた 事 件 名 の 色 分 け 理 解 し 難 い 表 現 で 56 右 3 同 化 政 策 ( 風 俗 改 良 運 動 ) 同 化 政 策 と 風 俗 改 良 運 動 が 同 じものであるかのよう に 折 口 信 夫 のルビ 中 の おりぐち ルビとして 不 正 確 で 18 57 26 3(1) の 欄 には 義 務 教 育 諸 学 校 教 科 用 図 書 又 は 高 等 学 校 教 科 用 図 書 の
意 見 書 6 枚 中 3 枚 目 受 理 2380 19 59 下 地 図 タイトル 台 湾 征 服 戦 争 (65 小 見 出 し 下 関 条 約 と 台 湾 征 服 戦 争, 及 び 同 右 上 地 図 タイトル 日 清 戦 争 台 湾 征 服 戦 争 も 同 様 ) 台 湾 征 服 戦 争 という 用 語 が 一 般 的 であるかのよ うに 20 61 19 伊 藤 博 文 山 県 有 朋 松 方 正 義 ら 長 州 薩 摩 両 藩 出 身 の 官 僚 政 治 家 は, 議 会 開 設 後 も 元 老 として 政 治 運 営 の 実 権 を にぎり, 交 代 で 政 権 を 担 当 した 元 老 の 性 格 と 役 割 について 誤 解 するおそれのある 表 現 で 21 64 小 見 出 し 壬 午 軍 乱 と 甲 申 政 変 中 の 甲 申 政 変 及 び 本 文 22 目 ( 甲 申 政 変 ) (70 日 朝 関 係 年 表 中 の 甲 申 政 変 も) 22 68 23 28 日 露 戦 争 は, 最 新 兵 器 を 装 備 した 大 兵 力 が 対 決 し, 補 給 力 のかぎりをつくし た 物 量 戦 であり, 世 界 最 初 の 総 力 戦 で あった 日 露 戦 争 および 総 力 戦 について 誤 解 するおそれのあ る 表 現 で 23 70 7 8 すでに 韓 国 政 府 は 皇 帝 の 臨 席 する 会 議 で 条 約 案 拒 絶 の 結 論 を 出 していたが 第 二 次 日 韓 協 約 が 結 ばれる 経 緯 について 誤 解 するお それのある 表 現 で 24 77 側 注 4 南 方 熊 楠 のルビ 中 の みながた 103 21 目 南 方 熊 楠 のルビ 中 の みなかた と 相 互 に 矛 盾 している 3(1) 25 82 左 9 東 京 開 成 学 校 野 球 が 伝 えられた 当 時 の 名 称 として 不 正 確 で 3(1) 26 84 地 図 地 図 中 のカメルーンの 塗 色 カメルーンをすべてフランス 領 とするのは 不 正 確 で 3(1) 27 92 右 下 写 写 真 堤 岩 教 会 事 件 キャプション 中 の 教 会 にキリスト 教 徒 29 人 を 監 禁 し 火 を 放 って 虐 殺 し 堤 岩 教 会 事 件 について 誤 解 するおそれのある 表 現 で 28 107 地 図 上 地 図 中 の 枢 軸 国 側 の 最 大 勢 力 範 囲 における 満 州 国 の 塗 色 下 地 図 アジア 太 平 洋 戦 争 中 の 満 州 国 の 塗 色 との 関 係 が 理 解 し 難 い の 欄 には 義 務 教 育 諸 学 校 教 科 用 図 書 又 は 高 等 学 校 教 科 用 図 書 の
意 見 書 6 枚 中 4 枚 目 受 理 2380 29 111 30 31 ワシントン ロンドン 両 海 軍 条 約 が 日 本 の 破 棄 通 告 などで 失 効 した 両 海 軍 条 約 失 効 の 経 緯 について 誤 解 するおそれのあ る 表 現 で 30 114 6 中 国 人 約 20 万 人 を 殺 害 し ( 同 側 注 1も 含 む) 南 京 事 件 の 犠 牲 者 数 について 諸 説 を 考 慮 していない 2(6) 31 120 アジア 太 平 洋 戦 争 (タイトル 及 び121 3 目 ) 32 121 側 注 5 戦 後, 日 本 でも 太 平 洋 戦 争 の 名 称 が 使 われてきたが, 近 年, 日 本 の 侵 略 した 地 域 がアジアと 太 平 洋 地 域 であること を 示 すため,この 名 称 が 使 われるよう になった 呼 称 としての 太 平 洋 戦 争 について 誤 解 するおそ れのある 表 現 で 奈 良 女 子 師 範 学 校 名 称 として 不 正 確 で 33 127 27 3(1) 34 128 23 26 アジア 各 地 でも 朝 鮮 人 民 革 命 軍 や 韓 国 光 復 軍 などが 抗 日 運 動 を 続 けてい た 朝 鮮 人 民 革 命 軍 について 誤 解 するおそれのある 表 現 で 35 134 141 近 代 の 追 究 ( 全 体 ) 砂 利 鉄 道 ってなんだ? は 学 習 指 導 要 領 に 示 す 内 容 の(2)のウの 近 代 における 政 治 や 経 済, 国 際 環 境, 国 民 生 活 や 文 化 の 動 向 が 相 互 に 深 くかか わっているという 観 点 から, 産 業 と 生 活, 国 際 情 勢 と 国 民, 地 域 社 会 の 変 化 などについて, 具 体 的 な 歴 2(1) 史 的 事 象 と 関 連 させた 適 切 な 主 題 を 設 定 して 追 究 し 表 現 する 活 動 を 通 して, 歴 史 的 な 見 方 や 考 え 方 を 育 てる に 照 らして 扱 いが 不 適 切 で 36 135 右 下 地 図 地 図 下 河 原 鉄 道 の 線 路 中 の 南 武 線 の 線 路 分 倍 河 原 と 府 中 本 町 との 間 がつながっておらず, 不 正 確 で 3(1) 37 147 4 5 サハリンに 強 制 連 された 朝 鮮 人 は, 日 本 政 府 が 帰 還 措 置 をとらなかったた め,そこに 置 き 去 りにされた サハリンの 朝 鮮 人 が 置 き 去 りにされた 経 緯 について の 欄 には 義 務 教 育 諸 学 校 教 科 用 図 書 又 は 高 等 学 校 教 科 用 図 書 の
意 見 書 6 枚 中 5 枚 目 受 理 2380 38 147 14 15 しかしオランダが 独 立 を 認 めなかった ため,1948 年 まで 独 立 戦 争 が 展 開 され た インドネシア 独 立 戦 争 を1948 年 までとするのは 断 定 的 にすぎて 39 1 左 1 2 1945 年 11 月 からの 国 共 内 戦 は 国 共 内 戦 開 始 の 時 期 として 不 正 確 で 3(1) 40 1 22 23 左 1971 年,ニクソン 大 統 領 が 中 国 を 訪 問 し 友 好 関 係 を 樹 立 した ニクソン 訪 中 の 年 が 誤 りで 3(1) 41 1 小 見 出 し 日 中 の 国 交 回 復 国 交 回 復 後 の 日 中 関 係 及 び 右 12 目 国 交 回 復 後 ( 左 下 写 真 訪 中 した 田 中 角 栄 首 相 キャプションも 同 様 ) 国 交 回 復 とするのは 不 正 確 で 3(1) 地 図 中 の 東 南 アジアの 塗 色 理 解 し 難 い 表 現 で 42 2 地 図 43 8 24 28 そのなかで1982 年 には, 教 科 書 で 侵 略 を 進 出 とあらためさせよ うとしたため, 中 国 韓 国 から 抗 議 を 受 けた 説 明 不 足 で 理 解 し 難 い 表 現 で 44 180 23 1994 年,クリントン 米 大 統 領 が 来 日 し て 発 表 した 日 米 共 同 宣 言 で 年 次 が 誤 りで 3(1) 45 180 25 26 こうして 日 米 安 保 体 制 は, 湾 岸 戦 争 の ような 地 域 紛 争 に 対 処 するための 同 盟 として 位 置 づけられ 日 米 安 保 体 制 について 誤 解 するおそれのある 表 現 で 沖 縄 本 土 地 図 地 図 に 学 習 上 必 要 な 年 次 が 示 されていない 46 181 上 地 図 2(10) 47 185 側 注 6 政 府 は,この 法 律 によって 国 民 に 国 旗 掲 揚, 国 歌 斉 唱 などを 強 制 するもので はないことを 国 会 審 議 で 明 らかにした しかし 現 実 はそうなっていない 説 明 不 足 で の 欄 には 義 務 教 育 諸 学 校 教 科 用 図 書 又 は 高 等 学 校 教 科 用 図 書 の
意 見 書 6 枚 中 6 枚 目 受 理 2380 48 187 7 10 小 泉 首 相 が 北 朝 鮮 を 訪 問 し 金 正 日 国 防 委 員 長 ( 総 書 記 )と 会 談 して 日 朝 平 壌 宣 言 で 国 交 回 復 をうたった しかし, その 後 の 安 倍 内 閣 は, 拉 致 問 題 などで 圧 力 を 強 める 政 策 をおこなった 憲 法 問 題 の 動 向 と 自 衛 隊 との 関 連 が 理 解 し 難 い 表 現 で 49 187 13 15 日 本 の 侵 略 加 害 の 事 実 を 記 述 する 教 科 書 を 自 虐 的 と 非 難 する 教 科 書 があ らわれたこと 50 187 側 注 7 この 教 科 書 の 採 択 をめぐって 各 地 で 大 きな 市 民 運 動 がおこっている 51 188 19 20 イギリスはイラク 攻 撃 の 誤 りを 認 め イラク 攻 撃 に 対 するイギリスの 態 度 について 誤 解 す るおそれのある 表 現 で 52 188 側 注 2 小 さな 爆 弾 を 数 十 から 数 百 個 を 束 にし て 大 きな 爆 弾 にしたもの 防 衛 的 なも のではなく, 民 衆 を 殺 害 する 攻 撃 の 兵 器 クラスター 爆 弾 の 説 明 として 不 正 確 で 3(1) 53 189 上 円 グ ラフ 円 グラフ 世 界 の 軍 事 費 の 割 合 学 習 上 必 要 な 出 典 年 次 が 示 されていない 2(10) ヌチドウタカラの 家 名 称 として 不 正 確 で 54 193 23 3(1) 55 193 37 第 二 次 訴 訟 の 杉 本 判 決 で, は 違 憲 との 判 決 を 受 けた 際 の 教 科 書 裁 判 について 誤 解 するおそれのある 表 現 であ る 56 194 197 現 代 からの 探 究 ( 全 体 ) 歴 史 を 調 べ, 歴 史 に 学 び, 未 来 をきずく 高 校 生 は 学 習 指 導 要 領 に 示 す 内 容 の(3)のウの 近 現 代 の 歴 史 にかかわる 身 の 回 りの 社 会 的 事 象 と 関 連 させた 適 切 な 主 題 を 設 定 させ, 資 料 を 活 用 して 探 究 し,その 解 決 に 向 けた 考 えを 表 現 する 活 動 を 通 して 2(1), 歴 史 的 な 見 方 や 考 え 方 を 身 に 付 けさせる 及 び 内 容 の 取 扱 い の(3)のイの 資 料 を 活 用 して 歴 史 を 考 察 したりその 結 果 を 表 現 したりする 技 能 を 高 めること に 照 らして, 扱 いが 不 適 切 で の 欄 には 義 務 教 育 諸 学 校 教 科 用 図 書 又 は 高 等 学 校 教 科 用 図 書 の